JPH09213623A - 走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents
走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法Info
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- JPH09213623A JPH09213623A JP8040467A JP4046796A JPH09213623A JP H09213623 A JPH09213623 A JP H09213623A JP 8040467 A JP8040467 A JP 8040467A JP 4046796 A JP4046796 A JP 4046796A JP H09213623 A JPH09213623 A JP H09213623A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70225—Optical aspects of catadioptric systems, i.e. comprising reflective and refractive elements
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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- G03F7/70358—Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マスク上のパターンを感光基板上に高速でし
かも高精度に走査露光することができる走査露光装置及
びそれを用いたデバイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 マスク面上のパターンを該マスク面側よ
り順にf・sinθ特性の歪曲特性を有する物体側部分
光学系と走査部材そして像側部分光学系とを有する走査
投影系により感光基板上に結像させ、該走査部材を駆動
させると共に該マスク又は/及び該感光基板を光軸と直
交する方向に移動させて、該感光基板上を走査露光して
いること。
かも高精度に走査露光することができる走査露光装置及
びそれを用いたデバイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 マスク面上のパターンを該マスク面側よ
り順にf・sinθ特性の歪曲特性を有する物体側部分
光学系と走査部材そして像側部分光学系とを有する走査
投影系により感光基板上に結像させ、該走査部材を駆動
させると共に該マスク又は/及び該感光基板を光軸と直
交する方向に移動させて、該感光基板上を走査露光して
いること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査露光装置及びそ
れを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばICやL
SI等の半導体デバイスやCCD等の撮像デバイスや液
晶パネル等の表示デバイスや磁気ヘッド等のデバイスを
製造する工程のうちリソグラフィー工程に使用される際
に好適なものである。
れを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばICやL
SI等の半導体デバイスやCCD等の撮像デバイスや液
晶パネル等の表示デバイスや磁気ヘッド等のデバイスを
製造する工程のうちリソグラフィー工程に使用される際
に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、IC,LSI等の半導体デバイス
の高集積化がますます加速度を増しており、これに伴う
半導体ウエハの微細加工技術の進展も著しい。この微細
加工技術としてマスク(レチクル)の回路パターン像を
投影光学系により感光基板上に形成し、感光基板をステ
ップアンドリピート方式で露光する縮小露光装置(ステ
ッパー)が種々と提案されている。
の高集積化がますます加速度を増しており、これに伴う
半導体ウエハの微細加工技術の進展も著しい。この微細
加工技術としてマスク(レチクル)の回路パターン像を
投影光学系により感光基板上に形成し、感光基板をステ
ップアンドリピート方式で露光する縮小露光装置(ステ
ッパー)が種々と提案されている。
【0003】このステッパーにおいては、レチクル上の
回路パターンを所定の縮小倍率を持った投影光学系を介
してウエハ面上の所定の位置に縮小投影して転写を行
い、1回の投影転写終了後、ウエハが載ったステージを
所定の量移動して再び転写を行うステップを繰り返して
ウエハ全面の露光を行っている。
回路パターンを所定の縮小倍率を持った投影光学系を介
してウエハ面上の所定の位置に縮小投影して転写を行
い、1回の投影転写終了後、ウエハが載ったステージを
所定の量移動して再び転写を行うステップを繰り返して
ウエハ全面の露光を行っている。
【0004】これらの投影露光装置のうち最近では高解
像力が得られ、且つ画面サイズを拡大できる走査機構を
用いたステップアンドスキャン方式の露光装置が種々と
提案されている。このステップアンドスキャン方式の露
光装置ではスリット状の露光領域を有し、ショットの露
光はレチクルとウエハとを走査することにより行ってい
る。そして1つのショットの走査露光が終了すると、ウ
エハは次のショットにステップし、次のショットの露光
を開始している。これを繰り返してウエハ全体の露光を
行っている。
像力が得られ、且つ画面サイズを拡大できる走査機構を
用いたステップアンドスキャン方式の露光装置が種々と
提案されている。このステップアンドスキャン方式の露
光装置ではスリット状の露光領域を有し、ショットの露
光はレチクルとウエハとを走査することにより行ってい
る。そして1つのショットの走査露光が終了すると、ウ
エハは次のショットにステップし、次のショットの露光
を開始している。これを繰り返してウエハ全体の露光を
行っている。
【0005】従来より反射投影光学系を用いた等倍の走
査露光装置を改良し、投影光学系に反射素子と屈折素子
を組み合わせたカタディオプトリック光学系を用いた
り、あるいは屈折素子のみで構成した縮小投影光学系を
用いて、マスクステージと感光基板のステージとの両方
を縮小倍率に応じた速度比で相対走査する投影式の走査
露光装置が種々と提案されている。
査露光装置を改良し、投影光学系に反射素子と屈折素子
を組み合わせたカタディオプトリック光学系を用いた
り、あるいは屈折素子のみで構成した縮小投影光学系を
用いて、マスクステージと感光基板のステージとの両方
を縮小倍率に応じた速度比で相対走査する投影式の走査
露光装置が種々と提案されている。
【0006】例えば特開昭63−163319号公報で
は、反射素子と屈折素子とを組み合わせた縮小投影光学
系が提案されている。そしてこの投影光学系を用いた走
査露光方式がSVGL社からステップ&スキャン方式の
投影式の走査露光装置として発表されている。このよう
な走査露光装置は、ICやLSIの微細化に伴う大画面
化を考慮した場合、投影光学系に負荷を与えずに大画面
化を実施できる点で注目されており、マスクステージと
感光基板のステージの走査範囲を大きくとることが可能
であれば、理論的にはどこまでも大画面化が可能とな
る。
は、反射素子と屈折素子とを組み合わせた縮小投影光学
系が提案されている。そしてこの投影光学系を用いた走
査露光方式がSVGL社からステップ&スキャン方式の
投影式の走査露光装置として発表されている。このよう
な走査露光装置は、ICやLSIの微細化に伴う大画面
化を考慮した場合、投影光学系に負荷を与えずに大画面
化を実施できる点で注目されており、マスクステージと
感光基板のステージの走査範囲を大きくとることが可能
であれば、理論的にはどこまでも大画面化が可能とな
る。
【0007】図11は従来の走査露光装置の要部概略図
である。同図において、マスク101はマスクステージ
102に真空吸着などで固定されている。マスク101
は紙面上で左右に平行移動する機能を有しており、レー
ザ干渉計等の測長器(不図示)でその動きを制御してい
る。照明光学系112からの光束によってマスク101
上を照射し、マスク101の原画パターンを有した光束
OPはレンズ系103で集光され、ミラー104で反射
し、レンズ系105で集光され、所定の偏光成分のみの
光束が偏光ビームスプリッタ106を通過し、λ/4板
107を経て凹面ミラー108に導かれる。
である。同図において、マスク101はマスクステージ
102に真空吸着などで固定されている。マスク101
は紙面上で左右に平行移動する機能を有しており、レー
ザ干渉計等の測長器(不図示)でその動きを制御してい
る。照明光学系112からの光束によってマスク101
上を照射し、マスク101の原画パターンを有した光束
OPはレンズ系103で集光され、ミラー104で反射
し、レンズ系105で集光され、所定の偏光成分のみの
光束が偏光ビームスプリッタ106を通過し、λ/4板
107を経て凹面ミラー108に導かれる。
【0008】凹面ミラー108で反射した光束OPは再
びλ/4板107を通り、これにより光束OPは偏光ビ
ームスプリッタ106を通過した偏光方向に対して90
度回転した偏光方向を持つようになる為、今度は偏光ビ
ームスプリッタ106で反射し、レンズ系109を経て
感光基板110上にマスク101の原画パターン情報を
結像している。
びλ/4板107を通り、これにより光束OPは偏光ビ
ームスプリッタ106を通過した偏光方向に対して90
度回転した偏光方向を持つようになる為、今度は偏光ビ
ームスプリッタ106で反射し、レンズ系109を経て
感光基板110上にマスク101の原画パターン情報を
結像している。
【0009】感光基板110は感光基板ステージ111
に真空吸着などで固定している。感光基板ステージ11
1はマスクステージ102と同様に紙面上で左右に平行
移動する機能を持ち、その移動はやはりレーザ干渉計等
の測長器(不図示)で制御している。走査露光の際に
は、このマスクステージ102と感光基板ステージ11
1を、投影光学系(103〜109)の倍率差分の相対
差を持たせた速度で同時に移動させることにより、大画
面領域を感光基板110に転写している。
に真空吸着などで固定している。感光基板ステージ11
1はマスクステージ102と同様に紙面上で左右に平行
移動する機能を持ち、その移動はやはりレーザ干渉計等
の測長器(不図示)で制御している。走査露光の際に
は、このマスクステージ102と感光基板ステージ11
1を、投影光学系(103〜109)の倍率差分の相対
差を持たせた速度で同時に移動させることにより、大画
面領域を感光基板110に転写している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】微小投影光学系により
マスク面上の原画パターンをウエハ上に縮小投影すると
きには、マスク上では感光基板に対して4倍〜10倍の
倍率で拡大されたパターンが原画パターンとして描画さ
れている。この為、従来の走査露光装置のうち、特に縮
小投影光学系を有した走査露光装置では、走査露光時に
マスクステージを感光基板の走査速度に対して4倍〜1
0倍の速度で4倍〜10倍の領域を走査せねばならな
い。
マスク面上の原画パターンをウエハ上に縮小投影すると
きには、マスク上では感光基板に対して4倍〜10倍の
倍率で拡大されたパターンが原画パターンとして描画さ
れている。この為、従来の走査露光装置のうち、特に縮
小投影光学系を有した走査露光装置では、走査露光時に
マスクステージを感光基板の走査速度に対して4倍〜1
0倍の速度で4倍〜10倍の領域を走査せねばならな
い。
【0011】例えば、感光基板の走査速度が30mm/
secで50mmの範囲を走査する場合、縮小投影倍率
が5倍とすると、マスクの走査速度は150mm/se
cで250mmの範囲を走査することが必要となる。
secで50mmの範囲を走査する場合、縮小投影倍率
が5倍とすると、マスクの走査速度は150mm/se
cで250mmの範囲を走査することが必要となる。
【0012】一般にマスクステージのような大きなステ
ージに対して、このような高速で大画面領域を一定速度
を維持しながら、かつ走査方向を高精度に制御すること
は大変困難である。また、このような高速走査から振動
が多く発生し、この振動が露光装置全体に伝わり、投影
露光状態を悪化させているという問題点が生じてくる。
ージに対して、このような高速で大画面領域を一定速度
を維持しながら、かつ走査方向を高精度に制御すること
は大変困難である。また、このような高速走査から振動
が多く発生し、この振動が露光装置全体に伝わり、投影
露光状態を悪化させているという問題点が生じてくる。
【0013】本発明は、マスク面上の原画パターンを走
査型の投影光学系(走査投影系)により感光基板(ウエ
ハ)上に縮小投影走査露光する際に、走査投影系の光路
中に走査部材を設けるとともに該マスクと該走査部材と
の間の光路中に位置する物体側部分光学系の光学特性を
適切に設定することにより、該原画パターンを高精度に
しかも高速度に走査し、該原画パターンをウエハ面上に
高い解像力で走査露光することのできる走査露光装置及
びそれを用いたデバイスの製造方法の提供を目的とす
る。
査型の投影光学系(走査投影系)により感光基板(ウエ
ハ)上に縮小投影走査露光する際に、走査投影系の光路
中に走査部材を設けるとともに該マスクと該走査部材と
の間の光路中に位置する物体側部分光学系の光学特性を
適切に設定することにより、該原画パターンを高精度に
しかも高速度に走査し、該原画パターンをウエハ面上に
高い解像力で走査露光することのできる走査露光装置及
びそれを用いたデバイスの製造方法の提供を目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の走査露光装置
は、 (1−1)マスク面上のパターンを該マスク面側より順
にf・sinθ特性の歪曲特性を有する物体側部分光学
系と走査部材そして像側部分光学系とを有する走査投影
系により感光基板上に結像させ、該走査部材を駆動させ
ると共に該マスク又は/及び該感光基板を光軸と直交す
る方向に移動させて、該感光基板上を走査露光している
ことを特徴としている。
は、 (1−1)マスク面上のパターンを該マスク面側より順
にf・sinθ特性の歪曲特性を有する物体側部分光学
系と走査部材そして像側部分光学系とを有する走査投影
系により感光基板上に結像させ、該走査部材を駆動させ
ると共に該マスク又は/及び該感光基板を光軸と直交す
る方向に移動させて、該感光基板上を走査露光している
ことを特徴としている。
【0015】特に、 (1−1−1)前記像側部分光学系の歪曲特性がf・s
inθ特性であること。 (1−1−2)前記走査部材は非等角速度で回転し、前
記感光基板は等速で移動していること。 (1−1−3)前記マスク面上のパターンは前記走査部
材による走査方向のみに歪曲を有するパターンから成っ
ていること。 等、を特徴としている。
inθ特性であること。 (1−1−2)前記走査部材は非等角速度で回転し、前
記感光基板は等速で移動していること。 (1−1−3)前記マスク面上のパターンは前記走査部
材による走査方向のみに歪曲を有するパターンから成っ
ていること。 等、を特徴としている。
【0016】本発明の走査露光方法は、 (2−1)マスク面上のパターンを歪曲特性がf・si
nθ特性の物体側部分光学系、走査部材、そして像側部
分光学系を介して感光基板上の一部に結像させ、該走査
部材を駆動させて該マスク面上を走査して、該パターン
を該感光基板上を走査露光していることを特徴としてい
る。
nθ特性の物体側部分光学系、走査部材、そして像側部
分光学系を介して感光基板上の一部に結像させ、該走査
部材を駆動させて該マスク面上を走査して、該パターン
を該感光基板上を走査露光していることを特徴としてい
る。
【0017】特に、 (2−1−1)前記像側部分光学系の歪曲特性がf・s
inθ特性であること。 (2−1−2)前記走査部材は非等角速度で回転し、前
記感光基板は等速で移動していること。 (2−1−3)前記マスク面上のパターンは前記走査部
材による走査方向のみに歪曲を有するパターンから成っ
ていること。 等、を特徴としている。
inθ特性であること。 (2−1−2)前記走査部材は非等角速度で回転し、前
記感光基板は等速で移動していること。 (2−1−3)前記マスク面上のパターンは前記走査部
材による走査方向のみに歪曲を有するパターンから成っ
ていること。 等、を特徴としている。
【0018】本発明のデバイスの製造方法は、前述の構
成要件(1−1)の走査露光装置又は/及び構成要件
(2−1)の走査露光方法を用いていることを特徴とし
ている。
成要件(1−1)の走査露光装置又は/及び構成要件
(2−1)の走査露光方法を用いていることを特徴とし
ている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
概略図である。同図はIC,LSI等の半導体デバイ
ス,液晶デバイス,CCD等の撮像デバイス,磁気ヘッ
ド等のデバイスを製造する際に用いる走査露光装置10
0を示している。
概略図である。同図はIC,LSI等の半導体デバイ
ス,液晶デバイス,CCD等の撮像デバイス,磁気ヘッ
ド等のデバイスを製造する際に用いる走査露光装置10
0を示している。
【0020】同図において1は回路パターンが形成され
ているマスクであり、マスクステージ2に真空吸着等で
固定している。マスク1はエキシマレーザや高圧水銀灯
等を有する照明系(不図示)からの光束で照明されてい
る。3は集光レンズであり、マスク1からの光束を集光
し、後続する走査部材4に導光している。走査部材4は
回転又は振動するミラーより成り、後述するようにマス
ク1面上を光学的に走査している。(走査部材4を以
下、「回転走査ミラー」又は単に「ミラー」ともい
う。)5は集光レンズであり、走査部材4からの反射光
束を偏光ビームスプリッター6に導光している。
ているマスクであり、マスクステージ2に真空吸着等で
固定している。マスク1はエキシマレーザや高圧水銀灯
等を有する照明系(不図示)からの光束で照明されてい
る。3は集光レンズであり、マスク1からの光束を集光
し、後続する走査部材4に導光している。走査部材4は
回転又は振動するミラーより成り、後述するようにマス
ク1面上を光学的に走査している。(走査部材4を以
下、「回転走査ミラー」又は単に「ミラー」ともい
う。)5は集光レンズであり、走査部材4からの反射光
束を偏光ビームスプリッター6に導光している。
【0021】7は1/4λ板,8は凹面ミラーである。
偏光ビームスプリッター6を通過した所定方向に偏光し
ている光束は1/4λ板を通過し、凹面鏡8で反射し、
再度1/4λ板を通過した時には、前とは偏光状態が9
0度回転した偏光となっているので今度は偏光ビームス
プリッター6で反射して投影光学系9に入射している。
投影光学系9はマスク1面上のパターンをウエハ等の感
光基板10に所定の縮小倍率(1/2〜1/10)で縮
小投影している。感光基板10の近傍真上には、結像光
束を規制するスリット開口を有するマスキングブレード
(不図示)が置かれている。
偏光ビームスプリッター6を通過した所定方向に偏光し
ている光束は1/4λ板を通過し、凹面鏡8で反射し、
再度1/4λ板を通過した時には、前とは偏光状態が9
0度回転した偏光となっているので今度は偏光ビームス
プリッター6で反射して投影光学系9に入射している。
投影光学系9はマスク1面上のパターンをウエハ等の感
光基板10に所定の縮小倍率(1/2〜1/10)で縮
小投影している。感光基板10の近傍真上には、結像光
束を規制するスリット開口を有するマスキングブレード
(不図示)が置かれている。
【0022】尚、集光レンズ3,5と投影光学系9は複
数のレンズを有するレンズ群より成っている。
数のレンズを有するレンズ群より成っている。
【0023】11は基板ステージであり、感光基板10
を真空吸着で固定している。基板ステージ11は、例え
ば紙面上で左右に平行移動する機能を持ち、その移動を
レーザー干渉計(不図示)等で制御している。
を真空吸着で固定している。基板ステージ11は、例え
ば紙面上で左右に平行移動する機能を持ち、その移動を
レーザー干渉計(不図示)等で制御している。
【0024】本実施形態ではマスク1から走査部材4ま
での光路中にある光学要素3を物体側部分光学系12、
走査部材4から感光基板10までの光路中にある光学要
素5〜9を像側部分光学系13としている。そして物体
側部分光学系12と像側部分光学系13のうち少なくと
も一方の歪曲特性がf・sinθ特性となるように各要
素を設定している。物体側部分光学系12,走査部材
4,そして像側部分光学系13で走査投影系100を構
成している。
での光路中にある光学要素3を物体側部分光学系12、
走査部材4から感光基板10までの光路中にある光学要
素5〜9を像側部分光学系13としている。そして物体
側部分光学系12と像側部分光学系13のうち少なくと
も一方の歪曲特性がf・sinθ特性となるように各要
素を設定している。物体側部分光学系12,走査部材
4,そして像側部分光学系13で走査投影系100を構
成している。
【0025】本実施形態では集光レンズ3の光軸Sa上
の光線OPのミラー4での反射点4aを中心にミラー4
を回動させており、これにより光束を実線から点線に示
すように反射偏向させてマスク1面上を左右方向に光学
的に走査している。
の光線OPのミラー4での反射点4aを中心にミラー4
を回動させており、これにより光束を実線から点線に示
すように反射偏向させてマスク1面上を左右方向に光学
的に走査している。
【0026】ミラー4の回転角度θ/2とマスク1の光
軸中心1aから走査点1bまでの距離Lmは、物体側部
分光学系12の歪曲特性はf・sinθ特性であり、そ
の焦点距離をf1としたとき Lm=f1・sinθ となる。
軸中心1aから走査点1bまでの距離Lmは、物体側部
分光学系12の歪曲特性はf・sinθ特性であり、そ
の焦点距離をf1としたとき Lm=f1・sinθ となる。
【0027】又ミラー4の回転駆動によるマスク1上の
走査点1bからの光線opaが感光基板10上の光軸中
心から距離Lwに入射するように基板ステージ11を駆
動させている。このとき像側部分光学系13の歪曲特性
もf・sinθ特性であり、その焦点距離をf2とした
とき距離Lwは Lw=f2・sinθ となる。
走査点1bからの光線opaが感光基板10上の光軸中
心から距離Lwに入射するように基板ステージ11を駆
動させている。このとき像側部分光学系13の歪曲特性
もf・sinθ特性であり、その焦点距離をf2とした
とき距離Lwは Lw=f2・sinθ となる。
【0028】次に本実施形態の構成を便宜上、光束を感
光基板10からマスク1方向に逆に追跡した状態で説明
する。ミラー4が位置4bへ角度θ/2回転移動すると
感光基板10から投影レンズ9等の光軸中心に導光され
る光束は点線で示す光束OPaとなってマスク1上の光
軸中心1aから距離Lmの位置1bに結像する。
光基板10からマスク1方向に逆に追跡した状態で説明
する。ミラー4が位置4bへ角度θ/2回転移動すると
感光基板10から投影レンズ9等の光軸中心に導光され
る光束は点線で示す光束OPaとなってマスク1上の光
軸中心1aから距離Lmの位置1bに結像する。
【0029】この関係を利用した走査露光の手順は以下
のようになる。まずミラー4を傾けてマスク1上の転写
領域の最外位置(例えば距離Lmの位置1b)からの光
束OPaを感光基板10へ導光できる状態をつくる。こ
の時感光基板10内のマスク1上の転写領域の最外位置
の転写されるべき位置が走査投影系100(各要素3〜
9を有している)の光軸下にくるように感光基板ステー
ジ11を移動させておく(例えば位置11a)。これが
走査露光の開始位置となる。
のようになる。まずミラー4を傾けてマスク1上の転写
領域の最外位置(例えば距離Lmの位置1b)からの光
束OPaを感光基板10へ導光できる状態をつくる。こ
の時感光基板10内のマスク1上の転写領域の最外位置
の転写されるべき位置が走査投影系100(各要素3〜
9を有している)の光軸下にくるように感光基板ステー
ジ11を移動させておく(例えば位置11a)。これが
走査露光の開始位置となる。
【0030】走査露光はマスク1上から照明された光束
OPaがマスク1面上の原画パターンの結像を感光基板
10に転写し始めてからミラー4の回転移動と感光基板
ステージ11の平行移動を同時に開始することで実行し
ている。この時走査投影系100がもつ結像倍率βに対
してLw=β・Lm(LwはLm=F1・sinθの関
係になる角度θ/2だけミラー4が回転移動する時間に
感光基板ステージ11が平行移動した距離)となるよう
にミラー4及び感光基板ステージ11の駆動制御をして
いる。
OPaがマスク1面上の原画パターンの結像を感光基板
10に転写し始めてからミラー4の回転移動と感光基板
ステージ11の平行移動を同時に開始することで実行し
ている。この時走査投影系100がもつ結像倍率βに対
してLw=β・Lm(LwはLm=F1・sinθの関
係になる角度θ/2だけミラー4が回転移動する時間に
感光基板ステージ11が平行移動した距離)となるよう
にミラー4及び感光基板ステージ11の駆動制御をして
いる。
【0031】このLw=β・Lmの関係を維持するよう
に感光基板ステージ11を均一速度で所定の転写領域ま
で駆動させて走査露光を行なっている。この際、ミラー
4の回転移動は均一速度を維持するのではなく、相対的
に走査されるマスク1上での光束OPaの移動が均一速
度を維持するようにしている。
に感光基板ステージ11を均一速度で所定の転写領域ま
で駆動させて走査露光を行なっている。この際、ミラー
4の回転移動は均一速度を維持するのではなく、相対的
に走査されるマスク1上での光束OPaの移動が均一速
度を維持するようにしている。
【0032】物体側部分光学系12の歪曲特性がf・s
inθ特性であるから、光束opaの移動が均一速度を
維持するためには、回転走査ミラー4の回転運動は非等
角速度の回転運動になる。
inθ特性であるから、光束opaの移動が均一速度を
維持するためには、回転走査ミラー4の回転運動は非等
角速度の回転運動になる。
【0033】本実施形態ではこのようにマスク1を保持
するマスクステージ2自体を走査する代わりに走査投影
系内に配置されたミラーを回転走査することによりマス
ク1の露光領域全体を走査し、この回転走査ミラーの走
査を感光基板ステージ11の走査と同期させて行ない、
マスク1上の原画パターンを投影光学系の倍率通り縮小
して感光基板10に転写している。これによりマスクス
テージ2の高速平行移動に換えてミラー4の回転移動を
用い、走査に伴う振動の影響を少なくし、等速運動制御
を容易にした走査露光を達成している。そして投影露光
した感光基板10を現像処理工程を介してデバイスを製
造している。
するマスクステージ2自体を走査する代わりに走査投影
系内に配置されたミラーを回転走査することによりマス
ク1の露光領域全体を走査し、この回転走査ミラーの走
査を感光基板ステージ11の走査と同期させて行ない、
マスク1上の原画パターンを投影光学系の倍率通り縮小
して感光基板10に転写している。これによりマスクス
テージ2の高速平行移動に換えてミラー4の回転移動を
用い、走査に伴う振動の影響を少なくし、等速運動制御
を容易にした走査露光を達成している。そして投影露光
した感光基板10を現像処理工程を介してデバイスを製
造している。
【0034】本実施形態では物体側部分光学系12の歪
曲特性がf・sinθ特性であるが、f・sinθ特性
からずれた場合には回転走査ミラー4の回転に伴って走
査方向に歪曲が発生する。次にこの現象について説明す
る。
曲特性がf・sinθ特性であるが、f・sinθ特性
からずれた場合には回転走査ミラー4の回転に伴って走
査方向に歪曲が発生する。次にこの現象について説明す
る。
【0035】図2は本発明の走査露光装置の走査投影系
100の性質を説明するための摸式図である。同図は走
査方向と直交する面内での主光線の様子を示している。
同図において、図1に示した要素と同一要素には同符番
を付している。
100の性質を説明するための摸式図である。同図は走
査方向と直交する面内での主光線の様子を示している。
同図において、図1に示した要素と同一要素には同符番
を付している。
【0036】即ち、1は物体面であるマスク、4は回転
走査用のミラー、10は像面である感光基板、12は焦
点距離f1の物体側部分光学系、13は焦点距離f2の
像側部分光学系である。同図は投影光学系13の光軸S
aを通り、回転走査ミラー4の回転軸(Z方向)に平行
な平面内をあらわしており、回転走査ミラー4の位置な
どで展開して光軸を1本の直線としたものを示してあ
る。
走査用のミラー、10は像面である感光基板、12は焦
点距離f1の物体側部分光学系、13は焦点距離f2の
像側部分光学系である。同図は投影光学系13の光軸S
aを通り、回転走査ミラー4の回転軸(Z方向)に平行
な平面内をあらわしており、回転走査ミラー4の位置な
どで展開して光軸を1本の直線としたものを示してあ
る。
【0037】図で横方向が光軸方向であり、縦方向がZ
方向(走査方向)である。実際はマスク1から出た光線
が部分光学系12,13を通過して、感光基板10に到
達するのであるが、ここでは説明の便宜上、逆に、感光
基板10上から出てマスク1上に至る主光線を考えてい
る。感光基板10上のZ座標がZwの点P1を出た主光
線は像側部分光学系13を通過した後、回転走査ミラー
4と光軸Saとの交点P2に、光軸と角度θzをなして
入射する。したがって、回転走査ミラー4がこの光学系
の開口絞りになる。
方向(走査方向)である。実際はマスク1から出た光線
が部分光学系12,13を通過して、感光基板10に到
達するのであるが、ここでは説明の便宜上、逆に、感光
基板10上から出てマスク1上に至る主光線を考えてい
る。感光基板10上のZ座標がZwの点P1を出た主光
線は像側部分光学系13を通過した後、回転走査ミラー
4と光軸Saとの交点P2に、光軸と角度θzをなして
入射する。したがって、回転走査ミラー4がこの光学系
の開口絞りになる。
【0038】ここで、角度θzの値は、像側部分光学系
13の歪曲特性が例えばf・sinθ特性のときにはθ
z=sin-1(Zw/f2)で、例えばf・tanθ特
性のときにはθz=tan-1(Zw/f2)で、例えば
f・θ特性のときにはθz=(Zw/f2)で、与えら
れる。この、光軸Saとθzの角度をなす光線は、回転
走査ミラー4で反射され、物体側部分光学系12を通過
し、マスク1の座標Zm0の点P3に到達する。しかし
これは回転走査ミラー4の走査角が基準の角度の場合、
即ち、光線が物体側部分光学系12の光軸を含み回転走
査ミラー4の回転軸に平行な面内に存在する場合のみに
言える。
13の歪曲特性が例えばf・sinθ特性のときにはθ
z=sin-1(Zw/f2)で、例えばf・tanθ特
性のときにはθz=tan-1(Zw/f2)で、例えば
f・θ特性のときにはθz=(Zw/f2)で、与えら
れる。この、光軸Saとθzの角度をなす光線は、回転
走査ミラー4で反射され、物体側部分光学系12を通過
し、マスク1の座標Zm0の点P3に到達する。しかし
これは回転走査ミラー4の走査角が基準の角度の場合、
即ち、光線が物体側部分光学系12の光軸を含み回転走
査ミラー4の回転軸に平行な面内に存在する場合のみに
言える。
【0039】回転走査ミラー4の角度が基準の角度から
ずれて光線が図2のマスク1上で紙面に垂直方向に走査
され、光線が図2の紙面内から外れた状態では、一般に
マスク1上に到達する光線のZ座標はZmoとは異なる
値をとるが物体側部分光学系12の歪曲特性がf・si
nθ特性のときには回転走査ミラー4が回転して光線が
走査してもマスク1上で、そのZ座標が変わらないとい
う特性がある。
ずれて光線が図2のマスク1上で紙面に垂直方向に走査
され、光線が図2の紙面内から外れた状態では、一般に
マスク1上に到達する光線のZ座標はZmoとは異なる
値をとるが物体側部分光学系12の歪曲特性がf・si
nθ特性のときには回転走査ミラー4が回転して光線が
走査してもマスク1上で、そのZ座標が変わらないとい
う特性がある。
【0040】この点につき、以下に図3〜図7を用いて
説明する。図3は回転走査ミラー4の回転角と入射光線
・反射光線の関係を説明するための図である。同図にお
いては座標原点0を回転走査ミラー4の回転軸が部分光
学系12または13の光軸Saと交わる点4aとし、こ
の点4aがミラー面内にあるとしている。また、X軸は
像側部分光学系13の光軸Saと一致させ、Y軸は物体
側部分光学系12の光軸Saと一致させ、Z軸はミラー
4の回転軸と一致させて図に示したように取っている。
説明する。図3は回転走査ミラー4の回転角と入射光線
・反射光線の関係を説明するための図である。同図にお
いては座標原点0を回転走査ミラー4の回転軸が部分光
学系12または13の光軸Saと交わる点4aとし、こ
の点4aがミラー面内にあるとしている。また、X軸は
像側部分光学系13の光軸Saと一致させ、Y軸は物体
側部分光学系12の光軸Saと一致させ、Z軸はミラー
4の回転軸と一致させて図に示したように取っている。
【0041】図3(A)はX軸とY軸とを紙面内にと
り、Z軸を紙面垂直方向上向きにとり、Z軸方向からミ
ラー4とそれに入射反射する主光線を見たものである。
ミラー4はX軸やY軸と45度の角度をなす状態が基準
の状態であり、その基準の状態から角度θ/2だけZ軸
を回転軸として回転した状態を考える。このとき、ミラ
ーは破線で示した4bの位置になり、ミラー面とX軸と
のなす角またはミラー面の法線とY軸とのなす角は(4
5°−θ/2)となる。
り、Z軸を紙面垂直方向上向きにとり、Z軸方向からミ
ラー4とそれに入射反射する主光線を見たものである。
ミラー4はX軸やY軸と45度の角度をなす状態が基準
の状態であり、その基準の状態から角度θ/2だけZ軸
を回転軸として回転した状態を考える。このとき、ミラ
ーは破線で示した4bの位置になり、ミラー面とX軸と
のなす角またはミラー面の法線とY軸とのなす角は(4
5°−θ/2)となる。
【0042】回転した位置4bのミラー4のミラー面の
法線を破線の矢印で示し、その(X,Y,Z)方向の方
向余弦を(λ,μ,ν)とする。また、位置4bのミラ
ー4への入射光線および反射光線は実線の矢印で示し、
それらの方向余弦をそれぞれ(α,β,γ)および
(α’,β’,γ’)とする。
法線を破線の矢印で示し、その(X,Y,Z)方向の方
向余弦を(λ,μ,ν)とする。また、位置4bのミラ
ー4への入射光線および反射光線は実線の矢印で示し、
それらの方向余弦をそれぞれ(α,β,γ)および
(α’,β’,γ’)とする。
【0043】図3(B)は、X−Z断面でみた入射光線
のようすを示す。方向余弦(α,β,γ)をもつ入射光
線はX−Z面内に存在し、X軸となす角はθzである。
この角度は図2の角度θzと同じである。
のようすを示す。方向余弦(α,β,γ)をもつ入射光
線はX−Z面内に存在し、X軸となす角はθzである。
この角度は図2の角度θzと同じである。
【0044】図3(B)の関係から α=cosθz、
β=0、 γ=sinθz が成り立つ。また、図3
(A)の関係からλ=sin(45°−θ/2)、μ=
−cos(45°−θ/2)、ν=0 が成り立つ。
β=0、 γ=sinθz が成り立つ。また、図3
(A)の関係からλ=sin(45°−θ/2)、μ=
−cos(45°−θ/2)、ν=0 が成り立つ。
【0045】これらに、反射の法則(例えば久保田広著
「光学」p.2〜3)を適用して反射光線の方向余弦を
求めると次のようになる。
「光学」p.2〜3)を適用して反射光線の方向余弦を
求めると次のようになる。
【0046】まず入射角の余弦は、 cosi=αλ+βμ+γν=cosθz・sin(4
5°−θ/2) となる。
5°−θ/2) となる。
【0047】これより、反射後の光線の方向余弦は、 α’=α−2λcosi= cosθz・sinθ β’=β−2μcosi= cosθz・cosθ γ’=γ−2νcosi= sinθz のようになる。
【0048】この反射後の光線のようすを図4に示す。
図4でのX、Y、Z座標系は図3と同じ意味である。
図4でのX、Y、Z座標系は図3と同じ意味である。
【0049】図4(A)は、反射後の光線(単位ベクト
ル)をX−Y平面上に投影して示したものである。光線
(単位ベクトル)をX−Y平面に投影すると、その大き
さはcosθzになり、Y軸の方向からθをなす角度を
向いている。X−Y平面上で、反射光線の投影を含むよ
うな直線をA−A’とする。
ル)をX−Y平面上に投影して示したものである。光線
(単位ベクトル)をX−Y平面に投影すると、その大き
さはcosθzになり、Y軸の方向からθをなす角度を
向いている。X−Y平面上で、反射光線の投影を含むよ
うな直線をA−A’とする。
【0050】図4(B)は、直線A−A’とZ軸とを含
む断面のようすを示したもので、反射光線はこの平面内
に含まれる。反射光線は直線A−A’とθzの角度をな
している。
む断面のようすを示したもので、反射光線はこの平面内
に含まれる。反射光線は直線A−A’とθzの角度をな
している。
【0051】以上をまとめると、「像側部分光学系13
を出射し回転走査ミラー4の中心に入射する、像側部分
光学系13の光軸に対して方位角0で角度θzの主光線
は、ミラー4がθ/2だけ回転している場合には、反射
後、物体側部分光学系12の光軸に対して方位角θで角
度θzの方向にミラー4から出射する」ことになる。
を出射し回転走査ミラー4の中心に入射する、像側部分
光学系13の光軸に対して方位角0で角度θzの主光線
は、ミラー4がθ/2だけ回転している場合には、反射
後、物体側部分光学系12の光軸に対して方位角θで角
度θzの方向にミラー4から出射する」ことになる。
【0052】次にこの主光線が物体側部分光学系12を
通過した後到達する物体面上(マスク1上)の座標を求
める。
通過した後到達する物体面上(マスク1上)の座標を求
める。
【0053】図5は、ミラー4で反射し、物体側部分光
学系12へ出射する光線を更に説明するための図であ
り、X、Y、Z座標系は図3と同じ意味である。図5
(A)は、X−Z平面上に主光線(単位ベクトル)を投
影した図である。同図に示したような、X軸と光線(の
射影)とのなす角度をεとすると、 tanε=sinθz/(cosθz・sinθ)=tanθz/sinθ ‥‥‥(1) となる。
学系12へ出射する光線を更に説明するための図であ
り、X、Y、Z座標系は図3と同じ意味である。図5
(A)は、X−Z平面上に主光線(単位ベクトル)を投
影した図である。同図に示したような、X軸と光線(の
射影)とのなす角度をεとすると、 tanε=sinθz/(cosθz・sinθ)=tanθz/sinθ ‥‥‥(1) となる。
【0054】メリディオナル面は光軸と主光線とを含む
面であるから、同図で直線B−B’を含み紙面と垂直な
面がメリディオナル面である。この主光線は物体側部分
光学系12を通過し物体面(マスク1)に到達するまで
ずっとこのメリディオナル面内に存在する。
面であるから、同図で直線B−B’を含み紙面と垂直な
面がメリディオナル面である。この主光線は物体側部分
光学系12を通過し物体面(マスク1)に到達するまで
ずっとこのメリディオナル面内に存在する。
【0055】図5(B)は、メリディオナル面内の主光
線のようすを示す図である。前記直線B−B’方向の座
標軸をhpとし、hpを縦軸、Y(物体側部分光学系1
2の光軸)を横軸として示したものである。12は物体
側部分光学系、1は物体面であるマスク、h’は物体面
上において主光線が到達する点の光軸からの距離であ
る。
線のようすを示す図である。前記直線B−B’方向の座
標軸をhpとし、hpを縦軸、Y(物体側部分光学系1
2の光軸)を横軸として示したものである。12は物体
側部分光学系、1は物体面であるマスク、h’は物体面
上において主光線が到達する点の光軸からの距離であ
る。
【0056】主光線の方向とY軸とのなす角をθ’とす
ると、θ’の余弦が前述した主光線のY軸に関する方向
余弦cosθz・cosθに一致しなければならないた
め、 cosθ’=cosθz・cosθ 即ち、 θ’=cos−1(cosθz・cosθ) ‥‥‥(2) の関係がある。
ると、θ’の余弦が前述した主光線のY軸に関する方向
余弦cosθz・cosθに一致しなければならないた
め、 cosθ’=cosθz・cosθ 即ち、 θ’=cos−1(cosθz・cosθ) ‥‥‥(2) の関係がある。
【0057】メリディオナル面内で光軸とθ’の角度を
なして物体側部分光学系12に入射した主光線は、物体
側部分光学系12の歪曲特性にしたがってマスク1上に
到達する。マスク1上における主光線の到達点の光軸か
らの距離h’は、物体側部分光学系12の焦点距離をf
1としたとき、一般には、 h’=f1・g(θ’) ‥‥‥(3) で表される。
なして物体側部分光学系12に入射した主光線は、物体
側部分光学系12の歪曲特性にしたがってマスク1上に
到達する。マスク1上における主光線の到達点の光軸か
らの距離h’は、物体側部分光学系12の焦点距離をf
1としたとき、一般には、 h’=f1・g(θ’) ‥‥‥(3) で表される。
【0058】ここでg(θ’)は物体側部分光学系12
の歪曲特性を表す関数で、例えばf・sinθ特性なら
ばg(θ’)=sinθ、例えばf・tanθ特性なら
ばg(θ’)=tanθ、例えばf・θ特性ならばg
(θ’)=θである。次にマスク1に到達した主光線の
2次元直交座標値を求める。
の歪曲特性を表す関数で、例えばf・sinθ特性なら
ばg(θ’)=sinθ、例えばf・tanθ特性なら
ばg(θ’)=tanθ、例えばf・θ特性ならばg
(θ’)=θである。次にマスク1に到達した主光線の
2次元直交座標値を求める。
【0059】図6は、マスク1に到達した主光線の座標
値を説明するための図である。同図はマスク1の面を物
体側部分光学系12側の光軸方向から見たものである。
同図でOmは光軸とマスク1との交点、Xm、Zmはマ
スク1上の座標軸でOmを原点とし図3〜図5のそれぞ
れX軸、Z軸と平行な座標軸である。即ちXmは回転走
査ミラー4の回転に従ってマスク1上で光線が走査され
る方向の座標軸であり、Zmはそれと直交する方向の座
標軸である。14は主光線のマスク1への到達点であ
り、到達点14とOmとの距離はh’である。また、到
達点14とOmとを結ぶ直線がXm軸となす角度はεで
ある。
値を説明するための図である。同図はマスク1の面を物
体側部分光学系12側の光軸方向から見たものである。
同図でOmは光軸とマスク1との交点、Xm、Zmはマ
スク1上の座標軸でOmを原点とし図3〜図5のそれぞ
れX軸、Z軸と平行な座標軸である。即ちXmは回転走
査ミラー4の回転に従ってマスク1上で光線が走査され
る方向の座標軸であり、Zmはそれと直交する方向の座
標軸である。14は主光線のマスク1への到達点であ
り、到達点14とOmとの距離はh’である。また、到
達点14とOmとを結ぶ直線がXm軸となす角度はεで
ある。
【0060】この図より、主光線の到達点14の座標
は、 Xm=h’・cosε ,Zm=h’・sinε ‥‥‥(4) となる。
は、 Xm=h’・cosε ,Zm=h’・sinε ‥‥‥(4) となる。
【0061】以上で求めた(1)〜(4)式等の関係を
順次用いれば、像面上の座標(0,Zw)の点を出た主
光線が、像側部分光学系13を通過し、θ/2だけ回転
した走査ミラー4で反射され、物体側部分光学系12を
通過してマスク1に到達する主光線のマスク上での座標
(Xm,Zm)を求めることができる。
順次用いれば、像面上の座標(0,Zw)の点を出た主
光線が、像側部分光学系13を通過し、θ/2だけ回転
した走査ミラー4で反射され、物体側部分光学系12を
通過してマスク1に到達する主光線のマスク上での座標
(Xm,Zm)を求めることができる。
【0062】例えば、像面上の座標(0,Zw)の点を
出た主光線が、像側部分光学系13を通過し、θz=3
°でミラー4に入射する場合を考え、θを変化させてマ
スク1での主光線の座標を、部分光学系12の数種の歪
曲特性に対して計算すると表1に示す結果となる。尚、
部分光学系12の焦点距離をf1=400mmと仮定し
た。
出た主光線が、像側部分光学系13を通過し、θz=3
°でミラー4に入射する場合を考え、θを変化させてマ
スク1での主光線の座標を、部分光学系12の数種の歪
曲特性に対して計算すると表1に示す結果となる。尚、
部分光学系12の焦点距離をf1=400mmと仮定し
た。
【0063】
【表1】 図7に表1の値をグラフにして示した。同図において横
軸は角度θ、縦軸はマスク1上の走査方向と直交する方
向の座標Zmである。物体側部分光学系12の歪曲特性
が、f・sinθ特性、f・tanθ特性、f・θ特性
の3種の場合に関して示してあるが、図からわかるよう
にf・sinθ特性の場合にはミラー4で走査された複
数の主光線がマスク1上で直線を描くが、他の歪曲特性
の場合には曲線になることがわかる。
軸は角度θ、縦軸はマスク1上の走査方向と直交する方
向の座標Zmである。物体側部分光学系12の歪曲特性
が、f・sinθ特性、f・tanθ特性、f・θ特性
の3種の場合に関して示してあるが、図からわかるよう
にf・sinθ特性の場合にはミラー4で走査された複
数の主光線がマスク1上で直線を描くが、他の歪曲特性
の場合には曲線になることがわかる。
【0064】本実施形態では、物体側部分光学系12の
歪曲特性をf・sinθ特性としている。このことによ
って、ミラー4の回転走査によって発生する、走査方向
と直交する方向の歪曲をゼロにしている。
歪曲特性をf・sinθ特性としている。このことによ
って、ミラー4の回転走査によって発生する、走査方向
と直交する方向の歪曲をゼロにしている。
【0065】図1の本発明の実施形態1において、像側
部分光学系13の歪曲特性もf・sinθ特性としてい
るが、f・sinθ特性からずれた場合には歪曲が発生
する。次にこの現象について図2を用いて説明する。
部分光学系13の歪曲特性もf・sinθ特性としてい
るが、f・sinθ特性からずれた場合には歪曲が発生
する。次にこの現象について図2を用いて説明する。
【0066】図2はミラー4が回転していない状態での
主光線の状態を表しており、感光基板10上のZwの座
標の点P1を出た主光線が像側部分光学系13を通過し
光軸との角度θzでミラー4に入射し、同じ角度θzで
ミラー4から出射し物体側部分光学系12を通過して、
マスク1上の座標Zm0の点P3に到達することを示し
ている。部分光学系12と13の焦点距離をそれぞれf
1とf2とすると、部分光学系12と13の歪曲特性は
それぞれZm0=f1・g1(θz)、Zw=f2・g
2(θz)となる。g1(θz)およびg2(θz)は
部分光学系12と13の歪曲特性を表す関数である。
主光線の状態を表しており、感光基板10上のZwの座
標の点P1を出た主光線が像側部分光学系13を通過し
光軸との角度θzでミラー4に入射し、同じ角度θzで
ミラー4から出射し物体側部分光学系12を通過して、
マスク1上の座標Zm0の点P3に到達することを示し
ている。部分光学系12と13の焦点距離をそれぞれf
1とf2とすると、部分光学系12と13の歪曲特性は
それぞれZm0=f1・g1(θz)、Zw=f2・g
2(θz)となる。g1(θz)およびg2(θz)は
部分光学系12と13の歪曲特性を表す関数である。
【0067】これより、像側から物体側に投影した場合
の拡大倍率β’(縮小倍率βとの関係はβ’=1/β)
は、 β’=−(f1・g1(θz))/(f2・g2(θz)) となる。
の拡大倍率β’(縮小倍率βとの関係はβ’=1/β)
は、 β’=−(f1・g1(θz))/(f2・g2(θz)) となる。
【0068】ここで前述の説明より、物体側部分光学系
12はf・sinθ特性を持つのでg1(θz)=si
nθzとなり、 β’=−(f1・sinθz)/(f2・g2(θz)) =−(f1/f2)・(sinθz/g2(θz)) 右辺の(sinθz/g2(θz))は一般に角度θz
の関数だから、角度θzが変わると、即ち像高Zwが変
わると倍率が変わることになり、マスク1上でZm方向
の歪曲が生じることになる。この歪曲は、はミラー4が
回転していない状態で既に発生する歪曲である。
12はf・sinθ特性を持つのでg1(θz)=si
nθzとなり、 β’=−(f1・sinθz)/(f2・g2(θz)) =−(f1/f2)・(sinθz/g2(θz)) 右辺の(sinθz/g2(θz))は一般に角度θz
の関数だから、角度θzが変わると、即ち像高Zwが変
わると倍率が変わることになり、マスク1上でZm方向
の歪曲が生じることになる。この歪曲は、はミラー4が
回転していない状態で既に発生する歪曲である。
【0069】この歪曲を発生させないためには、(si
nθz/g2(θz))を角度θzに無関係な定数にす
る必要があり、従って、g2(θz)=sinθz、即
ち像側部分光学系13の歪曲特性もf・sinθ特性に
しなければならない。
nθz/g2(θz))を角度θzに無関係な定数にす
る必要があり、従って、g2(θz)=sinθz、即
ち像側部分光学系13の歪曲特性もf・sinθ特性に
しなければならない。
【0070】このとき拡大倍率は、β’=−f1/f2
となって、任意の角度θzに関して一定で、歪曲が発
生しないことがわかる。以上の理由で、本発明の実施形
態においては、像側部分光学系13の歪曲特性がf・s
inθ特性となっている。
となって、任意の角度θzに関して一定で、歪曲が発
生しないことがわかる。以上の理由で、本発明の実施形
態においては、像側部分光学系13の歪曲特性がf・s
inθ特性となっている。
【0071】尚、本発明の走査露光装置をもちいてミラ
ー4を回転させて走査を行なった場合には、走査方向と
直交方向の歪曲はゼロになるが、走査方向には若干の歪
曲を生じる。
ー4を回転させて走査を行なった場合には、走査方向と
直交方向の歪曲はゼロになるが、走査方向には若干の歪
曲を生じる。
【0072】図8は、この状態を強調して示した図であ
り、前述の説明と同様に、感光基板10側から出たと仮
定した光線がマスク1上でどのように走査されるかを2
次元的に示している。この図より、マスク1上で走査方
向のみに樽型の歪曲が発生することがわかる。逆に言え
ば、マスク1上で正方形の図形を本実施形態の装置で走
査露光すれば、感光基板10上に形成される転写パター
ンは、走査方向のみに糸巻き型の歪曲をもった図形にな
る。
り、前述の説明と同様に、感光基板10側から出たと仮
定した光線がマスク1上でどのように走査されるかを2
次元的に示している。この図より、マスク1上で走査方
向のみに樽型の歪曲が発生することがわかる。逆に言え
ば、マスク1上で正方形の図形を本実施形態の装置で走
査露光すれば、感光基板10上に形成される転写パター
ンは、走査方向のみに糸巻き型の歪曲をもった図形にな
る。
【0073】この点を解決し、両方向とも歪曲の無いパ
ターンを得るためには、マスク1に図8のような走査方
向のみに歪曲をもったパターンをあらかじめ形成し、こ
れを本発明の走査露光装置で露光するようにすればよ
い。マスクの作製も一方向のみに歪曲を発生させればよ
いため、一般の二方向の歪曲にくらべて簡単であるとい
うメリットがある。
ターンを得るためには、マスク1に図8のような走査方
向のみに歪曲をもったパターンをあらかじめ形成し、こ
れを本発明の走査露光装置で露光するようにすればよ
い。マスクの作製も一方向のみに歪曲を発生させればよ
いため、一般の二方向の歪曲にくらべて簡単であるとい
うメリットがある。
【0074】尚、図1に示した本発明の実施形態は、物
体側部分光学系12の歪曲特性がf・sinθ特性であ
るため、回転走査ミラー4を等角速度で回転させると、
マスク面は非等速に走査され、従って感光基板10の載
ったステージ11を非等速に走査しなければならない。
そこで、走査ミラー4を非等角速度で回転させ、その結
果ステージ11を等速に走査する方式がより好ましい。
この場合、走査位置によって照度が変化する場合には照
明光学系の照度を走査位置によって変化させることによ
り、補正することができる。
体側部分光学系12の歪曲特性がf・sinθ特性であ
るため、回転走査ミラー4を等角速度で回転させると、
マスク面は非等速に走査され、従って感光基板10の載
ったステージ11を非等速に走査しなければならない。
そこで、走査ミラー4を非等角速度で回転させ、その結
果ステージ11を等速に走査する方式がより好ましい。
この場合、走査位置によって照度が変化する場合には照
明光学系の照度を走査位置によって変化させることによ
り、補正することができる。
【0075】次に上記説明した走査型の投影露光装置を
利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。
利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。
【0076】図9は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローチャートである。
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローチャートである。
【0077】本実施例においてステップ1(回路設計)
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
【0078】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0079】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体
デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体
デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0080】図10は上記ステップ4のウエハプロセス
の詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ1
3(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成
する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオ
ンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエ
ハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では前記
説明した露光装置によってマスクの回路パターンをウエ
ハに焼付露光する。
の詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ1
3(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成
する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオ
ンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエ
ハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では前記
説明した露光装置によってマスクの回路パターンをウエ
ハに焼付露光する。
【0081】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0082】尚本実施形態の製造方法を用いれば高集積
度のデバイスを容易に製造することができる。
度のデバイスを容易に製造することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、マスク面
上の原画パターンを走査型の投影光学系(走査投影系)
により感光基板(ウエハ)上に縮小投影走査露光する際
に、走査投影系の光路中に走査部材を設けるとともに該
マスクと該走査部材との間の光路中に位置する物体側部
分光学系の光学特性を適切に設定することにより、該原
画パターンを高精度にしかも高速度に走査し、該原画パ
ターンをウエハ面上に高い解像力で走査露光することの
できる走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方
法を達成することができる。
上の原画パターンを走査型の投影光学系(走査投影系)
により感光基板(ウエハ)上に縮小投影走査露光する際
に、走査投影系の光路中に走査部材を設けるとともに該
マスクと該走査部材との間の光路中に位置する物体側部
分光学系の光学特性を適切に設定することにより、該原
画パターンを高精度にしかも高速度に走査し、該原画パ
ターンをウエハ面上に高い解像力で走査露光することの
できる走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方
法を達成することができる。
【0084】特に本発明では、マスクを保持するマスク
ステージ自体を走査する代わりに走査投影系内に配置さ
れたミラーを回転走査する事により、マスクの露光領域
全体を走査する事とし、この回転走査ミラーの走査を、
感光基板ステージの走査と同期させて行ない結果的にマ
スク上の原画パターンを、縮小投影光学系の倍率どおり
縮小して感光基板に転写露光する事によって、高速平行
移動を回転移動に変換した効果として、振動影響が少な
く、省スペース化が計られた大面積走査露光を実現可能
としている。
ステージ自体を走査する代わりに走査投影系内に配置さ
れたミラーを回転走査する事により、マスクの露光領域
全体を走査する事とし、この回転走査ミラーの走査を、
感光基板ステージの走査と同期させて行ない結果的にマ
スク上の原画パターンを、縮小投影光学系の倍率どおり
縮小して感光基板に転写露光する事によって、高速平行
移動を回転移動に変換した効果として、振動影響が少な
く、省スペース化が計られた大面積走査露光を実現可能
としている。
【0085】また、回転走査ミラーからマスクまでの間
にある物体側部分光学系の歪曲特性をf・sinθ特性
とする事により、ミラーを回転走査しても走査方向に直
交する方向には歪曲が発生しないという効果を得てい
る。
にある物体側部分光学系の歪曲特性をf・sinθ特性
とする事により、ミラーを回転走査しても走査方向に直
交する方向には歪曲が発生しないという効果を得てい
る。
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】本発明の走査露光装置の投影光学系の性質を説
明するための図
明するための図
【図3】回転走査ミラー4の回転角と入射光線・反射光
線の関係を説明するための図
線の関係を説明するための図
【図4】ミラー4で反射し部分光学系12の方へ出射す
る主光線を説明するための図
る主光線を説明するための図
【図5】ミラー4で反射し部分光学系12の方へ出射す
る主光線を説明するための図
る主光線を説明するための図
【図6】マスク1に到達する主光線の座標値を説明する
ための図
ための図
【図7】マスク1に到達する主光線の走査方向に直交す
る方向の歪曲特性を示す図
る方向の歪曲特性を示す図
【図8】マスク1上での二次元の歪曲特性を強調して示
した図
した図
【図9】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図10】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
ト
ト
【図11】従来の走査露光装置の要部概略図
1 マスク 2 マスクステージ 3,5,9 レンズ 4 回転走査ミラー(走査部材) 6 偏光ビームスプリッター 7 1/4波長板 8 ミラー 10 感光基板 11 感光基板ステージ 12 物体側部分光学系 13 像側部分光学系 OP,OPa 露光光束
Claims (10)
- 【請求項1】 マスク面上のパターンを該マスク面側よ
り順にf・sinθ特性の歪曲特性を有する物体側部分
光学系と走査部材そして像側部分光学系とを有する走査
投影系により感光基板上に結像させ、該走査部材を駆動
させると共に該マスク又は/及び該感光基板を光軸と直
交する方向に移動させて、該感光基板上を走査露光して
いることを特徴とする走査露光装置。 - 【請求項2】 前記像側部分光学系の歪曲特性がf・s
inθ特性であることを特徴とする請求項1の走査露光
装置。 - 【請求項3】 前記走査部材は非等角速度で回転し、前
記感光基板は等速で移動していることを特徴とする請求
項1又は2の走査露光装置。 - 【請求項4】 前記マスク面上のパターンは前記走査部
材による走査方向のみに歪曲を有するパターンから成っ
ていることを特徴とする請求項1,2又は3の走査露光
装置。 - 【請求項5】 マスク面上のパターンを歪曲特性がf・
sinθ特性の物体側部分光学系、走査部材、そして像
側部分光学系を介して感光基板上の一部に結像させ、該
走査部材を駆動させて該マスク面上を走査して、該パタ
ーンを該感光基板上を走査露光していることを特徴とす
る走査露光方法。 - 【請求項6】 前記像側部分光学系の歪曲特性がf・s
inθ特性であることを特徴とする請求項5の走査露光
方法。 - 【請求項7】 前記走査部材は非等角速度で回転し、前
記感光基板は等速で移動していることを特徴とする請求
項5又は6の走査露光方法。 - 【請求項8】 前記マスク面上のパターンは前記走査部
材による走査方向のみに歪曲を有するパターンから成っ
ていることを特徴とする請求項5,6又は7の走査露光
方法。 - 【請求項9】 請求項1から4のいずれか1項記載の走
査露光装置を用いてデバイスを製造していることを特徴
とするデバイスの製造方法。 - 【請求項10】 請求項5から8のいずれか1項記載の
走査露光方法を用いてデバイスを製造していることを特
徴とするデバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8040467A JPH09213623A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8040467A JPH09213623A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09213623A true JPH09213623A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12581447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8040467A Pending JPH09213623A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09213623A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150355553A1 (en) * | 2013-01-09 | 2015-12-10 | Prodways | Production of a volume object by lithography, having improved spatial resolution |
| CN109752702A (zh) * | 2019-03-18 | 2019-05-14 | 深圳市镭神智能系统有限公司 | 一种激光雷达 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8040467A patent/JPH09213623A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150355553A1 (en) * | 2013-01-09 | 2015-12-10 | Prodways | Production of a volume object by lithography, having improved spatial resolution |
| US9632420B2 (en) * | 2013-01-09 | 2017-04-25 | Prodways | Production of a volume object by lithography, having improved spatial resolution |
| CN109752702A (zh) * | 2019-03-18 | 2019-05-14 | 深圳市镭神智能系统有限公司 | 一种激光雷达 |
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