JPH09220029A - ビニールハウス - Google Patents

ビニールハウス

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JPH09220029A
JPH09220029A JP8054148A JP5414896A JPH09220029A JP H09220029 A JPH09220029 A JP H09220029A JP 8054148 A JP8054148 A JP 8054148A JP 5414896 A JP5414896 A JP 5414896A JP H09220029 A JPH09220029 A JP H09220029A
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JP
Japan
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vinyl
ladder structure
wire rope
fixed
aggregate
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JP8054148A
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Masamitsu Chinen
政光 知念
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Abstract

(57)【要約】 【課題】農業全般、特に施設園芸に適するビニールハウ
スに関し、簡易構造でありながら堅牢に、しかも安価に
かつ短期間に建設でき、移設も容易なビニールハウスを
実現することを目的とする。 【解決手段】梯子構造の屋根骨材を支持する梯子構造の
支柱から成るフレームを、ビニールハウスの少なくとも
両妻面に配置して、該支柱の下端を基礎に固定し、各梯
子構造の屋根骨材および梯子構造の支柱に開けた孔を用
いて、所定の間隔で水平方向に多数のワイヤーロープを
張り、これらのワイヤーロープの上にビニールを被せて
なるビニールハウスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業全般、特に施設園
芸に適するビニールハウスに関する。ビニールハウス
は、温度管理や鳥獣類被害の予防、病害虫対策として利
用されるが、台風対策にも有効である。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来から
施設園芸用のビニールハウスとして、簡易パイプハウス
や大型鉄骨ハウスが採用されている。簡易パイプハウス
は温室用に適しており、また建設コストが安価になる
が、強風に弱いため、台風対策には向かない。
【0003】これに対し、大型鉄骨ハウスは、強風にも
耐えられる堅牢な構造が可能ではあるが、6,000 円/m2
〜10,000円/m2 もの高い建設費を要し、また工期も長く
かかるなどの問題がある。
【0004】ビニールハウスの支柱を固定する基礎の工
事も、すべて現場でコンクリート打設するため、現場工
事が多く、工費と工期がかさみ、またビニールハウスを
移設しようとしても、現場工事が多いために、移設の費
用と工期が負担になった。
【0005】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、簡易構造でありながら堅牢に、しかも安価にか
つ短期間に建設でき、移設も容易なビニールハウスを実
現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1のビニール
ハウスは、梯子構造の屋根骨材を支持する梯子構造の支
柱から成るフレームを、ビニールハウスの少なくとも両
妻面に配置して、該支柱の下端を基礎に固定してある。
【0007】そして、各梯子構造の屋根骨材および梯子
構造の支柱に開けた孔を用いて、所定の間隔で水平方向
に多数のワイヤーロープを張り、これらのワイヤーロー
プの上にネットやビニールを被せてある。なお、ビニー
ルハウスの両妻面に限らず中間にも、梯子構造の屋根骨
材と支柱からなるフレームを設置できる。
【0008】このように、所定間隔で水平方向にワイヤ
ーロープが張られ、その上にネットやビニールを被せる
ので、いわゆる棟木方向の支持はワイヤーロープのみで
足り、棟木方向の骨材が不要なため、構造が簡素化さ
れ、施工が容易なことと相まって、安価に実現できる。
【0009】また、隣接する屋根骨材や支柱の間にワイ
ヤーロープが張られるが、該屋根骨材や支柱が梯子構造
なため、ワイヤーロープの引っ張りに十分耐えられる堅
牢な構造となり、かつワイヤーロープは引っ張り強度が
強いので、台風にも耐えられる堅牢な構造となる。
【0010】なお、ビニールハウスの屋根の形状には、
アーチ状や切妻形、両者の中間の形などがあるが、本発
明における梯子構造の屋根骨材も、これらの何れの形状
にも適用できる。
【0011】請求項2は、請求項1に記載のワイヤーロ
ープのうち、要所、要所において、隣接する梯子構造の
屋根骨材および梯子構造の支柱の間に鋼管を介在させ、
その中にワイヤーロープを通し、かつ該鋼管にビニール
固定手段を設けてなるビニールハウスである。
【0012】このように、ビニールやネットを固定する
必要のある要所、要所に鋼管を介在させて、その中にワ
イヤーロープを通すので、鋼管を利用してビニール固定
手段を取り付け、ビニールやネットを支持することがで
き、ビニールやネットの支持を容易にかつ確実に行なえ
る。
【0013】請求項3は、ビニールハウスの支柱の下端
を固定する基礎であって、在来のビニールハウスの支柱
の固定にも適用される。すなわち、地中に立てられたヒ
ューム管などの地中くいの上端の空洞部に充填したコン
クリートないしモルタルによってアンカーボルトが固定
されており、このアンカーボルトによって、前記の支柱
が固定されている。
【0014】このように、地中に立てられたヒューム管
などの地中くいの上端の空洞を利用して、アンカーボル
トが埋設固定されているので、ビニールハウスの支柱を
地中くいによって強固に固定でき、台風にも耐えられ
る。しかも、工場で量産が可能なヒューム管などを用い
るので、基礎施工のための現場作業を極力減らすことが
でき、工期が短縮され建設コストが低減される。
【0015】請求項1の構成によると、ビニールハウス
の分解や組立が容易で、請求項3の構成によると現場に
おける基礎工事が少ないので、ビニールハウスの移設も
簡便に行なえる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明によるビニールハウス
が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明す
る。
【0017】〔ビニールハウスの全容〕図1から図4は
本発明によるビニールハウスの全容を示す図で、図1は
平面図、図2は正面図、図3は右側面図、図4は図1に
おけるA−A断面図である。
【0018】F1、F2は、ビニールハウスの両端の妻
面に配設固定されているフレームであり、両フレームF
1とF2の中間にはフレームF3が配設固定されてい
る。これらのフレームF1…F3は、アーチ状の屋根骨
材1の両端の下に、支柱2、3を溶接やボルト・ナット
で連結した構造になっている。
【0019】そして、本発明では、アーチ状の屋根骨材
1および支柱2、3は、梯子構造になっている。図示例
では、各支柱2、3の下端は、コンクリート製の基礎4
に、アンカーボルトで固定されている。
【0020】中間のフレームF3の梯子構造の屋根骨材
1および梯子構造の支柱2、3と、両側のフレームF
1、F2の梯子構造の屋根骨材1および梯子構造の支柱
2、3との間には、所定の間隔で水平方向に多数のワイ
ヤーロープ5…が張られている。そして、これらのワイ
ヤーロープ5…の上にネット6を被せ、その上にビニー
ルを被せてある。
【0021】両サイドの各支柱2〜2間、3〜3間に、
螺旋くい7を例えば1m間隔で地中に挿入して固定し、
前記のすべてのワイヤーロープ5…を外側から束ねるよ
うに、ネット6やビニールの上からハウスバンド8を通
し、その両端を前記の両サイドの螺旋くい7、7に連結
することによって、ネット6やビニールがばたついたり
しないように押さえている。
【0022】図3と図4(A−A断面図)に示すよう
に、ワイヤーロープ5…のうち、要所、要所において、
隣接するフレームF1とF3間、フレームF3とF2間
に、鋼管9を介在させ、その中にワイヤーロープ5を通
してある。そして、各鋼管9の外側に、ビニペット(商
品名)などのビニール固定部材10を設けてある。
【0023】図示例では、鋼管9の設置場所は、両サイ
ドの支柱2、3の下側と、アーチ状の屋根骨材1の両端
寄りと、棟木方向位置またはその近傍である。
【0024】〔ビニール固定構造〕図5は、ビニール固
定部材10の実施形態を示す平面図と断面図であり、鋼
管9の中にワイヤーロープ5が挿通されている。そし
て、鋼管9の外側位置にビニール固定部材10が固定さ
れている。
【0025】図示のビニール固定部材10は、ほぼ断面
C字状をしていて、その中にネット6やビニール11を
押し込んだ状態で、その上からジグザグ状のスプリング
12を挿入すると、スプリング12がC溝状部から離脱
不能となり、ネット6やビニール11が固定される。
【0026】図3に例示するように、直径が20mm程
度で長さが15〜20cm程度の鋼管ないし塩化ビニー
ルなどのパイプ13にワイヤーロープ5を挿通してあ
る。図6は図3における矢印B−B部の拡大断面図であ
り、ワイヤーロープ5が挿通されたパイプ13の外側に
ネット6やビニール11を被せ、その上から、長さが同
じく15〜20cm程度で断面C字状のパッカーと呼ば
れる押さえ具14をはめ込むと、押さえ具14の弾力に
よって、パイプ13から脱落不能となり、ネット6やビ
ニール11が固定され、かつワイヤーロープの振れを抑
制できる。
【0027】このワイヤーロープの振れ止めは、図3に
示すように、例えば3m程度の間隔で、すべてのワイヤ
ーロープに設けてもよいが、例えば1本おき程度に設け
てもよい。
【0028】〔ビニールハウスの両妻面の構造〕図2に
示すように、ビニールハウスの両妻面または片側の妻面
に、例えば2mの間隔をおいて設けた基礎15に中間支
柱16を立て、上端をアーチ状屋根骨材1に連結固定し
てある。そして、中央の2本の支柱16、16間を出入
り口17とし、その上端に水平の骨材18を渡して固定
してある。
【0029】左の支柱2と出入り口17の左側の中間支
柱16間、また右の支柱3と出入り口17の右側の中間
支柱16間にも、水平にワイヤーロープ5aが張られて
いる。また、アーチ状の屋根骨材1においても、水平方
向にワイヤーロープ5bが張られている。
【0030】これらのワイヤーロープ5a、5bも、図
6のような短パイプ13に挿通し、その外側にネット6
やビニール11を被せて、上から断面C字状の押さえ具
14が嵌められている。すなわち、図3の場合と同様
に、所定の間隔で、パイプ13と押さえ具14によるワ
イヤーロープの触れ止めを設ける。
【0031】あるいは、図5に示すようなビニール固定
部材10を中間支柱16に水平に固定し、ジグザグ状ス
プリング12で固定してもよい。
【0032】〔梯子構造のフレームとワイヤーロープの
締めつけ構造〕図7は中間フレームF3を構成する支柱
2、3の側面図であり、例えば70〜100cm程度の
間隔をおいて互いに平行な2本の骨材191、192の
下端が、基礎4に埋設されたアンカーボルト24で固定
されている。
【0033】2本の互いに平行な骨材191、192
に、例えば50cm間隔で水平方向に貫通孔191a、
192aを開けてあり、貫通孔191a、192aの存
在しない位置において、骨材191と192との間に、
所定の間隔で横バー20を溶接などで固定してある。そ
して、左側の骨材191に水平方向に開けた貫通孔19
1aにネジ棒211が挿通され、骨材191の両側にワ
ッシャーを介してロックナット22が螺合されている。
【0034】同様に、右側の骨材192に水平方向に開
けた貫通孔192aにもネジ棒212が挿通され、骨材
192の両側にワッシャーを介してロックナット22が
螺合されている。
【0035】そして、左側のネジ棒211の左端のリン
グ部にワイヤーロープ5を挿通して折り返し、ワイヤー
クリップで固定してある。同様に、右側のネジ棒212
の右端のリング部にワイヤーロープ5を挿通して折り返
し、ワイヤークリップで固定してある。
【0036】また、両ネジ棒211と212との間に
は、ターンバックル23が螺合しており、両ネジ棒21
1と212とが逆ネジになっているため、ターンバック
ル23の回転によって、左右のワイヤーロープ5、5を
同時に締めつけることができる。
【0037】締めつける際は、ロックナット22をゆる
めておき、ワイヤーロープ5、5を十分に締めつけた状
態で、ロックナット22を締めつけると、左右のワイヤ
ーロープ5、5は十分な張力で固定される。両側の支柱
2、3の上に支持されているアーチ状の屋根骨材1も、
同様な梯子構造で、同様なワイヤーロープ締めつけ構造
になっているため、総てのワイヤーロープ5…を前記の
要領で締めつけることにより、その上にネット6やビニ
ール11を被せて支持することが可能となる。
【0038】図8はビニールハウスの両妻面のフレーム
F1、F2の実施形態を示す側面図であり、両端のフレ
ームF1、F2も、屋根骨材1および両側の支柱2、3
が梯子構造である点では中間のフレームF3と変わりな
いが、外側(妻面側)は骨材25oが鉛直方向に立って
いるのに対し、内側の骨材25iは下端側が開くように
斜めになっている。
【0039】図示のワイヤーロープ5は、電柱の支えに
使用される支線と同様な鋼より線から成り、同じく支線
に巻き付けて連結する巻付けクリップ26を利用して、
ワイヤーロープ5に螺旋状に巻き付けてある。すなわ
ち、ワイヤーロープ5を張線バイスで挟んで強く引っ張
った状態で、U字状に折り返した巻付けクリップ26を
外側の骨材25oの貫通孔25aに挿通して、両端部2
61、262をワイヤーロープ5に螺旋状に巻き付けて
連結した後に、ワイヤーロープ5の骨材25o側の先端
部を切断する。
【0040】巻付けクリップ26を利用して、中間のフ
レームF3にワイヤーロープ5を固定する場合は、図9
のように骨材191、192の貫通孔191a、192
aを大きめに開けておき、フレームF3の左側のワイヤ
ーロープ51は、左側の骨材191の貫通孔191aを
貫通させて、右側の骨材192の貫通孔192aに挿通
された巻付けクリップ26aの両端部261、262を
螺旋状に巻付けてある。
【0041】また、フレームF3の右側のワイヤーロー
プ52は、右側の骨材192の貫通孔192aを貫通さ
せて、左側の骨材191の貫通孔191aに挿通された
巻付けクリップ26bの両端部261、262を螺旋状
に巻付けてある。なお、巻付けクリップ26、26a、
26bは、骨材の貫通孔25a、191a、192aに
挿通しないで、U字状折り返し部を骨材25o、19
1、192に巻いただけでもよい。
【0042】台風などの後には、各ワイヤーロープが緩
むことがあるので、すべてのワイヤーロープ5、5a、
5b、51、52に、図7に示すようなターンバックル
23を介在させておき、ゆるんだワイヤーロープを締め
つけられるようにしておくのがよい。
【0043】〔支柱を固定する基礎の構造〕次に、支柱
を固定する基礎について説明する。図7は現場でコンク
リート基礎4を打設し、アンカーボルト24を埋設した
後、コンクリートを養生する従来の施行方法である。
【0044】これに対し、図9は予めアンカーボルト2
4が埋設されたコンクリート製の基礎27を工場で製造
し、かつ工場で製造された2本のヒューム管ないしコン
クリートパイル28、28を現場の土中に打ち込みなど
の手法で埋め込んでくいにする。そして、基礎27に予
め開けられている上下方向の貫通孔29にコンクリート
パイル28を挿入して、間にモルタルを充填して固定し
てある。
【0045】なお、コンクリートパイル28に代えて、
鋼矢板やH形鋼などを打ち込んで地中くいとし、鋼矢板
やH形鋼などの上端に、コンクリート基礎27をモルタ
ルで連結固定することもできる。
【0046】図10は、ヒューム管などの地中くい30
の上端の空洞部に直接アンカーボルト24を固定してあ
る。すなわち、ヒューム管30などは、貫通孔31を有
しているため、上端も空洞になっている。この上端の空
洞にコンクリート34を充填して、アンカーボルト24
を固定するものである。
【0047】図示例では、現場で地中くい30を打ち込
んだ後に、貫通孔31の上端の空洞部に、深さ30cm
程度の金網を挿入する。例えば、金網で円筒状のかご3
2を形成して、上端外周に太さ3mm以上の番線35を
取り付け、空洞上端に引っ掛けて、空洞部中にぶら下げ
てある。
【0048】そして、かご32の底に砂利33を敷きつ
め、上からコンクリート34を流し込み、アンカーボル
ト24を埋め込んだ状態で養生する。図8は、このよう
なヒューム管製の基礎を2か所に形成し、フレームの両
側の骨材25i、25oを別々のヒューム管製基礎にア
ンカーボルトで固定してある。図7、図9に示す中間の
フレームF3についても、このヒューム管製の基礎を適
用できることは言うまでもない。
【0049】かご32中にコンクリートを充填する例の
ほかに、ヒューム管30の貫通孔31中に途中まで土砂
を入れ、その上に直接、コンクリートを流し込むこと
で、かご32を省くこともできる。
【0050】ヒューム管30や図9のコンクリートパイ
ル28は、地中に打ち込んで固定してもよいが、予めオ
ーガースクリューで円筒状の孔を掘り、その中にヒュー
ム管30やコンクリートパイル28を挿入して、隙間を
砂利などで埋める工法でもよい。
【0051】なお、本発明による基礎構造は、梯子構造
の支柱の固定に限定されるものではなく、在来のビニー
ルハウスの支柱の固定にも適用できることは、言うまで
もない。
【0052】〔そのほか〕以上の実施形態において、両
側の支柱2、3の上に連結固定される屋根骨材1は、ア
ーチ状のほか、切妻形や、アーチ状と切妻形の中間の形
などのいずれにも適用できる。
【0053】図示の実施形態は、間口10m、長さ20
m、支柱2、3の高さ2〜3m、アーチ状屋根骨材1の
高さ3mであるが、中間フレームF3を増やすことで、
さらに長くすることもできる。
【0054】また、間口が5〜6m以上の大型のビニー
ルハウスについて説明したが、間口が5m以下の小型の
ビニールハウスにも本発明を適用できる。小型ハウスの
場合は、屋根骨材とその両側の支柱とを、溶接やボルト
・ナットで連結したものではなく、予め全長一体に形成
された梯子構造フレームを利用できる。ワイヤーロープ
5も、大型ハウスの場合は、鋼より線が適しているが、
小型ハウスの場合は、ポリプロピレンなどの合成樹脂製
ロープでも足りる。
【0055】梯子構造のフレームF1、F2、F3を構
成する互いに平行な2本の骨材191、192、25
o、25iには、H型鋼、I型鋼、C型鋼、角パイプな
どを利用できる。
【0056】
【発明の効果】請求項1によると、所定間隔で水平方向
に多数のワイヤーロープが張られ、その上にネットやビ
ニールを被せるので、いわゆる棟木方向の支持はワイヤ
ーロープのみで足り、棟木方向の骨材が不要なため、構
造が簡素化され、施工が容易なことと相まって、大幅に
コストダウンできる。
【0057】また、両妻面に固定された屋根骨材や支柱
の間にワイヤーロープが張られるが、該屋根骨材や支柱
が梯子構造なため、ワイヤーロープの引っ張りに十分耐
えられる堅牢な構造となり、かつワイヤーロープは引っ
張り強度が強いので、台風にも耐えられる堅牢な構造と
なる。
【0058】各ワイヤーロープを外してから、各フレー
ムを分解し、基礎から外すのみで、ビニールハウスを容
易に分解でき、また組み立ても容易である。その結果、
請求項3によると現場工事が少ないことと相まって、ビ
ニールハウスの移設も容易に行なえる。
【0059】請求項2によると、ネットやビニールを固
定する必要のある要所、要所に鋼管を介在させて、その
中にワイヤーロープを通すので、鋼管を利用してビニー
ル固定手段を取り付け、ネットやビニールを支持するこ
とができ、ネットやビニールの支持を容易にかつ確実に
行なえる。
【0060】請求項3によると、地中に立てられたヒュ
ーム管などの地中くいの上端の空洞を利用して、アンカ
ーボルトが埋設固定されているので、ビニールハウスの
各支柱を地中くいによって強固に固定でき、台風にも耐
えられる。しかも、工場で量産が可能なヒューム管など
を用いるので、基礎施工のための現場作業を極力減らす
ことができ、工期が短縮され、建設コストが低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1から図4は本発明によるビニールハウス
の全容を示す図で、図1は平面図である。
【図2】 図1のビニールハウスの正面図である。
【図3】 図1のビニールハウスの右側面図である。
【図4】 図1におけるA−A断面図である。
【図5】 ビニール固定手段の実施形態を示す平面図と
断面図である。
【図6】 図3におけるB−B部の拡大断面図である。
【図7】 中間フレームを構成する支柱の側面図であ
る。
【図8】 妻面側のフレームの実施形態を示す側面図で
ある。
【図9】 中間フレームに巻付けクリップでワイヤーロ
ープを連結する構造の実施形態を示す側面図である。
【図10】 地中くい上端の空洞部にアンカーボルトを固
定する実施形態の平面図と断面図である。
【符号の説明】
F1、F2 妻面側のフレーム F3 中間のフレーム 1 屋根骨材 2、3 支柱 4 基礎 5、5a、5b、51、52 ワイヤーロープ 6 ネット 7 螺旋くい 8 ハウスバンド 9 鋼管 10 ビニール固定部材 11 ビニール 13 短パイプ 14 押さえ具 16 中間支柱 17 出入り口 191、192 互いに平行な骨材 191a、192a 水平方向の貫通孔 20 横バー 211、212 ネジ棒 22 ロックナット 23 ターンバックル 25o 妻面側の骨材 25i 内側の骨材 26、26a、26b 巻付けクリップ 261、262 巻付けクリップの両端部 25a 貫通孔 24 アンカーボルト 27 コンクリート製の基礎 28 ヒューム管ないしコンクリートパイル 29 貫通孔 30 ヒューム管(地中くい) 31 貫通孔 34 コンクリート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項2は、隣接する梯子構造の屋根骨材
または梯子構造の支柱の間において、請求項1に記載の
ワイヤーロープの要所、要所に、ビニール固定手段を設
けてなるビニールハウスである。なお、ビニール固定手
段は、実施形態にも例示されているが、これらに限定さ
れるものではない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】このように、ビニールやネットを固定する
必要のある要所、要所において、ワイヤーロープにビニ
ール固定手段を取り付けてあるので、ワイヤーロープに
ビニールやネットを支持することができ、ビニールやネ
ットの支持を容易にかつ確実に行なえる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】請求項2によると、ネットやビニールを固
定する必要のある要所、要所において、ワイヤーロープ
にビニール固定手段を取り付けてあるので、ワイヤーロ
ープにビニールやネットを容易にかつ確実に支持でき
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梯子構造の屋根骨材を支持する梯子構造
    の支柱から成るフレームを、ビニールハウスの少なくと
    も両妻面に配置して、該支柱の下端を基礎に固定し、 各梯子構造の屋根骨材および梯子構造の支柱に開けた孔
    を用いて、所定の間隔で水平方向に多数のワイヤーロー
    プを張り、 これらのワイヤーロープの上にビニールを被せてなるこ
    とを特徴とするビニールハウス。
  2. 【請求項2】 前記のワイヤーロープのうち、要所、要
    所において、隣接する梯子構造の屋根骨材および梯子構
    造の支柱の間に鋼管を介在させ、その中にワイヤーロー
    プを通し、かつ該鋼管にビニール固定手段を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1記載のビニールハウス。
  3. 【請求項3】 ビニールハウスの支柱の下端を固定する
    基礎であって、 地中に立てられたヒューム管などの地中くいの上端の空
    洞部に充填されたコンクリートないしモルタルによって
    アンカーボルトが固定されており、 このアンカーボルトによって、前記の支柱が固定されて
    いることを特徴とするビニールハウス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017023630A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 株式会社デポレント カーテン構造体及びカーテン構造体セット
JP2019106952A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 株式会社スプレッド 植物栽培設備
CN115853124A (zh) * 2022-12-01 2023-03-28 赵靖 一种张拉拱刚架仓及其施工方法

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