JPH09210619A - 光導波路を用いた焦点検出装置 - Google Patents
光導波路を用いた焦点検出装置Info
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- JPH09210619A JPH09210619A JP8015423A JP1542396A JPH09210619A JP H09210619 A JPH09210619 A JP H09210619A JP 8015423 A JP8015423 A JP 8015423A JP 1542396 A JP1542396 A JP 1542396A JP H09210619 A JPH09210619 A JP H09210619A
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- optical system
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小型で簡単な構成の焦点検出装置を提供する。
【解決手段】光源21の出射端面203と、ダブルモー
ド導波路28の端面202の中心からわずかにずれた位
置27とを、偏光マイクロビームスプリッタ23を挟ん
で共役な位置に配置する。端面203から出射された直
線偏光の照明光は、ビームスプリッタ23で偏向され、
集光レンズ25により集光される。被検物体26からの
反射光は、集光レンズ25により集光され、ビームスプ
リッタ23を透過してダブルモード導波路28に入射す
る。ダブルモード導波路に入射した光の位相分布の非対
称性を検出できるように、ダブルモード導波路の長さを
設定することにより、被検物体26が集光レンズの焦点
に位置する場合と位置しない場合とを検出できる。
ド導波路28の端面202の中心からわずかにずれた位
置27とを、偏光マイクロビームスプリッタ23を挟ん
で共役な位置に配置する。端面203から出射された直
線偏光の照明光は、ビームスプリッタ23で偏向され、
集光レンズ25により集光される。被検物体26からの
反射光は、集光レンズ25により集光され、ビームスプ
リッタ23を透過してダブルモード導波路28に入射す
る。ダブルモード導波路に入射した光の位相分布の非対
称性を検出できるように、ダブルモード導波路の長さを
設定することにより、被検物体26が集光レンズの焦点
に位置する場合と位置しない場合とを検出できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路を用いた
焦点検出装置または段差測定装置に関する。
焦点検出装置または段差測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信、光計測の分野で光導波路
が注目されている。その理由は光導波路を用いることに
よって光学系の小型、軽量化を図ることができ、また、
光軸の調整が不要になるという利点を有しているからで
ある。
が注目されている。その理由は光導波路を用いることに
よって光学系の小型、軽量化を図ることができ、また、
光軸の調整が不要になるという利点を有しているからで
ある。
【0003】光導波路を利用した計測器の一つとして、
例えば特開平6−331841号公報に、焦点を検出す
るためのデバイスが提案されている。
例えば特開平6−331841号公報に、焦点を検出す
るためのデバイスが提案されている。
【0004】特開平6−331841号公報では、光導
波路としてダブルモード導波路を用い、このダブルモー
ド導波路の端面から集光した光を入射させる。このと
き、入射光の光軸が、ダブルモード導波路の中心からわ
ずかにずれるようにする。集光された光の焦点が、ダブ
ルモード導波路の端面と一致している場合と、一致して
いない場合とでは、ダブルモード導波路に励振されるモ
ードが異なる。このため、ダブルモード導波路を伝搬す
る光の対称性が、入射光の焦点位置で異なる。したがっ
て、ダブルモード導波路を伝搬する光の対称性を検出す
ることにより、入射光の焦点位置を検出するというもの
である。
波路としてダブルモード導波路を用い、このダブルモー
ド導波路の端面から集光した光を入射させる。このと
き、入射光の光軸が、ダブルモード導波路の中心からわ
ずかにずれるようにする。集光された光の焦点が、ダブ
ルモード導波路の端面と一致している場合と、一致して
いない場合とでは、ダブルモード導波路に励振されるモ
ードが異なる。このため、ダブルモード導波路を伝搬す
る光の対称性が、入射光の焦点位置で異なる。したがっ
て、ダブルモード導波路を伝搬する光の対称性を検出す
ることにより、入射光の焦点位置を検出するというもの
である。
【0005】特開平6−331841号公報では、物体
に照明光を集光するとともに、その反射光を照明光から
分離してダブルモード導波路の端面に集光させるため
に、偏光選択性回折格子と対物レンズとを用いている。
に照明光を集光するとともに、その反射光を照明光から
分離してダブルモード導波路の端面に集光させるため
に、偏光選択性回折格子と対物レンズとを用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−33184
1号公報に記載されているデバイスの構成では、偏光選
択性回折格子を用いなければならない構成である。しか
しながら、性能の良い偏光選択性回折格子を作製するの
は、困難であるという問題点があった。
1号公報に記載されているデバイスの構成では、偏光選
択性回折格子を用いなければならない構成である。しか
しながら、性能の良い偏光選択性回折格子を作製するの
は、困難であるという問題点があった。
【0007】本発明は、簡単な構成で、小型な焦点検出
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、照明光を出射する照明光学系と、
前記照明光を集光して被検物体に照射するとともに、そ
の反射光を集光する集光光学系と、前記照明光と反射光
とを分離するために、前記照明光および反射光のうち、
一方を透過し、他方を反射する偏向光学系と、前記偏向
光学系によって分離された前記反射光を端面から入射さ
せて伝搬するためのダブルモード導波路と、前記ダブル
モード導波路を伝搬してきた光の強度分布の対称性を検
出するための対称性検出手段とを有し、前記偏向光学系
は、前記照明光学系と前記集光光学系との間に配置さ
れ、前記ダブルモード導波路の端面の中心からずれた位
置と、前記照明光学系の照明光の出射中心とは、前記偏
向光学系を挟んで共役な位置に配置されていることを特
徴とする焦点検出装置が提供される。
に、本発明によれば、照明光を出射する照明光学系と、
前記照明光を集光して被検物体に照射するとともに、そ
の反射光を集光する集光光学系と、前記照明光と反射光
とを分離するために、前記照明光および反射光のうち、
一方を透過し、他方を反射する偏向光学系と、前記偏向
光学系によって分離された前記反射光を端面から入射さ
せて伝搬するためのダブルモード導波路と、前記ダブル
モード導波路を伝搬してきた光の強度分布の対称性を検
出するための対称性検出手段とを有し、前記偏向光学系
は、前記照明光学系と前記集光光学系との間に配置さ
れ、前記ダブルモード導波路の端面の中心からずれた位
置と、前記照明光学系の照明光の出射中心とは、前記偏
向光学系を挟んで共役な位置に配置されていることを特
徴とする焦点検出装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について説
明する。
明する。
【0010】まず、本発明の第1の実施の形態の焦点検
出装置の構成を図2を用いて説明する。
出装置の構成を図2を用いて説明する。
【0011】ニオブ酸リチウム基板20には、ダブルモ
ード導波路28と、これを2分岐する分岐部201と、
分岐部201に接続された2本の導波路29、30が形
成されている。これらは、基板20にTiを拡散するこ
とによって形成されている。ダブルモード導波路28
は、端部が基板20の一側面に露出され、入射端面20
2となっている。また、導波路29、30の端部も、基
板20の一側面に露出され、それぞれ光検出器32、3
3が取り付けられている。光検出器32、33の出力
は、差動増幅器34に入力される。また、ダブルモード
導波路28の上には、不図示のバッファ層を介して一対
の電極31が配置されている。
ード導波路28と、これを2分岐する分岐部201と、
分岐部201に接続された2本の導波路29、30が形
成されている。これらは、基板20にTiを拡散するこ
とによって形成されている。ダブルモード導波路28
は、端部が基板20の一側面に露出され、入射端面20
2となっている。また、導波路29、30の端部も、基
板20の一側面に露出され、それぞれ光検出器32、3
3が取り付けられている。光検出器32、33の出力
は、差動増幅器34に入力される。また、ダブルモード
導波路28の上には、不図示のバッファ層を介して一対
の電極31が配置されている。
【0012】基板20は、ダブルモード導波路28の端
面202が被検物体26の方を向くように配置されてい
る。端面202と被検物体26との間には、偏光方向に
よって光を反射および透過させる微小なサイズのマイク
ロビームスプリッタ23、1/4波長板24、対物レン
ズ25が順に配置されている。また、マイクロビームス
プリッタ23により、端面202と被検物体26とを結
ぶ光軸から分離される光軸上には、偏波面保存ファイバ
22の端面203が配置されている。ファイバ22の他
方の端面には、直線偏光の照明光を出射する光源21が
取り付けられている。
面202が被検物体26の方を向くように配置されてい
る。端面202と被検物体26との間には、偏光方向に
よって光を反射および透過させる微小なサイズのマイク
ロビームスプリッタ23、1/4波長板24、対物レン
ズ25が順に配置されている。また、マイクロビームス
プリッタ23により、端面202と被検物体26とを結
ぶ光軸から分離される光軸上には、偏波面保存ファイバ
22の端面203が配置されている。ファイバ22の他
方の端面には、直線偏光の照明光を出射する光源21が
取り付けられている。
【0013】光源21から出射された直線偏光の照明光
は、偏波面保存ファイバ22を偏光方向を保存された状
態で伝搬し、端面203から出射される。マイクロビー
ムスプリッタ23は、端面203から出射された直線偏
光の照明光を反射し、これと直交する偏光方向の光を透
過するように配置される。1/4波長板は、マイクロビ
ームスプリッタ23で反射された直線偏光の照明光を円
偏光に変換するように配置される。一方、被検物体26
による照明光の反射光は、1/4波長板24を通過する
ことにより、照明光とは直交する偏光方向に変換される
ため、マイクロビームスプリッタ23を透過する。
は、偏波面保存ファイバ22を偏光方向を保存された状
態で伝搬し、端面203から出射される。マイクロビー
ムスプリッタ23は、端面203から出射された直線偏
光の照明光を反射し、これと直交する偏光方向の光を透
過するように配置される。1/4波長板は、マイクロビ
ームスプリッタ23で反射された直線偏光の照明光を円
偏光に変換するように配置される。一方、被検物体26
による照明光の反射光は、1/4波長板24を通過する
ことにより、照明光とは直交する偏光方向に変換される
ため、マイクロビームスプリッタ23を透過する。
【0014】対物レンズ25は、光ファイバ22の端面
203から出射された照明光を集光し結像させるととも
に、結像面に被検物体26が位置する場合には、その反
射光がだぶるモード導波路28の端面の幅方向の中心か
らわずかにずれた位置27に結像させるように配置され
ている。すなわち、光ファイバー22の出射端面203
の中心と、ダブルモード導波路28の入射端面202の
中心からわずかにずれた位置27とが、マイクロビーム
スプリッタ23を挟んで、共役な位置関係となるように
構成する。
203から出射された照明光を集光し結像させるととも
に、結像面に被検物体26が位置する場合には、その反
射光がだぶるモード導波路28の端面の幅方向の中心か
らわずかにずれた位置27に結像させるように配置され
ている。すなわち、光ファイバー22の出射端面203
の中心と、ダブルモード導波路28の入射端面202の
中心からわずかにずれた位置27とが、マイクロビーム
スプリッタ23を挟んで、共役な位置関係となるように
構成する。
【0015】つぎに、図2の焦点検出装置の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0016】光源21から出射された直線偏光の照明光
は偏波面保存ファイバ22を伝搬してマイクロビームス
プリッタ23に導かれる。マイクロビームスプリッタ2
3は、光源21から出射される直線偏光の照明光を反射
する構成であるため、照明光は、マイクロビームスプリ
ッタ23で反射し、1/4波長板24で円偏光に変換さ
れる。そして、対物レンズ25により集光され、被検物
体26に照射される。被検物体26で反射した光は、再
び対物レンズ25で集光され、1/4波長板24で照明
光の直線偏光とは直交する直線偏光に変換され、マイク
ロビームスプリッタ23を透過して、ダブルモード光導
波路の端面202の中心からわずかにずれた位置27に
集光される。
は偏波面保存ファイバ22を伝搬してマイクロビームス
プリッタ23に導かれる。マイクロビームスプリッタ2
3は、光源21から出射される直線偏光の照明光を反射
する構成であるため、照明光は、マイクロビームスプリ
ッタ23で反射し、1/4波長板24で円偏光に変換さ
れる。そして、対物レンズ25により集光され、被検物
体26に照射される。被検物体26で反射した光は、再
び対物レンズ25で集光され、1/4波長板24で照明
光の直線偏光とは直交する直線偏光に変換され、マイク
ロビームスプリッタ23を透過して、ダブルモード光導
波路の端面202の中心からわずかにずれた位置27に
集光される。
【0017】このとき被検物体26が照明光の結像面に
一致する位置にあった場合には、その反射光は、対物レ
ンズ25によってダブルモード導波路28の端面202
の位置27に図5(a)のように結像する。一方、被検
物体26が照明光の結像面に一致する位置にない場合に
は、その反射光は、図5(b)のように、ダブルモード
導波路28の端面202の位置27には結像しない。
一致する位置にあった場合には、その反射光は、対物レ
ンズ25によってダブルモード導波路28の端面202
の位置27に図5(a)のように結像する。一方、被検
物体26が照明光の結像面に一致する位置にない場合に
は、その反射光は、図5(b)のように、ダブルモード
導波路28の端面202の位置27には結像しない。
【0018】反射光が、ダブルモード導波路28の端面
202の位置27に結像した場合には、図5(a)から
わかるように、反射光が端面202に達した時点での光
の波面51が端面202に平行になる。このため、図5
(a)の場合には、ダブルモード導波路28に、ダブル
モード導波路28の幅方向について位相分布が対称な光
が入射した場合と等価であり、ダブルモード導波路28
には0次モード光と1次モード光が励起される。
202の位置27に結像した場合には、図5(a)から
わかるように、反射光が端面202に達した時点での光
の波面51が端面202に平行になる。このため、図5
(a)の場合には、ダブルモード導波路28に、ダブル
モード導波路28の幅方向について位相分布が対称な光
が入射した場合と等価であり、ダブルモード導波路28
には0次モード光と1次モード光が励起される。
【0019】また、反射光がダブルモード導波路28の
端面202の位置27に結像しなかった場合には、図5
(b)から明らかなように、反射光が端面202に達し
た時点での光の波面51は、端面202と非平行にな
る。このため、図5(b)の場合には、ダブルモード導
波路28に、ダブルモード導波路28の幅方向について
位相分布が非対称な光が入射した場合と等価であり、ダ
ブルモード導波路28には、0次モード光と1次モード
光が励起される。
端面202の位置27に結像しなかった場合には、図5
(b)から明らかなように、反射光が端面202に達し
た時点での光の波面51は、端面202と非平行にな
る。このため、図5(b)の場合には、ダブルモード導
波路28に、ダブルモード導波路28の幅方向について
位相分布が非対称な光が入射した場合と等価であり、ダ
ブルモード導波路28には、0次モード光と1次モード
光が励起される。
【0020】ダブルモード導波路を伝搬する0次モード
光は、偶モードであるため、光強度分布は、導波路の幅
方向に対して対称である。これに対し、0次モード光と
1次モード光とが励起されると、両モード光は、導波路
内で干渉し、干渉光は、導波路内を蛇行しながら伝搬す
るため、導波路中の光強度分布に非対称性が生じること
が知られている。
光は、偶モードであるため、光強度分布は、導波路の幅
方向に対して対称である。これに対し、0次モード光と
1次モード光とが励起されると、両モード光は、導波路
内で干渉し、干渉光は、導波路内を蛇行しながら伝搬す
るため、導波路中の光強度分布に非対称性が生じること
が知られている。
【0021】これを利用して、ダブルモード導波路28
の長さLを適切な長さにし、ダブルモード導波路を伝搬
してきた光の強度分布の対称性を検出することにより、
ダブルモード導波路に入射した位相分布の非対称性を検
出できることも知られている。(H.Ooki and
J.Iwasaki,Optics Communi
cations 85(1991)177)。このダブ
ルモード導波路28の適切な長さLとは、完全結合長
(0次モードと1次モードの位相差がπとなる長さ)L
cに対して、 L=Lc(2m+1)/2 (m=0,1,2,・・
・) を満たすような長さである。
の長さLを適切な長さにし、ダブルモード導波路を伝搬
してきた光の強度分布の対称性を検出することにより、
ダブルモード導波路に入射した位相分布の非対称性を検
出できることも知られている。(H.Ooki and
J.Iwasaki,Optics Communi
cations 85(1991)177)。このダブ
ルモード導波路28の適切な長さLとは、完全結合長
(0次モードと1次モードの位相差がπとなる長さ)L
cに対して、 L=Lc(2m+1)/2 (m=0,1,2,・・
・) を満たすような長さである。
【0022】ただし、実際には、分岐部201において
も導波路間隔が狭い部分では、ダブルモードで光が伝搬
するので、ダブルモード導波路28および分岐部201
を含めて実質的にダブルモードで光が伝搬可能な長さを
Lとする必要がある。
も導波路間隔が狭い部分では、ダブルモードで光が伝搬
するので、ダブルモード導波路28および分岐部201
を含めて実質的にダブルモードで光が伝搬可能な長さを
Lとする必要がある。
【0023】本実施の形態では、電極31からダブルモ
ード導波路28に電圧を印加することにより、電気光学
効果により、完全結合長Lcを調節し、ダブルモード導
波路28の長さLが上式を満たすようにしている。
ード導波路28に電圧を印加することにより、電気光学
効果により、完全結合長Lcを調節し、ダブルモード導
波路28の長さLが上式を満たすようにしている。
【0024】したがって、被検物体26が、対物レンズ
による照明光の結像面に位置する場合には、上述のよう
に、ダブルモード導波路28に、波面が端面202と平
行な光が入射し、ダブルモード導波路28には0次モー
ド光と1次モード光とが励振される。ダブルモード導波
路28に励振された0次モード光と1次モード光は、干
渉しながら伝搬する。ダブルモード導波路の長さLは、
位相分布の非対称性を検出するように上式のように設定
されているので、分岐部201において、導波路29、
30に均等に分岐される。したがって、光検出器32、
33には、等しい光量が検出される。
による照明光の結像面に位置する場合には、上述のよう
に、ダブルモード導波路28に、波面が端面202と平
行な光が入射し、ダブルモード導波路28には0次モー
ド光と1次モード光とが励振される。ダブルモード導波
路28に励振された0次モード光と1次モード光は、干
渉しながら伝搬する。ダブルモード導波路の長さLは、
位相分布の非対称性を検出するように上式のように設定
されているので、分岐部201において、導波路29、
30に均等に分岐される。したがって、光検出器32、
33には、等しい光量が検出される。
【0025】一方、被検物体が、対物レンズによる照明
光の結像面に位置していない場合には、ダブルモード導
波路28に、波面が端面202と非平行な光が入射し、
ダブルモード導波路28には0次モード光と1次モード
光とが励振される。0次モード光と1次モード光は干渉
し、干渉光が蛇行しながら伝搬し分岐部201に至る。
このとき、ダブルモード導波路28の長さLは、上述の
式を満たしているため、干渉光は、ダブルモード導波路
28の幅方向の左右いずれかに偏っており、分岐部20
1で、導波路29、30に分岐される光量には差が生じ
る。したがって、光検出器32、33で検出される光量
は等しくない。
光の結像面に位置していない場合には、ダブルモード導
波路28に、波面が端面202と非平行な光が入射し、
ダブルモード導波路28には0次モード光と1次モード
光とが励振される。0次モード光と1次モード光は干渉
し、干渉光が蛇行しながら伝搬し分岐部201に至る。
このとき、ダブルモード導波路28の長さLは、上述の
式を満たしているため、干渉光は、ダブルモード導波路
28の幅方向の左右いずれかに偏っており、分岐部20
1で、導波路29、30に分岐される光量には差が生じ
る。したがって、光検出器32、33で検出される光量
は等しくない。
【0026】従って、光検出器32、33で検出される
光量の差を、差動増幅器34で検出することにより、被
検物体26が対物レンズ25による照明光の結像面に位
置するかどうか、すなわち、対物レンズ25の焦点に位
置するかどうかを検出することができる。
光量の差を、差動増幅器34で検出することにより、被
検物体26が対物レンズ25による照明光の結像面に位
置するかどうか、すなわち、対物レンズ25の焦点に位
置するかどうかを検出することができる。
【0027】上述してきたように、本実施の形態では、
ダブルモード導波路の端面202の中心からわずかにず
れた位置27と、照明光を出射する光ファイバ22の端
面203の出射中心とを、マイクロビームスプリッタ2
3を挟んで、共役な位置に配置することにより、簡単な
構成で焦点検出装置を構成することができた。また、マ
イクロビームスプリッタ23は、数mm角の小さなサイ
ズの光学部品である。さらに、本実施の形態では、マイ
クロビームスプリッタ23をダブルモード導波路28の
端面に取り付けることができるため、光路長を短くでき
るとともに、アライメントや取り付け作業が容易にな
る。したがって、簡単な構成で小型な焦点検出装置を、
効率よく製造することが可能である。
ダブルモード導波路の端面202の中心からわずかにず
れた位置27と、照明光を出射する光ファイバ22の端
面203の出射中心とを、マイクロビームスプリッタ2
3を挟んで、共役な位置に配置することにより、簡単な
構成で焦点検出装置を構成することができた。また、マ
イクロビームスプリッタ23は、数mm角の小さなサイ
ズの光学部品である。さらに、本実施の形態では、マイ
クロビームスプリッタ23をダブルモード導波路28の
端面に取り付けることができるため、光路長を短くでき
るとともに、アライメントや取り付け作業が容易にな
る。したがって、簡単な構成で小型な焦点検出装置を、
効率よく製造することが可能である。
【0028】上述の実施の形態では、電気光学効果を有
するニオブ酸リチウム基板20を用いたが、GaAsの
ような電気光学効果を有する他の材料や、電気光学効果
を有しないSiなどの材料を用いることができる。
するニオブ酸リチウム基板20を用いたが、GaAsの
ような電気光学効果を有する他の材料や、電気光学効果
を有しないSiなどの材料を用いることができる。
【0029】また、電気光学効果を有しない材料を用い
る場合、幾何学的にダブルモード導波路28の長さLを
調節して製造すればよい。電気光学効果を用いない場
合、電極31は不要である。
る場合、幾何学的にダブルモード導波路28の長さLを
調節して製造すればよい。電気光学効果を用いない場
合、電極31は不要である。
【0030】また、本実施の形態では、ダブルモード導
波路28、分岐部201、導波路29、30を基板20
上に形成しているが、これらを光ファイバーで構成する
ことも可能である。
波路28、分岐部201、導波路29、30を基板20
上に形成しているが、これらを光ファイバーで構成する
ことも可能である。
【0031】また、本発明の第2の実施の形態として、
図3のような構成を用いることができる。図3の構成
は、図2の構成とほぼ同じであるが、対物レンズ25を
用いるかわりに、マイクロビームスプリッタ23に集光
グレーティングレンズ35を集積している。
図3のような構成を用いることができる。図3の構成
は、図2の構成とほぼ同じであるが、対物レンズ25を
用いるかわりに、マイクロビームスプリッタ23に集光
グレーティングレンズ35を集積している。
【0032】集光グレーティングレンズ35は、図4の
ように同心円状のグレーティングにより構成されたもの
で、対物レンズと同様に集光作用を持っている。
ように同心円状のグレーティングにより構成されたもの
で、対物レンズと同様に集光作用を持っている。
【0033】図3の構成では、照明光は集光グレーティ
ングレンズ35によって被検物体26に集光されるとと
もに、被検物体26からの反射光は、集光グレーティン
グレンズ35により、ダブルモード導波路28の端面に
集光される。
ングレンズ35によって被検物体26に集光されるとと
もに、被検物体26からの反射光は、集光グレーティン
グレンズ35により、ダブルモード導波路28の端面に
集光される。
【0034】このような構成により、第1の実施の形態
の対物レンズ25を用いる場合よりも、より光路長がが
短くなるとともに、光学部品数が少なくなり、光学系が
簡単になる。その他の構成、作用は第1の実施の形態と
同じであるので説明を省略する。
の対物レンズ25を用いる場合よりも、より光路長がが
短くなるとともに、光学部品数が少なくなり、光学系が
簡単になる。その他の構成、作用は第1の実施の形態と
同じであるので説明を省略する。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態の焦点検
出装置を図1を用いて説明する。
出装置を図1を用いて説明する。
【0036】ニオブ酸リチウム基板2には、第1の実施
の形態と同じくダブルモード導波路28、分岐部20
1、導波路29、30のほかに、シングルモード導波路
3が形成される。
の形態と同じくダブルモード導波路28、分岐部20
1、導波路29、30のほかに、シングルモード導波路
3が形成される。
【0037】シングルモード導波路3の一方の端面4
は、ダブルモード導波路28の端面202が位置する基
板2の側面に配置される。シングルモード導波路3のも
う一方の端面には、直線へ光の照明光を出射する光源1
が取り付けられている。
は、ダブルモード導波路28の端面202が位置する基
板2の側面に配置される。シングルモード導波路3のも
う一方の端面には、直線へ光の照明光を出射する光源1
が取り付けられている。
【0038】基板2と被検物体9との間には、コリメー
タレンズ5、複屈折性プリズム6、1/4波長板7、対
物レンズ8が順に配置される。複屈折性プリズム6は、
常光線を直進させ、異常光線を入射軸とは異なる方向に
屈折させるプリズムであり、一般によく用いられるロシ
ョンプリズムを用いる。シングルモード導波路3から出
射される直線偏光の照明光が複屈折プリズム6に対して
常光線となり、照明光とは偏光方向が直交する直線偏光
が、複屈折プリズム6の異常光線となるように複屈折プ
リズム6を配置しておく。また、被検物体9によって反
射された光が、複屈折プリズムで屈折され、この屈折プ
リズムが、コリメータレンズ5でダブルモード導波路2
8の端面202の中心からわずかにずれた位置27に集
光されるように、シングルモード導波路3の端面4と、
ダブルモード導波路28の端面202との間隔を予め定
めて製造しておく。
タレンズ5、複屈折性プリズム6、1/4波長板7、対
物レンズ8が順に配置される。複屈折性プリズム6は、
常光線を直進させ、異常光線を入射軸とは異なる方向に
屈折させるプリズムであり、一般によく用いられるロシ
ョンプリズムを用いる。シングルモード導波路3から出
射される直線偏光の照明光が複屈折プリズム6に対して
常光線となり、照明光とは偏光方向が直交する直線偏光
が、複屈折プリズム6の異常光線となるように複屈折プ
リズム6を配置しておく。また、被検物体9によって反
射された光が、複屈折プリズムで屈折され、この屈折プ
リズムが、コリメータレンズ5でダブルモード導波路2
8の端面202の中心からわずかにずれた位置27に集
光されるように、シングルモード導波路3の端面4と、
ダブルモード導波路28の端面202との間隔を予め定
めて製造しておく。
【0039】光源1から発せられた直線偏光の光は基板
2上に形成されたシングルモード導波路3を伝搬し、端
面4から出射する。出射した直線偏光の照明光は、コリ
メータレンズ5で平行光となったあと複屈折性プリズム
6に入射する。
2上に形成されたシングルモード導波路3を伝搬し、端
面4から出射する。出射した直線偏光の照明光は、コリ
メータレンズ5で平行光となったあと複屈折性プリズム
6に入射する。
【0040】照明光は、複屈折プリズム6の常光線であ
るため、複屈折性プリズム6を直進する。そして、1/
4波長板7で円偏光に変換され、対物レンズ8で被検物
体9上に集光される。
るため、複屈折性プリズム6を直進する。そして、1/
4波長板7で円偏光に変換され、対物レンズ8で被検物
体9上に集光される。
【0041】被検物体9で反射した光は再び対物レンズ
8、1/4波長板7を通過することにより、照明光と
は、偏光方向が直交する直線偏光に変換される。この偏
光面は複屈折性プリズム6に対して異常光線となるた
め、複屈折プリズム6で屈折し、光路が変わった光は、
コリメータレンズ5を経てダブルモード導波路28の端
面202の中心からわずかにずれた位置27に集光され
る。
8、1/4波長板7を通過することにより、照明光と
は、偏光方向が直交する直線偏光に変換される。この偏
光面は複屈折性プリズム6に対して異常光線となるた
め、複屈折プリズム6で屈折し、光路が変わった光は、
コリメータレンズ5を経てダブルモード導波路28の端
面202の中心からわずかにずれた位置27に集光され
る。
【0042】第1の実施の形態と同様に対物レンズ8の
焦点に被検物体9が位置する場合には、ダブルモード導
波路28に波面が平行な光が入射し、焦点からずれた位
置に被検物体9が位置する場合には、波面が傾いた光が
入射する。ダブルモード導波路の長さを、ダブルモード
導波路に入射した光の位相分布の非対称性を検出する長
さに設定することによって、光検出器32、33で検出
される光量の差を差動増幅器34でとることにより、被
検物体9の焦点位置ずれを知ることができる。
焦点に被検物体9が位置する場合には、ダブルモード導
波路28に波面が平行な光が入射し、焦点からずれた位
置に被検物体9が位置する場合には、波面が傾いた光が
入射する。ダブルモード導波路の長さを、ダブルモード
導波路に入射した光の位相分布の非対称性を検出する長
さに設定することによって、光検出器32、33で検出
される光量の差を差動増幅器34でとることにより、被
検物体9の焦点位置ずれを知ることができる。
【0043】第3の実施の形態の構成では、作製が容易
な複屈折プリズムと、コリメータレンズと、対物レンズ
との組み合わせで、焦点検出装置が構成できるため、従
来のように作製の困難な偏光選択性回折格子を用いる必
要がなく、従来よりも製造が容易になる。
な複屈折プリズムと、コリメータレンズと、対物レンズ
との組み合わせで、焦点検出装置が構成できるため、従
来のように作製の困難な偏光選択性回折格子を用いる必
要がなく、従来よりも製造が容易になる。
【0044】上述の各実施の形態では、焦点検出装置に
ついて説明したが、同じ構成で、被検物体の段差を測定
することができる。
ついて説明したが、同じ構成で、被検物体の段差を測定
することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、小型で簡単な構成の焦
点検出装置を提供できる。
点検出装置を提供できる。
【図1】本発明の第3の実施の形態による焦点検出装置
の構成を説明するブロック図。
の構成を説明するブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による焦点検出装置
の構成を説明するブロック図。
の構成を説明するブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態による焦点検出装置
の構成を説明するブロック図。
の構成を説明するブロック図。
【図4】本発明の第2実施例に用いる集光グレーティン
グレンズの構成を説明する説明図。
グレンズの構成を説明する説明図。
【図5】(a)、(b)図1の焦点検出装置のダブルモ
ード導波路28の端面202と反射光の結像面との関係
を示す説明図。
ード導波路28の端面202と反射光の結像面との関係
を示す説明図。
1、21・・・光源、2、20・・・基板、3・・・シ
ングルモード導波路、22・・・光ファイバ、23・・
・マイクロビームスプリッタ、24・・・1/4波長
板、25・・・対物レンズ、26・・・被検物体、28
・・・ダブルモード導波路、29、30・・・導波路、
31・・・電極、32、33・・・光検出器、34・・
・差動増幅器。
ングルモード導波路、22・・・光ファイバ、23・・
・マイクロビームスプリッタ、24・・・1/4波長
板、25・・・対物レンズ、26・・・被検物体、28
・・・ダブルモード導波路、29、30・・・導波路、
31・・・電極、32、33・・・光検出器、34・・
・差動増幅器。
Claims (6)
- 【請求項1】照明光を出射する照明光学系と、 前記照明光を集光して被検物体に照射するとともに、そ
の反射光を集光する集光光学系と、 前記照明光と反射光とを分離するために、前記照明光お
よび反射光のうち、一方を透過し、他方を反射する偏向
光学系と、 前記偏向光学系によって分離された前記反射光を端面か
ら入射させて伝搬するためのダブルモード導波路と、 前記ダブルモード導波路を伝搬してきた光の強度分布の
対称性を検出するための対称性検出手段とを有し、 前記偏向光学系は、前記照明光学系と前記集光光学系と
の間に配置され、 前記ダブルモード導波路の端面の中心からずれた位置
と、前記照明光学系の照明光の出射中心とは、前記偏向
光学系を挟んで共役な位置に配置されていることを特徴
とする焦点検出装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記照明光学系は、直
線偏光を出射し、 前記偏向光学系は、偏光ビームスプリッタであり、 前記偏向光学系と前記被検物体との間には、1/4波長
板が配置されていることを特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記照明光学系は、直
線偏光の照明光を出射する光源と、前記照明光を伝搬し
て端面から出射する光ファイバとを有し、 前記照明光学系の出射中心は、前記光ファイバの端面で
あることを特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項4】請求項2において、前記集光光学系は、グ
レーティングレンズであり、 前記グレーティングレンズは、前記偏光ビームスプリッ
タに取り付けられ、 前記1/4波長板は、グレーティングレンズと被検物体
との間に配置されていることを特徴とする焦点検出装
置。 - 【請求項5】請求項1において、前記対称性検出手段
は、前記ダブルモード導波路を伝搬してきた光を2分岐
する分岐部と、前記分岐部で2分岐された光の強度差を
検出する検出器とを有することを特徴とする焦点検出装
置。 - 【請求項6】直線偏光の照明光を出射する照明光学系
と、 前記照明光を集光して被検物体に照射するとともに、そ
の反射光を集光する集光光学系と、 前記反射光の偏光方向を前記照明光の偏光方向とは異な
る方向に変換する偏光方向変換手段と、 前記照明光と反射光とを分離するために、前記照明光お
よび反射光のうち、一方を透過し、他方を屈折させる偏
向光学系と、 前記偏向光学系によって分離された前記反射光を端面か
ら入射させて伝搬するためのダブルモード導波路と、 前記ダブルモード導波路を伝搬してきた光の強度分布の
対称性を検出するための対称性検出手段とを有し、 前記ダブルモード導波路は、前記集光光学系が集光する
前記反射光が、端面の中心からずれた位置に集光するよ
うに配置され、 前記偏向光学系は、複屈折を利用したプリズムであり、 前記偏光方向変換手段は、前記偏向光学系と被検物体と
の間に配置され、 前記照明光学系は、前記偏向光学系の常光線および異常
光線のうちの一方の偏光方向と一致する直線偏光を出射
し、 前記偏光方向変換手段は、前記偏向光学系の常光線およ
び異常光線のうちの他方の偏光方向と一致する直線偏光
に前記反射光を変換することを特徴とする焦点検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015423A JPH09210619A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 光導波路を用いた焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015423A JPH09210619A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 光導波路を用いた焦点検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210619A true JPH09210619A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11888366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8015423A Pending JPH09210619A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 光導波路を用いた焦点検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210619A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007046973A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 励振装置および励振方法 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8015423A patent/JPH09210619A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007046973A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 励振装置および励振方法 |
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