JPH09213552A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
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- JPH09213552A JPH09213552A JP8015424A JP1542496A JPH09213552A JP H09213552 A JPH09213552 A JP H09213552A JP 8015424 A JP8015424 A JP 8015424A JP 1542496 A JP1542496 A JP 1542496A JP H09213552 A JPH09213552 A JP H09213552A
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- capacitor
- high voltage
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外装ケース及び注型樹脂で絶縁された高価な
外付高圧コンデンサを用いることなく、安価で取り扱い
が容易で輻射電界、交番電界を低減可能なフライバック
トランスを提供する。 【解決手段】 複数分割された2次側の各高圧コイル6
a〜6dごとに直列に高圧整流用ダイオード3a〜3d
を接続し、その最終段の高圧整流用ダイオード3dのカ
ソード側に高圧コンデンサ2,2’を接続するフライバ
ックトランスにおいて、前記高圧コンデンサ2,2’
は、誘電体フィルムFを用いてコイル状に巻いたフィル
ムコンデンサで構成し、該コンデンサのフィルムFの中
間部から引き出したリードを高圧側リード22aとして
前記最終段の高圧整流用ダイオード3dのカソード側と
接続し、フィルムFの両端側から引き出した2本のリー
ドをアース側リード22bとしたことを特徴とする。
外付高圧コンデンサを用いることなく、安価で取り扱い
が容易で輻射電界、交番電界を低減可能なフライバック
トランスを提供する。 【解決手段】 複数分割された2次側の各高圧コイル6
a〜6dごとに直列に高圧整流用ダイオード3a〜3d
を接続し、その最終段の高圧整流用ダイオード3dのカ
ソード側に高圧コンデンサ2,2’を接続するフライバ
ックトランスにおいて、前記高圧コンデンサ2,2’
は、誘電体フィルムFを用いてコイル状に巻いたフィル
ムコンデンサで構成し、該コンデンサのフィルムFの中
間部から引き出したリードを高圧側リード22aとして
前記最終段の高圧整流用ダイオード3dのカソード側と
接続し、フィルムFの両端側から引き出した2本のリー
ドをアース側リード22bとしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管を用い
たディスプレイモニタのフライバックトランス(FB
T)に係り、さらに詳しくはブラウン管の表面等から発
生する輻射電界、交番電界を低減する技術に関する。
たディスプレイモニタのフライバックトランス(FB
T)に係り、さらに詳しくはブラウン管の表面等から発
生する輻射電界、交番電界を低減する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は一般的なディスプレイモニタの
FBTにおいて、外付高圧コンデンサを用いてブラウン
管の表面等から発生する交番電界を低減する回路の一例
を示す図で、米国特許明細書第5,218,270 号記載の発明
を応用したものである。
FBTにおいて、外付高圧コンデンサを用いてブラウン
管の表面等から発生する交番電界を低減する回路の一例
を示す図で、米国特許明細書第5,218,270 号記載の発明
を応用したものである。
【0003】同図において1はFBT、2は内蔵高圧コ
ンデンサ、3(3a〜3d)は高圧整流用ダイオード、
4は3次側の逆パルス発生用巻線、5は外付高圧コンデ
ンサ、6(6a〜6d)は高圧コイル、7は偏向ヨー
ク、16は水平出力トランジスタ、17は1次側低圧コ
イル、18は波形比較制御器である。
ンデンサ、3(3a〜3d)は高圧整流用ダイオード、
4は3次側の逆パルス発生用巻線、5は外付高圧コンデ
ンサ、6(6a〜6d)は高圧コイル、7は偏向ヨー
ク、16は水平出力トランジスタ、17は1次側低圧コ
イル、18は波形比較制御器である。
【0004】図12は従来の交番電界の低減システムの
一例を示したもので、同図において8は内装黒鉛膜、9
は偏向ヨークの静電容量、10は高圧偏向回路、11は
ブラウン管である。
一例を示したもので、同図において8は内装黒鉛膜、9
は偏向ヨークの静電容量、10は高圧偏向回路、11は
ブラウン管である。
【0005】図13は図12の従来の交番電界低減シス
テムの一例を等価的に表した回路図で、同図において1
2はパネル透明導電膜、13はパネル透明導電膜12の
表面抵抗、14はパネル透明導電膜12の容量である。
テムの一例を等価的に表した回路図で、同図において1
2はパネル透明導電膜、13はパネル透明導電膜12の
表面抵抗、14はパネル透明導電膜12の容量である。
【0006】この等価回路では、以下の動作に従って交
番電界が低減される。偏向ヨーク7を駆動する水平パル
スVDY(1000Vpp)が、偏向ヨークの静電容量9
(60pF)を介してブラウン管11の内装黒鉛膜8に
パルス電圧VDY′を生じる。パルス電圧VDY′は、パネ
ル透明導電膜12の表面抵抗13とそれの容量14とに
より、インピーダンス分割されたVpがパネル透明導電
膜12に生じ、交番電界の発生源となっている。
番電界が低減される。偏向ヨーク7を駆動する水平パル
スVDY(1000Vpp)が、偏向ヨークの静電容量9
(60pF)を介してブラウン管11の内装黒鉛膜8に
パルス電圧VDY′を生じる。パルス電圧VDY′は、パネ
ル透明導電膜12の表面抵抗13とそれの容量14とに
より、インピーダンス分割されたVpがパネル透明導電
膜12に生じ、交番電界の発生源となっている。
【0007】この交番電界を低減する一例として、前述
のようにFBT1の3次側の逆パルス発生用巻線4で得
られた逆パルスVF ′(−150Vpp)をFBT1の
外付けの高圧コンデンサ5(容量:CF =200pF)
を介して内装黒鉛膜8に印加することにより、内装黒鉛
膜8においてパルス電圧VDY′が逆パルスVF ′にてキ
ャンセルされ、交番電界VDY′の振幅が低減される。こ
の関係を式で表すと、下式のようになる。
のようにFBT1の3次側の逆パルス発生用巻線4で得
られた逆パルスVF ′(−150Vpp)をFBT1の
外付けの高圧コンデンサ5(容量:CF =200pF)
を介して内装黒鉛膜8に印加することにより、内装黒鉛
膜8においてパルス電圧VDY′が逆パルスVF ′にてキ
ャンセルされ、交番電界VDY′の振幅が低減される。こ
の関係を式で表すと、下式のようになる。
【0008】k×CDY(60pF)×VDY(1000V
pp)=3×10E−8[C]
pp)=3×10E−8[C]
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図14は前記外付高圧
コンデンサ5の外観図、図15はそれの回路図である。
これらにおいて19はアノードキャップ、20は高圧コ
ネクタ、21はグランド端子である。
コンデンサ5の外観図、図15はそれの回路図である。
これらにおいて19はアノードキャップ、20は高圧コ
ネクタ、21はグランド端子である。
【0010】この外付高圧コンデンサ5は図14に示す
ように、高電圧の絶縁を施すため、40mm×40mm
×65mm程度の大きさの外装ケースと、その中に充填
する注型樹脂(エポキシレジン等)が必要となり、高価
でかつディスプレイモニタ内での設置場所の制約があ
り、構造上、取り扱いが難しい。また、高圧接続が必要
となるため、高圧接続部(高圧コネクタ20)の信頼性
確保が難しいなどの問題がある。
ように、高電圧の絶縁を施すため、40mm×40mm
×65mm程度の大きさの外装ケースと、その中に充填
する注型樹脂(エポキシレジン等)が必要となり、高価
でかつディスプレイモニタ内での設置場所の制約があ
り、構造上、取り扱いが難しい。また、高圧接続が必要
となるため、高圧接続部(高圧コネクタ20)の信頼性
確保が難しいなどの問題がある。
【0011】さらに、高圧コンデンサ2はFBT1の高
圧レギュレーション改善の目的で用いており、ブラウン
管11と並列に接続することにより、画面の変化(高圧
負荷電流の変化)時に電圧の安定化を図っている。とこ
ろがコンデンサ容量が少ないと負荷電流変化時のリップ
ルが大きくなり、これが電界の変化となり、ブラウン管
11の表面から不要輻射が発生する。
圧レギュレーション改善の目的で用いており、ブラウン
管11と並列に接続することにより、画面の変化(高圧
負荷電流の変化)時に電圧の安定化を図っている。とこ
ろがコンデンサ容量が少ないと負荷電流変化時のリップ
ルが大きくなり、これが電界の変化となり、ブラウン管
11の表面から不要輻射が発生する。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、外装ケース及び注型
樹脂で絶縁された高価な外付高圧コンデンサを用いるこ
となく、安価で高圧絶縁が容易で、かつ取り扱いが簡便
で輻射電界、交番電界を低減できるフライバックトラン
スを提供することにある。
であり、その目的とするところは、外装ケース及び注型
樹脂で絶縁された高価な外付高圧コンデンサを用いるこ
となく、安価で高圧絶縁が容易で、かつ取り扱いが簡便
で輻射電界、交番電界を低減できるフライバックトラン
スを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、複数分割された2次側の各高圧コイルごとに
直列に高圧整流用ダイオードを接続し、その最終段の高
圧整流用ダイオードのカソード側に高圧コンデンサを接
続するフライバックトランスにおいて、前記高圧コンデ
ンサは、誘電体フィルムを用いてコイル状に巻いたフィ
ルムコンデンサで構成し、該コンデンサのフィルムの中
間部から引き出したリードを高圧側リードとして前記最
終段の高圧整流用ダイオードのカソード側と接続し、フ
ィルムの両端側から引き出した2本のリードをアース側
リードとしたことを特徴とするものである。
するため、複数分割された2次側の各高圧コイルごとに
直列に高圧整流用ダイオードを接続し、その最終段の高
圧整流用ダイオードのカソード側に高圧コンデンサを接
続するフライバックトランスにおいて、前記高圧コンデ
ンサは、誘電体フィルムを用いてコイル状に巻いたフィ
ルムコンデンサで構成し、該コンデンサのフィルムの中
間部から引き出したリードを高圧側リードとして前記最
終段の高圧整流用ダイオードのカソード側と接続し、フ
ィルムの両端側から引き出した2本のリードをアース側
リードとしたことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明においては、内蔵高圧コン
デンサの内部インピーダンスを小さくすることにより、
輻射電界を低減し、また交番電界と等価的に同一振幅と
なるパルスを、内蔵高圧コンデンサを通してブラウン管
のアノードに重畳することにより、交番電界の振幅を低
減している。
デンサの内部インピーダンスを小さくすることにより、
輻射電界を低減し、また交番電界と等価的に同一振幅と
なるパルスを、内蔵高圧コンデンサを通してブラウン管
のアノードに重畳することにより、交番電界の振幅を低
減している。
【0015】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は、第1の実施の形態に係るFBTの
回路図である。
て説明する。図1は、第1の実施の形態に係るFBTの
回路図である。
【0016】複数に分割された高圧コイル6a〜6dの
出力側(巻き終わり端)にそれぞれ高圧整流用タイオー
ド3a〜3dを接続し、内蔵コンデンサ2と2′が並列
接続され、さらにブラウン管アノード出力部15に接続
されている。
出力側(巻き終わり端)にそれぞれ高圧整流用タイオー
ド3a〜3dを接続し、内蔵コンデンサ2と2′が並列
接続され、さらにブラウン管アノード出力部15に接続
されている。
【0017】図2は図1に用いる高圧コンデンサ2,
2′の構造を示した図、図3はそのコンデンサ2,2′
の等価回路図である。
2′の構造を示した図、図3はそのコンデンサ2,2′
の等価回路図である。
【0018】ここで高圧コンデンサ2,2′として、ポ
リエステルフィルムなどの誘電体フィルムFを重ねて構
成した、いわゆるフィルムコンデンサを用いている。こ
の実施の形態の特徴は、個別のフィルムコンデンサを2
個使用する代わりに、フィルムコンデンサの略中間にア
ルミニウム箔を入れてこれにリードを接続して高圧側電
極22aとし、フィルムコンデンサの両端にもアルミニ
ウム箔を入れてアース側電極22bとしている。23は
アルミニウムの蒸着膜からなる内部電極である。
リエステルフィルムなどの誘電体フィルムFを重ねて構
成した、いわゆるフィルムコンデンサを用いている。こ
の実施の形態の特徴は、個別のフィルムコンデンサを2
個使用する代わりに、フィルムコンデンサの略中間にア
ルミニウム箔を入れてこれにリードを接続して高圧側電
極22aとし、フィルムコンデンサの両端にもアルミニ
ウム箔を入れてアース側電極22bとしている。23は
アルミニウムの蒸着膜からなる内部電極である。
【0019】高圧コンデンサ2,2′はブラウン管11
と並列に接続することにより、画面の変化(高圧負荷電
流の変化)時に電圧の安定化を図っている。コンデンサ
容量が少ないと負荷電流変化時のリップルが大きくな
り、これが電界の変化となり、ブラウン管11の表面か
ら不要輻射が発生する。一方、コンデンサの容量が大き
くなるとリップルが小さくなり、不要輻射も小さくな
る。
と並列に接続することにより、画面の変化(高圧負荷電
流の変化)時に電圧の安定化を図っている。コンデンサ
容量が少ないと負荷電流変化時のリップルが大きくな
り、これが電界の変化となり、ブラウン管11の表面か
ら不要輻射が発生する。一方、コンデンサの容量が大き
くなるとリップルが小さくなり、不要輻射も小さくな
る。
【0020】ところで、フィルムコンデンサはコイル状
に巻いて構成するため、容量を増やすのはフィルムF及
び電極23を長くし、巻数を増やすことで容易に対応で
きる。
に巻いて構成するため、容量を増やすのはフィルムF及
び電極23を長くし、巻数を増やすことで容易に対応で
きる。
【0021】一方、内部電極23は蒸着などの薄膜技術
によって形成されているため厚みが数百Åと非常に薄い
ことから、図3に示すような等価回路となり、フィルム
F及び電極23を長くし巻数を増やすと、内部インピー
ダンス(等価直列抵抗:ESR)が大きくなる特性があ
る。
によって形成されているため厚みが数百Åと非常に薄い
ことから、図3に示すような等価回路となり、フィルム
F及び電極23を長くし巻数を増やすと、内部インピー
ダンス(等価直列抵抗:ESR)が大きくなる特性があ
る。
【0022】図4にコンデンサの容量とESRの関係を
示す。同じ30KVのコンデンサにおいてフィルム及び
電極を長くし巻数を増やして3000pFを6000p
Fに増やした場合、周波数100KHzでのESR値は
150Ωが290Ωとなる。ESRがあることはコンデ
ンサにおいては等価容量が減少することとなり、ESR
が増えることは等価容量がさらに減少することになる。
示す。同じ30KVのコンデンサにおいてフィルム及び
電極を長くし巻数を増やして3000pFを6000p
Fに増やした場合、周波数100KHzでのESR値は
150Ωが290Ωとなる。ESRがあることはコンデ
ンサにおいては等価容量が減少することとなり、ESR
が増えることは等価容量がさらに減少することになる。
【0023】図5にフィルムコンデンサでのESRの影
響による容量変化率(ΔC)の周波数特性を示す。容量
を3000pFから6000pFに増やしても容量変化
率(ΔC)が大きくなると実質的な容量増加の効果が得
られなくなる。従って、巻数を増やしてコンデンサの容
量を増大しても負荷電流変化時のリップルが低減しなく
なる。
響による容量変化率(ΔC)の周波数特性を示す。容量
を3000pFから6000pFに増やしても容量変化
率(ΔC)が大きくなると実質的な容量増加の効果が得
られなくなる。従って、巻数を増やしてコンデンサの容
量を増大しても負荷電流変化時のリップルが低減しなく
なる。
【0024】また、ブラウン管に流す電流が増加した場
合、コンデンサに充電していた電荷がブラウン管に供給
されるようになるが、コンデンサにESRがあると、
〔インピーダンス×電流〕分の電圧変化が生じ、これが
リップルとなり、不要輻射となる。
合、コンデンサに充電していた電荷がブラウン管に供給
されるようになるが、コンデンサにESRがあると、
〔インピーダンス×電流〕分の電圧変化が生じ、これが
リップルとなり、不要輻射となる。
【0025】ここで図2のコンデンサは、1個のコンデ
ンサを1/2にした形となっており(内部の電極数を同
じにするとコンデンサを2個並列にした形となる)、従
来のように、仮に容量を2倍にする場合に比較し、同じ
容量であればESRを1/2にできる。よって負荷電流
が変化した場合のリップルを1/2以下にでき、結局、
輻射電界が大幅に低減される。これは別々の2個のコン
デンサを用いても同じ効果が得られるが、形状が大きく
なるため、図2の構成で容量を増やす方が得策である。
ンサを1/2にした形となっており(内部の電極数を同
じにするとコンデンサを2個並列にした形となる)、従
来のように、仮に容量を2倍にする場合に比較し、同じ
容量であればESRを1/2にできる。よって負荷電流
が変化した場合のリップルを1/2以下にでき、結局、
輻射電界が大幅に低減される。これは別々の2個のコン
デンサを用いても同じ効果が得られるが、形状が大きく
なるため、図2の構成で容量を増やす方が得策である。
【0026】図4に図2に示す構成で容量を増やしたと
きのESRを、1500pF×2(▲印),3000p
F×2(△印)として、同一容量の1個の3000pF
(●印),6000pF(○印)のESRと比較して示
す。この図から明らかなようにESRは2個の場合、1
個のときの1/2となる。このことは3000pFを6
000pFに増やすとき、図2の構成だと容量が2倍で
ESRは1/4になることを意味する。
きのESRを、1500pF×2(▲印),3000p
F×2(△印)として、同一容量の1個の3000pF
(●印),6000pF(○印)のESRと比較して示
す。この図から明らかなようにESRは2個の場合、1
個のときの1/2となる。このことは3000pFを6
000pFに増やすとき、図2の構成だと容量が2倍で
ESRは1/4になることを意味する。
【0027】図5に前記各コンデンサの容量変化率(Δ
C)と周波数との関係を示す。この図から明らかなよう
に、●印ならびに○印のコンデンサに比べて2個の場合
(▲印,△印)は容量変化率(ΔC)が小さくでき、特
に周波数が100KHzを超えるとその差は大きくな
る。
C)と周波数との関係を示す。この図から明らかなよう
に、●印ならびに○印のコンデンサに比べて2個の場合
(▲印,△印)は容量変化率(ΔC)が小さくでき、特
に周波数が100KHzを超えるとその差は大きくな
る。
【0028】図6はスウェーデンのTCO規格を参考に
して、1個のコンデンサを使用した場合と、前記2個並
列タイプのコンデンサを使用した場合の輻射電界を測定
した結果を示す図である。この図から明らかなように、
輻射電界規定値の1Vを満足するのに1個のコンデンサ
では9000pF必要となるのに対し、2個並列タイプ
では6000pFで満足できた。TCO規格は輻射電界
の周波数特性を規定しており、この規格のVLEF(周
波数2〜400KHz)でこの結果が得られた。
して、1個のコンデンサを使用した場合と、前記2個並
列タイプのコンデンサを使用した場合の輻射電界を測定
した結果を示す図である。この図から明らかなように、
輻射電界規定値の1Vを満足するのに1個のコンデンサ
では9000pF必要となるのに対し、2個並列タイプ
では6000pFで満足できた。TCO規格は輻射電界
の周波数特性を規定しており、この規格のVLEF(周
波数2〜400KHz)でこの結果が得られた。
【0029】図7は、図1の高圧コンデンサ2個のうち
1個に逆パルス発生コイルを接続した第2の実施形態の
回路図である。
1個に逆パルス発生コイルを接続した第2の実施形態の
回路図である。
【0030】水平出力トランジスタ16のコレクタ側に
発生するコレクタパルスをVcpとし、1次巻線17の
巻数をN1 、逆パルス発生用コイル4の巻数をe2 とす
ると、逆パルス発生用コイル4の両端のパルス波高値e
P は下式で表される。
発生するコレクタパルスをVcpとし、1次巻線17の
巻数をN1 、逆パルス発生用コイル4の巻数をe2 とす
ると、逆パルス発生用コイル4の両端のパルス波高値e
P は下式で表される。
【0031】eP =−(Vcp×e2 )/N1 図1において、ブラウン管11(図12参照)は構造上
限界の容量があり、内蔵高圧コンデンサ2は、ブラウン
管容量を補正するために、FBT1の内部に設けてあ
る。
限界の容量があり、内蔵高圧コンデンサ2は、ブラウン
管容量を補正するために、FBT1の内部に設けてあ
る。
【0032】この高圧の容量(ブラウン管容量+内蔵高
圧コンデンサ容量)は高圧の安定化を図るためのもの
で、この高圧容量が少ないと、高圧負荷電流の変化によ
るリップルが大きくなり、この電圧変化がブラウン管1
1の画面上でくねり等の現象を引き起こすと同時に、交
番電界の原因となる。
圧コンデンサ容量)は高圧の安定化を図るためのもの
で、この高圧容量が少ないと、高圧負荷電流の変化によ
るリップルが大きくなり、この電圧変化がブラウン管1
1の画面上でくねり等の現象を引き起こすと同時に、交
番電界の原因となる。
【0033】また、内蔵高圧コンデンサ2の容量を変え
ることで、印加する逆パルスの波高値を調整できる。容
量を大きくすると波高値は高くなり、容量を小さくする
と波高値は低くなる。
ることで、印加する逆パルスの波高値を調整できる。容
量を大きくすると波高値は高くなり、容量を小さくする
と波高値は低くなる。
【0034】本発明は、逆パルスをブラウン管陽極電極
に印加する役割の容量機能と、上記、高圧安定化のため
のブラウン管容量機能の両方を兼用できるものである。
に印加する役割の容量機能と、上記、高圧安定化のため
のブラウン管容量機能の両方を兼用できるものである。
【0035】図8、図9は本発明のFBTの第3ならび
に第4の実施形態を説明するためのものである。
に第4の実施形態を説明するためのものである。
【0036】このようにコンデンサ2,2’を2個並列
にすると、速いスピードの負荷電流の変化に対して、高
圧検出のスピードを速め、高圧補正回路のスピードを速
くする使い方が可能となる。
にすると、速いスピードの負荷電流の変化に対して、高
圧検出のスピードを速め、高圧補正回路のスピードを速
くする使い方が可能となる。
【0037】ブリーダ抵抗器24で高圧を検出し、これ
を高圧補正回路にフィードバックして高圧を補正し安定
化する場合、ブリーダ抵抗器24を高圧コイル6の近辺
に配置すると、ブリーダ抵抗器24とコイル6の間に分
布容量が生じる。その結果、図10(c)に示すよう
に、高圧検出電圧が高圧に追従しなくなり、その後補正
回路で補正しても高圧が安定せず、これも電界変化とし
て現れる。
を高圧補正回路にフィードバックして高圧を補正し安定
化する場合、ブリーダ抵抗器24を高圧コイル6の近辺
に配置すると、ブリーダ抵抗器24とコイル6の間に分
布容量が生じる。その結果、図10(c)に示すよう
に、高圧検出電圧が高圧に追従しなくなり、その後補正
回路で補正しても高圧が安定せず、これも電界変化とし
て現れる。
【0038】ここでコンデンサ2,2’を図8に示すよ
うに分離し、逆パルス発生用巻線4を接続しない側のコ
ンデンサ2’のアース側をブリーダ抵抗器24の高圧検
出部27に接続すると、図10(b)に示すように、コ
ンデンサ2’の値によって検出電圧の波形が改善でき
る。
うに分離し、逆パルス発生用巻線4を接続しない側のコ
ンデンサ2’のアース側をブリーダ抵抗器24の高圧検
出部27に接続すると、図10(b)に示すように、コ
ンデンサ2’の値によって検出電圧の波形が改善でき
る。
【0039】図10(d)は波形補正が効き過ぎた状態
を示し、図10(c)は波形補正が効いていない状態を
示す。図10(b)は高圧変化と高圧検出電圧とが同じ
波形であり、最も追従のよい状態を示す。この結果、高
圧検出のスピードが速くなる。
を示し、図10(c)は波形補正が効いていない状態を
示す。図10(b)は高圧変化と高圧検出電圧とが同じ
波形であり、最も追従のよい状態を示す。この結果、高
圧検出のスピードが速くなる。
【0040】図9は、高圧検出スピードを速くする他の
構成を示す回路図である。逆パルス発生用巻線4を接続
しない側のコンデンサ2’のアース側に別のコンデンサ
25を接続し、この接続部とブリーダ抵抗器24の高圧
検出部27の間に別のコンデンサ26を接続すると、図
8と同じ効果を得ることができる。
構成を示す回路図である。逆パルス発生用巻線4を接続
しない側のコンデンサ2’のアース側に別のコンデンサ
25を接続し、この接続部とブリーダ抵抗器24の高圧
検出部27の間に別のコンデンサ26を接続すると、図
8と同じ効果を得ることができる。
【0041】なおコンデンサ25の値は、コンデンサ2
5とコンデンサ2′で分圧される電圧が、高圧検出電圧
と高圧の比に合うように設定する。そうすると、コンデ
ンサ26の両端の電位差は小さくなり、電圧定格の低い
ものが使用できる。この場合はコンデンサ2′の値が大
きくても、コンデンサ25と26の値で自由に波形補正
が可能となる。
5とコンデンサ2′で分圧される電圧が、高圧検出電圧
と高圧の比に合うように設定する。そうすると、コンデ
ンサ26の両端の電位差は小さくなり、電圧定格の低い
ものが使用できる。この場合はコンデンサ2′の値が大
きくても、コンデンサ25と26の値で自由に波形補正
が可能となる。
【0042】このようにコンデンサのアース側の一方を
高圧補正回路のスピードアップとして使用でき、高圧安
定度の改善が図れることになり、高圧リップルが抑えら
れるから、不要輻射の低減を図ることができる。
高圧補正回路のスピードアップとして使用でき、高圧安
定度の改善が図れることになり、高圧リップルが抑えら
れるから、不要輻射の低減を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、高圧コ
ンデンサの内部インピーダンスを小さくできるため、ブ
ラウン管の負荷電流が変化したとき高圧コンデンサから
供給する電圧の変化が抑えられるため、不要輻射低減が
可能となる。
ンデンサの内部インピーダンスを小さくできるため、ブ
ラウン管の負荷電流が変化したとき高圧コンデンサから
供給する電圧の変化が抑えられるため、不要輻射低減が
可能となる。
【0044】請求項2、3記載のように、交番電界と等
価的に同一振幅となる逆パルスを、内蔵高圧コンデンサ
のアース側リードから重畳することにより、ブラウン管
の内装黒鉛膜に誘起している偏向ヨークの水平パルスを
キャンセルできるため、外装ケース及び注型樹脂で絶縁
された高価な外付高圧コンデンサが省略できる。そのた
め安価で、構造上、取り扱いが容易なフライバックトラ
ンスを提供することができる。
価的に同一振幅となる逆パルスを、内蔵高圧コンデンサ
のアース側リードから重畳することにより、ブラウン管
の内装黒鉛膜に誘起している偏向ヨークの水平パルスを
キャンセルできるため、外装ケース及び注型樹脂で絶縁
された高価な外付高圧コンデンサが省略できる。そのた
め安価で、構造上、取り扱いが容易なフライバックトラ
ンスを提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフライバック
トランスの回路図である。
トランスの回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るフライバック
トランスに用いるコンデンサの構造を示す説明図であ
る。
トランスに用いるコンデンサの構造を示す説明図であ
る。
【図3】図2のコンデンサの等価回路図である。
【図4】各コンデンサにおけるESRと周波数との関係
を示す特性図である。
を示す特性図である。
【図5】各コンデンサにおける容量変化率と周波数との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
【図6】各コンデンサにおける容量と電界輻射との関係
を示す特性図である。
を示す特性図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るフライバック
トランスの回路図である。
トランスの回路図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るフライバック
トランスの回路図である。
トランスの回路図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るフライバック
トランスの回路図である。
トランスの回路図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るフライバックトラ
ンス回路の動作を示す波形図である。
ンス回路の動作を示す波形図である。
【図11】従来のフライバックトランスの交番電界低減
回路図である。
回路図である。
【図12】従来の交番電界低減システムの例を示す回路
図である。
図である。
【図13】従来の交番電界低減システムの等価回路図で
ある。
ある。
【図14】従来のフライバックトランスに使用していた
外付高圧コンデンサの外観図である。
外付高圧コンデンサの外観図である。
【図15】その外付高圧コンデンサの内部回路図であ
る。
る。
1 フライバックトランス(FBT) 2,2′ 内蔵高圧コンデンサ 3a〜3d 高圧整流用タイオード 4 3次側逆パルス発生用巻線 6a〜6d 高圧コイル 11 ブラウン管 12 パネル透明導電膜 22 コンデンサの高圧側電極 23 コンデンサのアース側電極 24 高圧検出用ブリーダ抵抗器 25,26 コンデンサ F 誘電体フィルム
Claims (3)
- 【請求項1】 複数分割された2次側の各高圧コイルご
とに直列に高圧整流用ダイオードを接続し、その最終段
の高圧整流用ダイオードのカソード側に高圧コンデンサ
を接続するフライバックトランスにおいて、 前記高圧コンデンサは、誘電体フィルムを用いてコイル
状に巻いたフィルムコンデンサで構成し、該コンデンサ
のフィルムの中間部から引き出したリードを高圧側リー
ドとして前記最終段の高圧整流用ダイオードのカソード
側と接続し、フィルムの両端側から引き出した2本のリ
ードをアース側リードとしたことを特徴とするフライバ
ックトランス。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記高圧コンデ
ンサの一方のアース側リードはグラウンドに接続し、他
方のアース側リードに逆パルス発生用巻線を接続して、
その巻線から発生する逆パルスを前記最終段の高圧整流
用ダイオードのカソード側に重畳するように構成したこ
とを特徴とするフライバックトランス。 - 【請求項3】 請求項1記載において、前記高圧コンデ
ンサの一方のアース側リードは高圧補正回路の高圧検出
に用いる抵抗器の高圧検出電圧取り出し端子に接続し、
他方のアース側リードに逆パルス発生用巻線を接続し
て、その巻線から発生する逆パルスを前記最終段の高圧
整流用ダイオードのカソード側に重畳するように構成し
たことを特徴とするフライバックトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015424A JPH09213552A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015424A JPH09213552A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | フライバックトランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09213552A true JPH09213552A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11888399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8015424A Pending JPH09213552A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | フライバックトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09213552A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021009865A1 (ja) * | 2019-07-17 | 2021-01-21 | 株式会社メイコー | 高密度多層基板、及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8015424A patent/JPH09213552A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021009865A1 (ja) * | 2019-07-17 | 2021-01-21 | 株式会社メイコー | 高密度多層基板、及びその製造方法 |
| JPWO2021009865A1 (ja) * | 2019-07-17 | 2021-09-13 | 株式会社メイコー | 高密度多層基板、及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040219 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |