JPH09213196A - 漏電遮断器 - Google Patents
漏電遮断器Info
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- JPH09213196A JPH09213196A JP1857196A JP1857196A JPH09213196A JP H09213196 A JPH09213196 A JP H09213196A JP 1857196 A JP1857196 A JP 1857196A JP 1857196 A JP1857196 A JP 1857196A JP H09213196 A JPH09213196 A JP H09213196A
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- trip
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- earth leakage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】主回路の電源側が、例え欠相していても漏電時
に開閉接点が開成するようにする。 【解決手段】主回路に介装される開閉接点と、開閉接点
を投入状態に維持する開閉機構と、主回路の負荷側が漏
電したときに二次電流を出力する零相変流器1と、この
二次電流を受けて信号を出力する漏電検出部2と、常時
はトリップコイル3を通電し、漏電検出部2の出力信号
を受けたときにトリップコイル3への通電を停止する駆
動回路と、トリップコイル3の電磁力によって蓄勢さ
れ、その電磁力が消滅したときに蓄勢エネルギーを放出
し開閉機構の掛合いを外す引外しばねとにより構成され
る。
に開閉接点が開成するようにする。 【解決手段】主回路に介装される開閉接点と、開閉接点
を投入状態に維持する開閉機構と、主回路の負荷側が漏
電したときに二次電流を出力する零相変流器1と、この
二次電流を受けて信号を出力する漏電検出部2と、常時
はトリップコイル3を通電し、漏電検出部2の出力信号
を受けたときにトリップコイル3への通電を停止する駆
動回路と、トリップコイル3の電磁力によって蓄勢さ
れ、その電磁力が消滅したときに蓄勢エネルギーを放出
し開閉機構の掛合いを外す引外しばねとにより構成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源側が欠相し
ていても動作可能な漏電遮断器に関する。
ていても動作可能な漏電遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、漏電遮断器の構成を示す側面図
である。手前側の側面壁を除去し、内部を見た図であ
る。このような漏電遮断器のケース内に、電磁石装置1
9を搭載したベース20およびこのベース20にスライ
ド可能に取り付けられるスライダ17等の部品を収納し
たものが実開平3−74451号公報に記載され、よく
知られている。端子21A,21Bが、図示されていな
い主回路の電源側、負荷側にそれぞれ接続される。漏電
遮断器の内部では、主回路導体41が、電源側の端子2
1Aから、開閉接点40を介して零相変流器1を貫通
し、負荷側の端子21Bへ通されている。ケース42に
固定されたベース20に電磁石装置19が支持され、電
磁石装置19から押し棒23(図5参照)が出ている。
この押し棒23の上部先端にスライダ17の当接部が当
接している。引っ張り形の引外しばね18が、スライダ
17のスプリング掛けとベース20のスプリング掛けと
の間に掛けられている。スライダ17が、上下方向にス
ライド可能であるとともに、凸部35を備えている。こ
の凸部35に対向して、トリップクロスバー16が配さ
れている。
である。手前側の側面壁を除去し、内部を見た図であ
る。このような漏電遮断器のケース内に、電磁石装置1
9を搭載したベース20およびこのベース20にスライ
ド可能に取り付けられるスライダ17等の部品を収納し
たものが実開平3−74451号公報に記載され、よく
知られている。端子21A,21Bが、図示されていな
い主回路の電源側、負荷側にそれぞれ接続される。漏電
遮断器の内部では、主回路導体41が、電源側の端子2
1Aから、開閉接点40を介して零相変流器1を貫通
し、負荷側の端子21Bへ通されている。ケース42に
固定されたベース20に電磁石装置19が支持され、電
磁石装置19から押し棒23(図5参照)が出ている。
この押し棒23の上部先端にスライダ17の当接部が当
接している。引っ張り形の引外しばね18が、スライダ
17のスプリング掛けとベース20のスプリング掛けと
の間に掛けられている。スライダ17が、上下方向にス
ライド可能であるとともに、凸部35を備えている。こ
の凸部35に対向して、トリップクロスバー16が配さ
れている。
【0003】図4は、開閉接点40が投入状態の図であ
り、引外しばね18が、引っ張られ蓄勢された状態にあ
る。後述するように、電磁石装置19が、自己の発生す
る磁力によって押し棒23を上方へ押し出すので、スラ
イダ17も上方へ押され、引外しばね18が蓄勢されて
いる。主回路の負荷側に漏電が発生すると、零相変流器
1に2次電流が流れる。この2次電流が流れると電磁石
装置19が押し棒23を下方へ押しやるので、引外しば
ね18が、スライダ17を下方へ引っ張る。これによっ
て、スライダ17の凸部35が、トリップクロスバー1
6に当たり、トリップクロスバー16を反時計方向に回
動させる。開閉接点40は、図示されていない開閉機構
の掛合いによって投入状態に維持されている。トリップ
クロスバー16の反時計方向の回動によって、開閉機構
の掛合いの係合が外れ開閉接点40が開成するようにな
っている。
り、引外しばね18が、引っ張られ蓄勢された状態にあ
る。後述するように、電磁石装置19が、自己の発生す
る磁力によって押し棒23を上方へ押し出すので、スラ
イダ17も上方へ押され、引外しばね18が蓄勢されて
いる。主回路の負荷側に漏電が発生すると、零相変流器
1に2次電流が流れる。この2次電流が流れると電磁石
装置19が押し棒23を下方へ押しやるので、引外しば
ね18が、スライダ17を下方へ引っ張る。これによっ
て、スライダ17の凸部35が、トリップクロスバー1
6に当たり、トリップクロスバー16を反時計方向に回
動させる。開閉接点40は、図示されていない開閉機構
の掛合いによって投入状態に維持されている。トリップ
クロスバー16の反時計方向の回動によって、開閉機構
の掛合いの係合が外れ開閉接点40が開成するようにな
っている。
【0004】図5は、従来の漏電遮断器の電磁石装置の
構成を示す断面図である。電磁石装置19が、シリンダ
31の外周のコイルボビン25に巻回されたトリップコ
イル3を備えている。シリンダ31の下部外周には、磁
性板29を介して永久磁石28が周回している。トリッ
プコイル3と永久磁石28との外側には、継鉄24が嵌
められている。一方、永久磁石28の下面側も、スペー
サ30を介して磁性板32が嵌められている。シリンダ
31の内部には、その軸方向にプランジャ27と固定鉄
心26とが並べられてあり、上側の固定鉄心26を貫通
する押し棒23がプランジャ27に突設されている。継
鉄24と押し棒23との間には圧縮性のばね22が介装
され、プランジャ27はばね22を介して上方へ付勢さ
れている。この押し棒23の上端に、図示されていない
スライダ17の当接部が当接している。
構成を示す断面図である。電磁石装置19が、シリンダ
31の外周のコイルボビン25に巻回されたトリップコ
イル3を備えている。シリンダ31の下部外周には、磁
性板29を介して永久磁石28が周回している。トリッ
プコイル3と永久磁石28との外側には、継鉄24が嵌
められている。一方、永久磁石28の下面側も、スペー
サ30を介して磁性板32が嵌められている。シリンダ
31の内部には、その軸方向にプランジャ27と固定鉄
心26とが並べられてあり、上側の固定鉄心26を貫通
する押し棒23がプランジャ27に突設されている。継
鉄24と押し棒23との間には圧縮性のばね22が介装
され、プランジャ27はばね22を介して上方へ付勢さ
れている。この押し棒23の上端に、図示されていない
スライダ17の当接部が当接している。
【0005】図5において、トリップコイル3は、常時
は通電されていないが、永久磁石28の磁束33が生じ
ているで、プランジャ27が固定鉄心26に吸着し、押
し棒23を上方に付勢している。この付勢力によって、
図4の引外しばね18が蓄勢されている。主回路に漏電
が発生すると、トリップコイル3が通電されるようにな
っているので、永久磁石28の磁束33を弱める方向に
トリップコイル3の磁束38が生ずる。これによって、
プランジャ27が下方に移動するので、押し棒23も下
方に駆動され、図4の引外しばね18がスライダ17を
下方へ動かす。それに伴って、トリップクロスバー16
が反時計方向に回動し、開閉機構の掛合いが引き外され
て開閉接点40が開成する。
は通電されていないが、永久磁石28の磁束33が生じ
ているで、プランジャ27が固定鉄心26に吸着し、押
し棒23を上方に付勢している。この付勢力によって、
図4の引外しばね18が蓄勢されている。主回路に漏電
が発生すると、トリップコイル3が通電されるようにな
っているので、永久磁石28の磁束33を弱める方向に
トリップコイル3の磁束38が生ずる。これによって、
プランジャ27が下方に移動するので、押し棒23も下
方に駆動され、図4の引外しばね18がスライダ17を
下方へ動かす。それに伴って、トリップクロスバー16
が反時計方向に回動し、開閉機構の掛合いが引き外され
て開閉接点40が開成する。
【0006】ここで、引外しばね18の引っ張り力F
と、永久磁石28の磁力Mと、トリップコイル3の電磁
力Eとの大きさの関係は、次のようになっている。
と、永久磁石28の磁力Mと、トリップコイル3の電磁
力Eとの大きさの関係は、次のようになっている。
【0007】
【数1】F < M
【0008】
【数2】F > M − E すなわち、常時は、数1式の関係にあり、引外しばね1
8が引外し待ちの状態になっている。一方、漏電時は、
数2式の関係になるので、引外しばね18が働き、開閉
機構の掛合いが引き外される。
8が引外し待ちの状態になっている。一方、漏電時は、
数2式の関係になるので、引外しばね18が働き、開閉
機構の掛合いが引き外される。
【0009】図6は、従来の漏電遮断器の駆動回路の接
続図である。零相変流器1の二次巻線1Aが、漏電検出
部2に入力されている。漏電検出部2は、零相変流器1
の二次電流を受けたときに信号を出力するものである。
ここで言う駆動回路とは、零相変流器1と漏電検出部2
とトリップコイル3とを除いた回路を指している。すな
わち、駆動回路は、主回路の負荷側のR相,T相から電
源が取られ、抵抗7を介して整流ダイオード6Aよりな
る整流装置6に入力される。整流装置6の出力電圧は、
定電圧ダイオード5を介してトリップコイル3とサイリ
スタ4との直列回路に印加される。サイリスタ4のゲー
トに漏電検出部2の出力信号が入力されるようになって
いる。なお、8は抵抗であり、9,10,11は、コン
デンサである。また、整流装置6の出力電圧は、漏電検
出部2の電源にもなっている。
続図である。零相変流器1の二次巻線1Aが、漏電検出
部2に入力されている。漏電検出部2は、零相変流器1
の二次電流を受けたときに信号を出力するものである。
ここで言う駆動回路とは、零相変流器1と漏電検出部2
とトリップコイル3とを除いた回路を指している。すな
わち、駆動回路は、主回路の負荷側のR相,T相から電
源が取られ、抵抗7を介して整流ダイオード6Aよりな
る整流装置6に入力される。整流装置6の出力電圧は、
定電圧ダイオード5を介してトリップコイル3とサイリ
スタ4との直列回路に印加される。サイリスタ4のゲー
トに漏電検出部2の出力信号が入力されるようになって
いる。なお、8は抵抗であり、9,10,11は、コン
デンサである。また、整流装置6の出力電圧は、漏電検
出部2の電源にもなっている。
【0010】図6において、常時は零相変流器1からの
二次電流が出力されないので、漏電検出部2からは、何
の信号も出力されない。したがって、サイリスタ4がO
FF状態になり、トリップコイル3は通電されない。一
方、漏電が発生すると、零相変流器1から二次電流が出
力され、漏電検出部2から信号が出力され、サイリスタ
4のゲートに信号が入力される。それに伴い、サイリス
タ4がON状態になり、トリップコイル3が通電される
ようになる。これによって、前述されたように、引外し
ばねが引っ張られ、開閉接点が開成する。
二次電流が出力されないので、漏電検出部2からは、何
の信号も出力されない。したがって、サイリスタ4がO
FF状態になり、トリップコイル3は通電されない。一
方、漏電が発生すると、零相変流器1から二次電流が出
力され、漏電検出部2から信号が出力され、サイリスタ
4のゲートに信号が入力される。それに伴い、サイリス
タ4がON状態になり、トリップコイル3が通電される
ようになる。これによって、前述されたように、引外し
ばねが引っ張られ、開閉接点が開成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、主回路の電源側が欠相すると、
負荷側で漏電が発生しても開閉接点が開成しないという
問題があった。すなわち、主回路の電源側が欠相する
と、例え負荷側で漏電が発生しても、トリップコイルに
通電する電圧が供給されない。そのために、引外しばね
が動作しなくなり、開閉接点が開成しなくなる。主回路
は、例え欠相状態であろうとも残りの相の電圧が大地に
印加されているので、漏電の起きる可能性がある。主回
路が欠相状態にあっても、漏電を検出し、主回路を全相
遮断した方が安全上から好ましい。
たような従来の装置は、主回路の電源側が欠相すると、
負荷側で漏電が発生しても開閉接点が開成しないという
問題があった。すなわち、主回路の電源側が欠相する
と、例え負荷側で漏電が発生しても、トリップコイルに
通電する電圧が供給されない。そのために、引外しばね
が動作しなくなり、開閉接点が開成しなくなる。主回路
は、例え欠相状態であろうとも残りの相の電圧が大地に
印加されているので、漏電の起きる可能性がある。主回
路が欠相状態にあっても、漏電を検出し、主回路を全相
遮断した方が安全上から好ましい。
【0012】この発明の目的は、主回路の電源側が欠相
すれば、開閉接点が開成するようにすることにある。
すれば、開閉接点が開成するようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、主回路に介装される開閉接点
と、開閉接点を投入状態に維持する開閉機構と、主回路
の負荷側が漏電したときに二次電流を出力する零相変流
器と、この二次電流を受けて信号を出力する漏電検出部
と、主回路からとられ、前記漏電検出部とトリップコイ
ルを駆動する電源と、常時はトリップコイルに通電し、
漏電検出部の出力信号を受けたときにトリップコイルへ
の通電を停止する駆動回路と、トリップコイルの電磁力
によって蓄勢され、その電磁力が消滅したときに蓄勢エ
ネルギーを放出し前記開閉機構の掛合いを引き外す引外
しばねとから構成され、前記主回路の電源側が欠相した
とき、トリップコイルの電磁力が消滅して引外しばねの
蓄勢エネルギーが放出され前記開閉機構の掛合いが引外
されるものとするとよい。それによって、常時は、トリ
ップコイルが通電され、主回路が漏電したときに、トリ
ップコイルへの通電が停止される。主回路の電源側が欠
相していても、開閉接点が開成する。
に、この発明によれば、主回路に介装される開閉接点
と、開閉接点を投入状態に維持する開閉機構と、主回路
の負荷側が漏電したときに二次電流を出力する零相変流
器と、この二次電流を受けて信号を出力する漏電検出部
と、主回路からとられ、前記漏電検出部とトリップコイ
ルを駆動する電源と、常時はトリップコイルに通電し、
漏電検出部の出力信号を受けたときにトリップコイルへ
の通電を停止する駆動回路と、トリップコイルの電磁力
によって蓄勢され、その電磁力が消滅したときに蓄勢エ
ネルギーを放出し前記開閉機構の掛合いを引き外す引外
しばねとから構成され、前記主回路の電源側が欠相した
とき、トリップコイルの電磁力が消滅して引外しばねの
蓄勢エネルギーが放出され前記開閉機構の掛合いが引外
されるものとするとよい。それによって、常時は、トリ
ップコイルが通電され、主回路が漏電したときに、トリ
ップコイルへの通電が停止される。主回路の電源側が欠
相していても、開閉接点が開成する。
【0014】かかる構成において、トリップコイルの電
磁力に永久磁石による磁力が重畳されてなるものとする
とよい。それによって、トリップコイル単独の場合と比
べて、トリップコイルの電磁力が少なくて済む。したが
って、トリップコイルの常時必要とするエネルギーが減
り、エネルギー消費が少なくなる。また、かかる構成に
おいて、駆動回路が、主回路電圧が設定電圧以下になっ
たときにトリップコイルへの通電を停止するものとして
もよい。それによって、主回路電圧低下したときも、開
閉接点が開成するようになる。したがって、不足電圧引
き外し装置の役目も兼ねることができる。
磁力に永久磁石による磁力が重畳されてなるものとする
とよい。それによって、トリップコイル単独の場合と比
べて、トリップコイルの電磁力が少なくて済む。したが
って、トリップコイルの常時必要とするエネルギーが減
り、エネルギー消費が少なくなる。また、かかる構成に
おいて、駆動回路が、主回路電圧が設定電圧以下になっ
たときにトリップコイルへの通電を停止するものとして
もよい。それによって、主回路電圧低下したときも、開
閉接点が開成するようになる。したがって、不足電圧引
き外し装置の役目も兼ねることができる。
【0015】また、かかる構成において、漏電遮断器本
体のケ−ス側面に補助ケ−スが取り付けられ、この補助
ケ−スに駆動回路が収納されるとともに電源供給端子が
取り付けられてなるなるものとしてもよい。それによっ
て、小容量の漏電遮断器に不足電圧引き外し装置の付加
が要求された場合、本体側のケースが小さくても対応す
ることができる。
体のケ−ス側面に補助ケ−スが取り付けられ、この補助
ケ−スに駆動回路が収納されるとともに電源供給端子が
取り付けられてなるなるものとしてもよい。それによっ
て、小容量の漏電遮断器に不足電圧引き外し装置の付加
が要求された場合、本体側のケースが小さくても対応す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる漏電遮
断器の駆動回路の接続図である。トリップコイル3と直
列にトランジスタ13が接続され、このトランジスタ1
3のゲートには、抵抗14Aと14Bとで分圧された整
流装置6の出力電圧が印加されるとともに、もう一つの
トランジスタ12のコレクタが接続されている。トラン
ジスタ12のゲートには、抵抗15Aと15Bとで分圧
された漏電検出部2の出力信号が入力され、トランジス
タ12のエミッタは、整流装置6の出力端の一方側に接
続されている。その他は、図6の従来の構成と同じであ
る。従来と同じ部分には同一参照符号を付け、詳細な説
明は省略する。
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる漏電遮
断器の駆動回路の接続図である。トリップコイル3と直
列にトランジスタ13が接続され、このトランジスタ1
3のゲートには、抵抗14Aと14Bとで分圧された整
流装置6の出力電圧が印加されるとともに、もう一つの
トランジスタ12のコレクタが接続されている。トラン
ジスタ12のゲートには、抵抗15Aと15Bとで分圧
された漏電検出部2の出力信号が入力され、トランジス
タ12のエミッタは、整流装置6の出力端の一方側に接
続されている。その他は、図6の従来の構成と同じであ
る。従来と同じ部分には同一参照符号を付け、詳細な説
明は省略する。
【0017】図1において、常時は零相変流器1から二
次電流が出力されないので、漏電検出部2からは、何の
信号も出力されない。したがって、トランジスタ12
は、ゲートに信号が入らないので、OFFしている。一
方、トランジスタ13は、ゲートに整流装置6からの出
力電圧が入るので、ONしている。そのために、トリッ
プコイル3は、常時、整流装置6からの出力電圧によっ
て通電されている。漏電が発生すると、零相変流器1か
ら二次電流が出力され、漏電検出部2から信号がトラン
ジスタ12のゲートに入るので、トランジスタ12が、
ONする。それに伴い、抵抗14Bが短絡されるので、
トランジスタ13のゲート電圧がなくなり、トランジス
タ13が、OFFになる。これによって、トリップコイ
ル3への通電が停止される。
次電流が出力されないので、漏電検出部2からは、何の
信号も出力されない。したがって、トランジスタ12
は、ゲートに信号が入らないので、OFFしている。一
方、トランジスタ13は、ゲートに整流装置6からの出
力電圧が入るので、ONしている。そのために、トリッ
プコイル3は、常時、整流装置6からの出力電圧によっ
て通電されている。漏電が発生すると、零相変流器1か
ら二次電流が出力され、漏電検出部2から信号がトラン
ジスタ12のゲートに入るので、トランジスタ12が、
ONする。それに伴い、抵抗14Bが短絡されるので、
トランジスタ13のゲート電圧がなくなり、トランジス
タ13が、OFFになる。これによって、トリップコイ
ル3への通電が停止される。
【0018】図2は、図1の装置に用いられる電磁石装
置の構成を示す断面図である。電磁石装置43は、図5
の従来の構成と同じであるが、トリップコイル3によっ
て発生する磁束34が、従来の図5の場合とは逆方向に
なっている。すなわち、トリップコイル3による電磁力
の方向が、永久磁石28の磁力のそれと同じなるよう
に、トリップコイル3がコイルボビン25に巻回されて
いる。
置の構成を示す断面図である。電磁石装置43は、図5
の従来の構成と同じであるが、トリップコイル3によっ
て発生する磁束34が、従来の図5の場合とは逆方向に
なっている。すなわち、トリップコイル3による電磁力
の方向が、永久磁石28の磁力のそれと同じなるよう
に、トリップコイル3がコイルボビン25に巻回されて
いる。
【0019】図2における電磁石装置は、図1で説明さ
れたように、常時は、トリップコイル3が通電され、そ
の電磁力でプランジャ27が上方へ付勢されている。漏
電が発生すると、トリップコイル3への通電が停止さ
れ、プランジャ27が下へ移動し、図4の引外しばね1
8によりスライダ17が移動してトリップクロスバーを
介して開閉機構の掛け合いが引外されて開閉接点40が
開成するようになる。
れたように、常時は、トリップコイル3が通電され、そ
の電磁力でプランジャ27が上方へ付勢されている。漏
電が発生すると、トリップコイル3への通電が停止さ
れ、プランジャ27が下へ移動し、図4の引外しばね1
8によりスライダ17が移動してトリップクロスバーを
介して開閉機構の掛け合いが引外されて開閉接点40が
開成するようになる。
【0020】この装置についての引外しばね18の引っ
張り力Fと、永久磁石28の磁力Mと、トリップコイル
3の電磁力Eとの大きさの関係は、次のようになってい
る。
張り力Fと、永久磁石28の磁力Mと、トリップコイル
3の電磁力Eとの大きさの関係は、次のようになってい
る。
【0021】
【数3】F < M + E
【0022】
【数4】F > M すなわち、常時は、数3式の関係にあり、引外しばね1
8が、引外し待ちの状態になっている。一方、漏電時
は、数4式の関係になるので、引外しばね18が働き、
開閉機構の掛合いが引き外される。
8が、引外し待ちの状態になっている。一方、漏電時
は、数4式の関係になるので、引外しばね18が働き、
開閉機構の掛合いが引き外される。
【0023】ここで、永久磁石28は、必ずしもなくて
もよい。すなわち、常時は、トリップコイル3の電磁力
Eだけで、引外しばね18を引外し待ちの状態にし、漏
電時は、引外しばね18だけの力で、開閉機構の掛合い
を引き外すようにすることもできる。永久磁石28を設
けたことにより、磁力Mがトリップコイル3の電磁力E
に加わり、トリップコイル3単独の場合と比べて、トリ
ップコイル3の発生させる電磁力が少なくて済む。した
がって、トリップコイル3の常時必要とするエネルギー
が減り、エネルギー消費が少なくなる。
もよい。すなわち、常時は、トリップコイル3の電磁力
Eだけで、引外しばね18を引外し待ちの状態にし、漏
電時は、引外しばね18だけの力で、開閉機構の掛合い
を引き外すようにすることもできる。永久磁石28を設
けたことにより、磁力Mがトリップコイル3の電磁力E
に加わり、トリップコイル3単独の場合と比べて、トリ
ップコイル3の発生させる電磁力が少なくて済む。した
がって、トリップコイル3の常時必要とするエネルギー
が減り、エネルギー消費が少なくなる。
【0024】図1に戻り、この駆動回路は、主回路電圧
が設定電圧以下になったときにトリップコイルへの通電
を停止させるようにすることもできる。抵抗14Aと1
4Bとの分圧比、または、抵抗7の値を調整しておき、
主回路電圧が不足したときに、トランジスタ13のゲー
トに入る電圧の低下によって、トランジスタ13がOF
Fするようにすることができる。これによって、トリッ
プコイル3への通電が停止される。すなわち、この駆動
回路に不足電圧引き外し装置の役目を兼ねさせることが
でき、主回路のR相,T相間の電圧低下を検知して主回
路を遮断させる。漏電遮断器に不足電圧引き外し装置の
付加が要求された場合、従来は、そのための電磁石装置
やスライダ、引外しばね、駆動回路など漏電遮断器と同
様な装置がもう一組必要であった。そのために、小容量
の漏電遮断器では、漏電遮断器の本体のケ−ス42(図
4)ではスペース的に制約があり、対応出来ないと言う
問題があった。図1の駆動回路によって、電磁石装置や
スライダ、引外しばねは不要になり、不足電圧引き外し
装置付の漏電遮断器を縮小化することができる。
が設定電圧以下になったときにトリップコイルへの通電
を停止させるようにすることもできる。抵抗14Aと1
4Bとの分圧比、または、抵抗7の値を調整しておき、
主回路電圧が不足したときに、トランジスタ13のゲー
トに入る電圧の低下によって、トランジスタ13がOF
Fするようにすることができる。これによって、トリッ
プコイル3への通電が停止される。すなわち、この駆動
回路に不足電圧引き外し装置の役目を兼ねさせることが
でき、主回路のR相,T相間の電圧低下を検知して主回
路を遮断させる。漏電遮断器に不足電圧引き外し装置の
付加が要求された場合、従来は、そのための電磁石装置
やスライダ、引外しばね、駆動回路など漏電遮断器と同
様な装置がもう一組必要であった。そのために、小容量
の漏電遮断器では、漏電遮断器の本体のケ−ス42(図
4)ではスペース的に制約があり、対応出来ないと言う
問題があった。図1の駆動回路によって、電磁石装置や
スライダ、引外しばねは不要になり、不足電圧引き外し
装置付の漏電遮断器を縮小化することができる。
【0025】図3は、この発明の異なる実施例にかかる
漏電遮断器の構成を示す斜視図である。漏電遮断器本体
側のケ−ス42の側面に補助ケ−ス36が取り付けら
れ、この補助ケ−ス36に駆動回路が収納されるととも
に電源供給端子37が取り付けられている。この漏電遮
断器は、不足電圧引き外し装置付のものであって、三相
の主回路のうち、不足電圧を監視する相が電源供給端子
37に接続される。この電源供給端子37は、補助ケ−
ス36内の駆動回路の電源となる。図1の駆動回路によ
って、不足電圧引き外し装置付の漏電遮断器を縮小化さ
せることができるが、トリップコイル3が常時通電され
ているので、抵抗7としては容量の大きいものが用いら
れている。そのために、容量の極めて小さい漏電遮断器
では、図1の駆動回路を本体のケ−ス42内に全て収容
出来ない場合も出て来る。補助ケ−ス36を設けること
によって、どんなに小さい漏電遮断器であっても、不足
電圧引き外し装置を付加することができる。なお、補助
ケ−ス36内には、駆動回路の他、漏電検出部も収納し
てもよい。
漏電遮断器の構成を示す斜視図である。漏電遮断器本体
側のケ−ス42の側面に補助ケ−ス36が取り付けら
れ、この補助ケ−ス36に駆動回路が収納されるととも
に電源供給端子37が取り付けられている。この漏電遮
断器は、不足電圧引き外し装置付のものであって、三相
の主回路のうち、不足電圧を監視する相が電源供給端子
37に接続される。この電源供給端子37は、補助ケ−
ス36内の駆動回路の電源となる。図1の駆動回路によ
って、不足電圧引き外し装置付の漏電遮断器を縮小化さ
せることができるが、トリップコイル3が常時通電され
ているので、抵抗7としては容量の大きいものが用いら
れている。そのために、容量の極めて小さい漏電遮断器
では、図1の駆動回路を本体のケ−ス42内に全て収容
出来ない場合も出て来る。補助ケ−ス36を設けること
によって、どんなに小さい漏電遮断器であっても、不足
電圧引き外し装置を付加することができる。なお、補助
ケ−ス36内には、駆動回路の他、漏電検出部も収納し
てもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明は前述のように、常時はトリッ
プコイルに通電し、漏電検出部の出力信号を受けたとき
にトリップコイルへの通電を停止する駆動回路を備え、
引外しばねが、トリップコイルの電磁力によって蓄勢さ
れ、その電磁力が消滅したときに蓄勢エネルギーを放出
し前記開閉機構の掛合いを外すように構成された。これ
によって、主回路の電源側が欠相すれば、開閉接点が開
成する安全性の高い漏電遮断器を提供することができ
る。
プコイルに通電し、漏電検出部の出力信号を受けたとき
にトリップコイルへの通電を停止する駆動回路を備え、
引外しばねが、トリップコイルの電磁力によって蓄勢さ
れ、その電磁力が消滅したときに蓄勢エネルギーを放出
し前記開閉機構の掛合いを外すように構成された。これ
によって、主回路の電源側が欠相すれば、開閉接点が開
成する安全性の高い漏電遮断器を提供することができ
る。
【0027】かかる構成において、トリップコイルの電
磁力に永久磁石による磁力を重畳さる。それによって、
トリップコイル単独の場合と比べて、トリップコイルの
電磁力が少なくて済み、省エネルギー形の漏電遮断器を
提供することができる。また、かかる構成において、駆
動回路が、主回路電圧が設定電圧以下になったときにト
リップコイルへの通電を停止するものとしてもよい。そ
れによって、主回路電圧低下したときも、開閉接点が開
成するようになる。したがって、不足電圧引き外し装置
付き漏電遮断器を縮小化することができる。さらに、小
容量の漏電遮断器について、不足電圧引き外し装置を付
加させることが可能になった。
磁力に永久磁石による磁力を重畳さる。それによって、
トリップコイル単独の場合と比べて、トリップコイルの
電磁力が少なくて済み、省エネルギー形の漏電遮断器を
提供することができる。また、かかる構成において、駆
動回路が、主回路電圧が設定電圧以下になったときにト
リップコイルへの通電を停止するものとしてもよい。そ
れによって、主回路電圧低下したときも、開閉接点が開
成するようになる。したがって、不足電圧引き外し装置
付き漏電遮断器を縮小化することができる。さらに、小
容量の漏電遮断器について、不足電圧引き外し装置を付
加させることが可能になった。
【0028】また、かかる構成において、漏電遮断器本
体のケ−ス側面に補助ケ−スが取り付けられ、この補助
ケ−スに駆動回路が収納されるとともに電源供給端子が
取り付けられてなるものとしてもよい。それによって、
漏電遮断器に不足電圧引き外し装置の付加が要求された
場合、本体側のケースが小さくても対応することがで
き、どんなに小さい漏電遮断器であっても、不足電圧引
き外し装置を付加することができるようになった。
体のケ−ス側面に補助ケ−スが取り付けられ、この補助
ケ−スに駆動回路が収納されるとともに電源供給端子が
取り付けられてなるものとしてもよい。それによって、
漏電遮断器に不足電圧引き外し装置の付加が要求された
場合、本体側のケースが小さくても対応することがで
き、どんなに小さい漏電遮断器であっても、不足電圧引
き外し装置を付加することができるようになった。
【図1】この発明の実施例にかかる漏電遮断器の駆動回
路の接続図
路の接続図
【図2】図1の装置に用いられる電磁石装置の構成を示
す断面図
す断面図
【図3】この発明の異なる実施例にかかる漏電遮断器の
構成を示す斜視図
構成を示す斜視図
【図4】漏電遮断器の構成を示す側面図
【図5】従来の漏電遮断器の電磁石装置の構成を示す断
面図
面図
【図6】従来の漏電遮断器の駆動回路の接続図
1:零相変流器、2:漏電検出部、3:トリップコイ
ル、18:引き外しばね、28:永久磁石、36:補助
ケース、37:電源供給端子、40:開閉接点、42:
ケース、43:電磁石装置
ル、18:引き外しばね、28:永久磁石、36:補助
ケース、37:電源供給端子、40:開閉接点、42:
ケース、43:電磁石装置
Claims (4)
- 【請求項1】主回路に介装される開閉接点と、開閉接点
を投入状態に維持する開閉機構と、主回路の負荷側が漏
電したときに二次電流を出力する零相変流器と、この二
次電流を受けて信号を出力する漏電検出部と、主回路か
らとられ、前記漏電検出部とトリップコイルを駆動する
電源と、常時はトリップコイルに通電し、漏電検出部の
出力信号を受けたときにトリップコイルへの通電を停止
する駆動回路と、トリップコイルの電磁力によって蓄勢
され、その電磁力が消滅したときに蓄勢エネルギーを放
出し前記開閉機構の掛合いを引き外す引外しばねとから
構成され、前記主回路の電源側が欠相したとき、トリッ
プコイルの電磁力が消滅して引外しばねの蓄勢エネルギ
ーが放出され前記開閉機構の掛合いが引外されることを
特徴とする漏電遮断器。 - 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、トリップ
コイルの電磁力に永久磁石による磁力が重畳されてなる
ことを特徴とする漏電遮断器。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のものにおいて、
駆動回路が、主回路電圧が設定電圧以下になったときに
トリップコイルへの通電を停止することを特徴とする漏
電遮断器。 - 【請求項4】請求項3に記載のものにおいて、漏電遮断
器本体のケ−ス側面に補助ケ−スが取り付けられ、この
補助ケ−スに駆動回路が収納されるとともに電源供給端
子が取り付けられてなることを特徴とする漏電遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1857196A JPH09213196A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 漏電遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1857196A JPH09213196A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 漏電遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09213196A true JPH09213196A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11975318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1857196A Pending JPH09213196A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 漏電遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09213196A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012134152A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Ls Industrial Systems Co Ltd | トリップ装置 |
| CN106300239A (zh) * | 2016-08-16 | 2017-01-04 | 华通机电股份有限公司 | 一种剩余电流动作断路器 |
| CN106449320A (zh) * | 2016-08-16 | 2017-02-22 | 华通机电股份有限公司 | 一种节能降耗剩余动作电流断路器 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP1857196A patent/JPH09213196A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012134152A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Ls Industrial Systems Co Ltd | トリップ装置 |
| US8649132B2 (en) | 2010-12-23 | 2014-02-11 | Lsis Co., Ltd. | Trip device of circuit breaker |
| CN106300239A (zh) * | 2016-08-16 | 2017-01-04 | 华通机电股份有限公司 | 一种剩余电流动作断路器 |
| CN106449320A (zh) * | 2016-08-16 | 2017-02-22 | 华通机电股份有限公司 | 一种节能降耗剩余动作电流断路器 |
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