JPH09216384A - プリンタ装置及びこれを用いた印画方法 - Google Patents
プリンタ装置及びこれを用いた印画方法Info
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- JPH09216384A JPH09216384A JP8025144A JP2514496A JPH09216384A JP H09216384 A JPH09216384 A JP H09216384A JP 8025144 A JP8025144 A JP 8025144A JP 2514496 A JP2514496 A JP 2514496A JP H09216384 A JPH09216384 A JP H09216384A
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- print head
- ink
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリントヘッドを高速で走査させたり、記録
媒体としてコストの低い汎用記録紙を用いたりした場合
においても、高画質及び高解像度の画像をもつ印画を行
うことを可能とする。 【解決手段】 4色のプリントヘッドC,M,Y,Bk
のスキャン幅において、1回目の走査で例えば奇数列の
各画素形成位置に対してM,Bkの2色の印字が行われ
るとともに、偶数列の各画素形成位置に対して残りの2
色であるC,Yが印字される。そして、2回面の走査で
偶数列の各画素に対してM,Bkの2色の印字が行われ
るとともに、奇数列の各画素に対して残りの2色である
C,Yが印字され、1スキャン幅による1ライン分の印
字が完了する。
媒体としてコストの低い汎用記録紙を用いたりした場合
においても、高画質及び高解像度の画像をもつ印画を行
うことを可能とする。 【解決手段】 4色のプリントヘッドC,M,Y,Bk
のスキャン幅において、1回目の走査で例えば奇数列の
各画素形成位置に対してM,Bkの2色の印字が行われ
るとともに、偶数列の各画素形成位置に対して残りの2
色であるC,Yが印字される。そして、2回面の走査で
偶数列の各画素に対してM,Bkの2色の印字が行われ
るとともに、奇数列の各画素に対して残りの2色である
C,Yが印字され、1スキャン幅による1ライン分の印
字が完了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙上のインク
と希釈液との混合濃度を変化させて中間調を表現するこ
とが可能なプリンタ装置及び印画方法に関する。
と希釈液との混合濃度を変化させて中間調を表現するこ
とが可能なプリンタ装置及び印画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置として、いわゆるオ
ンデマンド型インクジェットプリンタは、記録信号に応
じてインク液滴をノズルより吐出し、紙やフィルムなど
の記録媒体に記録するものであり、小型化,低コスト化
が可能なため近年急速に普及しつつある。
ンデマンド型インクジェットプリンタは、記録信号に応
じてインク液滴をノズルより吐出し、紙やフィルムなど
の記録媒体に記録するものであり、小型化,低コスト化
が可能なため近年急速に普及しつつある。
【0003】一方、近年では、特にオフィスにおいてデ
ィスクトップパブリッシングと呼ばれるコンピュータを
用いた文書作成が盛んに行われるようになっているが、
最近では文字や図形だけでなく写真等のカラーの自然画
像を文字や図形と共に出力するという要求が増加してき
ている。このように高品位な自然画像をプリントするた
めには中間調の再現が重要である。
ィスクトップパブリッシングと呼ばれるコンピュータを
用いた文書作成が盛んに行われるようになっているが、
最近では文字や図形だけでなく写真等のカラーの自然画
像を文字や図形と共に出力するという要求が増加してき
ている。このように高品位な自然画像をプリントするた
めには中間調の再現が重要である。
【0004】このオンデマンド型のインクジェットプリ
ンタに使用されるインクジェットプリントヘッド(以
下、プリントヘッドと称する)においては、インク液滴
を吐出するための方式として、例えばピエゾ素子等の電
歪振動子を用いる方式や、発熱素子を用いる方式が一般
に用いられている。
ンタに使用されるインクジェットプリントヘッド(以
下、プリントヘッドと称する)においては、インク液滴
を吐出するための方式として、例えばピエゾ素子等の電
歪振動子を用いる方式や、発熱素子を用いる方式が一般
に用いられている。
【0005】上記ピエゾ素子等の電歪振動子の変位を利
用したプリントヘッドは、当該ピエゾ素子を変形させて
インクに圧力を与えることにより、ノズルから付着媒体
であるインク液滴を吐出させるものである。
用したプリントヘッドは、当該ピエゾ素子を変形させて
インクに圧力を与えることにより、ノズルから付着媒体
であるインク液滴を吐出させるものである。
【0006】ここで、上記ピエゾ素子等の電歪振動子の
変位を利用したプリントヘッドとしては、いわゆる多濃
度インク混合型のインクドット濃度変調方法(インクド
ット内濃度変調方法)を用いて所望の中間調プリントを
得るものがある。
変位を利用したプリントヘッドとしては、いわゆる多濃
度インク混合型のインクドット濃度変調方法(インクド
ット内濃度変調方法)を用いて所望の中間調プリントを
得るものがある。
【0007】このインクドット内濃度変調方法は、吐出
するインク液滴の濃度を定量する手法である。具体的に
は、プリントヘッドの電歪振動子に印加する電圧レベル
を印画すべき画像のデータに対応して変化させ、当該印
加電圧レベルの変化に対応して電歪振動子を変位させ、
混合するインク液滴の体積を当該電歪振動子の変位に対
応して変化させることによって、所望の中間調のプリン
トを得るようにする方法である。
するインク液滴の濃度を定量する手法である。具体的に
は、プリントヘッドの電歪振動子に印加する電圧レベル
を印画すべき画像のデータに対応して変化させ、当該印
加電圧レベルの変化に対応して電歪振動子を変位させ、
混合するインク液滴の体積を当該電歪振動子の変位に対
応して変化させることによって、所望の中間調のプリン
トを得るようにする方法である。
【0008】なお、上記インク液滴としては、濃度の高
いインクと当該インクの希釈液とを混合した混合液が用
いられる。このインク液滴の混合の方法としては、イン
ク液滴をノズルから吐出する前にインクヘッド内にて上
記電歪振動子の変位に応じて定量した濃度の高いインク
とその希釈液とを混合させた後に、インクヘッドから吐
出させる方法か、或いは、インク液滴吐出時に、上記電
歪振動子の変位に応じて定量した濃度の高いインクとそ
の希釈液とをそれぞれ単独で吐出させ、それらが飛行中
或いは記録紙上に付着した後に混合されて、一つのイン
クドットを形成する方法がある。
いインクと当該インクの希釈液とを混合した混合液が用
いられる。このインク液滴の混合の方法としては、イン
ク液滴をノズルから吐出する前にインクヘッド内にて上
記電歪振動子の変位に応じて定量した濃度の高いインク
とその希釈液とを混合させた後に、インクヘッドから吐
出させる方法か、或いは、インク液滴吐出時に、上記電
歪振動子の変位に応じて定量した濃度の高いインクとそ
の希釈液とをそれぞれ単独で吐出させ、それらが飛行中
或いは記録紙上に付着した後に混合されて、一つのイン
クドットを形成する方法がある。
【0009】また、上述したようなオンデマンド型イン
クジェットプリンタにおいて、中間調を再現するために
は、1画素を例えば4×4のドットよりなるマトリクス
で構成し、このマトリクス単位でいわゆるディザ法を用
いて諧調表現を行う方法等がある。
クジェットプリンタにおいて、中間調を再現するために
は、1画素を例えば4×4のドットよりなるマトリクス
で構成し、このマトリクス単位でいわゆるディザ法を用
いて諧調表現を行う方法等がある。
【0010】このディザ法を用いて作製された印画デー
タ信号に基づいて各色のインク量が定量され、各色のイ
ンクに対応した各プリントヘッドからインクとその希釈
液との混合液であるインク液滴がそれぞれ吐出される。
タ信号に基づいて各色のインク量が定量され、各色のイ
ンクに対応した各プリントヘッドからインクとその希釈
液との混合液であるインク液滴がそれぞれ吐出される。
【0011】ここで、上記インクとしては、C(シア
ン),M(マゼンダ),Y(イエロー)、或はC(シア
ン),M(マゼンダ),Y(イエロー),Bk(ブラッ
ク)の各色の組合せで用いられる。
ン),M(マゼンダ),Y(イエロー)、或はC(シア
ン),M(マゼンダ),Y(イエロー),Bk(ブラッ
ク)の各色の組合せで用いられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のオンデマンド型インクジェットプリンタのう
ち、いわゆるシリアル型のプリンタ装置は、円筒面上に
記録紙が紙圧着ローラにより圧着保持されるドラムと、
当該円筒面上で軸方向へ移動可能に設けられてなり上記
プリントヘッドが複数設けられてなるプリントヘッド部
を備えて構成されものである。
うな従来のオンデマンド型インクジェットプリンタのう
ち、いわゆるシリアル型のプリンタ装置は、円筒面上に
記録紙が紙圧着ローラにより圧着保持されるドラムと、
当該円筒面上で軸方向へ移動可能に設けられてなり上記
プリントヘッドが複数設けられてなるプリントヘッド部
を備えて構成されものである。
【0013】このシリアル型のプリンタ装置において、
印画を行うに際しては、プリントヘッド部を記録紙上で
行方向へ走査(スキャン)させる。すなわち、シリアル
型のプリンタ装置においては、プリントヘッド部が移動
して1行分の各画素形成位置における印字が順次行われ
ると、記録紙が圧着保持されたドラムを1行分だけ回転
させた後に次の行の各画素形成位置における印字が順次
行われる。なお、上記プリントヘッド部を走査させる際
には、全ての走査を同一方向とする手法と各走査毎に方
向の異なる往復方向とする手法とがある。
印画を行うに際しては、プリントヘッド部を記録紙上で
行方向へ走査(スキャン)させる。すなわち、シリアル
型のプリンタ装置においては、プリントヘッド部が移動
して1行分の各画素形成位置における印字が順次行われ
ると、記録紙が圧着保持されたドラムを1行分だけ回転
させた後に次の行の各画素形成位置における印字が順次
行われる。なお、上記プリントヘッド部を走査させる際
には、全ての走査を同一方向とする手法と各走査毎に方
向の異なる往復方向とする手法とがある。
【0014】ところがこの場合、以下に示すような問題
が発生する。
が発生する。
【0015】近時においては、印画の高速化に対する要
請が高まっており、この要請に応えるためには、上記プ
リントヘッド部を記録紙上で高速に走査させる必要があ
る。このとき、上記プリントヘッド部を構成するプリン
トヘッドAの1つから画素形成位置に付着媒体を吐出さ
せた直後に、当該プリントヘッドAと隣接するプリント
ヘッドBから当該画素形成位置に付着媒体の吐出が行わ
れる。この場合、上記プリントヘッド部の走査速度が速
いために、プリントヘッドAから吐出された付着媒体が
乾燥する以前にプリントヘッドBからの吐出が行われ
る。
請が高まっており、この要請に応えるためには、上記プ
リントヘッド部を記録紙上で高速に走査させる必要があ
る。このとき、上記プリントヘッド部を構成するプリン
トヘッドAの1つから画素形成位置に付着媒体を吐出さ
せた直後に、当該プリントヘッドAと隣接するプリント
ヘッドBから当該画素形成位置に付着媒体の吐出が行わ
れる。この場合、上記プリントヘッド部の走査速度が速
いために、プリントヘッドAから吐出された付着媒体が
乾燥する以前にプリントヘッドBからの吐出が行われ
る。
【0016】したがって、記録紙上で付着媒体のにじみ
が生じたり、付着媒体同士が混合して色再理特性が悪化
して画質が低下したり、画像の解像度が悪化したりする
ことがある。
が生じたり、付着媒体同士が混合して色再理特性が悪化
して画質が低下したり、画像の解像度が悪化したりする
ことがある。
【0017】また、当該プリンタ装置の専用記録紙を使
用せずにコストの低い汎用記録紙を用いる場合や、印画
時の環境温度が低い場合にも上述と同様な問題が生じる
ことになる。
用せずにコストの低い汎用記録紙を用いる場合や、印画
時の環境温度が低い場合にも上述と同様な問題が生じる
ことになる。
【0018】特に、付着媒体として上記インク液滴を用
いたインクドット内濃度変調方法により印画を行う場
合、各プリントヘッドから吐出される希釈液の総量が余
剰となり易く、特に上述の問題が懸念されている。
いたインクドット内濃度変調方法により印画を行う場
合、各プリントヘッドから吐出される希釈液の総量が余
剰となり易く、特に上述の問題が懸念されている。
【0019】そこで、本発明は上述の実情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、プリントヘ
ッドを高速で走査させたり、記録媒体としてコストの低
い汎用記録紙を用いたりした場合においても、高画質及
び高解像度の画像をもつ印画を行うことを可能とするプ
リンタ装置及びこれを用いた印画方法を提供することに
ある。
れたものであり、その目的とするところは、プリントヘ
ッドを高速で走査させたり、記録媒体としてコストの低
い汎用記録紙を用いたりした場合においても、高画質及
び高解像度の画像をもつ印画を行うことを可能とするプ
リンタ装置及びこれを用いた印画方法を提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の対象とするもの
は、圧力室内に導入された付着媒体を加圧することによ
り当該圧力室に連通するノズルから付着媒体を吐出させ
るプリントヘッドを有し、当該付着媒体を記録媒体上に
付着させて当該記録媒体上に中間調の印画を行うプリン
タ装置及び印画方法である。
は、圧力室内に導入された付着媒体を加圧することによ
り当該圧力室に連通するノズルから付着媒体を吐出させ
るプリントヘッドを有し、当該付着媒体を記録媒体上に
付着させて当該記録媒体上に中間調の印画を行うプリン
タ装置及び印画方法である。
【0021】本発明のプリンタ装置は、上記プリントヘ
ッドが上記記録媒体上を1回走査する間に、行方向或は
列方向に1つ以上の画素間隔をもって印字を施し、複数
回の走査を行うことにより1ライン分の印字を行うよう
になされたものである。
ッドが上記記録媒体上を1回走査する間に、行方向或は
列方向に1つ以上の画素間隔をもって印字を施し、複数
回の走査を行うことにより1ライン分の印字を行うよう
になされたものである。
【0022】具体的に、当該プリンタ装置が、1つのプ
リントヘッドを有し、単色の付着媒体により記録媒体上
に中間調の印字を行うものである場合、上記プリントヘ
ッドが上記記録媒体上を1回走査する間に、行方向或は
列方向に1つの画素間隔をもって印字が施され、2回の
走査を行うことにより1ライン分の印字が行われる。
リントヘッドを有し、単色の付着媒体により記録媒体上
に中間調の印字を行うものである場合、上記プリントヘ
ッドが上記記録媒体上を1回走査する間に、行方向或は
列方向に1つの画素間隔をもって印字が施され、2回の
走査を行うことにより1ライン分の印字が行われる。
【0023】また、複数のプリントヘッドを有し、各プ
リントヘッドに対応した複数色の各付着媒体により記録
媒体上に中間調の印画を行う場合、各プリントヘッド
は、各画素形成位置に対して順に付着媒体を吐出させ
る。
リントヘッドに対応した複数色の各付着媒体により記録
媒体上に中間調の印画を行う場合、各プリントヘッド
は、各画素形成位置に対して順に付着媒体を吐出させ
る。
【0024】あるいはこの場合、非隣接の1組のプリン
トヘッドが、各画素形成位置に対して付着媒体を同時に
吐出させるように当該プリンタ装置を構成することが好
適である。
トヘッドが、各画素形成位置に対して付着媒体を同時に
吐出させるように当該プリンタ装置を構成することが好
適である。
【0025】なお、本発明においては、上記付着媒体と
して、上記印画データ信号に応じて定量したインクと当
該インクの希釈液とを混合した混合液を用いる。この場
合、定量されたインクの希釈液と当該インクとを混合し
た混合液を用いることも好適である。
して、上記印画データ信号に応じて定量したインクと当
該インクの希釈液とを混合した混合液を用いる。この場
合、定量されたインクの希釈液と当該インクとを混合し
た混合液を用いることも好適である。
【0026】また、本発明においては、多諧調誤差拡散
法を用いて印画データ信号を作製することが好適であ
る。
法を用いて印画データ信号を作製することが好適であ
る。
【0027】本発明のプリンタ装置においては、1回の
走査で行方向或は列方向に1つ以上の画素間隔をもって
印字が施され、1ライン分の印字を行うのに複数回の走
査が行われる。ここで、1回の走査で印字された各画素
において、最隣接する画素同士でも1画素以上の間隔が
あるため、走査を1回行う間に各画素を形成する付着媒
体が混じり合うことがない。したがって、プリントヘッ
ドを記録媒体上で高速に走査させたり、記録媒体として
コストの低い汎用記録紙を用いた場合でも、高画質・高
解像度の印画が形成されることになる。
走査で行方向或は列方向に1つ以上の画素間隔をもって
印字が施され、1ライン分の印字を行うのに複数回の走
査が行われる。ここで、1回の走査で印字された各画素
において、最隣接する画素同士でも1画素以上の間隔が
あるため、走査を1回行う間に各画素を形成する付着媒
体が混じり合うことがない。したがって、プリントヘッ
ドを記録媒体上で高速に走査させたり、記録媒体として
コストの低い汎用記録紙を用いた場合でも、高画質・高
解像度の印画が形成されることになる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照にしながら説明する。
態について図面を参照にしながら説明する。
【0029】本実施の形態におけるプリンタ装置は、図
1に示すように、電歪(誘電体に電場をかけたときに、
変形,歪を生ずる現象)を起こす電歪振動子を使用した
インクジェットプリントヘッド(以下、プリントヘッド
と称する)21を有し、例えば吐出するインク液滴の濃
度を定量するいわゆる多濃度インク混合型インクドット
濃度変調方法(インクドット内濃度変調方法)を用いて
所望の中間調プリントを得るものである。
1に示すように、電歪(誘電体に電場をかけたときに、
変形,歪を生ずる現象)を起こす電歪振動子を使用した
インクジェットプリントヘッド(以下、プリントヘッド
と称する)21を有し、例えば吐出するインク液滴の濃
度を定量するいわゆる多濃度インク混合型インクドット
濃度変調方法(インクドット内濃度変調方法)を用いて
所望の中間調プリントを得るものである。
【0030】ここで、上記多濃度インク混合型インクド
ット濃度変調方法は、プリントヘッドの電歪振動子に印
加する電圧レベルを印画すべき画像のデータに対応して
変化させ、当該印加電圧レベルの変化に対応して電歪振
動子を変位させ、混合するインク液の体積を当該電歪振
動子の変位に対応して変化させることによって、所望の
中間調のプリントを得るようにする方法である。
ット濃度変調方法は、プリントヘッドの電歪振動子に印
加する電圧レベルを印画すべき画像のデータに対応して
変化させ、当該印加電圧レベルの変化に対応して電歪振
動子を変位させ、混合するインク液の体積を当該電歪振
動子の変位に対応して変化させることによって、所望の
中間調のプリントを得るようにする方法である。
【0031】なお、この多濃度インク混合型インクドッ
ト濃度変調方法における上記インク液の混合の方法とし
ては、インク液滴をノズルから吐出する前にインクヘッ
ド内にて濃度の高いインクと濃度の低いインク(又は透
明溶媒)とを上記電歪振動子の変位に応じて定量混合さ
せた後に、インクヘッドから吐出させる方法か、或い
は、インク液滴吐出時に、濃度の高いインクと濃度の低
いインク(又は透明溶媒)とをそれぞれ単独で上記電歪
振動子の変位に応じて定量しながら吐出させ、それらが
飛行中或いは記録紙上に付着した後に混合されて、一つ
のインクドットを形成する方法が用いられる。
ト濃度変調方法における上記インク液の混合の方法とし
ては、インク液滴をノズルから吐出する前にインクヘッ
ド内にて濃度の高いインクと濃度の低いインク(又は透
明溶媒)とを上記電歪振動子の変位に応じて定量混合さ
せた後に、インクヘッドから吐出させる方法か、或い
は、インク液滴吐出時に、濃度の高いインクと濃度の低
いインク(又は透明溶媒)とをそれぞれ単独で上記電歪
振動子の変位に応じて定量しながら吐出させ、それらが
飛行中或いは記録紙上に付着した後に混合されて、一つ
のインクドットを形成する方法が用いられる。
【0032】ここで、上記電歪振動子の材質としては、
チタン酸ジルコン酸鉛(PbTiO3・PbZrO3)
や、チタン酸バリウム(BaTiO3)からなる圧電セ
ラミック、水晶、ロッシェル塩等が挙げられる。
チタン酸ジルコン酸鉛(PbTiO3・PbZrO3)
や、チタン酸バリウム(BaTiO3)からなる圧電セ
ラミック、水晶、ロッシェル塩等が挙げられる。
【0033】図1に示すプリンタ装置では、上記多濃度
インク混合型のインクドット濃度変調方法を使用するプ
リントヘッドの一具体例として、図2及び図3に示すよ
うな、インクと希釈液(キャリア)の2液混合型のプリ
ントヘッド(キャリアジェット型のプリントヘッド)を
採用している。
インク混合型のインクドット濃度変調方法を使用するプ
リントヘッドの一具体例として、図2及び図3に示すよ
うな、インクと希釈液(キャリア)の2液混合型のプリ
ントヘッド(キャリアジェット型のプリントヘッド)を
採用している。
【0034】また、図1〜図3の例では、一つのプリン
トヘッド21のみを示しているが、本実施の形態に係る
プリンタ装置は、複数のプリントヘッド21が設けられ
て各色に対応したマルチヘッドが構成されてなるもので
ある。例えば具体的には、C(シアン),M(マゼン
ダ),Y(イエロー)、或はC(シアン),M(マゼン
ダ),Y(イエロー),Bk(ブラック)の各色の組合
せの各色に対応したプリントヘッド21がそれぞれ並列
して設けられることになる。
トヘッド21のみを示しているが、本実施の形態に係る
プリンタ装置は、複数のプリントヘッド21が設けられ
て各色に対応したマルチヘッドが構成されてなるもので
ある。例えば具体的には、C(シアン),M(マゼン
ダ),Y(イエロー)、或はC(シアン),M(マゼン
ダ),Y(イエロー),Bk(ブラック)の各色の組合
せの各色に対応したプリントヘッド21がそれぞれ並列
して設けられることになる。
【0035】また、ノズル数(プリントヘッド数)が非
常に多いような場合には、ヘッド自体にIC(集積回
路)を搭載してヘッドに接続する配線数を減らすように
することも可能である。
常に多いような場合には、ヘッド自体にIC(集積回
路)を搭載してヘッドに接続する配線数を減らすように
することも可能である。
【0036】なお、このプリントヘッドでは、電歪振動
子としてピエゾ素子が用いられ、特にインクを定量し、
希釈液(キャリア)を吐出するプリントヘッド21の例
を示している。また、図2には当該プリントヘッド断面
図を、図3には図2のノズル近傍の拡大図を示してい
る。
子としてピエゾ素子が用いられ、特にインクを定量し、
希釈液(キャリア)を吐出するプリントヘッド21の例
を示している。また、図2には当該プリントヘッド断面
図を、図3には図2のノズル近傍の拡大図を示してい
る。
【0037】すなわち、このプリントヘッドは、吐出側
キャビティ38及び定量側キャビティ48を形成するキ
ャビティユニット46と、吐出側キャビティ38及び定
量側キャビティ48にそれぞれ対応する吐出側ピエゾユ
ニット33と定量側ピエゾユニット43とにより構成さ
れる。
キャビティ38及び定量側キャビティ48を形成するキ
ャビティユニット46と、吐出側キャビティ38及び定
量側キャビティ48にそれぞれ対応する吐出側ピエゾユ
ニット33と定量側ピエゾユニット43とにより構成さ
れる。
【0038】キャビティユニット46は、定量側ノズル
54及び吐出側ノズル53が形成されたオリフィスプレ
ート36と、キャビティ側壁45と、振動板35とによ
り構成される。
54及び吐出側ノズル53が形成されたオリフィスプレ
ート36と、キャビティ側壁45と、振動板35とによ
り構成される。
【0039】吐出側ピエゾユニット33及び定量側ピエ
ゾユニット43は、それぞれが圧電材と導電材とを交互
に積層した吐出側積層ピエゾ素子34及び定量側積層ピ
エゾ素子44と、これら積層ピエゾ素子34及び44の
それぞれの一方の端部を固定する支持体31と41と、
これら積層ピエゾ素子34及び44と支持体31と41
をキャビティユニット46にそれぞれ固定する吐出側ホ
ルダ32及び定量側ホルダ42とにより構成される。
ゾユニット43は、それぞれが圧電材と導電材とを交互
に積層した吐出側積層ピエゾ素子34及び定量側積層ピ
エゾ素子44と、これら積層ピエゾ素子34及び44の
それぞれの一方の端部を固定する支持体31と41と、
これら積層ピエゾ素子34及び44と支持体31と41
をキャビティユニット46にそれぞれ固定する吐出側ホ
ルダ32及び定量側ホルダ42とにより構成される。
【0040】また、定量側ノズル54の開口方向は、吐
出側ノズル53の開口方向に対して約45度の角度をな
すように形成される。
出側ノズル53の開口方向に対して約45度の角度をな
すように形成される。
【0041】なお、当該プリントヘッドにおいて、オリ
フィスプレート36は例えばポリサルフォン等の樹脂を
射出成形により形成し、キャビティ側壁46はドライフ
ィルムフォトレジスト等の感光性樹脂から形成され、振
動板35はニッケル等の金属板により形成されている。
また、ノズル54及び55は例えばエキシマレーザによ
り加工される。
フィスプレート36は例えばポリサルフォン等の樹脂を
射出成形により形成し、キャビティ側壁46はドライフ
ィルムフォトレジスト等の感光性樹脂から形成され、振
動板35はニッケル等の金属板により形成されている。
また、ノズル54及び55は例えばエキシマレーザによ
り加工される。
【0042】上記プリントヘッドを駆動する場合、吐出
側積層ピエゾ素子34及び定量側積層ピエゾ素子44に
は、例えば図4の(A)及び(B)に示すようなタイミ
ングで信号電圧が与えられる。なお、図4の(A)及び
(B)では、それぞれ横軸を時間とし、縦軸を電圧とし
ている。本構成例の場合、吐出周期は1m秒(周波数1
kHz)であり、この間に希釈液へのインクの定量混合
及びインク液滴の吐出を行う。
側積層ピエゾ素子34及び定量側積層ピエゾ素子44に
は、例えば図4の(A)及び(B)に示すようなタイミ
ングで信号電圧が与えられる。なお、図4の(A)及び
(B)では、それぞれ横軸を時間とし、縦軸を電圧とし
ている。本構成例の場合、吐出周期は1m秒(周波数1
kHz)であり、この間に希釈液へのインクの定量混合
及びインク液滴の吐出を行う。
【0043】すなわち、図2〜図4に示すように、希釈
液は、希釈液タンク(図示せず)より供給され、供給パ
イプから供給溝及び希釈液供給室37を通り、吐出側キ
ャビティ38から希釈液導入孔51に導入され、さらに
当該希釈液導入孔51の希釈液が吐出側ノズル53に送
られて充填される。
液は、希釈液タンク(図示せず)より供給され、供給パ
イプから供給溝及び希釈液供給室37を通り、吐出側キ
ャビティ38から希釈液導入孔51に導入され、さらに
当該希釈液導入孔51の希釈液が吐出側ノズル53に送
られて充填される。
【0044】一方、インクは、インクタンク(図示せ
ず)より供給され、供給パイプから供給溝及びインク供
給室47を通り、定量側キャビティ48からインク導入
孔52に導入され、さらに当該インク導入孔52のイン
クが定量側ノズル54に送られて充填される。そして、
図4の(a)の吐出前の待機時は、予め吐出側積層ピエ
ゾ素子34に例えば10V(ボルト)を印加しておく。
ず)より供給され、供給パイプから供給溝及びインク供
給室47を通り、定量側キャビティ48からインク導入
孔52に導入され、さらに当該インク導入孔52のイン
クが定量側ノズル54に送られて充填される。そして、
図4の(a)の吐出前の待機時は、予め吐出側積層ピエ
ゾ素子34に例えば10V(ボルト)を印加しておく。
【0045】次に、吐出時には、図4の(b)のタイミ
ングで前記吐出側積層ピエゾ素子34の印加電圧を例え
ば0V(ボルト)にする。これにより、当該吐出側積層
ピエゾ素子34は縮小し、吐出側キャビティ38の体積
が増加し内圧が負圧となって、希釈液は吐出側ノズル5
3に引き込まれる。
ングで前記吐出側積層ピエゾ素子34の印加電圧を例え
ば0V(ボルト)にする。これにより、当該吐出側積層
ピエゾ素子34は縮小し、吐出側キャビティ38の体積
が増加し内圧が負圧となって、希釈液は吐出側ノズル5
3に引き込まれる。
【0046】これと同時に又は少し遅れて、図4の
(c)のタイミングで、定量側積層ピエゾ素子44に駆
動電圧として例えば10V(ボルト)が与えられ、当該
積層ピエゾ素子44が長手方向に伸長することで、振動
板35を介して定量側キャビティ48から定量側ノズル
54に内圧が加えられ、これによりインクが定量側ノズ
ル54から定量オリフィス55を介して外部に染み出し
定量が行われる。
(c)のタイミングで、定量側積層ピエゾ素子44に駆
動電圧として例えば10V(ボルト)が与えられ、当該
積層ピエゾ素子44が長手方向に伸長することで、振動
板35を介して定量側キャビティ48から定量側ノズル
54に内圧が加えられ、これによりインクが定量側ノズ
ル54から定量オリフィス55を介して外部に染み出し
定量が行われる。
【0047】この定量オリフィス55からのインクは希
釈液側の吐出オリフィス56付近まで染み出し定量が行
われる。この状態で、例えば図4の(f)のタイミング
で図4の(g)のように吐出側積層ピエゾ素子34に駆
動信号として例えば20V(ボルト)が与えられると、
振動板35を介して吐出側キャビティ38から吐出側ノ
ズル53に内圧が加わる。この内圧によって上記希釈液
が吐出オリフィス56から押し出され、先に定量されて
当該吐出オリフィス56付近に染み出しているインク
と、当該希釈液とが一体となって所定濃度のインク液滴
として吐出される。
釈液側の吐出オリフィス56付近まで染み出し定量が行
われる。この状態で、例えば図4の(f)のタイミング
で図4の(g)のように吐出側積層ピエゾ素子34に駆
動信号として例えば20V(ボルト)が与えられると、
振動板35を介して吐出側キャビティ38から吐出側ノ
ズル53に内圧が加わる。この内圧によって上記希釈液
が吐出オリフィス56から押し出され、先に定量されて
当該吐出オリフィス56付近に染み出しているインク
と、当該希釈液とが一体となって所定濃度のインク液滴
として吐出される。
【0048】この後、図4の(h)のタイミングでピエ
ゾ素子34の電圧を例えば10V(ボルト)に下げる
と、当該ピエゾ素子34の縮小によりキャビティ38か
らノズル153の内圧は負圧となり、これによって希釈
液はノズル53内に引き込まれる。
ゾ素子34の電圧を例えば10V(ボルト)に下げる
と、当該ピエゾ素子34の縮小によりキャビティ38か
らノズル153の内圧は負圧となり、これによって希釈
液はノズル53内に引き込まれる。
【0049】また、ピエゾ素子44については、図4の
(d)のタイミングで駆動電圧を例えば0V(ボルト)
に下げることにより、オリフィスプレート上に残ったイ
ンクはノズル54に引き込まれる。その後、図4の
(i)の期間では、キャビティ58からノズル53の内
圧がやがて元に戻り、これにより上記希釈液は図4の
(j)のように毛細管圧力によりノズル53に再充填さ
れる。
(d)のタイミングで駆動電圧を例えば0V(ボルト)
に下げることにより、オリフィスプレート上に残ったイ
ンクはノズル54に引き込まれる。その後、図4の
(i)の期間では、キャビティ58からノズル53の内
圧がやがて元に戻り、これにより上記希釈液は図4の
(j)のように毛細管圧力によりノズル53に再充填さ
れる。
【0050】ここで、多濃度インク混合型インクドット
濃度変調方法のみでは十分な諧調再現ができない場合に
は、当該多濃度インク混合型インクドット濃度変調方法
に加えて、当該濃度変調方法で実現できる諧調の数に対
応した諧調再現インクドット配置方法を組み合わせるこ
とが好適である。これにより十分な諧調再現が実現可能
となる。
濃度変調方法のみでは十分な諧調再現ができない場合に
は、当該多濃度インク混合型インクドット濃度変調方法
に加えて、当該濃度変調方法で実現できる諧調の数に対
応した諧調再現インクドット配置方法を組み合わせるこ
とが好適である。これにより十分な諧調再現が実現可能
となる。
【0051】具体的には、例えば、多濃度インク混合型
インクドット濃度変調方法によって安定な諧調再現が可
能な範囲では当該濃度変調方法を用い、一方、当該濃度
変調方法では諧調再現が不安定となる範囲ではインクド
ットの配置による諧調再現方法を利用する。
インクドット濃度変調方法によって安定な諧調再現が可
能な範囲では当該濃度変調方法を用い、一方、当該濃度
変調方法では諧調再現が不安定となる範囲ではインクド
ットの配置による諧調再現方法を利用する。
【0052】すなわち、安定な諧調再現が不可能な例え
ば画像中のハイライト部分では、インクドットの配置に
よる諧調再現方法を用い、これらハイライト部分を除く
中間からシャドウ部では本来の上記濃度変調方法を用い
るようにする。
ば画像中のハイライト部分では、インクドットの配置に
よる諧調再現方法を用い、これらハイライト部分を除く
中間からシャドウ部では本来の上記濃度変調方法を用い
るようにする。
【0053】次いで、上述したような上記プリンタ装置
の構成及び動作について説明する。なお、以下の動作
は、ROM6に格納されたプログラムデータに従ってC
PU5が順次行うものである。
の構成及び動作について説明する。なお、以下の動作
は、ROM6に格納されたプログラムデータに従ってC
PU5が順次行うものである。
【0054】先ず、希望する画像のプリントを開始する
場合には、端子3及びデータ入力インターフェイス部4
を経由して、プリント開始要求を意味する命令信号が入
力される。この命令信号は、CPUシステムバス8を介
してCPU5(或いはDSP)に送られる。
場合には、端子3及びデータ入力インターフェイス部4
を経由して、プリント開始要求を意味する命令信号が入
力される。この命令信号は、CPUシステムバス8を介
してCPU5(或いはDSP)に送られる。
【0055】このCPU5は、ROM5に格納されたプ
ログラムデータに基づいて各種信号処理及び各部の制御
を行うものである。ここで、上記データ入力インターフ
ェイス部4は、端子3を介して、例えばホストコンピュ
ータからの印画すべき画像データが入力データとして供
給されるようになされており、また、当該ホストコンピ
ュータとの間で双方向に通信がなされる入力データ制御
信号の一つとして、当該ホストコンピュータからのプリ
ント開始を要求する命令信号が入力される。
ログラムデータに基づいて各種信号処理及び各部の制御
を行うものである。ここで、上記データ入力インターフ
ェイス部4は、端子3を介して、例えばホストコンピュ
ータからの印画すべき画像データが入力データとして供
給されるようになされており、また、当該ホストコンピ
ュータとの間で双方向に通信がなされる入力データ制御
信号の一つとして、当該ホストコンピュータからのプリ
ント開始を要求する命令信号が入力される。
【0056】上記命令信号が供給されてプリント処理状
態になると、当該プリンタ装置は、データ入力インター
フェイス部4を通じて、印画すべき画像データを受け入
れ可能である旨を示す制御信号をホストコンピュータに
返す。
態になると、当該プリンタ装置は、データ入力インター
フェイス部4を通じて、印画すべき画像データを受け入
れ可能である旨を示す制御信号をホストコンピュータに
返す。
【0057】ホストコンピュータは、当該制御信号を受
け取ると上記印画すべき画像データを当該プリンタ装置
に供給する。
け取ると上記印画すべき画像データを当該プリンタ装置
に供給する。
【0058】ここで特に、本実施の形態におけるプリン
タ装置においては、上記プリントヘッドが記録紙上を1
回走査する間に、所定の画素間隔をもって印字が施さ
れ、複数回の走査を行うことにより1ライン分の印字が
行われる。
タ装置においては、上記プリントヘッドが記録紙上を1
回走査する間に、所定の画素間隔をもって印字が施さ
れ、複数回の走査を行うことにより1ライン分の印字が
行われる。
【0059】この場合、具体的には、プリントヘッドが
単色(例えば黒色)に対応してこの単色の付着媒体を吐
出させるものである場合と、プリントヘッドがY(イエ
ロー),M(マゼンダ),C(シアン),Bk(黒色)
の各色に対応して当該各色の付着媒体を吐出させるもの
である場合の2通りのプリント方法がある。
単色(例えば黒色)に対応してこの単色の付着媒体を吐
出させるものである場合と、プリントヘッドがY(イエ
ロー),M(マゼンダ),C(シアン),Bk(黒色)
の各色に対応して当該各色の付着媒体を吐出させるもの
である場合の2通りのプリント方法がある。
【0060】前者の場合では、図5に示すように、単色
のプリントヘッドBkのスキャン幅(ここでは画素4列
分)において、例えば1回目の走査で奇数列画素の印字
が行われ、2回目の走査で偶数列画素の印字が行われて
1スキャン幅による1ライン分の印字が完了する。この
とき、図6に示すように、上記スキャン幅において、1
回の印字が格子様となるように、例えば1回目の走査で
1列目には奇数行に印字を施し、2列目には偶数行に印
字を施して、2回の走査で残りの画素を印字するように
してもよい。
のプリントヘッドBkのスキャン幅(ここでは画素4列
分)において、例えば1回目の走査で奇数列画素の印字
が行われ、2回目の走査で偶数列画素の印字が行われて
1スキャン幅による1ライン分の印字が完了する。この
とき、図6に示すように、上記スキャン幅において、1
回の印字が格子様となるように、例えば1回目の走査で
1列目には奇数行に印字を施し、2列目には偶数行に印
字を施して、2回の走査で残りの画素を印字するように
してもよい。
【0061】一方、後者の場合では、4色のプリントヘ
ッドC,M,Y,Bkのスキャン幅(ここでは画素4列
分)において、図7に示すように、1回目の走査で例え
ば奇数列の各画素形成位置に対してM,Bkの2色の印
字が行われるとともに、偶数列の各画素形成位置に対し
て残りの2色であるC,Yが印字される。そして、2回
面の走査で偶数列の各画素に対してM,Bkの2色の印
字が行われるとともに、奇数列の各画素に対して残りの
2色であるC,Yが印字され、1スキャン幅による1ラ
イン分の印字が完了する。以下、この場合について説明
する。
ッドC,M,Y,Bkのスキャン幅(ここでは画素4列
分)において、図7に示すように、1回目の走査で例え
ば奇数列の各画素形成位置に対してM,Bkの2色の印
字が行われるとともに、偶数列の各画素形成位置に対し
て残りの2色であるC,Yが印字される。そして、2回
面の走査で偶数列の各画素に対してM,Bkの2色の印
字が行われるとともに、奇数列の各画素に対して残りの
2色であるC,Yが印字され、1スキャン幅による1ラ
イン分の印字が完了する。以下、この場合について説明
する。
【0062】なお、1回の走査で3画素おきに各色の印
字を行い、4回の走査を行うことによって1スキャン幅
による1ライン分の印字を完了するようにしてもよい。
すなわちこの場合、例えば1回目の走査で(4n+1)
列目の画素形成位置にBkの印字を、(4n+2)列目
の画素形成位置にY、(4n+3)列目の画素形成位置
にM、(4n+4)列目の画素形成位置にCの印字をそ
れぞれ施す。そして、2回目〜4回目の走査でそれぞれ
各色の印字を1列づつずらして行ってゆき、4回の走査
によって1スキャン幅による1ライン分の印字を完了す
る。
字を行い、4回の走査を行うことによって1スキャン幅
による1ライン分の印字を完了するようにしてもよい。
すなわちこの場合、例えば1回目の走査で(4n+1)
列目の画素形成位置にBkの印字を、(4n+2)列目
の画素形成位置にY、(4n+3)列目の画素形成位置
にM、(4n+4)列目の画素形成位置にCの印字をそ
れぞれ施す。そして、2回目〜4回目の走査でそれぞれ
各色の印字を1列づつずらして行ってゆき、4回の走査
によって1スキャン幅による1ライン分の印字を完了す
る。
【0063】上記プリンタ装置においては、端子3及び
データ入力インターフェイス部4を介して受け取った上
記画像データが、CPUシステムバス8を介してRAM
7に送出されて格納される。このとき、データ入力イン
ターフェイス部4は、RAM7上がオーバーフローしな
いように上記画像データの入力を制御する。
データ入力インターフェイス部4を介して受け取った上
記画像データが、CPUシステムバス8を介してRAM
7に送出されて格納される。このとき、データ入力イン
ターフェイス部4は、RAM7上がオーバーフローしな
いように上記画像データの入力を制御する。
【0064】すなわち、CPU5は、RAM7内の当該
画像データを格納可能な全記憶領域に画像データが格納
された時点で、データ入力インターフェイス部4を介し
て、上記ホストコンピュータに対して画像データの入力
を止める旨を要求する制御信号を出力する。
画像データを格納可能な全記憶領域に画像データが格納
された時点で、データ入力インターフェイス部4を介し
て、上記ホストコンピュータに対して画像データの入力
を止める旨を要求する制御信号を出力する。
【0065】上記画像データは、その後、例えば多諧調
誤差拡散法により、実際に印画すべき印画データに置換
される。当該置換された印画データは、同じRAM7内
の他の場所に格納される。なお、上記多諧調誤差拡散法
での処理において、複数の諧調数は、通常、4,6,
8,16段階程度である。
誤差拡散法により、実際に印画すべき印画データに置換
される。当該置換された印画データは、同じRAM7内
の他の場所に格納される。なお、上記多諧調誤差拡散法
での処理において、複数の諧調数は、通常、4,6,
8,16段階程度である。
【0066】この諧調数及び電歪振動子に印加する電圧
レベルの関係は、電歪振動子の変位の不安定要因(ヒス
テリシス特性、静電容量を持つことよる印加波形の変
化)や、ヘッド全体の吐出の不安定要因(ヘッドの組立
バラツキによる吐出特性の誤差、インクの粘性等の物性
や振動板の特性による吐出特性のバラツキ等)や、印加
電圧の変化に対する、記録紙上に形成されるインクドッ
ト内濃度の変化の関係を基にして決定される。
レベルの関係は、電歪振動子の変位の不安定要因(ヒス
テリシス特性、静電容量を持つことよる印加波形の変
化)や、ヘッド全体の吐出の不安定要因(ヘッドの組立
バラツキによる吐出特性の誤差、インクの粘性等の物性
や振動板の特性による吐出特性のバラツキ等)や、印加
電圧の変化に対する、記録紙上に形成されるインクドッ
ト内濃度の変化の関係を基にして決定される。
【0067】以下、1回目の走査時において、上記画像
データがC,Yの各色を表す場合のタイミングチャート
を図8に、M,Bkを表す場合のタイミングチャートを
図9にそれぞれ示し、各信号の流れについて説明する。
データがC,Yの各色を表す場合のタイミングチャート
を図8に、M,Bkを表す場合のタイミングチャートを
図9にそれぞれ示し、各信号の流れについて説明する。
【0068】上述のようにして生成された印画データ
が、プリントヘッド21を駆動する数だけ上記RAM7
上に格納されたならば、CPU5は、当該RAM7に格
納された印画データを読み出して印画データ信号として
ゲート群Aに送る。
が、プリントヘッド21を駆動する数だけ上記RAM7
上に格納されたならば、CPU5は、当該RAM7に格
納された印画データを読み出して印画データ信号として
ゲート群Aに送る。
【0069】ここで、上記印画データ信号は、例えば0
00〜255の8ビットの信号であり、000はインク
の吐出を停止させることを意味し、255は吐出させる
インク量が最も多いことを意味する。
00〜255の8ビットの信号であり、000はインク
の吐出を停止させることを意味し、255は吐出させる
インク量が最も多いことを意味する。
【0070】なお、上記RAM7上に印画データを格納
する際の上記プリントヘッドを駆動する数とは、例えば
プリントヘッドを駆動してプリントを行ういわゆるヘッ
ド駆動型プリンタの場合には、各プリントヘッドの1ス
キャンを1回としたときの数である。ここで、単色の印
画を行う場合には1つのプリントヘッドが用いられ、フ
ルカラーの印画を行う場合には、C(シアン),M(マ
ゼンダ),Y(イエロー),Bk(ブラック)の各色に
対応した4つのプリントヘッドが用いられる。
する際の上記プリントヘッドを駆動する数とは、例えば
プリントヘッドを駆動してプリントを行ういわゆるヘッ
ド駆動型プリンタの場合には、各プリントヘッドの1ス
キャンを1回としたときの数である。ここで、単色の印
画を行う場合には1つのプリントヘッドが用いられ、フ
ルカラーの印画を行う場合には、C(シアン),M(マ
ゼンダ),Y(イエロー),Bk(ブラック)の各色に
対応した4つのプリントヘッドが用いられる。
【0071】また、プリントヘッドが記録画サイズ分だ
け設けられたプリントヘッド部を有するラインヘッド型
プリンタの場合には、1ライン分に対応する数である。
上記ヘッド駆動型プリンタ及びラインヘッド型プリンタ
の詳細な説明については後述する。この場合において
も、単色の印画を行う場合には1種のプリントヘッドが
記録画サイズ分だけ用いられ、フルカラーの印画を行う
場合には、4種(C,M,Y,Bk)のプリントヘッド
を組として記録画サイズ分だけ用いられる。
け設けられたプリントヘッド部を有するラインヘッド型
プリンタの場合には、1ライン分に対応する数である。
上記ヘッド駆動型プリンタ及びラインヘッド型プリンタ
の詳細な説明については後述する。この場合において
も、単色の印画を行う場合には1種のプリントヘッドが
記録画サイズ分だけ用いられ、フルカラーの印画を行う
場合には、4種(C,M,Y,Bk)のプリントヘッド
を組として記録画サイズ分だけ用いられる。
【0072】上記CPU5は、上記RAM7に格納され
た印画データ信号をゲート群Aに送ると、それと同時
に、モータ制御部17へモータ駆動制御信号を送る。当
該モータ制御部17は、上記モータ駆動制御信号に基づ
いてモータ駆動信号を生成し、このモータ駆動信号がモ
ータドライブ部18に送られる。
た印画データ信号をゲート群Aに送ると、それと同時
に、モータ制御部17へモータ駆動制御信号を送る。当
該モータ制御部17は、上記モータ駆動制御信号に基づ
いてモータ駆動信号を生成し、このモータ駆動信号がモ
ータドライブ部18に送られる。
【0073】このモータドライブ部18は、上記モータ
駆動信号を、紙送りモータ及びヘッド送りモータからな
るモータ部19を駆動できる電圧及び電流値となるモー
タパルスに変換し、当該モータパルスをモータ部19に
送る。このとき、上記ヘッド駆動型プリンタである場合
には、ヘッド送りモータが動作することになる。
駆動信号を、紙送りモータ及びヘッド送りモータからな
るモータ部19を駆動できる電圧及び電流値となるモー
タパルスに変換し、当該モータパルスをモータ部19に
送る。このとき、上記ヘッド駆動型プリンタである場合
には、ヘッド送りモータが動作することになる。
【0074】上記ヘッド送りモータが起動し、プリント
ヘッドのノズルが記録紙上の印画すべき位置に達したこ
とをヘッド位置検出センサ20が検出したとき、タイミ
ング制御部16は、上記ヘッド位置検出センサ20から
の当該検出信号に基づいて、ゲート群Aに対して吐出制
御信号を出力する。この吐出制御信号により、記録紙上
の奇数列の画素形成位置にプリントヘッドM,Bkから
インク液滴の吐出がなされるように印画データ信号が並
び換えられるとともに、記録紙上の偶数列の画素形成位
置にプリントヘッドC,Yからインク液滴の吐出がなさ
れるように印画データ信号が並び換えられる。そして、
この吐出制御信号に基づき、当該ゲート群AからD/A
変換部11に対してD/A変換部印加信号を出力する。
ヘッドのノズルが記録紙上の印画すべき位置に達したこ
とをヘッド位置検出センサ20が検出したとき、タイミ
ング制御部16は、上記ヘッド位置検出センサ20から
の当該検出信号に基づいて、ゲート群Aに対して吐出制
御信号を出力する。この吐出制御信号により、記録紙上
の奇数列の画素形成位置にプリントヘッドM,Bkから
インク液滴の吐出がなされるように印画データ信号が並
び換えられるとともに、記録紙上の偶数列の画素形成位
置にプリントヘッドC,Yからインク液滴の吐出がなさ
れるように印画データ信号が並び換えられる。そして、
この吐出制御信号に基づき、当該ゲート群AからD/A
変換部11に対してD/A変換部印加信号を出力する。
【0075】それとともに、上記タイミング制御部16
は、上記検出信号に基づいて、上記D/A変換部11に
対してD/A変換トリガ信号を出力する。さらに、当該
タイミング制御部16は、同時にモータ制御部19に対
してもモータ駆動トリガ信号を出力する。
は、上記検出信号に基づいて、上記D/A変換部11に
対してD/A変換トリガ信号を出力する。さらに、当該
タイミング制御部16は、同時にモータ制御部19に対
してもモータ駆動トリガ信号を出力する。
【0076】また、CPU5はタイミング制御部16の
状態を認識しており、上記タイミング制御部16からの
D/A変換トリガ信号が上記D/A変換部11に供給さ
れたときに、上記RAM7に格納されていた印画データ
信号を上記ゲート群Aに送出するようにしている。
状態を認識しており、上記タイミング制御部16からの
D/A変換トリガ信号が上記D/A変換部11に供給さ
れたときに、上記RAM7に格納されていた印画データ
信号を上記ゲート群Aに送出するようにしている。
【0077】D/A変換部11は、上記D/A変換トリ
ガ信号に応じて、実際の印画のために使用する電圧レベ
ルの変調振動子駆動信号を生成し、この変調振動子駆動
信号が変調振動子ドライブ部12に送出される。
ガ信号に応じて、実際の印画のために使用する電圧レベ
ルの変調振動子駆動信号を生成し、この変調振動子駆動
信号が変調振動子ドライブ部12に送出される。
【0078】上記変調振動子ドライブ部12は、上記変
調振動子駆動信号を、変調用電歪振動子すなわち前記イ
ンク定量用の積層ピエゾ素子44を変位させるのに必要
な電圧(ここでは30V)にまで増幅し、これがプリン
トヘッド変調部13へ変調振動子印加信号として送られ
る。
調振動子駆動信号を、変調用電歪振動子すなわち前記イ
ンク定量用の積層ピエゾ素子44を変位させるのに必要
な電圧(ここでは30V)にまで増幅し、これがプリン
トヘッド変調部13へ変調振動子印加信号として送られ
る。
【0079】プリントヘッド変調部13には、予め決め
られた一定時間だけ、上記変調振動子印加信号が加えら
れ、その後当該変調振動子印加信号は無効とされる。こ
れによりプリントヘッド変調部13内での上記インクの
定量が行われる。
られた一定時間だけ、上記変調振動子印加信号が加えら
れ、その後当該変調振動子印加信号は無効とされる。こ
れによりプリントヘッド変調部13内での上記インクの
定量が行われる。
【0080】上述のインクの定量が終了すると、タイミ
ング制御部16は、ゲート群Bに対して上記印画データ
信号に応じた吐出タイミング信号を出力し、当該吐出タ
イミング信号に基づいてゲート群Bから吐出振動子ドラ
イブ部15に対してドライブ部印加信号が出力される。
このドライブ部印加信号は、吐出振動子ドライブ部15
において、吐出用電歪振動子すなわち上記希釈液吐出用
の積層ピエゾ素子34を変位させるのに必要な電圧(こ
こでは30V)にまで増幅され、これが吐出振動子印加
信号として、プリントヘッド吐出部14に送られる。
ング制御部16は、ゲート群Bに対して上記印画データ
信号に応じた吐出タイミング信号を出力し、当該吐出タ
イミング信号に基づいてゲート群Bから吐出振動子ドラ
イブ部15に対してドライブ部印加信号が出力される。
このドライブ部印加信号は、吐出振動子ドライブ部15
において、吐出用電歪振動子すなわち上記希釈液吐出用
の積層ピエゾ素子34を変位させるのに必要な電圧(こ
こでは30V)にまで増幅され、これが吐出振動子印加
信号として、プリントヘッド吐出部14に送られる。
【0081】各プリントヘッドC,M,Y,Bkにおけ
るプリントヘッド吐出部14では、上記希釈液を上記プ
リントヘッド変調部13によって定量されたインクと混
合一体となして、前記吐出オリフィス56から吐出させ
る。これにより、記録紙上に奇数列の画素形成位置には
M,Bkの、偶数列の画素形成位置にはC,Yのそれぞ
れ所望濃度のインクドットが形成されることになる。
るプリントヘッド吐出部14では、上記希釈液を上記プ
リントヘッド変調部13によって定量されたインクと混
合一体となして、前記吐出オリフィス56から吐出させ
る。これにより、記録紙上に奇数列の画素形成位置には
M,Bkの、偶数列の画素形成位置にはC,Yのそれぞ
れ所望濃度のインクドットが形成されることになる。
【0082】上述のようにして1回目の走査におけるイ
ンクドットの形成が記録紙上で行われると、2回目の走
査におけるインクドットの形成に移る。すなわち、前記
RAM7上に格納された次に印画すべき印画データがD
/A変換部11に送出され、これ以降は、前述同様の動
作を繰り返す。なおこの場合、M,Bkの印字を偶数列
の画像形成位置に、C,Yの印字を奇数列の画像形成位
置にそれぞれ施す点で前述の場合と相違する。
ンクドットの形成が記録紙上で行われると、2回目の走
査におけるインクドットの形成に移る。すなわち、前記
RAM7上に格納された次に印画すべき印画データがD
/A変換部11に送出され、これ以降は、前述同様の動
作を繰り返す。なおこの場合、M,Bkの印字を偶数列
の画像形成位置に、C,Yの印字を奇数列の画像形成位
置にそれぞれ施す点で前述の場合と相違する。
【0083】その後、モータ制御部17は、CPU5か
らのモータ駆動制御信号に基づいて、プリントヘッドの
駆動に同期して必要に応じて記録紙を送るためのモータ
駆動信号を生成し、このモータ駆動信号がモータドライ
ブ部18を介してモータ部19の紙送りモータに供給さ
れ、これにより記録紙が送られる。これらの動作を繰り
返すことで、紙送り、ヘッド送り、ヘッドへの電圧の印
加,及び吐出が行われることになる。
らのモータ駆動制御信号に基づいて、プリントヘッドの
駆動に同期して必要に応じて記録紙を送るためのモータ
駆動信号を生成し、このモータ駆動信号がモータドライ
ブ部18を介してモータ部19の紙送りモータに供給さ
れ、これにより記録紙が送られる。これらの動作を繰り
返すことで、紙送り、ヘッド送り、ヘッドへの電圧の印
加,及び吐出が行われることになる。
【0084】なお、1回の走査で3画素おきに各色の印
字が行われ、4回の走査で1スキャン幅による1ライン
分の印字が完了する場合では、図10に示すように、タ
イミング制御部16が各色のプリントヘッドC,M,
Y,Bkに対応した吐出制御信号を出力し、記録紙上の
所定の画素形成位置に各プリントヘッドC,M,Y,B
kからインク液滴の吐出がなされるように印画データ信
号が並び換えられることになる。なお、この図10にお
いては、印画データ,吐出制御信号,変調振動子印加信
号,及び吐出印加信号のみを記し、吐出制御信号をP,
変調振動子印加信号をQ,吐出印加信号をRとした。
字が行われ、4回の走査で1スキャン幅による1ライン
分の印字が完了する場合では、図10に示すように、タ
イミング制御部16が各色のプリントヘッドC,M,
Y,Bkに対応した吐出制御信号を出力し、記録紙上の
所定の画素形成位置に各プリントヘッドC,M,Y,B
kからインク液滴の吐出がなされるように印画データ信
号が並び換えられることになる。なお、この図10にお
いては、印画データ,吐出制御信号,変調振動子印加信
号,及び吐出印加信号のみを記し、吐出制御信号をP,
変調振動子印加信号をQ,吐出印加信号をRとした。
【0085】上記プリンタ装置において、多濃度インク
混合型のインクドット濃度変調方法を採用したプリント
ヘッドにおける光学濃度の印加電圧との関係は例えば図
11に示すようになる。
混合型のインクドット濃度変調方法を採用したプリント
ヘッドにおける光学濃度の印加電圧との関係は例えば図
11に示すようになる。
【0086】なお、図1の例では、インク定量用の積層
ピエゾ素子44の変位量を補正するようにしているが、
これと同時に吐出用の積層ピエゾ素子34の変位量をも
補正するようなことも可能である。
ピエゾ素子44の変位量を補正するようにしているが、
これと同時に吐出用の積層ピエゾ素子34の変位量をも
補正するようなことも可能である。
【0087】上述した図1のプリンタ装置におけるプリ
ント動作の処理の流れは、図12のフローチャートのよ
うになる。ここでは、各プリントヘッドC,M,Y,B
kを用いて上記図9に示すタイミングチャートに従って
インク液滴を吐出させる場合について示す。
ント動作の処理の流れは、図12のフローチャートのよ
うになる。ここでは、各プリントヘッドC,M,Y,B
kを用いて上記図9に示すタイミングチャートに従って
インク液滴を吐出させる場合について示す。
【0088】すなわち、この図12において、プリンタ
装置の電源がオンされると、ステップS1ではプリンタ
装置の初期化が行われる。次のステップS2では、プリ
ント開始要求命令信号が供給されたか否かの判断が行わ
れる。このステップS2において、プリント開始要求の
命令信号が供給されていないときには、当該ステップS
2の判断が繰り返され、プリント開始要求の命令信号が
供給されたときにはステップS3に進む。
装置の電源がオンされると、ステップS1ではプリンタ
装置の初期化が行われる。次のステップS2では、プリ
ント開始要求命令信号が供給されたか否かの判断が行わ
れる。このステップS2において、プリント開始要求の
命令信号が供給されていないときには、当該ステップS
2の判断が繰り返され、プリント開始要求の命令信号が
供給されたときにはステップS3に進む。
【0089】このステップS3では記録紙を所定のプリ
ント開始位置まで送る給紙動作が行われ、次のステップ
S4に進む。このステップS4は、副ステップT1〜T
5から構成される。
ント開始位置まで送る給紙動作が行われ、次のステップ
S4に進む。このステップS4は、副ステップT1〜T
5から構成される。
【0090】先ず、副ステップT1ではデータ入力イン
ターフェイス部4からの画像データの読み込みが行わ
れ、副ステップT2に進む。この副ステップT2では、
画像データがRAM7上に1スキャン分格納されたか否
かの判断が行われる。この副ステップT2で未だ格納さ
れていないと判断したときには、副ステップT1に戻
り、格納されたと判断したときには副ステップT3に進
む。
ターフェイス部4からの画像データの読み込みが行わ
れ、副ステップT2に進む。この副ステップT2では、
画像データがRAM7上に1スキャン分格納されたか否
かの判断が行われる。この副ステップT2で未だ格納さ
れていないと判断したときには、副ステップT1に戻
り、格納されたと判断したときには副ステップT3に進
む。
【0091】当該副ステップT3では、当該補正された
画像データに対して、前述のように例えば多諧調誤差拡
散法を用いた処理を施して、実際に印画すべき印画デー
タが生成される。
画像データに対して、前述のように例えば多諧調誤差拡
散法を用いた処理を施して、実際に印画すべき印画デー
タが生成される。
【0092】次の副ステップT4では、上記多諧調誤差
拡散処理が施された1スキャン分の印画データを用いた
1スキャン分のプリント処理が行われる。
拡散処理が施された1スキャン分の印画データを用いた
1スキャン分のプリント処理が行われる。
【0093】ステップT5ではプリントが終了したか否
かの判断が行われ、終了していないときには副ステップ
T1に戻り、終了したときにはステップS5に進む。終
了した場合、記録紙上における奇数列の画素形成位置に
C,Yの各色の印字、偶数列の画素形成位置にM,Bk
の各色の印字がそれぞれ施されたことになる。
かの判断が行われ、終了していないときには副ステップ
T1に戻り、終了したときにはステップS5に進む。終
了した場合、記録紙上における奇数列の画素形成位置に
C,Yの各色の印字、偶数列の画素形成位置にM,Bk
の各色の印字がそれぞれ施されたことになる。
【0094】このステップS5では、ステップ1と同様
に副ステップT1〜T5が行われる。すなわち、ステッ
プT5ではプリントが終了したか否かの判断が行われ、
終了していないときにはステップS5の副ステップT1
に戻り、終了したときにはステップS6に進む。終了し
た場合、記録紙上における偶数列の画素形成位置にC,
Yの各色の印字、奇数列の画素形成位置にM,Bkの各
色の印字がそれぞれ施されたことになる。
に副ステップT1〜T5が行われる。すなわち、ステッ
プT5ではプリントが終了したか否かの判断が行われ、
終了していないときにはステップS5の副ステップT1
に戻り、終了したときにはステップS6に進む。終了し
た場合、記録紙上における偶数列の画素形成位置にC,
Yの各色の印字、奇数列の画素形成位置にM,Bkの各
色の印字がそれぞれ施されたことになる。
【0095】次いで、ステップS6では記録紙が排出さ
れ、次のステップS7では次ページのプリントを行うか
否かの判断がなされる。このステップS7にて次ページ
のプリントが行われるときにはステップS3に戻り、次
ページのプリントを行わないと判断したときには、ステ
ップS2に戻る。
れ、次のステップS7では次ページのプリントを行うか
否かの判断がなされる。このステップS7にて次ページ
のプリントが行われるときにはステップS3に戻り、次
ページのプリントを行わないと判断したときには、ステ
ップS2に戻る。
【0096】次に、多諧調誤差拡散法について、図13
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0097】ある注目ラインの画素Gについて、本来印
画したい画像データの入力レベルxと実際に印画する際
の取り得るレベルx′との関係は、以下の(1)式に示
す通りである。
画したい画像データの入力レベルxと実際に印画する際
の取り得るレベルx′との関係は、以下の(1)式に示
す通りである。
【0098】ε=x−x′(1) すなわち、上記入力レベルxは入力画像データそのもの
であり256諧調以上あるのに対して、実際に印画する
際の取り得るレベルx′は数種類(通常は、4、6、
8、16段階等)しかない。したがって、入力レベルx
と実際のレベルx′との間には誤差εが存在する。
であり256諧調以上あるのに対して、実際に印画する
際の取り得るレベルx′は数種類(通常は、4、6、
8、16段階等)しかない。したがって、入力レベルx
と実際のレベルx′との間には誤差εが存在する。
【0099】ここで、入力画像データのレベルxから実
際のレベルx′への変換の際には、例えば、以下の2つ
の変換方法のいずれかを用いた変換処理が必要となる。
際のレベルx′への変換の際には、例えば、以下の2つ
の変換方法のいずれかを用いた変換処理が必要となる。
【0100】すなわち、第1の変換方法は、入力画像デ
ータのレベルxをその最も近いレベルx′に置き換える
手法である。
ータのレベルxをその最も近いレベルx′に置き換える
手法である。
【0101】また、第2の変換方法は、レベルx′が取
り得る複数のレベルと入力レベルxとの差の絶対値を確
率として置き換える手法である。すなわち、当該第2の
変換方法では、例えば、入力画像データのレベルxに最
も近い値が最も高い確率を持つものとして変換され、ま
た、レベルxに最も離れた値が最も低い確率を持つもの
として変換される。なお、当該第2の変換方法を用いた
場合には、レベルx′は上記取り得る複数段階の全ての
レベルに置き変わる可能性がある。
り得る複数のレベルと入力レベルxとの差の絶対値を確
率として置き換える手法である。すなわち、当該第2の
変換方法では、例えば、入力画像データのレベルxに最
も近い値が最も高い確率を持つものとして変換され、ま
た、レベルxに最も離れた値が最も低い確率を持つもの
として変換される。なお、当該第2の変換方法を用いた
場合には、レベルx′は上記取り得る複数段階の全ての
レベルに置き変わる可能性がある。
【0102】このようにして求めた、上記画素Gの誤差
εを、当該画素Gの周囲の画素に分配して加算する。な
お、分配される周囲の画素及びその比率は様々な場合が
あり、図13ではその一例を示している。また、分配方
法としては、以下の2つの分配方法が考えられる。
εを、当該画素Gの周囲の画素に分配して加算する。な
お、分配される周囲の画素及びその比率は様々な場合が
あり、図13ではその一例を示している。また、分配方
法としては、以下の2つの分配方法が考えられる。
【0103】すなわち、第1の分配方法としては、上記
画素Gの周囲の各画素に対して設定されている各分配率
が上記誤差εに乗じられ、得られた各値がそれぞれ該当
する周辺の画素の入力レベルに加算される。
画素Gの周囲の各画素に対して設定されている各分配率
が上記誤差εに乗じられ、得られた各値がそれぞれ該当
する周辺の画素の入力レベルに加算される。
【0104】また、第2の分配方法としては、上記画素
Gの周囲の各画素に対して設定されている各分配率の確
率で、上記誤差εが該当する周辺の画素の入力レベルに
加算される。
Gの周囲の各画素に対して設定されている各分配率の確
率で、上記誤差εが該当する周辺の画素の入力レベルに
加算される。
【0105】なお、上記第2の分配方法の場合、当該誤
差εは、ある特定の1画素のみに反映されることにな
る。図13には、上記分配方法として、第1の分配方法
を用い、ある注目画素Gの周囲の各画素の位置に従っ
て、誤差εに7/26、3/16、5/16、1/16
などの分配率を乗算する場合の例を挙げている。
差εは、ある特定の1画素のみに反映されることにな
る。図13には、上記分配方法として、第1の分配方法
を用い、ある注目画素Gの周囲の各画素の位置に従っ
て、誤差εに7/26、3/16、5/16、1/16
などの分配率を乗算する場合の例を挙げている。
【0106】また、上述のように周囲の画素の誤差分が
加算されることで、最小印画レベル或いは最大印画レベ
ルを越えるようになる場合の対処法としては、以下の2
つの対処方法が考えられる。すなわち、第1の対処方法
では、例えば、最小或いは最大印画レベルを越えた分を
無視する(丸め込む)。また第2の対処方法では、最小
或いは最大印画レベルを越えた分を上記割合或いは確率
で再配分する。
加算されることで、最小印画レベル或いは最大印画レベ
ルを越えるようになる場合の対処法としては、以下の2
つの対処方法が考えられる。すなわち、第1の対処方法
では、例えば、最小或いは最大印画レベルを越えた分を
無視する(丸め込む)。また第2の対処方法では、最小
或いは最大印画レベルを越えた分を上記割合或いは確率
で再配分する。
【0107】本構成例では、上述のような方法で、入力
画像全体を処理し、印画すべき印画データを作成するよ
うにしている。
画像全体を処理し、印画すべき印画データを作成するよ
うにしている。
【0108】次に、インクドット濃度変調方法と誤差拡
散法としてのディザ法とを組み合わせる場合の組み合わ
せ方法について説明する。
散法としてのディザ法とを組み合わせる場合の組み合わ
せ方法について説明する。
【0109】ある中間調を表現する場合、以下の3つの
中間調表現手法が考えられる。これら3つの手法を、プ
リントする絵柄に合わせて自動的に或いは使用者が手動
的に(例えばCPU5に接続されるキー等にて)選択し
て、最も適した表現手法を使用する。
中間調表現手法が考えられる。これら3つの手法を、プ
リントする絵柄に合わせて自動的に或いは使用者が手動
的に(例えばCPU5に接続されるキー等にて)選択し
て、最も適した表現手法を使用する。
【0110】すなわち、第1の中間調表現手法では、イ
ンクドット濃度をその中間調に適した大きさに合わせ
る。第2の中間調表現手法では、インクドット濃度をそ
の中間調に適した大きさより1〜2段階小さな大きさに
合わせて、その不足分を周囲の画素に小さなインクドッ
トを配置することで、総合的に中間調を表現する。第3
の中間調表現手法では、小さな濃度のインクドットを数
多く周囲に配置することで総合的に中間調を表現する。
ンクドット濃度をその中間調に適した大きさに合わせ
る。第2の中間調表現手法では、インクドット濃度をそ
の中間調に適した大きさより1〜2段階小さな大きさに
合わせて、その不足分を周囲の画素に小さなインクドッ
トを配置することで、総合的に中間調を表現する。第3
の中間調表現手法では、小さな濃度のインクドットを数
多く周囲に配置することで総合的に中間調を表現する。
【0111】上記第1の中間調表現手法よりも第2の中
間調表現手法、さらに第2の中間調表現手法よりも第3
の中間調表現手法となるに従い、画像の実質解像度は低
下するが、逆に大きなインクドット濃度が画像に与える
粒状性は良くなる。
間調表現手法、さらに第2の中間調表現手法よりも第3
の中間調表現手法となるに従い、画像の実質解像度は低
下するが、逆に大きなインクドット濃度が画像に与える
粒状性は良くなる。
【0112】したがって、実質解像度が落ちても粒状性
が良いものが好まれる例えばポートレート等の画像に対
しては、第1の中間調表現手法よりも第2の中間調表現
手法が、また、第2の中間調表現手法よりも第3の中間
調表現手法を用いてプリントすることが望ましい。
が良いものが好まれる例えばポートレート等の画像に対
しては、第1の中間調表現手法よりも第2の中間調表現
手法が、また、第2の中間調表現手法よりも第3の中間
調表現手法を用いてプリントすることが望ましい。
【0113】逆に、画像の粒状性は悪くても画像の実質
解像度が高いものが要求される設計図面等に対しては、
第2の中間調表現手法や第3の中間調表現手法よりも第
1の中間調表現手法を用いてプリントすることが望まし
い。また、実質解像度も粒状性も求められる画像に対し
ては、第2の中間調表現手法を用いることが望ましい。
さらに、1枚のプリントすべき画像の中で、自動的にそ
の部分部分の画像で要求される実質解像度と粒状性を計
測可能な場合は、一枚の画像の中で、上記第1から第3
の中間調表現手法を自動的に切り換えるようにしてもよ
い。
解像度が高いものが要求される設計図面等に対しては、
第2の中間調表現手法や第3の中間調表現手法よりも第
1の中間調表現手法を用いてプリントすることが望まし
い。また、実質解像度も粒状性も求められる画像に対し
ては、第2の中間調表現手法を用いることが望ましい。
さらに、1枚のプリントすべき画像の中で、自動的にそ
の部分部分の画像で要求される実質解像度と粒状性を計
測可能な場合は、一枚の画像の中で、上記第1から第3
の中間調表現手法を自動的に切り換えるようにしてもよ
い。
【0114】次に、図1のプリンタ装置において、上述
したような多階調誤差拡散法によるディザ法とを組み合
わせて使用した場合のCPU5の動作制御について説明
する。この動作制御のフローチャートは図14に示すよ
うになる。なお、この図14の説明において、プリント
ヘッドはインクドット濃度がN段階の異なる値を取り得
るものとする。
したような多階調誤差拡散法によるディザ法とを組み合
わせて使用した場合のCPU5の動作制御について説明
する。この動作制御のフローチャートは図14に示すよ
うになる。なお、この図14の説明において、プリント
ヘッドはインクドット濃度がN段階の異なる値を取り得
るものとする。
【0115】先ず、ステップS20では入力画像データ
がRAM7に格納される。次に、ステップS21では入
力画像データが2ライン分以上RAM7に格納されたか
否かが判断される。このステップS21において2ライ
ン分以上無いと判断した場合にはステップS20に戻
り、2ライン分以上有ると判断した場合にはステップS
22に進む。
がRAM7に格納される。次に、ステップS21では入
力画像データが2ライン分以上RAM7に格納されたか
否かが判断される。このステップS21において2ライ
ン分以上無いと判断した場合にはステップS20に戻
り、2ライン分以上有ると判断した場合にはステップS
22に進む。
【0116】ステップS22ではディザ法を適用する注
目画像(図13の画素G)が決定され、次のステップS
23では当該決定した注目画像の入力画像データ(レベ
ルx)が、N+1段階の実際に取り得る値(レベル
x′)に変換され、ディザ化画像データとされる。な
お、レベルxからレベルx′への変換方法は、前述した
第1,第2の変換方法がある。
目画像(図13の画素G)が決定され、次のステップS
23では当該決定した注目画像の入力画像データ(レベ
ルx)が、N+1段階の実際に取り得る値(レベル
x′)に変換され、ディザ化画像データとされる。な
お、レベルxからレベルx′への変換方法は、前述した
第1,第2の変換方法がある。
【0117】すなわち、第1の変換方法においては、N
+1段階のうち、入力画像データのレベルxに最も近い
値のレベルx′に変換される。また、第2の変換方法に
おいては、N+1段階のうち、入力画像データのレベル
xに最も近い値が最も高い確率を持つものとして変換さ
れ、また、レベルxに最も離れた値が最も低い確率を持
つものとして変換される。
+1段階のうち、入力画像データのレベルxに最も近い
値のレベルx′に変換される。また、第2の変換方法に
おいては、N+1段階のうち、入力画像データのレベル
xに最も近い値が最も高い確率を持つものとして変換さ
れ、また、レベルxに最も離れた値が最も低い確率を持
つものとして変換される。
【0118】次のステップS24では、注目画素の誤差
εが計算される。当該誤差εは上記(1)式を用いて求
められる。次のステップS25では上述したようにして
上記誤差εを注目が差の周囲の画素に分配される。すな
わち、当該ステップS25では、前述したように第1の
分配方法の場合には注目画素の周囲画素に対して上記誤
差εが分配され、第2の分配方法の場合には注目画素の
周囲画素に確率を持たせてどれか1画素に誤差εが反映
される。
εが計算される。当該誤差εは上記(1)式を用いて求
められる。次のステップS25では上述したようにして
上記誤差εを注目が差の周囲の画素に分配される。すな
わち、当該ステップS25では、前述したように第1の
分配方法の場合には注目画素の周囲画素に対して上記誤
差εが分配され、第2の分配方法の場合には注目画素の
周囲画素に確率を持たせてどれか1画素に誤差εが反映
される。
【0119】次のステップS26では、注目画素の周囲
の画素の入力画像データが、上記分配された誤差に基づ
いて置き換えられる。ここで、当該ステップS26にお
いては、上述したように、周囲の画素の誤差分が加算さ
れることで最小印画レベル或いは最大印画レベルを越え
るようになる場合には、第1の対処方法のように、例え
ば、最小或いは最大印画レベルを越えた分が丸め込めら
れる。この丸め込まれた分は無視される。或いは、第2
の対処方法のように、上記第1の処理方法で丸め込んだ
分が、周囲画素に再配分される。
の画素の入力画像データが、上記分配された誤差に基づ
いて置き換えられる。ここで、当該ステップS26にお
いては、上述したように、周囲の画素の誤差分が加算さ
れることで最小印画レベル或いは最大印画レベルを越え
るようになる場合には、第1の対処方法のように、例え
ば、最小或いは最大印画レベルを越えた分が丸め込めら
れる。この丸め込まれた分は無視される。或いは、第2
の対処方法のように、上記第1の処理方法で丸め込んだ
分が、周囲画素に再配分される。
【0120】その後、ステップS27では上記RAM7
に読み込んだ入力画像データが全てディザ化したか否か
の判断が行われ、ディザ化していないと判断された場合
にはステップS22に戻り、ディザ化されたと判断され
た場合にはステップS28に進む。当該ステップS28
では、ディザ化した画像データがRAM7上の別の場所
に保存され、次のステップS29では1ページ分の画像
データについて上述の処理が終了したか否かの判断が行
われる。このステップS29において処理が終了してい
ないと判断された場合にはステップS20に戻り、処理
が終了したと判断された場合には当該ディザ処理の全体
の処理が終了する。
に読み込んだ入力画像データが全てディザ化したか否か
の判断が行われ、ディザ化していないと判断された場合
にはステップS22に戻り、ディザ化されたと判断され
た場合にはステップS28に進む。当該ステップS28
では、ディザ化した画像データがRAM7上の別の場所
に保存され、次のステップS29では1ページ分の画像
データについて上述の処理が終了したか否かの判断が行
われる。このステップS29において処理が終了してい
ないと判断された場合にはステップS20に戻り、処理
が終了したと判断された場合には当該ディザ処理の全体
の処理が終了する。
【0121】次に、上記プリンタ装置の実際の駆動部分
の構成について、図15及び図16を用いて説明する。
の構成について、図15及び図16を用いて説明する。
【0122】図15には、ヘッド駆動型プリンタの一例
としていわゆるシリアル型のプリンタ装置の構成を示
す。この図9において、記録媒体としての記録紙62は
ドラム63の軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ7
1により、ドラム63に圧着保持されている。
としていわゆるシリアル型のプリンタ装置の構成を示
す。この図9において、記録媒体としての記録紙62は
ドラム63の軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ7
1により、ドラム63に圧着保持されている。
【0123】ドラム63の外周には送りネジ64がドラ
ム軸方向に平行に設けられており、送りネジ64にはプ
リントヘッド部61が保持されている。そして、送りネ
ジ64の回転によってプリントヘッド部61が軸方向に
移動するようになっている。ここで、プリントヘッド部
61には、各色に対応したプリントヘッド21が並行し
て設けられている。
ム軸方向に平行に設けられており、送りネジ64にはプ
リントヘッド部61が保持されている。そして、送りネ
ジ64の回転によってプリントヘッド部61が軸方向に
移動するようになっている。ここで、プリントヘッド部
61には、各色に対応したプリントヘッド21が並行し
て設けられている。
【0124】また、ドラム63はプーリ65、ベルト6
6、プーリ67を介してモータ68により回転駆動され
る。さらに、送りネジ64及びモータ68の回転とプリ
ントヘッド61の駆動は駆動制御部69により制御さ
れ、この駆動制御部69は印画データ及び制御信号生成
部70からの印画データ及び制御信号に基づいて制御さ
れる。
6、プーリ67を介してモータ68により回転駆動され
る。さらに、送りネジ64及びモータ68の回転とプリ
ントヘッド61の駆動は駆動制御部69により制御さ
れ、この駆動制御部69は印画データ及び制御信号生成
部70からの印画データ及び制御信号に基づいて制御さ
れる。
【0125】上記の構成においては、プリントヘッド部
61が移動して1行分の印画を行うと、ドラム63を1
行分だけ回転させて次の行の印画が行われる。プリント
ヘッド部61の移動は、同一方向の場合と往復方向の場
合とがある。
61が移動して1行分の印画を行うと、ドラム63を1
行分だけ回転させて次の行の印画が行われる。プリント
ヘッド部61の移動は、同一方向の場合と往復方向の場
合とがある。
【0126】また、図16には、ライン型のプリンタ装
置の駆動部分の構成例を示している。なお、この図16
において図16と同一の構成要素には同じ指示符号を付
してその説明は省略する。
置の駆動部分の構成例を示している。なお、この図16
において図16と同一の構成要素には同じ指示符号を付
してその説明は省略する。
【0127】この場合は、図15に示したシリアル型の
ヘッド及び送りネジの代わりに多数のヘッドがライン状
に配置されたラインヘッド72が軸方向に固定して設け
られている。ここで、プリントヘッド部72には、各色
に対応したプリントヘッド21が並行して多数組設けら
れており、各組毎に1画素のドット形成がなされる。
ヘッド及び送りネジの代わりに多数のヘッドがライン状
に配置されたラインヘッド72が軸方向に固定して設け
られている。ここで、プリントヘッド部72には、各色
に対応したプリントヘッド21が並行して多数組設けら
れており、各組毎に1画素のドット形成がなされる。
【0128】この構成では、ラインヘッド72で1行分
の印画が同時に行われ、印画が完了するとドラム63を
1行分だけ回転させて次の行の印画が行われる。この場
合、全ラインを一括して印画したり、複数ブロックに分
割したり、1行おきに交互に印字する方法も考えられ
る。
の印画が同時に行われ、印画が完了するとドラム63を
1行分だけ回転させて次の行の印画が行われる。この場
合、全ラインを一括して印画したり、複数ブロックに分
割したり、1行おきに交互に印字する方法も考えられ
る。
【0129】
【発明の効果】本発明によれば、プリントヘッドを高速
で走査させたり、記録媒体としてコストの低い汎用記録
紙を用いたりした場合においても、高画質及び高解像度
の画像をもつ印画を行うことが可能となる。
で走査させたり、記録媒体としてコストの低い汎用記録
紙を用いたりした場合においても、高画質及び高解像度
の画像をもつ印画を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるプリンタ装置の概略構成
を示すブロック回路図である。
を示すブロック回路図である。
【図2】インク溶液と希釈液の2液混合型のプリントヘ
ッドの断面図である。
ッドの断面図である。
【図3】図2のプリントヘッドのノズル近傍の拡大図で
ある。
ある。
【図4】2液混合型のプリントヘッドの動作を説明する
ためのタイミングチャート図である。
ためのタイミングチャート図である。
【図5】プリントヘッドが単色(例えば黒色)に対応し
てこの単色の付着媒体を吐出させるものである場合にお
ける印画状態を示す模式図である。
てこの単色の付着媒体を吐出させるものである場合にお
ける印画状態を示す模式図である。
【図6】1回の印字が格子様となるような印画状態を示
す模式図である。
す模式図である。
【図7】プリントヘッドがY(イエロー),M(マゼン
ダ),C(シアン),Bk(黒色)の各色に対応して当
該各色の付着媒体を吐出させるものである場合における
印画状態を示す模式図である。
ダ),C(シアン),Bk(黒色)の各色に対応して当
該各色の付着媒体を吐出させるものである場合における
印画状態を示す模式図である。
【図8】2回の走査で1スキャン幅による1ライン分の
印字が完了する場合において、画像データがC(シア
ン),Y(イエロー)の各色を表す場合のタイミングチ
ャート図である。
印字が完了する場合において、画像データがC(シア
ン),Y(イエロー)の各色を表す場合のタイミングチ
ャート図である。
【図9】2回の走査で1スキャン幅による1ライン分の
印字が完了する場合において、画像データがM(マゼン
ダ),Bk(黒色)の各色を表す場合のタイミングチャ
ート図である。
印字が完了する場合において、画像データがM(マゼン
ダ),Bk(黒色)の各色を表す場合のタイミングチャ
ート図である。
【図10】4回の走査で1スキャン幅による1ライン分
の印字が完了する場合において、各色の画像データが入
力された場合のタイミングチャート図である。
の印字が完了する場合において、各色の画像データが入
力された場合のタイミングチャート図である。
【図11】多濃度インク混合型インクドット濃度変調方
法を採用したプリントヘッドにおける光学濃度の印加電
圧との関係を示す図である。
法を採用したプリントヘッドにおける光学濃度の印加電
圧との関係を示す図である。
【図12】上記プリンタ装置における動作のフローチャ
ートである。
ートである。
【図13】誤差拡散法についての説明に用いる図であ
る。
る。
【図14】ディザ制御動作のフローチャートである。
【図15】シリアル型のインクジェットプリンタ装置の
全体構成を示す図である。
全体構成を示す図である。
【図16】ライン型のインクジェットプリンタ装置の全
体構成を示す図である。
体構成を示す図である。
4 データ入力インターフェイス部 5 CPU 7 RAM 8 CPUシステムバス 11 D/A変換部 12 吐出振動子ドライブ部 13 プリントヘッド変調部 14 プリントヘッド吐出部 15 吐出振動子ドライブ部 16 タイミング制御部 17 モータ制御部 18 モータドライブ部 19 モータ部 20 ヘッド位置検出センサ 21 プリントヘッド
Claims (9)
- 【請求項1】 圧力室内に導入された付着媒体を加圧す
ることにより当該圧力室に連通するノズルから付着媒体
を吐出させるプリントヘッドを有し、当該プリントヘッ
ドを記録媒体上で走査させながら上記付着媒体を当該記
録媒体上に付着させて中間調の印画を行うプリンタ装置
であって、 上記プリントヘッドが上記記録媒体上を1回走査する間
に、1つ以上の画素間隔をもって印字を施し、複数回の
走査を行うことにより1ライン分の印字を行うようにな
されたことを特徴とするプリンタ装置。 - 【請求項2】 1つのプリントヘッドを有し、単色の付
着媒体により記録媒体上に中間調の印字を行うプリンタ
装置であって、 上記プリントヘッドが上記記録媒体上を1回走査する間
に、行方向に1画素間隔をもって印字を施し、2回の走
査を行うことにより1ライン分の印字を行うようになさ
れたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項3】 複数のプリントヘッドを有し、各プリン
トヘッドに対応した複数色の各付着媒体により記録媒体
上に中間調の印画を行うようになされたことを特徴とす
る請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項4】 各プリントヘッドは、各画素形成位置に
対して順に付着媒体を吐出させることを特徴とする請求
項3記載のプリンタ装置。 - 【請求項5】 非隣接の1組のプリントヘッドは、各画
素形成位置に対して付着媒体を同時に吐出させることを
特徴とする請求項3記載のプリンタ装置。 - 【請求項6】 多諧調誤差拡散法を用いて印画データ信
号を作製することを特徴とする請求項1記載のプリンタ
装置。 - 【請求項7】 付着媒体として、上記印画データ信号に
応じて定量したインクと当該インクの希釈液とを混合し
た混合液を用いることを特徴とする請求項1記載のプリ
ンタ装置。 - 【請求項8】 付着媒体として、インクと、上記印画デ
ータ信号に応じて定量した当該インクの希釈液とを混合
した混合液を用いることを特徴とする請求項1記載のプ
リンタ装置。 - 【請求項9】 圧力室内に導入された付着媒体を加圧す
ることにより当該圧力室に連通するノズルから付着媒体
を吐出させるプリントヘッドを有し、当該プリントヘッ
ドを記録媒体上で走査させながら上記付着媒体を当該記
録媒体上に付着させて中間調の印画を行うに際して、 上記プリントヘッドを上記記録媒体上で1回走査させる
間に、1つ以上の画素間隔をもって印字を施し、複数回
の走査を行うことにより1ライン分の印字を行うことを
特徴とする印画方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025144A JPH09216384A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | プリンタ装置及びこれを用いた印画方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025144A JPH09216384A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | プリンタ装置及びこれを用いた印画方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09216384A true JPH09216384A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12157802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8025144A Withdrawn JPH09216384A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | プリンタ装置及びこれを用いた印画方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09216384A (ja) |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP8025144A patent/JPH09216384A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |