JPH09217918A - 蓄熱型気体処理装置 - Google Patents

蓄熱型気体処理装置

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JPH09217918A
JPH09217918A JP2642496A JP2642496A JPH09217918A JP H09217918 A JPH09217918 A JP H09217918A JP 2642496 A JP2642496 A JP 2642496A JP 2642496 A JP2642496 A JP 2642496A JP H09217918 A JPH09217918 A JP H09217918A
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JP
Japan
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gas
storage body
exhaust
passage area
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JP2642496A
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Shinpei Tanaka
信平 田中
Makoto Watanabe
渡辺  誠
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Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼により被処理気体を処理する蓄熱式気体
処理装置において、温度差に起因する変形を抑止する。 【解決手段】 被処理気体G2を燃焼させる燃焼室2か
らの排気G1を通過させることにより蓄熱する一方、燃
焼室2に供給する被処理気体G2を通過させることによ
り蓄熱熱量で被処理気体G2を予熱する通気性の蓄熱体
4を、被処理気体通過域A2の出口及び排気通過域A1
の入口を形成する出入口面S1が燃焼室2に向く状態で
燃焼室2に対し隣接設置し、その蓄熱体4の排気通過域
A1に対する出口開口E1と、被処理気体通過域A2に
対する入口開口E2とを周方向に並べて形成した分配器
10を、蓄熱体4の軸芯X周りで駆動回転自在にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装工場や印刷工
場などから排出される気体中の有機溶剤や塗料ミストな
どを自燃又は助燃させて酸化分解処理するための装置
で、詳しくは、有機溶剤や塗料ミストなどを含む被処理
気体を燃焼により処理する燃焼室を設け、前記燃焼室か
らの排気を通過させることにより蓄熱する一方、前記燃
焼室に供給する被処理気体を通過させることにより蓄熱
熱量で被処理気体を予熱する通気性の蓄熱体を設け、そ
の蓄熱体を周方向で排気通過域と被処理気体通過域とに
分けるとともに、蓄熱体のうち排気通過域であった部分
が被処理気体通過域となり、かつ、被処理気体通過域で
あった部分が排気通過域となるように排気及び被処理気
体の蓄熱体に対する給排を制御する給排制御手段を設け
てある蓄熱型気体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の気体処理装置としては、
次の二つのものが知られている。一つは、図11に示す
ように、ケース81内を上部の燃焼室2と下部の通気路
空間とに仕切る状態に、円板状の蓄熱体4をケース81
内に配置し、そして、給排制御手段を構成するに、前記
蓄熱体4をその軸芯X周りに回転させるモータ82を設
け、前記通気路空間を直径方向で入口室83と出口室8
4との二つに仕切る仕切り85を設け、入口室83の上
端開口を蓄熱体4への入口開口E2にし、かつ、出口室
84の上端開口を蓄熱体4からの出口開口E1にしてい
た。
【0003】つまり、蓄熱体4のうち出口室84の上部
に位置する部分を排気通過域A1として、燃焼室2から
の排気G1を出口室84に導くことにより、排気通過域
A1に位置する蓄熱体部分を加熱して蓄熱する一方、蓄
熱体4のうち入口室83の上部に位置する部分を被処理
気体通過域A2として、被処理気体G2を燃焼室2に導
くことにより、被処理気体通過域A2に位置する蓄熱体
部分の蓄熱熱量で、通過する被処理気体G2を予熱する
ように構成されていた。
【0004】他の一つは、特公昭60‐36554号公
報に見られるように、つまり、図12の(イ)(ロ)に
示すように、ハニカム構造で円板状の蓄熱体4を煙道8
6に設置し、そして、給排制御手段を構成するに、煙道
86内に設置した被処理気体供給路87からの被処理気
体G2を蓄熱体4の約半分の部分に一端面側から供給す
る供給チャンバー88を形成する蓋体89を設け、同様
に煙道86内に設置した被処理気体排気路90に前記蓄
熱体4を通過してきた被処理気体G2を蓄熱体4の他端
面側で受け入れる受け入れチャンバー91を形成する蓋
体92を設け、これら両蓋体89,92を同期回転させ
るモータ93を設けていた。
【0005】つまり、蓄熱体4のうち蓋体89,92で
両端面を塞がれていない部分を排気通過域A1とし、蓋
体89,92で塞がれている部分を被処理気体通過域A
2として、蓋体89,92の回転により、排気通過域A
1と被処理気体通過域A2とを回転させて、排気通過域
A1に位置する蓄熱体部分で蓄熱し一方、被処理気体通
過域A2に位置する蓄熱体部分の蓄熱熱量で、被処理気
体G2を予熱するように構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、次のような欠点があった。前者の場合
には、蓄熱体のうち排気通過域であった部分が被処理気
体通過域となり、かつ、被処理気体通過域であった部分
が排気通過域となるように排気及び被処理気体の蓄熱体
に対する供給を制御するに、蓄熱体を回転させることで
行うから、蓄熱体が大型化及び大重量化した場合、その
蓄熱体を回転自在に支持する構造及び回転させるモータ
などの駆動関係が大型化及び大重量化して非常に大きな
コストアップを招来するのみならず、排気通過域及び被
処理気体通過域の燃焼室に対する位置が固定であって、
燃焼室の決まった箇所から高温の排気が蓄熱体の排気通
過域に排出される一方、燃焼室の決まった箇所に低温の
被処理気体が蓄熱体の被気体処理域から供給され、その
結果、燃焼室内が温度的に非常に不均一となり、この
為、温度差による燃焼室の変形が大きくて耐久性が低
く、また、強度面やシール面などで、この変形に対処す
るための手段を別途講じなければならなかった。
【0007】他方、後者の場合には、蓄熱体の排気通過
域を通過した高温の排気が、煙道内のうちその煙道内に
設置した被処理気体供給路周りの環状の煙道を流動する
一方、低温の被処理気体は煙道中心に配置する被処理気
体供給路を流動するといったように、径方向での温度差
が大きいから、煙道を形成する外側ダクトが高温の排気
に接触して高温に加熱され、その結果、外側ダクトと内
側ダクトとの二重構造を採るダクト構成において、ま
た、蓄熱体内装部を形成するハウジング(これは排気通
過域と被処理気体通過域とが回転することで高温の排気
と低温の被処理気体とに交互に接触するために比較的低
温に維持される)と外側ダクトとの接続部において、や
はり、上述の同様の温度差による変形の問題があった。
【0008】本発明の第1の目的は、合理的な給排形態
を採ることにより、温度差に起因する変形を効果的に抑
止する点にある。
【0009】本発明の第2の目的は、小型化やコンパク
ト化を図ることができる蓄熱型気体処理装置を提供する
点にある。
【0010】本発明の第3の目的は、処理能力を容易簡
単に調整できる蓄熱型気体処理装置を提供する点にあ
る。
【0011】本発明の第4の目的は、配置を工夫するこ
とにより、熱効率の向上を図る点にある。
【0012】本発明の第5の目的は、処理の確実化を図
る点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よる第1発明の構成及び作用並びに効果は次の通りであ
る。
【0014】〔構成〕前記蓄熱体のうち被処理気体通過
域の出口及び排気通過域の入口を形成する出入口面を前
記燃焼室に向ける状態で、前記蓄熱体を前記燃焼室に対
し隣接設置し、前記給排制御手段を構成するに、前記排
気通過域の出口形成用の出口開口と被処理気体通過域の
入口形成用の入口開口とを周方向に並べて形成した分配
器を、蓄熱体の軸芯周りに回転自在に設け、この分配器
を周方向に回転させる駆動装置を設けてある点にある。
【0015】〔作用〕先ず、気体の流れを説明すると、
被処理気体が分配器に形成の入口開口を通って蓄熱体の
被処理気体通過域を通過することで燃焼室に至り、燃焼
室での可燃物の燃焼後、排気が蓄熱体の排気通過域を通
過して分配器に形成の出口開口から排出される。
【0016】そして、分配器の回転に伴って、蓄熱体の
排気通過域と被処理気体通過域とが周方向に回転するこ
とにより、蓄熱体の排気通過域に排気を排出する燃焼室
箇所及び蓄熱体の被処理気体通過域から被処理気体が供
給される燃焼室箇所が回転するから、燃焼室を均熱低温
化でき、これにより、温度差による変形を効果的に抑止
することができる。
【0017】〔効果〕その結果、燃焼室を形成するケー
ス等において、温度差による変形に対する対策が不要、
或いは、要るとしても、軽微なもので済み、また、装置
耐久性を向上することができる。
【0018】請求項2に係る本発明による第2発明の構
成及び作用並びに効果は次の通りである。
【0019】〔構成〕上記第1発明の構成において、前
記蓄熱体として円板状のものを設け、その蓄熱体の一端
面を前記出入口面とし、蓄熱体の他端面を、排気通過域
の出口及び被処理気体通過域の入口を形成する分配器側
出入口面としてある点にある。
【0020】〔作用〕蓄熱体を円板状という単純形状に
するから、蓄熱体をハニカム構造の金属体から一体に作
成する場合、或いは、蓄熱体を容器とそれに充填した粉
粒状や繊維状の蓄熱材とから作成する場合のいずれにお
いても、蓄熱体を作成し易い。
【0021】また、蓄熱体の径を大きくすることによ
り、蓄熱体の蓄熱量及び放熱量、つまり、熱交換量を径
方向で確保して、蓄熱体の長さを短くでき、他方、蓄熱
体の長さを大きくすることにより、蓄熱体の蓄熱量及び
放熱量を長手方向で確保して、蓄熱体の径を小さくでき
る。
【0022】従って、設置箇所の形状・大きさ等に応じ
て、蓄熱体の径や長さを適宜選択することにより、所定
の能力の蓄熱型気体処理装置とできる。
【0023】〔効果〕その結果、容易に製作でき、ま
た、設置箇所の形状・大きさに自由に対応したコンパク
トなものにできて、設置性に優れたものにできる。
【0024】請求項3に係る本発明による第3発明の構
成及び作用並びに効果は次の通りである。
【0025】〔構成〕上記第2発明の構成において、前
記蓄熱体を、前記の出入口面を上方に向ける姿勢に配置
し、その蓄熱体を構成するに、通気性を有する容器に粉
粒状又は繊維状の蓄熱材を充填してある点にある。
【0026】〔作用〕通気性を有する容器に充填する蓄
熱材の量を調整することにより、蓄熱体の熱交換量を調
整できる。
【0027】〔効果〕その結果、基本構造の改造を伴う
ことなく、また、装置の大きさを変更することもなく、
要求される熱交換量の蓄熱体を非常に容易に得ることが
できる。
【0028】請求項4に係る本発明による第4発明の構
成及び作用並びに効果は次の通りである。
【0029】〔構成〕上記第1発明の構成において、前
記蓄熱体として円筒状のものを設け、その蓄熱体の内部
を燃焼室としてある点にある。
【0030】〔作用〕蓄熱体を円筒状に構成してあるか
ら、蓄熱体の大きさの割りには、蓄熱体の熱交換量を大
きくできる。
【0031】しかも、円筒状蓄熱体の内部を燃焼室にし
てあるから、熱損失が少なくて効率が良く、また、燃焼
用のヒータ等を集約して設けることができて、燃焼の為
の付帯装備を構成し易い。
【0032】また、蓄熱体の径を大きくすることによ
り、蓄熱体の熱交換量を径方向で確保して、蓄熱体の長
さを短くでき、他方、蓄熱体の長さを大きくすることに
より、蓄熱体の熱交換量を長手方向で確保して、蓄熱体
の径を小さくできる。
【0033】従って、設置箇所の形状・大きさ等に応じ
て、蓄熱体の径や長さを適宜選択することにより、所定
の能力の蓄熱型気体処理装置とできる。
【0034】〔効果〕その結果、装置全体の小型コンパ
クト化を効果的に達成でき、また、ランニングコストを
低減できる。
【0035】請求項5に係る本発明による第5発明の構
成及び作用並びに効果は次の通りである。
【0036】〔構成〕上記第1発明の構成において、前
記蓄熱体として円筒状のものを設け、その蓄熱体とその
外周に位置する燃焼蓄熱ケースとの間の環状の空間を燃
焼室としてある点にある。
【0037】〔作用〕蓄熱体を円筒状に構成してあるか
ら、蓄熱体の大きさの割りには、蓄熱体の熱交換量を大
きくできる。
【0038】しかも、燃焼室が円筒状蓄熱体の外側に位
置するから、燃焼室に対する点検・補修などのメンテナ
ンスを行い易い。
【0039】また、蓄熱体の径を大きくすることによ
り、蓄熱体の熱交換量を径方向で確保して、蓄熱体の長
さを短くでき、他方、蓄熱体の長さを大きくすることに
より、蓄熱体の熱交換量を長手方向で確保して、蓄熱体
の径を小さくできる。
【0040】従って、設置箇所の形状大きさ等に応じ
て、蓄熱体の径や長さを適宜選択することにより、所定
の能力の蓄熱型気体処理装置とできる。
【0041】〔効果〕その結果、性能の割りには小型に
でき、また、メンテナンスが容易な蓄熱型気体処理装置
となる。
【0042】請求項6に係る本発明による第6発明の構
成及び作用並びに効果は次の通りである。
【0043】〔構成〕上記第1乃至5発明の構成におい
て、前記蓄熱体を構成する蓄熱材として、触媒機能を有
するものを設けてある点にある。
【0044】〔作用〕蓄熱体が被処理気体に接触する点
に着目して、蓄熱材として触媒機能を有するものを設け
てあるから、被処理気体の自燃温度を低くすることがで
きる。
【0045】〔効果〕その結果、燃焼用のバーナやヒー
ターとして、加熱能力の小さいもので済んで、イニシャ
ルコスト及びランニングコストを低減することができ
る。
【0046】請求項7に係る本発明による第7発明の構
成及び作用並びに効果は次の通りである。
【0047】〔構成〕上記第1乃至第6発明の構成にお
いて、前記分配器は、前記排気通過域の回転方向上手側
端部と被処理気体通過域の回転方向下手側端部との間
に、それら排気通過域と被処理気体通過域との間に位置
する蓄熱体部分に対して掃気用気体を供給することによ
り、その蓄熱体部分内の残存被処理気体を排出する掃気
域を形成する構成としてある点にある。
【0048】〔作用〕例えば、分配器の回転により、蓄
熱体の各部が被処理気体通過域から排気通過域に直ちに
変更された場合には、被処理気体通過域の回転方向下手
側端部に位置する蓄熱体部分の通過過程にあって、その
部分に残存する未処理の被処理気体が、その部分の排気
通過域への変更に伴い燃焼室からの処理済み排気に押さ
れて、その処理済み排気とともに送出されてしまう。
【0049】これに対し、排気通過域と被処理気体通過
域との間に掃気域を形成して、被処理気体通過域の回転
方向下手側に位置して未処理の被処理気体が残存してい
る蓄熱体部分に対し掃気用気体を供給し、これにより、
未処理の残存被処理気体を所定箇所へ除去するようにし
てあるから、未処理の被処理気体が燃焼室を経ずに直接
に、処理済み排気とともに排出されてしまうことを確実
に防止できる。
【0050】〔効果〕その結果、被処理気体の全部を確
実に処理することができる。
【0051】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕塗装工場や印刷工場などから排出される
有機溶剤や塗料ミストなどの可燃性物質を含んだ排気
(被処理気体)を燃焼により処理するための蓄熱型気体
処理装置であって、この蓄熱型気体処理装置は、図1及
び図2に示すように、円筒状の主体1Aと、その主体1
Aの上部開口を閉塞する天板1Bと、主体1Aの下部開
口を閉塞する底板1Cとからなる上下向き姿勢の耐熱・
耐火性の燃焼蓄熱ケース1を設け、その燃焼蓄熱ケース
1内を上部の燃焼室2と下部の給排室3とに仕切る状態
で、かつ、同芯状に円板状の蓄熱体4を設け、給排制御
手段を設けて構成されている。
【0052】前記燃焼室2は、燃焼用のバーナ2Aを備
えている。
【0053】前記蓄熱体4は、通気性を有していて、前
記燃焼室2からの排気G1を給排室3側に通過させるこ
とにより蓄熱する一方、給排室3側から燃焼室2に供給
する被処理気体G2を通過させることにより蓄熱熱量で
被処理気体G2を予熱するものであって、底板に多数の
通気孔5が形成されるとともに、内部を仕切り板6で複
数の充填室7に仕切られた容器8と、その容器8の各充
填室7に充填した繊維状や粒状、あるいは、粉状の蓄熱
材4aとから構成されている。また、燃焼の効率化を図
るため、この蓄熱材4aには、触媒機能を有するもの
(例えば、白金やバナジウムを担持させたもの)を使用
してもよい。
【0054】前記給排制御手段は、図3に示すように、
前記蓄熱体4を周方向で排気通過域A1と被処理気体通
過域A2とに分けるとともに、蓄熱体4のうち排気通過
域A1であった部分が被処理気体通過域A2となり、か
つ、被処理気体通過域A2であった部分が排気通過域と
なるように、被処理気体G2及び排気G1の蓄熱体4に
対する給排を制御する手段である。
【0055】具体的には、通気ガイド9と分配器10と
駆動装置11と給排ブロック12とを設けて構成されて
いる。
【0056】前記通気ガイド9は、前記容器8と同径の
円筒状の枠13と、その枠13内を前記容器8同様に複
数の通路14に仕切る仕切り板15とからなり、それの
仕切り板15が容器8の仕切り板6と同位相に配置する
状態で、かつ、容器8の下端に接続する状態に設けられ
ている。
【0057】前記分配器10は、排気通過域A1の出口
を形成するための出口開口E1と、被処理気体通過域A
2の入口を形成するための入口開口E2とを周方向に並
べて形成しており、蓄熱体4の軸芯X(つまり、燃焼蓄
熱ケース1の軸芯)周りに回転自在に設けられている。
かつ、分配器10について詳述すると、前記枠13と同
芯状に配置される円筒体16と、その円筒体16の下部
開口を閉塞する底板17と、円筒体16内を、周方向で
給気チャンバー18と排気チャンバー19とに二等分す
る仕切り板16Aとからなり、給気チャンバー18の上
部開口から前記入口開口E2を形成し、排気チャンバー
19の上部開口から出口開口E1を形成している。そし
て、排気チャンバー19の底板部分には、設定第1半径
r1の外周とそれよりも小さな設定第2半径r2の内周
とを有する円弧形状の排気出口20が形成され、給気チ
ャンバー18の底板部分には、設定第3半径r3の外周
を有する半円形状の被処理気体入口21が形成されてい
る。なお、分配器10のうち、出口開口E1と入口開口
E2との間のそれぞれには、仕切り板16Aが通気ガイ
ド9の通路14の回転方向中央に位置した状態において
その通路14の下端開口を閉塞する盲板23が付設され
ている。
【0058】従って、蓄熱体4の上端面が、被処理気体
通過域A2の出口及び排気通過域A1の入口を形成する
出入口面S1となっており、これは、燃焼室2に向かっ
て配置されている。他方、蓄熱体4の下端面が、排気通
過域A1の出口及び被処理気体通過域A2の入口を形成
する分配器側出入口面S2となっている。前記駆動装置
11は、前記分配器10を周方向一方向に回転させるモ
ーターである。
【0059】前記給排ブロック12は、前記分配器10
の入口開口E2に給気ダクト24からの被処理気体G2
を供給する一方、出口開口E1から排出される排気G1
を排気ダクト25に排出するものであって、半径が第3
設定半径r3の円筒状で分配器10における被処理気体
入口21に上端開口で連通する円筒状の給気路26aを
内部に形成する給気筒26と、半径が第1設定半径r1
の円筒状で分配器10における排気出口20に連通する
円環状の排気路27aを前記給気筒26との間に形成す
る排気筒27と、給気路26aを給気ダクト24に接続
させるための給気用接続筒28と、排気路27aを排気
ダクト25に接続させるための排気用接続筒29とから
なる。
【0060】従って、蓄熱体4の充填室7のうち、分配
器10の入口開口E2に対応位置する通気ガイド9の通
路14に連通する充填室7群が被処理気体通過域A2と
なる一方、分配器10の出口開口E1に対応位置する通
気ガイド9の通路14に連通する充填室7群が排気通過
域A1となるのであって、分配器10の回転に伴って、
分配器10の入口開口E2に対応位置する通路14が出
口開口E1に対応位置する通路14に順に変わる一方、
分配器10の出口開口E1に対応位置する通路14が入
口開口E2に対応位置する通路14に順に変わることに
より、蓄熱体4のうち被処理気体通過域A2であった部
分が排気通過域A1に変わる一方、排気通過域A1であ
った部分が被処理気体通過域A2に変わるのである。
【0061】以上の結果、給気ダクト24を介して供給
されてきた被処理気体G2は、給排ブロック12の給気
用接続筒28を介して給気路26aに移入したのち、分
配器10の被処理気体入口21を通って給気チャンバー
18内に移入し、次いで、入口開口E2を介して通気ガ
イド9の通路14のうち入口開口E2に対応位置する通
路14群内に移入し、蓄熱体4の充填室7うち被処理気
体G2が移入した通路14群に対応する充填室7群に通
気孔5を介して移入し、その充填室7群を通過して燃焼
室2に至り処理される。
【0062】他方、燃焼室2での燃焼により発生した排
気G1は、充填室7のうち、分配器10の出口開口E1
に対応位置する通気ガイド9の通路14群に通気孔5を
介して連通する充填室7群内に移入したのち、通気孔5
を通って通路14群に移入し、出口開口E1を通って排
気チャンバー19内に移入し、排気出口20を通って給
排ブロック12の排気路27aに移入したのち、排気用
接続筒29を介して排気ダクト25に至る。
【0063】そして、蓄熱体4のうち、分配器10の回
転により被処理気体通過域A2であった部分が排気通過
域A1に変わる一方、排気通過域A1であった部分が被
処理気体通過域A2に変わるから、被処理気体G2は、
排気G1で加熱された充填室7群を通過することになっ
て、その通過の際に蓄熱材4aにより予熱される一方、
排気G1は、被処理気体G2で冷却された、つまり、被
処理気体G2に熱を付与した充填室7を通過することに
なって、その通過の際に蓄熱材4aを加熱し蓄熱するの
である。
【0064】なお、分配器10と通気ガイド9との間に
は、分配器10の入口開口E2からの被処理気体G2が
その入口開口E2に対応する通路14群にのみ移入する
ようにし、かつ、分配器10の出口開口E1に対応する
通路14群からの排気G1がその出口開口E1にのみ移
入するようにするためのシール30を設けてあり、分配
器10と給排ブロック12、詳しくは、分配器10と排
気筒27との間には、排気G1の外部への漏れだしを防
止するためのシール32が設けられており、分配器10
と給気筒26との間には、被処理気体G2の排気路27
aへの漏れだし及び排気G1の給気路26aへの漏れだ
しを防止するためのシール31を設けてある。
【0065】また、分配器10を直接に蓄熱体4に接続
するのではなく、通気ガイド9を介して接続させてある
から、シール30を高温の燃焼室2から隔てて配置でき
ることになって、シール30の熱的条件を緩和して、シ
ール30の性能を良好なものにできる。
【0066】更に、分配器10に盲板23を設けてある
から、通気ガイド9の通路14が、排気チャンバー19
と給気チャンバー18との両者に同時に連通することが
なくて、被処理気体G2が燃焼室2を経ずに短絡して排
気G1中に混入することを防止できる。
【0067】〔実施形態2〕上記と同様に、塗装工場や
印刷工場などから排出される有機溶剤や塗料ミストなど
の可燃性物質を含んだ排気(被処理気体)を燃焼により
処理するための蓄熱型気体処理装置であって、この蓄熱
型気体処理装置は、図4〜図6に示すように、円筒状で
内部を燃焼室2とする蓄熱体4を設け、その蓄熱体4の
外周に給排気室33を形成する円筒状で断熱性の外周壁
34と、前記燃焼室2及び給排気室33の上部開口を閉
塞する断熱性の天板35と、燃焼室2及び給排気室33
の下部開口を閉塞する底板36とを設け、給排制御手段
を設けて構成されている。
【0068】前記燃焼室2には、燃焼用の電気ヒーター
2Bが設置されている。
【0069】前記蓄熱体4は、通気性を有していて、周
方向で複数に分割されており、前記燃焼室2からの排気
G1を給排気室33側に通過させることにより蓄熱する
一方、給排気室33側から燃焼室2に被処理気体G2を
通過させることにより蓄熱熱量で被処理気体G2を予熱
するものである。前記各分割蓄熱体部分4Aは、内周壁
37と外周壁38とが通気性に形成された断面形状が円
弧形状の容器39と、その容器39内を上下複数の充填
空間に仕切る棚40と、各充填空間に充填した蓄熱材4
aとから構成されている。
【0070】前記給排気室33は、各分割蓄熱体部分4
Aに対応する状態で周方向で複数の給排チャンバー41
に仕切り板42により仕切られている。そして、前記底
板36のうち各給排チャンバー41に対応する部分に
は、給排チャンバー41に対して給排気を行うための給
排気口43が形成されている。
【0071】給排制御手段は、蓄熱体4の内周面を、被
処理気体通過域A2の出口及び排気通過域A1の入口を
形成する出入口面S1とし、蓄熱体4の外周面を、排気
通過域A1の出口及び被処理気体通過域A2の入口を形
成する給排気側出入口面S2として、蓄熱体4を周方向
で排気通過域A1と被処理気体通過域A2とに分けると
ともに、蓄熱体4のうち排気通過域A1であった部分が
被処理気体通過域A2となり、かつ、被処理気体通過域
A2であった部分が排気通過域A1となるように排気G
1及び被処理気体G2の蓄熱体4に対する給排を制御す
る手段であり、具体的には、分配器10と、駆動装置1
1と、給排ブロックBとから構成されている。
【0072】前記分配器10は、排気通過域A1の出口
形成用の出口開口E1と被処理気体通過域A2の入口形
成用の入口開口E2とを周方向に並べて形成するもので
あって、蓄熱体4の軸芯X周りに回転自在に設けられて
いる。詳述すると、クランク形状の回転ダクト44を前
記蓄熱体4の軸芯X周りに回転自在に設け、その回転ダ
クト44の先端に、前記給排気口43の半数を閉塞可能
な周方向長さを有する半円弧形状の弁状体45を取り付
け、その弁状体45の周方向の両端部分45a,45b
を除く中間部分に、それに対応する給排気口43に連通
するとともに、回転ダクト44に連通する排気用溝46
を形成して構成されている。つまり、弁状体45の排気
用溝46が出口開口E1となっており、弁状体45がな
くて給排気口43を閉塞しない部分が入口開口E2とな
っている。
【0073】駆動装置11は、分配器10を周方向一方
向に回転させるモーターである。
【0074】前記給排ブロックBは、前記各給排気口4
3を通して各給排チャンバー41に被処理気体G2を供
給可能な給気用チャンバー47を形成するとともに、給
気ダクト24に接続するための給気接続口48を有する
基台兼用の給気ケース49を設け、回転ダクト44を回
転自在に支持するとともに、それに接続し、かつ、排気
ダクト25に接続するための排気接続口50を有する固
定ダクト51を設けて構成されている。
【0075】かつ、前記弁状体45の一端部分45aに
は、給排気口43に連通する掃気用凹部52が形成され
ており、この掃気用凹部52には、掃気用固定ダクト5
3に蓄熱体4の軸芯X周りに回転自在に連通接続させた
掃気用回転ダクト54が連通接続されて、給排気口43
から逆に被処理気体G2を排出するように構成されてい
る。つまり、排気通過域A1の回転方向上手側端部と被
処理気体通過域A2の回転方向下手側端部との間には、
蓄熱体4に対して掃気除去を行う掃気通過域A3が形成
されている。なお、掃気用回転ダクト54は、掃気用凹
部52に連通接続、つまり、連結することで分配器10
と一体に回転するようになっている。他方、弁状体45
の他端部分45bは、給排気口43を閉塞できる大きさ
に形成されている。
【0076】なお、回転ダクト44と固定ダクト51と
の接続部及び、掃気用回転ダクト54と掃気用固定ダク
ト53との接続部には、エアーシール55,56が施さ
れている。また、掃気用固定ダクト53に排出された被
処理気体G2は給気ダクト24に戻される。
【0077】上記の構成によれば、給気ダクト24を介
して給気用チャンバー47内に供給された被処理気体G
2は、給排気口43のうち弁状体45で閉塞されていな
い半数の給排気口43を通して半数の給排チャンバー4
1に移入し、それら給排チャンバー41に対応する分割
蓄熱体部分4Aを通過して燃焼室2内に移入し処理され
る。他方、燃焼室2で発生した排気G1は、弁状体45
に形成の掃気用凹部52及び排気用溝46に対応する給
排気口43を有する給排チャンバー41に分割蓄熱体部
分4Aを通過して移入し、その通過時に分割蓄熱体部分
4Aを加熱し、そして、この排気G1のうち、掃気用凹
部52に対応の給排チャンバー41に移入する一部量を
除く大部分のもの、つまり、排気用溝46に対応する給
排チャンバー41に移入した大部分のものは、給排気口
43・排気用溝部46を通して回転ダクト44に至り、
固定ダクト51に排出される。
【0078】そして、弁状体45が回転しているため、
排気通過域A1であった分割蓄熱体部分4Aが被処理気
体通過域A2となり、被処理気体通過域A2であった分
割蓄熱体部分4Aが排気通過域A1となり、その結果、
被処理気体通過域A2を通過する被処理気体G2は予熱
されることになる。
【0079】また、弁状体45を掃気用凹部52が先行
するように回転させるのであって、被処理気体通過域A
2であった分割蓄熱体部分4Aのうち次に排気通過域A
1となる分割蓄熱体部分4Aに掃気用凹部52が対応位
置することにより、その分割蓄熱体部分4Aが掃気域A
3となって、排気G1の一部が掃気用気体としてその分
割蓄熱体部分4Aを通って給排チャンバー41に排出さ
れ、これにより、分割蓄熱体部分4A内に残留する未処
理の被処理気体G2が給排チャンバー41に排出され、
つまり、未処理の残留被処理気体G2が分割蓄熱体部分
4Aから掃気され、掃気用凹部52・掃気用回転ダクト
54・掃気用固定ダクト53を通して排出される。その
結果、排気ダクト25へ排出する排気G1中に未処理の
被処理気体G2が混入することが防止される。また、弁
状体45の他端部分45bでは給排気口43に対応した
ときそれを閉塞するようにしてあるから、その他端部分
45bの存在により、排気通過域A1の出口となってい
る給排気口43と、それに隣合う被処理気体通過域A2
の入口となっている給排気口43とに跨がって排気用溝
46が位置することがなく、このことによっても、排気
ダクト25へ排出する排気G1中に未処理の被処理気体
G2が混入することが防止される。
【0080】〔実施形態3〕上記と同様に、塗装工場や
印刷工場などから排出される有機溶剤や塗料ミストなど
の可燃性物質を含んだ排気(被処理気体)を燃焼により
処理するための蓄熱型気体処理装置であって、この蓄熱
型気体処理装置は、図7〜図10に示すように、円筒状
で内部を給排気室57とする蓄熱体4を設け、その蓄熱
体4の外周に燃焼室2を形成するメンテナンス用開閉口
58a付きの円筒状で断熱・耐火性の燃焼蓄熱ケース5
8を設け、給排制御手段を設けて構成されている。
【0081】前記燃焼室2には、燃焼用の電気ヒーター
2Bが設置されている。
【0082】前記蓄熱体4は、通気性を有していて、周
方向で複数に分割されており、前記燃焼室2からの排気
G1を給排気室57側に通過させることにより蓄熱する
一方、給排気室57側から燃焼室2に被処理気体G2を
通過させることにより蓄熱熱量で被処理気体G2を予熱
するものである。前記各分割蓄熱体部分4Aは、内周壁
37と外周壁38とが通気性に形成された断面形状がほ
ぼ矩形状の容器59と、その容器59内を上下複数の充
填空間に仕切る棚40と、各充填空間に充填した蓄熱材
4aとから構成されている。
【0083】給排制御手段は、蓄熱体4の外周面を、被
処理気体通過域A2の出口及び排気通過域A1の入口を
形成する出入口面S1とし、蓄熱体4の内周面を、排気
通過域A1の出口及び被処理気体通過域A2の入口を形
成する給排気側出入口面S2として、蓄熱体4を周方向
で排気通過域A1と被処理気体通過域A2とに分けると
ともに、蓄熱体4のうち排気通過域A1であった部分が
被処理気体通過域A2となり、かつ、被処理気体通過域
A2であった部分が排気通過域A1となるように排気G
1及び被処理気体G2の蓄熱体4に対する給排を制御す
る手段であり、具体的には、分配器10と駆動装置11
と給排ブロック60とから構成されている。
【0084】前記分配器10は、排気通過域A1の出口
形成用の出口開口E1と被処理気体通過域A2の入口形
成用の入口開口E2とを周方向に並べて形成するもので
あって、蓄熱体4の軸芯X周りに回転自在に設けられて
いる。詳述すると、前記給排気室57の上端を閉塞する
上側板61と、給排気室57の下端を閉塞する下側板6
2と、給排気室57を周方向で給気チャンバー63と排
気チャンバー64とに二分する仕切り板65とを設け、
給気チャンバー63の外周面を形成する蓄熱体内周面部
から前記入口開口E2を形成し、排気チャンバー64の
外周面を形成する蓄熱体内周面部から出口開口E1を形
成している。そして、排気チャンバー64の底板部分に
は、設定第4半径r4の外周とそれよりも小さな設定第
5半径r5の内周とを有する円弧形状の排気出口66が
形成され、給気チャンバー63の底板部分には、設定第
6半径r6の外周を有する半円形状の給気入口67が形
成されている。
【0085】前記駆動装置11は、前記分配器10を周
方向一方向に回転させるモーターである。
【0086】前記給排ブロック60は、前記分配器10
の入口開口E2に給気ダクト24からの被処理気体G2
を供給する一方、出口開口E1から排出される排気G1
を排気ダクト25に排出するものであって、半径が第6
設定半径r6の円筒状で分配器10における給気入口6
7に上端開口で連通する円筒状の給気路71aを内部に
形成する給気筒71と、半径が第4設定半径r4の円筒
状で分配器10における排気出口66に連通する円環状
の排気路69aを前記給気筒71との間に形成する給気
筒69と、給気路71aを給気ダクト24に接続させる
ための給気用接続筒72と、排気路69aを排気ダクト
25に接続させるための排気用接続筒73とからなる。
【0087】かつ、前記分配器10の仕切り板65の直
径方向一端部には、給排気室57の上部に形成の固定掃
気チャンバー74に上側板61に形成した掃気入口75
を介して連通するとともに、分割蓄熱体部分4Aの内周
面を覆う(塞ぐ)大きさの回転掃気チャンバー76が排
気チャンバー64内に突出する状態で折り曲げ形成され
る一方、直径方向他端部には、分割蓄熱体部分4Aの内
周面を覆う(塞ぐ)大きさのショートパス防止用の閉塞
片77が給気チャンバー63内に突出する状態で折り曲
げ形成されている。前記仕切り板65の直径方向一端部
の分割蓄熱体部分4Aに接する部分には、掃気ファン7
8により固定掃気チャンバー74を介して回転掃気チャ
ンバー76内に送られてきた掃気用気体を分割蓄熱体部
分4Aに吹付供給してその分割蓄熱体部分4A内に残存
している被処理気体G2を燃焼室2に追い出す掃気出口
スリット79が形成されている。つまり、排気通過域A
1の回転方向上手側端部と被処理気体通過域A2の回転
方向下手側端部との間には、蓄熱体4に対して掃気を行
う掃気域A3が形成されている。
【0088】上記の構成によれば、給気ダクト24・給
気路71a・給気入口67を介して給気チャンバー63
内に供給された被処理気体G2は、その給気チャンバー
63に面する分割蓄熱体部分4Aを通過して燃焼室2内
に移入し処理される。他方、燃焼室2で発生した排気G
1は、排気チャンバー64に面する分割蓄熱体部分4A
を通過して排気チャンバー64内に至り、その通過時に
分割蓄熱体部分4Aを加熱し、排気出口66・排気路6
9aを経て排気ダクト25に排出される。
【0089】そして、分配器10が回転しているため、
排気通過域A1であった分割蓄熱体部分4Aが被処理気
体通過域A2となり、被処理気体通過域A2であった分
割蓄熱体部分4Aが排気通過域A1となり、その結果、
被処理気体通過域A2を通過する被処理気体G2は予熱
されることになる。
【0090】また、回転掃気チャンバー76が排気チャ
ンバー64よりも先行するように分配器10を回転させ
るのであって、被処理気体通過域A2であった分割蓄熱
体部分4Aのうち次に排気通過域A1となる分割蓄熱体
部分4Aに回転掃気チャンバー76が対応位置して、そ
の分割蓄熱体部分4Aが掃気域A3となり、掃気出口ス
リット79から掃気用気体が吹付供給されることによ
り、被処理気体通過域A2であったときに移入して残存
していた被処理気体G2が燃焼室2に排出、つまり、掃
気されて燃焼により処理される。その結果、排気ダクト
25に排出する排気G1中に未処理の被処理気体G2が
混入することが防止される。他方、分配器10の閉塞片
77が分割蓄熱体部分4Aに対応したときそれを閉塞す
るようにしてあるから、その閉塞片77の存在により、
被処理気体G2が燃焼室2を経ずに分割蓄熱体部分4A
を通して排気チャンバー64内に入る、つまり、ショー
トパスすることを防止でき、このことによっても、排気
ダクト25に排出する排気G1中に未処理の被処理気体
G2が混入することが防止される。
【0091】〔別実施形態〕次に別の実施形態を列記す
る。蓄熱材4aは、触媒機能を有するもの、あるいは、
触媒機能を持たないもののいずれであってもよい。
【0092】被処理気体G2は、燃焼による処理が有効
なものであれば、どのような気体であってもよい。
【0093】燃焼室2における燃焼形式は、バーナを使
用する形式、ヒータを使用する形式など、どのような形
式であってもよい。
【0094】燃焼室2と蓄熱体4との間に、整風構造な
どの適当な層部を介装してもよい。なお、この場合に
も、その層部の構造としては、燃焼室2において、被処
理気体G2が供給される箇所と、排気G1を排出する箇
所とが、分配器10の回転に伴い回転するような構造を
採る。
【0095】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す縦断面図
【図2】実施形態1を示す分解平面図
【図3】実施形態1を示す動作説明図
【図4】実施形態2を示す縦断面図
【図5】実施形態2を示す要部の斜視図
【図6】実施形態2を示す分解平面図
【図7】実施形態3を示す縦断面図
【図8】実施形態3を示す縦断面図
【図9】実施形態3を示す要部の分解斜視図
【図10】実施形態3を示す分解平面図
【図11】従来技術を示す概略縦断面図
【図12】従来技術を示し、(イ)は概略縦断面図、
(ロ)は横断平面図
【符号の説明】
G2 被処理気体 2 燃焼室 G1 排気 4 蓄熱体 A1 排気通過域 A2 被処理気体通過域 S1 出入口面 E1 出口開口 E2 入口開口 10 分配器 X 軸芯 11 駆動装置 S2 分配器側出入口面 8 容器 4a 蓄熱材 58 燃焼蓄熱ケース A3 掃気域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理気体(G2)を燃焼により処理す
    る燃焼室(2)を設け、 前記燃焼室(2)からの排気(G1)を通過させること
    により蓄熱する一方、前記燃焼室(2)に供給する被処
    理気体(G2)を通過させることにより蓄熱熱量で被処
    理気体(G2)を予熱する通気性の蓄熱体(4)を設
    け、 その蓄熱体(4)を周方向で排気通過域(A1)と被処
    理気体通過域(A2)とに分けるとともに、蓄熱体
    (4)のうち排気通過域(A1)であった部分が被処理
    気体通過域(A2)となり、かつ、被処理気体通過域
    (A2)であった部分が排気通過域(A1)となるよう
    に、排気(G1)及び被処理気体(G2)の蓄熱体
    (4)に対する給排を制御する給排制御手段を設けてあ
    る蓄熱型気体処理装置であって、 前記蓄熱体(4)のうち被処理気体通過域(A2)の出
    口及び排気通過域(A1)の入口を形成する出入口面
    (S1)を前記燃焼室(2)に向ける状態で、前記蓄熱
    体(4)を前記燃焼室(4)に対し隣接設置し、 前記給排制御手段を構成するに、前記排気通過域(A
    1)の出口形成用の出口開口(E1)と被処理気体通過
    域(A2)の入口形成用の入口開口(E2)とを周方向
    に並べて形成した分配器(10)を、蓄熱体(4)の軸
    芯(X)周りに回転自在に設け、 この分配器(10)を周方向に回転させる駆動装置(1
    1)を設けてある蓄熱型気体処理装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄熱体(4)として円板状のものを
    設け、その蓄熱体(4)の一端面を前記出入口面(S
    1)とし、蓄熱体(4)の他端面を、排気通過域(A
    1)の出口及び被処理気体通過域(A2)の入口を形成
    する分配器側出入口面(S2)としてある請求項1記載
    の蓄熱型気体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記蓄熱体(4)を、前記の出入口面
    (S1)を上方に向ける姿勢に配置し、その蓄熱体
    (4)を構成するに、通気性を有する容器(8)に粉粒
    状又は繊維状の蓄熱材(4a)を充填してある請求項2
    記載の蓄熱型気体処理装置。
  4. 【請求項4】 前記蓄熱体(4)として円筒状のものを
    設け、その蓄熱体(4)の内部を燃焼室(2)としてあ
    る請求項1記載の蓄熱型気体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄熱体(4)として円筒状のものを
    設け、その蓄熱体(4)とその外周に位置する燃焼蓄熱
    ケース(58)との間の環状の空間を燃焼室(2)とし
    てある請求項1記載の蓄熱型気体処理装置。
  6. 【請求項6】 前記蓄熱体(4)を構成する蓄熱材(4
    a)として、触媒機能を有するものを設けてある請求項
    1、2、3、4又は5記載の蓄熱型気体処理装置。
  7. 【請求項7】 前記分配器(10)は、前記排気通過域
    (A1)の回転方向上手側端部と被処理気体通過域(A
    2)の回転方向下手側端部との間に、それら排気通過域
    (A1)と被処理気体通過域(A2)との間に位置する
    蓄熱体部分に対して掃気用気体を供給することにより、
    その蓄熱体部分内の残存被処理気体を所定箇所へ除去す
    る掃気域(A3)を形成する構成としてある請求項1、
    2、3、4、5又は6記載の蓄熱型気体処理装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001074225A (ja) * 1999-09-03 2001-03-23 Fueroo:Kk 蓄熱式処理装置
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