JPH0921709A - トルク計測方法 - Google Patents

トルク計測方法

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Publication number
JPH0921709A
JPH0921709A JP17093795A JP17093795A JPH0921709A JP H0921709 A JPH0921709 A JP H0921709A JP 17093795 A JP17093795 A JP 17093795A JP 17093795 A JP17093795 A JP 17093795A JP H0921709 A JPH0921709 A JP H0921709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
strain gauges
bridge circuit
rotating shaft
strain
Prior art date
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Pending
Application number
JP17093795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Hayasaka
康男 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0921709A publication Critical patent/JPH0921709A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸体にトルクと共に曲げ力が加えられて
も正確にトルク測定ができる。 【解決手段】 4(n+1)個の歪みゲージ2を回転軸体1の
周面に等間隔に張り付け、歪みゲージ2のうち1つの同
じ方向に傾いて配置されているもの同士を抵抗ブリッジ
回路の相対する2辺の抵抗とし、歪みゲージのうち別の
同じ方向に傾いて配置されているもの同士を抵抗ブリッ
ジ回路のもう一つの相対する2辺の抵抗とするブリッジ
回路を組み、回転軸体にトルクをかけた状態で、ブリッ
ジ回路の入力端子間に所定の大きさの入力電圧eiを印
加する。そしてブリッジ回路の出力端子間に見出される
出力電圧eoから当該回転軸体にかけられたトルクの大
きさを算出する。これにより、曲げモーメントにより発
生するせん断応力を180度反対の位置の歪みゲージ間
で互いに打ち消し合い、正確にトルクのみを測定するこ
とができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸体にかかる
トルクを歪みゲージを利用して計測するトルク計測方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の設計、試験では回転駆動系の特
性評価のために各部の回転軸のトルク測定が必要であ。
【0003】従来から回転軸体のトルク測定には、その
周面にいくつかの歪みゲージを張り付け、その歪みゲー
ジを抵抗とする抵抗ブリッジ回路を組み、回転軸体にか
かるトルクによって回転軸体の表面に生じるせん断応力
の大きさを歪みゲージで検出し、抵抗ブリッジ回路によ
って現れる出力電圧の入力電圧に対する変化の大きさを
トルクに換算する歪みゲージを利用したトルク計測装置
が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の歪み
ゲージを利用したトルク計測装置の場合、回転軸体の周
面に張り付ける歪みゲージの数が多くても4個であり、
回転軸体にトルクと共に軸に垂直な方向の曲げモーメン
トが働く場合にその曲げモーメントによってトルクによ
るせん断応力が影響を受け、正確なトルク測定ができな
い問題点があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、回転軸体にトルクと共に曲げモーメン
トが働くときには正確にトルク測定できるトルク計測方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のトルク
計測方法は、トルク測定すべき回転軸体の周面に沿っ
て、次の各条件を満たすように4(n+1)[nは自然
数]個の歪みゲージを配置し、 1)各歪みゲージの回転軸体の中心軸に対する傾き角度
が45度である、 2)隣接する歪みゲージ間で傾きが互いに逆向きであ
る、 3)隣接する歪みゲージ間の中心軸に対する中心角が3
60度/4(n+1)をなす、 歪みゲージのうち1つの同じ方向に傾いて配置されてい
るもの同士を抵抗ブリッジ回路の相対する2辺の抵抗と
し、歪みゲージのうち別の同じ方向に傾いて配置されて
いるもの同士を抵抗ブリッジ回路のもう一つの相対する
2辺の抵抗とするブリッジ回路を組み、回転軸体にトル
クをかけた状態で、ブリッジ回路の出力端子間に見出さ
れる出力電圧値から当該回転軸体にかけられたトルクの
大きさを算出するものである。
【0007】この請求項1の発明のトルク計測方法で
は、所定の条件で4(n+1)個の歪みゲージを回転軸
体の周面に張り付け、歪みゲージのうち1つの同じ方向
に傾いて配置されているもの同士を抵抗ブリッジ回路の
相対する2辺の抵抗とし、歪みゲージのうち別の同じ方
向に傾いて配置されているもの同士を抵抗ブリッジ回路
のもう一つの相対する2辺の抵抗とするブリッジ回路を
組み、回転軸体にトルクをかけた状態で、ブリッジ回路
の入力端子間に所定の大きさの入力電圧値と印加する。
そしてブリッジ回路の出力端子間に見出される出力電圧
値から当該回転軸体にかけられたトルクの大きさを算出
することにより、回転軸体にトルクと共に曲げモーメン
トがかかる場合でも、曲げモーメントにより発生するせ
ん断応力を180度反対の位置の歪みゲージ間で互いに
打ち消し合い、ブリッジ回路の出力として得られるトー
タルのトルク計測に影響を及ぼさず、正確にトルクのみ
を測定することができるようになる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明のトル
ク計測方法において、歪みゲージの個数を8個としたも
のである。
【0009】この請求項2の発明では、請求項1の発明
のトルク計測方法でn=1とすることにより歪みゲージ
の個数を8個にし、トルクと共に曲げモーメントが働い
ている回転軸体に対して、トルクのみを正確に測定す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1及び図2は起歪体である一端に
スプロケット1aが取り付けられている回転軸体1を示
している。この回転軸体1のスプロケット1aの接続基
部は起歪部1bとされ、ここに周方向に等角度間隔に一
般式4(n+1)[n:自然数]を満たす8本(つま
り、n=1)のビーム1cが形成されている。
【0011】各ビーム1cには歪みゲージ2が次の条件
を満たす位置関係で張り付けられている。
【0012】1)図3及び図4に示すように、各歪みゲ
ージ2の回転軸体1の中心軸に対する傾き角度が45度
であり、 2)隣接する歪みゲージ2,2間で傾きが互いに逆向き
であり、 3)回転軸体1の中心軸に対して隣接する歪みゲージ
2,2間のなす角(中心角)が360度/4(n+1)
=360度/8=45度である。
【0013】尚、この配置関係では、図3に示すように
スプロケット1a側、つまり図において左端部側が矢印
a方向に回転トルクを加えられるとき、図4に示すよう
に左上がりの傾きの歪みゲージg1,g3,g5,g7
は引張歪み(T)を計測し、左下がりの傾きの歪みゲー
ジg2,g4,g6,g8は圧縮歪み(C)を計測す
る。
【0014】そして図5に示すように、トルク計測のた
めの抵抗ブリッジ回路3がこれらの8個の歪みゲージ2
で組み立てられ、引張歪み(T)を検出する2(n+
1)=4個の歪みゲージg1,g3,g5,g7はブリ
ッジの第1と第3辺に(n+1)=2個ずつ組み込ま
れ、圧縮歪み(C)を検出する他の2(n+1)=4個
の歪みゲージg2,g4,g6,g8はブリッジの第2
と第4辺に(n+1)=2個ずつ組み込まれる。
【0015】このブリッジ回路3では、入力端i1,i
2に入力電圧eiを印加し、出力端i3,i4の出力電
圧eoを測定し、これらの入力電圧eiとeoとの関係
から、後述する方法によって回転軸体1の起歪部1bに
働くトルクを計測する。
【0016】次に、上記構成のトルク計測方法の動作に
ついて説明する。回転軸体1の起歪部1bに図3、図4
に示す位置関係で8個の歪みゲージを張り付け、図5に
示すブリッジ回路3を組む。そして、スプロケット部1
aにチェーンを巻き掛けて回転力を付勢する。これによ
り、回転軸体1の起歪部1bには回転力による回転トル
クによるせん断応力と共に、スプロケット部1aに巻掛
けられたチェーンによる引っ張り力による曲げモーメン
トに起因する応力によって歪みが発生する。
【0017】そこで、抵抗ブリッジ回路3の入力端i
1,i2間に所定入力電圧eiを印加し、出力端i3,
i4間の出力電圧eoを測定する。
【0018】この出力電圧eoと入力電圧eiとの間に
は、
【数1】 ここで、ei,eoは入、出力電圧、κsはゲージ率、
εiは各ゲージにおける検出歪みである。
【0019】の関係があり、ここではn=1であるの
で、
【数2】 となる。これを次の数3の式に基づいてトルク換算する
ことにより、起歪部1bに発生するトルクを算出する。
【0020】T=K・e 尚、比例定数Kは実験的に決定されるべきもので、ブリ
ッジ回路3の入力端i1,i2間に所定の入力電圧ei
を印加し、既知のトルクTcal を起歪部1bにかけた時
に入力端i3,i4に見出される出力電圧ecal を計測
することで、比例定数K=Tcal /ecal を割り出す
ことができる。
【0021】このトルク測定の場合、スプロケット部1
aに巻掛けるチェーンにより起歪部1bに曲げモーメン
トに起因する歪みがトルクによる歪みに重畳されること
が考えられるが、本発明のトルク計測方法では、曲げモ
ーメントによる歪みの影響を次の理由によって打ち消す
ことができ、トルクに起因する歪みのみを検出して正確
なトルク計算ができる。
【0022】図6(a)に示すように起歪部1bの各ビ
ームb1〜b8に図中左回りのトルクTrをかけると共
に上向きの引張力Fをかけると、同図(b)に示すよう
に各ビームb1〜b8にほぼ均等なトルク相当の荷重が
かかるが、これと共に同図(c)に示すように起歪部1
bの下半分に位置するビームb3〜b7には曲げモーメ
ントがかかる。
【0023】ここでビームb3について注目すると、ト
ルク相当の荷重と引張力とが同一方向に作用してこの点
の主歪みは大きくなる。反対にビームb7について注目
すると、トルク相当の荷重と引張力とがちょうど反対向
きに働き、打ち消し合って主歪みが減少する。このこと
は他の位置のビームについても当てはまり、結局、中心
軸について対称な位置にある各ビームb1とb5、b2
とb6、b3とb7、b4とb8それぞれの間では曲げ
による影響を互いに打ち消し合い、全体として引張力の
影響のほとんどない結果が得られることになるのであ
る。
【0024】次に、実験例について説明する。図1及び
図2に示す回転軸体1として内径φ36mm、外径φ42
mmの炭素鋼材を用い、起歪部1bに肉厚1.5mm(円筒
体の肉厚の半分相当)、長さ9mm、幅6.6mmのビーム
1cを8本形成した。そして、この回転軸体1の右端を
固定し、スプロケット部1aに5kgf ・m のトルクをか
け、各位置のビームの最大主歪みを測定し(曲げな
し)、また上記トルクと共に最大10kgf の引張力を図
4に示すx軸方向にかけ、各位置のビームの最大主歪み
を測定した(曲げあり)。
【0025】得られた結果は、表1に示すものであっ
た。
【0026】
【表1】 この表1から、本実施の形態では、曲げモーメントが働
いている場合と働いていない場合とでブリッジ回路3の
出力が等しく、その出力は1012.05μεであり、
曲げモーメントの影響がキャンセルされていることが分
かる。
【0027】これに対して、主歪みの検出ポイントを図
6に示すように90度ごとのビームb1,b3,b5,
b7の4ポイントにした場合のブリッジ出力は100
9.4μεであり、軸が回転し、これらのビームb1,
b3,b5,b7が回転して元のビームb2,b4,b
6,b8の位置になったときのブリッジ出力は101
4.7μεとなり、+5.3με=5.3%の感度変動
が起こる。
【0028】また曲げモーメントが働いていない場合の
ブリッジ回路3の出力は1009.4[με]であり、
働いている場合の出力は1009.8μεであり、曲げ
モーメントの影響によって0.4μεの変動が発生す
る。
【0029】以上から、本発明の場合、曲げモーメント
の影響をキャンセルして正確にトルク測定できることが
分かる。
【0030】尚、上記実施の形態では一般式4(n+
1)においてn=1の場合について説明したが、これに
限定されず、図7に示すようにn=2として12個の歪
みゲージg1〜g12を360度/4(n+1)=36
0度/12=30度ずつ等角度間隔に配置し、各歪みゲ
ージが回転軸体1の軸心に対して45度をなし、かつ隣
接する歪みゲージ間で互いに逆向きの傾斜となるように
配置し、これらの歪みゲージg1〜g12に対して、図
8に示す抵抗ブリッジ回路3を組む構成とすることもで
きる。さらにn=3以上に設定することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
所定の条件で4(n+1)個の歪みゲージを回転軸体の
周面に張り付け、歪みゲージのうち1つの同じ方向に傾
いて配置されているもの同士を抵抗ブリッジ回路の相対
する2辺の抵抗とし、歪みゲージのうち別の同じ方向に
傾いて配置されているもの同士を抵抗ブリッジ回路のも
う一つの相対する2辺の抵抗とするブリッジ回路を組
み、回転軸体にトルクをかけた状態で、ブリッジ回路の
入力端子間に所定の大きさの入力電圧値と印加し、ブリ
ッジ回路の出力端子間に見出される出力電圧値から当該
回転軸体にかけられたトルクの大きさを算出するように
しているので、回転軸体にトルクと共に曲げモーメント
がかかる場合でも、曲げモーメントにより発生するせん
断応力を180度反対の位置の歪みゲージ間で互いに打
ち消し合い、ブリッジ回路の出力として得られるトータ
ルのトルク計測に影響を及ぼさず、正確にトルクのみを
測定することができる。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
のトルク計測方法でn=1とすることにより歪みゲージ
の個数を8個にし、トルクと共に曲げモーメントが働い
ている回転軸体に対してもその回転軸体に働くトルクの
みを正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に用いる回転軸体の斜視
図。
【図2】上記実施の形態におけるII部の拡大図。
【図3】上記実施の形態における歪みゲージの配置関係
を示す斜視図。
【図4】上記実施の形態における歪みゲージの回転軸体
の軸心に対する配置関係を示す説明図。
【図5】上記実施の形態で用いるブリッジ回路。
【図6】上記実施の形態における各ビームに働くトルク
荷重と引張力の分布を示す説明図。
【図7】本発明の他の実施の形態の歪みゲージの回転軸
体の軸心に対する配置関係を示す説明図。
【図8】上記実施の形態で用いるブリッジ回路。
【符号の説明】
1 回転軸体 1a スプロケット部 1b 起歪部 1c ビーム 2 歪みゲージ 3 ブリッジ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルク測定すべき回転軸体の周面に沿っ
    て、次の各条件を満たすように4(n+1)[nは自然
    数]個の歪みゲージを配置し、 1)各歪みゲージの前記回転軸体の中心軸に対する傾き
    角度が45度である、 2)隣接する歪みゲージ間で傾きが互いに逆向きであ
    る、 3)隣接する歪みゲージ間の前記中心軸に対する中心角
    が360度/4(n+1)をなす、 前記歪みゲージのうち1つの同じ方向に傾いて配置され
    ているもの同士を抵抗ブリッジ回路の相対する2辺の抵
    抗とし、前記歪みゲージのうち別の同じ方向に傾いて配
    置されているもの同士を前記抵抗ブリッジ回路のもう一
    つの相対する2辺の抵抗とするブリッジ回路を組み、 前記回転軸体にトルクをかけた状態で、前記ブリッジ回
    路の出力端子間に見出される出力電圧値から当該回転軸
    体にかけられたトルクの大きさを算出することを特徴と
    するトルク計測方法。
  2. 【請求項2】 前記歪みゲージの個数を8個としたこと
    を特徴とする請求項1記載のトルク計測方法。
JP17093795A 1995-07-06 1995-07-06 トルク計測方法 Pending JPH0921709A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304985A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Nissan Motor Co Ltd トルク計測装置
JP2007121159A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Tokai Rubber Ind Ltd 変位量検出装置
CN110220625A (zh) * 2019-05-30 2019-09-10 南开大学 一种谐波减速器柔轮输出力矩的测量方法
CN111855052A (zh) * 2020-07-27 2020-10-30 杭州士兰微电子股份有限公司 扭矩传感器、扭矩传感装置、扭矩传感系统及其测量方法

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