JPH09215924A - 排ガス浄化用触媒 - Google Patents
排ガス浄化用触媒Info
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- JPH09215924A JPH09215924A JP8024044A JP2404496A JPH09215924A JP H09215924 A JPH09215924 A JP H09215924A JP 8024044 A JP8024044 A JP 8024044A JP 2404496 A JP2404496 A JP 2404496A JP H09215924 A JPH09215924 A JP H09215924A
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- Japan
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- exhaust gas
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- oxide
- alumina
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Abstract
(57)【要約】
【課題】PdにBaを共存させた場合において、Baと
アルミナとの反応を抑制することで耐熱性を向上させ
る。 【解決手段】PdとBaの複合酸化物からなるPd−B
a複合酸化物と、耐熱性無機酸化物とから構成した。B
aとPdは複合酸化物として含まれているため、酸化パ
ラジウムの分解温度が上昇し金属パラジウムとなるのが
抑制されるのでシンタリングが防止される。またBaと
アルミナとの反応が抑制され、耐久後もBaによるPd
の酸化作用と酸化パラジウムの分解温度向上作用が維持
される。
アルミナとの反応を抑制することで耐熱性を向上させ
る。 【解決手段】PdとBaの複合酸化物からなるPd−B
a複合酸化物と、耐熱性無機酸化物とから構成した。B
aとPdは複合酸化物として含まれているため、酸化パ
ラジウムの分解温度が上昇し金属パラジウムとなるのが
抑制されるのでシンタリングが防止される。またBaと
アルミナとの反応が抑制され、耐久後もBaによるPd
の酸化作用と酸化パラジウムの分解温度向上作用が維持
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車などから排出
される排ガスを浄化する排ガス浄化用触媒に関し、詳し
くは触媒貴金属としてパラジウムを用い耐熱性に優れた
Pd系触媒を提供するものである。
される排ガスを浄化する排ガス浄化用触媒に関し、詳し
くは触媒貴金属としてパラジウムを用い耐熱性に優れた
Pd系触媒を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の排ガス浄化用触媒と
して、CO及びHCの酸化とNOx の還元とを行って排
ガスを浄化する三元触媒が用いられている。このような
三元触媒としては、例えばコーディエライトなどからな
る耐熱性担体基材にγ−アルミナからなるコート層を形
成し、そのコート層に白金(Pt)、ロジウム(R
h)、パラジウム(Pd)などの白金族元素から選ばれ
る触媒金属を担持させたものが広く知られている。
して、CO及びHCの酸化とNOx の還元とを行って排
ガスを浄化する三元触媒が用いられている。このような
三元触媒としては、例えばコーディエライトなどからな
る耐熱性担体基材にγ−アルミナからなるコート層を形
成し、そのコート層に白金(Pt)、ロジウム(R
h)、パラジウム(Pd)などの白金族元素から選ばれ
る触媒金属を担持させたものが広く知られている。
【0003】一方、近年、地球環境保護の観点から、自
動車などの内燃機関から排出される排ガス中の二酸化炭
素(CO2 )が問題とされ、その解決策として酸素過剰
雰囲気において希薄燃焼させるいわゆるリーンバーンが
有望視されている。このリーンバーンにおいては、燃費
が向上するために燃料の使用量が低減され、その結果燃
焼排ガスであるCO2 の発生を抑制することができる。
動車などの内燃機関から排出される排ガス中の二酸化炭
素(CO2 )が問題とされ、その解決策として酸素過剰
雰囲気において希薄燃焼させるいわゆるリーンバーンが
有望視されている。このリーンバーンにおいては、燃費
が向上するために燃料の使用量が低減され、その結果燃
焼排ガスであるCO2 の発生を抑制することができる。
【0004】これに対し、従来の三元触媒は、空燃比が
理論空燃比(ストイキ)において排ガス中のCO,H
C,NOx を同時に酸化・還元し、浄化するものであっ
て、リーンバーン時の排ガスの酸素過剰雰囲気下におけ
るNOx の還元除去に対しては充分な浄化性能を示さな
い。このため、酸素過剰雰囲気下においても効率よくN
Ox を浄化しうる触媒及び浄化システムの開発が望まれ
ている。
理論空燃比(ストイキ)において排ガス中のCO,H
C,NOx を同時に酸化・還元し、浄化するものであっ
て、リーンバーン時の排ガスの酸素過剰雰囲気下におけ
るNOx の還元除去に対しては充分な浄化性能を示さな
い。このため、酸素過剰雰囲気下においても効率よくN
Ox を浄化しうる触媒及び浄化システムの開発が望まれ
ている。
【0005】そこで本願出願人は、先にアルカリ土類金
属とPtをアルミナなどの多孔質担体に担持した排ガス
浄化用触媒(特開平5−317652号公報)や、ラン
タンとPtを多孔質担体に担持した排ガス浄化用触媒
(特開平5−168860号公報)、あるいはアルカリ
金属とPtとをアルミナ担体に担持した排ガス浄化用触
媒(特開平6−31139号公報)を提案している。こ
れらの排ガス浄化用触媒によれば、リーン側ではNOx
がアルカリ土類金属の酸化物やランタンの酸化物(NO
x 吸蔵元素)に吸蔵され、それがストイキ又はリッチ側
でHCやCOなどの還元性成分と反応するため、リーン
側においてもNOx の浄化性能に優れている。
属とPtをアルミナなどの多孔質担体に担持した排ガス
浄化用触媒(特開平5−317652号公報)や、ラン
タンとPtを多孔質担体に担持した排ガス浄化用触媒
(特開平5−168860号公報)、あるいはアルカリ
金属とPtとをアルミナ担体に担持した排ガス浄化用触
媒(特開平6−31139号公報)を提案している。こ
れらの排ガス浄化用触媒によれば、リーン側ではNOx
がアルカリ土類金属の酸化物やランタンの酸化物(NO
x 吸蔵元素)に吸蔵され、それがストイキ又はリッチ側
でHCやCOなどの還元性成分と反応するため、リーン
側においてもNOx の浄化性能に優れている。
【0006】ところで白金族元素のなかでは、PtやR
hに比べてPdが安価であり、Pdを用いれば排ガス浄
化用触媒のコストを低減することができる。ところがP
dには高温時にシンタリングが生じ、触媒活性点の減少
による劣化が大きく、Pd系触媒は耐熱性に劣るという
不具合がある。そこで例えば特開平3−106446号
公報には、Pd系触媒にさらにバリウム(Ba)とセリ
ウム(Ce)を共存させた排ガス浄化用触媒が開示され
ている。この排ガス浄化用触媒では、Baの作用により
Pdが常に酸化状態となるため、金属Pd状態で生じる
シンタリングを防止することができる。したがってPd
を用いてPt−Rh系触媒とほぼ同等の触媒性能を確保
することができ、しかも安価な排ガス浄化用触媒とする
ことができる。またBaのNOx 吸蔵作用によりNOx
浄化率も向上する。
hに比べてPdが安価であり、Pdを用いれば排ガス浄
化用触媒のコストを低減することができる。ところがP
dには高温時にシンタリングが生じ、触媒活性点の減少
による劣化が大きく、Pd系触媒は耐熱性に劣るという
不具合がある。そこで例えば特開平3−106446号
公報には、Pd系触媒にさらにバリウム(Ba)とセリ
ウム(Ce)を共存させた排ガス浄化用触媒が開示され
ている。この排ガス浄化用触媒では、Baの作用により
Pdが常に酸化状態となるため、金属Pd状態で生じる
シンタリングを防止することができる。したがってPd
を用いてPt−Rh系触媒とほぼ同等の触媒性能を確保
することができ、しかも安価な排ガス浄化用触媒とする
ことができる。またBaのNOx 吸蔵作用によりNOx
浄化率も向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した特
開平3−106446号公報に記載の排ガス浄化用触媒
にあっては、Baを含まないPd系触媒に比べてさほど
性能の向上がみられず、Baをさらに添加した効果が十
分に引き出せないという不具合があった。これは、Ba
は従来より含浸担持法によりアルミナなどの担体に担持
されているため、高温雰囲気でBaが担体と反応し易く
Ba−Al複合酸化物を形成し、有効なBa量が減少し
てPdとの相互作用が十分に機能しなくなるためと考え
られている。
開平3−106446号公報に記載の排ガス浄化用触媒
にあっては、Baを含まないPd系触媒に比べてさほど
性能の向上がみられず、Baをさらに添加した効果が十
分に引き出せないという不具合があった。これは、Ba
は従来より含浸担持法によりアルミナなどの担体に担持
されているため、高温雰囲気でBaが担体と反応し易く
Ba−Al複合酸化物を形成し、有効なBa量が減少し
てPdとの相互作用が十分に機能しなくなるためと考え
られている。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、PdにBaを共存させた場合において、B
aとアルミナなどの担体との反応を抑制することで耐熱
性に優れた排ガス浄化用触媒とすることを目的とする。
ものであり、PdにBaを共存させた場合において、B
aとアルミナなどの担体との反応を抑制することで耐熱
性に優れた排ガス浄化用触媒とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の排ガス浄化用触媒の特徴は、PdとBaの複合酸化
物からなるPd−Ba複合酸化物と、耐熱性無機酸化物
とからなることにある。
明の排ガス浄化用触媒の特徴は、PdとBaの複合酸化
物からなるPd−Ba複合酸化物と、耐熱性無機酸化物
とからなることにある。
【0010】
【発明の実施の形態】耐熱性無機酸化物としては、アル
ミナ、シリカ、ジルコニア、チタニア、シリカ−アルミ
ナ、ゼオライトなど従来より担体として用いられている
ものを用いることができる。なかでも耐久後にも高い比
表面積を示し耐熱性に優れたアルミナあるいはジルコニ
アが特に望ましい。この耐熱性無機酸化物は、コージェ
ライトなどの耐熱性無機質担体基材やメタル担体基材に
被覆してコート層としてもよいし、耐熱性無機酸化物自
体から担体基材を形成することもできる。
ミナ、シリカ、ジルコニア、チタニア、シリカ−アルミ
ナ、ゼオライトなど従来より担体として用いられている
ものを用いることができる。なかでも耐久後にも高い比
表面積を示し耐熱性に優れたアルミナあるいはジルコニ
アが特に望ましい。この耐熱性無機酸化物は、コージェ
ライトなどの耐熱性無機質担体基材やメタル担体基材に
被覆してコート層としてもよいし、耐熱性無機酸化物自
体から担体基材を形成することもできる。
【0011】Baは、そのNOx 吸蔵・放出作用により
NOx 浄化性能を一層向上させるとともに、以下のよう
にPdの酸化状態(PdO)を維持してPdのシンタリ
ングを防止する。つまり、Baは容易に過酸化物(Ba
O2 )を形成し、これが熱又はガス雰囲気によって容易
に分解して酸化バリウム(BaO)となる。このとき放
出される酸素がPdと結合して酸化パラジウム(Pd
O)を形成する。Pdのシンタリングは金属パラジウム
の状態で生じるから、酸化パラジウムとなることにより
シンタリングが防止される。
NOx 浄化性能を一層向上させるとともに、以下のよう
にPdの酸化状態(PdO)を維持してPdのシンタリ
ングを防止する。つまり、Baは容易に過酸化物(Ba
O2 )を形成し、これが熱又はガス雰囲気によって容易
に分解して酸化バリウム(BaO)となる。このとき放
出される酸素がPdと結合して酸化パラジウム(Pd
O)を形成する。Pdのシンタリングは金属パラジウム
の状態で生じるから、酸化パラジウムとなることにより
シンタリングが防止される。
【0012】そしてBaとPdは複合酸化物として含ま
れているため、酸化パラジウムの分解温度が上昇する。
したがって耐久後にも金属パラジウムとなるのが抑制さ
れ、シンタリングが一層確実に防止される。またBaは
Pdと複合酸化物を構成しているため、Baとアルミナ
などの耐熱性無機酸化物との反応が抑制され、耐久後も
BaによるPdの酸化作用と酸化パラジウムの分解温度
向上作用が維持される。
れているため、酸化パラジウムの分解温度が上昇する。
したがって耐久後にも金属パラジウムとなるのが抑制さ
れ、シンタリングが一層確実に防止される。またBaは
Pdと複合酸化物を構成しているため、Baとアルミナ
などの耐熱性無機酸化物との反応が抑制され、耐久後も
BaによるPdの酸化作用と酸化パラジウムの分解温度
向上作用が維持される。
【0013】このPd−Ba複合酸化物の含有量は、耐
熱性無機酸化物1リットルに対して、Pdとして1〜2
0g、Baとして0.05〜0.4モルの範囲が好まし
い。Pdの含有量が少ないとCOやHCなどの浄化性能
に不足し、多すぎると効果が飽和するとともにコストの
増大を招く。またBaの含有量が少ないとPdのシンタ
リングが生じたりNOx 浄化性能に劣り、多すぎると効
果が飽和する。なお、Pd−Ba複合酸化物には、L
a、Ndなど他の金属を複合化してもよい。
熱性無機酸化物1リットルに対して、Pdとして1〜2
0g、Baとして0.05〜0.4モルの範囲が好まし
い。Pdの含有量が少ないとCOやHCなどの浄化性能
に不足し、多すぎると効果が飽和するとともにコストの
増大を招く。またBaの含有量が少ないとPdのシンタ
リングが生じたりNOx 浄化性能に劣り、多すぎると効
果が飽和する。なお、Pd−Ba複合酸化物には、L
a、Ndなど他の金属を複合化してもよい。
【0014】また本発明の排ガス浄化用触媒には、Pd
−Ba複合酸化物と耐熱性無機酸化物の他に、触媒貴金
属としてRhを担持することも好ましい。RhはNOx
の還元浄化特性に優れているので、NOx 浄化率が向上
しHC及びCOの浄化率も向上する。このRhの好まし
い担持量は、耐熱性無機酸化物1リットルに対して0.
01〜0.5gである。0.5gを超えて担持しても効
果が飽和するとともにコストの上昇を招く。
−Ba複合酸化物と耐熱性無機酸化物の他に、触媒貴金
属としてRhを担持することも好ましい。RhはNOx
の還元浄化特性に優れているので、NOx 浄化率が向上
しHC及びCOの浄化率も向上する。このRhの好まし
い担持量は、耐熱性無機酸化物1リットルに対して0.
01〜0.5gである。0.5gを超えて担持しても効
果が飽和するとともにコストの上昇を招く。
【0015】さらに本発明の排ガス浄化用触媒には、助
触媒としてCeやLaを担持することも好ましい。Ce
は酸素の吸蔵・放出作用を有するので、Pdの酸化が一
層促進されシンタリングを一層防止することができる。
このCeはZrとの複合酸化物として安定化した状態で
担持することが好ましく、その担持量は耐熱性無機酸化
物1リットルに対してCe−Zr複合酸化物として0.
1〜0.5モル/Lである。また、LaはNOx 吸蔵作
用を有するためNOx 浄化率が一層向上するとともに、
HC及びCOの浄化率も向上する。Laの好ましい担持
量は、耐熱性無機酸化物1リットルに対して炭酸ランタ
ンとして0.1〜0.5モル/Lである。
触媒としてCeやLaを担持することも好ましい。Ce
は酸素の吸蔵・放出作用を有するので、Pdの酸化が一
層促進されシンタリングを一層防止することができる。
このCeはZrとの複合酸化物として安定化した状態で
担持することが好ましく、その担持量は耐熱性無機酸化
物1リットルに対してCe−Zr複合酸化物として0.
1〜0.5モル/Lである。また、LaはNOx 吸蔵作
用を有するためNOx 浄化率が一層向上するとともに、
HC及びCOの浄化率も向上する。Laの好ましい担持
量は、耐熱性無機酸化物1リットルに対して炭酸ランタ
ンとして0.1〜0.5モル/Lである。
【0016】
(実施例1)図1に本実施例の排ガス浄化用触媒の模式
的断面図を示す。この排ガス浄化用触媒は、コージェラ
イト製のモノリスハニカム担体1と、ハニカム担体1表
面にコートされたコート層とからなり、コート層2はア
ルミナ粉末20とPd−Ba複合酸化物粉末21とが均
一に混合されて構成されている。この排ガス浄化用触媒
は以下のようにして製造された。
的断面図を示す。この排ガス浄化用触媒は、コージェラ
イト製のモノリスハニカム担体1と、ハニカム担体1表
面にコートされたコート層とからなり、コート層2はア
ルミナ粉末20とPd−Ba複合酸化物粉末21とが均
一に混合されて構成されている。この排ガス浄化用触媒
は以下のようにして製造された。
【0017】金属Pdとして10重量部含有する硝酸パ
ラジウム水溶液と、金属Baとして20重量部含有する
硝酸バリウム水溶液を混合し、100℃で10時間乾燥
した後乳鉢で粉砕し、さらに900℃で2時間焼成した
後乳鉢で粉砕してPd−Ba複合酸化物粉末を調製し
た。アルミナ粉末100重量部と、上記Pd−Ba複合
酸化物粉末20重量部と、アルミナゾル(アルミナ濃度
10重量%)10重量部及び純水120重量部を混合攪
拌してスラリーを調製した。そしてコージェライト製の
ハニカム担体(容積1.7リットル)を水に浸漬し、余
分な水分を吹き払った後このスラリーに浸漬し、引き上
げて余分なスラリーを吹き払い、80℃で20分間乾燥
した後600℃で1時間焼成して実施例1の排ガス浄化
用触媒を調製した。
ラジウム水溶液と、金属Baとして20重量部含有する
硝酸バリウム水溶液を混合し、100℃で10時間乾燥
した後乳鉢で粉砕し、さらに900℃で2時間焼成した
後乳鉢で粉砕してPd−Ba複合酸化物粉末を調製し
た。アルミナ粉末100重量部と、上記Pd−Ba複合
酸化物粉末20重量部と、アルミナゾル(アルミナ濃度
10重量%)10重量部及び純水120重量部を混合攪
拌してスラリーを調製した。そしてコージェライト製の
ハニカム担体(容積1.7リットル)を水に浸漬し、余
分な水分を吹き払った後このスラリーに浸漬し、引き上
げて余分なスラリーを吹き払い、80℃で20分間乾燥
した後600℃で1時間焼成して実施例1の排ガス浄化
用触媒を調製した。
【0018】この排ガス浄化用触媒には、ハニカム担体
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L担持されている。 (実施例2)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、所
定濃度の硝酸ロジウム水溶液の所定量と、アルミナゾル
(アルミナ濃度10重量%)10重量部及び純水120
重量部を混合攪拌してスラリーを調製した。そして実施
例1と同様にしてコーティングし、実施例2の排ガス浄
化用触媒を調製した。
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L担持されている。 (実施例2)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、所
定濃度の硝酸ロジウム水溶液の所定量と、アルミナゾル
(アルミナ濃度10重量%)10重量部及び純水120
重量部を混合攪拌してスラリーを調製した。そして実施
例1と同様にしてコーティングし、実施例2の排ガス浄
化用触媒を調製した。
【0019】この排ガス浄化用触媒には、ハニカム担体
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Rhが0.4g/L担持されている。 (実施例3)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、C
e−Zr複合酸化物(CeO2 :ZrO2 =5:1)5
0重量部と、アルミナゾル(アルミナ濃度10重量%)
10重量部及び純水120重量部を混合攪拌してスラリ
ーを調製した。そして実施例1と同様にしてコーティン
グし、実施例3の排ガス浄化用触媒を調製した。
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Rhが0.4g/L担持されている。 (実施例3)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、C
e−Zr複合酸化物(CeO2 :ZrO2 =5:1)5
0重量部と、アルミナゾル(アルミナ濃度10重量%)
10重量部及び純水120重量部を混合攪拌してスラリ
ーを調製した。そして実施例1と同様にしてコーティン
グし、実施例3の排ガス浄化用触媒を調製した。
【0020】この排ガス浄化用触媒には、ハニカム担体
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Ceとして0.25g/L担持されて
いる。 (実施例4)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、炭
酸ランタン粉末20重量部と、アルミナゾル(アルミナ
濃度10重量%)10重量部及び純水120重量部を混
合攪拌してスラリーを調製した。そして実施例1と同様
にしてコーティングし、実施例4の排ガス浄化用触媒を
調製した。
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Ceとして0.25g/L担持されて
いる。 (実施例4)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、炭
酸ランタン粉末20重量部と、アルミナゾル(アルミナ
濃度10重量%)10重量部及び純水120重量部を混
合攪拌してスラリーを調製した。そして実施例1と同様
にしてコーティングし、実施例4の排ガス浄化用触媒を
調製した。
【0021】この排ガス浄化用触媒には、ハニカム担体
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Laが0.1モル/L担持されてい
る。 (実施例5)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、C
e−Zr複合酸化物(CeO2 :ZrO2 =5:1)5
0重量部と、炭酸ランタン粉末20重量部と、アルミナ
ゾル(アルミナ濃度10重量%)10重量部及び純水1
20重量部を混合攪拌してスラリーを調製した。そして
実施例1と同様にしてコーティングし、実施例5の排ガ
ス浄化用触媒を調製した。
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Laが0.1モル/L担持されてい
る。 (実施例5)アルミナ粉末100重量部と、実施例1で
調製されたPd−Ba複合酸化物粉末20重量部と、C
e−Zr複合酸化物(CeO2 :ZrO2 =5:1)5
0重量部と、炭酸ランタン粉末20重量部と、アルミナ
ゾル(アルミナ濃度10重量%)10重量部及び純水1
20重量部を混合攪拌してスラリーを調製した。そして
実施例1と同様にしてコーティングし、実施例5の排ガ
ス浄化用触媒を調製した。
【0022】この排ガス浄化用触媒には、ハニカム担体
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Ceとして0.25g/L、Laとし
て0.1モル/L担持されている。 (比較例1)アルミナ粉末100重量部と、所定濃度の
硝酸パラジウム水溶液の所定量と、酢酸バリウム20重
量部と、アルミナゾル(アルミナ濃度10重量%)10
重量部及び純水120重量部を混合攪拌してスラリーを
調製した。そして実施例1と同様にしてコーティング
し、比較例1の排ガス浄化用触媒を調製した。
1リットルに対してPdとして10g/L、Baとして
0.1モル/L、Ceとして0.25g/L、Laとし
て0.1モル/L担持されている。 (比較例1)アルミナ粉末100重量部と、所定濃度の
硝酸パラジウム水溶液の所定量と、酢酸バリウム20重
量部と、アルミナゾル(アルミナ濃度10重量%)10
重量部及び純水120重量部を混合攪拌してスラリーを
調製した。そして実施例1と同様にしてコーティング
し、比較例1の排ガス浄化用触媒を調製した。
【0023】この排ガス浄化用触媒には、ハニカム担体
1リットルに対してPdが10g/L、Baが0.1モ
ル/L担持されている。 (試験)上記のそれぞれの排ガス浄化用触媒を触媒コン
バータに収納し、2Lエンジンの排気系に装着して、空
燃比(A/F)を14.6(ストイキ)を中心にして振
幅:約1A/F、周期:約0.5Hzで大きく変動さ
せ、触媒床温1000℃の条件で50時間運転する耐熱
耐久試験を行った。その後、A/F=14.6とし、触
媒床温を240℃から440℃まで昇温し、その時のH
C、CO及びNOxの50%浄化温度を測定した。結果
を表1に示す。
1リットルに対してPdが10g/L、Baが0.1モ
ル/L担持されている。 (試験)上記のそれぞれの排ガス浄化用触媒を触媒コン
バータに収納し、2Lエンジンの排気系に装着して、空
燃比(A/F)を14.6(ストイキ)を中心にして振
幅:約1A/F、周期:約0.5Hzで大きく変動さ
せ、触媒床温1000℃の条件で50時間運転する耐熱
耐久試験を行った。その後、A/F=14.6とし、触
媒床温を240℃から440℃まで昇温し、その時のH
C、CO及びNOxの50%浄化温度を測定した。結果
を表1に示す。
【0024】 (評価)表1からわかるように、実施例1の方が比較例
1より耐久後に高い浄化性能を示し、耐久性に優れてい
る。これはPdとBaを複合酸化物として担持した効果
であることが明らかである。
1より耐久後に高い浄化性能を示し、耐久性に優れてい
る。これはPdとBaを複合酸化物として担持した効果
であることが明らかである。
【0025】またRh、Ce−Zr複合酸化物及びLa
の少なくとも一種をさらに担持することにより、僅かで
はあるが耐久性が向上していることもわかる。
の少なくとも一種をさらに担持することにより、僅かで
はあるが耐久性が向上していることもわかる。
【0026】
【発明の効果】すなわち本発明の排ガス浄化用触媒によ
れば、Baの効果が十分に発現されるため、Pdを用い
ているにもかかわらず高い耐熱性を有する。したがって
安価であるにもかかわらず、高い触媒性能を長期間維持
することができる。
れば、Baの効果が十分に発現されるため、Pdを用い
ているにもかかわらず高い耐熱性を有する。したがって
安価であるにもかかわらず、高い触媒性能を長期間維持
することができる。
【図1】本発明の一実施例の排ガス浄化用触媒の模式的
断面図である。
断面図である。
1:ハニカム担体 2:コート層 20:アルミナ粉末 21:Pd−B
a複合酸化物粉末
a複合酸化物粉末
Claims (1)
- 【請求項1】 パラジウム(Pd)とバリウム(Ba)
の複合酸化物からなるPd−Ba複合酸化物と、耐熱性
無機酸化物とからなることを特徴とする排ガス浄化用触
媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024044A JPH09215924A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 排ガス浄化用触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024044A JPH09215924A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 排ガス浄化用触媒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215924A true JPH09215924A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12127492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8024044A Pending JPH09215924A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 排ガス浄化用触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09215924A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7199079B2 (en) | 2004-01-21 | 2007-04-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Purification catalyst for exhaust gas, production method therefor, and purification catalyst device for automobile exhaust gas |
| US9012350B2 (en) | 2011-10-26 | 2015-04-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Catalyst for exhaust gas purification, and method for manufacturing same |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP8024044A patent/JPH09215924A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7199079B2 (en) | 2004-01-21 | 2007-04-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Purification catalyst for exhaust gas, production method therefor, and purification catalyst device for automobile exhaust gas |
| US7476640B2 (en) | 2004-01-21 | 2009-01-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Purification catalyst for exhaust gas, production method therefor, and purification catalyst device for automobile exhaust gas |
| US9012350B2 (en) | 2011-10-26 | 2015-04-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Catalyst for exhaust gas purification, and method for manufacturing same |
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