JPH09219668A - スペクトル拡散通信装置 - Google Patents
スペクトル拡散通信装置Info
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- JPH09219668A JPH09219668A JP8026922A JP2692296A JPH09219668A JP H09219668 A JPH09219668 A JP H09219668A JP 8026922 A JP8026922 A JP 8026922A JP 2692296 A JP2692296 A JP 2692296A JP H09219668 A JPH09219668 A JP H09219668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スペクトル拡散信号の全帯域に存在する妨害波
を、帰還されたノイズレベルに基づいて低減し、ベース
バンドのS/Nを改善する。 【解決手段】スペクトル拡散信号を増幅するAGC増幅
器1の後段に、少なくともこのAGC増幅器1により飽
和レベルまで増幅されて一定レベル以上で妨害波をカッ
トする静磁波フィルタ3、逆拡散器6、ベースバンド復
調回路8を備え、静磁波フィルタ3の飽和レベルをその
前段からのAGC増幅器1へのフィードバックにより調
整する。
を、帰還されたノイズレベルに基づいて低減し、ベース
バンドのS/Nを改善する。 【解決手段】スペクトル拡散信号を増幅するAGC増幅
器1の後段に、少なくともこのAGC増幅器1により飽
和レベルまで増幅されて一定レベル以上で妨害波をカッ
トする静磁波フィルタ3、逆拡散器6、ベースバンド復
調回路8を備え、静磁波フィルタ3の飽和レベルをその
前段からのAGC増幅器1へのフィードバックにより調
整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信、無線
ラン(LAN)等に使用され、妨害波を低減するスペク
トル拡散通信装置に関する。
ラン(LAN)等に使用され、妨害波を低減するスペク
トル拡散通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスペクトル拡散通信装置において
は、妨害波の周波数を阻止するために、プログラマブル
帯域阻止フィルタを逆拡散器の前段に設けている。この
プログラマブル帯域阻止フィルタとしては、例えば、適
応型妨害除去器(Adaptive Interference Suppressio
n )がある。この適応型妨害除去器は、シリコン基板上
に多チャンネルの帯域フイルタ、ダイオードアレイ検波
器、可変減衰器などを作り込んだものである。
は、妨害波の周波数を阻止するために、プログラマブル
帯域阻止フィルタを逆拡散器の前段に設けている。この
プログラマブル帯域阻止フィルタとしては、例えば、適
応型妨害除去器(Adaptive Interference Suppressio
n )がある。この適応型妨害除去器は、シリコン基板上
に多チャンネルの帯域フイルタ、ダイオードアレイ検波
器、可変減衰器などを作り込んだものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プログラマブル帯域阻止フィルタを用いたスペクトル拡
散通信装置においては、スペクトル拡散信号帯域を周波
数分割してこの分割された区分周波数ごとに妨害波はサ
ーチされるものの、一番パワーの強い妨害波のみが検出
されるため、妨害波が複数存在する場合には、それ以外
の妨害波は検出されず、十分な妨害波の除去は困難であ
った。
プログラマブル帯域阻止フィルタを用いたスペクトル拡
散通信装置においては、スペクトル拡散信号帯域を周波
数分割してこの分割された区分周波数ごとに妨害波はサ
ーチされるものの、一番パワーの強い妨害波のみが検出
されるため、妨害波が複数存在する場合には、それ以外
の妨害波は検出されず、十分な妨害波の除去は困難であ
った。
【0004】そこで、本発明は、スペクトル拡散信号の
全帯域に存在する妨害波を帰還ノイズレベルに基づいて
低減し、復調信号のS/Nを改善することを目的とす
る。
全帯域に存在する妨害波を帰還ノイズレベルに基づいて
低減し、復調信号のS/Nを改善することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、スペクトル拡散信号を増幅するAGC増
幅器の後段に、該AGC増幅器により拡散信号を飽和レ
ベルまで増幅または減衰させ、かつ、拡散信号帯域内の
各周波数において一定レベル以上で妨害波をカットする
(飽和させる)しきい値フィルタ、逆拡散器、ベースバ
ンド復調回路を少なくとも備えているスペクトル拡散通
信装置において、前記しきい値フィルタの飽和レベル
を、その前段もしくは後段からの前記AGC増幅器への
フィードバックにより調整することを特徴とする。
成するために、スペクトル拡散信号を増幅するAGC増
幅器の後段に、該AGC増幅器により拡散信号を飽和レ
ベルまで増幅または減衰させ、かつ、拡散信号帯域内の
各周波数において一定レベル以上で妨害波をカットする
(飽和させる)しきい値フィルタ、逆拡散器、ベースバ
ンド復調回路を少なくとも備えているスペクトル拡散通
信装置において、前記しきい値フィルタの飽和レベル
を、その前段もしくは後段からの前記AGC増幅器への
フィードバックにより調整することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記しきい値フィルタへ
の入力が分岐されて、スペクトル拡散信号帯域をカバー
する複数個の並列接続分割フィルタに接続され、該分割
フィルタの出力レベルのうち、最小のものが前記AGC
増幅器にフィードバックされることを特徴とする。。
の入力が分岐されて、スペクトル拡散信号帯域をカバー
する複数個の並列接続分割フィルタに接続され、該分割
フィルタの出力レベルのうち、最小のものが前記AGC
増幅器にフィードバックされることを特徴とする。。
【0007】また、本発明は、前記しきい値フィルタの
出力が分岐されて、スペクトル拡散信号帯域をカバーす
る複数個の並列接続分割フィルタに接続され、該分割フ
ィルタの出力レベルのうち、最小のものが前記AGC増
幅器にフィードバックさることを特徴とする。
出力が分岐されて、スペクトル拡散信号帯域をカバーす
る複数個の並列接続分割フィルタに接続され、該分割フ
ィルタの出力レベルのうち、最小のものが前記AGC増
幅器にフィードバックさることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記逆拡散器の出力が、
包絡線検波されてその包絡線検波出力のうちのノイズレ
ベルが前記AGC増幅器にフィードバックされることを
特徴とする。
包絡線検波されてその包絡線検波出力のうちのノイズレ
ベルが前記AGC増幅器にフィードバックされることを
特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記ベースバンド復調回
路の復調出力のうちのノイズレベルが、前記AGC増幅
器にフィードバックされることを特徴とする。
路の復調出力のうちのノイズレベルが、前記AGC増幅
器にフィードバックされることを特徴とする。
【0010】以上のように、本発明は、スペクトル拡散
信号に混入した複数の妨害波を、静磁波フィルタなどの
しきい値フィルタの拡散信号帯域内の各周波数において
入力レベルに対する出力レベルの飽和特性を利用するこ
とにより、中途回路段からフィードバックされた最小の
ノイズレベルに基づいて一定のレベルで妨害波を低減し
て、妨害波の拡散信号に対するエネルギー量を軽減し、
復調信号のS/Nを改善することができる。
信号に混入した複数の妨害波を、静磁波フィルタなどの
しきい値フィルタの拡散信号帯域内の各周波数において
入力レベルに対する出力レベルの飽和特性を利用するこ
とにより、中途回路段からフィードバックされた最小の
ノイズレベルに基づいて一定のレベルで妨害波を低減し
て、妨害波の拡散信号に対するエネルギー量を軽減し、
復調信号のS/Nを改善することができる。
【0011】また、本発明は、複数個の分割フィルタを
しきい値フィルタの前段もしくは後段に設けたものにあ
っては、スペクトル拡散信号帯域内の最小のノイズレベ
ルを検出して、この最小のノイズレベルをAGC増幅器
にフィードバックして、AGC増幅器のゲインを増減し
て、しきい値フィルタを飽和レベルまで増幅し、スペク
トル拡散信号の全帯域内に存在する全ての妨害波を低減
するものである。
しきい値フィルタの前段もしくは後段に設けたものにあ
っては、スペクトル拡散信号帯域内の最小のノイズレベ
ルを検出して、この最小のノイズレベルをAGC増幅器
にフィードバックして、AGC増幅器のゲインを増減し
て、しきい値フィルタを飽和レベルまで増幅し、スペク
トル拡散信号の全帯域内に存在する全ての妨害波を低減
するものである。
【0012】また、本発明は、逆拡散器の後からフィー
ドバックをかけたものにあっては、包絡線検波されたノ
イズのレベルをAGC増幅器にフィードバックすること
により、このAGC増幅器で同様にゲインを調整するこ
とにより、スペクトル拡散信号帯域内の妨害波を低減し
て、復調信号のS/Nを改善することができる。
ドバックをかけたものにあっては、包絡線検波されたノ
イズのレベルをAGC増幅器にフィードバックすること
により、このAGC増幅器で同様にゲインを調整するこ
とにより、スペクトル拡散信号帯域内の妨害波を低減し
て、復調信号のS/Nを改善することができる。
【0013】また、本発明は、ベースバンド復調回路か
らフィードバックをかけたものにあっては、このベース
バンド復調回路の出力のうち、復調信号と異なる周波数
帯域のノイズをBPFで取り出し、そのノイズレベルを
包絡線検波あるいはディジタル的に検出して、これをA
GC増幅器で同様にゲイン調整することにより、スペク
トル拡散信号帯域内の妨害波を低減して、復調信号のS
/Nを改善することができる。
らフィードバックをかけたものにあっては、このベース
バンド復調回路の出力のうち、復調信号と異なる周波数
帯域のノイズをBPFで取り出し、そのノイズレベルを
包絡線検波あるいはディジタル的に検出して、これをA
GC増幅器で同様にゲイン調整することにより、スペク
トル拡散信号帯域内の妨害波を低減して、復調信号のS
/Nを改善することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明のスペクトル拡
散通信装置の第1実施例のブロック回路を示し、図2は
図1に示す判定コトロール回路の詳細回路を示すもので
ある。
図面を参照して説明する。図1は本発明のスペクトル拡
散通信装置の第1実施例のブロック回路を示し、図2は
図1に示す判定コトロール回路の詳細回路を示すもので
ある。
【0015】図1において、受信アンテナANTに到来
したスペクトル拡散信号fo(=2.484GHz)
は、AGC増幅器1で最適レベルに増幅あるいは減衰さ
れ、スペクトル拡散信号の全帯域を通過させる広帯域の
高周波バンドパスフィルタ(BPF)2(通過帯域fw
=2.0〜3.0GHz)を通過した後、しきい値フィ
ルタとして機能する静磁波フィルタ3に入力される。こ
の静磁波フィルタ3の出力は、ミキサ4で局部発信周波
数fL (=2.084GHz)と混合された後、中間周
波数If(=400±50MHz)として出力される。
この中間周波数Ifは、中間周波バンドパスフィルタ
(BPF)5を通過した後、マッチドフィルタなどの逆
拡散器6に入力されて逆拡散された後、同じく中間周波
バンドパスフィルタ(BPF)7を通り、ベースバンド
復調回路8に入力される。なお、このベースバンド復調
回路8は、逆拡散器6の前段に設けてもよい。
したスペクトル拡散信号fo(=2.484GHz)
は、AGC増幅器1で最適レベルに増幅あるいは減衰さ
れ、スペクトル拡散信号の全帯域を通過させる広帯域の
高周波バンドパスフィルタ(BPF)2(通過帯域fw
=2.0〜3.0GHz)を通過した後、しきい値フィ
ルタとして機能する静磁波フィルタ3に入力される。こ
の静磁波フィルタ3の出力は、ミキサ4で局部発信周波
数fL (=2.084GHz)と混合された後、中間周
波数If(=400±50MHz)として出力される。
この中間周波数Ifは、中間周波バンドパスフィルタ
(BPF)5を通過した後、マッチドフィルタなどの逆
拡散器6に入力されて逆拡散された後、同じく中間周波
バンドパスフィルタ(BPF)7を通り、ベースバンド
復調回路8に入力される。なお、このベースバンド復調
回路8は、逆拡散器6の前段に設けてもよい。
【0016】以上は本実施例回路のストレート回路系の
説明であるが、つぎにフィードバック回路系について説
明する。静磁波フィルタ3の入力は分岐されて、スペク
トル拡散信号(2.0〜3.0GHz)は、減衰器(A
TT)9を介して、4個の並列接続された帯域分割バン
ドパスフィルタBPF1(2.0〜2.25GHz)、
BPF2(2.25〜2.5GHz)、BPF3(2.
5〜2.75Hz)およびBPF4(2.75〜3.0
GHz)に入力される。そして、これらのバンドパスフ
ィルタBPF1〜BPF4の出力は、パワー検出器DE
T1〜DET4にそれぞれ入力される。これらのパワー
検出器DET1〜DET4は、バンドパスフィルタBP
F1〜BPF4の出力のうちのノイズレベル(振幅レベ
ル)をそれぞれ検出して保持する機能を有し、それらの
ノイズレベルは、判定コントロール回路10に入力され
る。
説明であるが、つぎにフィードバック回路系について説
明する。静磁波フィルタ3の入力は分岐されて、スペク
トル拡散信号(2.0〜3.0GHz)は、減衰器(A
TT)9を介して、4個の並列接続された帯域分割バン
ドパスフィルタBPF1(2.0〜2.25GHz)、
BPF2(2.25〜2.5GHz)、BPF3(2.
5〜2.75Hz)およびBPF4(2.75〜3.0
GHz)に入力される。そして、これらのバンドパスフ
ィルタBPF1〜BPF4の出力は、パワー検出器DE
T1〜DET4にそれぞれ入力される。これらのパワー
検出器DET1〜DET4は、バンドパスフィルタBP
F1〜BPF4の出力のうちのノイズレベル(振幅レベ
ル)をそれぞれ検出して保持する機能を有し、それらの
ノイズレベルは、判定コントロール回路10に入力され
る。
【0017】この判定コントロール回路10は、その詳
細が図2に示されるように、3個のスイッチSw1、S
w2、Sw3と、3個のコンパレータCp1、Cp2、
Cp3と、ロジック回路12とからなる。
細が図2に示されるように、3個のスイッチSw1、S
w2、Sw3と、3個のコンパレータCp1、Cp2、
Cp3と、ロジック回路12とからなる。
【0018】この判定コントロール回路10において
は、パワー検出器DET1〜DET4のノイズレベルの
うち最小値のものが選択される。まず、その最小値ノイ
ズレベルの判別として、パワー検出器DET1、DET
2のノイズレベルがコンパレータCp1により比較さ
れ、そのうち、最小のものがスイッチSw1により選択
される。
は、パワー検出器DET1〜DET4のノイズレベルの
うち最小値のものが選択される。まず、その最小値ノイ
ズレベルの判別として、パワー検出器DET1、DET
2のノイズレベルがコンパレータCp1により比較さ
れ、そのうち、最小のものがスイッチSw1により選択
される。
【0019】また、パワー検出器DET3、DET4の
ノイズレベルがコンパレータCp2により比較され、そ
のうち、最小のものがスイッチSw2により選択され
る。
ノイズレベルがコンパレータCp2により比較され、そ
のうち、最小のものがスイッチSw2により選択され
る。
【0020】そして、スイッチSw1、Sw2によりそ
れぞれ選択された最小ノイズレベルは、コンパレータC
p3で再度比較されて、そのうち、最小のものがスイッ
チSw3により選択され、図1に示すゲイン調整用増幅
器11を介してAGC増幅器1に帰還入力される。な
お、ロジッツク回路12は、各コンパレータCp1〜C
p3の出力により、各スイッチSw1〜Sw3を制御す
るものである。
れぞれ選択された最小ノイズレベルは、コンパレータC
p3で再度比較されて、そのうち、最小のものがスイッ
チSw3により選択され、図1に示すゲイン調整用増幅
器11を介してAGC増幅器1に帰還入力される。な
お、ロジッツク回路12は、各コンパレータCp1〜C
p3の出力により、各スイッチSw1〜Sw3を制御す
るものである。
【0021】つぎに、本実施例回路の動作について説明
する。スペクトラム拡散により広帯域化した信号周波数
帯域は、その周波数帯域に応じてバンドパスフィルタB
PF1〜BPF4をそれぞれ通過する。この拡散信号周
波数帯域に狭帯域の妨害波が存在する場合には、その妨
害波の存在するバンドパスフィルタのパワーのピークレ
ベルは、妨害波の存在しないバンドパスフィルタに比べ
て上昇して、最小値ノイズレベルを比較するコンパレー
タCp1〜Cp3において、他の周波数区分領域を分担
するバンドパスフィルタにもっと大きな妨害波が存在し
ない限り選択されることはない。したがって、判定コン
トロール回路10からはスペクトル拡散により広帯域化
した周波数帯域のうち最小レベルが出力されて、AGC
増幅器1に入力される。すると、AGC増幅器1は、こ
の最小レベルが静磁波フィルタ3のしきい値(飽和レベ
ル)になるようにそのゲインを上げて増幅することにな
る。そうすると、静磁波フィルタ3を通過した広帯域の
スペクトル拡散信号周波数帯域は、この最小レベル(飽
和レベル)を基準にカットされ、妨害波はもちろん低減
されてベースバンドのS/Nが向上することになる。
する。スペクトラム拡散により広帯域化した信号周波数
帯域は、その周波数帯域に応じてバンドパスフィルタB
PF1〜BPF4をそれぞれ通過する。この拡散信号周
波数帯域に狭帯域の妨害波が存在する場合には、その妨
害波の存在するバンドパスフィルタのパワーのピークレ
ベルは、妨害波の存在しないバンドパスフィルタに比べ
て上昇して、最小値ノイズレベルを比較するコンパレー
タCp1〜Cp3において、他の周波数区分領域を分担
するバンドパスフィルタにもっと大きな妨害波が存在し
ない限り選択されることはない。したがって、判定コン
トロール回路10からはスペクトル拡散により広帯域化
した周波数帯域のうち最小レベルが出力されて、AGC
増幅器1に入力される。すると、AGC増幅器1は、こ
の最小レベルが静磁波フィルタ3のしきい値(飽和レベ
ル)になるようにそのゲインを上げて増幅することにな
る。そうすると、静磁波フィルタ3を通過した広帯域の
スペクトル拡散信号周波数帯域は、この最小レベル(飽
和レベル)を基準にカットされ、妨害波はもちろん低減
されてベースバンドのS/Nが向上することになる。
【0022】なお、参考のために、静磁波フィルタの飽
和特性を図3に掲げる。この図3によると、静磁波フィ
ルタの入力レベルが−30dBm以上になると、その出
力は飽和(カット)することになる。したがって、AG
C増幅器1は最小の帰還入力レベルをこの−30dBm
近く増幅して、妨害波を除去することになる。
和特性を図3に掲げる。この図3によると、静磁波フィ
ルタの入力レベルが−30dBm以上になると、その出
力は飽和(カット)することになる。したがって、AG
C増幅器1は最小の帰還入力レベルをこの−30dBm
近く増幅して、妨害波を除去することになる。
【0023】つぎに、図4を参照して本発明のスペクト
ル拡散通信装置の第2実施例について説明する。本実施
例回路は、第1実施例回路におけるアンテナANT、A
GC増幅器1〜ベースバンド復調回路8までは、第1実
施例回路と回路構成としては同一である。したがって、
第1実施例回路と同一番号を付してその説明を省略す
る。
ル拡散通信装置の第2実施例について説明する。本実施
例回路は、第1実施例回路におけるアンテナANT、A
GC増幅器1〜ベースバンド復調回路8までは、第1実
施例回路と回路構成としては同一である。したがって、
第1実施例回路と同一番号を付してその説明を省略す
る。
【0024】本実施例回路においては、静磁波フィルタ
3の出力が分岐されて減衰器(ATT)9に入力され
る。この減衰器(ATT)9の出力は、3個の並列接続
帯域分割バンドパスフィルタBPF5(2.2〜2.3
GHz)、BPF6(2.3〜2.4GHz)およびB
PF7(2.4〜2.5Hz)に入力される。これらの
バンドパスフィルタBPF5〜BPF7のノイズレベル
は、スイッチSw4に入力される。このスイッチSw4
は、マルチプレックス型の選択スイッチを構成し、その
ノイズレベルはパワー検出器DET5を介して判定コン
トロール回路10aに入力される。この判定コントロー
ル回路10aは、A/D変換器13a、マイコン13b
そしてD/A変換器13cによりなり、パワー検出器D
ET5のノイズレベルはA/D変換器13aでそのアナ
ログ量がディジタル量に変換された後、マイコン13b
に入力される。このマイコン13bは、スイッチSw4
を制御してバンドパスフィルタBPF5〜BPF7のノ
イズレベルのうち、最小のものを選択して、その最小値
のノイズレベルをA/D変換器13aに出力し、そのデ
ィジタル量をD/A変換器13cでアナログ量に変換し
て、ゲイン調整用増幅器11を介してAGC増幅器1に
入力する。このAGC増幅器1は、実施例1と同様に、
バンドパスフィルタBPF5〜BPF7の最小出力レベ
ルでもって、そのゲインを調整して静磁波フィルタ3の
飽和出力レベルを制御して、妨害波のカットレベルを決
定する。 つぎに、図5を参照して本発明のスペクトル
拡散通信装置の第3実施例について説明する。本実施例
は、第1実施例におけるアンテナANT、AGC増幅器
1〜ベースバンド復調回路8までは、第1実施例と回路
構成としては同一である。したがって、第1実施例と同
一番号を付してその説明を省略する。
3の出力が分岐されて減衰器(ATT)9に入力され
る。この減衰器(ATT)9の出力は、3個の並列接続
帯域分割バンドパスフィルタBPF5(2.2〜2.3
GHz)、BPF6(2.3〜2.4GHz)およびB
PF7(2.4〜2.5Hz)に入力される。これらの
バンドパスフィルタBPF5〜BPF7のノイズレベル
は、スイッチSw4に入力される。このスイッチSw4
は、マルチプレックス型の選択スイッチを構成し、その
ノイズレベルはパワー検出器DET5を介して判定コン
トロール回路10aに入力される。この判定コントロー
ル回路10aは、A/D変換器13a、マイコン13b
そしてD/A変換器13cによりなり、パワー検出器D
ET5のノイズレベルはA/D変換器13aでそのアナ
ログ量がディジタル量に変換された後、マイコン13b
に入力される。このマイコン13bは、スイッチSw4
を制御してバンドパスフィルタBPF5〜BPF7のノ
イズレベルのうち、最小のものを選択して、その最小値
のノイズレベルをA/D変換器13aに出力し、そのデ
ィジタル量をD/A変換器13cでアナログ量に変換し
て、ゲイン調整用増幅器11を介してAGC増幅器1に
入力する。このAGC増幅器1は、実施例1と同様に、
バンドパスフィルタBPF5〜BPF7の最小出力レベ
ルでもって、そのゲインを調整して静磁波フィルタ3の
飽和出力レベルを制御して、妨害波のカットレベルを決
定する。 つぎに、図5を参照して本発明のスペクトル
拡散通信装置の第3実施例について説明する。本実施例
は、第1実施例におけるアンテナANT、AGC増幅器
1〜ベースバンド復調回路8までは、第1実施例と回路
構成としては同一である。したがって、第1実施例と同
一番号を付してその説明を省略する。
【0025】本実施例は逆拡散器6の後段のバンドパス
フィルタ7の出力を分岐して増幅器14、バンドパスフ
ィルタ15を介して検波器16に入力し、図6に示すよ
うに、包絡線変調波をこの検波器16で包絡線検波して
図7に示すような単側波帯を得る。この図7の波形に
は、低周波の信号成分aと高周波のノイズ成分bを含ん
でいる。そこで、ローパスフィルタ(LPF)17を通
すことにより、図8に示すように、高周波のノイズ成分
bのみとなる。この高周波のノイズ成分bのレベルをゲ
イン調整用増幅器11を介してAGC増幅器1に入力し
て、そのゲイン調整によりノイズ成分bのレベルに静磁
波フィルタ3の飽和レベルを合わせて、このノイズレベ
ルでスペクトル拡散信号周波数の全帯域の妨害波を低減
するものである。そして、図6〜図8に示すノイズレベ
ルN1〜N3が小さくなるようにフィードバック制御を
するものである。
フィルタ7の出力を分岐して増幅器14、バンドパスフ
ィルタ15を介して検波器16に入力し、図6に示すよ
うに、包絡線変調波をこの検波器16で包絡線検波して
図7に示すような単側波帯を得る。この図7の波形に
は、低周波の信号成分aと高周波のノイズ成分bを含ん
でいる。そこで、ローパスフィルタ(LPF)17を通
すことにより、図8に示すように、高周波のノイズ成分
bのみとなる。この高周波のノイズ成分bのレベルをゲ
イン調整用増幅器11を介してAGC増幅器1に入力し
て、そのゲイン調整によりノイズ成分bのレベルに静磁
波フィルタ3の飽和レベルを合わせて、このノイズレベ
ルでスペクトル拡散信号周波数の全帯域の妨害波を低減
するものである。そして、図6〜図8に示すノイズレベ
ルN1〜N3が小さくなるようにフィードバック制御を
するものである。
【0026】つぎに、図9を参照して本発明のスペクト
ル拡散通信装置の第4実施例について説明する。本実施
例は、第1実施例におけるアンテナANT、AGC増幅
器1〜ベースバンド復調回路8までは、第1実施例と回
路構成としては同一であるので、第1実施例と同一番号
を付してその説明を省略する。
ル拡散通信装置の第4実施例について説明する。本実施
例は、第1実施例におけるアンテナANT、AGC増幅
器1〜ベースバンド復調回路8までは、第1実施例と回
路構成としては同一であるので、第1実施例と同一番号
を付してその説明を省略する。
【0027】本実施例は、ベースバンド復調回路8の出
力のうち、復調信号と異なる周波数帯域のノイズをBP
F18で取り出し、そのノイズレベルである振幅レベル
を検出器(DET)19で包絡線検波あるいはディジタ
ル的に検出し、この検出したノイズレベルをゲイン調整
用増幅器11を介してAGC増幅器1にフィードバック
する。そして、このAGC増幅器1により、ノイズレベ
ルのゲイン調整を行うことにより、スペクトル拡散信号
帯域内の妨害波を低減して、復調信号のS/Nを改善す
る。
力のうち、復調信号と異なる周波数帯域のノイズをBP
F18で取り出し、そのノイズレベルである振幅レベル
を検出器(DET)19で包絡線検波あるいはディジタ
ル的に検出し、この検出したノイズレベルをゲイン調整
用増幅器11を介してAGC増幅器1にフィードバック
する。そして、このAGC増幅器1により、ノイズレベ
ルのゲイン調整を行うことにより、スペクトル拡散信号
帯域内の妨害波を低減して、復調信号のS/Nを改善す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、スペクトル拡散信号に混入し
た複数の妨害波を、静磁波フィルタなどのしきい値フィ
ルタの拡散信号帯域内の各周波数において入力レベルに
対する出力レベルの飽和特性を利用することにより、中
途回路段からフィードバックされた最小のノイズレベル
に基づいて一定のレベルで妨害波を低減して、妨害波の
拡散信号に対するエネルギー量を軽減し、復調信号のS
/Nを改善することができる。
た複数の妨害波を、静磁波フィルタなどのしきい値フィ
ルタの拡散信号帯域内の各周波数において入力レベルに
対する出力レベルの飽和特性を利用することにより、中
途回路段からフィードバックされた最小のノイズレベル
に基づいて一定のレベルで妨害波を低減して、妨害波の
拡散信号に対するエネルギー量を軽減し、復調信号のS
/Nを改善することができる。
【0029】また、本発明は、複数個の分割フィルタを
しきい値フィルタの前段もしくは後段に設けたものにあ
っては、スペクトル拡散信号帯域内の最小のノイズレベ
ルを検出して、この最小のノイズレベルをAGC増幅器
にフィードバックして、AGC増幅器のゲインを増減し
て、しきい値フィルタを飽和レベルまで増幅し、スペク
トル拡散信号の全帯域内に存在する全ての妨害波を低減
するものである。
しきい値フィルタの前段もしくは後段に設けたものにあ
っては、スペクトル拡散信号帯域内の最小のノイズレベ
ルを検出して、この最小のノイズレベルをAGC増幅器
にフィードバックして、AGC増幅器のゲインを増減し
て、しきい値フィルタを飽和レベルまで増幅し、スペク
トル拡散信号の全帯域内に存在する全ての妨害波を低減
するものである。
【0030】また、本発明は、逆拡散器の後からフィー
ドバックをかけたものにあっては、包絡線検波されたノ
イズのレベルをAGC増幅器にフィードバックすること
により、このAGC増幅器で同様にゲインを調整するこ
とにより、スペクトル拡散信号帯域内の妨害波を低減し
て、ベースバンドのS/Nを改善することができる。ス
ペクトル拡散信号に混入した複数の広帯域あるいは狭帯
域の妨害波を、しきい値フィルタを構成する静磁波フィ
ルタの入力レベルに対する出力レベルの飽和特性を利用
することにより、一定のレベルでカットして、妨害波の
拡散信号に対するエネルギー量を軽減してS/Nを改善
することができる。また、本発明は、ベースバンド復調
回路からフィードバックをかけたものにあっては、この
ベースバンド復調回路の出力のうち、復調信号と異なる
周波数帯域のノイズをBPFで取り出し、そのノイズレ
ベルを包絡線検波あるいはディジタル的に検出して、こ
れをAGC増幅器で同様にゲイン調整することにより、
スペクトル拡散信号帯域内の妨害波を低減して、復調信
号のS/Nを改善することができる。
ドバックをかけたものにあっては、包絡線検波されたノ
イズのレベルをAGC増幅器にフィードバックすること
により、このAGC増幅器で同様にゲインを調整するこ
とにより、スペクトル拡散信号帯域内の妨害波を低減し
て、ベースバンドのS/Nを改善することができる。ス
ペクトル拡散信号に混入した複数の広帯域あるいは狭帯
域の妨害波を、しきい値フィルタを構成する静磁波フィ
ルタの入力レベルに対する出力レベルの飽和特性を利用
することにより、一定のレベルでカットして、妨害波の
拡散信号に対するエネルギー量を軽減してS/Nを改善
することができる。また、本発明は、ベースバンド復調
回路からフィードバックをかけたものにあっては、この
ベースバンド復調回路の出力のうち、復調信号と異なる
周波数帯域のノイズをBPFで取り出し、そのノイズレ
ベルを包絡線検波あるいはディジタル的に検出して、こ
れをAGC増幅器で同様にゲイン調整することにより、
スペクトル拡散信号帯域内の妨害波を低減して、復調信
号のS/Nを改善することができる。
【図1】 本発明のスペクトル拡散通信装置の第1実施
例回路図
例回路図
【図2】 図1の判定コントロール回路の詳細回路図
【図3】 本発明に用いる静磁波フィルタの飽和特性図
【図4】 本発明のスペクトル拡散通信装置の第2実施
例回路図
例回路図
【図5】 本発明のスペクトル拡散通信装置の第3実施
例回路図
例回路図
【図6】 第3実施例における逆拡散の相関波形図
【図7】 図6の包絡線検波特性図
【図8】 図7のハイパス通過後の特性図
【図9】 本発明のスペクトル拡散通信装置の第4実施
例回路図
例回路図
ANT 受信アンテナ 1 AGC増幅器 2 バントパスフィルタ 3 しきい値フィルタ 4 ミキサ 5 バントパスフィルタ 6 逆拡散器 7 バンドパスフィルタ 8 ベースバンド復調回路 9 減衰器 10 判定コントロール回路 11 ゲイン調整用増幅器 12 ロジック回路 13a A/D変換器 13b マイコン 13c D/A変換器 14 中間周波増幅器 15 バンドパスフィルタ 16 検出器 17 ローパスフィルタ
フロントページの続き (72)発明者 前田 洋二 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 小寺 貞男 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 川端 宏 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 スペクトル拡散信号を増幅するAGC増
幅器の後段に、該AGC増幅器により拡散信号を飽和レ
ベルまで増幅または減衰させ、かつ、拡散信号帯域内の
各周波数において一定レベル以上で妨害波をカットする
しきい値フィルタ、逆拡散器、ベースバンド復調回路を
少なくとも備えているスペクトル拡散通信装置におい
て、 前記しきい値フィルタの飽和レベルを、その前段もしく
は後段からの前記AGC増幅器へのフィードバックによ
り調整することを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項2】 前記しきい値フィルタへの入力が分岐さ
れて、スペクトル拡散信号帯域をカバーする複数個の並
列接続分割フィルタに接続され、該分割フィルタの出力
レベルのうち、最小のものが前記AGC増幅器にフィー
ドバックされてなる請求項1記載のスペクトル拡散通信
装置。 - 【請求項3】 前記しきい値フィルタの出力が分岐され
て、スペクトル拡散信号帯域をカバーする複数個の並列
接続分割フィルタに接続され、該分割フィルタの出力レ
ベルのうち、最小のものが前記AGC増幅器にフィード
バックされてなる請求項1記載のスペクトル拡散通信装
置。 - 【請求項4】 前記逆拡散器の出力が、包絡線検波され
てその包絡線検波出力のうちのノイズレベルが前記AG
C増幅器にフィードバックされてなる請求項1記載のス
ペクトル拡散通信装置。 - 【請求項5】 前記ベースバンド復調回路の復調出力の
うちのノイズレベルが、前記AGC増幅器にフィードバ
ックされてなる請求項1記載のスペクトル拡散通信装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8026922A JPH09219668A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | スペクトル拡散通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8026922A JPH09219668A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | スペクトル拡散通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09219668A true JPH09219668A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12206689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8026922A Pending JPH09219668A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | スペクトル拡散通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09219668A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100364886B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2002-12-16 | 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 | Ds-cdma 멀티유저 간섭캔슬러 및 그것을 이용하는cdma 멀티유저 시스템 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP8026922A patent/JPH09219668A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100364886B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2002-12-16 | 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 | Ds-cdma 멀티유저 간섭캔슬러 및 그것을 이용하는cdma 멀티유저 시스템 |
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