JPH0921979A - 立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置 - Google Patents

立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置

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JPH0921979A
JPH0921979A JP7191270A JP19127095A JPH0921979A JP H0921979 A JPH0921979 A JP H0921979A JP 7191270 A JP7191270 A JP 7191270A JP 19127095 A JP19127095 A JP 19127095A JP H0921979 A JPH0921979 A JP H0921979A
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stripe
parallax
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JP7191270A
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English (en)
Inventor
Takasato Taniguchi
尚郷 谷口
Hiroaki Hoshi
宏明 星
Toshiyuki Sudo
敏行 須藤
Hideki Morishima
英樹 森島
Kazutaka Inoguchi
和隆 猪口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パララックス・バリア法を用いて、パララッ
クス・バリアのコントラストを高め、左右画像のクロス
トーク及びフリッカーを低減する立体画像表示方法及び
それを用いた立体画像表示装置を得ること。 【構成】 複数の視差画像の夫々をストライプ画素に分
割し、所定の順序で配列して1つのストライプ画像を合
成して多数の走査線によりディスプレイ上に表示し、該
ディスプレイの前方に設けた空間光変調素子上に所定の
ピッチの開口部と遮光部より成るパララックス・バリア
・パターンを表示し、観察者が該空間光変調素子を介し
て該画像を観察することにより立体視を得る際、該空間
光変調素子に所定のパターンの電極を複数個設け、該画
像を表示する走査信号に同期して該複数の電極に所定の
順序で電圧をオン・オフして該パララックス・バリア・
パターンを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は立体画像表示方法及びそ
れを用いた立体画像表示装置に関し、特に空間光変調素
子をパララックス・バリアとして用いて、左右画像のク
ロストーク及びフリッカーを低減する立体画像表示方法
及びそれを用いた立体画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パララックス・バリア法を用いる立体画
像表示方式はS. H. Kaplanによってその技術が開示され
ている(" Theory of Parallax Barriers" , J. SMPTE,
Vol.59, No.7, pp.11-21、1952)。該方式は複数の視差
画像の夫々をストライプ画素に分割し、1つの画面上に
左右の視差画像を構成するストライプ画素を交互に配列
してストライプ画像を形成して表示し、このストライプ
画像から所定の距離だけ離れた位置に設けられた所定の
開口部を有するスリット(パララックス・バリアと呼ば
れる)を介して、観察者の左右それぞれの眼でそれぞれ
の眼に対応した視差画像を観察することにより立体視を
得るものである。
【0003】このような従来の装置では、これを通常の
テレビの如き2次元画像表示装置として使用することは
出来なかった。
【0004】そこで特開平3-119889号公報、特開平5-12
2733号公報においては、パララックス・バリアを透過形
液晶素子などにより電子的に形成し、バリア・ストライ
プの形状や位置などを電子的に制御して変化するように
した立体画像表示装置が開示されている。図11は特開
平3-119889号公報に開示されている立体画像表示装置の
要部概略図である。本装置では画像表示面101に厚さ
dのスペーサー102を介して透過形液晶表示素子から
成る電子式パララックス・バリア103を配置してい
る。画像表示面101には2方向または多方向から撮像
した複数の視差画像を夫々縦のストライプ画素に分割
し、これらの複数の視差画像のストライプ画素を交互に
所定の順序で配列して構成したストライプ画像として表
示し、一方、電子式パララックス・バリア103にはXY
アドレスをマイクロコンピュータ104等の制御手段で
指定することにより電子式パララックス・バリア103
の表示面上の任意の位置に縦長のバリア・ストライプを
形成し、前記パララックス・バリア法の原理に従って立
体視を可能としている。
【0005】この装置において、2次元画像(非立体画
像)表示を行う際には、電子式パララックス・バリア1
03にバリア・ストライプを形成せずに、画像表示領域
の全域にわたって無色透明な状態にすることで2次元画
像表示を行う。これによって、従来のパララックス・バ
リア法を用いた立体画像表示方式では出来なかった通常
の2次元画像表示との両立を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、画像
表示面101に表示された縦のストライプ画素から成る
ストライプ画像と電子式パララックス・バリア103に
形成するパララックス・バリア・パターンとを同期をと
って表示していないために、左右画像のクロストークが
発生し、またフリッカーを生じる場合があり、目障りで
あった。
【0007】さらに画像表示面101には少なくとも2
枚の視差画像を分割したストライプ画素を交互に配列し
て1つのストライプ画像を合成し、表示しなければなら
ない。そのため画像表示装置の解像度は少なくとも2分
の1に低下してしまうという問題があった。
【0008】本発明の目的は、パララックス・バリア法
を用いて、パララックス・バリアのコントラストを高
め、左右画像のクロストーク及びフリッカーを低減する
立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置の
提供である。
【0009】その他、視差画像の夫々を高解像度に認識
できる、或はディスプレイ及び空間光変調素子の駆動回
路が更に簡単になる、或は消費電力が低くなり、駆動電
圧が低くなる等の少なくとも1つの効果を有する立体画
像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置の提供で
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の立体画像表示方
法は、 (1−1) 視差画像ソースからの複数の視差画像の夫
々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画素
の一部を所定の順序で配列して1つのストライプ画像を
合成して多数の走査線によりディスプレイ上に表示し、
該ディスプレイの前方の所定の位置に設けたスタティッ
ク駆動により駆動する透過型液晶素子上に所定のピッチ
の開口部と遮光部より成るパララックス・バリアパター
ンを表示し、観察者が該透過型液晶素子を介して該スト
ライプ画像を観察することにより立体視を得る。 (1−2) 視差画像ソースからの複数の視差画像の夫
々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画素
の一部を所定の順序で配列して1つのストライプ画像を
合成して多数の走査線によりディスプレイ上に表示し、
該ディスプレイの前方の所定の位置に設けた空間光変調
素子上に所定のピッチの開口部と遮光部より成るパララ
ックス・バリア・パターンを表示し、観察者が該空間光
変調素子を介して該ストライプ画像を観察することによ
り立体視を得る際、該空間光変調素子に所定のパターン
の電極を複数個設け、該ストライプ画像を表示する走査
信号に同期して該複数の電極に所定の順序で電圧をオン
・オフして該パララックス・バリア・パターンを形成し
ている。こと等を特徴としている。
【0011】特に、 (1−2−1) 前記空間光変調素子はスタティック駆
動する透過型液晶素子である。 (1−2−2) 前記ディスプレイ走査する走査線はイ
ンターレース走査を行う。 (1−2−3) 前記ディスプレイを走査する走査線は
鉛直方向に走査し、前記所定のパターンの幅は該ディス
プレイを構成する画素幅に略等しく、該所定のパターン
の長さは該ディスプレイの表示面の鉛直方向の長さに略
等しい。 (1−2−4) 前記複数の視差画像は左右の視差画像
であり、前記ストライプ画像は該右の視差画像を分割し
たストライプ画素のうちの奇数番目のストライプ画素と
該左の視差画像を分割したストライプ画素のうちの偶数
番目のストライプ画素とを交互に配列して合成した第1
のストライプ画像、或は該右の視差画像を分割した該ス
トライプ画素のうちの偶数番目のストライプ画素と該左
の視差画像を分割した該ストライプ画素のうちの奇数番
目のストライプ画素とを交互に配列して合成した第2の
ストライプ画像であり、該2つのストライプ画像の一方
の画像を該ディスプレイ上に表示した後、続いて他方の
ストライプ画像を表示し、その際、前記空間光変調素子
上に開口部と遮光部とを切り換えたパララックス・バリ
ア・パターンを表示する。 (1−2−5) 前記ストライプ画像は前記ディスプレ
イの表示面の一部分に表示し、該表示面の残余の部分に
は非ストライプ画像を表示し、前記空間光変調素子の表
示面には全面にパララックス・バリア・パターンを表示
する。こと等を特徴としている。
【0012】又、本発明の立体画像表示装置は、 (1−3) 視差画像ソースからの複数の視差画像の夫
々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画素
の一部を所定の順序で配列して1つのストライプ画像を
合成して多数の走査線によりディスプレイ上に表示し、
該ディスプレイの前方の所定の位置に設けたスタティッ
ク駆動により駆動する透過型液晶素子上に所定のピッチ
の開口部と遮光部より成るパララックス・バリア・パタ
ーンを表示し、観察者が該透過型液晶素子を介して該ス
トライプ画像を観察することにより立体視を得る。 (1−4) 視差画像ソースからの複数の視差画像の夫
々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画素
の一部を所定の順序で配列して合成した1つのストライ
プ画像を多数の走査線走査によりディスプレイ上に表示
し、該ディスプレイの前方の所定の位置に設けた空間光
変調素子上に所定のピッチの開口部と遮光部より成るパ
ララックス・バリア・パターンを表示し、観察者が該空
間光変調素子を介して該ストライプ画像を観察すること
により立体視を得る際、該空間光変調素子に所定のパタ
ーンの電極を複数個設け、該ストライプ画像を表示する
走査信号に同期して該複数の電極に所定の順序で電圧を
オン・オフして該パララックス・バリア・パターンを形
成している。こと等を特徴としている。
【0013】特に、 (1−4−1) 前記空間光変調素子はスタティック駆
動する透過型液晶素子である。 (1−4−2) 前記ディスプレイを走査する走査線は
インターレース走査を行っている。 (1−4−3) 前記ディスプレイを走査する走査線は
鉛直方向に走査し、前記所定のパターンの幅は該ディス
プレイを構成する画素幅に略等しく、該所定のパターン
の長さは該ディスプレイの表示面の鉛直方向の長さに略
等しい。 (1−4−4) 前記複数の視差画像は左右の視差画像
であり、前記ストライプ画像は該右の視差画像を分割し
たストライプ画素のうちの奇数番目のストライプ画素と
該左の視差画像を分割したストライプ画素のうちの偶数
番目のストライプ画素とを交互に配列して合成した第1
のストライプ画像、又は該右の視差画像を分割した該ス
トライプ画素のうちの偶数番目のストライプ画素と、該
左の視差画像を分割した該ストライプ画素のうちの奇数
番目のストライプ画素とを交互に配列して合成した第2
のストライプ画像であり、該第1のストライプ画像の表
示に際して表示するパララックス・バリア・パターンと
該第2のストライプ画像の表示に際して表示するパララ
ックス・バリア・パターンとは互いに開口部と遮光部と
が逆の関係にあり、該2つのストライプ画像を連続して
表示する。 (1−4−5) 前記ストライプ画像は前記ディスプレ
イの表示面の一部分に表示し、該表示面の残余の部分に
は非ストライプ画像を表示し、前記空間光変調素子の表
示面には全面にパララックス・バリア・パターンを表示
する。 (1−4−6) 前記ディスプレイは液晶素子である。 (1−4−7) 前記ディスプレイ及び前記空間光変調
素子のいずれも又はそのうちの1つは強誘電液晶素子で
ある。こと等を特徴としている。
【0014】
【実施例】図1は本発明の立体画像表示装置の実施例1
の要部概略図である。又、図2は実施例1の駆動方法の
説明図である。図中、1はディスプレイであり、例えば
バックライト光源を有する透過型液晶表示素子(LCD )
であり、その表示面はマトリックス構造の多数の画素か
ら成り、多数の走査線走査によって表示される。11は
ディスプレイ1の画像表示面に表示する立体画像の状態
を模式的に表したストライプ画像の摸式図である。2は
空間光変調素子であり、スタティック駆動する透過型液
晶素子で構成している。空間光変調素子2は図2に示す
ように複数の電極線Si(I=1,2,3・・・)に繋がっている電極
パターン10の電極を有している。図2はこのパターン
を模式的に示している。そしてディスプレイ1に立体画
像を表示する際はこの電極に電圧を印加して所定のピッ
チのスリット状の開口部と遮光部を水平方向に配列した
パララックス・バリア・パターンを形成する(表示す
る)。
【0015】15は視差画像ソースであり、例えば多チ
ャンネルのVTR 、或は多チャンネルカメラを有する多チ
ャンネル撮像装置、或は被写体の3次元データなどから
構成されている。以下これらからの複数の画像及び3次
元データを視差画像情報と呼ぶこととする。なお、多チ
ャンネルのVTR 、多チャンネル撮像装置等では複数の画
像を有しているが、これらの画像から視差画像(視差の
有る画像)が選択される。
【0016】3は画像処理手段であり、視差画像ソース
15が有する視差画像情報より2枚の視差画像RS及びLS
を取り出し、これらの視差画像RS及びLSを縦長で同幅の
ストライプ状のストライプ画素Ri,Li(i=1,2,3,4・・・・)に
分割し、これらのストライプ画素をR1,L2,R3,L4,R5,L6・
・・( 又はL1,R2,L3,R4,L5,R6・・・) と交互に並べて1枚の
ストライプ画像に合成する。
【0017】4はディスプレイ駆動回路であり、画像処
理手段3が合成して出力するストライプ画像情報をディ
スプレイ1の表示面に表示する。5はバリア駆動回路で
あり、画像処理手段3からの信号により空間光変調素子
2を駆動してその上にパララックス・バリア・パターン
を形成する。AR,AL は夫々観察者の右眼、左眼である。
【0018】又、図2において6はYドライバーであ
り、ディスプレイ駆動回路4からの信号によりディスプ
レイ1の走査線Yiを走査する。7はXドライバーであ
り、ディスプレイ駆動回路4からの信号により走査線Yi
上の各画素にストライプ画像の該当部分を表示する。8
はセグメントドライバーであり、バリア駆動回路5から
の信号により空間光変調素子2の電極線Siを選んでこれ
に電圧を印加する。9はコモンドライバーであり、バリ
ア駆動回路5からの信号により空間光変調素子2のコモ
ン電極に所定の信号を印加する。なお、コモンドライバ
ー9より所定の信号を印加し、セグメントドライバー8
が電極線Siを選択して電圧を印加することによって空間
光変調素子2をスタティック駆動している。
【0019】本実施例のストライプ画像11とパララッ
クス・バリア・パターンとの関係について説明する。観
察者の両眼間隔(基線長)をO 、画像表示面上の表示画
像(ストライプ画像)11から観察者の眼までの観察距
離をC 、ディスプレイ1と空間光変調素子(パララック
ス・バリア)2との間隔をD 、空間光変調素子2に形成
したパララックス・バリア・パターンの開口部の幅を
B'、ディスプレイ1に表示するストライプ画像を構成す
るストライプ画素の画素間隔(幅)をP とすると、立体
視を得る為にはこれらの間には以下の関係を満足させる
必要がある。
【0020】 D =P・C/(O+P) -----------------(1) B'=P・(C−D)/C -----------------(2) なお、実際には観察位置において観察幅は有限の広がり
をもつので、これらの諸量は若干変更して設定される。
これらの関係については、S. H. Kaplanが前記文献中で
詳細に述べている。なお、ストライプ画素の表示幅P 及
びディスプレイ1上で特定のストライプ画素を表示する
位置等はストライプ画像の構成要素の一つであり、パラ
ラックス・バリア・パターンの開口部の幅B'及び空間光
変調素子2上での特定開口部の位置等はパララックス・
バリア・パターンの構成要素の一つである。
【0021】本実施例においては、ディスプレイ1とし
て画素サイズ 0.110mm(横 )× 0.330mm(縦)の液晶デ
ィスプレイを用い、その1画素をそれぞれの視差画像の
ストライプ画素の幅にしたので 画素間隔はP = 0.110m
mとなる。一方、観察条件として基線長をO =65mm、観
察距離をC = 1000 mmと設定しているので、空間光変調
素子2の構成諸元は D=1.69mm、B'=0.1098mmとなる。
なお、観察幅の広がりを考慮し多少の微調整を行ってい
る。
【0022】図1、図2によって本発明の立体画像表示
方法について説明する。図1に示す様に画像処理手段3
は視差画像ソース15より少なくとも2つの視差画像RS
及びLSを取り出し、それらをストライプ画素Ri,Li に分
割し、これらのストライプ画素を例えばR1L2R3L4R5L6・
・・と交互に並べて、1枚のストライプ画像11として
合成する。このストライプ画像11のデータはディスプ
レイ駆動回路4に入力され、ディスプレイ駆動回路4は
ディスプレイ1の画像表示面にストライプ画像11を表
示する。
【0023】一方、画像処理手段3は、バリア駆動回路
5を介して空間光変調素子2の1つの電極へ電圧を印加
する。図2に示す様に、空間光変調素子2の電極パター
ン10は、電圧が印加された時に遮光部と開口部とが交
互に形成されるようなパターンであり、その幅は略B'
で、縦方向の長さはディスプレイ1において1走査線が
表示する縦方向の画素サイズとほぼ同じ長さに設定して
いる。
【0024】このバリア駆動回路5は空間光変調素子2
のセグメントドライバー8へオン・オフ信号を又空間光
変調素子2のコモンドライバー9へ所定の信号を入力し
ている。
【0025】図3によって本実施例の立体画像表示方法
をより詳しく説明する。先ずディスプレイ1の第1走査
線Y1を選択し、これを走査してその上の画素にストライ
プ画素がRLRLRL・・・ (正しくはR1L2R3L4R5L6・・・ である
が左のように略記する)と並んだストライプ画像11の
該当部分を表示するとともに、空間光変調素子2の第1
電極線S1に電圧を印加してこの部分に図3(B) に示すパ
ララックス・バリア・パターン、即ち閉開閉開閉開・・
・と遮光部と開口部とが交互に並んだパターンを形成す
る。
【0026】そして、ノーインターレース駆動の際は、
次に第2走査線Y2を選択して、ディスプレイ1の第2走
査線Y2上へストライプ画像の該当部分を表示し、これに
同期して空間光変調素子2の第2電極線S2へ電圧を印加
してこの部分にパララックス・バリア・パターンを形成
する。順次これを繰り返して、最後の走査線の走査が終
われば図3(A) に示すようにディスプレイ1全体にスト
ライプ画像11が表示され、これを図3(B) に示す空間
光変調素子2上に形成したパララックス・バリア・パタ
ーンを介して観察することにより立体画像を観察でき
る。
【0027】本実施例は空間光変調素子としてスタティ
ック駆動される透過型液晶素子を用いているので、パラ
ラックス・バリア・パターンのコントラストを高めて左
右画像のクロストークを少なくすることができ、且つ消
費電力が少なく駆動電圧が低く、駆動回路が簡単な立体
画像表示装置が実現できる。
【0028】また、ディスプレイ1に表示するストライ
プ画像11として上記の順番とは逆、つまりストライプ
画素がLRLRLR・・・(正しくはL1R2L3R4L5R6・・・ である
が左のように略記する)と並んだストライプ画像を表示
し、空間光変調素子2にパララックス・バリア・パター
ンとして上記の順番と逆の開閉開閉開閉・・・という順
番で開口部と遮光部が並んだパターンを1走査線毎に同
期をとって形成して、立体画像を観察できる。ただし、
この場合の空間光変調素子2の電極パターンは上記の電
極パターンとは相補的なパターンにしなければならな
い。
【0029】さらに、本実施例はノーインターレース駆
動であるが、インターレース駆動を用いて立体画像を表
示することも可能であり、この時はディスプレイ1とし
て多少表示速度が遅い液晶素子等を用いてもフリッカー
の少ない立体画像表示が可能となる。
【0030】又、ここではディスプレイ1の1画素をス
トライプ画像の画素間隔(表示幅)P に等しい場合、即
ち左右の視差画像から作成されるそれぞれのストライプ
画素Ri、Liがそれぞれディスプレイ1の1画素に相当す
る場合について示したが、ストライプ画素Ri、Liの画素
幅はディスプレイ1の複数の画素幅を有していても良
く、例えばカラー表示を行う際のRGB の画素を形成して
いても良い。ただし、この時の電極パターン10はスト
ライプ画素の画素幅に応じて適切な遮光部や開口部を形
成するように設定する。
【0031】なお、空間光変調素子2はその上に形成す
るパララックス・バリア・パターンにより右眼の視差画
像と左眼の視差画像との分離を行う為に、高コントラス
トかつ高速駆動可能なものが望ましく、これらの点から
強誘電性液晶(FLC) は本実施例のディスプレイ1や空間
光変調素子2として用いるのに好適である。
【0032】図4は本発明の立体画像表示装置の実施例
2の立体画像表示方法の説明図である。又、図5は実施
例2の駆動方法の説明図である。本実施例が実施例1と
異なる点は、実施例1の空間光変調素子2では1つのパ
ララックス・バリア・パターンしか形成できなかった
が、本実施例では2つのパララックス・バリア・パター
ンが形成できること、及びディスプレイ1に2つの視差
画像RS,LS から構成できる2つのストライプ画像、即ち
ストライプ画素をR,L,R,L,R,L・・・と並べた第1のストラ
イプ画像11’とL,R,L,R,L,R・・・と並べた第2のストラ
イプ画像11”を表示するようにした点である。その他
の構成は実施例1と同じである。
【0033】本実施例の空間光変調素子2には図5に示
すように複数の電極線Si(i=1,2,3・・・)に繋がっている所
定のパターン(Sパターンと呼ぶ)の電極に加えて、そ
れに相補的なパターン(Kパターンと呼ぶ)の電極を複
数の電極線Ki(i=1,2,3・・・)に繋いで形成している。図5
はこの電極のパターンを模式的に示している。なお、本
実施例でも空間光変調素子2はスタティック駆動する透
過型液晶素子である。つまり、本実施例ではディスプレ
イ1に表示する画像に対して、空間光変調素子2に形成
できるパララックス・バリア・パターンは2種類あり、
ディスプレイ1に第1のストライプ画像11’を表示す
る時は例えば空間光変調素子2のSパターンの電極を駆
動し、ディスプレイ1に第2のストライプ画像11”を
表示する時は空間光変調素子2のKパターンの電極を駆
動するのである。
【0034】図4(A) は実施例1に示した表示状態と同
じ表示状態である。この状態で観察者は空間光変調素子
2に形成されたパララックス・バリア・パターン2’を
介して第1のストライプ画像11’を観察することによ
り立体視を行なうことができる。また本実施例は図4
(B) に示すようにディスプレイ1に第2のストライプ画
像11”を表示し、同時に空間光変調素子2に形成した
パララックス・バリア・パターン2”を介して第2のス
トライプ画像11”を観察して立体視を行なう。そして
本実施例ではディスプレイ1に表示するストライプ画像
11の走査信号に同期して空間光変調素子2に設けてい
る所定のパターンの複数の電極に所定の順序で電圧をオ
ン・オフしてパララックス・バリア・パターンを形成
し、且つ図4(A) に示す状態と図4(B) に示す状態と2
つの表示状態を交互に繰り返し表示する。
【0035】つまり、ある瞬間(図4(A) の表示状態の
時)、ディスプレイ1に第1のストライプ画像11’を
表示し、同時に空間光変調素子2には例えばSパターン
の電極に電圧をオンして、点A より遮光部・開口部・遮
光部・開口部・・・の順番で開口部と遮光部とを繰り返
しているパララックス・バリア・パターン2’を形成す
る。この時右眼ARにはストライプ画素R1R3R5・・・で構
成された右眼画像のみが入射し、左眼ALにはストライプ
画素L2L4L6・・・で構成された左眼画像のみが入射し、
立体視することができる。(ただし、右眼画像、左眼画
像は夫々ディスプレイ1の表示面の解像度の1/2 であ
る。) 或る時間が経過した時(図4(B) の表示状態の時)、デ
ィスプレイ1には第2のストライプ画像11”を表示
し、同時に空間光変調素子2にはKパターンの電極に電
圧をオンして、点A より開口部・遮光部・開口部・遮光
部・・・の順番で開口部と遮光部とを繰り返しているパ
ララックス・バリア・パターン2”を形成している(こ
のパララックス・バリア・パターン2”とパララックス
・バリア・パターン2’とでは互いに開口部と遮光部と
が逆の関係にある。従って例えば電極線Kiに電圧をオン
する際は、電極線Siに印加している電圧をオフする。逆
に電極線Siに電圧をオンする際は、電極線Kiに印加して
いる電圧をオフする)。この時右眼ARにはストライプ画
素R2R4R6・・・で構成された右眼画像のみが入射し、左
眼ALにはストライプ画素L1L3L5・・・で構成された左眼
画像のみが入射し、同様に立体視することができる。
【0036】図6によって本実施例のディスプレイ1と
空間光変調素子2の表示の切り換えを更に詳しく説明す
る。ここではノーインターレースで駆動している場合を
示している。図6(A)、(C) は、それぞれ図4(A)、(B) の
状態を示し、図6(B) はその中間の走査を行っている
時、第5走査線Y5を走査し終わった瞬間を図示してい
る。図中、左の図がディスプレイ1の表示状態を示し、
右の図は空間光変調素子2に表示するパララックス・バ
リア・パターンの表示状態を示している。
【0037】図6(A) に示す様に、ある瞬間(全画面の
走査が終わった瞬間)には、ディスプレイ1には、RLRL
・・・・と並んだ第1のストライプ画像11’が全面にわた
って表示され、空間光変調素子2には閉開閉開・・・と
パターンが並んだパララックス・バリア・パターンが形
成されている。このパララックス・バリア・パターンは
図5に示す電極線S1、S2、S3・・・につながっているS
パターンの電極に相当し、ディスプレイ1の走査信号に
同期して空間光変調素子2の各Si電極へ順次電圧をオン
して形成している。
【0038】次に図6(B) について説明する。図6(A)
の状態から次に第1走査線Y1を選択し、このディスプレ
イ1の走査線Y1上にLRLR・・・・と並んだ第2のストライプ
画像11”の該当部分を表示するとともに、空間光変調
素子2に開閉開閉・・・・・・とパターンが並んだパラ
ラックス・バリア・パターンを形成する。これは図6
(A) に示すパララックス・バリア・パターンとは開口部
と遮光部とが入れ換わった相補的なパターンであり、デ
ィスプレイ1の第1走査線Y1に対応して電極線S1に繋が
っているSパターンの電極に印加している電圧をオフ
し、電極線K1につながっているKパターンの電極に電圧
をオンする。これを走査線Y1,Y2,・・・と順次繰り返
し、ディスプレイ1の第5走査線Y5を走査し、空間光変
調素子2には電極線K5へ電圧を印加した状態を図示した
ものが図6(B) である。
【0039】本実施例では、この様にディスプレイ1の
走査線毎に同期して空間光変調素子2に設けた所定のパ
ターンの複数の電極に所定の順序で電圧をオン・オフし
てパララックス・バリア・パターンを形成している。そ
して、全走査線を表示し終わった状態が図6(C) であ
り、図6(A) に示す第1のストライプ画像11’とは互
いに補完しあう第2のストライプ画像11”を表示して
いる。そして図6(A) で右視差画像RSの奇数番目のスト
ライプ画素R1,R3,R5・・・・を表示していたのに対して、図
6(C) では右視差画像RSの偶数番目のストライプ画素R
2、R4、R6・・・・を表示している。又、図6(A) で左視差画
像LSの偶数番目のストライプ画素L2,L4,L6・・・・を表示し
ていたのに対して、図6(C) の状態では左視差画像LS
奇数番目のストライプ画素L1、L3、L5・・・・を表示してい
る。
【0040】これにより一連の走査(全走査線の書換え
表示)が終了するとディスプレイ1を構成する全画素に
右視差画像RSおよび左視差画像LSが表示されたことにな
る。
【0041】この2つの表示状態を高速のフレームレー
トで交互に時分割で表示することで、右眼ではストライ
プ画素R1R2R3R4・・・で構成された視差画像RSすべて
が、左眼ではストライプ画素L1L2L3L4・・・で構成され
た視差画像LSすべてがそれぞれ観察され、ディスプレイ
1の表示解像度を落とさずに高画質の立体画像が観察で
きる。
【0042】従来の立体画像表示方法においては、左右
の眼から見える画像の解像力は使用するディスプレイの
表示解像度の1/2 に低下していたが、本実施例ではそれ
に対して2倍の高精細画像となっている。
【0043】又、この時パララックス・バリア・パター
ンも各走査線毎に同期を取って各電極線Si又はKi毎に電
圧をオン・オフして形成しているので、このパララック
ス・バリア・パターンを介して、書換えられたストライ
プ画像を観察したとしても、パララックス・バリア法の
原理に基づいてクロストークを低減した立体画像を見る
ことができ、ディスプレイの全画素に表示された高精細
な立体画像を見ることができる。
【0044】本実施例は空間光変調素子としてスタティ
ック駆動される透過型液晶素子を用いているので、実施
例1と同様にパララックス・バリア・パターンのコント
ラストを高めて左右画像のクロストークを少なくするこ
とができ、且つ消費電力が少なく駆動電圧が低く、駆動
回路が簡単な立体画像表示装置が実現できる。
【0045】なお、ディスプレイ1と空間光変調素子2
とを同期を取る為にディスプレイ1の走査線を選択した
際の走査信号を用いてセグメントドライバー8へオン・
オフ信号を入力しても良い。この時、当然のことながら
バリア駆動回路5からは空間光変調素子2のコモンドラ
イバー9へ所定の信号を入力している。
【0046】図7は本発明の立体画像表示装置の実施例
3における立体画像表示方法の説明図である。本実施例
は基本的な構成は略実施例2と同じであるが、インター
レース駆動を用いて立体画像を表示している。図7(A)
、図7(C) は、それぞれ図6(A) 、図6(B) と同じ状
態を示し、図7(B) はディスプレイ1の奇数走査線のう
ち3ライン(Y1,Y3,Y5)の走査をし終わった状態を示し
ている。夫々左の図がディスプレイ1の表示状態を、右
の図が空間光変調素子2のパララックス・バリア・パタ
ーンを示している。
【0047】図7(A) に示す様に、ある瞬間(全画面の
走査が終わった瞬間)には、ディスプレイ1には、RLRL
・・・・と並んだ第1のストライプ画像11’が全面にわた
って表示され、空間光変調素子2には閉開閉開・・・と
パターンが並んだパララックス・バリア・パターンが形
成されている。このパララックス・バリア・パターンは
図5に示す電極線S1、S2、S3・・・につながっているS
パターンに相当し、ディスプレイ1の走査信号に同期し
て空間光変調素子2のSパターンの電極へ順次電圧を印
加して形成している。
【0048】次に図7(B) について説明する。図7(A)
の状態から次に第1走査線Y1を選択し、このディスプレ
イ1の走査線Y1上にLRLR・・・・と並んだストライプ画像1
1”の該当部分を表示するとともに、空間光変調素子2
に開閉開閉・・・・・・とパターンが並んだパララック
ス・バリア・パターンを形成する。これは図7(A) に示
すパララックス・バリア・パターンとは開口部と遮光部
とが入れ換わった相補的なパターンであり、ディスプレ
イ1の第1走査線Y1の選択に対応して電極線S1に繋がっ
ているSパターンの電極に印加している電圧をオフし、
電極線K1に繋がっているKパターンの電極に電圧をオン
して形成する。これを奇数走査線Y1,Y3,Y5,・・・ と順次
繰り返し、ディスプレイ1の第5走査線Y5を走査し、空
間光変調素子2には電極線K5へ電圧を印加した状態を図
示したものが図7(B) である。
【0049】そして、奇数走査線を表示し終わった後
に、全偶数走査線を表示する。その状態が図7(C) であ
り、ディスプレイ1には第2のストライプ画像11”を
表示し、空間光変調素子2にはパララックス・バリア・
パターンとしてKパターンが形成されている。この状態
は図7(A) に示す表示状態とは互いに補完しあう状態と
なっている。
【0050】これにより一連の走査(全走査線の書換え
表示)が終了するとディスプレイ1を構成する全画素に
右視差画像RSおよび左視差画像LSが表示されたことにな
る。又、この時パララックス・バリア・パターンも各走
査線毎に同期を取って各電極線Si又はKi毎に電圧をオン
・オフして形成しているので、このパララックス・バリ
ア・パターンを介して、書換えられたストライプ画像を
観察したとしても、パララックス・バリア法の原理に基
づいてクロストークを低減した立体画像を見ることがで
き、ディスプレイの全画素に表示された高精細な立体画
像を見ることができる。
【0051】この様に、インターレース駆動を用いて表
示すると、奇数走査線と偶数走査線とをフィールド毎に
交互に表示することができ、ディスプレイ1や空間光変
調素子2として、多少表示速度が遅い液晶素子等を用い
てもフリッカーの少ない高精細な立体画像の表示が可能
となる。
【0052】図8は本発明の立体画像表示装置の実施例
4における立体画像表示方法の説明図である。本実施例
の構成は実施例1と基本的に略同じである。実施例1に
おいては、ディスプレイ1の全面にストライプ画像11
を表示するとともに、空間光変調素子2の全面にパララ
ックス・バリアを形成することによりディスプレイ1の
表示面全面にわたって立体画像を表示していたが、本実
施例はコンピュータのウインドウを開く様に、ディスプ
レイ1の画面上の少なくとも一部分に立体画像を表示す
る。
【0053】本実施例においては、図8の左図に示す様
に、ディスプレイ1には第1走査線Y1から第3走査線Y3
までは通常の2次元画像(非ストライプ画像)を表示す
る。この時、図8の右図に示す様に空間光変調素子2に
はディスプレイ1の各走査線を走査するタイミングに同
期して、閉開閉開・・・というパターンのパララックス
・バリア・パターンを表示する電極S1、S2、S3に電圧を
印加する。
【0054】そして、ディスプレイ1の第4走査線Y4を
走査する時にはその第1画素X1から第6画素X6までスト
ライプ画像RLRLRLの該当部分を表示し、第7画素X7から
第12画素X12 までは前記の2次元画像のこの画素部分に
対応する画像を表示する。そして、このディスプレイ1
の走査線に同期して、空間光変調素子2には閉開閉開・
・・というパターンのパララックス・バリア・パターン
を表示する電極S4に電圧を印加する。
【0055】同様の走査をディスプレイ1の第5走査線
Y5から第8走査線Y8まで行った状態が図8に図示する状
態である。以上の駆動を行うことにより、ディスプレイ
1の画面上の一部分の領域21に立体画像表示を行い、
残余の部分には2次元画像(非ストライプ画像)を表示
する。
【0056】本実施例ではノーインターレース駆動を用
いて表示しているが、インターレース駆動を用いて表示
することも可能である。又、本実施例において、立体画
像の表示領域21の大きさはディスプレイ1の表示画面
内で自由に設定でき、又その表示位置も表示画面内で任
意に選ぶことができる。
【0057】また、実施例2において、本実施例の如く
ディスプレイ1の表示面の一部分にのみ立体画像を表示
するようにもできる。その時は、領域21に第1のスト
ライプ画像と第2のストライプ画像を交互に表示し、こ
れに同期して画面全体に例えばSパターンのパララック
ス・バリア・パターンとKパターンのパララックス・バ
リア・パターンを交互に表示する。これによって高精細
な立体画像表示を行うことができる。
【0058】図9は本発明の立体画像表示装置の実施例
5の駆動方法の説明図である。又、図10は実施例5の
立体画像表示状態の説明図である。本実施例が実施例2
と異なる点はディスプレイ1と空間光変調素子2の走査
線とデータ線の方向が実施例2の場合とは90度回転した
方向、鉛直方向に設定している点である。
【0059】本実施例の空間光変調素子2には複数の電
極線Si(i=1,2,3・・・)に繋がる長方形のパターンの電極を
設けている。そして該パターンの幅はディスプレイの表
示面を構成する画素の幅に略等しく、又該パターンの長
さは該表示面の鉛直方向の長さに略等しい。
【0060】本実施例ではYドライバー6’はディスプ
レイ1の走査線(Y1,Y2,Y3,Y4・・・)へ信号を入力してデ
ィスプレイ1を走査すると共に、該信号を空間光変調素
子2のセグメントドライバー8へ入力してディスプレイ
1と空間光変調素子2との同期を取っている。この時、
バリア駆動回路5からは空間光変調素子2のコモンドラ
イバー9へ所定の信号を入力していて空間光変調素子2
をスタティック駆動している。
【0061】ディスプレイ1の第1走査線Y1を選択した
時、ディスプレイ1には 図10(A)に示す様に、第1画
素X1から最終画素X8まで全てストライプ画素R1を表示す
る。この時空間光変調素子2においては図10(B) に示
す様に、奇数電極線S1につながる長方形の電極31に電
圧をオンしてディスプレイ1の第1画素X1から最終画素
X8に相当する部分に遮光部を形成する。次に、第2走査
線Y2を選択して、ディスプレイ1には第1画素X1から最
終画素X8まで全てストライプ画素L2を表示する。これに
同期して空間光変調素子2の電極線S2につながる長方形
の電極32には電圧をオフする。これによってディスプ
レイ1の第2走査線Y2に相当する部分に開口部が形成さ
れる。同様の駆動を順次行ってストライプ画像11’及
びパララックス・バリア・パターン全体が表示される
が、図10ではディスプレイ1の第7走査線Y7を走査し
終わった状態を示している。
【0062】本実施例では以上のようにしてストライプ
画像11’を表示した後、走査線Y1を再び選択し、ディ
スプレイ1の第1画素X1から最終画素X8まで全てストラ
イプ画素L1を表示する。この時空間光変調素子2におい
ては、奇数電極線S1につながる長方形の電極31の電圧
をオフする。これによって空間光変調素子2のディスプ
レイ1の第1画素X1から最終画素X8に相当する部分に開
口部を形成する。次に、第2走査線Y2を選択して、ディ
スプレイ1には第1画素X1から最終画素X8まで全てスト
ライプ画素R2を表示する。これに同期して空間光変調素
子2の電極線S2につながる長方形の電極32に電圧をオ
ンする。これによってディスプレイ1の第2走査線Y2に
相当する部分に遮光部が形成される。同様の駆動を順次
行ってストライプ画像11”及びこれに対応するパララ
ックス・バリア・パターン全体が表示される。
【0063】この様に、ディスプレイ1の各走査線毎に
同期を取って空間光変調素子2にパララックス・バリア
・パターンを形成することにより、クロストークの少な
い立体画像を観察することができる。
【0064】本実施例では第1走査線Y1から順次走査し
ていくノーインターレースと同様の駆動方法を用いてい
るが、奇数走査線を表示してから偶数走査線を表示する
インターレース駆動の様な駆動方法を用いることもでき
る。
【0065】図から明らかな様に、本実施例の様に鉛直
方向に走査線を設定すると、各走査線に表示/形成する
ストライプ画像やパララックス・バリア・パターンは鉛
直方向の全画素にわたって、ストライプ画像のどちらか
の画像であったり、開口部か遮光部のどちらかであるの
で、これまでの実施例の様に1つの走査線上でストライ
プ画像をRLRLRL・・・・と交互に配列したり、1つの電極線
の上に遮光部と開口部とを交互に形成する複雑な電極パ
ターンにしなくて良く、回路及び電極パターンが簡単に
なる。
【0066】なお、セグメントドライバー8の駆動方法
として、Yドライバー6’からの信号を利用せずに、デ
ィスプレイ1の走査線、例えばY1を選択した際に、Xド
ライバー7’からディスプレイ駆動信号が入力され、こ
の走査信号に同期して、前記ディスプレイ1の選択した
走査線(ここではY1)に対応した電極線S1に電圧が印加
される様に、バリア駆動回路5からの信号でセグメント
ドライバー8へのオン・オフ信号が入力されていても構
わない(図9中の点線で図示)。
【0067】
【発明の効果】本発明は以上の構成により、パララック
ス・バリア法を用いて、パララックス・バリアのコント
ラストを高め、左右画像のクロストーク及びフリッカー
を低減する立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像
表示装置を達成する。
【0068】その他、 (2−1) 透過型液晶表示素子をスタティック駆動し
ているので、コントラストが良く、更に左右画像のクロ
ストークを低減することができる。またこの駆動方法に
よって応答速度が速くなり、消費電力が少なくなり、駆
動電圧が低く回路構成が簡単になる。 (2−2) 空間光変調素子に2種類のパララックス・
バリア・パターンを形成できるように構成し、ディスプ
レイに第1のストライプ画像に続いて第2のストライプ
画像を表示すると共に、これに同期して2つのパララッ
クス・バリア・パターンを逐次変更することにより、デ
ィスプレイの全画素に左右の視差画像を表示して高解像
度で、クロストークの少ない立体画像を観察できる。 (2−3) ディスプレイの一部分にストライプ画像を
表示し、残余の部分に2次元画像(非ストライプ画像)
を表示して立体画像と2次元画像を混在表示することが
できる。 (2−4) ディスプレイを鉛直方向に走査し、空間光
変調素子上に適切なパターンの電極を形成することによ
り、各駆動回路が簡単になる。などの少なくとも1つの
効果を有する立体画像表示方法及び立体画像表示装置を
達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の立体画像表示装置の実施例1の要部
概略図
【図2】 実施例1の駆動方法の説明図
【図3】 実施例1の表示状態の説明図
【図4】 本発明の立体画像表示装置の実施例2の立体
画像表示方法の説明図
【図5】 実施例2の駆動方法の説明図
【図6】 実施例2の表示状態の説明図
【図7】 本発明の立体画像表示装置の実施例3におけ
る立体画像表示方法の説明図
【図8】 本発明の立体画像表示装置の実施例4におけ
る立体画像表示方法の説明図
【図9】 本発明の立体画像表示装置の実施例5の駆動
方法の説明図
【図10】 実施例5の立体画像表示状態の説明図
【図11】 従来の立体画像表示装置の要部概略図
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 空間光変調素子 3 画像処理手段 4 ディスプレイ駆動回路 5 バリア駆動回路 6、6’ Yドライバー 7、7’ Xドライバー 8 セグメントドライバー 9 コモンドライバー 10 電極のパターン S,K 電極のパターン 11 ストライプ画像 11’ 第1のストライプ画像 11” 第2のストライプ画像 15 視差画像ソース 21 ディスプレイ上の立体画像を表示する領域 22 空間光変調素子上の立体画像を表示する領域 31、32、33 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森島 英樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 猪口 和隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視差画像ソースからの複数の視差画像の
    夫々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画
    素の一部を所定の順序で配列して1つのストライプ画像
    を合成して多数の走査線によりディスプレイ上に表示
    し、該ディスプレイの前方の所定の位置に設けたスタテ
    ィック駆動により駆動する透過型液晶素子上に所定のピ
    ッチの開口部と遮光部より成るパララックス・バリアパ
    ターンを表示し、観察者が該透過型液晶素子を介して該
    ストライプ画像を観察することにより立体視を得ること
    を特徴とする立体画像表示方法。
  2. 【請求項2】 視差画像ソースからの複数の視差画像の
    夫々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画
    素の一部を所定の順序で配列して1つのストライプ画像
    を合成して多数の走査線によりディスプレイ上に表示
    し、該ディスプレイの前方の所定の位置に設けた空間光
    変調素子上に所定のピッチの開口部と遮光部より成るパ
    ララックス・バリア・パターンを表示し、観察者が該空
    間光変調素子を介して該ストライプ画像を観察すること
    により立体視を得る際、 該空間光変調素子に所定のパターンの電極を複数個設
    け、該ストライプ画像を表示する走査信号に同期して該
    複数の電極に所定の順序で電圧をオン・オフして該パラ
    ラックス・バリア・パターンを形成していることを特徴
    とする立体画像表示方法。
  3. 【請求項3】 前記空間光変調素子はスタティック駆動
    する透過型液晶素子であることを特徴とする請求項2の
    立体画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイ走査する走査線はイン
    ターレース走査を行うことを特徴とする請求項2又は3
    の立体画像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記ディスプレイを走査する走査線は鉛
    直方向に走査し、 前記所定のパターンの幅は該ディスプレイを構成する画
    素幅に略等しく、 該所定のパターンの長さは該ディスプレイの表示面の鉛
    直方向の長さに略等しいことを特徴とする請求項2、3
    又は4の立体画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の視差画像は左右の視差画像で
    あり、前記ストライプ画像は該右の視差画像を分割した
    ストライプ画素のうちの奇数番目のストライプ画素と該
    左の視差画像を分割したストライプ画素のうちの偶数番
    目のストライプ画素とを交互に配列して合成した第1の
    ストライプ画像、 或は該右の視差画像を分割した該ストライプ画素のうち
    の偶数番目のストライプ画素と該左の視差画像を分割し
    た該ストライプ画素のうちの奇数番目のストライプ画素
    とを交互に配列して合成した第2のストライプ画像であ
    り、 該2つのストライプ画像の一方の画像を該ディスプレイ
    上に表示した後、続いて他方のストライプ画像を表示
    し、その際、前記空間光変調素子上に開口部と遮光部と
    を切り換えたパララックス・バリア・パターンを表示す
    ることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載
    の立体画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記ストライプ画像は前記ディスプレイ
    の表示面の一部分に表示し、該表示面の残余の部分には
    非ストライプ画像を表示し、前記空間光変調素子の表示
    面には全面にパララックス・バリア・パターンを表示す
    ることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載
    の立体画像表示方法。
  8. 【請求項8】 視差画像ソースからの複数の視差画像の
    夫々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画
    素の一部を所定の順序で配列して1つのストライプ画像
    を合成して多数の走査線によりディスプレイ上に表示
    し、該ディスプレイの前方の所定の位置に設けたスタテ
    ィック駆動により駆動する透過型液晶素子上に所定のピ
    ッチの開口部と遮光部より成るパララックス・バリア・
    パターンを表示し、観察者が該透過型液晶素子を介して
    該ストライプ画像を観察することにより立体視を得るこ
    とを特徴とする立体画像表示装置。
  9. 【請求項9】 視差画像ソースからの複数の視差画像の
    夫々をストライプ画素に分割し、該複数のストライプ画
    素の一部を所定の順序で配列して合成した1つのストラ
    イプ画像を多数の走査線走査によりディスプレイ上に表
    示し、該ディスプレイの前方の所定の位置に設けた空間
    光変調素子上に所定のピッチの開口部と遮光部より成る
    パララックス・バリア・パターンを表示し、観察者が該
    空間光変調素子を介して該ストライプ画像を観察するこ
    とにより立体視を得る際、 該空間光変調素子に所定のパターンの電極を複数個設
    け、該ストライプ画像を表示する走査信号に同期して該
    複数の電極に所定の順序で電圧をオン・オフして該パラ
    ラックス・バリア・パターンを形成していることを特徴
    とする立体画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記空間光変調素子はスタティック駆
    動する透過型液晶素子であることを特徴とする請求項9
    の立体画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記ディスプレイを走査する走査線は
    インターレース走査を行っていることを特徴とする請求
    項9又は10の立体画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記ディスプレイを走査する走査線は
    鉛直方向に走査し、前記所定のパターンの幅は該ディス
    プレイを構成する画素幅に略等しく、該所定のパターン
    の長さは該ディスプレイの表示面の鉛直方向の長さに略
    等しいことを特徴とする請求項9、10又は11の立体
    画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の視差画像は左右の視差画像
    であり、前記ストライプ画像は該右の視差画像を分割し
    たストライプ画素のうちの奇数番目のストライプ画素と
    該左の視差画像を分割したストライプ画素のうちの偶数
    番目のストライプ画素とを交互に配列して合成した第1
    のストライプ画像、 又は該右の視差画像を分割した該ストライプ画素のうち
    の偶数番目のストライプ画素と、該左の視差画像を分割
    した該ストライプ画素のうちの奇数番目のストライプ画
    素とを交互に配列して合成した第2のストライプ画像で
    あり、 該第1のストライプ画像の表示に際して表示するパララ
    ックス・バリア・パターンと該第2のストライプ画像の
    表示に際して表示するパララックス・バリア・パターン
    とは互いに開口部と遮光部とが逆の関係にあり、該2つ
    のストライプ画像を連続して表示することを特徴とする
    請求項9〜12のいずれか1項に記載の立体画像表示装
    置。
  14. 【請求項14】 前記ストライプ画像は前記ディスプレ
    イの表示面の一部分に表示し、該表示面の残余の部分に
    は非ストライプ画像を表示し、前記空間光変調素子の表
    示面には全面にパララックス・バリア・パターンを表示
    することを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に
    記載の立体画像表示装置。
  15. 【請求項15】 前記ディスプレイは液晶素子であるこ
    とを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の
    立体画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記ディスプレイ及び前記空間光変調
    素子のいずれも又はそのうちの1つは強誘電液晶素子で
    あることを特徴とする請求項15の立体画像表示装置。
JP7191270A 1995-07-04 1995-07-04 立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置 Pending JPH0921979A (ja)

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JP7191270A JPH0921979A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置

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