JPH09220556A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JPH09220556A
JPH09220556A JP5558196A JP5558196A JPH09220556A JP H09220556 A JPH09220556 A JP H09220556A JP 5558196 A JP5558196 A JP 5558196A JP 5558196 A JP5558196 A JP 5558196A JP H09220556 A JPH09220556 A JP H09220556A
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拓 杉木
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典稔 江口
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保宏 平船
Satoru Kondo
悟 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物(たとえば廃棄された発泡ポリスチレ
ン)を容易かつ効率的に処理することができる廃棄物処
理装置を提供すること。 【解決手段】 廃棄物CAを処理液Mで処理するための
廃棄物処理装置10,410であり、処理液Mを収容す
る収容手段20と、収容手段20内の処理液Mを用い
て、廃棄物CAを粉砕する粉砕手段30と、収容手段2
0内の処理液Mの温度を保持する温度保持手段50と、
収容手段20内に処理液Mを供給する供給手段70と、
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理装置に
関し、たとえば廃棄される発泡ポリスチレンのような廃
棄物を溶解処理するための廃棄物処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、家電製品やAV(オーディオ・ビ
ジュアル)機器等の梱包には、発泡ポリスチレン(所謂
発泡スチロール:EPS)の成形体が大量に使用されて
いる。この種の発泡ポリスチレンは、衝撃緩衝性に優
れ、任意の形状に加工することが容易であり、しかも価
格が安くて外観も良い等の特徴を有している。しかし、
その反面廃棄物として焼却する際には、発泡ポリスチレ
ンは、高熱を発生して焼却炉の寿命を縮め、また激しい
臭気を発生することや、投棄されても土壌中で分解され
ない等の問題点を有しているために、近年においては環
境保護や省資源化の気運が高まる中で、その大量使用が
疑問視されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、発泡ポリスチ
レンの代替材料としては、牛乳パック、ダンボール、新
聞紙等を再生して製造したパルプモールド材料が、一部
で使用され始めている。ところが、発泡ポリスチレンが
それ自体の弾性によって優れた衝撃緩衝性を発揮するの
に対して、パルプモールド材料は紙を凹凸形状に加工す
ることにより緩衝性を付与しているので、その強度や緩
衝性には限界があり、特性のばらつきも大きい。従っ
て、一般の梱包製品、特に冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の
大型製品については、当面はやはり発泡ポリスチレンを
梱包材として主に使用せざるを得ない。そこで発泡ポリ
スチレン成形体を回収して、リサイクル使用することが
試みられている。
【0004】しかし、発泡ポリスチレン成形体の回収率
は現状では紙に比べて極めて低い。これは新聞や雑誌等
の古紙は回収業者が多く、紙の価格も安定しているが、
発泡ポリスチレンは見かけ上の比重が約0.02と小さ
いことからも明らかなように、重量の割には体積が極め
て大きく、保管場所がなかったり回収コストに見合わな
い等の理由で、発泡ポリスチレン成形体の回収率は極め
て低い。発泡ポリスチレン成形体を熱で溶融し、ブロッ
ク化する装置が一部の工場等に導入されているが、店頭
等の一般の流通の拠点や家庭等を含めたより広範囲な分
野でそのような発泡ポリスチレン成形体の溶融ブロック
化用の装置を導入することは、コスト、設置場所、ポリ
スチレンの熱分解に伴う臭気の発生等を考慮すると容易
ではない。また熱で溶融して得られたポリスチレンブロ
ック中では、ポリスチレン分子の分子量が熱分解により
大幅に低下するために、ポリスチレンとして再利用する
ことが難しいという問題もある。また発泡ポリスチレン
成形体を熱で溶融する場合には、発泡ポリスチレンを破
砕しないでそのままで溶融するので、溶解時間がかなり
かかってしまう。
【0005】仮に、発泡ポリスチレンを溶かす溶液を用
いて溶解する場合であっても、その溶液の温度が低い
と、やはり溶解時間がかなりかかってしまい効率が悪
い。発泡ポリスチレン成形体であるトレイや容器は、表
面処理が施されているので、熱で溶融したり単に溶液で
溶解するだけでは、溶解に時間がかかってしまう。発泡
ポリスチレン成形体には、種々の異物が混入している場
合があるので、リサイクルのために発泡ポリスチレンを
溶かす場合にその異物が混入すると発泡ポリスチレンの
品質が低下してしまう。発泡ポリスチレン成形体を処理
して再利用する場合には、出来る限り少ないエネルギー
で処理するのが好ましい。そこで本発明は上記課題を解
消するためになされたものであり、廃棄物(たとえば廃
棄された発泡ポリスチレン)を容易かつ効率的に処理す
ることができる廃棄物処理装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、廃棄物を処理液で処理するための廃棄物処理装
置において、処理液を収容する収容手段と、収容手段内
の処理液を用いて、廃棄物を粉砕する粉砕手段と、収容
手段内の処理液の温度を保持する温度保持手段と、収容
手段内に処理液を供給する供給手段と、を備える廃棄物
処理装置により、達成される。本発明では、廃棄物を処
理液で処理する際に、収容手段が処理液を収容してい
る。粉砕手段は、収容手段内の処理液を用いて、廃棄物
を粉砕する。この場合に、温度保持手段が、収容手段内
の処理液の温度を所定の温度に保持している。これによ
り、粉砕手段が廃棄物を細かく粉砕し、収容手段内の温
度保持された処理液が細かく粉砕された廃棄物片を効率
良く溶かす。供給手段は、収容手段内に付着した廃棄物
片に処理液を供給するので、収容手段の内側に粉砕され
た廃棄物片が収容手段の内壁に付着するのを防ぐことが
できる。このようなことから、廃棄物は容易かつ効率的
に処理することができる。
【0007】また、上記目的は、本発明にあっては、廃
棄物を処理液で処理するための廃棄物処理装置におい
て、廃棄物を投入したことを検出する廃棄物検出手段
と、廃棄物検出手段が廃棄物を投入したことを検出する
と、廃棄物の粉砕を開始する粉砕手段と、処理液を収容
する収容手段と、収容手段内の処理液を用いて、粉砕し
た廃棄物を回転しながら攪拌する攪拌手段と、を備える
廃棄物処理装置により、達成される。本発明では、廃棄
物を処理液で処理する際に、廃棄物検出手段が廃棄物の
投入を検出し、その検出に応じて、粉砕手段が廃棄物の
粉砕を開始する。収容手段には処理液が収容されてお
り、撹拌手段が粉砕廃棄物を回転しながら撹拌すること
で、廃棄物を溶かす。これにより、廃棄物が投入される
と自動的に効率的に容易に廃棄物は粉砕して溶解でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】実施の形態1 図1は、本発明の廃棄物処理装置の好ましい実施の形態
1を示している。図1において、廃棄物処理装置10
は、収容手段20、粉砕手段30、温度保持手段50お
よび溶媒の供給手段70、制御部100等を備えてい
る。この廃棄物処理装置10は、廃棄物、たとえば発泡
ポリスチレンの容器CAを粉砕手段30により粉砕し
て、処理液としての溶媒Mにより溶解するための装置で
ある。発泡ポリスチレンの容器CAは、たとえば魚を収
容するための容器である。溶媒(処理液)Mは、たとえ
ば少なくとも芳香族系有機溶媒、炭化水素系有機溶媒、
エーテル系有機溶媒、エステル系有機溶媒、ケトン系有
機溶媒、モノテルペン系有機溶媒からなる群より選ばれ
た少なくとも1種からなる溶媒を用い、発泡ポリスチレ
ンからなる容器CAを溶解する。この溶媒Mは、特に好
ましくはリモネン、酢酸イソアミル、プロピオン酸ベン
ジル及び酪酸エステルの少なくとも1種である。そこ
で、本実施の形態1は、溶媒Mとしてリモネンを用いて
いる。
【0010】図1と図2において、廃棄物処理装置10
の収容手段20は、投入部21と処理液収容部22を有
している。投入部21は、処理液収容部22の上部に位
置しており、投入部21は発泡ポリスチレンの容器CA
を投入するための投入口21aを有している。この投入
口21aは、投入部21の側面において幅方向に長く開
口されている。投入部21の後部にはスピーカー23が
設けられている。図1において、処理液収容部22の幅
は、投入部21の幅よりやや小さくなっており、底部は
ほぼ半円形状になっている。処理液収容部22内には、
処理液である溶媒Mが収容されている。処理液収容部2
2内には、粉砕手段30が配置されている。この粉砕手
段30は、回転軸31、複数個の刃物32、プーリー3
3、伝動ベルト34、モータ35、固定板37等を有し
ている。モータ35のプーリー36と回転軸31のプー
リー33は、伝動ベルト34により連結されている。
【0011】回転軸31は、図1と図3に示すように複
数枚の刃物32、たとえば5枚の刃物32が、等間隔を
おいて固定されている。これらの刃物32は、回転軸3
1の軸方向に見て重なるようにして回転軸31に対して
固定されている。各刃物32は、同じ形状を有してお
り、先端部32aと、中央部32bを有している。先端
部32aは、図1の発泡ポリスチレンの容器CAに食い
込ませるための薄く鋭い刃の部分であり、先端部32a
は鋭角状に形成されている。中央部32bは、先端部3
2aに連続し、先端部32aより厚みのある部分であ
り、先端部32aに食い込ませた容器CAを押さえなが
ら、図1の固定板37の下部で容器CAを止めて粉砕す
る部分である。このようにすることで、発泡ポリスチレ
ンの容器CAは、確実に細かく粉砕することができるの
で、細かく粉砕された容器片は、溶媒Mにより早く溶解
できることになる。固定板37は、処理液収容部22内
に等間隔で配置され、たとえば図3の隣接する刃物3
2,32の間にたとえば位置している。
【0012】また、図3に示すように回転軸31は、好
ましくは容器CAの押棒38を有している。粉砕手段3
0は、上述した複数枚の刃物32と、これらの刃物32
を回転するアクチュエータとしてのモータ35の他に、
過負荷検出手段40を有している。この過負荷検出手段
40は、たとえばモータ35の回転電流の検出センサで
ある。刃物32が強度の大きい容器CAを食い込ませた
場合に、容器CAが刃物32と固定板37の間に挾る
と、モータ35のロータの回転が強制的に停止すること
が考えられる。そこで、過負荷検出手段40が、過大な
電流を検出した場合には、過負荷検出手段40は、制御
部100に対して過負荷検出信号を送るようになってい
る。制御部100は、この過負荷検出手段40の過負荷
検出信号に基づいて、モータ35の回転を逆回転(逆転
方向、CCW)させることで、刃物32にかかっている
過負荷を状態を回避することができる。
【0013】処理液収容部22は、溶媒Mの液面位置M
Lを検出する液面センサ45を備えている。この液面セ
ンサ45ーは、発光部45aと受光部45bを有してい
る。発光部45aは、たとえば発光ダイオードであり、
受光部45bはフォトトランジスタである。液面位置M
Lが所定位置PLに達した時に、この液面センサ45の
発光部45aの発光する光が、受光部45bに受光され
ないので、この液面センサ45が溶媒M(ポリスチレン
溶解液)の液面位置MLを検出することができる。
【0014】次に、温度保持手段50について説明す
る。温度保持手段50は、処理液収容部22に配置され
ている。温度保持手段50は、ヒータ51、温度センサ
52および加熱用の電源53等を有している。ヒータ5
1は、処理液収容部22の底部側に配置されており、電
源53からの電力供給により、処理液収容部22内の溶
媒Mを加熱することができる。
【0015】温度センサ52は、加熱された溶媒Mの温
度を検出して、制御部100に温度検出信号を送る。制
御部100は、温度センサ52から得られる温度検出信
号に基づいて、電源53を制御してヒータ51が溶媒M
に与える加熱量を制御し、溶媒Mの温度が、たとえば4
0℃以上にならないように、好ましくは30℃以下ある
いは30℃の近辺の温度になるように温度保持をする。
この溶媒Mがリモネン(d−リモネン)である場合に
は、その引火点が48.5℃であるので、溶媒Mの温度
が48.5℃になってはいけない。本実施の形態1で
は、溶媒Mが30℃を下まわるとヒータ51に通電して
溶媒Mを加熱するようになっている。また、溶媒Mが4
0℃以上になると制御部100がスピーカー23(図1
参照)を作動して、使用者に警告音を出すようになって
いる。
【0016】次に、溶媒の供給手段70について説明す
る。溶媒の供給手段70は、図1において、供給パイプ
71、ホースN0,N1,N2,N3,N4,N5等を
有している。供給パイプ71は、処理液収容部22の排
出部39に対して、上述したホースN0,N1,N3,
N4を介して接続されている。また排出部39は、ホー
スN4,N3,N2を介して、新しい溶媒収容部77に
導かれている。同様にして排出部39は、ホースN4と
N5により溶媒収容部(ポリスチレン溶解液収容部)7
8に対している。
【0017】供給パイプ71は、図4に示すように軸方
向にそって半割にしたもので、供給パイプ71は溶媒M
を、処理液収容部22内に供給(シャワーリング)する
ことができる。つまり、半割型の供給パイプ71は切欠
部71cを有しており、供給パイプ71が溶媒Mをシャ
ワーリングしている様子は、図1と図4に示している。
使用中の溶媒Mは、処理液収容部22、排出部39、ホ
ースN4,N3,N1,N0を介して、ポンプ72の力
により、供給パイプ71から処理液収容部22内に供給
できる。この時切替弁V1とV2は切替えられており、
排出部39から排出される溶媒(ポリスチレン溶解液)
Mは、溶媒収容部(ポリスチレン溶解液収容部)78と
新しい溶媒収容部77には行かないようになっている。
【0018】あるいは、新しい溶媒収容部77に収容さ
れている新しい溶媒Mを、供給パイプ71から処理液収
容部22内に供給する場合には、切替弁V2が切替えら
れて、ポンプ72を作動することで、新しい溶媒収容部
77内の新しい溶媒Mが、切替弁V2、ポンプ72を経
て、供給パイプ71から処理液収容部22内に供給(噴
射)することができる。このように、溶媒(ポリスチレ
ン溶解液)Mあるいは新しい溶媒M(リモネン)を選択
的に供給パイプ71から処理液収容部22内に供給でき
る。
【0019】次に、図1の排出部39に位置されている
フィルター80について説明する。フィルター80は、
溶媒Mあるいは容器CAに付着しているゴミのような異
物(非溶解物)を取り除くためのフィルターである。フ
ィルター80は、図5と図6に示すように、排出部39
の排出口39aの内側に配置されている。そして排出口
39aは、蓋81をはめ込み、ストッパー82を止める
ことにより、密閉することができる。蓋81を排出口3
9aから外した時には、道具83を用いて、フィルター
80の上に堆積したゴミ等の異物EMを排出口39aか
ら外部に排出することができる。
【0020】図1の人体検出センサ90は、たとえば収
容手段20の投入部21の下部に位置されている。人体
検出センサ90は、人、たとえば子供が投入口21aか
ら侵入して投入部21と処理液収容部22内に入ってし
まった場合に、その子供を感知して人体検出信号を制御
部100に送ることができる。これに基づいて制御部1
00は、たとえばスピーカー23から警告音を発生し、
しかも制御部100はモータ35に作動をさせないかモ
ータ35の作動を緊急に停止するようになっている。人
体検出手段である人体検出センサ90は、たとえば人体
検出センサモジュールを用いることができ、このモジュ
ールは、焦電型赤外線センサ、センサ回路、タイマー、
各種コントロール回路、フレネルレンズを一体化した市
販されているモジュールである。尚、制御部100は、
ヒータ用の電源53、切替弁V1,V2、ポンプ72、
モータ35、スピーカー23等を制御し、液面センサ4
5の検出信号と温度センサ52の検出信号を受ける。
【0021】次に、図7を参照して、上述した廃棄物処
理装置の動作例を説明する。この廃棄物処理装置10
は、図1のたとえば比較的大型の発泡ポリスチレンの容
器CAを投入して、粉砕しそして溶解する。まず処理液
収容部22には、新しい溶媒収容部77から新しい溶媒
Mが、ポンプ72の作動により、供給パイプ71から所
定量供給される。処理液収容部22に収容された溶媒
(リモネン)Mは、ヒータ51で加熱されるとともに、
温度センサ52により溶媒Mの温度が測定される。温度
センサ52の温度検出信号に基づいて、溶媒Mの温度が
30℃を下まわると、制御部100がヒータ51の電源
53をオンしてヒータ51で溶媒Mを加熱して、たとえ
ば溶媒Mの温度が30℃になるように(あるいは30℃
近辺の温度になるまで)加熱する。
【0022】このようにして処理液収容部22に溶媒M
が収容されてその温度が保持されると、容器CAが、投
入部21の投入口21aから順次投入される(図7のス
テップST1)。図1のモータ35は、制御部100の
指令により作動して、刃物32が粉砕方向CCWに沿っ
て連続回転しており、まず容器CAは、これらの刃物3
2、固定板37等の作用により細かく粉砕される(図7
のステップST2)。この粉砕工程では、刃物32の先
端部32aが容器CAに食い込み、中央部32bが容器
CAを押さえながら、固定板37の下部で容器CAを止
めることで、その相対移動により容器CAが粉砕され
る。この粉砕作業を繰り返すことにより容器CAの粉砕
片は徐々に細かくなっていく。
【0023】このように容器CAを細かい粉砕片にして
いくことで、30℃に温度保持されている溶媒Mは、こ
れらの粉砕片を容易に溶解することができる。容器CA
の粉砕片が溶解したことにより溶媒Mのポリスチレン濃
度が、たとえば30重量%になると、溶媒M(ポリスチ
レン溶解液)の液面位置が位置PLに達して液面センサ
45がその液面位置MLを検出する(図7のステップS
T3)。これにより液面センサ45が制御部100に検
出信号を与えるので、制御部100は、溶媒M中のポリ
スチレン濃度が30重量%に達したと判断して、制御部
100はモータ35の作動を停止する(図7のステップ
ST4)。そして制御部100は切替弁V1を切替え
て、容器CAの粉砕片を溶かした溶媒M、すなわちポリ
スチレン溶解液は、排出部39のフィルタ80、ホース
N4、切替弁V1、ホースN5を介して、溶媒収容部
(ポリスチレン溶解液収容部)78に回収する(ステッ
プST6)(図7のステップST5,ST6)。
【0024】ところで、ポリスチレンの容器CAが大型
で肉厚の場合(強度が強い)に、刃物32が回転して過
負荷がかかった場合には、モータ35が停止してしま
う。この時には、過負荷検出手段40が、モータ35の
電流値を検出して、その電流値が異常であるので過負荷
検出信号を制御部100に与える。制御部100はこの
信号に基づいて、モータ35のロータの回転を逆転方向
(CW)に回転させる。これにより、刃物32は、逆転
方向CWに回転するので、過負荷状態を解除することが
でき、再び制御部100がモータ35を粉砕方向CCW
に作動することで、容器CAを容易に粉砕することがで
きる。つまりモータ35の負荷が通常負荷になるまで上
述した逆転方向CWと粉砕方向CCWの逆転操作を行う
ことになる。
【0025】容器CAの粉砕片の溶解効率を上げるため
に、次のような動作を行うことが好ましい。上述したよ
うに刃物32が容器CAを回転しながら粉砕している時
には、切替弁V1,V2を切替えて、かつポンプ72を
作動させることで、排出部39から処理液収容部22内
の溶媒Mを、供給パイプ71から処理液収容部22内に
供給(シャワーリング)することができる。このように
粉砕と溶解作業中に溶媒Mを循環することにより、溶媒
Mの液を循環させ、かつ粉砕途中の容器CAの粉砕片に
対してこの溶媒Mをかけることができるので、粉砕片の
溶解効率を上げることができる。
【0026】なお、ポリスチレン溶解液を回収する場合
に、異物が混入していると、その異物がフィルター80
に堆積する。フィルター80に所定量異物が堆積した場
合には、図6の蓋81を取り外して、道具83を用いて
フィルター80の上に堆積した異物EMを外部に排出す
ることができる。このようにすることで、溶媒収容部
(ポリスチレン溶解液収容部)78に収容されたポリス
チレン溶解液の異物混入率を低下させることができる。
処理液収容部22から溶媒収容部(ポリスチレン溶解液
収容部)78にポリスチレン溶解液が排出された後に、
新しい溶媒収容部77から新しい溶媒M(リモネン)を
供給パイプ71を介して処理液収容部22内に供給(シ
ャワーリング)をすることで、新しい溶媒M(リモネ
ン)は処理液収容部22の内壁に付着あるいは凝固した
小さい粉砕片等を除去することができる。もし、容器C
Aの粉砕と溶解作業中に溶媒Mの温度が40℃までに達
したと温度センサ52が検出した場合には、制御部10
0は、たとえばスピーカー23を鳴らして警告音を発生
させて、モータ35の動作を停止させるようになってい
る。
【0027】このように本発明の実施の形態1では、投
入される容器CAが粉砕され、かつ掻き混ぜられ、しか
も必要に応じて供給パイプ71から溶媒が供給できるの
で、容器CAの粉砕片は、早く溶解することができる。
しかも溶媒Mの温度管理を行うことで、粉砕片の処理速
度を向上できるとともに、溶媒Mが引火点に達する等と
いった事故を防ぐことができ作業安全性を確保できる。
粉砕片に対して溶媒Mを供給パイプ71が供給したり、
あるいは使用後に処理液収容部22の内壁に付着してい
る小さな粉砕片Mを供給パイプ71から供給する新しい
溶媒M(リモネン)で洗い流すことにより、処理液収容
部22のメンテナンス性を向上できる。しかもフィルタ
ー80において、異物を除去できるので、処理液収容部
22のメンテナンスをさらに向上できる。刃物32の先
端部32aをやや薄くし、中央部32bをやや厚くする
ことで、容器CAを破砕もしくは粉砕する時の音を低減
することができる。複数枚の刃物32が回転軸31に沿
って一列に配列されているので、大きな容器CAであっ
ても、引き込んで粉砕することが容易にできる。
【0028】このように本発明の実施の形態1では、た
とえば比較的大きな容器を粉砕しつつ処理液である溶媒
Mで溶解することができ、発泡ポリスチレンの容器CA
は、簡単かつ容易に減容することができる。
【0029】ところで発明の実施の形態1は、たとえば
図8〜図11の変形例を採用することもできる。図8
は、フィルター80の変形例であり、フィルター80
が、フィルターカートリッジ80aに取付けられた例を
示している。このフィルターカートリッジ80aは、図
6の排出部39の排出口39aに対して出し入れするこ
とができる。この場合にはストッパー82はあってもな
くてもよい。図9のフィルター180は、排出部39の
下側にあるホースN4の中に装着することができる。つ
まりホースN4の蓋183を開いて、ホースN4の中に
フィルター180を装着することができる。図10は、
供給パイプ71は、その長手方向に複数の穴71aを有
している。この各穴71aは、溶媒Mを、処理液収容部
22内に供給(シャワーリング、噴射)することができ
る。これに対して、すでに述べた図4の実施の形態1で
は、供給パイプ71は、長手方向にたとえば2つに割っ
た半割り状のパイプであり、供給パイプ71の長手方向
に沿って切欠部71cが形成されている。これらの切欠
部71cは、溶媒Mを処理液収容部22内に供給するこ
とができる。図11は、刃物32の別の配置例を示して
いる。刃物32は、回転軸31にそって一列に配置する
以外に、図11のように回転軸31に対してたとえば1
20℃毎に配置することもできる。
【0030】実施の形態2 図12〜図15は、本発明の廃棄物処理装置の好ましい
実施の形態2を示している。図12〜図15において、
廃棄物処理装置410は、制御部400、本体411、
廃棄物検出手段440、粉砕手段470、処理液の収容
手段(撹拌槽ともいう)420、撹拌手段490等を備
えている。本体411は、上述した粉砕手段470、収
容手段420、撹拌手段490および、使用済みの溶媒
の収容部500等を収容している。
【0031】本体411は、その上部に投入口412を
備えている。この投入口412は、図14と図15に示
すように、細長い投入口であり、その内側には、廃棄物
検出手段440が配置されている。この廃棄物検出手段
440は、たとえば3組の廃棄物のセンサSE1,SE
2,SE3である。これらのセンサSE1〜SE3は、
図18に一例として示すように、発光部550と受光部
560を組合せたものである。たとえば発光部550は
発光ダイオードを用いることができ、受光部560はフ
ォトトランジスタを用いることができる。発光部550
が発光する光LIは、発光部550と受光部560の間
に通る発泡ポリスチレンの容器PAにより遮断される
と、図19に示すように受光部560が出力するセンサ
出力はオン状態(LOW状態)からオフ状態(HIGH
状態)に変化するようになっている。
【0032】図18は廃棄物検出手段440の回路の一
例を示している。3つのセンサSE1〜SE3は、オア
回路570に接続されている。オア回路570のセンサ
出力SPは、モノマルチ回路580に与えられるととも
に、オア回路590の一方の入力端子に入力される。モ
ノマルチ回路580の出力は、遅延出力DPとしてオア
回路590の他方の入力端子に入力される。遅延出力D
Pあるいはセンサ出力SPのいずれかが入力されると、
オア回路590は、モータ制御信号MSをモータ600
に対して与えることができるようになっている。センサ
出力SP、遅延出力DPおよびモータ制御信号MSは、
図19にその一例を示している。
【0033】次に、図15の粉砕手段470について説
明する。粉砕手段470は、図12と図15に示すよう
に、本体411の上部側に位置しており、2つの刃物4
71,472を備えている。図13の刃物471の回転
軸473は、モータ600のプーリー601にベルト6
03を介して連結されている。同様にしてもう一方の刃
物472の回転軸475のプーリー476が、ベルト6
03にかみ合っている。さらに、撹拌手段490の回転
軸491のプーリー493も、ベルト603にかみ合っ
ている。つまりモータ600を作動することによりプー
リー601が回転すると、刃物471は矢印CW方向に
回転するとともに、刃物472はCCW方向に回転し、
これらの回転と同時に撹拌手段490の回転軸491
が、矢印CCW方向に同期して回転するようになってい
る。
【0034】図15の刃物471,472は、図16と
図17に示すように、多少かみ合わせを有する刃物であ
って、それぞれにはスパイラル状の溝474,475が
形成されている。これらの刃物を図15の矢印CWおよ
び矢印CCW方向にかみ合わせることで、たとえばトレ
イ状の容器PA(図15参照)は、細い短冊状にしかも
所定の長さで千切れるようにして細かい小片に粉砕する
ことができる。この様子を図17に示しており、容器P
Aは、細かい粉砕片PABに粉砕することができる。
【0035】このように粉砕された粉砕片PABは、図
15に示すように、収容手段420内に落下していく。
収容手段420の中には、溶媒Mが収容されている。処
理液である溶媒Mは、少なくとも芳香族系有機溶媒、炭
化水素系有機溶媒、エーテル系有機溶媒、エステル系有
機溶媒、ケトン系有機溶媒、モノテルペン系有機溶媒か
らなる群より選ばれた少なくとも1種からなる溶媒を用
い、発泡ポリスチレンからなる廃棄物を溶解するもので
ある。好ましくは溶媒Mは、リモネン、酢酸イソアミ
ル、プロピオン酸ベンジル及び酪酸エステルの少なくと
も1種を溶媒として用いることができる。本実施の形態
2では溶媒Mとしてリモネンを用いている。容器PA
は、たとえば比較的小さな発泡ポリスチレンの容器であ
り、肉や魚を入れるような比較的薄い小型の容器であ
る。
【0036】撹拌手段490は、粉砕片PABを溶媒M
内で撹拌しながら溶媒Mが粉砕片PABを溶解していく
ように補助する撹拌手段である。撹拌手段490は、回
転軸491の周囲に90度毎に撹拌板491を有してい
る。収容手段420は、液面センサ460を有してい
る。この液面センサ460は、位置PLにきた溶媒Mの
液面位置MLを検出するものであり、発光部461と受
光部462を有している。たとえば発光部461は発光
ダイオードであり、受光部462はフォトトランジスタ
である。リモネンのような溶媒M中の発泡ポリスチレン
の濃度が30重量%になると、溶媒Mの液面位置ML
が、所定の位置PLに達する。この時に液面センサ46
0が、液面位置MLを検出して制御部400に制御信号
を送ることで、溶媒Mはほぼ粉砕片を溶解したと制御部
400が判断できる。この液面センサ460の受光部4
62の検出信号は、制御部400に与えることができ
る。制御部400はこのように溶媒Mの液面位置MLを
検出すると、図13のモータ600の作動を停止するこ
とができる。そして、収容手段420の底部の図示しな
い蓋を開けることにより、溶媒Mを図12の収容部50
0側に移すことができる。
【0037】収容手段420は、温度保持手段770を
有している。この温度保持手段770は、ヒータ771
と温度センサ772を有している。ヒータ771は、制
御部400からの指令で、電源773がヒータ771に
電力供給することにより、収容手段420内の溶媒Mを
所定温度、たとえば30℃(あるいは30℃前後の温
度)に加熱することができる。温度センサ772は、溶
媒Mの温度を管理するためのセンサであり、その検出信
号を制御部400に送ることができる。制御部400
は、温度センサ772の検出信号に基づいて、溶媒Mの
温度を30℃(あるいは30℃前後の温度)に保持す
る。そして溶媒Mがリモネンの引火点である48.5℃
に達しないように温度保持する。そしてもし溶媒Mの温
度が40℃以上になった場合には、制御部100は、ス
ピーカーのような警報手段409を用いて、警告するこ
とができるとともに、モータ600の作動を停止するこ
とができる。
【0038】さらに、収容手段420は、供給手段(噴
射手段)950を好ましくは備えている。供給手段95
0は、ポンプ960を介して、収容手段420内の溶媒
Mを撹拌手段490の上方から供給(噴射)するように
なっている。あるいは供給手段950は、ポンプ960
の作動により、新しい溶媒Mを収容した収容手段963
から新しい溶媒Mを撹拌した490に向けて供給するこ
とができる。尚、制御部400は、モータ600、ポン
プ960、警報手段409、電源773を制御し、セン
サSE1〜SE3の検出信号と温度センサ772の検出
信号を受ける。
【0039】次に、図20を参照して上述した廃棄物処
理装置410の動作例を説明する。図15の容器PA
が、投入口412に投入されると、容器PAは、投入口
412に沿って垂直下方に入る。この時に、廃棄物検出
手段(トレイ検出センサ)440のセンサSE1〜SE
3の発光部550の光LIが容器PAの通過により遮断
される。これにより、図18のセンサSE1〜SE3の
少なくとも一つの受光部560のセンサ出力が、オア回
路570に入力される。従ってオア回路570のセンサ
出力SPは、図19に示すように容器PAが通過してい
る間オン状態になっている。これによりセンサ出力SP
は、モノマルチ回路580とオア回路590に入力され
るので、モノマルチ回路580は遅延出力DPを出力す
る。オア回路590は、センサ出力SPと遅延出力DP
の何れかが入力されている間は、図19に示すようにモ
ータ制御信号MSをモータ600に対して与える。つま
りモータ600は、図19の期間Tの間だけ回転するこ
とになる。尚、この期間Tは、刃物471,472によ
る粉砕作業と撹拌手段490による撹拌作業が終るまで
の時間に設定することができる。モータ600が期間T
の分作動するので、刃物471,472は、容器PAを
取り込んで図17に示すように粉砕片PABに完全に粉
砕し終わってから停止する。つまり刃物471,472
は、少くとも距離Lを2πrで割った値(L/2πr)
まで回転するので、容器PAは刃物471,472より
完全に引き込まれて、粉砕される。なお距離Lは、図1
5に示すようにセンサSE1(SE2,SE3)から、
刃物471,472の下端部分までの距離である。また
rは刃物471,472の半径である。
【0040】このようにして刃物471と472がそれ
ぞれCWおよびCCW方向に回転することで、容器PA
が図17に示すようにすべて粉砕片PABに粉砕され
る。多数の粉砕片PABは、収容手段420内の溶媒M
内に落ちて、かつ撹拌手段490の撹拌板491により
CCW方向に撹拌されつつ、溶媒Mにより溶解される。
この時に、図15の制御部400は、ポンプ960を作
動して、供給手段950から溶媒Mを噴射する。この溶
媒Mは、収容手段420内の溶媒Mである。温度保持手
段770は、ヒータ771の加熱により、溶媒Mを、所
定の温度、たとえば30℃(あるいは30℃の近辺の温
度)に保持しているので、粉砕片PABは溶媒Mにより
容易にかつ効率良く溶解することができる。しかも撹拌
板491が粉砕片PABを溶媒M中で移動させることが
できるので、より溶解効率を上げることができる。
【0041】以上の工程では、図20に示しており、粉
砕を開始すると(ST30)、廃棄物検出手段440が
投入口412における容器PAの通過を確認する(ST
31)。この容器PAの通過の確認により、図13のモ
ータ600が作動して、2つの刃物471,472が回
転するとともに撹拌板491が回転する(ST32)。
図19に示す期間Tが経過すると(ST33)と、モー
タ600が停止する(ST34)。これにより、容器P
Aの粉砕および溶媒Mによる溶解作業が終了して、発泡
ポリスチレン溶解液が、図12の収容部500に移され
ることになる。尚、この後に、ポンプ960を作動し
て、新しい溶媒の収容部963から新しい溶媒M(リモ
ネン)を、供給手段950を介して収容手段420内に
供給すれば、収容手段420の内壁に付着もしくは凝固
した粉砕片を除去することができる。上述したように、
図19の遅延出力DPをセンサ出力SPに対して設定す
るのは、図15の刃物471,472が容器PAを粉砕
した後に、粉砕片PABを撹拌して溶媒Mにより溶解す
る時間を確保するためである。
【0042】ところで、上述した実施の形態では、2つ
の刃物471,472の回転と、撹拌板491の回転
を、1つのモータ600で同期して行っているが、これ
に限らず、刃物471,472の回転と、撹拌板491
の回転は、別々のモータで行うことも勿論できる。この
場合には、容器PAを廃棄物検出手段440が検出した
時に、制御部が刃物471と472の回転用のモータを
作動して、そのモータを所定時間作動し、刃物471,
472による容器PAの粉砕が完全に終了した後にはそ
のモータを停止させる。そのモータを停止する前もしく
は停止したと同時に、制御部が撹拌板491の回転用の
モータを作動して、粉砕片PABを溶媒M中で撹拌する
ようにしてもよい。何れにしても、容器PAの粉砕作業
時と、粉砕片PABの溶媒M中での撹拌溶解時のみにそ
れぞれのモータを作動させることが省エネルギーの観点
からより好ましいことである。
【0043】本発明は上記実施の形態1と2に限定され
るものではない。たとえば、図21に示すように、図1
4のセンサSE1〜SE3に代えて、投入口412に
は、センサSE4を設けることもできる。発光部963
と受光部965は、投入口412の長手方向の内側端部
にそれぞれ配置されている。このようにすることで、1
組のセンサSE4を設けるだけで、図15の容器PAを
投入した時に確実に容器PAを検出することができる。
また刃物471,472としては、通常用いられている
紙を細長く切断するシュレッダー用の刃物等を採用する
ことも勿論可能である。また廃棄物検出手段440は、
光検出方式のセンサを用いているが、これに限らず、廃
棄物である容器PAが投入口412に投入された時に接
触して検出する接触型のセンサを用いることも勿論可能
である。
【0044】上述した発明の実施の形態2およびその変
形例では、溶解しにくい表面処理の行われているトレイ
のような容器PAであっても、無理なく粉砕しかつリモ
ネンのような溶媒Mにより容易に早く撹拌しながら溶解
することができる。容器PAが投入口412に投入され
た時に、自動的にモータ600が作動するので、容器P
Aが投入されない時にはモータ600は停止している。
従って、容器PAを粉砕して溶解する時のみにモータを
作動させることもできるので、省電力化が図れるととも
に、従来のように使用者が容器PAを投入する度にモー
タ作動用のスイッチを入れるといった作業が不要とな
り、省力化が図れる。また図15のように供給手段95
0を付加することで、粉砕片PABをさらに早く溶解す
ることができる。本発明の実施の形態では、廃棄物とし
てトレイのような容器を例に挙げているが、他の分野の
廃棄物を処理する場合にも、本発明の廃棄物処理装置を
適用できる。また、シャワーリング(溶媒の供給)とフ
ィルタにより、廃棄物処理装置のメンテナンス性を向上
できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
廃棄物(たとえば廃棄された発泡ポリスチレン)を容易
かつ効率的に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物処理装置の好ましい実施の形態
1を示す図。
【図2】図1の廃棄物処理装置の収容手段を示す斜視
図。
【図3】図1の廃棄物処理装置の粉砕手段の一例を示す
斜視図。
【図4】図1の収容手段の処理液収容部と溶媒の供給手
段の一例を示す斜視図。
【図5】処理液収容部の下部の排出部を示す斜視図。
【図6】図5の排出部およびフィルターの付近を示す斜
視図。
【図7】図1の廃棄物処理装置の動作例を示す図。
【図8】図1の廃棄物処理装置のフィルターの別の実施
の形態を示す図。
【図9】フィルターのさらに別の実施の形態を示す図。
【図10】処理液収容部内の供給パイプの別の実施の形
態を示す図。
【図11】粉砕手段の刃物の他の例を示す図。
【図12】本発明の廃棄物処理装置の好ましい実施の形
態2を示す正面図。
【図13】図12の廃棄物処理装置の側面図。
【図14】図12の廃棄物処理装置の平面図。
【図15】図12の廃棄物処理装置の拡大図。
【図16】図15の廃棄物処理装置の刃物の一例を示す
平面図。
【図17】図16の刃物の一部を拡大した図。
【図18】図14の廃棄物検出手段の一例を示す回路
図。
【図19】図18の回路図における各部の出力例を示す
図。
【図20】図12〜図15の廃棄物処理装置の動作例を
示す図。
【図21】図12の廃棄物処理装置の別の実施の形態を
示す図。
【符号の説明】
10・・・廃棄物処理装置、20・・・収容手段、21
a・・・投入口、30・・・粉砕手段、32・・・刃
物、35・・・モータ(刃物を回転するアクチュエー
タ)、40・・・過負荷検出手段、50・・・温度保持
手段、70・・・供給手段、90・・・人体検出センサ
(人体検出手段)、100,400・・・制御部、41
0・・・廃棄物処理装置、420・・・収容手段、44
0・・・廃棄物検出手段、470・・・粉砕手段、49
0・・・撹拌手段、CA,PA・・・発泡ポリスチレン
の容器(廃棄物)、M・・・溶媒(処理液、たとえばリ
モネン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平船 保宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 近藤 悟 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を処理液で処理するための廃棄物
    処理装置において、 処理液を収容する収容手段と、 収容手段内の処理液を用いて、廃棄物を粉砕する粉砕手
    段と、 収容手段内の処理液の温度を保持する温度保持手段と、 収容手段内に処理液を供給する供給手段と、を備えるこ
    とを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 収容手段は、処理液内の異物を除去する
    ためのフィルタを備える請求項1に記載の廃棄物処理装
    置。
  3. 【請求項3】 粉砕手段は、廃棄物を回転して粉砕する
    ための刃物と、 この刃物を回転するアクチュエータと、 刃物が廃棄物を粉砕する際にアクチュエータの過負荷を
    検出する過負荷検出手段と、を備える請求項1に記載の
    廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 収容手段は、収容手段内への人体の侵入
    を検出する人体検出手段を備える請求項1に記載の廃棄
    物処理装置。
  5. 【請求項5】 処理液は、少なくとも芳香族系有機溶
    媒、炭化水素系有機溶媒、エーテル系有機溶媒、エステ
    ル系有機溶媒、ケトン系有機溶媒、モノテルペン系有機
    溶媒からなる群より選ばれた少なくとも1種からなる溶
    媒を用い、発泡ポリスチレンからなる廃棄物を溶解する
    請求項1に記載の廃棄物処理装置。
  6. 【請求項6】 処理液は、リモネン、酢酸イソアミル、
    プロピオン酸ベンジル及び酪酸エステルの少なくとも1
    種を溶媒として用いる請求項5に記載の廃棄物処理装
    置。
  7. 【請求項7】 廃棄物を処理液で処理するための廃棄物
    処理装置において、 廃棄物を投入したことを検出する廃棄物検出手段と、 廃棄物検出手段が廃棄物を投入したことを検出すると、
    廃棄物の粉砕を開始する粉砕手段と、 処理液を収容する収容手段と、 収容手段内の処理液を用いて、粉砕した廃棄物を回転し
    ながら攪拌する攪拌手段と、を備えることを特徴とする
    廃棄物処理装置。
  8. 【請求項8】 処理液は、少なくとも芳香族系有機溶
    媒、炭化水素系有機溶媒、エーテル系有機溶媒、エステ
    ル系有機溶媒、ケトン系有機溶媒、モノテルペン系有機
    溶媒からなる群より選ばれた少なくとも1種からなる溶
    媒を用い、発泡ポリスチレンからなる廃棄物を溶解する
    請求項7に記載の廃棄物処理装置。
  9. 【請求項9】 処理液は、リモネン、酢酸イソアミル、
    プロピオン酸ベンジル及び酪酸エステルの少なくとも1
    種を溶媒として用いる請求項8に記載の廃棄物処理装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002097299A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Ge Plastics Japan Ltd 自動車用プラスチック天井材のリサイクル方法
JP2008179827A (ja) * 2008-03-12 2008-08-07 Sankei Giken Kogyo Co Ltd 合成樹脂廃棄物の溶解処理装置
WO2024150424A1 (ja) * 2023-01-13 2024-07-18 中田エンヂニアリング株式会社 ゴム押出機、ゴム押出システム及びゴム材料投入方法
US12162991B2 (en) 2019-06-28 2024-12-10 Ff-Future Oy Method for recycling polystyrene and solvent for dissolving polystyrene

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