JPH09211187A - ポンプ速度制御システム - Google Patents

ポンプ速度制御システム

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JPH09211187A
JPH09211187A JP8044291A JP4429196A JPH09211187A JP H09211187 A JPH09211187 A JP H09211187A JP 8044291 A JP8044291 A JP 8044291A JP 4429196 A JP4429196 A JP 4429196A JP H09211187 A JPH09211187 A JP H09211187A
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pump
pump speed
pumps
speed
operating
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JP8044291A
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Kimiko Murata
公子 村田
Aritoshi Mizuide
有俊 水出
Yoshiyuki Miyamoto
義之 宮本
Shoji Tanigawa
尚司 谷川
Katsuyuki Suzuki
勝幸 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターナルポンプ1台がトリップした時
も、安定なプラント運転を実現するポンプ速度制御シス
テムを提供することにある。 【解決手段】 比較的慣性の大きな交流発電機4Aを有
する流体継手付きMGセットに複数個の比較的慣性の小
さいポンプ8a〜8eを接続した複数系統1A,1Bか
らなり、前記流体継手3Aのすくい管位置を変更して油
量を調整し、ポンプ速度を制御する発電プラントのポン
プ速度制御システムにおいて、前記各系統のポンプ運転
状態を判定し、このポンプ運転状態に基づいて前記すく
い管位置を設定する再循環流量制御手段10を設け、系
統のポンプがトリップしたとき、該系統の流体継手の油
量を調整し、該系統のポンプ速度を健全系統のポンプ速
度にバランスさせることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントのう
ち、比較的慣性の大きい交流発電機を有する流体継手付
きMGセットに接続された比較的慣性の小さいポンプに
よって流量制御を行うプラントのポンプ速度制御システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、改良型沸騰水型原子力発電プラン
トのうち、ポンプ速度制御性の向上を図りつつ、外部電
源系統の外乱による影響を極力小さくする観点から、圧
力容器内の冷却材再循環用に10台のインターナルポン
プを設け、インターナルポンプの電源装置および制御装
置として機械的に接続された交流電動機と流体継手と交
流発電機で構成される可変周波数電源装置を2台適用す
る再循環流量制御システムが提案されている。この再循
環流量制御システムは、再循環MGセット交流電動機に
外部電源から電力を供給し、起動後定格速度に達した後
は一定速度で回転し、流体継手を介して機械的に接続さ
れた交流発電機にトルクを伝達する。この交流発電機に
は5台のインターナルポンプが接続され、この交流発電
機から各ポンプに対して電力を供給する。なお、流体継
手内の油量は、すくい管の位置を変更することにより、
調整可能であり、再循環流量制御装置からのすくい管位
置指令信号により、すくい管の位置を変更し、この油量
を調整することによって、交流電動機から交流発電機に
伝達するトルクを変更する。この結果、交流発電機速度
およびそれに接続される5台のインターナルポンプ速度
の制御が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した再循環流量制
御システムは、1台の交流発電機にインターナルポンプ
5台を接続するため、例えば、交流発電機下流側のポン
プのうち1台がトリップした場合には、通常運転状態で
あるすくい管位置指令信号に対して適切なポンプ速度が
得られるように5台に適切に分配されていた交流電動機
からのトルクを4台で分配することになり、1台あたり
で受けるトルクが5台運転時に比較して相対的に大きく
なり、1台あたりのポンプ回転数が上昇することにな
る。この時の、すくい管位置とポンプ速度との関係を図
4に示す。例えば、インターナルポンプ5台がすくい管
位置a点で最低ポンプ速度A0で運転している状態で、
1台のインターナルポンプがトリップし、4台運転状態
に移行すると、すくい管位置はa点にあるため、ポンプ
の回転数はA1点まで上昇してしまう。つまり、2系統
あるうちの1系統で交流発電機に接続されている5台の
インターナルポンプのうち、1台がトリップし、片系が
4台運転、残る片系が5台運転になった場合、すくい管
位置指令信号は各系統に対して同一の値が出力されるた
め、すくい管の位置は同一のa点に制御され、5台運転
の系統はポンプ速度A0で、4台運転の系統はポンプ速
度A1で運転することになる。この結果、2系統のイン
ターナルポンプ速度間にアンバランス運転が生じ、炉心
流量あるいは中性子束の変動の要因となるだけでなく、
炉心内の流量配分アンバランスによる炉心出力分布の
歪、あるいは、インターナルポンプが速度上限付近で運
転中に1台トリップ事象が発生した場合には、4台運転
になった系統側のポンプ速度がハード仕様の上限値を超
える可能性もある、という問題点がある。
【0004】本発明の課題は、上記事情に鑑み、インタ
ーナルポンプ1台がトリップした時も、安定なプラント
運転を実現するポンプ速度制御システムを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、交流発電機
を有する流体継手付きMGセットに複数個のポンプを接
続した複数系統において、各系統のポンプ運転状態を判
定し、このポンプ運転状態に基づいて前記すくい管位置
を設定する再循環流量制御手段を設け、系統のポンプが
トリップしたとき、該系統の流体継手の油量を調整し、
該系統のポンプ速度を健全系統のポンプ速度にバランス
させることによって、解決される。ここで、再循環流量
制御手段には、系統のポンプ運転状態からポンプ運転台
数を求める論理回路手段と、系統のポンプ運転台数毎に
予め設定したすくい管位置に関する関数を有する関数発
生手段と、系統のポンプ運転台数に基づいて前記関数を
切り替える手段を具備する最適関数選択手段を設ける。
【0006】本発明は、インターナルポンプ1台がトリ
ップした場合でも、ポンプ速度制御の全範囲において、
トリップしたポンプを有する系列のポンプ速度を健全側
の系列に属するポンプ速度にバランスさせ、ポンプ速
度、炉心流量、中性子束に変動を生じることなく、安定
なプラント運転を実現する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態によるポ
ンプ速度制御システムの全体構成を示す。図1におい
て、原子炉100の炉心圧力容器下部101には10個
のインターナルポンプが同一円周上に設けられる。この
インターナルポンプは、インターナルポンプ5台に対し
て交流電動機と流体継手と交流発電機からなる流体継手
付きMGセット1台を使用する2系統の構成とし、それ
ぞれ流体継手付きMGセットによって速度制御される。
以下、本実施形態では、この2系統の流体継手付きMG
セットに接続されたインターナルポンプ5台(以下、こ
のセットを「RIP−MFGセット」と略す。図1中の
1Aおよび1B)の内の1系統(図1中の1A)につい
て説明する。なお、残る他の系統(図1中の1B)につ
いても全く同様である。図1において、ポンプ速度制御
システムは、RIP−MFGセット1A,1Bと再循環
流量制御装置10から構成される。RIP−MFGセッ
ト1Aは、交流電動機2Aと可変速装置である流体継手
3Aと交流発電機4Aが機械的に連結される流体継手付
きMGセット、遮断器6a〜6eを介して交流発電機4
Aに接続され、交流発電機4Aの出力を電源として電力
が供給されるインターナルポンプ8a〜8e、流体継手
3Aのすくい管位置を制御するすくい管制御装置7A、
交流発電機4Aの回転数を検出する検出器5Aからな
る。また、再循環流量制御装置10は、交流発電機4A
の回転数を検出した検出器5Aの回転数信号29Aを取
り込み、目標のインターナルポンプ速度と比較演算し、
すくい管位置指令信号9Aとしてすくい管制御装置7A
に出力するとともに、遮断器6a〜6eの状態信号15
a〜15eを入力し、インターナルポンプ8a〜8eの
運転台数を演算する。同様に、RIP−MFGセット1
Bの交流発電機の回転数信号29B、遮断器状態信号を
入力し、それぞれすくい管位置指令信号9Bを出力し、
インターナルポンプの運転台数を演算する。
【0008】まず、インターナルポンプ8a〜8eの通
常時のポンプ速度制御を説明する。いま、電源から電力
が供給されると、交流電動機2Aが一定速度で回転す
る。一方、すくい管制御装置7Aは、再循環流量制御装
置10からすくい管位置指令信号9Aを取り込み、この
指令信号9Aに相当する位置にすくい管を制御し、流体
継手3A内の油量を調整し、交流電動機2Aから交流発
電機4Aに伝達されるトルク量を調整する。交流発電機
4Aは、このトルク量の調整に基づいて回転数が制御さ
れ、インターナルポンプ8a〜8eを速度制御する。こ
の結果、交流電動機2Aの回転数が常時一定であって
も、交流発電機4Aの回転数は目標の回転数に調整さ
れ、交流発電機4Aの回転数と同期しているインターナ
ルポンプ8a〜8eの速度を目標の速度とする。この場
合、インターナルポンプ8a〜8eは、図4に示すRI
P5台の運転特性により速度制御される。次に、インタ
−ナルポンプ1台がトリップした場合のポンプ速度制御
を説明する。インターナルポンプ8a〜8eが通常運転
しているときに、1台がトリップすると、再循環流量制
御装置10は、遮断器状態信号15a〜15eからイン
ターナルポンプ8a〜8eの運転状態を判定し、インタ
ーナルポンプ8a〜8eの運転台数を演算して図4に示
すRIP4台の運転特性に移行すると同時に、すくい管
位置指令信号9Aを低く設定して流体継手3A内の油量
を減少し、交流電動機2Aから交流発電機4Aに伝達さ
れるトルク量を小さく調整する。この結果、インターナ
ルポンプ8a〜8eの速度を低く制御し、RIP−MF
Gシステム1Aの速度をRIP−MFGシステム1Bの
速度にバランスさせる。
【0009】以下、再循環流量制御装置10について詳
述する。図2は、再循環流量制御装置10の詳細構成を
示す。図2において、再循環流量制御装置10は、炉心
流量要求信号を演算する主制御器101、上下限リミッ
タ102、交流発電機の回転数信号29A,29Bを入
力し、目標インターナルポンプ速度を演算する速度制御
器103A,103B、上下限リミッタ104A,10
4B、交流発電機回転数要求信号をすくい管位置信号に
変換する関数発生器105A,105B、遮断器状態信
号15a〜15e,15f〜15jを入力し、5台用関
数設定信号213A,213B、4台用関数設定信号2
14A,214Bを出力する最適関数選択回路20A,
20Bからなる。主制御器101で演算された炉心流量
要求信号は、上下限リミッタ102を介してRIP−M
FGセット1Aに対する目標インターナルポンプ速度を
演算する速度制御器103Aに入力され、この炉心流量
要求信号と交流発電機4Aからの回転数信号29Aから
交流発電機回転数要求信号を演算し、上下限リミッタ1
04Aを介して、交流発電機回転数要求信号をすくい管
位置信号に変換する関数発生器105Aに出力する。一
方、最適関数選択回路20Aでは遮断器状態信号15a
〜15eからインターナルポンプ8a〜8eの運転台数
を演算し、すくい管位置に関する5台用関数設定信号2
13Aまたは4台用関数設定信号214Aを関数発生器
105Aに出力する。関数発生器105Aは、5台また
は4台用関数設定信号213A,213Bに基づいて、
5台または4台用関数を発生し、すくい管制御装置7A
に対してすくい管位置指令信号9Aを出力する。
【0010】図3は、最適関数選択回路20Aの詳細構
成を示す。図3において、最適関数選択回路20Aは、
インターナルポンプ5台運転を判定する運転状態判定回
路201A、インターナルポンプ4台運転状態を判定す
る運転状態判定回路202A、5台運転判定回路205
A、4台運転判定回路206A、5台用関数発生器20
9A、4台用関数発生器210A、スイッチ211A、
スイッチ211Bからなる。以下、最適関数選択回路2
0Aの動作を説明する。遮断器状態信号15a〜15e
がインターナルポンプ5台の運転状態判定回路201
A、インターナルポンプ4台の運転状態判定回路202
Aにそれぞれ入力されると、インターナルポンプ8a〜
8eの運転状態を判定し、5台運転信号203A、4台
運転信号204Aを出力する。5台運転信号203Aお
よび4台運転信号204Aは、5台運転判定回路205
Aおよび4台運転判定回路206Aに入力され、インタ
ーナルポンプ5台が運転している場合には、5台運転判
定回路205Aから5台運転成立信号207Aを出力
し、インターナルポンプ4台が運転している場合には、
4台運転判定回路206Aから4台運転成立信号208
Aを出力する。5台運転成立信号207Aが出力される
と、スイッチ211Aが「入」となり、5台用関数発生
器209Aから5台用関数213Aが出力され、関数発
生器105Aに設定される。また、4台運転成立信号2
08Aが出力されると、スイッチ212Aが「入」とな
り、4台用関数発生器210Aから4台用関数214A
が出力され、関数発生器105Aに設定される。このよ
うにして、関数発生器105Aには、常に最適関数選択
回路20Aからの信号により、インターナルポンプ運転
状態に応じた適切な関数が設定される。
【0012】図5に、遮断器状態信号15a〜15eと
して、遮断器の「開」を使用した場合の運転状態判定回
路201Aおよび202Aの一具体的回路を示す。運転
状態判定回路201Aでは、遮断器状態信号15a〜1
5eの全てが閉じているとき、NOT条件が成立し、イ
ンターナルポンプ5台が運転されている、と判定し、5
台運転信号203Aが出力される。また、運転状態判定
回路202Aでは、遮断器状態信号15a〜15eのい
ずれかが開いたとき、成立し、インターナルポンプ4台
が運転されている、と判定し、4台運転信号204Aが
出力される。
【0013】図6に、5台運転判定回路205Aおよび
4台運転判定回路206Aの一具体的回路を示す。5台
運転判定回路205Aでは、5台運転信号203Aが成
立し、かつ、4台運転信号204Aが成立していないこ
とを条件に、インターナルポンプ5台運転を判定する。
また、4台運転判定回路206Aでは、5台運転信号2
03Aが不成立、かつ、4台運転信号204Aが成立し
ていることを条件に、インターナルポンプ4台運転を判
定する。
【0014】図7は、5台用関数発生器209Aおよび
4台用関数発生器210Aが発生する5台用関数および
4台用関数を示す。5台用関数は、図示のように、イン
ターナルポンプ速度要求信号(速度指令)A0に対して
すくい管位置指令信号(すくい管位置)a、同じくR0
に対してrに設定する。また、4台用関数は、図示のよ
うに、インターナルポンプ速度要求信号(速度指令)A
0に対してすくい管位置指令信号(すくい管位置)b、
同じくR0に対してsに設定する。a>b、r>sの関
係にあり、同一インターナルポンプ速度要求信号に対し
て5台用関数より4台用関数のすくい管位置指令信号を
低く設定する。ここで、RIP−MFGセット1Aは、
インターナルポンプ1台がトリップし、4台運転とし、
RIPーMFGセット1Bは、インターナルポンプ5台
運転とすると、図3において、運転状態判定回路201
Aからの5台運転信号203Aがなく、運転状態判定回
路202Aから4台運転信号204Aが出力され、4台
運転判定回路206Aから4台運転成立信号208Aを
出力する。このとき、スイッチ212Aが「入」とな
り、4台用関数発生器210Aから4台用関数214A
を出力し、関数発生器105Aに設定する。4台用関数
発生器210Aの4台用関数は、図7のように、5台用
関数発生器209Aの5台用関数に比べ、同一インター
ナルポンプ速度要求信号に対してすくい管位置指令信号
を低く設定しているので、インターナルポンプ5台運転
に比べて低いすくい管位置指令信号9Aを関数発生器1
05Aからすくい管制御装置7Aに出力する。すくい管
制御装置7Aは、流体継手3A内の油量を減少させ、交
流電動機2Aから交流発電機4Aへ伝達されるトルクを
小さくして、5台運転の他系統のRIPーMFGセット
1Bのインターナルポンプ8f〜8jと4台運転の本系
統のRIP−MFGセット1Aのインタナルポンプ8a
〜8eの速度をバランスさせる。例えば、図7の4台用
関数発生器210Aの4台用関数において、インターナ
ルポンプ速度要求信号(速度指令)A0に対するすくい
管位置はbであり、すくい管位置bに対するポンプ速度
は、図4に示すように、RIP4台運転特性のB1とな
る。、この最低ポンプ速度B1は、RIP5台運転特性
の最低ポンプ速度A0と等しい。このことにより、交流
発電機から見れば、インターナルポンプ5台運転に比べ
相対的に負荷の軽くなる4台運転の際には、流体継手3
A内の油量を減少させ、交流電動機2Aから交流発電機
4Aへ伝達されるトルクを小さくして、5台運転をして
いる他系統のRIPーMFGセット1Bのインターナル
ポンプ8f〜8jと4台運転をする本系統のRIP−M
FGセット1Aのインタナルポンプ8a〜8eの速度を
バランスさせることが可能である。
【0015】図8は、定格出力運転においてインターナ
ルポンプ8aが1台トリップした後、すくい管位置が最
低ポンプ速度位置まで移行する際の、本実施形態を適用
した場合と従来方式による場合の1A系ポンプ速度特
性、1B系ポンプ速度特性、炉心流量特性、中性子束特
性を示す。図中の実線が本発明による場合、点線が従来
方式による場合である。従来方式による場合、時間t0
において、すくい管位置がrにあり、インターナルポン
プ8aの上流側遮断器6aが開放すると、インターナル
ポンプ8aは図中の点線(1)に示すように停止し、残
るインターナルポンプ8b〜8eはすくい管位置rのま
ま4台運転となることから、5台分のトルクを4台で受
けることとなり、1A系ポンプ速度は、図中の点線
(2)に示すようにその直後からR0からR1に上昇し、
時間t1において、すくい管位置rが漸次低くなると共
に、ポンプ速度は脈動しながら低下を開始し、時間t2
において、すくい管位置が5台運転時の最低ポンプ速度
を与えるaに達すると、脈動を継続したまま最低ポンプ
速度A0より若干高いA1となる。一方、1B系ポンプ速
度は、5台運転であることから、R0を維持し、時間t1
において、ポンプ速度は脈動しながら低下を開始し、時
間t2において、脈動を継続したまま最低ポンプ速度A0
となる。このように、5台運転時の最低ポンプ速度を与
えるすくい管位置aに移行するまでの全範囲で、ポンプ
速度R0<R1、最低ポンプ速度A0<A1であり、4台運
転状態になったRIP−MFGセット1Aのポンプ速度
と5台運転しているRIP−MFGセット1Bのポンプ
速度にアンバランスが生じる。ここで、ポンプ速度の脈
動は、2系統のインターナルポンプ速度間のアンバラン
ス運転によって、ポンプ間で流量あるいは速度の相互干
渉が発生し、この相互干渉に起因して生じる。この結
果、ポンプ間で流量あるいは速度の相互干渉が発生する
と、図示のように、炉心流量が変動し、中性子束が変動
することになり、プラント運転が不安定になる。これに
対して、本実施形態を適用した場合、インターナルポン
プ8aの上流側遮断器6aを開放した直後に、インター
ナルポンプ8aは図中の実線(1)のように停止し、こ
れと同時に、最適関数選択回路20Aが動作し、4台運
転状態になったRIP−MFGセット1Aに対してポン
プ速度制御の全範囲で5台運転しているRIP−MFG
セット1Bとポンプ速度を同一にするように関数発生器
105Aの値を変更するため、すなわち、1A系のすく
い管位置をrからsに低め、時間t0からt1までの間で
1A系ポンプ速度をR0に維持し、その後、時間t1から
最低ポンプ速度に移行する時間t2に至る間、すくい管
位置をsからbに漸次低め、1A系ポンプ速度を図中の
実線(2)のようにR0から徐々に低下させて、時間t2
において4台運転時の最低ポンプ速度A0とする。一
方、1B系のすくい管位置は時間t0からt1においてr
からaになり、1B系ポンプ速度はR0からA0に低下す
る。1A系ポンプ速度は、1B系ポンプ速度とR0から
0の間で等しくなる。このように、本実施形態を適用
した場合、遮断器6a開放直後から最低ポンプ速度に移
行するまでの全範囲で、4台運転状態になったRIP−
MFGセット1Aのポンプ速度と5台運転しているRI
P−MFGセット1Bのポンプ速度はバランスする。こ
の結果、本実施形態では、ポンプ速度、炉心流量、中性
子束に変動を生じることなく、安定なプラント運転を実
現することができる。なお、本実施形態では、インター
ナルポンプ5台中の1台がトリップした場合について説
明したが、本発明は、インターナルポンプ複数台中の数
台がトリップした場合にも適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のインターナルポンプの駆動電源として流体継手付
きMGセットを適用した複数系列からなるシステムにお
いて、系列のインターナルポンプ1台がトリップした場
合でも、ポンプ速度制御の全範囲において、トリップし
たポンプを有する系列のポンプ速度を健全側の系列に属
するポンプ速度にバランスさせることができ、ポンプ速
度、炉心流量、中性子束に変動を生じることなく、安定
なプラント運転を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるポンプ速度制御シス
テムの全体構成図
【図2】本発明再循環流量制御装置の詳細構成図
【図3】本発明の最適関数選択回路の詳細構成図
【図4】すくい管位置とポンプ速度との関係図
【図5】本発明の運転状態判定回路の一具体的回路
【図6】本発明の運転台数判定回路の一具体的回路
【図7】本発明の運転台数毎の関数図
【図8】インターナルポンプ1台トリップ時の本発明と
従来技術の比較図
【符号の説明】
2A 交流電動機 3A 流体継手 4A 交流発電機 6a〜6e 遮断器 8a〜8e インターナルポンプ 7A すくい管制御装置 10 再循環流量制御装置 105 関数発生器 20A 最適関数選択回路 201A 5台運転状態判定回路 202A 4台運転状態判定回路 205A 5台運転判定回路 206A 4台運転判定回路 209A 5台用関数発生器 210A 4台用関数発生器 211A、212A スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 尚司 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 鈴木 勝幸 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的慣性の大きな交流発電機を有する
    流体継手付きMGセットに複数個の比較的慣性の小さい
    ポンプを接続した複数系統からなり、前記流体継手のす
    くい管位置を変更して油量を調整し、ポンプ速度を制御
    する発電プラントのポンプ速度制御システムにおいて、
    前記各系統のポンプ運転状態を判定し、このポンプ運転
    状態に基づいて前記すくい管位置を設定する再循環流量
    制御手段を設け、系統のポンプがトリップしたとき、該
    系統の流体継手の油量を調整し、該系統のポンプ速度を
    健全系統のポンプ速度にバランスさせることを特徴とす
    るポンプ速度制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、再循環流量制御手段
    は、系統のポンプ運転状態からポンプ運転台数を求め、
    ポンプ運転台数に基づいてすくい管位置を設定する関数
    を出力する最適関数選択手段を有することを特徴とする
    ポンプ速度制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、最適関数選択手段
    は、系統のポンプ運転状態からポンプ運転台数を求める
    論理回路手段と、系統のポンプ運転台数毎に予め設定し
    たすくい管位置に関する関数を有する関数発生手段と、
    系統のポンプ運転台数に基づいて前記関数を切り替える
    手段を具備することを特徴とするポンプ速度制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
    て、系統のポンプ毎に遮断器を設け、系統のポンプ運転
    状態の判定には遮断器状態信号を用いることを特徴とす
    るポンプ速度制御システム。
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