JPH09221826A - 鉄骨パネル化工法による建築物 - Google Patents

鉄骨パネル化工法による建築物

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JPH09221826A
JPH09221826A JP3044996A JP3044996A JPH09221826A JP H09221826 A JPH09221826 A JP H09221826A JP 3044996 A JP3044996 A JP 3044996A JP 3044996 A JP3044996 A JP 3044996A JP H09221826 A JPH09221826 A JP H09221826A
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steel frame
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Nobuo Ishida
信男 石田
Kazuma Masuda
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O M KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄骨造で、3階建て、高性能、低価格という
条件を備えることができ、しかも、全て人力で施工が可
能で重機の使用が不要で、工期の短縮も実現できる。 【構成】 アングル材による周囲枠2とブレース3や横
桟4とからなる鉄骨フレームパネル1をこの周囲枠2を
相互にボルト接合して外殻籠構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨パネル化工法
による建築物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市型住宅や店舗併用住宅の現状を見渡
すと、木造2階の建防火構造が最も一般的な方式として
利用されてきた。
【0003】近年、土地価格の高騰等の理由で宅地の狭
小化が進行し、狭い敷地で生活空間を少しでも多く確保
したい要望が大きくなり、地下・小屋裏の利用等がさか
んで本格的な3階住宅が望まれるようになった。
【0004】木造でも3階建てが建てられるようになっ
たが、法規上の規制が面倒で、設計の自由度がかなり制
限され、木造住宅の良さが失われている。
【0005】そこで耐震・耐火性能を求めるならば、鉄
骨造か鉄筋コンクリート造ということになるが、鉄筋コ
ンクリート造はコストの点でどうしても割高になってし
まう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これに対して鉄骨造な
らば、3階建て、高性能という要件を満たすが、柱鉄
骨、梁鉄骨による軸組み構造ではコスト面で割高であ
り、重機等の使用も不可欠でそれに対応でる道路条件が
なり所では難工事となる。また、柱・梁の位置で平面計
画が限定されたものとなってしまう。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、鉄骨造で、3階建て、高性能、低価格という条件を
備えることができ、しかも、全て人力で施工が可能で重
機の使用が不要で、工期の短縮も実現できる鉄骨パネル
化工法による建築物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、アングル材による周囲枠とブレース
や横桟とからなる鉄骨フレームパネルをこの周囲枠を相
互にボルト接合して外殻籠構造としたこと、第2に、鉄
骨フレームパネルはアングル材による周囲枠を相互に逆
向きに重合してボルト止めすること、第3に、土台とし
て、基礎コンクリート中に鉄骨フレームによる梯子形パ
ネルを横向きにかつ上部が出るように埋設し、この梯子
形パネル上に鉄骨フレームパネルを立設し、周囲枠をボ
ルト止めすることを要旨とするものである。
【0009】請求項1記載の本発明によれば、鉄骨籠構
造を採用することで主要構造を全て外壁面に分散させる
ことができ、平面計画の自由度を高めることができる。
また鉄骨フレームパネルはこれを構成する材料は国内何
処でも入手し易いアングル材であり、応力分散のため細
物を使用することができる。
【0010】しかも製作に特殊技術がいらず、中小の鉄
工所が加工できるものであり、施工では全て人力で取り
扱うことができて重機が不要であり、構造的には贅肉の
ないシンプルなものとなる。また、現場加工、溶接等を
極力なくすことができ、鉄骨フレームパネルは工場生産
部品なので、これを使用することで工期の短縮が可能と
なる。
【0011】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、鉄骨フレームパネルはアングル材による周囲
枠を相互に逆向きに重合してボルト止めすることで芯ず
れを調整し、構造的なバランスを取ることができる。
【0012】請求項3記載の本発明によれば、土台に鉄
骨フレームパネルを立設するのに多数のアンカーボルト
を植設することなく、梯子形パネルに直接ボルト止めで
きるので、手数を要せず、精度よい迅速な施工が可能と
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
形態を詳細に説明する。図1は本発明の鉄骨パネル化工
法による建築物の1実施形態を示す側面図で、図中1は
鉄骨フレームパネルである。
【0014】この鉄骨フレームパネル1は、一例として
図2に示すようにアングル材による周囲枠2とブレース
3や横桟4とからなるもので、このうち周囲枠2はアン
グル材(L-65 ×65×6)で形成した幅1m、高さ2.66
mの矩形枠とし、アングル材の直角に交わる構成片5
a,5bはこのうち奥行きがある構成片5aで奥行きの
ある枠を構成するとすると、構成片5bはこの枠の一端
から内側方向に突き出るように奥側面を囲うようになる
ものである。このようにして構成片5bで囲われた面を
鉄骨フレームパネル1の裏側面とし、構成片5bがない
開放面を表側面とする。
【0015】ブレース3や横桟4は前記周囲枠2を構成
するアングル材よりは細いアングル材(L-50 ×50×
6)で構成し、構成片5aでの枠面内に納まるように端
部を構成片5bに溶接して取り付けた。(図1の点線の
丸内参照)
【0016】先に、建築物の基礎部分について説明する
と、ベタ基礎であり、図4〜図6に示すように鉄筋コン
クリートによる土台6はアングル材を用いた鉄骨フレー
ムによる梯子形パネル7を横向きにかつ上部が上方に出
るように埋設しておく。図中10はこの梯子形パネル7か
ら突設させたスタッドである。
【0017】なお、他の実施形態として図7に示すよう
に梯子形パネル7の下部に鉄骨ボックス8を組み合わせ
てたものを埋設し、図6における鉄筋をこの鉄骨ボック
ス8で代えるようにすれば、配筋作業を省略できる。
【0018】前記梯子形パネル7の上に鉄骨フレームパ
ネル1を立設し、周囲枠2と梯子形パネル7をボルト
(HTB)9で止め、また、並列させた鉄骨フレームパ
ネル1はその周囲枠2を相互にボルト接合し、さらに鉄
骨フレームパネル1は上下にも接合して全体を外殻籠構
造とした。図3は図1のA矢視図であり、かかる外殻籠
構造とするについては適宜な開口を適宜に形成すること
ができる。
【0019】また、このように鉄骨フレームパネル1を
相互に接合するに際しては、前記構成片5bで囲われた
裏側面と構成片5bがない表側面とが交互にならぶよう
に相互に裏表逆向きに重合してボルト止めするものとす
る。
【0020】鉄骨フレームパネル1は前記のように上下
段に組まれるものの他、スラブ11上に立設するものもあ
り、前記梯子形パネル7に結合する鉄骨フレームパネル
1は周囲枠2が完全に閉じた口字形のものであるが、上
段の鉄骨フレームパネル1は下辺がない横コ字形の周囲
枠2とし、この周囲枠2の左右縦材の下端に水平フラン
ジを結合片として形成し、この結合片の部分をボルト止
めすれば下段の鉄骨フレームパネル1の上辺との組合わ
せで口字形の枠となる。
【0021】スラブ11は特に限定はないが、鉄板でユニ
ット化したコンクリートスラブが採用でき、図4に示す
ようにこのスラブ11上に立設する鉄骨フレームパネル1
も同様な下辺がない横コ字形の周囲枠2のものでよい。
最上段に位置する鉄骨フレームパネル1は上端は屋根勾
配を確保する傾斜をつける。
【0022】このように本発明の建築物は鉄骨フレーム
パネル1を相互にボルト接合して外殻籠構造とするもの
であり、内部柱形がでないので平面計画を自由に設定す
ることができる。
【0023】プランの展開に関しては、都市型住宅・店
舗併用住宅等商住混合地域での想定される敷地は間口5
Mとして、図10に示すように建物は4M間口から1Mず
つスケールアップをし、9Mまでを考える。奥行きに関
しては、6Mから12Mと考える。これにより108 種の矩
型プランができる。
【0024】さらに、外壁の仕上げについて述べると、
図8、図9に示すように鉄骨フレームパネル1内に桟木
12を嵌め込んで外側面に木の下地13を取り付け、さらに
桟木12′により空間を確保して耐火ボード14を貼り、そ
の外側に波板鋼板15を外装材として取り付け、前記空間
にはグラスウール等の断熱・遮音材16を配設する。
【0025】このように躯体の鉄骨造の外側に防火・断
熱性能を満たしたパネルを貼り上げ、外壁を断熱構造と
してのは鉄骨材のヒートブリッジを防ぐためである。な
お、内壁側は用途に応じて任意の仕上げを選択できるよ
うになっている。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明の鉄骨パネル化
工法による建築物は、鉄骨造で、3階建て、高性能、低
価格という条件を備えることができ、しかも、全て人力
で施工が可能で重機の使用が不要で、工期の短縮も実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄骨パネル化工法による建築物の1実
施形態を示す側面図である。
【図2】鉄骨フレームパネルの一例を示す正面図であ
る。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】土台からの立ち上がりを示す側面図である。
【図5】土台からの立ち上がりを示す要部の正面図であ
る。
【図6】土台の断面図である。
【図7】他の実施形態を示す土台の断面図である。
【図8】外壁構造を示す縦断側面図である。
【図9】外壁構造を示す横断平面図である。
【図10】プラン平面計画のシステムを示す表図であ
る。
【符号の説明】
1…鉄骨フレームパネル 2…周囲枠 3…ブレース 4…横桟 5a,5b…構成片 6…土台 7…梯子形パネル 8…鉄骨ボック
ス 9…ボルト 10…スタッド 11…スラブ 12…桟木 13…木の下地 14…耐火ボード 15…波板鋼板 16…断熱・遮音
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 603 E04B 2/56 603K 604 604D 604G 605 605F 605M 611 611B 632 632P 632D 632H 633 633A 633G 633C 645 645B 645C 645F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アングル材による周囲枠とブレースや横
    桟とからなる鉄骨フレームパネルをこの周囲枠を相互に
    ボルト接合して外殻籠構造としたことを特徴とする鉄骨
    パネル化工法による建築物。
  2. 【請求項2】 鉄骨フレームパネルはアングル材による
    周囲枠を相互に裏表逆向きに重合してボルト止めする請
    求項1記載の鉄骨パネル化工法による建築物。
  3. 【請求項3】 土台として、基礎コンクリート中に鉄骨
    フレームによる梯子形パネルを横向きにかつ上部が出る
    ように埋設し、この梯子形パネル上に鉄骨フレームパネ
    ルを立設し、周囲枠をボルト止めする請求項1または請
    求項2記載の鉄骨パネル化工法による建築物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409469A (en) * 2003-12-15 2005-06-29 Spaceover Ltd A flat wall frame comprising perimetral frame members
CN114687304A (zh) * 2022-03-31 2022-07-01 中铁十九局集团第三工程有限公司 一种用于高填方或大跨径的钢波纹板复合结构

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409469A (en) * 2003-12-15 2005-06-29 Spaceover Ltd A flat wall frame comprising perimetral frame members
CN114687304A (zh) * 2022-03-31 2022-07-01 中铁十九局集团第三工程有限公司 一种用于高填方或大跨径的钢波纹板复合结构

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