JPH09208516A - α,β−不飽和有機カルボン酸の製造方法 - Google Patents
α,β−不飽和有機カルボン酸の製造方法Info
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- JPH09208516A JPH09208516A JP9005425A JP542597A JPH09208516A JP H09208516 A JPH09208516 A JP H09208516A JP 9005425 A JP9005425 A JP 9005425A JP 542597 A JP542597 A JP 542597A JP H09208516 A JPH09208516 A JP H09208516A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/347—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
- C07C51/377—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups
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- C07C51/347—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
- C07C51/36—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by hydrogenation of carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Abstract
(57)【要約】
【課題】医薬及び農薬の合成中間体として重要なα,β
−不飽和酸の新規、かつ改善された製造法を提供するこ
と。 【解決方法】 一般式(III): 【化14】 〔式中、R1 は、C1 −C5 −アルキル;Arは、場合
により、1つ以上の、ハロゲン、フェニル、C1 −C5
−アルキル、C1 −C5 −アルコキシ、過フッ化C1 −
C5 −アルキル又は過フッ化C1 −C5 −アルコキシ置
換基で置換されていてもよいアリール基を表す〕の化合
物を、強酸、及び必要であれば可溶化剤の存在下に0〜
40℃の温度で脱水する一般式(I)のα,β−不飽和
酸の製造方法。
−不飽和酸の新規、かつ改善された製造法を提供するこ
と。 【解決方法】 一般式(III): 【化14】 〔式中、R1 は、C1 −C5 −アルキル;Arは、場合
により、1つ以上の、ハロゲン、フェニル、C1 −C5
−アルキル、C1 −C5 −アルコキシ、過フッ化C1 −
C5 −アルキル又は過フッ化C1 −C5 −アルコキシ置
換基で置換されていてもよいアリール基を表す〕の化合
物を、強酸、及び必要であれば可溶化剤の存在下に0〜
40℃の温度で脱水する一般式(I)のα,β−不飽和
酸の製造方法。
Description
【0001】本発明は、一般式(I):
【0002】
【化6】
【0003】〔式中、R1 は、C1 −C5 −アルキルを
表し;そしてArは、場合により、1つ又はそれ以上
の、ハロゲン、フェニル、C1 −C5 −アルキル、C1
−C5 −アルコキシ、過フッ化C1 −C5 −アルキル又
は過フッ化C1 −C5 −アルコキシ置換基で置換されて
いてもよいアリール基を表す〕で示されるα,β−不飽
和酸の新規な製造方法に関する。
表し;そしてArは、場合により、1つ又はそれ以上
の、ハロゲン、フェニル、C1 −C5 −アルキル、C1
−C5 −アルコキシ、過フッ化C1 −C5 −アルキル又
は過フッ化C1 −C5 −アルコキシ置換基で置換されて
いてもよいアリール基を表す〕で示されるα,β−不飽
和酸の新規な製造方法に関する。
【0004】本発明の方法は、一般式(III):
【0005】
【化7】
【0006】〔式中、R1 及びArは、上記と同義であ
る〕で示される化合物を、強酸、及び必要であれば可溶
化剤の存在下に0〜40℃の温度で脱水することを含
む。
る〕で示される化合物を、強酸、及び必要であれば可溶
化剤の存在下に0〜40℃の温度で脱水することを含
む。
【0007】式(I)の化合物は、既知である(例え
ば、米国特許第4,409,397号参照)。これら
は、薬理学的に有用な生成物(例えば、カルシウム拮抗
剤、〔1S,2S〕−2−〔2−〔〔3−(2−ベンズ
イミダゾリル)プロピル〕メチルアミノ〕エチル〕−6
−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−イソ
プロピル−2−ナフチルメトキシアセタート二塩酸塩
(ミベフラジル(mibefradil)))の製造、又は農薬の
製造のための重要な中間体である。即ち、式(I)の化
合物は、触媒としてVIII族の遷移金属(例えば、ロジウ
ム又はルテニウム)との光学活性なジホスフィン錯体の
存在下での不斉水素化により、式(II):
ば、米国特許第4,409,397号参照)。これら
は、薬理学的に有用な生成物(例えば、カルシウム拮抗
剤、〔1S,2S〕−2−〔2−〔〔3−(2−ベンズ
イミダゾリル)プロピル〕メチルアミノ〕エチル〕−6
−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−イソ
プロピル−2−ナフチルメトキシアセタート二塩酸塩
(ミベフラジル(mibefradil)))の製造、又は農薬の
製造のための重要な中間体である。即ち、式(I)の化
合物は、触媒としてVIII族の遷移金属(例えば、ロジウ
ム又はルテニウム)との光学活性なジホスフィン錯体の
存在下での不斉水素化により、式(II):
【0008】
【化8】
【0009】〔式中、R1 及びArは、上記と同義であ
る〕で示される光学活性な酸に直接変換することができ
る。
る〕で示される光学活性な酸に直接変換することができ
る。
【0010】本発明の方法は、式(I)の化合物の製造
を実質的に単純化及び改善し、その結果、これまで好適
にはラセミ分割により単離されていた式(II)の化合物
が直接入手可能になった。対応するヒドロキシ化合物の
脱水による式(I)の化合物の調製法は、文献に報告さ
れている。即ち、例えば米国特許第4,409,397
号に、この脱水は、p−トルエンスルホン酸又はKHS
O4 の存在下で実現することができると述べられてい
る。
を実質的に単純化及び改善し、その結果、これまで好適
にはラセミ分割により単離されていた式(II)の化合物
が直接入手可能になった。対応するヒドロキシ化合物の
脱水による式(I)の化合物の調製法は、文献に報告さ
れている。即ち、例えば米国特許第4,409,397
号に、この脱水は、p−トルエンスルホン酸又はKHS
O4 の存在下で実現することができると述べられてい
る。
【0011】米国特許第4,409,397号に推奨さ
れている酸は、式(III)の化合物の脱水に実際に作用す
るが、同時に起こる式(IV)の異性体の酸への脱水、及
び式(V)の化合物への脱水脱炭酸(後者が主反応とし
て起こる)のため、式(I)の化合物の収率は非常に低
い(スキーム1)。
れている酸は、式(III)の化合物の脱水に実際に作用す
るが、同時に起こる式(IV)の異性体の酸への脱水、及
び式(V)の化合物への脱水脱炭酸(後者が主反応とし
て起こる)のため、式(I)の化合物の収率は非常に低
い(スキーム1)。
【0012】
【化9】
【0013】〔上記式中、R1 及びArは、上記と同義
であり;そしてR2 及びR3 は、それぞれ独立して、水
素又は直鎖(C1 −C4)−アルキル(ただし、R2 及び
R3 の基は、共に最大4個の炭素原子を有する)を表
す〕
であり;そしてR2 及びR3 は、それぞれ独立して、水
素又は直鎖(C1 −C4)−アルキル(ただし、R2 及び
R3 の基は、共に最大4個の炭素原子を有する)を表
す〕
【0014】これらの同時に起こる反応を回避するため
に、引き続きけん化を伴うエステル段階への酸触媒脱水
を行うことができるが、この場合には更に2工程を要す
る。
に、引き続きけん化を伴うエステル段階への酸触媒脱水
を行うことができるが、この場合には更に2工程を要す
る。
【0015】驚くべきことに、濃硫酸(H2 SO4)又は
ポリリン酸のような非常な強酸により、非常に効率的
で、0〜40℃の温度、好適には20〜25℃の温度で
非常に穏やかな条件下での、式(III)の化合物の直接脱
水が可能になり、このため、式(V)の化合物への脱水
脱炭酸だけでなく、式(IV)の異性体の酸の形成も抑制
されることが分った。即ち、例えば濃H2 SO4 による
脱水では、式(I)の純粋な不飽和酸が99%に及ぶ収
率で得られる。この反応において、硫酸は酸として機能
するのみでなく、水結合剤及び溶媒として機能する。更
なる利点は、この反応が、例えば、式(III)のヒドロキ
シ酸1部当たり濃H2 SO4 2〜2.5部を使用して、
非常に高い濃度で行うことができるということである。
式(III)のヒドロキシ酸を結晶形態で使用するならば、
更に、H2 SO4 にもある程度溶解度を示す可溶化剤、
例えば、CH2 Cl2 、ジオキサン又は酢酸、好適には
CH2 Cl2 を使用することが有利である。
ポリリン酸のような非常な強酸により、非常に効率的
で、0〜40℃の温度、好適には20〜25℃の温度で
非常に穏やかな条件下での、式(III)の化合物の直接脱
水が可能になり、このため、式(V)の化合物への脱水
脱炭酸だけでなく、式(IV)の異性体の酸の形成も抑制
されることが分った。即ち、例えば濃H2 SO4 による
脱水では、式(I)の純粋な不飽和酸が99%に及ぶ収
率で得られる。この反応において、硫酸は酸として機能
するのみでなく、水結合剤及び溶媒として機能する。更
なる利点は、この反応が、例えば、式(III)のヒドロキ
シ酸1部当たり濃H2 SO4 2〜2.5部を使用して、
非常に高い濃度で行うことができるということである。
式(III)のヒドロキシ酸を結晶形態で使用するならば、
更に、H2 SO4 にもある程度溶解度を示す可溶化剤、
例えば、CH2 Cl2 、ジオキサン又は酢酸、好適には
CH2 Cl2 を使用することが有利である。
【0016】式(III)の化合物の脱水は、0〜40℃、
好適には20〜35℃の温度で同様に穏やかな条件下
で、ポリリン酸を使用して同様の方法で行うことができ
る。しかし、他の強酸、例えば、HCl、HBr、H
I、H3 PO4 及びHCOOHでは、穏やかな条件下で
は反応が起こらず、高温で上述の混合物が得られる。
好適には20〜35℃の温度で同様に穏やかな条件下
で、ポリリン酸を使用して同様の方法で行うことができ
る。しかし、他の強酸、例えば、HCl、HBr、H
I、H3 PO4 及びHCOOHでは、穏やかな条件下で
は反応が起こらず、高温で上述の混合物が得られる。
【0017】したがって、濃H2 SO4 を使用する洗練
された脱水が、式(I)の不飽和酸の製造のための極め
て有利な短い工程の合成法を提供する。即ち、これら
は、アリール酢酸から出発して、化学的な2工程(技術
的には1工程)法で、95%に及ぶ全収率で得られる。
この合成法の更なる利点は、式(I)の不飽和酸が非常
に高純度で得られることであり、このことは、引き続い
ての不斉水素化のために非常に有利である。
された脱水が、式(I)の不飽和酸の製造のための極め
て有利な短い工程の合成法を提供する。即ち、これら
は、アリール酢酸から出発して、化学的な2工程(技術
的には1工程)法で、95%に及ぶ全収率で得られる。
この合成法の更なる利点は、式(I)の不飽和酸が非常
に高純度で得られることであり、このことは、引き続い
ての不斉水素化のために非常に有利である。
【0018】定義に使用される用語を以下に説明する:
「C1 −C5 −アルキル」は、本発明の範囲では、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、i−プロピ
ル、2−ブチル、2−ペンチルなどを意味し;「C1 −
C5 −アルコキシ」は、アルキル残基が前記と同義であ
る基を包含し;「過フッ化C1 −C5 −アルキル」及び
「過フッ化C1 −C5 −アルコキシ」は、本発明の範囲
では、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、ペ
ルフルオロプロピル、ペルフルオロブチル、ペルフルオ
ロペンチル、ペルフルオロ−i−プロピル、ペルフルオ
ロ−2−ブチル、ペルフルオロ−t−ブチル、ペルフル
オロ−2−ペンチル、トリフルオロメトキシ、ペンタフ
ルオロエトキシ、ペルフルオロプロピルオキシ、ペルフ
ルオロブチルオキシ、ペルフルオロペンチルオキシ、ペ
ルフルオロ−i−プロピルオキシ、ペルフルオロ−2−
ブチルオキシ又はペルフルオロ−2−ペンチルオキシを
意味し;「場合により、1つ又はそれ以上の、ハロゲ
ン、フェニル、C1 −C5 −アルキル、C1 −C5 −ア
ルコキシ、過フッ化C1 −C5 −アルキル又は過フッ化
C1 −C5 −アルコキシ置換基で置換されていてもよい
アリール基」は、本発明の範囲では、フェニル、o−、
m−及び/又はp−位で、フッ素化、塩素化、アルキル
化及び/又はアルコキシル化されているフェニル(例え
ば、o−フルオロ−、m−フルオロ−、p−フルオロ
−、o−クロロ−、m−クロロ−、p−クロロ−、p−
ブロモ−、p−メチル−、p−メトキシ−、p−CF3
O−フェニルなど)、並びに1−又は2−ナフチル(こ
れらは、場合により、ハロゲン、C1 −C5 −アルキル
又はC1 −C5 −アルコキシで、モノ−又は複数−置換
されていてもよい)(例えば、6位でフッ素化、塩素
化、臭素化、アルキル化及び/又はアルコキシル化され
ている、2−ナフチル)を包含する。
「C1 −C5 −アルキル」は、本発明の範囲では、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、i−プロピ
ル、2−ブチル、2−ペンチルなどを意味し;「C1 −
C5 −アルコキシ」は、アルキル残基が前記と同義であ
る基を包含し;「過フッ化C1 −C5 −アルキル」及び
「過フッ化C1 −C5 −アルコキシ」は、本発明の範囲
では、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、ペ
ルフルオロプロピル、ペルフルオロブチル、ペルフルオ
ロペンチル、ペルフルオロ−i−プロピル、ペルフルオ
ロ−2−ブチル、ペルフルオロ−t−ブチル、ペルフル
オロ−2−ペンチル、トリフルオロメトキシ、ペンタフ
ルオロエトキシ、ペルフルオロプロピルオキシ、ペルフ
ルオロブチルオキシ、ペルフルオロペンチルオキシ、ペ
ルフルオロ−i−プロピルオキシ、ペルフルオロ−2−
ブチルオキシ又はペルフルオロ−2−ペンチルオキシを
意味し;「場合により、1つ又はそれ以上の、ハロゲ
ン、フェニル、C1 −C5 −アルキル、C1 −C5 −ア
ルコキシ、過フッ化C1 −C5 −アルキル又は過フッ化
C1 −C5 −アルコキシ置換基で置換されていてもよい
アリール基」は、本発明の範囲では、フェニル、o−、
m−及び/又はp−位で、フッ素化、塩素化、アルキル
化及び/又はアルコキシル化されているフェニル(例え
ば、o−フルオロ−、m−フルオロ−、p−フルオロ
−、o−クロロ−、m−クロロ−、p−クロロ−、p−
ブロモ−、p−メチル−、p−メトキシ−、p−CF3
O−フェニルなど)、並びに1−又は2−ナフチル(こ
れらは、場合により、ハロゲン、C1 −C5 −アルキル
又はC1 −C5 −アルコキシで、モノ−又は複数−置換
されていてもよい)(例えば、6位でフッ素化、塩素
化、臭素化、アルキル化及び/又はアルコキシル化され
ている、2−ナフチル)を包含する。
【0019】メチル及びエチルは、特に好適なR1 基で
ある。特にp−位で、フッ素、塩素、臭素、メチル、メ
トキシ又はトリフルオロメトキシで置換されているフェ
ニル基は、特に好適なアリール基Arである。
ある。特にp−位で、フッ素、塩素、臭素、メチル、メ
トキシ又はトリフルオロメトキシで置換されているフェ
ニル基は、特に好適なアリール基Arである。
【0020】式(IIIa):
【0021】
【化10】
【0022】〔式中、R11は、メチル又はエチルを表
し;そしてXは、フッ素、塩素又は臭素を表す〕で示さ
れる化合物は、新規であり、また本発明の目的でもあ
る。
し;そしてXは、フッ素、塩素又は臭素を表す〕で示さ
れる化合物は、新規であり、また本発明の目的でもあ
る。
【0023】式(III)の化合物、したがって、式(III
a)の化合物も、式(VI)の対応するアリール酢酸から
出発してそれ自体既知の方法で調製することができる
(スキーム2参照)。この調製法は、例えば、2当量の
強塩基を使用して対応するアリール酢酸をジアニオンに
変換して、続いてアセトンと反応させることを含む。考
慮される強塩基は、リチウム及びナトリウムアミド、特
にリチウムジアルキルアミド、有機リチウム化合物又は
有機マグネシウム化合物、特にグリニャール試薬であ
る。グリニャール試薬(RMgX、X=Cl、Br)、
特にMeMgCl、EtMgCl又はiPropMgC
lは、経済的な根拠から好適である。必要であれば、カ
ルボン酸Na塩形成のために1当量の強塩基をNaHで
置き換えることもでき、又は1当量の強塩基を省くため
に酸のアルカリ若しくはアルカリ土類金属塩を直接使用
することもできる。
a)の化合物も、式(VI)の対応するアリール酢酸から
出発してそれ自体既知の方法で調製することができる
(スキーム2参照)。この調製法は、例えば、2当量の
強塩基を使用して対応するアリール酢酸をジアニオンに
変換して、続いてアセトンと反応させることを含む。考
慮される強塩基は、リチウム及びナトリウムアミド、特
にリチウムジアルキルアミド、有機リチウム化合物又は
有機マグネシウム化合物、特にグリニャール試薬であ
る。グリニャール試薬(RMgX、X=Cl、Br)、
特にMeMgCl、EtMgCl又はiPropMgC
lは、経済的な根拠から好適である。必要であれば、カ
ルボン酸Na塩形成のために1当量の強塩基をNaHで
置き換えることもでき、又は1当量の強塩基を省くため
に酸のアルカリ若しくはアルカリ土類金属塩を直接使用
することもできる。
【0024】所望であれば、式(III)のヒドロキシ酸
は、純粋な形で単離して結晶化することができる;しか
し有利には油状粗生成物として直接脱水が行われる。
は、純粋な形で単離して結晶化することができる;しか
し有利には油状粗生成物として直接脱水が行われる。
【0025】
【化11】
【0026】〔式中、R1 及びArは、上記と同義であ
る〕
る〕
【0027】本発明の更なる目的は、式(IIb):
【0028】
【化12】
【0029】で示される光学活性な酸を、式(Ib):
【0030】
【化13】
【0031】で示される化合物〔ここで、式(Ib)の
化合物は、式(IIIb)の化合物の脱水により製造され
る〕の、触媒として光学活性なルテニウムジホスフィン
錯体〔例えば、ルテニウム(R)−(6,6′−ジメチ
ルビフェニル−2,2′−ジイル)−ビス(ジフェニル
ホスフィン)、ルテニウム(R)−(6,6′−ジメト
キシビフェニル−2,2′−ジイル)ビス(ジフェニル
ホスフィン)又はルテニウム〔(R)−1−{(1S,
2R)−1′,2−ビス−ジフェニルホスファニル−フ
ェロセニル}−エチル〕−メチル−(2−ピペリジン−
1−イル−エチル)−アミン錯体〕の存在下でのエナン
チオ選択的水素化により製造することである。
化合物は、式(IIIb)の化合物の脱水により製造され
る〕の、触媒として光学活性なルテニウムジホスフィン
錯体〔例えば、ルテニウム(R)−(6,6′−ジメチ
ルビフェニル−2,2′−ジイル)−ビス(ジフェニル
ホスフィン)、ルテニウム(R)−(6,6′−ジメト
キシビフェニル−2,2′−ジイル)ビス(ジフェニル
ホスフィン)又はルテニウム〔(R)−1−{(1S,
2R)−1′,2−ビス−ジフェニルホスファニル−フ
ェロセニル}−エチル〕−メチル−(2−ピペリジン−
1−イル−エチル)−アミン錯体〕の存在下でのエナン
チオ選択的水素化により製造することである。
【0032】化合物(S)−2−(p−フルオロフェニ
ル)−3−メチル−酪酸を、塩化メチレン、塩化チオニ
ル、三塩化アルミニウム及びエチレンを使用して6−フ
ルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−イソプロ
ピル−2−ナフタレノンに変換し、これを酢酸tert−ブ
チルを使用して対応するテトラヒドロナフタレンヒドロ
キシエステルに変換し後者を、ベンズイミダゾリルプロ
ピルアミンを使用してEP−B−0 268 148に
よる既知の方法により、〔1S,2S〕−2−〔2−
〔〔3−(2−ベンズイミダゾリル)プロピル〕メチル
アミノ〕エチル〕−6−フルオロ−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−1−イソプロピル−2−ナフチルメトキシ
アセタート二塩酸塩(ミベフラジル(mibefradil))へ
変換する。
ル)−3−メチル−酪酸を、塩化メチレン、塩化チオニ
ル、三塩化アルミニウム及びエチレンを使用して6−フ
ルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−イソプロ
ピル−2−ナフタレノンに変換し、これを酢酸tert−ブ
チルを使用して対応するテトラヒドロナフタレンヒドロ
キシエステルに変換し後者を、ベンズイミダゾリルプロ
ピルアミンを使用してEP−B−0 268 148に
よる既知の方法により、〔1S,2S〕−2−〔2−
〔〔3−(2−ベンズイミダゾリル)プロピル〕メチル
アミノ〕エチル〕−6−フルオロ−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−1−イソプロピル−2−ナフチルメトキシ
アセタート二塩酸塩(ミベフラジル(mibefradil))へ
変換する。
【0033】以下の実施例は、本発明を更に詳細に説明
することを意図するものであり、本発明を何ら限定する
ものではない。実施例に使用される略語は、以下の意味
を有する: (R)−BIPHEMP=(R)−(6,6′−ジメチ
ルビフェニル−2,2′−ジイル)ビス(ジフェニルホ
スフィン) (R)−MeOBIPHEP=(R)−(6,6′−ジ
メトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ビス(ジフェ
ニルホスフィン) (R,S)−BPPFA−EPIP=〔(R)−1−
{(1S,2R)−1′,2−ビス−ジフェニルホスフ
ァニル−フェロセニル}−エチル〕−メチル−(2−ピ
ペリジン−1−イル−エチル)−アミン OAc=アセタート COD=1,5−シクロオクタジエン RT=室温
することを意図するものであり、本発明を何ら限定する
ものではない。実施例に使用される略語は、以下の意味
を有する: (R)−BIPHEMP=(R)−(6,6′−ジメチ
ルビフェニル−2,2′−ジイル)ビス(ジフェニルホ
スフィン) (R)−MeOBIPHEP=(R)−(6,6′−ジ
メトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ビス(ジフェ
ニルホスフィン) (R,S)−BPPFA−EPIP=〔(R)−1−
{(1S,2R)−1′,2−ビス−ジフェニルホスフ
ァニル−フェロセニル}−エチル〕−メチル−(2−ピ
ペリジン−1−イル−エチル)−アミン OAc=アセタート COD=1,5−シクロオクタジエン RT=室温
【0034】
実施例1 2−(p−フルオロフェニル)−3−メチルクロトン酸
の調製(ヒドロキシ酸を単離せずに) a)マグネシウム削りくず24.3g(1.00mol)
を、アルゴン下で、還流冷却器、メカニカルスターラ
ー、500ml滴下ロート、温度計及び不活性ガス気化装
置を取付けた1.5リットル四つ口スルホン化フラスコ
中で撹拌しながら、テトラヒドロフラン50mlに懸濁し
た。1,2−ジブロモエタン0.5mlを滴下により添加
後、反応温度を約30℃に維持しながら、90分以内に
テトラヒドロフラン225ml中の塩化イソプロピル8
6.4g(1.10mol)の溶液を滴下により添加した。
得られた暗灰色の懸濁液をRTで更に18時間撹拌し
た。次に、テトラヒドロフラン150ml中のp−フルオ
ロフェニル酢酸73.0g(0.473mol)の溶液を、
約25℃に温度を維持しながら90分以内にこの混合物
に滴下により添加し、次いでこの懸濁液を35〜40℃
に加熱して、この温度で更に1時間撹拌した。冷却後、
アセトン30.0g(0.516mol)を、約25℃で3
0分以内に滴下により添加し、続いてこの混合物を35
〜40℃で更に1時間撹拌した。反応混合物を、氷浴で
<30℃に冷却しながら14.2%硫酸350mlで処理
した。水相を分離し、テトラヒドロフラン200mlで抽
出して、有機相を合わせて、ロータリーエバポレーター
で50℃で溶媒を留去した。暗色の粘性油として粗生の
2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−
メチル酪酸110gを得た。
の調製(ヒドロキシ酸を単離せずに) a)マグネシウム削りくず24.3g(1.00mol)
を、アルゴン下で、還流冷却器、メカニカルスターラ
ー、500ml滴下ロート、温度計及び不活性ガス気化装
置を取付けた1.5リットル四つ口スルホン化フラスコ
中で撹拌しながら、テトラヒドロフラン50mlに懸濁し
た。1,2−ジブロモエタン0.5mlを滴下により添加
後、反応温度を約30℃に維持しながら、90分以内に
テトラヒドロフラン225ml中の塩化イソプロピル8
6.4g(1.10mol)の溶液を滴下により添加した。
得られた暗灰色の懸濁液をRTで更に18時間撹拌し
た。次に、テトラヒドロフラン150ml中のp−フルオ
ロフェニル酢酸73.0g(0.473mol)の溶液を、
約25℃に温度を維持しながら90分以内にこの混合物
に滴下により添加し、次いでこの懸濁液を35〜40℃
に加熱して、この温度で更に1時間撹拌した。冷却後、
アセトン30.0g(0.516mol)を、約25℃で3
0分以内に滴下により添加し、続いてこの混合物を35
〜40℃で更に1時間撹拌した。反応混合物を、氷浴で
<30℃に冷却しながら14.2%硫酸350mlで処理
した。水相を分離し、テトラヒドロフラン200mlで抽
出して、有機相を合わせて、ロータリーエバポレーター
で50℃で溶媒を留去した。暗色の粘性油として粗生の
2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−
メチル酪酸110gを得た。
【0035】b)この油状物(マグネティックスターラ
ー、滴下ロート及び温度計を取付けた1リットル丸底フ
ラスコに入っている)を、5〜10分で、反応温度が2
0℃を越えないように氷浴で冷却しながら、濃硫酸24
0gで処理した。得られた反応混合物を20℃で45分
間撹拌し、次に十分に撹拌しながら氷/水混合物1kg中
に注ぎ入れた。石竹色の沈殿物を吸引濾過し、各回水1
00mlで3回、及び各回ヘキサン200mlで2回洗浄し
て、最後に50℃に加熱しながらメタノール500mlに
とった。得られた石竹色の溶液を、脱色活性炭8gと共
に50℃で30分間撹拌し、濾過して濃縮した。固体残
渣を、50℃でヘキサン500mlに懸濁し、吸引濾過し
て、RTに冷却後、各回ヘキサン50mlで2回洗浄し
て、1mbarで1時間乾燥した。融点124〜126℃;
GC純度99.8面積%;p−フルオロフェニル酢酸に
基づく収率95.7%の白色粉末として2−(p−フル
オロフェニル)−3−メチルクロトン酸88.0gを得
た。
ー、滴下ロート及び温度計を取付けた1リットル丸底フ
ラスコに入っている)を、5〜10分で、反応温度が2
0℃を越えないように氷浴で冷却しながら、濃硫酸24
0gで処理した。得られた反応混合物を20℃で45分
間撹拌し、次に十分に撹拌しながら氷/水混合物1kg中
に注ぎ入れた。石竹色の沈殿物を吸引濾過し、各回水1
00mlで3回、及び各回ヘキサン200mlで2回洗浄し
て、最後に50℃に加熱しながらメタノール500mlに
とった。得られた石竹色の溶液を、脱色活性炭8gと共
に50℃で30分間撹拌し、濾過して濃縮した。固体残
渣を、50℃でヘキサン500mlに懸濁し、吸引濾過し
て、RTに冷却後、各回ヘキサン50mlで2回洗浄し
て、1mbarで1時間乾燥した。融点124〜126℃;
GC純度99.8面積%;p−フルオロフェニル酢酸に
基づく収率95.7%の白色粉末として2−(p−フル
オロフェニル)−3−メチルクロトン酸88.0gを得
た。
【0036】実施例2 2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−
メチル酪酸中間体の結晶化を伴う2−(p−フルオロフ
ェニル)−3−メチルクロトン酸の調製 a)実施例1a)と同様にして得られたテトラヒドロフ
ラン中の2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキ
シ−3−メチル酪酸(例えば、p−フルオロフェニル酢
酸0.473mol)の溶液を、MgSO4 で乾燥し、濾過
して溶媒を留去した。この粘性残渣を50℃でトルエン
100mlに溶解し、この溶液を脱色活性炭と共に50℃
で15分間撹拌し、濾過してロータリーエバポレーター
で50℃で濃縮した。トルエン約30mlを留去後、残渣
を50℃でヘキサン300mlで処理した。最後には氷浴
中で冷却後、結晶化物を吸引濾過し、各回ヘキサン50
mlで2回洗浄し、次に15Torr/80℃で1時間乾燥し
た。融点86〜88℃;GC純度98%の白色結晶とし
て2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3
−メチル酪酸97.0g(96.5%)を得た。
メチル酪酸中間体の結晶化を伴う2−(p−フルオロフ
ェニル)−3−メチルクロトン酸の調製 a)実施例1a)と同様にして得られたテトラヒドロフ
ラン中の2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキ
シ−3−メチル酪酸(例えば、p−フルオロフェニル酢
酸0.473mol)の溶液を、MgSO4 で乾燥し、濾過
して溶媒を留去した。この粘性残渣を50℃でトルエン
100mlに溶解し、この溶液を脱色活性炭と共に50℃
で15分間撹拌し、濾過してロータリーエバポレーター
で50℃で濃縮した。トルエン約30mlを留去後、残渣
を50℃でヘキサン300mlで処理した。最後には氷浴
中で冷却後、結晶化物を吸引濾過し、各回ヘキサン50
mlで2回洗浄し、次に15Torr/80℃で1時間乾燥し
た。融点86〜88℃;GC純度98%の白色結晶とし
て2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3
−メチル酪酸97.0g(96.5%)を得た。
【0037】b)CH2 Cl2 の200ml中の2−(p
−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチル酪
酸96.5gの溶液を氷浴で冷却し、次に温度を≦20
℃に維持して30分以内に濃硫酸240gの滴下により
処理した。次にロータリーエバポレーターで20℃にし
てCH2 Cl2 を除去した。この帯黄色溶液を20℃で
更に45分間撹拌し、次に十分に撹拌しながら氷/水混
合物1kg中に注ぎ入れた。白色の沈殿物を吸引濾過し、
各回水100mlで3回、及び各回ヘキサン100mlで2
回洗浄し、最後に乾燥用オーブンで40℃で16時間及
び100℃で2時間乾燥した。融点124〜126℃;
GC純度99.9%;p−フルオロフェニル酢酸に基づ
く収率95.6%の白色粉末として2−(p−フルオロ
フェニル)−3−メチルクロトン酸87.5gを得た。
−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチル酪
酸96.5gの溶液を氷浴で冷却し、次に温度を≦20
℃に維持して30分以内に濃硫酸240gの滴下により
処理した。次にロータリーエバポレーターで20℃にし
てCH2 Cl2 を除去した。この帯黄色溶液を20℃で
更に45分間撹拌し、次に十分に撹拌しながら氷/水混
合物1kg中に注ぎ入れた。白色の沈殿物を吸引濾過し、
各回水100mlで3回、及び各回ヘキサン100mlで2
回洗浄し、最後に乾燥用オーブンで40℃で16時間及
び100℃で2時間乾燥した。融点124〜126℃;
GC純度99.9%;p−フルオロフェニル酢酸に基づ
く収率95.6%の白色粉末として2−(p−フルオロ
フェニル)−3−メチルクロトン酸87.5gを得た。
【0038】更に精製するため、この物質76.7gを
50℃でCH2 Cl2 300mlに溶解した。この溶液を
硫酸マグネシウム5g及び脱色活性炭2gで処理し、撹
拌し、冷却後濾過した。この無色の瀘液を、50℃でロ
ータリーエバポレーターでアルゴン下に濃縮した。CH
2 Cl2 約300mlを蒸留後、残渣を50℃でヘキサン
100mlで処理し、更に溶媒75mlを留去して、この混
合物を再度ヘキサン75mlで処理した。最後には氷浴で
冷却後、結晶化物を吸引濾過し、各回ヘキサン50mlで
2回洗浄して、乾燥用オーブンで50℃で1時間乾燥し
た。融点124〜126℃;GC純度99.95%の白
色粉末として2−(p−フルオロフェニル)−3−メチ
ルクロトン酸75.4gを得た。結晶化収率は98.3
%であり、全収率は、2−(p−フルオロフェニル)−
3−ヒドロキシ−3−メチル酪酸に基づき97%、そし
てp−フルオロフェニル酢酸に基づき94%であった。
50℃でCH2 Cl2 300mlに溶解した。この溶液を
硫酸マグネシウム5g及び脱色活性炭2gで処理し、撹
拌し、冷却後濾過した。この無色の瀘液を、50℃でロ
ータリーエバポレーターでアルゴン下に濃縮した。CH
2 Cl2 約300mlを蒸留後、残渣を50℃でヘキサン
100mlで処理し、更に溶媒75mlを留去して、この混
合物を再度ヘキサン75mlで処理した。最後には氷浴で
冷却後、結晶化物を吸引濾過し、各回ヘキサン50mlで
2回洗浄して、乾燥用オーブンで50℃で1時間乾燥し
た。融点124〜126℃;GC純度99.95%の白
色粉末として2−(p−フルオロフェニル)−3−メチ
ルクロトン酸75.4gを得た。結晶化収率は98.3
%であり、全収率は、2−(p−フルオロフェニル)−
3−ヒドロキシ−3−メチル酪酸に基づき97%、そし
てp−フルオロフェニル酢酸に基づき94%であった。
【0039】実施例3 塩化エチルマグネシウムを塩基として p−フルオロフェニル酢酸70.0g(0.454mol)
を、実施例1a)と同様に、塩基として塩化エチルマグ
ネシウムと反応させた。暗色の油状物として粗生の2−
(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチ
ル酪酸104gを得た。
を、実施例1a)と同様に、塩基として塩化エチルマグ
ネシウムと反応させた。暗色の油状物として粗生の2−
(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチ
ル酪酸104gを得た。
【0040】実施例4 塩化メチルマグネシウムを塩基として p−フルオロフェニル酢酸52.5g(0.34mol)
を、実施例1a)と同様に、塩基として塩化メチルマグ
ネシウムと反応させた。暗色の油状物として粗生の2−
(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチ
ル酪酸63.6gを得た。
を、実施例1a)と同様に、塩基として塩化メチルマグ
ネシウムと反応させた。暗色の油状物として粗生の2−
(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチ
ル酪酸63.6gを得た。
【0041】実施例5 ポリリン酸による脱水 ポリリン酸90gを350mlスルホン化フラスコに入れ
た。次に、これを、20〜25℃でCH2 Cl2 の70
ml中の2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ
−3−メチル酪酸10.0g(47mmol)の溶液の滴下
により処理した。この粘性の黄色の混合物を、温度を3
5℃に上げて2時間撹拌した。氷水で加水分解後、この
混合物を一晩静置し、次いでエーテルで処理した。有機
相を分離し、水で3回洗浄し、MgSO4 で乾燥し、濾
過して、瀘液を濃縮した。残渣をCH2 Cl2 に溶解
し、この溶液をヘキサンで処理して、結晶化が起こるま
でロータリーエバポレーターで濃縮した。RTで1時間
放置後、結晶を吸引濾過して、冷ヘキサンで洗浄した。
白色粉末として2−(p−フルオロフェニル)−3−メ
チルクロトン酸6.7g(73%)を得た。
た。次に、これを、20〜25℃でCH2 Cl2 の70
ml中の2−(p−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ
−3−メチル酪酸10.0g(47mmol)の溶液の滴下
により処理した。この粘性の黄色の混合物を、温度を3
5℃に上げて2時間撹拌した。氷水で加水分解後、この
混合物を一晩静置し、次いでエーテルで処理した。有機
相を分離し、水で3回洗浄し、MgSO4 で乾燥し、濾
過して、瀘液を濃縮した。残渣をCH2 Cl2 に溶解
し、この溶液をヘキサンで処理して、結晶化が起こるま
でロータリーエバポレーターで濃縮した。RTで1時間
放置後、結晶を吸引濾過して、冷ヘキサンで洗浄した。
白色粉末として2−(p−フルオロフェニル)−3−メ
チルクロトン酸6.7g(73%)を得た。
【0042】実施例6 2−(p−クロロフェニル)−3−メチルクロトン酸の
調製 a)2−(p−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−3
−メチル酪酸 マグネシウム削りくず24.3g(1.00mol)を、ア
ルゴン下に、還流冷却器、メカニカルスターラー、50
0ml滴下ロート、温度計及び不活性ガス気化装置を取付
けた1.5リットル四つ口フラスコ中で撹拌しながら、
テトラヒドロフラン50mlに懸濁した。1,2−ジブロ
モエタン0.5mlを滴下により添加後、反応温度を30
〜35℃に維持しながら、90分以内にテトラヒドロフ
ラン225ml中の塩化イソプロピル86.4g(1.1
0mol)の溶液を滴下により添加した。得られた暗灰色の
懸濁液をRTで更に18時間撹拌した。次に、テトラヒ
ドロフラン150ml中のp−クロロフェニル酢酸80.
6g(0.473mol)の溶液を、反応温度が25℃を越
えないように、1時間以内に滴下により添加した。得ら
れた粘性の帯黄色懸濁液を、更に1時間35℃に加熱し
た。次に、アセトン30.0g(0.516mol)を、2
5℃で30分以内に滴下により添加し、続いてこの混合
物を更に1時間35℃に加熱した。反応混合物を、氷浴
で<30℃に冷却しながら14.2%硫酸350mlで処
理した。有機相を分離し、水相をテトラヒドロフラン1
00mlで抽出して、合わせた有機抽出物を、ロータリー
エバポレーターで50℃で蒸発乾固した。粗生成油とし
て粗生の2−(p−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ
−3−メチル酪酸120.9gを得た。EtOH/水
(1:2)からの結晶化により、融点65℃の白色結晶
として分析用試料を得た。
調製 a)2−(p−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−3
−メチル酪酸 マグネシウム削りくず24.3g(1.00mol)を、ア
ルゴン下に、還流冷却器、メカニカルスターラー、50
0ml滴下ロート、温度計及び不活性ガス気化装置を取付
けた1.5リットル四つ口フラスコ中で撹拌しながら、
テトラヒドロフラン50mlに懸濁した。1,2−ジブロ
モエタン0.5mlを滴下により添加後、反応温度を30
〜35℃に維持しながら、90分以内にテトラヒドロフ
ラン225ml中の塩化イソプロピル86.4g(1.1
0mol)の溶液を滴下により添加した。得られた暗灰色の
懸濁液をRTで更に18時間撹拌した。次に、テトラヒ
ドロフラン150ml中のp−クロロフェニル酢酸80.
6g(0.473mol)の溶液を、反応温度が25℃を越
えないように、1時間以内に滴下により添加した。得ら
れた粘性の帯黄色懸濁液を、更に1時間35℃に加熱し
た。次に、アセトン30.0g(0.516mol)を、2
5℃で30分以内に滴下により添加し、続いてこの混合
物を更に1時間35℃に加熱した。反応混合物を、氷浴
で<30℃に冷却しながら14.2%硫酸350mlで処
理した。有機相を分離し、水相をテトラヒドロフラン1
00mlで抽出して、合わせた有機抽出物を、ロータリー
エバポレーターで50℃で蒸発乾固した。粗生成油とし
て粗生の2−(p−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ
−3−メチル酪酸120.9gを得た。EtOH/水
(1:2)からの結晶化により、融点65℃の白色結晶
として分析用試料を得た。
【0043】b)2−(p−クロロフェニル)−3−メ
チルクロトン酸 上記で得られた粗生成2−(p−クロロフェニル)−3
−ヒドロキシ−3−メチル酪酸120.9gを、マグネ
ティックスターラー、温度計及び滴下ロートを取付けた
1リットル丸底フラスコ中でCH2 Cl2 200mlに溶
解した。反応温度が20℃を越えないように氷浴中で冷
却しながら、この溶液を濃硫酸240gで処理した。次
にロータリーエバポレーターで20℃でCH2 Cl2 を
除去した。残渣の暗色の油状物を50℃で更に30分間
撹拌し、次いで十分に撹拌しながら氷1kgに注ぎ入れ
た。石竹色の沈殿物を吸引濾過し、各回水100mlで3
回洗浄して、CH2 Cl2 400mlにとった。この溶液
を硫酸マグネシウム20g及び脱色活性炭1gと共に撹
拌し、スピーデックス(Speedex)200gで濾過してC
H2 Cl2 100mlで洗浄した。瀘液をロータリーエバ
ポレーターで濃縮した。溶媒約250mlを留去後、残渣
をヘキサン250mlで処理した。この工程を2回繰り返
して、結晶化させた。この結晶を吸引濾過し、ヘキサン
100mlで濯ぎ、0.1mbarで乾燥した。融点144〜
145℃;p−クロロフェニル酢酸に基づく収率76.
6%の白色結晶として2−(p−クロロフェニル)−3
−メチルクロトン酸76.3gを得た。
チルクロトン酸 上記で得られた粗生成2−(p−クロロフェニル)−3
−ヒドロキシ−3−メチル酪酸120.9gを、マグネ
ティックスターラー、温度計及び滴下ロートを取付けた
1リットル丸底フラスコ中でCH2 Cl2 200mlに溶
解した。反応温度が20℃を越えないように氷浴中で冷
却しながら、この溶液を濃硫酸240gで処理した。次
にロータリーエバポレーターで20℃でCH2 Cl2 を
除去した。残渣の暗色の油状物を50℃で更に30分間
撹拌し、次いで十分に撹拌しながら氷1kgに注ぎ入れ
た。石竹色の沈殿物を吸引濾過し、各回水100mlで3
回洗浄して、CH2 Cl2 400mlにとった。この溶液
を硫酸マグネシウム20g及び脱色活性炭1gと共に撹
拌し、スピーデックス(Speedex)200gで濾過してC
H2 Cl2 100mlで洗浄した。瀘液をロータリーエバ
ポレーターで濃縮した。溶媒約250mlを留去後、残渣
をヘキサン250mlで処理した。この工程を2回繰り返
して、結晶化させた。この結晶を吸引濾過し、ヘキサン
100mlで濯ぎ、0.1mbarで乾燥した。融点144〜
145℃;p−クロロフェニル酢酸に基づく収率76.
6%の白色結晶として2−(p−クロロフェニル)−3
−メチルクロトン酸76.3gを得た。
【0044】実施例7 7.1. 2−(p−フルオロフェニル)−3−メチル
クロトン酸の不斉水素化 a)ルテニウム触媒水素化 グローブボックス(O2 含量<1ppm)中で、メタノール
100mlにRu(OAc)2〔(R)−BIPHEMP〕
0.418g(0.544mmol)を溶解してRTで10
分間撹拌することにより、触媒溶液を調製した。次に、
2−(p−フルオロフェニル)−3−メチルクロトン酸
211.2g(1.0875mol)及びメタノール700
mlを2リットルオートクレーブに入れて、上記で調製し
た触媒溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、10
℃で150〜180bar の圧力下で撹拌しながら水素化
を行った。24時間後100%変換した。水素化溶液か
ら50℃/200mbarで溶媒を留去して、残渣を108
〜110℃/0.01mbarで蒸留した。融点53〜56
℃;96.6%eeのRTで凝固する無色の油状物とし
て、(S)−2−(p−フルオロフェニル)−3−メチ
ル酪酸208.1g(97.5%)を得た。
クロトン酸の不斉水素化 a)ルテニウム触媒水素化 グローブボックス(O2 含量<1ppm)中で、メタノール
100mlにRu(OAc)2〔(R)−BIPHEMP〕
0.418g(0.544mmol)を溶解してRTで10
分間撹拌することにより、触媒溶液を調製した。次に、
2−(p−フルオロフェニル)−3−メチルクロトン酸
211.2g(1.0875mol)及びメタノール700
mlを2リットルオートクレーブに入れて、上記で調製し
た触媒溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、10
℃で150〜180bar の圧力下で撹拌しながら水素化
を行った。24時間後100%変換した。水素化溶液か
ら50℃/200mbarで溶媒を留去して、残渣を108
〜110℃/0.01mbarで蒸留した。融点53〜56
℃;96.6%eeのRTで凝固する無色の油状物とし
て、(S)−2−(p−フルオロフェニル)−3−メチ
ル酪酸208.1g(97.5%)を得た。
【0045】b)グローブボックス(O2 含量<1ppm)
中で、RTでメタノール50mlにRu(OAc)2
〔(R)−MeOBIPHEP〕0.124g(0.1
55mmol)を溶解することにより、触媒溶液を調製し
た。次に、2−(p−フルオロフェニル)−3−メチル
クロトン酸30.0g(154.5mmol)及びメタノー
ル38mlを185mlオートクレーブに入れて、上記で調
製した触媒溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、
20℃で180bar の一定圧力下で撹拌しながら水素化
を行った。6時間後100%変換した。水素化溶液から
50℃/20mbarで溶媒を留去して、残渣を球管オーブ
ン(bulb tube oven)中で125℃/0.2mbarで蒸留
した。化学純度99.9GC面積%;90%eeのRTで
晶出する無色の油状物として、(S)−2−(p−フル
オロフェニル)−3−メチル酪酸28.04g(92.
5%)を得た。
中で、RTでメタノール50mlにRu(OAc)2
〔(R)−MeOBIPHEP〕0.124g(0.1
55mmol)を溶解することにより、触媒溶液を調製し
た。次に、2−(p−フルオロフェニル)−3−メチル
クロトン酸30.0g(154.5mmol)及びメタノー
ル38mlを185mlオートクレーブに入れて、上記で調
製した触媒溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、
20℃で180bar の一定圧力下で撹拌しながら水素化
を行った。6時間後100%変換した。水素化溶液から
50℃/20mbarで溶媒を留去して、残渣を球管オーブ
ン(bulb tube oven)中で125℃/0.2mbarで蒸留
した。化学純度99.9GC面積%;90%eeのRTで
晶出する無色の油状物として、(S)−2−(p−フル
オロフェニル)−3−メチル酪酸28.04g(92.
5%)を得た。
【0046】c)2−(p−フルオロフェニル)−3−
メチルクロトン酸1.0g(5.15mmol)及びトリエ
チルアミン0.52g(5.15mmol)を、グローブボ
ックス(O2 含量<1ppm)中で、30mlオートクレーブ
中でメタノール6mlに懸濁し、メタノール5ml中のRu
(OAc)2 〔(R)−MeOPIPHEP〕4.1mg
(0.0051mmol)の溶液を触媒として添加した。オ
ートクレーブを密閉し、20℃で200bar の初期圧力
下で撹拌しながら水素化を行った。反応の間に圧力を約
190bar に下げた。21時間の反応後、水素化溶液の
試料から50℃/20mbarで溶媒を留去して分析した。
93%eeで(S)−2−(p−フルオロフェニル)−3
−メチルブタン酸を得た。
メチルクロトン酸1.0g(5.15mmol)及びトリエ
チルアミン0.52g(5.15mmol)を、グローブボ
ックス(O2 含量<1ppm)中で、30mlオートクレーブ
中でメタノール6mlに懸濁し、メタノール5ml中のRu
(OAc)2 〔(R)−MeOPIPHEP〕4.1mg
(0.0051mmol)の溶液を触媒として添加した。オ
ートクレーブを密閉し、20℃で200bar の初期圧力
下で撹拌しながら水素化を行った。反応の間に圧力を約
190bar に下げた。21時間の反応後、水素化溶液の
試料から50℃/20mbarで溶媒を留去して分析した。
93%eeで(S)−2−(p−フルオロフェニル)−3
−メチルブタン酸を得た。
【0047】d)〜l)表1に示した塩基を添加して、
実施例c)と同様の方法で水素化を行った。
実施例c)と同様の方法で水素化を行った。
【0048】
【表1】
【0049】m)ロジウム触媒水素化 グローブボックス(O2 含量<1ppm)中で、テトラヒド
ロフラン20mlに〔Rh(COD)2 〕BF4 の0.0
1045g(0.0257mmol)及び(R,S)−BP
PFA−EPIPの0.01861g(0.0257mm
ol)を溶解してRTで15分間撹拌することにより、触
媒溶液を調製した。次に、2−(p−フルオロフェニ
ル)−3−メチルクロトン酸5.0g(25.75mmo
l)、メタノール13ml及びテトラヒドロフラン33ml
を185mlオートクレーブに入れて、上記で調製した触
媒溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、20℃で
50bar の一定圧力下で撹拌しながら水素化を行った。
24時間後に100%変換した。水素化溶液から50℃
/200mbarで溶媒を留去して、残渣を108〜110
℃/0.01mbarで蒸留した。98.2%eeのRTで凝
固する無色の油状物として、(S)−2−(p−フルオ
ロフェニル)−3−メチル酪酸4.8g(97%)を得
た。
ロフラン20mlに〔Rh(COD)2 〕BF4 の0.0
1045g(0.0257mmol)及び(R,S)−BP
PFA−EPIPの0.01861g(0.0257mm
ol)を溶解してRTで15分間撹拌することにより、触
媒溶液を調製した。次に、2−(p−フルオロフェニ
ル)−3−メチルクロトン酸5.0g(25.75mmo
l)、メタノール13ml及びテトラヒドロフラン33ml
を185mlオートクレーブに入れて、上記で調製した触
媒溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、20℃で
50bar の一定圧力下で撹拌しながら水素化を行った。
24時間後に100%変換した。水素化溶液から50℃
/200mbarで溶媒を留去して、残渣を108〜110
℃/0.01mbarで蒸留した。98.2%eeのRTで凝
固する無色の油状物として、(S)−2−(p−フルオ
ロフェニル)−3−メチル酪酸4.8g(97%)を得
た。
【0050】7.2. 2−(p−クロロフェニル)−
3−メチルクロトン酸の不斉水素化 a)ルテニウム触媒水素化 グローブボックス(O2 含量<1ppm)中で、メタノール
50mlにRu(OAc)2〔(S)−BIPHEMP〕
0.0914g(0.119mmol)を溶解して20℃で
15分間撹拌することにより、触媒溶液を調製した。次
に、2−(p−クロロフェニル)−3−メチルクロトン
酸5.0g(23.74mmol)及びメタノール23mlを
185mlオートクレーブに入れて、上記で調製した触媒
溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、20℃で6
0bar の一定圧力下で撹拌しながら水素化を行った。4
時間後に100%変換した。水素化溶液から50℃/2
0mbarで溶媒を留去して、残渣を球管オーブン(bulb t
ube oven)で150℃/0.2mbarで蒸留した。化学純
度98.8面積%;90.5%ee;〔α〕5 89=−4
2.3℃(c=1、メタノール)のRTで結晶化する無
色の油状物として、(R)−2−(p−クロロフェニ
ル)−3−メチル酪酸4.6g(92%)を得た。
3−メチルクロトン酸の不斉水素化 a)ルテニウム触媒水素化 グローブボックス(O2 含量<1ppm)中で、メタノール
50mlにRu(OAc)2〔(S)−BIPHEMP〕
0.0914g(0.119mmol)を溶解して20℃で
15分間撹拌することにより、触媒溶液を調製した。次
に、2−(p−クロロフェニル)−3−メチルクロトン
酸5.0g(23.74mmol)及びメタノール23mlを
185mlオートクレーブに入れて、上記で調製した触媒
溶液を添加した。オートクレーブを密閉し、20℃で6
0bar の一定圧力下で撹拌しながら水素化を行った。4
時間後に100%変換した。水素化溶液から50℃/2
0mbarで溶媒を留去して、残渣を球管オーブン(bulb t
ube oven)で150℃/0.2mbarで蒸留した。化学純
度98.8面積%;90.5%ee;〔α〕5 89=−4
2.3℃(c=1、メタノール)のRTで結晶化する無
色の油状物として、(R)−2−(p−クロロフェニ
ル)−3−メチル酪酸4.6g(92%)を得た。
【0051】b)ロジウム触媒水素化 グローブボックス(O2 含量<1ppm)中で、テトラヒド
ロフラン20mlに〔Rh(COD)2〕BF4 の0.04
82g(0.119mmol)及び(R,S)−BPPFA
−EPIPの0.0858g(0.119mmol)を溶解
して20℃で15分間撹拌することにより、触媒溶液を
調製した。次に、2−(p−クロロフェニル)−3−メ
チルクロトン酸5.0g(23.74mmol)、メタノー
ル13ml及びテトラヒドロフラン33mlを185mlオー
トクレーブに入れて、上記で調製した触媒溶液を添加し
た。オートクレーブを密閉し、20℃で50bar の一定
圧力下で撹拌しながら水素化を行った。18時間後に1
00%変換した。水素化溶液から50℃/20mbarで溶
媒を留去して、残渣を球管オーブン(bulb tube oven)
で150℃/0.2mbarで蒸留した。化学純度99.9
GC面積%;97.6%eeのRTで結晶化する無色の油
状物として、(S)−2−(p−クロロフェニル)−3
−メチル酪酸4.8g(96%)を得た。
ロフラン20mlに〔Rh(COD)2〕BF4 の0.04
82g(0.119mmol)及び(R,S)−BPPFA
−EPIPの0.0858g(0.119mmol)を溶解
して20℃で15分間撹拌することにより、触媒溶液を
調製した。次に、2−(p−クロロフェニル)−3−メ
チルクロトン酸5.0g(23.74mmol)、メタノー
ル13ml及びテトラヒドロフラン33mlを185mlオー
トクレーブに入れて、上記で調製した触媒溶液を添加し
た。オートクレーブを密閉し、20℃で50bar の一定
圧力下で撹拌しながら水素化を行った。18時間後に1
00%変換した。水素化溶液から50℃/20mbarで溶
媒を留去して、残渣を球管オーブン(bulb tube oven)
で150℃/0.2mbarで蒸留した。化学純度99.9
GC面積%;97.6%eeのRTで結晶化する無色の油
状物として、(S)−2−(p−クロロフェニル)−3
−メチル酪酸4.8g(96%)を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 57/60 2115−4H C07C 57/60 59/48 2115−4H 59/48 59/64 2115−4H 59/64 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 〔式中、R1 は、C1 −C5 −アルキルを表し;そして
Arは、場合により、1つ又はそれ以上の、ハロゲン、
フェニル、C1 −C5 −アルキル、C1 −C5 −アルコ
キシ、過フッ化C1 −C5 −アルキル又は過フッ化C1
−C5 −アルコキシ置換基で置換されていてもよいアリ
ール基を表す〕で示される化合物を製造する方法であっ
て、一般式(III): 【化2】 〔式中、R1 及びArは、前記と同義である〕で示され
る化合物を、強酸、及び必要であれば可溶化剤の存在下
に0〜40℃の温度で脱水することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 Arが、フッ素、塩素、臭素、メチル、
メトキシ又はトリフルオロメトキシで好適にはp−位が
置換されているフェニル基を表す、請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】 脱水が、濃硫酸又は濃ポリリン酸の存在
下に行われる、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 可溶化剤として、ジオキサン、酢酸又は
塩化メチレンが使用される、請求項1〜3のいずれか1
項記載の方法。 - 【請求項5】 脱水が、20〜25℃で行われる、請求
項1〜4のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の方法
により得られる式(Ib): 【化3】 で示される化合物を、触媒として光学活性なルテニウム
ジホスフィン錯体の存在下に、変換することを特徴とす
る、式(IIb): 【化4】 で示される光学活性な酸の製造方法。 - 【請求項7】 式(IIIa): 【化5】 〔式中、R11は、メチル又はエチルを表し;そしてX
は、フッ素、塩素又は臭素を表す〕で示される化合物。
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