JPH09208055A - 長尺材集積装置 - Google Patents

長尺材集積装置

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JPH09208055A
JPH09208055A JP1581496A JP1581496A JPH09208055A JP H09208055 A JPH09208055 A JP H09208055A JP 1581496 A JP1581496 A JP 1581496A JP 1581496 A JP1581496 A JP 1581496A JP H09208055 A JPH09208055 A JP H09208055A
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JP
Japan
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plate
pair
long material
shelves
swivel
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Application number
JP1581496A
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English (en)
Inventor
Masaharu Kocha
正治 古茶
Masayuki Kimura
昌幸 木村
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Kioritz Corp
Original Assignee
Kyoritsu Noki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状長尺材を積み重ねる作業を人手に頼るこ
となく自動的にしかも迅速に行えるようにして稼働率、
安全性、及び信頼性を高める。 【解決手段】 板状長尺材Wを所定高さ位置まで扛上す
る左右一対のリフター21,21と、この左右一対のリ
フター21,21により扛上せしめられた前記板状長尺
材Wを所定枚数になるまで順次下側に積み重ねて蓄積す
る左右一対のストッカー30,30とからなり、前記左
右一対のストッカー30,30がそれぞれ前記板状長尺
材Wを受け取る2連の旋回棚31,32を有し、該2連
の旋回棚31,32は相互に一定角度間隔をあけたまま
同期して旋回せしめられるとともにその旋回面に対して
直交する方向に独立して移動可能とされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば板状に製材
された木材等の長尺材を所定枚数になるまで積み重ねる
作業を自動的に行うようにされた長尺材選別集積装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、図17に示される如
くの多数本の木材Kを製材して、厚みdが略同じで幅寸
法(板幅)bの異なる何枚かの板材(板状長尺材)W,
W,─を得、得られた各板材W,W,─をその幅寸法b
に応じて幾種類かに選別分類して積み重ね、幅寸法が所
定の範囲内(例えば74mm以上で76mm未満)にあ
る板材W,W,─が所定枚数(例えば10枚)積み重ね
られると、その10枚の板材W,W,─からなる積層物
を梱包(バンド掛け)するとともに、所定長さに鋸断し
て出荷することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、前記
製材作業、梱包作業、及び鋸断作業は、ある程度は省力
化、機械化及び自動化が進められているが、板材W,
W,─をその幅寸法に応じて幾種類かに選別分類して積
み重ねる作業は、未だ省力化、機械化及び自動化が充分
には達成されておらず、人手に頼っている部分が多い。
そのため、特に積み重ね作業には、多大な労力と時間を
要し、製材作業に要する時間に比して積み重ね作業に多
くの時間がかかるので、製材された板材が積み重ね工程
で滞ってしまい、設備全体の稼働率を低下させる原因と
なっていた。また、積み重ね作業を人手で行う場合に
は、効率が悪く疲れるだけでなく、怪我等をしやすいの
で、この点でも、省力化、機械化及び自動化が望まれ
る。
【0004】なお、以上は、木材を製材して得られた板
材W,W,─を選別分類して積み重ねる場合を例にとっ
て説明したが、同様な積み重ね作業は、木材だけに限ら
ず、他の合板や樹脂板等についても行われ、また、板状
長尺材の幅寸法だけでなく、その厚み、ランク(傷の有
無等)、仕様、木の種類、性状等に応じて行われる場合
もあり、この場合も同様な問題が発生する。本発明は、
このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、板状長尺材を積み重ねる作業を人手に頼る
ことなく自動的にしかも迅速に行えるようにして、稼働
率、安全性、及び信頼性を高めることができるようにさ
れた長尺材集積装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る長尺材選別集積装置は、板状長尺材を
所定高さ位置まで扛上する左右一対のリフターと、この
左右一対のリフターにより扛上せしめられた前記板状長
尺材Wを所定枚数になるまで順次下側に積み重ねて蓄積
する左右一対のストッカーとからなり、前記左右一対の
ストッカーがそれぞれ前記板状長尺材Wを受け取る2連
の旋回棚を有し、該2連の旋回棚は相互に一定角度間隔
をあけたまま同期して旋回せしめられるとともにその旋
回面に対して直交する方向に独立して移動可能とされて
いることを特徴としている。
【0006】本発明の長尺材集積装置の好ましい態様で
は、前記左右一対のリフターにより扛上せしめられた前
記板状長尺材によって前記2連の旋回棚のうちの一方が
押し上げられ、この状態で前記2連の旋回棚を所定角度
旋回させることにより、前記扛上せしめられた板状長尺
材Wが前記2連の旋回棚のうちの他方に移載されるとと
もに、前記前記2連の旋回棚のうちの一方に前記板状長
尺材が載せられている場合には、その載せられている板
状長尺材の下側に前記扛上せしめられた板状長尺材Wが
挿入されて積み重ねられるようにされる。
【0007】また、さらに好ましい態様としては、前記
2連の旋回棚を共通の直線動アクチュエータによりラッ
ク−ピニオン機構を介して旋回せしめられるようにされ
ているものが挙げられる。本発明の長尺材集積装置に備
えられる左右一対のリフターとしては、それぞれ、相互
に平行に配置された直線動アクチュエータと、前記板状
長尺材を載せるべく前記直線動アクチュエータのピスト
ンロッドの先端に取り付けられた受載部材と、該受載部
材と一体でかつ前記ピストンロッドと平行に移動できる
ように案内支持されたラックと、該ラックにそれぞれ噛
合するピニオンと、を備えていて、かつ、前記左右一対
のリフターのそれぞれのピニオンに同期シャフトの両端
部が連結固定されているものが好ましい態様として挙げ
られる。
【0008】このような構成とされた本発明に係る長尺
材集積装置の好ましい態様においては、板状長尺材は左
右一対のリフターによって所定高さ位置まで扛上せしめ
られるとともに、この扛上せしめられた前記板状長尺物
がストッカーによって順次下側から積み重ねられて蓄積
される。この場合、前記左右一対のリフターのそれぞれ
の直線動アクチュエータのピストンロッド同士は、ラッ
ク、ピニオン、及び同期シャフトを介して滑りを生じな
いように機械的に連結されているので、前記左右一対の
直線動アクチュエータにおける内抵抗値等が相違してい
ても、それらのピストンロッドが同期して同速度で突き
出されるとともに引き戻されることになり、その結果、
前記板状長尺材を水平に保ったままふらつきなく扛上で
きる。
【0009】このようにしてリフターにより扛上せしめ
られた前記板状長尺材によって、前記両ストッカーにお
ける前記2連の旋回棚のうちの一方が押し上げられ、こ
の状態で前記2連の旋回棚を旋回させると、前記旋回棚
のうちの前記押し上げられている旋回棚が前記板状長尺
材から引き抜かれて退避位置に戻されるとともに、前記
旋回棚のうちの他方が退避位置から板状長尺材の下側に
旋回せしめられる。その結果、前記旋回棚のうちの他方
に前記扛上せしめられた板材Wが移載されるとともに、
前記前記旋回棚のうちの一方に前記板材が載せられてい
る場合には、その載せられている板材の下側で前記旋回
棚のうちの他方の上側に前記扛上せしめられた板材が挿
入されて積み重ねられる。
【0010】このように、本発明の長尺材集積装置にお
いては、前記左右一対のストッカーにおける前記2連の
旋回棚を所定角度間隔を持たせたまま旋回させるという
一動作で、リフターにより扛上せしめられた板材Wを先
に積み重ねられている板材の下側に挿入し積み重ねるこ
とができるので、板状長尺材を積み重ねて蓄積する作業
を人手に頼ることなく自動的に、しかも、極めて迅速に
かつ安定して確実に行え、稼働率、安全性、及び信頼性
を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る長尺材
集積装置の一実施形態が採用されている長尺材選別集積
装置の概略側面を示している。図示の長尺材選別集積装
置10は、図1の左側(正面側)に配置されている製材
機により図17に示す如く製材されて搬入コンベア14
により搬送されて来る厚み寸法(板厚)dが略同じで幅
寸法bの異なる板材(板状長尺材)W,W,─を、その
幅寸法bに応じて幾種類(ここでは4種類)かに選別分
類して、本発明の実施形態の長尺材集積装置20により
積み重ねて幅寸法が所定の範囲内(例えば74mm以上
で76mm未満)にある板材Wが所定枚数(ここでは1
0枚)積み重ねられると、その10枚の板材W,W,─
からなる積層物Pを図1の右側に配置されている次工程
の梱包鋸断機300へと搬出するようにされている。
【0012】前記長尺材選別集積装置10は、角柱材か
らなる多数本の立柱メンバ11a、横辺メンバ11b,
縦辺メンバ11c(図3)でやぐら状に組み上げられた
フレーム11を備えており、このフレーム11の下部
に、前記コンベア14から搬送されてくる板材Wを横方
向(水平方向)に搬送するコンベア15が、その始端部
が前記搬入コンベア14の終端部と重なるように配設さ
れている。このコンベア15は、図3及び図4をも参照
すればよくわかるように、正面からみて左右に配置され
た一対の支持板16,16のそれぞれの両端に回転自在
に取り付けられたスプロケット17,17に巻き掛けら
れた左右一対の搬送チェーン18,18を備えており、
図示していないモーターによって前記スプロケット1
7,17がドライブシャフト19を介して同期回転せし
められることにより、前記左右一対の搬送チェーン1
8,18が同速度で回転移動せしめられ、それによっ
て、前記板材Wがその幅方向に沿って図1の左から右へ
水平方向に搬送される。なお、前記フレーム11の縦辺
メンバ11cの左右両端部の上面に、板材Wの左右への
大きな位置ずれを防止するために、ガイド板86,86
が位置可変に配置されている。
【0013】前記コンベア15による前記板材Wの搬送
方向に沿って、前記フレーム11の前記各メンバ11
a,11b,11cにより仕切られるようにして、第1
ステーションSt1、第2ステーションSt2、第3ス
テーションSt3 第4ステーションSt4が並設され
ている。前記板材Wの搬送方向で見て、前記第1ステー
ションSt1より上流側の立柱メンバ11aには、搬送
中の板材Wの上下に位置するように上下一対のセンサ取
付ユニット95,95が前記板材Wと平行となるように
水平に取り付けられ、このセンサ取付ユニット95,9
5に前記板材Wの幅寸法測定用の光電センサ96を構成
する発光器及び受光器と厚み寸法測定用のセンサ97を
構成する発光器及び受光器とがそれぞれ取り付けられて
いる。
【0014】また、前記コンベア15による前記板材W
の搬送方向に沿って、図3に示される如くに、前記コン
ベア15の始端付近にリミットスイッチLS1が、前記
ステーションSt1の手前にリミットスイッチLS2
が、各ステーションSt1〜St4の所定位置にそれぞ
れリミットスイッチLS3,LS4,LS5,LS6
が、前記コンベア15の終端近くにリミットスイッチL
S7が、それぞれ前記板材Wが横切るときその操作レバ
ーが揺動せしめられて動作状態がOFF状態からON状
態に切り換えられるような位置及び姿勢を持って配設さ
れており、また、後述の搬出用コンベア90の終端付近
にも、前記板材Wが10枚積み重ねられた積層物Pが通
過するとき動作状態がOFF状態からON状態に切り換
えられるような位置及び姿勢をもってリミットスイッチ
LS8が配設されている。
【0015】ここで、前記各ステーションSt1〜St
4においては、幅寸法b及び厚み寸法dがそれぞれ所定
の範囲にある板材Wのみが停止せしめられて積み重ねら
れるようにされる。すなわち、後述するように、前記コ
ンベア15により幅方向に搬送中の板材Wの幅寸法b及
び厚み寸法dが前記光電センサ96,97からの信号に
基づいて測定され、前板材Wの厚み寸法dが、d1 以上
2 未満であって、前記板材Wの幅寸法bが、b1 以上
2 未満ならステーションSt1へ、b3 以上b4 未満
ならステーションSt2へ、b5 以上b6 未満ならステ
ーションSt3へ、b7 以上b8 未満ならステーション
St4へというように、前記板材Wを前記ステーション
St1〜St4のうちのいずれに搬送するかが決定さ
れ、その決定されたステーションSt1,St2,St
3,又はSt4に、前記板材Wが前記コンベア15で搬
送されて停止せしめられるようになっている。各ステー
ションSt1〜St4は、基本的には同一構成とされて
おり、図2に第1ステーションSt1が代表して示され
ている如くに、本発明に係る長尺材集積装置20、押送
装置40、搬出装置50が配備されている。
【0016】本発明に係る長尺材集積装置20は、左右
一対のリフター21,21とストッカー30,30とか
らなっており、前記左右一対のリフター21,21は、
図3及び図4を参照すればよくわかるように、板材Wの
搬送方向(幅方向)に直交する方向(長さ方向)に沿っ
て所定間隔をあけて並設されていて、前記コンベア15
によって搬送されてきた前記板材Wを所定高さ位置まで
扛上するようにされ、また、前記左右一対のストッカー
30,30も、前記左右一対のリフター21,21に対
応するように、前記板材Wの搬送方向に直交する方向に
沿って所定間隔をあけて並設されていて、前記左右一対
のリフター21,21により扛上せしめられた前記板材
Wを、例えば10枚になるまで積み重ねて蓄積するよう
にされる。また、前記押送装置40は、前記左右一対の
リフター21,21及びストッカー30,30に対応す
るように、図12及び図13に示す如く、前記板材Wの
搬送方向に直交する方向に沿って所定間隔をあけて並設
された左右一対の押送部40A,40Bを有し、前記長
尺材集積装置20により積み重ねられた10枚の板材
W,W,─からなる積層物Pを幅方向に押送するように
される。
【0017】さらに、前記搬出装置50は、前記押送装
置40により押送されて移載された前記積層物Pを所定
高さ位置まで上昇させるエレベーター60、このエレベ
ータ60により上昇せしめられた前記積層物Pを受け取
る、前記板材Wの搬送方向に直交する方向に沿って所定
間隔をあけて並設された左右一対の受渡し装置51,5
1、及びこの左右一対の受渡し装置51,51に受け取
られた前記積層物Pを次工程へ搬出するコンベア90か
らなっている。前記本実施形態の長尺材集積装置20に
備えられる前記左右一対のリフター21,21はそれぞ
れ、図2に加えて図4をも参照すればよくわかるよう
に、エアーシリンダ24を備えている。前記エアーシリ
ンダ24は、角柱状に組まれた支持フレーム74の上面
取付板75に、そのピストンロッド24aを上方に突き
出した状態で鉛直線に沿うように立てられた姿勢で取り
付けられている。このエアーシリンダ24のピストンロ
ッド24aの先端には前記板材Wを載せるための板状の
受載部材23が取り付けられている。
【0018】そして、前記左右一対のリフター21,2
1に備えられる前記エアーシリンダ24,24の内抵抗
値等が相違していてもそれらのピストンロッド24a,
24aを同期して突出させるため、つまり、前記受載部
材23,23上に載せられた板材Wを水平に保ったまま
扛上するため、前記左右一対のリフター21,21のに
はそれぞれ、図2〜図4に加えて図8及び図9をも参照
すればよくわかるように、ラック部25aが設けられた
丸棒ラック25と前記ラック部25aに噛合するピニオ
ン26とが配備されている。前記左右一対のリフター2
1,21にそれぞれ配備された前記丸棒ラック25,2
5は、それぞれ前記受載部材23にその上端が連結さ
れ、前記支持フレーム74に取り付けられたガイドスリ
ーブ28に案内されて前記ピストンロッド24aと平行
に移動できるようにされている。
【0019】また、前記左右一対の丸棒ラック25,2
5にそれぞれ噛合するようにされた左右一対のピニオン
26,26が、一体に回動するように一本の同期シャフ
ト27の両端部にキー等で連結固定されており、前記同
期シャフト27の両端部は前記支持フレーム74,74
にそれぞれ回転自在に軸支されている。この場合、前記
左右一対のリフター21,21におけるエアーシリンダ
24,24のピストンロッド24a,24a同士は、丸
棒ラック25,25、ピニオン26,26、及び同期シ
ャフト27を介して滑りを生じないように機械的に連結
されていることになる。そのため、前記左右一対のエア
ーシリンダ24,24における内抵抗値等が相違してい
てもそれらのピストンロッド24a,24aが同期して
同速度で突き出されるとともに引き戻されることにな
り、その結果、前記板材Wを水平に保ったままふらつき
なく扛上できる。
【0020】なお、前記リフター21,21により扛上
せしめられる板材Wの位置及び姿勢を整えるため、図2
に示される如くに、前記ストッカー30,30の側方
の、前記板材Wが扛上せしめられるときに通る通路とな
る部分には、前記板材Wの略幅寸法b(各ステーション
St1〜St4で異なる)より若干大きく離隔せしめら
れた状態で整列ガイド部材76,77が対向配置されて
いる。この場合、該一対の整列ガイド部材76,77の
離隔距離を調節できるようにすべく、前記一方の整列ガ
イド部材76はねじ式調節機構78により他方の整列ガ
イド部材77に対して接近−離隔することができるよう
になっている。
【0021】一方、前記左右一対のリフター21の上方
に配置された左右一対のストッカー30,30のそれぞ
れは、図2に加えて図5を参照すればよくわかるよう
に、相互に90度の角度間隔をもって前記板材Wの長さ
方向に沿って離間配置された2連の旋回棚31,32を
備えている。この2連の旋回棚31,32は、前記フレ
ーム11の立柱メンバ11aに取付固定された本体ケー
ス30aに所定間隔をあけて垂直に配置された旋回ロッ
ド36,36にそれぞれ摺動可能に外嵌された保持スリ
ーブ37,37にボルト類で固定されている(図8参
照)。
【0022】前記旋回ロッド36,36は、図8を参照
すればよくわかるように、その下方の基端部が前記本体
ケース30aにベアリング87,87を介して回動自在
に支持されていて、この基端部にピニオン38がキー8
9(図6参照)により固定されている。また、前記旋回
ロッド36,36の前記本体ケース30aから上方に突
出している部分にはキーもしくはスプライン36aが設
けられており、それに前記旋回棚31,32が固定され
ている保持スリーブ37,37の内周部に設けられた嵌
合溝が嵌合せしめられており、前記旋回棚31,32は
前記保持スリーブ37,37と一緒に、前記旋回ロッド
36,36に対して上下方向(旋回面に対して直交する
方向)には独立して自由に移動できるが相対回転はでき
ず、前記旋回ロッド36,36と一体に回動するように
なっている。
【0023】前記本体ケース30aの一側端部には、図
5及び図6を参照すればよくわかるように、保持ブラケ
ット30bを介してエアーシリンダ33がそのピストン
ロッド33aを前記本体ケース30a側に向けた姿勢で
取り付けられており、前記ピストンロッド33aの先端
には前記旋回ロッド36,36の基端部に固定されてい
る前記ピニオン38,38にそれぞれ噛合するラック部
34aが設けられた丸棒ラック34が連結されている。
この丸棒ラック34は、前記本体ケース30a内に摺動
可能に保持されており、前記ピストンロッド33aと一
体に水平方向に移動せしめられ、それによって、前記旋
回ロッド36,36及び前記旋回棚31,32が水平面
内で相互に90度の角度間隔をあけたまま同期して左右
に旋回せしめられるようになっている。
【0024】上述の如くの構成とされた左右一対のリフ
ター21,21及びストッカー30,30を備えた本実
施形態の長尺材集積装置20においては、図7〜図9を
参照すればよくわかるように、前記左右一対のリフター
21,21の前記エアーシリンダ24,24を作動させ
てそのピストンロッド24a,24aを上方へ突き出さ
せると、前記板材Wが水平を保ったまま前記コンベア1
5から扛上せしめられる。そして、該扛上せしめられた
前記板材Wによって、図9に示される如くに、前記両ス
トッカー30,30における前記2連の旋回棚31,3
2のうちの一方(ここでは旋回棚32)が押し上げら
れ、この状態で前記両ストッカー30,30の前記エア
ーシリンダ33を作動させて前記ピストンロッド33a
を突き出させるか引き込ませる(ここでは引き込ませ
る)と、前記丸棒ラック34とピニオン38,38との
噛合により、前記両ストッカー30,30における前記
2連の旋回棚31,32が相互に90度の角度間隔をあ
けたままで平面視(図7)で互いに内向きの方向に90
度旋回せしめられる。
【0025】これにより、前記旋回棚31,32のうち
の一方(ここでは旋回棚32)が前記板材W側(上側の
板材Wと下側の板材Wの間に挟まれた状態)から引き抜
かれて前記本体ケース30a側に戻されるとともに、前
記旋回棚31,32のうちの他方(ここでは旋回棚3
1)が図9において仮想線で示される如くに、前記本体
ケース30a側から一番下の板材Wの下側に旋回せしめ
られる。その結果、前記旋回棚31,32のうちの他方
(ここでは旋回棚31)に前記扛上せしめられた板材W
が移載されるとともに、前記前記旋回棚31,32のう
ちの一方(ここでは旋回棚32)に前記板材Wが載せら
れている場合には、その載せられている板材Wの下側で
前記旋回棚31,32のうちの他方(ここでは旋回棚3
1)の上側に前記扛上せしめられた板材Wが挿入されて
積み重ねられることになる。
【0026】なお、前記エアーシリンダ33を作動させ
て前記ピストンロッド33aを前記とは逆に突き出させ
ると、前記前記旋回棚31,32の動作が逆転して旋回
棚32側に前記板材Wが積み重ねられる。このように、
本実施形態の長尺材集積装置20においては、前記両ス
トッカー30,30における前記2連の旋回棚31,3
2を90度の角度間隔を持たせたまま90度旋回させる
という一動作で、リフター21により扛上せしめられた
板材Wを先に積み重ねられている板材Wの下側に挿入し
積み重ねることができるので、板材Wを積み重ねて蓄積
する作業を人手に頼ることなく自動的に、しかも、極め
て迅速にかつ安定して確実に行え、稼働率、安全性、及
び信頼性を高めることができる。
【0027】このようにして、前記長尺材集積装置20
のストッカー30に前記板材Wが10枚積み重ねられて
蓄積されると、図11に示される如くに、その10枚の
板材Wからなる積層物Pを、前記左右一対のストッカー
30,30の上方に配置された押送装置40により幅方
向に押送して前記搬出装置50のエレベーター60に移
載するようにされる。前記押送装置40は、図11に加
えて図12及び図13を参照すればよくわかるように、
10枚の板材Wからなる積層物Pの長さ方向に沿って所
定間隔をあけて並設された左右一対の押送部40A,4
0Bを有し、該押送部40A,40Bに、それぞれエア
ーシリンダ45が配備されている。このエアーシリンダ
45は、前記板材Wの搬送方向に対して直交する方向、
すなわち積層物Pと平行となるように、前記支持フレー
ム11の立柱メンバ11aに支持アーム81を介して取
り付けられた本体ケース40aの外側の側面部に保持ブ
ラケット40bを介して取り付けられている(図10参
照)。
【0028】前記本体ケース40a内には、ベアリング
43c,43cを介して回転軸43の上部が鉛直方向に
立てられた姿勢で回動自在に保持されており、この回転
軸43の前記本体ケース40aから下方へ突出した下端
部に、前記板材Wと平行な平面(水平面)内で旋回せし
められるように円板状旋回アーム42が固定されてい
る。この円板状旋回アーム42の自由端側の外周部に
は、押し棒41が垂設されており、この押し棒41は、
前記積層物Pに対して直交するように垂直に立てられた
姿勢でボルト46により連結固定された芯棒41bとそ
の外周側にベアリング41cを介して回動自在に外嵌さ
れたスリーブ状の押圧部41aとからなっている。ま
た、前記円板状旋回アーム42の枢軸となる前記回転軸
43には、ピニオン47がキー43aにより固定されて
おり、このピニオン47に噛合するラック部44aが設
けられた丸棒ラック44が前記本体ケース40a及びそ
の内側の側面部に設けられたガイドスリーブ40c(図
10)に摺動自在に嵌挿されている。前記丸棒ラック4
4の外側の端部は、前記エアーシリンダ45のピストン
ロッド45aの先端に連結されている。
【0029】ここで、前記左右一対の押送部40A,4
0Bに備えられた前記エアーシリンダ45,45は、図
12及び図13を参照すればよくわかるように、相互に
そのピストンロッド45a,45aを向き合わせるよう
にして前記板材Wの搬送方向に対して直交する方向、す
なわち前記積層物Pの長手方向に沿った姿勢で、かつ、
前記本体ケース40a,40aより左右方向で見て外側
に位置せしめられており、それらのエアーシリンダ4
5,45のピストンロッド45a,45aに連結されて
いる前記丸棒ラック44,44の先端はジョイント4
8,48を介して共通の同期シャフト46に連結されて
おり、前記左右一対の押送部40A,40Bのエアーシ
リンダ45,45,丸棒ラック44,44,及び前記同
期シャフト46は同一直線上に直列に連結されて、積層
物Pと平行に配置されている。
【0030】このような構成の押送装置40において
は、前記左右一対の押送部40A,40Bのエアーシリ
ンダ45,45のピストンロッド45a,45aの一方
を突き出し他方を引き込むと、前記丸棒ラック44,4
4及びピニオン47,47を介して前記両押送部40
A,40Bの円板状旋回アーム42,42が同方向に同
速度で180度旋回せしめられ、それに伴って前記両押
送部40A,40Bの押し棒41,41がそれぞれ同方
向に半円を描くように旋回し、該押し棒41,41の動
きにより前記10枚の板材Wからなる積層物Pが幅方向
に真っ直ぐ押送され、前記搬出装置50のエレベーター
60の昇降載置部材61に移載される(図11参照)。
【0031】この場合、前記両押送装置40,40のエ
アーシリンダ45,45のピストンロッド45a,45
aが相互に前記丸棒ラック44,44と前記同期シャフ
ト46とを介して滑りを生じないように機械的に連結さ
れているので、前記左右一対のエアーシリンダ45,4
5における内抵抗値等が相違していても、それらのピス
トンロッド45a,45aが同速度で同期して突き出さ
れるとともに引き戻されることになり、その結果、前記
積層物Pを傾斜させることなく、また、長手方向に移動
させることなく素早く移動させることができる。
【0032】また、前記押し棒41,41の外周部を形
成する押圧部41aが回動自在とされているので、前記
積層物Pと押圧部41aとの間の摩擦が低減され、該押
圧部41a,41aとの間の摩擦によって前記積層物P
を形成する各板材Wに不所望な挙動が生じないようにさ
れる。また、前述の如くに、前記エアーシリンダ45の
ピストンロッド45aの直線運動を丸棒ラック44とピ
ニオン47で回転運動に変換して押し棒41を旋回させ
ることにより前記積層物Pを押送するようにされている
ので、エアーシリンダ45の設置(姿勢)自由度が高め
られ、前記積層物Pの押送方向に沿って配置することを
要しないので、各部のレイアウトが容易となり、制約の
多いスペースにも装置を据えつけることが可能となる。
【0033】一方、前記押送装置40により前記10枚
の板材Wからなる積層物Pが移載される前記搬出装置5
0のエレベーター60は、図3、図14、及び図15に
示される如くに、前記積層物Pが載置される昇降載置部
材61と、この昇降載置部材61の両端が連結された左
右一対の無端環状の昇降用チェーン62及びこの昇降用
チェーン62が巻き掛けられた上下のスプロケットホイ
ール63,63からなる左右一対の昇降用巻掛伝動機構
60A,60Bと、該左右一対の昇降用巻掛伝動機構6
0A,60Bを同期して回転させるための、前記左右一
対の昇降用巻掛伝動機構60A,60Bのスプロケット
ホイール63,63が固定された回転軸63aに外嵌固
定されたスプロケットホイール68,68(図14にお
いてスプロケットホイール63,63と重なっている)
及びそれに巻き掛けられた無端環状の駆動用チェーン6
7からなる駆動用巻掛伝動機構60Cと、この駆動用巻
掛伝動機構60Cの駆動源となる1本のエアーシリンダ
65と、からなっている(図14参照)。
【0034】前記エアーシリンダ65は、前記駆動用巻
掛伝動機構60Cの駆動用チェーン67に連結具66を
介してそのピストンロッド65aの先端部が連結されて
おり、該ピストンロッド65aを突き出し又は引き戻す
ことにより前記チェーン67を回転移動させるようにな
っている。このような構成のエレベーター60において
は、前記エアーシリンダ65のピストンロッド65aが
突き出されると、前記駆動用巻掛伝動機構60Cの駆動
用チェーン67が牽引されて回転移動してスプロケット
ホイール68,68が回転し、それに伴って、前記左右
一対の昇降用巻掛伝動機構60A,60Bのスプロケッ
トホイール63,63が回転して、前記左右一対の昇降
用チェーン62,62が回転移動し、前記積層物Pが移
載された昇降載置部材61が図14において実線で示さ
れる如くの最下降位置(移載位置)から一点鎖線で示さ
れる如くの最上昇位置へと上昇せしめられ、この最上昇
位置にて左右一対の受渡し装置51,51に前記積層物
Pが移載される。
【0035】この場合、前記エアーシリンダ65のピス
トンロッド65aの牽引力が、滑りを生じ難い駆動用チ
ェーン67、スプロケットホイール68,68、及びス
プロケットホイール63,63を介して前記昇降用チェ
ーン62,62に伝達されるので、前記左右の昇降用チ
ェーン62,62が同期して回転移動せしめられ、前記
積層物P及び昇降載置部材61が水平を保ったままふら
つくことなく安定して上昇せしめられる。また、モータ
を使用せずにエアーシリンダ65により駆動力を得るよ
うにされているので、スピード調整及びストローク設定
が容易となる。
【0036】なお、前記エレベーター60により上昇せ
しめられる積層物Pの傾斜及び横ずれを防止するため、
図2に示される如くに、前記積層物Pが通る通路となる
部分には、略板材Wの幅寸法b(各ステーションSt1
〜St4で異なる)より若干大きく離隔せしめられた一
対のガイド板84,84が対向配置されている。この場
合、前記一対のガイド板84,84の離隔距離を調節で
きるようにすべく、前記一方のガイド板84は上下で一
対のねじ式調節機構85,85により他方のガイド板8
4に対して接近−離隔することができるようになってい
る。
【0037】前記エレベーター60から積層物Pが移載
される受渡し装置51,51は、それぞれ前記したスト
ッカー30,30によく似た構成を有しており、図15
を参照すればよくわかるように、前記フレーム11に支
持部材82を介して取り付けられた本体ケース51aの
外側に取着されたエアーシリンダ55と、このエアーシ
リンダ55の内側に向けて突出するピストンロッド55
aに連結された丸棒ラック56と、この丸棒ラック56
に噛合するピニオン(図示せず)を介して90度回転せ
しめられるようにされた一枚の旋回棚53と、を備え、
前記エアーシリンダ55のピストンロッド55aを引き
込んだり突き出したりすることにより、前記旋回棚53
が図15において実線で示される如くの前記昇降載置部
材61と平行となる退避位置と図15において一点鎖線
で示される如くの前記昇降載置部材61に形成された凹
部61aに挿入される受取位置とを選択的にとり得るよ
うにされている。
【0038】このような構成とされた左右一対の受渡し
装置51,51においては、図14に示す如く、前記積
層物Pが載せられた昇降載置部材61が前記最上昇位置
に上昇せしめられると、前記エアーシリンダ55が作動
せしめられて前記ピストンロッド55aが突き出され、
それによって、前記旋回棚53が前記昇降載置部材61
と平行な退避位置から前記昇降載置部材61の上面に形
成された凹部61aに挿入される受取位置に旋回せしめ
られる。この状態で、前記エレベーター60の前記エア
ーシリンダ65のピストンロッド65aが引き込まれる
と、前記昇降載置部材61が降下して前記積層物Pが前
記左右一対の受渡し装置51,51の旋回棚53,53
上に移載されることになる。このようにして、前記左右
一対の受渡し装置51,51の旋回棚53,53上に移
載された積層物Pは、その後、搬出用コンベア90によ
り本実施形態の長尺材選別集積装置10の右側に配置さ
れている次工程の梱包鋸断機300へと搬出されるよう
になっている。
【0039】前記搬出用コンベア90は、前記板材W搬
送用のコンベア15と同様に、図1に示される如くに、
正面から見て左右に配置された一対の支持板19,19
のそれぞれの両端に回転自在に取り付けられたスプロケ
ットホイール91,91に巻き掛けられた左右一対の搬
送チェーン92,92を備えており、図示していないモ
ーターによって前記スプロケットホイール91,91が
ドライブシャフト(図示せず)を介して同期回転せしめ
られることにより前記左右一対の搬送チェーン92,9
2が同速度で回転移動せしめられ、それによって、図2
に示される如くに、前記積層物Pが前記搬送チェーン9
2,92にそれぞれ取り付けられた支持具94付きの押
送具93により押されて、前記フレーム11に設けられ
た前記受渡し装置51,51の旋回棚53の上面と同一
平面上に位置するスライド搬送部98上を滑動してその
幅方向に押送される。
【0040】前述した、左右一対のリフター21,21
及び左右一対のストッカー30,30からなる本発明の
長尺材集積装置20、左右一対の押送部40A,40B
を備えた押送装置40,40、エレベーター60と左右
一対の受渡し装置51,51と搬出用コンベア90から
なる搬出装置50のそれぞれの動作を制御すべく、長尺
材選別集積装置10には、図16に示される如くの、マ
イクロコンピュータを内蔵したコントロールユニット
(制御盤)100が備えられている。
【0041】このコントロールユニット100には、前
記した各リミットスイッチLS1〜LS8からの検出信
号、前記板材Wの幅寸法及び厚み寸法を測定するための
光電センサ96,97からの検出信号、前記した各装置
20,40,50,及び51に備えられる各エアーシリ
ンダ24,33,45,65,及び55の前端及び後端
にそれぞれ設けられた前進端検知スイッチSW1,SW
3,SW5,SW7,SW9及び後退端検知スイッチS
W2,SW4,SW6,SW8,SW10からの検出信
号の他、長尺材選別集積装置10の各部に備えられてい
る図示していない他のスイッチやセンサ類からの検出信
号や前記搬入コンベア14、梱包鋸断機300、不良品
搬出コンベア73(図1)等の動作状態等をあらわす検
出信号群Sxが供給される。また、前記コントロールユ
ニット100には前記エアー通路内の圧力が適正値を維
持しているか否かを検出するための圧力スイッチ202
からの検出信号も供給される。
【0042】前記コントロールユニット100は、前記
の各種検出信号に基づいて、前記コンベア15を駆動す
るモーター6及び前記搬出用コンベア90を駆動するモ
ーター9に対する電力供給制御を行うとともに、前記コ
ンベア15駆動用のモーター6の出力軸に介装されたク
ラッチ7及びブレーキ8の作動制御を行い、さらに、エ
アーポンプ200からフィルタレギュレータ201を介
して調圧され圧縮エアーが供給される、前記各装置2
0,20,40,40,50,50,及び51,51に
備えられるエアーシリンダ24,24,33,33,4
5,45,65,55,及び55へのエアー通路に介装
された給排制御用の電磁切換弁SV1〜SV5のソレノ
イドSOL1,SOL2A,SOL2B SOL3 S
OL4A,SOL4B,及びSOL5に対する通電励磁
制御を行うようにされる。
【0043】このような構成のもとで、コントロールユ
ニット100は、前記コンベア15により搬送される板
材W,W,─をその幅寸法に応じ、例えば、4種類に選
別分類して定められたステーションSt1〜St4に搬
送し、そこで長尺材集積装置20により積み重ね、幅寸
法が所定の範囲内にある板材Wが10枚積み重ねられる
と、その10枚の板材W,W,─からなる積層物Pを次
工程へ搬出すべく、各部の動作制御を行うのであるが、
かかる動作制御を以下に説明する。
【0044】前記コントロールユニット100は、例え
ば、電源投入後、前記搬入コンベア14により板材Wが
図1において仮想線で示されているように前記コンベア
15の始端部に搬入されて、前記リミットスイッチLS
1がOFF状態からON状態に切り換えられたことをあ
らわす信号が供給されると、コンベア15用の前記モー
ター6を駆動するとともに、該モーター6の出力軸に介
装されている前記ブレーキ8を解放せしめるとともに前
記クラッチ7を接続状態にしてコンベア15を作動させ
る。これにより、板材Wが幅方向に搬送される。そし
て、搬送されている前記板材Wの幅寸法(板幅)bと厚
さ寸法(板厚)dとを前記光電センサ96,97から得
られる信号と前記コンベア15の搬送速度等に基づいて
測定し、測定された厚さ寸法dが所定の範囲内にあるか
否かを判断し、範囲外の不良品であるときには、そのま
まコンベア15を連続作動させてその不良の板材Wをガ
イド板72付きの前記不良品搬出用コンベア73に移載
して外部に搬出する(図1参照)。
【0045】前記板材Wの厚さ寸法dが所定の範囲内に
あるときには、前記板材Wの幅寸法bに基づいて、前記
四つのステーションSt1〜St4のうちのいずれに搬
送するかを決定する。すなわち、前記板材Wの幅寸法b
がb1 (例えば74mm)以上b2 (例えば76mm)
未満ならステーションSt1へ、b3 以上b4 未満なら
ステーションSt2へ、b5 以上b6 未満ならステーシ
ョンSt3へ、b7 以上b8 未満ならステーションSt
4へ搬送すべく、前記各ステーションSt1〜St4に
配置されている前記リミットスイッチLSのうちの、前
記板材Wの幅寸法bに対応した前記ステーションSt
1,St2,St3もしくはSt4に配置されている前
記リミットスイッチLS3,LS4,LS5,もしくは
LS6がOFF状態からON状態に切り換えられたこと
が検知されるまで、前記モーター6の出力軸に介装され
ている前記クラッチ7を接続状態にしてコンベア15を
連続作動させ、ON状態にされたことが検知されると、
前記クラッチ7を切断状態にするとともに、前記ブレー
キ8を作動させて前記コンベア15を停止状態に保持さ
せる。これにより、前記板材Wが前記ステーションSt
1〜St4のうちの幅寸法bに応じて分類されるべきス
テーションの長尺材集積装置20に備えられる左右一対
のリフター21,21の受載部材23上で停止せしめら
れる。なお、図2には前記板材Wが第1ステーションS
t1のリフター21,21の上端の受載材23上に停止
せしめられた状態が仮想線で示されている。
【0046】このようにして、前記板材Wが前記ステー
ションSt1〜St4のうちの分類されるべきステーシ
ョン、例えば第1ステーションSt1に搬送されて停止
せしめられると、続いて、コントロールユニット100
は、前記左右一対のリフター21,21に備えられるエ
アーシリンダ24,24のピストンロッド24a,24
aを前進(上)端まで突き出させるべく、前記電磁切換
弁SV1のソレノイドSOL1を通電励磁する。これに
より、前記エアーポンプ200から前記フィルタレギュ
レータ201を介して調圧された圧縮エアーが前記電磁
切換弁SV1を通って前記エアーシリンダ24,24の
後端側の左室に供給されるとともに、前端側の右室から
排除され、前記リフター21,21の受載部材23,2
3上の板材Wが上昇端まで扛上せしめられる。なお、こ
の場合、前記エアーシリンダ24,24のピストンロッ
ド24a,24aは前述した如くに同期して突き出され
るため、それらが前進(上)端まで突き出されたか否か
は、一方のエアーシリンダ24に配設された前進(上)
端スイッチSW1によって検出される。
【0047】次に、前記左右一対のストッカー30,3
0に備えられるエアーシリンダ33,33を作動させて
前記ピストンロッド33aを突き出させるか引き込ませ
る制御を行う。すなわち、前記ピストンロッド33aが
前進端まで突き出されている場合には、それを引き込ま
せるべく前記電磁切換弁SV2のソレノイドSOL2A
を通電励磁し、前記ピストンロッド33aが後退端まで
引き込まれている場合には、それを突き出させるべく前
記電磁切換弁SV2のソレノイドSOL2Bを通電励磁
する。これにより、圧縮エアーが前記前記電磁切換弁S
V2を介して前記エアーシリンダ33,33の左室及び
右室に対する圧縮エアーの給排が行われて、前記ストッ
カー30,30の旋回棚31,32が90度旋回せしめ
られ、前述した如くに、前記リフター21,21により
扛上せしめられた板材Wが前記旋回棚31,32の一方
に移載されて先に載せられている板材Wの下側に順次積
み重ねられる。
【0048】このようにして、所定数の板材Wの積み重
ねが終了すると、コントロールユニット100は積み重
ねられた枚数をカウントするための計数値MをM+1に
置き換えるとともに、前記左右一対のリフター21,2
1に備えられるエアーシリンダ24,24のピストンロ
ッド24a,24aを後退端まで引き込ませるべく、前
記電磁切換弁SV1のソレノイドSOL1の通電励磁を
解除する。これにより、前記リフター21,21の受載
部材23,23が元の位置まで下降せしめられて、次の
板材Wを待つ待機状態となる。このようにして板材Wを
選別分類して各ステーションSt1〜St4において長
尺材集積装置20により積み重ねて蓄積してゆき、いず
れかのステーションSt1〜St4において前記計数値
Mが10になったとき、すなわち、積み重ねられた板材
Wが梱包すべき10枚に達すると、前記コントロールユ
ニット100は、そのステーションに備えられる前記押
送装置40を作動させるべく、前記電磁切換弁SV3の
ソレノイドSOL3を通電励磁する。
【0049】これにより、前記エアーポンプ200から
の圧縮エアーが前記電磁切換弁SV3を通って、前記押
送装置の押送部40A,40Bに備えられるエアーシリ
ンダ24,24のうちの一方の左室と他方の右室に供給
されるとともに、一方の右室と他方の左室から圧縮エア
ーが排除され、前記左右一対の押送部40A,40Bの
エアーシリンダ45,45のピストンロッド45a,4
5aの一方が突き出されるとともに他方が引き込まれ、
それによって、前述した如くに、前記円板状旋回アーム
42,42が互いに同方向に同速度で180度旋回せし
められ、それに伴って前記両押送部40A,40Bの押
し棒41,41が半円を描くように旋回し、前記押し棒
41,41により前記10枚の板材Wからなる積層物P
が幅方向に真っ直ぐ押送され、前記搬出装置50のエレ
ベーター60の昇降載置部材61に移載される。
【0050】このようにして、搬出装置50のエレベー
ター60に積層物Pが移載されると、コントロールユニ
ット100は、前記エレベーター60を作動させるべ
く、前記エアーシリンダ65のピストンロッド65aを
突き出させるべく前記電磁切換弁SV4のソレノイドS
OL4Aを通電励磁する。これにより、圧縮エアーが前
記前記電磁切換弁SV4を介して前記エアーシリンダ6
5の後端側の左室に供給されるとともに前端側の右室か
ら排除され、前記エアーシリンダ65のピストンロッド
65aにより、前記駆動用巻掛伝動機構60Cの駆動用
チェーン67が牽引されて回転移動し、それに伴って、
前記左右一対の昇降用チェーン62,62が回転移動
し、前述した如くに、前記積層物Pが移載された昇降載
置部材61が最下降位置(移載位置)から一点鎖線で示
される如くの最上昇位置へと上昇せしめられる。
【0051】次に前記コントロールユニット100は、
前記エレベーター60により上昇せしめられた積層物P
を前記左右一対の受渡し装置51,51に移載させるべ
く、前記左右一対の受渡し装置51,51に備えられる
エアーシリンダ55,55を作動させて前記ピストンロ
ッド55aを突き出させるべく、前記電磁切換弁SV5
のソレノイドSOL5を通電励磁する。これにより、圧
縮エアーが前記電磁切換弁SV5を介して前記エアーシ
リンダ55,55の左室に供給されるとともに右室から
排除され、それによって、前記旋回棚53が前記昇降載
置部材61と平行な退避位置から前記昇降載置部材61
に形成された凹部61aに挿入される受取位置に旋回せ
しめられる。この状態で、前記コントロールユニット1
00は、前記電磁切換弁SV4のソレノイドSOL4A
に代えてソレノイドSOL4Bを通電励磁する。それに
より、前記エレベーター60の前記エアーシリンダ65
のピストンロッド65aが突き出され、前記昇降載置部
材61が降下して前記積層物Pが前記左右一対の受渡し
装置51,51の旋回棚53,53に移載される。
【0052】このようにして積層物Pが前記受渡し装置
51,51に移載されると、前記コントロールユニット
100は、前記搬出用コンベア90を作動させて、前記
積層物Pが前記搬送チェーン92,92にそれぞれ取り
付けられた支持具94付きの押送具93により押され
て、前記フレーム11に設けられた前記受渡し装置5
1,51の旋回棚53と同一平面上に位置するスライド
搬送部98上を滑動してその幅方向に押送されて、次工
程の作業を行う梱包鋸断機300へと搬出される。な
お、前述した長尺材選別集積装置10においては、リフ
ター21,21とストッカー30,30とを備える本実
施形態の長尺材集積装置20とは別に、エレベーター6
0,受渡し装置51,51及び搬出コンベア90からな
る搬出装置50が設けられているので、積層物Pを搬出
装置50で搬出中でも、つまり、押送装置40により積
層物Pがエレベーター60に移載されて梱包鋸断機30
0へ搬出されるまでの期間においても、コンベア15に
よる板材Wの搬送や分類選別作業及び長尺材集積装置2
0による板材Wの積み重ね作業を中断させることなく継
続して行え、そのため、稼働率及び作業効率が格段に高
められる。
【0053】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱し
ない範囲で、設計において、種々の変更ができるもので
ある。例えば、前述した実施形態においては、前記左右
一対のストッカー30,30は、機械的には連結されて
おらず、前記左右のストッカー30,30の2連の旋回
棚31,32−31,32の旋回動作は必ずしも同期し
ないが、それらに備えられている丸棒ラック34,34
同士を前記押送部40A,40Bと同様に同期シャフト
で連結してもよい。このようになせば、前記左右のスト
ッカー30,30の2連の旋回棚31,32−31,3
2を常に完全に同期させて旋回させることができる。ま
た、各直線動アクチュエータも、エアーシリンダの他
に、電動式のものや油圧式等、適宜のものを用いること
もできる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の長尺材集積装置によれば、左右一対のストッカーに
おける2連の旋回棚を所定角度間隔を持たせたまま旋回
させるという一動作で、リフターにより扛上せしめられ
た板材Wを先に積み重ねられている板材の下側に挿入し
積み重ねることができるので、板状長尺材を積み重ねて
蓄積する作業を人手に頼ることなく自動的に、しかも、
極めて迅速にかつ安定して確実に行え、稼働率、安全
性、及び信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る長尺材集積装置の一実施形態が採
用された長尺材選別集積装置の一例を示す概略側面図。
【図2】図1の長尺材選別集積装置の第1ステーション
の要部を詳細に示す拡大図。
【図3】図1のIII-III 矢視断面図。
【図4】図2のIV-IV 矢視図
【図5】図1の長尺材選別集積装置のストッカーを示す
斜視図。
【図6】図5のストッカーの内部構造を示す断面図。
【図7】本発明に係る長尺材集積装置の一実施形態の説
明に供される要部破断平面図。
【図8】本発明に係る長尺材集積装置の一実施形態の説
明に供される要部破断拡大側面図。
【図9】本発明に係る長尺材集積装置の一実施形態の説
明に供される要部破断拡大側面図。
【図10】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の一方
の押送部を示す示す斜視図。
【図11】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の説明
に供される要部破断拡大側面図。
【図12】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の説明
に供される部分背面図。
【図13】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の説明
に供される部分平面図。
【図14】図1の長尺材選別集積装置のエレベーター及
び受渡し装置の説明に供される正面図。
【図15】図1の長尺材選別集積装置のエレベーター及
び受渡し装置の説明に供される平面図。
【図16】図1の長尺材選別集積装置の制御系を示す概
略図。
【図17】本発明の長尺材集積装置により取り扱われる
板状長尺材としての板材の説明に供される図。
【符号の説明】
20 長尺材集積装置 21 リフター 23 受載部材 24 直線動アクチュエータ 24a ピストンロッド 25 丸棒ラック 26 ピニオン 27 同期シャフト 30 ストッカー 31,32 旋回棚 33 直線動アクチュエータ 34 丸棒ラック 38 ピニオン W 板材 P 積層物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状長尺材Wを所定高さ位置まで扛上す
    る左右一対のリフター21,21と、この左右一対のリ
    フター21,21により扛上せしめられた前記板状長尺
    材Wを所定枚数になるまで順次下側に積み重ねて蓄積す
    る左右一対のストッカー30,30とからなり、前記左
    右一対のストッカー30,30がそれぞれ前記板状長尺
    材Wを受け取る2連の旋回棚31,32を有し、該2連
    の旋回棚31,32は相互に一定角度間隔をあけたまま
    同期して旋回せしめられるとともにその旋回面に対して
    直交する方向に独立して移動可能とされていることを特
    徴とする長尺材集積装置。
  2. 【請求項2】 前記左右一対のリフター21,21によ
    り扛上せしめられた前記板状長尺材Wによって前記2連
    の旋回棚31,32のうちの一方が押し上げられ、この
    状態で前記2連の旋回棚31,32を所定角度旋回させ
    ることにより、前記扛上せしめられた板状長尺材Wが前
    記2連の旋回棚31,32のうちの他方に移載されると
    ともに、前記前記2連の旋回棚31,32のうちの一方
    に前記板状長尺材が載せられている場合には、その載せ
    られている板状長尺材Wの下側に前記扛上せしめられた
    板状長尺材Wが挿入されて積み重ねられるようにされて
    なる請求項1に記載の長尺材集積装置。
  3. 【請求項3】 前記2連の旋回棚31,32が共通の直
    線動アクチュエータ33によりラック34−ピニオン3
    8機構を介して旋回せしめられるようにされていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の長尺材集積装置。
  4. 【請求項4】 前記左右一対のリフター21,21がそ
    れぞれ、相互に平行に配置された直線動アクチュエータ
    24と、前記板状長尺材Wを載せるべく前記直線動アク
    チュエータ24のピストンロッド24aの先端に取り付
    けられた受載部材23と、該受載部材23と一体でかつ
    前記ピストンロッド24と平行に移動できるように案内
    支持されたラック25と、該ラック25にそれぞれ噛合
    するピニオン26と、を備えていて、かつ、前記左右一
    対のリフター21,21のそれぞれのピニオン26,2
    6に同期シャフト27の両端部が連結固定されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    の長尺材集積装置。
JP1581496A 1996-01-31 1996-01-31 長尺材集積装置 Pending JPH09208055A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118683906A (zh) * 2024-07-05 2024-09-24 中品智能机械有限公司 一种带木屑清理的板材储料输送装置
CN119637533A (zh) * 2024-12-19 2025-03-18 山东君信包装有限公司 一种可降解环保餐盒生产线的堆垛装置

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