JPH09210919A - 欠陥検査方法 - Google Patents
欠陥検査方法Info
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- JPH09210919A JPH09210919A JP8044131A JP4413196A JPH09210919A JP H09210919 A JPH09210919 A JP H09210919A JP 8044131 A JP8044131 A JP 8044131A JP 4413196 A JP4413196 A JP 4413196A JP H09210919 A JPH09210919 A JP H09210919A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、欠陥検査方法について、広範囲に亘
る検出感度に応じた感度制御データの設定時間を大幅に
短縮し得るようにする。 【解決手段】本発明は、1つ目の欠陥検査装置におい
て、検出対象となる欠陥の大きさに応じた大きさを有す
る複数の基準粒子に対してそれぞれ感度制御データを求
めて基礎データとして欠陥を検査し、以降の欠陥検査装
置において、各基準粒子のうち少なくとも2つの基準粒
子に対してそれぞれ感度制御データを測定し、当該各測
定した感度制御データと、対応する各基礎データとに基
づいて各基準粒子のうち残りの基準粒子に対する感度制
御データを求め、当該各感度制御データ及び各測定した
感度制御データを用いて欠陥を検査することにより、感
度制御データを容易に求めることができ、かくして広範
囲に亘る検出感度に応じた感度制御データの設定時間を
大幅に短縮し得る欠陥検査方法を実現できる。
る検出感度に応じた感度制御データの設定時間を大幅に
短縮し得るようにする。 【解決手段】本発明は、1つ目の欠陥検査装置におい
て、検出対象となる欠陥の大きさに応じた大きさを有す
る複数の基準粒子に対してそれぞれ感度制御データを求
めて基礎データとして欠陥を検査し、以降の欠陥検査装
置において、各基準粒子のうち少なくとも2つの基準粒
子に対してそれぞれ感度制御データを測定し、当該各測
定した感度制御データと、対応する各基礎データとに基
づいて各基準粒子のうち残りの基準粒子に対する感度制
御データを求め、当該各感度制御データ及び各測定した
感度制御データを用いて欠陥を検査することにより、感
度制御データを容易に求めることができ、かくして広範
囲に亘る検出感度に応じた感度制御データの設定時間を
大幅に短縮し得る欠陥検査方法を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は欠陥検査方法に関
し、特に半導体の露光工程に用いられるレチクル、マス
ク(以下、これらを単にレチクルと呼ぶ)、レチクルに
貼着されるペリクル、LSIチツプ用のフオトマスク及
びウエハ等の表面の異物及び傷等でなる欠陥を検査する
欠陥検査方法に適用して好適なものである。
し、特に半導体の露光工程に用いられるレチクル、マス
ク(以下、これらを単にレチクルと呼ぶ)、レチクルに
貼着されるペリクル、LSIチツプ用のフオトマスク及
びウエハ等の表面の異物及び傷等でなる欠陥を検査する
欠陥検査方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体の露光工程においては、レ
チクル等の表面に塵埃等の異物が付着したり傷が付いた
りすることがあり、この異物及び傷等でなる欠陥がウエ
ハ表面に転写され、製造されるウエハの表面に欠陥を生
じさせる原因になることがある。このため、回路パター
ンを有するレチクル等の表面の欠陥を光学的に検査する
欠陥検査装置が提案されている(特公昭第63−647
38号公報等)。
チクル等の表面に塵埃等の異物が付着したり傷が付いた
りすることがあり、この異物及び傷等でなる欠陥がウエ
ハ表面に転写され、製造されるウエハの表面に欠陥を生
じさせる原因になることがある。このため、回路パター
ンを有するレチクル等の表面の欠陥を光学的に検査する
欠陥検査装置が提案されている(特公昭第63−647
38号公報等)。
【0003】この場合この欠陥検査装置では、レチクル
等の被検査物の表面(以下、これを被検査面と呼ぶ)に
光ビームを斜めに入射させ、当該被検査面と光ビームと
を相対的に移動させることにより、被検査面を光ビーム
で2次元的に走査し得るようになされている。また、こ
の被検査面に入射された光ビームは、当該被検査面で反
射して反射光となり、当該反射光は被検査面の周囲に複
数設けられたフオトマルチプライヤ等でなる光電検出器
によつて光電検出される。これによりこの欠陥検査装置
では、光電検出器から得られる光電信号に基づいて被検
査面の欠陥の有無及び欠陥の大きさを判別し得るように
なされている。
等の被検査物の表面(以下、これを被検査面と呼ぶ)に
光ビームを斜めに入射させ、当該被検査面と光ビームと
を相対的に移動させることにより、被検査面を光ビーム
で2次元的に走査し得るようになされている。また、こ
の被検査面に入射された光ビームは、当該被検査面で反
射して反射光となり、当該反射光は被検査面の周囲に複
数設けられたフオトマルチプライヤ等でなる光電検出器
によつて光電検出される。これによりこの欠陥検査装置
では、光電検出器から得られる光電信号に基づいて被検
査面の欠陥の有無及び欠陥の大きさを判別し得るように
なされている。
【0004】すなわち、この欠陥検査装置において、被
検査物の被検査面から得られる反射光は、被検査面に入
射した光ビームが回路パターンで反射した場合に指向性
が強い回折光となり、被検査面に存在する欠陥で反射し
た場合には指向性の弱い散乱光となる。従つて、この欠
陥検査装置では、光ビームが回路パターンで反射してな
る回折光及び光ビームが欠陥で反射してなる散乱光に応
じて各光電検出器から得られる光電信号がそれぞれ所定
の値以上のときには被検査面に欠陥が存在すると判定し
得ると共に、これら光電信号の値に基づいて欠陥の大き
さを求めることができる。
検査物の被検査面から得られる反射光は、被検査面に入
射した光ビームが回路パターンで反射した場合に指向性
が強い回折光となり、被検査面に存在する欠陥で反射し
た場合には指向性の弱い散乱光となる。従つて、この欠
陥検査装置では、光ビームが回路パターンで反射してな
る回折光及び光ビームが欠陥で反射してなる散乱光に応
じて各光電検出器から得られる光電信号がそれぞれ所定
の値以上のときには被検査面に欠陥が存在すると判定し
得ると共に、これら光電信号の値に基づいて欠陥の大き
さを求めることができる。
【0005】また、近年、被検査物のうち特にレチクル
は、回路パターンのサイズが微細化されており、この微
細化傾向に伴つて欠陥をより厳密に検査するように要求
されてきている。すなわち、欠陥検査装置において、光
電検出器からレチクルの表面の欠陥に応じた光電信号が
得られると、当該光電信号に基づいて欠陥の大きさをで
きるだけ厳密に求め、レチクルの回路パターンをウエハ
表面に露光転写した場合、この欠陥の大きさがウエハに
転写される可能性のない大きさか、ウエハに転写される
可能性のある大きさか、あるいは確実にウエハに転写さ
れる大きさかに基づいてこの欠陥の大きさを管理する必
要がある。
は、回路パターンのサイズが微細化されており、この微
細化傾向に伴つて欠陥をより厳密に検査するように要求
されてきている。すなわち、欠陥検査装置において、光
電検出器からレチクルの表面の欠陥に応じた光電信号が
得られると、当該光電信号に基づいて欠陥の大きさをで
きるだけ厳密に求め、レチクルの回路パターンをウエハ
表面に露光転写した場合、この欠陥の大きさがウエハに
転写される可能性のない大きさか、ウエハに転写される
可能性のある大きさか、あるいは確実にウエハに転写さ
れる大きさかに基づいてこの欠陥の大きさを管理する必
要がある。
【0006】実際上、現在量産レベルにある半導体デバ
イスでは、直径が 0.5〔μm 〕程度未満でなる欠陥はウ
エハ表面に転写される可能性はなく、直径が 0.5〜 1.0
〔μm 〕程度でなる欠陥はウエハ表面に転写される可能
性があり、直径が 1.0〔μm〕程度を越えるような欠陥
はウエハ表面に確実に転写されるというように欠陥に対
する判定基準が設けられている。
イスでは、直径が 0.5〔μm 〕程度未満でなる欠陥はウ
エハ表面に転写される可能性はなく、直径が 0.5〜 1.0
〔μm 〕程度でなる欠陥はウエハ表面に転写される可能
性があり、直径が 1.0〔μm〕程度を越えるような欠陥
はウエハ表面に確実に転写されるというように欠陥に対
する判定基準が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
欠陥検査装置においては、例えば直径が 0.8〔μm 〕程
度のポリスチレン真球ビーズ等でなる基準粒子を用い
て、直径が 0.8〔μm 〕程度でなる欠陥に対して検出感
度を設定して、直径が 0.8〔μm 〕程度でなる欠陥に対
して検出感度を保証し得るようになされている。しかし
ながら、直径が 1.0〔μm 〕程度未満でなるいわゆるサ
ブミクロンの大きさでなる欠陥において、当該欠陥から
得られる散乱光の光量(以下、これを散乱光量と呼ぶ)
Qと欠陥の大きさ(直径)Dとの間にはおおむね次式
(1)
欠陥検査装置においては、例えば直径が 0.8〔μm 〕程
度のポリスチレン真球ビーズ等でなる基準粒子を用い
て、直径が 0.8〔μm 〕程度でなる欠陥に対して検出感
度を設定して、直径が 0.8〔μm 〕程度でなる欠陥に対
して検出感度を保証し得るようになされている。しかし
ながら、直径が 1.0〔μm 〕程度未満でなるいわゆるサ
ブミクロンの大きさでなる欠陥において、当該欠陥から
得られる散乱光の光量(以下、これを散乱光量と呼ぶ)
Qと欠陥の大きさ(直径)Dとの間にはおおむね次式
(1)
【数1】 に示す関係がある。
【0008】従つて、直径が 0.8〔μm 〕程度でなる欠
陥に対して検出感度を保証し得る欠陥検査装置では、直
径が 0.8〔μm 〕程度でなる基準粒子の散乱光量Q0 を
1とすると、まず、直径が 0.5〔μm 〕程度でなる基準
粒子の散乱光量Q1 は次式(2)
陥に対して検出感度を保証し得る欠陥検査装置では、直
径が 0.8〔μm 〕程度でなる基準粒子の散乱光量Q0 を
1とすると、まず、直径が 0.5〔μm 〕程度でなる基準
粒子の散乱光量Q1 は次式(2)
【数2】 で得られる。また、直径が 1.0〔μm 〕程度でなる基準
粒子の散乱光量Q2 は次式(3)
粒子の散乱光量Q2 は次式(3)
【数3】 で得られる。
【0009】このため、散乱光量Q1 と散乱光量Q2 と
の間には次式(4)
の間には次式(4)
【数4】 に示すように16倍もの差が生じることになる。このこと
は、直径が 0.5〔μm 〕程度でなる欠陥と直径が 1.0
〔μm 〕程度でなる欠陥とでは、光電検出器から得られ
る光電信号の大きさが16倍もの差を生じることを表して
いる。
は、直径が 0.5〔μm 〕程度でなる欠陥と直径が 1.0
〔μm 〕程度でなる欠陥とでは、光電検出器から得られ
る光電信号の大きさが16倍もの差を生じることを表して
いる。
【0010】従つて、この欠陥検査装置においては、光
電信号の下限値(最小値)に対して上限値(最大値)が
16倍にもなるため、このような広範囲に亘つて光電信号
の大きさを判別し、ひいては欠陥の大きさを判別するこ
とは、通常の電気回路処理では困難となる。すなわち、
この欠陥検査装置では、直径が 0.5〜 1.0〔μm 〕程度
の広範囲に亘る欠陥の大きさを判別することが困難とな
る問題があつた。
電信号の下限値(最小値)に対して上限値(最大値)が
16倍にもなるため、このような広範囲に亘つて光電信号
の大きさを判別し、ひいては欠陥の大きさを判別するこ
とは、通常の電気回路処理では困難となる。すなわち、
この欠陥検査装置では、直径が 0.5〜 1.0〔μm 〕程度
の広範囲に亘る欠陥の大きさを判別することが困難とな
る問題があつた。
【0011】このような問題を解決する第1の方法とし
て、欠陥検査装置において例えば直径が 1.0〔μm 〕程
度でなる基準粒子を用いて直径が 1.0〔μm 〕程度でな
る欠陥に対して検出感度を設定し、当該検出感度を
(1)式に基づいて16倍することにより、直径が 0.5
〔μm 〕程度でなる欠陥を直径が 1.0〔μm 〕程度でな
る欠陥に応じて光電検出器から得られる光電信号の値と
同じ値の光電信号として検査し得ると考えられる。ま
た、この第1の方法によれば、直径が 0.5〜 1.0〔μ
m〕程度の範囲でなる欠陥に応じて光電検出器から得ら
れる光電信号の値を、(1)式に基づいて例えば直径が
1.0〔μm 〕程度でなる欠陥に応じて光電検出器から得
られる光電信号の値と同じ値に補正し得ると考えられ
る。
て、欠陥検査装置において例えば直径が 1.0〔μm 〕程
度でなる基準粒子を用いて直径が 1.0〔μm 〕程度でな
る欠陥に対して検出感度を設定し、当該検出感度を
(1)式に基づいて16倍することにより、直径が 0.5
〔μm 〕程度でなる欠陥を直径が 1.0〔μm 〕程度でな
る欠陥に応じて光電検出器から得られる光電信号の値と
同じ値の光電信号として検査し得ると考えられる。ま
た、この第1の方法によれば、直径が 0.5〜 1.0〔μ
m〕程度の範囲でなる欠陥に応じて光電検出器から得ら
れる光電信号の値を、(1)式に基づいて例えば直径が
1.0〔μm 〕程度でなる欠陥に応じて光電検出器から得
られる光電信号の値と同じ値に補正し得ると考えられ
る。
【0012】ところが、この欠陥検査装置においては、
光電検出器の光電変換効率のばらつきや、被検査面に入
射する光ビームの入射角のばらつき、及び基準粒子から
得られる反射光の反射方向のばらつきによつて生じる光
電検出器での受光角のばらつき等がある(以下、これら
のばらつきを単にばらつきとよぶ)ため、直径が 0.5
〔μm 〕程度でなる欠陥及び直径が 1.0〔μm 〕程度で
なる欠陥にそれぞれ応じて光電検出器から得られる光電
信号の値は異なる値となる。この結果、第1の方法にお
いては、(1)式に基づいて光電検出器から得られる光
電信号の値を補正するようにしても、検出感度は保証し
難い問題があつた。
光電検出器の光電変換効率のばらつきや、被検査面に入
射する光ビームの入射角のばらつき、及び基準粒子から
得られる反射光の反射方向のばらつきによつて生じる光
電検出器での受光角のばらつき等がある(以下、これら
のばらつきを単にばらつきとよぶ)ため、直径が 0.5
〔μm 〕程度でなる欠陥及び直径が 1.0〔μm 〕程度で
なる欠陥にそれぞれ応じて光電検出器から得られる光電
信号の値は異なる値となる。この結果、第1の方法にお
いては、(1)式に基づいて光電検出器から得られる光
電信号の値を補正するようにしても、検出感度は保証し
難い問題があつた。
【0013】また、上述したような問題を解決する第2
の方法として、欠陥検査装置において、例えば直径が
0.5〔μm 〕、 0.6〔μm 〕、 0.7〔μm 〕、 0.8〔μm
〕、0.9〔μm 〕、 1.0〔μm 〕程度でなる入手可能な
全ての基準粒子を用いて検出感度に応じた感度制御デー
タを設定する方法がある。この場合欠陥検査装置におい
ては、検出対象となる欠陥の大きさに応じた感度制御デ
ータに基づいて検出感度を制御することにより、これら
各基準粒子とそれぞれ同じ大きさでなる欠陥に対して検
出感度を保証し得、かつ第1の方法に対する問題も解決
し得る利点がある。
の方法として、欠陥検査装置において、例えば直径が
0.5〔μm 〕、 0.6〔μm 〕、 0.7〔μm 〕、 0.8〔μm
〕、0.9〔μm 〕、 1.0〔μm 〕程度でなる入手可能な
全ての基準粒子を用いて検出感度に応じた感度制御デー
タを設定する方法がある。この場合欠陥検査装置におい
ては、検出対象となる欠陥の大きさに応じた感度制御デ
ータに基づいて検出感度を制御することにより、これら
各基準粒子とそれぞれ同じ大きさでなる欠陥に対して検
出感度を保証し得、かつ第1の方法に対する問題も解決
し得る利点がある。
【0014】しかしながら、この第2の方法によれば、
欠陥検査装置が複数ある場合、これら複数の欠陥検査装
置間でもばらつきがあり差(以下、これを装置間差と呼
ぶ)が生じているため、これら各欠陥検査装置において
それぞれ入手可能な全ての基準粒子を用いて検出感度に
応じた感度制御データを設定する必要がある。従つて第
2の方法では、感度検出データの設定に多大な時間が必
要となり、当該感度検出データの設定が煩雑になる問題
があつた。
欠陥検査装置が複数ある場合、これら複数の欠陥検査装
置間でもばらつきがあり差(以下、これを装置間差と呼
ぶ)が生じているため、これら各欠陥検査装置において
それぞれ入手可能な全ての基準粒子を用いて検出感度に
応じた感度制御データを設定する必要がある。従つて第
2の方法では、感度検出データの設定に多大な時間が必
要となり、当該感度検出データの設定が煩雑になる問題
があつた。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、広範囲に亘る検出感度に応じた感度制御データの設
定時間を大幅に短縮し得る欠陥検査方法を提案しようと
するものである。
で、広範囲に亘る検出感度に応じた感度制御データの設
定時間を大幅に短縮し得る欠陥検査方法を提案しようと
するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、被検査物の被検査面を光ビームで
走査する光ビーム走査手段と、被検査物の被検査面で光
ビームが反射してなる反射光を光電検出する光電検出手
段と、検出対象となる欠陥の大きさに応じた感度制御デ
ータに基づいて光電検出手段の検出感度を制御する検出
感度制御手段とを有する欠陥検査装置を用いて、被検査
物の被検査面の欠陥を光電検出手段の出力に基づいて検
査する欠陥検査方法において、1つ目の欠陥検査装置に
ついては、検出対象となる欠陥の大きさに応じた大きさ
を有する複数の基準粒子に対してそれぞれ感度制御デー
タを求めて、当該各感度制御データをそれぞれ基礎デー
タとして欠陥を検査し、以降の欠陥検査装置について
は、各基準粒子のうち少なくとも2つの基準粒子に対し
てそれぞれ感度制御データを測定し、当該各測定した感
度制御データと、これら各測定した感度制御データにそ
れぞれ対応する各基礎データとに基づいて、各基準粒子
のうち残りの基準粒子に対する感度制御データを求め、
当該各感度制御データ及び各測定した感度制御データを
用いて欠陥を検査するようにした。
め本発明においては、被検査物の被検査面を光ビームで
走査する光ビーム走査手段と、被検査物の被検査面で光
ビームが反射してなる反射光を光電検出する光電検出手
段と、検出対象となる欠陥の大きさに応じた感度制御デ
ータに基づいて光電検出手段の検出感度を制御する検出
感度制御手段とを有する欠陥検査装置を用いて、被検査
物の被検査面の欠陥を光電検出手段の出力に基づいて検
査する欠陥検査方法において、1つ目の欠陥検査装置に
ついては、検出対象となる欠陥の大きさに応じた大きさ
を有する複数の基準粒子に対してそれぞれ感度制御デー
タを求めて、当該各感度制御データをそれぞれ基礎デー
タとして欠陥を検査し、以降の欠陥検査装置について
は、各基準粒子のうち少なくとも2つの基準粒子に対し
てそれぞれ感度制御データを測定し、当該各測定した感
度制御データと、これら各測定した感度制御データにそ
れぞれ対応する各基礎データとに基づいて、各基準粒子
のうち残りの基準粒子に対する感度制御データを求め、
当該各感度制御データ及び各測定した感度制御データを
用いて欠陥を検査するようにした。
【0017】1つ目の欠陥検査装置においては、検出対
象となる欠陥の大きさに応じた大きさを有する複数の基
準粒子に対してそれぞれ感度制御データを求めて、当該
各感度制御データをそれぞれ基礎データとして用いて検
出感度を設定して欠陥を検査し、以降の欠陥検査装置に
ついては、各基準粒子のうち少なくとも2つの基準粒子
に対してそれぞれ感度制御データを測定し、当該各測定
した感度制御データと、これら各測定した感度制御デー
タにそれぞれ対応する各基礎データとに基づいて、各基
準粒子のうち残りの基準粒子に対する感度制御データを
求め、当該各感度制御データ及び各測定した感度制御デ
ータを用いて検出感度を設定して欠陥を検査するように
したことにより、感度制御データを容易に求めることが
できる。
象となる欠陥の大きさに応じた大きさを有する複数の基
準粒子に対してそれぞれ感度制御データを求めて、当該
各感度制御データをそれぞれ基礎データとして用いて検
出感度を設定して欠陥を検査し、以降の欠陥検査装置に
ついては、各基準粒子のうち少なくとも2つの基準粒子
に対してそれぞれ感度制御データを測定し、当該各測定
した感度制御データと、これら各測定した感度制御デー
タにそれぞれ対応する各基礎データとに基づいて、各基
準粒子のうち残りの基準粒子に対する感度制御データを
求め、当該各感度制御データ及び各測定した感度制御デ
ータを用いて検出感度を設定して欠陥を検査するように
したことにより、感度制御データを容易に求めることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
施例を詳述する。
【0019】図1において、1は全体として実施例によ
る欠陥検査方法が適用された欠陥検査装置を示し、レチ
クル等でなる被検査物2の被検査面2Aが、図中に示す
点Aから伸びた矢印Xで示す方向(以下、これをX方向
と呼ぶ)と矢印Yで示す方向(以下、これをY方向と呼
ぶ)とでなる平面(以下、これをXY平面と呼ぶ)に対
して平行となるように、当該被検査物2がステージ3に
載置されている。また、この欠陥検査装置1には、被検
査物2の被検査面2Aを光ビーム(以下、これを走査線
と呼ぶ)LA1で走査し得る光ビーム走査部4が設けら
れている。
る欠陥検査方法が適用された欠陥検査装置を示し、レチ
クル等でなる被検査物2の被検査面2Aが、図中に示す
点Aから伸びた矢印Xで示す方向(以下、これをX方向
と呼ぶ)と矢印Yで示す方向(以下、これをY方向と呼
ぶ)とでなる平面(以下、これをXY平面と呼ぶ)に対
して平行となるように、当該被検査物2がステージ3に
載置されている。また、この欠陥検査装置1には、被検
査物2の被検査面2Aを光ビーム(以下、これを走査線
と呼ぶ)LA1で走査し得る光ビーム走査部4が設けら
れている。
【0020】この場合、光ビーム走査部4において、レ
ーザ光源等でなる光源5から射出された光ビームLA2
は、ガルバノスキヤナ又はポリゴンミラー等でなるスキ
ヤナ6を介してX方向に偏向走査された後、fθレンズ
等でなる走査レンズ7を透過してX方向にほぼ平行とな
るように収束して走査線LA1に形成される。この走査
線LA1は、被検査物2の被検査面2Aに所定の角度で
入射するようになされている。
ーザ光源等でなる光源5から射出された光ビームLA2
は、ガルバノスキヤナ又はポリゴンミラー等でなるスキ
ヤナ6を介してX方向に偏向走査された後、fθレンズ
等でなる走査レンズ7を透過してX方向にほぼ平行とな
るように収束して走査線LA1に形成される。この走査
線LA1は、被検査物2の被検査面2Aに所定の角度で
入射するようになされている。
【0021】また、ステージ3には駆動部8が設けられ
ており、当該ステージ3は駆動部8の駆動制御に基づい
てY方向及びこれとは逆方向(以下、これをY軸両方向
と呼ぶ)Bに移動する。これにより走査線LA1は、ス
テージ3の移動に応じて同様にY軸両方向Bに移動する
被検査物2の被検査面2Aを全面に亘り二次元的に走査
し得るようになされている。なお、このステージ3の移
動量は、当該ステージ3に設けられたリニアエンコーダ
等でなる測長器9によつて測定される。
ており、当該ステージ3は駆動部8の駆動制御に基づい
てY方向及びこれとは逆方向(以下、これをY軸両方向
と呼ぶ)Bに移動する。これにより走査線LA1は、ス
テージ3の移動に応じて同様にY軸両方向Bに移動する
被検査物2の被検査面2Aを全面に亘り二次元的に走査
し得るようになされている。なお、このステージ3の移
動量は、当該ステージ3に設けられたリニアエンコーダ
等でなる測長器9によつて測定される。
【0022】ここで、この欠陥検査装置1においては、
被検査物2の被検査面2Aに欠陥10が存在する場合、
当該被検査物2の被検査面2Aを走査する走査線LA1
は欠陥10で反射して散乱光LA3となる。この散乱光
LA3は、異なる方向から走査線LA2を見込むように
3箇所の所定位置にそれぞれ配置された受光レンズ1
1、12及び13を介してフオトマルチプライヤ等でな
る光電検出器14、15及び16によつて光電検出され
る。また、被検査物2の被検査面2Aには、ウエハ(図
示せず)表面に転写するための所定の回路パターン17
が形成されている。この場合、走査線LA1は回路パタ
ーン17で反射すると回折光LA4となり、当該回折光
LA4は散乱光LA3のときと同様に受光レンズ11、
12及び13を介して光電検出器14、15及び16に
よつて光電検出される。
被検査物2の被検査面2Aに欠陥10が存在する場合、
当該被検査物2の被検査面2Aを走査する走査線LA1
は欠陥10で反射して散乱光LA3となる。この散乱光
LA3は、異なる方向から走査線LA2を見込むように
3箇所の所定位置にそれぞれ配置された受光レンズ1
1、12及び13を介してフオトマルチプライヤ等でな
る光電検出器14、15及び16によつて光電検出され
る。また、被検査物2の被検査面2Aには、ウエハ(図
示せず)表面に転写するための所定の回路パターン17
が形成されている。この場合、走査線LA1は回路パタ
ーン17で反射すると回折光LA4となり、当該回折光
LA4は散乱光LA3のときと同様に受光レンズ11、
12及び13を介して光電検出器14、15及び16に
よつて光電検出される。
【0023】ここで、走査線LA1が欠陥10で反射し
てなる散乱光LA3は指向性が弱くほぼ等方的に散乱す
る。一方、走査線LA1が回路パターン17で反射して
なる回折光LA4は散乱指向性が極めて高い。これによ
りこの欠陥検査装置1では、光電検出器14、15及び
16が全て所定レベル以上の光量を受光した場合、被検
査物2の被検査面2Aに検出すべき大きさでなる欠陥1
0が存在すると判定する。また、この欠陥検査装置1で
は光電検出器14、15及び16のうち、少なくともい
ずれか1つの光電検出器14、15又は16において、
所定レベルに達しない光量が受光された場合には、検出
すべき大きさに満たない大きさでなる欠陥10が存在す
るか又は回路パターン17が存在するか、あるいは欠陥
10及び回路パターン17のいずれも存在しないと判定
するようになされている。
てなる散乱光LA3は指向性が弱くほぼ等方的に散乱す
る。一方、走査線LA1が回路パターン17で反射して
なる回折光LA4は散乱指向性が極めて高い。これによ
りこの欠陥検査装置1では、光電検出器14、15及び
16が全て所定レベル以上の光量を受光した場合、被検
査物2の被検査面2Aに検出すべき大きさでなる欠陥1
0が存在すると判定する。また、この欠陥検査装置1で
は光電検出器14、15及び16のうち、少なくともい
ずれか1つの光電検出器14、15又は16において、
所定レベルに達しない光量が受光された場合には、検出
すべき大きさに満たない大きさでなる欠陥10が存在す
るか又は回路パターン17が存在するか、あるいは欠陥
10及び回路パターン17のいずれも存在しないと判定
するようになされている。
【0024】なお、この場合被検査物2のY軸両方向B
の移動速度は、光ビームLA2のX方向走査速度に比し
て極めて小さい値に設定されている。これにより、この
欠陥検査装置1において、走査線LA1は被検査物2の
被検査面2Aに存在する欠陥10及び回路パターン17
を確実に照射し得ると共に、光電検出器14、15及び
16は散乱光LA3及び回折光LA4を確実に光電検出
し得るようになされている。
の移動速度は、光ビームLA2のX方向走査速度に比し
て極めて小さい値に設定されている。これにより、この
欠陥検査装置1において、走査線LA1は被検査物2の
被検査面2Aに存在する欠陥10及び回路パターン17
を確実に照射し得ると共に、光電検出器14、15及び
16は散乱光LA3及び回折光LA4を確実に光電検出
し得るようになされている。
【0025】ここで、実際に光電検出器14、15及1
6に受光された散乱光LA3及び回折光LA4に基づい
て被検査物2の被検査面2Aに存在する欠陥10を検出
する欠陥検出回路を図2に示す。まず、この欠陥検出回
路20では、光電検出器14、15及び16に散乱光L
A3及び回折光LA4が受光されると、当該光電検出器
14、15及び16は受光した散乱光LA3及び回折光
LA4の光量に応じてほぼ比例した光電信号S1、S2
及びS3をそれぞれプリアンプ21、22及び23を介
して増幅させて、比較器24、25及び26に送出す
る。
6に受光された散乱光LA3及び回折光LA4に基づい
て被検査物2の被検査面2Aに存在する欠陥10を検出
する欠陥検出回路を図2に示す。まず、この欠陥検出回
路20では、光電検出器14、15及び16に散乱光L
A3及び回折光LA4が受光されると、当該光電検出器
14、15及び16は受光した散乱光LA3及び回折光
LA4の光量に応じてほぼ比例した光電信号S1、S2
及びS3をそれぞれプリアンプ21、22及び23を介
して増幅させて、比較器24、25及び26に送出す
る。
【0026】比較器24、25及び26は、基準電圧発
生部27からそれぞれ基準電圧S4が印加され、当該基
準電圧S4と光電信号S1、S2及びS3とをそれぞれ
比較する。この結果、比較器24、25及び26は光電
信号S1、S2及びS3が基準電圧S4よりも大きい場
合には「1」でなり、光電信号S1、S2及びS3が基
準電圧S4よりも小さい場合には「0」でなるデイジタ
ル信号S5、S6及びS7をAND回路28に送出す
る。なお、この場合基準電圧発生部27は、電圧発生源
(図示せず)の出力端子に一端が接続されて他端が接地
接続された抵抗R1によつて、電圧発生源から印加され
た電圧値を分圧して基準電圧S4を発生する。
生部27からそれぞれ基準電圧S4が印加され、当該基
準電圧S4と光電信号S1、S2及びS3とをそれぞれ
比較する。この結果、比較器24、25及び26は光電
信号S1、S2及びS3が基準電圧S4よりも大きい場
合には「1」でなり、光電信号S1、S2及びS3が基
準電圧S4よりも小さい場合には「0」でなるデイジタ
ル信号S5、S6及びS7をAND回路28に送出す
る。なお、この場合基準電圧発生部27は、電圧発生源
(図示せず)の出力端子に一端が接続されて他端が接地
接続された抵抗R1によつて、電圧発生源から印加され
た電圧値を分圧して基準電圧S4を発生する。
【0027】AND回路28は、比較器24、25及び
26から入力されたデジタル信号S5、S6及びS7の
論理積をとり、当該デイジタル信号S5、S6及びS7
が全て「1」でなる場合には「1」でなり、デジタル信
号S5、S6及びS7のうち少なくともいずれか1つが
「0」でなる場合には「0」でなる出力信号S8を出力
する。
26から入力されたデジタル信号S5、S6及びS7の
論理積をとり、当該デイジタル信号S5、S6及びS7
が全て「1」でなる場合には「1」でなり、デジタル信
号S5、S6及びS7のうち少なくともいずれか1つが
「0」でなる場合には「0」でなる出力信号S8を出力
する。
【0028】ここで、光電検出器14、15及び16に
それぞれ受光される回折光LA4は、散乱指向性が極め
て高いため少なくともいずれか1つが比較的小さい値の
光量となる。このため、基準電圧発生部27は、比較的
小さい光量を有する回折光LA4に応じた光電信号S
1、S2及び又はS3が比較器24、25及び26に入
力された場合、当該比較器24、25及び26から
「0」でなるデイジタル信号S5、S6又はS7を送出
するように、基準電圧S4の値が設定されている。
それぞれ受光される回折光LA4は、散乱指向性が極め
て高いため少なくともいずれか1つが比較的小さい値の
光量となる。このため、基準電圧発生部27は、比較的
小さい光量を有する回折光LA4に応じた光電信号S
1、S2及び又はS3が比較器24、25及び26に入
力された場合、当該比較器24、25及び26から
「0」でなるデイジタル信号S5、S6又はS7を送出
するように、基準電圧S4の値が設定されている。
【0029】また、光電検出器14、15及び16にそ
れぞれ受光される散乱光LA3は、ほぼ等方的に散乱す
るため回折光LA4の光量よりも大きい値の光量とな
る。従つて、この欠陥検出回路20では、比較器24、
25及び26からそれぞれ「1」でなるデイジタル信号
S5、S6及びS7がAND回路28に送出される。か
くして、この欠陥検出回路20においては、AND回路
28から「1」でなる出力信号S8が出力された場合、
検出すべき大きさでなる欠陥10が検出されたことを示
す。またAND回路28から「0」でなる出力信号S8
が出力された場合には、検出すべき大きさに満たない欠
陥10又は回路パターン17が検出されたことを示す。
れぞれ受光される散乱光LA3は、ほぼ等方的に散乱す
るため回折光LA4の光量よりも大きい値の光量とな
る。従つて、この欠陥検出回路20では、比較器24、
25及び26からそれぞれ「1」でなるデイジタル信号
S5、S6及びS7がAND回路28に送出される。か
くして、この欠陥検出回路20においては、AND回路
28から「1」でなる出力信号S8が出力された場合、
検出すべき大きさでなる欠陥10が検出されたことを示
す。またAND回路28から「0」でなる出力信号S8
が出力された場合には、検出すべき大きさに満たない欠
陥10又は回路パターン17が検出されたことを示す。
【0030】ここで、この欠陥検出回路20において、
光電検出器14、15及び16としてフオトマルチプラ
イヤを用いている場合、当該フオトマルチプライヤは陰
極及び陽極間に可変し得る高電圧(以下、これをHigh V
oltage:HVと呼ぶ)が印加されると、受光した散乱光
LA3及び回折光LA4に対する光電変換効率が制御さ
れる。従つて、この欠陥検出回路20には、キーボード
等でなる入力部29とHV制御器30とが設けられ、当
該入力部29は外部から検出対象となる欠陥10の大き
さに応じた情報が入力されると、当該情報に応じた感度
設定信号S9をHV制御器30に送出する。
光電検出器14、15及び16としてフオトマルチプラ
イヤを用いている場合、当該フオトマルチプライヤは陰
極及び陽極間に可変し得る高電圧(以下、これをHigh V
oltage:HVと呼ぶ)が印加されると、受光した散乱光
LA3及び回折光LA4に対する光電変換効率が制御さ
れる。従つて、この欠陥検出回路20には、キーボード
等でなる入力部29とHV制御器30とが設けられ、当
該入力部29は外部から検出対象となる欠陥10の大き
さに応じた情報が入力されると、当該情報に応じた感度
設定信号S9をHV制御器30に送出する。
【0031】HV制御器30は、感度設定信号S9に基
づいて検出対象となる欠陥10の大きさに応じて設定さ
れたHV値でなる感度制御データD1、D2及びD3を
それぞれ光電検出器14、15及び16に送出する。こ
れにより光電検出器14、15及び16は、検出対象と
なる欠陥10に応じた検出感度(すなわち、光電変換効
率)となるように制御されて設定される。この場合、H
V制御器30から光電検出器14、15及び16にそれ
ぞれ送出される感度制御データD1、D2及びD3は、
検出対象となる欠陥10で反射してなる散乱光LA3に
応じた光電信号S1、S2及びS3がプリアンプ21、
22及び23によつて増幅された後、例えば1〔V〕の
ように所望の電圧値を示すように設定されている。
づいて検出対象となる欠陥10の大きさに応じて設定さ
れたHV値でなる感度制御データD1、D2及びD3を
それぞれ光電検出器14、15及び16に送出する。こ
れにより光電検出器14、15及び16は、検出対象と
なる欠陥10に応じた検出感度(すなわち、光電変換効
率)となるように制御されて設定される。この場合、H
V制御器30から光電検出器14、15及び16にそれ
ぞれ送出される感度制御データD1、D2及びD3は、
検出対象となる欠陥10で反射してなる散乱光LA3に
応じた光電信号S1、S2及びS3がプリアンプ21、
22及び23によつて増幅された後、例えば1〔V〕の
ように所望の電圧値を示すように設定されている。
【0032】ここで、実際上実施例による欠陥検査方法
においては、複数の欠陥検査装置で検出感度を設定する
場合、まず第1の欠陥検査装置について、基準粒子とし
て例えば直径が 0.5〔μm 〕、 0.6〔μm 〕、 0.7〔μ
m 〕、 0.8〔μm 〕、 0.9〔μm 〕及び 1.0〔μm 〕程
度でなる6種類のポリスチレンラテツクス(以下、これ
をPolystyrene Latex :PSLと呼ぶ)を用いて、当該
各PSLを被検査物2の被検査面2Aに付着させる。こ
の後、被検査物2の被検査面2Aを走査線LA1によつ
て走査し、各PSL毎にそれぞれ得られる散乱光LA3
を光電検出器14、15及び16で光電検出する。
においては、複数の欠陥検査装置で検出感度を設定する
場合、まず第1の欠陥検査装置について、基準粒子とし
て例えば直径が 0.5〔μm 〕、 0.6〔μm 〕、 0.7〔μ
m 〕、 0.8〔μm 〕、 0.9〔μm 〕及び 1.0〔μm 〕程
度でなる6種類のポリスチレンラテツクス(以下、これ
をPolystyrene Latex :PSLと呼ぶ)を用いて、当該
各PSLを被検査物2の被検査面2Aに付着させる。こ
の後、被検査物2の被検査面2Aを走査線LA1によつ
て走査し、各PSL毎にそれぞれ得られる散乱光LA3
を光電検出器14、15及び16で光電検出する。
【0033】次いで、光電検出器14、15及び16か
らそれぞれ得られる光電信号S1、S2及びS3がプリ
アンプ21、22及び23によつて増幅された後、例え
ば1〔V〕となるように、HV制御器30から送出され
る感度制御データD1、D2及びD3の値(すなわち、
HV値)を求める。これにより、大きさの異なるPSL
毎にそれぞれ設定された感度制御データD1、D2及び
D3をHV制御器30に保管してこれを基礎データとす
る。
らそれぞれ得られる光電信号S1、S2及びS3がプリ
アンプ21、22及び23によつて増幅された後、例え
ば1〔V〕となるように、HV制御器30から送出され
る感度制御データD1、D2及びD3の値(すなわち、
HV値)を求める。これにより、大きさの異なるPSL
毎にそれぞれ設定された感度制御データD1、D2及び
D3をHV制御器30に保管してこれを基礎データとす
る。
【0034】この場合、HV制御器30は、それぞれ光
電検出器14、15及び16に送出する感度制御データ
D1、D2及びD3を、光電検出器14に対してはAH
V1(φ) 、光電検出器15に対してはAHV2(φ) 及び
光電検出器16に対してはAHV3(φ) と表すと、AH
V1(0.5)、AHV2(0.5)、AHV3(0.5)、AHV1(0.
6)、AHV2(0.6)、AHV3(0.6)、……AHV1(1.0)、
AHV2(1.0)、AHV3(1.0)のように合計18個の基礎
データを得ることになる。
電検出器14、15及び16に送出する感度制御データ
D1、D2及びD3を、光電検出器14に対してはAH
V1(φ) 、光電検出器15に対してはAHV2(φ) 及び
光電検出器16に対してはAHV3(φ) と表すと、AH
V1(0.5)、AHV2(0.5)、AHV3(0.5)、AHV1(0.
6)、AHV2(0.6)、AHV3(0.6)、……AHV1(1.0)、
AHV2(1.0)、AHV3(1.0)のように合計18個の基礎
データを得ることになる。
【0035】次に第2の欠陥検査装置において、設定さ
れる検出感度の可変範囲における例えば下限及び上限、
すなわち直径が 0.5〔μm 〕程度及び直径が 1.0〔μm
〕程度でなるPSLに対して、上述と同様にしてHV
制御器30から送出される感度制御データD1、D2及
びD3の値を測定する。これにより第2の欠陥検査装置
のHV制御器30は、BHV1(0.5)、BHV2(0.5)、B
HV3(0.5)、BHV1(1.0)、BHV2(1.0)及びBHV
3(1.0)のように合計6個の感度制御データD1、D2及
びD3を得ることになる。
れる検出感度の可変範囲における例えば下限及び上限、
すなわち直径が 0.5〔μm 〕程度及び直径が 1.0〔μm
〕程度でなるPSLに対して、上述と同様にしてHV
制御器30から送出される感度制御データD1、D2及
びD3の値を測定する。これにより第2の欠陥検査装置
のHV制御器30は、BHV1(0.5)、BHV2(0.5)、B
HV3(0.5)、BHV1(1.0)、BHV2(1.0)及びBHV
3(1.0)のように合計6個の感度制御データD1、D2及
びD3を得ることになる。
【0036】この場合、第1の欠陥検査装置と第2の欠
陥検査装置との間には、光電検出器14、15及び16
自体や被検査面2Aに入射する走査線LA1の入射角の
ばらつき及び光電検出器14、15及び16で受光され
る回折光LA3及び散乱光LA4の受光角のばらつき等
により装置間差が生じている。このため、第2の欠陥検
査装置で得られた感度制御データD1、D2及びD3
と、当該感度制御データD1、D2及びD3に対応する
第1の欠陥検査装置で得られた基礎データとの間にも誤
差が生じる。
陥検査装置との間には、光電検出器14、15及び16
自体や被検査面2Aに入射する走査線LA1の入射角の
ばらつき及び光電検出器14、15及び16で受光され
る回折光LA3及び散乱光LA4の受光角のばらつき等
により装置間差が生じている。このため、第2の欠陥検
査装置で得られた感度制御データD1、D2及びD3
と、当該感度制御データD1、D2及びD3に対応する
第1の欠陥検査装置で得られた基礎データとの間にも誤
差が生じる。
【0037】ここで第1及び第2の欠陥検査装置間にお
ける装置間差は、HV1(φ) を例にとると、第1の欠陥
検査装置における次式(5)
ける装置間差は、HV1(φ) を例にとると、第1の欠陥
検査装置における次式(5)
【数5】 で示す値と、第2の欠陥検査装置における次式(6)
【数6】 で示す値との違いとなる。
【0038】従つて、第1及び第2の欠陥検査装置間に
おいて、直径が 1.0〔μm 〕程度でなるPSLを、感度
制御データD1、D2及びD3を設定する場合の基準と
して、直径が 0.5〔μm 〕程度でなるPSLを用いて感
度制御データD1、D2及びD3を設定する場合の装置
間差の係数(補間値)をB(0.5)とすると装置間差は次
式(7)
おいて、直径が 1.0〔μm 〕程度でなるPSLを、感度
制御データD1、D2及びD3を設定する場合の基準と
して、直径が 0.5〔μm 〕程度でなるPSLを用いて感
度制御データD1、D2及びD3を設定する場合の装置
間差の係数(補間値)をB(0.5)とすると装置間差は次
式(7)
【数7】 で表される。このときB(1.0) を基準の補間値として1
に設定して、B(φ)をB(1.0) からB(0.5)の間の他
の補間値とすると次式(8)
に設定して、B(φ)をB(1.0) からB(0.5)の間の他
の補間値とすると次式(8)
【数8】 で得られる。
【0039】従つて、第2の欠陥検査装置においては、
HV1 の場合を例にとると、直径が0.6〔μm 〕、 0.7
〔μm 〕、 0.8〔μm 〕、 0.9〔μm 〕程度でなるPS
Lをそれぞれ用いた場合の感度制御データD1を測定し
なくても、これら各PSLに対する感度制御データD1
は、第1の欠陥検査装置の基礎データを用いて次式
(9)
HV1 の場合を例にとると、直径が0.6〔μm 〕、 0.7
〔μm 〕、 0.8〔μm 〕、 0.9〔μm 〕程度でなるPS
Lをそれぞれ用いた場合の感度制御データD1を測定し
なくても、これら各PSLに対する感度制御データD1
は、第1の欠陥検査装置の基礎データを用いて次式
(9)
【数9】 で示すように、装置間差が補正された値として得られ
る。この後、第2の欠陥検査装置において、BHV
2(φ) 、BHV3(φ) についても上述したBHV1(φ)
の場合と同様にして感度制御データD2及びD3を設定
し得ると共に、第3及び第4の欠陥検査装置等のように
これら装置が増えても上述と同様にして感度制御データ
D1、D2及びD3を設定し得るようになされている。
る。この後、第2の欠陥検査装置において、BHV
2(φ) 、BHV3(φ) についても上述したBHV1(φ)
の場合と同様にして感度制御データD2及びD3を設定
し得ると共に、第3及び第4の欠陥検査装置等のように
これら装置が増えても上述と同様にして感度制御データ
D1、D2及びD3を設定し得るようになされている。
【0040】かくして、これら第1及び第2の欠陥検査
装置において、被検査物2の被検査面2Aの欠陥10を
検査する場合、HV制御器30は入力部29から入力さ
れた感度設定信号S9に基づいて感度制御データD1、
D2及びD3をそれぞれ光電検出器14、15及び16
に送出し、当該光電検出器14、15及び16に検出感
度が検出対象となる欠陥10の大きさに応じた検出感度
となるように制御して設定することができる。
装置において、被検査物2の被検査面2Aの欠陥10を
検査する場合、HV制御器30は入力部29から入力さ
れた感度設定信号S9に基づいて感度制御データD1、
D2及びD3をそれぞれ光電検出器14、15及び16
に送出し、当該光電検出器14、15及び16に検出感
度が検出対象となる欠陥10の大きさに応じた検出感度
となるように制御して設定することができる。
【0041】この実施例の場合、第1の欠陥検査装置及
び第2の欠陥検査装置においては、それぞれAHV1(0.
5)を 650〔V〕に設定すると共にAHV1(1.0)を 460
〔V〕に設定し、またBHV1(0.5)を 660〔V〕に設定
すると共にBHV1(1.0)を 445〔V〕に設定すると、上
述した(7)式により直径が 0.5〔μm 〕でなるPSL
に対して設定された感度制御データD1、D2及びD3
の装置間差の係数B(0.5)は1.05となる。また、その他
の直径でなるPSLを用いて感度制御データD1、D2
及びD3を設定する場合の装置間差の係数は、上述した
(8)式によりB(0.6)で1.04、B(0.7)で1.03、B
(0.8)で1.02、B(0.9)で1.01となる。
び第2の欠陥検査装置においては、それぞれAHV1(0.
5)を 650〔V〕に設定すると共にAHV1(1.0)を 460
〔V〕に設定し、またBHV1(0.5)を 660〔V〕に設定
すると共にBHV1(1.0)を 445〔V〕に設定すると、上
述した(7)式により直径が 0.5〔μm 〕でなるPSL
に対して設定された感度制御データD1、D2及びD3
の装置間差の係数B(0.5)は1.05となる。また、その他
の直径でなるPSLを用いて感度制御データD1、D2
及びD3を設定する場合の装置間差の係数は、上述した
(8)式によりB(0.6)で1.04、B(0.7)で1.03、B
(0.8)で1.02、B(0.9)で1.01となる。
【0042】また、この実施例の場合、第1の欠陥検査
装置及び第2の欠陥検査装置において、当該第1の欠陥
検査装置で設定された基礎データはそれぞれAHV1(0.
6)が590〔V〕に設定されると共にAHV1(0.7)が 550
〔V〕に設定され、AHV1(0.8)が 510〔V〕に設定さ
れると共にAHV1(0.9)が 480〔V〕に設定されたとす
ると、上述した(9)式により第2の欠陥検査装置にお
ける感度制御データD1、D2及びD3はBHV1(0.6)
で 594〔V〕、BHV1(0.7)で 548〔V〕、BHV1(0.
8)で 503〔V〕及びBHV1(0.9)で 469〔V〕となる。
装置及び第2の欠陥検査装置において、当該第1の欠陥
検査装置で設定された基礎データはそれぞれAHV1(0.
6)が590〔V〕に設定されると共にAHV1(0.7)が 550
〔V〕に設定され、AHV1(0.8)が 510〔V〕に設定さ
れると共にAHV1(0.9)が 480〔V〕に設定されたとす
ると、上述した(9)式により第2の欠陥検査装置にお
ける感度制御データD1、D2及びD3はBHV1(0.6)
で 594〔V〕、BHV1(0.7)で 548〔V〕、BHV1(0.
8)で 503〔V〕及びBHV1(0.9)で 469〔V〕となる。
【0043】以上の構成において、この欠陥検査方法
は、複数の欠陥検査装置において大きさの異なる欠陥1
0に対してそれぞれ検出感度に応じた感度制御データD
1、D2及びD3を設定する場合、まず第1の欠陥検査
装置において、大きさの異なる複数のPSLに対してそ
れぞれ感度制御データD1、D2及びD3を求めて基礎
データとする。次いで第2以降の欠陥検査装置におい
て、検出感度の可変範囲のうち下限及び上限に応じた直
径でなるPSLに対してそれぞれ感度制御データD1、
D2及びD3を測定し、当該各感度制御データD1、D
2及びD3と、これら各感度制御データD1、D2及び
D3に対応する第1の欠陥検査装置における各基礎デー
タとに基づいて残りのPSLに対して感度制御データD
1、D2及びD3を求める。
は、複数の欠陥検査装置において大きさの異なる欠陥1
0に対してそれぞれ検出感度に応じた感度制御データD
1、D2及びD3を設定する場合、まず第1の欠陥検査
装置において、大きさの異なる複数のPSLに対してそ
れぞれ感度制御データD1、D2及びD3を求めて基礎
データとする。次いで第2以降の欠陥検査装置におい
て、検出感度の可変範囲のうち下限及び上限に応じた直
径でなるPSLに対してそれぞれ感度制御データD1、
D2及びD3を測定し、当該各感度制御データD1、D
2及びD3と、これら各感度制御データD1、D2及び
D3に対応する第1の欠陥検査装置における各基礎デー
タとに基づいて残りのPSLに対して感度制御データD
1、D2及びD3を求める。
【0044】従つて、この欠陥検査方法では、第2以降
の欠陥検査装置において2種類の直径でなるPSLだけ
に対してそれぞれ感度制御データD1、D2及びD3を
測定し、残りの感度制御データD1、D2及びD3を第
1の欠陥検査装置の基準データを用いて求めるため、広
範囲に亘る検出感度に応じた感度制御データD1、D2
及びD3を容易に求めることができる。また、この欠陥
検査方法では、第2以降の欠陥検査装置において2種類
の直径でなるPSLを除く残りのPSLに応じた感度制
御データD1、D2及びD3を、第1の欠陥検査装置の
基準データを用いて装置間差を補償して求めるため、当
該感度制御データD1、D2及びD3に応じた検出感度
を精度良く保証することができる。
の欠陥検査装置において2種類の直径でなるPSLだけ
に対してそれぞれ感度制御データD1、D2及びD3を
測定し、残りの感度制御データD1、D2及びD3を第
1の欠陥検査装置の基準データを用いて求めるため、広
範囲に亘る検出感度に応じた感度制御データD1、D2
及びD3を容易に求めることができる。また、この欠陥
検査方法では、第2以降の欠陥検査装置において2種類
の直径でなるPSLを除く残りのPSLに応じた感度制
御データD1、D2及びD3を、第1の欠陥検査装置の
基準データを用いて装置間差を補償して求めるため、当
該感度制御データD1、D2及びD3に応じた検出感度
を精度良く保証することができる。
【0045】以上の構成によれば、まず第1の欠陥検査
装置について、大きさの異なる複数のPSLに対してそ
れぞれ感度制御データD1、D2及びD3を求めて基礎
データとし、次いで第2以降の欠陥検査装置について、
検出感度の可変範囲のうち下限及び上限に応じた直径で
なるPSLに対してそれぞれ感度制御データD1、D2
及びD3を測定した後、当該各感度制御データD1、D
2及びD3と、これら各感度制御データD1、D2及び
D3に対応する第1の欠陥検査装置における各基礎デー
タとに基づいて残りのPSLに対する感度制御データD
1、D2及びD3を求めるようにしたことにより、感度
制御データD1、D2及びD3を容易に求めることがで
き、かくして広範囲に亘る検出感度に応じた感度制御デ
ータの設定時間を大幅に短縮し得る欠陥検査方法を実現
することができる。
装置について、大きさの異なる複数のPSLに対してそ
れぞれ感度制御データD1、D2及びD3を求めて基礎
データとし、次いで第2以降の欠陥検査装置について、
検出感度の可変範囲のうち下限及び上限に応じた直径で
なるPSLに対してそれぞれ感度制御データD1、D2
及びD3を測定した後、当該各感度制御データD1、D
2及びD3と、これら各感度制御データD1、D2及び
D3に対応する第1の欠陥検査装置における各基礎デー
タとに基づいて残りのPSLに対する感度制御データD
1、D2及びD3を求めるようにしたことにより、感度
制御データD1、D2及びD3を容易に求めることがで
き、かくして広範囲に亘る検出感度に応じた感度制御デ
ータの設定時間を大幅に短縮し得る欠陥検査方法を実現
することができる。
【0046】なお上述の実施例においては、検出感度の
範囲における下限及び上限に応じたPSLのうち、上限
に応じた直径が 1.0〔μm 〕程度でなるPSLを補間値
の基準とするようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、検出感度の範囲における下限に応じた
直径が 0.5〔μm 〕程度でなるPSLを補間値の基準と
するようにしても良い。
範囲における下限及び上限に応じたPSLのうち、上限
に応じた直径が 1.0〔μm 〕程度でなるPSLを補間値
の基準とするようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、検出感度の範囲における下限に応じた
直径が 0.5〔μm 〕程度でなるPSLを補間値の基準と
するようにしても良い。
【0047】また上述の実施例においては、第2以降の
欠陥検査装置について検出感度の範囲における下限及び
上限に応じて直径が 0.5〔μm 〕程度及び直径が 1.0
〔μm〕程度でなるPSLに対してそれぞれ感度制御デ
ータD1、D2及びD3を測定するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば直径が
0.6〔μm 〕程度及び直径が 1.0〔μm 〕程度でなるP
SLや、この他種々の組み合わせの2種類の直径でなる
PSLに対してそれぞれ感度制御データD1、D2及び
D3を測定し、当該各感度制御データD1、D2及びD
3と、これら各感度制御データD1、D2及びD3に対
応する基礎データとに基づいて外そう法により 0.5〔μ
m 〕〜 1.0〔μm 〕程度の範囲のうち残りのPSLに対
してそれぞれ感度制御データD1、D2及びD3を求め
るようにしても良い。
欠陥検査装置について検出感度の範囲における下限及び
上限に応じて直径が 0.5〔μm 〕程度及び直径が 1.0
〔μm〕程度でなるPSLに対してそれぞれ感度制御デ
ータD1、D2及びD3を測定するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば直径が
0.6〔μm 〕程度及び直径が 1.0〔μm 〕程度でなるP
SLや、この他種々の組み合わせの2種類の直径でなる
PSLに対してそれぞれ感度制御データD1、D2及び
D3を測定し、当該各感度制御データD1、D2及びD
3と、これら各感度制御データD1、D2及びD3に対
応する基礎データとに基づいて外そう法により 0.5〔μ
m 〕〜 1.0〔μm 〕程度の範囲のうち残りのPSLに対
してそれぞれ感度制御データD1、D2及びD3を求め
るようにしても良い。
【0048】さらに上述の実施例においては、検出感度
の範囲における下限及び上限に応じて直径が 0.5〔μm
〕程度及び直径が 1.0〔μm 〕程度でなる2種類のP
SLに対してそれぞれ感度制御データD1、D2及びD
3を測定するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば直径が 0.5〔μm 〕、 0.8〔μ
m 〕及び 1.0〔μm 〕程度でなる3種類のPSLに対し
てそれぞれ感度制御データD1、D2及びD3を測定
し、直径が 0.5〜 0.8〔μm 〕程度でなる範囲と直径が
0.8〜 1.0〔μm 〕程度でなる範囲との2つに分けてこ
れら2つの範囲毎の上限及び下限に応じた各感度制御デ
ータD1、D2及びD3と、当該各感度制御データD
1、D2及びD3に対応する基礎データとに基づいて、
当該各範囲毎に感度制御データD1、D2及びD3を求
めるようにしても良い。これにより実施例の欠陥検査方
法よりも精度良く感度制御データD1、D2及びD3を
求めることができる。この場合、感度制御データD1、
D2及びD3と、当該感度制御データD1、D2及びD
3に対応する基礎データとに基づいて求める感度制御デ
ータD1、D2及びD3の範囲を狭くしたり又は増やす
ことにより、さらに精度良く感度制御データD1、D2
及びD3を求めることができる。
の範囲における下限及び上限に応じて直径が 0.5〔μm
〕程度及び直径が 1.0〔μm 〕程度でなる2種類のP
SLに対してそれぞれ感度制御データD1、D2及びD
3を測定するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば直径が 0.5〔μm 〕、 0.8〔μ
m 〕及び 1.0〔μm 〕程度でなる3種類のPSLに対し
てそれぞれ感度制御データD1、D2及びD3を測定
し、直径が 0.5〜 0.8〔μm 〕程度でなる範囲と直径が
0.8〜 1.0〔μm 〕程度でなる範囲との2つに分けてこ
れら2つの範囲毎の上限及び下限に応じた各感度制御デ
ータD1、D2及びD3と、当該各感度制御データD
1、D2及びD3に対応する基礎データとに基づいて、
当該各範囲毎に感度制御データD1、D2及びD3を求
めるようにしても良い。これにより実施例の欠陥検査方
法よりも精度良く感度制御データD1、D2及びD3を
求めることができる。この場合、感度制御データD1、
D2及びD3と、当該感度制御データD1、D2及びD
3に対応する基礎データとに基づいて求める感度制御デ
ータD1、D2及びD3の範囲を狭くしたり又は増やす
ことにより、さらに精度良く感度制御データD1、D2
及びD3を求めることができる。
【0049】さらに上述の実施例においては、直径が
0.5〔μm 〕程度から直径が 1.0〔μm 〕程度までの範
囲内で 0.1〔μm 〕程度のきざみの直径でなるPSLを
用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば所定の範囲内で0.01〔μm 〕程度のき
ざみの直径でなるPSLを用いるようにしても良い。例
えば直径が0.63〔μm 〕程度でなるPSLを用いて、実
施例の欠陥検査方法に適用して感度制御データはBHV
1(0.6)を 594〔V〕及びBHV1(0.7)を 548〔V〕とす
ると、(9)式よりBVH1(0.63) が 580〔V〕となる
ように、さらに細かく感度制御データD1、D2及びD
3を求めることができる。この結果、欠陥検査方法にお
いて0.01〔μm 〕程度のきざみの直径でなるPSLを用
いるため、欠陥検査装置では実施例の欠陥検査装置1に
比べて、被検査物2の被検査面2Aに存在する欠陥10
をさらに詳しく検査することができる。
0.5〔μm 〕程度から直径が 1.0〔μm 〕程度までの範
囲内で 0.1〔μm 〕程度のきざみの直径でなるPSLを
用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば所定の範囲内で0.01〔μm 〕程度のき
ざみの直径でなるPSLを用いるようにしても良い。例
えば直径が0.63〔μm 〕程度でなるPSLを用いて、実
施例の欠陥検査方法に適用して感度制御データはBHV
1(0.6)を 594〔V〕及びBHV1(0.7)を 548〔V〕とす
ると、(9)式よりBVH1(0.63) が 580〔V〕となる
ように、さらに細かく感度制御データD1、D2及びD
3を求めることができる。この結果、欠陥検査方法にお
いて0.01〔μm 〕程度のきざみの直径でなるPSLを用
いるため、欠陥検査装置では実施例の欠陥検査装置1に
比べて、被検査物2の被検査面2Aに存在する欠陥10
をさらに詳しく検査することができる。
【0050】さらに上述の実施例においては、検出対象
となる欠陥の大きさに応じた感度制御データに基づいて
光電検出手段の検出感度を制御する検出感度制御手段と
してHV制御器30を用いるようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、検出対象となる欠陥の
大きさに応じた感度制御データに基づいて光電検出手段
の検出感度を制御し得れば、この他種々の検出感度制御
手段を用いるようにしても良い。
となる欠陥の大きさに応じた感度制御データに基づいて
光電検出手段の検出感度を制御する検出感度制御手段と
してHV制御器30を用いるようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、検出対象となる欠陥の
大きさに応じた感度制御データに基づいて光電検出手段
の検出感度を制御し得れば、この他種々の検出感度制御
手段を用いるようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、1つ目の
欠陥検査装置においては、検出対象となる欠陥の大きさ
に応じた大きさを有する複数の基準粒子に対してそれぞ
れ感度制御データを求めて、当該各感度制御データをそ
れぞれ基礎データとして用いて検出感度を設定して欠陥
を検査し、以降の欠陥検査装置については、各基準粒子
のうち少なくとも2つの基準粒子に対してそれぞれ感度
制御データを測定し、当該各測定した感度制御データ
と、これら各測定した感度制御データにそれぞれ対応す
る各基礎データとに基づいて、各基準粒子のうち残りの
基準粒子に対する感度制御データを求め、当該各感度制
御データ及び各測定した感度制御データを用いて検出感
度を設定して欠陥を検査するようにしたことにより、感
度制御データを容易に求めることができ、かくして広範
囲に亘る検出感度に応じた感度制御データの設定時間を
大幅に短縮し得る欠陥検査方法を実現することができ
る。
欠陥検査装置においては、検出対象となる欠陥の大きさ
に応じた大きさを有する複数の基準粒子に対してそれぞ
れ感度制御データを求めて、当該各感度制御データをそ
れぞれ基礎データとして用いて検出感度を設定して欠陥
を検査し、以降の欠陥検査装置については、各基準粒子
のうち少なくとも2つの基準粒子に対してそれぞれ感度
制御データを測定し、当該各測定した感度制御データ
と、これら各測定した感度制御データにそれぞれ対応す
る各基礎データとに基づいて、各基準粒子のうち残りの
基準粒子に対する感度制御データを求め、当該各感度制
御データ及び各測定した感度制御データを用いて検出感
度を設定して欠陥を検査するようにしたことにより、感
度制御データを容易に求めることができ、かくして広範
囲に亘る検出感度に応じた感度制御データの設定時間を
大幅に短縮し得る欠陥検査方法を実現することができ
る。
【図1】本発明の一実施例による欠陥検査装置の構成を
示す略線的斜視図である。
示す略線的斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による欠陥検査装置における
欠陥検出回路の回路構成を示すブロツク図である。
欠陥検出回路の回路構成を示すブロツク図である。
1……欠陥検査装置、2……被検査物、2A……被検査
面、3……ステージ、4……光ビーム走査部、5……光
源、6……スキヤナ、7……走査レンズ、8……駆動
部、9……測長器、10……欠陥、11、12、13…
…受光レンズ、14、15、16……光電検出器、17
……回路パターン、20……欠陥検出回路、21、2
2、23……プリアンプ、24、25、26……比較
器、27……基準電圧発生部、28……AND回路、2
9……入力部、30……HV制御器、LA1……走査
線、LA2……光ビーム、LA3……散乱光、LA4…
…回折光。
面、3……ステージ、4……光ビーム走査部、5……光
源、6……スキヤナ、7……走査レンズ、8……駆動
部、9……測長器、10……欠陥、11、12、13…
…受光レンズ、14、15、16……光電検出器、17
……回路パターン、20……欠陥検出回路、21、2
2、23……プリアンプ、24、25、26……比較
器、27……基準電圧発生部、28……AND回路、2
9……入力部、30……HV制御器、LA1……走査
線、LA2……光ビーム、LA3……散乱光、LA4…
…回折光。
Claims (3)
- 【請求項1】被検査物の被検査面を光ビームで走査する
光ビーム走査手段と、前記被検査物の前記被検査面で前
記光ビームが反射してなる反射光を光電検出する光電検
出手段と、検出対象となる欠陥の大きさに応じた感度制
御データに基づいて前記光電検出手段の検出感度を制御
する検出感度制御手段とを有する欠陥検査装置を用い
て、前記被検査物の前記被検査面の前記欠陥を前記光電
検出手段の出力に基づいて検査する欠陥検査方法におい
て、 1つ目の欠陥検査装置については、前記検出対象となる
欠陥の大きさに応じた大きさを有する複数の基準粒子に
対してそれぞれ感度制御データを求めて各該感度制御デ
ータをそれぞれ基礎データとして前記欠陥を検査し、 以降の欠陥検査装置については、各前記基準粒子のう
ち、少なくとも2つの前記基準粒子に対してそれぞれ感
度制御データを測定し、各該測定した感度制御データ
と、各該測定した感度制御データにそれぞれ対応する各
前記基礎データとに基づいて、各前記基準粒子のうち残
りの前記基準粒子に対する感度制御データを求め、各該
感度制御データ及び各前記測定した感度制御データを用
いて前記欠陥を検査することを特徴とする欠陥検査方
法。 - 【請求項2】各前記基準粒子のうち前記感度制御データ
を測定する基準粒子は、各前記基準粒子のうち、最大の
大きさ及び最小の大きさを有する基準粒子であることを
特徴とする請求項1に記載の欠陥検査方法。 - 【請求項3】前記以降の欠陥検査装置は、各前記基準粒
子のうち、3つ以上の前記基準粒子に対してそれぞれ前
記感度制御データを測定し、各該測定した感度制御デー
タのうち隣接する前記感度制御データと、各該隣接する
感度制御データにそれぞれ対応する各前記基礎データと
に基づいて、前記隣接する感度制御データに対応する前
記基準粒子間の基準粒子に対する感度制御データを求め
ることを特徴とする請求項1に記載の欠陥検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044131A JPH09210919A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 欠陥検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044131A JPH09210919A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 欠陥検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210919A true JPH09210919A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12683072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8044131A Pending JPH09210919A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 欠陥検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210919A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000105203A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-04-11 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| JP2004301847A (ja) * | 1998-07-28 | 2004-10-28 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| JP2005300553A (ja) * | 1998-07-28 | 2005-10-27 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| US7037735B2 (en) | 1991-04-02 | 2006-05-02 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for testing defects |
| JP2006330007A (ja) * | 1998-07-28 | 2006-12-07 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| US7940385B2 (en) | 2007-07-23 | 2011-05-10 | Hitachi High-Technologies Corporation | Defect inspection apparatus and its method |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP8044131A patent/JPH09210919A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7037735B2 (en) | 1991-04-02 | 2006-05-02 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for testing defects |
| US7098055B2 (en) | 1991-04-02 | 2006-08-29 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for testing defects |
| US7443496B2 (en) | 1991-04-02 | 2008-10-28 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for testing defects |
| US7639350B2 (en) | 1991-04-02 | 2009-12-29 | Hitachi, Ltd | Apparatus and method for testing defects |
| US7692779B2 (en) | 1991-04-02 | 2010-04-06 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for testing defects |
| US7940383B2 (en) | 1991-04-02 | 2011-05-10 | Hitachi, Ltd. | Method of detecting defects on an object |
| JP2000105203A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-04-11 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| JP2004301847A (ja) * | 1998-07-28 | 2004-10-28 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| JP2005300553A (ja) * | 1998-07-28 | 2005-10-27 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| JP2006330007A (ja) * | 1998-07-28 | 2006-12-07 | Hitachi Ltd | 欠陥検査装置およびその方法 |
| US7940385B2 (en) | 2007-07-23 | 2011-05-10 | Hitachi High-Technologies Corporation | Defect inspection apparatus and its method |
| US8355123B2 (en) | 2007-07-23 | 2013-01-15 | Hitachi High-Technologies Corporation | Defect inspection apparatus and its method |
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