JPH09210523A - オーガ式製氷機の保護装置 - Google Patents

オーガ式製氷機の保護装置

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JPH09210523A
JPH09210523A JP8019935A JP1993596A JPH09210523A JP H09210523 A JPH09210523 A JP H09210523A JP 8019935 A JP8019935 A JP 8019935A JP 1993596 A JP1993596 A JP 1993596A JP H09210523 A JPH09210523 A JP H09210523A
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JP
Japan
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ice
compressor
operating time
ice making
discharge passage
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JP8019935A
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English (en)
Inventor
Susumu Tatematsu
進 立松
Jiro Yamamoto
二郎 山本
Hiroyuki Sugie
宏之 杉江
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時的な異常により製氷機構部を停止させる
ようなことがなく、作動の信頼性が高いオーガ式製氷機
の保護装置を提供する。 【解決手段】 オーガ式製氷機は、圧縮機CMからの冷
媒により冷凍ケーシング10a内の製氷水を冷却して氷
を生成し、該氷をギヤードモータGMにより駆動される
オーガで掻き取って、冷凍ケーシング上方の氷放出通路
11から放出する。スパウトスイッチ20は、該氷放出
通路内に氷が充満したことを検知して作動する。また、
制御装置50は、スパウトスイッチ、圧縮機及びギヤー
ドモータに電気的に接続されている。この制御装置は、
スパウトスイッチの作動時間を計時する計時機能と、計
時された該作動時間を設定時間と比較する比較機能とを
有し、作動時間が設定時間よりも短い時には圧縮機及び
ギヤードモータを導通状態に保持し、長い時には圧縮機
及びギヤードモータを非導通状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機からの冷媒
により冷凍ケーシング内の製氷水を冷却して該冷凍ケー
シングの内周面上に氷を生成し、該氷を駆動装置により
駆動されるオーガで掻き取って、押圧頭を経由して或い
は経由せずに、冷凍ケーシングの上方に配置された氷放
出通路から放出するオーガ式製氷機に関し、特に、該氷
放出通路における氷詰まりを検知してオーガ式製氷機を
損傷から守る保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーガ式製氷機のような連続式自動製氷
機においては、間歇式のものとは異なり、製氷作用を連
続して行い、生成された氷を連続的に送り出し、氷放出
通路を介してシュートから貯氷庫内に落下放出する。貯
氷庫、一般的には、シュート内部の所定レベルの部位に
は貯氷検知装置が設けられていて、放出された氷がこの
所定レベルに達すると、貯氷検知装置が作動して満氷と
判断し、オーガ式製氷機の運転を停止するようになって
いる。しかし、上述した貯氷検知装置自体に故障が生じ
たり、その電気回路に不具合が生じたような場合には、
満氷になってもオーガ式製氷機の運転停止が行われない
可能性がある。その場合には、氷は、貯氷庫を満たすだ
けでなく、氷放出通路をも満たし、このような状況下で
更に製氷が続けられれば、オーガ式製氷機を損傷するこ
ととなる。
【0003】そのために、このような損傷からオーガ式
製氷機を保護するための様々な技術が提案されてきた。
例えば、実公昭64ー5724号公報記載のものでは、
上述したような氷放出通路における氷詰まりや、冷凍ケ
ーシング内の過凍結等の発生によりオーガの負荷が増大
すると、同オーガの回転速度が低下するため、オーガの
回転に応動してパルスを発生させ、該パルスの発生時間
間隔を測定することにより所定値以上のかかる回転速度
低下を検知した時に、オーガ式製氷機の運転を停止して
その保護を図っている。また、氷放出通路側に氷を導く
傾斜面を下側に形成した氷ガイド体を製氷機構部の冷凍
ケーシングの延長部に上下動可能に設けて、ばねにより
このガイド体を下向きに押圧した保護装置もある(実公
平3ー25109号公報参照)。この保護装置によれ
ば、氷放出通路の内圧が上昇すれば氷ガイド体が上方に
移動してマイクロスイッチを作動させて製氷運転を停止
させることができる。
【0004】
【発明が解決しようする課題】しかし、前者の実公昭6
4ー5724号公報に記載のものは、オーガの回転に伴
って発生するパルス間の時間間隔に基づいて速度変化の
検知を行う方式であるため、一時的な速度の変動がオー
ガに生じた場合にも、簡単に異常と判断してしまい、作
動の信頼性に欠けるきらいがあった。また、後者の実公
平3ー25109号公報等に記載のものでは、氷放出通
路に氷が充満してその内圧がばねの押圧力よりも大きく
上昇したことを検知する方式であるため、氷放出通路や
検出装置を始め、それ等の関連部分にも大きな力が加わ
り、付加的な機械的強度が要求されるだけでなく、トラ
ブル発生の原因となったり、製造コストの上昇の一因に
なっていた。しかも、正常な製氷運転が行われていて
も、低周囲温度や低製氷水温というような条件下では、
製氷機構部が過剰な製氷能力を発揮することがあり、ま
た、冷凍ケーシング内で一時的に氷詰まりを起こすこと
があり、そのような場合には、まとまって上昇する氷に
より氷ガイド体が上方に移動して製氷運転を停止させる
という、実公昭64ー5724号公報に記載のものと同
様の問題がある。従って、本発明の主な目的は、一時的
な異常により製氷機構部を停止させるようなことがな
く、作動の信頼性が高いオーガ式製氷機の保護装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の第1の様相によると、保護装置は、圧縮機
からの冷媒により冷凍ケーシング内の製氷水を冷却して
該冷凍ケーシングの内周面上に氷を生成し、該氷を駆動
装置により駆動されるオーガで掻き取って、前記冷凍ケ
ーシングの上方に配置された氷放出通路から放出するオ
ーガ式製氷機において、前記氷放出通路に設けられ該氷
放出通路内に氷が充満したことを検知して作動する貯氷
検知装置と、該貯氷検知装置に電気的に接続されると共
に、前記圧縮機及び前記駆動装置に電気的に接続される
制御装置とを備え、該制御装置には、前記貯氷検知装置
の作動時間を計時するための計時手段と、計時された該
作動時間を設定時間と比較する比較手段とが含まれ、該
比較手段は、前記作動時間が前記設定時間よりも短い時
に前記圧縮機及び前記駆動装置を導通状態に保持するよ
うになっている。そして、この比較手段は、前記作動時
間が前記設定時間よりも長い時に前記圧縮機及び前記駆
動装置を非導通状態に保持するようになっている。
【0006】また、本発明の第2の様相によると、保護
装置は、圧縮機からの冷媒により冷凍ケーシング内の製
氷水を冷却して該冷凍ケーシングの内周面上に氷を生成
し、該氷を駆動装置により駆動されるオーガで掻き取っ
て、前記冷凍ケーシングの上方に配置された氷放出通路
からシュートを介して放出するオーガ式製氷機におい
て、前記氷放出通路の放出口近傍に設けられ前記シュー
トの上方部位まで氷が充満したことを検知する第1貯氷
検知装置と、前記氷放出通路に設けられ該氷放出通路内
に氷が充満したことを検知して作動する第2貯氷検知装
置と、該第1,第2貯氷検知装置に電気的に接続される
と共に、前記圧縮機及び前記駆動装置に電気的に接続さ
れる制御装置とを備え、該制御装置には、前記第2貯氷
検知装置の作動時間を計時するための計時手段と、計時
された該作動時間を設定時間と比較する比較手段とが含
まれ、該比較手段は、前記作動時間が前記設定時間より
も短い時に前記圧縮機及び前記駆動装置を導通状態に保
持するようになっている。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
即ち実施形態について添付図面を参照して詳細に説明す
るが、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものと
する。尚、以下の記載において、本発明は、実開平6ー
32977号公報に記載の保護装置に適用した場合につ
いて説明されているが、これに限定されるものでないこ
とは勿論である。図1は、本発明による保護装置が組み
込まれたオーガ式製氷機の全体構成を一部断面で示す立
面図である。この図に示されたオーガ式製氷機におい
て、図示しない貯氷庫の近傍に設けられた製氷機構部1
0は、周知のように冷凍ケーシング10aを有し、ギヤ
ードモータ(駆動装置)GMにより冷凍ケーシング10
a内で回転されるオーガ(図示せず)により掻き取られ
た氷は、押圧頭を経て氷粒となり、冷凍ケーシング10
aの上端部から側方に延びる氷放出通路11を介して、
シュート14に給送され、そこから前述の貯氷庫内に落
下するようになっている。シュート14には、その上下
端部を除く周囲に、断熱カバー17が締付バンド17a
により固定されている。
【0008】シュート14内の上方部位には貯氷検知装
置(第1貯氷検知装置)15が設けられていて、貯氷庫
内の氷量が多くなり、上述の部位まで貯まってくるよう
になると、貯氷検知装置15の検知板15cが氷放出通
路11からの氷粒により押されて揺動し、検知スイッチ
15dを作動させて製氷機構部10の作動を停止させる
ようになっている。更に、貯氷検知装置15が何らかの
理由により作動しなかった場合には、この明細書の冒頭
に述べたように、氷放出通路11にも氷粒が充満して、
最終的には製氷機構部10の破損に至る可能性があるた
め、冷凍ケーシング10aの直上部を外れた位置に、氷
放出通路11内に氷粒が充満したことを検知するスパウ
トスイッチ(第2貯氷検知装置)20が設けられてい
る。
【0009】貯氷検知装置15は、上述の検知板15c
及び検知スイッチ15dに加えて、支持板15a及びブ
ラケット15bを有する。支持板15aの下面にブラケ
ット15bが固定されており、検知板15cはこのブラ
ケットに枢支されている。また、支持板15aの上側に
は、検知板15cの揺動により作動されるように上述の
検知スイッチ15dがある。検知板15cの両側部は氷
放出通路11側に向かってL字状に折り曲げられてお
り、また、氷放出通路11からシュート14に給送され
た氷が検知板15cの裏側に回り込まないように、シュ
ート14の内面両側には、氷放出通路11との接続部に
おいて、検知板15cの折曲側部に向かって延びる1対
のバッフル板16が設けられている。
【0010】貯氷検知装置15及びスパウトスイッチ2
0は、前述した実開平6ー32977号公報に開示され
ているような構造のものでよい。スパウトスイッチ20
の詳細構造は図2及び図3に示されている。同図を参照
してスパウトスイッチ20の概要について説明すると、
氷放出通路11には、冷凍ケーシング10aの直上部を
外れた位置の上側に開口12が形成されており、スパウ
トスイッチ20は、多少の距離をおいてこの開口12の
上方を覆うように着脱自在に氷放出通路11に取り付け
られたカバープレート25と、該カバープレートの下側
で上下方向に移動自在に前記開口12を塞ぐと共に下降
位置において外底面の少なくとも一部が氷放出通路11
の内部に多少突出するように同氷放出通路11に支持さ
れたアクチュエータ21と、該アクチュエータ21及び
カバープレート25の間に設けられて同アクチュエータ
のカバープレートに向かう移動により作動するスイッチ
ユニット30とから主としてなる。
【0011】アクチュエータ21は、図示の下降位置で
は、その両側縁の大部分に外向きに形成した折曲フラン
ジ21aが氷放出通路11の上面に当接されている。ア
クチュエータ21の上面の中間部には、後述するように
スイッチユニット30を作動させる4個の作動突起22
が突設され、また、この上面の両端部にはスイッチユニ
ット30を保持する各2個の位置決め突起23及び24
が形成されている。
【0012】氷放出通路11の上面には開口12の両側
縁と平行に1対の帯状突起13,13が一体形成され、
各帯状突起13の両側部は、互いに内向きに多少屈曲さ
れてねじ孔を設けるボス部13aに形成されている。全
周に下向きフランジを形成した上述のカバープレート2
5は、この帯状突起13,13上に載置され、各ボス部
13aのねじ孔と螺合する取付ねじ26により着脱自在
に取り付けられる。スイッチユニット30は、ゴム等の
柔軟弾性体を偏平な筒状に押し出し成形したものを所定
長に切断してなる弾性カバー31を含む。図示しない
が、この弾性カバー31内には、リード線35に連絡す
る1対の電極板が設けられており、氷の圧力により作動
突起22が弾性カバー31に当たってこれを押すと、電
極板が導通状態となり、氷放出通路11が満氷状態にあ
ると判断する。このスイッチユニット30についても、
詳細は前述の実開平6ー32977号公報に記載されて
いる。
【0013】図1に戻って、上述した貯氷検知装置15
及びスパウトスイッチ20は、本発明に従って制御装置
50に接続されている。この制御装置50は、ギヤード
モータGM及び圧縮機CMに接続されていて、後述する
ように、氷放出通路11が満氷であることを表すスパウ
トスイッチ20の作動時間が設定時間よりも短い時に該
圧縮機及びギヤードモータを導通状態に保持し、作動時
間が設定時間よりも長い時に該圧縮機及びギヤードモー
タを非導通状態に保持するようになっている。次に、上
述した制御装置50の制御回路を図4を参照して説明す
るが、その前に、図1〜図3には示されていないが図4
の制御回路には含まれている諸機器もしくは要素の理解
を容易にするために、オーガ式製氷機の製氷運転手順の
概略について説明する。尚、図1〜図3に示されていな
い符号が付された機器もしくは要素については、図4を
参照されたい。
【0014】即ち、オーガ式製氷機は、冷凍ケーシング
10aの内部に流体連通する製氷水タンクを備え、製氷
スイッチ42をオンにすると、圧縮機CM、オーガの駆
動装置であるギヤードモータGM等が駆動されて、冷凍
ケーシング10a内において氷の生成が連続的に行われ
る。生成された氷は、スパウトスイッチ20を有する氷
放出通路11を通り、貯氷検知装置15を有するシュー
ト14から貯氷庫内に落下する。これにより冷凍ケーシ
ング10a内の製氷水を消費して水位が低下すると、そ
の分だけ製氷水タンクから冷凍ケーシング10a内に製
氷水が供給される。製氷水タンク内にはフロート式スイ
ッチFSのような水位検知装置が設けられていて、製氷
水の上限水位と下限水位とを検知しており、下限水位が
検知されると給水弁WV1 が開いて製氷水タンク内に製
氷水を供給し、上限水位に達すれば同給水弁WV1 を閉
じるようになっている。オーガ式製氷機は、このような
給水サイクルを繰り返しながら、連続的に氷の生成を行
う。
【0015】かかるオーガ式製氷機において、電源スイ
ッチ41をオンとし、製氷スイッチ42をオンとすると
(接点S11が閉)、閉じている常閉接点X12を介してリ
レーX5 が励磁され、その接点X51は閉路状態となる。
一方、洗浄タイマ43の接点TM11及びリレー接点X31
を介して給水弁44(WV1)が励磁されて開き、製氷水
タンク内に製氷水が供給される。給水が継続され製氷水
タンク内の水位が上昇し、上限水位に達するとフロート
式スイッチFSの上限水位検知スイッチFS2が閉路し
てリレーX3 が励磁され、常閉接点X31が開路して給水
弁44を消磁(閉弁)すると共に、常開接点X32,X33
が閉路する。接点X33が閉路されることにより、計時機
能及び比較機能を有するマイクロコンピュータでよいタ
イマボード47の端子c−dが閉じ、同タイマボードに
内蔵された電子タイマ(計時・比較手段)が作動を開始
して、リレーX1,X2の順に励磁され、接点X11,X21
が閉路して電磁開閉器MS1,MS2を励磁し、ギヤード
モータGM、圧縮機CMの順に起動して製氷運転に入
る。また、接点X12が開路してリレーX5 が消磁され、
このリレーX5は製氷運転中は開路状態となる。尚、洗
浄タイマ43は、例えば12時間毎に15分間作動する
もので、作動してから15分間経過すると、接点TM11
が開いて接点TM12が閉じ、排水弁49を開くものであ
る。
【0016】製氷運転が継続されて貯氷庫が氷粒で満杯
となり、シュート14の上方部位まで蓄積されると、氷
放出通路11から放出される氷粒が貯氷検知装置15の
検知板15cを回動させて、検知スイッチ15d(S2
が開路し、タイマボード47の端子e−f間が開路さ
れ、同タイマボード47内の上述の電子タイマが計時を
開始し、例えば6秒でよい設定時間に達すると、リレー
1,X2及び電磁開閉器MS1,MS2が消磁され、製氷
運転が停止すると共に接点X12が閉路してリレーX5
励磁され、接点X51が閉路状態となる。
【0017】貯氷庫内の氷粒が使用され、貯氷検知装置
15の検知スイッチ15dが復帰すると、タイマボード
47の端子e−f間が閉じて同タイマボード47内の上
記電子タイマを作動させ、リレーX1,X2の順に励磁し
て製氷運転が再開される。同時に接点X12が開路してリ
レーX5が消磁され接点X51は開路状態となる。
【0018】一方、製氷運転時の氷放出通路11内の氷
粒の搬送状態は、製氷機構部10で生成された冷凍ケー
シング10aから上方に向かって放出され、氷放出通路
11の底壁11aに沿ってシュート14に向かうため、
氷放出通路11内にある程度氷粒が溜まってきた状態で
の氷レベルは、図1に鎖線L1で示すように、冷凍ケー
シング10aの直上部位で高く、シュート14に接近す
るに連れて低くなる。しかし、検知板15cの作動直前
や、検知板15cの復帰直後等には、氷放出通路11の
氷出口11bの近傍に氷粒が存在するため、氷放出通路
11から氷粒を送り出す際の抵抗が増大する。
【0019】特に、検知板15cが作動して製氷機構部
10の運転を停止させた後、同検知板15cが元の位置
に復帰した直後には、運転停止時間の長さや、周囲温度
によっては、氷放出通路11の氷出口11bの氷粒が互
いに結合してブロック状の氷塊となってしまう可能性が
あり、その場合には氷粒を押し出すための抵抗が非常に
大きくなる。従って、氷放出通路11内の氷レベルは、
短時間ではあるが、レベルL2を越えてレベルL3に達
し、スパウトスイッチ20(S3)を作動させてしまう程
になる。
【0020】スパウトスイッチ20が作動されると、リ
レーX4 が励磁されてその常開接点X41が閉成するが、
リレーX5の常開接点X51が開成されているため、リレ
ーX4の自己保持回路は形成されない。一方、常閉接点
42は開成してタイマボード47の端子e−f間が開路
して同タイマボード内の電子タイマが計時を開始し、そ
のタイムアップ(実施形態では6秒)前に接点X42が閉
路すれば、製氷運転は継続される。即ち、スパウトスイ
ッチ20の作動が一時的であれば、製氷運転は停止され
ない。しかし、貯氷検知装置15の不具合等により、シ
ュート14が満杯になっても製氷機構部10の停止が行
われなければ、スパウトスイッチ20(S3)が作動して
リレーX4が励磁し、常閉接点X42が開成、接点X41
閉成して、タイマボード47の端子e−f間が開路した
場合、図1に示した氷レベルL3の状態が6秒以上続く
ため、スパウトスイッチ20も6秒以上作動状態を継続
し、タイマボード47内の前記電子タイマが設定時間に
達する。そのため、リレーX1,X2が消磁されて製氷運
転を停止すると共に、リレーX4 の自己保持回路を形成
するため、氷が融解してスパウトスイッチ20が開路状
態に復帰しても、製氷運転は再開されない。この間に、
貯氷検知装置15等の保守点検を行うことができる。
【0021】製氷運転の再開は、電源スイッチ41をオ
フとし、リレーX4 の自己保持回路を解消してから、再
び電源スイッチ41をオンとすれば、前述の運転開始時
と同様の手順で行うことができる。
【0022】本発明とそれに付随する種々の効果とが上
述の説明から理解されるであろう。また、本発明の精神
及び範囲から逸脱したり、本発明の重要な効果を犠牲に
することなく、その形態、構造及び配列を改変しうるこ
とは明らかであり、この明細書に開示された形態は本発
明の単なる好適もしくは例示的な実施形態に過ぎない。
例えば、本発明の保護装置が適用されるオーガ式製氷機
は、シュート14を有していない形式のものでもよい
し、押圧頭を有していないものでもよいし、前述したよ
うに、実開平6ー32977号公報に記載のものに限定
されるものでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3の本発明に
よれば、貯氷検知装置(スパウトスイッチ)が短時間作
動しても、製氷機構部(圧縮機、ギヤードモータ)の運
転停止を行わないため、誤動作による運転停止がなく、
信頼性の高い保護装置を提供することができる。そのた
め、貯氷検知装置として、小さな力でも作動する感度の
高いものを使用できるので、製氷機構部が損傷する前に
確実に異常を検知して、運転提供を行うことが可能にな
ると共に、フレーク状の氷のように、堆積した氷群の頂
面が波打つような輪郭(〜)になり検出しにくい氷で
も、確実に異常を検知することができる。更に、正常な
製氷運転が行われていても、低周囲温度や低製氷水温と
いうような条件下では、製氷機構部が過剰な製氷能力を
発揮することがあり、また、冷凍ケーシング内で一時的
に氷詰まりを起こすことがあるが、本発明によれば、そ
のような場合、まとまって上昇する氷により氷ガイド体
が上方に移動しても、製氷運転を停止させるようなこと
がない。また、請求項3に記載の本発明によれば、第1
貯氷検知装置が作動して製氷機構部の運転を停止させた
後、同第1貯氷検知装置が元の位置に復帰した直後に、
運転停止時間の長さや、周囲温度によっては、氷放出通
路の氷出口の氷粒が互いに結合してブロック状の氷塊と
なった場合に、氷粒を押し出すための抵抗が非常に大き
くなり、氷放出通路内の氷レベルが一時的に高くなって
は、第2貯氷検知装置が作動して製氷機構部の運転を停
止させるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による保護装置が組み込まれたオーガ
式製氷機の縦断面図である。
【図2】 図1のオーガ式製氷機における氷放出通路を
部分的に破断して示す拡大図である。
【図3】 上記氷放出通路に設けられたスパウトスイッ
チの詳細断面図である。
【図4】 図1の保護装置の一部を構成する制御装置の
回路図である。
【符号の説明】
10…製氷機構部、11…氷放出通路、11b…氷出
口、14…シュート、15…第1貯氷検知装置、20…
スパウトスイッチ(第2貯氷検知装置)、47…タイマ
ボード、50…制御装置、CM…圧縮機、GM…ギヤー
ドモータ(駆動装置)、X4…リレー、X42…リレーX4
の常閉接点。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機からの冷媒により冷凍ケーシング
    内の製氷水を冷却して該冷凍ケーシングの内周面上に氷
    を生成し、該氷を駆動装置により駆動されるオーガで掻
    き取って、前記冷凍ケーシングの上方に配置された氷放
    出通路から放出するオーガ式製氷機において、前記氷放
    出通路に設けられ該氷放出通路内に氷が充満したことを
    検知して作動する貯氷検知装置と、該貯氷検知装置に電
    気的に接続されると共に、前記圧縮機及び前記駆動装置
    に電気的に接続される制御装置とを備え、該制御装置に
    は、前記貯氷検知装置の作動時間を計時するための計時
    手段と、計時された該作動時間を設定時間と比較する比
    較手段とが含まれ、該比較手段は、前記作動時間が前記
    設定時間よりも短い時に前記圧縮機及び前記駆動装置を
    導通状態に保持するようになっている保護装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は、前記作動時間が前記設
    定時間よりも長い時に前記圧縮機及び前記駆動装置を非
    導通状態に保持するようになっている請求項1に記載の
    保護装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機からの冷媒により冷凍ケーシング
    内の製氷水を冷却して該冷凍ケーシングの内周面上に氷
    を生成し、該氷を駆動装置により駆動されるオーガで掻
    き取って、前記冷凍ケーシングの上方に配置された氷放
    出通路からシュートを介して放出するオーガ式製氷機に
    おいて、前記氷放出通路の放出口近傍に設けられ前記シ
    ュートの上方部位まで氷が充満したことを検知する第1
    貯氷検知装置と、前記氷放出通路に設けられ該氷放出通
    路内に氷が充満したことを検知して作動する第2貯氷検
    知装置と、該第1,第2貯氷検知装置に電気的に接続さ
    れると共に、前記圧縮機及び前記駆動装置に電気的に接
    続される制御装置とを備え、該制御装置には、前記第2
    貯氷検知装置の作動時間を計時するための計時手段と、
    計時された該作動時間を設定時間と比較する比較手段と
    が含まれ、該比較手段は、前記作動時間が前記設定時間
    よりも短い時に前記圧縮機及び前記駆動装置を導通状態
    に保持するようになっている保護装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1491832A1 (en) * 2003-06-24 2004-12-29 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha Method of operating auger ice-making machine
EP2735825A3 (en) * 2004-03-04 2014-06-11 Follett Corporation Ice making apparatus

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