JPH09217408A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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Publication number
JPH09217408A
JPH09217408A JP2498196A JP2498196A JPH09217408A JP H09217408 A JPH09217408 A JP H09217408A JP 2498196 A JP2498196 A JP 2498196A JP 2498196 A JP2498196 A JP 2498196A JP H09217408 A JPH09217408 A JP H09217408A
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JP
Japan
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water supply
supply port
socket
sanitary washing
plug
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Pending
Application number
JP2498196A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Sasagaki
桂也 笹垣
Kazuhiro Shimoda
和博 下田
Akio Fujii
明夫 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一体型衛生洗浄装置の給水口を、給水管との
接続作業の容易性を保証しつつ、ユーザの目から隠蔽す
る。 【解決手段】 便器30上に一体型衛生洗浄装置40の
本体42が載置される。本体42の底面は平らである。
本体42は便器30の後端より後方へ迫り出た部分を有
し、この迫り出し部分の底面に給水口62が設けられ
る。この給水口62は、便器30の正面から見た時、便
器30のプロフィールの背後に隠れて見えない位置にあ
る。給水口62と室内の止水栓68とは、フレキシブル
な給水ホース66を介して接続される。給水ホース66
の先端部はソケット64であり、このソケット64に給
水口62のプラグを差込むだけで、両者の接続が完了す
る。この接続部には樹脂性の保護ケースが被せられ、ユ
ーザの不必要な接触を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、腰掛式便器に取付けられ
る衛生洗浄装置に関し、特に、外部の給水管と接続する
機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の衛生洗浄装置は、機能面の改良は
勿論のこと、外観デザインも益々洗練されたものに改善
されてきている。また、装置の取付け施工の容易化の面
でも、数々の改良がなされてきている。ここで、装置の
外観及び施工性の双方に関連する要素の一つに、室内の
止水栓と衛生洗浄装置とを接続する給水配管を上げるこ
とができる。この給水配管は、装置の外観デザインを損
なわないよう、できるだけユーザから見えない箇所にあ
ることが望ましいが、その一方で、配管施工が不可能又
は困難な箇所にあってはならない。
【0003】一般に、便所内の便器後部に近い壁面や床
面に止水栓が設けられている。この止水栓から金属製の
給水管が伸ばされて衛生洗浄装置の給水口に接続され
る。この給水管と衛生洗浄装置の給水口との接続は、水
密かつ堅固でなければならないから、通常はナット締め
による接続が用いられる。従って、衛生洗浄装置の給水
口は、施工者がナットを締めるためスパナを回すことが
できるような箇所に設けられている。しかも、そのよう
な箇所の中でも、給水管やナットなどの金具が目立たな
いような場所が選ばれている。
【0004】図1及び図2は従来装置の配管例を示して
いる。図1は、便器のロータンクと一体化されたタイプ
(本明細書では「一体型」とよぶ)の衛生洗浄装置の従
来例を示す。図2は、ロータンクとは別体のタイプ(本
明細書では「シート型」とよぶ)の衛生洗浄装置の従来
例を示す。
【0005】図1に示すように、従来の一体型の衛生洗
浄装置2は、通常、便器1の後部に載置されたロータン
ク内蔵の本体4を備え、この本体4の底の左右両側の部
分6は袖状に下方へ膨出し、この膨出部6内に熱交換
器、脱臭装置、乾燥装置などの各種機能部品が収ってい
る。このような一体型装置2では、本体4の後部側面の
底部に近い箇所に給水口8が設けられており、この給水
口8に止水栓10からの給水管12がナット締めによっ
て結合されている。
【0006】図2に示すように、従来のシート型の衛生
洗浄装置16は、便器1のロータンク14の手前に載置
され、通常、便器の左右両側又は右側に、外方へ突出し
かつ下方へ膨出した機能ボックス18を有し、この機能
ボックス18内に上述したような機能部品が収容されて
いる。このようなシート型装置16では、機能ボックス
18の底面に給水口20が設けられ、止水栓22からの
給水管24がこれに接続される。或は、破線で示すよう
に、機能ボックスの背面に給水口26が設けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛生洗浄装置、
特に一体型のものでは、給水口は目立ちにくい位置にあ
るものの、やはり見えてしまう。一体型装置の要は便器
と一体的なすっきりとした外観を呈することにあるか
ら、給水口や給水管が隠れていることが特に要求され
る。しかし、上述した本体の構成によれば、施工の容易
性も考慮して場所を選ぶと、やはり本体の後部底附近の
側面にならざるを得ない。また、一体型であってもシー
ト型であっても、給水管と装置の給水口とをナット締め
により接続する作業は、施工者にとって手間のかかる作
業である。特に、図2に示したように給水口が装置の底
面や背面にある場合には尚更である。
【0008】従って、本発明の目的は、衛生洗浄装置、
特に一体型衛生洗浄装置において、その給水口を、給水
管との接続作業の容易性を相当程度まで保証しつつ、外
観デザインに影響を与えないようユーザの目から隠蔽す
ることにある。
【0009】また、本発明の別の目的は、衛生洗浄装置
の給水口が隠蔽された場所にあったとしても、その給水
口に給水管を接続する作業が容易に行えるようにするこ
とにある。
【0010】更に、本発明の別の目的は、衛生洗浄装置
の給水口と給水管との接続作業を容易化すると共に、後
に給水口から給水管が外れることがないよう、両者の接
続を堅固に維持することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う一体型衛生洗浄装置は、便器後端より後方へ迫り出し
た部分を有し、この迫り出した部分の底面に給水口が設
けられる。そして、この給水口は、便器の正面から見て
便器のプロフィールの背後となる場所に位置している。
従って、給水口はユーザの視線から良好に隠蔽される。
しかも、上記迫り出した部分の底面下には、通常は空間
が空いているため、給水口に対する配管施工は可能であ
る。
【0012】この一体型衛生洗浄装置の底面は平坦であ
ることが望ましい。つまり、従来装置のような下方へ膨
出した部分がないことが望ましい。それにより、給水口
周辺の空間は十分に広くなるため、配管施工が一層容易
になる。
【0013】施工を一層容易にするためには、給水口に
接続される給水ホースがフレキシブルなものであって、
かつ、給水ホースと給水口とを接続するためのワンタッ
チ接続式の接続機構を備えることが望ましい。
【0014】好適な実施形態では、上記ワンタッチ接続
式の接続機構として、例えば給水口の先端部に取付けら
れたプラグと、給水ホースの先端部に取付けられたソケ
ットとの組合せを採用する。この実施形態のソケット
は、給水口との接続を解除するための解除機構と、この
解除機構が働くのを防止するためのロック機構とを有す
る。このロック機構により、誤って接続が解除されるこ
とが防止される。更には、前記ソケットを外周から覆う
保護カバーも採用して、人がソケットに誤って触れるの
を防止している。
【0015】尚、プラグを給水ホース側に設け、ソケッ
トを給水口側に設けてもよい。こうすると、実施形態に
比較して、接続の作業は僅かにやりにくくなるが、ソケ
ットに人が触れにくくなるため、誤って接続が解除され
ることなく安全性が一層高くなる。
【0016】本発明の第2の側面に係る衛生洗浄装置
は、一体型であってもシート型であってもかまわない
が、施工を容易にするために、上述したようなフレキシ
ブルな給水ホースとワンタッチ接続式の接続機構とを備
える。
【0017】本発明の第3の側面に係る衛生洗浄装置用
の給水管は、上述したようなフレキシブルな給水ホース
とワンタッチ接続式の接続機構とを備える。
【0018】これらの衛生洗浄装置及び給水管によれ
ば、給水口をユーザの視線から隠蔽するために狭い場所
に設けたとしても、ホースを握った人の手が入る程度の
スペースさえあれば、施工が可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の一実施形態に係
る一体型衛生洗浄の側面図、図4は同装置の正面図であ
る。
【0020】この一体型衛生洗浄装置40は、便器30
の後部の上面32上に載置及び固定された本体42と、
本体42の前方に取付けられた便座及び便蓋(図示省
略)とを備える。本体42の右側面にはコントロールパ
ネルユニット44が外方へ突出して形で設けられてお
り、このユニット44内には、LED表示パネル46や
図示しない設定及び調節スイッチパネルが収容されてい
る。また、本体42の内部には、便器30の洗浄水を貯
めるロータンク48、局部洗浄水を暖める熱交換器5
0、洗浄水の流量を調節する流量調節ユニット52、洗
浄ノズルを有してこれを便器30内へ出し入れするノズ
ルユニット54、乾燥風を便器30内へ吹出す乾燥ユニ
ット56、便器30内の空気を吸込み脱臭する脱臭ユニ
ット58、及びその他の機能部品が収容されている。
【0021】上述した機能部品は全て便器30の上面よ
り高い位置に配置されているため、本体42は、図1に
示した従来の一体型装置の本体が備えるような、便器上
面より下方へ膨出した部分を有しておらず、本体42の
底面60は平坦である。また、図3に示すように、本体
42の後側の一部分は、便器30の後端面34より更に
後方へ迫り出しており、この迫り出した部分の底面に、
給水口62が設けられている。この給水口62は、図4
に示すように、便器30の外郭ラインの後方への延長線
より内側の位置、つまり、正面から見て便器30のプロ
フィールの背後に完全に隠れる位置に設けられている。
【0022】給水口62は、本体42内において分岐ユ
ニット70に接続される。分岐ユニット70内では、給
水路が二手に分れ、一方の給水路はチューブ72を通じ
てロータンク48に連通し、他方の給水路はバルブユニ
ット74を経由して熱交換器50に連通する。熱交換器
50の出水口はチューブ76を介して流量調節ユニット
52の入水口に接続され、流量調節ユニット52の出水
口はチューブ78を介してノズルユニット54の入水口
に接続される。
【0023】本体42外では、給水口62と室内の止水
栓68とがフレキシブルな給水ホース66を介して接続
される。給水ホース66の先端には、ワンタッチ接続式
のソケット64が取付けられており、このソケット64
を給水口62先端のプラグ(図5参照)に差込むだけ
で、給水ホース66と給水口62とが水密に結合され
る。後に詳述するが、この給水ホース66のソケット6
4にはロック機構があり、給水口62に一旦接続した後
は、このロック機構を解除した状態で引き抜かない限
り、給水口62から外すことができない。更には、接続
されたソケット64と給水口62とには円筒状の樹脂製
の保護カバー(図8参照)が被せられ、ソケット64へ
のユーザの不必要な接触を防ぐ。
【0024】尚、給水口62の先端のプラグは給水口6
2から取り外すことができ、これを取り外すと、従来通
りのナット締めにより給水管を接続することも可能であ
る。
【0025】以上の一体型衛生洗浄装置40において
は、その給水口62が、本体42の底面の便器30背後
の箇所に設けられているため、ユーザの目からは完全に
便器30によって隠蔽されて見えない。また、本体42
の底面60が平坦で従来の様な作業に邪魔な膨出部が存
在しないため、この底面60の給水口62に給水管を接
続する作業は、ナット締めによる方法を用いた場合であ
っても十分に可能である。更に、ワンタッチ接続式のソ
ケット64を用いた場合は、接続作業は極めて容易であ
る。また、ワンタッチ接続式ソケット64を用いた場
合、ソケット64のロック機構とソケット64の周囲を
覆う保護カバーとにより、ソケット64が給水口62か
ら外れてしまう事故が防止される。
【0026】図5は給水ホース66先端のソケット64
と給水口62先端のプラグの詳細構造を示す一部断面図
である。図6は図5のA―A線での断面を示す。
【0027】図5に示すように、ソケット64は、フレ
キシブルな給水ホース66と連結するための金属製のニ
ップル80を有し、このニップル80の後端側部分80
aが給水ホース66の先端部分66aに嵌入されてい
る。そして、それらを外周から金属ベルト82が緊締し
て、給水ホース66とニップル80とを水密かつ強固に
結合している。ニップル80の先端側部分80bの内周
面には、ゴム製の0リング84とゴム製の断面コ字型の
パッキンリング86とが填め込まれている。また、ニッ
プル先端側部分80bには、樹脂製の主筒88の後端側
部分が外嵌されている。そして、ニップル先端側部分8
0bの外周面の突起80cが、主筒88の後端側部分の
壁孔88aに係合して、ニップル80と主筒88とを強
固に結合している。
【0028】主筒88には、後端側から先端側へ向かっ
て順に、ロックリング90、コイルバネ92、およびス
リーブ94がそれぞれ外嵌されている。ロックリング9
0は後述するように、周方向へ一定角度範囲内で回転で
き、その回転に伴って前後方向へ進退するようになって
いる。スリーブ94も前後方向へ移動できるようになっ
ている。スリーブ94の内周面には内方へ突出したリン
グ状のストッパ94aが形成されている。コイルバネ9
2は、ストッパ94aの後端面とロックリング90の先
端面との間に挟まれて、スリーブ94を先方へ、かつロ
ックリング90を後方へ付勢している。主筒88の先端
部にはフランジ88bが形成されており、この先端フラ
ンジ88bがスリーブ94のストッパ94aの先端面に
当接して、スリーブ94を主筒から抜け落ちないよう抑
えている。尚、ストッパ94aの先端面は傾斜面に形成
されている。また、スリーブ94の外周面には、スリー
ブ94を手で前後に動かす時の滑り止めのために、リン
グ状の突起94bが形成されている。
【0029】主筒88の壁の先端フランジ88bの直ぐ
後ろ側の箇所には、図6に示すように、向い合う2つの
貫通孔88cが形成されている。そして、この2つの貫
通孔88cにはそれぞれ、三日月型の小歯片96が、貫
通孔88c内を内方及び外方へ摺動自在な状態で嵌入さ
れている。貫通孔88cの内周側の側端には小さな爪8
8dがあり、小歯片96を主筒88の内側空間へ抜け落
ちないように抑えている。小歯片96の内縁部は主筒8
8の内側空間へ突出している。また、スリーブ94のス
トッパ94aが小歯片96の外縁部に当接して、小歯片
96が主筒88の外側へ後退しないように小歯片96を
抑えている。尚、図5に示すように、小歯片96の内縁
部の先端面及び後端面は共に傾斜面で形成されている。
【0030】更に、主筒88の内側には、後方から先方
に向かって順に、コイルバネ98とカラー100とが嵌
入されている。コイルバネ98の後端部はニップル80
の先端部の凹部に填り込んでおり、コイルバネ98の先
端部はカラー100の後端部の凹部に填り込んでいる。
また、カラー100の先端部は小歯片96の内縁部後端
面に当接している。カラー100はコイルバネ98によ
って先方へ付勢されて、小歯片96の内縁部後端面に当
接している。
【0031】主筒88の後端部にもフランジ88eが形
成されている。ロックリング90は、この主筒88の後
端フランジ88eに外接する大径部90aと、後端部フ
ランジ88aより先方の主筒88の外周面に外接する小
径部90bとから構成されている。図7はこのロックリ
ング90の内周面の構造を示している。図示のように、
ロックリング90の小径部90bの内周面にはガイド凹
部90cが形成されており、このガイド凹部90cは高
い台形の裾に低い矩形を結合したような形状を有する。
更に、図7に破線で示すような長方形状の凸部88f
が、後端部フランジ88eより先方の主筒88の外周面
に形成されており、ロックリング90内周面のガイド凹
部90cの矩形部90d又は台形の頂部90eにちょう
ど填り込んでいる。従って、ロックリング90を周方向
に一定角度だけ回転させることにより、凸部88fをガ
イド凹部90cの矩形部90dから台形頂部90eへ又
はその逆方向へと移動させることができる。この移動に
伴って、ロックリング90は先方へ前進したり後方へ後
退したりする。
【0032】図7に示すように凸部88fがガイド凹部
90Cの矩形部90dに填り込んでいるときは、ロック
リング90は最も前進した位置にある。図5はこのとき
の状態を示しており、この状態では、スリーブ94はロ
ックリング90に邪魔されて、図示の位置から後方へ移
動することができない。そのため、小歯片96は主筒8
8の内側空間へ突出した状態に固定される。更に、衛生
洗浄装置の給水口62側のプラグ102が、主筒88の
内側空間へ差込まれており、その先端部102aは0リ
ング86及びパッキンリング84に圧接して水密性を確
保する。また、プラグ102の基端部分の外周面にはリ
ング状の凹部102bが形成されており、この凹部10
2bに小歯片96の内縁部が係合して、プラグ102を
主筒88内から抜けないように止めている。この状態を
「ロック」状態と呼ぶ。図7に示すように、ロックリン
グ90のガイド凹部90cの矩形部90dの出口にはラ
ッチング突起90fがあって凸部88fを矩形部90d
内にラッチしているため、ロック状態は安定に維持され
る。
【0033】ロック状態において、ロックリング90を
その外表面の三角印90gと逆の方向に回転させると、
図7に示す凸部88fがガイド凹部90c内をラッチ突
起90fを乗り越えて台形頂部90eまで移動する。こ
れに伴い、ロックリング90は後方へ移動して、その小
径部90bの後端面が主筒88の後部フランジ88eの
先端面に当接するまで後退する。この状態を「ロック解
除」状態と呼ぶ。ロック解除状態では、スリーブ94を
手で後方へ後退させることができる。それを行うと、ス
トッパ94aが小歯片96の外縁部から外れるため、小
歯片96は外方へ後退可能となる。この状態でソケット
64からプラグ102から引き抜こうとすると、プラグ
102に押されて小歯片96が後退して両者の係合が解
除されるので、プラグ102がソケット64から抜け両
者が分離される。この引き抜きに伴いカラー100が前
進して、小歯片96を後退したままに保持するように貫
通孔88cの出口を塞ぐ。後退した小歯片96に邪魔さ
れてスリーブ24は前進できなくなり、後退した状態に
維持される。この状態を「分離状態」と呼ぶ。
【0034】プラグ102とソケット64とを接続する
場合は、上記の分離状態において、プラグ102をソケ
ット64に単純に差込むだけでよい。すると、プラグ1
02に押されてカラー100が後退し、差込みが完了し
た時に、バネ92に付勢されたスリーブ24よって小歯
片96が押されて内部空間へ突出してプラグ102の凹
部102bに係合し、同時にスリーブ94が前進してそ
のストッパ94aが小歯片96の外縁を押さえて小歯片
96の外方への後退を阻止する。結果として、プラグ1
02がソケット64から抜けなくなる。その後さらに、
ロックリング90を三角印90gの方向に回転させる
と、ロックリング90が図5に示した位置まで前進して
止り、これでロック状態が形成される。
【0035】以上の構成のソケット64とプラグ102
を用いることによって、給水ホース66と衛生洗浄装置
の給水口62との接続作業が極めて容易になる。例え
ば、給水口62のあるスペースがスパナを回すのには狭
すぎても、ソケット64を握った手さえ入れば、接続作
業が可能である。よって、本実施形態の一体型衛生洗浄
装置に限らず、他の構成の衛生洗浄装置にも利用するこ
とができ、それにより、従来より一層隠蔽された場所に
給水口を設けることが可能になる。
【0036】図8は、ソケット64とプラグ102に被
せられる保護カバーの開いた状態を示す正面図、図9は
図8のB方向から見た樹脂製の保護カバーの側面図、図
10は図8のC方向から見た保護カバーの底面図、図1
1は図8のD方向から見た保護カバーの平面図である。
【0037】図示のように、保護カバー104は、ヒン
ジ106によって連結された半円筒型の2つの容器10
8、110からなる。一方の容器108の開口に望んだ
外周面の2箇所には、孔の空いたバックル112があ
り、他方の容器110のやはり開口に望んだ外周面の2
箇所には、バックル112の孔に填り込める爪114が
ある。両容器108、110をヒンジ106を中心に回
動させて両者の開口を合せるように閉じると全体として
円筒型の保護カバー104になり、そして、バックル1
12の孔に爪114を填め込むと、保護カバー104は
開かないようにロックされる。
【0038】双方の容器108、110の底壁108
a、110aには、給水ホース66を通すための比較的
小径の円形凹部108b、110bが形成されており、
また、上壁108c、110cには、給水口62を通す
ための比較的大径の円形凹部108d、110dが形成
されている。従って、容器108、110を開いた状態
で、これを図5に示した給水ホース66と給水口62と
の接続部に当てがい、そして、容器108、110の小
径円形凹部108b、110bと大径円形凹部108
d、110dとに対し、給水ホース66先端部の金属バ
ンド82と、プラグ102より基端側の給水口62の部
分とをそれぞれ位置合せした上で、容器108、110
を閉じてバックル112でロックすると、保護カバー1
04による接続部のカバーが完成する。尚、一方の容器
110はアーム116を有しており、このアーム116
を給水ホース66に通しておくと、保護カバー104を
開いて接続部から外した時などに保護カバー104が無
くなる心配がない。
【0039】更に、双方の容器108、110の内周面
にはそれぞれ、3枚のリブ108e〜108g、110
e〜110gが立設されており、これらのリブ108e
〜108g、110e〜110gにもそれぞれ所定径の
円形凹部が形成されている。そして、上述したように保
護カバー104を図5に示す接続部に取付けたとき、上
側のリブ180e、110eは図5に矢印Eで示すプラ
グ102の先端面に当接し、中央のリブ180f、11
0fは図5に矢印Fで示すスリーブ94外周面の突起9
4の後端に当接し、かつ、下側のリブ180g、110
gは図5に矢印Gで示す主筒88の後端面に当接する。
従って、保護カバー104内に図5に示す接続部がガタ
付きなく填り込むと共に、中央のリブ180f、110
fがスリーブ94を後方へ移動しないよう抑えるため、
ソケット64自体のロック機構に更なる安全ロックが加
えられることになる。また、仮にソケット64自体がロ
ックされてなくても、保護カバー104が代りのロック
機能を果たす。更に、もし何等かの不具合によりスリー
ブ94が図5に示すような正しい位置になかった場合に
は、保護カバー104を接続部に装着することができな
いから、スリーブ94が正しい位置にあるか否か(つま
り、中途半端な接続になっていないか否か)のチェック
機能も提供できる。
【0040】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
これは一つの例示であって本発明を限定する趣旨ではな
い。従って、本発明は種々の変形、修正又は改良を加え
た他の様々な形態によっても実施することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の第1の側面にかかる一体型衛生
洗浄装置によれば、施工の容易性をある程度確保しつ
つ、給水口をユーザの視線から隠蔽することができる。
【0042】本発明の第2の側面にかかる衛生洗浄装置
及び第3の側面にかかる給水管によれば、給水口をユー
ザから見えないような場所に設けたとしても、施工の容
易性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の一体型衛生洗浄装置の斜視図。
【図2】 従来のシート型衛生洗浄装置の側面図。
【図3】 本発明の一実施形態に係る一体型衛生洗浄の
側面図。
【図4】 同実施形態の正面図。
【図5】 給水ホース66先端のソケット64と給水口
62先端のプラグの詳細構造を示す一部断面図である。
【図6】 図5のA―A線での断面図。
【図7】 ロックリングの内周面の構造を示す断面図。
【図8】 ソケット・プラグに被せられる保護カバーの
開いた状態を示す正面図。
【図9】 図8のB方向から見た保護カバーの側面図。
【図10】 図8のC方向から見た保護カバーの底面
図。
【図11】 図8のD方向から見た保護カバーの平面
図。
【符号の説明】
30 便器 40 一体型衛生洗浄装置 42 衛生洗浄装置の本体 44 コントロールパネルユニット 48 ロータンク 50 熱交換器 52 流量調節ユニット 54 ノズルユニット 56 乾燥ユニット 58 脱臭ユニット 60 衛生洗浄装置の底面 62 衛生洗浄装置の給水口 64 ソケット 66 フレキシブルな給水ホース 68 止水栓 80 ニップル 88 主筒 90 ロックリング 94 スリーブ 96 小歯片 102 プラグ 104 保護カバー

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器上に固定される一体型衛生洗浄装置
    において、 便器後端より後方へ迫り出した部分と、前記迫り出した
    部分の底面に設けられた給水口とを備え、 前記給水口が、前記便器の正面から見て前記便器のプロ
    フィールの背後となる場所に位置することを特徴とする
    一体型衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、平坦な底
    面を備えることを特徴とする一体型衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、外部で前
    記給水口に接続されるフレキシブルな給水ホースと、前
    記給水ホースと前記給水口とを接続するためのワンタッ
    チ接続式の接続機構とを更に備えることを特徴とする一
    体型衛生洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のものにおいて、前記接続
    機構が、前記給水口の先端部に取付けられたプラグと、
    前記給水ホースの先端部に取付けられた、前記プラグに
    ワンタッチで接続可能なソケットとを含むことを特徴と
    する一体型衛生洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のものにおいて、前記ソケ
    ットが、前記給水口との接続を解除するための解除機構
    と、前記解除機構が働くのを防止するためのロック機構
    とを有することを特徴とする一体型衛生洗浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のものにおいて、前記ソケ
    ットと前記プラグとが接続された状態において、前記ソ
    ケットを外周から覆って人に触れられるのを防ぐための
    保護カバーを更に備えることを特徴とする一体型衛生洗
    浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のものにおいて、前記接続
    機構が、前記給水ホースの先端部に取付けられたプラグ
    と、前記給水口の先端部に取付けられた、前記プラグに
    ワンタッチで接続可能なソケットとを含むことを特徴と
    する一体型衛生洗浄装置。
  8. 【請求項8】 便器上に固定される衛生洗浄装置におい
    て、給水口と、外部で前記給水口に接続されるフレキシ
    ブルな給水ホースと、前記給水ホースと前記給水口とを
    接続するためのワンタッチ接続式の接続機構とを備える
    ことを特徴とする衛生洗浄装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のものにおいて、前記接続
    機構が、前記給水口の先端部に取付けられたプラグと、
    前記給水ホースの先端部に取付けられた、前記プラグに
    ワンタッチで接続可能なソケットとを含むことを特徴と
    する衛生洗浄装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のものにおいて、前記ソ
    ケットが、前記給水口との接続を解除するための解除機
    構と、前記解除機構が働くのを防止するためのロック機
    構とを有することを特徴とする衛生洗浄装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のものにおいて、前記ソ
    ケットと前記プラグとが接続された状態において、前記
    ソケットを外周から覆って人に触れられるのを防ぐため
    の保護カバーを更に備えることを特徴とする衛生洗浄装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項8記載のものにおいて、前記接
    続機構が、前記給水ホースの先端部に取付けられたプラ
    グと、前記給水口の先端部に取付けられた、前記プラグ
    にワンタッチで接続可能なソケットとを含むことを特徴
    とする衛生洗浄装置。
  13. 【請求項13】 衛生洗浄装置の給水口に接続される給
    水管において、フレキシブルな給水ホースと、前記給水
    ホースの先端部に取付けられた、前記給水口とを接続す
    るためのワンタッチ接続式の接続機構とを備えることを
    特徴とする給水管。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のものにおいて、前記
    接続機構が、前記給水口の先端部に取付けられたプラグ
    にワンタッチで接続可能なソケットであることを特徴と
    する給水管。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のものにおいて、前記
    ソケットが、前記給水口との接続を解除するための解除
    機構と、前記解除機構が働くのを防止するためのロック
    機構とを有することを特徴とする給水管。
  16. 【請求項16】 請求項14記載のものにおいて、前記
    ソケットと前記プラグとが接続された状態において、前
    記ソケットを外周から覆って人に触れられるのを防ぐた
    めの保護カバーを更に備えることを特徴とする給水管。
  17. 【請求項17】 請求項13記載のものにおいて、前記
    接続機構が、前記給水口の先端部に取付けられたソケッ
    トにワンタッチで接続可能なプラグであることを特徴と
    する給水管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003138631A (ja) * 2001-10-30 2003-05-14 Inax Corp 洋風水洗式便器
JP2012097478A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Lixil Corp 便器における給水装置の保護構造
JP2024036572A (ja) * 2019-12-27 2024-03-15 株式会社Lixil 便器装置

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