JPH09210634A - 長尺材の測長装置 - Google Patents
長尺材の測長装置Info
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- JPH09210634A JPH09210634A JP1865096A JP1865096A JPH09210634A JP H09210634 A JPH09210634 A JP H09210634A JP 1865096 A JP1865096 A JP 1865096A JP 1865096 A JP1865096 A JP 1865096A JP H09210634 A JPH09210634 A JP H09210634A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数本の長尺材を同時に並行搬送する切断ラ
インにおいて、精度良い測長を短時間に行い、さらに長
尺材の曲りやヘゲ疵等の表面疵異常を検知し、長尺材の
効率良い切断再計画、切断歩留まりの向上を可能とす
る。 【解決手段】 長尺材を搬送する搬送装置上に設置さ
れ、該搬送装置上にある前記長尺材の長手方向に沿って
所定間隔を隔てて並設された複数の測定範囲毎に、長尺
材の長さ方向に直交したレーザスリット光を照射するレ
ーザ発生器と、該レーザスリット光を前記長尺材の長さ
方向斜め上方から照射し、かつ、長さ方向へ走査するた
めの走査機構と、該走査機構の走査範囲を視野とする、
前記長尺材の直上に配設したカメラと、該カメラからの
映像を前記走査機構の走査位置毎に処理し、前記レーザ
スリット光の連続性から長尺材の端部位置を検出する画
像処理装置とからなる。
インにおいて、精度良い測長を短時間に行い、さらに長
尺材の曲りやヘゲ疵等の表面疵異常を検知し、長尺材の
効率良い切断再計画、切断歩留まりの向上を可能とす
る。 【解決手段】 長尺材を搬送する搬送装置上に設置さ
れ、該搬送装置上にある前記長尺材の長手方向に沿って
所定間隔を隔てて並設された複数の測定範囲毎に、長尺
材の長さ方向に直交したレーザスリット光を照射するレ
ーザ発生器と、該レーザスリット光を前記長尺材の長さ
方向斜め上方から照射し、かつ、長さ方向へ走査するた
めの走査機構と、該走査機構の走査範囲を視野とする、
前記長尺材の直上に配設したカメラと、該カメラからの
映像を前記走査機構の走査位置毎に処理し、前記レーザ
スリット光の連続性から長尺材の端部位置を検出する画
像処理装置とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒鋼等の長尺材の
切断ラインにおいて、予め計画した切断計画により、所
定長さの製品を1本の長尺材より複数本切り出す際、1
ないし数本の製品を切り出した後、長尺材の残り長さ
(以降、残長と呼ぶ)を測定して、最良の歩留まりとな
るように、切り出す製品長さを決定する切断再計画を行
うために特に有効な長尺材測長装置に関するものであ
る。
切断ラインにおいて、予め計画した切断計画により、所
定長さの製品を1本の長尺材より複数本切り出す際、1
ないし数本の製品を切り出した後、長尺材の残り長さ
(以降、残長と呼ぶ)を測定して、最良の歩留まりとな
るように、切り出す製品長さを決定する切断再計画を行
うために特に有効な長尺材測長装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】圧延等により成形された、丸鋼、角鋼、
ねじ鉄筋等の棒鋼や、鋼管、あるいは非鉄金属、その他
の棒材や管材等の長尺材は、切断ラインで様々な所定の
長さに切断されて製品となる。製品の長さには各種のサ
イズ(長さ)があるが、長さ別の必要本数に基づいて切
断計画が立てられ、切断作業が行われる。切断作業は、
1本から十数本の長尺材を長さ方向に同時に搬送し、ス
トッパーと切断機との間隔を、予め計画した所定の製品
長さに設定して切断が行われる。この切断作業は、作業
能率を高めるため、複数本を同時に搬送し、同時に切断
するのが一般的である。
ねじ鉄筋等の棒鋼や、鋼管、あるいは非鉄金属、その他
の棒材や管材等の長尺材は、切断ラインで様々な所定の
長さに切断されて製品となる。製品の長さには各種のサ
イズ(長さ)があるが、長さ別の必要本数に基づいて切
断計画が立てられ、切断作業が行われる。切断作業は、
1本から十数本の長尺材を長さ方向に同時に搬送し、ス
トッパーと切断機との間隔を、予め計画した所定の製品
長さに設定して切断が行われる。この切断作業は、作業
能率を高めるため、複数本を同時に搬送し、同時に切断
するのが一般的である。
【0003】切断作業は、長尺材1本毎の長さに合わせ
て、歩留まりが最大となるように効率良く、多様な製品
長さ別に切断本数を定めた切断計画に基づき行われる。
この切断計画は近年のコンピュータ技術の発達に伴い、
事前に測定した1本毎の長尺材の長さから、切断残りが
最小(すなわり歩留り最大)となるように、複数の製品
長さ別に切断本数をコンピュータが自動的に計画する。
て、歩留まりが最大となるように効率良く、多様な製品
長さ別に切断本数を定めた切断計画に基づき行われる。
この切断計画は近年のコンピュータ技術の発達に伴い、
事前に測定した1本毎の長尺材の長さから、切断残りが
最小(すなわり歩留り最大)となるように、複数の製品
長さ別に切断本数をコンピュータが自動的に計画する。
【0004】従来は、この計画に基づいて切断を自動的
に行っていた。自動切断では、製品長さが不足しないよ
うに、切断装置の誤差を含めた長めの切断を行うが、材
質や太さなどにより切断代が変化する場合がある。ま
た、切断前の長尺材の長さは、成形前の素材のサイズば
らつき等により成形後の長さもばらつく場合がある。こ
のため、従来の切断ラインでは、切断計画に基づく切断
作業の進行に伴い、実際の切断長さが予測値から外れ
て、計画値どおりの歩留まりが得られない場合が生じた
り、最終切断材の長さが不足する問題があった。
に行っていた。自動切断では、製品長さが不足しないよ
うに、切断装置の誤差を含めた長めの切断を行うが、材
質や太さなどにより切断代が変化する場合がある。ま
た、切断前の長尺材の長さは、成形前の素材のサイズば
らつき等により成形後の長さもばらつく場合がある。こ
のため、従来の切断ラインでは、切断計画に基づく切断
作業の進行に伴い、実際の切断長さが予測値から外れ
て、計画値どおりの歩留まりが得られない場合が生じた
り、最終切断材の長さが不足する問題があった。
【0005】そのため、予測値によらず残材の実際の長
さを測定するための技術として、特開平6−19410
6号公報に示された長尺材測定装置がある。この方式
は、長尺材を測定するために、押し当て部と基準ストッ
パを長尺材両端に複数設け、測定する長尺材の長さに応
じて、該複数の押し当て部と基準ストッパを使用し、基
準ストッパを移動し、押し当て部と基準ストッパの距離
により長尺材の長さ測定を行うものである。
さを測定するための技術として、特開平6−19410
6号公報に示された長尺材測定装置がある。この方式
は、長尺材を測定するために、押し当て部と基準ストッ
パを長尺材両端に複数設け、測定する長尺材の長さに応
じて、該複数の押し当て部と基準ストッパを使用し、基
準ストッパを移動し、押し当て部と基準ストッパの距離
により長尺材の長さ測定を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−194
106号公報の方式には、確実な長さ測定が行える利点
はあるものの、以下の問題点を有している。この場合、
複数本の長尺材を同時に並行搬送する切断ラインの場
合、1本毎に複数の押し当て部と基準ストッパを装備す
る必要があり、ストッパの摩耗による測定誤差や装置の
複雑化による測定時間の増大や、設備費用の増加等の問
題点があった。さらに、残材の尾端が曲がっていたり、
ヘゲ疵と呼ぶ長尺材表面のきず等の長尺材異常により、
その部分が製品に使用できない場合も、押し当て部と基
準ストッパの距離によってのみ長尺材の長さを測定する
ため、この長尺材異常が認識できないという問題点もあ
った。
106号公報の方式には、確実な長さ測定が行える利点
はあるものの、以下の問題点を有している。この場合、
複数本の長尺材を同時に並行搬送する切断ラインの場
合、1本毎に複数の押し当て部と基準ストッパを装備す
る必要があり、ストッパの摩耗による測定誤差や装置の
複雑化による測定時間の増大や、設備費用の増加等の問
題点があった。さらに、残材の尾端が曲がっていたり、
ヘゲ疵と呼ぶ長尺材表面のきず等の長尺材異常により、
その部分が製品に使用できない場合も、押し当て部と基
準ストッパの距離によってのみ長尺材の長さを測定する
ため、この長尺材異常が認識できないという問題点もあ
った。
【0007】本発明はこの点に鑑み、棒鋼等の長尺材の
切断ライン等の搬送ラインにおいて、当初の切断計画に
より、所定の長さの製品を切り出した後、該ライン上で
長尺材の残長を非接触で測定すると共に、尾端曲り等の
長尺材異常を検出し、切断計画を修正して最良の歩留ま
りを得るための測長装置を提供することを目的とする。
切断ライン等の搬送ラインにおいて、当初の切断計画に
より、所定の長さの製品を切り出した後、該ライン上で
長尺材の残長を非接触で測定すると共に、尾端曲り等の
長尺材異常を検出し、切断計画を修正して最良の歩留ま
りを得るための測長装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、長尺材を搬送する搬送装置上に設置され、
該搬送装置上にある前記長尺材の長手方向に沿って所定
間隔を隔てて並設された複数の測定範囲毎に、長尺材の
長さ方向に直交したレーザスリット光を照射するレーザ
発生器と、該レーザスリット光を前記長尺材の長さ方向
斜め上方から照射し、かつ、長さ方向へ走査するための
走査機構と、該走査機構の走査範囲を視野とする、前記
長尺材の直上に配設したカメラと、該カメラからの映像
を前記走査機構の走査位置毎に処理し、前記レーザスリ
ット光の連続性から長尺材の端部位置を検出する画像処
理装置とからなることを特徴とする、長尺材の測長装置
である。
の本発明は、長尺材を搬送する搬送装置上に設置され、
該搬送装置上にある前記長尺材の長手方向に沿って所定
間隔を隔てて並設された複数の測定範囲毎に、長尺材の
長さ方向に直交したレーザスリット光を照射するレーザ
発生器と、該レーザスリット光を前記長尺材の長さ方向
斜め上方から照射し、かつ、長さ方向へ走査するための
走査機構と、該走査機構の走査範囲を視野とする、前記
長尺材の直上に配設したカメラと、該カメラからの映像
を前記走査機構の走査位置毎に処理し、前記レーザスリ
ット光の連続性から長尺材の端部位置を検出する画像処
理装置とからなることを特徴とする、長尺材の測長装置
である。
【0009】そして、画像処置装置が、前記走査機構に
よるレーザスッリト光の走査ピッチと、前記カメラにて
撮像される映像のレーザスリット光の位置の差から、長
尺材の曲りを検出する機能を有していることが好まし
く、さらに、前記カメラにて撮像される映像のレーザス
リット光の長尺材長さ方向の幅から、長尺材表面のヘゲ
疵を検出する機能を有していることが好ましい。
よるレーザスッリト光の走査ピッチと、前記カメラにて
撮像される映像のレーザスリット光の位置の差から、長
尺材の曲りを検出する機能を有していることが好まし
く、さらに、前記カメラにて撮像される映像のレーザス
リット光の長尺材長さ方向の幅から、長尺材表面のヘゲ
疵を検出する機能を有していることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明装置を長尺材の切断ライン
に設置した例を図1に示す。長尺材1は、多数の搬送ロ
ーラ13上を図の右から左へ、1本ないし複数本まとめ
て搬送され、先端がストッパー16に当たって停止し、
切断機15で製品17の長さに切断される。製品17の
長さは、例えばストッパー16の前後位置を調整して所
定の長さとする。切断後の製品17は、例えばストッパ
ー16を上昇させて左方に送り出される。本発明装置
は、このような長尺材切断ラインに設置され、切断機1
5の前段(図1では切断機15の右側)の搬送装置上方
に設けた複数のカメラ4とレーザ発生器5、レーザの走
査機構(本例ではゴニオステージ6)、シーケンサ7、
画像処理装置8、および中央処理装置9からなる。
に設置した例を図1に示す。長尺材1は、多数の搬送ロ
ーラ13上を図の右から左へ、1本ないし複数本まとめ
て搬送され、先端がストッパー16に当たって停止し、
切断機15で製品17の長さに切断される。製品17の
長さは、例えばストッパー16の前後位置を調整して所
定の長さとする。切断後の製品17は、例えばストッパ
ー16を上昇させて左方に送り出される。本発明装置
は、このような長尺材切断ラインに設置され、切断機1
5の前段(図1では切断機15の右側)の搬送装置上方
に設けた複数のカメラ4とレーザ発生器5、レーザの走
査機構(本例ではゴニオステージ6)、シーケンサ7、
画像処理装置8、および中央処理装置9からなる。
【0011】複数のカメラ4は、長尺材1の長さ方向に
沿って所定間隔を隔てて並設し、複数の測定範囲S1 ,
S2 ,S3 ,・・・,Sn の直上に、該各測定範囲を撮
像するように設置している。複数のレーザ発生器5は、
上記の各測定範囲に向けて、長尺材の長さ方向斜め上方
から、長尺材の長さ方向に直交したレーザスリット光を
照射するように設置され、各レーザ発生器5には、レー
ザスリット光を長尺材の長さ方向に各測定範囲内走査さ
せる走査機構として、ゴニオステージ6が設けられてい
る。シーケンサ7は、各カメラ4、レーザ発生器5、お
よびゴニオステージ6の動作を制御し、画像処理装置8
は、各カメラ5の画像を処理して必要情報を抽出し、中
央処理装置9は、入力装置10から入力した条件に基づ
き、各部の動作および操作を指示するとともに、出力装
置12に出力する。
沿って所定間隔を隔てて並設し、複数の測定範囲S1 ,
S2 ,S3 ,・・・,Sn の直上に、該各測定範囲を撮
像するように設置している。複数のレーザ発生器5は、
上記の各測定範囲に向けて、長尺材の長さ方向斜め上方
から、長尺材の長さ方向に直交したレーザスリット光を
照射するように設置され、各レーザ発生器5には、レー
ザスリット光を長尺材の長さ方向に各測定範囲内走査さ
せる走査機構として、ゴニオステージ6が設けられてい
る。シーケンサ7は、各カメラ4、レーザ発生器5、お
よびゴニオステージ6の動作を制御し、画像処理装置8
は、各カメラ5の画像を処理して必要情報を抽出し、中
央処理装置9は、入力装置10から入力した条件に基づ
き、各部の動作および操作を指示するとともに、出力装
置12に出力する。
【0012】本発明装置により長尺材の残長を測定する
には、図1に示すように、長尺材1を切断したときの残
材の先端2が切断機15直前の所定位置にあるので、そ
のときの後端3の位置を検出すればよい。長尺材1を長
さ方向に分割した各測定範囲S1 ,S2 ,S3 ,・・
・,Sn に、それぞれ長尺材の長さ方向斜め上方に設け
たレーザ発生器5から、長尺材の長さ方向に直交したレ
ーザスリット光を照射し、該レーザスリット光をゴニオ
ステージ6により長尺材の長さ方向に走査し、予め設定
した、ゴニオステージ6の走査位置毎に直上に設けた各
カメラ4で撮像し、画像処理装置8で画像処理を行い、
必要情報を抽出して後端3の位置を検出し残長を求め
る。
には、図1に示すように、長尺材1を切断したときの残
材の先端2が切断機15直前の所定位置にあるので、そ
のときの後端3の位置を検出すればよい。長尺材1を長
さ方向に分割した各測定範囲S1 ,S2 ,S3 ,・・
・,Sn に、それぞれ長尺材の長さ方向斜め上方に設け
たレーザ発生器5から、長尺材の長さ方向に直交したレ
ーザスリット光を照射し、該レーザスリット光をゴニオ
ステージ6により長尺材の長さ方向に走査し、予め設定
した、ゴニオステージ6の走査位置毎に直上に設けた各
カメラ4で撮像し、画像処理装置8で画像処理を行い、
必要情報を抽出して後端3の位置を検出し残長を求め
る。
【0013】以下、測定画像の一例を用いて、残長測定
方法を説明する。図2に、ある測定範囲におけるカメラ
4の画像例を示す。この例は、5本の長尺材1を同時に
搬送し切断する例であり、搬送ライン上の長尺材1が通
る位置(以下、コースと呼ぶ)C1 〜C5 にそれぞれ長
尺材1がある。図2の左側の上方(紙面の表方向)から
照射したレーザスリット光18は、長尺材1がある場合
は、長尺材1とエプロン14では、長尺材1の長さ方向
にずれた位置にレーザースリット光18の像が生じる。
そこで、レーザスリット光18を、長尺材1の長さ方向
と直交する方向(図2の紙面縦方向)に、撮像画像上で
投影走査処理(投影し、長尺材の幅位置毎にレーザスリ
ット光の長尺材長さ方向位置を確認する処置)をするこ
とにより、各コース毎の長尺材1の有無が判定できる。
方法を説明する。図2に、ある測定範囲におけるカメラ
4の画像例を示す。この例は、5本の長尺材1を同時に
搬送し切断する例であり、搬送ライン上の長尺材1が通
る位置(以下、コースと呼ぶ)C1 〜C5 にそれぞれ長
尺材1がある。図2の左側の上方(紙面の表方向)から
照射したレーザスリット光18は、長尺材1がある場合
は、長尺材1とエプロン14では、長尺材1の長さ方向
にずれた位置にレーザースリット光18の像が生じる。
そこで、レーザスリット光18を、長尺材1の長さ方向
と直交する方向(図2の紙面縦方向)に、撮像画像上で
投影走査処理(投影し、長尺材の幅位置毎にレーザスリ
ット光の長尺材長さ方向位置を確認する処置)をするこ
とにより、各コース毎の長尺材1の有無が判定できる。
【0014】画像の左側(図2の位置)では、全ての
コースに、エプロン14と比較して長尺材1の長さ方向
にずれた位置に、レーザスリット光18が観察される。
レーザスリット光18を矢印の方向(図2では右側の
の位置)に移動させた場合、C2 ,C3 ,C5 のコース
では、エプロン14と比較して長尺材1の長さ方向にず
れた位置にレーザスリット光18が観察されるが、コー
スC1 およびC4 では、エプロン14と比較して長尺材
1の長さ方向同一位置に、レーザスリット光18が観察
される。このレーザスリット光18を、ゴニオステージ
6により測定範囲内を走査し、カメラ4の映像を走査位
置毎に画像処理装置8で蓄積し、各コースの中心線から
所定範囲のみを抽出すると、図3に示すように、各コー
ス上のレーザスリット光18の蓄積軌跡19が得られ
る。ここで図2のコースC5 に示すように、長尺材1の
後端3の後方では、レーザスリット光18が照射され
ず、レーザの軌跡19には空隙20が生じる。従って図
3に示すように、各コース上のこの空隙20の始点の位
置を計測することにより、長尺材1の残長を測定するこ
とができる。ゴニオステージ6の走査ピッチは、測定精
度と測定時間との兼ね合いで決定される。すなわち、走
査ピッチが細かいほど残長測定精度は向上するが、測定
時間は情報量の増加に伴って長くなるため、測定対象の
要求性能によって、その都度決定すればよい。
コースに、エプロン14と比較して長尺材1の長さ方向
にずれた位置に、レーザスリット光18が観察される。
レーザスリット光18を矢印の方向(図2では右側の
の位置)に移動させた場合、C2 ,C3 ,C5 のコース
では、エプロン14と比較して長尺材1の長さ方向にず
れた位置にレーザスリット光18が観察されるが、コー
スC1 およびC4 では、エプロン14と比較して長尺材
1の長さ方向同一位置に、レーザスリット光18が観察
される。このレーザスリット光18を、ゴニオステージ
6により測定範囲内を走査し、カメラ4の映像を走査位
置毎に画像処理装置8で蓄積し、各コースの中心線から
所定範囲のみを抽出すると、図3に示すように、各コー
ス上のレーザスリット光18の蓄積軌跡19が得られ
る。ここで図2のコースC5 に示すように、長尺材1の
後端3の後方では、レーザスリット光18が照射され
ず、レーザの軌跡19には空隙20が生じる。従って図
3に示すように、各コース上のこの空隙20の始点の位
置を計測することにより、長尺材1の残長を測定するこ
とができる。ゴニオステージ6の走査ピッチは、測定精
度と測定時間との兼ね合いで決定される。すなわち、走
査ピッチが細かいほど残長測定精度は向上するが、測定
時間は情報量の増加に伴って長くなるため、測定対象の
要求性能によって、その都度決定すればよい。
【0015】なお、図3において、コースC3 の長尺材
は、この測定範囲には後端はない。測定すべき各長尺材
1の長さは様々であり、測定に際して、まず、後端3が
どの測定範囲にあるかを判定する。その方法を図4を用
いて説明する。図4の例は、図4(a)に示すように、
長尺材1の測定範囲を、S1 ,S2 ,S3 ,・・・,S
10の10区域に分割し、3本の長尺材1をコースC1 ,
C2 ,およびC3 上で、図中、右から左に搬送してい
る。レーザを、各測定範囲S1 ,S2 ,S3 ,・・・,
S10の左端に設定したレーザ原点21にて、長尺材1の
長さ方向と直交する方向に走査し、前述のように各コー
スC上の長尺材1の有無を判定する。
は、この測定範囲には後端はない。測定すべき各長尺材
1の長さは様々であり、測定に際して、まず、後端3が
どの測定範囲にあるかを判定する。その方法を図4を用
いて説明する。図4の例は、図4(a)に示すように、
長尺材1の測定範囲を、S1 ,S2 ,S3 ,・・・,S
10の10区域に分割し、3本の長尺材1をコースC1 ,
C2 ,およびC3 上で、図中、右から左に搬送してい
る。レーザを、各測定範囲S1 ,S2 ,S3 ,・・・,
S10の左端に設定したレーザ原点21にて、長尺材1の
長さ方向と直交する方向に走査し、前述のように各コー
スC上の長尺材1の有無を判定する。
【0016】つぎに,図4(b)に示すようなマトリッ
クステーブルを作成する。ここで、○印は長尺材有り
を、×印は長尺材なしを示してる。このマトリックテー
ブルから、各長尺材1の後端3は、コースC1 では測定
範囲S7 に、コースC2 では測定範囲S6 に、コースC
3 では測定範囲S10に、それぞれ存在することが判定で
きる。なお、この測定範囲の後方(図4の右方)には長
尺材1が存在しないことを、センサー(図示せず)で検
知しているので、コースC3 では、測定範囲S10のレー
ザ原点21に長尺材1が有るという情報だけで、該測定
範囲S10に後端3があることが判定できる。
クステーブルを作成する。ここで、○印は長尺材有り
を、×印は長尺材なしを示してる。このマトリックテー
ブルから、各長尺材1の後端3は、コースC1 では測定
範囲S7 に、コースC2 では測定範囲S6 に、コースC
3 では測定範囲S10に、それぞれ存在することが判定で
きる。なお、この測定範囲の後方(図4の右方)には長
尺材1が存在しないことを、センサー(図示せず)で検
知しているので、コースC3 では、測定範囲S10のレー
ザ原点21に長尺材1が有るという情報だけで、該測定
範囲S10に後端3があることが判定できる。
【0017】つぎに、上記処理により得られた情報か
ら、後端3が存在する測定範囲のみについて、レーザス
リット光18を長尺材1の長さ方向に走査し、後端3の
位置を検出して、各コースC上の残長を測定する。後端
の検出に際しては、図3に示すように、各コースC上で
レーザの軌跡19の空隙20の始点位置を計測する。こ
の場合、空隙20の判断基準は、レーザスリット光18
の走査ピッチにより決まるが、ノイズなどによる誤判定
を防止するため、予め実験などにより、安定して判定で
きる大きさ(長尺材1の長手方向の長さ)を決めてお
く。また、測定範囲Sの境界線上に後端3が存在する場
合は、空隙20が検出できないが、測定範囲をラップし
て配置することで解決可能である。
ら、後端3が存在する測定範囲のみについて、レーザス
リット光18を長尺材1の長さ方向に走査し、後端3の
位置を検出して、各コースC上の残長を測定する。後端
の検出に際しては、図3に示すように、各コースC上で
レーザの軌跡19の空隙20の始点位置を計測する。こ
の場合、空隙20の判断基準は、レーザスリット光18
の走査ピッチにより決まるが、ノイズなどによる誤判定
を防止するため、予め実験などにより、安定して判定で
きる大きさ(長尺材1の長手方向の長さ)を決めてお
く。また、測定範囲Sの境界線上に後端3が存在する場
合は、空隙20が検出できないが、測定範囲をラップし
て配置することで解決可能である。
【0018】なお、各コースにおける長尺材1の有無判
定結果によるマトリックステーブルが、例えば図5のよ
うになった場合は、コースC1 の長尺材1が曲ってい
て、区域S3 でコースC2 に侵入していると判定し、後
端3の検出は行なわない。また図6のようになった場合
は、コースC1 の長尺材1の先端2が測定範囲S2 に存
在するので、先端不揃いと判定し、やはり後端3の検出
を行なわない。いずれの場合も異常警報を発し装置は一
時停止し、曲り材は搬送ラインから除去し、先端不揃い
材については先端を揃える等の措置を行なった後、再度
測定を行なう。
定結果によるマトリックステーブルが、例えば図5のよ
うになった場合は、コースC1 の長尺材1が曲ってい
て、区域S3 でコースC2 に侵入していると判定し、後
端3の検出は行なわない。また図6のようになった場合
は、コースC1 の長尺材1の先端2が測定範囲S2 に存
在するので、先端不揃いと判定し、やはり後端3の検出
を行なわない。いずれの場合も異常警報を発し装置は一
時停止し、曲り材は搬送ラインから除去し、先端不揃い
材については先端を揃える等の措置を行なった後、再度
測定を行なう。
【0019】さらに、本発明の長尺材の測長装置では、
長尺材1の長さ測定以外にも曲り測定機能およびヘゲ疵
等の表面疵検出機能を有する。以下に、それらの機能を
図を用いて詳述する。図7に曲り測定機能を示す。長尺
材1の後端3が、破線で示すように、曲って垂れ下がっ
ている場合は、ゴニオステージ6により長尺材1上を等
間隔で走査するレーザスリット光18の間隔は、曲り部
では序々に拡がっていく。これは、画像処理装置8にお
いて、レーザスリット光18の軌跡19として、あらか
じめ定めた値と比較することで、間隔の拡がり始める点
aを判定できる。この判定結果から、曲り部分を製品と
して採用できない場合は、間隔の拡がりはじめる点aを
後端3と判定する。
長尺材1の長さ測定以外にも曲り測定機能およびヘゲ疵
等の表面疵検出機能を有する。以下に、それらの機能を
図を用いて詳述する。図7に曲り測定機能を示す。長尺
材1の後端3が、破線で示すように、曲って垂れ下がっ
ている場合は、ゴニオステージ6により長尺材1上を等
間隔で走査するレーザスリット光18の間隔は、曲り部
では序々に拡がっていく。これは、画像処理装置8にお
いて、レーザスリット光18の軌跡19として、あらか
じめ定めた値と比較することで、間隔の拡がり始める点
aを判定できる。この判定結果から、曲り部分を製品と
して採用できない場合は、間隔の拡がりはじめる点aを
後端3と判定する。
【0020】図8には表面疵検出機能を示す。図8に示
すようなヘゲ疵22等の異常がある場合、画像処理装置
8でのレーザスリット光18の軌跡19として、幅bの
検出異常が判定できる。異常を検知した場合、異常警報
により、現品の確認が作業者により行なわれる。
すようなヘゲ疵22等の異常がある場合、画像処理装置
8でのレーザスリット光18の軌跡19として、幅bの
検出異常が判定できる。異常を検知した場合、異常警報
により、現品の確認が作業者により行なわれる。
【0021】なお、本発明装置におけるレーザの走査機
構としては、前記のようにレーザ発生器5を振動させる
ゴニオステージ6のほか、レーザ発生器を長尺材1の長
さ方向に移動させる方式のものを採用することもでき
る。カメラ4にはCCDカメラ等を採用してもよい。ま
た、上方からのレーザ照射とカメラによる撮像により測
定を行なうため、長尺材1の表面性状には大きく影響を
受けないため、黒皮材、熱間材のいずれも測定が可能で
あることは勿論である。
構としては、前記のようにレーザ発生器5を振動させる
ゴニオステージ6のほか、レーザ発生器を長尺材1の長
さ方向に移動させる方式のものを採用することもでき
る。カメラ4にはCCDカメラ等を採用してもよい。ま
た、上方からのレーザ照射とカメラによる撮像により測
定を行なうため、長尺材1の表面性状には大きく影響を
受けないため、黒皮材、熱間材のいずれも測定が可能で
あることは勿論である。
【0022】
【実施例】熱間圧延後の棒鋼の切断ラインに本発明装置
を設置し、切断残材の測長を実施した。測定材の仕様は
つぎのとおりである。 対象材直径 :19mmφ〜120mmφ 対象材温度 :常温〜600℃ 同時搬送本数 :1本〜16本 カメラ4の視野は、測定範囲毎に約2000mm×200
0mmとし、10箇所の測定範囲を設けた。また、レーザ
の走査間隔は約5mmで測定を行なった。この場合の測定
時間は約10秒程度であった。上記の条件下でのサイズ
別の測定結果例を図9に示す。測定誤差は最大でも±5
0mm程度であり、十分な実用精度を有していることがわ
かる。
を設置し、切断残材の測長を実施した。測定材の仕様は
つぎのとおりである。 対象材直径 :19mmφ〜120mmφ 対象材温度 :常温〜600℃ 同時搬送本数 :1本〜16本 カメラ4の視野は、測定範囲毎に約2000mm×200
0mmとし、10箇所の測定範囲を設けた。また、レーザ
の走査間隔は約5mmで測定を行なった。この場合の測定
時間は約10秒程度であった。上記の条件下でのサイズ
別の測定結果例を図9に示す。測定誤差は最大でも±5
0mm程度であり、十分な実用精度を有していることがわ
かる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、複数本の長尺材を同時
に並行搬送する切断ラインにおいて、精度良い測定が短
時間に確実に可能であり、さらに長尺材の曲りやヘゲ疵
等の長尺材の表面疵異常も検知することができる。その
結果、長尺材の効率良い切断再計画が可能となり、切断
歩留りの向上も期待できる。
に並行搬送する切断ラインにおいて、精度良い測定が短
時間に確実に可能であり、さらに長尺材の曲りやヘゲ疵
等の長尺材の表面疵異常も検知することができる。その
結果、長尺材の効率良い切断再計画が可能となり、切断
歩留りの向上も期待できる。
【図1】本発明装置の例を示す説明図である。
【図2】本発明装置におけるカメラの画像例を示す説明
図である。
図である。
【図3】本発明装置におけるカメラの画像の処理例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】本発明装置における測定方法の説明図である。
【図5】本発明装置における測定異常例を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明装置における別の測定異常例を示す説明
図である。
図である。
【図7】本発明装置における尾端曲りの検出例を示す説
明図である。
明図である。
【図8】本発明装置におけるヘゲ疵の検出例を示す説明
図である。
図である。
【図9】本発明装置による測長値を示すグラフである。
1…長尺材 2…先端 3…後端 4…カメラ 5…レーザ発生器 6…ゴニオステージ 7…シーケンサ 8…画像処理装置 9…中央処理装置 10…入力装置 11…モニター 12…出力装置 13…搬送ローラ 14…エプロン 15…切断機 16…ストッパー 17…製品 18…レーザスリット光 19…軌跡 20…空隙 21…レーザ原点 22…ヘゲ疵 S…測定範囲 C…コース L…長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳谷 義紀 北海道室蘭市仲町12番地 ニッテツ北海道 制御システム株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺材を搬送する搬送装置上に設置さ
れ、該搬送装置上にある前記長尺材の長手方向に沿って
所定間隔を隔てて並設された複数の測定範囲毎に、長尺
材の長さ方向に直交したレーザスリット光を照射するレ
ーザ発生器と、該レーザスリット光を前記長尺材の長さ
方向斜め上方から照射し、かつ、長さ方向へ走査するた
めの走査機構と、該走査機構の走査範囲を視野とする、
前記長尺材の直上に配設したカメラと、該カメラからの
映像を前記走査機構の走査位置毎に処理し、前記レーザ
スリット光の連続性から長尺材の端部位置を検出する画
像処理装置とからなることを特徴とする、長尺材の測長
装置。 - 【請求項2】 画像処置装置が、前記走査機構によるレ
ーザスッリト光の走査ピッチと、前記カメラにて撮像さ
れる映像のレーザスリット光の位置の差から、長尺材の
曲りを検出する機能を有していることを特徴とする、請
求項1記載の長尺材の測長装置。 - 【請求項3】 画像処置装置が、前記カメラにて撮像さ
れる映像のレーザスリット光の長尺材長さ方向の幅か
ら、長尺材表面のヘゲ疵を検出する機能を有しているこ
とを特徴とする、請求項1または請求項2記載の長尺材
の測長装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1865096A JPH09210634A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 長尺材の測長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1865096A JPH09210634A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 長尺材の測長装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210634A true JPH09210634A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11977500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1865096A Withdrawn JPH09210634A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 長尺材の測長装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210634A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102288784A (zh) * | 2011-06-24 | 2011-12-21 | 上海瑞伯德智能系统科技有限公司 | 基于结构光技术的钢管输送状态的视觉检测系统 |
| EP2623952A1 (de) * | 2012-02-03 | 2013-08-07 | Hartmut Pabst | Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung von Oberflächenrissen |
| JP2014062778A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Ohbayashi Corp | 鉄筋規格判別装置及び鉄筋規格情報作成装置 |
| CN109108732A (zh) * | 2018-08-09 | 2019-01-01 | 上海宝钢包装钢带有限公司 | 变厚板的自动激光定位装置及其定位方法 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP1865096A patent/JPH09210634A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102288784A (zh) * | 2011-06-24 | 2011-12-21 | 上海瑞伯德智能系统科技有限公司 | 基于结构光技术的钢管输送状态的视觉检测系统 |
| EP2623952A1 (de) * | 2012-02-03 | 2013-08-07 | Hartmut Pabst | Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung von Oberflächenrissen |
| JP2014062778A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Ohbayashi Corp | 鉄筋規格判別装置及び鉄筋規格情報作成装置 |
| CN109108732A (zh) * | 2018-08-09 | 2019-01-01 | 上海宝钢包装钢带有限公司 | 变厚板的自动激光定位装置及其定位方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |