JPH09220793A - 積層化粧板 - Google Patents

積層化粧板

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JPH09220793A
JPH09220793A JP2887196A JP2887196A JPH09220793A JP H09220793 A JPH09220793 A JP H09220793A JP 2887196 A JP2887196 A JP 2887196A JP 2887196 A JP2887196 A JP 2887196A JP H09220793 A JPH09220793 A JP H09220793A
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JP
Japan
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synthetic resin
base material
bonded
double
decorative material
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JP2887196A
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English (en)
Inventor
Kenzo Kojima
健蔵 小嶋
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】建材や住設家具に適した”そり”や”ねじれ”
の少ない、意匠性の優れた化粧積層板を提供すること。 【構成】合成樹脂系表面化粧材と基材からなる化粧積層
板において、合成樹脂系表面化粧材と基材との接合が厚
み0.05〜1mmの両面粘着テープを用いてなされて
いることを特徴とする積層化粧板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建材や住設家具に適
した温・湿度の変化に起因する”そり”や”ねじれ”の
少ない、意匠性の優れた化粧積層板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から木質、合成樹脂、金属、窯業材
料、繊維等の各種材料からなる板材が建築材料や住設家
具に使用されているが、上記材料単独では意匠性、耐久
性、物理的・機械的性質、加工性、施工性、コストパフ
ォーマンス等の諸特性を兼ね備えた板材を得るのは困難
であり、一般的には市場のニーズに合わせて各種材料、
特に表面化粧材として特有の高級感や意匠性を有し、他
の材料に比べ防腐性、耐水性、耐候性、耐摩耗性、耐薬
品性に優れ、かつ容易に安定して供給できる合成樹脂系
表面化粧材を基材に積層したものが多く使用されてい
る。
【0003】合成樹脂系表面化粧材を基材に積層するた
めに多くとられる方法として クロロプレンゴム等のゴム系接着剤を基材と合成樹脂
系表面化粧材の双方に塗布の後、セミドライ工程を経て
圧締するという方法 エポキシ樹脂系、シリコン樹脂系、ウレタン樹脂系等
の接着剤を基材、及び/又は、合成樹脂系表面化粧材の
表面に塗布の後熱圧プレスするという方法 があったが、の方法はセミドライ工程において、溶剤
の揮発の程度がばらつき、結果として基材と合成樹脂系
表面化粧材との接着力にもばらつきを生じることが多か
った。このため接着力の弱い部分で両者が剥離し、所
謂、フクレ現象を起こすことがあった。更に、接着剤の
特性上、得られた製品の低温特性が不良であるという欠
点を有していた。また、の方法においては使用する接
着剤が比較的高価な上、接着剤のセットタイムが長く、
圧締時間を長くとる必要があり、生産性が悪いという欠
点があった。
【0004】一方、積層化粧板は単独の材料では発揮で
きない優れた特性を有している反面、気温や湿度の変化
により”そり”や”ねじれ”が生じやすく、最悪の場
合、クラックを生じるという欠点があった。これは各材
料がそれぞれ特有の線膨張係数を有し、また吸水性も異
なることが原因であり、夏季と冬季の温・湿度差が大き
なわが国においてはこの問題は深刻であり、更に、直射
日光を受けるような環境で使用される用途においては一
層深刻であった。
【0005】施工後や組立後にこの”そり”や”ねじ
れ”が発生すると、せっかくの美観や意匠性が損なわれ
るばかりでなく、化粧積層板を固定している釘が抜けた
り、接着層が剥離する等の問題も生じ極めて不都合であ
った。しかも、最近の冷暖房器具の普及に伴い、このよ
うな問題の発生頻度がますます高くなってきているのが
現状であった。
【0006】こうした問題を解決するために、従来のゴ
ム系等の接着剤に替えて、弾性接着剤を厚塗りする等の
手段が取られているが、接着剤が高価である上に、多量
の接着剤を必要とし、更に、該接着剤と、基材及び合成
樹脂系表面化粧材とは完全接着となるため、”そり”
や”ねじれ”の防止効果が不充分であった。
【0007】また、小割の表面材をブロック状に貼り継
ぐ方法もあるが、この場合はかならずしも意匠的に市場
のニーズに合致するものではなく、継ぎ目部分にホコ
リ、ゴミがたまりやすくて汚れが目立ちやすいという欠
点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は単独の材料で
は実現が困難な耐久性、物理的・機械的性質、加工性、
施工性、コストパフォーマンス、意匠性等の諸特性を兼
ね備え、しかも温・湿度の変化による”そり”や”ねじ
れ”の発生が少ない化粧積層板を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
行った。この結果、合成樹脂系表面化粧材と基材からな
る化粧積層板において、合成樹脂系表面化粧材と基材と
の貼り合わせに特定の両面粘着テープを用いることによ
り上記課題が解決できることを見い出し本発明に至った
のである。即ち本発明によれば、基材の両表面のうち少
なくとも片面に合成樹脂系表面化粧材が積層されてなる
化粧板において、基材表面と合成樹系表面化粧材との接
合が厚み0.05〜1mmの両面粘着テープを用いてな
されていることを特徴とする積層化粧板が提供され、ま
た、より好ましくは、基材の木口面のうち少なくとも1
つの面に合成樹脂系表面化粧材が両面粘着テープを用い
て接合されていることを特徴とする上記積層化粧板が提
供され、また、 基材の木口面のうち少なくとも1つの
面に接合された合成樹脂系表面化粧材と基材表面に接合
された合成樹脂系表面化粧材とがその接触部において接
合されていることを特徴とする積層化粧板が提供され、
また、より好ましくは、基材の木口面と合成樹脂系表面
化粧材との接合に用いられる両面粘着テープが発泡倍率
5〜30倍の合成樹脂シートを支持体としており、しか
も、その厚みt(mm)が下式の範囲にあることを特徴
とする上記の積層化粧板が提供され、また、より好まし
くは、 |α1−α2|×L×15<t<|α1−α2|×L×15
0 (但し、α1,α2はそれぞれ基材及び合成樹脂系表面化
粧材の線膨張係数;Lは基材の長さ(mm)を表す) 合成樹脂系表面化粧材がアクリル系人工大理石、不飽和
ポリエステル系人工大理石から選ばれるものであること
を特徴とする上記いずれかに記載の積層化粧板が提供さ
れる。以下本発明をより詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の積層化粧板は基本的に
は、合成樹脂系表面化粧材と基材から構成される。上記
合成樹脂系表面化粧材としては、例えばアクリル樹脂
板、塩化ビニル樹脂板、ポリカーボネート板、ポリエチ
レン板、ポリプロピレン板、ポリスチレン板、フェノー
ル樹脂板、メラミン樹脂板、アクリル系もしくは不飽和
ポリエステル樹脂系の人工大理石板等が挙げられるが、
意匠性、耐久性、耐摩耗性、加工性等に優れた性質を示
す人工大理石板が特に好適に用いられる。
【0011】一方、基材を特に制限するものではない
が、例えば合板、MDF、OSB、ウエファーボード、
パーティクルボード等の木質板、鉄板、アルミニウム
板、ステンレス板等の金属板、セメント板、珪酸カルシ
ウム板、石膏板等の無機板が挙げられる。特に、本発明
は線膨張係数が大きく異なっている表面化粧材と基材を
接着積層した場合や、水分による寸法変化の大きい木質
板を基材として用いた場合に特に効果的である。
【0012】本発明においては基材の両表面のうち少な
くとも片面において該基材と合成樹脂系化粧材が両面粘
着テープを用いて接合される。ここで言う基材の両表面
とは、板状体である基材の木口面を除く表面のことであ
り、通常基材の大部分の表面積を占めるものである。こ
のように、基材の表面と合成樹脂系化粧材が両面粘着テ
ープを用いて接合されることにより、両者の線膨張係数
の違いのため両者の寸法のバランスがくずれても、両者
が完全接着されていないため、接合部でずれ動くことが
できる。このため、積層化粧板に応力が蓄積されること
がなく、”そり”や”ねじれ”を防止できるのである。
【0013】また、本発明においては、基材表面と合成
樹脂系表面化粧材との線膨張係数の違いにより発生する
応力を効果的に解消するため、そして得られる化粧板の
耐衝撃強度を低下させないために両者の接合に用いられ
る両面粘着テープの厚みは0.05〜1mmの範囲に設
定される。両面粘着テープの厚みが0.05mm未満で
あると、基材と合成樹脂系表面化粧材との線膨張係数の
違いにより発生する応力により、両面粘着テープに大き
な剪断力が加わり、両面粘着テープの破壊を招くことが
あるため好ましくなく、逆に1mmを超えると得られる
積層化粧板の耐衝撃強度が低下し好ましくない。これ
は、両面粘着テープの厚みが大きすぎると積層化粧板が
合成樹脂系表面化粧材側から衝撃を受けた際、該合成樹
脂系表面化粧材に、より大きな変形を許すようになり、
この結果、積層化粧板の耐衝撃強度が低下するものと推
察される。
【0014】厚み以外の点については、両面粘着テープ
を特に限定するものではなく、不織布;紙;合成樹脂フ
ィルム;天然繊維や合成繊維の織布;ポリエステル樹
脂、ブチルゴム、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂等の
発泡体; を支持体とする両面粘着テープ、或いは、支
持体を使用しない両面粘着テープが用いられる。
【0015】また、両面粘着テープに用いられる粘着剤
も限定されるものでなく、天然ゴム、再生ゴム、合成ゴ
ム等から得られるゴム系粘着剤、スチレン−イソプレン
−スチレンブロックポリマー(SIS)等各種公知の粘
着剤を用いたものが使用可能であるが、アクリル系粘着
剤を用いたものが耐熱性、耐寒性を有しており、幅広い
温度範囲での使用が可能であるため特に好適に用いられ
る。更に、粘着力と凝集力の相反する物性をともに改良
する目的で、ポリイソシアネート等の架橋剤により部分
架橋されたアクリル系粘着剤が特に好ましい。
【0016】尚、基材表面と合成樹脂系表面化粧材とを
接合するにあたって使用する両面粘着テープの量は、求
められる接着力により適宜設定されるが、応力集中によ
る合成樹脂系表面化粧材の”ワレ”や接着力の不足によ
る”フクレ現象”を防ぐ目的で、一般的には基材表面と
合成樹脂系表面化粧材との接触面積の60〜100%、
より好ましくは80〜100%の面積において両者が両
面粘着テープにより接合されるようにするのが望まし
い。なお必要により、両面粘着テープが使用されていな
い部分に公知の粘着剤を使用してもよい。
【0017】更に、テーブル等の用途においては、基材
の木口面にも合成樹脂系表面化粧材を両面粘着テープを
用いて接合するのが美的観点から好ましい。また更に、
基材の木口面に接合された合成樹脂系表面化粧材(3
b)と、基材表面に接合された合成樹脂系表面化粧材
(3a)とがその接触部において接合されていることが
望ましい。この部分が接合されていることにより、温・
湿度の変化によって基材の表面に接合された合成樹脂系
化粧材(3a)が伸縮した際、木口面に両面粘着テープ
により接合された合成樹脂系表面化粧材(3b)との間
に間隙を生じたり、逆に、基材の表面に接合された合成
樹脂系化粧材(3a)が突出するのを防ぐことができ
る。両者を接合する手段としては、公知の接着剤を用い
る方法、或いは、合成樹脂系表面化粧材が熱可塑性のも
のである場合には、熱により溶着する方法等が用いられ
る。
【0018】また、基材の木口面に接合された合成樹脂
系表面化粧材(3b)と、基材表面に接合された合成樹
脂系表面化粧材(3a)とがその接触部において接合さ
れる場合、基材の木口面と合成樹脂系表面化粧材(3
b)の接合に用いられる両面粘着テープが発泡倍率5〜
30倍の合成樹脂シートを支持体としており、しかも、
その厚みt(mm)が下式の範囲に設定されているのが
望ましい。 |α1−α2|×L×15<t<|α1−α2|×L×15
0 (但し、α1,α2はそれぞれ基材及び合成樹脂系表面化
粧材の線膨張係数;Lは基材の長さ(mm)を表す) 発泡倍率が5〜30倍の合成樹脂シートを支持体とする
両面粘着テープを用いることにより、更に、該両面粘着
テープの厚みを上記範囲内に設定することにより、温・
湿度の変化によって基材の表面に接合された合成樹脂系
化粧材(3a)が伸縮して”ずれ”を生じても、所定厚
みを有し、しかも発泡合成樹脂シートを支持体とする両
面粘着テープが”ずれ”による応力を吸収するため、”
ずれ”により合成樹脂系化粧材が破損するのを防止でき
る。発泡倍率が5倍未満であると応力を吸収する能力が
十分でなく望ましくなく、逆に、発泡倍率が30倍を超
えると基材の木口面と合成樹脂系表面化粧材との接合力
が不十分となり望ましくない。尚、上記Lの値が基材の
縦横それぞれの方向において異なる場合には、用いられ
る両面粘着テープの厚みは、用いられる基材の木口面の
部位により適宜設定されるのが好ましく、更に、木材の
ように縦横の線膨張係数が異なる基材を用いる場合に
も、用いられる両面粘着テープの厚みは、用いられる基
材の木口面の部位により適宜設定されるのが好ましい
が、両面粘着テープの厚みが上記範囲内に設定されてい
れば、全ての木口面において同一厚みの両面粘着テープ
を使用してもよい。
【0019】以下、本発明を図面を用いてより詳細に説
明する。図1、2、3、4はいずれも本発明によって得
られた積層化粧板の模式断面図である。図1では基材
(2)と合成樹脂系表面化粧材(3a)とが全面に亘っ
て両面粘着テープ(4)によって接合されている。ま
た、図2では基材(2)と合成樹脂系表面化粧材(3
a)とが部分的に両面粘着テープ(4)によって接合さ
れており、基材(2)と合成樹脂系表面化粧材(3a)
との間に両面粘着テープ(4)により接合されていない
空隙(5)が存在する。図3では、図1で示された積層
化粧合板の木口面にも合成樹脂系表面化粧材(3b)が
両面粘着テープにより接合されている。ここにおいて、
基材の表面に接合された合成樹脂系化粧材(3a)と木
口面に接合された合成樹脂系表面化粧材(3b)とは接
触部において接着剤により接合されている。図4では、
図2で示された積層化粧板において、両面粘着テープが
用いられていない部分の一部に粘着剤(7)が用いら
れ、この部分においても基材(2)と合成樹脂系表面化
粧材(3a)とが接合されている。
【0020】
【実施例】実施例、比較例で用いた基材、合成樹脂系表
面化粧材は以下のとうりである。さらに、それぞれ材料
の線膨張係数を表1に示す。 <基材> ・パーティクルボード(12mm×600mm×240
0mm) ・アルミニウム板(2mm×600mm×2400m
m) <合成樹脂系表面化粧材> ・人工大理石板(不飽和ポリエステル樹脂系 2mm×
600mm×2400mm、2mm×624mm×24
24mm)
【0021】
【表1】
【0022】また、得られた積層化粧板の温度変化によ
る変形の程度の評価は次の手順で行った。図5は積層化
粧板の温度変化による変形の程度の評価方法を説明する
ための模式図である。まず積層化粧板を60℃、50%
RHの環境に1日保ち、図5a、bにおいてd(mm)
で示される”そり”を測定した。更に、積層化粧板を−
10℃の環境に1日保ち、発生した”そり”を同じくd
(mm)により評価した。尚、図5aの状態において測
定されたdをプラス、図5bの状態において測定された
dをマイナスの符号を付けて表す。
【0023】[実施例1]パーティクルボードの片方の
表面に、市販の厚さ0.16mm、巾100mmの両面
粘着テープ(日東電工(株)製、支持体:不織布、粘着
剤:アクリル樹脂系)を貼り付けた。次いで、人工大理
石板を貼り付け、積層化粧板を得た。得られた積層化粧
板の温度変化による変形の程度を評価した。その結果を
表2に示す。
【0024】[実施例2]パーティクルボードの片方の
表面の長尺方向に沿うように、実施例1で用いたのと同
様の両面粘着テープを表面積の約90%に亘り貼り付け
た。次いで、人工大理石板を貼り付け、積層化粧板を得
た。得られた積層化粧板の温度変化による変形の程度を
評価した。その結果を表2に示す。
【0025】[実施例3]基材としてアルミニウム板を
用いる以外は実施例1と全く同様にして積層化粧板を得
た。得られた積層化粧板の温度変化による変形の程度を
評価した。その結果を表2に示す。
【0026】[実施例4]パーティクルボードの片方の
表面に、市販の厚さ0.16mm、巾100mmの両面
粘着テープ(日東電工(株)製、支持体:不織布、粘着
剤:アクリル樹脂系)を貼り付けた。そしてその上に人
工大理石板(2mm×624mm×2424mm)を接
合した。次いで、パーティクルボードの4面の木口面の
うち12mm×600mmの木口面2面に厚み10mm
の人工大理石を発泡ウレタンシート(発泡倍率10倍)
を支持体とする両面粘着テープ(厚み2mm、巾12m
m)を用いて接合した。また、パーティクルボードの4
面の木口面のうち12mm×2400mmの木口面2面
に厚み10mmの人工大理石を発泡ウレタンシート(発
泡倍率10倍)を支持体とする両面粘着テープ(厚み2
mm、巾12mm)を用いて接合した。尚この際、α−
シアノアクリレート系瞬間接着剤を用いて、パーティク
ルボード表面に接合された人工大理石板とパーティクル
ボードの木口面に接合される人工大理石を、その接触部
において接合した。得られた積層化粧板の温度変化によ
る変形の程度を評価した。その結果を表2に示す。
【0027】[比較例1]パーティクルボードの表面に
クロロプレンゴム系接着剤(コニシ(株)、Gエース)
を用いて人工大理石板を接合した。得られた積層化粧板
の温度変化による変形の程度を評価した。その結果を表
2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表1より、実施例1〜4に示される積層化
粧板は、比較例1において示された従来の工法によって
得られた積層化粧板に比べ、温度変化による変形の程度
が少ないことが明らかである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
合成樹脂系表面化粧材と基材とを両面粘着テープにより
接合するという簡単な手法により、単独の材料では実現
が困難な耐久性、物理的・機械的性質、加工性、施工
性、価格等の諸特性を兼ね備え、しかも”そり”や”ね
じれ”が少なく、かつ、表面が平滑でホコリ、ゴミがた
まりにくく、優れた意匠性を有する化粧積層板が提供さ
れる。このように本発明の積層化粧板は建築材料や住設
家具用材料として好適に用いられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって得られた積層化粧板の模式断面
図である。
【図2】本発明によって得られた積層化粧板の模式断面
図である。
【図3】本発明によって得られた積層化粧板の模式断面
図である。
【図4】本発明によって得られた積層化粧板の模式断面
図である。
【図5】積層化粧板の温度変化による変形の程度の評価
方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1. 積層化粧板 2. 基材 3a.合成樹脂系表面化粧材(基材の表面に接合される
もの) 3b.合成樹脂系表面化粧材(基材の木口面に接合され
るもの) 4. 両面粘着テープ 5. 空隙 6. 接着剤による接合部 7. 粘着剤
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/36 101 B32B 27/36 101

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の両表面のうち少なくとも片面に合
    成樹脂系表面化粧材が積層されてなる化粧板において、
    基材表面と合成樹系表面化粧材との接合が厚み0.05
    〜1mmの両面粘着テープを用いてなされていることを
    特徴とする積層化粧板。
  2. 【請求項2】 基材の木口面のうち少なくとも1つの面
    に合成樹脂系表面化粧材が両面粘着テープを用いて接合
    されていることを特徴とする請求項1に記載の積層化粧
    板。
  3. 【請求項3】 基材の木口面のうち少なくとも1つの面
    に接合された合成樹脂系表面化粧材と基材表面に接合さ
    れた合成樹脂系表面化粧材とがその接触部において接合
    されていることを特徴とする請求項2に記載の積層化粧
    板。
  4. 【請求項4】 基材の木口面と合成樹脂系表面化粧材と
    の接合に用いられる両面粘着テープが発泡倍率5〜30
    倍の合成樹脂シートを支持体としており、しかも、その
    厚みt(mm)が下式の範囲にあることを特徴とする請
    求項2乃至3のいずれかに記載の積層化粧板。 |α1−α2|×L×15<t<|α1−α2|×L×15
    0 (但し、α1,α2はそれぞれ基材及び合成樹脂系表面化
    粧材の線膨張係数;Lは基材の長さ(mm)を表す)
  5. 【請求項5】 合成樹脂系表面化粧材がアクリル系人工
    大理石、不飽和ポリエステル系人工大理石から選ばれる
    ものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の積層化粧板。
JP2887196A 1996-02-16 1996-02-16 積層化粧板 Pending JPH09220793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112621A (ja) * 2004-08-26 2006-04-27 Bayer Materialscience Ag 複合要素

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006112621A (ja) * 2004-08-26 2006-04-27 Bayer Materialscience Ag 複合要素

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