JPH09221895A - 手摺部材 - Google Patents

手摺部材

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JPH09221895A
JPH09221895A JP3161796A JP3161796A JPH09221895A JP H09221895 A JPH09221895 A JP H09221895A JP 3161796 A JP3161796 A JP 3161796A JP 3161796 A JP3161796 A JP 3161796A JP H09221895 A JPH09221895 A JP H09221895A
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JP
Japan
Prior art keywords
handrail member
coating layer
film
acrylic resin
core material
Prior art date
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Pending
Application number
JP3161796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Koguchi
尚義 炬口
Kiyozumi Sato
清純 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】意匠性に優れ、可塑材のブリードがなく、耐汚
染性や耐候性についても満足のいく透明な合成樹脂材料
を被覆してなる好適な手摺部材を提供せんとするもので
ある。 【解決手段】長尺体の芯材1の外壁にフィルム3を接着
し、このフィルム3の上に透明の軟質系アクリル樹脂が
被覆されて被覆層2が形成されたもので、この軟質系ア
クリル樹脂が軟質で透明性に優れ、被覆層2をとうして
フィルムが見えるので意匠性に優れ、長期間使用しても
軟質系アクリル樹脂から可塑材がブリードすることがな
く、経時変化で表面にクラックが入ったり、硬化したり
することがなく、耐汚染性や耐候性についても満足のい
くものとなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廊下、階段、洗面所、
トイレ、浴室等の屋内外に用いられる手摺部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般には、鋼管やアルミ合金型材又は、
鋼板をロールフォーミング成型した芯材に透明な樹脂を
被覆した手摺ではその表面に軟質塩化ビニル樹脂等を被
覆したものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き手摺部材表面に軟質塩化ビニル樹脂等の材料を被覆し
た手摺では長期間使用していると可塑材がブリードして
表面がベタベタしたり、軟質材料が経時変化し表面にク
ラックが入ったり、硬化したりして問題となるし、被覆
した材料が剥がれたりすることもあり問題があった。
又、耐汚染性や耐候性についても満足のいくものではな
かった。又、表面に被覆された合成樹脂は透明であって
もただ単に芯材が見えるのみで、その表情が乏しく意匠
性に優れたものではなかった。
【0004】そこで本発明は上記の如き問題を解決し、
意匠性に優れ、可塑材のブリードがなく、耐汚染性や耐
候性についても満足のいく透明な合成樹脂材料を被覆し
てなる好適な手摺部材を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の手
摺部材は、長尺体の芯材の外壁にフィルムを接着し、こ
のフィルムの上に透明の軟質系アクリル樹脂が被覆され
て被覆層が形成されたもので、この軟質系アクリル樹脂
が軟質で透明性に優れ、被覆層をとうしてフィルムが見
えるので意匠性に優れ、長期間使用しても軟質系アクリ
ル樹脂から可塑材がブリードすることがなく、経時変化
で表面にクラックが入ったり、硬化したりすることがな
く、耐汚染性や耐候性についても満足のいくものとなさ
れる。
【0006】又、本発明請求項2記載の手摺部材は、長
尺体の芯材の外壁にフィラーが分散された透明の軟質系
アクリル樹脂が被覆されて被覆層が形成されているの
で、被覆層中に分散されたフィラーが表面から立体的に
視認され意匠性に優れたものとなされる。
【0007】又、本発明請求項3記載の手摺部材は、被
覆層の1〜3カ所が長さ方向に膨出されて偏肉部となさ
れ偏肉部の一部または全部の長手に亘り所定間隔をおい
て凹部と凸部を交互に連続して一列状に形成され凹凸と
なされているので、手摺部材を握ったときに手になじみ
易く、手が滑りにくくなされている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明手摺の実施形態の一
例を示す一部切り欠き正面図である。1は芯材であり、
この芯材1の外壁にフィルム3が接着され、このフィル
ム3の表面には軟質系アクリル樹脂が被覆され、被覆層
2が形成され手摺部材となされている。被覆層2は芯材
1に対して均一に被覆形成されても良いが、長さ方向に
1〜3カ所膨出されて偏肉層4となされ、長手に亘り所
定間隔をおいて連続して凹部5と凸部6が交互に形成さ
れれば、手指になじみ易く手摺部材を握ったときに手が
滑りにくくなされる。前記フィルム3は合成樹脂フィル
ムや金属箔が用いられるが、模様入りの合成樹脂フィル
ムが用いられれば意匠的に優れより好ましいものとなさ
れる。フィルム3は芯材1に接着されているので容易に
ずれたりすることがなく、被覆層2はフィルム3上に被
覆されるのみで接着剤層がフィルム3と被覆層2間にな
く、被覆層2の外からフィルム3が鮮明に視認され意匠
的に好ましいものとなされる。
【0009】本発明手摺部材に用いられる軟質系アクリ
ル樹脂とはアクリル酸、メタクリル酸等の重合体を包含
する高分子化合物の内、曲げ弾性率が4000〜150
00kgf/cm2 と軟質化した合成樹脂であるが、曲
げ弾性率が6000〜8000kgf/cm2 の軟質系
アクリル樹脂が被覆樹脂となされればより快適な手触り
が得られる。次に、本発明手摺部材に用いられる軟質系
アクリル樹脂と従来一般に用いられていた各種合成樹脂
との物性の比較評価をした結果を表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】上記表1は各種合成樹脂を鋼管に被覆成型
して手摺部材とし各種物性を比較評価した結果を示す。
滑りにくさの評価は手摺部材になめし皮を掛け、なめし
皮の下端に荷重を付加し、手摺部材を傾斜させ、なめし
皮が滑り出したときの手摺部材の傾斜角度で評価した。
耐汚染性の評価は汚れを付着させ、この汚れのとれ易さ
を評価した。耐洗剤性は市販の洗剤を手摺部材の表面に
塗布して、手摺部材表面の変色の有無を評価した。耐水
性は手摺部材を水中に一定期間浸漬し、鋼管と被覆樹脂
の界面に水が進入する度合いを評価した。
【0012】前記表1に示されるように、軟質系アクリ
ル樹脂を被覆した本発明手摺部材は滑りにくく、耐候
性、耐汚染性に優れ、洗剤に浸漬しても変色がなく、芯
材との密着が良く、芯材と被覆樹脂の界面に水が入りに
くく、手摺部材として優れた物性を示す。又、軟質系ア
クリル樹脂を被覆した本発明手摺部材は芯材に被覆層を
形成した後でも容易に曲げ加工することができる。
【0013】前記被覆層2は軟質系アクリル樹脂が前記
芯材1に対して断面の2分の1が半楕円状に膨出され被
覆されており、この被覆層に膨出された偏肉層4の長手
に亘り所定間隔をおいて連続して凹部5と凸部6が交互
に形成されている。この被覆層2に形成された均一肉層
7は芯材に対して前記偏肉層4より薄く概ね均一な厚み
で被覆されており、偏肉層4と均一肉層7は芯材1に一
体に被覆されており、その間に継ぎ目がないので外観が
きれいであるとともに容易に芯材1から剥がれることが
ない。偏肉層4は断面の1カ所が膨出した例を前記した
が、1〜3カ所で適宜形状となされれば良い。
【0014】次に本発明の実施形態の他の例を図3によ
って説明する。1は芯材であり、その外壁にフィラー8
が分散された透明の軟質系アクリル樹脂が被覆されて被
覆層2が形成されている。透明の樹脂の中にフィラーが
分散されていることにより表面から入射した光線が、被
覆層2の内部の異なる深さに分散された、フィラー8に
よって反射され、被覆層が立体的に厚みを感じさせるよ
うになされ意匠的に好ましいものとなされる。前記フィ
ラー8は鉄粉やアルミ粉等の金属粉や、合成樹脂フィル
ムの微細片や雲母片等の鉱物片が適宜用いられるが、鉄
粉等の金属粉が用いられればメタリック調の外観を呈し
好ましいものとなされる。
【0015】芯材1は通常鋼管、アルミ合金管、ステン
レス鋼管等の金属管或いはFRP等の硬質合成樹脂管を
用いるが、C型等の断面形状であってもよい。しかし強
度面を考えると金属管とりわけ耐食性に配慮してステン
レス鋼管を使用することが好ましい。
【0016】偏肉層に形成された凹部5凸部6は通常は
滑り止め効果を得るとともに、外観的に好ましくなるよ
うに適宜凹部5凸部6の高低差及び凹部間ピッチを設定
するが、好ましくは人間の手指のサイズに合わせてその
高さにあっては1mm未満では指かかりが悪く、4mm
を越えると指と指の間に凸部がかかりすぎ握りにくくな
るので1〜4mmが適当である。その凹部間ピッチにあ
っては15mm未満ではピッチが指のピッチより狭くな
るため凸部が指の腹にあたり、30mmを越えると指を
大きく開かねば手摺を握りにくくなるので15〜30m
mが適当である。
【0017】
【発明の効果】本発明請求項1記載の手摺部材は、長尺
体の芯材の外壁にフィルムを接着し、このフィルムの上
に透明の軟質系アクリル樹脂が被覆されて被覆層が形成
されたもので、この軟質系アクリル樹脂が軟質で透明性
に優れ、被覆層をとうしてフィルムが見えるので被覆層
に厚みが感じられ意匠性に優れたものとなる。又、軟質
系アクリル樹脂が長期間使用しても可塑材がブリードす
ることがなく、経時変化で表面にクラックが入ったり、
硬化したりすることがなく、耐汚染性や耐候性について
も満足のいくものとなされる。又、本発明請求項2記載
の手摺部材は、長尺体の芯材の外壁にフィラーが分散さ
れた透明の軟質系アクリル樹脂が被覆されて被覆層が形
成されているので、被覆層中に分散されたフィラーが表
面から立体的に視認され意匠性に優れたものとなされ
る。又、本発明請求項3記載の手摺部材は、被覆層の1
〜3カ所が長さ方向に膨出されて偏肉部となされ偏肉部
の一部または全部の長手に亘り所定間隔をおいて凹部と
凸部を交互に連続して一列状に形成され凹凸となされて
いるので、手摺部材を握ったときに手になじみ易く、手
が滑りにくくなされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手摺部材の実施形態の1例を示す一部切
り欠き正面図である。
【図2】本発明手摺部材の実施形態の1例を示す断面図
である。
【図3】本発明手摺部材の実施形態の他の例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 芯材 2 被覆層 3 フィルム 4 偏肉層 5 凹部 6 凸部 7 均一肉層 8 フィラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺体の芯材の外壁にフィルムが接着さ
    れ、このフィルムの上に曲げ弾性率が4000〜150
    00kgf/cm2の透明の軟質系アクリル樹脂が被覆
    されて被覆層が形成されたことを特徴とする手摺部材。
  2. 【請求項2】 長尺体の芯材の外壁にフィラーが分散さ
    れた曲げ弾性率が4000〜15000kgf/cm2
    の透明の軟質系アクリル樹脂が被覆されて被覆層が形成
    されたことを特徴とする手摺部材。
  3. 【請求項3】 被覆層の1〜3カ所が長さ方向に膨出さ
    れて偏肉部となされ偏肉部の一部または全部の長手に亘
    り所定間隔をおいて凹部と凸部を交互に連続して一列状
    に形成され凹凸となされたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の手摺部材。
JP3161796A 1996-02-20 1996-02-20 手摺部材 Pending JPH09221895A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297912A (ja) * 2001-12-12 2007-11-15 Ym Kogyo Kk 手摺り部材
GB2457378A (en) * 2008-02-18 2009-08-19 Liberty Hardware Mfg Corp Plastic bath bar
JP2010281085A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Katsuto Kitamura 手摺棒状材とその加工方法及びこれに用いる曲げ加工治具

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