JPH09218064A - 流量測定装置 - Google Patents
流量測定装置Info
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- JPH09218064A JPH09218064A JP8022342A JP2234296A JPH09218064A JP H09218064 A JPH09218064 A JP H09218064A JP 8022342 A JP8022342 A JP 8022342A JP 2234296 A JP2234296 A JP 2234296A JP H09218064 A JPH09218064 A JP H09218064A
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Abstract
に富み、かつA/Dコンバータを必要としない流量測定
装置を提供する。 【解決手段】 基板1上に発熱体3と両持ち梁構造の振
動体2を近接させて配設し、発熱体3の熱によって振動
体2に発生する熱応力が、流体の流量に応じた冷却効果
による発熱体3の温度変化によって変化するのを、振動
体2の振動周波数の変化によって検出して、流体の流量
を測定する。
Description
料噴射装置を備えた自動車用エンジンにおいて吸入空気
量の計測装置として用いるのに好適な流量測定装置に関
する。
測装置に用いられるエアフローセンサとして、加熱した
抵抗体を空気流にさらし、空気流の冷却効果による抵抗
体の温度変化を抵抗変化として測定して空気流量を検出
するものが知られている。
抗体として白金細線を用いるホットワイヤ式および白金
等の薄膜抵抗を用いるホットフィルム式等があり、シリ
コン基板をエッチング等の微細加工によって薄膜化し、
その上に白金等の薄膜抵抗を配置した半導体ホットフィ
ルム式エアフローセンサも提案されている(特開平7−
159215号参照)。
および省燃費を実現するリーンバーンエンジン等におい
て、排気浄化用触媒容量の低減と、燃費と走りとを高次
元でバランスさせたエンジン制御とを目指して、制御用
センサの高機能化が重要な問題となっている。特に、精
密な空燃比制御に要求される吸入空気量の高感度、高精
度計測、および逆流検出の実現と、高過給エンジンに要
求される空気流量計測のダイナミックレンジの拡大等の
ニーズが顕在化している。
サは、検出部の熱容量を極力小さくした半導体ホットフ
ィルム式のものにおいても、そのダイナミックレンジは
十分とは言えないものであった。そのため、発熱体(ホ
ットワイヤ、ホットフィルム)を200℃以上の高温に
することにより辛うじてクリアしているが、その場合、
発熱体が高温になるためにその耐久性や信頼性の悪化が
問題になっている。
空気流の冷却効果による抵抗体の温度変化を抵抗変化と
して検出しているために、高感度とは言いがたく、抵抗
体の大きな温度変化を必要とするという問題もある。
読み取るアナログ信号であるため、エンジン制御用コン
ピュータへ入力する際に、A/Dコンバータを介在させ
なければならない。ところが、必要な計測領域を全域満
たすような計測精度を得るには大きな分解ビット数を有
するA/Dコンバータを必要とすることから、センサの
計測レンジおよび精度が、A/Dコンバータの性能によ
り制限を受けるという不都合がある。
な悪環境では、アナログ信号である出力信号が、電磁ノ
イズやグラウンドノイズ等により常に影響を受けるた
め、高精度の計測は望めなかった。
度でありながら、信頼性、耐久性に富み、かつA/Dコ
ンバータを必要としない流量測定装置を提供することを
目的とする。
置は、基板上に発熱体と両持ち梁を近接させて配設し、
発熱体の熱によって両持ち梁に発生している熱応力が、
流体の質量流量に応じた冷却効果による発熱体の温度変
化によって変化するのを両持ち梁の機械的変化として検
出するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
基板から一体に削出され、両端を支持端として上記シリ
コン単結晶基板に支持された構成とすることが好まし
い。
する振動体よりなり、上記両持ち梁の、それに加わる熱
応力変化に起因する機械的変化を測定する手段が、上記
振動体の共振周波数の変化を測定する手段よりなること
が好ましい。
動体に予め内在する長手方向の応力による歪みε0 と、
上記発熱体の熱によって生じる圧縮歪みεheatとは、次
式で表される関係にあることが好ましい。
による発熱体の温度低下を補う手段を備え、該手段によ
り、発熱体の温度がほぼ一定に保たれるように構成する
こともできる。
分布が流体流量によって変化する基板上の位置に上記振
動体が配置され、基板温度の2次元分布の変化に起因す
る振動体の共振周波数の変化の測定に基づいて流体の流
量測定がなされる。
体の流れの方向に沿って配設され、これら複数の振動体
間の共振周波数変化の差異に基づいて流体の流量および
流れの方向の測定がなされるように構成することができ
る。
量流量Gとの関係は次式のようになる。
ようになる。
基板部分の温度差によって発生する。その発生機構の概
略を図1および図2に示す。図1は動かない壁に両端を
固定された剛体棒を加熱すると、熱膨脹により棒が伸び
ようとするために、棒に圧縮応力が発生した状態を示
す。また、図2は両持ち梁構造を有する振動体における
加熱による応力発生状態を示し、図2(a)は振動子を
直接的に加熱するタイプであり、図2(b)は振動子を
間接的に加熱するタイプである。
てシリコン単結晶基板からエッチング等により一体に削
出された場合は、その内部応力はほとんどゼロとなり、
この両持ち梁を振動体として用いた場合、センサ特性を
容易に制御することができる。またシリコン単結晶は、
半導体集積回路の基板材料として、極めて純度の高いも
のが容易に得られるから、機械的特性の揃ったかつ安定
なものが得られ、振動体の共振特性の安定化に寄与する
ことができる。
して、振動体と基板部分との温度差をTとすると、発生
する応力σは次式のようになる。
σとの関係は次式のようになる。
で理論的に表される。
比 I:振動体の断面2次モーメント ρ:振動体材料の密度 A:振動体の断面積 また振動体に加わる歪みεは、振動体に予め残留してい
る歪みε0 と熱応力εheatの和で表される。
た振動体の共振周波数f0 は次式で表される。
の共振周波数f0 との関係は1/4乗特性となる。この
特性は、微小流量域では高感度(出力の傾きが大きい)
で、大流量になるに伴って出力の傾きが低下して行くよ
うなダイナミックレンジの広い理想に近い出力特性が得
られることになる。
特性は、図3に示すような1/2乗特性となる。図3に
おいて、振動体の初期状態として、残留応力がゼロの点
を発熱体(ヒータ)の無加熱ポイントとする。振動体を
センサとして作動させるため、予め発熱体により振動体
を加熱しておくと、周囲の冷たい基板との温度差により
振動体にはこれを圧縮するように応力が加わり、共振周
波数f0 が低下する。
共振周波数が、流量ゼロのときのセンサ出力となる。そ
して、これに空気流による冷却効果が加わると、振動体
の温度が低下するため、圧縮応力が減少し、空気流量に
応じて共振周波数が上昇する。
すると、振動体の共振周波数がゼロになる点がある。こ
の点を構造力学的に座屈点と言い、このときの応力を座
屈応力と言う。フローセンサとして計測のダイナミック
レンジの拡大と感度の向上のためには、座屈点により近
い領域における応力対周波数特性を用いるのがよいが、
加熱による圧縮応力が座屈点を越えると、振動体として
機能しない。
機能させるための発熱体による加熱は、座屈点を越えな
い範囲で、かつ所望の感度およびダイナミックレンジが
得られるように、なるべく圧縮応力の大きい側に設定す
る必要がある。
されることが知られており(オイラーの座屈点)、これ
を座屈歪みεb で表すと、次式のようになる(h:振動
体の厚さ、L:振動体の長さ)。
予め残留する歪みε0と、発熱体の熱によって生じる圧
縮歪みεheatとが以下のような関係を満足するよう
な設定となる。
残留応力ε0 および振動体の寸法(h,L)が上式を満
足させる関係にあることも特徴となっている。
場合、出力が周波数出力となり、A/Dコンバータが不
要となるから、センサの計測レンジおよび精度がA/D
コンバータの性能により制限を受けるという従来技術の
問題点が解決される。そしてこの場合、センサ出力をエ
ンジン制御用コンピュータのタイマカウンタポートに直
接入力することができ、コンピュータの時間計測が高精
度なこと相俟って、空気流量の高精度、高分解能計測が
可能になる。また、センサ出力が周波数変調信号である
ため、電磁ノイズやグラウンドノイズ等に影響されず、
誤差の少ない信号伝送が実現できる。
る熱応力変化の計測は、必ずしも上記両持ち梁が振動体
でなくても可能ではあるが、振動体は応力に対する検出
感度が極めて高く、微妙な温度変化に対しても十分検出
できるほどの周波数変化をもたらす。したがって、従来
技術のように発熱体の温度を高温にしておく必要がな
く、信頼性および耐久性が著しく向上する。
敏感であるため、発熱体自身の空気流による直接の冷却
効果だけでなく、振動体付近の熱分布の変化にも敏感に
反応する。
における発熱体の周囲の2次元温度分布を温度等高線で
表すと、図4(a)に示すように、発熱体を中心に左右
対称になるが、発熱体の表面上を空気流が流れると、空
気流の流量とともに流れの方向によって2次元温度分布
が変化する。そこで、空気流による発熱体の温度低下を
フィードバック制御によって補って、発熱体の温度を常
に一定に保った状態にしておくと、図4(b)に示すよ
うに、発熱体の上流と下流とで熱分布に差異を生じる。
部分に、温度変化を検出する振動体を配置することによ
り、発熱体と振動体とを配設したセンサ基板上における
2次元的な熱分布の空気流による変化も検出できるエア
フローセンサが実現できる。特に熱分布の変化は、質量
流量のみでなく、流れの方向成分の情報を含んでいるか
ら、流れの方向により温度に差異の発生する複数位置に
それぞれ振動体を配設することにより、流れの方向も検
出可能なエアフローセンサが実現できる。図4(b)に
おいては、発熱体に対し、空気流の上流側と下流側とに
振動体を対称的に配設し、各振動体の出力周波数信号の
差分を算出することにより、逆流も検出可能なエアフロ
ーセンサが実現され、自動車エンジンの高精度空燃比制
御に貢献することができる。
て、図面を参照して説明する。
実施の形態を示す振動式エアフローセンサの斜視図、図
6はその要部の拡大斜視図、図7は図6の VII−VII 線
に沿った拡大断面図、図8は振動体の拡大断面図であ
る。
1からなるセンサ構造体で、基板1の上面1aは、例え
ば図7に示すように、シリコン単結晶のミラー指数で表
される(100)面となっている。2はこのシリコン単
結晶基板1からエッチング加工により一体に削出された
両持ち梁構造を有する三角柱からなる振動体である。
ある(100)面が二等辺三角形の底面になり、二等辺
の部分はともに(111)面になっている。上記底面と
二等辺とのなす角度は、結晶面から見て(100)面と
(111)面との交わる角度である54.7度となって
おり、振動体2の長手方向は、基板面1a内での<11
0>方向に平行であり、振動体2はその両端を固定端と
してシリコン単結晶基板1に支持され、両持ち梁構造を
構成している。一例として、振動体2の寸法を以下に記
す(図8参照)。
3,3が振動体2の各固定端近傍にそれぞれ配設されて
おり、さらに、図6に示すように、振動体2の一方の固
定端から振動体2の面上に延びる駆動用抵抗4と、振動
体2の他方の固定端から振動体2の面上に延びる振動検
出用抵抗(ピエゾ抵抗)5とが拡散抵抗により形成され
ている。
ング加工等によって深く掘られ、発熱体3,3や振動体
2が配設されている部分はダイアフラム構造を有してい
る。これは、少ない電力で発熱体の温度を上昇させるた
めと、センサの感度と応答性を向上させるために、熱容
量を下げる必要があるからである。
その振動を検出する回路の一例を示す概略図である。図
6に示すように、振動体2上には駆動用抵抗4が拡散に
より形成されており、この駆動用抵抗4に交番電流を供
給して交番的に発熱させることによって、振動体2に交
番応力をかけ振動を励起させる。振動体2上には検出用
ピエゾ抵抗5が拡散により形成されているので、このピ
エゾ抵抗5が振動体2が振動により曲がることにより発
生する応力を検出用抵抗5の抵抗変化ととして読み出せ
ばよい。
駆動用抵抗4に正帰還させることにより発生させる。図
9においては、検出用抵抗5を含むブリッジ回路6で検
出した検出出力をプリアンプ7で増幅して得られた周波
数出力を駆動用抵抗4に帰還させる正帰還ループに、増
幅率を制御して駆動用抵抗4に供給される電力を一定に
コントロールするAGCアンプ8を介在させて、正帰還
による無限大発振を防止している。
c の範囲において発熱体3,3の温度が約50℃変化す
ると仮定した場合の空気流の質量流量と振動体2の共振
周波数特性を示すグラフである。図10から明らかなよ
うに、0〜150g/sec の流量範囲で共振周波数の変化
範囲は23.3kHz 〜39.9kHz となる。この場合、
エンジン制御用コンピュータ内のカウンタ/タイマ機能
を用いて、1MHz の基準クロックと1msecの時間で周波
数計測を行なう場合において、1.0g/sec の微小流領
域から150g/sec まで±3%の精度分解能をもって計
測することができる。このように、本実施の形態によれ
ば、150倍のダイナミックレンジの領域を精度良く計
測することが可能な高感度流量測定装置を得ることがで
きる。
造方法の一例を説明する工程図である。
シリコンウエハ(シリコン単結晶基板)10を用意す
る。
リコン酸化膜11をシリコンウエハ10の表面に付け
る。ここでは、通常の半導体集積回路の製造工程で用い
られる熱酸化による方法あるいはCVDによる膜形成法
等を適用すればよい。なお、このエッチングマスクは、
酸化膜に限定されるものでなく、窒化膜その他、強アル
カリ溶液による後工程でのエッチングに対し十分な耐性
を有する膜材料であればよい。
酸化膜11のパターニングを行なって、作成すべき振動
体2の幅に等しい間隔を隔てて<110>方向に延びる
互いに平行でかつ作成すべき振動体2の長さに等しい長
さを有する一対の開口12,12を備えた酸化膜マスク
13をシリコンウエハ10の表面に形成する。このパタ
ーニングは、フォトレジスト等を用いたフォトリソグラ
フィ工程の後、エッチング液としてフッ酸水溶液等を用
いて行なう。
スクとして、シリコン基板に対して開口12,12を通
じてエッチングを行なって、基板面に対してほぼ垂直な
壁面を備えた互いに平行な一対の凹溝14,14を形成
する。この場合のエッチングは、フッ素系のガスを用い
たRIE(リアクティブ イオンエッチング)法を用い
て行なう。
グマスクとして、凹溝14,14に対してKOHやTM
AH(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド)
等の強アルカリ溶液によってエッチングを行なう。
ような特定の強アルカリ溶液によってエッチングを行な
うと、シリコン単結晶の特定の結晶面によってエッチン
グ速度が著しく異なる性質がある。例えばシリコン単結
晶の(100)面や(110)面に対して(111)面
のエッチングされる速度は非常に遅く、速度比で約10
0:1程度になる。このような性質から、この工程での
エッチングは、エッチング速度の速い(110)面を進
行面としてその両端部に(111)面が残る状態で結晶
異方性エッチングが進行して行く。
両側から(110)面を進行面として横方向にエッチン
グが進行して行き、両凹溝14,14間がそれらの底部
において互いに連通し、振動体2となる部分の下方に空
間15が形成されることによって、残った2つの(11
1)面と1つの(100)面とによって囲まれた三角柱
からなる梁を得る。最終的に梁の上面を覆う酸化膜マス
ク13をエッチング等で除去すればよい。
れば、エッチング後の形状がエッチング条件(温度や撹
拌等)によらず高い精度で予測でき、加工が容易とな
る。
つの(100)面と、極めてエッチング速度が遅い2つ
の(111)面とで構成された三角柱からなる振動体2
は、結晶面上の幾何学的特性から、その形状がほぼ決定
される。すなわち、振動体2の幅bが酸化膜マスク13
上のパターニングで決定されれば、三角柱断面における
高さhは一義的に決まってしまう。
ば、高さhの寸法精度が自動的に向上することを意味す
る。
工を行なう場合、その加工精度はエッチングの終点を判
断するのが困難なためその寸法精度は悪い。たとえばR
IE等でシリコンのエッチングを行なう場合でも、深さ
寸法の加工の絶対値で±5%程度のばらつきが生じた
り、加工の均一性においてもウエハ面内で±5%いない
の精度を得るのに極めて複雑なエッチング装置を用いな
ければならない。一方、フォトリソグラフィによるパタ
ーニングで代表される面上での加工精度は、半導体集積
回路の製造工程の進歩に見られるように極めて高精度な
加工(絶対、相対加工精度で±1%以下)が比較的容易
に得られる。
その製造工程と得られる構造体の構造的特徴とから、深
さ方向の加工精度(ここでは三角断面の高さh)につい
ても面内のパターニング精度と同程度の精度が容易に実
現できる。
チング加工を施しているが、この工程でのエッチング加
工は、振動体2の下部の中空になる部分が貫通できるだ
けの深さがあればよく、次式に示すようにその下限より
深くエッチングすれば事足りることになる(エッチング
壁面が基板面に対して90°をなす場合)。
の形態を示す振動式エアフローセンサの斜視図である。
は、空気流の流量のみでなく流れの方向をも検出可能な
点にある。
同様のシリコン単結晶基板31上に特性の一致した2つ
の振動体2,2を、計測する空気流に対して中央の発熱
体33を挾んで上流側と下流側に配置してある。センサ
構造体30は、図5に示す第1の実施の形態と同様のダ
イアフラム構造を有し、また振動体2,2の構造および
それらの自励振動の機構と動作も第1の実施の形態と同
様である。
体2の共振周波数を測定することにより達成できる。ま
た、発熱体33の下流側よりも上流側の方が温度低下が
大きいことから、空気流の方向の検出は、2つの振動体
2,2の共振周波数の差を求め、その正負を判定するこ
とにより達成できる。すなわち、振動体2,2の共振周
波数のうち、上流側をfup、下流側をfdownとすると、
fup−fdown<0で順流、fup−fdown>0で逆流とな
る。
による温度低下を補うべく、温度検出用抵抗と、外部回
路とを用いて、発熱体33の温度を一定に保つようにし
ている。すなわち、発熱体33は、図13に示すよう
に、発熱用抵抗RH と発熱温度をモニタする温度検出用
抵抗RHTからなり、さらに基準温度(ここでは空気温)
を測定するための抵抗RT を図14に示す外部回路に設
けてあり、抵抗RHT,RT と定抵抗R1 ,R2 とによっ
てブリッジ回路を構成している。そして冷却により発熱
体33の温度が低下するとブリッジ回路のバランスが崩
れ、ブリッジ出力に電位差が発生する。この電位差を演
算増幅器34を通じて増幅して、その出力により、発熱
用抵抗RHTに対する供給電流を増加させて、発熱体33
を加熱するように構成されている。このようなフィード
バック回路を用いることにより、発熱体33の温度が基
準温度(空気温)に対して所定の温度差を有する温度の
制御される。
の実施の形態を示す振動式エアフローセンサの斜視図、
図16はその要部の拡大断面図である。
センサ構造体40は、シリコン単結晶基板41上に2つ
の振動体2,2を、計測する空気流に対して中央の発熱
体33を挾んで上流側と下流側に配置してある点、およ
び空気流の流量のみでなく流れの方向をも検出可能な点
で、図12に示す第2の実施の形態と同様であるが、本
実施の形態においては、センサ構造体40の発熱体33
および振動体2,2が配設されているダイヤフラム構造
部が、図16に示すように、このダイヤフラム構造部と
の間に所定の間隙44を形成したガラスキャップ45で
封止された構成を有する。この封止された間隙44は1
0〜3Torr程度の真空に保たれていることにより、振動
体2,2の空気粘性による振動の減衰効果が減少し、極
めて安定で高純度の共振振動が得られる。上記ガラスキ
ャップ45は、陽極接合法等により、基板41の上面に
気密に接合されている。
合、空気流はダイヤフラム構造部の裏面に沿って流れる
ように構成される。そのため、基板41の側面がエッチ
ング加工等により削られた形状になっており、また、ダ
イヤフラム構造部は、発熱体33の熱が裏面に十分に作
用するような厚さに設定されている。
に振動を励起させるために、駆動用抵抗に代えて、基板
41の上面とガラスキャップ45の下面との間に形成さ
れた間隙44を利用した駆動用静電電極を用いている。
すなわち、図16に示すように、振動体2の上面に下部
電極46が設けられ、この下部電極46に対向する上部
電極47がガラスキャップ45の下面に設けられてい
る。そして、両電極46,47間に交番電圧を印加する
ことにより、静電気力によって振動体2が振動せしめら
れる。振動体2の振動は、前述の実施の形態と同様に、
振動体2の一方の固定端付近に設けられたピエゾ抵抗4
8によってその抵抗変化として検出される。
つその振動を検出する回路の一例を示す概略図である。
47に正帰還させることにより発生させる。図9と同様
に、検出用ピエゾ抵抗48を含むブリッジ回路49で検
出した検出出力をプリアンプ50で増幅して得られた周
波数出力を駆動用電極46,47に帰還させる正帰還ル
ープに、増幅率を制御して駆動用電極46,47に供給
される電力を一定にコントロールするAGCアンプ51
を介在させて、正帰還による無限大発振を防止してい
る。
却効果による発熱体3,33の温度変化に基づく両持ち
梁の熱応力変化をすべて両持ち梁構造を有する振動体2
の共振周波数の変化として検出しているが、これは前述
したように、振動体2が極めて検出感度が良いからであ
る。しかしながら、本発明は、両持ち梁の熱応力変化を
直接ピエゾ抵抗等を用いて検出する形式の流量測定装置
をも含むことは言うまでもない。
体棒に応力が発生する機構を説明する図
より振動体に応力が発生する機構を説明する図
する共振周波数の変化を示す特性図
度分布を示す図
を示す振動式エアフローセンサの斜視図
波数特性を示すグラフ
態を示す振動式エアフローセンサの斜視図
態を示す振動式エアフローセンサの斜視図
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に配設された発熱体と、 該発熱体の近傍に配設された両持ち梁と、 上記基板の面に沿って流れる流体の冷却効果による上記
発熱体あるいはその近傍の基板の温度変化に基づく上記
両持ち梁の、それに加わる熱応力変化に起因する機械的
変化を測定する手段とを備え、 該手段による上記両持ち梁の機械的変化の測定に基づい
て上記流体の流量の測定がなされることを特徴とする流
量測定装置。 - 【請求項2】 上記両持ち梁がシリコン単結晶基板から
一体に削出され、両端を支持端として上記シリコン単結
晶基板に支持されてなることを特徴とする請求項1記載
の流量測定装置。 - 【請求項3】 上記両持ち梁が両持ち梁構造を有する振
動体よりなり、上記両持ち梁の、それに加わる熱応力変
化に起因する機械的変化を測定する手段が、上記振動体
の共振周波数の変化を測定する手段よりなることを特徴
とする請求項1または2記載の流量測定装置。 - 【請求項4】 上記振動体の厚さhおよび長さLと、該
振動体に予め内在する長手方向の応力による歪みε
0 と、上記発熱体の熱によって生じる圧縮歪みεheatと
が、次式で表される関係にあることを特徴とする請求項
3記載の流量測定装置。 ε0 +εheat>(−π2 /3)h2 /L2 - 【請求項5】 上記流体の冷却効果による上記発熱体の
温度低下を補う手段を備え、該手段により、上記発熱体
の温度がほぼ一定に保たれることを特徴とする請求項3
記載の流量測定装置。 - 【請求項6】 上記発熱体近傍の基板温度の2次元分布
が流体流量によって変化する基板上の位置に上記振動体
が配置され、上記基板温度の2次元分布の変化に起因す
る上記振動体の共振周波数の変化の測定に基づいて上記
流体の流量の測定がなされることを特徴とする請求項5
記載の流量測定装置。 - 【請求項7】 上記基板上に上記振動体の複数が上記流
体の流れの方向に沿って配設され、該複数の振動体間の
共振周波数変化の差異に基づいて上記流体の流量および
流れの方向の測定がなされることを特徴とする請求項6
記載の流量測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02234296A JP3603447B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02234296A JP3603447B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 流量測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218064A true JPH09218064A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3603447B2 JP3603447B2 (ja) | 2004-12-22 |
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ID=12080019
Family Applications (1)
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-
1996
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| US6884458B2 (en) * | 2002-12-04 | 2005-04-26 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Sensor for monitoring material deposition and method of monitoring material deposition |
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