JPH09208541A - 新規フェニルアラニン誘導体、その光学活性体、その塩類又は錯化合物及びその用途並びにその使用方法 - Google Patents

新規フェニルアラニン誘導体、その光学活性体、その塩類又は錯化合物及びその用途並びにその使用方法

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JPH09208541A
JPH09208541A JP8332957A JP33295796A JPH09208541A JP H09208541 A JPH09208541 A JP H09208541A JP 8332957 A JP8332957 A JP 8332957A JP 33295796 A JP33295796 A JP 33295796A JP H09208541 A JPH09208541 A JP H09208541A
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JP
Japan
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group
alkyl
alkyl group
halo
alkoxy
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Pending
Application number
JP8332957A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Yamamoto
直也 山本
Kouji Umimoto
耕司 海本
Tsutomu Nishiguchi
勉 西口
Koji Baba
康治 馬場
Tatsuo Tabuchi
龍夫 田淵
Masanori Yoshida
正徳 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Nohyaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Nohyaku Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8332957A priority Critical patent/JPH09208541A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 一般式(Ia); 〔式中、R1 はH又はアルキル、R2 はH、アルキル、
アルコキシカルボニル、アルキルカルボニル、置換アル
キルカルボニル、フェニルアルキル、置換フェニルアル
キル基、フェニルカルボニル、置換フェニルカルボニ
ル、フェニルスルホニル、置換フェニルスルホニル基、
フェニルアルキルオキシカルボニル、フェニルアルキル
オキシカルボニル基を示すか、R1 とR2 は互いに一緒
になってO又はNで中断されても良いC1-C6 アルキレン
又はフタロイルを示し、R3 は式;OR4 、式;N(R
5 )−R6 又はNHCH(R7 )(CH2 )nCOOR
8(R4 〜R8 はH、アルキル基等の特定の基、nは0
又は1を表す。)で表されるフェニルアラニン誘導体、
その光学活性体、その塩又は錯化合物、及びこれらを有
効成分とする果樹園芸用殺菌剤及び医療用抗真菌剤。 【効果】 本発明化合物は、果樹病害、人及び動物の真
菌に対してすぐれた防除効果を有しており果樹園芸用殺
菌剤及び医療用抗真菌剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェニルアラニン
誘導体、その塩類、それらの光学活性体又は錯化合物、
該化合物を有効成分とする果樹園芸用殺菌剤及びその使
用方法並びに該化合物を有効成分とする医療用抗真菌剤
に関するものである。
【0002】
【従来技術】フェニルアラニン誘導体は、特開昭49−
109536号公報にはフェニルアラニン誘導体が稲い
もち病及び紋枯病に対して防除効果を有することが記載
されており、特開昭60−116700号公報には鎮痛
剤としてキョートルフィンが開示され、米国特許第37
07559号公報には抗炎症剤としてN−アシルフェニ
ルアラニンアミドが開示され、米国特許第454068
3号公報には制ガン剤としてトリペプチドが開示され、
特開平4−297492号公報にはタキキニン拮抗剤と
して開示され、特開昭56−97257号公報には鎮痛
剤としてエンケファリン誘導体が開示され、特開昭58
−189121号公報にはインシュリン投与賦活剤とし
て開示され、特開昭58−32851号公報には鎮痛剤
としてエンケファリン誘導体が開示され、特開昭58−
32851号公報には鎮痛剤としてエンケファリン誘導
体と抗腫瘍剤としてトリペプチド誘導体が開示され、ジ
ャーナル オブ メディシナルケミストリー 1983
年第26巻第1725頁にm−フルオロフェニルアラニ
ン誘導体が記載されている。しかしこれらの化合物の果
樹園芸用殺菌剤や医療用抗真菌剤としての有用性は全く
記載されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リンゴ斑点落葉病及び
黒星病、ナシ黒斑病等はリンゴやナシの果樹栽培におい
て防除すべき重要な病害である。本発明は果樹栽培にお
けるこれらの病害を防除するための新規な果樹園芸用殺
菌剤を提供するものであり、更に人間や動物の手足の消
毒や真菌感染を治療するのに有用な医療用抗真菌剤をも
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式(I);
【化18】 〔式中、R1 は水素原子又は C1-C8アルキル基を示し、
2 は水素原子、 C1-C8アルキル基、C1-C6 アルコキシ
カルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同一又は
異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換された置換
C1-C6 アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6 アルキル
基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル
基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カ
ルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6
アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基か
ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
ニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、同一又
は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカルボ
ニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良
く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
ル基、
【0005】ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、
フェニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基、同一又は
異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アル
コキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、
C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオ
キシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1
〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C6 アル
キルオキシカルボニル基を示し、R1 とR2 は互いに一
緒になってC1-C6 アルキレン基、酸素原子又は窒素原子
で中断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロイル基を
示すこともできる。
【0006】R3 は式;
【化19】OR4 (R4 は水素原子、C1-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
-C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
【0007】ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェニルC2-C6 アルケニ
ル基、フェノキシC1-C6 アルキル基、同一又は異なって
も良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
ルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェノキシC1-C6アルキ
ル基、フェニルチオC1-C6 アルキル基、同一又は異なっ
ても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェニルチオC1-C6 アル
キル基、フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、同一又
は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカルボ
ニルC1-C6 アルキル基、ジフェニルC1-C6 アルキル基又
は同一若しくは異なっても良く、酸素原子、硫黄原子又
は窒素原子から選択される1以上のヘテロ原子を環上に
有する芳香族複素環C1-C6 アルキル基を示す。)、
【0008】式;
【化20】N(R5 )−R6 (R5 は水素原子、C1-C8 アルキル基、シクロC3-C8
ルキル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、
シアノC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基又はフェニル基から選択される1以上の置
換基を有するシアノC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
シC1-C6 アルコルオキシC1-C6 アルキル基、アミノC1-C
6 アルキル基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル
基から選択される1〜2個の置換基を有する置換アミノ
C1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良
く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
基を環上に有する置換フェニル基、フェニルC1-C6 アル
キル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニト
ロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキ
ル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、
カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C
6 アルキレンジオキシ基、フェニル基、フェノキシ基か
ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
ニルC1-C6 アルキル基、フェノキシC1-C6 アルキル基、
【0009】同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6
ルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキ
ルオキシ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6
ルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
換フェニルC1-C6 アルキルオキシ基、又はグアニジルC1
-C6 アルキル基を示し、R6 は、水素原子、C1-C6 アル
キル基又はC2-C6 アルケニル基を示し、R5 とR6 は互
いに一緒になってC1-C6 アルキレン基又は酸素原子若し
くは窒素原子で中断されていてもよいC1-C6 アルキレン
基を示し、該環を形成したC1-C6 アルキレン基は環上に
同一又は異なっても良く、C1-C6 アルキル基、カルボキ
シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、フェニル基、
フェニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基又はフェニ
ルC1-C6 アルキルオキシ基から選択される1以上の置換
基を有することもできる。)
【0010】又は式;
【化21】NHCH(R7 )(CH2 )nCOOR8 (式中、R7 は水素原子、C1-C6 アルキル基、シクロC3
-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6 アルキル
基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、ヒドロキシC1
-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル基、フェニルC1
-C6 アルキル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、R8
は水素原子、C1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキ
ル基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6
ルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、nは0又は1の整
数を示す。)を示し、Xはハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、水酸基、アミノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
-C6 アルキル基、又はC1-C6 アルコキシ基を示し、mは
1〜2の整数を示す。〕で表されるフェニルアラニン誘
導体又はその塩類、それらの光学活性体又は錯化合物を
有効成分とする果樹園芸用殺菌剤、それらの使用方法及
び該化合物を有効成分とする医療用抗真菌剤に関するも
のであり、更に一般式(I) に包含され、且つ文献未記載
の新規化合物である一般式(Ia):
【0011】
【化22】 〔式中、R1 は水素原子又は C1-C8アルキル基を示し、
2 は水素原子、 C1-C8アルキル基、C1-C6 アルコキシ
カルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同一又は
異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換された置換
C1-C6 アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6 アルキル
基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル
基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カ
ルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6
アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基か
ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
ニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、同一又
は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカルボ
ニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良
く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
ル基、
【0012】ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、
フェニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基、又は同一
若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1
-C6 アルキルオキシカルボニル基を示し、R1 とR2
互いに一緒になってC1-C6 アルキレン基、酸素原子又は
窒素原子で中断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロ
イル基を示すこともできる。
【0013】R3'は式;
【化23】OR4' (R4'は水素原子、C3-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
-C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
【0014】ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェニルC2-C6 アルケニ
ル基、フェノキシC1-C6 アルキル基、同一又は異なって
も良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
ルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェノキシC1-C6アルキ
ル基、フェニルチオC1-C6 アルキル基、同一又は異なっ
ても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
個の置換基を環上に有する置換フェニルチオC1-C6 アル
キル基、フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、同一又
は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカルボ
ニルC1-C6 アルキル基、ジフェニルC1-C6 アルキル基、
又は同一若しくは異なっても良く、酸素原子、硫黄原子
又は窒素原子から選択される1以上のヘテロ原子を環上
に有する芳香族複素環C1-C6 アルキル基を示す。但しR
1 及びR2 が水素原子を示す時、R4'は水素原子、tert
−ブチル基及びベンジル基を除く。)、
【0015】式;
【化24】N(R5 )−R6 (R5 は水素原子、C1-C8 アルキル基、シクロC3-C8
ルキル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、
シアノC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
アルコキシ基又はフェニル基から選択される1以上の置
換基を有するシアノC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
シC1-C6 アルキコキシC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6
アルキル基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基
から選択される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1
-C6 アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良
く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
基を環上に有する置換フェニル基、フェニルC1-C6 アル
キル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニト
ロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキ
ル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6アルコキシ基、
カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C
6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基
から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フ
ェニルC1-C6 アルキル基、フェノキシC1-C6 アルキル
基、
【0016】同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6
ルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキ
ルオキシ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6
ルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
換フェニルC1-C6 アルキルオキシ基、又はグアニジルC1
-C6 アルキル基を示し、R6 は水素原子、C1-C6 アルキ
ル基又はC2-C6 アルケニル基を示し、R5 とR6 は互い
に一緒になってC1-C6 アルキレン基又は酸素原子若しく
は窒素原子で中断されていてもよいC1-C6 アルキレン基
を示し、該環を形成したC1-C6 アルキレン基は環上に同
一又は異なっても良く、C1-C6 アルキル基、カルボキシ
ル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、フェニル基、フ
ェニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基又はフェニル
C1-C6 アルキルオキシ基から選択される1以上の置換基
を有することもできる。但しR1 、R2 、R5 及びR6
が同時に水素原子の場合を除き、R1 がtert-ブトキシ
カルボニル基及びR5 がベンジル基を示す時、R6 はメ
チル基を除く。)
【0017】又は式;
【化25】NHCH(R7 )(CH2 )nCOOR8 (式中、R7 は水素原子、C1-C6 アルキル基、シクロC3
-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6 アルキル
基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、ヒドロキシC1
-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル基、フェニルC1
-C6 アルキル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、R8
は水素原子、C1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキ
ル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
る置換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、nは0又は1
の整数を示す。但しR1 及びR2 が水素原子を示す時、
7 はメチル基及び iso−ブチル基を除き、R1 がベン
ジルオキシカルボニル基、R7 が水素原子及びnが0の
整数を示す時、R8 はエチル基を除く。)を示す。〕で
表されるフェニルアラニン誘導体、その光学活性体、そ
の化学的に許容される塩又はその錯化合物に関するもの
である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明において、C1-C18アルキル
基とは炭素数1〜18の直鎖又は分枝状のアルキル基、
例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピ
ル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、 ter
t-ブチル基、n-ペンチル基、イソペンチル基、ネオペン
チル基、1-メチルブチル基、2-メチルブチル基、1,2-ジ
メチルプロピル基、n-ヘキシル基、イソヘキシル基、1-
メチルペンチル基、2-メチルペンチル基、3-メチルペン
チル基、1,1-ジメチルブチル基、1,2-ジメチルブチル
基、2,2-ジメチルブチル基、1,3-ジメチルブチル基、2,
3-ジメチルブチル基、3,3-ジメチルブチル基、1-エチル
ブチル基、2-エチルブチル基、1,1,2-トリメチルプロピ
ル基、1,2,2-トリメチルプロピル基、1-エチル-1- メチ
ルプロピル基、1-エチル-2- メチルプロピル基等を、ハ
ロC1-C6 アルキル基とは同一又は異なっても良く、1以
上のフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等の
ハロゲンで置換された炭素原子数1〜6のアルキル基を
示し、例えばトリフルオロメチル、テトラフルオロエチ
ル等のハロC1-C6 アルキルを、シクロC3-C8 アルキル基
としては、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等を、C2
-C6 アルケニル基とは、例えばビニル、1-プロペニル、
2-プロペニル、1-ブテニル、2-ブテニル、4-ブテニル等
の炭素原子数2〜6のアルケニル基を、
【0019】アルキニル基としては、例えばエテニル、
1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニ
ル、3-ブチニル等の炭素原子数2〜6のアルキニル基
を、ヒドロキシC1-C6 アルキル基としては、例えばヒド
ロキシメチル、ヒドロキシエチル等を、C1-C6 アルコキ
シC1-C6 アルキル基としては、例えばメトキシメチル、
エトキシメチル等を、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル
オキシC1-C6 アルキル基としては、例えばメトキシメト
キシメチル、エトキシメトキシメチル等を、C1-C6 アル
キルチオC1-C6 アルキル基としては、例えばメチルチオ
メチル、エチルチオメチル等を、カルボキシC1-C6 アル
キル基としては、例えばカルボキシメチル、カルボキシ
エチル等を、C1-C6 アルコキシカルボニルC1-C6 アルキ
ル基としては、例えばメトキシカルボニルメチル、エト
キシカルボニルメチル等を、シアノC1-C6 アルキル基と
しては、例えばシアノメチル、1−シアノ−1−メチル
エチル等が、同一又は異なっても良く、C1-C6 アルキル
基から選択される1以上の置換基を有する置換アミノC1
-C6 アルキル基としては、例えばメチルアミノメチル、
メチルアミノエチル、ジメチルアミノメチル、ジメチル
アミノエチル等を、フェノキシC1-C6 アルキル基として
は、例えばフェノキシメチル、フェノキシエチル等を、
【0020】フェニルC1-C6 アルキルオキシC1-C6 アル
キル基としては、例えばベンジルオキシ、フェネチルオ
キシ等で置換されたアルキル基を、フェニルチオC1-C6
アルキル基としては、例えばフェニルチオメチル、フェ
ニルチオエチル等を、ビフェニルC1-C6 アルキル基とし
ては、例えばビフェニルメチル基、ビフェニルエチル基
等を、芳香族複素環置換C1-C6 アルキル基としては、例
えばピリジルメチル,ピリミジルメチル,チエニルメチ
ル,フリルエチル等を、フェニルC1-C6 アルキルオキシ
基としては、例えばベンジルオキシ、フェネチルオキシ
等を例示することができ、酸素原子または窒素原子で中
断されていてもよいC1-C6 アルキレン基は、結合してい
る窒素原子とともに、例えばピロリジノ、ピペリジノ、
モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジノ等を形成し、
これらはC1-C6 アルキル基、C1-C6アルコキシカルボニ
ル基または置換されていてもよいベンジル基で置換され
ることもできる。
【0021】本発明の一般式(I) で表されるフェニルア
ラニン誘導体、アミノ酸の場合D体とL体が、ジペプチ
ドの場合ジアステレオマーが立体異性体として存在する
が、本発明はこれらの混合物又は各光学活性体を分離し
たものも包含するものである。又、本発明の一般式(I)
で表されるフェニルアラニン誘導体は塩を形成すること
もでき、一般に有機又は無機の塩基、酸との塩類を例示
することができ、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、臭化水素
酸、リン酸、過塩素酸、チオシアン酸、ホウ酸、ギ酸、
酢酸、ハロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、クエン
酸、酒石酸、コハク酸、グルコン酸、乳酸、マロン酸、
フマール酸、アントラニル酸、安息香酸、ケイ皮酸、p
−トルエンスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸、
ナフタレンスルホン酸、スルファニル酸等との酸付加
塩、或いはアミン等との有機塩基、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ土類金属又はアルミニウム等の金属との
塩を挙げることができる。更には金属錯化合物であって
もよく、例えば、亜鉛、ニッケル、コバルト、銅、鉄等
との錯化合物が挙げることができる。
【0022】本発明の一般式(I) で表されるフェニルア
ラニン誘導体は、例えば下記に図示する製造方法により
製造することができる。 スキーム1 A法
【化26】
【0023】B法
【化27】
【0024】C法
【化28】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5及びm は前記に同じくし、
R6はR5又は
【化29】CH(R7 )(CH2 )nCOOR8 (R7 、R8 及びnは前記に同じ)を示し、R1'はベン
ジルオキシカルボニル基又は tert-ブトキシカルボニル
基を、Bnはベンジル基を、TsOHはp−トルエンス
ルホン酸を示し、Halはハロゲン原子を示す。)
【0025】本製造方法において、個々の製造工程のた
めに適当な不活性溶媒としては、例えば水又は反応条件
下に変化しないすべての不活性溶媒である。これらは好
ましくは次のものを包含する。アルコール類(例えば、
メタノール、エタノール、プロパノール又はイソプロパ
ノール)、エーテル類(例えば、ジエチルエーテル、ジ
オキサン、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、グリコールモノメチルエーテル又はグリコールジメ
チルエーテル)、塩素化炭化水素類(例えば、クロロホ
ルム、塩化メチレン)、アミド類(例えばジメチルホル
ムアミド、ジメチルアミノ又はヘキサメチルホスホリル
アミド)、氷酢酸、ジメチルスルホキシド、アセトニト
リル又はピリジン等である。反応における試薬の量は触
媒量から過剰量でも良く、好ましくは1当量である。反
応温度は−20℃から不活性溶媒の沸点域までの温度で
行える。反応時間は0.5時間から24時間の範囲から
選択すれば良い。
【0026】一般式(I) で表されるフェニルアラニン誘
導体のうち、D,L−アミノ酸は『ジャーナル オブ
ザ ケミカルソサエティ、1951年 第2071
頁』、p−トルエンスルホン酸塩は『ペプチド合成の基
礎と実験 43頁(丸善(株))』に記載に準じて製造
することができ、光学活性体は『ジャーナル オブ ク
ロマトグラフィー、405巻、145頁(1887年)
に記載の方法に準じて高速液体クロマトグラフィーを使
用してラセミ体から分離することができる。原料化合物
はである一般式(II)又は一般式(V) で表される化合物は
公知物質であり、例えば『ジャーナル オブ ザ ケミ
カルソサエティ、1951年、2071頁に記載されて
いるような次の一般的製造方法で製造することができ
る。
【0027】スキーム2 製造方法D
【化30】 (式中、X、m、Bn及びTsOHは前記に同じくし、
Etはエチル基、Acはアセチル基、Bzoはベンジル
オキシカルボニル基、Bocは tert-ブトキシカルボニ
ル基を示す。)
【0028】本発明の一般式(I) で表されるフェニルア
ラニン誘導体、その光学活性体、その化学的に許容され
る塩類、又はその錯化合物は果樹園芸用殺菌剤及び医療
用抗真菌剤として有用であり、例えば、特に斑点落葉病
菌、黒星病菌、黒班病菌等の果樹園芸用殺菌剤として、
人や動物の手足の消毒やカンジダ属、トリコスィトン
属、クリプトコックス属の菌種に起因する真菌症、カン
ジダ症の治療、予防等のための抗真菌剤として有用であ
る。本発明の一般式(I) で表されるフェニルアラニン誘
導体、その光学活性体、その化学的に許容される塩類、
又はその錯化合物を果樹園芸用殺菌剤として製剤化する
ためには、これを適当な不活性な担体に、要するなら補
助剤と一緒に、適当な割合に配合して溶解、分散、懸
濁、混合、含浸、吸着若しくは付着させ、適宜の剤型例
えば溶液、懸濁液、油剤、乳剤、粉剤、粒剤、水和剤、
錠剤、ペレット、ペースト剤、エアゾール剤などに製剤
すればよい。使用することのできる不活性担体として
は、固体、液体、気体のいずれであってもよく、固体の
担体になりうる材料としては、ダイズ粉、木粉、樹皮
粉、鋸粉、タバコ茎粉、クルミ穀粉、ふすま、繊維素粉
末、食物エキス抽出後の残査、粉砕合成樹脂等の合成重
合体、粘土類(例えばカオリン、ベントナイト、酸性白
土)、タルク類(例えばタルク、ピロフィライト)、シ
リカ類(例えばけい藻土、けい砂、雲母、合成珪酸塩、
合成高分散珪酸)、活性炭、イオウ粉末、軽石、焼成珪
藻土、レンガ粉砕物、フライアッシュ、砂、炭酸カルシ
ウム、燐酸カルシウム等の無機鉱物性粉末、硫安、燐
安、硝安、塩安、尿素等の化学肥料、堆肥等をあげるこ
とができ、これらは単独でもしくは2種以上の混合物の
形で使用される。
【0029】液体の担体になりうるものとしては、それ
自体溶媒能を有するもののほか、溶媒能を有さずとも補
助剤の助けにより有効成分化合物を分散させうるものか
ら選択され、例えば次のものがあるが、これらは単独で
もしくは2種以上の混合物の形で使用され、例えば水、
アルコール類(例えばメチルアルコール、イソプロパノ
ール、エチレングライコール)、ケトン類(例えばアセ
トン、シクロヘキサノン)、エーテル類(例えばエチル
エーテル、ジオキサン、テトラハイドロフラン、セロソ
ルブ)、脂肪族炭化水素類(例えばガソリン、ケロシ
ン)、芳香族炭化水素類(例えばベンゼン、トルエン、
ソルベントナフサ、メチルナフタレン)、ハロゲン化炭
化水素類(例えばジクロロエタン、クロロホルム)、エ
ステル類(例えば酢酸エチル、ジイソプロピルフタレー
ト)、アミド類(例えばジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド)、ニトリル類(例えばアセトニトリ
ル)、ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。
気体の担体としては、例えばフレオン、ブタンガス、ジ
メチルエーテル、炭酸ガス、LPG(液化石油ガス)等
が挙げられる。
【0030】補助剤としては、次のものを挙げることが
できる。これらの補助剤は目的に応じて使用され、単独
で、ある場合は2種以上の補助剤を併用し、又ある場合
は全く補助剤を使用しないこともある。有効成分化合物
の乳化、分散、可溶化及び/又は湿潤の目的のために、
例えば、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン樹脂
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエ
ート、アルキルアリルソルビタンモノラウレート、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホ
ン酸塩、リグニンスルホン酸塩、高級アルコール硫酸エ
ステル塩等の界面活性剤を使用することができる。さら
に有効成分化合物の分散安定化、糊着及び/又は結合の
目的のために、例えばカゼイン、ゼラチン、澱粉、アル
ギン酸、CMC、アラビアゴム、寒天、ポリビニルアル
コール、松根油、糠油、ベントナイト、リグニン、亜硫
酸塩廃液等の補助剤を使用することもできる。固体製品
の流動性改良のために、例えばワックス類、ステアリン
酸、燐酸アルキルエステル等の補助剤を使用することが
できる。懸濁性製品の解こう剤として、例えばナフタレ
ンスルホン酸縮合物、燐酸塩等の補助剤を使用すること
もできる。消泡剤例えばシリコーン油等を添加すること
も可能である。
【0031】本発明の果樹園芸用殺菌剤として使用する
場合、有効成分の適用量は種々の因子、例えば目的、対
象作物、作物の生育状況、病害の発生傾向、天候、環境
条件、剤型、施用方法、施用場所、施用時期等により変
動するが、10アール当たり0.1g〜1kgの範囲か
ら適宜選択される。活性成分の配合割合は必要に応じて
加減し得る。粉剤、粒剤とする場合通常0.5%〜20
%、また乳剤,懸濁剤或いは水和剤とする場合は0.1
〜90%である。本発明化合物を有効成分とする果樹園
芸用殺菌剤は更に防除対象病害、防除適期の拡大のため
に、また薬量の低減をはかる目的で、他の農園芸用殺菌
剤と混合して使用することも可能である。本発明化合物
を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤は、病害の発
生が予測される時期に合わせて,病害の発生前又は発生
が確認された時点で処理することにより本発明の果樹園
芸用殺菌剤の所期の効果が奏されるものである。
【0032】次いで、本発明の一般式(I) で表されるフ
ェニルアラニン誘導体、その光学活性体、その薬理学上
に許容される塩類、又はその錯化合物を有効成分とする
医療用抗真菌剤は人間や動物の手足の消毒や真菌感染を
治療するのに有用であり、例えば白癬菌属(Trichophyto
n)、カンジダ属(Candida) 、アスペルギルス属(Aspergi
llus) 、クリプトコックス属(Cryptococcus)等に起因す
る局所性真菌感染、粘膜感染、全身性真菌感染等の治療
に使用することができる。本発明の一般式(I) で表され
るフェニルアラニン誘導体、その光学活性体、その薬理
学的に許容される塩類、又はその錯化合物は単独で、又
は薬理学上許容される不活性な担体又は希釈剤からなる
組成物を経口又は非経口投与に適した投与剤型、例えば
液剤、錠剤、座剤、乳化剤、軟膏、クリーム、ローショ
ン、パップ剤等に調製して使用することができ、必要に
応じてこれらの製剤中に助剤、安定剤、湿潤剤又は乳化
剤、緩衝剤及びその他の通常使用される添加剤を含むこ
ともできる。化合物の投与量は症状、年齢、体重、投与
形態等により異なるが、全身的治療の場合には、通常成
人1日当たり体重1kg当たり0.05〜100mg、
好ましくは0.5〜50mgを1回又は数回に分けて投
与することができる。局所的治療における有効成分の濃
度は0.001%〜5%、好ましくは0.1%〜2%の
範囲である。
【0033】本発明の一般式(I) で表されるフェニルア
ラニン誘導体、その光学活性体、その薬理学的に許容さ
れる塩類、又はその錯化合物の代表例を第1表に示す
が、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、表
中のEt、Bn、Bzo、BocおよびTsOHは前記
に同じくし、Meはメチル基、i−Prはイソプロピル
基、i−Buはイソブチル基、t−Buはtert−ブ
チル基、Phはフェニル基、Bzはベンゾイル基及びD
SAはドデシルベンゼンスルホン酸を示す。又、Q1
7 は下記の置換基を示す。
【化31】
【0034】一般式(I):
【化32】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】
【表7】
【0041】
【表8】
【0042】
【表9】
【0043】
【表10】
【0044】
【表11】
【0045】
【表12】
【0046】
【表13】 以下に第1表中で物性がペーストで示される化合物のN
MRデータを第2表に示す。
【0047】
【表14】
【0048】
【表15】
【0049】
【表16】
【0050】
【表17】
【0051】
【表18】
【0052】
【実施例】以下、本発明の実施例、処方例、試験例によ
って本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみ
に限定されるものではない。 実施例1. N−(p−トルエンスルホニル)−4−フ
ルオロフェニルアラニン(化合物1)の製造 N−(p−トルエンスルホニル)−4−フルオロフェニ
ルアラニン ベンジルエステル0.35gをエタノール
10mlに溶解し、10%Pd−C0.08gを加え、
常温常圧で水素添加反応に付した。反応終了後、濾過に
より触媒を除去し、減圧濃縮した。エーテルを加え結晶
化させ、結晶を濾過し、エーテルで洗浄することにより
目的物の結晶0.24gを得た。 物性:m.p.142−143℃ 収率87%
【0053】実施例2. 4−フルオロフェニルアラニ
ン シクロヘキシルアミド 酢酸塩(化合物6)の製造 N−(ベンジルオキシカルボニル)−4−フルオロフェ
ニルアラニン シクロヘキシルアミド0.45gをエタ
ノール、酢酸、水(10ml、1ml、1ml)の混合
溶媒に溶解し、10%Pd−C0.18gを加え、常温
常圧で水素添加反応に付した。反応終了後、濾過により
触媒を除去し、減圧濃縮した。ヘキサンを加え結晶化さ
せ、結晶を濾過しヘキサンで洗浄することにより目的物
の結晶0.26gを得た。 物性:m.p.115−116℃ 収率72%
【0054】実施例3 N−(tert−ブトキシカ
ルボニル)−4−フルオロフェニルアラニン ベンジル
アミド(化合物9)の製造 N−(tert−ブトキシカルボニル)−4−フルオロ
フェニルアラニン0.52gとトリエチルアミン0.2
6mlを乾燥テトラヒドロフラン15mlに溶解し、氷
冷下クロロ炭酸イソブチル0.25mlを加えた。30
分攪拌した後、ベンジルアミン0.21mlを加え、室
温でさらに3時間攪拌した。反応終了後、反応液を氷水
中に注ぎ込み、目的物を酢酸エチルで抽出した。有機層
を乾燥後減圧濃縮し、得られた結晶をヘキサンで洗浄す
ることにより目的物の結晶0.49gを得た。 物性:m.p.169−170℃ 収率72%
【0055】実施例4. 4−フルオロフェニルアラニ
ン ベンジルアミド(化合物10)の製造 N−(tert−ブトキシカルボニル)−4−フルオロ
フェニルアラニン ベンジルアミド0.40gにトリフ
ルオロ酢酸5mlを加え、室温で1時間攪拌した。反応
終了後、反応液を氷水中に注ぎ込み、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加えて目的物を酢酸エチルで抽出した。
有機層を乾燥後減圧濃縮し、得られた結晶をヘキサンで
洗浄することにより目的物の結晶0.26gを得た。 物性:m.p.67−68℃ 収率91%
【0056】実施例5. N−(ベンジルオキシカルボ
ニル)−4−フルオロフェニルアラニン−シクロヘキシ
ルアミド(化合物19)の製造 N−(ベンジルオキシカルボニル)−4−フルオロフェ
ニルアラニン1.0gとトリエチルアミン0.44ml
を乾燥テトラヒドロフラン15mlに溶解し、氷冷下ク
ロロ炭酸イソブチル0.42mlを加えた。30分攪拌
した後、シクロヘキシルアミン0.4mlを加え、室温
で更に3時間攪拌した。反応終了後、反応液を氷水に注
ぎ込み、目的物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥
後、減圧濃縮し、得られた結晶をヘキサンで洗浄するこ
とにより目的物の結晶0.78gを得た。 物性:m.p.183−184℃ 収率62%
【0057】実施例6. N−(p−トルエンスルホニ
ル)−4−フルオロフェニルアラニンベンジルエステル
(化合物23)の製造 4−フルオロフェニルアラニン ベンジルエステル p
−トルエンスルホン酸塩1.5gとトリエチルアミン
1.00mlを乾燥ジクロロメタン30mlに溶解し、
氷冷下p−トルエンスルホニルクロリド0.71gを加
えた。室温で24時間攪拌した後、反応液を氷水に注ぎ
込み、目的物をジクロロメタンで抽出した。有機層を乾
燥後、減圧濃縮し、得られた結晶をエーテル洗浄するこ
とにより目的物の結晶0.65gを得た。 物性:m.p.130−131℃ 収率45%
【0058】実施例7 N−(4−tert−ブチル
ベンジル)−4−フルオロフェニルアラニン ベンジル
エステル(化合物27)の製造 4−フルオロフェニルアラニン ベンジルエステル p
−トルエンスルホン酸塩1.0gとトリエチルアミン
0.65mlをテトラヒドロフラン15mlに溶解し、
4−tert−ブチルベンジルブロミド0.53gを加
え、室温で24時間攪拌した。反応終了後、目的物を酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液で洗浄し、乾燥後、減圧濃縮し、得られたオイルを
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することに
より目的物0.18gを得た。 物性:ペースト 収率19% NMR[CDCl3/TMS, δ値(ppm)] 1.31(9H,s), 2.93(2H,m), 3.55(1H,t), 3.60(1H,d), 3.
76(1H,d),5.07(2H,m), 6.90(2H,m), 7.05(2H,m), 7.14
(2H,d), 7.24(2H,m),7.30(2H,d), 7.35(3H,m).
【0059】実施例8. N−(ベンジルオキシカルボ
ニル)−4−フルオロフェニルアラニン イソアミルエ
ステル(化合物30)の製造 N−(ベンジルオキシカルボニル)−4−フルオロフェ
ニルアラニン1.00g,ジメチルアミノピリジン0.
07gとイソアミルアルコール0.69mlを乾燥ジク
ロロメタン15mlに溶解し、氷冷下1−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)−3−エチル−カルボジイミド塩酸
塩0.66gを加えた。室温で24時間攪拌した後、反
応液を氷水に注ぎ込み、目的物を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を1N塩酸で洗浄し、乾燥後、減圧濃縮し、
得られたオイルをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製することにより目的物1.16gを得た。 物性: ペースト 収率95% NMR[CDCl3/TMS, δ値(ppm)] 0.89(6H,m), 1.12(0.5H,m), 1.32(0.5H,m), 1.48(1H,
m),1.60(1H,m), 3.09(2H,m), 3.93(1H,m), 4.11(1H,m),
4.62(1H,m),5.09(2H,m), 5.22(1H,d), 6.95(2H,m), 7.
06(2H,m), 7.35(5H,m).
【0060】実施例9. N−(ベンジルオキシカルボ
ニル)−4−フルオロフェニルアラニル−ピペリジン−
4−カルボン酸(化合物40)の製造 N−(ベンジルオキシカルボニル)−4−フルオロフェ
ニルアラニル−ピペリジン−4−カルボン酸 エチルエ
ステル0.5gを含水エタノール6mlに溶解し、水酸
化リチウム0.05gを加え、室温で24時間攪拌し
た。反応終了後、反応液を氷水中に注ぎ込み1N塩酸で
酸性とし、目的物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾
燥後、減圧濃縮し、得られた結晶をエーテル洗浄するこ
とにより目的物0.44gを得た。 物性:m.p.180−181℃ 収率94%
【0061】実施例10. N−(ベンジルオキシカル
ボニル)−4−フルオロフェニルアラニル−バリン ベ
ンジルエステル(化合物44)の製造 N−(ベンジルオキシカルボニル)−4−フルオロフェ
ニルアラニン2.0gとトリエチルアミン2.62ml
を乾燥テトラヒドロフラン40mlに溶解し、氷冷下、
クロロ炭酸イソブチル0.83mlを加えて30分攪拌
した後、バリンベンジルエステル p−トルエンスルホ
ン酸塩2.39gを加え、室温で更に24時間攪拌し
た。反応終了後、反応液を氷水に注ぎ込み、目的物を酢
酸エチルで抽出した。有機層を乾燥後、減圧濃縮し、得
られた結晶をヘキサンで洗浄することにより目的物の結
晶0.63gを得た。 物性:m.p.120−122℃ 収率20%
【0062】実施例11 4−フルオロフェニルアラ
ニル−バリン(化合物45)の製造 N−(ベンジルオキシカルボニル)−4−フルオロフェ
ニルアラニル−バリンベンジルエステル1.00gをエ
タノール、酢酸、水(20ml、1ml、1ml)の混
合溶媒に溶解し、10%Pd−C0.20gを加え、常
温常圧で水素添加反応に付した。反応終了後、濾過によ
り触媒を除去し、減圧濃縮した。エーテルを加え結晶化
させ、結晶を濾過しヘキサンで洗浄することにより目的
物0.30gを得た。 物性:m.p.142−145℃ 収率54%
【0063】製造例12. 4−フルオロフェニルアラ
ニン(D,L−アミノ酸)(化合物168)の製造 金属ナトリウム1.44gをエタノール100mlに溶
解し、アセタミドマロン酸ジエチル12.38gと4ー
フルオロベンジルクロリド8.24gを加え7時間加熱
攪拌した。反応終了後、氷水を加え析出した結晶を濾過
し、水で洗浄し、14.0gの結晶を得た。この結晶を
47%臭化水素醸水溶液50mlに溶解し、8時間加熱攪
拌した。反応溶液を氷冷下濃アンモニア水で中和し、析
出した結晶を濾過し、水で洗浄することにより目的物の
結晶4.9gを得た。 物性:m.p.253〜257℃(分解) 収率47
【0064】製造例13. 4ーフルオロフェニルアラ
ニンベンジルエステルp−トルエンスルホン酸塩(Ts
OH塩、化合物181)の製造 4ーフルオロフェニルアラニン11.0g、ベンジルア
ルコール80ml、pートルエンスルホン酸−水和物1
2.6gをトルエン60ml中でDean−Stark
水分離器を付けて6時間加熱攪拌した。反応後エーテル
100mlを加え析出した結晶を濾過し、得られた結晶
をへキサン洗浄することにより目的物の結晶23.2g
を得た。 物性:m.p.158〜159℃ 収率87%、
【0065】参考例1. N−(ベンジルオキシカルボ
ニル)−4−フルオロフェニルアラニンの製造 4−フルオロフェニルアラニン4.9gを2M水酸化ナ
トリウム溶液30mlに溶解しベンジルオキシカルボニ
ル−クロリド5.0gを氷冷下滴下し、10℃で3時間
攪拌した。反応溶液をエーテルで洗浄した後、水層を1
N塩酸で酸性とし、目的物を酢酸エチルで抽出した。有
機層を乾燥後、減圧濃縮し、得られた結晶をエーテル洗
浄することにより目的物の結晶7.13gを得た。 物性:m.p.120−122℃ 収率84%
【0066】参考例2. N−(tert−ブトキシカ
ルボニル)−4−フルオロフェニルアラニンの製造 4−フルオロフェニルアラニン10.1gを1M水酸化
ナトリウム溶液80mlに溶解し、二炭酸ジ−tert
−ブチル13.2gを氷冷下滴下し、室温で終夜攪拌し
た。反応溶液をエーテルで洗浄した後、水層をクエン酸
で酸性とし、酢酸エチルで目的物を抽出した。有機層を
乾燥後、減圧濃縮し、得られた結晶をヘキサンで洗浄す
ることにより目的物4.9gを得た。 物性:m.p.253−257℃(分解) 収率47
【0067】以下に処方例を示すが、処方例において、
部は重量部を示す。 処方例1 本発明化合物 50部 キシレン 40部 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルと アルキルベンゼンスルホン酸の混合物 10部 以上を均一に混合溶解して乳剤とする。 処方例2 本発明化合物 0.5部 キシレン 0.8部 白灯油 98.7部 以上を均一に混合溶解して油剤とする。
【0068】処方例3 本発明化合物 3部 クレー粉末 82部 珪藻土粉末 15部 以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。 処方例4 本発明化合物 5部 ベントナイトとクレーの混合粉末 90部 ステアリン酸カルシウム 1部 以上を均一に混合し、適量の水を加えて混練し、造粒、
乾燥して粒剤とする。
【0069】処方例5 本発明化合物 20部 カオリンと合成高分散珪酸の混合物 75部 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルと アルキルベンゼンスルホン酸カルシウムの混合物 5部 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。 処方例6 本発明化合物 1部 ポリエチレングリコール400 99部 以上を均一に混合溶解して塗布用液剤とする。
【0070】処方例7 本発明化合物 2部 ポリエチレングリコール400 49部 ポリエチレングリコール4000 49部 以上を加温下均一に混合溶解した後、冷却して軟膏とす
る。 処方例8 本発明化合物 3部 1,2−プロパンジオール 5部 グリセロールステアレート 5部 鯨ロウ 5部 イソプロピルミリステート 10部 ポリソルベート 4部 以上の混合物を加温、冷却し、次いで攪拌下に水68部
を加えてクリームとする。
【0071】試験例1 リンゴ斑点落葉病に対する防除
試験 リンゴ葉に本発明化合物を有効成分とする200ppm
の薬液を充分に散布処理し、リンゴ斑点落葉病菌 (Alte
rnaria mali)の胞子懸濁液を噴霧処理した。15℃の湿
室条件下に1日置き、さらに15℃の恒温室で3日間置
いて充分発病させた後病班面積を調査し、無処理区と対
比して下記の基準で効果を判定した。 A 防除価 100%〜95% B 防除価 94%〜80% C 防除価 79%〜60% D 防除価 59%〜 0% − 薬害 なし 結果を第3表に示す。
【0072】試験例2 リンゴ黒星病に対する防除試験 ポット植えのリンゴに本発明化合物を有効成分とする2
00ppmの薬液を充分に散布処理し、処理1日後にリ
ンゴ黒星病菌 (Venturia inaequalis)の胞子懸濁液を噴
霧接種した。17℃の湿室条件下に1日置き、さらに1
7℃の恒温室で10日間置いて充分発病させた後、病班
面積を調査し、無処理区と対比して試験例1に準じて効
果を判定した。結果を第3表に示す。
【0073】
【表19】
【0074】
【表20】
【0075】
【表21】
【0076】
【表22】
【0077】
【表23】
【0078】
【表24】
【0079】
【表25】
【0080】
【表26】
【0081】試験例3 Candida albica
nsに対する抗真菌活性 滅菌生理食塩水にC.albicans IFO 12
70酵母細胞を1.5×105 cell/mlになるよ
うに懸濁した。接種菌液0.1m当たりBPMI 16
40 9.8mlの割合で希釈し、化合物はDMSOに
0.1mg/mlになるように溶解し、さきの接種菌液
に加えた。35℃で2日間静置培養した。培養後、65
0nmで培養濁度を測定し、下記の式に従い生育阻害率
を算出した。結果を第4表に示す。
【数1】
【0082】試験例4 Aspergillus fu
migatusに対する抗真菌活性 滅菌生理食塩水(0.1% Tween80含有)にA
spergillusfumigatus TIMM
0063酵母細胞を1×105 conodia/mlに
なるように懸濁した。化合物は、DMSOに0.1mg
/mlになるように溶解した。化合物溶液0.1mlに
Yeast Nitrogene Base with
out amino acids Glucose A
gar9.9mlを加え、滅菌シャーレにて平板培地を
作成した。調整した菌液をミクロスタンパーを使って化
合物添加培地に接種した。接種後37℃で2日間培養
後、650nmで培養濁度を測定し、下記の式に従い生
育阻害率を算出した。結果を第4表に示す。
【数2】
【0083】
【表27】
【0084】
【表28】
【0085】
【表29】
【0086】
【表30】
【0087】
【表31】
【0088】
【表32】
【0089】
【発明の効果】本発明の化合物は、果樹病害、人及び動
物の真菌に対して優れた防除効果を有しており、果樹園
芸用殺菌剤及び医療用抗真菌剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/195 ADZ A61K 31/195 ADZ 31/215 31/215 31/27 31/27 31/275 31/275 31/495 31/495 31/535 31/535 38/00 9547−4H C07C 233/54 C07C 233/54 9547−4H 233/87 233/87 9547−4H 237/06 237/06 9547−4H 237/22 237/22 9547−4H 237/42 237/42 7419−4H 311/19 311/19 7419−4H 323/12 323/12 C07D 211/32 C07D 209/48 211/62 211/32 265/30 211/62 295/18 Z 265/30 A61K 37/02 295/18 C07D 209/48 Z // C07M 7:00 (72)発明者 田淵 龍夫 和歌山県日高郡日高町高家357 (72)発明者 吉田 正徳 和歌山県橋本市光陽台2−5−3

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(Ia); 【化1】 〔式中、R1 は水素原子又は C1-C8アルキル基を示し、
    2 は水素原子、 C1-C8アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    カルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同一又は
    異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換された置換
    C1-C6 アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル
    基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カ
    ルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6
    アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基か
    ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
    ニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカルボ
    ニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良
    く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
    ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
    ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
    キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
    ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
    基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、フェニル
    C1-C6 アルキルオキシカルボニル基、又は同一若しくは
    異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
    C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アル
    コキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、
    C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオ
    キシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1
    〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C6 アル
    キルオキシカルボニル基を示し、R1 とR2 は互いに一
    緒になってC1-C6 アルキレン基、酸素原子又は窒素原子
    で中断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロイル基を
    示すこともできる。R3'は式; 【化2】OR4' (R4'は水素原子、C3-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
    キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
    クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
    ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
    キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
    される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
    キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
    ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
    -C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC2-C6 アルケニル基、フェノキシC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルチオC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェニルチオC1-C6 アルキル基、フェニルカルボ
    ニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハ
    ロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6
    アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカル
    ボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又
    はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上
    に有する置換フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、ジ
    フェニルC1-C6 アルキル基、又は同一若しくは異なって
    も良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子から選択され
    る1以上のヘテロ原子を環上に有する芳香族複素環C1-C
    6 アルキル基を示す。但しR1 及びR2 が水素原子を示
    す時、R4'は水素原子、tert−ブチル基及びベンジル基
    を除く。)、式; 【化3】N(R5 )−R6 (R5 は水素原子、C1-C8 アルキル基、シクロC3-C8
    ルキル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、
    シアノC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基又はフェニル基から選択される1以上の置
    換基を有するシアノC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シC1-C6 アルキコキシC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6
    アルキル基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基
    から選択される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1
    -C6 アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良
    く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
    ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
    ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
    キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
    ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
    基を環上に有する置換フェニル基、フェニルC1-C6 アル
    キル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニト
    ロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキ
    ル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6アルコキシ基、
    カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C
    6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基
    から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フ
    ェニルC1-C6 アルキル基、フェノキシC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル
    基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カ
    ルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6
    アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基か
    ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
    ノキシC1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキルオキ
    シ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル
    基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カ
    ルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6
    アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基か
    ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
    ニルC1-C6 アルキルオキシ基、又はグアニジルC1-C6
    ルキル基を示し、R6 は水素原子、C1-C6 アルキル基又
    はC2-C6 アルケニル基を示し、R5 とR6 は互いに一緒
    になってC1-C6 アルキレン基又は酸素原子若しくは窒素
    原子で中断されていてもよいC1-C6 アルキレン基を示
    し、該環を形成したC1-C6 アルキレン基は環上に同一又
    は異なっても良く、C1-C6 アルキル基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、フェニル基、フェ
    ニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基又はフェニルC1
    -C6 アルキルオキシ基から選択される1以上の置換基を
    有することもできる。但しR1 、R2 、R5 及びR6
    同時に水素原子の場合を除き、R1 がtert-ブトキシカ
    ルボニル基及びR5 がベンジル基を示す時、R6 はメチ
    ル基を除く。)又は式; 【化4】NHCH(R7 )(CH2 )nCOOR8 (式中、R7 は水素原子、C1-C6 アルキル基、シクロC3
    -C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6 アルキル
    基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、ヒドロキシC1
    -C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル基、フェニルC1
    -C6 アルキル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、R8
    は水素原子、C1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキ
    ル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、nは0又は1
    の整数を示す。但しR1 及びR2 が水素原子を示す時、
    7 はメチル基及び iso−ブチル基を除き、R1 がベン
    ジルオキシカルボニル基、R7 が水素原子及びnが0の
    整数を示す時、R8 はエチル基を除く。)を示す。〕で
    表されるフェニルアラニン誘導体、その光学活性体、そ
    の化学的に許容される塩又はその錯化合物。
  2. 【請求項2】 R1 が水素原子又はC1-C8 アルキル基を
    示し、R2 が水素原子、C1-C8 アルキル基、C1-C6 アル
    コキシカルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同
    一又は異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換され
    た置換C1-C6アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6
    ルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニ
    トロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アル
    キル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
    基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
    C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
    シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
    換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、
    同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
    -C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
    シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
    レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
    される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカ
    ルボニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なって
    も良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
    ルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
    アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
    基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
    個の置換基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、
    フェニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基、同一又は
    異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
    C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アル
    コキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、
    C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオ
    キシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1
    〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C6 アル
    キルオキシカルボニル基を示し、R1 とR2 は互いに一
    緒になってC1-C6 アルキレン基、酸素原子又は窒素原子
    で中断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロイル基を
    示すこともでき、R3'が式; 【化5】OR4' (R4'は水素原子、C3-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
    キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
    クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
    ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
    キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
    される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
    キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
    ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
    -C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC2-C6 アルケニル基、フェノキシC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルチオC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェニルチオC1-C6 アルキル基、フェニルカルボ
    ニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハ
    ロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6
    アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカル
    ボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又
    はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上
    に有する置換フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、ジ
    フェニルC1-C6 アルキル基、又は同一若しくは異なって
    も良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子から選択され
    る1以上のヘテロ原子を環上に有する芳香族複素環C1-C
    6 アルキル基を示す。但しR1 及びR2 が水素原子を示
    す時、R4 は水素原子、tert−ブチル基及びベンジル基
    を除く。)を示す請求項1記載のフェニルアラニン誘導
    体、その光学活性体、その化学的に許容される塩又はそ
    の錯化合物。
  3. 【請求項3】 一般式(I); 【化6】 〔式中、R1 は水素原子又はC1-C8 アルキル基を示し、
    2 は水素原子、C1-C8 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    カルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同一又は
    異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換された置換
    C1-C6 アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル
    基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カ
    ルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6
    アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基か
    ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
    ニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C 6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカルボ
    ニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良
    く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
    ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
    ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
    キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
    ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
    基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、フェニル
    C1-C6 アルキルオキシカルボニル基、同一又は異なって
    も良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
    ルキル基、ハロC1-C6アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
    アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
    基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
    個の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル
    オキシカルボニル基を示し、R1 とR2 は互いに一緒に
    なってC1-C6アルキレン基、酸素原子又は窒素原子で中
    断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロイル基を示す
    こともできる。R3 は式; 【化7】OR4 (R4 は水素原子、C1-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
    キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
    クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
    ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
    キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
    される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
    キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C 6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
    ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
    -C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC2-C6 アルケニル基、フェノキシC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルチオC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェニルチオC1-C6 アルキル基、フェニルカルボ
    ニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハ
    ロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6
    アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカル
    ボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又
    はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上
    に有する置換フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、ジ
    フェニルC1-C6 アルキル基又は同一若しくは異なっても
    良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子から選択される
    1以上のヘテロ原子を環上に有する芳香族複素環C1-C6
    アルキル基を示す。)、式; 【化8】N(R5 )−R6 (R5 は水素原子、C1-C8 アルキル基、シクロC3-C8
    ルキル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、
    シアノC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基又はフェニル基から選択される1以上の置
    換基を有するシアノC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シC1-C6 アルコルオキシC1-C6 アルキル基、アミノC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル
    基から選択される1〜2個の置換基を有する置換アミノ
    C1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良
    く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
    ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
    ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
    キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
    ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
    基を環上に有する置換フェニル基、フェニルC1-C6 アル
    キル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニト
    ロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキ
    ル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、
    カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C
    6 アルキレンジオキシ基、フェニル基、フェノキシ基か
    ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
    ニルC1-C6 アルキル基、フェノキシC1-C6 アルキル基、
    同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
    -C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
    シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
    レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
    される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェノキシ
    C1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキルオキシ基、
    同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
    -C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
    シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
    レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
    される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1
    -C6 アルキルオキシ基、又はグアニジルC1-C6 アルキル
    基を示し、R6 は、水素原子、C1-C6 アルキル基又はC2
    -C6 アルケニル基を示し、R5 とR6 は互いに一緒にな
    ってC1-C6 アルキレン基又は酸素原子若しくは窒素原子
    で中断されていてもよいC1-C6 アルキレン基を示し、該
    環を形成したC1-C6 アルキレン基は環上に同一又は異な
    っても良く、C1-C6 アルキル基、カルボキシル基、C1-C
    6 アルコキシカルボニル基、フェニル基、フェニルC1-C
    6 アルキルオキシカルボニル基又はフェニルC1-C6 アル
    キルオキシ基から選択される1以上の置換基を有するこ
    ともできる。)又は式; 【化9】NHCH(R7 )(CH2 )nCOOR8 (式中、R7 は水素原子、C1-C6 アルキル基、シクロC3
    -C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6 アルキル
    基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、ヒドロキシC1
    -C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル基、フェニルC1
    -C6 アルキル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、R8
    は水素原子、C1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキ
    ル基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、
    ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6
    ルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
    基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
    C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
    シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
    換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、nは0又は1の整
    数を示す。)を示し、Xはハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、水酸基、アミノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、又はC1-C6 アルコキシ基を示し、mは
    1〜2の整数を示す。〕で表されるフェニルアラニン誘
    導体、その光学活性体、その化学的に許容される塩又は
    その錯化合物を有効成分として含有することが特徴とす
    る果樹園芸用殺菌剤。
  4. 【請求項4】 R1 が水素原子又はC1-C8 アルキル基を
    示し、R2 が水素原子、C1-C8 アルキル基、C1-C6 アル
    コキシカルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同
    一又は異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換され
    た置換C1-C6アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6
    ルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニ
    トロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アル
    キル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
    基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
    C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
    シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
    換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、
    同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
    -C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
    シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
    レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
    される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカ
    ルボニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なって
    も良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
    ルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
    アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
    基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
    個の置換基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、
    フェニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基、同一又は
    異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
    C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アル
    コキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、
    C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオ
    キシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1
    〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C6 アル
    キルオキシカルボニル基を示し、R1 とR2 は互いに一
    緒になってC1-C6 アルキレン基、酸素原子又は窒素原子
    で中断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロイル基を
    示すこともでき、R3 が式; 【化10】OR4 (R4 は水素原子、C1-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
    キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
    クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
    ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
    キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
    される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
    キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
    ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
    -C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC2-C6 アルケニル基、フェノキシC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルチオC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェニルチオC1-C6 アルキル基、フェニルカルボ
    ニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハ
    ロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6
    アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカル
    ボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又
    はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上
    に有する置換フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、ジ
    フェニルC1-C6 アルキル基、又は同一若しくは異なって
    も良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子から選択され
    る1以上のヘテロ原子を環上に有する芳香族複素環C1-C
    6 アルキル基を示す。)を示し、Xがハロゲン原子、ニ
    トロ基、シアノ基、水酸基、アミノ基、C1-C6 アルキル
    基、ハロC1-C6 アルキル基又はC1-C6アルコキシ基を示
    し、mが1〜2の整数を示す請求項3記載の果樹園芸用
    殺菌剤。
  5. 【請求項5】 R1 が水素原子又はC1-C8 アルキル基を
    示し、R2 が水素原子又はC1-C8 アルキル基を示し、R
    3 が式; 【化11】OR4 (R4 は水素原子、C1-C8 アルキル基、シクロC3-C8
    ルキル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、
    C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6
    ルキル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC1-C6 アルキル基を示す。)を示し、
    Xがハロゲン原子を示し、mが1〜2の整数を示す請求
    項4記載の果樹園芸用殺菌剤。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか一項記載の果樹
    園芸用殺菌剤を果樹園芸作物の病害を防除するために、
    その有効量を処理することを特徴とする植物病害防除剤
    の使用方法。
  7. 【請求項7】 一般式(I); 【化12】 〔式中、R1 は水素原子又はC1-C8 アルキル基を示し、
    2 は水素原子、C1-C8 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    カルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同一又は
    異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換された置換
    C1-C6 アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル
    基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カ
    ルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6
    アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基か
    ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
    ニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカルボ
    ニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良
    く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
    ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
    ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
    キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
    ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
    基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、フェニル
    C1-C6 アルキルオキシカルボニル基、同一又は異なって
    も良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
    ルキル基、ハロC1-C6アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
    アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
    基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
    個の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル
    オキシカルボニル基を示し、R1 とR2 は互いに一緒に
    なってC1-C6アルキレン基、酸素原子又は窒素原子で中
    断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロイル基を示す
    こともできる。R3 は式; 【化13】OR4 (R4 は水素原子、C1-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
    キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
    クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
    ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
    キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
    される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
    キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
    ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
    -C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC2-C6 アルケニル基、フェノキシC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルチオC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェニルチオC1-C6 アルキル基、フェニルカルボ
    ニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハ
    ロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6
    アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカル
    ボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又
    はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上
    に有する置換フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、ジ
    フェニルC1-C6 アルキル基又は同一若しくは異なっても
    良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子から選択される
    1以上のヘテロ原子を環上に有する芳香族複素環C1-C6
    アルキル基を示す。)、式; 【化14】N(R5 )−R6 (R5 は水素原子、C1-C8 アルキル基、シクロC3-C8
    ルキル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、
    シアノC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基又はフェニル基から選択される1以上の置
    換基を有するシアノC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シC1-C6 アルコルオキシC1-C6 アルキル基、アミノC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル
    基から選択される1〜2個の置換基を有する置換アミノ
    C1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良
    く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキ
    ル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハ
    ロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコ
    キシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェ
    ニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換
    基を環上に有する置換フェニル基、フェニルC1-C6 アル
    キル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニト
    ロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキ
    ル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、
    カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C
    6 アルキレンジオキシ基、フェニル基、フェノキシ基か
    ら選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェ
    ニルC1-C6 アルキル基、フェノキシC1-C6 アルキル基、
    同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
    -C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
    シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
    レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
    される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェノキシ
    C1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキルオキシ基、
    同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
    -C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
    シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
    レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
    される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1
    -C6 アルキルオキシ基、又はグアニジルC1-C6 アルキル
    基を示し、R6 は、水素原子、C1-C6 アルキル基又はC2
    -C6 アルケニル基を示し、R5 とR6 は互いに一緒にな
    ってC1-C6 アルキレン基又は酸素原子若しくは窒素原子
    で中断されていてもよいC1-C6 アルキレン基を示し、該
    環を形成したC1-C6 アルキレン基は環上に同一又は異な
    っても良く、C1-C6 アルキル基、カルボキシル基、C1-C
    6 アルコキシカルボニル基、フェニル基、フェニルC1-C
    6 アルキルオキシカルボニル基又はフェニルC1-C6 アル
    キルオキシ基から選択される1以上の置換基を有するこ
    ともできる。)又は式; 【化15】NHCH(R7 )(CH2 )nCOOR8 (式中、R7 は水素原子、C1-C6 アルキル基、シクロC3
    -C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6 アルキル
    基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、ヒドロキシC1
    -C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル基、フェニルC1
    -C6 アルキル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、R8
    は水素原子、C1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6 アルキ
    ル基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、
    ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6
    ルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
    基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
    C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
    シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
    換フェニルC1-C6 アルキル基を示し、nは0又は1の整
    数を示す。)を示し、Xはハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、水酸基、アミノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、又はC1-C6 アルコキシ基を示し、mは
    1〜2の整数を示す。〕で表されるフェニルアラニン誘
    導体、その光学活性体、その化学的に許容される塩又は
    その錯化合物を有効成分として含有することを特徴とす
    る医療用抗真菌剤。
  8. 【請求項8】 R1 が水素原子又はC1-C8 アルキル基を
    示し、R2 が水素原子、C1-C8 アルキル基、C1-C6 アル
    コキシカルボニル基、C1-C6 アルキルカルボニル基、同
    一又は異なっても良い1以上のハロゲン原子で置換され
    た置換C1-C6アルキルカルボニル基、フェニルC1-C6
    ルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニ
    トロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アル
    キル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ
    基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、
    C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェノキ
    シ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置
    換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルカルボニル基、
    同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
    アノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1
    -C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキ
    シル基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキ
    レンジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択
    される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルカ
    ルボニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なって
    も良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6
    ルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6
    アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ
    基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1〜5
    個の置換基を環上に有する置換フェニルスルホニル基、
    フェニルC1-C6 アルキルオキシカルボニル基、同一又は
    異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
    C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アル
    コキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル基、
    C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレンジオ
    キシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択される1
    〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C6 アル
    キルオキシカルボニル基を示し、R1 とR2 は互いに一
    緒になってC1-C6 アルキレン基、酸素原子又は窒素原子
    で中断されたC1-C6 アルキレン基、又はフタロイル基を
    示すこともでき、R3 が式; 【化16】OR4 (R4 は水素原子、C1-C18アルキル基、ハロC1-C8 アル
    キル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、シ
    クロC3-C8 アルキル基、シクロC3-C8 アルキルC1-C6
    ルキル基、ヒドロキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシC1-C6 アルコ
    キシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルキルチオC1-C6 アル
    キル基、カルボキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキ
    シカルボニルC1-C6 アルキル基、アミノC1-C6 アルキル
    基、同一又は異なっても良いC1-C6 アルキル基から選択
    される1〜2個の置換基を有する置換アミノC1-C6 アル
    キル基、シアノC1-C6 アルキル基、フェニル基、同一又
    は異なっても良く、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6
    アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、カルボキシル
    基、C1-C6 アルコキシカルボニル基、C1-C6 アルキレン
    ジオキシ基、フェニル基又はフェノキシ基から選択され
    る1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニル基、フ
    ェニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、
    ハロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C
    6 アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカ
    ルボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基
    又はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環
    上に有する置換フェニルC1-C6 アルキル基、フェニルC2
    -C6 アルケニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC2-C6 アルケニル基、フェノキシC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェノキシC1-C6 アルキル基、フェニルチオC1-C
    6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C
    6 アルキル基、C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコ
    キシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニル
    基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフェ
    ノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有す
    る置換フェニルチオC1-C6 アルキル基、フェニルカルボ
    ニルC1-C6 アルキル基、同一又は異なっても良く、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハ
    ロC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6
    アルコキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカル
    ボニル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又
    はフェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上
    に有する置換フェニルカルボニルC1-C6 アルキル基、ジ
    フェニルC1-C6 アルキル基、又は同一若しくは異なって
    も良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子から選択され
    る1以上のヘテロ原子を環上に有する芳香族複素環C1-C
    6 アルキル基を示す。)を示し、Xがハロゲン原子、ニ
    トロ基、シアノ基、水酸基、アミノ基、C1-C6 アルキル
    基、ハロC1-C6 アルキル基又はC1-C6アルコキシ基を示
    し、mが1〜2の整数を示す請求項7記載の医療用抗真
    菌剤。
  9. 【請求項9】 R1 が水素原子又はC1-C8 アルキル基を
    示し、R2 が水素原子又はC1-C8 アルキル基を示し、R
    3 が式; 【化17】OR4 (R4 は水素原子、C1-C8 アルキル基、シクロC3-C8
    ルキル基、C2-C6 アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、
    C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ
    C1-C6 アルコキシC1-C6 アルキル基、フェニルC1-C6
    ルキル基、又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1
    -C6 アルキル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アル
    コキシ基、カルボキシル基、C1-C6 アルコキシカルボニ
    ル基、C1-C6 アルキレンジオキシ基、フェニル基又はフ
    ェノキシ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有
    する置換フェニルC1-C6 アルキル基を示す。)を示し、
    Xがハロゲン原子を示し、mが1〜2の整数を示す請求
    項8記載の医療用抗真菌剤。
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