JPH09209534A - 手摺の保持構造 - Google Patents

手摺の保持構造

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JPH09209534A
JPH09209534A JP4204896A JP4204896A JPH09209534A JP H09209534 A JPH09209534 A JP H09209534A JP 4204896 A JP4204896 A JP 4204896A JP 4204896 A JP4204896 A JP 4204896A JP H09209534 A JPH09209534 A JP H09209534A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】壁面の内部構造を改良することなくインテリア
性を確保し簡単な施工で必要な壁面に手摺を取り付ける
ことができるような手摺の保持構造を提供すること。 【解決手段】壁面から所定の間隙を有する部位で長手方
向に設けられ、手摺保持用の受け金具を取り付ける受金
保持部と、これの側面に設けられ壁面に接する部位に位
置する壁面取付部と、両側に補強板カバーを掛け止める
カバー係止部が形成された補強板と、前記補強板の受金
保持部の長手方向に沿って適当な間隔を保持して複数個
設けられた受金係止孔と、前記補強板の長手方向に対し
て直交するように引いたいかなる直線と交差するように
形成されているねじ穴と、前記受け金保持部の受け金保
持孔にネジにより固定された受け金具と、前記受け金具
の先端に固定された手摺棒と、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手摺の保持構造に
関し、特に壁面の所望の位置に手摺を自由に取り付ける
ことができる手摺の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅は、これを使用する人の年齢によ
り、内部構造やインテリアも異なってくるのが普通であ
る。例えば、若い強健な人ばかりが居住する場合には、
居住性を重くみる傾向から室内に必ずしもインテリアを
必要とせず、また若年層の人は歩行に困難を来すことも
ないので、室内の各所に手摺を設けることもない。
【0003】人間の居住空間は住む人にとって安全であ
ることが大切である。住人の加齢にともない身体機能が
低下してきた高齢者や身体障害者にとって住宅内はさほ
ど安全な場所ではなく、住宅内での事故は交通事故に次
いで多いというのが現状である。
【0004】一般住宅、特に日本建築の住宅では、塗り
壁や人造ボードを張り付けて壁面を構成する。何れの方
法で壁面を構成しても壁面の芯部分には竹材や角材を用
いた芯材や補強材を用いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来形式の
住居に身障者や高齢者が居住しようとする場合、未然の
事故を防止するため、壁面に手摺を設けたい場合があ
る。ところが、上述の如き従来形式の壁面は、壁面内部
の所望の位置に手摺を保持するための保持金具をサポー
トする構成材がないため、壁面の大幅な改装を余儀なく
されるのが現状である。本発明はこのような従来の不都
合を解消しようとするものであり、その目的は、壁面の
内部構造を改良することなくインテリア性を確保し簡単
な施工で必要な壁面に手摺を取り付けることができるよ
うな手摺の保持構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き本発
明の目的を達成するために、壁面に対して自由位置に手
摺棒を保持する手摺の保持構造において、前記壁面から
所定の間隙を有する部位で長手方向に設けられ、手摺保
持用の受け金具を取り付ける受金保持部と、これの側面
に設けられ壁面に接する部位に位置する壁面取付部と、
両側に補強板カバーを掛け止めるカバー係止部が形成さ
れた補強板と、前記補強板の受金保持部の長手方向に沿
って適当な間隔を保持して複数個設けられた受金係止孔
と、前記補強板の長手方向に対して直交するように引い
たいかなる直線と交差するように形成されているねじ穴
と、前記受け金保持部の受け金保持孔にネジにより固定
された受け金具と、前記受け金具の先端に固定された手
摺棒と、を具備してなる手摺の保持構造を提供する。
【0007】また本発明は、補強板を、断面はコ字状が
連続したジグザグ状であり手摺保持用の受け金具を取り
付ける受金保持部を中央にしてその両側に壁面取付部と
補強板カバーを掛け止めるカバー係止部を形成し、前記
壁面取付部にあけられた複数個のねじ孔は長円形を呈し
ており、補強板の長手方向に対して直交するように引い
たいかなる直線も必ずいずれかのねじ穴と交差するよう
に形成されており、さらに、先端に手摺棒を固定する受
け金具を保持する受金保持部に設けられた受金係止孔は
長円形に形成され、かつボルトの頭部は細長状であり、
その幅は受金係止孔7の幅よりも小さく、その長さは受
金係止孔の幅よりも大きく形成されその厚みは受金保持
部の内側の深さよりも小さく形成されて頭部は、受金係
止孔に挿入され回転して、ナットにより補強板に固定さ
せることを特徴とする手摺の保持構造も提供される。
【0008】
【作用】壁面の構成特に壁面の内部構成を変更すること
なく、壁面の表面に補強板を自由な位置にと簡単に取り
付けることができる。したがって、インテリア性を確保
し簡単な施工で必要な壁面に手摺を自由な位置に設置す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図面
を用いて詳細に説明する。図1は本発明の手摺の保持構
造を示す斜視図であり、一般的な壁構造の内部を一部切
り開いて示してある。図1において、1は間柱であり、
断面四方形の木材からなる。該間柱1は、通常家屋の柱
と柱との間に壁面2の内面に沿って所定の間隔を保持し
て設けられている。壁面2の表面には補強板3が外壁面
2に沿って水平方向に取付けられている。補強板3が設
けられている位置は、これから新たに手摺を設置しよう
とする場所に沿っている。補強板3は鋼鉄板の打ち抜き
により形成されており、図2に示すように、断面はコ字
状が連続したジグザグ状を呈しており、後述する手摺保
持用の受け金具を取り付ける受金保持部4を中央にして
その両側に壁面取付部5と後述の補強板カバーを掛け止
めるカバー係止部6が形成されている。図3に示して明
らかなように、補強板3の受金保持部4の表面には受金
係止孔7が開けられており、壁面取付部5にはねじ穴8
が開けられている。
【0010】受金係止孔7およびねじ穴8は、いずれも
長円形を呈しており、受金係止孔7は受金保持部4の長
手方向に沿って適当な間隔を保持して複数個設けられて
おりさらにねじ穴8は、補強板3の長手方向に対して直
交するように引いたいかなる直線(図3において2点鎖
線で示す)も必ずいずれかのねじ穴8と交差するように
形成されている。
【0011】このように構成された補強板3は、図4に
示すように、壁面2に沿って所望の位置に水平方向に配
置され、図1及び図5に示すように、間柱1の上に位置
するねじ穴8にネジ12をねじ込んで、補強板3を壁面
2の上面に固定する。
【0012】補強板3には、手摺棒を固定するための受
け金具9を取り付ける。次に手摺の受け金具9を補強板
3の受金保持部4に固定する構造と作用を説明する。受
け金具9は図6に示すように、受け金具9を受金保持部
4に固定するためのボルト10を有する。ボルト10の
頭部11は細長状であり、その幅は受金保持部4に設け
られた受金係止孔7の幅よりも小さく、その長さは受金
係止孔7の幅よりも大きい。その厚みは受金保持部4の
内側の深さよりも小さい。図7の(イ)に示すようにボ
ルト10の頭部11は、壁面に固定された補強板3の受
金保持部4に設けられた受金係止孔7に挿入された後、
図7の(ロ)に示すように、ボルト10を回転し、ナッ
ト13によりボルト10を補強板3に固定する。ボルト
10の固定位置は、受け金具9の取付位置であり、この
位置は受金係止孔7内で自由に設定できる。
【0013】補強板3に固定されたボルト10には、さ
らにもう1つのナット13がねじ込まれる。その後、ほ
ぼL字型をした受け金具9の根部に設けられたねじ穴1
4がボルト10にねじ込まれる。そして、図8に示すよ
うに、ねじ込まれた深さにより、壁面2から手摺棒15
までの高さHが決められる。受け金具9の位置が決定さ
れた後、ナット13を受け金具9に締め付けて該受け金
具9をボルト10を介して補強板3に固定する。
【0014】受け金具9が補強板3に取り付けられた後
には、体裁を整えるため、あるいは傷害事故などの防止
のため、受け金具9のネック部は受け金具カバー16で
カバーされる。該受け金具カバー16は合成樹脂製であ
り、図9及び図10に示すように、Mカバー17とFカ
バー18とを有する。Mカバー17は、中央右側にネッ
ク覆い19が立設されている。該ネック覆い19は反円
筒形を呈しておりその側面には係合用の突起20が設け
られている。また、その両サイド裏面には受金保持部4
のカバー係止部6に掛け止められるフック部21、22
が形成されている。またフック部21、22の側面にも
係合用の突起23が形成されている。
【0015】Fカバー18は、中央左側にネック覆い2
4が立設されている。該ネック覆い24は反円筒形を呈
しており、その側面には係合用の突起20が嵌合する係
合穴25が設けられている。またその両サイド裏面に
は、受金保持部4のカバー係止部6に掛け止められるフ
ック部26、27が形成されている。フック部26、2
7の側面には係合用の突起23が係合する穴28が形成
されている。図1に示すように、受金保持部4の表面は
補強板カバー29により覆われる。補強板カバー29の
裏面両サイドには受金保持部4のカバー係止部6に掛け
止められるフック部30、31が形成されている。
【0016】次に本発明の実施の形態の作用について説
明する。図4に示すように、壁面2の手摺を設置する所
定の高さの位置にマークでも付して、目印とする。次に
超音波探査機などを用いて、壁面2の裏面側に位置する
間柱1や柱など、ねじ止めの利く部分を特定しておく。
そして図5に示すように、手摺を設置する位置に補強板
3を沿わせ、間柱1の上に位置するねじ穴8にネジ12
をねじ込んで、補強板3を壁面2の上面に固定する。受
金係止孔7およびねじ穴8は、いずれも長円形を呈して
おり、受金係止孔7は受金保持部4の長手方向に沿って
適当な間隔を保持して複数個設けられておりさらにねじ
穴8は、補強板3の長手方向に対して直交するように引
いたいかなる直線も必ずいずれかのねじ穴8と交差する
ように形成されている。したがって、いかなる間柱1の
上或いは柱の上に、いずれかのねじ穴8が位置して、壁
面2上に補強板3をねじ止めできこれを確実に壁面に取
り付けることができる。
【0017】次に補強板3の受金保持部4に、前述のよ
うにして受け金具9を所定の間隔を保持して取り付け
る。なお、受金係止孔7は長方形に形成されているの
で、受け金具9の間隔は自由に設定できる。ついで受け
金具9の根本付近の補強板3の表面に受け金具カバー1
6を取り付け、さらに露出している補強板3の表面に補
強板カバー29をはめ込んでカバーする。なお、始端及
び終端の補強板カバー29の端部には、図11に示すよ
うに、スリット32が形成され、このスリット32には
端末覆い33の爪34をはめ込み、体裁を整える。以上
の作業が終了した後図8に示すように、受け金具9の先
端に手摺棒15を取り付ける。
【0018】本発明は、壁面2に沿って水平方向に設置
できるばかりでなく、階段のように傾斜して手摺を設置
しなければならない部分であって、補強板3を傾斜して
壁面に沿わせても、受金係止孔7およびねじ穴8は、い
ずれも長円形を呈しており、受金係止孔7は受金保持部
4の長手方向に沿って適当な間隔を保持して複数個設け
られておりさらにねじ穴8は、補強板3の長手方向に対
して直交するように引いたいかなる直線も必ずいずれか
のねじ穴8と交差するように形成されているので、いか
なる間柱1の上或いは柱の上に、いずれかのねじ穴8が
位置して、壁面2上に補強板3をねじ止めできこれを確
実に壁面に取り付けることができる。
【0019】上記実施の形態において、補強板3は断面
はコ字状が連続したジグザグ状を呈しており、後述する
手摺保持用の受け金具を取り付ける受金保持部4を中央
にしてその両側に壁面取付部5と後述の補強板カバーを
掛け止めるカバー係止部6が形成されている。次の実施
形態では、図12に示すように、補強板3は、2列の長
円形をした受金係止孔7が設けている。これら2列の受
金係止孔7は、補強板3の長手方向に対して直交するよ
うに引いたいかなる直線も必ずいずれかの受金係止孔7
と交差するように形成されている。
【0020】また、受金保持部4の両側の立ち上がり部
4’の一方端には水平方向に折り曲げたカバー係止部6
を設け、他方の立ち上がり部4’には水平方向に折り曲
げた壁面取付部5を設け、また、壁面取付部5の外側に
は、カバー係止部6を設けている。この第2の実施形態
における補強板は、前記第1の実施形態と同じく、壁面
に取り付けて、これに手摺棒を取り付けた受け金具9を
取り付け、さらにカバー係止部に補強板カバーをかけ止
めて補強板の表面を補強板カバーで覆う。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる手摺の保持構造は、壁面から所定の間隙を有する部
位で長手方向に設けられ、手摺保持用の受け金具を取り
付ける受金保持部と、これの側面に設けられ壁面に接す
る部位に位置する壁面取付部と、両側に補強板カバーを
掛け止めるカバー係止部が形成された補強板と、前記補
強板の受金保持部の長手方向に沿って適当な間隔を保持
して複数個設けられた受金係止孔と、前記補強板の長手
方向に対して直交するように引いたいかなる直線と交差
するように形成されているねじ穴と、前記受け金保持部
の受け金保持孔にネジにより固定された受け金具と、前
記受け金具の先端に固定された手摺棒と、を具備してな
るので、壁面の構成特に壁面の内部構成を変更すること
なく、壁面の表面に補強板を自由な位置にと簡単に取り
付けることができる。したがって、インテリア性を確保
し簡単な施工で必要な壁面に手摺を自由な位置に設置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の手摺の保持構造を示す斜視図
である。
【図2】図2は、補強板の断面図である。
【図3】図3は、補強板の一部正面図である。
【図4】図4は、補強板の取付を説明する説明図であ
る。
【図5】図5は、補強板の取付状態を示す一部正面図で
ある。
【図6】図6は、ボルト10とナット13を示す図であ
る。
【図7】図7は、ボルト10を補強板に取り付ける説明
図である。
【図8】図8は、補強板に受け金具を取り付けた状態を
示す断面図である。
【図9】図9は、受け金具カバーの正面図である。
【図10】図10は、Mカバーの側面図である。
【図11】図11は、端末覆いの装着を説明する説明図
である。
【図12】図12は、補強板の他の実施形態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1・・・・・間柱 2・・・・・壁面 3・・・・・補強板 4・・・・・受金保持部 5・・・・・壁面取付部 6・・・・・カバー係止部 7・・・・・受金係止孔 8・・・・・ねじ穴 9・・・・・受け金具 10・・・・・ボルト 11・・・・・頭部 12・・・・・ネジ 13・・・・・ナット 14・・・・・ねじ穴 15・・・・・手摺棒 16・・・・・受け金具カバー 17・・・・・Mカバー 18・・・・・Fカバー 19・・・・・ネック覆い 20・・・・・突起 21・・・・・フック部 22・・・・・フック部 23・・・・・突起 24・・・・・ネック覆い 25・・・・・穴 26・・・・・フック部 27・・・・・フック部 28・・・・・穴 29・・・・・補強板カバー 30・・・・・フック部 31・・・・・フック部 32・・・・・スリット 33・・・・・端末覆い 34・・・・・爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に対して自由位置に手摺棒を保持する
    手摺の保持構造において、 前記壁面から所定の間隙を有する部位で長手方向に設け
    られ、手摺保持用の受け金具を取り付ける受金保持部
    と、これの側面に設けられ壁面に接する部位に位置する
    壁面取付部と、両側に補強板カバーを掛け止めるカバー
    係止部が形成された補強板と、 前記補強板の受金保持部の長手方向に沿って適当な間隔
    を保持して複数個設けられた受金係止孔と、 前記補強板の長手方向に対して直交するように引いたい
    かなる直線と交差するように形成されているねじ穴と、 前記受け金保持部の受け金保持孔にネジにより固定され
    た受け金具と、 前記受け金具の先端に固定された手摺棒と、を具備して
    なる手摺の保持構造。
  2. 【請求項2】前記補強板は、断面はコ字状が連続したジ
    グザグ状であり手摺保持用の受け金具を取り付ける受金
    保持部を中央にしてその両側に壁面取付部と補強板カバ
    ーを掛け止めるカバー係止部が形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の手摺の保持構造。
  3. 【請求項3】前記壁面取付部にあけられた複数個のねじ
    孔は長円形を呈しており、補強板の長手方向に対して直
    交するように引いたいかなる直線も必ずいずれかのねじ
    穴と交差するように形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の手摺の保持構造。
  4. 【請求項4】先端に手摺棒を固定する受け金具を保持す
    る受金保持部に設けられた受金係止孔は長円形に形成さ
    れ、かつボルトの頭部は細長状であり、その幅は受金係
    止孔7の幅よりも小さく、その長さは受金係止孔の幅よ
    りも大きく形成されその厚みは受金保持部の内側の深さ
    よりも小さく形成されて頭部は、受金係止孔に挿入され
    回転して、ナットにより補強板に固定させることを特徴
    とする請求項1に記載の手摺の保持構造。
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