JPH0921294A - 指向性削孔装置及びこの装置による削孔方向修正方法 - Google Patents

指向性削孔装置及びこの装置による削孔方向修正方法

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JPH0921294A
JPH0921294A JP19114895A JP19114895A JPH0921294A JP H0921294 A JPH0921294 A JP H0921294A JP 19114895 A JP19114895 A JP 19114895A JP 19114895 A JP19114895 A JP 19114895A JP H0921294 A JPH0921294 A JP H0921294A
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tube
center
hole
drilling
tip
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JP19114895A
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Hisao Takeuchi
内 久 雄 竹
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Koken Boring Machine Co Ltd
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Koken Boring Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉石混りの砂礫層でも孔曲りが生じた場合に
容易に修正可能な指向性削孔装置及びこの装置による削
孔方向修正方法を提出する。 【構成】 二重管式削孔装置の外管の外端に管の中心に
対し偏心した管孔70を先端部に有する先導管71が固
着され、内管40は外側の前後方向所定の位置に複数の
センターライザー41が突設されると共に、軸心に対す
る同心円上に複数のダウンザホールハンマー42が配設
され、その先端には拡縮可能なリトラクトビット42a
の分割体がそれぞれ枢着され、基端にはオーガー軸50
が固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木工事において、地
下に下水用、ケーブル用等の管を埋設するため、特に砂
礫層でも削孔可能な指向性削孔装置及びこの装置による
削孔方向修正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の指向性削孔装置で、内管の先端に
発光ダイオードが配設されたものとしては特公平2−4
5195号(特願昭59−240983号)が開示され
ている。これは図4に示すような構造となっており、3
本のダウンザホールハンマー9,9,9で構成され(同
心円上に複数本配設されたマルチダウンザホールハンマ
ーであれば良い)、ダウンザホールハンマー9を同心円
上に口金17aの一端に装着し、円筒スリーブ18内に
装着したもので、他端は図6に示すオーガー軸11aが
ねじ等の手段により連結されており、円筒スリーブ18
外周には軸方向に複数の帯状センターライザー18aが
形成されている。
【0003】前記3本のダウンザホールハンマー9で囲
まれた中心部には発光ダイオード22aを輝点とするタ
ーゲット部22が挟持されている。図5に示されるよう
に該ターゲット部22内には発光ダイオード22aの電
池22bが内装され、上記発光ダイオード22aの光輝
点はマルチハンマー17の軸心を通し、これに連結した
オーガー軸11aの軸心を通って、図示しない発進立坑
に設置されたトランシットにより推進装置の発進端から
観測されるものである。
【0004】前記マルチハンマー17は、偏心孔を有す
ると共に、先端の切削部に切削用チップ10aを固着し
たホイップストック10bの上記偏心孔内に回転自在に
嵌装されている。上記ホイップストック10b基端はパ
イプ10cに連結され上記ホイップストック10bと上
記パイプ10cとで外管10を形成している。外管10
と内管21は、図示しない発進立坑に据え付けられたボ
ーリング機により互いに逆方向に回転、給進せしめられ
る。
【0005】ダウンザホールハンマー9のドリルビット
12で掘削した、被掘削土砂や岩石は、ドリルビット1
2外周の溝12aを通り図4に示すホイップストック1
0bと円筒スリーブ18の隙間t(この隙間は図4に示
すセンターライザー18aで確保されている)を通りオ
ーガー軸11aの螺旋形の羽根によりパイプ10c内を
ボーリング機方向の発進立坑へ排出するよう構成されて
いる。
【0006】次に本発明の装置を使用した作業順序(削
孔方向修正方法)を説明すると、図6に示す如く、通常
掘進時には発進立坑に設置したボーリング機(普通パワ
ースイベルタイプの二重管ボーリング装置が使用され
る)でaに示す如く内管21を右回転、外管10を左回
転せしめて、内管21のオーガー軸11aに装着したマ
ルチハンマー17にオーガー軸心を通り圧気を供給し、
該マルチハンマー17を作動して、ドリルビット12,
12,12を打撃すると共に、内管21・外管10を給
進する。この場合マルチハンマー17は外管10先端の
ホイップストック10bの偏心孔を挿通しているが、ホ
イップストック10bが偏心軸心C−Dを掘進軸E−D
まわりに変化させつつ回転するので、図6aに示す如く
ドリルビット12も軸心C−Dを掘進軸E−Dまわりに
変化させつつ掘進し、上記ホイップストック10bと同
じ外径を削孔するものである。この場合孔曲がりがない
ので発光ダイオード(以下LEDと称す)の軌跡は、図
7a及び図6a左側に示す如く掘削当初にセットした削
孔センターすなわちトランシットの中心Oを中心とし
て、ホイップストック10bとの孔の偏心分に相当する
半径の円Aを描く。なお、図6aに示す通常掘進の場
合、削孔はダウンザホールハンマー9のドリルビット1
2で行い、外管10先端におけるホイップストック10
bのチップ10aでは掘削しない。
【0007】通常掘進時に孔曲がりが生じた場合には、
図7bに示す如くLEDの軌跡の円Aが偏心するので、
ホイップストック10bの偏心孔の軸心修正のため、偏
心すべき方向(図6では上向き)にセットする。
【0008】この場合図7cに示す如く、トランシット
に現れたLEDの輝点Bを、垂直線上で円Aの上方に位
置するようホイップストック10bを少しづつ回転せし
めて図示の位置にセットする。次に図6bに示す如く外
管10を静止した状態で、内管21のみを回転しつつ、
マルチハンマー17を作動して偏心掘削し、所定の偏心
量となった時、内管21を停止する。この所定の偏心量
を検出するには、図7dに示す如く、輝点Bが上方に移
動し円Aの中心がトランシットの中心Oと一致した時が
所定の偏心掘削が終了したものである。
【0009】次に図6dに示す如く外管10を回転給進
して偏心に修正することができ、再度修正後の通常掘進
に戻るものである。なお、図6b〜dに示す孔曲がり修
正時において、マルチハンマー17を静止した状態でホ
イップストック10bを回転・給進する場合は、上述し
た通常掘進と異なり、先端のチップ10aで掘削を行う
ものである。
【0010】上記孔曲がり修正は図面との関係で垂直方
向の場合を説明したが、偏心が斜め方向の場合は、図8
a〜dに示すように行うものである。すなわち図8aの
孔曲がりなしの状態で掘削中は、中心Oを中心にLED
の輝点の軌跡は円Aを描くが掘削中斜め右上方に孔曲が
りが生じた場合bの如く偏心するので、cに示す如く外
管を止めた時、輝点Bが目的の中心に向かうようにセッ
トし、dに示す、円Aの中心がトランシットの中心Oと
一致するまで、内管マルチハンマー17を先行させ偏心
を修正するものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の指向
性削孔装置及びこの装置による削孔方向修正方法によれ
ば、図6の(a)に示す通常掘進(削孔)時には、削孔
はダウンザホールハンマー9,9,9のドリルビット1
2,12,12で行い、外管10先端におけるホイップ
ストック10bのチップ10aでは掘削しないが、孔曲
りが生じた場合には、図6の(d)に示すように外管1
0を回転、給進して偏心を修正するもので、前述した通
常掘進(削孔)と異なり、先端のチップ10aで掘削を
行う。従って、地盤が玉石まじりの砂礫層の場合、外管
の回転、給進のみでは掘削抵抗が大きく、孔曲りの修正
に手間がかかったり、場合によっては不可能な場合もあ
った(内管21の削孔はダウンザホールハンマー9,
9,9による打撃、回転、給進であるので問題ない)。
【0012】また、偏心量の判定は図7,8に示すよう
に発光ダイオードの軌跡が円を描くので、判定が面倒で
ある。
【0013】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
ものであり、従来のドリルビットの代わりにリトラクト
ビットを用いることにより、前述した従来の欠点を解消
した指向性削孔装置及びこの装置による削孔方向修正方
法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の指向性削孔装置は、外管及び内管を有する
二重管式の削孔装置において、管の中心線に対し偏心し
た管孔を先端部に有する先導管を先端に備えた回転可能
な外管と、外側の前後方向の所定の位置の円周方向に複
数のセンターライザーが突設されると共に、前記先導管
に内挿され、軸心に対する同心円上には複数のダウンザ
ホールハンマーが配設され、このダウンザホールハンマ
ーの先端には拡縮可能なリトラクトビットの分割体がそ
れぞれ枢着された内管と、この内管先端で複数のダウン
ザホールハンマー群が囲繞する軸心の空間で、リトラク
トビットの基端近傍に配設され、削孔装置発進端から観
測可能に取り付けられた発光ダイオードと、前記内管の
基端に連結されたオーガー軸とを具備したことを特徴と
する。
【0015】また、本発明の指向性削孔装置は、外管及
び内管を有する二重管式の削孔装置において、管の中心
線に対し偏心した管孔を先端部に有する先導管を先端に
備えた回転可能な外管と、外側の前後方向の所定の位置
の円周方向に複数のセンターライザーが突設されると共
に前記先導管に内挿され、軸心に対する同心円上には複
数のリトラクトビットの分割体がそれぞれ枢着された内
管であるケースと、このケースの軸心に設けられた孔の
先端部に配設され、削孔装置発進端から観測可能に取り
付けられた発光ダイオードと、前記ケースの基端に取り
付けられたオーガー軸とを具備したことを特徴とする。
【0016】さらにまた、本発明の指向性削孔装置によ
る削孔方向修正方法は、通常の削孔状態で、発光ダイオ
ードの輝点の位置が削孔装置発進端に設置されたトラン
シットの中心からずれた場合、先導管の偏心方向をトラ
ンシットの中心方向へ向け、内管のみを所定の距離打
撃、回転、給進して、削孔方向をトランシット中心方向
へ向け、この状態を維持したまま、外管は無回転で内・
外管を同時掘進し、輝点がトランシットの中心と一致し
た時点で内管を停止して外管のみを所定の距離給進し、
通常の削孔状態に復帰することを特徴とする。
【0017】
【作用】通常の直進での削孔状態では、内管外側のセン
ターライザーは先導管の偏心した管孔には接触せず、内
管の軸心は外管の軸心と一致するので、内管のダウンザ
ホールハンマーで打撃しつつ、ボーリング機で回転、給
進し、同時に外管を回転、給進、または給進して削孔さ
れる。この時、発光ダイオードの輝点は、トランシット
の十字の中心に納まっている。
【0018】通常削孔時に孔曲りが生じた場合、輝点が
十字の中心からずれるので、先導管の偏心軸と外管の軸
心とを結ぶ方向(偏心方向)を十字の中心方向に向け内
管のみを駆動し(ダウンザホールハンマーで打撃し)内
管を所定の距離だけ回転、給進すると、センターライザ
ーが先導管の偏心した管孔に内接するので内管の軸心は
先導管の偏心した軸心に合致する。この状態で内管のダ
ウンザホールハンマーを駆動して内管を回転、給進し、
外管は無回転で給進して削孔すると孔曲りが修正される
方向へ曲って削孔され、この時輝点は十字の中心方向へ
移動する。輝点が十字の中心まで移動した時点で、孔曲
りは修正されている。
【0019】以上の作用の説明は、内管に複数のダウン
ザホールハンマーが配設された場合(マルチダウンザホ
ールハンマーの場合)について説明したが、内管先端
に、リトラクトビットを枢着し、ロータリーパーカッシ
ョンドリル式のボーリング機で削孔する場合(請求項2
の構成)でも同様である。
【0020】
【実施例】以下添付図に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の第1の発明の一実施例を示
す指向性削孔装置と、削孔方向修正方法を説明する図
で、(a),(c)はドリルビットの方向から見た正面
図、(b),(d)は縦断面図を示す。図2は本発明の
第2の発明の一実施例を示す指向性削孔装置と、削孔方
向修正方法を説明する図で、(a),(c)はドリルビ
ットの方向から見た正面図、(b),(d)は縦断面図
を示す。図3は本発明の装置による削孔方向修正の際の
輝点の位置を示す説明図である。
【0021】図1の第1の発明における内管の構造は、
図4,図6に示す構造とほぼ同じで、唯ダウンザホール
ハンマー42先端のドリルビットがリトラクトビット4
2aになっている点で相違する。図1のダウンザホール
ハンマー42は、作用の都合上図4より短く図示してあ
る。前記リトラクトビットの構造は、ダウンザホールハ
ンマーのドリルビットとして、出願人が先に特開平4−
41891号(特願平2−147963号)で開示した
構造のものを用いるものである。以上の構造を図9〜図
12に基づいて説明すると、図12に示すように二重管
掘削装置のドリルロッド11の先端にケース(内管)1
20が螺着されている。本発明ではドリルロッド11は
オーガー軸50(図1,2)となっている。
【0022】リトラクトビット1は軸対称に3個の分割
体2,2,2に分割されており(3個でなく、2個以上
の複数であれば良い)、各分割体2,2,2の基端側
(背面)の偏心位置には断面円形の枢軸3が一体に形成
されている。その各枢軸3はケース120に設けた3個
の円孔4に回転自在に嵌合している。また各枢軸3の後
部の周面には断面半円状の溝5がリング状に形成されて
おり、ケース120の3カ所に取り付けられた各一対の
抜け止めピン6が上記溝5にそれぞれ係合している。
【0023】前記各分割体2は、それぞれ略扇形の同一
形状に形成されており、リトラクトビット1が図9の
(b)のようにB方向(反時計方向)に回転する場合に
は全体として略円形に縮小した形状を保持するが、図9
の(a)のように反対のA方向(時計方向)に回転する
場合は、掘削地盤とチップ7との摩擦抵抗により各分割
体2は枢軸3を中心として反時計方向に回動し、リトラ
クトビット1全体としてその最大径を拡大した形状を保
持するようになっている。図において13は外管であ
る。
【0024】また、図2の第2の発明は、内管であるケ
ース60の軸心に対する同心円上に複数のリトラクトビ
ット61の分割体61aがそれぞれ枢着された構造で、
前記ケース60の基端にはオーガー軸50が取り付けら
れ、オーガー軸50が削孔装置発進端に設置された二重
管式のロータリパーカッションドリルで打撃、回転、給
進される。
【0025】図1に示すダウンザホールドリルを用いる
場合には、削孔装置発進端に設置された二重管式のボー
リング機で回転、給進される。
【0026】図1に示す第1の発明も、図2に示す第2
の発明も外管70は同一構成で、外管70の先端側には
管の中心線F−Gに対して偏心した管孔71aを先端部
に有する先導管71が接続されている。図1に示す内管
40及び図2に示すケース60の軸心には貫通孔43,
63が設けられ孔の先端部にはターゲット部22(図
5)が装着され、これに内装された発光ダイオード22
aの輝点が貫通孔→オーガー軸の孔→削孔装置発進端に
設置されたトランシットで観測されるようになってい
る。内管40及びケース60の外側の前後方向の所定の
位置の円周方向には複数のセンターライザー41突設さ
れている。
【0027】図5はターゲット部の縦断面図で、発光ダ
イオード22aと電池22bとが内装され、発光ダイオ
ード22aの発する光は、レンズ22cを通して輝点と
なり内管40及びケース60の軸心からオーガー軸50
を通り削孔装置の発進端でトランシット(図示せず)で
観測されるものである。
【0028】次に本発明の装置を使用した作業順序(削
孔方向修正方法)を説明する。図1に示すダウンザホー
ルハンマー式の場合は、削孔装置発進端(発進立坑)に
設置されたボーリング機(普通パワースイベルタイプの
二重管ボーリング装置が使用される)により、図2に示
すロータリーパーカッション式の場合は、削孔発進端に
設置されたロータリーパーカッションドリルにより、二
重管を把持して削孔が行われる。
【0029】通常の直進での削孔状態では、図1の
(a)、(b)及び図2の(a)、(b)に示すよう
に、内管40、ケース60、外側のセンターライザー4
1は先導管71の偏心した菅孔71aには接触せず、内
管40、ケース60の軸心F−Gは外管70の軸心F−
Gと一致するので、図1の場合、内管40のダウンザホ
ールハンマー42で打撃しつつ、ボーリング機で回転、
給進し、図2の場合はケース60をパーカッションドリ
ルで打撃、回転、給進し、かつ、図1、図2の場合共、
同時に外管70を回転、給進、または給進して削孔され
る。この時、発光ダイオードの輝点aは、図3の(a)
に示すようにトランシットの十字の中心に納まってい
る。
【0030】通常削孔時に孔曲りが生じた場合、図3の
(b)に示すように輝点aが十字の中心からずれるの
で、図1の(c)、(d)、及び図2の(c)、
(d)、に示すように、先導管71の偏心軸H−Iと、
外管70の軸心F−Gを結ぶ方向(偏心方向)を図3の
(b)に示す矢印方向へ向け内管40またはケース60
のみを駆動(図1の場合は、ダウンザホールハンマー4
2で打撃、ボーリング機で回転、給進、図2の場合は、
ケース60をロータリーパーカッションドリル(RP
D)で打撃、回転、給進)し、所定の距離だけ削孔する
と、図1の(c)、(d)及び図2の(c)、(d)、
に示すようにセンターライザー41が先導管71の偏心
した管孔71aに内接するので、内管40(ケース6
0)の軸心H−Iは先導管71の偏心した軸心に合致す
る。
【0031】この状態で、図1の場合は、内管のダウン
ザホールハンマー42を駆動してボーリング機で内管4
0を回転、給進し、図2の場合はケース60をRPDで
打撃、回転、給進し、かつ、外管70は無回転で給進し
て削孔すると、孔曲りが修正される方向へ曲って削孔さ
れ、この時輝点aは図3の(b)の矢印方向へ移動する
ので、輝点aが図3の(c)に示すように十字の中心0
まで移動した時点で、孔曲りが修正される。従って、こ
の時点で外管70のみを図1の(a)、(b)、図2の
(a)、(b)に示すような位置へ前進させ、外管70
の軸心F−Gに内管40(ケース60)の軸心を一致さ
せ通常の直進の削孔に戻す。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば、下
記のような効果を奏するものである。 (1) 従来は、孔曲りが生じた場合は中管のみを打撃、回
転、給進した後、外管を回転、給進して曲りを修正する
が、この外管の回転、給進は外管の先端のチップで削孔
する際、地盤が玉石を含む砂礫層の場合、抵抗が大きく
給進が困難であったり、場合によっては給進不能であっ
た。しかるに、本発明の場合、孔曲り修正の場合、内管
(ケース)に枢着されたリトラクトビットが外管の外径
まで拡大した状態で先行するので、外管は無回転で給進
するだけで良い。従って玉石を含む砂礫層でも楽に孔曲
り修正が可能である。
【0033】(2) 従来の偏心量の測定は円を描く発光ダ
イオードの輝点の軸跡の移動で判定していたが、本発明
は1個の輝点の動きで判定できるので、判定が容易で間
違いが起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明の一実施例を示す指向性削
孔装置と、削孔方向修正方法を説明する図で、(a)、
(c)、はドリルビットの方向から見た正面図、
(b)、(d)は縦断面図である。
【図2】本発明の第2の発明の一実施例を示す指向性削
孔装置と、削孔方向修正方法を説明する図で、(a)、
(c)はドリルビットの方向から見た正面図、(b)、
(d)は縦断面図である。
【図3】本発明の装置による削孔方向修正の際の輝点の
位置を示す説明図である。
【図4】従来の指向性削孔装置の縦断面図である。
【図5】従来及び本発明に使用されるターゲット部の断
面図である。
【図6】従来の指向性装置による作業順序の説明図であ
る。
【図7】従来の指向性削孔装置の輝点による孔曲り修正
の説明図である。
【図8】従来の指向性削孔装置の輝点による孔曲り修正
の説明図である。
【図9】本発明の装置に用いられるリトラクトビットの
拡大、縮小の説明図で、(a)は拡大時、(b)は縮小
時を示す。
【図10】図11の4−4線断面図である。
【図11】リトラクトビットの要部の縦断面図である。
【図12】リトラクトビットを用いた二重管掘削装置の
縦断面図である。
【符号の説明】
22 ターゲット部 22a 発光ダイオード 40 内管 41 センターライザー 42 ダウンザホールハンマー 42a,61 リトラクトビット 61a 分割体 43,63 貫通孔 70 外管 71 先導管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管及び内管を有する二重管式の削孔装
    置において、管の中心線に対し偏心した管孔を先端部に
    有する先導管を先端に備えた回転可能な外管と、 外側の前後方向の所定の位置の円周方向に複数のセンタ
    ーライザーが突設されると共に、前記先導管に内挿さ
    れ、軸心に対する同心円上には複数のダウンザホールハ
    ンマーが配設され、このダウンザホールハンマーの先端
    には拡縮可能なリトラクトビットの分割体がそれぞれ枢
    着された内管と、 この内管先端で複数のダウンザホールハンマー群が囲繞
    する軸心の空間で、リトラクトビットの基端近傍に配設
    され、削孔装置発進端から観測可能に取り付けられた発
    光ダイオードと、 前記内管の基端に連結されたオーガー軸とを具備したこ
    とを特徴とする指向性削孔装置。
  2. 【請求項2】 外管及び内管を有する二重管式の削孔装
    置において、管の中心線に対し偏心した管孔を先端部に
    有する先導管を先端に備えた回転可能な外管と、 外側の前後方向の所定の位置の円周方向に複数のセンタ
    ーライザーが突設されると共に前記先導管に内挿され、
    軸心に対する同心円上には複数のリトラクトビットの分
    割体がそれぞれ枢着された内管であるケースと、 このケースの軸心に設けられた孔の先端部に配設され、
    削孔装置発進端から観測可能に取り付けられた発光ダイ
    オードと、 前記ケースの基端に取り付けられたオーガー軸とを具備
    したことを特徴とする指向性削孔装置。
  3. 【請求項3】 通常の削孔状態で、発光ダイオードの輝
    点の位置が削孔装置発進端に設置されたトランシットの
    中心からずれた場合、先導管の偏心方向をトランシット
    の中心方向へ向け、内管のみを所定の距離打撃、回転、
    給進して、削孔方向をトランシット中心方向へ向け、こ
    の状態を維持したまま、外管は無回転で内・外管を同時
    掘進し、輝点がトランシットの中心と一致した時点で内
    管を停止して外管のみを所定の距離給進し、通常の削孔
    状態に復帰することを特徴とする請求項1または2記載
    の装置による削孔方向修正方法。
JP19114895A 1995-07-04 1995-07-04 指向性削孔装置及びこの装置による削孔方向修正方法 Pending JPH0921294A (ja)

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JP19114895A Pending JPH0921294A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 指向性削孔装置及びこの装置による削孔方向修正方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006336263A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 East Japan Railway Co 先導管及びこの先導管の配管工法
JP2017141585A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 株式会社アイ・ビー・エンジニアリング 圧入式管状体部推進システムを使用した配管埋設システム及びその方法
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