JPH09208012A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JPH09208012A
JPH09208012A JP1951496A JP1951496A JPH09208012A JP H09208012 A JPH09208012 A JP H09208012A JP 1951496 A JP1951496 A JP 1951496A JP 1951496 A JP1951496 A JP 1951496A JP H09208012 A JPH09208012 A JP H09208012A
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JP1951496A
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Katsuharu Onishi
克治 大西
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降装置において、物品搭載部を吊下げ支持
する索状体の伸びを原因とする昇降装置の搬送作業効率
の低下を可及的に抑制する。 【解決手段】 物品を搭載する物品搭載部CCと、その
物品搭載部CCを吊下げ支持する索状体30a,30b
と、索状体30a,30bを昇降駆動する駆動手段UD
と、索状体30a,30bの伸び量を検出する伸び量検
出手段EDと、伸び量検出手段EDの検出情報に基づい
て、異常回復用処理を実行する制御手段とが備えられた
昇降装置において、前記制御手段は、前記異常回復用処
理として、伸び量検出手段EDが検出する伸び量が、第
1の設定伸び量以上となったときに警報信号を出力し、
且つ、伸び量検出手段EDが検出する伸び量が、前記第
1の設定伸び量より大きい値に設定されている第2の設
定伸び量以上となったとき、駆動手段UDの作動を停止
させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を搭載する物
品搭載部と、その物品搭載部を吊下げ支持する索状体
と、その索状体を昇降駆動する駆動手段と、前記索状体
の伸び量を検出する伸び量検出手段と、その伸び量検出
手段の検出情報に基づいて、異常回復用処理を実行する
制御手段とが備えられた昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる昇降装置は、物品搭載部を吊下げ
支持する索状体を昇降駆動することにより、物品の昇降
搬送を行うための装置である。物品搭載部を吊下げ支持
する索状体には、物品搭載部等の重量が荷重としてかか
るので、この索状体は、長期の使用により徐々に伸びる
のが一般的である。従って、その索状体の伸びを修正す
る作業が必要となるが、このために従来から、索状体の
伸び量を検出する伸び量検出手段を備え、その伸び量検
出手段が検出する索状体の伸び量が設定以上となると、
制御手段が昇降装置の作動を停止して、作業者に対して
索状体の伸びを修正する作業を要求する異常回復用処理
を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来技術
では、伸び量検出手段が設定以上の索状体の伸びを検出
すると、即座に昇降装置による物品の搬送作業が停止し
てしまい、搬送作業効率を低下させてしまう不都合があ
った。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、索状体の伸びを原因とする昇降装置の
搬送作業効率の低下を可及的に抑制する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、制御手段は、伸び量検出手段が検
出する索状体の伸び量が第1の設定伸び量以上となる
と、警報信号を出力し、更に索状体が伸びて、伸び量検
出手段が検出する索状体の伸び量が、第1の設定伸び量
より大きい第2の設定伸び量以上となると、索状体を昇
降駆動する駆動手段の作動を停止させる異常回復用処理
を実行する。つまり、索状体の伸びが第1の設定伸び量
以上となった状態では、索状体を昇降駆動する駆動手段
を即座に停止させるのではなく、警報信号を出力して、
作業者に索状体の伸びを修正すべきことを報知するのに
留めるのである。
【0005】作業者は、この制御手段の警報信号によっ
て、索状体の伸びの修正作業を行う必要のあることを認
識できて、例えば、夜間に搬送作業を停止した場合等、
昇降装置が作動停止しているときを見計らって索状体の
伸びの修正作業を行える。そして、制御手段が警報信号
を出力したときに、何らかの理由で作業者が索状体の伸
びの修正作業を行わないような場合でも、索状体の伸び
が、第1の設定伸び量より大きい第2の設定伸び量以上
となると、駆動手段による索状体の昇降駆動を作動停止
して、昇降装置に何らかの異常事態が発生するのを回避
しているのである。すなわち、索状体の伸びを2段階に
検知することで、昇降装置に何らかの異常事態が発生す
るのを的確に回避しながら、昇降作業中の昇降装置の作
動停止を可及的に防止して、索状体の伸びを原因とする
昇降装置の搬送作業効率の低下を可及的に抑制すること
ができるのである。
【0006】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、物品搭載部は、複数本の索状体によって吊下げ
支持され、その複数本の索状体は纏めて巻回されて、駆
動手段にて牽引駆動される。従って、複数本の索状体で
確実に物品搭載部を吊下げ支持しながらも、一つの駆動
手段にて索状体を牽引駆動でき、構成の簡素化を図れ
る。又、上記請求項3記載の構成を備えることにより、
伸び量検出手段は、索状体の伸び量を検出するについ
て、作動量検出手段が検出する駆動手段の作動量と、昇
降高さ検出手段が検出する、物品搭載部が一つの特定高
さに位置するか否かの情報とによって、索状体の伸び量
を検出する。すなわち、駆動手段の作動量は物品搭載部
の昇降量に対応するので、駆動手段の作動量によって物
品搭載部の昇降位置を把握できる。ところが、索状体が
伸びると、駆動手段の作動量によって把握している昇降
位置と実際の物品搭載部の昇降位置とにずれが生じる。
そこで、物品搭載部が一つの特定高さに達したときの駆
動手段の作動量の経時的な変化を検出することによって
索状体の伸びを検出できるのである。この駆動手段の作
動量を検出する作動量検出手段は、物品搭載部の昇降位
置の制御のために本来的に設けられている場合が多いの
で、他の用途のために設けられるものを利用すること
で、索状体の伸び量を検出するための構成を可及的に簡
素化することができる。
【0007】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、物品搭載部は、収納棚に沿って上下方向に昇降
移動して、上下方向並びに横方向に並列する状態で備え
られた各収納部と、物品の搬出入部との間で物品を搬送
し、収納棚に物品を保管する機能を備えさせている。物
品搭載部は、物品の搬出入部及び上下方向並びに横方向
に並列する状態の各収納部に対して受渡しを行うため
に、案内レールをそれの長手方向複数箇所において索状
体にて吊下げ支持して昇降自在とし、その案内レールに
沿って物品保持部を収納棚横幅方向に駆動移動自在とし
て、物品保持部を各収納部及び物品の搬出入部に対する
設定物品移載位置に位置させる。このような構成の物品
搭載部においては、物品の搬送のための主要部分をなす
案内レールを吊下げ支持する索状体の管理は、装置全体
から見ても重要な要素となる。そこで、上記のように、
索状体の伸びを原因とする昇降装置の搬送作業効率の低
下を可及的に抑制することが極めて有効となる。
【0008】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、伸び量検出手段が検出する索状体の伸び量が第
1の設定伸び量以上となったときに、制御手段が警報信
号を出力すると、表示制御手段は、物品搭載部の稼働状
況を表示するモニタに、その旨を表示する。つまり、作
業者が物品搭載部の稼働状態を確認するために定常的に
監視するモニタに、索状体の伸び量が第1の設定伸び量
以上となったことを併せて表示するので、索状体の伸び
を修正するべき状態であることを作業者が的確に認識で
き、昇降装置を一層便利なものとできる。
【0009】又、上記請求項6記載の構成を備えること
により、伸び量検出手段が検出する索状体の伸び量が、
第1の設定伸び量よりも大きい第2の設定伸び量以上と
なると、制御手段は索状体を昇降駆動する駆動手段を作
動停止させるのであるが、それに伴って、表示制御手段
が、索状体の伸び量が第2の設定伸び量以上となったこ
とをモニタ表示する。この表示は、索状体の伸び量が第
1の設定伸び量以上となったことの表示と区別して表示
される。従って、作業者が、物品搭載部の昇降が停止し
ているのが、索状体の伸びに起因するものであることを
即座に認識でき、昇降装置を一層便利なものとすること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の昇降装置を物品保
管装置として具体化した実施の形態を図面に基づいて説
明する。図1に、物品の一例としてのコンテナCを、前
後に所定間隔を隔てて一対備えられた収納棚2A,2B
の収納部1のうちのいずれかの収納部1に収納させるこ
とができると共に、所定の収納棚2A,2Bに収納され
るコンテナCを取り出すことができるようにした物品保
管装置が示されている。尚、コンテナCには、例えば、
小型部品等が品種別に積載される。
【0011】収納部1は、一対の収納棚2A,2Bの夫
々において、上下方向並びに横方向に並列する状態で、
複数設けられている。前方側に位置する収納棚2Aの下
部側の収納部1を利用して上下2段のコンテナCの搬出
入部4が設けられている。又、一対の収納棚2A,2B
の前後中間部には、コンテナCを各収納部1と搬出入部
4との間に亘って搬送するための物品搭載部CCが備え
られている。上下2段の搬出入部4の夫々は、いずれ
も、外部からコンテナCの搬入と、収納棚2A,2Bか
ら外部へコンテナCの搬出との両方を行えるものである
が、例えば、上段側をコンテナCの搬入専用とし、下段
側をコンテナCの搬出専用として、上段側の物品搬入部
と下段側の物品搬出部とをあわせて搬出入部4として構
成する等、物品の搬出を行うかあるいは搬入を行うかを
任意に設定できる。
【0012】一対の収納棚2A,2Bは、支柱8と、支
柱8の夫々にわたって上下方向に所定間隔をあけて架設
連結された複数の横フレーム9と、コンテナCの左右両
端底部を支持するべく所定間隔をあけて前後方向に沿っ
て架設連結された多数の係止部材10と、各支柱8の上
端部を連結する横杆11とから構成されている。係止部
材10は、コンテナCの横移動を阻止するように断面略
L字状に形成されている。収納棚2A,2Bには、図1
に示すように、収納棚2Aの前面縁部、収納棚2bの後
面縁部(図示を省略)及び収納棚2A,2Bの側部下方
側部分は、カバーCVにて覆ってあり、収納棚2A,2
Bの側部下方側部分には、各種の情報を表示するモニタ
MTと、各種の指示を入力するための操作卓Oが備えら
れている。搬出入部4には、コンテナCを収納棚2A,
2Bに対して搬出入するためのローラコンベアRCが連
設され、ローラコンベアRCには、図示を省略するが、
ローラコンベアRC上を搬送されるコンテナCを搬送横
幅方向の中央に位置させるためのセンタリング装置が備
えられている。
【0013】コンテナCを搭載する物品搭載部CCは、
コンテナCを保持して搬送する物品保持部6と、物品保
持部6を収納棚2A,2Bの略横方向全幅に亘って案内
する案内レール5と、その案内レール5に沿って物品保
持部6を移動させる横動駆動部HDとからなり、案内レ
ール5は、図1及び図2に示すように、横方向両端部の
2箇所において索状体であるワイヤ30a,30bにて
吊下げ支持されて構成されている。このワイヤ30a,
30bは、図2に示すように、一方のワイヤ30aは、
水平軸芯周りに回動自在の案内ドラム29a,29bに
巻回された後、収納棚2Aの下端部に設置されている巻
き取りドラム29cに連結され、他方のワイヤ30b
は、水平軸芯周りに回動自在の案内ドラム29d、縦軸
芯周りに回動自在の案内ドラム29e、更に案内ドラム
29bに巻回された後、ワイヤ30aと同様に巻き取り
ドラム29cに連結されている。つまり、2本のワイヤ
30a,30bを纏めて巻き取りドラム29cに巻回し
て、巻き取りドラム29cを電動モータM1にて回動駆
動することで、ワイヤ30a,30bを牽引駆動して、
収納棚2A,2Bの上下高さのほぼ全域にわたって案内
レール5を昇降駆動する。従って、電動モータM1及び
巻き取りドラム29cは、ワイヤ30a,30bを昇降
駆動する駆動手段UDとして機能する。
【0014】電動モータM1にはそれの回転軸と連動す
るロータリエンコーダ31が備えられており、ロータリ
エンコーダ31の出力パルス信号は、図6に示すよう
に、コントローラCOの伸び量演算部100に入力され
て、そのパルス信号を積算することにより、駆動手段U
Dの作動量が求められ、後述するようにワイヤ30a,
30bの伸び量の検出に用いられる。又、ロータリエン
コーダ31の出力パルス信号は、電動モータM1の作動
を制御する主制御部101にも入力され、そのパルス信
号を、例えば上昇時は加算,降下時は減算するように積
算して、案内レール5の昇降位置を検出するための情報
とされる。従って、ロータリエンコーダ31及びコント
ローラCOの伸び量演算部100は、駆動手段UDの作
動量を検出する作動量検出手段OAとして機能する。電
動モータM1は、図6に示すように、昇降駆動用のイン
バータ回路55により駆動され、そのインバータ回路5
5は、コントローラCOにて制御される。案内レール5
は、図2に示すように、それの左右両端夫々に上下一対
に取り付けられた被案内部40の被案内溝40aが、図
1に示す案内板支持枠41に案内レール5側に突出する
状態で取り付けられている案内板41aに係合案内され
て、その姿勢が規制されている。
【0015】案内レール5における電動モータM1設置
側から遠い側の端部には、図7において概略的に示すよ
うに、案内レール5が一つの特定高さに位置するか否か
を検出するためのフォトインタラプタ形式の光学式セン
サ61aが取り付けられている。その光学式センサ61
aの検出対象である遮光板61bは、支柱8の下方側の
1箇所に、案内板支持枠41の近くに位置させた状態で
取り付けられている。光学式センサ61aの検出情報
は、コントローラCOの伸び量検出部100に入力さ
れ、光学式センサ61aが遮光板61bを検出した時点
で、案内レール5が一つの特定高さに位置することを検
出できる。従って、光学式センサ61a及び遮光板61
bは、物品搭載部CCが一つの特定高さに位置するか否
かを検出する昇降高さ検出手段61として機能する。
【0016】次に物品保持部6の横移動操作構造等につ
いて説明する。図3乃至図5に示すように、物品保持部
6は、主に、断面が略H状の案内レール5の前後両側部
及び上部側を覆う状態のフレーム48と、フレーム48
の上部に取り付けられた4つの走行輪49と、フレーム
48の側部に縦軸芯周りに回動自在に取り付けられた片
側3個で計6個のガイド輪50と、フレーム48の側部
に水平軸芯周りに回動自在に取り付けられて案内レール
5に下方側から接する2つのガイド輪51と、フレーム
48上に取り付けられたフォーク機構52とから構成さ
れている。
【0017】この物品保持部6を案内レール5に沿って
移動させる横動駆動部HDは、案内レール5における両
端部の夫々に前後軸芯周りで回転自在に支承されたプー
リ53,53に巻回された駆動ベルト54と、一方のプ
ーリ53を回動駆動する電動モータM2とを主要部とし
て構成され、駆動ベルト54の両端が、物品保持部6の
フレーム48に連結されて、電動モータM2の回動駆動
によって、駆動ベルト54が長手方向に移動操作され
て、物品保持部6が横移動操作される。駆動ベルト54
は、略H状の案内レール5にて形成される側方空間内に
収まるように配置され、省スペース化を図っている。
【0018】電動モータM2は、図6に示すように、横
行駆動用のインバータ回路56にて駆動され、そのイン
バータ回路56は、コントローラCOにて制御される。
電動モータM2の駆動による物品保持部6の収納棚横幅
方向における移動量を検出するために、図5に示すよう
に、物品保持部6のフレーム48に、案内レ−ル5に接
触して回動する回動ローラ60aと、その回動ロ−ラ6
0aの回動量を検出するロータリエンコーダ60とが取
り付けられている。ロータリエンコーダ60の出力は、
図6に示すように、コントローラCOに入力され、コン
トローラCOでは、図示しない原点センサの位置からの
ロータリエンコーダ60の回転量によって物品保持部6
の収納棚横方向での位置を特定する。
【0019】フォーク機構52は、一対の収納棚2A,
2Bの夫々の収納部1に対して出退自在で、各収納部1
の夫々及び搬出入部4と、自己すなわち物品保持部6と
の間でコンテナCの移載を行う。フォーク機構52の左
右両側には棒状の接触センサ57が夫々2個ずつ備えら
れている。フォーク機構52にてコンテナCを物品保持
部6に搭載したときに、コンテナCが、コンテナCの横
方向(収納棚2A,2Bの横方向と一致)の中心位置と
フォーク機構52の横方向の中心位置とがほぼ一致する
標準の搭載位置に位置するときは、4つの接触センサ5
7の何れとも接触しないが、標準の搭載位置から左右何
れかの方向にずれて、この接触センサ57に接触するこ
とで、コンテナCの荷くずれを検出できる。
【0020】次に、コントローラCOの制御による、コ
ンテナCの物品保管装置への搬入作業及び搬出作業につ
いて説明する。上段側あるいは下段側の搬出入部4にコ
ンテナCが搬入されると、電動モータM1,M2を制御
駆動して、案内レール5及び物品保持部6を、物品保持
部6に備えられたフォーク機構52の収納棚横幅方向に
おける中央位置が搬出入部4の収納棚横幅方向における
中央位置とがほぼ一致し、且つ、フォーク機構の52の
上面が搬出入部4のコンテナCの下面より僅かに下側位
置に位置するように移動させる。この位置が、搬出入部
4のコンテナCを物品保持部6に移載するときの設定物
品移載位置であり、収納部1のコンテナCを物品保持部
6に移載する場合も同様である。
【0021】案内レール5の搬出入部4及び各収納部1
に対応した昇降高さは、上述のように、電動モータM1
に備えられたロータリエンコーダ31の出力パルス信号
の積算値に対応付けて設定されており、物品保持部6の
搬出入部4及び各収納部1に対応した収納棚2A,2B
横方向の位置も、図5に示す回転ローラ60aの回転量
を検出するロータリエンコーダ60の出力パルス信号に
対応付けられて設定されている。次に、フォーク機構5
2を搬出入部4のコンテナCの下方側位置に突出させ、
その後、電動モータM1にて案内レール5を上昇させ
て、フォーク機構52の上面にコンテナCが載置される
状態とする。コンテナCを載置した状態のフォーク機構
52を物品保持部6側に引退させると、物品保持部6に
コンテナCを搭載した状態となる。尚、収納部1から物
品保持部6へコンテナCを移載する場合も上記と同じ動
作を行う。
【0022】フォーク機構52上にコンテナCを搭載し
た状態で、案内レール5及び物品保持部6を空きの収納
部1に移動させる。このとき、物品保持部6に備えられ
たフォーク機構52の収納棚横幅方向における中央位置
が収納部1の収納棚横幅方向における中央位置とがほぼ
一致し、且つ、フォーク機構の52の上面が収納部1の
係止部材10の上面より僅かに高くなるように設定す
る。この位置が、物品保持部6のコンテナCを収納部6
に移載するときの設定物品移載位置であり、物品保持部
6のコンテナCを搬出入部4に移載する場合も同様であ
る。この状態で、フォーク機構52を収納部1側に突出
させて、コンテナCを係止部材10の上方に位置させ、
更に、コンテナCが係止部材10上に載置される状態と
なるまで案内レール5を降下させた後、フォーク機構5
2を物品保持部6側に引退させる。
【0023】収納棚2A,2Bに収納されているコンテ
ナCを搬出入部4から搬出する場合は、上記の搬入の動
作とほぼ逆の動作を行う。先ず、搬出の指示のあったコ
ンテナCを収納している収納部1へ、案内レール5及び
物品収納部6を移動させ、上記と同様にして、コンテナ
Cを物品保持部6に搭載する。そして、搭載したコンテ
ナCを搬出入部4に搬送し、搬出入部4からローラコン
ベアRCにて外部に搬出する。
【0024】上記のコントローラCOの制御による昇降
装置の稼働状況は、図8に示すように、モニタMTに表
示される。稼働状況の表示としては、案内レール5等に
よるコンテナCの搬送状況と、ローラコンベアRCによ
る入出庫状況とが表示される。案内レール5等による搬
送状況の表示形態としては、案内レール5、物品保持部
6及びワイヤ30a,30bが模式的に描かれており、
実際の案内レール5及び物品保持部6の移動に対応して
表示上の案内レール5及び物品保持部6も移動する。
又、物品保持部6にコンテナCが保持されているとき
は、そのコンテナCも模式的に描かれる。物品保持部6
の具体的な位置は、これらの模式表示の右側の現在地表
示欄62に、収納部1の左右方向に並び順で表現した
「ベイ」と上下方向の並び順で表現した「レベル」とに
よって表示される。尚、模式表示の表示色は、停止状態
では青色表示とし、起動すると緑色表示に変化して視覚
的に区別しやすいものとしてある。
【0025】ローラコンベアRCによる入出庫状況の表
示は、外部からコンテナCを入庫するように作動してい
るときは、上記模式表示の右側の「入庫コンベア」の表
示が停止時の青色表示から緑色表示に変わり、外部へコ
ンテナCを出庫するように作動しているときは、「出庫
コンベア」の表示が停止時の青色表示から緑色表示に変
わる。又、モニタMTの表示画面上には、タッチパネル
TPが取り付けられており、上記の模式表示等以外に、
各種の指示を入力するためのスイッチ表示SWが表示さ
れている。
【0026】次に、上記の如く搬送作業を行っていると
きに、ワイヤ30a,30bが伸びた場合の、コントロ
ーラCOによる異常回復用処理について説明する。ワイ
ヤ30a,30bの伸びの検出は、案内レール5の電動
モータM1設置側から遠い側の端部を吊下げ支持するワ
イヤ30bの伸びを検出対象とする。ワイヤ30bを検
出対象とするのは、ワイヤ30bはワイヤ長が長く、伸
び量が大きいためである。ワイヤ30bの伸び量の検出
方法としては、種々の方法があるが、本実施の形態で
は、伸び量検出部100が、案内レール5の昇降制御を
行う主制御部101と同様に、ロータリエンコーダ31
の出力パルス信号を、案内レール5の昇降に応じて加減
算する積算処理を行い、光学式センサ61aが遮光板6
1bを検出して、案内レール5が、遮光板61bを設置
した特定高さに位置した時点の、上記ロータリエンコー
ダ31の出力パルス信号の積算値が、初期値(昇降装置
の設置時等における値)からどれだけ変化したかによっ
てワイヤ30bの伸び量を検出するのである。
【0027】つまり、ワイヤ30bが伸びると、上記ロ
ータリエンコーダ31の出力パルス信号の積算値が同一
であっても、案内レール5の実際の位置が下がることに
なる。この案内レール5の下がった分をワイヤ30bの
伸び量として検出するのである。従って、光学式センサ
61a及び遮光板61bからなる昇降高さ検出手段6
1、ロータリエンコーダ31及びコントローラCOの伸
び量演算部100にてワイヤ30a,30bの伸び量を
検出する伸び量検出手段EDを構成している。尚、ワイ
ヤ30bの伸び量を検出するための他の方法としては、
ロータリエンコーダ31としてアブソリュート形のもの
を採用し、光学式センサ61aが遮光板61bを検出し
た時点のロータリエンコーダ31の検出信号が、初期値
(昇降装置の設置時等における値)からどれだけ変化し
たかによってワイヤ30bの伸び量を検出することもで
き、この方法でワイヤ30bの伸び量を検出しても良
い。
【0028】伸び量演算部100が求めたワイヤ30b
の伸び量が、第1の設定伸び量以上となると、コントロ
ーラCOの主制御部101は警報信号をモニタ制御部1
02に出力する。モニタ制御部102は、この警報信号
を受け取ると、図8に示すモニタMTの表示画面におい
て、緑色表示されていたワイヤ30a,30bの模式図
を赤色の点滅表示に切換えて、ワイヤ30a,30bの
伸びの修正作業を行うべきことを作業者に知らせる。こ
れと同時に、上記模式図の表示部分の下側に設けられた
メッセージ表示欄63に「メッセージスイッチを押して
下さい」と表示し、メッセージスイッチ表示64を点滅
させる。作業者がこのメッセージスイッチ表示64の部
分のタッチパネルを押し操作すると、モニタMTの画面
表示が切り換わり、ワイヤ30a,30bの伸びの修正
手順が表示される。
【0029】更に、伸び量検出手段EDにて検出するワ
イヤ30bの伸び量が、第1の設定伸び量より大きい第
2の設定伸び量以上となると、コントローラCOの主制
御部101は、案内レール5及び物品搭載部6の作動を
停止させ、モニタ制御部102にワイヤ30bの伸びを
原因として作動停止させたことを通知する。モニタ制御
部102は、この通知を受けて、図8に示すモニタMT
の表示画面において、ワイヤ30a,30bの模式図を
赤色の点滅表示から単純な赤色表示に切換えて、ワイヤ
30bの伸び量が第2の設定伸び量以上となったこと
を、第1の設定伸び量以上となったことの表示と区別し
て表示する。又、これと同時に、メッセージ表示欄63
に「機器の赤い部分を押して下さい」と表示する。作業
者がこの「機器の赤い部分」すなわち赤色表示のワイヤ
30a,30bの模式図の表示部分を押し操作すると、
モニタMTの画面表示が切り換わり、復旧操作の手順が
表示される。
【0030】従って、コントローラCOの主制御部10
1は、上記の異常回復用処理を実行する制御手段ERと
して機能し、コントローラCOのモニタ制御部102
は、モニタMT画面上に、ワイヤ30a,30bの伸び
が第1の設定伸び量以上となったことを表示し、又、第
2の設定伸び量以上となったことを、第1の設定伸び量
以上となったことの表示と区別して表示する表示制御手
段DCとして機能する。尚、上記第1の設定伸び量及び
第2の設定伸び量は、ワイヤ30a,30bの耐久性等
に応じて任意に設定できる。
【0031】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、ワイヤ30a,30bの伸び
量を検出するについて、ワイヤ30bの伸び量のみを検
出して、それをワイヤ30a,30bの伸び量として代
表させているが、ワイヤ30a及びワイヤ30bの伸び
量を各別に検出し、伸び量の大きい方を、ワイヤ30
a,30bの伸び量としても良い。 上記実施の形態では、ワイヤ30a,30bの伸び
量が第1の設定伸び量以上となったときに、主制御部1
01が警報信号を出力すると、モニタMTに第1の設定
伸び量以上となったことを表示する構成としているが、
ランプによって第1の設定伸び量以上となったことを表
示する構成としても良い。又、このとき、第2の設定伸
び量以上となったときは、第1の設定伸び量以上となっ
たときのランプによる表示と色違いのランプ表示とすれ
ば良い。更に、主制御部101が警報信号を出力する
と、警報音によって、第1の設定伸び量以上となったこ
と、又、第2の設定伸び量以上となったことを報知する
構成としても良い。
【0032】 上記実施の形態では、ワイヤ30a,
30bの伸び量を検出する伸び量検出手段EDは、第2
の設定伸び量を検出するについて、第1の設定伸び量を
検出するのと同一構成の手段で検出しているが、例え
ば、上記ロータリエンコーダ31の出力パルス信号の積
算値によって案内レール5の昇降最下端を設定し、遮光
板61bの下方側箇所に遮光板61bよりも縦長の補助
遮光板を設置し、その補助遮光板の上端の高さを、ワイ
ヤ30bの伸び量が第2の設定伸び量に達していないと
きは、上記昇降最下端位置に位置する案内レール5の光
学式センサ61aに検出されず、ワイヤ30bが第2の
設定伸び量以上に伸びて、上記昇降最下端位置に位置す
る案内レール5の存在位置が下がったときに、光学式セ
ンサ61aに検出される位置に設定することにより、案
内レール5を上記昇降最下端位置に位置させたときに、
光学式センサ61aが上記補助遮光板を検出すれば、ワ
イヤ30bの伸び量が第2の設定伸び量以上となったと
検出する構成として良い。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる全体斜視図
【図2】本発明の実施の形態にかかる案内レールの支持
構成を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態にかかる案内レールの正面
【図4】本発明の実施の形態にかかる案内レールの平面
【図5】本発明の実施の形態にかかる物品保持部の側面
【図6】本発明の実施の形態にかかるブロック図
【図7】本発明の実施の形態にかかる動作説明図
【図8】本発明の実施の形態にかかるモニタの表示例を
示す図
【符号の説明】
1 収納部 2A,2B 収納棚 4 搬出入部 5 案内レール 6 物品保持部 30a,30b 索状体 61 昇降高さ検出手段 CC 物品搭載部 DC 表示制御手段 ED 伸び量検出手段 ER 制御手段 MT モニタ OA 作動量検出手段 UD 駆動手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搭載する物品搭載部(CC)と、 その物品搭載部(CC)を吊下げ支持する索状体(30
    a),(30b)と、 その索状体(30a),(30b)を昇降駆動する駆動
    手段(UD)と、 前記索状体(30a),(30b)の伸び量を検出する
    伸び量検出手段(ED)と、 その伸び量検出手段(ED)の検出情報に基づいて、異
    常回復用処理を実行する制御手段(ER)とが備えられ
    た昇降装置であって、 前記制御手段(ER)は、前記異常回復用処理として、
    前記伸び量検出手段(ED)が検出する伸び量が、第1
    の設定伸び量以上となったときに警報信号を出力し、且
    つ、前記伸び量検出手段(ED)が検出する伸び量が、
    前記第1の設定伸び量より大きい値に設定されている第
    2の設定伸び量以上となったとき、前記駆動手段(U
    D)の作動を停止させるように構成されている昇降装
    置。
  2. 【請求項2】 前記索状体(30a),(30b)は、
    前記物品搭載部(CC)の複数箇所を吊下げ支持するよ
    うに複数本備えられ、 前記駆動手段(UD)は、前記複数本の索状体(30
    a),(30b)を纏めて巻回して牽引駆動するように
    構成されている請求項1記載の昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記伸び量検出手段(ED)は、 前記駆動手段(UD)の作動量を検出する作動量検出手
    段(OA)と、 前記物品搭載部(CC)が一つの特定高さに位置するか
    否かを検出する昇降高さ検出手段(61)とが備えら
    れ、 前記作動量検出手段(OA)の検出情報と、前記昇降高
    さ検出手段(61)の検出情報とに基づいて前記索状体
    (30a),(30b)の伸びを検出するように構成さ
    れている請求項2記載の昇降装置。
  4. 【請求項4】 上下方向並びに横方向に並列する状態で
    複数の収納部(1)を備えた収納棚(2A),(2B)
    と、物品の搬出入部(4)とが設けられ、 前記物品搭載部(CC)は、 前記各収納部(1)の夫々及び前記搬出入部(4)に対
    する設定物品移載位置において、前記各収納部(1)の
    夫々及び前記搬出入部(4)と、自己との間において物
    品の移載を行う物品保持部(6)と、 その物品保持部(6)を収納棚横幅方向に駆動移動自在
    に支持し、且つ、長手方向複数箇所において前記索状体
    (30a),(30b)にて吊下げ支持される案内レー
    ル(5)とから構成されている請求項1、2又は3記載
    の昇降装置。
  5. 【請求項5】 モニタ(MT)画面上に、前記物品搭載
    部(CC)の稼働状況を表示し、且つ、前記制御手段
    (ER)が前記警報信号を出力するに伴って、前記伸び
    量検出手段(ED)の検出する伸び量が、前記第1の設
    定伸び量以上となったことを表示する表示制御手段(E
    R)とが設けられている請求項1、2、3又は4記載の
    昇降装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段(ER)は、 前記伸び量検出手段(ED)の検出する伸び量が前記第
    2の設定伸び量以上となって、前記制御手段(ER)が
    前記駆動手段(UD)の作動を停止させたときに、前記
    モニタ(MT)の画面上に、前記伸び量検出手段(E
    D)の検出する伸び量が前記第2の設定伸び量以上とな
    ったことを、前記第1の設定伸び量以上となったことの
    表示と区別して表示するように構成されている請求項5
    記載の昇降装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012166903A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Tcm Corp リフトチェーンのメンテナンス時期告知装置
JP2023180591A (ja) * 2022-06-09 2023-12-21 村田機械株式会社 搬送システム、および搬送システム制御方法
CN117623022A (zh) * 2023-10-23 2024-03-01 日立电梯(上海)有限公司 伸缩梁长度控制方法、装置、计算机设备及存储介质

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