JPH09214916A - データ通信再送装置 - Google Patents

データ通信再送装置

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JPH09214916A
JPH09214916A JP1853296A JP1853296A JPH09214916A JP H09214916 A JPH09214916 A JP H09214916A JP 1853296 A JP1853296 A JP 1853296A JP 1853296 A JP1853296 A JP 1853296A JP H09214916 A JPH09214916 A JP H09214916A
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JP
Japan
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image
frame
data
quantization step
image coding
Prior art date
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Application number
JP1853296A
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English (en)
Inventor
Naoto Matoba
直人 的場
Yasushi Kondo
靖 近藤
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信再送装置におけるARQを用いる
ことによる瞬時的な伝送速度の低下が生じる場合におい
て、受信側での画像フレームの遅延時間を抑制する。 【解決手段】 データ通信再送装置におけるARQを用
いて通信路誤りの生じる双方向通信系を用いたディジタ
ル圧縮符号化された画像を伝送する場合において、画像
送信側で画像受信側からの到達確認が送られていないデ
ータを記憶しておく送信バッファの送信データフレーム
数を調べ、その数から量子化ステップを計算し、画像符
号化手段の発生符号量を制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル符号化
された画像を双方向通信系を用いて伝送する場合のデー
タ通信再送装置に関し、特に、再送制御を行うことによ
る瞬時的な伝送速度の低下によって生じる画像フレーム
の遅延を抑えるための発生符号量制御に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来方式のデータ通信再送装
置におけるARQ(Automatic Repeat Request for
Repeat Transmission)を具体的に説明するためのブ
ロック構成図であり、100は送信器、200は受信
器、300は通信路、1は画像符号化手段、2はフレー
ム構成手段、3は送信バッファ、4は量子化ステップ制
御装置、5は画像符号化間隔制御装置、8は通信路誤り
検出手段、9は受信バッファ、10は画像復号化手段で
ある。
【0003】図10に示すように、従来方式のデータ通
信再送装置の送信器100は、画像符号化手段1、フレ
ーム構成手段2、送信バッファ3、量子化ステップ制御
装置4、画像符号化間隔制御装置5で構成され、受信器
200は通信路誤り検出手段8、受信バッファ9、画像
復号化手段10で構成される。
【0004】送信器100側と受信器300側は、双方
向の通信を可能とする通信路300で接続される。この
通信路300は、信号伝送中に伝送誤りを発生する可能
性がある。
【0005】まず、量子化ステップ制御装置4は事前に
入力されている目標伝送速度と前画像フレームの符号量
から量子化ステップ値を計算し、この値を画像符号化手
段1に伝送する。また、画像符号化間隔制御装置5は、
事前に入力されている目標伝送速度と前記画像フレーム
の符号量から画像符号化間隔を計算し、この値を画像符
号化手段1に伝送する。
【0006】送信すべき情報である原画像は、画像符号
化手段1によりこの量子化ステップ値を用いて画像デー
タに符号化される。
【0007】圧縮画像データは、フレーム構成手段2に
より、一定長のフレームごとに分割され、誤り検査ビッ
トが計算され、そのフレームに付加される。そして、そ
れぞれ番号が付与された後、送信バッファ3に蓄積され
る。送信バッファ3は、受信側からの再送要求が受信さ
れない限り、順次、圧縮画像データを通信路に送信す
る。受信側から再送要求があった場合の動作については
後述する。
【0008】送信器100で圧縮された圧縮画像データ
は、通信路300を通して受信器200に伝送され、受
信器200は、通信路300から受信した番号が付与さ
れた圧縮画像データに対し、通信路誤り検出手段8によ
り、フレーム単位で通信路誤り検出を行う。誤りが検出
されなかった場合はそのフレームの受信を確認する通知
として受信確認信号が通信路に送信され、送信側に伝送
される。誤りが検出された場合は、この番号は再送要求
信号として通信路に送信され、送信側に伝送される。
【0009】送信側は、受信側から受信確認信号を受け
取った場合は、送信バッファ内の該当するフレームは廃
棄し、新規フレームを蓄積するために空きエリアとして
確保する。また、受信側から再送要求があった場合に
は、新規の圧縮画像データを通信路に送信する代わり
に、再送要求内に含まれる番号で指定された送信バッフ
ァ3内のフレームを通信路に送信する。
【0010】受信側は通信路から受信した番号が付与さ
れた圧縮画像データを一定長毎に受信バッファ9に蓄積
する。受信バッファ9に画像復号化手段10で復号可能
な長さの圧縮画像データが蓄積された時点で、圧縮画像
データを画像復号化手段10に出力する。画像復号化手
段10は、受信した圧縮画像データから再生画像を出力
する。 再生画像は、受信器200から出力されると同
時に、受信バッファ9に蓄積されている圧縮画像データ
は廃棄され、新規データを蓄積するために空きエリアと
して確保される。
【0011】この従来方式におけるARQを用いると、
誤り検出符号を用いてフレームを再送信して通信路誤り
を改善し、受信側で劣化のない画像が得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
の技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0013】従来のARQを用いたデータ通信再送装置
では、本来のデータであるフレームごとに分割された圧
縮画像データの量は事前に入力された定数である目標伝
送速度以下になるように量子化ステップ制御装置4と符
号化間隔制御装置5により制御されており、通信路に誤
りが生じた場合、ARQを行っているために瞬時的に伝
送速度が低下し、画像フレームの到着遅延が生じ、画面
がフリーズするなど画像通信品質が著しく劣化するとい
う問題があった。
【0014】本発明の目的は、ARQを用いることによ
る瞬時的な伝送速度の低下が生じる場合において、受信
側での画像フレームの遅延時間を抑制することが可能な
技術を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、画像送信手段に通信
路の伝送速度を入力しておく必要がない技術を提供する
ことにある。
【0016】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0018】(1)通信路誤りの発生する双方向通信系
を用いて符号化された画像を伝送する場合、受信された
データに誤りが存在するとき、その誤りを受信側で検出
し、送信側に誤りが検出されたデータの再送を要求する
データ通信再送装置において、送信側は、原画像を与え
られた量子化ステップを用いて符号化し、符号化された
画像データを出力する画像符号化手段と、前記画像デー
タを所定のビット数ごとに区分けし、区分けされた前記
画像データから誤り検査ビットを計算し、該誤り検査ビ
ットを前記画像データに付加して送信フレームを構成す
るフレーム構成手段と、前記送信フレームを蓄積する送
信バッファと、送信バッファに蓄えられたフレームの数
を計算するフレーム数カウンタと、該フレーム数カウン
タから入力される前記フレーム数から量子化ステップ値
を計算し、該量子化ステップ値を前記画像符号化手段に
出力する量子化ステップ制御装置を備え、受信側は、通
信路から入力される前記送信フレームを受信フレームと
して受信し、前記受信フレームに付加されている前記誤
り検査ビットを用いて前記受信フレームのビット誤り検
出を行い、誤りが検出された場合には送信側に再送要求
信号を、誤りが検出されなければ受信確認信号を送信側
に送出する通信路誤り検出手段と、前記受信フレームか
ら前記画像データを構成し、蓄積する受信バッファと、
符号化された前記画像データから画像を復号し出力する
画像復号化手段を備えたものである。
【0019】すなわち、前記(1)の手段は、ARQを
用いて通信路誤りの生じる双方向通信系を用いたディジ
タル圧縮符号化された画像を伝送する場合において、画
像送信側で画像受信側からの到達確認が送られていない
データを記憶しておく送信バッファの送信データフレー
ム数を調べ、その数から量子化ステップを計算し、画像
符号化手段の発生符号量を制御するものである。
【0020】従来技術とは、画像符号化手段の量子化ス
テップの制御の基準として送信バッファに存在するフレ
ームの数を用いるところが異なる。
【0021】この(1)の手段によれば、送信側では、
画像フレームの到着時間が類推可能である送信バッファ
のフレーム数を用いて量子化ステップを制御するので、
ARQを用いることによる瞬時的な伝送速度の低下が生
じる場合において、受信側での画像フレームの遅延時間
を抑制することができる。
【0022】(2)前記(1)のデータ通信再送装置に
おいて、前記送信側の画像符号化手段では、画像フレー
ムをブロックに分割し、前記量子化ステップ制御装置で
は前記ブロック毎に対応した量子化ステップを計算し、
該量子化ステップ値を前記画像符号化手段に入力するも
のである。すなわち、画像フレームをブロックに細分
し、前記(1)の量子化ステップの制御をブロック単位
で行うものである。
【0023】この(2)の手段によれば、より細かい単
位で制御するので、通信路の瞬時的な変動により追従し
て遅延時間を抑制することができる。
【0024】(3)前記(1)のデータ通信再送装置に
おいて、送信側は、原画像を与えられた画像符号化間隔
に従って符号化し、符号化された画像データを出力する
画像符号化手段と、送信側の前記量子化ステップ制御装
置に代えて、フレーム数カウンタから入力されるフレー
ム数から画像符号化間隔を計算し、該画像符号化間隔を
前記画像符号化手段に出力する画像符号化間隔制御装置
を備えたものである。
【0025】この(3)の手段によれば、画像フレーム
の到着時間が類推可能である送信バッファのフレーム数
を用いて符号化間隔を制御するので、ARQを用いるこ
とによる瞬時的な伝送速度の低下が生じる場合におい
て、受信側での画像フレームの遅延時間を抑制すること
ができる。
【0026】(4)前記(1)のデータ通信再送装置に
おいて、前記フレーム数カウンタから入力されるフレー
ム数から画像符号化間隔を計算し、該画像符号化間隔を
前記画像符号化手段に出力する画像符号化間隔制御装置
を備え、前記画像符号化手段は、原画像を前記画像符号
化間隔で前記量子化ステップを用いて符号化し、符号化
された画像データを出力するものである。
【0027】この(4)の手段によれば、送信データフ
レーム数から量子化ステップと画像符号化間隔を計算
し、画像符号化手段の発生符号量を抑制することによ
り、画像フレームの到着時間が類推可能である送信バッ
ファのフレーム数を用いて量子化ステップと符号化間隔
を制御するので、ARQを用いることによる瞬時的な伝
送速度の低下が生じる場合において、受信側での画像フ
レームの遅延時間を抑制することができる。
【0028】(5)通信路誤りの発生する双方向通信系
を用いて符号化された画像を伝送する場合、受信された
データに誤りが存在するとき、その誤りを受信側で検出
し、送信側に誤りが検出されたデータの再送を要求する
データ通信再送装置において、送信側は、原画像を与え
られた量子化ステップを用いて符号化し、符号化された
画像データを出力し、現在符号化している画像フレーム
の番号を量子化ステップ制御装置に入力する画像符号化
手段と、前記画像データを所定のビット数ごとに区分け
し、区分けされた前記画像データから誤り検査ビットを
計算し、該誤り検査ビットを前記画像データに付加して
送信フレームを構成するフレーム構成手段と、前記送信
フレームを蓄積する送信バッファと、前記送信バッファ
に存在するフレームが含む画像フレームの番号を記録
し、前記送信バッファから入力される前記送信フレーム
が属する画像フレーム番号のなかで最も古く前記送信バ
ッファに入力された画像フレームの番号を前記量子化ス
テップ制御装置に入力する画像フレーム管理メモリと、
該画像フレーム管理メモリと前記画像符号化手段から入
力される画像フレームの番号から量子化ステップ値を計
算し、該量子化ステップ値を画像符号化手段に入力する
量子化ステップ制御装置を備え、受信側は、通信路から
入力される前記送信フレームを受信フレームとして受信
し、前記受信フレームに付加されている前記誤り検査ビ
ットを用いて前記受信フレームのビット誤り検出を行
い、誤りが検出された場合には送信側に再送要求信号
を、誤りが検出されなければ受信確認信号を送信側に送
出する誤り検出手段と、前記受信フレームから前記画像
データを構成し、蓄積する受信バッファと、符号化され
た前記画像データから画像を復号し出力する画像復号化
手段を備えたものである。
【0029】この(5)の手段によれば、受信側に到着
確認がとれている画像フレームの遅延時間に対応した画
像フレームの差から量子化ステップを制御するので、A
RQを用いることによる瞬時的な伝送速度の低下が生じ
る場合において、受信側での画像フレームの遅延時間を
抑制することができる。
【0030】(6)前記(5)のデータ通信再送装置に
おいて、前記送信側の画像符号化手段では、画像フレー
ムをブロックに分割し、前記量子化ステップ制御装置で
は前記ブロック毎に対応した量子化ステップを計算し、
該量子化ステップ値を前記画像符号化手段に入力するも
のである。
【0031】この(6)の手段によれば、画像フレーム
をブロックに細分し、量子化ステップの制御をブロック
単位で行うことにより、より細かい単位で制御するの
で、通信路の瞬時的な変動により追従して遅延時間を抑
制することができる。
【0032】(7)前記(5)のデータ通信再送装置に
おいて、前記送信側は、原画像を与えられた画像符号化
間隔に従って符号化し、符号化された画像データを出力
する画像符号化手段と、送信側の前記量子化ステップ制
御装置に代えて、入力された値から画像符号化間隔を計
算し、該画像符号化間隔を前記画像符号化手段に出力す
る画像符号化間隔制御装置を備えたものである。
【0033】この(7)の手段によれば、受信側に到着
確認がとれている画像フレームの遅延時間に対応した画
像フレームの差を用いて符号化間隔を制御するので、A
RQを用いることによる瞬時的な伝送速度の低下が生じ
る場合において、受信側での画像フレームの遅延時間を
抑制することができる。
【0034】(8)前記(5)のデータ通信再送装置に
おいて、前記画像フレーム管理メモリと前記画像符号化
手段から入力される画像フレームの番号から画像符号化
間隔を計算し、該画像符号化間隔を前記画像符号化手段
に出力する画像符号化間隔制御装置を備え、前記画像符
号化手段は、原画像を前記画像符号化間隔で前記量子化
ステップを用いて、符号化し、符号化された画像データ
を出力することができる。
【0035】この(8)の手段によれば、送信バッファ
の送信データフレームが含む画像フレームの送信順につ
けられた番号と現在符号化している画像フレームの番号
との差をとり、この差を画像フレームの送信バッファで
の残留時間とみなし、この差から量子化ステップと画像
符号化間隔を計算し、画像符号化手段の発生符号量を制
御することにより、受信側に到着確認がとれている画像
フレームの遅延時間に対応した画像フレームの差を用い
て量子化ステップと符号化間隔を制御するので、ARQ
を用いることによる瞬時的な伝送速度の低下が生じる場
合において、受信側での画像フレームの遅延時間を抑制
することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態(実施例)を詳細に説明する。
【0037】なお、実施形態(実施例)を説明するため
の全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0038】(実施形態1)図1は本発明の実施形態
(実施例)1のARQデータ通信再送装置の概略構成を
示すブロック構成図であり、100は送信器(送信
側)、200は受信器(受信側)、1は画像符号化手
段、2はフレーム構成手段、3は送信バッファ、4は量
子化ステップ制御装置、6はフレーム数カウンタ、8は
通信路誤り検出手段、9は受信バッファ、10は画像復
号化手段である。これらの各手段は公知のものを用い
る。
【0039】図1に示すように、本実施形態(実施例)
1のARQデータ通信再送装置の送信器100は、画像
符号化手段1、フレーム構成手段2、送信バッファ3、
量子化ステップ制御装置4及びフレーム数カウンタ6で
構成され、受信器200は、通信路誤り検出手段8、受
信バッファ9及び画像復号化手段10で構成される。
【0040】送信器100と受信器200は、双方向の
通信を可能とする通信路で接続される。この通信路は、
信号伝送中に伝送誤りを発生する可能性がある。
【0041】送信すべき情報である原画像は、画像符号
化手段1により画像データに符号化される。このとき、
入力された画像フレームの内容により符号化による圧縮
度が異なるが、量子化ステップを増減することにより発
生符号量を調節することができる。
【0042】量子化ステップの値を大きくすると、画像
情報は粗く量子化されるので、受信器200の再生画像
の品質は、量子化雑音のために劣化するが、その代償と
して発生符号量を減少させることができる。反対に量子
化ステップの値を大きくすると、画像情報は細かく量子
化され、再生画像の品質は向上するが、発生符号量は増
加することになる。この量子化ステップの値は、後述す
る量子化ステップ制御装置からの信号を1画面符号化す
るごとに受け付けて変化させる。
【0043】圧縮画像データは、フレーム構成手段2に
より、一定長のフレームごとに分割され、誤り検査ビッ
トが計算され、そのフレームに付加される。そして送信
バッファ3に蓄積される。送信バッファ3では、1フレ
ーム蓄積されるごとにフレーム数を計測するフレーム数
カウンタの値を1増加させ、この値を送信バッファ3に
残留しているフレーム数として量子化ステップ制御装置
4に入力する。
【0044】送信バッファ3は、受信器200側からの
再送要求が受信されない限り、順次、圧縮画像データを
通信路に送信する。受信器200側から再送要求があっ
た場合の動作については後述する。
【0045】通信路は送信器100側から送信された圧
縮画像データを受信器200側に伝送する。
【0046】受信器200側は、通信路から受信した圧
縮画像データに対し、通信路誤り検出手段8により、フ
レーム単位で誤り検出を行う。誤りが検出されなかった
場合は、そのフレームの受信を確認する通知として受信
確認信号が通信路に送信され、送信側に伝送される。誤
りが検出された場合は、再送要求信号が通信路に送信さ
れ、送信側に伝送される。そして、通信路誤り検出手段
8により誤りが検出されなかったフレームを受信フレー
ムとして一定長毎に受信バッファに蓄積する。
【0047】受信バッファに1画像分の圧縮画像データ
を構成する受信フレームが蓄積された時点で、これを圧
縮画像データとして、画像復号化手段10に出力する。
画像復号化手段10は、この圧縮画像データから再生画
像を出力し、それと同時に、受信バッファ9に蓄積され
ている圧縮画像データは廃棄され、新規データを蓄積す
るために空きエリアとして確保される。
【0048】送信器100側は、受信器200側から受
信確認信号を受け取った場合は、送信バッファ3内の該
当するフレームは廃棄し、新規フレームを蓄積するため
に空きエリアとして確保する。そして、前述のフレーム
数のカウンタの値を1減少させ、この値を量子化ステッ
プ制御装置4に入力する。また、受信側から再送要求が
あった場合には、新規の圧縮画像データを通信路に送信
する代わりに、再送要求された送信バッファ3内のフレ
ームを通信路に送信する。
【0049】送信器100側の量子化ステップ制御装置
4では、フレーム数カウンタ6から入力されるフレーム
数fから、任意の関数g(x)を用いてn画面目の量子化
ステップ値Qs(n)を計算し、その値を要求信号として
画像符号化手段に伝送する。この計算方法を以下に示
す。
【0050】
【数1】 Qs(n)=Qs(n−1)+g(f) (1) ただし、 Qs(n)>Qupperのとき、Qs=Qupper Qs(n)<Qlowerのとき、Qs=Qlower Qupper、Qlowerはそれぞれ、画像符号化手段での量子
化ステップの最大値、最小値である。また、g(x)の例
を図7に示す。
【0051】(実施形態2)図2は本発明の実施形態
(実施例)2のARQデータ通信再送装置の概略構成を
示すブロック構成図である。図2に示すように、本実施
形態(実施例)2のARQデータ通信再送装置の送信器
100は、画像符号化手段1、フレーム構成手段2、送
信バッファ3、量子化ステップ制御装置4及び画像フレ
ーム管理メモリ7で構成され、受信器200は、通信路
誤り検出手段8、受信バッファ9及び画像復号化手段1
0で構成される。
【0052】送信器100側と受信器200側は、双方
向の通信を可能とする通信路で接続される。この通信路
は、信号伝送中に伝送誤りを発生する可能性がある。
【0053】送信すべき情報である原画像は、画像符号
化手段1により画像データに符号化され、同時にその画
像フレームが符号化された順番に番号を付加し、1画像
フレーム分符号化が終了するごとに量子化ステップ制御
装置4にその画像フレームの番号を入力する。このと
き、入力された画像フレームの内容により符号化による
圧縮度が異なるが、量子化ステップを増減することによ
り発生符号量を調節することができる。量子化ステップ
の値を大きくすると、画像情報は粗く量子化されるの
で、受信器200側の再生画像の品質は、量子化雑音の
ために劣化するが、その代償として発生符号量を減少さ
せることができる。反対に量子化ステップの値を大きく
すると、画像情報は細かく量子化され、再生画像の品質
は向上するが、発生符号量は増加することになる。この
量子化ステップの値は、後述する量子化ステップ制御装
置4からの要求信号を受け付けて変化させる。
【0054】圧縮画像データは、フレーム構成手段2に
より、一定長のフレームごとに分割され、誤り検査ビッ
トが計算され、そのフレームに付加され、送信バッファ
3に蓄積される。同時にこの送信バッファ3に入力され
たフレームが何番目の画像フレームの情報を含んでいる
かを表す番号を画像フレーム番号管理メモリ7に伝送す
る。また、この画像フレーム管理メモリ7に記録されて
いる番号の内で最も以前に送信バッファ3に入力された
画像フレームの番号を量子化ステップ制御装置4に入力
する。
【0055】送信バッファ3は、受信側からの再送要求
が受信されない限り、順次、圧縮画像データを通信路に
送信する。受信側から再送要求があった場合の動作につ
いては後述する。
【0056】通信路は送信側から送信された圧縮画像デ
ータを受信側に伝送する。
【0057】受信側は、通信路から受信した圧縮画像デ
ータに対し、通信路誤り検出手段8により、フレーム単
位で誤り検出を行う。誤りが検出されなかった場合はそ
のフレームの受信を確認する通知として受信確認信号が
通信路に送信され、送信側に伝送される。誤りが検出さ
れた場合は再送要求信号が通信路に送信され、送信側に
伝送される。そして、通信路誤り検出手段8により誤り
が検出されなかったフレームを受信フレームとして一定
長毎に受信バッファ9に蓄積する。
【0058】受信バッファ9に1画像分の圧縮画像デー
タを構成する受信フレームが蓄積された時点で、これを
圧縮画像データとして、画像復号化手段10に出力す
る。画像復号化手段10は、この圧縮画像データから再
生画像を出力し、それと同時に、受信バッファ9に蓄積
されている圧縮画像データは廃棄され、新規データを蓄
積するために空きエリアとして確保される。
【0059】送信器100側は、受信器200側から受
信確認信号を受け取った場合は、送信バッファ3内の該
当するフレームは廃棄し、新規フレームを蓄積するため
に空きエリアとして確保する。そして、前述の画像フレ
ーム番号管理メモリ7から廃棄されたフレームの含む画
像フレームの番号を削除し、画像フレーム番号管理メモ
リ7は最も以前に送信バッファ3に入力された番号を検
索し、その番号を量子化ステップ制御装置4に入力す
る。
【0060】また、受信器200側から再送要求があっ
た場合には、新規の圧縮画像データを通信路に送信する
代わりに、再送要求された送信バッファ3内のフレーム
を通信路に送信する。
【0061】送信器100側の量子化ステップ制御装置
4では、まず、画像フレーム管理メモリ7から入力され
る画像フレーム番号f1と画像符号化手段1から入力さ
れる画像フレーム番号f2の差をとり、この値から任意
の関数g(x)を用いてn番目の量子化ステップ値Qs
(n)を計算し、その値を要求信号として画像符号化手
段に伝送する。この計算方法を以下に示す。
【0062】
【数2】 Qs(n)=Qs(n−1)+g(f2−f1) (2) ただし、 Qs(n)>Qupperのとき、Qs=Qupper Qs(n)<Qlowerのとき、Qs=Qlower Qupper、Qlowerはそれぞれ、画像符号化手段での量子
化ステップの最大値、最小値である。また、g(x)の例
を図7に示す。
【0063】(実施形態3)本発明の実施形態3のAR
Qデータ通信再送装置の概略構成の送信器100及び受
信器200の構成は前記実施形態1と同一である(図
1)。
【0064】本実施形態3のARQデータ通信再送装置
において、送信すべき情報である原画像は、ブロック分
割され、画像符号化手段1により1ブロックごとに画像
データに符号化される。このとき、入力された画像フレ
ームの内容により符号化による圧縮度が異なるが、量子
化ステップを増減することにより発生符号量をブロック
単位で調節することができる。
【0065】量子化ステップの値を大きくすると、画像
情報は粗く量子化されるので受信側の再生画像の品質は
量子化雑音のために劣化するが、その代償として発生符
号量を減少させることができる。反対に量子化ステップ
の値を大きくすると、画像情報は細かく量子化され、再
生画像の品質は向上するが、発生符号量は増加すること
になる。この量子化ステップの値は、ブロックごとに、
後述する量子化ステップ制御装置からの要求信号を受け
付けて変化させる。
【0066】送信側の量子化ステップ制御装置では、フ
レーム数カウンタ6から入力されるフレーム数fから、
任意の関数g(x)を用いてnブロック目の量子化ステッ
プ値Qs(n)を計算し、その値を要求信号として画像1
ブロックの符号化が行われるごとに画像符号化手段1に
伝送する。この計算方法は前記実施形態1と同一であ
る。
【0067】(実施形態4)本発明の実施形態4のAR
Qデータ通信再送装置の概略構成の送信器100及び受
信器200の構成は前記実施形態1と同一である(図
1)。
【0068】本実施形態4のARQデータ通信再送装置
において、送信すべき情報である原画像は、ブロック分
割され、画像符号化手段1により1ブロックごとに画像
データに符号化される。このとき、入力された画像フレ
ームの内容により符号化による圧縮度が異なるが、量子
化ステップを増減することにより発生符号量をブロック
単位で調節することができる。
【0069】量子化ステップの値を大きくすると、画像
情報は粗く量子化されるので受信側の再生画像の品質は
量子化雑音のために劣化するが、その代償として発生符
号量を減少させることができる。反対に量子化ステップ
の値を大きくすると、画像情報は細かく量子化され、再
生画像の品質は向上するが、発生符号量は増加すること
になる。この量子化ステップの値は、ブロックごとに、
後述する量子化ステップ制御装置4からの要求信号を受
け付けて変化させる。
【0070】送信器100側の量子化ステップ制御装置
4では、まず、画像フレーム管理メモリ7から入力され
る画像フレーム番号f1と画像符号化手段1から入力さ
れる画像フレーム番号f2の差をとり、この値から任意
の関数g(x)を用いてn番目の量子化ステップ値Qs
(n)を計算し、その値を要求信号として画像符号化手段
1に伝送する。この計算方法は前記実施形態2と同一で
ある。
【0071】(実施形態5)図3は本発明の実施形態
(実施例)5のARQデータ通信再送装置の送信器の概
略構成を示すブロック構成図である。本実施形態(実施
例)5のARQデータ通信再送装置の送信器100は、
画像符号化手段1、フレーム構成手段2、送信バッファ
3、画像符号化間隔制御装置5及びフレーム数カウンタ
6で構成される。受信器200側の構成は前記実施形態
1と同一である(図1)。通信路の状況は前記実施形態
1と同一である。
【0072】本実施形態5のARQデータ通信再送装置
において、送信すべき情報である原画像は、画像符号化
手段1により画像データに符号化される。このとき、入
力する画像フレームの時間間隔を変化させることができ
る。
【0073】フレーム構成手段2の動作は前記実施形態
1と同一である。送信バッファ3では、1フレーム蓄積
されるごとにフレーム数を計測するフレーム数カウンタ
の値を1増加させ、この値を送信バッファ3に残留して
いるフレーム数として画像符号化間隔制御装置5に入力
する。その他の送信バッファ3の動作は前記実施形態1
と同一である。
【0074】受信器200側の動作は前記実施形態1と
同一である。送信器100側は、受信器200側から受
信確認信号を受け取った場合は、送信バッファ3内の該
当するフレームは廃棄し、新規フレームを蓄積するため
に空きエリアとして確保する。そして、前述のフレーム
数のカウンタの値を1減少させ、この値を画像符号化間
隔制御装置5に入力する。また、受信器200側から再
送要求があった場合には、新規の圧縮画像データを通信
路300に送信する代わりに、再送要求された送信バッ
ファ3内のフレームを通信路300に送信する。
【0075】送信器100の画像符号化間隔制御装置5
では、フレーム数カウンタ6から入力されるフレーム数
から、任意の関数を用いて画像符号化間隔を計算し、そ
の値を画像1フレームの符号化が行われるごとに画像符
号化手段1に伝送する。
【0076】画像符号化手段1では、画像符号化間隔制
御装置5から入力される画像符号化間隔に従って入力画
像を取り込み、画像符号化間隔制御装置5では、フレー
ム数カウンタ6から入力されるフレーム数fから、任意
の関数h(x)を用いてn番目の画像符号化間隔R(n)を
計算し、その値を要求信号として画像符号化手段に伝送
する。この計算方法を以下に示す。
【0077】
【数3】R(n)=h(f) (3) ただし、 R(n)>Rupperのとき、R(n)=Rupper R(n)<Rlowerのとき、R(n)=Rlower Rupper、Rlowerはそれぞれ、画像符号化手段での画像
符号化間隔の最大値、最小値である。また、h(x)の例
を図8に示す。
【0078】(実施形態6)図4は本発明の実施形態
(実施例)6のARQデータ通信再送装置の送信器の概
略構成を示すブロック構成図である。本実施形態(実施
例)6のARQデータ通信再送装置の送信器100は、
画像符号化手段1、フレーム構成手段2、送信バッファ
3、画像符号化間隔制御装置5及び画像フレーム管理メ
モリ7で構成される。受信器200側の構成は前記実施
形態2と同一である(図2)。通信路の状況は前記実施
形態2と同一である。
【0079】本実施形態6のARQデータ通信再送装置
において、送信すべき情報である原画像は、画像符号化
手段1により画像データに符号化され、同時にその画像
フレームが符号化された順番に番号を付加し、1画像フ
レーム分符号化が終了するごとに画像符号化間隔制御装
置5にその画像フレームの番号を入力する。このとき、
入力する画像フレームの時間間隔を変化させることがで
きる。
【0080】フレーム構成手段2の動作は前記実施形態
2と同一である。同時にこの送信バッファ3に入力され
たフレームが何番目の画像フレームの情報を含んでいる
かを表す番号を画像フレーム番号管理メモリ7に伝送す
る。また、この画像フレーム管理メモリ7に記録されて
いる番号の内で最も以前に送信バッファ3に入力された
画像フレームの番号を画像符号化間隔制御装置5に入力
する。その他の送信バッファの動作は前記実施形態2と
同一である。受信器200側の動作は前記実施形態2と
同一である。
【0081】送信器100側は、受信器200側から受
信確認信号を受け取った場合は、送信バッファ3内の該
当するフレームは廃棄し、新規フレームを蓄積するため
に空きエリアとして確保する。そして、前述の画像フレ
ーム番号管理メモリ7から廃棄されたフレームの含む画
像フレームの番号を削除し、画像フレーム番号管理メモ
リ7は最も以前に送信バッファ3に入力された番号を検
索し、その番号を画像符号化間隔制御装置5に入力す
る。また、受信器200側から再送要求があった場合に
は、新規の圧縮画像データを通信路に送信する代わり
に、再送要求された送信バッファ3内のフレームを通信
路300に送信する。
【0082】送信器100側の画像符号化間隔制御装置
5では、まず、画像フレーム管理メモリ7から入力され
る画像フレーム番号と画像符号化手段1から入力される
画像フレーム番号の差をとり、この値から任意の関数を
用いて画像符号化の間隔を計算し、その値を画像符号化
手段1に伝送する。
【0083】画像符号化手段1では、画像符号化間隔制
御装置5から入力される画像符号化間隔に従って入力画
像を取り込み、画像符号化を行う。
【0084】送信器100側の画像符号化間隔制御装置
5では、まず、画像フレーム管理メモリ7から入力され
る画像フレーム番号f1と画像符号化手段1から入力さ
れる画像フレーム番号f2の差をとり、この値から任意
の関数h(x)を用いてn番目の画像符号化間隔R(n)を
計算し、その値を要求信号として画像符号化手段1に伝
送する。この計算方法を以下に示す。
【0085】
【数4】R(n)=h(f2−f1) (4) ただし、 R(n)>Rupperのとき、R(n)=Rupper R(n)<Rlowerのとき、R(n)=Rlower Rupper、Rlowerはそれぞれ、画像符号化手段での画像
符号化間隔の最大値、最小値である。または、h(x)の
例を図8に示す。
【0086】(実施形態7)図5は本発明の実施形態
(実施例)7のARQデータ通信再送装置の送信器の概
略構成を示すブロック構成図である。本実施形態(実施
例)7のARQデータ通信再送装置の送信器100は、
画像符号化手段1、フレーム構成手段2、送信バッファ
3、量子化ステップ制御装置4、画像符号化間隔制御装
置5及びフレーム数カウンタ6からなる。受信器200
側の構成は前記実施形態1と同一である(図1)。通信
路の状況は前記実施形態1と同一である。
【0087】本実施形態7のARQデータ通信再送装置
において、送信器100、受信器200の動作は前記実
施形態1と同一であるが、画像符号化手段1では、画像
符号化間隔制御装置5から入力される画像符号化間隔を
用いて画像符号化の間隔を制御することができる。
【0088】送信器100側の量子化ステップ制御装置
5では、フレーム数カウンタ6から入力されるフレーム
数から、任意の関数を用いて量子化ステップ値を計算
し、その値を要求信号として画像符号化手段1に伝送す
る。この関数の例は前記実施形態1と同一である。
【0089】送信器100側の画像符号化間隔制御装置
5では、フレーム数カウンタ6から入力されるフレーム
数から、任意の関数を用いて画像符号化間隔を計算し、
その値を画像1フレームの符号化が行われるごとに画像
符号化手段1に伝送する。この関数の例は前記実施形態
5と同一である。
【0090】画像符号化手段1では、画像符号化間隔制
御装置5から入力される画像符号化間隔に従って入力画
像を取り込み、画像符号化を行う。
【0091】(実施形態8)図6は本発明の実施形態
(実施例)8のARQデータ通信再送装置の送信器の概
略構成を示すブロック構成図である。本実施形態(実施
例)8のARQデータ通信再送装置の送信器100は、
画像符号化手段1、フレーム構成手段2、送信バッファ
3、量子化ステップ制御装置4、画像符号化間隔制御装
置5及び画像フレーム管理メモリ7で構成される。受信
器200側の構成は前記実施形態2と同一である(図
2)。
【0092】本実施形態8のARQデータ通信再送装置
において、送信器100及び受信器200の動作は前記
実施形態2と同一であるが、画像符号化手段1では、画
像符号化間隔制御装置5から入力される画像符号化間隔
を用いて画像符号化の間隔を制御することができる。
【0093】送信器100側の量子化ステップ制御装置
4では、画像符号化間隔メモリ7と画像符号化手段1か
ら入力されるフレーム番号の差から、任意の関数を用い
て量子化ステップ値を計算し、その値を要求信号として
画像符号化手段に伝送する。この関数の例は前記実施形
態2と同一である。
【0094】送信器100側の画像符号化間隔制御装置
5では、まず、画像フレーム管理メモリ7から入力され
る画像フレーム番号と画像符号化手段1から入力される
画像フレーム番号の差をとり、この値から任意の関数を
用いて画像符号化の間隔を計算し、その値を画像符号化
手段1に伝送する。この関数の例は前記実施形態6と同
一である。
【0095】画像符号化手段1では、画像符号化間隔制
御装置5から入力される画像符号化間隔に従って入力画
像を取り込み、画像符号化を行う。
【0096】(計算機シミュレーション結果)ここで、
前記実施形態1及び実施形態2を用いて行った計算機シ
ミュレーションの結果について示す。計算機シミュレー
ションの諸元を表1に示す。
【0097】
【表1】
【0098】前記計算機シミュレーションの結果は、す
べて画像を20回伝送した場合の平均値である。横軸に
通信路のCNR(Carrier to Noise Ratio)、縦軸
に最大遅延時間と再生画像のSNR(Signal to Nois
e Ratio)をとったものを図9に示す。最大遅延時間と
は、一定のフレーム数を伝送し、画像フレームが画像符
号化手段1に入力された時間とそのフレームのデータが
すべて誤りなく画像復号化手段10に入力された時間の
差の最大値である。
【0099】通信路の状態が良い場合(CNR=40d
B)、両者の再生画像のSNRと最大遅延時間はほぼ同
一の値である。通信路の状況が悪くなると、従来技術で
は再生画像のSNRは一定に保たれるが、最大遅延時間
は増大する。それに対し、実施形態1と実施形態2は最
大遅延時間の増大を防止している。
【0100】以上、本発明を前記実施形態(実施例)に
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
【0101】
【発明の効果】本願において開示されている発明のうち
代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおり
である。
【0102】(1)送信側では、画像フレームの到着時
間が類推可能である送信バッファのフレーム数を用いて
量子化ステップを制御するので、ARQを用いることに
よる瞬時的な伝送速度の低下が生じる場合において、受
信側での画像フレームの遅延時間を抑制することができ
る。
【0103】(2)より細かい単位で制御するので、通
信路の瞬時的な変動により追従し、受信側での画像フレ
ームの遅延時間を抑制することができる。
【0104】(3)受信側に到着確認がとれている画像
フレームの遅延時間に対応した画像フレームの差から量
子化ステップを制御するので、ARQを用いることによ
る瞬時的な伝送速度の低下が生じる場合において、受信
側での画像フレームの遅延時間を抑制することができ
る。
【0105】(4)受信側に到着確認がとれている画像
フレームの遅延時間に対応した画像フレームの差を用い
て符号化間隔を制御するので、ARQを用いることによ
る瞬時的な伝送速度の低下が生じる場合において、受信
側での画像フレームの遅延時間を抑制することができ
る。
【0106】(5)受信側に到着確認がとれている画像
フレームの遅延時間に対応した画像フレームの差を用い
て量子化ステップと符号化間隔を制御するので、ARQ
を用いることによる瞬時的な伝送速度の低下が生じる場
合において、受信側での画像フレームの遅延時間を抑制
することができる。
【0107】すなわち、本発明のデータ通信再送装置に
よれば、受信側への画像フレームの到達時間に対応した
制御変数により送信側で発生符号量を制御するので、再
送制御を行うことにより生じる画像フレームの到着遅延
時間を抑制することができる。また、従来の技術のよう
に画像送信手段に通信路の伝送速度を入力しておく必要
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(実施例)1のARQデータ
通信再送装置の概略構成を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の実施形態(実施例)2のARQデータ
通信再送装置の概略構成を示すブロック構成図である。
【図3】本発明の実施形態(実施例)5のARQデータ
通信再送装置の送信器の概略構成を示すブロック構成図
である。
【図4】本発明の実施形態(実施例)6のARQデータ
通信再送装置の送信器の概略構成を示すブロック構成図
である。
【図5】本発明の実施形態(実施例)7のARQデータ
通信再送装置の送信器の概略構成を示すブロック構成図
である。
【図6】本発明の実施形態(実施例)8のARQデータ
通信再送装置の送信器の概略構成を示すブロック構成図
である。
【図7】本発明の実施形態における量子化ステップの制
御に用いる関数の例を説明するための図である。
【図8】本発明の実施形態における画像符号化間隔の制
御に用いる関数の例を説明するための図である。
【図9】本発明の実施形態1及び5における最大遅延時
間の改善効果を示した図である。
【図10】従来データ通信再送装置の問題点を説明する
ための図である。
【符号の説明】
100…送信器、200…受信器、1…画像符号化手
段、2…フレーム構成手段、3…送信バッファ、4…量
子化ステップ制御装置、5…画像符号化間隔制御装置、
6…フレーム数カウンタ、7…画像フレーム管理メモ
リ、8…通信路誤り検出手段、9…受信バッファ、10
…画像復号化手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信路誤りの発生する双方向通信系を用
    いて符号化された画像を伝送する場合、受信されたデー
    タに誤りが存在するとき、その誤りを受信側で検出し、
    送信側に誤りが検出されたデータの再送を要求するデー
    タ通信再送装置において、 送信側は、原画像を与えられた量子化ステップを用いて
    符号化し、符号化された画像データを出力する画像符号
    化手段と、前記画像データを所定のビット数ごとに区分
    けし、区分けされた前記画像データから誤り検査ビット
    を計算し、該誤り検査ビットを前記画像データに付加し
    て送信フレームを構成するフレーム構成手段と、前記送
    信フレームを蓄積する送信バッファと、該送信バッファ
    に蓄えられたフレームの数を計算するフレーム数カウン
    タと、該フレーム数カウンタから入力される前記フレー
    ム数から量子化ステップ値を計算し、該量子化ステップ
    値を前記画像符号化手段に出力する量子化ステップ制御
    装置を備え、 受信側は、通信路から入力される前記送信フレームを受
    信フレームとして受信し、前記受信フレームに付加され
    ている前記誤り検査ビットを用いて前記受信フレームの
    ビット誤り検出を行い、誤りが検出された場合には送信
    側に再送要求信号を、誤りが検出されなければ受信確認
    信号を送信側に送出する通信路誤り検出手段と、前記受
    信フレームから前記画像データを構成し、蓄積する受信
    バッファと、符号化された前記画像データから画像を復
    号し出力する画像復号化手段を備えることを特徴とする
    データ通信再送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ通信再送装置に
    おいて、 前記送信側の画像符号化手段では、画像フレームをブロ
    ックに分割し、前記量子化ステップ制御装置では前記ブ
    ロック毎に対応した量子化ステップを計算し、該量子化
    ステップ値を前記画像符号化手段に入力することを特徴
    とするデータ通信再送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ通信再送装置に
    おいて、 送信側は、原画像を与えられた画像符号化間隔に従って
    符号化し、符号化された画像データを出力する画像符号
    化手段と、フレーム数カウンタから入力されるフレーム
    数から画像符号化間隔を計算し、該画像符号化間隔を前
    記画像符号化手段に出力する画像符号化間隔制御装置を
    備えることを特徴とするデータ通信再送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータ通信再送装置に
    おいて、 前記フレーム数カウンタから入力されるフレーム数から
    画像符号化間隔を計算し、該画像符号化間隔を前記画像
    符号化手段に出力する画像符号化間隔制御装置を備え、
    前記画像符号化手段は、原画像を前記画像符号化間隔で
    前記量子化ステップを用いて符号化し、符号化された画
    像データを出力することを特徴とするデータ通信再送装
    置。
  5. 【請求項5】 通信路誤りの発生する双方向通信系を用
    いて符号化された画像を伝送する場合、受信されたデー
    タに誤りが存在するとき、その誤りを受信側で検出し、
    送信側に誤りが検出されたデータの再送を要求するデー
    タ通信再送装置において、 送信側は、原画像を与えられた量子化ステップを用いて
    符号化し、符号化された画像データを出力し、現在符号
    化している画像フレームの番号を量子化ステップ制御装
    置に入力する画像符号化手段と、前記画像データを所定
    のビット数ごとに区分けし、区分けされた前記画像デー
    タから誤り検査ビットを計算し、該誤り検査ビットを前
    記画像データに付加して送信フレームを構成するフレー
    ム構成手段と、前記送信フレームを蓄積する送信バッフ
    ァと、前記送信バッファに存在するフレームが含む画像
    フレームの番号を記録し、前記送信バッファから入力さ
    れる前記送信フレームが属する画像フレーム番号のなか
    で最も古く前記送信バッファに入力された画像フレーム
    の番号を前記量子化ステップ制御装置に入力する画像フ
    レーム管理メモリと、該画像フレーム管理メモリと前記
    画像符号化手段から入力される画像フレームの番号から
    量子化ステップ値を計算し、該量子化ステップ値を画像
    符号化手段に入力する量子化ステップ制御装置を備え、 受信側は、通信路から入力される前記送信フレームを受
    信フレームとして受信し、前記受信フレームに付加され
    ている前記誤り検査ビットを用いて前記受信フレームの
    ビット誤り検出を行い、誤りが検出された場合には送信
    側に再送要求信号を、誤りが検出されなければ受信確認
    信号を送信側に送出する誤り検出手段と、 前記受信フレームから前記画像データを構成し、蓄積す
    る受信バッファと、符号化された前記画像データから画
    像を復号し出力する画像復号化手段を備えることを特徴
    とするデータ通信再送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデータ通信再送装置に
    おいて、 前記送信側の画像符号化手段では、画像フレームをブロ
    ックに分割し、前記量子化ステップ制御装置では前記ブ
    ロック毎に対応した量子化ステップを計算し、該量子化
    ステップ値を前記画像符号化手段に入力することを特徴
    とするデータ通信再送装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のデータ通信再送装置に
    おいて、 前記送信側は、原画像を与えられた画像符号化間隔に従
    って符号化し、符号化された画像データを出力する画像
    符号化手段と、入力された値から画像符号化間隔を計算
    し、該画像符号化間隔を前記画像符号化手段に出力する
    画像符号化間隔制御装置を備えることを特徴とするデー
    タ通信再送装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のデータ通信再送装置に
    おいて、 前記画像フレーム管理メモリと前記画像符号化手段から
    入力される画像フレームの番号から画像符号化間隔を計
    算し、該画像符号化間隔を前記画像符号化手段に出力す
    る画像符号化間隔制御装置を備え、前記画像符号化手段
    は、原画像を前記画像符号化間隔で前記量子化ステップ
    を用いて、符号化し、符号化された画像データを出力す
    ることを特徴とするデータ通信再送装置。
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