JPH0921453A - 回転結合機構およびそれを用いたモータ駆動ギア装置とシャトル式用紙切断装置 - Google Patents
回転結合機構およびそれを用いたモータ駆動ギア装置とシャトル式用紙切断装置Info
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- JPH0921453A JPH0921453A JP7170705A JP17070595A JPH0921453A JP H0921453 A JPH0921453 A JP H0921453A JP 7170705 A JP7170705 A JP 7170705A JP 17070595 A JP17070595 A JP 17070595A JP H0921453 A JPH0921453 A JP H0921453A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転結合機構において、ギアの回転速度を落
すことなく、ギア間での歯の衝突音を軽減できず、低騒
音で高速な回転の伝達ができない点。 【解決手段】 駆動ギア2の回転軌道上に長穴2aを、
この駆動ギア2と同一の回転軸4上で回転する駆動板3
に駆動ギア2の長穴2aに緩挿されるピン3aを設け、
この駆動板3のピン3aと駆動ギア2の長穴2aとを介
して、駆動板3と駆動ギア2の回転を連動するモータ駆
動ギア装置を構成し、用紙を切断するカッタを往復運動
させるモータの正逆回転時に発生するギア間の歯の衝突
音を抑えたシャトル式用紙切断装置。
すことなく、ギア間での歯の衝突音を軽減できず、低騒
音で高速な回転の伝達ができない点。 【解決手段】 駆動ギア2の回転軌道上に長穴2aを、
この駆動ギア2と同一の回転軸4上で回転する駆動板3
に駆動ギア2の長穴2aに緩挿されるピン3aを設け、
この駆動板3のピン3aと駆動ギア2の長穴2aとを介
して、駆動板3と駆動ギア2の回転を連動するモータ駆
動ギア装置を構成し、用紙を切断するカッタを往復運動
させるモータの正逆回転時に発生するギア間の歯の衝突
音を抑えたシャトル式用紙切断装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやプリン
タ等に設けられ、カッタを往復運動させて記録紙を切断
するシャトル式の切断装置等のギア間の連結技術に係
り、特に、連結する相互のギアの歯の衝突音を軽減する
のに好適な回転結合機構およびそれを用いたモータ駆動
ギア装置とシャトル式用紙切断装置に関するものであ
る。
タ等に設けられ、カッタを往復運動させて記録紙を切断
するシャトル式の切断装置等のギア間の連結技術に係
り、特に、連結する相互のギアの歯の衝突音を軽減する
のに好適な回転結合機構およびそれを用いたモータ駆動
ギア装置とシャトル式用紙切断装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリやプリンタ等に設けられる
用紙の切断装置に関しては、例えば、特開平1−308
661号公報に記載のシャトル式のものがある。このシ
ャトル式のカッタは、回転・揺動式やギロチン式のカッ
タと比較して、低騒音という点で優れている。しかし、
切断速度を上げると、キャリッジの両端での停止時に、
衝突音が発生することは避けられない。
用紙の切断装置に関しては、例えば、特開平1−308
661号公報に記載のシャトル式のものがある。このシ
ャトル式のカッタは、回転・揺動式やギロチン式のカッ
タと比較して、低騒音という点で優れている。しかし、
切断速度を上げると、キャリッジの両端での停止時に、
衝突音が発生することは避けられない。
【0003】この衝突音を低減する従来技術としては、
例えば、実開平6−24888号公報に記載のものがあ
る。これらの技術では、モータにステッピングモータを
使用して両端で減速したり、両端付近に摩擦ブレーキ部
材を貼るなどして、両端での衝突音を低減させている。
しかし、これらの技術では、コスト高となると共に、信
頼性に問題があった。
例えば、実開平6−24888号公報に記載のものがあ
る。これらの技術では、モータにステッピングモータを
使用して両端で減速したり、両端付近に摩擦ブレーキ部
材を貼るなどして、両端での衝突音を低減させている。
しかし、これらの技術では、コスト高となると共に、信
頼性に問題があった。
【0004】図4は、従来のシャトル式用紙切断装置の
構成および動作例を示す説明図である。モータ41(直
流モータ、ステッピングモータ)の回転を、駆動ギア4
2から伝達ギア43、そして駆動プーリー44に伝達し
て、ベルト45を動かし、このベルト45に付けられた
カッタキャリッジ46を切断方向に移動して記録紙47
を切断する。記録紙47の切断後、センサ48が検出す
ると、モータ41を停止させる。この時、カッタキャリ
ッジ46は、慣性により、ストッパ49に当たって止ま
る。その後、モータ41を逆回転させてカッタキャリッ
ジ46を、ストッパ40とセンサ48aで規制される元
の位置に戻す。
構成および動作例を示す説明図である。モータ41(直
流モータ、ステッピングモータ)の回転を、駆動ギア4
2から伝達ギア43、そして駆動プーリー44に伝達し
て、ベルト45を動かし、このベルト45に付けられた
カッタキャリッジ46を切断方向に移動して記録紙47
を切断する。記録紙47の切断後、センサ48が検出す
ると、モータ41を停止させる。この時、カッタキャリ
ッジ46は、慣性により、ストッパ49に当たって止ま
る。その後、モータ41を逆回転させてカッタキャリッ
ジ46を、ストッパ40とセンサ48aで規制される元
の位置に戻す。
【0005】センサ48からストッパ49までの距離を
大きくとれば、カッタキャリッジ46はストッパ49に
当たらず衝突音もでないが、装置が非常に大きくなる。
尚、ストッパ49には、緩衝材が貼られ、衝突音を抑え
ている。また、切断速度を遅くすれば、騒音も下がる
が、処理が遅くなり、例えばファクシミリにおいては、
回線の保持時間が長くなり、コスト的にも問題となる。
大きくとれば、カッタキャリッジ46はストッパ49に
当たらず衝突音もでないが、装置が非常に大きくなる。
尚、ストッパ49には、緩衝材が貼られ、衝突音を抑え
ている。また、切断速度を遅くすれば、騒音も下がる
が、処理が遅くなり、例えばファクシミリにおいては、
回線の保持時間が長くなり、コスト的にも問題となる。
【0006】さらに、このようなシャトル式の用紙切断
装置においては、カッタキャリッジ46のストッパ49
への衝突音以外にも、以下、図5、図6を用いて説明す
るように、駆動ギア42と伝達ギア43相互の歯面での
衝突音がある。図5は、図4におけるシャトル式用紙切
断装置のベルトの伸縮動作例を示す説明図である。図5
(ア)は切断時を示す。そして、図5(イ)はカッタキ
ャリッジ46がストッパ49に当たった時の状態を示
し、ベルト45はモータ41の回転と、カッタキャリッ
ジ46がストッパ49に当たった時の反発力で張り側が
伸びる。その後、図5(ウ)に示すように、ベルト45
は縮んで元の張りの状態に戻る。この時、ベルト45
は、その剛性が低いと振動し、伸び縮みを繰り返しなが
らその振動は減衰する。
装置においては、カッタキャリッジ46のストッパ49
への衝突音以外にも、以下、図5、図6を用いて説明す
るように、駆動ギア42と伝達ギア43相互の歯面での
衝突音がある。図5は、図4におけるシャトル式用紙切
断装置のベルトの伸縮動作例を示す説明図である。図5
(ア)は切断時を示す。そして、図5(イ)はカッタキ
ャリッジ46がストッパ49に当たった時の状態を示
し、ベルト45はモータ41の回転と、カッタキャリッ
ジ46がストッパ49に当たった時の反発力で張り側が
伸びる。その後、図5(ウ)に示すように、ベルト45
は縮んで元の張りの状態に戻る。この時、ベルト45
は、その剛性が低いと振動し、伸び縮みを繰り返しなが
らその振動は減衰する。
【0007】図6は、図4におけるシャトル式用紙切断
装置の駆動ギアと伝達ギアの動作例を示す説明図であ
る。本例は、駆動ギア42と伝達ギア43の歯の噛み具
合を示すものであり、図6(ア)は、切断時を示し、図
中Aで駆動ギア42と伝達ギア43の相互の歯が噛んで
いる。駆動ギア42と伝達ギア43のそれぞれの回転は
図6(エ)の矢印で示す方向である。図5におけるカッ
タキャリッジ46がストッパ49に当たると、図6
(オ)の状態となり、伝達ギア43側が停止しようとす
る。その時の反発で駆動ギア42は、図6(カ)に示す
ように、伝達ギア43がベルト45の縮みで逆回転する
よりも早く回転し、図6(イ)に示す状態となって、B
で相互の歯が衝突する。
装置の駆動ギアと伝達ギアの動作例を示す説明図であ
る。本例は、駆動ギア42と伝達ギア43の歯の噛み具
合を示すものであり、図6(ア)は、切断時を示し、図
中Aで駆動ギア42と伝達ギア43の相互の歯が噛んで
いる。駆動ギア42と伝達ギア43のそれぞれの回転は
図6(エ)の矢印で示す方向である。図5におけるカッ
タキャリッジ46がストッパ49に当たると、図6
(オ)の状態となり、伝達ギア43側が停止しようとす
る。その時の反発で駆動ギア42は、図6(カ)に示す
ように、伝達ギア43がベルト45の縮みで逆回転する
よりも早く回転し、図6(イ)に示す状態となって、B
で相互の歯が衝突する。
【0008】この衝突時、図6(キ)に示すように、伝
達ギア43は、停止状態になっているが、図5のベルト
45の伸び縮みで動いていることもある。図6(イ)に
示すBにおける衝突の反発および図4のモータ41の正
規回転で、駆動ギア42と伝達ギア43は、図6(ク)
に示す状態になり、図6(ウ)に示すようにCにおいて
相互の歯が衝突する。このB,Cにおける2回の衝突音
が連続的に発生して大きな音となる。このようなギアの
歯の衝突に関しては、途中のベルト45あるいは伝達ギ
ア43系を増やしても、最終段で歯の衝突音が発生す
る。
達ギア43は、停止状態になっているが、図5のベルト
45の伸び縮みで動いていることもある。図6(イ)に
示すBにおける衝突の反発および図4のモータ41の正
規回転で、駆動ギア42と伝達ギア43は、図6(ク)
に示す状態になり、図6(ウ)に示すようにCにおいて
相互の歯が衝突する。このB,Cにおける2回の衝突音
が連続的に発生して大きな音となる。このようなギアの
歯の衝突に関しては、途中のベルト45あるいは伝達ギ
ア43系を増やしても、最終段で歯の衝突音が発生す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、例えばシャトル式用紙切断装置
を小型で安価な直流モータを用いた構成とする場合、負
荷に合わせてモータへの入力電圧を低くして駆動ギアの
回転速度を落さなければ、ギア間での歯の衝突音を軽減
することができず、切断速度が遅くなる点である。本発
明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ギア間で
の高速な回転の伝達を低騒音に行なうことが可能な回転
結合機構と、それを用いた小型で低騒音なモータ駆動ギ
ア装置、および、それを用いて小型で低価格な構成を可
能とした高速かつ低騒音なシャトル式用紙切断装置を提
供することである。
点は、従来の技術では、例えばシャトル式用紙切断装置
を小型で安価な直流モータを用いた構成とする場合、負
荷に合わせてモータへの入力電圧を低くして駆動ギアの
回転速度を落さなければ、ギア間での歯の衝突音を軽減
することができず、切断速度が遅くなる点である。本発
明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ギア間で
の高速な回転の伝達を低騒音に行なうことが可能な回転
結合機構と、それを用いた小型で低騒音なモータ駆動ギ
ア装置、および、それを用いて小型で低価格な構成を可
能とした高速かつ低騒音なシャトル式用紙切断装置を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の回転結合機構は、(1)第1の回転部材
(駆動ギア2)の回転軌道上に長穴2aを、この第1の
回転部材(駆動ギア2)と同一軸(回転軸4)上で回転
する第2の回転部材(駆動板3)に第1の回転部材(駆
動ギア2)の長穴2aに緩挿されるピン3aを設け、こ
の第2の回転部材(駆動板3)のピン3aと第1の回転
部材(駆動ギア2)の長穴2aとを介して、第1の回転
部材(駆動ギア2)と第2の回転部材(駆動板3)の回
転を連動することを特徴とする。また、(2)上記
(1)に記載の回転結合機構において、ピン3aおよび
長穴2aは、吸音特性の高い材料からなることを特徴と
する。また、(3)本発明のモータ駆動ギア装置は、上
記(1)もしくは(2)のいずれかに記載の回転結合機
構の第1の回転部材(駆動ギア2)もしくは第2の回転
部材(駆動板3)のいずれか一方を、モータ1の回転軸
4に固定し、他方を、モータ1の回転軸4に駆動ギア2
として回転自在に設けることを特徴とする。また、
(4)本発明のシャトル式用紙切断装置は、上記(1)
もしくは(2)のいずれかに記載の回転結合機構を、カ
ッタ(カッタキャリッジ11)が着設されたベルト9を
駆動するプーリーの回転手段(駆動プーリー8、伝達ギ
ア6)、もしくは、モータ1の回転軸4上に設けられる
駆動ギアの回転手段(駆動ギア2、駆動板3)のいずれ
か一方として用いることを特徴とする。
め、本発明の回転結合機構は、(1)第1の回転部材
(駆動ギア2)の回転軌道上に長穴2aを、この第1の
回転部材(駆動ギア2)と同一軸(回転軸4)上で回転
する第2の回転部材(駆動板3)に第1の回転部材(駆
動ギア2)の長穴2aに緩挿されるピン3aを設け、こ
の第2の回転部材(駆動板3)のピン3aと第1の回転
部材(駆動ギア2)の長穴2aとを介して、第1の回転
部材(駆動ギア2)と第2の回転部材(駆動板3)の回
転を連動することを特徴とする。また、(2)上記
(1)に記載の回転結合機構において、ピン3aおよび
長穴2aは、吸音特性の高い材料からなることを特徴と
する。また、(3)本発明のモータ駆動ギア装置は、上
記(1)もしくは(2)のいずれかに記載の回転結合機
構の第1の回転部材(駆動ギア2)もしくは第2の回転
部材(駆動板3)のいずれか一方を、モータ1の回転軸
4に固定し、他方を、モータ1の回転軸4に駆動ギア2
として回転自在に設けることを特徴とする。また、
(4)本発明のシャトル式用紙切断装置は、上記(1)
もしくは(2)のいずれかに記載の回転結合機構を、カ
ッタ(カッタキャリッジ11)が着設されたベルト9を
駆動するプーリーの回転手段(駆動プーリー8、伝達ギ
ア6)、もしくは、モータ1の回転軸4上に設けられる
駆動ギアの回転手段(駆動ギア2、駆動板3)のいずれ
か一方として用いることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては、同一軸上に設
けた二つの回転部材を、それぞれ長穴とピンを介して連
結し、一方を駆動側として他方に回転力を伝達する。こ
のように、長穴とピンを介して回転力を伝達する構成と
することにより、回転力が伝達される側に連結された機
構の反作用を吸収することができる。例えば、このよう
な構成の回転結合機構を、シャトル式用紙切断装置にお
けるモータ駆動ギアに用いると、カッタを往復運動させ
るベルトの伸縮等に起因する伝達ギアとモータ駆動ギア
との間で従来発生していた相互の歯の衝突を回避でき、
騒音を低減することができる。また、ピンと長穴を、吸
音特性の高い材料で形成することにより、さらに衝突音
を抑えることができる。
けた二つの回転部材を、それぞれ長穴とピンを介して連
結し、一方を駆動側として他方に回転力を伝達する。こ
のように、長穴とピンを介して回転力を伝達する構成と
することにより、回転力が伝達される側に連結された機
構の反作用を吸収することができる。例えば、このよう
な構成の回転結合機構を、シャトル式用紙切断装置にお
けるモータ駆動ギアに用いると、カッタを往復運動させ
るベルトの伸縮等に起因する伝達ギアとモータ駆動ギア
との間で従来発生していた相互の歯の衝突を回避でき、
騒音を低減することができる。また、ピンと長穴を、吸
音特性の高い材料で形成することにより、さらに衝突音
を抑えることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の回転結合機構を用いたシャ
トル式用紙切断装置の本発明に係る構成の一実施例を示
す正面図および上面図である。本実施例は、回転結合機
構をシャトル式用紙切断装置におけるモータ駆動ギア部
に設けたものである。
説明する。図1は、本発明の回転結合機構を用いたシャ
トル式用紙切断装置の本発明に係る構成の一実施例を示
す正面図および上面図である。本実施例は、回転結合機
構をシャトル式用紙切断装置におけるモータ駆動ギア部
に設けたものである。
【0013】本図1において、1はモータ、2は本発明
の第1の回転部材としての駆動ギア、3は本発明の第2
の回転部材としての駆動板、4はモータ1の回転軸、5
は止め輪、6は駆動ギア2の回転に連動する伝達ギア、
7は伝達ギアが回転自在に取付けられる軸、8は伝達ギ
ア6に固定された駆動プーリー、9は駆動プーリー8に
より駆動されるベルト、10は記録紙、11はベルト9
に固定されて移動して記録紙10を切断するカッタキャ
リッジ、12、13はカッタキャリッジ11の位置を検
知するセンサ、14、15はカッタキャリッジ11を停
止させるストッパ、16はベルト9に所定のテンション
(張力)を与える従動プーリーである。
の第1の回転部材としての駆動ギア、3は本発明の第2
の回転部材としての駆動板、4はモータ1の回転軸、5
は止め輪、6は駆動ギア2の回転に連動する伝達ギア、
7は伝達ギアが回転自在に取付けられる軸、8は伝達ギ
ア6に固定された駆動プーリー、9は駆動プーリー8に
より駆動されるベルト、10は記録紙、11はベルト9
に固定されて移動して記録紙10を切断するカッタキャ
リッジ、12、13はカッタキャリッジ11の位置を検
知するセンサ、14、15はカッタキャリッジ11を停
止させるストッパ、16はベルト9に所定のテンション
(張力)を与える従動プーリーである。
【0014】本実施例においては、モータ1の回転軸4
はDカットされており、このDカット部に固定された駆
動板3は、モータ1の回転につれて回転する。この駆動
板3は、図2における斜視実体図でその詳細を示すよう
に下側にピン3aが突き出ている。このピン3aは、駆
動板3と同様にモータ1の回転軸4に取付けられた駆動
ギア2の長穴2aに係合している。駆動ギア2は、モー
タ1の回転軸4に回転自在に取付けられており、モータ
1の回転力を、駆動板3のピン3aを長穴2aで受けて
回転する。
はDカットされており、このDカット部に固定された駆
動板3は、モータ1の回転につれて回転する。この駆動
板3は、図2における斜視実体図でその詳細を示すよう
に下側にピン3aが突き出ている。このピン3aは、駆
動板3と同様にモータ1の回転軸4に取付けられた駆動
ギア2の長穴2aに係合している。駆動ギア2は、モー
タ1の回転軸4に回転自在に取付けられており、モータ
1の回転力を、駆動板3のピン3aを長穴2aで受けて
回転する。
【0015】このように、本実施例においては、ピン3
aを有する駆動板3と、長穴2aを有する駆動ギア2に
より本発明に係る回転結合機構を構成している。駆動ギ
ア2は、図示しないカッタベースに固定された軸7に回
転可能に保持された伝達ギア43と噛み合い、それと一
体化された駆動プーリー8がベルト9に噛んでいる。
aを有する駆動板3と、長穴2aを有する駆動ギア2に
より本発明に係る回転結合機構を構成している。駆動ギ
ア2は、図示しないカッタベースに固定された軸7に回
転可能に保持された伝達ギア43と噛み合い、それと一
体化された駆動プーリー8がベルト9に噛んでいる。
【0016】このような構成により、モータ1の回転
は、駆動ギア2から伝達ギア6、そして駆動プーリー8
に伝達して、ベルト9を動かし、このベルト9に付けら
れたカッタキャリッジ11を切断方向に移動して記録紙
10を切断する。記録紙10の切断後、センサ13が検
出すると、モータ1を停止させる。この時、カッタキャ
リッジ11は、慣性により、ストッパ15に当たって止
まる。その後、モータ1を逆回転させてカッタキャリッ
ジ11を、ストッパ14とセンサ12で規制される元の
位置に戻す。
は、駆動ギア2から伝達ギア6、そして駆動プーリー8
に伝達して、ベルト9を動かし、このベルト9に付けら
れたカッタキャリッジ11を切断方向に移動して記録紙
10を切断する。記録紙10の切断後、センサ13が検
出すると、モータ1を停止させる。この時、カッタキャ
リッジ11は、慣性により、ストッパ15に当たって止
まる。その後、モータ1を逆回転させてカッタキャリッ
ジ11を、ストッパ14とセンサ12で規制される元の
位置に戻す。
【0017】以下、図2にその詳細構成を示した回転結
合機構を用いたシャトル式用紙切断装置の本発明に係る
動作例を、図3を用いて説明する。図3は、図1のシャ
トル式用紙切断装置における回転結合機構の本発明に係
る動作例を示す説明図である。図3(ア)は、記録紙の
切断時の状態を示し、図3(イ)は、図1に示したシャ
トル式用紙切断装置において、カッタキャリッジ11が
ストッパ15に当たった瞬間の状態を示し、そして、図
3(ウ)は、駆動ギア2の長穴2aの端面が、図1にお
ける駆動板3のピン3aを弾き飛ばした状態を示してい
る。
合機構を用いたシャトル式用紙切断装置の本発明に係る
動作例を、図3を用いて説明する。図3は、図1のシャ
トル式用紙切断装置における回転結合機構の本発明に係
る動作例を示す説明図である。図3(ア)は、記録紙の
切断時の状態を示し、図3(イ)は、図1に示したシャ
トル式用紙切断装置において、カッタキャリッジ11が
ストッパ15に当たった瞬間の状態を示し、そして、図
3(ウ)は、駆動ギア2の長穴2aの端面が、図1にお
ける駆動板3のピン3aを弾き飛ばした状態を示してい
る。
【0018】ここで長穴2aは、反発時の弾き返しでピ
ン3aが回転する量よりも大きいものとする。従って、
ピン3aは長穴2aの他端に当たって衝突音を発生する
ことはなく(ギアのように反対側の歯面が当たって音を
発生することもない)、反発力の分だけ回転した後、図
1におけるモータ1の正規の回転で、図3(ア)の状態
に戻る。この時、図1に示したセンサ13の検出からあ
る時間が経っており(従来技術で示した図6におけるC
よりもピンの回転量が多い分)、ゆるやかに衝突し、や
がて停止し、その後、図1におけるモータ1が逆回転し
てカッタキャリッジ11が戻る。
ン3aが回転する量よりも大きいものとする。従って、
ピン3aは長穴2aの他端に当たって衝突音を発生する
ことはなく(ギアのように反対側の歯面が当たって音を
発生することもない)、反発力の分だけ回転した後、図
1におけるモータ1の正規の回転で、図3(ア)の状態
に戻る。この時、図1に示したセンサ13の検出からあ
る時間が経っており(従来技術で示した図6におけるC
よりもピンの回転量が多い分)、ゆるやかに衝突し、や
がて停止し、その後、図1におけるモータ1が逆回転し
てカッタキャリッジ11が戻る。
【0019】以上、図1〜図6を用いて説明したよう
に、本実施例のシャトル式用紙切断装置では、長穴2a
を有する駆動ギア2と、ピン3aを有する駆動板3とに
より、回転結合機構を構成し、結合部とモータ軸の間に
ギア結合部を持たないモータ駆動ギア部としている。こ
のことにより、長穴2aで、従来技術で発生していたカ
ッタキャリッジ11衝突後の駆動ギア2と伝達ギア6の
それぞれの歯面の衝突(B点)を逃すと共に、C点での
衝突を遅らせることができ、駆動ギア2と伝達ギア6の
それぞれの歯面の衝突音を低減することができる。
に、本実施例のシャトル式用紙切断装置では、長穴2a
を有する駆動ギア2と、ピン3aを有する駆動板3とに
より、回転結合機構を構成し、結合部とモータ軸の間に
ギア結合部を持たないモータ駆動ギア部としている。こ
のことにより、長穴2aで、従来技術で発生していたカ
ッタキャリッジ11衝突後の駆動ギア2と伝達ギア6の
それぞれの歯面の衝突(B点)を逃すと共に、C点での
衝突を遅らせることができ、駆動ギア2と伝達ギア6の
それぞれの歯面の衝突音を低減することができる。
【0020】尚、本発明は、図1〜図6を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、回転結合機構をシャトル式用紙切断装置に用い
た例を示したが、相互のギアの衝突音を低減させたい機
構に適用することができる。また、図1のモータ1の正
転や逆転時におけるギアの歯の衝突音を軽減するために
は、各種プラスチックメーカが推奨している吸音特性の
良い材料を使うことが有効である。また、図1において
ベルト9の弾性が高くて、カッタキャリッジ11衝突時
の振動が大きい場合には、最終段のモータ1側にピン3
aと長穴2aからなる結合部を持たせるよりも、振動側
に近いところ、例えば、伝達ギア6と駆動プーリー8に
持たせた方が効果的である。
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、回転結合機構をシャトル式用紙切断装置に用い
た例を示したが、相互のギアの衝突音を低減させたい機
構に適用することができる。また、図1のモータ1の正
転や逆転時におけるギアの歯の衝突音を軽減するために
は、各種プラスチックメーカが推奨している吸音特性の
良い材料を使うことが有効である。また、図1において
ベルト9の弾性が高くて、カッタキャリッジ11衝突時
の振動が大きい場合には、最終段のモータ1側にピン3
aと長穴2aからなる結合部を持たせるよりも、振動側
に近いところ、例えば、伝達ギア6と駆動プーリー8に
持たせた方が効果的である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、回転結合機構におい
て、駆動部のギアの回転速度を落すことなく、ギア間で
の歯の衝突音を軽減でき、低騒音で高速な回転の伝達が
可能となり、この回転結合機構を用いて、モータ駆動ギ
ア装置やシャトル式用紙切断装置を、小型で低騒音、か
つ高速な構成とすることが可能である。
て、駆動部のギアの回転速度を落すことなく、ギア間で
の歯の衝突音を軽減でき、低騒音で高速な回転の伝達が
可能となり、この回転結合機構を用いて、モータ駆動ギ
ア装置やシャトル式用紙切断装置を、小型で低騒音、か
つ高速な構成とすることが可能である。
【図1】本発明の回転結合機構を用いたシャトル式用紙
切断装置の本発明に係る構成の一実施例を示す正面図お
よび上面図である。
切断装置の本発明に係る構成の一実施例を示す正面図お
よび上面図である。
【図2】図1における駆動ギアと駆動板の本発明に係る
詳細な構成例を示す斜視実体図である。
詳細な構成例を示す斜視実体図である。
【図3】図1のシャトル式用紙切断装置における回転結
合機構の本発明に係る動作例を示す説明図である。
合機構の本発明に係る動作例を示す説明図である。
【図4】従来のシャトル式用紙切断装置の構成および動
作例を示す説明図である。
作例を示す説明図である。
【図5】図4におけるシャトル式用紙切断装置のベルト
の伸縮動作例を示す説明図である。
の伸縮動作例を示す説明図である。
【図6】図4におけるシャトル式用紙切断装置の駆動ギ
アと伝達ギアの動作例を示す説明図である。
アと伝達ギアの動作例を示す説明図である。
1モータ、2:駆動ギア、2a:長穴、3:駆動板、3
a:ピン、4:回転軸、5:止め輪、6:伝達ギア、
7:軸、8:駆動プーリー、9:ベルト、10:記録
紙、11:カッタキャリッジ、12,13:センサ、1
4,15:ストッパ、16:従動プーリー、40:スト
ッパ、41:モータ、42:駆動ギア、43:伝達ギ
ア、44:駆動プーリー、45:ベルト、46:カッタ
キャリッジ、47:記録紙、48,48a:センサ、4
9:ストッパ。
a:ピン、4:回転軸、5:止め輪、6:伝達ギア、
7:軸、8:駆動プーリー、9:ベルト、10:記録
紙、11:カッタキャリッジ、12,13:センサ、1
4,15:ストッパ、16:従動プーリー、40:スト
ッパ、41:モータ、42:駆動ギア、43:伝達ギ
ア、44:駆動プーリー、45:ベルト、46:カッタ
キャリッジ、47:記録紙、48,48a:センサ、4
9:ストッパ。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の回転部材の回転軌道上に長穴を、
該第1の回転部材と同一軸上で回転する第2の回転部材
に上記第1の回転部材の長穴に緩挿されるピンを設け、
該第2の回転部材のピンと上記第1の回転部材の長穴と
を介して、該第1の回転部材と上記第2の回転部材の回
転を連動することを特徴とする回転結合機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回転結合機構におい
て、上記ピンおよび長穴は、吸音特性の高い材料からな
ることを特徴とする回転結合機構。 - 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
かに記載の回転結合機構の第1の回転部材もしくは第2
の回転部材のいずれか一方を、モータの回転軸に固定
し、他方を、上記モータの回転軸に駆動ギアとして回転
自在に設けることを特徴とするモータ駆動ギア装置。 - 【請求項4】 モータの正逆回転により、カッタを往復
させて用紙を切断するシャトル式用紙切断装置であっ
て、請求項1、もしくは、請求項2のいずれかに記載の
回転結合機構を、上記カッタが着設されたベルトを駆動
するプーリーの回転手段、もしくは、上記モータの回転
軸上に設けられる駆動ギアの回転手段のいずれか一方と
して用いることを特徴とするシャトル式用紙切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7170705A JPH0921453A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 回転結合機構およびそれを用いたモータ駆動ギア装置とシャトル式用紙切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7170705A JPH0921453A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 回転結合機構およびそれを用いたモータ駆動ギア装置とシャトル式用紙切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921453A true JPH0921453A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15909874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7170705A Pending JPH0921453A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 回転結合機構およびそれを用いたモータ駆動ギア装置とシャトル式用紙切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0921453A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111923128A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-11-13 | 闫丰熙 | 一种能够稳定切割的纸板切割设备 |
| CN112060162A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-12-11 | 应崇鹤 | 切割机 |
| WO2022012306A1 (zh) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | 海宁艾力针织有限公司 | 一种能够自动等量切割布料的裁布机 |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP7170705A patent/JPH0921453A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022012306A1 (zh) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | 海宁艾力针织有限公司 | 一种能够自动等量切割布料的裁布机 |
| CN111923128A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-11-13 | 闫丰熙 | 一种能够稳定切割的纸板切割设备 |
| CN112060162A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-12-11 | 应崇鹤 | 切割机 |
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