JPH09213645A - ウェーハ支持装置及びその製造方法 - Google Patents
ウェーハ支持装置及びその製造方法Info
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- JPH09213645A JPH09213645A JP3551696A JP3551696A JPH09213645A JP H09213645 A JPH09213645 A JP H09213645A JP 3551696 A JP3551696 A JP 3551696A JP 3551696 A JP3551696 A JP 3551696A JP H09213645 A JPH09213645 A JP H09213645A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は半導体ウェーハの熱処理用のボート
として複数の支持部材を組立てて形成されるウェーハ支
持装置に関し、高温処理時に半導体ウェーハに傷をつけ
ることなく、装着時におけるスリップ等が発生せず、使
用ライフが長いウェーハ支持装置を提供することを目的
としている。 【解決手段】一対の支持本体部材1、2、一対の側枠部
材3、4及び保持片51、〜、54を組立てて形成され
るウェーハ支持装置において、前記一対の支持本体部材
1、2、一対の側枠部材3、4及び保持片51、〜、5
4の組立により形成される接合部分をCVD膜100で
被覆するものである。
として複数の支持部材を組立てて形成されるウェーハ支
持装置に関し、高温処理時に半導体ウェーハに傷をつけ
ることなく、装着時におけるスリップ等が発生せず、使
用ライフが長いウェーハ支持装置を提供することを目的
としている。 【解決手段】一対の支持本体部材1、2、一対の側枠部
材3、4及び保持片51、〜、54を組立てて形成され
るウェーハ支持装置において、前記一対の支持本体部材
1、2、一対の側枠部材3、4及び保持片51、〜、5
4の組立により形成される接合部分をCVD膜100で
被覆するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウェーハの熱
処理用のボートとして用いられるウェーハ支持装置に関
し、特に複数の支持部材を組立てて形成されるウェーハ
支持装置に関する。
処理用のボートとして用いられるウェーハ支持装置に関
し、特に複数の支持部材を組立てて形成されるウェーハ
支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハの熱処理に用いられるウ
ェーハ支持装置としては、一般的には重金属不純物の含
有量の少ない石英が使用されている。しかし、石英は高
温(1100℃以上)で変形することから、支持してい
る半導体ウェーハにスリップ等を発生させる虞れがあ
る。そのため、高温熱処理用のウェーハ支持装置として
はシリコンカーバイト(以下SiC)ボートやシリコン
ボートが使用されている実情にある。このSiCボート
はシリコンボートに比べ重金属不純物の含有量が多いた
め、重金属汚染の低減が必要な場合はシリコンボートが
使用される傾向にある。
ェーハ支持装置としては、一般的には重金属不純物の含
有量の少ない石英が使用されている。しかし、石英は高
温(1100℃以上)で変形することから、支持してい
る半導体ウェーハにスリップ等を発生させる虞れがあ
る。そのため、高温熱処理用のウェーハ支持装置として
はシリコンカーバイト(以下SiC)ボートやシリコン
ボートが使用されている実情にある。このSiCボート
はシリコンボートに比べ重金属不純物の含有量が多いた
め、重金属汚染の低減が必要な場合はシリコンボートが
使用される傾向にある。
【0003】従来、この種のウェーハ支持装置としての
シリコンボートはシリコンで形成された部品である支持
部材を組立てて形成され、これを図5ないし図7に示
す。この図5は横型の組立式ウェーハ支持装置の組立て
状態説明図、図6は図5に記載するウェーハ支持装置を
組立てた場合の組付け構造部分拡大図及びそのA’−
A’断面図、図7は縦型の組立式ウェーハ支持装置の組
立て状態説明図である。
シリコンボートはシリコンで形成された部品である支持
部材を組立てて形成され、これを図5ないし図7に示
す。この図5は横型の組立式ウェーハ支持装置の組立て
状態説明図、図6は図5に記載するウェーハ支持装置を
組立てた場合の組付け構造部分拡大図及びそのA’−
A’断面図、図7は縦型の組立式ウェーハ支持装置の組
立て状態説明図である。
【0004】前記図5において横型の組立式ウェーハ支
持装置は、半導体ウェーハを支持する一対の支持本体部
材1、2と、この一対の支持本体部材1、2の両側を固
定する一対の側枠部材3、4と、この支持本体部材1、
2と側枠部材3、4との各組付け部分を拘持する保持片
51、〜、54とを備える構成である。この支持本体部
材1(又は2)は、略方形状の枠体からなり、この枠体
の一側のほぼ全面に亘って半導体ウェーハの外周端を挾
持して支承溝11(又は21)が切削形成されると共
に、前記枠体の両側に鉤状溝部12a,13a(又は2
2a,23a)を有する嵌合突起部12、13(又は2
2、23)が形成される構成である。前記側枠部材3
(又は4)は、略台形状の板体からなり、この板体にお
ける逆ハの字状の対称な位置に矩形状の取付孔31、3
2(又は41、42)が穿設され、この取付孔31、3
2(又は41、42)に前記嵌合突起部12、13(又
は22、23)が挿通される構成である。前記保持片5
1、〜、54は、前記支持本体部材1(又は2)におけ
る嵌合突起部12、13(又は22、23)の鉤状溝部
12a,13a(又は22a,23a)に嵌合する凹溝
部分を有して形成される構成である。
持装置は、半導体ウェーハを支持する一対の支持本体部
材1、2と、この一対の支持本体部材1、2の両側を固
定する一対の側枠部材3、4と、この支持本体部材1、
2と側枠部材3、4との各組付け部分を拘持する保持片
51、〜、54とを備える構成である。この支持本体部
材1(又は2)は、略方形状の枠体からなり、この枠体
の一側のほぼ全面に亘って半導体ウェーハの外周端を挾
持して支承溝11(又は21)が切削形成されると共
に、前記枠体の両側に鉤状溝部12a,13a(又は2
2a,23a)を有する嵌合突起部12、13(又は2
2、23)が形成される構成である。前記側枠部材3
(又は4)は、略台形状の板体からなり、この板体にお
ける逆ハの字状の対称な位置に矩形状の取付孔31、3
2(又は41、42)が穿設され、この取付孔31、3
2(又は41、42)に前記嵌合突起部12、13(又
は22、23)が挿通される構成である。前記保持片5
1、〜、54は、前記支持本体部材1(又は2)におけ
る嵌合突起部12、13(又は22、23)の鉤状溝部
12a,13a(又は22a,23a)に嵌合する凹溝
部分を有して形成される構成である。
【0005】また、前記図7において縦型の組立式ウェ
ーハ支持装置は、半導体ウェーハを支持する一対の支持
本体部材6、7と、この一対の支持本体部材6、7の下
端を固定する基板8と、前記一対の支持本体部材6、7
の上端を固定する天板9とを備える構成である。この支
持本体部材6(又は7)は、棒状体からなる二つの支持
杆61、62(又は71、72)を対峙して配設し、こ
の二つの支持杆61、62(又は71、72)を3つの
固定片63(又は73)で一体的に組付ける構成であ
る。この支持杆61(又は62、71、72)は、半導
体ウェーハの外周端部分を挾持して支持する支承溝61
c(又は62c、71c,72c)が一側面のほぼ中間
部分全域に亘って形成され、この棒状体の両端部分に前
記基板8及び天板9の各固定孔81(又は82、91、
92)に挿通係合する固定突片61a,61b(又は6
2a,62b,71a,71b,72a,72b)が突
設して形成される構成である。
ーハ支持装置は、半導体ウェーハを支持する一対の支持
本体部材6、7と、この一対の支持本体部材6、7の下
端を固定する基板8と、前記一対の支持本体部材6、7
の上端を固定する天板9とを備える構成である。この支
持本体部材6(又は7)は、棒状体からなる二つの支持
杆61、62(又は71、72)を対峙して配設し、こ
の二つの支持杆61、62(又は71、72)を3つの
固定片63(又は73)で一体的に組付ける構成であ
る。この支持杆61(又は62、71、72)は、半導
体ウェーハの外周端部分を挾持して支持する支承溝61
c(又は62c、71c,72c)が一側面のほぼ中間
部分全域に亘って形成され、この棒状体の両端部分に前
記基板8及び天板9の各固定孔81(又は82、91、
92)に挿通係合する固定突片61a,61b(又は6
2a,62b,71a,71b,72a,72b)が突
設して形成される構成である。
【0006】次に、前記構成に基づく従来の各ウェーハ
支持装置の形成・組立て動作を図8に基づいて説明す
る。まず、横型の組立式ウェーハ支持装置にあっては一
対の支持本体部材1、2、一対の側枠部材3、4及び4
個の保持片51、〜、54を多結晶又は単結晶シリコン
のインゴットから概略の所定形状に切出す(ステップ1
1)。なお、縦型の組立式ウェーハ支持装置では一対の
支持本体部材6、7、基板8及び天板9を多結晶又は単
結晶シリコンのインゴットから概略の所定形状に切出す
(ステップ11)。この切出された各部材を予め設計さ
れた所定の加工精度で研削加工を行なう(ステップ1
2)。この研削加工された各部材の結晶に残留する加工
歪層及び汚れを除去するためにHF、HNO3の混酸を
用いて化学エッチング処理を行なう(ステップ13)。
支持装置の形成・組立て動作を図8に基づいて説明す
る。まず、横型の組立式ウェーハ支持装置にあっては一
対の支持本体部材1、2、一対の側枠部材3、4及び4
個の保持片51、〜、54を多結晶又は単結晶シリコン
のインゴットから概略の所定形状に切出す(ステップ1
1)。なお、縦型の組立式ウェーハ支持装置では一対の
支持本体部材6、7、基板8及び天板9を多結晶又は単
結晶シリコンのインゴットから概略の所定形状に切出す
(ステップ11)。この切出された各部材を予め設計さ
れた所定の加工精度で研削加工を行なう(ステップ1
2)。この研削加工された各部材の結晶に残留する加工
歪層及び汚れを除去するためにHF、HNO3の混酸を
用いて化学エッチング処理を行なう(ステップ13)。
【0007】前記化学エッチング処理された各部材を各
々組立てる(ステップ14)。この組立て作業において
横型の組立式ウェーハ支持装置は、図6(A)、(B)
に一部分の組立詳細として示すように、一対の支持本体
部材1、2の嵌合突起部12、22を側枠部材3の取付
孔31、32に挿通し、この挿通した嵌合突起部12、
22の鉤状溝部12a、22aに保持片51、52を嵌
合係止する。また、一対の支持本体部材1、2の嵌合突
起部13、23を側枠部材4の取付孔41、42に挿通
し、この挿通した嵌合突起部13、23の鉤状溝部13
a、23aの保持片53、54を嵌合係止することによ
り組立てを完了する。
々組立てる(ステップ14)。この組立て作業において
横型の組立式ウェーハ支持装置は、図6(A)、(B)
に一部分の組立詳細として示すように、一対の支持本体
部材1、2の嵌合突起部12、22を側枠部材3の取付
孔31、32に挿通し、この挿通した嵌合突起部12、
22の鉤状溝部12a、22aに保持片51、52を嵌
合係止する。また、一対の支持本体部材1、2の嵌合突
起部13、23を側枠部材4の取付孔41、42に挿通
し、この挿通した嵌合突起部13、23の鉤状溝部13
a、23aの保持片53、54を嵌合係止することによ
り組立てを完了する。
【0008】また、前記組立て作業において縦型の組立
式ウェーハ支持装置は、各2つの支持杆61、62(及
び71、72)を各3つの固定片63(及び73)で一
体的に組付けることにより一対の支持本体部材6(及び
7)が形成される。この形成された一対の支持本体部材
6(及び7)の下端側に各々突出する固定突片61a、
62a(及び71a、72a)を基板8の固定孔81
(及び82)に嵌合させて固定する。さらに、前記一対
の支持本体部材6(及び7)の上端側に各々突出する固
定突片61b、62b(及び71b、72b)を天板9
の固定孔91(及び92)に嵌合させて固定することに
より組立てを完了する。前記組立てられたウェーハ支持
装置はフッ酸(以下HF)を用いて化学的洗浄して再度
浄化動作を行なう(ステップ15)。この洗浄されたウ
ェーハ支持装置が高温熱処理炉にセットされ、半導体ウ
ェーハがチャージされ、この半導体ウェーハと共に熱処
理される(ステップ16)。
式ウェーハ支持装置は、各2つの支持杆61、62(及
び71、72)を各3つの固定片63(及び73)で一
体的に組付けることにより一対の支持本体部材6(及び
7)が形成される。この形成された一対の支持本体部材
6(及び7)の下端側に各々突出する固定突片61a、
62a(及び71a、72a)を基板8の固定孔81
(及び82)に嵌合させて固定する。さらに、前記一対
の支持本体部材6(及び7)の上端側に各々突出する固
定突片61b、62b(及び71b、72b)を天板9
の固定孔91(及び92)に嵌合させて固定することに
より組立てを完了する。前記組立てられたウェーハ支持
装置はフッ酸(以下HF)を用いて化学的洗浄して再度
浄化動作を行なう(ステップ15)。この洗浄されたウ
ェーハ支持装置が高温熱処理炉にセットされ、半導体ウ
ェーハがチャージされ、この半導体ウェーハと共に熱処
理される(ステップ16)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方式により組立てて形成されたウェーハ支持装
置は、複数の部材を嵌合等により組立てているために各
部材相互間の嵌合部分及び接合部分に図6(B)に示す
ような隙間10が存在するように多少の遊びをもたせて
いる。また、各シリコン部材を予め設計された図面形状
に従って研削した後、各シリコン部材の加工ダメージ及
び汚れをHF、HNO3の混酸でエッチング除去してい
るため、各部材相互間の嵌合部分及び接合部分に隙間1
0が形成されて必ず組立てたあとぐらつきが発生するこ
ととなる。これらのぐらつきによって、ウェーハ支持装
置における支持本体部材1(又は2、6、7)の各支承
溝11(又は21、61c、62c、71c、72c)
中に極めて隣接して複数支承される半導体ウェーハ相互
間の接触によりウェーハ周辺に傷が発生したり、半導体
ウェーハが支持本体部材1(又は2、6、7)上でスリ
ップの原因になったりしていた。また、ウェーハ移載に
ロボットを使用している場合には、移載トラブルが発生
し、生産に支障をきたすという課題を有していた。
来の製造方式により組立てて形成されたウェーハ支持装
置は、複数の部材を嵌合等により組立てているために各
部材相互間の嵌合部分及び接合部分に図6(B)に示す
ような隙間10が存在するように多少の遊びをもたせて
いる。また、各シリコン部材を予め設計された図面形状
に従って研削した後、各シリコン部材の加工ダメージ及
び汚れをHF、HNO3の混酸でエッチング除去してい
るため、各部材相互間の嵌合部分及び接合部分に隙間1
0が形成されて必ず組立てたあとぐらつきが発生するこ
ととなる。これらのぐらつきによって、ウェーハ支持装
置における支持本体部材1(又は2、6、7)の各支承
溝11(又は21、61c、62c、71c、72c)
中に極めて隣接して複数支承される半導体ウェーハ相互
間の接触によりウェーハ周辺に傷が発生したり、半導体
ウェーハが支持本体部材1(又は2、6、7)上でスリ
ップの原因になったりしていた。また、ウェーハ移載に
ロボットを使用している場合には、移載トラブルが発生
し、生産に支障をきたすという課題を有していた。
【0010】また、酸化性雰囲気中で高温熱処理を行な
うとウェーハ支持装置に酸化膜が成長することとなり、
装置自体の清浄度を上げる目的でHFの化学洗浄を行な
うと、この化学洗浄により酸化膜が取除かれるためにさ
らにぐらつきが大きくなったりする。このようなぐらつ
きが所定限度以上に大きくなるとウェーハ支持装置とし
ての使用が困難となるために、ウェーハ支持装置の使用
ライフが短く交換頻度が多くなり、消耗資材費が高くな
るという課題を有していた。本発明は前記課題を解消す
るためになされたもので、高温処理時に半導体ウェーハ
に傷をつけることなく、支承時におけるスリップ等が発
生せず、使用ライフが長いウェーハ支持装置を提供する
ことを目的としている。
うとウェーハ支持装置に酸化膜が成長することとなり、
装置自体の清浄度を上げる目的でHFの化学洗浄を行な
うと、この化学洗浄により酸化膜が取除かれるためにさ
らにぐらつきが大きくなったりする。このようなぐらつ
きが所定限度以上に大きくなるとウェーハ支持装置とし
ての使用が困難となるために、ウェーハ支持装置の使用
ライフが短く交換頻度が多くなり、消耗資材費が高くな
るという課題を有していた。本発明は前記課題を解消す
るためになされたもので、高温処理時に半導体ウェーハ
に傷をつけることなく、支承時におけるスリップ等が発
生せず、使用ライフが長いウェーハ支持装置を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウェーハ支
持装置は、複数の支持部材を組立てて形成されるウェー
ハ支持装置において、前記各支持部材の組立により形成
される接合部分をCVD(Chemical Vapor Deposi
tion)膜で被覆するものである。このように本発明によ
れば、複数の各支持部材間における接合部分をCVD膜
で被覆するようにしているので、各支持部材を組合わせ
た接合部分の隙間にCVD膜が入込み、各支持部材相互
間を緊合状態とすることにより装置全体のぐらつきを無
くすことができる。特に、複数の各支持部材における接
合部分に形成される隙間部分にはCVD膜が盛上がるよ
うに厚く成膜されることから、各支持部材相互間をCV
D膜により強固に結合できる。このように装置のぐらつ
きを無くすことによりウェーハ移載時の半導体ウェーハ
への傷を極力抑制できると共に、スリップ等によるウェ
ーハの歩留低下を防止でき、製品歩留の向上が可能とな
る。また、酸化性雰囲気で処理される場合は、各支持部
材本体に酸化膜が形成される前にCVD膜を取除いて、
再度CVD膜を形成することによって各支持部材のぐら
つきが大きくなることを防止できる。これにより、ウェ
ーハ支持装置自体の使用ライフを長く維持でき、交換頻
度を極力低減できるため消耗資材の低減が可能となる。
持装置は、複数の支持部材を組立てて形成されるウェー
ハ支持装置において、前記各支持部材の組立により形成
される接合部分をCVD(Chemical Vapor Deposi
tion)膜で被覆するものである。このように本発明によ
れば、複数の各支持部材間における接合部分をCVD膜
で被覆するようにしているので、各支持部材を組合わせ
た接合部分の隙間にCVD膜が入込み、各支持部材相互
間を緊合状態とすることにより装置全体のぐらつきを無
くすことができる。特に、複数の各支持部材における接
合部分に形成される隙間部分にはCVD膜が盛上がるよ
うに厚く成膜されることから、各支持部材相互間をCV
D膜により強固に結合できる。このように装置のぐらつ
きを無くすことによりウェーハ移載時の半導体ウェーハ
への傷を極力抑制できると共に、スリップ等によるウェ
ーハの歩留低下を防止でき、製品歩留の向上が可能とな
る。また、酸化性雰囲気で処理される場合は、各支持部
材本体に酸化膜が形成される前にCVD膜を取除いて、
再度CVD膜を形成することによって各支持部材のぐら
つきが大きくなることを防止できる。これにより、ウェ
ーハ支持装置自体の使用ライフを長く維持でき、交換頻
度を極力低減できるため消耗資材の低減が可能となる。
【0012】また、本発明に係るウェーハ支持装置は必
要に応じて、前記CVD膜が前記支持部材の材質に対応
したポリシリコン膜若しくはシリコンカーバイト膜、又
は前記支持部材上に生成された被覆膜と同じ窒化膜若し
くは酸化膜であるものである。このように本発明におい
ては、CVD膜を支持部材の材質又は被覆膜に対応させ
てポリシリコン膜、シリコンカーバイト膜、窒化膜又は
酸化膜とすることにより、耐熱特性を部材全体で均一に
できることとなり、各部材の変形、変質を防止して装置
全体の組立堅牢性及び安定性をより向上させる。
要に応じて、前記CVD膜が前記支持部材の材質に対応
したポリシリコン膜若しくはシリコンカーバイト膜、又
は前記支持部材上に生成された被覆膜と同じ窒化膜若し
くは酸化膜であるものである。このように本発明におい
ては、CVD膜を支持部材の材質又は被覆膜に対応させ
てポリシリコン膜、シリコンカーバイト膜、窒化膜又は
酸化膜とすることにより、耐熱特性を部材全体で均一に
できることとなり、各部材の変形、変質を防止して装置
全体の組立堅牢性及び安定性をより向上させる。
【0013】また、本発明に係るウェーハ支持装置の製
造方法は、複数の支持部材を組立てて形成されるウェー
ハ支持装置の製造方法において、前記複数の支持部材を
組立てる組立工程と、当該組立工程により組立られたウ
ェーハ支持装置を減圧又は低圧状態の反応室内に収納
し、気相又は前記支持部材の表面での化学反応により各
支持部材の組立により形成される接合部分にCVD膜で
被覆する成膜工程とを備えるものである。このように本
発明においては、複数の支持部材を組立てた後に、減圧
又は低圧状態の反応室で各支持部材の接合部分をCVD
膜で被覆するようにしているので、各支持部材の接合部
分に形成される隙間内の奥までCVD膜を入り込ませて
成膜することにより、装置自体のぐらつきをより確実に
防止できる。
造方法は、複数の支持部材を組立てて形成されるウェー
ハ支持装置の製造方法において、前記複数の支持部材を
組立てる組立工程と、当該組立工程により組立られたウ
ェーハ支持装置を減圧又は低圧状態の反応室内に収納
し、気相又は前記支持部材の表面での化学反応により各
支持部材の組立により形成される接合部分にCVD膜で
被覆する成膜工程とを備えるものである。このように本
発明においては、複数の支持部材を組立てた後に、減圧
又は低圧状態の反応室で各支持部材の接合部分をCVD
膜で被覆するようにしているので、各支持部材の接合部
分に形成される隙間内の奥までCVD膜を入り込ませて
成膜することにより、装置自体のぐらつきをより確実に
防止できる。
【0014】
(本発明の一実施の形態)以下、本発明の一実施形態に
係るウェーハ支持装置をその製造方法と共に図1及び図
2に基づいて、前記図5を参照して説明する。この図1
は図5に記載のウェーハ支持装置を組立てた場合の組付
け構造部分拡大図及びそのA−A線断面図、図2は図1
に記載のウェーハ支持装置の形成及び組立の動作フロー
チャートである。同図において本実施の形態に係るウェ
ーハ支持装置は、前記図5及び図6に記載の従来のウェ
ーハ支持装置と同様にシリコンを材料とする各支持部材
で組立てられ、この各支持部材を組立てた後に全体をC
VD炉(図示を省略)に収納してポリシリコンのCVD
膜を成膜することを追加する構成である。前記各支持部
材としては、一対の支持本体部材1、2、一対の側枠部
材3、4及び保持片51、〜、54からなり、前記図1
においては支持本体部材1と側枠部材3とを保持片51
により組付ける構成についてのみ示す。このようにして
組付けられた各支持部材に対するCVD膜の成膜は、各
支持部材の全体を薄いCVD膜100で被覆し、各支持
部材相互間で形成されるコーナー部分に厚いCVD膜1
01を生成すると共に、各支持部材相互間に存在する隙
間10の部分に盛上がったCVD膜102を生成するよ
うに形成される構成である。
係るウェーハ支持装置をその製造方法と共に図1及び図
2に基づいて、前記図5を参照して説明する。この図1
は図5に記載のウェーハ支持装置を組立てた場合の組付
け構造部分拡大図及びそのA−A線断面図、図2は図1
に記載のウェーハ支持装置の形成及び組立の動作フロー
チャートである。同図において本実施の形態に係るウェ
ーハ支持装置は、前記図5及び図6に記載の従来のウェ
ーハ支持装置と同様にシリコンを材料とする各支持部材
で組立てられ、この各支持部材を組立てた後に全体をC
VD炉(図示を省略)に収納してポリシリコンのCVD
膜を成膜することを追加する構成である。前記各支持部
材としては、一対の支持本体部材1、2、一対の側枠部
材3、4及び保持片51、〜、54からなり、前記図1
においては支持本体部材1と側枠部材3とを保持片51
により組付ける構成についてのみ示す。このようにして
組付けられた各支持部材に対するCVD膜の成膜は、各
支持部材の全体を薄いCVD膜100で被覆し、各支持
部材相互間で形成されるコーナー部分に厚いCVD膜1
01を生成すると共に、各支持部材相互間に存在する隙
間10の部分に盛上がったCVD膜102を生成するよ
うに形成される構成である。
【0015】次に、前記構成に基づく本実施形態に係る
ウェーハ支持装置の形成及び組立て動作について説明す
る。まず、前記従来装置の場合と同様に多結晶又は単結
晶シリコンのインゴットから支持本体部材1、2、側枠
部材3、4及び保持片51、〜、54を切出し(ステッ
プ1,図8においてはステップ11に相当)、これらの
各部材を所定の加工精度で研削加工し(ステップ2,図
8においてはステップ12に相当)、この研削加工され
た各部材に化学エッチング処理を行なう(ステップ3,
図8においてはステップ13に相当)。また、前記化学
エッチング処理された各部材を組立てて(ステップ4,
図8においてはステップ14に相当)、この組立てられ
たウェーハ支持装置を化学的に洗浄する(ステップ5,
図8においてはステップ15に相当)。
ウェーハ支持装置の形成及び組立て動作について説明す
る。まず、前記従来装置の場合と同様に多結晶又は単結
晶シリコンのインゴットから支持本体部材1、2、側枠
部材3、4及び保持片51、〜、54を切出し(ステッ
プ1,図8においてはステップ11に相当)、これらの
各部材を所定の加工精度で研削加工し(ステップ2,図
8においてはステップ12に相当)、この研削加工され
た各部材に化学エッチング処理を行なう(ステップ3,
図8においてはステップ13に相当)。また、前記化学
エッチング処理された各部材を組立てて(ステップ4,
図8においてはステップ14に相当)、この組立てられ
たウェーハ支持装置を化学的に洗浄する(ステップ5,
図8においてはステップ15に相当)。
【0016】この化学的に洗浄されたウェーハ支持装置
は酸化装置により全体に酸化膜(図示を省略)を形成す
る(ステップ6)。この酸化膜が形成されたウェーハ支
持装置をCVD炉(図示を省略)内に収納してCVD膜
100を成膜する(ステップ7)。このCVD膜100
は支持本体部材1、2等の各部材がシリコンのインゴッ
トから切出して形成されていることから、シリコン膜と
して生成されることが望ましい。また、前記CVD膜1
00は、例えばCVD炉内の温度を620℃として膜厚
を2μm程度に成膜することもできる。このCVD膜1
00は図1(B)に示すように支持本体部材1、2、側
枠部材3、4及び保持片51、〜、54の各相互間の接
合部分で形成されるコーナー部分に厚いCVD膜101
として堆積生成され、また前記各相互間の接合部分に存
在する隙間10の付近に盛上がったCVD膜102とし
て生成される。このように各部材相互間の接合部分に特
に厚いCVD膜101又は盛上がったCVD膜102と
することにより、各部材相互間の結合がより強固なもの
となり、装置自体の歪み及びぐらつきを防止することが
できることとなる。
は酸化装置により全体に酸化膜(図示を省略)を形成す
る(ステップ6)。この酸化膜が形成されたウェーハ支
持装置をCVD炉(図示を省略)内に収納してCVD膜
100を成膜する(ステップ7)。このCVD膜100
は支持本体部材1、2等の各部材がシリコンのインゴッ
トから切出して形成されていることから、シリコン膜と
して生成されることが望ましい。また、前記CVD膜1
00は、例えばCVD炉内の温度を620℃として膜厚
を2μm程度に成膜することもできる。このCVD膜1
00は図1(B)に示すように支持本体部材1、2、側
枠部材3、4及び保持片51、〜、54の各相互間の接
合部分で形成されるコーナー部分に厚いCVD膜101
として堆積生成され、また前記各相互間の接合部分に存
在する隙間10の付近に盛上がったCVD膜102とし
て生成される。このように各部材相互間の接合部分に特
に厚いCVD膜101又は盛上がったCVD膜102と
することにより、各部材相互間の結合がより強固なもの
となり、装置自体の歪み及びぐらつきを防止することが
できることとなる。
【0017】さらに、前記CVD膜が生成されたウェー
ハ支持装置は高温熱処理炉(図示を省略)に収納セット
され、半導体ウェーハがチャージされてこの半導体ウェ
ーハと共に熱処理される(ステップ8、図8においては
ステップ16に相当)。なお、前記実施の形態において
は、組立てられたウェーハ支持装置に酸化膜を形成処理
(ステップ6)を行った後にCVD膜100の成膜処理
(ステップ7)を行なう構成としたが、CVD膜100
を成膜処理した後に酸化膜を形成処理することもでき、
また酸化膜の形成処理を行なうことなくCVD膜100
の成膜処理のみを行なう構成とすることもできる。
ハ支持装置は高温熱処理炉(図示を省略)に収納セット
され、半導体ウェーハがチャージされてこの半導体ウェ
ーハと共に熱処理される(ステップ8、図8においては
ステップ16に相当)。なお、前記実施の形態において
は、組立てられたウェーハ支持装置に酸化膜を形成処理
(ステップ6)を行った後にCVD膜100の成膜処理
(ステップ7)を行なう構成としたが、CVD膜100
を成膜処理した後に酸化膜を形成処理することもでき、
また酸化膜の形成処理を行なうことなくCVD膜100
の成膜処理のみを行なう構成とすることもできる。
【0018】(本発明の他の実施の形態)図3及び図4
は他の実施の形態に係るウェーハ支持装置の組付け構造
部分拡大図を示す。図3において他の実施形態に係るウ
ェーハ支持装置は、支持本体部材1を側枠部材3に楔部
材55で結合係止し、この結合係止した各部材にCVD
膜を成膜するように構成される。この支持本体部材1
は、端部に嵌合突起部14を突出させて形成され、この
嵌合突起部14の略中央部分に固定孔14aを穿設され
る構成である。また、この支持本体部材1は、前記図1
に記載の支持本体部材1と同様に略中央部の一側面に半
導体ウェーハを挾持する支承溝(図示を省略)が切削形
成される構成である。前記楔部材55は、先細のテーパ
状に形成された四角柱体からなり、この四角柱体の略中
間部位における断面形状を前記嵌合突起部14に穿設さ
れた固定孔の開口形状に略一致させる構成である。
は他の実施の形態に係るウェーハ支持装置の組付け構造
部分拡大図を示す。図3において他の実施形態に係るウ
ェーハ支持装置は、支持本体部材1を側枠部材3に楔部
材55で結合係止し、この結合係止した各部材にCVD
膜を成膜するように構成される。この支持本体部材1
は、端部に嵌合突起部14を突出させて形成され、この
嵌合突起部14の略中央部分に固定孔14aを穿設され
る構成である。また、この支持本体部材1は、前記図1
に記載の支持本体部材1と同様に略中央部の一側面に半
導体ウェーハを挾持する支承溝(図示を省略)が切削形
成される構成である。前記楔部材55は、先細のテーパ
状に形成された四角柱体からなり、この四角柱体の略中
間部位における断面形状を前記嵌合突起部14に穿設さ
れた固定孔の開口形状に略一致させる構成である。
【0019】このウェーハ支持装置の組立て動作は、支
持本体部材1の嵌合突起部14を側枠部材3の取付孔3
1に挿通し、この挿通した嵌合突起部14の固定孔14
aに楔部材55を嵌入する。このように楔部材55が固
定孔14aに嵌入され、支持本体部材1に側枠部材3を
閂状に拘持して組付けを行なう。この組付けられた支持
本体部材1、側枠部材3及び楔部材55との接合部分に
は各々隙間10が存在し、特に、先細のテーパ状に形成
された楔部材55と支持本体部材1及び側枠部材3との
間に先細状の大きな隙間10が存在する。
持本体部材1の嵌合突起部14を側枠部材3の取付孔3
1に挿通し、この挿通した嵌合突起部14の固定孔14
aに楔部材55を嵌入する。このように楔部材55が固
定孔14aに嵌入され、支持本体部材1に側枠部材3を
閂状に拘持して組付けを行なう。この組付けられた支持
本体部材1、側枠部材3及び楔部材55との接合部分に
は各々隙間10が存在し、特に、先細のテーパ状に形成
された楔部材55と支持本体部材1及び側枠部材3との
間に先細状の大きな隙間10が存在する。
【0020】この組付けられたウェーハ支持装置に対し
て前記実施形態と同様にCVD膜100を成膜すると、
前記各部材の接合部分及び接合コーナー部分へより厚い
CVD膜101が堆積生成できる。このように各部材相
互間の接合部分及び先細状の大きな隙間10の部分に特
に厚いCVD膜101とすることにより、各部材相互間
の結合がより強固なものとなり、装置自体の歪み及びぐ
らつきを防止することができることとなる。
て前記実施形態と同様にCVD膜100を成膜すると、
前記各部材の接合部分及び接合コーナー部分へより厚い
CVD膜101が堆積生成できる。このように各部材相
互間の接合部分及び先細状の大きな隙間10の部分に特
に厚いCVD膜101とすることにより、各部材相互間
の結合がより強固なものとなり、装置自体の歪み及びぐ
らつきを防止することができることとなる。
【0021】図4において他の実施形態に係るウェーハ
支持装置は、支持本体部材1の嵌合突起部15を側枠部
材3の取付凹部33に嵌入して結合係止し、この結合係
止した各部材にCVD膜を成膜するように構成される。
この支持本体部材1は、端部に嵌合突起部15を突出さ
せて形成され、この嵌合突起部15の基部を前記取付凹
部33の溝幅より若干狭い寸法の円柱体とし、この円柱
体の先端部分を前記取付凹部33の溝幅より拡い寸法の
円柱体で構成される。この組付けられた支持本体部材1
及び側枠部材3との接合部分には各々隙間10が存在す
る。
支持装置は、支持本体部材1の嵌合突起部15を側枠部
材3の取付凹部33に嵌入して結合係止し、この結合係
止した各部材にCVD膜を成膜するように構成される。
この支持本体部材1は、端部に嵌合突起部15を突出さ
せて形成され、この嵌合突起部15の基部を前記取付凹
部33の溝幅より若干狭い寸法の円柱体とし、この円柱
体の先端部分を前記取付凹部33の溝幅より拡い寸法の
円柱体で構成される。この組付けられた支持本体部材1
及び側枠部材3との接合部分には各々隙間10が存在す
る。
【0022】この組付けられたウェーハ支持装置に対し
て前記実施形態と同様にCVD膜100を成膜すると、
前記各部材の接合部分及び接合コーナー部分により厚い
CVD膜101が堆積生成できる。このように各部材相
互間の接合部分に特に厚いCVD膜101とすることに
より、各部材相互間の結合がより強固なものとなり、装
置自体の歪み及びぐらつきを防止することができること
となる。なお、各実施形態において示した横型のウェー
ハ支持装置における支持本体部材1及び側枠部材3の組
付け構造以外に、図7に示す縦型のウェーハ支持装置に
ついての同様に適用することができる。
て前記実施形態と同様にCVD膜100を成膜すると、
前記各部材の接合部分及び接合コーナー部分により厚い
CVD膜101が堆積生成できる。このように各部材相
互間の接合部分に特に厚いCVD膜101とすることに
より、各部材相互間の結合がより強固なものとなり、装
置自体の歪み及びぐらつきを防止することができること
となる。なお、各実施形態において示した横型のウェー
ハ支持装置における支持本体部材1及び側枠部材3の組
付け構造以外に、図7に示す縦型のウェーハ支持装置に
ついての同様に適用することができる。
【0023】また、前記各実施形態においては組立てら
れたウェーハ支持装置にポリシリコンのCVD膜を成膜
する構成としたが、シリコン以外にSiC膜を用いるこ
とができ、またウェーハ支持装置の各部材上に生成され
る被覆膜と同じ窒化膜、又は酸化膜をCVD膜とする構
成とすることもできる。また、前記各実施形態において
はCVD膜を成膜する際に減圧CVD装置又は低圧CV
D装置を用いることができる。このように減圧又は低圧
の条件下でCVD膜を成膜することによりCVD膜を各
部材相互間に形成される隙間内の奥側にまで入込んで成
膜できることとなり、各部材間に生じるぐらつきをより
確実に抑制できることとなる。
れたウェーハ支持装置にポリシリコンのCVD膜を成膜
する構成としたが、シリコン以外にSiC膜を用いるこ
とができ、またウェーハ支持装置の各部材上に生成され
る被覆膜と同じ窒化膜、又は酸化膜をCVD膜とする構
成とすることもできる。また、前記各実施形態において
はCVD膜を成膜する際に減圧CVD装置又は低圧CV
D装置を用いることができる。このように減圧又は低圧
の条件下でCVD膜を成膜することによりCVD膜を各
部材相互間に形成される隙間内の奥側にまで入込んで成
膜できることとなり、各部材間に生じるぐらつきをより
確実に抑制できることとなる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明よれば、複数の各支
持部材間における接合部分をCVD膜で被覆するように
しているので、各支持部材を組合わせた接合部分の隙間
にCVD膜が入込み、各支持部材相互間を緊合状態とす
ることにより装置全体のぐらつきを無くすことができる
という効果を奏する。特に、複数の各支持部材における
接合部分に形成される隙間部分にはCVD膜が盛上がる
ように厚く成膜されることから、各支持部材相互間をC
VD膜により強固に結合できるという効果を有する。こ
のように装置のぐらつきを無くすことによりウェーハ移
載時の半導体ウェーハへの傷を極力抑制できると共に、
スリップ等によるウェーハの歩留低下を防止でき、製品
歩留の向上が可能となるという効果を有する。また、本
発明においては、CVD膜を支持部材の材質又は被覆膜
に対応させてポリシリコン膜、シリコンカーバイト膜、
窒化膜又は酸化膜とすることにより、耐熱特性を部材全
体で均一にできることとなり、各部材の変形、変質を防
止して装置全体の組立堅牢性及び安定性をより向上させ
るという効果を有する。また、本発明においては、複数
の支持部材を組立てた後に、減圧又は低圧状態の反応室
で各支持部材の接合部分をCVD膜で被覆するようにし
ているので、各支持部材の接合部分に形成される隙間内
の奥までCVD膜を入り込ませて成膜することにより、
装置自体のぐらつきをより的確に防止できるという効果
を有する。
持部材間における接合部分をCVD膜で被覆するように
しているので、各支持部材を組合わせた接合部分の隙間
にCVD膜が入込み、各支持部材相互間を緊合状態とす
ることにより装置全体のぐらつきを無くすことができる
という効果を奏する。特に、複数の各支持部材における
接合部分に形成される隙間部分にはCVD膜が盛上がる
ように厚く成膜されることから、各支持部材相互間をC
VD膜により強固に結合できるという効果を有する。こ
のように装置のぐらつきを無くすことによりウェーハ移
載時の半導体ウェーハへの傷を極力抑制できると共に、
スリップ等によるウェーハの歩留低下を防止でき、製品
歩留の向上が可能となるという効果を有する。また、本
発明においては、CVD膜を支持部材の材質又は被覆膜
に対応させてポリシリコン膜、シリコンカーバイト膜、
窒化膜又は酸化膜とすることにより、耐熱特性を部材全
体で均一にできることとなり、各部材の変形、変質を防
止して装置全体の組立堅牢性及び安定性をより向上させ
るという効果を有する。また、本発明においては、複数
の支持部材を組立てた後に、減圧又は低圧状態の反応室
で各支持部材の接合部分をCVD膜で被覆するようにし
ているので、各支持部材の接合部分に形成される隙間内
の奥までCVD膜を入り込ませて成膜することにより、
装置自体のぐらつきをより的確に防止できるという効果
を有する。
【図1】本発明の一実施の形態に係るウェーハ支持装置
を組立てた場合の組付け構造部分拡大図及びそのA−A
線断面図である。
を組立てた場合の組付け構造部分拡大図及びそのA−A
線断面図である。
【図2】図1に記載のウェーハ支持装置の形成及び組立
の動作フローチャート図である。
の動作フローチャート図である。
【図3】他の実施の形態に係るウェーハ支持装置の組付
け構造部分拡大図である。
け構造部分拡大図である。
【図4】他の実施の形態に係るウェーハ支持装置の組付
け構造部分拡大図である。
け構造部分拡大図である。
【図5】従来の横型の組立式ウェーハ支持装置の組立状
態説明図である。
態説明図である。
【図6】図5に記載のウェーハ支持装置を組立てた場合
の組付け構造部分拡大図及びそのA’−A’線断面図で
ある。
の組付け構造部分拡大図及びそのA’−A’線断面図で
ある。
【図7】従来の縦型の組立式ウェーハ支持装置の組立状
態図である。
態図である。
【図8】従来のウェーハ支持装置の形成及び組立て動作
フローチャート図である。
フローチャート図である。
1、2、6、7 支持本体部材 3、4 側枠部材 8 基板 9 天板 10 隙間 11、21、61c、62c、71c、72c 支承溝 12、13、22、23 嵌合突起部 12a、13a、22a、23a 鉤状溝部 15 嵌合突起部 31、32、41、42 取付孔 33 取付凹部 51、〜、54 保持片 55 楔部材 61、62、71、72 支持杆 61a、61b、62a、62b、71a、71b、7
2a、72b 固定突片 81、82、91、92 固定孔 100、101、102 CVD膜
2a、72b 固定突片 81、82、91、92 固定孔 100、101、102 CVD膜
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の支持部材を組立てて形成されるウ
ェーハ支持装置において、 前記各支持部材の組立により形成される接合部分をCV
D膜で被覆することを特徴とするウェーハ支持装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載のウェーハ支持装置
において、 前記CVD膜が前記支持部材の材質に対応したポリシリ
コン膜若しくはシリコンカーバイト膜、又は前記支持部
材上に生成された被覆膜と同じ窒化膜若しくは酸化膜で
あることを特徴とするウェーハ支持装置。 - 【請求項3】 複数の支持部材を組立てて形成されるウ
ェーハ支持装置の製造方法において、 前記複数の支持部材を組立てる組立工程と、 前記組立工程により組立られたウェーハ支持装置を減圧
又は低圧状態の反応室内に収納し、気相又は前記支持部
材の表面での化学反応により各支持部材の組立により形
成される接合部分にCVD膜で被覆する成膜工程とを備
えることを特徴とするウェーハ支持装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3551696A JPH09213645A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | ウェーハ支持装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3551696A JPH09213645A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | ウェーハ支持装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09213645A true JPH09213645A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12443928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3551696A Pending JPH09213645A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | ウェーハ支持装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09213645A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009170938A (ja) * | 1999-04-15 | 2009-07-30 | Integrated Materials Inc | ウェーハ処理用シリコン固定具およびその製造方法 |
| JP2014509788A (ja) * | 2011-03-24 | 2014-04-21 | サン―ア フロンテック カンパニー,リミテッド | ソラーウェーハカセット |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP3551696A patent/JPH09213645A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009170938A (ja) * | 1999-04-15 | 2009-07-30 | Integrated Materials Inc | ウェーハ処理用シリコン固定具およびその製造方法 |
| JP2014509788A (ja) * | 2011-03-24 | 2014-04-21 | サン―ア フロンテック カンパニー,リミテッド | ソラーウェーハカセット |
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