JPH09211349A - 走査装置 - Google Patents

走査装置

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JPH09211349A
JPH09211349A JP8016095A JP1609596A JPH09211349A JP H09211349 A JPH09211349 A JP H09211349A JP 8016095 A JP8016095 A JP 8016095A JP 1609596 A JP1609596 A JP 1609596A JP H09211349 A JPH09211349 A JP H09211349A
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JP
Japan
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mirror
scanning
light
start point
lens
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Application number
JP8016095A
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English (en)
Inventor
Toshihito Kimura
俊仁 木村
Minoru Morohoshi
稔 諸星
Tatsuya Takahashi
達也 高橋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 低コストで、主走査方向の走査開始点を検出
することができ、組立ておよびメンテナンスが容易な走
査装置を提供する。 【解決手段】 光を下方の被走査シートSに偏向させる
細長い凹状シリンドリカルミラー13と、凹状シリンド
リカルミラー13の走査開始側の端部近傍に入射し、凹
状シリンドリカルミラー13で反射した光を受ける走査
開始点検出手段17、18とを備え、第1のシリンドリ
カルレンズ7、第2のシリンドリカルレンズ12および
凹状シリンドリカルミラー13とで面倒れ補正系が構成
され、走査開始点検出手段17、18が、第1のシリン
ドリカルレンズ7、ポリゴンミラー9、第2のシリンド
リカルレンズ12および凹状シリンドリカルミラー13
とともに光学定盤16上に取付けられていることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査装置に関する
ものであり、とくに、光、放射線あるいは電子線の画像
を、エネルギーの形で蓄積した輝尽性蛍光体を、電磁波
で走査して、輝尽性蛍光体を励起し、光、放射線あるい
は電子線のエネルギーを光の形で放出させて、放出され
た光を光電的に検出することによって、輝尽性蛍光体に
蓄積された光、放射線あるいは電子線の画像を読取るの
に適した画像読取装置用の走査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光、放射線あるいは電子線の照射を受け
ると、そのエネルギを蓄積し、その後に、電磁波を照射
すると、蓄積した光、放射線あるいは電子線のエネルギ
に比例した光量の光を放出する輝尽性蛍光体を含む輝尽
性蛍光体層が設けられた蓄積性蛍光体シートを用いて、
光、放射線あるいは電子線の画像を記録させ、電磁波で
走査して、光、放射線あるいは電子線のエネルギを光の
形で放出させ、放出された光を光電的に検出することに
より、画像データを生成し、生成された画像データに基
づいて、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルム上
に、光、放射線あるいは電子線の画像を再生する方法や
システムが広く知られている。たとえば、特開昭55−
12429号公報、特開昭55−12145号公報など
は、被写体を透過した放射線のエネルギを、蓄積性蛍光
体シートに設けられた輝尽性蛍光体層に蓄積、吸収さ
せ、しかる後に、輝尽性蛍光体層を電磁波で走査して、
輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体から発せられた輝
尽光を、光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成
し、所定の信号処理を施して、CRTなどの表示手段あ
るいは写真フイルム上に、画像として、再生する方法を
提案しており、この方法は、放射線診断の分野で広く使
用されている。
【0003】また、特公平1−60784号公報、特公
平1−60782号公報、特公平4−3952号公報な
どは、放射性標識を付与した物質を、生物体に投与した
後、その生物体あるいはその生物体の組織の一部を試料
とし、この試料を、蓄積性蛍光体シートに設けられた輝
尽性蛍光体層と一定時間重ね合わせることにより、輝尽
性蛍光体に放射線エネルギーを吸収させ、しかる後に、
輝尽性蛍光体層を電磁波で走査して、輝尽性蛍光体を励
起し、輝尽性蛍光体から発せられた輝尽光を、光電的に
検出して、ディジタル画像信号を生成し、所定の信号処
理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイル
ム上に、画像として、再生し、試料中の放射性標識物質
の位置情報を得るようにしたオートラジオグラフィ検出
方法を提案しており、さらに、特開平3−205550
号公報、特開平4−232864号公報などは、蛋白
質、核酸配列などの固定された高分子を、化学発光物質
と接触して、化学発光を生じさせる標識物質により、選
択的に標識し、標識物質によって選択的に標識された高
分子と、化学発光物質とを接触させて、化学発光物質と
標識物質との接触によって生ずる可視光波長域の化学発
光のエネルギーを、蓄積性蛍光体シートに設けられた輝
尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体に蓄積させ、しか
る後に、輝尽性蛍光体層を電磁波で走査して、輝尽性蛍
光体を励起し、輝尽性蛍光体から発せられた輝尽光を、
光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成し、所定
の信号処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写
真フイルム上に、画像として、再生することにより、遺
伝子情報などの高分子に関する情報を得るようにした化
学発光検出方法を提案している。また、特開昭61−5
1738号公報および同61−93538号公報は、金
属、非金属試料あるいは生物体組織試料などに電子線を
照射し、試料によって回折され、あるいは、試料を透過
した電子線のエネルギーを、蓄積性蛍光体シートに設け
られた輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体に蓄積さ
せ、しかる後に、電磁波で走査して、輝尽性蛍光体を励
起し、輝尽性蛍光体から発せられた輝尽光を、光電的に
検出して、ディジタル画像信号を生成し、所定の信号処
理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイル
ム上に、画像として、再生することにより、試料の元素
分析、組成解析、構造解析、組織の観察などをおこなう
電子顕微鏡による検出方法を提案しており、特開昭59
−15843号公報などは、放射線を試料に照射し、試
料により回折された電子線のエネルギーを、輝尽性蛍光
体に蓄積させ、しかる後に、電磁波で走査して、輝尽性
蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体から発せられた輝尽光
を、光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成し、
所定の信号処理を施して、CRTなどの表示手段あるい
は写真フイルム上に、画像として、再生することによっ
て、試料の構造解析などをおこなう放射線回折画像検出
方法を提案している。
【0004】これらの方法においては、いずれも、光、
放射線あるいと電子線のエネルギーを蓄積している輝尽
性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層が設けられた蓄積性蛍光
体シートを、電磁波によって、走査して、励起し、蓄積
している光、放射線あるいは電子線のエネルギーを、輝
尽光として、放出させ、光電的に読み取ることが必要不
可欠であり、そのための画像読み取り装置が提案されて
いる。このような画像情報読取装置に用いられる走査装
置としては、光源からの励起光を、ポリゴンミラーを用
いて、輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層が形成された
蓄積性蛍光体シートの表面に導き、これにより、蓄積性
蛍光体シートの表面を走査するのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなポリゴンミ
ラーを使用した走査装置は、各ミラー面の傾きのばらつ
きを補償するためのいわゆる面倒れ補正光学系と、ポリ
ゴンミラーの回転のばらつきを補償するために、主走査
方向の走査開始点を検出する走査開始点検出手段を備え
ている。走査開始点検出手段には、被走査面に照射され
る走査光と略同一条件の光を入射させる必要があるた
め、被走査面に照射される走査光に施される面倒れ補正
光学系による面倒れ補正と同一の面倒れ補正を施すこと
が必要である。したがって、走査開始点検出手段が、被
走査面に照射される走査光が通過する面倒れ補正光学系
の途中から分岐した光を検出するように配置された場合
には、分岐部分と、走査開始点検出手段との間に、分岐
部分以降の面倒れ補正光学系の光学系と同等の光学系を
別個に設けなければならず、製造コストが高くなるとい
う問題があった。他方、組立て作業およびメンテナンス
を容易にするため、走査開始点検出手段は、光学定盤上
に、走査光学系を構成する他の光学部品とともに取付け
られていることが望ましいが、走査開始点検出手段を、
走査光が面倒れ補正光学系を通過した被走査面上に取付
ける場合には、走査開始点検出手段を光学定盤に取付け
ることができず、組立て作業およびメンテナンスを容易
におこなうことができないという問題があった。
【0006】したがって、本発明は、低コストで、主走
査方向の走査開始点を検出することができ、組立ておよ
びメンテナンスが容易な走査装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
光源と、該光源から発せられた光が入射する第1のシリ
ンドリカルレンズと、該第1のシリンドリカルレンズを
透過した光を走査するポリゴンミラーと、該ポリゴンミ
ラーによって走査された光が入射する第2のシリンドリ
カルレンズと、該第2のシリンドリカルレンズを透過し
た光を下方の被走査シートに偏向させる細長い凹状シリ
ンドリカルミラーと、該凹状シリンドリカルミラーの走
査開始側の端部近傍に入射し、前記凹状シリンドリカル
ミラーで反射した光を受ける走査開始点検出手段とを備
え、前記第1のシリンドリカルレンズ、前記第2のシリ
ンドリカルレンズおよび前記凹状シリンドリカルミラー
とで面倒れ補正系が構成され、前記走査開始点検出手段
が、前記第1のシリンドリカルレンズ、前記ポリゴンミ
ラー、前記第2のシリンドリカルレンズおよび前記凹状
シリンドリカルミラーとともに光学定盤上に取付けられ
た走査装置によって達成される。本発明によれば、面倒
れ補正光学系を通過した走査光が、光学定盤上に取付け
られた走査開始点検出手段に導かれ、主走査方向の走査
開始点を検出することができるので、低コストで、主走
査方向の走査開始点を検出することができ、組立ておよ
びメンテナンスが容易な走査装置を提供することが可能
となる。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、前
記走査開始点検出手段が、走査開始点検出センサと、前
記凹状シリンドリカルミラーの走査開始側の端部近傍に
入射し、前記凹状シリンドリカルミラーで反射した光
を、前記走査開始点検出センサに向けて反射する走査開
始点検出用ミラーとを備えている。本発明の好ましい実
施態様によれば、走査光は、走査開始点検出用ミラーに
より反射されて、走査開始点検出センサに導かれるの
で、走査開始点検出ミラーの反射角を適当に設定してお
けば、任意の位置に走査開始点検出センサをおくことが
でき、走査装置をコンパクト化することが可能になる。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記走査
開始点検出用ミラーが、前記凹状シリンドリカルミラー
の長手方向の一端の外側方に配置され、前記走査開始点
検出センサが前記凹状シリンドリカルミラーの長手方向
の他端の外側方に配置されている。本発明のさらに好ま
しい実施態様によれば、走査光は、凹状シリンドリカル
ミラーの長手方向の一端の外側方に配置された走査開始
点検出用ミラーにより反射されて、凹状シリンドリカル
ミラーの長手方向の他端の外側方に配置された走査開始
点検出センサに導かれるので、凹状シリンドリカルミラ
ーから、走査開始点検出センサまでの光路を短くして、
走査装置をコンパクト化することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。図
1は、本発明の好ましい実施態様にかかる走査装置を含
むオートラジオグラフィ画像読み取り装置100の略斜
視図であり、図2はその略平面図である。この画像読み
取り装置100は、放射性標識物質の位置情報が記録さ
れた輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層が設けられた蓄
積性蛍光体シートSをレーザ光により走査して、輝尽性
蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体から発せられた光を、光
電的に検出して、ディジタル画像信号を生成するもので
ある。図1に示されるように、本実施態様にかかる画像
読み取り装置100の走査装置は、レーザ光源1を備え
ている。レーザ光源1から発せられたレーザ光2は、第
1のミラー3によって、その光路が偏向され、フィルタ
4を通過して、不要な波長の光がカットされ、さらに、
第1ビームエキスバンダ5および第2のビームエキスバ
ンダ6を通過して、所定のビーム径に拡大された後、プ
レシリンドリカルレンズ7に入射する。プレシリンドリ
カルレンズ7を通過したレーザ光は、第2のミラー8に
よって、その光路が偏向され、正六角形のポリゴンミラ
ーであるポリゴンミラー9の反射面の1つに入射する。
ポリゴンミラー9は、ポリゴンモータ10によって時計
回りに、回転されており、反射面に入射したレーザ光2
は、ポリゴンミラー9の回転にともなって、時計方向に
走査されながら、fθレンズ11、凹状シリンドリカル
レンズ12を通過し、凹状シリンドリカルミラー13に
入射する。レーザ光は、凹状シリンドリカルミラー13
により、走査光学系の下方で、レーザ光により走査され
る主走査方向と直交する副走査方向に搬送されている蓄
積性蛍光体シートSの表面に向けて、下方に偏向され、
蓄積性蛍光体シートSに設けられた輝尽性蛍光体層(図
示せず)の表面に到達する。その結果、レーザ光はポリ
ゴンミラー9により主走査方向に走査され、蓄積性蛍光
体シートSが副走査方向に搬送されているため、蓄積性
蛍光体シートSに設けられた輝尽性蛍光体層の表面が、
レーザ光2によって、二次元的に走査される。
【0010】fθレンズ11は、短冊状のレンズ11a
からなる第1レンズ群と、複数の短冊状のレンズ11
b、11cからなる第2レンズ群による2群3枚構成と
されている。第1レンズ群を構成するレンズ11aと、
ポリゴンミラー9の間には、第1の遮光板14が配置さ
れている。この第1の遮光板14は、ポリゴンミラー9
で反射されたレーザ光のうち、レンズ11aを透過せず
に、fθレンズ11の第1レンズ群を構成するレンズ1
1aのポリゴンミラー9側の面11a’およびfθレン
ズ11のレンズ11aの第2レンズ群を構成するレンズ
11b側の面11a”で反射した成分が、再度、ポリゴ
ンミラー9により反射され、予定されていない経路で、
蓄積性蛍光体シートSの輝尽性蛍光体層の表面に入射し
て、輝尽性蛍光体を励起し、その結果、そのレーザ光の
成分により励起されるべき輝尽性蛍光体層の部分以外か
ら輝尽光が放出され、輝尽光を光電的に読み取って得た
画像データに基づいて、画像を再生した場合に再生され
た画像に生ずるゴーストの発生を防止するものである。
第1の遮光板14は、ポリゴンミラー9によって走査さ
れたレーザ光2を通過させるスリット14aが形成され
ている。第1の遮光板14のスリット14aの両側の部
分は、主に、ポリゴンミラー9で反射されたレーザ光の
うち、レンズ11aを透過せずに、fθレンズ11の第
1レンズ群を構成するレンズ11aのポリゴンミラー9
側の面11a’およびfθレンズ11のレンズ11aの
第2レンズ群を構成するレンズ11b側の面11a”で
反射した結果生じた迷光以外の迷光を、遮光するもので
ある。
【0011】さらに、走査方向に対して、fθレンズ1
1のレンズ11aの第2レンズ群を構成するレンズ11
b側の面11a”の両端部を覆う第2の遮光板15が設
けられている。この第2の遮光板15は、ポリゴンミラ
ー9により反射されたレーザ光のうち、第2レンズ群を
構成するレンズ11b、11cを透過せずに、fθレン
ズ11のレンズ11bのポリゴンミラー9側の面11
b’で、レンズ11aに向けて反射されたレーザ光の一
部が、レンズ11aの端面で散乱され、散乱されたレー
ザ光が、予定されていない経路で、蓄積性蛍光体シート
Sの輝尽性蛍光体層の表面に入射して、輝尽性蛍光体を
励起し、その結果、そのレーザ光の成分により励起され
るべき輝尽性蛍光体層の部分以外から輝尽光が放出さ
れ、輝尽光を光電的に読み取って得た画像データに基づ
いて、画像を再生した場合に再生された画像に生ずるゴ
ーストの発生を防止するものである。第2の遮光板15
は、fθレンズ11のレンズ11bのポリゴンミラー9
側の面11b’で反射したレーザ光の一部が、レンズ1
1aの端面に入射することがないように、走査方向に対
して、レンズ11aの第2群レンズを構成するレンズ1
1b側の面の両端部を覆っている。たとえば、第2の遮
光板15として、fθレンズ11のレンズ11aの第2
レンズ群を構成するレンズ11b側の横幅約50ミリの
略長方形をなす面11a”の走査方向に対する両端部を
それぞれ約5ミリづつ覆う寸法形状を有するものを使用
することができる。
【0012】この走査装置においては、プレンシリンド
リカルレンズ7、fθレンズ11、凹状シリンドリカル
レンズ12および凹状シリンドリカルミラー13によ
り、いわゆる面倒れ補正光学系が構成され、再生された
画像に走査線ピッチ誤差起因のムラが発生することの防
止が図られている。レーザ光源1から、凹状シリンドリ
カルミラー13に至る走査光学系の各構成要素は、同一
平面内に位置するように、光学定盤16に取付けられて
いる。さらに、図3に示されるように、凹状シリンドリ
カルミラー13の走査方向に対する上流側端部の側方の
光学定盤16上には、走査開始点検出用ミラー17が、
走査方向に対して下流側の端部の側方の光学定盤16上
には、走査開始点検出センサ18が取付けられている。
走査開始点検出用ミラー17は、凹状シリンドリカルミ
ラー13の走査方向上流側端部近傍で反射されたレーザ
光2が入射する位置に配置され、ポリゴンミラー9によ
って走査されたレーザ光2が、凹状シリンドリカルミラ
ー13の走査方向上流側端部近傍で反射されたときに、
レーザ光2を、凹状シリンドリカルミラー13の走査方
向下流側端部に配置された走査開始点検出センサ18に
向けて反射するように構成されている。したがって、プ
レンシリンドリカルレンズ7、fθレンズ11、凹状シ
リンドリカルレンズ12および凹状シリンドリカルミラ
ー13によって構成された面倒れ補正光学系を通過した
走査光が、走査開始点検出用ミラー17によって走査開
始点検出センサ18に導かれることになる。
【0013】走査開始点検出用ミラー17および走査開
始点検出センサ18は、走査開始点検出用ミラー17に
よって反射された走査光が、走査開始点検出センサ18
上で焦点を結ぶように、凹状シリンドリカルミラー13
の走査方向上流側端部近傍から、走査開始点検出用ミラ
ー17を経て、走査開始点検出センサ18に至る光路長
が、凹状シリンドリカルミラー13から、走査面である
蓄積性蛍光体シートSまでの光路長とほぼ等しくなるよ
うに配置されている。このため、面倒れ補正が効き、走
査開始点検出センサ上でも安定した走査開始点検出が可
能になり、走査線ピッチ誤差起因のムラの発生が抑えら
れる。蓄積性蛍光体シートSに設けられた輝尽性蛍光体
層(図示せず)に含まれる輝尽性蛍光体は、レーザ光2
の照射を受けると、励起されて、あらかじめ蓄積してい
た放射性標識物質の位置情報を示すエネルギを、エネル
ギの強度に比例した光量の輝尽光19として、放出す
る。この輝尽光19は、レーザ光2により走査された部
分から、無指向性の光として発せられるので、放射性標
識物質の位置情報を精度良く、検出するためには、輝尽
性蛍光体から放出された無指向性の輝尽光19を効率良
く、集光し、光電検出する必要がある。そこで、本実施
態様においては、図4に示されるように、蓄積性蛍光体
シートSの表面から、その所定距離だけ離れた位置に配
置された集光ガイド20によって、輝尽性蛍光体から放
出された無指向性の輝尽光19を集光し、光検出器21
に導き、光電的に検出するように構成されている。
【0014】図4に示されるように、集光ガイド20
は、直線状の端部20bを、蓄積性蛍光体シートSの輝
尽性蛍光体層のレーザ光1による走査部分に臨ませ、輝
尽性蛍光体から放出された輝尽光19を集光し、その内
部で全反射させながら、光検出器21に導くように配置
される。本実施態様によれば、走査開始点検出用ミラー
17および走査開始点検出センサ18は、光学定盤16
上に取付けられ、走査開始点検出用ミラー17が、プレ
ンシリンドリカルレンズ7、fθレンズ11、凹状シリ
ンドリカルレンズ12および凹状シリンドリカルミラー
13によって構成された面倒れ補正光学系を通過した走
査光を、走査開始点検出センサ18に向けて、反射し
て、導き、走査開始点を検出しているので、走査開始点
を検出するため、別個に、面倒れ補正光学系を設ける必
要がなく、また、走査装置の組立ておよびメインテナン
スを容易におこなうことが可能になる。さらに、面倒れ
補正光学系を通過した走査光を、走査開始点検出用ミラ
ー17により、反射させて、走査開始点検出センサ18
に導いているので、走査装置をコンパクト化することが
可能になる。本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、
種々の変更が可能であり、それらも、本発明の範囲内に
包含されるものであることはいうまでもない。
【0015】たとえば、前記実施態様においては、放射
性標識物質の位置情報が、放射線エネルギの形で、蓄
積、記録された輝尽性蛍光体層を備えた蓄積性蛍光体シ
ートSの表面を、レーザ光2によって走査し、輝尽性蛍
光体層から放出された輝尽光19を受光して、集光ガイ
ド20により、光検出器21に導き、光電的に検出し
て、画像を読み取っているが、本発明は、放射性標識物
質の位置情報を画像として読み取るオートラジオグラフ
ィ検出方法に限らず、ケミルミネッセンス検出方法、放
射線回折画像検出方法、電子顕微鏡による検出方法、蛍
光画像検出方法など、光、放射線あるいは電子線の画像
を、これらのエネルギーの形で、記録した輝尽性蛍光体
を含む輝尽性蛍光体層が設けられた蓄積性蛍光体シート
Sを、電磁波で走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽
性蛍光体から放出された輝尽光を集光し、光電的に読み
取る場合にも適用することができる。さらには、輝尽性
蛍光体から放出された輝尽光に限らず、シート状原稿を
光により走査する場合や、写真フイルムを光によって走
査する場合、更には、蛋白質、核酸配列などの固定され
た高分子を蛍光色素によって選択的に標識し、この標識
された高分子を光により走査し、発せられた蛍光を検出
する蛍光画像検出方法にも、本発明は適用可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、低コストで、主走査方
向の走査開始点を検出することができ、組立ておよびメ
ンテナンスが容易な走査装置を提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施態様にかかる走査装置を
含むオートラジオグラフィ画像読み取り装置の略斜視図
である。
【図2】図2は、本発明の実施態様にかかる走査装置の
光路を示す略平面図である。
【図3】図3は、本発明の実施態様にかかる走査装置の
光路を示す略正面図である。
【図4】図4は、本発明の実施態様にかかる走査装置を
含む画像読み取り装置の集光ガイドの蓄積性蛍光体シー
トに対する位置関係を示す略斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 レーザ光 3 第1のミラー 3 フィルタ 5 第1のビームエキスパンダ 6 第2のビームエキスパンダ 7 プレシリンドリカルレンズ 8 第2のミラー 9 ポリゴンミラー 10 ポリゴンモータ 11 fθレンズ 12 凹状シリンドリカルレンズ 13 凹状シリンドリカルミラー 14 第1の遮光板 15 第2の遮光板 16 光学定盤 17 走査開始点検出用折返しミラー 18 走査開始点検出センサ 19 輝尽光 20 集光ガイド 21 光検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源から発せられた光が入射
    する第1のシリンドリカルレンズと、該第1のシリンド
    リカルレンズを透過した光を走査するポリゴンミラー
    と、該ポリゴンミラーによって走査された光が入射する
    第2のシリンドリカルレンズと、該第2のシリンドリカ
    ルレンズを透過した光を下方の被走査シートに偏向させ
    る細長い凹状シリンドリカルミラーと、該凹状シリンド
    リカルミラーの走査開始側の端部近傍に入射し、前記凹
    状シリンドリカルミラーで反射した光を受ける走査開始
    点検出手段とを備え、前記第1のシリンドリカルレン
    ズ、前記第2のシリンドリカルレンズおよび前記凹状シ
    リンドリカルミラーとで面倒れ補正系が構成され、前記
    走査開始点検出手段が、前記第1のシリンドリカルレン
    ズ、前記ポリゴンミラー、前記第2のシリンドリカルレ
    ンズおよび前記凹状シリンドリカルミラーとともに光学
    定盤上に取付けられていることを特徴とする走査装置。
  2. 【請求項2】 前記走査開始点検出手段が、走査開始点
    検出センサと、前記凹状シリンドリカルミラーの走査開
    始側の端部近傍に入射し、前記凹状シリンドリカルミラ
    ーで反射した光を、前記走査開始点検出センサに向けて
    反射する走査開始点検出用ミラーとを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の走査装置。
  3. 【請求項3】 前記走査開始点検出用ミラーが、前記凹
    状シリンドリカルミラーの長手方向の一端の外側方に配
    置され、前記走査開始点検出センサが前記凹状シリンド
    リカルミラーの長手方向の他端の外側方に配置されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の走査装置。
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