JPH0921875A - 光波距離測定装置 - Google Patents

光波距離測定装置

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JPH0921875A
JPH0921875A JP7171225A JP17122595A JPH0921875A JP H0921875 A JPH0921875 A JP H0921875A JP 7171225 A JP7171225 A JP 7171225A JP 17122595 A JP17122595 A JP 17122595A JP H0921875 A JPH0921875 A JP H0921875A
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JP
Japan
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light
phase difference
light receiving
signal
internal
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JP7171225A
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Inventor
Shinji Tsukamoto
伸治 塚本
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外部光および内部光に対する位相差算出を並
行して実行し、距離測定時間を短縮するとともに、移動
対象に対しても追跡距離測定を誤差無く行う。 【解決手段】変調信号f2に従って発光素子1から出射
された変調光は、ビームスプリッタ3により、反射プリ
ズムPに投射される外部光と内部光とに分離され、同時
に出射される。外部光は、第1受光素子2により受光さ
れ、外部光受光回路9及び外部光位相差測定回路11に
よって変調信号f2に対する位相差算出処理がなされ
る。同時に、内部光は、第2受光素子7により受光さ
れ、内部光受光回路10及び内部光位相差測定回路12
によって変調信号f2に対する位相差算出処理がなされ
る。制御演算部14は、外部光位相差測定回路11によ
って算出された位相差から内部光位相差測定回路12に
よって算出された位相差を減算することにより初期位相
の誤差を補正し、真の距離値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、測定対象点までの距
離を光学的に測定する光波距離測定装置に関し、特に内
部参照光を利用して測距値を補正する光波距離測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】光波距離測定装置は、内部的に変調信号
を生成し、この変調信号によって発光素子から出射され
た変調光(外部光)を測定対象点上の反射プリズムに向
けて送光し、この反射プリズムにて反射されて戻された
変調光を受光素子によって光電変換し、受光素子から出
力された受光信号と変調信号との間の位相差を検出し、
この位相差に基づいて測定対象点までの距離を測定する
ものである。
【0003】この発光素子から出射される変調光の変調
信号に対する位相差(変調信号を基準とした場合におけ
る変調光の初期位相)は、0であることが理想なのであ
るが、実際には0とはならない。しかも、この位相差
(初期位相)は、特定の一定値をとらず、光波距離測定
装置の電源投入直後から電気回路が安定状態に落ち着こ
うとするのに従って変化したり、測定するときの気温・
気圧等の気象条件に依って変化する。従って、外部光の
受光信号と変調信号との間の位相差が一定とならず、算
出された距離が誤差を含むことになる。
【0004】この誤差を相殺するため、従来より、光波
距離測定装置内において発光素子から変調光(内部光)
が直接受光素子に入射する内部光路を用意し、内部光の
受光信号と変調信号との間の位相差(内部光路の光路長
に対応)を、外部光の受光信号と変調変信号との間の位
相差(反射プリズムまでの往復光路長に対応)から減算
する構成が用いられていた。このような構成を用いた従
来の光波距離測定装置Aを、図4に示す。
【0005】図4において送光回路52は、各周波数信
号発生器51からの変調信号に従って強度変調しつつ、
発光素子53を駆動する。発光素子53から出射された
変調光は、ビームスプリッタ54によって外部光と内部
光とに分離される。このビームスプリッタ54を覆うシ
ャッタ55には、外部光を透過する窓と内部光を透過す
る窓とが回転方向に互い違いに形成されている。従っ
て、このシャッタ55の回転位置を所定の同期信号によ
り切り替えることで、これら外部光及び内部光を交互に
透過させることができる。
【0006】シャッタ55を透過した外部光は、外部光
量調整器56及び送光光学系57を経て反射プリズムP
内で反射され、受光光学系58を経て受光素子62に受
光される。一方、シャッタ55を透過した内部光は、内
部光学系59,内部光量調整器60,及びミラー61を
経て受光素子62に受光される。受光素子62にて時系
列的に光電変換された外部光の受光信号及び内部光の受
光信号は、夫々、受光回路63において所定の処理を受
け、位相差測定回路64内において各周波数信号発生器
51からの変調信号と比較される。従って、位相差測定
回路64は、外部光の受光信号及び変調信号の位相差と
内部光及び変調信号の位相差とを、交互に算出して制御
演算部65に入力することになる。
【0007】制御演算部65は、外部光についての位相
差情報を受信するとこれを保持する。制御演算部65
は、続いて内部光についての位相差情報を受信すると、
この内部光についての位相差情報と保持していた外部光
についての位相差情報とに基づいて発光素子53(受光
素子62)から反射プリズムPまでの間の真の距離を算
出し、算出した距離値を表示部68上に表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構成においては、各回路部品(受光素子62,
受光回路63,及び位相差測定回路64)を外部光及び
内部光のために交互に用いて、夫々の位相差算出を時系
列的に行っていた。従って、距離測定一回当たりに要す
る時間が長くなってしまっていた。
【0009】また、シャッタ55により光路を切り換え
る際には、受光素子62に入射される変調光が一瞬完全
に途絶えてしまい、受光素子62の出力電圧値が大きく
下がってしまう。そのため、切換後の変調光が受光素子
に入射しても、過渡電圧値の存在に起因して、電圧値が
正規の値に安定して位相測定が可能になるまでに一定の
待ち時間が必要となる。従って、一層距離測定一回当た
りに要する時間が長くなってしまっていた。
【0010】このように距離測定一回当たりに要する時
間が長くなると、トラッキング測量等,動いている測定
対象点に対する追跡距離測定をする場合において、測定
された距離値に誤差が生じてしまう問題をも引き起こし
ていた。
【0011】そこで、本発明は、外部光に対する位相差
算出と内部光に対する位相差算出とを並行して実行する
ことができ、それにより、距離測定一回当たりに要する
時間を短縮することができるとともに、動いている測定
対象点に対する追跡距離測定も誤差無く行うことができ
る光波距離測定装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による光波距離測
定装置は、上記課題を解決するために、所定の周波数の
変調信号に従って変調光を出力する発光手段と、この発
光手段によって出力された変調光を、測定対象点に配置
された反射器に投射される測定光及び装置内部に形成さ
れた内部光路に導かれる参照光に分離する光分離手段
と、前記反射器によって反射された前記測定光を光電変
換する第1の受光手段と、この第1の受光手段によって
光電変換された信号及び前記変調信号の位相差を検出す
る第1の位相差検出手段と、前記内部光路を通過した前
記参照光を光電変換する第2の受光手段と、この第2の
受光手段によって光電変換された信号及び前記変調信号
の位相差を検出する第2の位相差検出手段と、前記第1
の位相差検出手段によって検出された前記位相差と前記
第2の位相差検出手段によって検出された前記位相差と
に基づいて前記測定対象点までの距離を求める演算手段
とを備えたことを特徴とする(請求項1に対応)。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。各実施例の詳細な説明を行う前に、本発明の各
構成要件の概念を説明する。 (発光手段)発光手段は、ホトダイオードやレーザダイ
オードのように強度変調された駆動電流に従って変調光
を出射する発光素子でも良いし、ガスレーザや固体レー
ザのように連続光を出射する光源と変調信号に従って連
続光をチョッピングするチョッパから構成されていても
良い。 (光分離手段)光分離手段は、ハーフミラーでも良い
し、変調光の光路断面の一部に挿入された全反射ミラー
でも良い。また、変調光の一部を反射するとともに残り
を透過するビームスプリッタとしても良い(請求項5に
対応)。この場合、透過した前記変調光を測定光とする
とともに反射した前記変調光を参照光とすることができ
る(請求項6に対応)。 (反射器)反射器は、コーナキューブとすることが望ま
しいが、距離が短い時には乱反射面でも良いし、測定光
光軸に対してその反射面が垂直に立てられていれば平面
鏡であっても良い。 (第1の受光手段,第2の受光手段)第1の受光手段及
び第2の受光手段は、夫々別体の構成部品であり、フォ
トトランジスタ又はフォトダイオード等の受光素子とす
ることができる。これら第1の受光手段及び第2の受光
手段は、同じ位相特性を有していることが望ましい(請
求項2に対応)。このようにすれば、両者間で位相差が
生じて測定結果に誤差が生じることを防止できるからで
ある。この場合、これら第1の受光手段及び第2の受光
手段は、各々、装置内の隣接位置に配置されていること
が望ましい(請求項3に対応)。このようにすれば、両
者の温度が同じになるので、温度に依存する位相差特性
を同じにすることができるからである。 (第1の位相差検出手段,第2の位相差検出手段)第1
の位相差検出手段及び第2の位相差検出手段は、夫々、
別個の回路として構成され、同時に位相差検出処理を実
行する。これら各位相差検出手段が位相差検出を行う際
に用いる基準信号は、変調信号そのものであっても良
い。但し、変調信号の整数倍の波長を有するとともに変
調信号と同じ初期位相を有することが保証されていれ
ば、変調信号そのものを基準信号としなくても、結果と
して、外部光又は内部光と変調信号との間の位相差を検
出したことになる。これら第1の位相差検出手段及び第
2の位相差検出手段は、同じ位相特性を有していること
が望ましい(請求項2に対応)。このようにすれば、両
者間で位相差が生じて測定結果に誤差が生じることを防
止できるからである。この場合、これら第1の位相差検
出手段及び第2の位相差検出手段は、各々、装置内の隣
接位置に配置されていることが望ましい(請求項3に対
応)。このようにすれば、両者の温度が同じになるの
で、温度に依存する位相差特性を同じにすることができ
るからである。 (演算手段)演算手段は、第1の位相差検出手段によっ
て検出された位相差から第2の位相差検出手段によって
検出された位相差を減算し、この減算結果に基づいて、
算出された距離に内部光路の距離を加算して、前記測定
対象点までの距離を求めるようにしても良い(請求項4
に対応)。また、この演算の順番を入れ替えても良い。
【0014】
【実施例1】以下、図面に基づいて本発明による光波距
離測定装置Bの第1実施例を説明する。 <実施例の構成>図1は、光波距離測定装置B及び反射
プリズムPの構成を示すブロック図である。
【0015】この反射プリズムPは、測定対象地点上に
配置されるコーナーキューブである。また、光波距離測
定装置Bは、図1に示す各構成部品を同一の筐体中に内
蔵して構成されている。この光波距離測定装置Bの正面
(図1における左側面)には、同一構成の送光光学系L
1及び受光光学系L2が、互いの光軸を並行にした状態
で並べて填め込まれている。この送光光学系L1の焦点
位置には発光素子1が配置されている。また、受光光学
系L2の焦点位置には第1受光素子2が配置されてい
る。
【0016】発光素子1と送光光学系L1との間の光路
上には、発光素子1側から順番に、ビームスプリッタ3
及び外部光量調整器4が配置されている。このビームス
プリッタ3から分離された光路(内部光路)上には、ビ
ームスプリッタ3側から順番に内部光学系5及び内部光
量調整器6が配置されており、内部光学系5に関して発
光素子1と光学的に等価な位置に第2受光素子7が配置
されている。
【0017】一方、発光素子1は送光回路8に接続さ
れ、第1受光素子2は外部光受光回路9に接続され、第
2受光素子7は内部光受光回路10に接続されている。
この外部光受光回路9は外部光位相差測定回路11に接
続され、内部光受光回路10は内部光位相差測定回路1
2に接続されている。これら送光回路8,外部光受光回
路9,内部光受光回路10,外部光位相差測定回路1
1,及び内部光位相差測定回路12は、夫々、各周波数
信号発生器13に接続されている。また、外部光量調整
器4,内部光量調整器6,外部光受光回路9,内部光受
光回路10,外部光位相差測定回路11,及び内部光位
相差測定回路12は、夫々、制御演算部4に接続されて
いる。この制御演算部4には、また、操作部15及び表
示部16が接続されている。
【0018】以下、これら各構成部品の機能について説
明する。先ず、各周波数信号発生器13は、測距の基準
となる基準周波数信号f1を発生する水晶発振器とこの
基準周波数信号f1を夫々分周してする2つの分周器と
から構成されており、光波距離測定装置B内で使用され
る各種の周波数信号を発生する。なお、各周波数信号発
生器13内の水晶発振器は、距離測定結果の精度に応じ
て、複数種類の基準周波数信号f1を発生することがで
きる。この基準周波数信号f1は、外部光位相差測定回
路11及び内部光位相差測定回路12に夫々入力され
る。また、一方の分周器によって得られた変調信号f2
は送光回路8に入力され、他方の分周器によって得られ
た基準信号f3は外部光受光回路9及び内部光受光回路
10に夫々入力される。なお、これら周波数信号f1
3は、その初期位相が同期するように生成される。
【0019】送光回路8は、変調信号f2に従って強度
変調しつつ、発光素子1を駆動する駆動電流を出力する
ドライブ回路である。発光手段としての発光素子1は、
発光ダイオードであり、送光回路8から入力された駆動
電流に従って強度変調された変調光を出射する。
【0020】光分離手段としてのビームスプリッタ3
は、発光素子1から出射された変調光を一定割合で反射
及び透過することによって変調光を分割する光学系であ
る。ビームスプリッタ3を透過した変調光は外部光とし
て送光光学系L1に向かい、これと同時に、ビームスプ
リッタ4にて反射された変調光は内部光として内部光学
系5に向かう。
【0021】外部光量調整器4は、制御演算部14から
の制御に従って外部光の光量を自動調整することによっ
て、反射プリズムPまでの距離に依ることなく第1受光
素子2で受光される外部光の光量を常に一定に保つとと
もに、外部光光路を逆行する光を絞る装置である。この
外部光量調整器4は、周方向に透過率が漸次変化してい
る円盤状のNDフィルタ4aと、このNDフィルタ4a
を回転させるモータ4bとから、構成されている。この
モータ4bは、制御演算部14によってその回転位置が
制御されて、NDフィルタ4aの所定の透過率部分を外
部光光路内に位置させるものである。なお、このNDフ
ィルタ4aは、それ自身の表面における反射光が迷光に
ならぬように、外部光の光軸に対して傾けて設けられて
いる。
【0022】送光光学系L1は、外部光を平行にして反
射プリズムPに投射するコリメータレンズである。受光
光学系L2は、平行光として戻ってきた外部光を第1受
光素子2上に集光させる集光レンズである。
【0023】一方、内部光学系5は、内部光を第2受光
素子7上に集光させるリレーレンズである。内部光量調
整器6は、制御演算部14からの制御に従って内部光の
光量を自動調整することによって、第2受光素子7で受
光される内部光の光量を常に一定に保つ装置である。こ
の内部光量調整器6は、周方向に透過率が漸次変化して
いる円盤状のNDフィルタ6aと、このNDフィルタ6
aを回転させるモータ6bとから、から構成されてい
る。このモータ6bは、制御演算部14によってその回
転位置が制御されて、NDフィルタ6aの所定の透過率
部分を外部光光路内に位置させるものである。
【0024】第1の受光手段としての第1受光素子2
は、外部光を外部光受光信号f5に光電変換するフォト
ダイオードであり、この外部光受光信号f5を外部光受
光回路9に入力する。一方、第2の受光手段としての第
2受光素子7は、内部光を内部光受光信号f6に光電変
換するフォトダイオードであり、この内部光受光信号f
6を内部光受光回路10に入力する。これら第1受光素
子2及び第2受光素子7は、同じ位相特性(即ち、同じ
リアクタンス値及び抵抗値)を有しており、筐体内の隣
接位置に配置されている。
【0025】外部光受光回路9は、各周波数信号発生器
13からの基準信号f3を用いて外部光受光信号f5を数
kHz程度の周波数信号(f5')にビートダウンすると
ともに、このビートダウンされた外部光受光信号f5'を
直接制御演算部14に入力する回路である。同様に、内
部光受光回路10は、各周波数信号発生器13からの基
準信号f3を用いて内部光受光信号f6を数kHz程度の
周波数信号(f6')にビートダウンするとともに、この
ビートダウンされた内部光受光信号f6'を直接制御演算
部14に入力する回路である。これら外部光受光回路9
及び内部光受光回路10は、同一の構成を有し、筐体内
の隣接位置に配置されている。従って、両回路は、同じ
位相特性(即ち、同じリアクタンス値及び抵抗値)を有
することになる。
【0026】図2は、これら外部光受光回路9及び内部
光受光回路10の構成を更に詳しく示したブロック図で
ある。図2において、局部発振器17は、各周波数信号
発生器13からの基準信号f3に基づいて、変調信号f2
の周波数から僅かに異なる周波数の信号f7を発生し、
これを混合器18に入力する。混合器18は、外部光受
光信号f5又は内部光受光信号f6に信号f7をミキシン
グして、このミキシングの結果得られた種々の周波数の
信号から周波数(f7−f2)の信号f5'又はf 6'のみを
ローパスフィルタによって取り出す回路である。
【0027】図1に戻り、外部光位相差測定回路11
は、外部光受光回路9から入力された外部光受光信号f
5'と信号f4(変調信号f2と同位相の信号)との間の位
相差に対応するカウント値Cdを制御演算部14に入力
する回路である。同様に、内部光位相差測定回路12
は、内部光受光回路10から入力された内部光受光信号
6'と信号f4(変調信号f2と同位相の信号)の間の位
相差に対応するカウント値Crを制御演算部14に入力
する回路である。これら外部光位相差測定回路11及び
内部光位相差測定回路12は同一の構成を有し、筐体内
の隣接位置に配置されている。従って、両回路は、同じ
位相特性(即ち、同じリアクタンス値及び抵抗値)を有
することになる。
【0028】図3は、これら外部光位相差測定回路11
及び内部光位相差測定回路12の構成を更に詳しく示し
たブロック図である。図3において、第1分周器19
は、各周波数信号発生器13からの基準周波数信号f1
を分周して、変調信号f2と同じ初期位相,及び変調信
号f2の波長の整数倍の波長を有する比較基準信号f4
生成する。なお、この比較基準信号f4は、混合器19
でのビートダウンにより生じる信号f5',f6'と同じ周
波数信号として生成されている。また、第2分周器20
は、基準周波数信号f1を必要な制度に応じて分周(例
えば、1/2分周)して、カウントパルスf1’を生成
する。ゲート回路部21は、第1分周器19から出力さ
れる比較基準信号f4と外部光受光回路9からの外部光
受光信号f5'(又は、内部光受光回路10からの内部光
受光信号f6')とから、その位相差に応じた信号(その
位相差に応じた時間だけHとなるデジタル信号)f5"又
はf6"を生成する。計数回路部22は、ゲート回路部2
1から出力される信号f5"又はf6"の長さを第2分周器
20からのカウントパルスf1’を用いてカウントす
る。即ち、計数回路部22は、これら信号f5"又はf6"
がHである期間毎に、この期間内に受信したカウントパ
ルスf1’の数をカウントする。従って、このカウント
の結果(カウント値Cd,Cr)は、外部光受光信号f
5又は内部光受光信号f6の位相差に相当する値となる。
【0029】なお、上述の外部光受光回路9及び外部光
位相差測定回路11が第1の位相差検出手段を構成し、
内部光受光回路10及び内部光位相差測定回路12が第
2の位相差検出手段を構成する。
【0030】図1に戻り、操作部15は、測距の指示を
制御演算部14に与えたり、気象補正における気温・気
圧の数値やプリズム定数等のデータを制御演算部14に
入力するためのキーである。
【0031】演算手段としての制御演算部14は、光波
距離測定装置B全体の制御を行うCPU(中央処理装
置)である。例えば、制御演算部14は、外部光受光回
路9から直接入力される外部光受光信号f5’に基づい
て外部光の平均光量を算出し、この平均光量が所定の一
定値になるように、外部光量調整器4のモータ4bの回
転位置を制御する。同様に、制御演算部14は、内部光
受光回路10から直接入力される内部光受光信号f6
に基づいて内部光の平均光量を算出し、この平均光量が
所定の一定値になるように、内部光量調整器6のモータ
6bの回転位置を制御する。
【0032】制御演算部14は、また、外部光位相差測
定回路11及び内部光位相差測定回路12から同時に入
力されてくるカウント値Cd及びCrに対して下記演算
式(1)を実行し、発光素子1及び受光素子2の位置か
ら反射プリズムPの位置までの真の距離dを算出する。
【0033】 d=λ/2・(θd−θr)/(2π)+r ……(1) 但し、λは変調光の強度変調の波長であり、θdはカウ
ンタ値Cdに対応する外部光の基準パルスf1に対する
位相差であり、θrはカウンタ値Crに対応する内部光
の基準パルスf1に対する位相差であり、rは発光素子
1から第2受光素子7に至る内部光路の距離である。
【0034】式(1)において各位相差θd及びθrに
は、発光素子1から出射される変調光の変調信号f2
対する位相差(変調信号f2を基準とした変調光の初期
位相)が、同極性で同量含まれる。従って、両者の差分
をとることにより、この位相差(初期位相)を除去する
ことができる。この差分を取ることによって生じた距離
の不足分は、既知のrを加えることによって補われる。
【0035】外部光位相差測定回路11からは、連続し
てカウンタ値Cdが送られて来る。同時に、内部光位相
差測定回路12からは、連続してカウンタ値Crが送ら
れて来る。制御演算部14は、新たなカウンタ値Cd及
びCrを受信する毎に、距離dを算出し、過去算出した
距離値dの平均値をとる。
【0036】表示部16は、液晶表示板(LCD)から
構成された表示装置であり、演算制御部14において算
出された測定対象点までの距離値の他、操作者に対する
操作指示を表示する。 <実施例の作用>以上に説明した構成を有する本実施例
の光波距離測定装置Bにより距離測定を行う時には、作
業者は、操作部15を介して制御演算部14に距離測定
開始信号を入力する。すると、制御演算部14は、各周
波数信号発生器13を制御し、比較的長波長の基準周波
数信号f1とこれに対応する各周波数信号f2,f3を生
成する。即ち、変調信号f2の波長が測定対象点までの
距離よりも長くなるように、各周波数信号f1,f2,f
3を生成する。
【0037】送光回路8は、これらのうち変調信号f2
に従って、発光素子1を発光させる。なお、発光した発
光素子1から出射される変調光は、送光回路8や発光素
子1の位相特性の影響により、変調信号f2の位相に対
して位相差を有している。
【0038】この変調光は、ビームスプリッタ3によ
り、測定対象地点に配置された反射プリズムPに投射さ
れる外部光と内部光路を進む内部光に分離される。従っ
て、第1受光素子2が外部光を受光すると同時に、第2
受光素子7が内部光を受光する。
【0039】外部光受光回路9及び外部光位相差測定回
路11は、第1受光素子2から入力されてきた外部光受
光信号f5に対して処理を行い、この外部光受光信号f5
の変調信号f2に対する位相差に応じたカウント値Cd
を制御演算部14に入力する。これと同時に、内部光受
光回路10及び内部光位相差測定回路12は、第2受光
素子7から入力されてきた内部光受光信号f6に対して
処理を行い、この内部光受光信号f6の変調信号f2に対
する位相差に応じたカウント値Crを制御演算部14に
入力する。従って、変調光の一周期毎に、外部光に関す
るカウント値Cd及び内部光に関するカウント値Crが
同時に算出される。しかも、各受光素子2,7は連続し
て光を受光しているので、その出力値が急激に落ちるこ
とがなく、出力値が安定するまでの待ち時間が不要にな
る。
【0040】その結果、制御演算部14は、変調光の一
周期のみの時間内で距離を算出するのに必要なデータ
(カウンタ値Cd,Cr)を得ることができる。従っ
て、変調光の一周期毎に最新の距離値を算出することが
できる。なお、変調信号f2に対する変調光の位相差
(変調信号f2を基準とした変調光の初期位相)は、制
御演算部14内において両カウンタ値Cd,Crに対し
て式(1)を実行することにより、補正される。ところ
で、各第1受光素子2,7,及び各受光回路9,10が
位相差成分を有している場合には、外部光及び内部光の
位相と各位相差測定回路11,12に入力される受光信
号f5',f6'との間にも、位相差が生じる。しかしなが
ら、上述したように、第1受光素子2及び第2受光素子
7,外部光受光回路9及び内部光受光回路10,並び
に、外部光位相差測定回路11及び内部光位相差測定回
路12は、各々同じ位相特性が与えられ、各々筐体内の
隣接する位置に配置されている。従って、外部光と外部
光受光信号f5'との間の位相差,及び、内部光と内部光
受光信号f6'との間の位相差は、同じ値になる。従っ
て、上述の式(1)を実行することにより、この位相差
も除去することができる。
【0041】制御演算部14は、一定期間内において変
調信号f2の各周期毎に距離値を算出して、それら距離
値の平均値を算出する。次に、制御演算部14は、各周
波数信号発生器1を制御して、前回用いた変調信号f2
による距離測定精度(距離測定可能な最小単位距離)と
同じ長さの波長を有する変調信号f2(及びそれに対応
する各周波数信号f1,f3)を発生させて、微細精度の
距離測定を行う。そして、既に算出してある粗精度の距
離平均値に微細精度の距離平均値を加算し、この加算結
果を表示部16に表示させる。
【0042】以上の結果、光波距離測定装置Bは、距離
値を迅速に算出でき、トラッキング測量等、移動物体の
追跡測定を誤差なく行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように構成した本発明による光波
距離測定装置によると、外部光に対する位相差算出と内
部光に対する位相差算出とを並行して実行することがで
きるので、距離測定一回当たりに要する時間を短縮する
ことができるとともに、動いている測定対象点に対する
追跡距離測定も誤差無く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による光波距離測定装置
の構成を示すブロック図
【図2】 図1における各受光回路の詳細な回路構成を
示すブロック図
【図3】 図1における各位相差測定回路の詳細な回路
構成を示すブロック図
【図4】 従来の光波距離測定装置の構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 発光素子 2 第1受光素子 7 第2受光素子 8 送光回路8 9 外部光受光回路 11 外部光位相差測定回路 12 内部光位相差測定回路 14 制御演算部 P 反射プリズム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の周波数の変調信号に従って変調光を
    出力する発光手段と、 この発光手段によって出力された変調光を、測定対象点
    に配置された反射器に投射される測定光及び装置内部に
    形成された内部光路に導かれる参照光に分離する光分離
    手段と、 前記反射器によって反射された前記測定光を光電変換す
    る第1の受光手段と、 この第1の受光手段によって光電変換された信号及び前
    記変調信号の位相差を検出する第1の位相差検出手段
    と、 前記内部光路を通過した前記参照光を光電変換する第2
    の受光手段と、 この第2の受光手段によって光電変換された信号及び前
    記変調信号の位相差を検出する第2の位相差検出手段
    と、 前記第1の位相差検出手段によって検出された前記位相
    差と前記第2の位相差検出手段によって検出された前記
    位相差とに基づいて前記測定対象点までの距離を求める
    演算手段とを備えたことを特徴とする光波距離測定装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1の受光手段及び前記第2の受光手
    段,並びに、前記第1の位相差検出手段及び前記第2の
    位相差検出手段は、各々、同じ位相特性を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の光波距離測定装置。
  3. 【請求項3】前記第1の受光手段及び前記第2の受光手
    段,並びに、前記第1の位相差検出手段及び前記第2の
    位相差検出手段は、各々、装置内の隣接位置に配置され
    ていることを特徴とする請求項2記載の光波距離測定装
    置。
  4. 【請求項4】前記演算手段は、前記第1の位相差検出手
    段によって検出された前記位相差から前記第2の位相差
    検出手段によって検出された前記位相差を減算した値に
    基づいて、前記測定対象点までの距離を求めることを特
    徴とする請求項1記載の光波距離測定装置。
  5. 【請求項5】前記光分離手段は、前記変調光の一部を反
    射するとともに残りを透過するビームスプリッタである
    ことを特徴とする請求項1記載の光波測定装置。
  6. 【請求項6】前記光分離手段は、透過した前記変調光を
    前記測定光とするとともに反射した前記変調光を前記参
    照光とすることを特徴とする請求項5記載の光波測定装
    置。
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