JPH09222913A - ロボットの教示位置補正装置 - Google Patents
ロボットの教示位置補正装置Info
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- JPH09222913A JPH09222913A JP3206696A JP3206696A JPH09222913A JP H09222913 A JPH09222913 A JP H09222913A JP 3206696 A JP3206696 A JP 3206696A JP 3206696 A JP3206696 A JP 3206696A JP H09222913 A JPH09222913 A JP H09222913A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ワークとの干渉が発生したり、ロボットの取り
得る姿勢が制限されたり、溶接等の品質劣化が招来した
りすることなく、ロボットの教示位置を補正する。 【解決手段】ツール2に所定の位置関係をもって、ロボ
ット1のツール先端2aが移動すべき教示位置42を撮
像する視覚センサ3を配設し、この視覚センサ3を所定
の方向に移動させたときの各移動位置ごとの教示位置4
2の撮像結果から、ツール長手方向の補正量とツール垂
直平面内の補正量を演算する。
得る姿勢が制限されたり、溶接等の品質劣化が招来した
りすることなく、ロボットの教示位置を補正する。 【解決手段】ツール2に所定の位置関係をもって、ロボ
ット1のツール先端2aが移動すべき教示位置42を撮
像する視覚センサ3を配設し、この視覚センサ3を所定
の方向に移動させたときの各移動位置ごとの教示位置4
2の撮像結果から、ツール長手方向の補正量とツール垂
直平面内の補正量を演算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットのツール
先端の教示位置を補正する装置に関する。
先端の教示位置を補正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】切断ロボットや溶接ロボット等の作業用
のロボットを用いて作業を自動的に行う自動加工装置に
おいて(以下、単にロボットという)、当該ロボットの
動作プログラムの教示を行う場合、教示用治具やCAD
リンク等を用いたオフラインティーチングが一般的に行
われる。オフラインティーチングによれば、実際にロボ
ットを動かして教示する場合に較べて、教示作業の簡易
化、短時間化が図られる。
のロボットを用いて作業を自動的に行う自動加工装置に
おいて(以下、単にロボットという)、当該ロボットの
動作プログラムの教示を行う場合、教示用治具やCAD
リンク等を用いたオフラインティーチングが一般的に行
われる。オフラインティーチングによれば、実際にロボ
ットを動かして教示する場合に較べて、教示作業の簡易
化、短時間化が図られる。
【0003】しかし、オフラインで教示された位置とロ
ボットを実際に移動させた位置との間には、ロボットの
パラメータ機差や自重による撓み等の影響による誤差が
存在するため、正確な位置を教示することはできない。
ボットを実際に移動させた位置との間には、ロボットの
パラメータ機差や自重による撓み等の影響による誤差が
存在するため、正確な位置を教示することはできない。
【0004】そこで、教示後に上記誤差を修正すること
が必要となっていた。
が必要となっていた。
【0005】このような教示位置の誤差を補正する方法
としては、特開平7ー84631号公報にみられるごと
く、2台のカメラで構成した3次元視覚センサをロボッ
トに設置し、オフラインで教示された位置にロボットを
移動させ、予め施しておいた補正用のマーク、もしくは
ワークが元来備えている特徴点を画像認識して補正量を
計測し、この補正量によって教示位置を補正し動作プロ
グラムを修正するものがある。
としては、特開平7ー84631号公報にみられるごと
く、2台のカメラで構成した3次元視覚センサをロボッ
トに設置し、オフラインで教示された位置にロボットを
移動させ、予め施しておいた補正用のマーク、もしくは
ワークが元来備えている特徴点を画像認識して補正量を
計測し、この補正量によって教示位置を補正し動作プロ
グラムを修正するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の教示位置補
正装置では、カメラを2台設置する必要がある。
正装置では、カメラを2台設置する必要がある。
【0007】このため光軸合せ等のキャリブレーション
が煩雑となるばかりでなく、誤差要因が増加してしま
い、結果として補正量の計測値に含まれる誤差が大きく
なってしまう。
が煩雑となるばかりでなく、誤差要因が増加してしま
い、結果として補正量の計測値に含まれる誤差が大きく
なってしまう。
【0008】また、3次元視覚センサを2台のカメラで
構成し、これらをツール部に設置するようにしているた
め、ツール部の構造が大きくなってしまい、ロボットと
ワークとの干渉がシビアな場合には、カメラがワークに
干渉するという問題が招来する。
構成し、これらをツール部に設置するようにしているた
め、ツール部の構造が大きくなってしまい、ロボットと
ワークとの干渉がシビアな場合には、カメラがワークに
干渉するという問題が招来する。
【0009】さらに、溶接線上の教示点のごとく、立体
的形状に沿った教示点を認識しようとする場合には、カ
メラ視線によってはワークの陰になって補正用のマーク
が見えないことがある。そこで、これを避けるために2
台のカメラが同時にマークを撮像できる姿勢にロボット
の姿勢を変更する必要があるが、これは、ロボットのと
り得る姿勢を制限することになる。また、変更されたロ
ボット姿勢がロボットにとって無理な姿勢であれば、ロ
ボットの動作中に振動が生じる等してしまい、結果的に
溶接等の品質が劣化してしまうことになる。
的形状に沿った教示点を認識しようとする場合には、カ
メラ視線によってはワークの陰になって補正用のマーク
が見えないことがある。そこで、これを避けるために2
台のカメラが同時にマークを撮像できる姿勢にロボット
の姿勢を変更する必要があるが、これは、ロボットのと
り得る姿勢を制限することになる。また、変更されたロ
ボット姿勢がロボットにとって無理な姿勢であれば、ロ
ボットの動作中に振動が生じる等してしまい、結果的に
溶接等の品質が劣化してしまうことになる。
【0010】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、ワークとの干渉が発生したり、ロボットの取
り得る姿勢が制限されたり、溶接等の品質劣化が招来し
たりすることなく、精度よく教示位置を補正することが
できる装置を提供することを解決課題とするものであ
る。
のであり、ワークとの干渉が発生したり、ロボットの取
り得る姿勢が制限されたり、溶接等の品質劣化が招来し
たりすることなく、精度よく教示位置を補正することが
できる装置を提供することを解決課題とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段および効果】この課題を解
決するために、本発明では、ロボットのアームに取り付
けられたツールの先端が移動すべきワーク上の位置を教
示して、前記ツール先端が当該教示位置に位置されるよ
うに前記ロボットを駆動させるようにしたロボットにお
いて、前記ツールに所定の位置関係をもって取り付けら
れ、前記ロボットのツール先端が移動すべき教示位置を
撮像する視覚センサと、前記ツールとともに移動し、当
該ツールの長手方向に対して垂直な平面上の座標位置を
表示するツール座標系を設定するとともに、前記視覚セ
ンサの撮像視野内の座標位置を表示するセンサ座標系を
設定する座標系設定手段と、前記視覚センサを所定距離
移動させて、各移動位置毎に前記視覚センサにより一の
教示位置を撮像し、この撮像結果から、各移動位置ごと
に、前記センサ座標系上における前記一の教示位置の座
標位置を計測する第1の計測手段と、前記第1の計測手
段によって計測された前記一の教示位置の各座標位置
と、前記視覚センサが移動した所定距離に基づき、前記
視覚センサと前記ワークとの距離を演算し、当該演算距
離と、前記ツール先端が前記一の教示位置に位置された
際の前記視覚センサと前記ワークとの基準距離との誤差
を演算する第1の演算手段と、前記視覚センサにより前
記一の教示位置を撮像し、この撮像結果から、前記セン
サ座標系上における前記一の教示位置の座標位置を計測
する第2の計測手段と、前記第2の計測手段によって計
測された前記一の教示位置の座標位置と、前記ツール先
端が前記一の教示位置に位置された際の前記センサ座標
系上における当該一の教示位置の基準座標位置との位置
ずれと、前記センサ座標系と前記ツール座標系との相対
位置関係に基づき、前記センサ座標系上における位置ず
れに対応する前記ツール座標系上における位置ずれを演
算する第2の演算手段と、前記一の教示位置が前記ツー
ルの長手方向へ、前記第1の演算手段で演算された誤差
に応じた分だけ補正されるように、かつ、当該一の教示
位置が前記ツールに垂直な方向へ、前記第2の演算手段
で演算された位置ずれに応じた分だけ補正されるよう
に、教示位置を補正する補正手段と具えるようにしてい
る。
決するために、本発明では、ロボットのアームに取り付
けられたツールの先端が移動すべきワーク上の位置を教
示して、前記ツール先端が当該教示位置に位置されるよ
うに前記ロボットを駆動させるようにしたロボットにお
いて、前記ツールに所定の位置関係をもって取り付けら
れ、前記ロボットのツール先端が移動すべき教示位置を
撮像する視覚センサと、前記ツールとともに移動し、当
該ツールの長手方向に対して垂直な平面上の座標位置を
表示するツール座標系を設定するとともに、前記視覚セ
ンサの撮像視野内の座標位置を表示するセンサ座標系を
設定する座標系設定手段と、前記視覚センサを所定距離
移動させて、各移動位置毎に前記視覚センサにより一の
教示位置を撮像し、この撮像結果から、各移動位置ごと
に、前記センサ座標系上における前記一の教示位置の座
標位置を計測する第1の計測手段と、前記第1の計測手
段によって計測された前記一の教示位置の各座標位置
と、前記視覚センサが移動した所定距離に基づき、前記
視覚センサと前記ワークとの距離を演算し、当該演算距
離と、前記ツール先端が前記一の教示位置に位置された
際の前記視覚センサと前記ワークとの基準距離との誤差
を演算する第1の演算手段と、前記視覚センサにより前
記一の教示位置を撮像し、この撮像結果から、前記セン
サ座標系上における前記一の教示位置の座標位置を計測
する第2の計測手段と、前記第2の計測手段によって計
測された前記一の教示位置の座標位置と、前記ツール先
端が前記一の教示位置に位置された際の前記センサ座標
系上における当該一の教示位置の基準座標位置との位置
ずれと、前記センサ座標系と前記ツール座標系との相対
位置関係に基づき、前記センサ座標系上における位置ず
れに対応する前記ツール座標系上における位置ずれを演
算する第2の演算手段と、前記一の教示位置が前記ツー
ルの長手方向へ、前記第1の演算手段で演算された誤差
に応じた分だけ補正されるように、かつ、当該一の教示
位置が前記ツールに垂直な方向へ、前記第2の演算手段
で演算された位置ずれに応じた分だけ補正されるよう
に、教示位置を補正する補正手段と具えるようにしてい
る。
【0012】すなわち、かかる構成によれば、従来技術
のように、2台のカメラで構成された3次元視覚センサ
を、ツール部に配設する必要はなくなり、基本的には、
1台の視覚センサをツール部に配設するだけで済むよう
になる。
のように、2台のカメラで構成された3次元視覚センサ
を、ツール部に配設する必要はなくなり、基本的には、
1台の視覚センサをツール部に配設するだけで済むよう
になる。
【0013】この結果、ツール部の構造が小さなものと
なり、誤差要因が少なくなるので、ワークとの干渉が発
生したり、ロボットの取り得る姿勢が制限されたり、溶
接等の品質劣化が招来したりすることなく、精度よく教
示位置を補正することができるようになる。
なり、誤差要因が少なくなるので、ワークとの干渉が発
生したり、ロボットの取り得る姿勢が制限されたり、溶
接等の品質劣化が招来したりすることなく、精度よく教
示位置を補正することができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るロボットの教示位置補正装置の実施の形態について説
明する。
るロボットの教示位置補正装置の実施の形態について説
明する。
【0015】なお、この実施の形態では、切断作業を行
う切断ロボットを想定している。
う切断ロボットを想定している。
【0016】すなわち、図1は、多関節の切断ロボット
1を示す斜視図であり、同図に示すようにロボット1の
アーム1aの先端には、ブラケット21を介してツール
(トーチ)2と視覚センサ3が装着されている。
1を示す斜視図であり、同図に示すようにロボット1の
アーム1aの先端には、ブラケット21を介してツール
(トーチ)2と視覚センサ3が装着されている。
【0017】ここで、視覚センサ3は、ツール2に対し
て、その撮像面が当該ツール2の長手方向と垂直となる
ような位置関係をもって取り付けられており(図2参
照)、ロボット1のツール先端2aが移動すべき教示位
置を撮像する。
て、その撮像面が当該ツール2の長手方向と垂直となる
ような位置関係をもって取り付けられており(図2参
照)、ロボット1のツール先端2aが移動すべき教示位
置を撮像する。
【0018】この実施の形態では、視覚センサ3を、ア
ーム1aの先端部とツール2との間の非干渉領域(デッ
ドスペース)に配設して、ワーク4との干渉を回避する
ようにしている。なお、視覚センサ3とツール2との位
置関係は、この実施の形態のものに限らず、任意であ
る。
ーム1aの先端部とツール2との間の非干渉領域(デッ
ドスペース)に配設して、ワーク4との干渉を回避する
ようにしている。なお、視覚センサ3とツール2との位
置関係は、この実施の形態のものに限らず、任意であ
る。
【0019】一方、作業対象ワークもしくはマスタワー
ク(以下、単にワークという)4は、図示せぬ固定手段
によって作業空間内に固定されており、当該ワーク4上
には切断作業線41が、け書きされている。この切断作
業線41と交差する態様で各教示点42が、け書きされ
ている。
ク(以下、単にワークという)4は、図示せぬ固定手段
によって作業空間内に固定されており、当該ワーク4上
には切断作業線41が、け書きされている。この切断作
業線41と交差する態様で各教示点42が、け書きされ
ている。
【0020】この実施の形態では、教示点42を、け書
き線の交点にて表示しているが、視覚センサ3で認識で
きるのであれば任意の態様で表示することができる。た
とえばシールのようなものであってもよく、溶接用ワー
クであれば開先部の稜線であってもよい。
き線の交点にて表示しているが、視覚センサ3で認識で
きるのであれば任意の態様で表示することができる。た
とえばシールのようなものであってもよく、溶接用ワー
クであれば開先部の稜線であってもよい。
【0021】図2は、この実施の形態におけるシステム
構成を示している。
構成を示している。
【0022】同図2に示すロボットコントローラ11
は、動作プログラムに従ってロボット1の各軸を駆動制
御して、ロボット1の動作経路およびツール2の姿勢を
制御するとともに、図示せぬ切断機制御装置・電源に開
始指令または終了指令を送出することで、一連の切断作
業を行わせるものである。
は、動作プログラムに従ってロボット1の各軸を駆動制
御して、ロボット1の動作経路およびツール2の姿勢を
制御するとともに、図示せぬ切断機制御装置・電源に開
始指令または終了指令を送出することで、一連の切断作
業を行わせるものである。
【0023】一方、センサコントローラ31は、視覚セ
ンサ3で撮像された映像信号を入力し、後述する画像処
理プログラムによって、撮像視野内における教示点42
を検出するものである。さらに、センサコントローラ3
1は、検出した位置データや動作プログラムをロボット
コントローラ11に送受信したり、ロボット動作プログ
ラムを編集・修正する処理を行う。上記画像処理プログ
ラムは、後述するようにパラレル入出力でタイミングを
取りながらロボット動作と並列で実行される。つぎに、
センサコントローラ31、ロボットコントローラ11で
実行される動作プログラム修正処理(教示位置の補正処
理)について、図3に示すフローチャートを参照して説
明する。
ンサ3で撮像された映像信号を入力し、後述する画像処
理プログラムによって、撮像視野内における教示点42
を検出するものである。さらに、センサコントローラ3
1は、検出した位置データや動作プログラムをロボット
コントローラ11に送受信したり、ロボット動作プログ
ラムを編集・修正する処理を行う。上記画像処理プログ
ラムは、後述するようにパラレル入出力でタイミングを
取りながらロボット動作と並列で実行される。つぎに、
センサコントローラ31、ロボットコントローラ11で
実行される動作プログラム修正処理(教示位置の補正処
理)について、図3に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0024】図4に示すように、視覚センサ3の撮像視
野3a内には、XoーYo座標平面としてのセンサ座標系
(原点Oo)が設定されており、このセンサ座標系上に
おける教示点42の座標位置が検出、表示されるように
なっている。また、ツール2には、後述するように、当
該ツール2とともに移動する座標系であって、当該ツー
ル2の長手方向に対して垂直なXRTーYRT座標平面(原
点ORT)上の座標位置を表示するツール座標系が設定さ
れる。
野3a内には、XoーYo座標平面としてのセンサ座標系
(原点Oo)が設定されており、このセンサ座標系上に
おける教示点42の座標位置が検出、表示されるように
なっている。また、ツール2には、後述するように、当
該ツール2とともに移動する座標系であって、当該ツー
ル2の長手方向に対して垂直なXRTーYRT座標平面(原
点ORT)上の座標位置を表示するツール座標系が設定さ
れる。
【0025】そこで、視覚センサ3の撮像視野3a内に
おいて、センサ座標系に対するツール座標系の相対位置
関係(図4参照)が、設定されているか否かが、まず判
断される(ステップ101)。
おいて、センサ座標系に対するツール座標系の相対位置
関係(図4参照)が、設定されているか否かが、まず判
断される(ステップ101)。
【0026】ここで、ツール座標系が設定されていない
ならば、センサコントローラ31において、以下のツー
ル座標系設定プログラム(ステップ102ー1〜ステッ
プ102ー6)が実行され、ツール座標系を設定する処
理を行う(ステップ102)。なお、ツール座標系は、
視覚センサ3の付け換え等でロボット1のツール2と視
覚センサ3との相対位置関係が変化した場合や視覚セン
サ3のレンズの倍率を変えた場合のみ設定し直せばよ
い。
ならば、センサコントローラ31において、以下のツー
ル座標系設定プログラム(ステップ102ー1〜ステッ
プ102ー6)が実行され、ツール座標系を設定する処
理を行う(ステップ102)。なお、ツール座標系は、
視覚センサ3の付け換え等でロボット1のツール2と視
覚センサ3との相対位置関係が変化した場合や視覚セン
サ3のレンズの倍率を変えた場合のみ設定し直せばよ
い。
【0027】ツール座標系設定プログラムは、センサコ
ントローラ31内に記憶されており、このプログラムの
実行によって、ロボット1を動作させながら視覚センサ
3の画像を処理してツール座標系を設定する処理が自動
的に行われる。
ントローラ31内に記憶されており、このプログラムの
実行によって、ロボット1を動作させながら視覚センサ
3の画像を処理してツール座標系を設定する処理が自動
的に行われる。
【0028】まず、上記プログラム実行前に、ロボット
1を手動によって操作する等して、ツール先端2aとワ
ーク4との距離が、切断加工時におけるツール、ワーク
間距離となり、かつツール2の姿勢が、切断加工時にお
けるツール姿勢となるように、ツール2の先端2aを基
準となる教示点(以下、基準点という)42に正確に一
致させるようにする。なお、教示点42そのものでなく
別途設けた基準マークにツール2の先端2aを一致させ
てもよい。
1を手動によって操作する等して、ツール先端2aとワ
ーク4との距離が、切断加工時におけるツール、ワーク
間距離となり、かつツール2の姿勢が、切断加工時にお
けるツール姿勢となるように、ツール2の先端2aを基
準となる教示点(以下、基準点という)42に正確に一
致させるようにする。なお、教示点42そのものでなく
別途設けた基準マークにツール2の先端2aを一致させ
てもよい。
【0029】この状態でプログラムが実行され、基準点
42を撮像した画像が取り込まれる。視覚センサ3は、
取り込まれた画像に基準点42(あるいはマーク)が映
るに足る視野を持つものとする。
42を撮像した画像が取り込まれる。視覚センサ3は、
取り込まれた画像に基準点42(あるいはマーク)が映
るに足る視野を持つものとする。
【0030】_以下、図4を参照して説明すると、上記
取り込まれた撮像画像が処理され、この結果、基準点4
2の位置P0が、センサ座標系XoーOoーYoにおける座
標位置P0(Xo p0、Yo p0)として計測される。ここ
で、基準点P0は、ツール座標系XRTーORTーYRTの原
点ORTに相当する。つまり、ツール先端2aが基準点4
2に正確に位置決めされたときには、その基準点P0は
撮像画像上ではツール座標系の原点ORTに一致し、その
原点ORTは、センサ座標系上で座標位置P0(Xo p0、
Yo p0)で表される(ステップ102ー1)。
取り込まれた撮像画像が処理され、この結果、基準点4
2の位置P0が、センサ座標系XoーOoーYoにおける座
標位置P0(Xo p0、Yo p0)として計測される。ここ
で、基準点P0は、ツール座標系XRTーORTーYRTの原
点ORTに相当する。つまり、ツール先端2aが基準点4
2に正確に位置決めされたときには、その基準点P0は
撮像画像上ではツール座標系の原点ORTに一致し、その
原点ORTは、センサ座標系上で座標位置P0(Xo p0、
Yo p0)で表される(ステップ102ー1)。
【0031】つぎに、ツール2がツール座標系のXRT軸
方向に既知の所定量Lだけ移動され、ツール先端2aが
点P1まで移動される(ステップ102ー2)。
方向に既知の所定量Lだけ移動され、ツール先端2aが
点P1まで移動される(ステップ102ー2)。
【0032】このとき、視覚センサ3の撮像視野3a内
では、基準点P0は点P1´に移動して見える。そこで、
このときの画像が取り込まれ、点P1´のセンサ座標系
XoーOoーYoにおける座標位置P1´(Xo p1'、Yo p
1')が計測される。
では、基準点P0は点P1´に移動して見える。そこで、
このときの画像が取り込まれ、点P1´のセンサ座標系
XoーOoーYoにおける座標位置P1´(Xo p1'、Yo p
1')が計測される。
【0033】ここで、点P1と点P1´は、点P0に対し
て点対称の関係にあるので、点P1(Xo p1、Yo p1)
は、次式(1)により求められる。
て点対称の関係にあるので、点P1(Xo p1、Yo p1)
は、次式(1)により求められる。
【0034】 (ステップ102ー3) ついで、上記のごとく求められた点P0と点P1の座標位
置から、センサ座標系XoーOoーYoに対するツール座
標系XRTーORTーYRTの回転角θが下記(2)式のごと
く演算される。
置から、センサ座標系XoーOoーYoに対するツール座
標系XRTーORTーYRTの回転角θが下記(2)式のごと
く演算される。
【0035】 (ステップ102ー4) また、次式(3)によって倍率Bが演算される。
【0036】 (ステップ102ー5) そこで、視覚センサ3と基準点42が施されているワー
ク4との基準距離、つまり、ツール先端2aが基準点4
2に正確に位置決めされた際の視覚センサ3とワーク4
との基準距離S0が、三角測量の原理を用いて、次式
(4)により求められる。
ク4との基準距離、つまり、ツール先端2aが基準点4
2に正確に位置決めされた際の視覚センサ3とワーク4
との基準距離S0が、三角測量の原理を用いて、次式
(4)により求められる。
【0037】 上記式において、fは、視覚センサ3に使用されている
レンズの焦点距離である(ステップ102ー6)。
レンズの焦点距離である(ステップ102ー6)。
【0038】以上のように求められたツール座標系の原
点ORTの座標位置P0(Xo p0、Yop0)、回転角θ、倍
率B、基準距離S0は、ツール座標系の設定データとし
て、センサコントローラ31内に記憶される。
点ORTの座標位置P0(Xo p0、Yop0)、回転角θ、倍
率B、基準距離S0は、ツール座標系の設定データとし
て、センサコントローラ31内に記憶される。
【0039】このようにして、ツール座標系の設定デー
タが取得されて、センサ座標系に対するツール座標系の
相対位置関係が設定されると、センサ座標系XoーOoー
Yo上の任意の点(Xo、Yo)は、下記の変換式(5)
により、ツール座標系XRTーORTーYRT上の座標位置
(XRT、YRT)に変換することができる。
タが取得されて、センサ座標系に対するツール座標系の
相対位置関係が設定されると、センサ座標系XoーOoー
Yo上の任意の点(Xo、Yo)は、下記の変換式(5)
により、ツール座標系XRTーORTーYRT上の座標位置
(XRT、YRT)に変換することができる。
【0040】 こうして、センサ座標系に対するツール座標系の相対位
置関係の設定が終了すると、ステップ103に移行さ
れ、教示位置の補正量、つまりツール2の長手方向の補
正量、ツール2に垂直な平面内における補正量を自動的
に計測するための計測ジョブが作成される。
置関係の設定が終了すると、ステップ103に移行さ
れ、教示位置の補正量、つまりツール2の長手方向の補
正量、ツール2に垂直な平面内における補正量を自動的
に計測するための計測ジョブが作成される。
【0041】この計測ジョブの作成は、センサコントロ
ーラ31に記憶されたプログラムによって自動的に行わ
れる。
ーラ31に記憶されたプログラムによって自動的に行わ
れる。
【0042】センサコントローラ31は、修正すべき動
作プログラム番号と補正すべき教示点が指定されると、
ロボットコントローラ11から該当する動作プログラム
を読み込み、ロボット動作プログラム編集機能を用い
て、図5に示すような計測ジョブを作成する(ステップ
103)。
作プログラム番号と補正すべき教示点が指定されると、
ロボットコントローラ11から該当する動作プログラム
を読み込み、ロボット動作プログラム編集機能を用い
て、図5に示すような計測ジョブを作成する(ステップ
103)。
【0043】ついで、この計測ジョブが実行される。 ・ツール方向の補正量を求める処理 まず、補正すべき教示点42を視覚センサ3で撮像でき
る範囲内で、ツール2に垂直な平面内の2点A、Bを定
め、点Aから点Bまで視覚センサ3(ツール2)を移動
させる処理が行われる。ここで、点A、Bは、教示点4
2をはさんで既知の距離L1だけ離れているものとし、
点A、B間の方向に特に制限はない。
る範囲内で、ツール2に垂直な平面内の2点A、Bを定
め、点Aから点Bまで視覚センサ3(ツール2)を移動
させる処理が行われる。ここで、点A、Bは、教示点4
2をはさんで既知の距離L1だけ離れているものとし、
点A、B間の方向に特に制限はない。
【0044】ただし、ツール進行方向(切断作業線方
向)に対して直交する方向に設定すると、ツール2とワ
ーク4との干渉が起きにくい。また、溶接線上の教示点
のごとく、立体的形状にのる教示点を撮像するような場
合には、視覚センサ3による視野がワーク4によって遮
られないように、溶接線に沿った方向に視覚センサ3を
移動させてもよい。
向)に対して直交する方向に設定すると、ツール2とワ
ーク4との干渉が起きにくい。また、溶接線上の教示点
のごとく、立体的形状にのる教示点を撮像するような場
合には、視覚センサ3による視野がワーク4によって遮
られないように、溶接線に沿った方向に視覚センサ3を
移動させてもよい。
【0045】また、2点A、Bのうちのどちらかを、教
示点42と一致させてもよい。
示点42と一致させてもよい。
【0046】図5における計測ジョブの左側の処理は、
ロボットの動作であり、ロボットコントローラ11で実
行される内容である。右側の処理は、画像処理プログラ
ムであり、センサコントローラ31で実行される内容で
ある。
ロボットの動作であり、ロボットコントローラ11で実
行される内容である。右側の処理は、画像処理プログラ
ムであり、センサコントローラ31で実行される内容で
ある。
【0047】そこで、これらロボット動作と画像処理プ
ログラムを並列で実行させるべく、各点へロボット1を
移動させるための移動命令と、各点において画像を計測
するための計測指令とのタイミングをとる信号が、ロボ
ットコントローラ11、センサコントローラ31のそれ
ぞれに入力され、このタイミング信号に基づいて図5に
示す処理がシーケンシャルに実行されることになる。
ログラムを並列で実行させるべく、各点へロボット1を
移動させるための移動命令と、各点において画像を計測
するための計測指令とのタイミングをとる信号が、ロボ
ットコントローラ11、センサコントローラ31のそれ
ぞれに入力され、このタイミング信号に基づいて図5に
示す処理がシーケンシャルに実行されることになる。
【0048】すなわち、上記設定された2点A、Bのう
ち、まずA点まで視覚センサ3がツール2とともに移動
されるようロボット1の各軸が駆動制御される(ステッ
プ201)。
ち、まずA点まで視覚センサ3がツール2とともに移動
されるようロボット1の各軸が駆動制御される(ステッ
プ201)。
【0049】ついで、視覚センサ3がA点に位置されて
いるときの教示点42の、センサ座標系XoーOoーYo
上における座標位置A(Xo A、Yo A)が、視覚センサ
3の撮像結果に基づき計測される(ステップ202)。
いるときの教示点42の、センサ座標系XoーOoーYo
上における座標位置A(Xo A、Yo A)が、視覚センサ
3の撮像結果に基づき計測される(ステップ202)。
【0050】ついで、A点からB点まで上記既知距離L
1だけ視覚センサ3がツール2とともに移動されるよう
ロボット1の各軸が駆動制御される(ステップ20
3)。
1だけ視覚センサ3がツール2とともに移動されるよう
ロボット1の各軸が駆動制御される(ステップ20
3)。
【0051】ついで、視覚センサ3がB点に位置されて
いるときの教示点42の、センサ座標系XoーOoーYo
上における座標位置B(Xo B、Yo B)が、視覚センサ
3の撮像結果に基づき計測される(ステップ204)。
いるときの教示点42の、センサ座標系XoーOoーYo
上における座標位置B(Xo B、Yo B)が、視覚センサ
3の撮像結果に基づき計測される(ステップ204)。
【0052】そこで、上記(4)式と同様に三角測量の
原理が用いられ、上記求められた2点A、Bにおける教
示点42の座標位置A(Xo A、Yo A)、B(Xo B、
Yo B)に基づいて視覚センサ3とワーク4との距離S1
が、次式(6)により求められる。
原理が用いられ、上記求められた2点A、Bにおける教
示点42の座標位置A(Xo A、Yo A)、B(Xo B、
Yo B)に基づいて視覚センサ3とワーク4との距離S1
が、次式(6)により求められる。
【0053】 よって、次式(7)に示すように、上記求められた距離
S1から、すでにステップ102で求め記憶しておい
た、ツール先端2aが基準点42に正確に位置決めされ
た際の視覚センサ3とワーク4との基準距離S0を減算
することで、距離誤差ΔS、つまりツール2の長手方向
に補正すべき量ΔSが得られる。
S1から、すでにステップ102で求め記憶しておい
た、ツール先端2aが基準点42に正確に位置決めされ
た際の視覚センサ3とワーク4との基準距離S0を減算
することで、距離誤差ΔS、つまりツール2の長手方向
に補正すべき量ΔSが得られる。
【0054】 ΔS=S1ーS0 …(7) (ステップ205) ・ツール長手方向に垂直な平面内における補正量を求め
る処理 つぎに、教示点42を、上記ステップ205で取得され
た補正量ΔSだけツール長手方向に補正した点Cまで視
覚センサ3をツール2とともに移動させる移動命令が、
ロボットコントローラ11に対して出力される。
る処理 つぎに、教示点42を、上記ステップ205で取得され
た補正量ΔSだけツール長手方向に補正した点Cまで視
覚センサ3をツール2とともに移動させる移動命令が、
ロボットコントローラ11に対して出力される。
【0055】これに応じて、点Cまで視覚センサ3がツ
ール2とともに移動されるようロボット1の各軸が駆動
制御される(ステップ206)。
ール2とともに移動されるようロボット1の各軸が駆動
制御される(ステップ206)。
【0056】ついで、視覚センサ3がC点に位置されて
いるときの、センサ座標系XoーOoーYo上における座
標位置C(Xo c、Yo c)が、視覚センサ3の撮像結果
に基づき計測される(ステップ207)。
いるときの、センサ座標系XoーOoーYo上における座
標位置C(Xo c、Yo c)が、視覚センサ3の撮像結果
に基づき計測される(ステップ207)。
【0057】こうして、C点のセンサ座標系XoーOoー
Yo上の座標位置C(Xo c、Yo c)が取得されると、
この座標位置Cと、すでにステップ102で求め、記憶
しておいたツール座標系の原点ORTの座標位置P0(Xo
p0、Yo p0)、回転角θ、倍率Bを用いた上記(5)
式と同様な変換式、 により、センサ座標系上における位置ずれ(Xo cーXo
p0、Yo cーYo p0)に対応するツール座標系上におけ
る位置ずれ(ΔXRT、ΔYRT)が求められる。ここで、
ツール先端2aが教示点42に正確に位置決めされたと
きには、前述したように、教示点42はツール座標系の
原点ORTに一致しているはずである。よって、その原点
ORTに一致させるべく、ツール座標系上で、上記位置ず
れ(ΔXRT、ΔYRT)分だけ補正をかければ、ツール2
に対して垂直な平面内における補正がなされることとな
る(ステップ208)。ステップ208の終了によっ
て、計測ジョブは終了する(ステップ104)。
Yo上の座標位置C(Xo c、Yo c)が取得されると、
この座標位置Cと、すでにステップ102で求め、記憶
しておいたツール座標系の原点ORTの座標位置P0(Xo
p0、Yo p0)、回転角θ、倍率Bを用いた上記(5)
式と同様な変換式、 により、センサ座標系上における位置ずれ(Xo cーXo
p0、Yo cーYo p0)に対応するツール座標系上におけ
る位置ずれ(ΔXRT、ΔYRT)が求められる。ここで、
ツール先端2aが教示点42に正確に位置決めされたと
きには、前述したように、教示点42はツール座標系の
原点ORTに一致しているはずである。よって、その原点
ORTに一致させるべく、ツール座標系上で、上記位置ず
れ(ΔXRT、ΔYRT)分だけ補正をかければ、ツール2
に対して垂直な平面内における補正がなされることとな
る(ステップ208)。ステップ208の終了によっ
て、計測ジョブは終了する(ステップ104)。
【0058】以上のように、点Cまで移動させてツール
長手方向の補正がなされた後に、ツール2に垂直な平面
内の補正量(ΔXRT、ΔYRT)を計算するようにしたの
は、ワーク4と視覚センサ3との距離を一定にして精度
を上げるためである。
長手方向の補正がなされた後に、ツール2に垂直な平面
内の補正量(ΔXRT、ΔYRT)を計算するようにしたの
は、ワーク4と視覚センサ3との距離を一定にして精度
を上げるためである。
【0059】もちろん、点Cを設けず、点Aまたは点B
のかわりに教示点42を用い、これら2点の計測値から
得られるツール長手方向補正量ΔSと、教示点42にお
ける計測値に基づき、直接、ツール垂直平面内の補正量
(ΔXRT、ΔYRT)を計算してもよい。
のかわりに教示点42を用い、これら2点の計測値から
得られるツール長手方向補正量ΔSと、教示点42にお
ける計測値に基づき、直接、ツール垂直平面内の補正量
(ΔXRT、ΔYRT)を計算してもよい。
【0060】このようにしてツール長手方向の補正量Δ
Sと、ツール垂直平面内の補正量(ΔXRT、ΔYRT)が
取得されると、教示点42がツール2の長手方向へ、補
正量ΔSだけ補正されるとともに、教示点42がツール
2に垂直な平面内(ツール座標系上)で、上記補正量
(ΔXRT、ΔYRT)だけ補正される。このようにして教
示位置を補正することで、ロボット動作プログラムが修
正され、その修正したロボット動作プログラムがロボッ
トコントローラ11に転送される。そして、この修正ロ
ボット動作プログラムにしたがってロボット1が駆動制
御されると、たとえ、ロボットのパラメータ機差や自重
による撓み等があったとしても、ロボット1のツール2
は各教示位置に沿って正確に移動されるようになり、切
断作業が精度よく行われる(ステップ105)。
Sと、ツール垂直平面内の補正量(ΔXRT、ΔYRT)が
取得されると、教示点42がツール2の長手方向へ、補
正量ΔSだけ補正されるとともに、教示点42がツール
2に垂直な平面内(ツール座標系上)で、上記補正量
(ΔXRT、ΔYRT)だけ補正される。このようにして教
示位置を補正することで、ロボット動作プログラムが修
正され、その修正したロボット動作プログラムがロボッ
トコントローラ11に転送される。そして、この修正ロ
ボット動作プログラムにしたがってロボット1が駆動制
御されると、たとえ、ロボットのパラメータ機差や自重
による撓み等があったとしても、ロボット1のツール2
は各教示位置に沿って正確に移動されるようになり、切
断作業が精度よく行われる(ステップ105)。
【0061】なお、この実施の形態では、補正すべき教
示点ごとに、画像計測を行い、補正量を求めるものとし
て説明したが、たとえばワークが平行ずれを起こした場
合のごとく、一の教示点の計測結果から得られた補正量
をもって他の複数の教示点の補正を行うことも可能であ
るまた、この実施の形態では、切断作業を行うロボット
を想定したが、もちろん溶接ロボット等任意の作業ロボ
ットに適用可能である。
示点ごとに、画像計測を行い、補正量を求めるものとし
て説明したが、たとえばワークが平行ずれを起こした場
合のごとく、一の教示点の計測結果から得られた補正量
をもって他の複数の教示点の補正を行うことも可能であ
るまた、この実施の形態では、切断作業を行うロボット
を想定したが、もちろん溶接ロボット等任意の作業ロボ
ットに適用可能である。
【0062】また、この実施の形態では、視覚センサ3
が、ツール2に対して、その撮像面が当該ツール2の長
手方向と垂直となるような位置関係をもって取り付けら
れていることを想定しているが、それ以外の任意の位置
関係をもって取り付けれている場合にも、以下のように
して、上記(5)式と同様な変換式によってセンサ座標
系上の点を、ツール座標系上の点に変換することができ
る。
が、ツール2に対して、その撮像面が当該ツール2の長
手方向と垂直となるような位置関係をもって取り付けら
れていることを想定しているが、それ以外の任意の位置
関係をもって取り付けれている場合にも、以下のように
して、上記(5)式と同様な変換式によってセンサ座標
系上の点を、ツール座標系上の点に変換することができ
る。
【0063】いま、図6に示すように、ツール座標系を
ORTーXRTーYRTーZRTであると、センサ座標系をOo
ーXoーYoーZoであると3次元座標で設定し、 (1)原点Ooは、原点ORTに対して、H、L、αだけ
オフセットしている。
ORTーXRTーYRTーZRTであると、センサ座標系をOo
ーXoーYoーZoであると3次元座標で設定し、 (1)原点Ooは、原点ORTに対して、H、L、αだけ
オフセットしている。
【0064】(2)Zo軸回りにθだけ回転している。
【0065】(3)ZRT軸とZo軸を含む面内で原点Oo
を中心にZo軸をβだけ回転させる。という条件を与
え、視覚センサ3がツール2に対して任意の位置関係に
なっていることを表す。
を中心にZo軸をβだけ回転させる。という条件を与
え、視覚センサ3がツール2に対して任意の位置関係に
なっていることを表す。
【0066】すると、上記(2)、(3)の条件は、 (2)´Zo軸回りにαだけ回転する。
【0067】(3)´Yo軸回りにβだけ回転する。
【0068】(4)´Zo軸回りに(θーα)だけ回転
する。
する。
【0069】ということと等価であるので、変換式は次
式(9)のように求められる。
式(9)のように求められる。
【0070】なお、以下、煩雑さを避けるため、sin
(サイン)は式中「s」で、cos(コサイン)は式中
「c」で表す。また、θーαは「γ」で表す。
(サイン)は式中「s」で、cos(コサイン)は式中
「c」で表す。また、θーαは「γ」で表す。
【0071】 上記(9)式の右辺の一番左の行列はーαだけ回転させ
るための行列であり、その右隣の行列はーβだけ回転さ
せるための行列であり、さらにその右隣の行列はーγだ
け回転させるための行列である。一番右の行列はオフセ
ット分(上記条件(1))である。
るための行列であり、その右隣の行列はーβだけ回転さ
せるための行列であり、さらにその右隣の行列はーγだ
け回転させるための行列である。一番右の行列はオフセ
ット分(上記条件(1))である。
【0072】上記(9)式は、次式(10)のように整
理することができる。
理することができる。
【0073】 よって、センサ座標系上の点(Xo、Yo、0)は、次式
(11)の変換式によってツール座標系上の点(XRT、
YRT、ZRT)に変換することができる。
(11)の変換式によってツール座標系上の点(XRT、
YRT、ZRT)に変換することができる。
【0074】
【図1】図1は、本発明に係るロボットの教示位置補正
装置の実施の形態に適用されるロボットの外観を示す斜
視図である。
装置の実施の形態に適用されるロボットの外観を示す斜
視図である。
【図2】図2は、実施の形態で想定しているシステムの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】図3は、図2に示すセンサコントローラ、ロボ
ットコントローラで実行される処理の手順を示すフロー
チャートである。
ットコントローラで実行される処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図4】図4は、図1ないし図2に示す視覚センサの撮
像視野を示す図である。
像視野を示す図である。
【図5】図5は、図3のステップ104で実行される内
容の詳細を説明するフローチャートである。
容の詳細を説明するフローチャートである。
【図6】図6はツール座標系とセンサ座標系の3次元に
おける幾何的関係を示す斜視図である。
おける幾何的関係を示す斜視図である。
1 ロボット 2 ツール 3 視覚センサ 4 ワーク 11 ロボットコントローラ 31 センサコントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 ロボットのアームに取り付けられた
ツールの先端が移動すべきワーク上の位置を教示して、
前記ツール先端が当該教示位置に位置されるように前記
ロボットを駆動させるようにしたロボットにおいて、 前記ツールに所定の位置関係をもって取り付けられ、前
記ロボットのツール先端が移動すべき教示位置を撮像す
る視覚センサと、 前記ツールとともに移動し、当該ツールの長手方向に対
して垂直な平面上の座標位置を表示するツール座標系を
設定するとともに、前記視覚センサの撮像視野内の座標
位置を表示するセンサ座標系を設定する座標系設定手段
と、 前記視覚センサを所定距離移動させて、各移動位置毎に
前記視覚センサにより一の教示位置を撮像し、この撮像
結果から、各移動位置ごとに、前記センサ座標系上にお
ける前記一の教示位置の座標位置を計測する第1の計測
手段と、 前記第1の計測手段によって計測された前記一の教示位
置の各座標位置と、前記視覚センサが移動した所定距離
に基づき、前記視覚センサと前記ワークとの距離を演算
し、当該演算距離と、前記ツール先端が前記一の教示位
置に位置された際の前記視覚センサと前記ワークとの基
準距離との誤差を演算する第1の演算手段と、 前記視覚センサにより前記一の教示位置を撮像し、この
撮像結果から、前記センサ座標系上における前記一の教
示位置の座標位置を計測する第2の計測手段と、 前記第2の計測手段によって計測された前記一の教示位
置の座標位置と、前記ツール先端が前記一の教示位置に
位置された際の前記センサ座標系上における当該一の教
示位置の基準座標位置との位置ずれと、前記センサ座標
系と前記ツール座標系との相対位置関係に基づき、前記
センサ座標系上における位置ずれに対応する前記ツール
座標系上における位置ずれを演算する第2の演算手段
と、 前記一の教示位置が前記ツールの長手方向へ、前記第1
の演算手段で演算された誤差に応じた分だけ補正される
ように、かつ、当該一の教示位置が前記ツールに垂直な
方向へ、前記第2の演算手段で演算された位置ずれに応
じた分だけ補正されるように、教示位置を補正する補正
手段と具えたロボットの教示位置補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206696A JPH09222913A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ロボットの教示位置補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206696A JPH09222913A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ロボットの教示位置補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09222913A true JPH09222913A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12348515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3206696A Pending JPH09222913A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ロボットの教示位置補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09222913A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005271103A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Tookin:Kk | 作業用ロボット及びそのキャリブレーション方法 |
| JP2006048244A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Fanuc Ltd | 加工プログラム作成装置 |
| JP2012517053A (ja) * | 2009-02-03 | 2012-07-26 | ファナック ロボティクス アメリカ コーポレイション | ロボットツールの制御方法 |
| CN103770112A (zh) * | 2012-10-19 | 2014-05-07 | 株式会社安川电机 | 机器人系统及加工件的制造方法 |
| CN104552341A (zh) * | 2014-12-29 | 2015-04-29 | 国家电网公司 | 移动工业机器人单点多视角挂表位姿误差检测方法 |
| JP2017087385A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 川崎重工業株式会社 | ロボット及びロボットによる作業方法 |
| JP2018051692A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | ファナック株式会社 | オフラインプログラミング用ジョグ支援装置、ジョグ支援方法及びジョグ支援プログラム |
| CN108544508A (zh) * | 2018-05-10 | 2018-09-18 | 深圳市智能机器人研究院 | 基于自主学习的机器人自动编程方法及系统 |
| CN111300481A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-06-19 | 苏州大学 | 基于视觉及激光传感器的机器人抓取位姿纠正方法 |
| CN114952766A (zh) * | 2021-02-26 | 2022-08-30 | 日本电产三协株式会社 | 标记装置中的示教方法及示教用夹具 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP3206696A patent/JPH09222913A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2006048244A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Fanuc Ltd | 加工プログラム作成装置 |
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| CN108290295A (zh) * | 2015-11-16 | 2018-07-17 | 川崎重工业株式会社 | 机器人及机器人的作业方法 |
| WO2017086240A1 (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-26 | 川崎重工業株式会社 | ロボット及びロボットによる作業方法 |
| JP2017087385A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 川崎重工業株式会社 | ロボット及びロボットによる作業方法 |
| KR20200011565A (ko) * | 2015-11-16 | 2020-02-03 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 로봇 및 로봇에 의한 작업 방법 |
| US11027418B2 (en) | 2015-11-16 | 2021-06-08 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Robot and working method by the robot |
| CN108290295B (zh) * | 2015-11-16 | 2021-12-07 | 川崎重工业株式会社 | 机器人及机器人的作业方法 |
| JP2018051692A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | ファナック株式会社 | オフラインプログラミング用ジョグ支援装置、ジョグ支援方法及びジョグ支援プログラム |
| CN108544508A (zh) * | 2018-05-10 | 2018-09-18 | 深圳市智能机器人研究院 | 基于自主学习的机器人自动编程方法及系统 |
| CN108544508B (zh) * | 2018-05-10 | 2022-08-05 | 深圳市智能机器人研究院 | 基于自主学习的机器人自动编程方法及系统 |
| CN111300481A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-06-19 | 苏州大学 | 基于视觉及激光传感器的机器人抓取位姿纠正方法 |
| CN114952766A (zh) * | 2021-02-26 | 2022-08-30 | 日本电产三协株式会社 | 标记装置中的示教方法及示教用夹具 |
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