JPH09222003A - 熱エネルギーを動力に変換する方法 - Google Patents
熱エネルギーを動力に変換する方法Info
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- JPH09222003A JPH09222003A JP6697196A JP6697196A JPH09222003A JP H09222003 A JPH09222003 A JP H09222003A JP 6697196 A JP6697196 A JP 6697196A JP 6697196 A JP6697196 A JP 6697196A JP H09222003 A JPH09222003 A JP H09222003A
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Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は熱エネルギーを電力などの動力に変
換する方法に関し、従来技術に対し、以下の課題を解決
するものである。熱エネルギーから動力への変換効率
を高めること、特に摂氏200度以下の低温でも、高い
変換効率が得られること。材料的、構造的制約が少な
いこと。運転、保守、点検、管理などが容易なこと。
薪炭、化石燃料、太陽熱、核熱など広く利用できるこ
と。エネルギー貯蔵機能を持つこと。 【解決手段】 密封耐圧性の高温液体貯蔵容器の中の液
体に、熱エネルギーを付加し、液体の沸点以上に加熱す
ることにより、高圧蒸気を製造する。この高圧蒸気を、
圧力を下げることなく、別の低温液体貯蔵容器に移送
し、この容器の中の液体を加圧し、液体を高流速で流出
し、水車タービンなどの動力発生装置を稼動し、電力や
駆動力などの動力を発生させる。この過程を繰り返すこ
とにより動力を継続的に発生させる。
換する方法に関し、従来技術に対し、以下の課題を解決
するものである。熱エネルギーから動力への変換効率
を高めること、特に摂氏200度以下の低温でも、高い
変換効率が得られること。材料的、構造的制約が少な
いこと。運転、保守、点検、管理などが容易なこと。
薪炭、化石燃料、太陽熱、核熱など広く利用できるこ
と。エネルギー貯蔵機能を持つこと。 【解決手段】 密封耐圧性の高温液体貯蔵容器の中の液
体に、熱エネルギーを付加し、液体の沸点以上に加熱す
ることにより、高圧蒸気を製造する。この高圧蒸気を、
圧力を下げることなく、別の低温液体貯蔵容器に移送
し、この容器の中の液体を加圧し、液体を高流速で流出
し、水車タービンなどの動力発生装置を稼動し、電力や
駆動力などの動力を発生させる。この過程を繰り返すこ
とにより動力を継続的に発生させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薪炭、石油、石
炭、天然ガス、太陽熱、核熱などから生成する熱エネル
ギーを電力や駆動力などの動力に変換する方法に関する
技術分野に属するものである。
炭、天然ガス、太陽熱、核熱などから生成する熱エネル
ギーを電力や駆動力などの動力に変換する方法に関する
技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】熱エネルギーを電力や駆動力などの動力
に変換する方法として、従来用いられている主な方法は
熱電発電法、蒸気タービン法、ガスタービン法、燃料電
池法などがある。熱電発電法は熱電対や熱電半導体を高
温に加熱し、熱エネルギーを直接電気に変換する方法で
あるが、変換効率が低く、また、高温のため材料的問題
や耐久性に難点がある。蒸気タービン法やガスタービン
法は、蒸気や空気などの気体に熱エネルギーを加え、そ
の運動エネルギーにより、タービンを回転させ、電力や
駆動力として利用するものであるが、変換効率を高める
ため、高温高圧にする必要があり、材料的、構造的課題
が生ずる。燃料電池法は化学反応から直接電気を発生さ
せる方法であるが、高温にする必要があり、耐久性や材
料的課題がある。
に変換する方法として、従来用いられている主な方法は
熱電発電法、蒸気タービン法、ガスタービン法、燃料電
池法などがある。熱電発電法は熱電対や熱電半導体を高
温に加熱し、熱エネルギーを直接電気に変換する方法で
あるが、変換効率が低く、また、高温のため材料的問題
や耐久性に難点がある。蒸気タービン法やガスタービン
法は、蒸気や空気などの気体に熱エネルギーを加え、そ
の運動エネルギーにより、タービンを回転させ、電力や
駆動力として利用するものであるが、変換効率を高める
ため、高温高圧にする必要があり、材料的、構造的課題
が生ずる。燃料電池法は化学反応から直接電気を発生さ
せる方法であるが、高温にする必要があり、耐久性や材
料的課題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に対
し、以下の課題を解決しようとするものである。 (1)熱エネルギーから動力への変換効率を高めるこ
と、特に低温で高い変換効率が得られること。 (2)材料的及び構造的制約が小さく、耐久性に優れて
いること。 (3)運転、保守、点検、管理などが容易であり、安全
性に優れていること。 (4)熱エネルギー源として薪炭、石油、石炭、天然ガ
ス、太陽熱、核熱など広く利用できること。 (5)エネルギーの貯蔵ができ、消費量に応じて動力を
供給できること。
し、以下の課題を解決しようとするものである。 (1)熱エネルギーから動力への変換効率を高めるこ
と、特に低温で高い変換効率が得られること。 (2)材料的及び構造的制約が小さく、耐久性に優れて
いること。 (3)運転、保守、点検、管理などが容易であり、安全
性に優れていること。 (4)熱エネルギー源として薪炭、石油、石炭、天然ガ
ス、太陽熱、核熱など広く利用できること。 (5)エネルギーの貯蔵ができ、消費量に応じて動力を
供給できること。
【0004】
【課題を解決するための手段】液体の飽和蒸気圧は温度
の上昇とともに高くなる。この原理を利用し、密封耐圧
性の高温液体貯蔵容器の中の液体に、熱エネルギーを加
え、液体を沸点以上に加熱し、かつ沸騰を抑制すること
により、高圧蒸気を製造することができる。熱エネルギ
ーが高圧蒸気に変換され、かつ高温水として貯蔵された
ことになる。この高圧蒸気を、圧力を下げることなく、
別の低温液体貯蔵容器に移送し、この容器の中の液体を
加圧し、この高圧蒸気の静的圧力により液体を高流速で
流出し、水車タービンなどの動力発生装置を稼動し、電
力や駆動力などの動力を発生させる。即ち熱エネルギー
から蒸気の圧力へ、蒸気の圧力から液体の運動エネルギ
ーへ、そして動力へ変換させる。蒸気などのガス体は圧
縮性が大きいため、低温の蒸気でタービンを稼動させる
ことは効率が悪い。一方、液体は非圧縮性のため、低温
であっても、流動力でタービンを稼動する際のエネルギ
ー効率が高い。そこで、高圧蒸気の圧力を非圧縮性の液
体に移し、この圧力により液体を高流速で流出し、ター
ビンを稼動させ動力に変換することにより、高いエネル
ギー変換効率を得ることができる。以上の手段により上
記課題を解決することができる。
の上昇とともに高くなる。この原理を利用し、密封耐圧
性の高温液体貯蔵容器の中の液体に、熱エネルギーを加
え、液体を沸点以上に加熱し、かつ沸騰を抑制すること
により、高圧蒸気を製造することができる。熱エネルギ
ーが高圧蒸気に変換され、かつ高温水として貯蔵された
ことになる。この高圧蒸気を、圧力を下げることなく、
別の低温液体貯蔵容器に移送し、この容器の中の液体を
加圧し、この高圧蒸気の静的圧力により液体を高流速で
流出し、水車タービンなどの動力発生装置を稼動し、電
力や駆動力などの動力を発生させる。即ち熱エネルギー
から蒸気の圧力へ、蒸気の圧力から液体の運動エネルギ
ーへ、そして動力へ変換させる。蒸気などのガス体は圧
縮性が大きいため、低温の蒸気でタービンを稼動させる
ことは効率が悪い。一方、液体は非圧縮性のため、低温
であっても、流動力でタービンを稼動する際のエネルギ
ー効率が高い。そこで、高圧蒸気の圧力を非圧縮性の液
体に移し、この圧力により液体を高流速で流出し、ター
ビンを稼動させ動力に変換することにより、高いエネル
ギー変換効率を得ることができる。以上の手段により上
記課題を解決することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、熱エネルギーから蒸気
の圧力へ、蒸気の圧力から液体の運動エネルギーへ、そ
して、動力へ変換することを基本的形態とするものであ
る。このために、気密で耐圧性の高温液体貯蔵容器の中
の液体に、熱エネルギーを加え、液体の沸点以上の高温
に加熱保持し、沸騰を押さえて高圧蒸気を製造し、この
高圧蒸気を低温液体貯蔵容器に移送し、この高圧蒸気の
静的圧力により、液体を高流速で流出し、動力発生装置
を稼動し、動力を発生させるものである。そして低温液
体貯蔵容器の液体が全て流出した後は、高圧蒸気の供給
を止め、低温液体貯蔵容器の高圧蒸気を排出し、液体を
再貯蔵し、再び高圧蒸気を移送し、加圧し、液体を流出
し、動力発生装置を稼動し、また、高圧液体貯蔵容器の
液体が蒸発し消費した量は、液体を補給し、これらの操
作を繰り返すことにより、動力を発生させることを継続
する形態のものである。
の圧力へ、蒸気の圧力から液体の運動エネルギーへ、そ
して、動力へ変換することを基本的形態とするものであ
る。このために、気密で耐圧性の高温液体貯蔵容器の中
の液体に、熱エネルギーを加え、液体の沸点以上の高温
に加熱保持し、沸騰を押さえて高圧蒸気を製造し、この
高圧蒸気を低温液体貯蔵容器に移送し、この高圧蒸気の
静的圧力により、液体を高流速で流出し、動力発生装置
を稼動し、動力を発生させるものである。そして低温液
体貯蔵容器の液体が全て流出した後は、高圧蒸気の供給
を止め、低温液体貯蔵容器の高圧蒸気を排出し、液体を
再貯蔵し、再び高圧蒸気を移送し、加圧し、液体を流出
し、動力発生装置を稼動し、また、高圧液体貯蔵容器の
液体が蒸発し消費した量は、液体を補給し、これらの操
作を繰り返すことにより、動力を発生させることを継続
する形態のものである。
【0006】
【実施例】以下に図示した実施例を参照して、この発明
をさらに説明する。第1図に実施の一例を示す。この実
施例の場合、液体としては水を、蒸気としては水蒸気を
用いている。1は密封耐圧性の高温水貯蔵容器であり、
内部に水と飽和水蒸気とを貯蔵する。高温水貯蔵容器1
の中の水には、熱エネルギーが、2の加熱部から3のポ
ンプをとうし、4の熱交換器を介して投入され、沸騰を
押さえた状態で沸点以上に加熱されている。このため高
温水貯蔵容器1の気相中の飽和水蒸気の圧力は大気圧以
上の高い圧力に保持される。水を摂氏約150度に加熱
することにより飽和水蒸気圧は約5気圧になり、摂氏約
200度の場合は約15気圧になる。加熱器2の熱源と
しては、薪炭、石油、石炭、天然ガス、太陽熱、核熱な
ど広く利用でき、また使用条件などの制約も少ない。高
温水貯蔵容器1内の水温が所定の温度に到達した後は、
加熱部2及びポンプ3を止め、さらに5の弁を閉じ、熱
エネルギーの供給を止める。熱エネルギーは、高圧蒸気
に変換され、かつ高温水として貯蔵されたことになる。
大型の高温水貯蔵容器1を用い、大量の高温水を貯蔵す
ることにより、熱エネルギーを大量に貯蔵することがで
きる。
をさらに説明する。第1図に実施の一例を示す。この実
施例の場合、液体としては水を、蒸気としては水蒸気を
用いている。1は密封耐圧性の高温水貯蔵容器であり、
内部に水と飽和水蒸気とを貯蔵する。高温水貯蔵容器1
の中の水には、熱エネルギーが、2の加熱部から3のポ
ンプをとうし、4の熱交換器を介して投入され、沸騰を
押さえた状態で沸点以上に加熱されている。このため高
温水貯蔵容器1の気相中の飽和水蒸気の圧力は大気圧以
上の高い圧力に保持される。水を摂氏約150度に加熱
することにより飽和水蒸気圧は約5気圧になり、摂氏約
200度の場合は約15気圧になる。加熱器2の熱源と
しては、薪炭、石油、石炭、天然ガス、太陽熱、核熱な
ど広く利用でき、また使用条件などの制約も少ない。高
温水貯蔵容器1内の水温が所定の温度に到達した後は、
加熱部2及びポンプ3を止め、さらに5の弁を閉じ、熱
エネルギーの供給を止める。熱エネルギーは、高圧蒸気
に変換され、かつ高温水として貯蔵されたことになる。
大型の高温水貯蔵容器1を用い、大量の高温水を貯蔵す
ることにより、熱エネルギーを大量に貯蔵することがで
きる。
【0007】高温水貯蔵容器1で製造された高圧水蒸気
は、6の蒸気移送系を経て、常温の水が貯蔵されている
7の水貯蔵容器(甲)に送られる。水貯蔵容器(甲)7
の水面には、8の断熱浮蓋が、水面の上下の変動に追従
して動くように、設置されている。高圧水蒸気の圧力は
断熱浮蓋8を介して、水を加圧する。断熱浮蓋8の断熱
効果により、水貯蔵容器(甲)7の水は高温の高圧水蒸
気で加熱されず、また高温の高圧水蒸気は水に冷却され
ず、温度降下による圧力低下を防止することができる。
加圧された水は、9の水移送系を経て10の水貯蔵容器
(乙)に高流速で流入する。水の流速は水移送系9の大
きさや形状に影響されるが、約15気圧で加圧された場
合、毎秒20メートル以上の流速が得られる。水移送系
9の途中に、水車タービン型の11の発電機が設置され
ており、水貯蔵容器(甲)7から水貯蔵容器(乙)10
に流入する高流速の水により稼動し電気を起こす。水貯
蔵容器(乙)10の12の弁を開くことにより、水貯蔵
容器(乙)10の中の空気が抜け、水は水貯蔵容器
(甲)7より水貯蔵容器(乙)10に一定流速で流れ、
一定の電気出力が得られる。即ち、熱エネルギーにより
高温水貯蔵容器1で製造された高圧水蒸気のエネルギー
が電気に変換されたことになる。発電量の制御は水移送
系9の13の流量調整弁の開度により水量を調節するこ
とにより行う。また装置の発電容量は供給される高圧蒸
気の量、圧力、発電機11、水移送系9などの大きさな
どにより、任意に選択できる。この装置に用いられる高
圧蒸気は摂氏約200度以下の低温で、圧力も15気圧
以下と低く、かつ使用経験の豊富な水、蒸気を使用でき
るため、材料的及び構造的制約が少なく、耐久性に優れ
ている。
は、6の蒸気移送系を経て、常温の水が貯蔵されている
7の水貯蔵容器(甲)に送られる。水貯蔵容器(甲)7
の水面には、8の断熱浮蓋が、水面の上下の変動に追従
して動くように、設置されている。高圧水蒸気の圧力は
断熱浮蓋8を介して、水を加圧する。断熱浮蓋8の断熱
効果により、水貯蔵容器(甲)7の水は高温の高圧水蒸
気で加熱されず、また高温の高圧水蒸気は水に冷却され
ず、温度降下による圧力低下を防止することができる。
加圧された水は、9の水移送系を経て10の水貯蔵容器
(乙)に高流速で流入する。水の流速は水移送系9の大
きさや形状に影響されるが、約15気圧で加圧された場
合、毎秒20メートル以上の流速が得られる。水移送系
9の途中に、水車タービン型の11の発電機が設置され
ており、水貯蔵容器(甲)7から水貯蔵容器(乙)10
に流入する高流速の水により稼動し電気を起こす。水貯
蔵容器(乙)10の12の弁を開くことにより、水貯蔵
容器(乙)10の中の空気が抜け、水は水貯蔵容器
(甲)7より水貯蔵容器(乙)10に一定流速で流れ、
一定の電気出力が得られる。即ち、熱エネルギーにより
高温水貯蔵容器1で製造された高圧水蒸気のエネルギー
が電気に変換されたことになる。発電量の制御は水移送
系9の13の流量調整弁の開度により水量を調節するこ
とにより行う。また装置の発電容量は供給される高圧蒸
気の量、圧力、発電機11、水移送系9などの大きさな
どにより、任意に選択できる。この装置に用いられる高
圧蒸気は摂氏約200度以下の低温で、圧力も15気圧
以下と低く、かつ使用経験の豊富な水、蒸気を使用でき
るため、材料的及び構造的制約が少なく、耐久性に優れ
ている。
【0008】水貯蔵容器(甲)7の水が全て流出した後
は水貯蔵容器(乙)10に移送された水を水貯蔵容器
(甲)7に戻す。このため、蒸気移送系6の14の弁を
閉じ高圧蒸気の供給を止め、水移送系9の15の弁を閉
じ水の流出を止める。そして、水移送系9の16の弁を
開け、さらに水貯蔵容器(甲)7の17の蒸気放出弁を
開けることにより、水貯蔵容器(乙)10から水貯蔵容
器(甲)7、に水が戻される。水貯蔵容器(乙)10の
位置を、水貯蔵容器(甲)7の最上部より高く設置する
ことにより、水貯蔵容器(乙)10の水は、落差により
水貯蔵容器(甲)7に自動的に流入し戻る。水が水貯蔵
容器(甲)7に満たされた後は、再び高圧蒸気を水貯蔵
容器(甲)7に送り、同じ操作を繰り返すことにより、
発電機11を稼動させ電気を起こす。高温水貯蔵容器1
の水は、高圧蒸気に変換される際、数100倍に膨張す
るが、この操作を繰り返すことにより蒸発し消費され
る。消費された水は18の水供給系から19の弁をとう
し供給される。
は水貯蔵容器(乙)10に移送された水を水貯蔵容器
(甲)7に戻す。このため、蒸気移送系6の14の弁を
閉じ高圧蒸気の供給を止め、水移送系9の15の弁を閉
じ水の流出を止める。そして、水移送系9の16の弁を
開け、さらに水貯蔵容器(甲)7の17の蒸気放出弁を
開けることにより、水貯蔵容器(乙)10から水貯蔵容
器(甲)7、に水が戻される。水貯蔵容器(乙)10の
位置を、水貯蔵容器(甲)7の最上部より高く設置する
ことにより、水貯蔵容器(乙)10の水は、落差により
水貯蔵容器(甲)7に自動的に流入し戻る。水が水貯蔵
容器(甲)7に満たされた後は、再び高圧蒸気を水貯蔵
容器(甲)7に送り、同じ操作を繰り返すことにより、
発電機11を稼動させ電気を起こす。高温水貯蔵容器1
の水は、高圧蒸気に変換される際、数100倍に膨張す
るが、この操作を繰り返すことにより蒸発し消費され
る。消費された水は18の水供給系から19の弁をとう
し供給される。
【0009】以上、本実施例の起動及び運転について説
明したが、停止についても、蒸気移送系6の弁14及び
水移送系9の弁15を閉じることにより、短時間で実施
することができる。即ち電力の消費量に応じ起動停止の
操作を行うことができる。また、主な可動部分は発電機
11、ポンプ3、断熱浮蓋8及び弁類であり、保守、点
検、管理などが容易で、安全性が高い。
明したが、停止についても、蒸気移送系6の弁14及び
水移送系9の弁15を閉じることにより、短時間で実施
することができる。即ち電力の消費量に応じ起動停止の
操作を行うことができる。また、主な可動部分は発電機
11、ポンプ3、断熱浮蓋8及び弁類であり、保守、点
検、管理などが容易で、安全性が高い。
【00010】蒸気放出弁17より排出された蒸気は、
水を押し出した後も熱エネルギーを保有しているため、
液体に凝縮して高温水貯蔵容器1に戻すことにより、熱
効率を高めることができる。また高温水貯蔵容器1、蒸
気移送系6、水貯蔵容器(甲)7などは熱の放散による
エネルギー損失を防ぐため、20の断熱材を用い保温す
る。これらの処置により本実施例のエネルギー変換効率
は40%以上を達成することができる。
水を押し出した後も熱エネルギーを保有しているため、
液体に凝縮して高温水貯蔵容器1に戻すことにより、熱
効率を高めることができる。また高温水貯蔵容器1、蒸
気移送系6、水貯蔵容器(甲)7などは熱の放散による
エネルギー損失を防ぐため、20の断熱材を用い保温す
る。これらの処置により本実施例のエネルギー変換効率
は40%以上を達成することができる。
【00011】本実施例は、水貯蔵容器(甲)7及び水
貯蔵容器(乙)10を各々1基ずつ設置し、間歇的な発
電を行うものであるが、それぞれ複数基設置することに
より、連続的に運転ができ、かつ発電容量を増加させる
ことができる。
貯蔵容器(乙)10を各々1基ずつ設置し、間歇的な発
電を行うものであるが、それぞれ複数基設置することに
より、連続的に運転ができ、かつ発電容量を増加させる
ことができる。
【00012】本実施例は、高圧蒸気のエネルギーを電
気に変換する装置に関するものであるが、発電機11の
かわりに、水車やピストンなどの機器を用いることによ
り、回転や往復運動などの駆動力に変換し利用すること
もできる。また高温水貯蔵容器1内の液体として、水の
代わりにエーテルなどの沸点の低い物質を用いることに
より、低い温度で稼動することができる。さらに、発電
機11を作動するための液体として水のかわりに水銀や
油等も利用できる。水銀は高比重のため、液体貯蔵容器
や発電機を小さくすることができ、油は潤滑性が良好で
あり、防食効果の点でも優れている。
気に変換する装置に関するものであるが、発電機11の
かわりに、水車やピストンなどの機器を用いることによ
り、回転や往復運動などの駆動力に変換し利用すること
もできる。また高温水貯蔵容器1内の液体として、水の
代わりにエーテルなどの沸点の低い物質を用いることに
より、低い温度で稼動することができる。さらに、発電
機11を作動するための液体として水のかわりに水銀や
油等も利用できる。水銀は高比重のため、液体貯蔵容器
や発電機を小さくすることができ、油は潤滑性が良好で
あり、防食効果の点でも優れている。
【00013】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、この発明
によれば、次のような効果を達成することができる。 (1)熱エネルギーから動力への変換において、蒸気の
圧力を液体の流動力に移し動力を発生させる方法によ
り、摂氏200度以下の低温で、40%以上の高い変換
効率が得られる。 (2)運転温度は摂氏200度以下の低温で、圧力も1
5気圧以下と低く、かつ使用経験の豊富な水、蒸気を使
用することができるため、材料的及び構造的制約が小さ
い。このことにより、装置の耐久性も向上する。 (3)主な可動部分は、動力発生機、ポンプ、断熱浮
蓋、弁類などであり、システム全体構成も単純であるた
め、運転、保守、点検、管理などが容易であり、安全性
も高い。 (4)加熱部の熱エネルギー源として薪炭、石油、石
炭、天然ガス、太陽熱、核熱など広く利用できる。 (5)大型の高温液体貯蔵容器に大量の高温液体を貯蔵
し、かつ保温することにより、熱エネルギーを大量に貯
蔵することができ、消費量に応じて動力を供給すること
ができる。
によれば、次のような効果を達成することができる。 (1)熱エネルギーから動力への変換において、蒸気の
圧力を液体の流動力に移し動力を発生させる方法によ
り、摂氏200度以下の低温で、40%以上の高い変換
効率が得られる。 (2)運転温度は摂氏200度以下の低温で、圧力も1
5気圧以下と低く、かつ使用経験の豊富な水、蒸気を使
用することができるため、材料的及び構造的制約が小さ
い。このことにより、装置の耐久性も向上する。 (3)主な可動部分は、動力発生機、ポンプ、断熱浮
蓋、弁類などであり、システム全体構成も単純であるた
め、運転、保守、点検、管理などが容易であり、安全性
も高い。 (4)加熱部の熱エネルギー源として薪炭、石油、石
炭、天然ガス、太陽熱、核熱など広く利用できる。 (5)大型の高温液体貯蔵容器に大量の高温液体を貯蔵
し、かつ保温することにより、熱エネルギーを大量に貯
蔵することができ、消費量に応じて動力を供給すること
ができる。
【図1】本発明の熱エネルギーから動力に変換する方法
に関する一実施例の構成図である。
に関する一実施例の構成図である。
1 高温水貯蔵容器 2 加熱部 3 ポンプ 4 熱交換器 5 弁 6 蒸気移送系 7 水貯蔵容器(甲) 8 断熱浮蓋 9 水移送系 10 水貯蔵容器(乙) 11 発電機 12 弁 13 流量調節弁 14 弁 15 弁 16 弁 17 蒸気放出弁 18 水供給系 19 弁 20 断熱材
Claims (1)
- 【請求項1】 液体とその蒸気とを貯蔵できる気密で耐
圧性の高温液体貯蔵容器の中の液体に、熱エネルギーを
加え、液体の沸点以上に加熱し、沸騰を抑制することに
より、高圧蒸気を製造し、この高圧蒸気を、気密で耐圧
性の低温液体貯蔵容器に移送し、低温液体貯蔵容器の中
の液体を、高圧蒸気で加圧し、この静的圧力により、低
温液体貯蔵容器から液体を高流速で流出し、この高流速
の液体の力により、動力発生装置を稼動し、動力を発生
させ、そして高温液体貯蔵容器の液体が全て流出した後
は、高温液体貯蔵容器からの高圧蒸気の移送を止め、低
温液体貯蔵容器の高圧蒸気を排出し、液体を再貯蔵し、
再び高圧蒸気を移送し、加圧し、液体を流出し、動力を
発生させ、また高温液体貯蔵容器の液体が蒸発し消費し
た量は、液体を補給し、この操作を継続することを特徴
とする、熱エネルギーを動力に変換する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6697196A JPH09222003A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 熱エネルギーを動力に変換する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6697196A JPH09222003A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 熱エネルギーを動力に変換する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09222003A true JPH09222003A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=13331429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6697196A Ceased JPH09222003A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 熱エネルギーを動力に変換する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09222003A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009539005A (ja) * | 2006-06-01 | 2009-11-12 | インターナショナル・イノヴェーションズ・リミテッド | 熱エネルギを機械的仕事に変換する方法及び装置 |
| US7723858B2 (en) * | 2005-01-10 | 2010-05-25 | New World Generation Inc. | Power plant having a heat storage medium and a method of operation thereof |
| JP2010261409A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Denso Corp | 熱機関 |
| WO2014046600A1 (en) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | Wachtmeister, Isa | Process and plant for production of electricity by combustion |
| JP2016504521A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-02-12 | ルツテン・ニユー・エナジー・システム・ソシエテ・アノニム | 集中熱力学的太陽光発電所または従来の火力発電所 |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP6697196A patent/JPH09222003A/ja not_active Ceased
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7723858B2 (en) * | 2005-01-10 | 2010-05-25 | New World Generation Inc. | Power plant having a heat storage medium and a method of operation thereof |
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| WO2014046600A1 (en) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | Wachtmeister, Isa | Process and plant for production of electricity by combustion |
| JP2016504521A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-02-12 | ルツテン・ニユー・エナジー・システム・ソシエテ・アノニム | 集中熱力学的太陽光発電所または従来の火力発電所 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050517 |
|
| A045 | Written measure of dismissal of application |
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