JPH09218657A - 電子式情報表示装置 - Google Patents
電子式情報表示装置Info
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- JPH09218657A JPH09218657A JP8024491A JP2449196A JPH09218657A JP H09218657 A JPH09218657 A JP H09218657A JP 8024491 A JP8024491 A JP 8024491A JP 2449196 A JP2449196 A JP 2449196A JP H09218657 A JPH09218657 A JP H09218657A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部磁界による落書きを確実に防止できる電
子式情報表示装置を提供する。 【解決手段】 電子式情報表示装置は、表面側の磁界に
感応して発色し背面側の磁界によって消去可能な磁気表
示シート10と、外部ホスト装置からの印字信号に基づ
いて磁気表示シート10の表面に向けて記録用磁界を発
生するための記録ヘッド30と、磁気表示シート10の
背面側に配置され、消去用磁界を発生するための消去ヘ
ッド20と、装置本体を収容するための筐体1とを備
え、筐体1には磁気表示シート10の表面から所定距離
隔てて配置された透明材料から成る表示窓2が形成され
ている。
子式情報表示装置を提供する。 【解決手段】 電子式情報表示装置は、表面側の磁界に
感応して発色し背面側の磁界によって消去可能な磁気表
示シート10と、外部ホスト装置からの印字信号に基づ
いて磁気表示シート10の表面に向けて記録用磁界を発
生するための記録ヘッド30と、磁気表示シート10の
背面側に配置され、消去用磁界を発生するための消去ヘ
ッド20と、装置本体を収容するための筐体1とを備
え、筐体1には磁気表示シート10の表面から所定距離
隔てて配置された透明材料から成る表示窓2が形成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部ホスト装置か
ら送られた印字情報に基づいて、磁気表示体上に静止画
を記録、表示する電子式情報表示装置に関する。
ら送られた印字情報に基づいて、磁気表示体上に静止画
を記録、表示する電子式情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁界の方向や強さに感応して
発色したり消去したりする磁気表示体として磁気感応性
の磁気表示シートが知られている(たとえば、特開昭4
8−56393号、特開昭50−160046号、特開
昭53−21945号、特開昭60−107689号な
ど)。
発色したり消去したりする磁気表示体として磁気感応性
の磁気表示シートが知られている(たとえば、特開昭4
8−56393号、特開昭50−160046号、特開
昭53−21945号、特開昭60−107689号な
ど)。
【0003】こうした磁気表示シートは、磁石を内蔵し
た磁石ペンをシート表面に接触させることによって簡単
な文字や図形を描くことができ、しかも消去によって何
回も再使用できるため、簡易なメモ板として実用化され
ている。
た磁石ペンをシート表面に接触させることによって簡単
な文字や図形を描くことができ、しかも消去によって何
回も再使用できるため、簡易なメモ板として実用化され
ている。
【0004】近年、外部ホスト装置から送られた印字情
報に基づいて記録ヘッドがドットマトリクス状の磁界を
形成することによって、磁気表示シート上に静止画を記
録、表示する電子式情報表示装置が開発されつつある。
電子式情報表示装置は、外部ホスト装置からの遠隔操作
によって表示内容を任意に変更することが可能であるた
め、公共施設や駅、小売店等に設置することによって多
種多様な情報を通行人に広く告知、宣伝することができ
る。しかも、ポスターの張替え作業が不要で、紙などの
資源節約にも寄与するため、将来の掲示板として有望視
されている。
報に基づいて記録ヘッドがドットマトリクス状の磁界を
形成することによって、磁気表示シート上に静止画を記
録、表示する電子式情報表示装置が開発されつつある。
電子式情報表示装置は、外部ホスト装置からの遠隔操作
によって表示内容を任意に変更することが可能であるた
め、公共施設や駅、小売店等に設置することによって多
種多様な情報を通行人に広く告知、宣伝することができ
る。しかも、ポスターの張替え作業が不要で、紙などの
資源節約にも寄与するため、将来の掲示板として有望視
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こうした電子式情報表
示装置は、宣伝効果を上げるために多くの通行人の目に
触れる場所に設置することが好ましいが、その一方で心
ない人々によっていたずらされる機会も増加する。特
に、磁石などを用いて表示内容が書き替えられたまま放
置されると、誤った情報が伝達されてしまい、情報提供
者の信用失墜を招く恐れがある。
示装置は、宣伝効果を上げるために多くの通行人の目に
触れる場所に設置することが好ましいが、その一方で心
ない人々によっていたずらされる機会も増加する。特
に、磁石などを用いて表示内容が書き替えられたまま放
置されると、誤った情報が伝達されてしまい、情報提供
者の信用失墜を招く恐れがある。
【0006】本発明の目的は、外部磁界による落書きを
確実に防止できる電子式情報表示装置を提供することで
ある。
確実に防止できる電子式情報表示装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面側の磁界
に感応して発色し、背面側の磁界によって消去可能な磁
気表示体と、外部ホスト装置からの印字信号に基づい
て、磁気表示体の表面に向けて記録用磁界を発生するた
めの記録ヘッドと、磁気表示体の背面側に配置され、消
去用磁界を発生するための消去ヘッドと、装置本体を収
容するための筐体とを備え、筐体には、磁気表示体の表
面から所定距離隔てて配置された透明材料から成る表示
窓が形成されていることを特徴とする電子式情報表示装
置である。本発明に従えば、磁気表示シートの表面から
所定距離隔てて表示窓を配置することによって、別の磁
石が外部から磁気表示シートに向けて接近したとして
も、該磁石から発生する磁界の影響を阻止することがで
きる。したがって、いたずらや落書等による表示内容の
書き替えを確実に防止することができる。また、磁石が
表示窓以外の場所から接近する場合には、筐体と磁気表
示シートと間の距離を充分確保したり、筐体を磁気シー
ルド材料で形成することによって、落書をより確実に防
止できる。
に感応して発色し、背面側の磁界によって消去可能な磁
気表示体と、外部ホスト装置からの印字信号に基づい
て、磁気表示体の表面に向けて記録用磁界を発生するた
めの記録ヘッドと、磁気表示体の背面側に配置され、消
去用磁界を発生するための消去ヘッドと、装置本体を収
容するための筐体とを備え、筐体には、磁気表示体の表
面から所定距離隔てて配置された透明材料から成る表示
窓が形成されていることを特徴とする電子式情報表示装
置である。本発明に従えば、磁気表示シートの表面から
所定距離隔てて表示窓を配置することによって、別の磁
石が外部から磁気表示シートに向けて接近したとして
も、該磁石から発生する磁界の影響を阻止することがで
きる。したがって、いたずらや落書等による表示内容の
書き替えを確実に防止することができる。また、磁石が
表示窓以外の場所から接近する場合には、筐体と磁気表
示シートと間の距離を充分確保したり、筐体を磁気シー
ルド材料で形成することによって、落書をより確実に防
止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の内
部構成を示す側面から見た断面図であり、図2はその部
分斜視図である。筐体1の内側上部に従動側のローラ5
0が配置され、内側下部には駆動側のローラ60が配置
されており、2本のローラ50、60の間には可撓性で
無端状の磁気表示シート10が懸け渡されている。ロー
ラ50はバネ等の弾性部材(不図示)によって上方に付
勢され、磁気表示シート10に一定の張力を付与するこ
とによってシート走行の安定化およびシート表面の平面
性を維持している。ローラ60は、歯車61、62を介
してモータ63によって回転駆動される。ローラ60の
駆動によって、磁気表示シート10は、筐体1の前面側
(図1の左方、図2の背面側)では下から上へ、筐体1
の後面側(図1の右方、図2の手前側)では上から下へ
移送するように循環する。
部構成を示す側面から見た断面図であり、図2はその部
分斜視図である。筐体1の内側上部に従動側のローラ5
0が配置され、内側下部には駆動側のローラ60が配置
されており、2本のローラ50、60の間には可撓性で
無端状の磁気表示シート10が懸け渡されている。ロー
ラ50はバネ等の弾性部材(不図示)によって上方に付
勢され、磁気表示シート10に一定の張力を付与するこ
とによってシート走行の安定化およびシート表面の平面
性を維持している。ローラ60は、歯車61、62を介
してモータ63によって回転駆動される。ローラ60の
駆動によって、磁気表示シート10は、筐体1の前面側
(図1の左方、図2の背面側)では下から上へ、筐体1
の後面側(図1の右方、図2の手前側)では上から下へ
移送するように循環する。
【0009】筐体1の前面には、アクリル樹脂やガラス
等の透明材料から成る表示窓2が形成されている。磁気
表示シート10上の印字内容を見易くするには磁気表示
シート10を表示窓2にできるだけ近接させることが好
ましいが、一方、外部磁界による落書を防止するため
に、磁気表示シート10と表示窓2とを所定距離、たと
えば4mm程度以上隔てて設置することが好ましい。筐
体1の表示窓2以外の部分は、外部磁界の影響を防止す
るために磁気シールド材料で形成することが好ましい。
また、外部電界の影響を防止するために、筐体1は表示
窓2を含めて導電性材料で形成することが好ましい。
等の透明材料から成る表示窓2が形成されている。磁気
表示シート10上の印字内容を見易くするには磁気表示
シート10を表示窓2にできるだけ近接させることが好
ましいが、一方、外部磁界による落書を防止するため
に、磁気表示シート10と表示窓2とを所定距離、たと
えば4mm程度以上隔てて設置することが好ましい。筐
体1の表示窓2以外の部分は、外部磁界の影響を防止す
るために磁気シールド材料で形成することが好ましい。
また、外部電界の影響を防止するために、筐体1は表示
窓2を含めて導電性材料で形成することが好ましい。
【0010】記録ヘッド30は、磁気表示シート10の
後面移送側の下方に設置されており、外部ホスト装置
(不図示)からの印字信号に基づいて、磁気表示シート
10の表面に向けてドットマトリクス状の記録用磁界を
発生する。記録ヘッド30は、たとえば12ピン×2列
の千鳥配置された電磁コイルを有し、シート幅方向に往
復移動するキャリッジ31に搭載されている。キャリッ
ジ31は2つのプーリ34、35に懸け渡された無端状
のベルト33の一部に固定されており、2本のガイド軸
32によって案内されながらプーリ35を回転駆動する
モータ36によって駆動される。
後面移送側の下方に設置されており、外部ホスト装置
(不図示)からの印字信号に基づいて、磁気表示シート
10の表面に向けてドットマトリクス状の記録用磁界を
発生する。記録ヘッド30は、たとえば12ピン×2列
の千鳥配置された電磁コイルを有し、シート幅方向に往
復移動するキャリッジ31に搭載されている。キャリッ
ジ31は2つのプーリ34、35に懸け渡された無端状
のベルト33の一部に固定されており、2本のガイド軸
32によって案内されながらプーリ35を回転駆動する
モータ36によって駆動される。
【0011】消去ヘッド20は、シート幅以上の長さを
持つ永久磁石などで構成され、磁気表示シート10の前
面移送側の上方で、磁気表示シート10の背面側に密着
するように配置されている。
持つ永久磁石などで構成され、磁気表示シート10の前
面移送側の上方で、磁気表示シート10の背面側に密着
するように配置されている。
【0012】図3は、記録ヘッド30の内部構成を示す
断面図である。記録ヘッド30には、印字ドットに対応
した電磁コイル38が複数設けられ、各電磁コイル38
の中心には棒状の磁芯37が配置される。なお、図3中
では簡略のため電磁コイルは1つのみ図示している。複
数の磁芯37は板状のベースヨーク39に所定の配置、
たとえば千鳥配置状に立設している。フロントヨーク4
0は、内部に電磁コイル38および磁芯37を収容する
ように記録ヘッド30のハウジングを構成しており、ベ
ースヨーク39の端部で接合している。フロントヨーク
40の前面には、テーパー状に形成された磁芯37の先
端が磁気表示シート10の表面にできる限り近接するよ
うに、一定の空隙を介して円形の開口部が形成されてい
る。こうして電磁コイル38で発生した磁界は磁芯3
7、空隙、フロントヨーク40、ベースヨーク39、磁
芯37から成る磁気回路を通過するとともに、空隙の存
在によって、磁芯37の先端付近において高い磁束密度
の磁界がシート表面側に向けて発生する。
断面図である。記録ヘッド30には、印字ドットに対応
した電磁コイル38が複数設けられ、各電磁コイル38
の中心には棒状の磁芯37が配置される。なお、図3中
では簡略のため電磁コイルは1つのみ図示している。複
数の磁芯37は板状のベースヨーク39に所定の配置、
たとえば千鳥配置状に立設している。フロントヨーク4
0は、内部に電磁コイル38および磁芯37を収容する
ように記録ヘッド30のハウジングを構成しており、ベ
ースヨーク39の端部で接合している。フロントヨーク
40の前面には、テーパー状に形成された磁芯37の先
端が磁気表示シート10の表面にできる限り近接するよ
うに、一定の空隙を介して円形の開口部が形成されてい
る。こうして電磁コイル38で発生した磁界は磁芯3
7、空隙、フロントヨーク40、ベースヨーク39、磁
芯37から成る磁気回路を通過するとともに、空隙の存
在によって、磁芯37の先端付近において高い磁束密度
の磁界がシート表面側に向けて発生する。
【0013】図4は、磁気表示シート10の構造を示す
部分断面図である。磁気表示シート10には、磁気に感
応して発色するマイクロカプセル15が全面に渡って塗
布、固定されている。マイクロカプセル15は、高粘度
の液体と、液体を密閉して保持する球殻とで構成され、
この液体中には略黒色の磁性粒子および略白色の非磁性
粒子が分散されている。たとえば、磁性粒子として粒径
0.1〜5μmの黒色酸化鉄(FeO)粒子が用いら
れ、非磁性粒子として粒径0.1〜5μmの白色酸化チ
タン粒子が用いられる。また、高粘度の液体として、水
性液体、油脂、界面活性剤系溶剤等を含む有機溶剤が用
いられ、球殻の材料として主にゼラチンが用いられ、マ
イクロカプセル15の粒径は100〜1000μmの範
囲に分布している。
部分断面図である。磁気表示シート10には、磁気に感
応して発色するマイクロカプセル15が全面に渡って塗
布、固定されている。マイクロカプセル15は、高粘度
の液体と、液体を密閉して保持する球殻とで構成され、
この液体中には略黒色の磁性粒子および略白色の非磁性
粒子が分散されている。たとえば、磁性粒子として粒径
0.1〜5μmの黒色酸化鉄(FeO)粒子が用いら
れ、非磁性粒子として粒径0.1〜5μmの白色酸化チ
タン粒子が用いられる。また、高粘度の液体として、水
性液体、油脂、界面活性剤系溶剤等を含む有機溶剤が用
いられ、球殻の材料として主にゼラチンが用いられ、マ
イクロカプセル15の粒径は100〜1000μmの範
囲に分布している。
【0014】マイクロカプセル15は、透明性の高い合
成ゴム系接着剤等から成るバインダ14とともに混練さ
れて、ポリエチレンテレフタレート等の透明材料から成
る基体11に塗布され、たとえば厚さ400〜1000
μmのカプセル塗布層12が形成される。
成ゴム系接着剤等から成るバインダ14とともに混練さ
れて、ポリエチレンテレフタレート等の透明材料から成
る基体11に塗布され、たとえば厚さ400〜1000
μmのカプセル塗布層12が形成される。
【0015】カプセル塗布層12の裏面には、ポリプロ
ピレン長繊維不織布などから成る保護シート13がたと
えば厚さ0.3〜1mmとなるように接着され、シート
走行の円滑化が図られている。
ピレン長繊維不織布などから成る保護シート13がたと
えば厚さ0.3〜1mmとなるように接着され、シート
走行の円滑化が図られている。
【0016】次に磁気記録および消去の原理について説
明する。このような構造を持つ磁気表示シート10にお
いて、図3に示すように、基体10が位置する表面側に
記録ヘッド30を近接させ、印字信号に基づいて記録用
磁界を発生すると、マイクロカプセル15内に分散した
磁性粒子が基体10側に引き寄せられ、その圧力によっ
て非磁性粒子が保護シート13側に移動する。すると、
磁気表示シート10の表面側から見ると記録磁界の印加
部分が略黒色に発色したように観察され、記録ヘッド3
0を用いてドットマトリクス状に磁界を印加することに
よって、ドットプリンタと同様に文字や記号等を記録で
きる。
明する。このような構造を持つ磁気表示シート10にお
いて、図3に示すように、基体10が位置する表面側に
記録ヘッド30を近接させ、印字信号に基づいて記録用
磁界を発生すると、マイクロカプセル15内に分散した
磁性粒子が基体10側に引き寄せられ、その圧力によっ
て非磁性粒子が保護シート13側に移動する。すると、
磁気表示シート10の表面側から見ると記録磁界の印加
部分が略黒色に発色したように観察され、記録ヘッド3
0を用いてドットマトリクス状に磁界を印加することに
よって、ドットプリンタと同様に文字や記号等を記録で
きる。
【0017】次に磁気表示シート10の背面側、すなわ
ち保護シート13が位置する側に消去ヘッド20を近接
させると、マイクロカプセル15内に分散した磁性粒子
が保護シート13側に引き寄せられ、その圧力によって
非磁性粒子が基体10側に移動する。すると、磁気表示
シート10の表面側から見ると消去磁界の印加部分が略
白色になり、消去磁界をシート幅全面に印加することに
よって一様に消去される。
ち保護シート13が位置する側に消去ヘッド20を近接
させると、マイクロカプセル15内に分散した磁性粒子
が保護シート13側に引き寄せられ、その圧力によって
非磁性粒子が基体10側に移動する。すると、磁気表示
シート10の表面側から見ると消去磁界の印加部分が略
白色になり、消去磁界をシート幅全面に印加することに
よって一様に消去される。
【0018】マイクロカプセル15中の前述の高粘度の
液体は、磁界印加によって裏面側もしくは表面側に移動
した磁性粒子による表示状態を保持するために所定の粘
性を有する液体が選定されている。すなわち、液体の粘
性が低いと一旦表面側もしくは裏面側に移動した粒子が
沈降したり振動などで移動することで表示状態が崩れる
ことを防止している。したがって、前述の記録ヘッド3
0および消去ヘッド20における磁気吸引力は上記液体
の粘性による降伏値を上回る力が必要であり、これによ
って表示の書込みや消去が行われるものである。
液体は、磁界印加によって裏面側もしくは表面側に移動
した磁性粒子による表示状態を保持するために所定の粘
性を有する液体が選定されている。すなわち、液体の粘
性が低いと一旦表面側もしくは裏面側に移動した粒子が
沈降したり振動などで移動することで表示状態が崩れる
ことを防止している。したがって、前述の記録ヘッド3
0および消去ヘッド20における磁気吸引力は上記液体
の粘性による降伏値を上回る力が必要であり、これによ
って表示の書込みや消去が行われるものである。
【0019】次に装置全体の動作について説明する。図
1および図2を参照して、まず印字を開始する前に、磁
気表示シート10を一定速度で循環して消去ヘッド20
による全面消去を行う。次に外部ホスト装置から印字信
号を受け取って、1印字行分のイメージデータの展開が
終了するごとに、記録ヘッド30がシート幅方向に移動
しながら電磁コイル38に数10〜数100m秒程度の
パルス電流を通電し、磁気表示シート10の表面にドッ
トマトリクス状の磁界を印加することによって磁気印字
を行う。
1および図2を参照して、まず印字を開始する前に、磁
気表示シート10を一定速度で循環して消去ヘッド20
による全面消去を行う。次に外部ホスト装置から印字信
号を受け取って、1印字行分のイメージデータの展開が
終了するごとに、記録ヘッド30がシート幅方向に移動
しながら電磁コイル38に数10〜数100m秒程度の
パルス電流を通電し、磁気表示シート10の表面にドッ
トマトリクス状の磁界を印加することによって磁気印字
を行う。
【0020】1行分の印字が終わると、磁気表示シート
10を所定送りピッチ分移送して停止した後、次の印字
行について展開されたイメージデータに基づいて印字を
行う。こうしてイメージデータの展開、記録ヘッド30
のシリアル印字、磁気表示シート10の間欠送りを繰り
返しながら1枚分の画像を形成する。
10を所定送りピッチ分移送して停止した後、次の印字
行について展開されたイメージデータに基づいて印字を
行う。こうしてイメージデータの展開、記録ヘッド30
のシリアル印字、磁気表示シート10の間欠送りを繰り
返しながら1枚分の画像を形成する。
【0021】次に新たな画像を印字する場合には、上述
と同様に、磁気表示シート10を一定速度で循環して消
去ヘッド20による全面消去を行った後、記録ヘッド3
0によるシリアル印字を行う。
と同様に、磁気表示シート10を一定速度で循環して消
去ヘッド20による全面消去を行った後、記録ヘッド3
0によるシリアル印字を行う。
【0022】図5は、磁気表示シート10および表示窓
2の配置を示す部分断面図である。日常生活でしばしば
使用される磁石内蔵タイプの磁石ペンGAや磁石ホルダ
GBが表示窓2の外面に接触しており、これらの外部磁
界が表示窓2を通して装置内部に侵入している。図中に
示すとおり磁石から発する磁束は、磁石から遠ざかるに
従い、放射的に分散している。
2の配置を示す部分断面図である。日常生活でしばしば
使用される磁石内蔵タイプの磁石ペンGAや磁石ホルダ
GBが表示窓2の外面に接触しており、これらの外部磁
界が表示窓2を通して装置内部に侵入している。図中に
示すとおり磁石から発する磁束は、磁石から遠ざかるに
従い、放射的に分散している。
【0023】本発明では、磁気表示シート10と表示窓
2とを所定距離Lを隔てて設置しているため、外部磁界
は磁気表示シート10の表面の位置において大幅に減衰
しており、マイクロカプセル15内の磁性粒子を引き寄
せるまでの力には及ばない。すなわち、磁気表示シート
10中のマイクロカプセル15の液体の粘性降伏値より
大きな吸引力を及ぼす磁界が印加されなければ内部の磁
性粒子の移動が起こらないためである。こうして磁気表
示シート10の表面から所定距離隔てて表示窓2を配置
することによって、いたずらや落書等による表示内容の
書き替えを確実に防止することができる。日常よく使用
される上述の磁石ペンやマグネットホルダや、学童の教
材やその他の文具に用いられる磁石などを使用して実験
したところ、概ね4mm程度の距離を確保することで前
述の構成の磁気表示シートへの書込みを防止する効果が
得られることが確認された。このときのカプセル内の液
体の降伏値は3dyne/cm2 で、磁気表示シート面
での磁界強度はいずれも0.01KG以下であった。
2とを所定距離Lを隔てて設置しているため、外部磁界
は磁気表示シート10の表面の位置において大幅に減衰
しており、マイクロカプセル15内の磁性粒子を引き寄
せるまでの力には及ばない。すなわち、磁気表示シート
10中のマイクロカプセル15の液体の粘性降伏値より
大きな吸引力を及ぼす磁界が印加されなければ内部の磁
性粒子の移動が起こらないためである。こうして磁気表
示シート10の表面から所定距離隔てて表示窓2を配置
することによって、いたずらや落書等による表示内容の
書き替えを確実に防止することができる。日常よく使用
される上述の磁石ペンやマグネットホルダや、学童の教
材やその他の文具に用いられる磁石などを使用して実験
したところ、概ね4mm程度の距離を確保することで前
述の構成の磁気表示シートへの書込みを防止する効果が
得られることが確認された。このときのカプセル内の液
体の降伏値は3dyne/cm2 で、磁気表示シート面
での磁界強度はいずれも0.01KG以下であった。
【0024】さらに、本発明の実施の形態ではマイクロ
カプセル内に磁性粒子を閉じ込めたものを用いたが、マ
イクロカプセルをハニカム状の隔室に置き換えた公知の
パネル形状をした表示体にも適用できるものである。
カプセル内に磁性粒子を閉じ込めたものを用いたが、マ
イクロカプセルをハニカム状の隔室に置き換えた公知の
パネル形状をした表示体にも適用できるものである。
【0025】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、磁
気表示体の表面から所定距離隔てて表示窓を配置するこ
とによって、別の磁石が外部から磁気表示体に向けて接
近したとしても、該磁石から発生する磁界の影響を阻止
することができる。したがって、いたずらや落書等によ
る表示内容の書き替えを確実に防止することができる。
気表示体の表面から所定距離隔てて表示窓を配置するこ
とによって、別の磁石が外部から磁気表示体に向けて接
近したとしても、該磁石から発生する磁界の影響を阻止
することができる。したがって、いたずらや落書等によ
る表示内容の書き替えを確実に防止することができる。
【図1】本発明の実施の一形態の内部構成を示す側面か
ら見た断面図である。
ら見た断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態の内部構成を示す部分斜
視図である。
視図である。
【図3】記録ヘッド30の内部構成を示す断面図であ
る。
る。
【図4】磁気表示シート10の構造を示す部分断面図で
ある。
ある。
【図5】磁気表示シート10および表示窓2の配置を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
1 筐体 2 表示窓 10 磁気表示シート 11 基体 12 カプセル塗布層 13 保護シート 14 バインダ 15 マイクロカプセル 20 消去ヘッド 30 記録ヘッド 31 キャリッジ 32 ガイド軸 33 ベルト 37 磁芯 38 電磁コイル 39 ベースヨーク 40 フロントヨーク 50、60 ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 表面側の磁界に感応して発色し、背面側
の磁界によって消去可能な磁気表示体と、 外部ホスト装置からの印字信号に基づいて、磁気表示体
の表面に向けて記録用磁界を発生するための記録ヘッド
と、 磁気表示体の背面側に配置され、消去用磁界を発生する
ための消去ヘッドと、 装置本体を収容するための筐体とを備え、 筐体には、磁気表示体の表面から所定距離隔てて配置さ
れた透明材料から成る表示窓が形成されていることを特
徴とする電子式情報表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024491A JPH09218657A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 電子式情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024491A JPH09218657A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 電子式情報表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218657A true JPH09218657A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12139659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8024491A Pending JPH09218657A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 電子式情報表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09218657A (ja) |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP8024491A patent/JPH09218657A/ja active Pending
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