JPH09215675A - 13c呼気検査用バッグ - Google Patents

13c呼気検査用バッグ

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Publication number
JPH09215675A
JPH09215675A JP8049508A JP4950896A JPH09215675A JP H09215675 A JPH09215675 A JP H09215675A JP 8049508 A JP8049508 A JP 8049508A JP 4950896 A JP4950896 A JP 4950896A JP H09215675 A JPH09215675 A JP H09215675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
exhalation
blowing
breath test
breath
Prior art date
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Pending
Application number
JP8049508A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Sakamoto
哲夫 坂本
Masahiro Kajiwara
正宏 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP8049508A priority Critical patent/JPH09215675A/ja
Publication of JPH09215675A publication Critical patent/JPH09215675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 13Cでラベルされた化合物を投与された被験
者が呼気バッグに呼気を吹き込む際、深呼吸された外気
が直接排出されることがないようにし、体内の13C濃度
を正確に測定できるようにした呼気バッグを提供せんと
するものである。 【解決手段】 炭素の安定同位体13Cでラベルした化合
物を投与して呼気中の13Cを測定するために被験者の呼
気を採取する呼気バッグであって、呼気バッグの口部内
に呼気の吹き込みに対して抵抗となる呼気抵抗手段を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、炭素の安定同位体13
Cをラベルした化合物を投与された被験者から呼気を効
率良く採取するための呼気バッグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炭素の安定同位体13Cをラベルし
た化合物を投与して、呼気中に現れる13Cを経時的にモ
ニターすることにより、該化合物の体内での消化、吸
収、代謝を測定する方法は公知であり、消化吸収試験、
体内細菌の検査、肝機能検査等の手段として利用されて
いる。
【0003】このような呼気中の13Cの測定は、例えば
人間の胃の中に存在、生息し、慢性活動性胃炎、十二指
腸潰瘍等の発病に関係するグラム陰性桿菌ヘリコバクタ
ー・ピロリ(Helicobacter Pylor
i)の検査やアトピー性皮膚炎乳児の肝機能検査等に利
用されている。
【0004】本発明者等は、先にプラスチックフィルム
及びアルミホイルの積層シートからなり、口部に剛性の
管状口部が装着された自立性袋体からなる呼気バッグを
用いて、13Cをラベルした化合物を投与された被験者か
らの呼気の採取、保管、移送を簡便かつ確実に行い、呼
気採取地と分析測定地とが時間的、空間的に離隔してい
る場合でも、13C呼気の測定を効率良く行い得るように
した13C呼気測定システムを提案した。
【0005】しかしながら、被験者が呼気バッグに呼気
を吹き込むときには、先ず深呼吸をしてから呼気バッグ
に呼気を吹き込むため、呼気の前半部は深呼吸により取
り込まれた13Cを含まない外気となってしまい、その後
体内の13Cを含む呼気が入ってくる。このため、呼気バ
ッグに採取された呼気は、13Cの濃度が低下したものと
なり、被験者の13Cの存在量を正確に測定することが出
来ないという問題が存していることが分かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、13Cでラ
ベルされた化合物を投与された被験者が呼気バッグに呼
気を吹き込む際、深呼吸された外気が直接排出されるこ
とがないようにし、体内の13C濃度を正確に測定できる
ようにした呼気バッグを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、炭素の安定同位体13Cでラ
ベルした化合物を投与して呼気中の13Cを測定するため
に被験者の呼気を採取する呼気バッグであって、呼気バ
ッグの口部内に呼気の吹き込みに対して抵抗となる呼気
抵抗手段を設けたことを特徴とする。
【0008】又、呼気抵抗手段が、フィルター手段であ
ることを特徴とする。
【0009】更に、呼気抵抗手段が、呼気バッグの口部
に挿着自在なフィルター手段を取り付けた筒状物からな
ることを特徴とする。
【0010】更に、呼気抵抗手段が、空気の流通を制限
し得る細い通路からなることを特徴とする。
【0011】更に、呼気バッグが、プラスチックフィル
ムとアルミホイルの積層シートからなる自立性の袋体か
らなることを特徴とする。
【0012】更に、呼気バッグが、ポリエステルフィル
ム、アルミホイル、延伸ナイロン、ポリエチレンフィル
ムの積層シートからなり、折り込まれた底材を円弧状に
融着して開放された底が閉止され、口部に剛性の管状口
部が取り付けられ、かつキャップを着脱自在とした自立
性の袋体であることを特徴とする。
【0013】更に、呼気バッグの口部に装着されるキャ
ップに、外部から注射針を刺通自在な弾性密封体が配設
されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。図において(1)は、この発
明にかかる呼気バッグであり、外気との交換がなく、密
封性が高く、被験者が容易に呼気を吹き込むことが出
来、かつ分析装置への接続が容易な口部を有し、不使用
時には折り畳まれて平坦な形態に保たれ、呼気を吹き込
んだとき容易に容積が拡大でき、呼気取出のために圧潰
したとき局部的な変形がなく容易に呼気を押し出すこと
が出来るようなものであることが好ましい。
【0015】このような呼気バッグ(1)の一例は、プラ
スチックフィルム及びアルミホイルの積層シートからな
る自立性の袋体(2)である。呼気バッグ(1)は、口部に
剛性の管状口部(3)が密封状態で取り付けられ、キャッ
プ(4)が着脱自在に装着される。袋体(2)を構成する積
層シートは、例えばポリエステルフィルム、アルミホイ
ル、延伸ナイロンフィルム、ポリエチレンフィルムの4
層の積層シートからなり、2枚の積層シートを上辺及び
両側片において熱溶着若しくは接着等により接合してシ
ールした下面を開放した袋体に形成される。開放された
下面は、折り込まれた底材シートを円弧状に接合して密
封される。管状口部(3)は袋体(2)の上辺を接合すると
き、同時に装着して密に接合される。
【0016】呼気バッグ(1)は、不使用時には、平らに
折り畳まれており、呼気が吹き込まれたとき、底部が拡
開して自立状態となる。かかる袋の拡開性及び自立性
は、呼気の吹き込み時に袋体が容易に拡開して所要量の
呼気を収納することが出来ると共に、キャップを取り去
ったとき、袋体の形状保持性により収納された呼気が押
し出されるおそれがなく、圧潰するときに押し出すこと
が出来る利点がある。呼気バッグの容量は、1回の呼気
分析に供される呼気量に応じて適宜設定されるが、通常
の必要呼気量が50mlであることから、50ml以上の容
積を有することが望ましい。
【0017】呼気バッグ(1)の管状口部(3)内には、呼
気吹き込み時に所定の吹き込み抵抗を生じさせる呼気抵
抗手段(5)が設けられる。呼気吹き込み時における吹き
込み抵抗により腹式呼吸となるため、被験者が深呼吸し
ても、吸引された外気は体内の13Cを含んだ空気と十分
に混合することとなり、13C濃度が低下することがなく
なる。すなわち、深呼吸により吸引された新鮮な外気が
直接排出されることが防止され、排気前に体内で13Cを
含む空気と混合されるのである。かくして、呼気バッグ
内には、被験者の13C濃度を正確に表した呼気が採取さ
れることとなり、正確な13C濃度の測定を実現すること
が可能となる。
【0018】管状口部(3)内に配置される呼気抵抗手段
(5)は、図示の実施の形態では、空気の流過抵抗として
作用する限外濾過膜、メンブレン、濾紙等のフィルター
手段が用いられている。しかしながら、かかるフィルタ
ー手段に限られないことは勿論であり、細いスリットや
孔、或いは弁手段等であっても良い。要するに、被験者
が呼気を吹き込むとき、腹式呼吸を必要とするような抵
抗をもたらすものであればいかなるものであっても良
い。図示の形態において、呼気抵抗手段(5)は、管状口
部(3)に挿着自在な筒状物(8)を備え、該筒状物(8)に
フィルター手段(6)が取り付けられている。
【0019】管状口部に装着されるキャップ(4)には、
注射針(6)を刺通することが出来る弾性密封体(7)が取
り付けられ、キャップを外すことなく、注射針(6)を刺
通して、呼気バッグ内の呼気を分析のために取り出すこ
とが出来るようになっている。弾性密封体(7)は、注射
針の刺通を許容すると共に、注射針を抜いたときには、
注射針の刺通孔が弾力的に閉止されてしまうようなゴム
弾性を有していることが好ましい。このようなゴム弾性
を有する弾性密封体としては、例えばシリコン、ポリテ
トラフルオロエチレン等を使用することが出来る。弾性
密封体を装着したキャップを用いることにより、分析時
にキャップを外す必要がなく、取扱が便利となる。
【0020】この発明の口部に呼気抵抗手段を設けた呼
気バッグで被験者の呼気を採取し、13Cの濃度を測定し
たところ、呼気抵抗手段を有しない呼気バッグで採取し
た呼気中の13C濃度より約3倍の濃度の13Cが測定さ
れ、この13C濃度は、被験者の体内の13Cを直接測定し
た濃度とほぼ一致していた。又、キャップ(4)に弾性密
封体(7)を取り付けた呼気バッグの呼気の残存量を経時
的に測定したところ、3ヶ月保存後においても残存量に
ほとんど変化はなかった。
【0021】図4は、13Cでラベルしたアミノ基を飲ま
せた後、30分後に7回連続して呼気を採取し、13Cで
ラベルされた炭酸ガス量を測定した。図4において、A
は従来の呼気バッグで呼気を採取し、Bは、呼気初期の
1/3を捨てた後に息継ぎをすることなく残りの2/3
の呼気を採取した。C〜Gはこの発明の呼気バッグを用
いて呼気を採取したものである。Cの呼気バッグには、
呼気抵抗手段として濾紙No.1を、Dの呼気バッグに
は、濾紙No.2をそれぞれ使用した。又、Eの呼気バ
ッグには、孔径0.22ミクロンのミリポアフィルター
を、Fの呼気バッグには、孔径0.45ミクロンのミリ
ポアフィルターを、Gの呼気バッグには孔径0.02ミ
クロンのミリポアフィルターをそれぞれ呼気抵抗手段と
して用いた。測定の結果、この発明の呼気抵抗手段を備
えた呼気バッグで採取された呼気は、ほぼ正確に13C
炭酸ガス量を含むものであり、この発明の呼気バッグの
効果を確認することが出来た。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、呼気中の13C濃度を
低下させることなく被験者の呼気を採取することが出来
ると共に、分析に際してキャップの脱着が不要となり作
業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる呼気バッグの外観斜視図
【図2】同要部の断面図
【図3】注射針の刺通状態を示す斜視図
【図4】この発明の効果を確認する実験の結果を示すグ
ラフ
【符号の説明】
(1)呼気バッグ (2)袋体 (3)管状口部 (4)キャップ (5)呼気抵抗手段 (6)注射針 (7)弾性密封体 (8)筒状物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素の安定同位体13Cでラベルした化合物
    を投与して呼気中の13Cを測定するために被験者の呼気
    を採取する呼気バッグであって、呼気バッグの口部内に
    呼気の吹き込みに対して抵抗となる呼気抵抗手段を設け
    たことを特徴とする13C呼気検査用バッグ。
  2. 【請求項2】呼気抵抗手段が、フィルター手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の13C呼気検査用バッグ。
  3. 【請求項3】呼気抵抗手段が、呼気バッグの口部に挿着
    自在なフィルター手段を取り付けた筒状物からなること
    を特徴とする請求項2記載の13C呼気検査用バッグ。
  4. 【請求項4】呼気抵抗手段が、空気の流通を制限し得る
    細い通路からなることを特徴とする請求項1記載の13
    呼気検査用バッグ。
  5. 【請求項5】呼気バッグが、プラスチックフィルムとア
    ルミホイルの積層シートからなる自立性の袋体であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の13
    呼気検査用バッグ。
  6. 【請求項6】呼気バッグが、ポリエステルフィルム、ア
    ルミホイル、延伸ナイロン、ポリエチレンフィルムの積
    層シートからなり、折り込まれた底材を円弧状に融着し
    て開放された底が閉止され、口部に剛性の管状口部が取
    り付けられ、かつキャップを着脱自在とした自立性の袋
    体からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の13C呼気検査用バッグ。
  7. 【請求項7】呼気バッグの口部に装着されるキャップ
    に、外部から注射針を刺通自在な弾性密封体が配設され
    ていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の13C呼気検査用バッグ。
JP8049508A 1996-02-13 1996-02-13 13c呼気検査用バッグ Pending JPH09215675A (ja)

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JP8049508A JPH09215675A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 13c呼気検査用バッグ

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JPH09215675A true JPH09215675A (ja) 1997-08-19

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ID=12833085

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013011530A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 呼気採取容器
CN104068898A (zh) * 2013-03-29 2014-10-01 深圳市中核海得威生物科技有限公司 一种气体采样袋及其制造方法
CN118845089A (zh) * 2024-09-24 2024-10-29 海菲尔(江苏)生物科技有限公司 一种肠道微生态甲烷氢呼气检测装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010605