JPH09217726A - 締結用弾性ワッシャ - Google Patents

締結用弾性ワッシャ

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JPH09217726A
JPH09217726A JP8050943A JP5094396A JPH09217726A JP H09217726 A JPH09217726 A JP H09217726A JP 8050943 A JP8050943 A JP 8050943A JP 5094396 A JP5094396 A JP 5094396A JP H09217726 A JPH09217726 A JP H09217726A
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JP
Japan
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topping
cord
rubber
elastic washer
fastening
Prior art date
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Pending
Application number
JP8050943A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoritaka Sasaki
頼孝 佐々木
Shiro Kazuta
史郎 数田
Norihiko Tatsumi
法彦 辰巳
Yoshikazu Kido
義和 木戸
Tatsuya Okamoto
達也 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd, Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状トッピングコードを積層して
なる弾性ワッシャの縦剛性を大きくし、かつ使用の際に
別の金属ワッシャを重ねる必要を無くする。 【解決手段】 多数本の並列された補強用コードにゴ
ムをトッピングして得られた複数枚のシート状のトッピ
ングコードからなる補強ゴム部11の中間に鋼板からな
る中間板12を、また最上層および最下層にそれぞれ鋼
板からなる上部フランジ13および下部フランジ14を
積層し、これらの鋼板をトッピングコードと加硫接着に
より一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、締結用弾性ワッシャ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モジュラスが金属ワッシャとゴムワッシ
ャの中間で、縦剛性および横剛性の比率を広い範囲に選
定することが可能な弾性ワッシャとして、補強用コード
を編織してなるすだれ織物またはメッシュ織物にゴムを
トッピングして得られた複数枚のシート状のトッピング
コードを、該トッピングコードのみ単独で、またはゴム
シートと交互に積層し、加硫により一体化してなり、上
記の補強コードが上からみて90度間隔、45度間隔等
の異方向に等分配置されたものが知られている(実公平
7−8898号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のシート状トッピ
ングコードを積層してなる弾性ワッシャは、補強用コー
ドの配列密度を変えることにより、横剛性をほとんど変
えることなく、縦剛性のみを広範囲にわたって調節する
ことができ、縦剛性と横剛性の比率を任意に設定するこ
とが可能であるが、金属板を全く用いないので、目的に
よっては軸方向のモジュラス、すなわち縦剛性が不足す
る場合があった。また、上下の端面がゴムで構成される
ため、実際に使用する場合は、上下両面に金属ワッシャ
を重ねてゴムにボルト頭やナットが接触するのを防ぐ必
要があって面倒であると共に、上記の金属ワッシャを単
に重ねるだけであるため、この金属ワッシャと弾性ワッ
シャの表面との間でスリップが生じ易く、弾性ワッシャ
の表面すなわち受圧面の拘束力が減少し、それだけ剛性
が上昇せず、かつ使用中に応力緩和が生じ易いという問
題があった。
【0004】この発明は、上記のシート状トッピングコ
ードを積層してなる弾性ワッシャを改良し、更に縦剛性
を大きくし、かつ別の金属ワッシャ等を重ねる必要を無
くしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の締結用弾性ワ
ッシャは、多数本の並列された補強用コードにゴムをト
ッピングして得られた複数枚のシート状のトッピングコ
ードを、上記の補強コードが上からみて90度間隔、4
5度間隔等の異方向に等分配置されるように積層するに
当たり、最上層および最下層にそれぞれ鋼板からなる上
部フランジおよび下部フランジを、また中間に鋼板から
なる中間板をそれぞれ積層し、これらの鋼板をトッピン
グコードと加硫接着により一体化したことを特徴とす
る。
【0006】トッピングコードが積層され、隣接するト
ッピングコードが表面のゴム層で接するため、トッピン
グコード間の滑り性すなわち横剛性はゴムのみからなる
層とほぼ同様になり、軸方向の圧縮弾性すなわち縦剛性
がゴムワッシャと金属ワッシャの中間の大きさになる。
しかも、トッピングコードの層間に鋼板からなる中間板
が介在されるため、トッピングコードのみの積層体に比
べて縦剛性すなわち軸方向のバネ定数が増大する。
【0007】そして、最上層および最下層のトッピング
コードにそれぞれ鋼板製の上部フランジおよび下部フラ
ンジが加硫接着されるため、最上層および最下層のトッ
ピングコードの端面すなわち受圧面が上記のフランジで
拘束を受け、その結果、縦剛性が更に増大し、かつ上下
のフランジが存在することにより、締結時に他の金属ワ
ッシャを併用しなくても、最上層および最下層のトッピ
ングコードがボルト頭やナットとの接触で傷ついたりす
ることがなく、従来の金属ワッシャが不要になって締結
作業が容易になる。
【0008】上記の補強用コードは、スチールコードま
たはナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、レーヨ
ン、アラミド繊維、ガラス、カーボン等からなるフィラ
メントまたはその撚り糸であり、太さは0.1〜5mm、
特に0.2〜1.5mmが好ましい。スチールコードは、
その多数本を並列して、また繊維コードは、すだれ織
物、メッシュ織物に編織した後、それぞれゴムをトッピ
ングして使用される。これらのコードの配列ピッチは、
コード径の1〜5倍が好ましい。
【0009】ゴムとしては、天然ゴムおよびエチレンプ
ロピレンゴム、ニトリルゴム、ハロゲン化ゴム、クロロ
プレンゴム、エチレンプロピレンディエンゴム、ブタジ
エンゴム、ポリウレタン等の合成ゴムが使用可能であ
り、これらのゴムを上記のすだれ織物、メッシュ織物に
トッピングしてドッピングコードが製造され、このトッ
ピングコードが所望の形状に打ち抜かれ、その所要枚数
が積層される。
【0010】最上層のトッピングコードに積層される上
部フランジ、最下層のトッピングコードに積層される下
部フランジおよび中間のトッピングコード間に介在させ
る中間板は、それぞれ鋼板を打ち抜いて作られる。ただ
し、上部フランジは、中間板および下部フランジに比べ
て厚みを大きくすることが好ましく、この場合は、上部
フランジをボルト頭またはナットに接する側に用いた場
合の変形が小さくなり、そのためトッピングコードの圧
縮が均一に行われる。そして、下部フランジおよび中間
板は軟鋼板でもよいが、特に上部フランジを焼き入れ調
質した硬鋼板で作った場合は、上部フランジをボルト頭
またはナットに接する側に用いたときの変形が一層小さ
くなり、それだけ上部フランジの厚みを小さくすること
が可能になる。
【0011】なお、上部フランジおよび下部フランジ
は、トッピングコードの積層体に対しその端面を被覆し
てフランジを構成するように打ち抜かれる。すなわち、
上下のフランジ外径はトッピングコードの外径よりも大
きく、内径はトッピングコードの内径以下が好ましい。
また、中間板は、積層後に露出しないように、トッピン
グコードよりも内径を大きく、外径を小さくすることが
好ましいが、トッピングコードと等しい大きさに打抜
き、積層後に内面および外面をゴムで被覆してもよく、
この場合は上下のフランジもトッピングコードと等しい
内径に打抜き、積層後に上下のフランジにまたがる全内
面をゴム被覆することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施形態1 ポリエステルコードからなるすだれ織物にゴムをトッピ
ングしてトッピングコードとし、得られたトッピングコ
ードを円形のリング状に打ち抜いてリング状トッピング
コードを作る。一方、厚み0.5〜3mmの軟鋼板を上記
のリング状トッピングコードと同じ大きさに打ち抜いて
中間板とする。また、厚み0.5〜5mmの軟鋼板をリン
グ状トッピングコードよりも内径が小さく、外径が大き
いリング状に打ち抜いて下部フランジとする。また、厚
み1〜15mmの未焼き入れの硬鋼板を下部フランジと同
じ形状に打ち抜き、焼き入れして上部フランジとする。
【0013】上記リング状トッピングコードの2〜50
枚を上下に重ね、これを複数グループにほぼ等分する位
置に中間板を1枚ずつ挟み、この積層体の内面および外
面に耐候性ゴムシートを巻付け、最上層のリング状トッ
ピングコードの上面に上部フランジを、また最下層のリ
ング状トッピングコードの下面に下部フランジをそれぞ
れ重ねる。ただし、上記のリング状トッピングコードを
重ねる際、最上層のリング状トッピングコードのコード
方向に対し、2層目、3層目等の下に続くリング状トッ
ピングコードのコード方向を45度ずつ時計方向にずら
せる。また、中間板、上部フランジおよび下部フランジ
のリング状トッピングコードと接する面には、あらかじ
め接着剤が塗布される。
【0014】上記の積層で得られた積層体を加圧下で加
硫してリング状トッピングコード、中間板、上部フラン
ジ、下部フランジおよびゴムシートを互いに接着、一体
化して締結用弾性ワッシャとする。図1は、得られた締
結用弾性ワッシャ10の縦断面を示し、11はリング状
トッピングコードと巻付けゴムシートからなる補強ゴム
部、12は中間板、13は上部フランジ、14は下部フ
ランジ、15はボルト挿通用の中心孔である。
【0015】図2は、上記の締結用弾性ワッシャ10の
使用状態を示し、21、22は構造体であり、この2個
の構造体21、22をボルト23とナット24で締結す
るに当り、ボルト23の頭23aの下に1個の締結用弾
性ワッシャ10を、その上部フランジ13がボルト頭2
3aに接し、下部フランジ14が一方の構造体21に接
するように装着し、2個目の締結用弾性ワッシャ10
を、その上部フランジ13がナット24に接し、下部フ
ランジ14が他方の構造体22に接するように装着して
ナット24を回す。
【0016】実施形態2 上記実施形態1のポリエステルコードの代わりにスチー
ルコードを用い、上下のフランジ内径をリング状トッピ
ングコードと等しくし、上下のフランジにまたがる積層
体の内面全体を耐候性ゴムで被覆する以外は、実施形態
1と同様にして締結用弾性ワッシャを作る。
【0017】
【実施例】ポリエステルコード(1500デニール2本
撚り、太さ:1.0mm)を20本/インチの密度で配列
して製織されたすだれ織物にEPDMをトッピングし、
得られた厚み1.0mmのトッピングコードを内径35m
m、外径59mmのリング状に打ち抜いてリング状トッピ
ングコードとした。一方、厚み0.5mmの軟鋼板(SS
材)を内径35mm、外径59mmに打ち抜いて中間板12
とした。また、厚み1mmの軟鋼板(SS材)を内径35
mm、外径63mmのリング状に打ち抜いて下部フランジ1
4とした。更に、厚み6mmの焼き入れ前の硬鋼板(S4
5C材)を下部フランジと同じ大きさのリング状に打ち
抜き、しかるのち焼き入れをして上部フランジ13とし
た。
【0018】上記のリング状トッピングコード、中間板
12、上部フランジ13および下部フランジ14を下記
の表1に示すように組合せて積層し、リング状トッピン
グコードと中間板12の積層部外面および上下のフラン
ジ13、14にまたがる全積層体内面をそれぞれCRか
らなる厚さ1mmのゴムシートで被覆し、加硫により一体
化して比較例1、実施例1および実施例2の弾性ワッシ
ャを試作し、軸方向のバネ定数および応力緩和率を測定
し、表1に併記した。ただし、リング状トッピングコー
ドの積層に際し、ポリエステルコードの向きが45度ず
つずれるようにした。また、中間板12は、実施例1で
はトッピングコードの層の中間に、また実施例2ではト
ッピングコードの層を3等分する位置にそれぞれ配置し
た。また、応力緩和率は、100時間の実測値をグラフ
にプロットして回帰式を作成し、100年に相当する応
力緩和率を算出した。
【0019】 表 1 比較例1 実施例1 実施例2 トッピングコードの層数 14 14 14 中間板の枚数 0 1 2 弾性ワッシャの高さ(mm) 20 20 20 軸方向バネ定数(トン/cm) 80 110 130 応力緩和率(%) 30 27 25
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、複数枚のシ
ート状のトッピングコードの積層体の最上層および最下
層にそれぞれ鋼板からなる上部フランジおよび下部フラ
ンジを、また中間に鋼板からなる中間板をそれぞれ積
層、一体化した締結用弾性ワッシャであるから、従来の
トッピングコードのみの積層体からなるワッシャに比べ
て軸方向の剛性が向上し、応力緩和率が減少すると共
に、施工時の作業が容易になる。
【0021】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した締結用弾性ワッシャにおいて、上部フランジが下
部フランジよりも厚みの大きい硬鋼板からなり、下部フ
ランジおよび中間板が軟鋼板からなるものであるから、
上部フランジが締結用のボルトの頭またはナットに接
し、下部フランジが構造体に接するように用いた場合、
上部フランジの湾曲や変形が著しく小さくなり、その分
だけ軸方向の剛性が向上し、しかも上部フランジに硬鋼
板を用いることにより、その厚みを薄くすることが可能
になる。
【0022】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は2に記載した締結用弾性ワッシャにおいて、トッピン
グコードおよび中間板の積層部外面が耐候性ゴムで被覆
されたものであるから、トッピングコードに天然ゴム等
の耐候性に劣るゴムを使用することができ、それだけ材
料費の節約が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】締結用弾性ワッシャの縦断面図である。
【図2】使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10:締結用弾性ワッシャ、11:補強ゴム部、12:
中間板、13:上部フランジ、14:下部フランジ、1
5:中心孔、21、22:構造体、23:締結用ボル
ト、23a:ボルト頭、24:ナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辰巳 法彦 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社本社内 (72)発明者 木戸 義和 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 岡本 達也 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の並列された補強用コードにゴム
    をトッピングして得られた複数枚のシート状のトッピン
    グコードを、上記の補強コードが上からみて90度間
    隔、45度間隔等の異方向に等分配置されるように積層
    するに当たり、最上層および最下層にそれぞれ鋼板から
    なる上部フランジおよび下部フランジを、また中間に鋼
    板からなる中間板をそれぞれ積層し、これらの鋼板をト
    ッピングコードと加硫接着により一体化したことを特徴
    とする締結用弾性ワッシャ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された締結用弾性ワッシ
    ャにおいて、上部フランジが下部フランジよりも厚みの
    大きい硬鋼板からなり、下部フランジおよび中間板が軟
    鋼板からなる締結用弾性ワッシャ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された締結用弾
    性ワッシャにおいて、トッピングコードおよび中間板の
    積層部外面が耐候性ゴムで被覆されている締結用弾性ワ
    ッシャ。
JP8050943A 1996-02-13 1996-02-13 締結用弾性ワッシャ Pending JPH09217726A (ja)

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