JPH0921547A - 結露防止自動換気装置 - Google Patents

結露防止自動換気装置

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Publication number
JPH0921547A
JPH0921547A JP16735195A JP16735195A JPH0921547A JP H0921547 A JPH0921547 A JP H0921547A JP 16735195 A JP16735195 A JP 16735195A JP 16735195 A JP16735195 A JP 16735195A JP H0921547 A JPH0921547 A JP H0921547A
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JP
Japan
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humidity
ventilation
absolute humidity
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water vapor
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Withdrawn
Application number
JP16735195A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Hayashi
林  哲也
Shota Uenishi
章太 上西
Hiroshi Yagisawa
博史 八木沢
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで、エネルギーロスのない効率的な
換気が確実にできると共に、耐久性を向上することがで
きる結露防止自動換気装置を提供する。 【構成】 換気手段9と、屋内に配設され、屋内の湿度
および温度を測定する湿度/温度センサ1、2と、屋内
の温度および湿度からその時点での屋内の水蒸気量を表
す絶対湿度を演算する絶対湿度計算手段3と、過去24
時間の絶対湿度の最低値を記憶する24時間最低湿度記
憶手段4と、所定時間当たりの絶対湿度の変化より屋内
の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生量算出手段5と、
絶対湿度の最低値に基づいて、自動運転開始を決定する
検出レベルを設定する検出レベル設定手段6と、水蒸気
発生量と検出レベルとを比較して、水蒸気発生量が検出
レベルを越えたとき、換気手段9の換気風量を多くする
信号を出力する自動運転判定手段7とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の居室などの換気
を自動的に行ない、結露の発生を防止する結露防止自動
換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の結露防止自動換気装置は、屋内
に結露が発生した場合、屋内および屋外に設置された湿
度センサにより屋内外の湿度を測定し、屋内湿度が屋外
湿度より高い場合は、湿度判定手段より駆動手段に信号
を送り、換気装置を運転させて、熱交換換気を行ない、
屋外湿度が屋内湿度より高い場合は、湿度判定手段より
駆動手段に信号を送り、換気装置を停止するものが、た
とえば特開平5−106891号公報に開示されてい
る。
【0003】また、屋内に設置された夏/冬検知回路が
屋内温度により、夏モードを検知した場合、結露検知素
子が屋内に結露を検知すると、夏モード運転開始手段に
よって、直ちに換気扇を運転させ、運転後、結露検知が
停止すると、夏モード運転停止手段によって結露検知素
子がそれまで検知していた結露時間に対応して予め設定
した所定時間、換気扇を運転し、その後、停止し、夏/
冬検知回路が屋内温度により、冬モードを検知した場
合、結露検知素子が屋内に結露を検知すると、冬モード
運転開始手段によって、結露を検知した時点から一定時
間経過後に換気扇を運転させ、運転後、結露検知が停止
すると、冬モード運転停止手段によって一定時間経過後
に換気扇を停止するものが、たとえば特開平3−174
53号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した結
露防止自動換気装置においては、次のような問題点があ
ることが本発明者により見い出された。すなわち、特開
平5−106891号公報に開示された結露防止自動換
気装置では、湿度センサを屋内および屋外に設置する必
要があるため、換気装置の構造が煩雑化し、コスト高と
なる。さらに、屋外の湿度センサは日光や風雨などに曝
されるため、耐久性が劣化する。
【0005】また、特開平3−17453号公報に開示
された結露防止自動換気装置では、屋内温度により、夏
/冬モードを判定している。ところが、夏/冬検知回路
により、屋内温度を検知する場合、夏/冬検知回路が屋
内に設置されているので、屋内温度は、屋内の採暖状況
や断熱性能に依存し、夏/冬モードの判定が正確にでき
ない。このため、夏期および冬期に応じた効率的な換気
ができない。
【0006】本発明の目的は、前述した問題点に鑑み、
低コストで、エネルギーロスのない効率的な換気が確実
にでき、耐久性を向上することができる結露防止自動換
気装置を提供することにある。本発明の前記ならびにそ
の他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付
図面から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明の概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。 (1)本発明の結露防止自動換気装置は、換気手段と、
屋内に配設され、前記屋内の温度を測定する温度センサ
および前記屋内の湿度を測定する湿度センサと、前記屋
内の温度および湿度の測定値からその時点での前記屋内
の水蒸気量を表す絶対湿度を演算する絶対湿度計算手段
と、少なくとも過去1日の前記絶対湿度の最低値を記憶
する最低湿度記憶手段と、所定時間当たりの前記絶対湿
度の変化より前記屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸気
発生量算出手段と、前記絶対湿度の最低値に基づいて、
自動運転開始を決定する検出レベルを設定する検出レベ
ル設定手段と、前記水蒸気発生量と前記検出レベルとを
比較して、前記水蒸気発生量が前記検出レベルを越えた
とき、前記換気手段の換気風量を多くする信号を出力す
る自動運転判定手段とを具備したものである。
【0008】(2)本発明の結露防止自動換気装置は、
換気手段と、屋内に配設され、前記屋内の温度を測定す
る温度センサおよび前記屋内の湿度を測定する湿度セン
サと、前記屋内の温度および湿度の測定値からその時点
での前記屋内の水蒸気量を表す絶対湿度を演算する絶対
湿度計算手段と、少なくとも過去1日の前記絶対湿度の
最低値を記憶する最低湿度記憶手段と、前記絶対湿度の
最低値によって、結露安全期または結露危険期を判定
し、前記結露安全期は前記結露危険期より弱い風量で常
時換気するように前記換気手段を制御する常時運転判定
手段と、所定時間当たりの前記絶対湿度の変化より前記
屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生量算出手段
と、前記絶対湿度の最低値に基づいて、自動運転開始を
決定する検出レベルを設定する検出レベル設定手段と、
前記水蒸気発生量と前記検出レベルとを比較して、前記
水蒸気発生量が前記検出レベルを越えたとき、前記換気
手段の換気風量を多くする信号を出力する自動運転判定
手段とを具備したものである。
【0009】(3)本発明の結露防止自動換気装置は、
換気手段と、屋内に配設され、前記屋内の温度を測定す
る温度センサおよび前記屋内の湿度を測定する湿度セン
サと、前記屋内の温度および湿度の測定値からその時点
での前記屋内の水蒸気量を表す絶対湿度を演算する絶対
湿度計算手段と、所定時間当たりの前記絶対湿度の変化
より前記屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生量算
出手段と、前記絶対湿度より自動運転開始を決定する検
出レベルを設定する検出レベル設定手段と、前記水蒸気
発生量と前記検出レベルとを比較して、前記水蒸気発生
量が前記検出レベルを越えたとき、前記換気手段の換気
風量を多くする信号を出力する自動運転判定手段とを具
備したものである。
【0010】(4)本発明の結露防止自動換気装置は、
換気手段と、屋内に配設され、前記屋内の温度を測定す
る温度センサおよび前記屋内の湿度を測定する湿度セン
サとが、マイクロコンピュータに接続され、前記マイク
ロコンピュータは、前記屋内の温度および湿度の測定値
からその時点での前記屋内の水蒸気量を表す絶対湿度を
演算する絶対湿度計算部と、少なくとも過去1日の前記
絶対湿度の最低値を記憶する最低湿度記憶部と、前記絶
対湿度の最低値によって、結露安全期または結露危険期
を判定し、前記結露安全期は前記結露危険期より弱い風
量で常時換気するように前記換気手段を制御する常時運
転判定部と、所定時間当たりの前記絶対湿度の変化より
前記屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生量算出部
と、前記絶対湿度の最低値に基づいて、自動運転開始を
決定する検出レベルを設定する検出レベル設定部と、前
記水蒸気発生量と前記検出レベルとを比較して、前記水
蒸気発生量が前記検出レベルを越えたとき、前記換気手
段の換気風量を多くする信号を出力する自動運転判定部
とを有するものである。
【0011】
【作 用】前述した手段によれば、温度および湿度セン
サは、屋内に設けられたので、換気装置の構造が簡単化
し、温度および湿度センサが、日光や風雨などに曝され
ないことから、換気装置の耐久性が向上する。絶対湿度
計算手段(部)は、屋内の温度および湿度からその時点
での屋内の絶対湿度を演算し、最低湿度記憶手段(部)
は、絶対湿度の最低値を記憶するので、屋内の絶対湿度
は24時間監視され、絶対湿度の最低値により、結露の
危険性が判定される。
【0012】水蒸気発生量算出手段(部)は、所定時間
当たりの絶対湿度の変化より屋内の水蒸気発生量を算出
し、検出レベル設定手段(部)は、絶対湿度あるいはそ
の最低値に基づいて、自動運転開始を決定する検出レベ
ルを設定し、自動運転判定手段(部)は、水蒸気発生量
と検出レベルとを比較して、換気手段の換気風量を制御
するので、結露の危険性に応じて自動換気が行なわれ
る。また、常時運転判定手段(部)により、結露危険期
は、結露安全期より強い風量で常時換気するので、少量
の水蒸気発生に対する結露が予防される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。また、実施例を説明するための全図におい
て同一の機能を有するものは同一の符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。 〔実施例1〕図1は本発明の第1実施例に係る結露防止
自動換気装置の概略構成を示すブロック図、図2および
図3は第1実施例に係る結露防止自動換気装置の動作タ
イミングチャート、図4は年間絶対湿度の変動を示す図
である。
【0014】図1において、結露防止自動換気装置で
は、屋内湿度および屋内温度を測定する相対湿度センサ
1および温度センサ2が屋内に配置され、相対湿度セン
サ1および温度センサ2は、屋内湿度と屋内温度とから
絶対湿度を演算する絶対湿度計算手段3にそれぞれ接続
されている。また、絶対湿度計算手段3には、過去24
時間の絶対湿度の最低値を記憶する24時間最低湿度記
憶手段4と屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生量
算出手段5とが接続されている。
【0015】また、24時間最低湿度記憶手段4には、
後述する換気手段の自動運転開始を決定する検出レベル
を設定する検出レベル設定手段6が接続され、検出レベ
ル設定手段6および水蒸気発生量算出手段5は、後述す
る換気手段駆動部に換気風量を多くする信号を出力する
自動運転判定手段7にそれぞれ接続されている。さら
に、自動運転判定手段7には、換気手段駆動部8、10
0Vの交流電源が供給される換気扇などの換気手段9が
順次接続されている。
【0016】次に、かかる結露防止自動換気装置の動作
を図2および図3により説明する。まず、屋内の空気
は、換気手段9によって、2時間以内で入れ替わる程度
の弱い換気が行なわれ、外気が屋内に導入されている。
ここで、屋内の温度および湿度を温度センサ2および相
対湿度センサ1により測定し(図2(a)(b)、図3
(a)(b))、屋内温度および屋内湿度を絶対湿度計
算手段3に入力する。絶対湿度計算手段3は、非線形の
変換が行なわれ、屋内温度および屋内湿度に基づいて、
その時点での屋内の水蒸気量を表す絶対湿度を算出した
(図2(c)、図3(c))後、この絶対湿度を24時
間最低湿度記憶手段4に出力する。
【0017】24時間最低湿度記憶手段4は、過去24
時間の絶対湿度の最低値(概ね屋外の絶対湿度に等し
い。)を記憶し、この最低絶対湿度を検出レベル設定手
段6に出力する。検出レベル設定手段6は、最低絶対湿
度を参照して、換気手段9の自動運転開始を決定する検
出レベルを設定し、この検出レベルを自動運転判定手段
7に出力する。
【0018】水蒸気発生量算出手段5は、所定時間当た
りの絶対湿度の変化から、水蒸気発生量を算出し、自動
運転判定手段7に出力する。自動運転判定手段7は、水
蒸気発生量と検出レベルとを比較し(図2(d)、図3
(d))、水蒸気発生量が検出レベルを越えた場合に、
換気手段駆動部8に換気風量を多くする信号を出力し
て、換気手段9の自動運転を開始し、強い換気を行なう
(図2(e)、図3(e))。かくして、屋内の水蒸気
が排出され、結露の発生が抑えられる。ところで、図4
に示すように、日本の気象では、冬期のように屋外気温
が低く、結露の危険性が高い場合(結露危険期)は、絶
対湿度が低く7g/m3 以下となり、夏期のように屋外
気温が高く、結露が起こり難い場合(結露安全期)は、
絶対湿度が高く10g/m3 以上となる。
【0019】従って、絶対湿度が低い冬期の場合は、結
露の危険性が高いので、少量の水蒸気発生で自動運転を
速やかに行なうように、検出レベルを低くして結露の発
生を防止し、絶対湿度が高い夏期の場合は、結露の危険
性が低いので、少量の水蒸気発生では自動運転を行なわ
ないように、検出レベルを高くして、無駄な換気による
エネルギーロスを低減することができる。このとき、絶
対湿度が、たとえば9g/m3 以上であり、結露しない
と判断される場合は、検出レベルを上限一杯にして、自
動換気を停止することで、エネルギーロスをさらに低減
することができる。また、検出レベルが低い冬期は、換
気を中とし(図2(f))、検出レベルが高い夏期は、
換気による寒さの心配がないため、換気をさらに強とす
る(図3(f))ことで、水蒸気を迅速かつ効率的に排
出することができる。
【0020】このように、本実施例では、屋内の絶対湿
度を24時間監視し、24時間中の最低絶対湿度によ
り、結露の危険性を判定する。また、屋内の水蒸気発生
量を、屋内に設置された温度センサ2および相対湿度セ
ンサ1で測定される屋内の温度および湿度より算出し、
結露の危険性に応じて自動換気を行なう。これにより、
必要最小限の換気量を換気手段9により常に確保するこ
とができる。
【0021】〔実施例2〕図5は本発明の第2実施例に
係る結露防止自動換気装置の概略構成を示すブロック
図、図6および図7は第2実施例に係る結露防止自動換
気装置の動作タイミングチャートを示す。図5におい
て、結露防止自動換気装置では、屋内湿度および屋内温
度を測定する相対湿度センサ1および温度センサ2が屋
内に配置され、相対湿度センサ1および温度センサ2
は、屋内湿度と屋内温度とから絶対湿度を演算する絶対
湿度計算手段3にそれぞれ接続されている。また、絶対
湿度計算手段3には、過去24時間の絶対湿度の最低値
を記憶する24時間最低湿度記憶手段4と屋内の水蒸気
発生量を算出する水蒸気発生量算出手段5とが接続され
ている。
【0022】また、24時間最低湿度記憶手段4には、
換気手段9の自動運転開始を決定する検出レベルを設定
する検出レベル設定手段6が接続され、検出レベル設定
手段6と水蒸気発生量算出手段5とは、換気手段駆動部
8に換気風量を多くする信号を出力する自動運転判定手
段7にそれぞれ接続されている。さらに、24時間最低
湿度記憶手段4に、結露危険期は弱風量で、結露安全期
は微弱風量で常時換気するように換気手段駆動部8を制
御する常時運転判定手段10が接続され、常時運転判定
手段10および自動運転判定手段7は、換気手段駆動部
8に接続され、換気手段駆動部8には、換気手段9が接
続されている。
【0023】次に、かかる結露防止自動換気装置の動作
を図6および図7により説明する。まず、屋内の空気
は、換気手段9によって、結露危険期は2時間で1.6
回入れ替わる程度の弱風量で常時換気され、結露安全期
は2時間で1回入れ替わる程度の微弱風量で常時換気さ
れ、外気が屋内に導入されている。ここで、屋内の温度
および湿度を温度センサ2および相対湿度センサ1によ
り測定し(図6(a)(b)、図7(a)(b))、屋
内温度および屋内湿度を絶対湿度計算手段3に入力す
る。絶対湿度計算手段3は、非線形の変換が行なわれ、
屋内温度および屋内湿度に基づいて、その時点での屋内
の水蒸気量を表す絶対湿度を算出した(図6(c)、図
7(c))後、この絶対湿度を24時間最低湿度記憶手
段4に出力する。
【0024】24時間最低湿度記憶手段4は、過去24
時間の絶対湿度の最低値を記憶し、この最低絶対湿度を
検出レベル設定手段6および常時運転判定手段10に出
力する。検出レベル設定手段6は、最低絶対湿度を参照
して、換気手段9の自動運転開始を決定する検出レベル
を設定し、この検出レベルを自動運転判定手段7に出力
する。常時運転判定手段10は、最低絶対湿度により、
結露危険期または結露安全期を判定して、結露危険期は
弱風量で常時換気し、結露安全期は微弱風量で常時換気
するように換気手段駆動部8を制御する。
【0025】水蒸気発生量算出手段5は、所定時間当た
りの絶対湿度の変化から、水蒸気発生量を算出し、自動
運転判定手段7に出力する。自動運転判定手段7は、水
蒸気発生量と検出レベルとを比較し(図6(d)、図7
(d))、水蒸気発生量が検出レベルを越えた場合に、
換気手段駆動部8に換気風量を多くする信号を出力し
て、換気手段9の自動運転を開始し、強い換気を行なう
(図6(e)、図7(e))。こうして、屋内の水蒸気
が排出され、結露の発生が抑えられる。
【0026】従って、本実施例によれば、絶対湿度が低
い結露危険期は、結露の危険性が高いので、常時換気風
量を弱風量とし、ごく少量の水蒸気発生に対して結露予
防効果を持たせることができる。水蒸気発生があり、常
時換気だけでは結露が防止できないときは、結露安全期
と比較して、少量の水蒸気発生で自動運転を速やかに行
なうように検出レベルを低くして、結露の発生を防止す
ることができる。また、絶対湿度が高い結露安全期は、
結露の危険性が低いので、少量の水蒸気発生では自動運
転を行なわないように検出レベルを高くして、無駄な換
気によるエネルギーロスを低減することができる。
【0027】〔実施例3〕図8は本発明の第3実施例に
係る結露防止自動換気装置の概略構成を示すブロック
図、図9および図10は第3実施例に係る結露防止自動
換気装置の動作タイミングチャートである。図8におい
て、結露防止自動換気装置では、屋内湿度および屋内温
度を測定する相対湿度センサ1および温度センサ2が屋
内に配置され、相対湿度センサ1および温度センサ2
は、屋内湿度と屋内温度とから絶対湿度を演算する絶対
湿度計算手段3にそれぞれ接続されている。また、絶対
湿度計算手段3には、屋内の水蒸気発生量を算出する水
蒸気発生量算出手段5と換気手段9の自動運転開始を決
定する検出レベルを設定する検出レベル設定手段6とが
接続され、検出レベル設定手段6および水蒸気発生量算
出手段5は、換気手段駆動部8に換気風量を多くする信
号を出力する自動運転判定手段7にそれぞれ接続されて
いる。さらに、自動運転判定手段7には、換気手段駆動
部8、換気手段9が順次接続されている。
【0028】次に、かかる結露防止自動換気装置の動作
を図9および図10により説明する。まず、屋内の空気
は、換気手段9によって、2時間以内で入れ替わる程度
の弱い換気が行なわれ、外気が屋内に導入されている。
ここで、屋内の温度および湿度を温度センサ2および相
対湿度センサ1により測定し(図9(a)(b)、図1
0(a)(b))、屋内温度および屋内湿度を絶対湿度
計算手段3に入力する。絶対湿度計算手段3は、非線形
の変換が行なわれ、屋内温度および屋内湿度に基づい
て、その時点での屋内の水蒸気量を表す絶対湿度を算出
した(図9(c)、図10(c))後、この絶対湿度を
検出レベル設定手段6に出力する。検出レベル設定手段
6は、換気手段9の自動運転開始を決定する検出レベル
を設定し、この検出レベルを自動運転判定手段7に出力
する。
【0029】水蒸気発生量算出手段5は、所定時間当た
りの絶対湿度の変化から、水蒸気発生量を算出し、自動
運転判定手段7に出力する。自動運転判定手段7は、水
蒸気発生量と検出レベルとを比較し(図9(d)、図1
0(d))、水蒸気発生量が検出レベルを越えた場合
に、換気手段駆動部8に換気風量を多くする信号を出力
して、換気手段9の自動運転を開始し、強い換気を行な
う(図9(e)、図10(e))。かくして、屋内の水
蒸気が排出され、結露の発生が抑えられる。
【0030】このように、本実施例では、屋内の絶対湿
度を24時間監視し、24時間中の絶対湿度により、結
露の危険性を判定する。また、屋内の水蒸気発生量を、
屋内に設置された温度センサ2および相対湿度センサ1
で測定される屋内の温度および湿度より算出し、結露の
危険性に応じて自動換気を行なう。これにより、必要最
小限の換気量を換気手段9により常に確保することがで
きる。
【0031】〔実施例4〕図11は本発明の第4実施例
に係る結露防止自動換気装置の概略構成を示すブロック
図である。図11において、結露防止自動換気装置は、
屋内湿度および屋内温度を測定する相対湿度センサ1お
よび温度センサ2が屋内に配置され、相対湿度センサ1
および温度センサ2は、マイクロコンピュータ11にそ
れぞれ接続され、マイクロコンピュータ11には、換気
手段駆動部8、換気手段9が順次接続されている。
【0032】マイクロコンピュータ11は、屋内湿度と
屋内温度とから絶対湿度を演算する絶対湿度計算部、過
去24時間の絶対湿度の最低値を記憶する24時間最低
湿度記憶部、屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生
量算出部、換気手段9の自動運転開始を決定する検出レ
ベルを設定する検出レベル設定部、換気手段駆動部8に
換気風量を多くする信号を出力する自動運転判定部、結
露危険期は弱風量で、結露安全期は微弱風量で常時換気
するように換気手段駆動部8を制御する常時運転判定部
を有している。
【0033】次に、かかる結露防止自動換気装置の動作
を説明する。まず、屋内の空気は、換気手段9によっ
て、結露危険期は2時間で1.6回入れ替わる程度の弱
風量で常時換気され、結露安全期は2時間で1回入れ替
わる程度の微弱風量で常時換気され、外気が屋内に導入
されている。ここで、屋内の温度および湿度を温度セン
サ2および相対湿度センサ1により測定し、屋内温度お
よび屋内湿度をマイクロコンピュータ11に入力する。
【0034】マイクロコンピュータ11では、絶対湿度
計算部が、屋内温度および屋内湿度に基づいて、その時
点での屋内の絶対湿度を算出した後、この絶対湿度を2
4時間最低湿度記憶部に出力する。24時間最低湿度記
憶部は、過去24時間の絶対湿度の最低値を記憶し、こ
の最低絶対湿度を検出レベル設定部および常時運転判定
部にそれぞれ出力する。検出レベル設定部は、最低絶対
湿度を参照して、換気手段9の自動運転開始を決定する
検出レベルを設定し、この検出レベルを自動運転判定部
に出力する。常時運転判定部は、最低絶対湿度により、
結露危険期は弱風量で常時換気し、結露安全期は微弱風
量で常時換気するように換気手段駆動部8を制御する。
【0035】水蒸気発生量算出部は、所定時間当たりの
絶対湿度の変化から、水蒸気発生量を算出し、自動運転
判定部に出力する。自動運転判定部は、水蒸気発生量と
検出レベルとを比較し、水蒸気発生量が検出レベルを越
えた場合に、換気手段駆動部8に換気風量を多くする信
号を出力して、換気手段9の自動運転を開始し、強い換
気を行なう。こうして、屋内の水蒸気が排出され、結露
の発生が抑えられる。このように、本実施例では、屋内
の絶対湿度を24時間監視し、24時間中の絶対湿度の
最低値により、結露の危険性を判定する。
【0036】また、屋内の水蒸気発生量を、屋内に設置
された温度センサ2および相対湿度センサ1により測定
される屋内の温度および湿度より算出し、結露の危険性
に応じて自動換気を行なう。これにより、必要最小限の
換気量を換気手段9により常に確保することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、実施例に基づ
き具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変更可能であることは、言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本願によって開示される発明によって得
られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。 (1)本発明の結露防止自動換気装置は、屋内の絶対湿
度を演算する絶対湿度計算手段と、少なくとも過去1日
の絶対湿度の最低値を記憶する最低湿度記憶手段と、絶
対湿度の最低値に基づいて、自動運転開始を決定する検
出レベルを設定する検出レベル設定手段とを備えたの
で、結露の危険性に応じて自動換気が行なわれると共
に、結露危険期は、結露安全期より強い風量で常時換気
することにより、エネルギーロスのない効率的な換気を
確実に行なうことができる。また、温度および湿度セン
サは、屋内に設けられたので、換気装置の構造が簡単化
し、コストを低減することができる。さらに、温度およ
び湿度センサが、日光や風雨などに曝されないことか
ら、換気装置の耐久性を向上することができる。
【0038】(2)本発明の結露防止自動換気装置は、
屋内の絶対湿度を演算する絶対湿度計算手段と、少なく
とも過去1日の絶対湿度の最低値を記憶する最低湿度記
憶手段と、絶対湿度の最低値により、結露安全期は結露
危険期より弱い風量で常時換気するように換気手段を制
御する常時運転判定手段と、絶対湿度の最低値に基づい
て、自動運転開始を決定する検出レベルを設定する検出
レベル設定手段とを備えたので、結露の危険性に応じて
自動換気が行なわれると共に、結露危険期は、結露安全
期より強い風量で常時換気することにより、エネルギー
ロスのない効率的な換気を確実に行なうことができる。
また、温度および湿度センサは、屋内に設けられたの
で、換気装置の構造が簡単化し、コストを低減すること
ができる。さらに、温度および湿度センサが、日光や風
雨などに曝されないことから、換気装置の耐久性を向上
することができる。
【0039】(3)本発明の結露防止自動換気装置は、
屋内の絶対湿度を演算する絶対湿度計算手段と、屋内の
水蒸気発生量を算出する水蒸気発生量算出手段と、絶対
湿度より自動運転開始を決定する検出レベルを設定する
検出レベル設定手段とを備えたので、結露の危険性に応
じて自動換気が行なわれると共に、結露危険期は、結露
安全期より強い風量で常時換気することにより、エネル
ギーロスのない効率的な換気を確実に行なうことができ
る。また、温度および湿度センサは、屋内に設けられた
ので、換気装置の構造が簡単化し、コストを低減するこ
とができる。さらに、温度および湿度センサが、日光や
風雨などに曝されないことから、換気装置の耐久性を向
上することができる。
【0040】(4)本発明の結露防止自動換気装置は、
マイクロコンピュータに、屋内の絶対湿度を演算する絶
対湿度計算部と、少なくとも過去1日の絶対湿度の最低
値を記憶する最低湿度記憶部と、絶対湿度の最低値によ
って、結露安全期は結露危険期より弱い風量で常時換気
するように換気手段を制御する常時運転判定部と、屋内
の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生量算出部と、絶対
湿度の最低値に基づいて、自動運転開始を決定する検出
レベルを設定する検出レベル設定部とを有するので、結
露の危険性に応じて自動換気が行なわれると共に、結露
危険期は、結露安全期より強い風量で常時換気すること
により、エネルギーロスのない効率的な換気を確実に行
なうことができる。また、温度および湿度センサは、屋
内に設けられたので、換気装置の構造が簡単化し、コス
トを低減することができる。さらに、温度および湿度セ
ンサが、日光や風雨などに曝されないことから、換気装
置の耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である結露防止自動換気装
置の概略構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施例である結露防止自動換気装
置の結露危険期の動作タイミングチャート。
【図3】本発明の第1実施例である結露防止自動換気装
置の結露安全期の動作タイミングチャート。
【図4】本発明に係る年間絶対湿度の変動を示す図。
【図5】本発明の第2実施例である結露防止自動換気装
置の概略構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第2実施例である結露防止自動換気装
置の結露危険期の動作タイミングチャート。
【図7】本発明の第2実施例である結露防止自動換気装
置の結露安全期の動作タイミングチャート。
【図8】本発明の第3実施例である結露防止自動換気装
置の概略構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第3実施例である結露防止自動換気装
置の結露危険期の動作タイミングチャート。
【図10】本発明の第3実施例である結露防止自動換気
装置の結露安全期の動作タイミングチャート。
【図11】本発明の第4実施例である結露防止自動換気
装置の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…相対湿度センサ 2…温度センサ 3…絶対湿度計算手段 4…24時間最低湿度記憶手段 5…水蒸気発生量算出手段 6…検出レベル設定手段 7…自動運転判定手段 8…換気手段駆動部 9…換気手段 10…常時運転判定手段 11…マイクロコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気手段と、屋内に配設され、前記屋内
    の温度を測定する温度センサおよび前記屋内の湿度を測
    定する湿度センサと、前記屋内の温度および湿度の測定
    値からその時点での前記屋内の水蒸気量を表す絶対湿度
    を演算する絶対湿度計算手段と、少なくとも過去1日の
    前記絶対湿度の最低値を記憶する最低湿度記憶手段と、
    所定時間当たりの前記絶対湿度の変化より前記屋内の水
    蒸気発生量を算出する水蒸気発生量算出手段と、前記絶
    対湿度の最低値に基づいて、自動運転開始を決定する検
    出レベルを設定する検出レベル設定手段と、前記水蒸気
    発生量と前記検出レベルとを比較して、前記水蒸気発生
    量が前記検出レベルを越えたとき、前記換気手段の換気
    風量を多くする信号を出力する自動運転判定手段とを具
    備したことを特徴とする結露防止自動換気装置。
  2. 【請求項2】 換気手段と、屋内に配設され、前記屋内
    の温度を測定する温度センサおよび前記屋内の湿度を測
    定する湿度センサと、前記屋内の温度および湿度の測定
    値からその時点での前記屋内の水蒸気量を表す絶対湿度
    を演算する絶対湿度計算手段と、少なくとも過去1日の
    前記絶対湿度の最低値を記憶する最低湿度記憶手段と、
    前記絶対湿度の最低値によって、結露安全期または結露
    危険期を判定し、前記結露安全期は前記結露危険期より
    弱い風量で常時換気するように前記換気手段を制御する
    常時運転判定手段と、所定時間当たりの前記絶対湿度の
    変化より前記屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸気発生
    量算出手段と、前記絶対湿度の最低値に基づいて、自動
    運転開始を決定する検出レベルを設定する検出レベル設
    定手段と、前記水蒸気発生量と前記検出レベルとを比較
    して、前記水蒸気発生量が前記検出レベルを越えたと
    き、前記換気手段の換気風量を多くする信号を出力する
    自動運転判定手段とを具備したことを特徴とする結露防
    止自動換気装置。
  3. 【請求項3】 換気手段と、屋内に配設され、前記屋内
    の温度を測定する温度センサおよび前記屋内の湿度を測
    定する湿度センサと、前記屋内の温度および湿度の測定
    値からその時点での前記屋内の水蒸気量を表す絶対湿度
    を演算する絶対湿度計算手段と、所定時間当たりの前記
    絶対湿度の変化より前記屋内の水蒸気発生量を算出する
    水蒸気発生量算出手段と、前記絶対湿度より自動運転開
    始を決定する検出レベルを設定する検出レベル設定手段
    と、前記水蒸気発生量と前記検出レベルとを比較して、
    前記水蒸気発生量が前記検出レベルを越えたとき、前記
    換気手段の換気風量を多くする信号を出力する自動運転
    判定手段とを具備したことを特徴とする結露防止自動換
    気装置。
  4. 【請求項4】 換気手段と、屋内に配設され、前記屋内
    の温度を測定する温度センサおよび前記屋内の湿度を測
    定する湿度センサとが、マイクロコンピュータに接続さ
    れ、前記マイクロコンピュータは、前記屋内の温度およ
    び湿度の測定値からその時点での前記屋内の水蒸気量を
    表す絶対湿度を演算する絶対湿度計算部と、少なくとも
    過去1日の前記絶対湿度の最低値を記憶する最低湿度記
    憶部と、前記絶対湿度の最低値によって、結露安全期ま
    たは結露危険期を判定し、前記結露安全期は前記結露危
    険期より弱い風量で常時換気するように前記換気手段を
    制御する常時運転判定部と、所定時間当たりの前記絶対
    湿度の変化より前記屋内の水蒸気発生量を算出する水蒸
    気発生量算出部と、前記絶対湿度の最低値に基づいて、
    自動運転開始を決定する検出レベルを設定する検出レベ
    ル設定部と、前記水蒸気発生量と前記検出レベルとを比
    較して、前記水蒸気発生量が前記検出レベルを越えたと
    き、前記換気手段の換気風量を多くする信号を出力する
    自動運転判定部とを有することを特徴とする結露防止自
    動換気装置。
JP16735195A 1995-07-03 1995-07-03 結露防止自動換気装置 Withdrawn JPH0921547A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101457159B1 (ko) * 2013-08-01 2014-10-31 성운기업(주) 연도 내부의 결로 방지 시스템

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