JPH09211176A - 出力領域モニタ試験装置 - Google Patents

出力領域モニタ試験装置

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JPH09211176A
JPH09211176A JP8019741A JP1974196A JPH09211176A JP H09211176 A JPH09211176 A JP H09211176A JP 8019741 A JP8019741 A JP 8019741A JP 1974196 A JP1974196 A JP 1974196A JP H09211176 A JPH09211176 A JP H09211176A
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JP
Japan
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lprm
signal
unit
simulated
aprm
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Application number
JP8019741A
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English (en)
Inventor
Shinji Igawa
慎司 井川
Masaaki Yamaguchi
正明 山口
Yasuhiko Haren
康彦 波連
Nobuhiro Tanaka
信博 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、立上時や定期点検などのLPRM
ユニットの直線性試験にかかる時間の短縮と作業の省力
化を図り、プラントの運転効率の向上を図る。 【解決手段】 パラメータ収集手段(23)が試験対象
のLPRMユニット3のLPRMゲインを収集し、模擬信号
算出手段(21)がこのLPRMゲインに基づいて所定の局
所出力値を示すLPRM信号を生じさせるように模擬検
出信号の設定値を算出し、模擬信号入力手段(22)
が、検出器の炉内出力信号に代えて、算出された設定値
に基づく模擬検出信号を試験対象のLPRMユニットに
入力し、データ収集手段(23)が、当該LPRMユニ
ットから送出されるLPRM信号を収集し、LPRM判定手
段(21)が、このデータ収集手段により収集されたL
PRM信号及び上記所定の局所出力値に基づいて、試験
対象のLPRMユニットについて異常か否かを判定する出力
領域モニタ試験装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
トにおける計測制御装置であるディジタル出力領域モニ
タを試験するための出力領域モニタ試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉の安全性を確保するため、原子力
発電プラントには、原子炉内の検出器から得られる信号
に基づいて原子炉出力を監視し、原子炉の異常時には原
子炉停止信号を生成するディジタル出力領域モニタが設
けられており、ディジタル出力領域モニタは、その接続
や動作を試験するための試験装置が設けられている。
【0003】図13はこの種のディジタル出力領域モニ
タ及びその試験装置の構成を模式的に示すブロック図で
ある。このディジタル出力領域モニタは、原子炉内の2
08個のLPRM(Local Power Range Monitor )検出
器及び4つの炉心流量計からなる検出器1が、4つに分
割配置されたDPRNM(Digital Power Range Nuclea
r Monitor )2に個別に接続されている。なお、4つの
DPRNM2は互いに同一構成のため、以下、1番目の
DPRNM2を例に挙げて説明し、他のDPRNM2の
説明を省略する。
【0004】DPRNM2は複数のLPRMユニット3
及びAPRM(Average Power Range Monitor )ユニッ
ト4を有し、APRMユニット4はRBM(Rod Block
Monitor )ユニット5に接続されている。
【0005】各LPRMユニットは、検出器1から受け
るアナログの各中性子検出信号を%換算演算すると共
に、個別にディジタル変換してLPRM信号を作成し、
このLPRM信号を試験装置6、上位システム7及びA
PRMユニット4に与える。なお、各中性子検出信号
は、検出器1からLPRMユニット3を介さずにAPR
Mユニット4に入力されるものもある。
【0006】APRMユニット4は、検出器1から受け
る中性子検出信号から得られる各LPRM信号とLPR
Mユニット3から受ける各LPRM信号とを平均演算し
てAPRM信号を算出し、このAPRM信号を試験装置
6及びRBMユニット5に与える。
【0007】RBMユニット5は、このAPRM信号に
基づいて、RBMゲインを算出すると共に、RBMゲイ
ンからRBM値を算出し、このRBM値を試験装置6に
送出する。
【0008】また、APRMユニット4は、検出器1か
ら受けるアナログの炉心流量信号を%換算してFLOW
信号を求め、このFLOW信号を上位システム7及び試
験装置6に送出する。
【0009】一方、試験装置6は、このようなディジタ
ル出力領域モニタを試験するために、中性子検出器/炉
心流量模擬信号発生部からなるLPRM/FLOW信号
発生器8、出力信号モニタとしての電圧計9、他区分/
他システム模擬信号発生部からなるデータ制御ユニット
10、DPRNMシステム信号モニタとしてのデータ収
集ユニット11を備えている。なお、試験時には、実プ
ラントの検出器1、上位システム7及び他システム・他
区分の信号入力部12は、DPRNM2から分離され
る。
【0010】LPRM/FLOW信号発生器8は、操作
者の入力操作に基づいて、検出器1からの中性子検出信
号又は炉心流量信号の模擬信号を発生し、この模擬信号
を対応するLPRMユニット3又はAPRMユニット4
に与える。
【0011】電圧計9は、折り返し、LPRMユニット
3から送出されるLPRM信号及びAPRMユニット4
から送出されるAPRM信号を受けると、これらLPR
M信号及びAPRM信号に基づいて、LPRM値及びA
PRM値を表示する。
【0012】ここで、操作者によるLPRM/FLOW
信号発生器8の操作により、模擬信号の値を直線的に変
化させたとき、模擬信号の値に比例して電圧計9の表示
が上昇/下降するか否かを判定することにより、LPR
Mユニット3並びにAPRMユニット4の直線性を試験
可能となっている。
【0013】また、トリップ試験では、同様に模擬信号
の値を微小単位毎に変化させ、トリップ設定点にてトリ
ップ発生の有無が確認される。なお、模擬信号の値を微
小単位で変化させる際には、トリマ(可変抵抗)を手動
にて操作している。
【0014】一方、これと同様に、選択された制御棒の
周囲の中性子検出器に対応する模擬信号が入力されると
き、データ収集ユニット11は、RBMユニット5から
送出されるRBM値を受けると、このRBM値を表示す
る。
【0015】このRBM値と予想されるRBM値とが一
致するか否かの判定により、RBMユニット5の動作を
試験可能となっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなディジタル出力領域モニタの試験装置では、作業
者の入力操作により、模擬信号を208個の中性子検出
器について個別に変化させるので、試験に多大な時間と
労力がかかる問題がある。
【0017】また、入力される模擬信号は、個々の中性
子検出器によりゲインが異なることにより、個々に算出
される必要があるため、一層、試験に時間や労力がかか
る問題がある。
【0018】また、模擬信号を入力する場合であって
も、トリップ試験等のトリップ設定点近傍のように、微
小な単位で模擬信号を上昇又は下降させる場合、トリマ
を用いる手動入力では、調整操作に手間がかかる問題が
ある。さらに、トリップ試験は、模擬信号の上昇に伴い
トリップ設定点が変動する傾向があり、これの調整操作
にも手間がかかっている。
【0019】また、RBMユニット5を試験する場合、
制御棒に対応する模擬信号のみを変化させるという作業
があるため、模擬信号の算出に加えて対応関係の確認作
業を要し、より一層、試験に時間や労力がかかる問題が
ある。
【0020】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、立上時や定期点検などの試験にかかる時間の短縮と
作業の省力化を図り、もって、プラントの運転効率を向
上し得る出力領域モニタ試験装置を提供することを目的
とする。
【0021】また、本発明の第2の目的は、手動では入
力困難な模擬信号を発生させることにより、システムの
品質の向上を図り得る出力領域モニタ試験装置を提供す
ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、原子炉内の複数の検出器から個別に送出される炉内
出力検出信号をLPRM信号に変換して送出する複数の
LPRMユニットを備えた原子炉核計装系出力領域モニ
タを試験するための出力領域モニタ試験装置であって、
前記各LPRMユニットのうち、試験対象のLPRMユ
ニットのLPRMゲインを収集するパラメータ収集手段
と、このパラメータ収集手段により収集されたLPRM
ゲインに基づいて、所定の局所出力値を示すLPRM信
号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を算出する
模擬信号算出手段と、前記検出器の炉内出力信号に代え
て、前記模擬信号算出手段により算出された設定値に基
づく模擬検出信号を前記試験対象のLPRMユニットに
入力する模擬信号入力手段と、この模擬信号入力手段に
より模擬検出信号がLPRMユニットに入力されると
き、当該LPRMユニットから送出されるLPRM信号
を収集するデータ収集手段と、このデータ収集手段によ
り収集されたLPRM信号及び前記所定の局所出力値に
基づいて、前記試験対象のLPRMユニットについて異
常か否かを判定するLPRM判定手段とを備えた出力領
域モニタ試験装置である。
【0023】また、請求項2に対応する発明は、原子炉
内の複数の検出器から個別に送出される炉内出力検出信
号をLPRM信号に変換して送出する複数のLPRMユ
ニットを備えた原子炉核計装系出力領域モニタを試験す
るための出力領域モニタ試験装置であって、全LPRM
ユニットのLPRMゲインを収集するパラメータ収集手
段と、このパラメータ収集手段により収集された各LP
RMゲインに基づいて、全LPRMユニットにて互いに
同一の値を示すLPRM信号を生じさせるように個別に
模擬検出信号を算出して全LPRMユニットに与える模
擬信号入力手段と、この模擬信号入力手段により全LP
RMユニットから送出されるLPRM信号が略同一の値
を示すとき、順次、1つのLPRMユニットの模擬検出
信号のみを異なる値に変更する模擬信号変更手段と、こ
の模擬信号変更手段により1つの模擬検出信号のみが変
更されたとき、このLPRMユニットのLPRM信号が
当該変更した値を示すか否かにより誤接続の有無を判定
する誤接続検出手段と、この誤接続検出手段により1つ
のLPRMユニットの模擬検出信号のみが変更されたと
き、他のLPRMユニットのLPRM信号が変化するか
否かを判定することにより干渉の有無を判定する干渉検
出手段と、全LPRMユニットについて、前記誤接続検
出手段により誤接続無しと判定され、且つ前記干渉検出
手段により干渉無しと判定されたとき、全ての模擬検出
信号を互いに同一関係を保持した状態で所定の局所出力
値に変更する全信号変更手段と、この全信号変更手段に
より変更された模擬検出信号が全LPRMユニットに入
力されるとき、全LPRMユニットから送出される各L
PRM信号を個別に収集するデータ収集手段と、このデ
ータ収集手段により収集された全LPRM信号及び前記
所定の局所出力値に基づいて、全LPRMユニットにつ
いて異常か否かを判定する全LPRM判定手段とを備え
た出力領域モニタ試験装置である。
【0024】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応する出力領域モニタ試験装置に
おいて、前記データ収集手段により収集される各LPR
M信号を今回値として記憶すると共に、この今回値と、
前回に記憶された前回値との両値を比較して異常の有無
を判定する履歴異常判定手段を備えた出力領域モニタ試
験装置である。
【0025】また、請求項4に対応する発明は、原子炉
内の複数の検出器から個別に送出される炉内出力検出信
号をLPRM信号に変換して送出する複数のLPRMユ
ニットと、前記各LPRMユニットの送出する各LPR
M信号を平均してAPRM信号に変換して送出するAP
RMユニットとを備えた原子炉核計装系出力領域モニタ
を試験するための出力領域モニタ試験装置であって、前
記各LPRMユニットのうち、試験対象のAPRMユニ
ットに接続された各LPRMユニットのLPRMゲイン
を収集する第1のパラメータ収集手段と、前記APRM
ユニットのAPRMゲインを収集する第2のパラメータ
収集手段と、前記第1のパラメータ収集手段により収集
された各LPRMゲイン及び前記第2のパラメータ収集
手段により収集されたAPRMゲインに基づいて、所定
の平均出力値を示すAPRM信号を生じさせるように当
該各LPRMユニットの模擬検出信号の設定値を個別に
算出する模擬信号算出手段と、前記検出器の炉内出力信
号に代えて、前記模擬信号算出手段により算出された各
設定値に基づく個別の模擬検出信号を当該各LPRMユ
ニットに入力する模擬信号入力手段と、この模擬信号入
力手段により各模擬検出信号が各LPRMユニットに入
力されるとき、当該各LPRMユニットに接続されたA
PRMユニットから送出されるAPRM信号を収集する
データ収集手段と、このデータ収集手段により収集され
たAPRM信号及び前記所定の平均出力値に基づいて、
前記試験対象のAPRMユニットについて異常か否かを
判定するAPRM判定手段とを備えた出力領域モニタ試
験装置である。
【0026】さらに、請求項5に対応する発明は、原子
炉内の複数の検出器から個別に送出される炉内出力検出
信号をLPRM信号に変換して送出する複数のLPRM
ユニットと、前記各LPRMユニットの送出する各LP
RM信号を平均してAPRM信号に変換して送出する機
能及び前記原子炉内の複数の流量計から個別に送出され
る炉心流量検出信号をFLOW信号に変換して送出する
機能を有するAPRMユニットとを備えた原子炉核計装
系出力領域モニタを試験するための出力領域モニタ試験
装置であって、前記各LPRMユニットのうち、試験対
象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニット
のLPRMゲインを収集する第1のパラメータ収集手段
と、前記APRMユニットのAPRMゲインを収集する
第2のパラメータ収集手段と、前記APRMユニットの
炉心流量演算係数を収集する第3のパラメータ収集手段
と、前記第1のパラメータ収集手段により収集された各
LPRMゲイン及び前記第2のパラメータ収集手段によ
り収集されたAPRMゲインに基づいて、所定の平均出
力値を示すAPRM信号を生じさせるように当該各LP
RMユニットの模擬検出信号の設定値を個別に算出する
第1の模擬信号算出手段と、前記検出器の炉内出力信号
に代えて、前記模擬信号算出手段により算出された各設
定値に基づく個別の模擬検出信号を当該各LPRMユニ
ットに入力する第1の模擬信号入力手段と、前記第1の
パラメータ収集手段により収集された各LPRMゲイ
ン、前記第2のパラメータ収集手段により収集されたA
PRMゲイン及び前記第3のパラメータ収集手段により
収集された炉心流量演算係数に基づいて、所定の炉内流
量値を示すFLOW信号を生じさせるように模擬流量検
出信号の設定値を算出する第2の模擬信号算出手段と、
前記流量計の炉心流量検出信号に代えて、前記第2の模
擬信号算出手段により算出された設定値に基づく模擬流
量検出信号を当該APRMユニットに入力する第2の模
擬信号入力手段と、前記第1及び第2の模擬信号入力手
段により各模擬検出信号及び模擬流量検出信号が入力さ
れるとき、当該APRMユニットから送出されるFLO
W信号を収集するデータ収集手段と、このデータ収集手
段により収集されたFLOW信号及び前記所定の炉心流
量値に基づいて、前記試験対象のAPRMユニットにつ
いて異常か否かを判定するAPRM判定手段とを備えた
出力領域モニタ試験装置である。
【0027】また、請求項6に対応する発明は、原子炉
内の複数の検出器から個別に送出される炉内出力検出信
号をLPRM信号に変換して送出する複数のLPRMユ
ニットと、前記各LPRMユニットの送出する各LPR
M信号を平均してAPRM信号に変換して送出する機能
及びこのAPRM信号がトリップ設定値を越えるとトリ
ップ発生情報を送出する機能を有するAPRMユニット
とを備えた原子炉核計装系出力領域モニタを試験するた
めの出力領域モニタ試験装置であって、前記各LPRM
ユニットのうち、試験対象のAPRMユニットに接続さ
れた各LPRMユニットのLPRMゲインを収集する第
1のパラメータ収集手段と、前記APRMユニットのA
PRMゲインを収集する第2のパラメータ収集手段と、
前記第1のパラメータ収集手段により収集された各LP
RMゲイン及び前記第2のパラメータ収集手段により収
集されたAPRMゲインに基づいて、所定の平均出力値
を示すAPRM信号を生じさせるように当該各LPRM
ユニットの模擬検出信号の設定値を個別に算出する模擬
信号算出手段と、前記検出器の炉内出力信号に代えて、
前記模擬信号算出手段により算出された各設定値に基づ
く個別の模擬検出信号を当該各LPRMユニットに入力
する模擬信号入力手段と、この模擬信号入力手段により
各模擬検出信号が各LPRMユニットに入力されると
き、当該各LPRMユニットに接続されたAPRMユニ
ットから送出されるトリップ発生情報を収集可能なトリ
ップ情報収集手段と、このトリップ情報収集手段により
トリップ発生情報が収集されたとき、所定のトリップ設
定基準値との比較により、前記APRMユニットについ
て異常か否かを判定するAPRM判定手段と、前記トリ
ップ情報収集手段によりトリップ発生情報が収集されな
いとき、前記模擬信号算出手段における所定の平均出力
値を前記トリップ設定基準値に向けて前記APRMユニ
ットの最小測定分解能よりも小さい単位で更新させる設
定変更手段とを備えた出力領域モニタ試験装置である。
【0028】さらに、請求項7に対応する発明は、請求
項6に対応する出力領域モニタ試験装置において、前記
設定変更手段としては、前記トリップ情報収集手段によ
りトリップ発生情報が収集されないとき、前記模擬信号
算出手段における所定の平均出力値と前記トリップ設定
基準値との偏差が所定の変更単位よりも大きいときに
は、当該所定の平均出力値を前記トリップ設定基準値に
向けて前記所定の変更単位で更新する機能を有する出力
領域モニタ試験装置である。
【0029】また、請求項8に対応する発明は、原子炉
内の複数の検出器から個別に送出される炉内出力検出信
号をLPRM信号に変換して送出する複数のLPRMユ
ニットと、前記各LPRMユニットの送出する各LPR
M信号を平均してAPRM信号に変換して送出する機能
並びに前記原子炉内の複数の流量計から個別に送出され
る炉心流量検出信号をFLOW信号に変換してこのFL
OW信号からトリップ設定値を定める機能及び前記AP
RM信号がこのトリップ設定値を越えるとトリップ発生
情報を送出する機能を有するAPRMユニットとを備え
た原子炉核計装系出力領域モニタを試験するための出力
領域モニタ試験装置であって、前記各LPRMユニット
のうち、試験対象のAPRMユニットに接続された各L
PRMユニットのLPRMゲインを収集する第1のパラ
メータ収集手段と、前記APRMユニットのAPRMゲ
インを収集する第2のパラメータ収集手段と、前記AP
RMユニットの炉心流量演算係数を収集する第3のパラ
メータ収集手段と、前記第1のパラメータ収集手段によ
り収集された各LPRMゲイン、前記第2のパラメータ
収集手段により収集されたAPRMゲイン及び前記第3
のパラメータ収集手段により収集された炉心流量演算係
数に基づいて、前記所定のトリップ設定値を生じさせる
ためのFLOW信号を生じさせるように模擬流量検出信
号の設定値を算出する模擬流量信号算出手段と、前記流
量計の炉心流量検出信号に代えて、前記模擬流量信号算
出手段により算出された設定値に基づく模擬流量検出信
号を当該APRMユニットに入力する模擬流量信号入力
手段と、前記模擬流量信号入力手段により模擬流量検出
信号が入力されるとき、当該APRMユニットからトリ
ップ設定値を収集するトリップ設定値収集手段と、この
トリップ設定値収集手段により収集されたトリップ設定
値と前記模擬流量信号算出手段にて算出したFLOW信
号に対応するトリップ設定値とが一致するとき、前記第
1のパラメータ収集手段により収集された各LPRMゲ
イン及び前記第2のパラメータ収集手段により収集され
たAPRMゲインに基づいて、所定の平均出力値を示す
APRM信号を生じさせるように当該各LPRMユニッ
トの模擬検出信号の設定値を個別に算出する模擬信号算
出手段と、前記検出器の炉内出力信号に代えて、前記模
擬信号算出手段により算出された各設定値に基づく個別
の模擬検出信号を当該各LPRMユニットに入力する模
擬信号入力手段と、この模擬信号入力手段により各模擬
検出信号が各LPRMユニットに入力されるとき、当該
各LPRMユニットに接続されたAPRMユニットから
送出されるトリップ発生情報を収集可能なトリップ情報
収集手段と、このトリップ情報収集手段によりトリップ
発生情報が収集されたとき、前記所定のトリップ設定値
との比較により、前記APRMユニットについて異常か
否かを判定するAPRM判定手段と、前記トリップ情報
収集手段によりトリップ発生情報が収集されないとき、
前記模擬信号算出手段における所定の平均出力値を前記
トリップ設定基準値に向けて所定の単位で更新させる設
定変更手段とを備えた出力領域モニタ試験装置である。
【0030】さらに、請求項9に対応する発明は、複数
の制御棒が配置される原子炉内の複数の検出器から個別
に送出される炉内出力検出信号をLPRM信号に変換し
て送出する複数のLPRMユニットと、前記各LPRM
ユニットの送出する各LPRM信号を平均してAPRM
信号に変換して送出するAPRMユニットと、前記各L
PRMユニットの送出する各LPRM信号に基づいて原
子炉内の状態を監視するRBMユニットとを備えた原子
炉核計装系出力領域モニタを試験するための出力領域モ
ニタ試験装置であって、前記各制御棒と前記各検出器と
の対応関係が記憶された制御棒/検出器対応記憶手段
と、ある制御棒が選択されるとき、前記制御棒/検出器
対応記憶手段を参照してこの制御棒に対応する各検出器
を検索する検出器検索手段と、前記各LPRMユニット
のうち、前記検出器検索手段により検索された各検出器
の接続された各LPRMユニットのLPRMゲインを収
集する第1のパラメータ収集手段と、前記検索された各
検出器とは異なる各検出器にLPRMユニットを介して
接続されたAPRMユニットからAPRMゲインを収集
する第2のパラメータ収集手段と、前記第1のパラメー
タ収集手段により収集されたLPRMゲインに基づい
て、所定の局所出力値を示すLPRM信号を生じさせる
ように模擬検出信号の設定値を算出する第1の模擬信号
算出手段と、前記検出器検索手段により検索された各検
出器の炉内出力信号に代えて、前記第1の模擬信号算出
手段により算出された設定値に基づく模擬検出信号を該
当する各LPRMユニットに入力する第1の模擬信号入
力手段と、前記第1のパラメータ収集手段により収集さ
れたLPRMゲイン及び前記第2のパラメータ収集手段
により収集されたAPRMゲインに基づいて、所定のR
BMゲインから算出される平均出力値を示すAPRM信
号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を算出する
第2の模擬信号算出手段と、前記検出器検索手段により
検索された各検出器とは異なる各検出器の炉内出力信号
に代えて、前記第2の模擬信号算出手段により算出され
た設定値に基づく模擬検出信号を該当する各LPRMユ
ニットに入力する第2の模擬信号入力手段と、前記第2
の模擬信号入力手段により模擬検出信号が各LPRMユ
ニットに入力されると、前記制御棒を選択する選択制御
棒信号をRBMユニットに入力する選択制御棒信号入力
手段と、前記模擬信号入力手段により入力される各模擬
検出信号の平均値を求め、この平均値と前記所定のRB
Mゲインに対応するAPRM信号とに基づいてRBMゲ
インを算出し、この算出結果によりRBM値を算出する
RBM値算出手段と、前記選択制御棒信号入力手段によ
り選択制御棒信号がRBMユニットに入力されると、前
記RBMユニットからRBM値を収集するRBM値収集
手段と、前記RBM値算出手段にて算出されたRBM値
と前記RBM値収集手段にて収集されたRBM値とを比
較し、両者が不一致のときに前記RBMユニットを異常
と判定するRBM判定手段とを備えた出力領域モニタ試
験装置である。
【0031】また、請求項10に対応する発明は、請求
項9に対応する出力領域モニタ試験装置において、前記
各制御棒と前記各検出器との対応関係に位置情報が含ま
れて記憶された前記制御棒/検出器対応記憶手段と、前
記検出器検索手段にて試験対象の制御棒に対応する各検
出器が前記制御棒/検出器対応記憶手段から検索される
とき、この検索結果に基づいて、当該制御棒及び当該各
検出器の前記位置情報を表示出力する表示出力手段を備
えた出力領域モニタ試験装置である。
【0032】従って、請求項1に対応する発明は以上の
ような手段を講じたことにより、パラメータ収集手段
が、各LPRMユニットのうち、試験対象のLPRMユ
ニットのLPRMゲインを収集し、模擬信号算出手段
が、このパラメータ収集手段により収集されたLPRM
ゲインに基づいて、所定の局所出力値を示すLPRM信
号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を算出し、
模擬信号入力手段が、検出器の炉内出力信号に代えて、
模擬信号算出手段により算出された設定値に基づく模擬
検出信号を試験対象のLPRMユニットに入力し、デー
タ収集手段が、この模擬信号入力手段により模擬検出信
号がLPRMユニットに入力されるとき、当該LPRM
ユニットから送出されるLPRM信号を収集し、LPR
M判定手段が、このデータ収集手段により収集されたL
PRM信号及び上記所定の局所出力値に基づいて、試験
対象のLPRMユニットについて異常か否かを判定する
ので、立上時や定期点検などのLPRMユニットの直線
性試験にかかる時間の短縮と作業の省力化を図り、もっ
て、プラントの運転効率を向上させることができる。
【0033】また、請求項2に対応する発明は、パラメ
ータ収集手段が、全LPRMユニットのLPRMゲイン
を収集し、模擬信号入力手段が、このパラメータ収集手
段により収集された各LPRMゲインに基づいて、全L
PRMユニットにて互いに同一の値を示すLPRM信号
を生じさせるように個別に模擬検出信号を算出して全L
PRMユニットに与え、模擬信号変更手段が、この模擬
信号入力手段により全LPRMユニットから送出される
LPRM信号が略同一の値を示すとき、順次、1つのL
PRMユニットの模擬検出信号のみを異なる値に変更
し、誤接続検出手段が、この模擬信号変更手段により1
つの模擬検出信号のみが変更されたとき、このLPRM
ユニットのLPRM信号が当該変更した値を示すか否か
により誤接続の有無を判定し、干渉検出手段が、この誤
接続検出手段により1つのLPRMユニットの模擬検出
信号のみが変更されたとき、他のLPRMユニットのL
PRM信号が変化するか否かを判定することにより干渉
の有無を判定し、全信号変更手段が、全LPRMユニッ
トについて、誤接続検出手段により誤接続無しと判定さ
れ、且つ干渉検出手段により干渉無しと判定されたと
き、全ての模擬検出信号を互いに同一関係を保持した状
態で所定の局所出力値に変更し、データ収集手段が、こ
の全信号変更手段により変更された模擬検出信号が全L
PRMユニットに入力されるとき、全LPRMユニット
から送出される各LPRM信号を個別に収集し、全LP
RM判定手段が、このデータ収集手段により収集された
全LPRM信号及び前記所定の局所出力値に基づいて、
全LPRMユニットについて異常か否かを判定するの
で、立上時や定期点検などのLPRMユニットの直線性
試験にかかる時間のより一層の短縮と作業の省力化を図
り、もって、プラントの運転効率を向上させることがで
きる。
【0034】さらに、請求項3に対応する発明は、履歴
異常判定手段が、請求項1又は請求項2に対応するデー
タ収集手段により収集される各LPRM信号を今回値と
して記憶すると共に、この今回値と、前回に記憶された
前回値との両値を比較して異常の有無を判定するので、
請求項1又は請求項2に対応する作用に加え、試験の信
頼性を向上させることができる。
【0035】また、請求項4に対応する発明は、第1の
パラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、試
験対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニ
ットのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収集
手段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集し、
模擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段により
収集された各LPRMゲイン及び第2のパラメータ収集
手段により収集されたAPRMゲインに基づいて、所定
の平均出力値を示すAPRM信号を生じさせるように当
該各LPRMユニットの模擬検出信号の設定値を個別に
算出し、模擬信号入力手段が、検出器の炉内出力信号に
代えて、模擬信号算出手段により算出された各設定値に
基づく個別の模擬検出信号を当該各LPRMユニットに
入力し、データ収集手段が、この模擬信号入力手段によ
り各模擬検出信号が各LPRMユニットに入力されると
き、当該各LPRMユニットに接続されたAPRMユニ
ットから送出されるAPRM信号を収集し、APRM判
定手段が、このデータ収集手段により収集されたAPR
M信号及び前記所定の平均出力値に基づいて、試験対象
のAPRMユニットについて異常か否かを判定するの
で、立上時や定期点検などのAPRMユニットの直線性
試験にかかる時間の短縮と作業の省力化を図り、もっ
て、プラントの運転効率を向上させることができる。
【0036】さらに、請求項5に対応する発明は、第1
のパラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、
試験対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユ
ニットのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収
集手段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集
し、第3のパラメータ収集手段が、APRMユニットの
炉心流量演算係数を収集し、第1の模擬信号算出手段
が、第1のパラメータ収集手段により収集された各LP
RMゲイン及び第2のパラメータ収集手段により収集さ
れたAPRMゲインに基づいて、所定の平均出力値を示
すAPRM信号を生じさせるように当該各LPRMユニ
ットの模擬検出信号の設定値を個別に算出し、第1の模
擬信号入力手段が、検出器の炉内出力信号に代えて、模
擬信号算出手段により算出された各設定値に基づく個別
の模擬検出信号を当該各LPRMユニットに入力し、第
2の模擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段に
より収集された各LPRMゲイン、第2のパラメータ収
集手段により収集されたAPRMゲイン及び前記第3の
パラメータ収集手段により収集された炉心流量演算係数
に基づいて、所定の炉内流量値を示すFLOW信号を生
じさせるように模擬流量検出信号の設定値を算出し、第
2の模擬信号入力手段が、流量計の炉心流量検出信号に
代えて、第2の模擬信号算出手段により算出された設定
値に基づく模擬流量検出信号を当該APRMユニットに
入力し、データ収集手段が、第1及び第2の模擬信号入
力手段により各模擬検出信号及び模擬流量検出信号が入
力されるとき、当該APRMユニットから送出されるF
LOW信号を収集し、APRM判定手段が、このデータ
収集手段により収集されたFLOW信号及び前記所定の
炉心流量値に基づいて、試験対象のAPRMユニットに
ついて異常か否かを判定するので、立上時や定期点検な
どのAPRMユニットのFLOW信号の直線性試験にか
かる時間の短縮と作業の省力化を図り、もって、プラン
トの運転効率を向上させることができる。
【0037】また、請求項6に対応する発明は、第1の
パラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、試
験対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニ
ットのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収集
手段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集し、
模擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段により
収集された各LPRMゲイン及び第2のパラメータ収集
手段により収集されたAPRMゲインに基づいて、所定
の平均出力値を示すAPRM信号を生じさせるように当
該各LPRMユニットの模擬検出信号の設定値を個別に
算出し、模擬信号入力手段が、検出器の炉内出力信号に
代えて、模擬信号算出手段により算出された各設定値に
基づく個別の模擬検出信号を当該各LPRMユニットに
入力し、トリップ情報収集手段が、この模擬信号入力手
段により各模擬検出信号が各LPRMユニットに入力さ
れるとき、当該各LPRMユニットに接続されたAPR
Mユニットから送出されたトリップ発生情報を収集し、
APRM判定手段が、このトリップ情報収集手段により
トリップ発生情報が収集されたとき、所定のトリップ設
定基準値との比較により、APRMユニットについて異
常か否かを判定し、設定変更手段が、トリップ情報収集
手段によりトリップ発生情報が収集されないとき、模擬
信号算出手段における所定の平均出力値をトリップ設定
基準値に向けてAPRMユニットの最小測定分解能より
も小さい単位で更新させるので、立上時や定期点検など
のトリップ試験にかかる時間の短縮と作業の省力化を図
り、もって、プラントの運転効率を向上でき、さらに、
手動では入力困難な模擬信号を発生させることにより、
システムの品質の向上を図ることができる。
【0038】さらに、請求項7に対応する発明は、請求
項6に対応する設定変更手段としては、トリップ情報収
集手段によりトリップ発生情報が収集されないとき、模
擬信号算出手段における所定の平均出力値とトリップ設
定基準値との偏差が所定の変更単位よりも大きいときに
は、当該所定の平均出力値をトリップ設定基準値に向け
て所定の変更単位で更新する機能を有するので、請求項
6と同様の作用に加え、トリップ試験にかかる時間を著
しく短縮させることができる。
【0039】また、請求項8に対応する発明は、第1の
パラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、試
験対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニ
ットのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収集
手段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集し、
第3のパラメータ収集手段が、APRMユニットの炉心
流量演算係数を収集し、模擬流量信号算出手段が、第1
のパラメータ収集手段により収集された各LPRMゲイ
ン、第2のパラメータ収集手段により収集されたAPR
Mゲイン及び第3のパラメータ収集手段により収集され
た炉心流量演算係数に基づいて、所定のトリップ設定値
を生じさせるためのFLOW信号を生じさせるように模
擬流量検出信号の設定値を算出し、模擬流量信号入力手
段が、流量計の炉心流量検出信号に代えて、模擬流量信
号算出手段により算出された設定値に基づく模擬流量検
出信号を当該APRMユニットに入力し、トリップ設定
値収集手段が、模擬流量信号入力手段により模擬流量検
出信号が入力されるとき、当該APRMユニットからト
リップ設定値を収集し、模擬信号算出手段が、このトリ
ップ設定値収集手段により収集されたトリップ設定値と
模擬流量信号算出手段にて算出したFLOW信号に対応
するトリップ設定値とが一致するとき、第1のパラメー
タ収集手段により収集された各LPRMゲイン及び第2
のパラメータ収集手段により収集されたAPRMゲイン
に基づいて、所定の平均出力値を示すAPRM信号を生
じさせるように当該各LPRMユニットの模擬検出信号
の設定値を個別に算出し、模擬信号入力手段が、検出器
の炉内出力信号に代えて、模擬信号算出手段により算出
された各設定値に基づく個別の模擬検出信号を当該各L
PRMユニットに入力し、トリップ情報収集手段が、こ
の模擬信号入力手段により各模擬検出信号が各LPRM
ユニットに入力されるとき、当該各LPRMユニットに
接続されたAPRMユニットから送出されるトリップ発
生情報を収集し、APRM判定手段が、このトリップ情
報収集手段によりトリップ発生情報が収集されたとき、
前記所定のトリップ設定値との比較により、APRMユ
ニットについて異常か否かを判定し、設定変更手段が、
トリップ情報収集手段によりトリップ発生情報が収集さ
れないとき、模擬信号算出手段における所定の平均出力
値をトリップ設定基準値に向けて所定の単位で更新させ
るので、トリップ試験の際に、トリップ設定値を固定す
るための手動では入力困難な模擬信号を発生させること
により、システムの品質の向上と試験時間の短縮化を図
ることができる。
【0040】さらに、請求項9に対応する発明は、各制
御棒と各検出器との対応関係が記憶された制御棒/検出
器対応記憶手段を有し、検出器検索手段が、ある制御棒
が選択されるとき、制御棒/検出器対応記憶手段を参照
してこの制御棒に対応する各検出器を検索し、第1のパ
ラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、検出
器検索手段により検索された各検出器の接続された各L
PRMユニットのLPRMゲインを収集し、第2のパラ
メータ収集手段が、検索された各検出器とは異なる各検
出器にLPRMユニットを介して接続されたAPRMユ
ニットからAPRMゲインを収集し、第1の模擬信号算
出手段が、第1のパラメータ収集手段により収集された
LPRMゲインに基づいて、所定の局所出力値を示すL
PRM信号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を
算出し、第1の模擬信号入力手段が、検出器検索手段に
より検索された各検出器の炉内出力信号に代えて、第1
の模擬信号算出手段により算出された設定値に基づく模
擬検出信号を該当する各LPRMユニットに入力し、第
2の模擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段に
より収集されたLPRMゲイン及び第2のパラメータ収
集手段により収集されたAPRMゲインに基づいて、所
定のRBMゲインから算出される平均出力値を示すAP
RM信号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を算
出し、第2の模擬信号入力手段が、検出器検索手段によ
り検索された各検出器とは異なる各検出器の炉内出力信
号に代えて、第2の模擬信号算出手段により算出された
設定値に基づく模擬検出信号を該当する各LPRMユニ
ットに入力すると、選択制御棒信号入力手段が、第2の
模擬信号入力手段により模擬検出信号が各LPRMユニ
ットに入力されると、制御棒を選択する選択制御棒信号
をRBMユニットに入力し、RBM値算出手段が、模擬
信号入力手段により入力される各模擬検出信号の平均値
を求め、この平均値と前記所定のRBMゲインに対応す
るAPRM信号とに基づいてRBMゲインを算出し、こ
の算出結果によりRBM値を算出し、RBM値収集手段
が、選択制御棒信号入力手段により選択制御棒信号がR
BMユニットに入力されると、RBMユニットからRB
M値を収集し、RBM判定手段が、RBM値算出手段に
て算出されたRBM値とRBM値収集手段にて収集され
たRBM値とを比較し、両者が不一致のときにRBMユ
ニットを異常と判定するので、立上時や定期点検などの
RBMユニットの動作試験にかかる時間の短縮と作業の
省力化を図り、もって、プラントの運転効率を向上させ
ることができる。
【0041】また、請求項10に対応する発明は、請求
項9に対応する制御棒/検出器対応記憶手段には各制御
棒と各検出器との対応関係に位置情報が含まれて記憶さ
れており、表示出力手段が、検出器検索手段にて試験対
象の制御棒に対応する各検出器が前記制御棒/検出器対
応記憶手段から検索されるとき、この検索結果に基づい
て、当該制御棒及び当該各検出器の位置情報を表示出力
するので、請求項9に対応する作用に加え、制御棒と各
検出器と対応関係を視覚的に確認でき、もって、信頼性
を向上させることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0043】図1は本発明の第1の実施の形態に係る試
験装置をディジタル出力領域モニタに適用した構成を示
す模式図であり、図2はこの試験装置の具体的なハード
ウエア構成を説明するための模式図であって、図13と
同一構成のディジタル出力領域モニタには同一符号を付
してその詳しい説明は省略する。
【0044】この試験装置20は、ホストコンピュータ
21、LPRM/FLOW信号発生器22、データ収集
・制御ユニット23及びプリンタ24を備えている。
【0045】ここで、ホストコンピュータ21は、炉内
出力又は炉内流量の模擬的な検出値をLPRM/FLO
W信号発生器22に設定する機能と、データ収集・制御
ユニット23から与えられるデータを処理する機能とを
有し、具体的には後述する各フローチャートに示す手順
で処理を実行させるものである。また、ホストコンピュ
ータ21は、図示しないハードディスク等の記憶媒体や
表示装置を有し、この記憶媒体に過去の試験結果を記憶
させ、また、図3に示すように、制御棒の位置情報及び
検出器の位置情報を位置座標テーブルとして記憶させて
おり、これを例えば図4に示す如き制御棒マトリックス
図として表示出力可能としている。
【0046】LPRM/FLOW信号発生器22は、ホ
ストコンピュータ21から設定される値に基づいて模擬
信号を発生するものであって、ここでは図2に示すよう
に、拡張バスを介して複数のD/A変換器22aが接続
され、各D/A変換器22aがV/I変換器22bを介
してLPRMユニット3に接続されている。また、LP
RM/FLOW信号発生器22では、LPRMユニット
3及びAPRMユニット4に接続されたマルチプレクサ
22cがA/D変換器22dを介して拡張バスに接続さ
れている。
【0047】データ収集・制御ユニット23は、APR
Mユニット4から受けるAPRM値をホストコンピュー
タ21に与えるためのものであり、図2に示すように、
APRMユニット4に接続されたI/F23a、CPU
23b、メモリ23c、I/F23d、I/F23eが
バス23fを介して接続された構成を有し、このI/F
23aがシリアル伝送線25を介してホストコンピュー
タ21に接続されている。
【0048】プリンタ24は、ホストコンピュータ21
から送出されるデータを印字出力するものである。
【0049】次に、このような試験装置の動作を説明す
る。
【0050】(LPRMユニット3の直線性試験)ホス
トコンピュータ21は、図5に示すように、測定回数n
のデフォルト値を11回に設定し、試験カウントmを1
回と設定する初期化処理を行なう(ST1)。
【0051】次に、ホストコンピュータ21は、試験対
象のLPRMユニット3のLPRMゲインを得るためのLPRM
ゲイン要求をデータ収集・制御ユニット23に与える。
データ収集・制御ユニット23は、このLPRMゲイン要求
を試験対象のLPRMユニット3の属するAPRMユニ
ット4に与える。APRMユニット4は、このLPRMゲイ
ン要求を試験対象のLPRMユニット3に与えると共
に、LPRMから送出されるLPRMゲインをデータ収集・
制御ユニット23に与える。
【0052】データ収集・制御ユニット23は、出力領
域モニタより取込んだこのLPRMゲインをホストコンピュ
ータ21に与える(ST2)。
【0053】ホストコンピュータ21は、このLPRMゲイ
ンを記憶する。また、ホストコンピュータ21は、直線
性の測定回数nを設定する(ST3)。なお、測定回数
nのデフォルト値である11回をそのまま用いる。
【0054】ホストコンピュータ21は、各測定ポイン
トにおける模擬的なLPRM値を設定する(ST4)。
この場合、LPRM出力0〜125%を11分割するた
め、測定ポイントのLPRM値は、0.0 、12.5、25.0、
37.5、50.0、62.5、75.0、87.5、100.0 、112.5 、125.
0 %となる。なお、このLPRM値の誤差範囲をフルス
ケールの1%とすると、例えば最大出力の場合、LPR
M値の規格値は125.0±1.25%となる。
【0055】次に、ホストコンピュータ21は、今回の
測定ポイントに基づいてLPRM値を選択し、このLP
RM値と、ステップST2にて与えられたLPRMゲインと
に基づいて、次の(1)式に示すように、そのLPRM
値に対応する入力電流値を算出する(ST5)。
【0056】 入力電流値=(LPRM検出器の最大電流値/LPRMゲイン)×(LPRM値/125%) [μA] …(1) 例えば、LPRM検出器の最大電流値を3000μAとし、LPRM
ゲインを2とし、出力として得られるLPRM値を12.5%と
する場合、入力電流値=(3000μA/2)×(12.5
%/125%)= 150μAとなる。
【0057】なお、この(1)式は、次の(2)式の関
係から得られるものである。
【0058】 LPRM値=((入力電流×LPRMゲイン)/3000μA)×125 [%] …(2) 入力電流値の算出後、ホストコンピュータ21は、この
入力電流値をもつ電流信号に対応するD/A変換器22
aの設定値を算出し、この設定値を拡張バスを介してD
/A変換器22aに設定する(ST6)。
【0059】D/A変換器22aは、この設定値をD/
A変換してV/I変換器22bに与える。V/I変換器
22bはD/A変換された設定値を電流信号に変換し、
この電流信号を出力領域モニタ内のLPRMユニット3
に向けて送出する。
【0060】LPRMユニット3では、前述した(2)
式に示すように、この電流信号を%換算すると共に、デ
ィジタル化してLPRM信号を作成し、LPRM信号を
APRMユニット4に送出する。APRMユニット4
は、このLPRM信号を試験装置20内のデータ収集・
制御ユニット23に向けて送出する。
【0061】データ収集・制御ユニット23は、このL
PRM信号を取り込むと共に(ST7)、このLPRM
信号をシリアル伝送線25を介してホストコンピュータ
21に与える。
【0062】ホストコンピュータ21は、収集されたL
PRM信号と、ステップST4にて設定されたLPRM
値の規格値のうちの今回の測定ポイントに相当する規格
値とを比較し、収集されたLPRM信号のLPRM値が
規格値の範囲内にあるとき、正常と判定して(ST
8)、さらに試験カウントmと測定回数nとの関係がm
>nであるか否かを判定する(ST9)。
【0063】ステップST9の判定の結果、m>nであ
るときには、試験カウントmが測定回数nに満たないこ
とから直線性試験を継続するため、試験カウントmを
“+1”増加して更新し(ST10)、次の測定ポイン
トについてステップST5からの処理を実行する。
【0064】また、ステップST9の判定の結果、m>
nでないときには、試験カウントmと測定回数nとが等
しくなったため、全測定ポイントについて試験を終了し
たことから、試験対象のLPRMユニット3について直
線性試験を終了する。
【0065】これにより、立上時や定期点検などのLP
RMユニットの直線性試験にかかる時間の短縮と作業の
省力化を図り、もって、プラントの運転効率を向上させ
ることができる。
【0066】(APRMユニット4の直線性試験)次
に、APRMユニット4の直線性試験について同様に図
5を用いて説明する。
【0067】ホストコンピュータ21は、試験対象のA
PRMユニット4に属する全てのLPRMユニット3に
ついて、前述したステップST1乃至ST4を実行し、
(3)式により個別に入力電流値を算出する(ST
5)。なお、(3)式中のAPRMゲイン及びLPRMゲイン
は、前述同様に、ステップST2にて要求し、取込んで
おく。
【0068】 入力電流値=(LPRM検出器の最大電流値/LPRMゲイン/APRMゲイン)×(APRM値 /125%) [μA] …(3) ここで、例えば、LPRM検出器の最大電流値を3000μAと
した場合に、APRMゲインを2とし、LPRMゲインを2と
し、出力として得られるAPRM値を12.5%とする場
合、入力電流値=(3000μA/2/2)×(12.5%
/125%)=75μAとなる。
【0069】但し、この入力電流値は、LPRMゲインが個
々のLPRMユニット3により異なるため、全てのLP
RMユニット3について個別に算出される。
【0070】各入力電流値の算出後、ホストコンピュー
タ21は、各入力電流値の各電流信号を発生させるため
の各D/A変換器22aへの設定値を算出し、これら設
定値を夫々のD/A変換器22aに設定する(ST
6)。
【0071】これにより、各D/A変換器22aから同
時的に個別にV/I変換器22bを介して各電流信号が
出力領域モニタ内の各LPRMユニット3に向けて送出
される。
【0072】各LPRMユニット3は、これら夫々のL
PRM信号をAPRMユニット4に与える。APRMユ
ニット4は、各LPRM信号の示すLPRM値に基づい
て、次の(4)式に示すように、APRM値を算出す
る。
【0073】 APRM値=((動作しているLPRM値の総和)/(動作LPRMチャンネル数))× APRMゲイン [%] …(4) しかる後、APRMユニット4は、このAPRM値を示
すAPRM信号を試験装置20内のデータ収集・制御ユ
ニット23に向けて送出する。
【0074】以下前述同様に、データ収集・制御ユニッ
ト23は、このAPRM信号を取り込むと共に(ST
7)、ホストコンピュータ21に与える。ホストコンピ
ュータ21は、このようにして得られるAPRM信号に
基づいて、試験対象のAPRMユニット4について直線
性を試験する(ST8〜ST10)。
【0075】これにより、立上時や定期点検などのAP
RMユニットの直線性試験にかかる時間の短縮と作業の
省力化を図り、もって、プラントの運転効率を向上させ
ることができる。
【0076】(炉心流量信号の直線性試験)次に、AP
RMユニット4におけるFLOW信号の直線性試験につ
いて同様に図5を用いて説明する。
【0077】試験対象のAPRMユニット4に属する各
LPRMユニット3に向けて、APRMユニット4の直
線性試験と同様に電流信号を与え、APRMユニット4
からAPRM信号がデータ収集・制御ユニット23に向
けて送出されるとする。
【0078】ここで、データ収集・制御ユニット23
は、APRMユニット4から出力されるAPRM信号に
6秒の時定数を付加して(ステップ応答から6秒待機し
て)TPM値を求め、この TPM値をホストコンピュータ
21に与える。
【0079】ホストコンピュータ21は、この TPM値に
基づいて、次の(5)式に示すように、入力電流値を算
出する(ST5)。
【0080】 入力電流値=f-1(FLOW値, TPM値,a,b,c,d,e,f,k)[mA] …(5) 例えば、 TPM値を 100%、a=11.029、b=55.596、c
=14.592、d=1.193、e=-3.134×10-3、f= 6.8×1
0-6、k=1、出力として得られるFLOW値を89%とす
る場合、入力電流値=11.0mAとなる。
【0081】入力電流値の算出後、ホストコンピュータ
21は、この入力電流値をもつ電流信号に対応するD/
A変換器22aの設定値を算出し、この設定値をD/A
変換器22aに設定する。
【0082】D/A変換器22aは、この設定値をD/
A変換してV/I変換器22bに与える。V/I変換器
22bはD/A変換された設定値を電流信号に変換し、
この電流信号を出力領域モニタ内のAPRMユニット4
に向けて送出する。
【0083】APRMユニット4は、この電流信号を受
けると、次の(6)式に基づいて、FLOW値を算出してF
LOW信号を試験装置20内のデータ収集・制御ユニッ
ト23に向けて送出する。
【0084】 FLOW値=f(入力電流値, TPM値,a,b,c,d,e,f,k)[%] …(6) 但し、a〜f,kは炉心流量演算係数である。
【0085】以下前述同様に、データ収集・制御ユニッ
ト23は、このFLOW信号を取り込むと共に(ST
7)、ホストコンピュータ21に与える。ホストコンピ
ュータ21は、このようにして得られるFLOW信号に
基づいて、試験対象のAPRMユニット4の炉心流量信
号変換機能についての直線性を試験する(ST8〜ST
10)。
【0086】これにより、立上時や定期点検などのAP
RMユニットのFLOW信号の直線性試験にかかる時間
の短縮と作業の省力化を図り、もって、プラントの運転
効率を向上させることができる。
【0087】(トリップ試験)次に、APRMユニット
4におけるトリップ信号の発生/解除に関するトリップ
試験について図6を用いて説明する。なお、トリップの
発生と解除とは入力電流値の上昇により発生し下降によ
り解除されるという違いであり、本質的には同様の動作
であるので、ここではトリップの発生を例に挙げて述べ
る。
【0088】試験装置20においては、前述したAPR
Mユニット4の直線性試験と同様に、データ収集・制御
ユニット23により、試験対象のAPRMユニット4か
らAPRMゲインを得ると共に、このAPRMユニット4に
属する各LPRMユニット3のLPRMゲインを得る。ま
た、このAPRMユニット4からトリップ設定点のデー
タを得る(ST11)。なお、これらAPRMゲイン、各LP
RMゲイン及びトリップ設定点のデータは、前述同様に、
ホストコンピュータ21に与えられる。
【0089】次に、試験装置20においては、ホストコ
ンピュータ21が、前述した(1)式を用い、各LPR
Mユニット3に対して個別に入力電流値を算出する(S
T12)。
【0090】各入力電流値の算出後、ホストコンピュー
タ21は、各入力電流値の各電流信号を発生させるため
の各D/A変換器22aへの設定値を算出し、これら設
定値を夫々のD/A変換器22aに設定する(ST1
3)。
【0091】これにより、前述同様に、各電流信号が試
験装置20から出力領域モニタ内の各LPRMユニット
3に向けて送出される。
【0092】また、出力領域モニタにおいては、APR
Mユニット4が各LPRMユニット3から受けるLPR
M信号に基づいて、APRM信号を生成すると共に、こ
のAPRM信号に基づいてトリップ発生の有無を示すト
リップ情報信号を生成し、これらAPRM信号及びトリ
ップ情報信号を試験装置20内のデータ収集・制御ユニ
ット23に向けて送出する。
【0093】試験装置20においては、データ収集・制
御ユニット23がAPRM信号及びトリップ情報信号を
取込んで(ST14)、両信号をホストコンピュータ2
1に与える。
【0094】ホストコンピュータ21は、両信号のう
ち、トリップ情報信号に基づいて、トリップ発生の有無
を判定し(ST15)、トリップ発生無しのとき、ステ
ップST12に戻って入力電流値を上昇させてトリップ
試験を継続する。なお、このときステップST12で
は、入力電流値をAPRMユニット4の測定分解能の最
小単位(例えば0.1%)だけ上昇させる。
【0095】また、ステップST14の判定の結果、ト
リップ発生有りのとき、トリップの発生したAPRM信
号の示すAPRM値を参照してこのAPRM値がトリッ
プ設定点から規格値の範囲内にあるか否かを確認する
(ST16)。
【0096】これにより、立上時や定期点検などのトリ
ップ試験にかかる時間の短縮と作業の省力化を図り、も
って、プラントの運転効率を向上でき、さらに、手動で
は入力困難な模擬信号を発生させることにより、システ
ムの品質の向上を図ることができる。
【0097】(RBMユニットの動作試験)次に、RB
Mユニットの動作試験について説明する。なお、このR
BM動作試験は、理解の容易化の観点から図7の構成図
及び図8を用いて説明する。
【0098】試験装置20においては、図8に示すよう
に、ホストコンピュータ21にて試験対象の制御棒を示
す制御棒アドレスが設定されると(ST21)、この制
御棒アドレスに基づいて、図3の位置座標テーブルから
その制御棒の周囲の検出器を検索し(ST22)、検索
結果を図4の如き、制御棒マトリックス図として表示す
る。
【0099】次に、試験装置20においては、選択され
た制御棒の周囲の検出器に対応するLPRMユニット3
に向けて、前述同様にLPRMゲインから得られる電流信号
を送出する(ST23)。
【0100】また、試験装置20においては、ホストコ
ンピュータ21がデータ収集・制御ユニット23を制御
することにより、試験対象の制御棒とは他区分に属する
APRM信号をRBMユニットに与える。なお、このA
PRM信号は、予め試験で設定したいRBMゲインより
逆算されたものである。
【0101】さらに、試験装置20においては、試験対
象の制御棒を選択する旨の選択制御棒信号をRBMユニ
ットに与える(ST24)。
【0102】ここで、試験装置20は、RBMユニット
に与えた、LPRMユニット3向けの電流信号及び他区
分のAPRM信号に基づいて、(8)式に示すようにR
BMゲインを計算すると共に、(9)式に示すように、
このRBMゲインからRBM値(規格値)を算出する
(ST25)。
【0103】 RBMゲイン=他区分のAPRM値/制御棒周囲のLPRM値の平均値 …(8) 但し(8)式は「他区分のAPRM値>制御棒周囲のL
PRM値の平均値」の関係のときのみ成り立つ。なお、
「他区分のAPRM値≦制御棒周囲のLPRM値の平均
値」ならば、RBMゲイン=1である。また、 RBM値=RBMゲイン×周辺LPRM値の平均値 …(9) 次に、試験装置20は、RBMユニットからRBM値を
取込む(ST26)。
【0104】試験装置20は、ステップST26にて取
込まれたRBM値が、ステップST25にて算出された
RBM値に一致するか否かを判定し(ST27)、一致
すれば正常、不一致であれば異常としてRBM試験を終
了する。
【0105】立上時や定期点検などのRBMユニットの
動作試験にかかる時間の短縮と作業の省力化を図り、も
って、プラントの運転効率を向上させることができる。
【0106】また、制御棒マトリックス図の表示によ
り、制御棒と各検出器と対応関係を視覚的に確認でき、
もって、信頼性を向上させることができる。
【0107】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態に係る試験装置について図1及び図2を用
いて説明する。なお、この試験装置は、第1の実施の形
態の効果に加え、主に試験時間の短縮化を図るものであ
り、具体的な構成としては、ハードウエア的には第1の
実施の形態と同一構成であるためその詳しい説明を省略
し、ここではソフトウエア的に異なる部分についてのみ
述べる。
【0108】(LPRMユニット3の直線性試験)本実
施の形態に係る試験装置によるLPRMユニット3の直
線性試験について図5のフローチャートと一部重複する
図9のフローチャートを用いて説明する。この試験装置
20は、第1の実施の形態とは異なり、各LPRMユニ
ット3に向かう各チャンネルにて互いに誤接続、干渉
(クロストーク)の無いことを確認する工程を有し、こ
の確認を得ると、全チャンネル同時に電流信号を与えて
直線性を試験するものである。
【0109】いま、ホストコンピュータ21は、前述同
様にステップST2を終了し、各LPRMユニット3に
ついてLPRMゲインを取込んだとする。
【0110】ホストコンピュータ21は、取込んだ各LP
RMゲインを用い、全てのLPRMユニット3が同一LP
RM値をもつLPRM信号を出力するように、各入力電
流値を算出する(ST2−2)。なお、同一LPRM値
は、例えば0%である。
【0111】各入力電流値の算出後、ホストコンピュー
タ21は、各入力電流値の各電流信号を発生させるため
の各D/A変換器22aへの設定値を算出し、これら設
定値を夫々のD/A変換器22aに設定する(ST2−
3)。
【0112】これにより、前述同様に、各電流信号が試
験装置20内のD/A変換器22aからV/I変換器2
2bを介して出力領域モニタ内の各LPRMユニット3
に向けて送出される。
【0113】一方、出力領域モニタにおいては、各LP
RMユニット3が個別に各電流信号に基づいて夫々LP
RM信号を生成し、これら各LPRM信号を対応するA
PRMユニット4に送出する。
【0114】APRMユニット4は、これらLPRM信
号に基づいてAPRM信号を生成すると共に、各LPR
M信号及びAPRM信号を試験装置20内のデータ収集
・制御ユニット23に向けて送出する。
【0115】データ収集・制御ユニット23は、これら
各LPRM信号及びAPRM信号を取込んで(ST2−
4)ホストコンピュータ21に与える。
【0116】ホストコンピュータ21は、各LPRM信
号の示す各LPRM値及びAPRM信号の示すAPRM
値を記憶媒体に記憶させる。
【0117】次に、試験装置20では、ホストコンピュ
ータ21があるチャンネルの電流信号のみを変化させる
ようにD/A変換器22aの設定を変更する。例えば、
いま、全チャンネルが0%で同一LPRM値であるが、
1つのチャンネルのみを125%のLPRM値に設定変
更する(ST2−5)。
【0118】しかる後、前述同様に、データ収集・制御
ユニット23は、全チャンネルの各LPRM信号及びA
PRM信号を出力領域モニタから取込んで(ST2−
6)ホストコンピュータ21に与える。
【0119】ホストコンピュータ21は、これら各LP
RM信号の示す各LPRM値及びAPRM信号の示すA
PRM値について個別に規格値の範囲内かを確認する
(ST2−7)。なお、このステップST2−7は、変
更したチャンネルのクロストーク無しを確認するもので
ある。
【0120】確認完了後、ステップST2−5にて変更
した設定を元に戻し、全チャンネルについて前述したス
テップST2−5〜ST2−7を終了したか否かを判定
し(ST)、終了してない場合は、他のチャンネルにつ
いてもクロストークの無しを確認するためにステップS
T2−5に戻り、全チャンネルについて終了した場合に
は、前述同様のステップST3に進む。
【0121】以下、前述同様のステップST3〜ST1
0が実行されるが、本実施の形態では、第1の実施の形
態とは異なり、全チャンネルの各LPRM値を同時的に
上昇又は下降させることにより、各LPRMユニット3
の直線性を試験する。
【0122】このように、全チャンネルの各LPRM値
を同時的に変化させるので、格段に試験時間を短縮させ
ることができる。また、このような試験方法でも、全チ
ャンネルに関してクロストーク無し及び誤接続無しを確
認済なので、試験の有効性を維持することができる。
【0123】(APRMユニット4の直線性試験)次
に、本実施の形態装置によるAPRMユニット4の直線
性試験について説明する。基本的には、本実施の形態に
おけるLPRMユニット3の直線性試験と同じく、クロ
ストーク無しを確認した後、各電流信号の設定を同時的
に変更して直線性を試験する。但し、試験対象がAPR
Mユニット4であるため、クロストーク無しの確認の際
であっても、電流信号の設定変更を個々のチャンネル毎
ではなく、試験対象のAPRMユニット4に属する各L
PRMユニット3に至る複数のチャンネル毎に行なう。
【0124】これにより、前述同様に、各チャンネルの
各LPRM値を同時的に変化させるので、格段に試験時
間を短縮させることができる。また、同様に、各チャン
ネルに関してクロストーク無し及び誤接続無しを確認済
なので、試験の有効性を維持することができる。
【0125】(トリップ試験)次に、本実施の形態装置
によるトリップ試験について説明する。
【0126】すなわち、本実施の形態装置は、試験時間
の短縮化を図るものであり、具体的には、前述したトリ
ップ試験のステップST12にて、トリップ設定点より
も離れた値では入力電流値を大きな値で変化させ、トリ
ップ設定点に近い値では入力電流値を細かい値で変化さ
せるものである。
【0127】例えば、図10に示すように、トリップ設
定点が90%の場合、トリップ設定点よりも低い80%
までは10%単位で入力電流値を変化させ、89%まで
は1%単位で、99%までは0.1%単位で、それ以降
は0.01%単位で変化させるというように、トリップ
設定点との関係に対応して変化させる単位をかえる。
【0128】なお、0.1%がLPRMユニット3の最
小測定分解能であるため、0.1%を入力電流値の最小
の変化量としても大きな誤差は無いが、測定精度の向上
を図る観点から、本実施の形態装置では、トリップ設定
点近傍にて0.1%よりも細かい値で入力電流値を変化
させている。
【0129】これにより、試験時間を短縮することがで
きると共に、測定精度の向上を図ることができる。
【0130】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態に係る試験装置について図1を用いて説明
する。なお、この試験装置は、主にトリップ試験の容易
化を図るものであり、具体的な構成としては、ハードウ
エア的には第1の実施の形態と同一構成であるためその
詳しい説明を省略し、ここではソフトウエア的に異なる
部分についてのみ述べる。
【0131】(トリップ試験)本実施の形態に係る試験
装置によるトリップ試験について図11のフローチャー
トを用いて説明する。この試験装置20は、第2の実施
の形態に係る図6とは異なり、トリップ設定点を制御す
るためのFLOW信号の入力電流値を算出する工程を有
し、算出された入力電流値を設定すると、試験装置20
内のトリップ設定点と出力領域モニタ内のトリップ設定
点との一致を確認した後にトリップ試験を実行するもの
である。
【0132】すなわち、この試験装置20は、トリップ
設定値がFLOW値に応じて変動し、FLOW値が TPM
値に応じて変動する性質をもつことを利用し、出力領域
モニタから取込んだ現在の TPM値に対応するFLOW値
を求め、このFLOW値を出力領域モニタに与えること
により、出力領域モニタ内のトリップ設定値を現在値で
固定させる機能をもっている。
【0133】いま、ホストコンピュータ21は、前述し
たステップST11を完了し、LPRMゲイン、APRMゲイン
及びトリップ設定値のデータを得たとする。
【0134】次に、ホストコンピュータ21は、出力領
域モニタ内のAPRMユニット4から現在の出力領域モ
ニタ側のトリップ設定値の元となる TPM値を取込むと共
に、この TPM値を用いて(5)式によりFLOW信号の
入力電流値を算出し(ST11−2)、この入力電流値
をD/A変換器22aに設定し、このFLOW信号をA
PRMユニット4に与える。すなわち、ホストコンピュ
ータ21は、出力領域モニタ側のトリップ設定値を現在
値で固定させるための(現在値に対応する)FLOW信
号を算出してこれをAPRMユニット4に与える。
【0135】しかる後、ホストコンピュータ21は、算
出した入力電流値のFLOW信号に対応するトリップ設
定値と、APRMユニット4から得られるトリップ設定
値とが一致するか否かを判定し(ST11−3)、判定
結果が“否”で両者の不一致を示すときには両者を一致
させるためにステップST11−2に戻り、判定結果が
両者の一致を示すとき、ステップST12に進んで前述
した通り、トリップ試験のためにLPRM値を上昇又は
下降させる。
【0136】また、前述したステップST15にてトリ
ップ発生のないとき、ステップST11−2に戻り、ト
リップ設定値を固定させつつ、トリップ試験を継続す
る。
【0137】このように、トリップ試験の際に、トリッ
プ設定値を固定するための手動では入力困難な模擬信号
を発生させることにより、システムの品質の向上と試験
時間の短縮化を図ることができる。
【0138】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態に係る試験装置について説明する。この試
験装置は、試験結果のデータベース化を図るものであ
り、具体的な構成としては、ハードウエア的には第1の
実施の形態と同一構成であるため、その詳しい説明を省
略し、ここではソフトウエア的に異なる部分についての
み述べる。
【0139】この試験装置20は、前述した第1乃至第
3の実施の形態にて、LPRMユニット3並びにAPR
Mユニット4の直線性試験、トリップ試験及びRBM試
験の試験結果をハードディスク等に記憶させ、今回の試
験結果と前回の試験結果とを比較するものであって、両
試験結果の間に著しい誤差があるとき、両試験結果が規
格値の範囲内であっても、異常を検出するものである。
【0140】例えば、前回の試験結果が規格値の上限近
くであり、今回の試験結果が規格値の下限近くである場
合、両試験結果が夫々規格値の範囲内であっても、両者
の間に著しい誤差があることにより、異常を検出するこ
とができる。
【0141】またこれと並行して、図12に示すよう
に、単に今回の試験結果が破線で示す規格値の範囲から
外れた場合でも、前述同様に異常を検出することができ
る。
【0142】このように、規格値の範囲内であっても、
前回値と大きく異なるときには、データ履歴の異常を検
出できるので、試験の信頼性を向上させることができ
る。
【0143】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、パラメータ収集手段が、各LPRMユニットのう
ち、試験対象のLPRMユニットのLPRMゲインを収
集し、模擬信号算出手段が、このパラメータ収集手段に
より収集されたLPRMゲインに基づいて、所定の局所
出力値を示すLPRM信号を生じさせるように模擬検出
信号の設定値を算出し、模擬信号入力手段が、検出器の
炉内出力信号に代えて、模擬信号算出手段により算出さ
れた設定値に基づく模擬検出信号を試験対象のLPRM
ユニットに入力し、データ収集手段が、この模擬信号入
力手段により模擬検出信号がLPRMユニットに入力さ
れるとき、当該LPRMユニットから送出されるLPR
M信号を収集し、LPRM判定手段が、このデータ収集
手段により収集されたLPRM信号及び上記所定の局所
出力値に基づいて、試験対象のLPRMユニットについ
て異常か否かを判定するので、立上時や定期点検などの
LPRMユニットの直線性試験にかかる時間の短縮と作
業の省力化を図り、もって、プラントの運転効率を向上
できる出力領域モニタ試験装置を提供できる。
【0145】また、請求項2の発明によれば、パラメー
タ収集手段が、全LPRMユニットのLPRMゲインを
収集し、模擬信号入力手段が、このパラメータ収集手段
により収集された各LPRMゲインに基づいて、全LP
RMユニットにて互いに同一の値を示すLPRM信号を
生じさせるように個別に模擬検出信号を算出して全LP
RMユニットに与え、模擬信号変更手段が、この模擬信
号入力手段により全LPRMユニットから送出されるL
PRM信号が略同一の値を示すとき、順次、1つのLP
RMユニットの模擬検出信号のみを異なる値に変更し、
誤接続検出手段が、この模擬信号変更手段により1つの
模擬検出信号のみが変更されたとき、このLPRMユニ
ットのLPRM信号が当該変更した値を示すか否かによ
り誤接続の有無を判定し、干渉検出手段が、この誤接続
検出手段により1つのLPRMユニットの模擬検出信号
のみが変更されたとき、他のLPRMユニットのLPR
M信号が変化するか否かを判定することにより干渉の有
無を判定し、全信号変更手段が、全LPRMユニットに
ついて、誤接続検出手段により誤接続無しと判定され、
且つ干渉検出手段により干渉無しと判定されたとき、全
ての模擬検出信号を互いに同一関係を保持した状態で所
定の局所出力値に変更し、データ収集手段が、この全信
号変更手段により変更された模擬検出信号が全LPRM
ユニットに入力されるとき、全LPRMユニットから送
出される各LPRM信号を個別に収集し、全LPRM判
定手段が、このデータ収集手段により収集された全LP
RM信号及び前記所定の局所出力値に基づいて、全LP
RMユニットについて異常か否かを判定するので、立上
時や定期点検などのLPRMユニットの直線性試験にか
かる時間のより一層の短縮と作業の省力化を図り、もっ
て、プラントの運転効率を向上できる出力領域モニタを
提供できる。
【0146】さらに、請求項3の発明によれば、履歴異
常判定手段が、請求項1又は請求項2のデータ収集手段
により収集される各LPRM信号を今回値として記憶す
ると共に、この今回値と、前回に記憶された前回値との
両値を比較して異常の有無を判定するので、請求項1又
は請求項2の効果に加え、試験の信頼性を向上できる。
【0147】また、請求項4の発明によれば、第1のパ
ラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、試験
対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニッ
トのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収集手
段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集し、模
擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段により収
集された各LPRMゲイン及び第2のパラメータ収集手
段により収集されたAPRMゲインに基づいて、所定の
平均出力値を示すAPRM信号を生じさせるように当該
各LPRMユニットの模擬検出信号の設定値を個別に算
出し、模擬信号入力手段が、検出器の炉内出力信号に代
えて、模擬信号算出手段により算出された各設定値に基
づく個別の模擬検出信号を当該各LPRMユニットに入
力し、データ収集手段が、この模擬信号入力手段により
各模擬検出信号が各LPRMユニットに入力されると
き、当該各LPRMユニットに接続されたAPRMユニ
ットから送出されるAPRM信号を収集し、APRM判
定手段が、このデータ収集手段により収集されたAPR
M信号及び前記所定の平均出力値に基づいて、試験対象
のAPRMユニットについて異常か否かを判定するの
で、立上時や定期点検などのAPRMユニットの直線性
試験にかかる時間の短縮と作業の省力化を図り、もっ
て、プラントの運転効率を向上できる出力領域モニタ試
験装置を提供できる。
【0148】さらに、請求項5の発明によれば、第1の
パラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、試
験対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニ
ットのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収集
手段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集し、
第3のパラメータ収集手段が、APRMユニットの炉心
流量演算係数を収集し、第1の模擬信号算出手段が、第
1のパラメータ収集手段により収集された各LPRMゲ
イン及び第2のパラメータ収集手段により収集されたA
PRMゲインに基づいて、所定の平均出力値を示すAP
RM信号を生じさせるように当該各LPRMユニットの
模擬検出信号の設定値を個別に算出し、第1の模擬信号
入力手段が、検出器の炉内出力信号に代えて、模擬信号
算出手段により算出された各設定値に基づく個別の模擬
検出信号を当該各LPRMユニットに入力し、第2の模
擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段により収
集された各LPRMゲイン、第2のパラメータ収集手段
により収集されたAPRMゲイン及び前記第3のパラメ
ータ収集手段により収集された炉心流量演算係数に基づ
いて、所定の炉内流量値を示すFLOW信号を生じさせ
るように模擬流量検出信号の設定値を算出し、第2の模
擬信号入力手段が、流量計の炉心流量検出信号に代え
て、第2の模擬信号算出手段により算出された設定値に
基づく模擬流量検出信号を当該APRMユニットに入力
し、データ収集手段が、第1及び第2の模擬信号入力手
段により各模擬検出信号及び模擬流量検出信号が入力さ
れるとき、当該APRMユニットから送出されるFLO
W信号を収集し、APRM判定手段が、このデータ収集
手段により収集されたFLOW信号及び前記所定の炉心
流量値に基づいて、試験対象のAPRMユニットについ
て異常か否かを判定するので、立上時や定期点検などの
APRMユニットのFLOW信号の直線性試験にかかる
時間の短縮と作業の省力化を図り、もって、プラントの
運転効率を向上できる出力領域モニタ試験装置を提供で
きる。
【0149】また、請求項6の発明によれば、第1のパ
ラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、試験
対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニッ
トのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収集手
段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集し、模
擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段により収
集された各LPRMゲイン及び第2のパラメータ収集手
段により収集されたAPRMゲインに基づいて、所定の
平均出力値を示すAPRM信号を生じさせるように当該
各LPRMユニットの模擬検出信号の設定値を個別に算
出し、模擬信号入力手段が、検出器の炉内出力信号に代
えて、模擬信号算出手段により算出された各設定値に基
づく個別の模擬検出信号を当該各LPRMユニットに入
力し、トリップ情報収集手段が、この模擬信号入力手段
により各模擬検出信号が各LPRMユニットに入力され
るとき、当該各LPRMユニットに接続されたAPRM
ユニットから送出されたトリップ発生情報を収集し、A
PRM判定手段が、このトリップ情報収集手段によりト
リップ発生情報が収集されたとき、所定のトリップ設定
基準値との比較により、APRMユニットについて異常
か否かを判定し、設定変更手段が、トリップ情報収集手
段によりトリップ発生情報が収集されないとき、模擬信
号算出手段における所定の平均出力値をトリップ設定基
準値に向けてAPRMユニットの最小測定分解能よりも
小さい単位で更新させるので、立上時や定期点検などの
トリップ試験にかかる時間の短縮と作業の省力化を図
り、もって、プラントの運転効率を向上でき、さらに、
手動では入力困難な模擬信号を発生させることにより、
システムの品質の向上を図り得る出力領域モニタ試験装
置を提供できる。
【0150】さらに、請求項7の発明によれば、請求項
6の設定変更手段としては、トリップ情報収集手段によ
りトリップ発生情報が収集されないとき、模擬信号算出
手段における所定の平均出力値とトリップ設定基準値と
の偏差が所定の変更単位よりも大きいときには、当該所
定の平均出力値をトリップ設定基準値に向けて所定の変
更単位で更新する機能を有するので、請求項6と同様の
効果に加え、トリップ試験にかかる時間を著しく短縮で
きる出力領域モニタ試験装置を提供できる。
【0151】また、請求項8に対応する発明は、第1の
パラメータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、試
験対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニ
ットのLPRMゲインを収集し、第2のパラメータ収集
手段が、APRMユニットのAPRMゲインを収集し、
第3のパラメータ収集手段が、APRMユニットの炉心
流量演算係数を収集し、模擬流量信号算出手段が、第1
のパラメータ収集手段により収集された各LPRMゲイ
ン、第2のパラメータ収集手段により収集されたAPR
Mゲイン及び第3のパラメータ収集手段により収集され
た炉心流量演算係数に基づいて、所定のトリップ設定値
を生じさせるためのFLOW信号を生じさせるように模
擬流量検出信号の設定値を算出し、模擬流量信号入力手
段が、流量計の炉心流量検出信号に代えて、模擬流量信
号算出手段により算出された設定値に基づく模擬流量検
出信号を当該APRMユニットに入力し、トリップ設定
値収集手段が、模擬流量信号入力手段により模擬流量検
出信号が入力されるとき、当該APRMユニットからト
リップ設定値を収集し、模擬信号算出手段が、このトリ
ップ設定値収集手段により収集されたトリップ設定値と
模擬流量信号算出手段にて算出したFLOW信号に対応
するトリップ設定値とが一致するとき、第1のパラメー
タ収集手段により収集された各LPRMゲイン及び第2
のパラメータ収集手段により収集されたAPRMゲイン
に基づいて、所定の平均出力値を示すAPRM信号を生
じさせるように当該各LPRMユニットの模擬検出信号
の設定値を個別に算出し、模擬信号入力手段が、検出器
の炉内出力信号に代えて、模擬信号算出手段により算出
された各設定値に基づく個別の模擬検出信号を当該各L
PRMユニットに入力し、トリップ情報収集手段が、こ
の模擬信号入力手段により各模擬検出信号が各LPRM
ユニットに入力されるとき、当該各LPRMユニットに
接続されたAPRMユニットから送出されるトリップ発
生情報を収集し、APRM判定手段が、このトリップ情
報収集手段によりトリップ発生情報が収集されたとき、
前記所定のトリップ設定値との比較により、APRMユ
ニットについて異常か否かを判定し、設定変更手段が、
トリップ情報収集手段によりトリップ発生情報が収集さ
れないとき、模擬信号算出手段における所定の平均出力
値をトリップ設定基準値に向けて所定の単位で更新させ
るので、トリップ試験の際に、トリップ設定値を固定す
るための手動では入力困難な模擬信号を発生させること
により、システムの品質の向上と試験時間の短縮化を図
り得る出力領域モニタ試験装置を提供できる。
【0152】さらに、請求項9の発明によれば、各制御
棒と各検出器との対応関係が記憶された制御棒/検出器
対応記憶手段を有し、検出器検索手段が、ある制御棒が
選択されるとき、制御棒/検出器対応記憶手段を参照し
てこの制御棒に対応する各検出器を検索し、第1のパラ
メータ収集手段が、各LPRMユニットのうち、検出器
検索手段により検索された各検出器の接続された各LP
RMユニットのLPRMゲインを収集し、第2のパラメ
ータ収集手段が、検索された各検出器とは異なる各検出
器にLPRMユニットを介して接続されたAPRMユニ
ットからAPRMゲインを収集し、第1の模擬信号算出
手段が、第1のパラメータ収集手段により収集されたL
PRMゲインに基づいて、所定の局所出力値を示すLP
RM信号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を算
出し、第1の模擬信号入力手段が、検出器検索手段によ
り検索された各検出器の炉内出力信号に代えて、第1の
模擬信号算出手段により算出された設定値に基づく模擬
検出信号を該当する各LPRMユニットに入力し、第2
の模擬信号算出手段が、第1のパラメータ収集手段によ
り収集されたLPRMゲイン及び第2のパラメータ収集
手段により収集されたAPRMゲインに基づいて、所定
のRBMゲインから算出される平均出力値を示すAPR
M信号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を算出
し、第2の模擬信号入力手段が、検出器検索手段により
検索された各検出器とは異なる各検出器の炉内出力信号
に代えて、第2の模擬信号算出手段により算出された設
定値に基づく模擬検出信号を該当する各LPRMユニッ
トに入力すると、選択制御棒信号入力手段が、第2の模
擬信号入力手段により模擬検出信号が各LPRMユニッ
トに入力されると、制御棒を選択する選択制御棒信号を
RBMユニットに入力し、RBM値算出手段が、模擬信
号入力手段により入力される各模擬検出信号の平均値を
求め、この平均値と前記所定のRBMゲインに対応する
APRM信号とに基づいてRBMゲインを算出し、この
算出結果によりRBM値を算出し、RBM値収集手段
が、選択制御棒信号入力手段により選択制御棒信号がR
BMユニットに入力されると、RBMユニットからRB
M値を収集し、RBM判定手段が、RBM値算出手段に
て算出されたRBM値とRBM値収集手段にて収集され
たRBM値とを比較し、両者が不一致のときにRBMユ
ニットを異常と判定するので、立上時や定期点検などの
RBMユニットの動作試験にかかる時間の短縮と作業の
省力化を図り、もって、プラントの運転効率を向上でき
る出力領域モニタ試験装置を提供できる。
【0153】また、請求項10の発明によれば、請求項
9の制御棒/検出器対応記憶手段には各制御棒と各検出
器との対応関係に位置情報が含まれて記憶されており、
表示出力手段が、検出器検索手段にて試験対象の制御棒
に対応する各検出器が前記制御棒/検出器対応記憶手段
から検索されるとき、この検索結果に基づいて、当該制
御棒及び当該各検出器の位置情報を表示出力するので、
請求項9の効果に加え、制御棒と各検出器と対応関係を
視覚的に確認でき、もって、信頼性を向上できる出力領
域モニタ試験装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディジタル出
力領域モニタに適用した構成を示す模式図。
【図2】同実施の形態における試験装置の具体的なハー
ドウエア構成を説明するための模式図。
【図3】同実施の形態における位置座標テーブルを示す
模式図。
【図4】同実施の形態における制御棒マトリックス図。
【図5】同実施の形態における直線性試験の動作を説明
するためのフローチャート。
【図6】同実施の形態におけるトリップ試験の動作を説
明するためのフローチャート。
【図7】同実施の形態におけるRBMユニットの動作試
験を説明するための構成図。
【図8】同実施の形態におけるRBMユニットの動作試
験を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る試験装置によ
る直線性試験の動作を説明するためのフローチャート。
【図10】同実施の形態におけるトリップ試験の動作を
説明するためのフローチャート。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る試験装置に
よるトリップ試験の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る試験装置に
よる履歴データの記憶を示す模式図。
【図13】従来の試験装置をディジタル出力領域モニタ
に適用した構成を示す模式図。
【符号の説明】
2…DPRNM。 3…LPRMユニット。 4…APRMユニット。 5…RBMユニット。 20…試験装置。 21…ホストコンピュータ。 22…LPRM/FLOW信号発生器。 22a…D/A変換器。 22b…V/I変換器。 22c…マルチプレクサ。 22d…A/D変換器。 23…データ収集・制御ユニット。 23a,23d,23e…I/F。 23b…CPU。 23c…メモリ。 23f…バス。 24…プリンタ。 25…シリアル伝送線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 信博 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉内の複数の検出器から個別に送出
    される炉内出力検出信号をLPRM信号に変換して送出
    する複数のLPRMユニットを備えた原子炉核計装系出
    力領域モニタを試験するための出力領域モニタ試験装置
    であって、 前記各LPRMユニットのうち、試験対象のLPRMユ
    ニットのLPRMゲインを収集するパラメータ収集手段
    と、 このパラメータ収集手段により収集されたLPRMゲイ
    ンに基づいて、所定の局所出力値を示すLPRM信号を
    生じさせるように模擬検出信号の設定値を算出する模擬
    信号算出手段と、 前記検出器の炉内出力信号に代えて、前記模擬信号算出
    手段により算出された設定値に基づく模擬検出信号を前
    記試験対象のLPRMユニットに入力する模擬信号入力
    手段と、 この模擬信号入力手段により模擬検出信号がLPRMユ
    ニットに入力されるとき、当該LPRMユニットから送
    出されるLPRM信号を収集するデータ収集手段と、 このデータ収集手段により収集されたLPRM信号及び
    前記所定の局所出力値に基づいて、前記試験対象のLP
    RMユニットについて異常か否かを判定するLPRM判
    定手段とを備えたことを特徴とする出力領域モニタ試験
    装置。
  2. 【請求項2】 原子炉内の複数の検出器から個別に送出
    される炉内出力検出信号をLPRM信号に変換して送出
    する複数のLPRMユニットを備えた原子炉核計装系出
    力領域モニタを試験するための出力領域モニタ試験装置
    であって、全LPRMユニットのLPRMゲインを収集
    するパラメータ収集手段と、このパラメータ収集手段に
    より収集された各LPRMゲインに基づいて、全LPR
    Mユニットにて互いに同一の値を示すLPRM信号を生
    じさせるように個別に模擬検出信号を算出して全LPR
    Mユニットに与える模擬信号入力手段と、この模擬信号
    入力手段により全LPRMユニットから送出されるLP
    RM信号が略同一の値を示すとき、順次、1つのLPR
    Mユニットの模擬検出信号のみを異なる値に変更する模
    擬信号変更手段と、 この模擬信号変更手段により1つの模擬検出信号のみが
    変更されたとき、このLPRMユニットのLPRM信号
    が当該変更した値を示すか否かにより誤接続の 有無を判定する誤接続検出手段と、この誤接続検出手段
    により1つのLPRMユニットの模擬検出信号のみが変
    更されたとき、他のLPRMユニットのLPRM信号が
    変化するか否かを判定することにより干渉の有無を判定
    する干渉検出手段と、 全LPRMユニットについて、前記誤接続検出手段によ
    り誤接続無しと判定され、且つ前記干渉検出手段により
    干渉無しと判定されたとき、全ての模擬検出信号を互い
    に同一関係を保持した状態で所定の局所出力値に変更す
    る全信号変更手段と、 この全信号変更手段により変更された模擬検出信号が全
    LPRMユニットに入力されるとき、全LPRMユニッ
    トから送出される各LPRM信号を個別に収集するデー
    タ収集手段と、 このデータ収集手段により収集された全LPRM信号及
    び前記所定の局所出力値に基づいて、全LPRMユニッ
    トについて異常か否かを判定する全LPRM判定手段と
    を備えたことを特徴とする出力領域モニタ試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の出力領域
    モニタ試験装置において、 前記データ収集手段により収集される各LPRM信号を
    今回値として記憶すると共に、この今回値と、前回に記
    憶された前回値との両値を比較して異常の有無を判定す
    る履歴異常判定手段を備えたことを特徴とする出力領域
    モニタ試験装置。
  4. 【請求項4】 原子炉内の複数の検出器から個別に送出
    される炉内出力検出信号をLPRM信号に変換して送出
    する複数のLPRMユニットと、前記各LPRMユニッ
    トの送出する各LPRM信号を平均してAPRM信号に
    変換して送出するAPRMユニットとを備えた原子炉核
    計装系出力領域モニタを試験するための出力領域モニタ
    試験装置であって、前記各LPRMユニットのうち、試
    験対象のAPRMユニットに接続された各LPRMユニ
    ットのLPRMゲインを収集する第1のパラメータ収集
    手段と、 前記APRMユニットのAPRMゲインを収集する第2
    のパラメータ収集手段と、 前記第1のパラメータ収集手段により収集された各LP
    RMゲイン及び前記第2のパラメータ収集手段により収
    集されたAPRMゲインに基づいて、所定の平均出力値
    を示すAPRM信号を生じさせるように当該各LPRM
    ユニットの模擬検出信号の設定値を個別に算出する模擬
    信号算出手段と、 前記検出器の炉内出力信号に代えて、前記模擬信号算出
    手段により算出された各設定値に基づく個別の模擬検出
    信号を当該各LPRMユニットに入力する模擬信号入力
    手段と、 この模擬信号入力手段により各模擬検出信号が各LPR
    Mユニットに入力されるとき、当該各LPRMユニット
    に接続されたAPRMユニットから送出されるAPRM
    信号を収集するデータ収集手段と、 このデータ収集手段により収集されたAPRM信号及び
    前記所定の平均出力値に基づいて、前記試験対象のAP
    RMユニットについて異常か否かを判定するAPRM判
    定手段とを備えたことを特徴とする出力領域モニタ試験
    装置。
  5. 【請求項5】 原子炉内の複数の検出器から個別に送出
    される炉内出力検出信号をLPRM信号に変換して送出
    する複数のLPRMユニットと、前記各LPRMユニッ
    トの送出する各LPRM信号を平均してAPRM信号に
    変換して送出する機能及び前記原子炉内の複数の流量計
    から個別に送出される炉心流量検出信号をFLOW信号
    に変換して送出する機能を有するAPRMユニットとを
    備えた原子炉核計装系出力領域モニタを試験するための
    出力領域モニタ試験装置であって、前記各LPRMユニ
    ットのうち、試験対象のAPRMユニットに接続された
    各LPRMユニットのLPRMゲインを収集する第1の
    パラメータ収集手段と、前記APRMユニットのAPR
    Mゲインを収集する第2のパラメータ収集手段と、前記
    APRMユニットの炉心流量演算係数を収集する第3の
    パラメータ収集手段と、前記第1のパラメータ収集手段
    により収集された各LPRMゲイン及び前記第2のパラ
    メータ収集手段により収集されたAPRMゲインに基づ
    いて、所定の平均出力値を示すAPRM信号を生じさせ
    るように当該各LPRMユニットの模擬検出信号の設定
    値を個別に算出する第1の模擬信号算出手段と、前記検
    出器の炉内出力信号に代えて、前記模擬信号算出手段に
    より算出された各設定値に基づく個別の模擬検出信号を
    当該各LPRMユニットに入力する第1の模擬信号入力
    手段と、前記第1のパラメータ収集手段により収集され
    た各LPRMゲイン、前記第2のパラメータ収集手段に
    より収集されたAPRMゲイン及び前記第3のパラメー
    タ収集手段により収集された炉心流量演算係数に基づい
    て、所定の炉内流量値を示すFLOW信号を生じさせる
    ように模擬流量検出信号の設定値を算出する第2の模擬
    信号算出手段と、前記流量計の炉心流量検出信号に代え
    て、前記第2の模擬信号算出手段により算出された設定
    値に基づく模擬流量検出信号を当該APRMユニットに
    入力する第2の模擬信号入力手段と、前記第1及び第2
    の模擬信号入力手段により各模擬検出信号及び模擬流量
    検出信号が入力されるとき、当該APRMユニットから
    送出されるFLOW信号を収集するデータ収集手段と、
    このデータ収集手段により収集されたFLOW信号及び
    前記所定の炉心流量値に基づいて、前記試験対象のAP
    RMユニットについて異常か否かを判定するAPRM判
    定手段とを備えたことを特徴とする出力領域モニタ試験
    装置。
  6. 【請求項6】 原子炉内の複数の検出器から個別に送出
    される炉内出力検出信号をLPRM信号に変換して送出
    する複数のLPRMユニットと、前記各LPRMユニッ
    トの送出する各LPRM信号を平均してAPRM信号に
    変換して送出する機能及びこのAPRM信号がトリップ
    設定値を越えるとトリップ発生情報を送出する機能を有
    するAPRMユニットとを備えた原子炉核計装系出力領
    域モニタを試験するための出力領域モニタ試験装置であ
    って、 前記各LPRMユニットのうち、試験対象のAPRMユ
    ニットに接続された各LPRMユニットのLPRMゲイ
    ンを収集する第1のパラメータ収集手段と、前記APR
    MユニットのAPRMゲインを収集する第2のパラメー
    タ収集手段と、 前記第1のパラメータ収集手段により収集された各LP
    RMゲイン及び前記第2のパラメータ収集手段により収
    集されたAPRMゲインに基づいて、所定の平均出力値
    を示すAPRM信号を生じさせるように当該各LPRM
    ユニットの模擬検出信号の設定値を個別に算出する模擬
    信号算出手段と、 前記検出器の炉内出力信号に代えて、前記模擬信号算出
    手段により算出された各設定値に基づく個別の模擬検出
    信号を当該各LPRMユニットに入力する模擬信号入力
    手段と、 この模擬信号入力手段により各模擬検出信号が各LPR
    Mユニットに入力されるとき、当該各LPRMユニット
    に接続されたAPRMユニットから送出されるトリップ
    発生情報を収集可能なトリップ情報収集手段と、 このトリップ情報収集手段によりトリップ発生情報が収
    集されたとき、所定のトリップ設定基準値との比較によ
    り、前記APRMユニットについて異常か否かを判定す
    るAPRM判定手段と、 前記トリップ情報収集手段によりトリップ発生情報が収
    集されないとき、前記模擬信号算出手段における所定の
    平均出力値を前記トリップ設定基準値に向けて前記AP
    RMユニットの最小測定分解能よりも小さい単位で更新
    させる設定変更手段とを備えたことを特徴とする出力領
    域モニタ試験装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の出力領域モニタ試験装
    置において、前記設定変更手段としては、前記トリップ
    情報収集手段によりトリップ発生情報が収集されないと
    き、前記模擬信号算出手段における所定の平均出力値と
    前記トリップ設定基準値との偏差が所定の変更単位より
    も大きいときには、当該所定の平均出力値を前記トリッ
    プ設定基準値に向けて前記所定の変更単位で更新する機
    能を有することを特徴とする出力領域モニタ試験装置。
  8. 【請求項8】 原子炉内の複数の検出器から個別に送出
    される炉内出力検出信号をLPRM信号に変換して送出
    する複数のLPRMユニットと、前記各LPRMユニッ
    トの送出する各LPRM信号を平均してAPRM信号に
    変換して送出する機能並びに前記原子炉内の複数の流量
    計から個別に送出される炉心流量検出信号をFLOW信
    号に変換してこのFLOW信号からトリップ設定値を定
    める機能及び前記APRM信号がこのトリップ設定値を
    越えるとトリップ発生情報を送出する機能を有するAP
    RMユニットとを備えた原子炉核計装系出力領域モニタ
    を試験するための出力領域モニタ試験装置であって、 前記各LPRMユニットのうち、試験対象のAPRMユ
    ニットに接続された各LPRMユニットのLPRMゲイ
    ンを収集する第1のパラメータ収集手段と、 前記APRMユニットのAPRMゲインを収集する第2
    のパラメータ収集手段と、 前記APRMユニットの炉心流量演算係数を収集する第
    3のパラメータ収集手段と、 前記第1のパラメータ収集手段により収集された各LP
    RMゲイン、前記第2のパラメータ収集手段により収集
    されたAPRMゲイン及び前記第3のパラメータ収集手
    段により収集された炉心流量演算係数に基づいて、前記
    所定のトリップ設定値を生じさせるためのFLOW信号
    を生じさせるように模擬流量検出信号の設定値を算出す
    る模擬流量信号算出手段と、 前記流量計の炉心流量検出信号に代えて、前記模擬流量
    信号算出手段により算出された設定値に基づく模擬流量
    検出信号を当該APRMユニットに入力する模擬流量信
    号入力手段と、 前記模擬流量信号入力手段により模擬流量検出信号が入
    力されるとき、当該APRMユニットからトリップ設定
    値を収集するトリップ設定値収集手段と、 このトリップ設定値収集手段により収集されたトリップ
    設定値と前記模擬流量信号算出手段にて算出したFLO
    W信号に対応するトリップ設定値とが一致するとき、前
    記第1のパラメータ収集手段により収集された各LPR
    Mゲイン及び前記第2のパラメータ収集手段により収集
    されたAPRMゲインに基づいて、所定の平均出力値を
    示すAPRM信号を生じさせるように当該各LPRMユ
    ニットの模擬検出信号の設定値を個別に算出する模擬信
    号算出手段と、 前記検出器の炉内出力信号に代えて、前記模擬信号算出
    手段により算出された各設定値に基づく個別の模擬検出
    信号を当該各LPRMユニットに入力する模擬信号入力
    手段と、 この模擬信号入力手段により各模擬検出信号が各LPR
    Mユニットに入力されるとき、当該各LPRMユニット
    に接続されたAPRMユニットから送出されるトリップ
    発生情報を収集可能なトリップ情報収集手段と、 このトリップ情報収集手段によりトリップ発生情報が収
    集されたとき、前記所定のトリップ設定値との比較によ
    り、前記APRMユニットについて異常か否かを判定す
    るAPRM判定手段と、 前記トリップ情報収集手段によりトリップ発生情報が収
    集されないとき、前記模擬信号算出手段における所定の
    平均出力値を前記トリップ設定基準値に向けて所定の単
    位で更新させる設定変更手段とを備えたことを特徴とす
    る出力領域モニタ試験装置。
  9. 【請求項9】 複数の制御棒が配置される原子炉内の複
    数の検出器から個別に送出される炉内出力検出信号をL
    PRM信号に変換して送出する複数のLPRMユニット
    と、前記各LPRMユニットの送出する各LPRM信号
    を平均してAPRM信号に変換して送出するAPRMユ
    ニットと、前記各LPRMユニットの送出する各LPR
    M信号に基づいて原子炉内の状態を監視するRBMユニ
    ットとを備えた原子炉核計装系出力領域モニタを試験す
    るための出力領域モニタ試験装 置であって、前記各制御棒と前記各検出器との対応関係
    が記憶された制御棒/検出器対応記憶手段と、 ある制御棒が選択されるとき、前記制御棒/検出器対応
    記憶手段を参照してこの制御棒に対応する各検出器を検
    索する検出器検索手段と、 前記各LPRMユニットのうち、前記検出器検索手段に
    より検索された各検出器の接続された各LPRMユニッ
    トのLPRMゲインを収集する第1のパラメータ収集手
    段と、 前記検索された各検出器とは異なる各検出器にLPRM
    ユニットを介して接続されたAPRMユニットからAP
    RMゲインを収集する第2のパラメータ収集手段と、 前記第1のパラメータ収集手段により収集されたLPR
    Mゲインに基づいて、所定の局所出力値を示すLPRM
    信号を生じさせるように模擬検出信号の設定値を算出す
    る第1の模擬信号算出手段と、 前記検出器検索手段により検索された各検出器の炉内出
    力信号に代えて、前記第1の模擬信号算出手段により算
    出された設定値に基づく模擬検出信号を該当する各LP
    RMユニットに入力する第1の模擬信号入力手段と、 前記第1のパラメータ収集手段により収集されたLPR
    Mゲイン及び前記第2のパラメータ収集手段により収集
    されたAPRMゲインに基づいて、所定のRBMゲイン
    から算出される平均出力値を示すAPRM信号を生じさ
    せるように模擬検出信号の設定値を算出する第2の模擬
    信号算出手段と、 前記検出器検索手段により検索された各検出器とは異な
    る各検出器の炉内出力信号に代えて、前記第2の模擬信
    号算出手段により算出された設定値に基づく模擬検出信
    号を該当する各LPRMユニットに入力する第2の模擬
    信号入力手段と、 前記第2の模擬信号入力手段により模擬検出信号が各L
    PRMユニットに入力されると、前記制御棒を選択する
    選択制御棒信号をRBMユニットに入力する選択制御棒
    信号入力手段と、 前記模擬信号入力手段により入力される各模擬検出信号
    の平均値を求め、この平均値と前記所定のRBMゲイン
    に対応するAPRM信号とに基づいてRBMゲインを算
    出し、この算出結果によりRBM値を算出するRBM値
    算出手段と、 前記選択制御棒信号入力手段により選択制御棒信号がR
    BMユニットに入力されると、前記RBMユニットから
    RBM値を収集するRBM値収集手段と、 前記RBM値算出手段にて算出されたRBM値と前記R
    BM値収集手段にて収集されたRBM値とを比較し、両
    者が不一致のときに前記RBMユニットを異常と判定す
    るRBM判定手段とを備えたことを特徴とする出力領域
    モニタ試験装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の出力領域モニタ試験
    装置において、 前記各制御棒と前記各検出器との対応関係に位置情報が
    含まれて記憶された前記制御棒/検出器対応記憶手段
    と、 前記検出器検索手段にて試験対象の制御棒に対応する各
    検出器が前記制御棒/検出器対応記憶手段から検索され
    るとき、この検索結果に基づいて、当該制御棒及び当該
    各検出器の前記位置情報を表示出力する表示出力手段を
    備えたことを特徴とする出力領域モニタ試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286664A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Toshiba Corp 固定式炉心内計測装置
JP2009210546A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Tepco Systems Corp Lprm信号ケーブル誤接続判定方法および装置
JP2012150088A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Toshiba Corp 振動領域モニタおよびその健全性確認方法
JP2016118503A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 三菱重工業株式会社 原子力プラント用データ記録システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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