JPH09209339A - 制水扉の不断水設置工法 - Google Patents
制水扉の不断水設置工法Info
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Abstract
塞ぎ止めることなく設置する工法を提供し、設置工事期
間中も用水を使用できるようにする。 【解決手段】地盤を掘削し、流路管1′を露出させ、そ
の状態で断面凹字状にコンクリートを打設、養生し、ゲ
ート駆体2を形成する。次に、ゲート駆体2内で流路管
1′を切断し、ゲート駆体2を介して流路を形成する。
そして、ゲート駆体2に扉枠3を固定し、この扉枠3に
制水扉4を取り付ける不断水設置工法を構成した。ゲー
ト駆体2に、予め制水扉4が取り付けられた扉枠3を固
定してもよい。
Description
設置する工法に係り、特に、水流を止めることなく制水
扉を設置する不断水設置工法に関する。
などの流路管に、水流を必要に応じて止めたり、その流
量を規制する目的でその流路を開放、閉止するゲ−ト開
閉機を設置するときは、一旦、その流れを止めた状態で
流路管を切断し、その開口部にゲ−ト開閉機を取付けた
後その切断部を塞ぐという方法を用いていた。
路管に扉体を設置するに当たり、一旦、水流を止めなけ
ればならなかったので、設置工事期間中は水が供給され
ないという問題があった。特に、流路管の切断部位を塞
ぐ方法としては、コンクリ−ト等で切断部位を囲む駆体
を形成するという方法が一般的であり、かかる場合工事
期間は長くなりその間の水の供給停止は大きな問題であ
った。
案されたものであり、水流を止めることなく、いわゆる
不断水で流路管に制水扉を設置することができる工法を
提供することを目的としている。
成するために以下の手段を用いた。第1の手段として、
(1)流路管が埋設された地盤を掘削し、流路管を露出
する工程、(2)掘削された地盤内に流路管を露出させ
た状態で断面凹字状にコンクリートを打設・養生し、ゲ
ート駆体を形成する工程、(3)前記ゲート駆体内にお
いて流路管を切断し、ゲート駆体を介して流路を形成す
る工程、(4)前記ゲート駆体に扉枠を固定し、この扉
枠に制水扉を取り付ける工程、または、ゲ−ト駆体に、
予め制水扉が取り付けられた扉枠を固定する工程、をそ
れぞれ、その順序で行うようにした。
いた工程に、扉枠固定部材を予め流路管に嵌装し、ゲー
ト駆体に固定した後、この扉枠固定部材に扉枠を固定す
る工程を含めた。
いた工程に、扉枠固定部材を予め流路管に嵌装した状態
でこの扉枠固定部材が固定されるようにコンクリートを
打設・養生してゲート駆体を形成し、前記扉枠固定部材
に扉枠を固定する工程を含めた。
して説明する。図1の(a−1)、(b−1),(c−
1)および(a−2),(b−2),(c−2)は本発
明の第1の実施形態について示す断面図及び平面図であ
る。図1の(a−1)、(a−2)において、符号1は
流路管であり地中に埋設された状態を示している。ま
ず、第1の工程として、地盤Gを所定の深さまで掘削
し、流路管1′を露出させる。
空間に前記露出した流路管1′を位置させてゲート駆体
2を形成する。ゲート駆体2の形成は、掘削した地中空
間の四周底面に、流路管1′の部分を除いて、図示しな
い枠体を断面凹字状に配設し、この枠体内にコンクリ−
トを流し込み養生させることにより行われる。ゲート駆
体2と流路管1′との間には、必要によりシ−ル部材が
介設される。ゲート駆体2の容積は、流路管1内を流れ
る水の最大圧力を考慮して、後述するゲート駆体2を介
して流路が形成された場合に、ゲート駆体2からオーバ
ーフローすることのない程度とすればよいが、少なくと
もゲート駆体2の内部に現場作業者が入り込み安全に作
業ができるに足るスペースが必要である。なお、ゲート
駆体2を形成する際には、流路管1′の位置周辺におけ
るゲート駆体2の側壁2a、2bから内側に突出するよ
うに、後述する扉枠3固定用のアンカーボルト5を所定
数埋設しておくとよい。
(b−2)に示すようにゲート駆体2内の両側壁2a、
2bの近傍で流路管1′を管軸と直交する方向に切断す
る。そして、切断された流路管1′をゲ−ト駆体2の外
に搬出する。流路管1内を矢印方向に流れる水は、流路
管1′の切断によりゲート駆体2に流入し、一旦ゲート
駆体2内に貯留された状態で下流側に流れ、これによ
り、流路管1の上流側と下流側にはゲート駆体2を介し
て流路が形成されることになる。
(c−2)に示すように、ゲート駆体2に扉枠3を取り
付ける。扉枠3の取付けは、図4に拡大して示すよう
に、ゲート駆体2に流路管1′を囲むように扉枠3を嵌
挿して締付け固定することにより行われる。すなわち、
ゲート駆体2から突出する所定数のアンカーボルト5
に、これと対応する位置に穿設した扉枠3の取付け孔3
aを合わせ、締付け固定するものである。扉枠3は、フ
ランジ部に前記取付け孔3aを有する断面凹字状の部材
を、流路管1′の外径にほぼ相当する内径を有する□字
形状に構成したもので、鋳鉄製や青銅製のものが主とし
て用いられる。ゲート駆体2に扉枠3を取り付けた後、
扉枠3には制水扉4がゲートを全開とした状態で取り付
けられる。制水扉4は、ゲート駆体2のアンカーボルト
5を、扉枠3の一方のフランジに穿設した取付け孔3a
と、扉枠3の他方のフランジに穿設した取付け孔3b
と、これらと対応する位置に穿設した制水扉4の取付け
孔4aとに貫通させ、ナットで固定する(扉枠3に制水
扉4を別にボルト、ナットで固定してもよい)。ゲート
駆体2と扉枠3との間および扉枠3と制水扉4との間に
は、扉枠3のフランジ面形状と同一形状、同一寸法のシ
ール部材7を介設し、水密性を保持する。シール部材7
の材質としては、公知の合成樹脂弾性体が採用される。
制水扉4の一実施形態の説明図を図6に示す。図におい
て、制水扉4は、扉本体10と、その上部に継手11を
介して上方に延びるように設けたロッド12と、このロ
ッド12により接続されたねじ棒13と、ウオーム歯車
により噛合し、ハンドルHの回転により制水扉4を上下
動させる開閉機14と、フレ−ム15とから構成されて
いる。前記のように、扉本体10を開閉機14の操作に
より上方に上げた状態で制水扉4を扉枠3に取り付けて
いるので、常に水は流路管1の上流側から下流側にゲー
ト駆体2を介して流れ込むことになり、不断水状態で制
水扉の設置工事が可能となる。また、上述の制水扉4が
予め扉枠3と一体となった態様のものを用いればより簡
単に制水扉4の設置が可能となる。
1)および(a−2),(b−2),(c−2)に本発
明の第2の実施形態を示す。まず、図2の(a−1)、
(a−2)を参照して、前記第1の実施形態と同様に、
第1の工程として、地盤を掘削し流路管1′を露出させ
る。そして、第2の工程として、コンクリートを打設・
養生してゲート駆体2を形成する。次いで、この実施形
態では、図5(a)に示す流路管1′の外径にほぼ相当
する内径を有する一対の略コの字形状の部材からなる扉
枠固定部材6、6を、流路管1′を挟むようにして対向
させボルトおよびナットで接続し、流路管1′に締付け
固定する。そして、扉枠固定部材6、6をコンクリ−ト
等によりゲート駆体2および流路管1′に固定し、補強
する。扉枠固定部材6は、その断面がコの字状の部材で
あり、主に鋳鉄製が使用される。扉枠3が取付けられる
面には適宜の間隔で螺旋加工が施されたボルト用の取付
け孔6bが形成されている。また、この扉枠3が取付け
られる面は機械加工が施されその表面粗さが非常に小さ
い仕上がりとなっている。さらに、扉枠固定部材6、6
の端部には取付片6a、6aが形成され、互いをボルト
接続するための孔6cが穿設されている。
(b−2)に示すように流路管1′を切断する。そし
て、第4の工程として、図2の(c−1)、(c−2)
に示すように、扉枠3を扉枠固定部材6、6にシ−ル部
材7を介してボルトにより固定する。前述したように、
扉枠固定部材6の扉枠3取付け面は機械加工により表面
粗さが小さくなっているので、より高い水密性が得られ
ることになる。次いで、前記実施形態同様に制水扉4を
扉枠3に取付けて、工事完了である。前記実施形態で説
明したように、制水扉4は予め扉枠3と一体となった態
様のものでもよい。
1)および(a−2),(b−2),(c−2)に本発
明の第3の実施形態を示す。本実施形態は、第2の実施
形態において用いたものと類似の扉枠固定部材を、ゲー
ト駆体2の打設時に、ゲート駆体2の側壁に埋設させる
ものである。まず、第1の工程として、図3の(a−
1)、(a−2)に示すように、地盤を掘削し流路管
1′を露出させる。そしてこの実施形態では、流路管
1′を挟むようにして図5(b)に示す一対の略コの字
形状の部材からなる扉枠固定部材6′、6′を対向さ
せ、扉枠固定部材6、6の端部に形成された取付片6
a′、6a′に穿設された取付け孔にてボルトおよびナ
ットで固定する。扉枠固定部材6′は断面L字状の部材
である。第2実施形態のときと同様、主に鋳鉄製であ
り、扉枠3が取付けされる面には適宜の間隔で螺旋加工
が施された取付け孔が形成されている。また、この扉枠
3が取付けられる面は機械加工が施され、表面粗さの小
さい仕上がりとなっている点も第2実施形態と同様であ
る。
6′、6′が埋設されるように断面凹字状にコンクリー
トを打設・養生してゲート駆体2を形成する。第3の工
程として、図3の(b−1)、(b−2)に示すよう
に、流路管1′を切断する。そして、第4の工程とし
て、図3の(c−1)、(c−2)に示すように、扉枠
3を扉枠固定部材6′、6′にシ−ル部材7を介してボ
ルトにより固定する。次いで、制水扉4を扉枠3に取付
けて、工事完了である。
固定部材は互いのものを使用できるのはもちろんである
が、その形状は図5(a)、(b)に示されるものに限
定されるものでなく、対となった構成で、流路管1′を
挟んで接続されるものであればよく(例えば半円状のも
の等)、その接続方法もボルト、ナットに限らず、溶接
等の方法を用いてもよい。
管に制水扉をつけるものであるが、第4の実施の形態と
して、図7に示すように、交差する複数の流路管1にそ
れぞれ制水扉を取り付ければ各ゲートの開閉操作により
必要に応じて水を所定の流路管に流すことができる。本
形態は前述の3形態と技術的同一範囲であることはもち
ろんである。
側切断開口部に制水扉を設けたが、上流側に取り付けて
もよい。
の流れを断つことなく流路を開閉する制水扉を設置で
き、従来のゲ−ト開閉機のように、一旦、水の流れを止
める必要がなく、設置工事期間中でも水を使用できる。
また、第2および第3の実施形態の設置工法によれば、
表面に機械加工が施された扉枠固定部材を使用すること
により、より高い水密性を得ることができる。特に、第
2の実施形態は、ゲート駆体が金属板や、プラスチック
板等で形成されている場合に有効な手段である。
(a−2),(b−2),(c−2)は、本発明の第1
の実施形態について示す断面図および平面図である。
(a−2),(b−2),(c−2)は、本発明の第2
の実施形態について示す断面図および平面図である。
(a−2),(b−2),(c−2)は、本発明の第3
の実施形態について示す断面図および平面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 流路管に制水扉を設置するに当たり、 (1)流路管が埋設された地盤を掘削し、流路管を露出
する工程、 (2)掘削された地盤内に流路管を露出させた状態で断
面凹字状にコンクリートを打設・養生し、ゲート駆体を
形成する工程、 (3)前記ゲート駆体内において流路管を切断し、ゲー
ト駆体を介して流路を形成する工程、 (4)前記ゲート駆体に扉枠を固定し、この扉枠に制水
扉を取り付ける工程、または、ゲート駆体に、予め制水
扉が取り付けられた扉枠を固定する工程、 をそれぞれ、その順序で行うことを特徴とする制水扉の
不断水設置工法。 - 【請求項2】 扉枠固定部材を予め流路管に嵌装し、ゲ
ート駆体に固定した後、この扉枠固定部材に扉枠を固定
する工程を含む請求項1に記載の制水扉の不断水設置工
法。 - 【請求項3】 扉枠固定部材を予め流路管に嵌装した状
態でこの扉枠固定部材が固定されるようにコンクリート
を打設・養生してゲート駆体を形成し、前記扉枠固定部
材に扉枠を固定する工程を含む請求項1に記載の制水扉
の不断水設置工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01738896A JP3604048B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 制水扉の不断水設置工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01738896A JP3604048B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 制水扉の不断水設置工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09209339A true JPH09209339A (ja) | 1997-08-12 |
| JP3604048B2 JP3604048B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01738896A Expired - Fee Related JP3604048B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 制水扉の不断水設置工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3604048B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014077271A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Maezawa Ind Inc | 制水扉およびその不断水設置工法 |
| JP2014185510A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-10-02 | Maezawa Ind Inc | 制水扉の不断水設置工法 |
| JP2014189960A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Maezawa Ind Inc | 制水扉の不断水設置工法 |
| JP2014201912A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | 前澤工業株式会社 | 管路の移設工法 |
| JP2017082590A (ja) * | 2017-02-15 | 2017-05-18 | 前澤工業株式会社 | 管路の移設工法 |
| KR101987313B1 (ko) * | 2018-10-25 | 2019-06-10 | (주)현대워터텍 | 부단수 방식의 수문 교체 공법 |
| CN115584704A (zh) * | 2022-10-13 | 2023-01-10 | 刘璐 | 一种水利闸门防淤积装置及其使用方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5019903B2 (ja) * | 2007-02-14 | 2012-09-05 | コスモ工機株式会社 | 不断水制水体設置装置 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP01738896A patent/JP3604048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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