JPH09210164A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JPH09210164A
JPH09210164A JP3311496A JP3311496A JPH09210164A JP H09210164 A JPH09210164 A JP H09210164A JP 3311496 A JP3311496 A JP 3311496A JP 3311496 A JP3311496 A JP 3311496A JP H09210164 A JPH09210164 A JP H09210164A
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JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
continuously variable
variable transmission
electromagnetic solenoid
type continuously
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Application number
JP3311496A
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English (en)
Inventor
Eiji Inoue
英司 井上
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、低い分解能の電磁ソレノイドを用
い、スリーブの位置信号でフィードバック制御して高い
分解能の電磁ソレノイドを用いた場合と同等のきめ細か
い制御を可能にするトロイダル型無段変速機を提供す
る。 【解決手段】 このトロイダル型無段変速機は、電磁ソ
レノイド19の分解能より高い分解能を有するスリーブ
11の位置を検出するスリーブ位置センサー22を設
け、目標変速比に応じてスリーブ11の目標スリーブ位
置を設定し、スリーブ位置センサー22によってスリー
ブ11の実スリーブ位置を検出し、電磁ソレノイド19
のduty制御値を目標スリーブ位置と実スリーブ位置
との差によって補正し、補正されたduty制御値を出
力し、変速比を決定するスリーブ11の位置を補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変速比を制御するた
めの制御弁に設けた油圧を制御するスリーブを有するト
ロイダル型無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トロイダル型無段変速機は、図
3に示すようなトロイダル変速部1を備えている。トロ
イダル型無段変速機のトロイダル変速部1は、対向して
配置された入力ディスク2と出力ディスク3、両ディス
ク2,3に対する傾転角度の変化に応じて入力ディスク
2の回転を無段階に変速して出力ディスク3に伝達する
一対のパワーローラ4(一方のみ図示)、及びパワーロ
ーラ4をそれぞれ回転自在に支持し且つ傾転軸5の回り
に傾転可能な一対のトラニオン6(一方のみ図示)から
構成されている。
【0003】通常、トラニオン6は、ある変速比におい
て中立位置にある。即ち、トラニオン6は入力ディスク
2及び出力ディスク3の回転中心線A−Aとパワーロー
ラ4の回転中心線B−Bが交叉する位置(=中立位置)
にある。変速はトラニオン6を中立位置から傾転軸5の
軸方向に変位させることによって行われる。トラニオン
6が傾転軸方向に変位すると、それに伴ってトラニオン
6はその変位方向と変位量に応じた向きと速さで傾転軸
5の回りに傾転し、入力ディスク2とパワーローラ4と
の接触点が描く半径と出力ディスク3とパワーローラ4
との接触点が描く半径との比が変化することによって変
速が行われる。
【0004】トロイダル型無段変速機は、例えば、パワ
ーローラ4の傾転駆動を制御弁10によって行われる。
制御弁10は、電磁ソレノイド制御装置によって駆動さ
れ、従来から種々のものが知られているが、例えば、図
3に示すように、弁ケース12に形成された孔内に摺動
自在に配置されたスリーブ11、スリーブ11内にリタ
ーンスプリング16を介在して摺動自在に挿通されたス
プール13、トラニオン6と一体に変位してスプール1
3を軸方向に変位させるプリセスカム18、スプール1
3とスリーブ11とが軸方向へ相対変位することにより
油圧が供給又は排出されてトラニオン6を傾転軸5方向
に変位させるためピストン7を移動させる油圧シリンダ
8、スリーブ11を軸方向に変位させるため作動油を供
給するため作動されるソレノイド弁21、ソレノイド弁
21を作動するため、ソレノイド弁21を電磁駆動する
電磁ソレノイド19、電磁ソレノイド19に目標変速比
に応じた制御信号を送るコントローラ20を備えてい
る。
【0005】また、スプール13はスリーブ11内に摺
動自在に配置され、リターンスプリング16がスリーブ
11とスプール13との間に設けされている。スプール
13の一端にはリターンスプリング16に当接し、スプ
ール13がばね力で右方向に付勢され、スプール13の
他端には枢着されたレバー17の一端が当接し、レバー
17の他端は傾転軸5の先端に取り付けられたプリセス
カム18に当接している。このため、スプール13は、
トラニオン6が傾転軸5の軸方向に変位したり、或いは
傾転軸5の回りに回動することによって軸方向に変位す
る。
【0006】電磁ソレノイド19はソレノイド弁21を
電磁駆動し、ソレノイド弁21の開閉駆動によってスリ
ーブ11の端部に作用する管路14を通じて送り込まれ
る油圧の大きさが制御される。ソレノイド弁21はコン
トローラ20からの出力信号に基づいてスリーブ11の
左端へ作用する圧力Psの大きさを制御する。スプール
13はプリセスカム18及びレバー17を介してパワー
ローラ4を支持するトラニオン6に連結され、トラニオ
ン6の傾転角及び傾転軸5の方向の変位の合成値に対応
した位置に保持される。ソレノイド弁21は、コントロ
ーラ20からの信号に基づいてスリーブ11の左端に作
用する圧力Psを出力し、圧力Psの作用でスリーブ1
1は右方向へ押され、左方向にはリターンスプリング1
5によりスリーブ11は押され、スリーブ11に加わる
力の釣り合う位置にスリーブ11は制御される。従っ
て、ソレノイド弁19を介して油圧がスリーブ11の左
端に作用すると、スリーブ11は油圧Psとリターンス
プリング15の力が釣り合う位置まで移動する。
【0007】制御弁10における電磁ソレノイド制御装
置において、コントローラ20はソレノイド弁21の電
磁ソレノイド19へ目標変速比に応じた出力信号を送
る。即ち、図4の処理フロー図に示すように、電磁ソレ
ノイド制御がスタートし、メインルーチンで変速情報を
基に目標変速比e0 が算出される(ステップ11)。目
標変速比e0 が算出されると、コントローラ20は算出
した目標変速比e0 に応じたduty(デューティ)を
算出する(ステップ12)。dutyが算出されると、
該算出したdutyをソレノイド弁19へ出力する(ス
テップ13)。次いで、電磁ソレノイド制御は、再びメ
インルーチンのスタートへ戻る(ステップ14)。
【0008】次に、このトロイダル型無段変速機の変速
時の作動について説明する。以下、減速側へ変速する場
合について図3を参照しながら説明する。 (1)コントローラ20からの信号によってソレノイド
弁19が作動し、圧力Psが管路14を通じてスリーブ
11の左端に作用し、スリーブ11は図3の状態よりも
右側へ移動する。スリーブ11とスプール13との相対
位置が変化し、Pd回路とPL回路との連通路が開いて
油圧源から管路9bを通じて減速側シリンダ室8bへラ
イン圧PLが供給される。一方、Pu回路とドレン回路
との連通路が開いて増速側シリンダ室8aの油圧は管路
9aを通じてタンクへドレンされ、その結果、(Pd回
路の油圧)>(Pu回路の油圧)となり、トラニオン6
は下向きにオフセットする。この時、パワーローラ4は
サイドスリップ力により傾転軸5を中心に矢印down
の方向へ傾転を開始する。 (2)パワーローラ4が傾転するに従って、スプール1
3はパワーローラ4の傾転軸方向変位と傾転角の合成値
分だけ図3において右側へシフトし、Pd回路とPL回
路との連通路、及びPu回路とドレン回路との連通路が
絞られ、スリーブ11とスプール13との相対位置が中
立状態になったところで、Pd回路の油圧とPu回路の
油圧とは等しくなる。 (3)しかし、パワーローラ4は、上記状態では依然と
して、傾転軸方向にオフセットしたままであるから、サ
イドスリップ力により傾転を続ける。その結果、スプー
ル13はスリーブ11との中立位置よりも右側へ移動
し、逆にPd回路とドレンとの連通路、及びPu回路と
PL回路との連通路が開き、Pd<Puとなり、トラニ
オン6は上向きに変位し、パワーローラ4の傾転軸方向
変位が小さくなり、それに伴ってサイドスリップ力も弱
まり、傾転速度が低下する。 (4)トラニオン6が中立位置を中心に上下に往復運動
を繰り返すうちに、振幅が小さくなっていき、パワーロ
ーラ4の傾転軸方向変位が零でスプール13の位置がス
リーブ11に対して中立となったところで変速が終了す
る。
【0009】従来、分解能を増大させるリニアパルスモ
ータとして、特開昭63−11058号公報に開示され
たものがある。該リニアパルスモータは、そのスケール
上に微動機構を2段に重ねて搭載することにより、スケ
ールの動作分解能を増大するのである。また、特開平2
−21063号公報に開示された自動変速機の油圧制御
装置は、クラッチ機構の作動途中では、減圧手段で油圧
を低い設定値まで減圧し、この油圧をデューティ制御し
てクラッチ圧を調整すると共に、作動終了後は高油圧に
戻すことにより、変速ショックの低減を図るのである。
更に、実開平2−131091号公報に開示された可変
容量ポンプ/モータの容量制御装置は、可変容量ポンプ
の高速制御と高分解能とを同時に可能にするものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ロイダル型無段変速機では、変速比の分解能はソレノイ
ド弁21へ出力される信号の分解能に依存するが、この
信号を出力する装置、即ち、ソレノイド弁駆動回路は、
信頼性が高く、コストも安いこと等から、PWM(パル
ス幅変調)制御回路を用いることが一般的である。とこ
ろが、一般的なPWM制御回路は、その分解能が1/1
00程度であるので、変速比の分解能は1/100以下
に制限されてしまい、よりきめ細かい変速制御を行うこ
とができない。また、分解能がより高いPWM制御回路
も知られているが、PWM制御回路が高価になり、PW
M制御の利点が減じてしまう。
【0011】
【課題を解決するため手段】この発明の目的は、上記の
問題を解決することであり、変速比を制御するスリーブ
のスリーブ位置を、前記スリーブに油圧を供給して前記
スリーブの位置を変更するソレノイド弁を制御する電磁
ソレノイドの分解能より高い分解能、例えば、1/25
6等の分解能のスリーブ位置センサーで検出し、前記ス
リーブ位置センサーによる検出値と目標値との偏差によ
って前記電磁ソレノイドへの出力信号を補正し、低い分
解能、例えば、1/100程度の分解能の前記電磁ソレ
ノイドを用いて高い分解能で変速比を制御できるトロイ
ダル型無段変速機を提供することである。
【0012】この発明は、変速制御用油圧回路における
制御弁に設けた変速比を設定するスリーブに油圧を供給
するため電磁ソレノイドで作動されるソレノイド弁、前
記電磁ソレノイドの分解能より高い分解能を有する前記
スリーブの位置を検出するスリーブ位置センサー、及び
運転状況に対応する変速比に制御するため前記スリーブ
の位置を設定する油圧を制御するコントローラを具備
し、前記コントローラは、目標変速比に応じて設定した
前記スリーブの目標スリーブ位置と前記スリーブ位置セ
ンサーによって検出された前記スリーブの実スリーブ位
置との差によって、前記電磁ソレノイドのduty制御
値を補正し、補正されたduty制御値を出力する制御
を行うトロイダル型無段変速機に関する。
【0013】また、このトロイダル型無段変速機は、対
向して配置された入力ディスクと出力ディスク、前記両
ディスクに対する傾転角度の変化に応じて前記入力ディ
スクの回転を無段階に変速して前記出力ディスクに伝達
するパワーローラ、前記パワーローラを回転自在に支持
する傾転軸方向に変位可能なトラニオン、及び前記トラ
ニオンを傾転軸方向に変位させる油圧シリンダを有して
いる。
【0014】更に、このトロイダル型無段変速機におい
て、前記変速制御用油圧回路は、変速比を制御するため
前記制御弁によって制御された油圧を前記油圧シリンダ
に供給する回路と、前記スリーブの位置を変位させる作
動油を前記電磁ソレノイドで作動される前記ソレノイド
弁の駆動によって前記スリーブに供給する回路から構成
されている。
【0015】この発明によるトロイダル型無段変速機
は、上記のように、変速比を決定するスリーブに対する
油圧を制御するソレノイド弁を低い分解能の電磁ソレノ
イドを用いて制御しているにもかかわらず、スリーブ位
置によってスリーブの検出値と目標値との偏差に応答し
て前記電磁ソレノイドへの出力信号を補正し、高い分解
能の電磁ソレノイドを用いたと同等のきめ細かい変速制
御を確保する効果を達成できる。また、このトロイダル
型無段変速機は、作動油を供給制御する前記ソレノイド
弁を上記のように補正したので、分解能が1/100程
度の安価な電磁ソレノイド制御装置によってあたかも高
い分解能の電磁ソレノイドを用いたように変速比を制御
することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して、この発明に
よるトロイダル型無段変速機の実施例について説明す
る。図1はこの発明によるトロイダル型無段変速機の一
実施例を示す概略説明図、及び図2は図1のトロイダル
型無段変速機の一実施例を示す処理フロー図である。図
1のトロイダル型無段変速機は、図3に示すトロイダル
型無段変速機と比較して、スリーブ位置センサーを設け
ている以外は同一の構成を有するので、同一の部品には
同一の符号を付している。
【0017】この実施例のよるトロイダル型無段変速機
は、対向して配置された入力ディスク2と出力ディスク
3、両ディスク2,3に対する傾転角度の変化に応じて
入力ディスク2の回転を無段階に変速して出力ディスク
3に伝達するパワーローラ4、パワーローラ4を回転自
在に支持する傾転軸方向に変位可能なトラニオン6、ト
ラニオン6を傾転軸方向に変位させる油圧シリンダ8
(8a,8b)、油圧シリンダ8への油圧を制御する制
御弁10、制御弁10を変位させる作動油を制御弁10
に供給するため電磁ソレノイド19で作動されるソレノ
イド弁21、及び変速比を制御するための油圧を制御す
るスリーブ11を有するものであり、特に、電磁ソレノ
イド19の分解能より高い分解能を有するスリーブ11
の位置を検出するスリーブ位置センサー22を設け、目
標変速比に応じてスリーブ11の目標スリーブ位置を設
定し、スリーブ位置センサー22によってスリーブ11
の実スリーブ位置を検出し、電磁ソレノイド19のdu
ty制御値を目標スリーブ位置と実スリーブ位置との差
によって補正し、補正されたduty制御値を出力する
ものである。
【0018】この実施例では、スリーブ位置センサー2
2はスリーブ11の端面に当接してスリーブ11の位置
を検出するように構成されているポテンシオメータであ
る。スリーブ位置センサー22は、スリーブ11の位置
を検出し、その検出値をコントローラ20へフィードバ
ックし、その分解能でコントローラ20を制御し、電磁
ソレノイド19をオン・オフしてスリーブ11の位置を
維持している。電磁ソレノイド19の駆動回路の分解能
は、スリーブ位置センサー22の分解能よりも劣ってい
る。しかるに、電磁ソレノイド19の分解能をアップさ
せると高価なものになり、一般的には分解能1/100
程度がコスト上安価で使用できる。これに対して、スリ
ーブ位置センサー22の分解能は、8ビット以上のもの
が一般的であり、その分解能は1/250程度である。
従って、電磁ソレノイド19によるソレノイド弁21の
開閉を、スリーブ位置センサー22のスリーブ11の位
置の検出信号によってコントローラ20にフィードバッ
クしてソレノイド弁21を制御すれば、あたかも電磁ソ
レノイド19の分解能を高めた状態で制御でき、高精度
によりきめの細かい制御を達成できる。
【0019】このトロイダル型無段変速機の作動につい
て、図2を参照して説明する。この実施例のトロイダル
型無段変速機では、スリーブ位置センサー22のスリー
ブ11の位置の検出信号がコントローラ20へ入力され
る。メインの制御ルーチンにおいて、車速、アクセル開
度、エンジン回転数等によって目標変速比e0が決定さ
れる(ステップ1)。コントローラ20は目標変速比e
0に応じて目標スリーブ位置V0を決定する(ステップ
2)。スリーブ位置センサー22によってスリーブ11
の位置即ち実スリーブ位置Vが検出される(ステップ
3)。コントローラ20は、スリーブ位置センサー22
からの信号による実スリーブ位置Vと目標スリーブ位置
V0との偏差によってソレノイド弁21を駆動する電磁
ソレノイド19への出力信号のduty補正量を決定す
る(ステップ4)。そこで、目標変速比e0に応じて決
定されている電磁ソレノイド19へのduty出力信号
に、スリーブ位置によるduty補正量を加え、補正さ
れたduty出力信号を電磁ソレノイド19へ出力し、
ソレノイド弁21の開閉駆動を行って変速比を決定する
スリーブ11の位置を補正する制御をする(ステップ
5)。
【0020】例えば、このトロイダル型無段変速機にお
いて、ソレノイド弁21を駆動する電磁ソレノイド19
の分解能が1/100、スリーブ位置センサー22の分
解能が1/200、ソレノイド弁21の電磁ソレノイド
19への出力信号のduty比50%、51%に対応す
るスリーブ位置センサー22の信号が100/200、
102/200であり、この時の目標変速比e0がスリ
ーブ位置センサー22の信号に換算して101/200
の場合、スリーブ11はスリーブ位置センサー22の信
号に換算して100/200と102/200と間を往
復するが、トロイダル変速部1の応答性に比べて十分に
速いので、結果的に、100/200と102/200
との平均値である101/200に相当する変速比にト
ロイダル変速部1は制御されることになる。従って、こ
のトロイダル型無段変速機のトロイダル変速部の変速比
は高精度によりきめ細かな制御がされることになる。
【0021】
【発明の効果】この発明によるトロイダル型無段変速機
は、上記のように、ソレノイド弁を駆動する電磁ソレノ
イドの分解能より高い分解能を有する変速比を決定する
スリーブの位置を検出するスリーブ位置センサーを設
け、目標変速比に応じて目標スリーブ位置と実スリーブ
位置との差によって電磁ソレノイドへのduty出力信
号を補正し、補正されたduty制御値を出力するよう
に構成したので、分解能が1/100程度の安価な電磁
ソレノイドによって、より高い分解能でソレノイド弁を
駆動でき、変速比を高精度によりきめ細かく変速制御で
き、トロイダル型無段変速機のコストを低減できる。し
かも、スリーブ位置による位置信号でフィードバックし
て補正されるので、油温の変化等による外乱が発生した
としても、直ちに所定の変速比に制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるトロイダル型無段変速機の一実
施例を示す概略説明図である。
【図2】この発明によるトロイダル型無段変速機の作動
の一実施例を示す処理フロー図である。
【図3】従来のトロイダル型無段変速機を示す概略説明
図である。
【図4】従来のトロイダル型無段変速機の作動を示す処
理フロー図である。
【符号の説明】
1 トロイダル変速部 2 入力ディスク 3 出力ディスク 4 パワーローラ 5 傾転軸 6 トラニオン 8 油圧シリンダ 10 制御弁 11 スリーブ 19 電磁ソレノイド 20 コントローラ 21 ソレノイド弁 22 スリーブ位置センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速制御用油圧回路における制御弁に設
    けた変速比を設定するスリーブに油圧を供給するため電
    磁ソレノイドで作動されるソレノイド弁、前記電磁ソレ
    ノイドの分解能より高い分解能を有する前記スリーブの
    位置を検出するスリーブ位置センサー、及び運転状況に
    対応する変速比に制御するため前記スリーブの位置を設
    定する油圧を制御するコントローラを具備し、前記コン
    トローラは、目標変速比に応じて設定した前記スリーブ
    の目標スリーブ位置と前記スリーブ位置センサーによっ
    て検出された前記スリーブの実スリーブ位置との差によ
    って、前記電磁ソレノイドのduty制御値を補正し、
    補正されたduty制御値を出力する制御を行うトロイ
    ダル型無段変速機。
  2. 【請求項2】 対向して配置された入力ディスクと出力
    ディスク、前記両ディスクに対する傾転角度の変化に応
    じて前記入力ディスクの回転を無段階に変速して前記出
    力ディスクに伝達するパワーローラ、前記パワーローラ
    を回転自在に支持する傾転軸方向に変位可能なトラニオ
    ン、及び前記トラニオンを傾転軸方向に変位させる油圧
    シリンダを有している請求項1に記載のトロイダル型無
    段変速機。
  3. 【請求項3】 前記変速制御用油圧回路は、変速比を制
    御するため前記制御弁によって制御された油圧を前記油
    圧シリンダに供給する回路と、前記スリーブの位置を変
    位させる作動油を前記電磁ソレノイドで作動される前記
    ソレノイド弁の駆動によって前記スリーブに供給する回
    路から構成されている請求項1又は2に記載のトロイダ
    ル型無段変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004010027A2 (de) 2002-07-19 2004-01-29 Daimlerchrysler Ag Getriebe mit stufenlos veränderbarer übersetzung

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US7134378B2 (en) 2000-07-19 2006-11-14 Daimlerchrysler Ag Continuously variable transmission
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