JPH09210212A - 液体のシール構造 - Google Patents

液体のシール構造

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Publication number
JPH09210212A
JPH09210212A JP8015736A JP1573696A JPH09210212A JP H09210212 A JPH09210212 A JP H09210212A JP 8015736 A JP8015736 A JP 8015736A JP 1573696 A JP1573696 A JP 1573696A JP H09210212 A JPH09210212 A JP H09210212A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
seal member
seal
weir
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP8015736A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomine Kawakami
清峯 河上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8015736A priority Critical patent/JPH09210212A/ja
Publication of JPH09210212A publication Critical patent/JPH09210212A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材と可動部材の当接部位への液体中
の固形異物の進入を抑制すること。 【解決手段】 ゴム或いは樹脂等の弾性材料よりなり保
持部材13,14に保持されるシール部材11の一部
を、保持部材13,14に対して可動する可動部材15
に摺動可能に当接させて、シール部材11の一側に収容
される液体のシールを行う液体のシール構造において、
シール部材11の可動部材15と当接する部位より液体
収容部側に可動部材15に対して非接触の堰18をシー
ル部材11に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体の漏れを防止
するために二部材間に設けられる液体のシール構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】液体のシール構造の一つとして、ゴム或
いは樹脂等の弾性材料よりなり保持部材に保持されるシ
ール部材の一部を、前記保持部材に対して可動する可動
部材に摺動可能に当接させて、前記シール部材の一側に
収容される液体のシールを行うようにしたものがあり、
例えば実開平3−1361号公報に示されている。
【0003】上記公報に示されている液体のシール構造
においては、シール部材の可動部材と当接する部位(摺
動部)に隣接して磁石が埋設されていて、液体中の鉄粉
等着磁性金属粉が磁石に吸着されるようになっている。
このため、この液体のシール構造においては、鉄粉等着
磁性金属粉によるシール部材の可動部材と当接する部位
の摩滅が抑制されて、シール性が長期間確保される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に示されてい
る液体のシール構造においては、鉄粉等着磁性金属粉の
みが磁石に吸着されるだけで、アルミ粉等の着磁性のな
い金属粉は磁石に吸着されず、アルミ粉等の着磁性のな
い金属粉や非金属の固形異物等に対しては有効な効果が
得られない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、ゴム或いは樹脂等の
弾性材料よりなり保持部材に保持されるシール部材の一
部を、前記保持部材に対して可動する可動部材に摺動可
能に当接させて、前記シール部材の一側に収容される液
体のシールを行う液体のシール構造において、前記シー
ル部材の前記可動部材と当接する部位より液体収容部側
に前記可動部材に対して非接触の堰を前記シール部材に
設けたことを特徴とする。前記堰は前記シール部材とは
別部材で構成するのが望ましい。また、前記堰には、同
堰の前後で液体の圧力差を抑制する液圧差抑制手段を設
けるのが望ましい。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明による液体のシール構造に
おいては、シール部材に設けた堰によって、シール部材
と可動部材の当接部位への液体中の固形異物(これに
は、鉄粉等着磁性金属粉は勿論のこと、アルミ粉等の着
磁性のない金属粉や種々な非金属物質も含まれる)の進
入が抑制されるため、液体中の固形異物がシール部材と
可動部材の当接部位にかみ込むことが抑制され、同当接
部位の固形異物による摩滅が抑制されて、シール性の低
下が大幅に抑制される。また、シール部材に設けた堰
は、可動部材に対して非接触であるため、可動部材の摺
動を妨げることがない。
【0007】また、堰をシール部材とは別部材で構成す
る場合には、堰の素材として剛性のある素材を用いて、
堰としての機能を十分に発揮させることができるととも
に、磁石材料によって堰を構成して鉄粉等着磁性金属粉
を確実に捕捉することも可能である。
【0008】また、堰に同堰の前後で液体の圧力差を抑
制する液圧差抑制手段を設けた場合には、堰による固形
異物の進入抑制機能を阻害することなく堰の前後での液
体の圧力差を抑制することができて、同圧力差によるシ
ール部材の変形を抑制することができ、シール部材によ
るシール機能を的確に発揮させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明による液体のシー
ル構造の一例を示していて、このシール構造は、例えば
図3に示したように自動車用動力舵取装置のパワーシリ
ンダAの左右両端部B,Cにおいて採用されるものであ
り、このシール構造においては、ゴム或いは樹脂等の弾
性材料よりなる環状のシール部材11が断面L形で環状
の補強部材12を用いて保持部材としてのアルミ製のシ
リンダ13及びスリーブ(シリンダ13に組付けられて
いる)14に保持されている。また、シール部材11
は、そのリップ11aの中間部を可動部材としてのピス
トンロッド(ラックバー)15に摺動可能に当接させて
いて、これによってシール部材11の図1右側に収容さ
れる液体のシールを行っている。
【0010】また、図1に示したシール構造において
は、シール部材11におけるリップ11aの反転防止と
補強を目的としたバックアップリング16が設けられる
とともに、リップ11aをピストンロッド15に押しつ
ける(締め付ける)ためのガータスプリング17が設け
られている。なお、バックアップリング16を磁石材料
によって形成して、外部から進入しようとする鉄粉等着
磁性金属粉を吸着捕捉するように実施することも可能で
ある。
【0011】ところで、本実施形態のシール構造におい
ては、シール部材11のリップ11a先端、すなわちリ
ップ11aのピストンロッド15と当接する部位より液
体収容部側(図1右側)に、ピストンロッド15に対し
て非接触の堰18が設けられるとともに、リップ11a
の基部、すなわちリップ11aのピストンロッド15と
当接する部位より図1左側に、ピストンロッド15に対
して非接触の堰19が設けられている。各堰18,19
は、磁石材料によって環状に形成されていて、その外周
部にてシール部材11に設けた凹所11b,11cに嵌
合されて固着されており、その内周とピストンロッド1
5の外周間には径方向の隙間δが形成されている。な
お、隙間δは0.02mm〜0.05mmとされている。
【0012】上記のように構成した本実施形態のシール
構造においては、シール部材11に設けた堰18によっ
て、シール部材11とピストンロッド15の当接部位へ
の液体中の固形異物(これには、鉄粉等着磁性金属粉は
勿論のこと、アルミ粉等の着磁性のない金属粉や種々な
非金属物質も含まれる)の進入が抑制されるため、液体
中の固形異物がシール部材11とピストンロッド15の
当接部位にかみ込むことが抑制される。また、本実施形
態のシール構造においては、シール部材11に設けた堰
19によって、シール部材11とピストンロッド15の
当接部位への外部からの固形異物の進入が抑制されるた
め、外部からの固形異物がシール部材11とピストンロ
ッド15の当接部位にかみ込むことが抑制される。
【0013】したがって、本実施形態のシール構造にお
いては、シール部材11とピストンロッド15の当接部
位が固形異物によって摩滅することが大幅に抑制され
て、シール性の低下が大幅に抑制される。また、シール
部材11に設けた各堰18,19は、ピストンロッド1
5に対して非接触であるため、ピストンロッド15の摺
動を妨げることがない。なお、本実施形態においては、
各堰18,19が磁石材料にて形成されているため、鉄
粉等着磁性金属粉は各堰18,19に吸着されて確実に
捕捉される。
【0014】図2は本発明による液体のシール構造の他
の実施形態を示していて、この実施形態のシール構造に
おいては、堰18の外周端に断面略円形の取付部18a
が形成され、中間部に連通孔18bが形成され、内周部
にテーパ面18cが形成されている。取付部18aは、
シール部材11に対して所定の取付強度を確保するため
のものであり、シール部材11に設けた凹所11dに嵌
合されて固着されている。連通孔18bは、液体の通過
を許容し液体中の固形異物の通過を規制するためのもの
であり、周方向において略等間隔に複数個設けられてい
て、その径は隙間δの大きさ0.02mm〜0.05mmより小さい
ものとすべきである。その他の構成は、図1に示したシ
ール構造と同じである。
【0015】上記のように構成した図2のシール構造に
おいては、堰18による固形異物の進入抑制機能を阻害
することなく堰18の前後での液体の圧力差を抑制する
ことができて、同圧力差によるシール部材11の変形
(リップ11a先端の変形)を抑制することができ、シ
ール部材11によるシール機能を的確に発揮させること
ができる。
【0016】上記した各実施形態においては、各堰1
8,19をシール部材11の凹所に嵌合して固着するよ
うにしたが、シール部材11の成形時にインサート成形
するようにすれば、隙間δの寸法管理が容易となる。ま
た、上記した各実施形態においては、シール部材11に
おけるリップ11aの基部にも堰19を設けて実施した
が、この堰19を無くして本発明を実施することも可能
である。また、上記した各実施形態においては、各堰1
8,19を磁石材料にて形成したが、各堰18,19は
磁石材料とは別の素材にて形成してもよく、またシール
部材11と同一素材で一体的に形成して実施することも
可能である。図2に示した実施形態においては、堰18
に連通孔18bを設けて実施したが、堰自体を液透過性
を有する部材で構成して実施することも可能であり、こ
の場合にも、堰の前後での液体の圧力差を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による液体のシール構造の一実施形態
を示す断面図である。
【図2】 本発明による液体のシール構造の他の実施形
態を示す要部断面図である。
【図3】 図1と図2に示した各液体のシール構造の一
使用箇所を示す自動車用動力舵取装置の部分破断図であ
る。
【符号の説明】
11…シール部材、11a…リップ、11b,11c,
11d…凹所、12…補強部材、13…シリンダ、14
…スリーブ、15…ピストンロッド、16…バックアッ
プリング、17…ガータスプリング、18,19…堰、
18a…連通孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム或いは樹脂等の弾性材料よりなり保
    持部材に保持されるシール部材の一部を、前記保持部材
    に対して可動する可動部材に摺動可能に当接させて、前
    記シール部材の一側に収容される液体のシールを行う液
    体のシール構造において、前記シール部材の前記可動部
    材と当接する部位より液体収容部側に前記可動部材に対
    して非接触の堰を前記シール部材に設けたことを特徴と
    する液体のシール構造。
  2. 【請求項2】 前記堰を前記シール部材とは別部材で構
    成したことを特徴とする請求項1記載の液体のシール構
    造。
  3. 【請求項3】 前記堰に、同堰の前後で液体の圧力差を
    抑制する液圧差抑制手段を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の液体のシール構造。
JP8015736A 1996-01-31 1996-01-31 液体のシール構造 Pending JPH09210212A (ja)

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JP8015736A JPH09210212A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 液体のシール構造

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JP (1) JPH09210212A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123795A1 (ja) * 2005-05-19 2006-11-23 Uchiyama Manufacturing Corp. シールリング及びその製造方法
CN107166035A (zh) * 2017-06-19 2017-09-15 清华大学 一种磁性多唇阻尼油封

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123795A1 (ja) * 2005-05-19 2006-11-23 Uchiyama Manufacturing Corp. シールリング及びその製造方法
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