JPH09213268A - 高圧金属蒸気放電灯 - Google Patents

高圧金属蒸気放電灯

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JPH09213268A
JPH09213268A JP1728396A JP1728396A JPH09213268A JP H09213268 A JPH09213268 A JP H09213268A JP 1728396 A JP1728396 A JP 1728396A JP 1728396 A JP1728396 A JP 1728396A JP H09213268 A JPH09213268 A JP H09213268A
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stem
outer tube
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discharge lamp
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Shunsuke Kakisaka
俊介 柿坂
Takashi Yamamoto
高詩 山本
Fuminori Nakayama
史紀 中山
Koichi Sugimoto
耕一 杉本
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波電力をゲッターに加えて加熱した場合
に生じる、外管やステムにおけるクラックの発生、透光
性の低下、および、外観の損失を抑制する。 【解決手段】 一端部にステム1を有し、他端部が閉塞
され、かつ内部が真空である外管2内に、水銀、希ガス
および発光金属が封入された発光管3、および、不純ガ
ス吸着物質であるバリウムを保持した金属リング4を有
するゲッター保持体6が設けられている。ステム1には
外部から発光管3に電流を供給する電流供給導体が圧壊
封着されており、この圧壊封着されたステム1の部分に
ゲッター保持体6が固定されている。ゲッター保持体6
は、環状部6aと、この環状部6aの一部に形成された
切り欠き部6bと、環状部6a内に挿着されたステムを
固定するための爪部6cと、環状部6aの両側にそれぞ
れ連設された突起部と、この突起部に設けられたバリウ
ムゲッターを保持する金属リング4とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲッターを外管内
に設けた高圧金属蒸気放電灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内部が真空であるガラス製の外
管内に発光管を設けた高圧金属蒸気放電灯は、外管内の
真空度を高真空に保つため、外管内に、不純ガスを吸着
する、いわゆるバリウムゲッターが設けられている。
【0003】従来、図5に示すようにバリウムゲッター
を外管2内に備えた高圧金属蒸気放電灯として、バリウ
ムゲッターを保持した金属リング4を金属リング保持線
9で保持する金属バンド10を有し、この金属バンド1
0をステム1に巻回したものが知られている(特開昭5
8−137950号公報)。
【0004】通常、バリウムゲッターは、金属リング4
に保持されている。そして、外管2内を排気した後、外
部から高周波加熱することによって、金属リング4を加
熱し、金属リング4によって保持された不純ガス吸着物
質であるバリウムを外管2内に蒸散させる。このような
方法によって、排気後の外管2内の残留ガスをバリウム
によって吸着し、外管2内を高真空状態とすることがで
き、また、ランプ点灯中に、外管2内の金属部品または
セラミック部品から放出されるガスを吸着することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、バリウムゲッターを蒸散させるため
に金属リング4を高周波加熱すると、ステム1に巻回さ
れた金属バンド10も加熱され、ステム1にクラックが
生じるという問題がある。また、このようなステムのク
ラックを防止するために、発光管への電力供給導体5b
にゲッターを設けた構成とすると、ゲッターの位置が外
管端部から離れることとなるので、高周波加熱による外
管2へのバリウムの付着面積が大きくなり透光性の低下
や、外観が損なわれたりすることとなる。さらに、この
バリウムの付着面積を少なくするために金属リング支持
線9を、ゲッターが外管端部に位置するように可能な限
り延ばしても、この金属リング支持線9の形状の精度
や、電力供給導体5bと金属リング支持線9との溶接精
度が不十分であると外管2やステム1に金属リング4が
接触してしまい、金属リング4を高周波加熱する際の熱
によって、金属リングの接触した外管2やステム1の部
分にクラックが生じることとなる。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、高周波電力をゲッターに加えて加熱し
ても、外管やステムにおけるクラックの発生、透光性の
低下、および、外観の損失を抑制することのできる高圧
金属蒸気放電灯を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧金属蒸気放
電灯は、端部にステムを有し、かつ内部が真空である外
管内に、水銀、希ガスおよび発光金属が封入された発光
管、および、ゲッターを保持したゲッター保持体を備
え、前記ゲッター保持体は、環状部と、前記環状部の一
部に形成された切り欠き部とを有し、前記環状部内に前
記ステムが挿着されて設けられている。
【0008】これによって、発光管内へのゲッターの位
置精度を向上させることができ、また、ゲッター保持体
を高周波電力によって加熱する際、ゲッター保持体が加
熱されないので、外管やステムにクラックが生じること
を防止することができる。また、ゲッター保持体がステ
ムに設けられているので、ゲッターをできる限り外管端
部に位置させることができ、透光性の低下や、外観の損
失を抑制することができる。
【0009】また、請求項2に記載された発明は、前記
ゲッター保持体が、前記ゲッターよりも大きい熱容量を
有した構成を有する。
【0010】これによって、ゲッターを高周波加熱した
際、ゲッターからの熱伝導によるゲッター保持体への加
熱を抑制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、端部にステムを有し、かつ内部が真空である外管内
に、水銀、希ガスおよび発光金属が封入された発光管、
および、ゲッターを保持したゲッター保持体を備え、前
記ゲッター保持体は、環状部と、前記環状部の一部に形
成された切り欠き部とを有し、前記環状部内に前記ステ
ムが挿着されて設けられているので、発光管内へのゲッ
ターの位置精度を向上させることができ、また、ゲッタ
ー保持体を高周波電力によって加熱する際、ゲッター保
持体が渦電流によって加熱されないという作用を有す
る。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記ゲッター保持体が、前記ゲ
ッターよりも大きい熱容量を有するので、ゲッターを高
周波加熱する際、ゲッターからの熱伝導によるゲッター
保持体への加熱を抑制することができる。
【0013】以下、本発明の一実施例について、図面を
用いて説明する。図1および図2に示すように本発明の
一実施例である高圧金属蒸気放電灯は、一端部にステム
1を有し、他端部が閉塞され、かつ内部が真空である外
管2内に、水銀、希ガスおよび発光金属が封入された発
光管3、および、不純ガス吸着物質であるバリウムを保
持した金属リング4を有するゲッター保持体6が設けら
れている。ステム1には外部から発光管3に電流を供給
する電流供給導体5a,5bが圧壊封着されており、こ
の圧壊封着されたステム1の部分にゲッター保持体6が
固定されている。なお、外管2はステム1によって封止
されており、外管2のステム1側には口金7が設けられ
ている。
【0014】図3に示すように、ゲッター保持体6は、
環状部6aと、この環状部6aの一部に形成された切り
欠き部6bと、環状部6a内に挿着されたステムを固定
するための爪部6cと、環状部6aの両側にそれぞれ連
設された突起部8と、この突起部8に設けられたバリウ
ムゲッターを保持する金属リング4とを有している。
【0015】図4に示すようにゲッター保持体6はステ
ム1に固定されている。すなわち、ゲッター保持体6の
切り欠き部6bにステム1の圧壊封着部を挿入すること
によって、ゲッター保持体6がステム1に挿着される。
【0016】また、ゲッター保持体6は、金属リング4
に比べて十分に大きな熱容量を有しているので、金属リ
ング4で発生した熱の伝導によってゲッター保持体6が
加熱されても、ステム1にクラックが発生することはな
い。
【0017】以上のように本発明は、環状のゲッター保
持体6に切り欠き部6bを設けているので、ゲッターを
高周波加熱する際、バリウムゲッターを蒸散させるため
に加える高周波電力によってゲッター保持体6が直接加
熱されることがなく、また、ゲッター保持体6に大きな
誘導電流が流れることがないので、ジュール熱の発生が
抑制され、ゲッター保持体6の加熱によるステムのクラ
ックの発生を防止できる。また、ゲッター保持体6のス
テム1への取付を容易にできるとともに、突起部8は短
くてすむので、位置のばらつきが小さくでき、外管2の
外部からの金属リング4の高周波加熱を効率よく行うこ
とができる。さらに、ゲッター保持体6は、外管1の口
金7への装着の直前にステム1に取り付けることが可能
となり、工程中の取り扱いも極めて容易となり、製造工
程での能率が10%向上し、不良率も5%削減すること
が可能となった。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高圧金属
蒸気放電灯は、高周波電力をゲッターに加えて加熱して
も、外管やステムにおけるクラックの発生、透光性の低
下、および、外管の損失を抑制することができ、また、
ゲッター保持体の工程中の取扱いが極めて容易となるの
で、製造工程の能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である高圧金属蒸気放電灯の
正面図
【図2】同じく側面図
【図3】同じくゲッター保持体の拡大斜視図
【図4】ゲッター保持体をステムに装着した拡大斜視図
【図5】従来の高圧金属蒸気放電灯の正面図
【符号の説明】
1 ステム 2 外管 3 発光管 4 金属リング 6 ゲッター保持体 6a 環状部 6b 切り欠き部 7 口金 8 突起部
フロントページの続き (72)発明者 杉本 耕一 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にステムを有し、かつ内部が真空で
    ある外管内に、水銀、希ガスおよび発光金属が封入され
    た発光管、および、ゲッターを保持したゲッター保持体
    を備え、前記ゲッター保持体は、環状部と、前記環状部
    の一部に形成された切り欠き部とを有し、前記環状部内
    に前記ステムが挿着されて設けられていることを特徴と
    する高圧金属蒸気放電灯。
  2. 【請求項2】 前記ゲッター保持体が、前記ゲッターよ
    りも大きい熱容量を有することを特徴とする請求項1に
    記載の高圧金属蒸気放電灯。
JP01728396A 1996-02-02 1996-02-02 高圧金属蒸気放電灯 Expired - Lifetime JP3319265B2 (ja)

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