JPH092237A - 車輪滑り制御システム及びブレーキ作用力の調整方法 - Google Patents
車輪滑り制御システム及びブレーキ作用力の調整方法Info
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- JPH092237A JPH092237A JP8140500A JP14050096A JPH092237A JP H092237 A JPH092237 A JP H092237A JP 8140500 A JP8140500 A JP 8140500A JP 14050096 A JP14050096 A JP 14050096A JP H092237 A JPH092237 A JP H092237A
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- signal
- axle
- speed
- unit
- wheel slip
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/1701—Braking or traction control means specially adapted for particular types of vehicles
- B60T8/1705—Braking or traction control means specially adapted for particular types of vehicles for rail vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 論理が単純化され、調整に少数のパラメータ
しか要求されず、而も信頼性の高い車輪滑り制御システ
ムを提供する。 【解決手段】 全車軸の速度及び加速度並びにブレーキ
シリンダ圧力信号を入力として受け、速度及び加速度デ
ータを用いて車輪の滑りの厳しさを求める。滑りの厳し
さに基づきタイムアウト値を算出し該タイムアウト値に
達するまで滑り制御補正を行う。ブレーキ制御信号を発
生するために簡略な論理を用いる。カスケード論理を用
い、ブレーキ制御を全作用で開始し、次いで、加速度の
極性変化及び所定値を越える加速度を表す信号に基づき
ブレーキ制御信号をパルスブレーキ作用に変更する。車
軸速度及び加速度に基づき、制御信号を保持信号に変更
し、最終的には緩め信号に切り換える。このカスケード
論理により、作用、パルス作用、保持、パルス緩め及び
緩めの5つの値を有するブレーキ弁制御信号が得られ
る。
しか要求されず、而も信頼性の高い車輪滑り制御システ
ムを提供する。 【解決手段】 全車軸の速度及び加速度並びにブレーキ
シリンダ圧力信号を入力として受け、速度及び加速度デ
ータを用いて車輪の滑りの厳しさを求める。滑りの厳し
さに基づきタイムアウト値を算出し該タイムアウト値に
達するまで滑り制御補正を行う。ブレーキ制御信号を発
生するために簡略な論理を用いる。カスケード論理を用
い、ブレーキ制御を全作用で開始し、次いで、加速度の
極性変化及び所定値を越える加速度を表す信号に基づき
ブレーキ制御信号をパルスブレーキ作用に変更する。車
軸速度及び加速度に基づき、制御信号を保持信号に変更
し、最終的には緩め信号に切り換える。このカスケード
論理により、作用、パルス作用、保持、パルス緩め及び
緩めの5つの値を有するブレーキ弁制御信号が得られ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、鉄道車両
のブレーキシステム、特に、乗客輸送型式もしくは類似
の型の鉄道車両で用いられるブレーキシステムに関し、
その主たる目的は、車輪の滑り及び車輪のロックアップ
(lockup)を阻止するために上記鉄道車両に加えられて
いるブレーキ作用力を調整もしくは変更することにあ
る。
のブレーキシステム、特に、乗客輸送型式もしくは類似
の型の鉄道車両で用いられるブレーキシステムに関し、
その主たる目的は、車輪の滑り及び車輪のロックアップ
(lockup)を阻止するために上記鉄道車両に加えられて
いるブレーキ作用力を調整もしくは変更することにあ
る。
【0002】
【関連出願の開示】本明細書において教示する本発明の
思想は、本出願人の特開平7ー285429号公報に記
載の発明と密接な関連性を有する。また、本発明は、本
出願人の特願平8ー113876号明細書に記載の発明
とも密接な関連性を有する。
思想は、本出願人の特開平7ー285429号公報に記
載の発明と密接な関連性を有する。また、本発明は、本
出願人の特願平8ー113876号明細書に記載の発明
とも密接な関連性を有する。
【0003】
【従来の技術】本発明より前に、ブレーキ作用中、車輪
の滑り及び車輪ロックアップを制御する試みとして、鉄
道車両用のブレーキシステムに関し、鉄道車両用ブレー
キシステムの製造業者により種々な方式が開発されてい
る。現在用いられている粘着適応性のパターン認識車輪
滑り制御プロセスの殆ど総てのものでは所期の結果を達
成するために、極めて複雑なディジタル論理構成が採用
されている。
の滑り及び車輪ロックアップを制御する試みとして、鉄
道車両用のブレーキシステムに関し、鉄道車両用ブレー
キシステムの製造業者により種々な方式が開発されてい
る。現在用いられている粘着適応性のパターン認識車輪
滑り制御プロセスの殆ど総てのものでは所期の結果を達
成するために、極めて複雑なディジタル論理構成が採用
されている。
【0004】このような複雑な論理構成もしくは装置に
おいては、多数の変数や変数表が極めて頻繁に用いられ
ている。また、これら変数及び変数表は一般に、各個々
の適用例に対し「セットアップ(setup)」もしくは適合
調整(tuning)されている。実際の現場での経験が示す
ところによれば、この適合調整もしくはチューニングプ
ロセスの実施には、鉄道車両滑り制御設計及び応用技術
分野において極めて高い熟練度を有する技術者が要求さ
れる。加えるに、当該技術者は、抽象的な論理判断もし
くは推論の分野において秀でていなければならない。従
って、一般的に容易に推定されるように、このような必
要とされる総ての資格を所有している多数の個人である
技術者がこの技術分野において存在していない。
おいては、多数の変数や変数表が極めて頻繁に用いられ
ている。また、これら変数及び変数表は一般に、各個々
の適用例に対し「セットアップ(setup)」もしくは適合
調整(tuning)されている。実際の現場での経験が示す
ところによれば、この適合調整もしくはチューニングプ
ロセスの実施には、鉄道車両滑り制御設計及び応用技術
分野において極めて高い熟練度を有する技術者が要求さ
れる。加えるに、当該技術者は、抽象的な論理判断もし
くは推論の分野において秀でていなければならない。従
って、一般的に容易に推定されるように、このような必
要とされる総ての資格を所有している多数の個人である
技術者がこの技術分野において存在していない。
【0005】現在本出願人に知られている限りにおい
て、これら従来のブレーキシステムに伴う別の難点に
は、車輪の滑りを表す偽信号が発生される可能性がある
ことである。
て、これら従来のブレーキシステムに伴う別の難点に
は、車輪の滑りを表す偽信号が発生される可能性がある
ことである。
【0006】車輪の滑りを決定するために鉄道車両に設
けられた総ての車軸から得られるデータを用いる従来の
1つのブレーキシステムとして、米国特許第4,071,
282号明細書に開示されているシステムがある。この
システムでは、総ての車軸から得られるデータが使用さ
れるが、例えば、車輪の摩耗によって生じ得る車輪径の
差に対して補償を行う能力は有してはいない。従って、
車軸が異なった速度を有すれば、車輪の滑り(slip)が
生じていることが考えられ得るが、しかし、実際には、
車軸速度の上記のような差は車輪径の差に起因する場合
があり得る。
けられた総ての車軸から得られるデータを用いる従来の
1つのブレーキシステムとして、米国特許第4,071,
282号明細書に開示されているシステムがある。この
システムでは、総ての車軸から得られるデータが使用さ
れるが、例えば、車輪の摩耗によって生じ得る車輪径の
差に対して補償を行う能力は有してはいない。従って、
車軸が異なった速度を有すれば、車輪の滑り(slip)が
生じていることが考えられ得るが、しかし、実際には、
車軸速度の上記のような差は車輪径の差に起因する場合
があり得る。
【0007】車軸の速度及び加速度に基づく従来の車輪
滑り制御論理に関する付加的な技術的背景情報が、米国
特許第4,941,099号明細書に開示されている。な
お、この米国特許も、本特許願の出願人に譲渡されてい
る。
滑り制御論理に関する付加的な技術的背景情報が、米国
特許第4,941,099号明細書に開示されている。な
お、この米国特許も、本特許願の出願人に譲渡されてい
る。
【0008】このような車輪の滑りを検出し車輪の滑り
の厳しさを判定する別の方法が、先に掲げた特開平7ー
285429号公報に記述してある。なお、上記公報に
開示されている発明は、本発明の一部分を構成するもの
である。
の厳しさを判定する別の方法が、先に掲げた特開平7ー
285429号公報に記述してある。なお、上記公報に
開示されている発明は、本発明の一部分を構成するもの
である。
【0009】車輪の滑り(slide)が補正されたことを
判定するのに用いられる別の従来方法として、やはり本
出願人に譲渡されている米国特許第4,491,920号
明細書に開示されている方法がある。
判定するのに用いられる別の従来方法として、やはり本
出願人に譲渡されている米国特許第4,491,920号
明細書に開示されている方法がある。
【0010】上記先行発明によれば、滑りが発生し滑り
補正を受けている車軸の加速度が正から負の加速度に極
性遷移した時点において、車輪の滑り状態が補正された
と判定している。
補正を受けている車軸の加速度が正から負の加速度に極
性遷移した時点において、車輪の滑り状態が補正された
と判定している。
【0011】ここで検出される情況もしくは状態は、滑
りが発生していた車輪であって、該車輪に対しブレーキ
力が低減もしくは緩められた車輪の状態である。ブレー
キ力の低減で、車軸は加速して列車速度に近付き、それ
により、その加速度は正の極性となる。列車の速度に達
すると、上記加速度の極性は負となる。と言うのは、列
車は、ブレーキ作用が原因で、その時点で負の加速度を
有しているからである。この時点では、既に滑りが補正
されているので、車軸に対しブレーキ力が再び加えられ
る。この米国特許明細書に記載の先行発明もまた、本発
明において部分的に援用される。
りが発生していた車輪であって、該車輪に対しブレーキ
力が低減もしくは緩められた車輪の状態である。ブレー
キ力の低減で、車軸は加速して列車速度に近付き、それ
により、その加速度は正の極性となる。列車の速度に達
すると、上記加速度の極性は負となる。と言うのは、列
車は、ブレーキ作用が原因で、その時点で負の加速度を
有しているからである。この時点では、既に滑りが補正
されているので、車軸に対しブレーキ力が再び加えられ
る。この米国特許明細書に記載の先行発明もまた、本発
明において部分的に援用される。
【0012】従って、本明細書においては、米国特許第
4,491,920号及び米国特許第4,941,099号
各明細書の教示内容を参考のために援用する。
4,491,920号及び米国特許第4,941,099号
各明細書の教示内容を参考のために援用する。
【0013】先に掲げた特開平7ー285429号公報
に開示されている内容も、参考のために本明細書におい
て援用する。
に開示されている内容も、参考のために本明細書におい
て援用する。
【0014】先に掲げた特願平8ー113876号明細
書の教示内容も、参考のために本明細書において援用す
る。
書の教示内容も、参考のために本明細書において援用す
る。
【0015】
【発明の概要】本発明は、その第1の様相において、乗
客輸送型鉄道車両における車輪滑り制御システムを提供
するものである。該装置は少なくとも上記のような車両
の各車軸の速度及び加速度を表す信号を受けるように接
続され、車軸毎に、車輪に滑りが生じているか否かを表
す信号を発生する。上記制御装置はまた、車輪の滑りに
起因する車軸のエネルギー損失を表す信号をも発生す
る。
客輸送型鉄道車両における車輪滑り制御システムを提供
するものである。該装置は少なくとも上記のような車両
の各車軸の速度及び加速度を表す信号を受けるように接
続され、車軸毎に、車輪に滑りが生じているか否かを表
す信号を発生する。上記制御装置はまた、車輪の滑りに
起因する車軸のエネルギー損失を表す信号をも発生す
る。
【0016】本発明のシステムにおいては、上記のよう
な車輪の滑りに起因するエネルギー損失を表す信号を用
いて、各車軸毎に、車輪滑り許容タイムアウト値を計算
する。このタイムアウト値(時間切れ値)を用いて、車
輪滑り補正時間が設定される。このタイムアウト値、従
って設定される時間は、車軸のエネルギー損失が大きけ
れば大きい程長くなる。
な車輪の滑りに起因するエネルギー損失を表す信号を用
いて、各車軸毎に、車輪滑り許容タイムアウト値を計算
する。このタイムアウト値(時間切れ値)を用いて、車
輪滑り補正時間が設定される。このタイムアウト値、従
って設定される時間は、車軸のエネルギー損失が大きけ
れば大きい程長くなる。
【0017】車輪滑りが検出されると、本システムは、
車輪滑り補正用のタイマーを起動する。時間が上記タイ
ムアウト値に達すると、タイマーは、該車輪滑り補正を
終了する信号を発生し出力する。
車輪滑り補正用のタイマーを起動する。時間が上記タイ
ムアウト値に達すると、タイマーは、該車輪滑り補正を
終了する信号を発生し出力する。
【0018】本発明は、他の様相として、乗客輸送型鉄
道車両の上記のような車輪滑り補正を更に改良するため
のシステムは、少なくとも、鉄道車両の総ての車軸に対
し速度及び加速度を表す信号を受けるように接続されて
いる。このシステムは更に、異なった車輪径を補償する
正規化車軸速度を表す信号を発生する手段を更に具備す
る。また、該システムは、正規化された車軸速度及び車
軸加速度を表す信号に基づき車輪滑り許容信号を発生す
るための手段をも具備する。この信号は、次いで、正規
化された車軸速度、加速度及び加速度特性遷移に基づく
入力を用いるカスケード論理により処理され、ブレーキ
作用力を調整するための信号が発生される。
道車両の上記のような車輪滑り補正を更に改良するため
のシステムは、少なくとも、鉄道車両の総ての車軸に対
し速度及び加速度を表す信号を受けるように接続されて
いる。このシステムは更に、異なった車輪径を補償する
正規化車軸速度を表す信号を発生する手段を更に具備す
る。また、該システムは、正規化された車軸速度及び車
軸加速度を表す信号に基づき車輪滑り許容信号を発生す
るための手段をも具備する。この信号は、次いで、正規
化された車軸速度、加速度及び加速度特性遷移に基づく
入力を用いるカスケード論理により処理され、ブレーキ
作用力を調整するための信号が発生される。
【0019】本発明の別の様相として、乗客輸送型鉄道
車両の車軸の速度及び加速度を表す信号を用いて、該車
両における車輪の滑り制御を行う方法が提案される。こ
の方法は、各車両毎に車輪に滑りが生じているか否かを
示す信号を発生する段階を含む。該方法はまた、上記の
ような車輪の滑りに起因する車軸のエネルギー損失を表
す信号を発生する段階をも含む。
車両の車軸の速度及び加速度を表す信号を用いて、該車
両における車輪の滑り制御を行う方法が提案される。こ
の方法は、各車両毎に車輪に滑りが生じているか否かを
示す信号を発生する段階を含む。該方法はまた、上記の
ような車輪の滑りに起因する車軸のエネルギー損失を表
す信号を発生する段階をも含む。
【0020】上記方法においては、車輪の滑りに起因す
る車軸のエネルギー損失を表す信号を用いて、各車軸に
対し、車輪滑り許容タイムアウト値を計算する。このタ
イムアウト値で、車輪滑り補正時間が設定され、該タイ
ムアウト値は、車軸のエネルギー損失が大きければ大き
い程補正時間が長くなるような値を有する。
る車軸のエネルギー損失を表す信号を用いて、各車軸に
対し、車輪滑り許容タイムアウト値を計算する。このタ
イムアウト値で、車輪滑り補正時間が設定され、該タイ
ムアウト値は、車軸のエネルギー損失が大きければ大き
い程補正時間が長くなるような値を有する。
【0021】車輪滑りが検出されると、車輪の滑り補正
のためのタイマーが起動される。このタイマーで計時さ
れる時間が上記タイムアウト値に達すると、タイマー
は、車輪滑り補正を終了する信号を発生し出力する。
のためのタイマーが起動される。このタイマーで計時さ
れる時間が上記タイムアウト値に達すると、タイマー
は、車輪滑り補正を終了する信号を発生し出力する。
【0022】本発明の更に別の様相によれば、乗客輸送
型鉄道車両の有利なもしくは望ましい車輪滑り補正に対
する別の試みを実現する方法が提案される。この方法に
よれば、鉄道車両上の総ての車軸に対し速度及び加速度
を表す信号が受けられる。次いで、車輪の直径差を補償
する正規化車軸速度を表す信号が発生される。この方法
もまた、正規化された車軸速度及び車軸加速度を表す信
号に基づいて車輪滑り許容信号を発生する。この信号
は、次いで、正規化された車軸速度、加速度並びに加速
度特性遷移に基づく入力を用いるカスケード論理により
処理されて、それにより、ブレーキ作用力の修正もしく
は調整を行うための別の信号が発生される。
型鉄道車両の有利なもしくは望ましい車輪滑り補正に対
する別の試みを実現する方法が提案される。この方法に
よれば、鉄道車両上の総ての車軸に対し速度及び加速度
を表す信号が受けられる。次いで、車輪の直径差を補償
する正規化車軸速度を表す信号が発生される。この方法
もまた、正規化された車軸速度及び車軸加速度を表す信
号に基づいて車輪滑り許容信号を発生する。この信号
は、次いで、正規化された車軸速度、加速度並びに加速
度特性遷移に基づく入力を用いるカスケード論理により
処理されて、それにより、ブレーキ作用力の修正もしく
は調整を行うための別の信号が発生される。
【0023】従って、本発明の1つの主たる目的は、乗
客輸送型鉄道車両に設けられたブレーキを修正もしくは
調整するための改良された車輪滑り制御システムを提供
することにある。
客輸送型鉄道車両に設けられたブレーキを修正もしくは
調整するための改良された車輪滑り制御システムを提供
することにある。
【0024】本発明の他の目的は、幾つかの従来方式の
車輪滑り制御システムと比較して、車輪の滑りを表すス
プリアスな信号の影響を殆ど受けない車輪滑り制御シス
テムを提供することにある。
車輪滑り制御システムと比較して、車輪の滑りを表すス
プリアスな信号の影響を殆ど受けない車輪滑り制御シス
テムを提供することにある。
【0025】本発明の更に他の目的は、この種の従来型
式の車輪滑り制御システムよりも論理が単純化され、調
整に少数のパラメータしか要求されず、而もこの種の車
輪滑り制御システムの信頼性を高めることができる車輪
滑り制御システムを提供することにある。
式の車輪滑り制御システムよりも論理が単純化され、調
整に少数のパラメータしか要求されず、而もこの種の車
輪滑り制御システムの信頼性を高めることができる車輪
滑り制御システムを提供することにある。
【0026】本発明の更に他の目的は、車輪滑りの1つ
の表示として相対車軸速度を用い、相対車輪径を補償
し、それにより、相対正規化車軸速度を用い、その場
合、正規化係数として上記相対車輪径に依存する係数を
用いる車輪滑り制御システムを提供することにある。
の表示として相対車軸速度を用い、相対車輪径を補償
し、それにより、相対正規化車軸速度を用い、その場
合、正規化係数として上記相対車輪径に依存する係数を
用いる車輪滑り制御システムを提供することにある。
【0027】本発明の更に他の目的は、車輪の滑りに起
因する車軸のエネルギー損失に依存するタイムアウト値
(時間切れ値)を有するタイマーを用い、該タイマーに
より車輪滑り補正時間を計測して、計測された時間が上
記タイムアウト値に達した時点で、車輪の滑り補正を禁
止し、車輪滑りを表す信号を再び受けるまで、禁止され
た状態に留どめる車輪滑り制御システムを提供すること
にある。
因する車軸のエネルギー損失に依存するタイムアウト値
(時間切れ値)を有するタイマーを用い、該タイマーに
より車輪滑り補正時間を計測して、計測された時間が上
記タイムアウト値に達した時点で、車輪の滑り補正を禁
止し、車輪滑りを表す信号を再び受けるまで、禁止され
た状態に留どめる車輪滑り制御システムを提供すること
にある。
【0028】本発明の更に他の目的は、正規化された車
軸速度、車軸加速度及び正から負への車軸加速度の極性
変化を表す信号に基づくブレーキ弁に対する信号を論理
系で用いて、ブレーキの全作用を表すブレーキ弁信号で
始まるブレーキ弁信号を発生する車輪滑り制御システム
を提供することにある。
軸速度、車軸加速度及び正から負への車軸加速度の極性
変化を表す信号に基づくブレーキ弁に対する信号を論理
系で用いて、ブレーキの全作用を表すブレーキ弁信号で
始まるブレーキ弁信号を発生する車輪滑り制御システム
を提供することにある。
【0029】本発明の付加的な目的は、正規化された車
軸速度、車軸加速度及び車軸加速度における正から負へ
の変化を表す信号により表示される車輪滑りの種々な表
示を、ラップによるブレーキ作用からブレーキ緩めに至
る一連のテストで用いる車輪滑り制御システムを提供す
ることにある。
軸速度、車軸加速度及び車軸加速度における正から負へ
の変化を表す信号により表示される車輪滑りの種々な表
示を、ラップによるブレーキ作用からブレーキ緩めに至
る一連のテストで用いる車輪滑り制御システムを提供す
ることにある。
【0030】本発明のなお更に他の目的は、作用、パル
ス状作用、現作用保持、パルス状緩め及び全緩めの5つ
のブレーキ弁制御レベルを発生することができる車輪滑
り制御システムを提供することにある。
ス状作用、現作用保持、パルス状緩め及び全緩めの5つ
のブレーキ弁制御レベルを発生することができる車輪滑
り制御システムを提供することにある。
【0031】上に述べた本発明の種々な目的及び利点に
加えて、本発明の種々な他の目的及び利点が、添付図面
を参照しての以下の本発明のより詳細な説明から当業者
には容易に明らかになるであろう。
加えて、本発明の種々な他の目的及び利点が、添付図面
を参照しての以下の本発明のより詳細な説明から当業者
には容易に明らかになるであろう。
【0032】
【発明の実施の形態】図1〜図6は、本発明の現在好適
と考えられている制御機能を示すブロック図である。こ
れら制御機能は、図示のように接続された個別のモジュ
ールを用いて達成することもできるし、また、1つのマ
イクロプロセッサ内に組み入れることもできる。後者の
場合には、これら図面に示したブロックの機能は、一連
のコード(符号)を用いて実現され、1つのブロックか
ら他のブロックへの情報の伝達は、プロセッサのメモリ
にデータを書き込むブロック並びに該メモリから当該デ
ータに対してアクセスする他のブロックにより達成され
る。
と考えられている制御機能を示すブロック図である。こ
れら制御機能は、図示のように接続された個別のモジュ
ールを用いて達成することもできるし、また、1つのマ
イクロプロセッサ内に組み入れることもできる。後者の
場合には、これら図面に示したブロックの機能は、一連
のコード(符号)を用いて実現され、1つのブロックか
ら他のブロックへの情報の伝達は、プロセッサのメモリ
にデータを書き込むブロック並びに該メモリから当該デ
ータに対してアクセスする他のブロックにより達成され
る。
【0033】図1、図2及び図3に図示してあるよう
に、モジュールA、B及びCは、鉄道車両に設けられて
いる車軸(輪軸とも称する)と同数の数だけ重複して設
けられる。これに対し、マイクロプロセッサ制御システ
ムの場合には、これら図面に示した各論理量又は数値量
は、車軸と同数の記憶場所に記憶され、1つの記憶場所
は、対応の車軸から得られるデータに対して用いられ
る。
に、モジュールA、B及びCは、鉄道車両に設けられて
いる車軸(輪軸とも称する)と同数の数だけ重複して設
けられる。これに対し、マイクロプロセッサ制御システ
ムの場合には、これら図面に示した各論理量又は数値量
は、車軸と同数の記憶場所に記憶され、1つの記憶場所
は、対応の車軸から得られるデータに対して用いられ
る。
【0034】本発明は、車輪が取り付けられている車軸
を有する乗客輸送式鉄道車両に配設されたブレーキを制
御もしくは調整するための改良された車輪滑り制御シス
テムを提供するものである。先ず、本車輪滑り制御方式
の現在好適と考えられる実施形態について、その概要を
記述する。
を有する乗客輸送式鉄道車両に配設されたブレーキを制
御もしくは調整するための改良された車輪滑り制御シス
テムを提供するものである。先ず、本車輪滑り制御方式
の現在好適と考えられる実施形態について、その概要を
記述する。
【0035】少なくとも、車軸の速度を表す信号を受け
るように接続された装置が設けられる。これら装置は、
図5に、ブロック2E、3E、4E及び5E並びにブロ
ック6E、7E、8E及び9Eとして示してある。列車
が運動している期間中で而も車輪の滑りの生起が検出さ
れていない期間中、車輪の摩耗によって生じ得る車輪直
径の差を補償するための正規化係数が得られる。これら
特定の正規化係数から、正規化された車軸速度が求めら
れ、これら正規化車軸速度は、車輪の滑りが生じていな
い場合には総て相い等しい。
るように接続された装置が設けられる。これら装置は、
図5に、ブロック2E、3E、4E及び5E並びにブロ
ック6E、7E、8E及び9Eとして示してある。列車
が運動している期間中で而も車輪の滑りの生起が検出さ
れていない期間中、車輪の摩耗によって生じ得る車輪直
径の差を補償するための正規化係数が得られる。これら
特定の正規化係数から、正規化された車軸速度が求めら
れ、これら正規化車軸速度は、車輪の滑りが生じていな
い場合には総て相い等しい。
【0036】ブロック10Eは、最高の正規化車軸速度
を選択する。各車軸毎に、正規化車軸速度が図1に示し
てあるブロック3A及び7Aに伝送され、これらブロッ
クは、それぞれエネルギー定数及び速度定数を発生す
る。最高もしくは最大車軸速度は、ブロック8Aにも供
給され、該ブロック8Aは、車軸と、最大正規化速度を
有する車軸との間における速度差を算出する。この速度
差は、ブロック7Aで算出した速度定数との比較後に、
正規化車輪速度によって示される滑り表示信号を発生す
るのに用いられる。
を選択する。各車軸毎に、正規化車軸速度が図1に示し
てあるブロック3A及び7Aに伝送され、これらブロッ
クは、それぞれエネルギー定数及び速度定数を発生す
る。最高もしくは最大車軸速度は、ブロック8Aにも供
給され、該ブロック8Aは、車軸と、最大正規化速度を
有する車軸との間における速度差を算出する。この速度
差は、ブロック7Aで算出した速度定数との比較後に、
正規化車輪速度によって示される滑り表示信号を発生す
るのに用いられる。
【0037】また、少なくとも、上記のような車軸の各
々の加速度を表す信号を受けるように接続された装置が
設けられる。その内、ブロック1Aは、車輪の滑りを伴
なわずに加速が可能であるか否かを判定するためのテス
トを行う。ブロック2Aは、車輪の滑りを伴わずには発
生することができない加速度の総和を求め、該総和を基
にしてエネルギーの総和を求める。ここで、「エネルギ
ー総和」とは、一般の技術分野における当業者並びに鉄
道ブレーキシステム以外の分野における当業者が理解す
るようなエネルギーの総和を意味するものではない。実
際には、速度の表示もしくは速度情報である。
々の加速度を表す信号を受けるように接続された装置が
設けられる。その内、ブロック1Aは、車輪の滑りを伴
なわずに加速が可能であるか否かを判定するためのテス
トを行う。ブロック2Aは、車輪の滑りを伴わずには発
生することができない加速度の総和を求め、該総和を基
にしてエネルギーの総和を求める。ここで、「エネルギ
ー総和」とは、一般の技術分野における当業者並びに鉄
道ブレーキシステム以外の分野における当業者が理解す
るようなエネルギーの総和を意味するものではない。実
際には、速度の表示もしくは速度情報である。
【0038】ブロック5A及び6Aは、車輪の滑りの大
きさを判定し、優先信号を発生する。ブロック4Aは、
ブロック3Aから供給されるエネルギー係数と上記エネ
ルギー総和とを比較して、車輪の滑りを表す論理信号を
発生する。この論理信号は、ブロック9Aの出力と論理
ゲートで論理和演算され、その結果として、車輪の滑り
の検出を表す信号が発生される。
きさを判定し、優先信号を発生する。ブロック4Aは、
ブロック3Aから供給されるエネルギー係数と上記エネ
ルギー総和とを比較して、車輪の滑りを表す論理信号を
発生する。この論理信号は、ブロック9Aの出力と論理
ゲートで論理和演算され、その結果として、車輪の滑り
の検出を表す信号が発生される。
【0039】本発明の車輪滑り制御システムはまた、車
輪の滑り補正を終了するための信号を得るために、車軸
加速度データを処理するための装置をも具備する。図2
に示してあるブロック1Bは、予め定められた値が越え
られた場合に正の加速度極性を表す信号を発生する。ブ
ロック2Bは、加速度極性もしくは速度変化率極性信号
におけるスプリアスな信号成分を除去する働きをなす。
該ブロック2Bは、2つの時間段階もしくはステップ
中、変化を表す信号を受信しない場合には、旧値を保持
する。ブロック3Bは、負から正への車軸加速度の遷移
を表す信号を発生する。
輪の滑り補正を終了するための信号を得るために、車軸
加速度データを処理するための装置をも具備する。図2
に示してあるブロック1Bは、予め定められた値が越え
られた場合に正の加速度極性を表す信号を発生する。ブ
ロック2Bは、加速度極性もしくは速度変化率極性信号
におけるスプリアスな信号成分を除去する働きをなす。
該ブロック2Bは、2つの時間段階もしくはステップ
中、変化を表す信号を受信しない場合には、旧値を保持
する。ブロック3Bは、負から正への車軸加速度の遷移
を表す信号を発生する。
【0040】ブロック4Bは、車輪の滑りに起因する車
軸エネルギー損失の計算を行い、ブロック5Bは、車軸
のエネルギー損失に基づいてタイムアウト値(時間切れ
値)を発生する。ブロック6Bは、タイムアウト値に達
するまで、車輪の滑りが生じている期間を計時するタイ
マーである。ブロック7Bは、タイマーの(出力6B)
及び極性遷移検出器(ブロック3B)の出力を含め幾つ
かの他の信号に基づき、車輪滑り制御を許容する信号、
即ち、車輪滑り制御許容信号を発生する。
軸エネルギー損失の計算を行い、ブロック5Bは、車軸
のエネルギー損失に基づいてタイムアウト値(時間切れ
値)を発生する。ブロック6Bは、タイムアウト値に達
するまで、車輪の滑りが生じている期間を計時するタイ
マーである。ブロック7Bは、タイマーの(出力6B)
及び極性遷移検出器(ブロック3B)の出力を含め幾つ
かの他の信号に基づき、車輪滑り制御を許容する信号、
即ち、車輪滑り制御許容信号を発生する。
【0041】図3に示してあるモジュールCは、ブレー
キ作用並びにブレーキ緩め双方に対する信号を処理する
ためのカスケード論理配列もしくはシステムである。ブ
ロック1Cは、加速度における正から負への極性遷移を
表す信号を発生する。ブロック2Cは、加速度に対する
予め定められた上限が越えられたことを表す信号を発生
し、ブロック4Cは、正規化された車軸速度に基づき加
速度の下限の計算を行い、ブロック3Cは、上記下限よ
りも小さい車軸加速度を表す信号を発生する。ブロック
5C、6C、7C及び8Cは、ブレーキ作用及びブレー
キ緩め用信号に対し一連のテストを行う。
キ作用並びにブレーキ緩め双方に対する信号を処理する
ためのカスケード論理配列もしくはシステムである。ブ
ロック1Cは、加速度における正から負への極性遷移を
表す信号を発生する。ブロック2Cは、加速度に対する
予め定められた上限が越えられたことを表す信号を発生
し、ブロック4Cは、正規化された車軸速度に基づき加
速度の下限の計算を行い、ブロック3Cは、上記下限よ
りも小さい車軸加速度を表す信号を発生する。ブロック
5C、6C、7C及び8Cは、ブレーキ作用及びブレー
キ緩め用信号に対し一連のテストを行う。
【0042】ブロック1Fは、各台車毎にブレーキシリ
ンダ圧力を表す信号を受けて、車軸加速度信号と共に、
モジュールEにおける正規化計算を付活するのに用いら
れる信号F−1を発生する。
ンダ圧力を表す信号を受けて、車軸加速度信号と共に、
モジュールEにおける正規化計算を付活するのに用いら
れる信号F−1を発生する。
【0043】ブロック3Fは、台車#1の2つの車軸に
対し図1のブロック6Aから優先信号を受けて、2つの
車軸のうちの高い優先度を有する車軸を選択する。ブロ
ック3Fの出力はブロック5Fに送られ、該ブロック5
Fは、ブレーキ緩めパルス信号のオン、オフ時間間隔を
示す信号を制御する信号を発生する。
対し図1のブロック6Aから優先信号を受けて、2つの
車軸のうちの高い優先度を有する車軸を選択する。ブロ
ック3Fの出力はブロック5Fに送られ、該ブロック5
Fは、ブレーキ緩めパルス信号のオン、オフ時間間隔を
示す信号を制御する信号を発生する。
【0044】ブロック4F及び6Fは、台車#2の車軸
に対して上述の機能と同じ機能を行う。
に対して上述の機能と同じ機能を行う。
【0045】特に、図1〜図6を参照し説明する。な
お、図1〜図6は、本発明の現在好適と考えられる実施
形態の詳細な説明において参考の目的で示した車輪滑り
制御システム構成を示すブロック図である。
お、図1〜図6は、本発明の現在好適と考えられる実施
形態の詳細な説明において参考の目的で示した車輪滑り
制御システム構成を示すブロック図である。
【0046】以下、例として本発明の教示によるプロセ
スを採用した高速機関車牽引客車滑り保護システムと関
連して説明するが、しかし、本発明は、このシステムに
限定されるものではないし、また、該システムに関する
記述により制限を受けるものではない。この例において
は、プログラム・サイクルが20ミリ秒であるマイクロ
プロセッサによる制御並びにディジタル車輪滑りの電磁
弁を用いるものと仮定する。(しかし、以下に述べる例
で用いられるディジタル方式を、アナログその他のブレ
ーキ力制御調整システムで容易に置換することが可能で
あることを注記しておく。)また、鉄道ブレーキ技術分
野における当業者には、本システムを他の鋼鉄車輪/鋼
鉄レール車両用途に容易に適用し得るであろうことを述
べておく。
スを採用した高速機関車牽引客車滑り保護システムと関
連して説明するが、しかし、本発明は、このシステムに
限定されるものではないし、また、該システムに関する
記述により制限を受けるものではない。この例において
は、プログラム・サイクルが20ミリ秒であるマイクロ
プロセッサによる制御並びにディジタル車輪滑りの電磁
弁を用いるものと仮定する。(しかし、以下に述べる例
で用いられるディジタル方式を、アナログその他のブレ
ーキ力制御調整システムで容易に置換することが可能で
あることを注記しておく。)また、鉄道ブレーキ技術分
野における当業者には、本システムを他の鋼鉄車輪/鋼
鉄レール車両用途に容易に適用し得るであろうことを述
べておく。
【0047】本実施形態のシステムで用いられる入力信
号として下記の信号が挙げられる。車軸速度変化率信号
(車軸毎に1つ、合計4つ) − この入力信号は、車
輪の滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の
加速度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の
信号源(例えば速度ピックアップもしくはセンサ)か
ら、処理を行うユニットに外部から供給される速度信号
を微分することにより発生される。註;この処理は、監
視すべき各車輪/車軸集合に対し個別に実行される。原
車軸速度信号(車軸毎に1つ、合計4つ) − この入
力信号は、車輪の滑りに関して監視されつつある車輪/
車軸集合体の速度を表す信号である。この信号は、この
処理を実行するユニットに対して外部から供給される信
号(即ち、速度センサ出力信号)である。台車ブレーキ
シリンダ圧力又はBCP信号(台車毎に1つ、合計2
つ) −この入力信号は車輪滑り制御電磁弁の出力部に
取り付けられたブレーキシリンダ圧力変換器から入力さ
れる。この信号は、列車が非制動モードか又は制動モー
ドのいずれにあるかを判定するのに用いられる。多くの
事例で、この信号はまた診断の目的にも用いられる。
号として下記の信号が挙げられる。車軸速度変化率信号
(車軸毎に1つ、合計4つ) − この入力信号は、車
輪の滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の
加速度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の
信号源(例えば速度ピックアップもしくはセンサ)か
ら、処理を行うユニットに外部から供給される速度信号
を微分することにより発生される。註;この処理は、監
視すべき各車輪/車軸集合に対し個別に実行される。原
車軸速度信号(車軸毎に1つ、合計4つ) − この入
力信号は、車輪の滑りに関して監視されつつある車輪/
車軸集合体の速度を表す信号である。この信号は、この
処理を実行するユニットに対して外部から供給される信
号(即ち、速度センサ出力信号)である。台車ブレーキ
シリンダ圧力又はBCP信号(台車毎に1つ、合計2
つ) −この入力信号は車輪滑り制御電磁弁の出力部に
取り付けられたブレーキシリンダ圧力変換器から入力さ
れる。この信号は、列車が非制動モードか又は制動モー
ドのいずれにあるかを判定するのに用いられる。多くの
事例で、この信号はまた診断の目的にも用いられる。
【0048】更にまた、本実施形態においては、下記の
プロセス出力信号が用いられる。台車車輪滑り制御弁信
号(台車毎に1つ、合計2つ) − この出力信号は、
車輪滑り電磁弁の5つの状態のうちの1つの状態に指令
するのに用いられる。この特定の実施形態においては、
車輪滑り電磁弁は、二コイル三状態電磁弁である。この
弁は下記の5つの状態を有する。 緩め状態 − 給気が遮断され、排気が大気に対して行
われる。 REL−PLS状態 − 給気が遮断され、ブレーキ緩
めが短いパルス間隔で行われる。 LAP状態 − 給気及び排気が共に遮断され、それに
より、ブレーキシリンダの吐出し圧力が現在のレベルに
保持される。 作用−L状態 − 排気が遮断され、給気が短時間のパ
ルス間隔で行われる。(この特定の状態は、弁のラップ
状態をパルス状に切換するのに用いられる。) 作用状態 − 排気が、弁の吸気部で遮断される。即
ち、吸気部は吐出し部に接続される。(この状態は、弁
の通常減勢状態である。)
プロセス出力信号が用いられる。台車車輪滑り制御弁信
号(台車毎に1つ、合計2つ) − この出力信号は、
車輪滑り電磁弁の5つの状態のうちの1つの状態に指令
するのに用いられる。この特定の実施形態においては、
車輪滑り電磁弁は、二コイル三状態電磁弁である。この
弁は下記の5つの状態を有する。 緩め状態 − 給気が遮断され、排気が大気に対して行
われる。 REL−PLS状態 − 給気が遮断され、ブレーキ緩
めが短いパルス間隔で行われる。 LAP状態 − 給気及び排気が共に遮断され、それに
より、ブレーキシリンダの吐出し圧力が現在のレベルに
保持される。 作用−L状態 − 排気が遮断され、給気が短時間のパ
ルス間隔で行われる。(この特定の状態は、弁のラップ
状態をパルス状に切換するのに用いられる。) 作用状態 − 排気が、弁の吸気部で遮断される。即
ち、吸気部は吐出し部に接続される。(この状態は、弁
の通常減勢状態である。)
【0049】次に、本実施形態のシステムで用いられる
車輪滑り検出部、即ちモジュールAについて、特に図1
を参照し説明する。当業者には理解されるように、この
モジュールAの機能は、車両のに配置された個々の車軸
各々に対して行われる。(また、このモジュールAは、
既述の特開平7ー285429号公報に記載されている
速度変化エネルギーレベル車輪滑り検出プロセスを含む
点に留意されたい。)
車輪滑り検出部、即ちモジュールAについて、特に図1
を参照し説明する。当業者には理解されるように、この
モジュールAの機能は、車両のに配置された個々の車軸
各々に対して行われる。(また、このモジュールAは、
既述の特開平7ー285429号公報に記載されている
速度変化エネルギーレベル車輪滑り検出プロセスを含む
点に留意されたい。)
【0050】モジュールAは、下記の入力を受けるよう
に接続された速度変化率(加速度)検出帯ユニット(参
照符号1Aで示す)を備える。車軸速度変化率信号 −
この特定の入力信号は、車輪滑りに関して監視されつ
つある車輪/車軸集合体の加速度/減速度を表す信号で
あり、この信号は、外部の信号源(例えば、速度ピック
アップもしくはセンサ)から本処理を行うユニットに供
給される速度信号を微分することにより発生される。
に接続された速度変化率(加速度)検出帯ユニット(参
照符号1Aで示す)を備える。車軸速度変化率信号 −
この特定の入力信号は、車輪滑りに関して監視されつ
つある車輪/車軸集合体の加速度/減速度を表す信号で
あり、この信号は、外部の信号源(例えば、速度ピック
アップもしくはセンサ)から本処理を行うユニットに供
給される速度信号を微分することにより発生される。
【0051】本発明によれば、この車軸速度変化率入力
信号は、減速度レベルと比較される。この減速度レベル
は、車輪の滑りを伴うことなく、車両が実際に発生し得
る任意の減速度と、車輪滑り範囲にある減速度との間に
おける境界線を表すように設定される。
信号は、減速度レベルと比較される。この減速度レベル
は、車輪の滑りを伴うことなく、車両が実際に発生し得
る任意の減速度と、車輪滑り範囲にある減速度との間に
おける境界線を表すように設定される。
【0052】この処理の出力として、車軸速度変化率が
−5.2MPHPSより小さいか又はそれに等しい場合
には、この機能部からの出力は論理“1”であり、車軸
速度変化率入力が−5.2MPHPSより大きい場合に
は、この機能部の出力は論理“0”である。
−5.2MPHPSより小さいか又はそれに等しい場合
には、この機能部からの出力は論理“1”であり、車軸
速度変化率入力が−5.2MPHPSより大きい場合に
は、この機能部の出力は論理“0”である。
【0053】更に、モジュールAには、参照符号2Aで
示すエネルギー総和ユニットが設けられ、該ユニットは
その入力として下記の信号を受けるように接続されてい
る。車軸速度変化率信号 − この特定の入力信号は、
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源(例えば、速度ピックアップ・デバイス)によりこの
処理を行うユニット2Aに対して外部から供給される速
度信号を微分することにより発生される。速度変化率検
出帯信号 − この特定の入力信号は、速度変化率帯検
出ユニット1Aの出力信号である。論理“1”は、当該
プロセスに対して、車軸速度変化率(加速度)が検出値
よりも低いことを表し、他方、論理“0”は当該プロセ
スに対して車軸速度変化率が検出値よりも低くないこと
を表す。
示すエネルギー総和ユニットが設けられ、該ユニットは
その入力として下記の信号を受けるように接続されてい
る。車軸速度変化率信号 − この特定の入力信号は、
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源(例えば、速度ピックアップ・デバイス)によりこの
処理を行うユニット2Aに対して外部から供給される速
度信号を微分することにより発生される。速度変化率検
出帯信号 − この特定の入力信号は、速度変化率帯検
出ユニット1Aの出力信号である。論理“1”は、当該
プロセスに対して、車軸速度変化率(加速度)が検出値
よりも低いことを表し、他方、論理“0”は当該プロセ
スに対して車軸速度変化率が検出値よりも低くないこと
を表す。
【0054】本発明の現在好適と考えられる実施形態に
よれば、これらの入力信号を処理して、車輪滑り領域に
あった車軸により損失されるエネルギーに比例する値が
算出される。(註:この算出値は、エネルギー損失が多
くなればなる程一層負になる。)
よれば、これらの入力信号を処理して、車輪滑り領域に
あった車軸により損失されるエネルギーに比例する値が
算出される。(註:この算出値は、エネルギー損失が多
くなればなる程一層負になる。)
【0055】エネルギー総和ユニット2Aは、下記の出
力を発生する。ユニット1Aからの入力が論理“1”に
等しい場合には、このユニットもしくは機能部は下記の
総和処理を行う。 総和値=前回の総和値+(車軸速度変化率入力値+5.
2MPHPS) ユニット1Aからの入力が論理“0”に等しい場合に
は、このユニットもしくは機能部は総和結果を値「0」
に等しくなるように設定する。
力を発生する。ユニット1Aからの入力が論理“1”に
等しい場合には、このユニットもしくは機能部は下記の
総和処理を行う。 総和値=前回の総和値+(車軸速度変化率入力値+5.
2MPHPS) ユニット1Aからの入力が論理“0”に等しい場合に
は、このユニットもしくは機能部は総和結果を値「0」
に等しくなるように設定する。
【0056】図1に示すモジュールAは更に、エネルギ
ー定数ユニット3Aを具備し、下記の入力信号を受け
る。 正規化車軸速度 − この入力信号は、車軸1に対して
は出力信号E−1で、車軸2に対してはE−2で、車軸
3に対してはE−3で、そして車軸4に対してはE−4
で表され、モジュールEから供給される。この信号は、
各車軸の正規化された速度信号である。
ー定数ユニット3Aを具備し、下記の入力信号を受け
る。 正規化車軸速度 − この入力信号は、車軸1に対して
は出力信号E−1で、車軸2に対してはE−2で、車軸
3に対してはE−3で、そして車軸4に対してはE−4
で表され、モジュールEから供給される。この信号は、
各車軸の正規化された速度信号である。
【0057】このエネルギー定数ユニット3Aは、車輪
の滑りが検出されるエネルギーレベルを決定するのに用
いられる車軸速度変化定数を上記入力信号に基づいて計
算する。
の滑りが検出されるエネルギーレベルを決定するのに用
いられる車軸速度変化定数を上記入力信号に基づいて計
算する。
【0058】このエネルギー定数ユニット3Aの出力
は、各車軸の正規化された速度を表す入力信号に基づき
ルックアップ・テーブル(参照表)を用いて決定され
る。(車軸と関連し、この入力信号は、上記信号E−
1、E−2、E−3又はE−4であり得る)。
は、各車軸の正規化された速度を表す入力信号に基づき
ルックアップ・テーブル(参照表)を用いて決定され
る。(車軸と関連し、この入力信号は、上記信号E−
1、E−2、E−3又はE−4であり得る)。
【0059】この機能部で参照される入力対出力表は下
記のように表される。
記のように表される。
【0060】 正 規 化 速 度 エネルギー定数 0乃至10 MPH − 8.0 11乃至20 MPH −12.0 21乃至30 MPH −17.0 31乃至40 MPH −24.0 41乃至50 MPH −33.0 51乃至60 MPH −44.0 61乃至70 MPH −57.0 71乃至80 MPH −72.0 81乃至90 MPH −89.0 91乃至100 MPH −108.0 101乃至110 MPH −127.0 111乃至120 MPH −145.0 121乃至130 MPH −160.0 131乃至140 MPH −170.0 141乃至150 MPH −175.0 151乃至160 MPH −175.0
【0061】エネルギー損失滑り検出ユニット4Aでモ
ジュールAに設けられ、その入力として下記の信号を受
ける。 エネルギー総和信号 − この入力信号は、エネルギー
総和ユニット2Aの出力信号である。この信号は、車軸
速度変化率が車輪滑り範囲に入るレベルから−5.2 M
PHPSより低い車軸速度変化率の負の総和値を表す信
号である。他方、この信号が「0」である場合には、車
軸速度は検出可能帯(バンド)の域外にある。 エネルギー定数信号 − この入力信号はエネルギー定
数ユニット3Aからの出力信号である。この入力信号
は、エネルギー総和値に対する車軸速度変化比較値を表
す。
ジュールAに設けられ、その入力として下記の信号を受
ける。 エネルギー総和信号 − この入力信号は、エネルギー
総和ユニット2Aの出力信号である。この信号は、車軸
速度変化率が車輪滑り範囲に入るレベルから−5.2 M
PHPSより低い車軸速度変化率の負の総和値を表す信
号である。他方、この信号が「0」である場合には、車
軸速度は検出可能帯(バンド)の域外にある。 エネルギー定数信号 − この入力信号はエネルギー定
数ユニット3Aからの出力信号である。この入力信号
は、エネルギー総和値に対する車軸速度変化比較値を表
す。
【0062】このエネルギー損失滑り検出ユニット4A
は、エネルギー定数入力信号に対しエネルギー総和入力
信号を比較し、実際の滑りエネルギーレベル検出表示を
発生する処理を行う。
は、エネルギー定数入力信号に対しエネルギー総和入力
信号を比較し、実際の滑りエネルギーレベル検出表示を
発生する処理を行う。
【0063】該エネルギー損失滑り検出ユニット4Aは
下記の出力を発生する。エネルギー総和ユニット2Aの
入力信号がエネルギー定数ユニット3Aからの入力信号
より小さいか又はそれに等しい場合には、このエネルギ
ー損失滑り検出器ユニット4Aからの出力は論理“1”
である。他方、エネルギー総和ユニット2Aからの入力
信号がエネルギー定数ユニット3Aより大きい場合に
は、このエネルギー損失滑り検出器ユニット4Aの出力
は論理“0”である。
下記の出力を発生する。エネルギー総和ユニット2Aの
入力信号がエネルギー定数ユニット3Aからの入力信号
より小さいか又はそれに等しい場合には、このエネルギ
ー損失滑り検出器ユニット4Aからの出力は論理“1”
である。他方、エネルギー総和ユニット2Aからの入力
信号がエネルギー定数ユニット3Aより大きい場合に
は、このエネルギー損失滑り検出器ユニット4Aの出力
は論理“0”である。
【0064】モジュールAでは、車輪滑り強度検出器5
Aから設けられ、このユニットには下記の信号が入力さ
れる。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、滑りに関し
て監視されている車輪/車軸集合の加速度/減速度を表
す信号である。この信号は、外部の信号源(例えば、速
度ピックアップ)から外部的に供給される速度信号を微
分することにより発生される。 エネルギー総和信号 − この入力信号は、エネルギー
総和ユニット2Aの出力である。この入力信号は、車軸
速度変化率が車輪滑り範囲に入るレベルから−5.2 M
PHPSより低い車軸速度変化率の負の総和値を表す信
号である。この信号が「0」である場合には、車軸速度
は検出可能帯(バンド)の域外である。エネルギー損失
滑り検出信号 − この信号は、エネルギー損失滑り検
出器ユニット4Aの出力信号であり、論理“1”は、関
連の車軸において滑りが検出されたことを表し、他方、
論理“0”は、エネルギー損失滑り検出ユニット4Aが
関連の車軸における車輪滑りを検出していないことを表
す。
Aから設けられ、このユニットには下記の信号が入力さ
れる。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、滑りに関し
て監視されている車輪/車軸集合の加速度/減速度を表
す信号である。この信号は、外部の信号源(例えば、速
度ピックアップ)から外部的に供給される速度信号を微
分することにより発生される。 エネルギー総和信号 − この入力信号は、エネルギー
総和ユニット2Aの出力である。この入力信号は、車軸
速度変化率が車輪滑り範囲に入るレベルから−5.2 M
PHPSより低い車軸速度変化率の負の総和値を表す信
号である。この信号が「0」である場合には、車軸速度
は検出可能帯(バンド)の域外である。エネルギー損失
滑り検出信号 − この信号は、エネルギー損失滑り検
出器ユニット4Aの出力信号であり、論理“1”は、関
連の車軸において滑りが検出されたことを表し、他方、
論理“0”は、エネルギー損失滑り検出ユニット4Aが
関連の車軸における車輪滑りを検出していないことを表
す。
【0065】車輪滑り強度検出器5Aに対する上記の入
力信号は、エネルギーレベル滑り検出が行われる時点に
おける減速度を求めることができるように処理される。
これにより、車輪滑りがどの程度に大きいかに関する情
報が与えられ、この情報は、車軸速度変化率が検出範囲
を越えるまで保持される。
力信号は、エネルギーレベル滑り検出が行われる時点に
おける減速度を求めることができるように処理される。
これにより、車輪滑りがどの程度に大きいかに関する情
報が与えられ、この情報は、車軸速度変化率が検出範囲
を越えるまで保持される。
【0066】本発明の現在好適と考えられる実施形態に
おいて、エネルギー総和ユニット2Aからの入力信号が
零に等しい場合には、この車輪滑り強度検出器5Aから
の出力信号は零になる。他方、エネルギー総和ユニット
2Aからの入力信号が零よりも小さく且つエネルギー損
失滑り検出器4Aからの入力信号が論理“0”から論理
“1”に遷移した場合に、この車輪滑り強度検出器5A
からの出力信号は関連の車軸の速度変化率を表す。上記
2つの事例以外の場合には、この車輪滑り強度検出器5
Aからの出力信号は、前回のプログラム・サイクルでこ
の車輪滑り強度検出器5Aから発生された出力信号に等
しい。
おいて、エネルギー総和ユニット2Aからの入力信号が
零に等しい場合には、この車輪滑り強度検出器5Aから
の出力信号は零になる。他方、エネルギー総和ユニット
2Aからの入力信号が零よりも小さく且つエネルギー損
失滑り検出器4Aからの入力信号が論理“0”から論理
“1”に遷移した場合に、この車輪滑り強度検出器5A
からの出力信号は関連の車軸の速度変化率を表す。上記
2つの事例以外の場合には、この車輪滑り強度検出器5
Aからの出力信号は、前回のプログラム・サイクルでこ
の車輪滑り強度検出器5Aから発生された出力信号に等
しい。
【0067】モジュールAは更に、参照符号6Aで示す
車軸緩めパルス優先決定ユニットを具備し、このユニッ
ト6Aは下記の入力信号を受ける。 車輪滑り(W/S)強度検出信号 − この入力信号
は、車輪滑り強度検出器5Aからの出力信号であり、最
も最近の車輪滑りが検出された時点における関連の車軸
の減速度かまた値”0”を表す。
車軸緩めパルス優先決定ユニットを具備し、このユニッ
ト6Aは下記の入力信号を受ける。 車輪滑り(W/S)強度検出信号 − この入力信号
は、車輪滑り強度検出器5Aからの出力信号であり、最
も最近の車輪滑りが検出された時点における関連の車軸
の減速度かまた値”0”を表す。
【0068】上記車軸緩めパルス優先決定ユニット6A
は、上記入力信号を用いて、車輪の滑り強度に基づき緩
めパルス優先を決定する。この優先パルス信号はまた、
ブレーキ緩めパルスでブレーキ力をどの程度速く低減す
るかを決定するのにも用いられる。
は、上記入力信号を用いて、車輪の滑り強度に基づき緩
めパルス優先を決定する。この優先パルス信号はまた、
ブレーキ緩めパルスでブレーキ力をどの程度速く低減す
るかを決定するのにも用いられる。
【0069】この車軸緩めパルス優先決定ユニット6A
の出力は、車輪滑り強度検出器5Aからの入力信号に基
づいてルックアップ・テーブルを参照し決定される。こ
の車軸緩めパルス優先決定ユニット6Aからの出力信号
は、追って詳述する他のモジュールA−2に送られる。
の出力は、車輪滑り強度検出器5Aからの入力信号に基
づいてルックアップ・テーブルを参照し決定される。こ
の車軸緩めパルス優先決定ユニット6Aからの出力信号
は、追って詳述する他のモジュールA−2に送られる。
【0070】このユニットの機能のための入力対出力テ
ーブルは下記の通りである。
ーブルは下記の通りである。
【0071】 車輪滑り強度レベル 優先順位 備考 ≦ −16 MPHPS 1 最高 ≦−8 MPHPS乃至>−16MPHPS 2 ↑↓ > −8 MPHPS 3 最低
【0072】モジュールAには速度定数ユニット7Aが
設けられ、下記の信号を入力として受ける。 正規化車軸速度 − この入力信号は、モジュールEか
ら与えられるもので、車軸1に対しては出力信号E−1
で、車軸2に対してはE−2で、車軸3に対してはE−
3で、車軸4に対してはE−4で表される。この入力信
号は、関連の車軸の正規化された速度信号(車軸正規化
速度信号とも称する)である。
設けられ、下記の信号を入力として受ける。 正規化車軸速度 − この入力信号は、モジュールEか
ら与えられるもので、車軸1に対しては出力信号E−1
で、車軸2に対してはE−2で、車軸3に対してはE−
3で、車軸4に対してはE−4で表される。この入力信
号は、関連の車軸の正規化された速度信号(車軸正規化
速度信号とも称する)である。
【0073】速度定数ユニット7Aは、この入力信号を
処理して車軸速度差と比較するのに用いられる速度変化
値を得る。
処理して車軸速度差と比較するのに用いられる速度変化
値を得る。
【0074】この速度定数ユニット7Aからの出力信号
は、各車軸の正規化速度を表す入力に基づくいてルック
アップ・テーブルを参照して決定される。(車軸と関連
し、この入力信号は、モジュールEからの出力信号E−
1、E−2、E−3又はE−4から得ることができ
る)。
は、各車軸の正規化速度を表す入力に基づくいてルック
アップ・テーブルを参照して決定される。(車軸と関連
し、この入力信号は、モジュールEからの出力信号E−
1、E−2、E−3又はE−4から得ることができ
る)。
【0075】このユニットの機能のための入力対出力テ
ーブルは下記の通りである。
ーブルは下記の通りである。
【0076】 正規化速度 速 度 定 数 0乃至10 MPH 3 MPH 11乃至20 MPH 3 MPH 21乃至30 MPH 5 MPH 31乃至40 MPH 7 MPH 41乃至50 MPH 9 MPH 51乃至60 MPH 11 MPH 61乃至70 MPH 13 MPH 71乃至80 MPH 14 MPH 81乃至90 MPH 15 MPH 91乃至100 MPH 16 MPH 101乃至110 MPH 16 MPH 111乃至120 MPH 17 MPH 121乃至130 MPH 17 MPH 131乃至140 MPH 18 MPH 141乃至150 MPH 18 MPH 151乃至160 MPH 19 MPH
【0077】モジュールAには、最高車軸速度対車軸速
度比較ユニットが設けられ、このユニットは入力として
下記の信号を受ける。 正規化車軸速度 − この入力信号は、車軸1に対して
は出力信号E−1で、車軸2に対してはE−2で、車軸
3に対してはE−3で、車軸4に対してはE−4で表さ
れ、モジュールEからの出力信号である。この入力信号
は、各車軸の正規化された速度信号である。 最高車軸速度(HASと略称する) − この入力信号
は、モジュールEからの出力信号E−5である。この信
号は、4つの出力信号E−1、E−2、E−3及びE−
4のうち最高車軸速度信号を表す信号である。
度比較ユニットが設けられ、このユニットは入力として
下記の信号を受ける。 正規化車軸速度 − この入力信号は、車軸1に対して
は出力信号E−1で、車軸2に対してはE−2で、車軸
3に対してはE−3で、車軸4に対してはE−4で表さ
れ、モジュールEからの出力信号である。この入力信号
は、各車軸の正規化された速度信号である。 最高車軸速度(HASと略称する) − この入力信号
は、モジュールEからの出力信号E−5である。この信
号は、4つの出力信号E−1、E−2、E−3及びE−
4のうち最高車軸速度信号を表す信号である。
【0078】上記最高車軸速度対車軸速度比較ユニット
(8Aで表す)は、上記入力信号を用いて車両における
車軸最高速度と各車軸速度との間の差を算出する。
(8Aで表す)は、上記入力信号を用いて車両における
車軸最高速度と各車軸速度との間の差を算出する。
【0079】この最高車軸速度対車軸速度比較ユニット
8Aからの出力信号は、モジュールEのE−5から供給
されるHAS(車軸最高速度)から減算した各車軸の正
規化速度(車軸に関し、この入力信号は、モジュールE
からの信号E−1、E−2、E−3又はE−4である)
差に等しい。この最高車軸速度対車軸速度比較ユニット
8Aからの出力信号は、追って詳述するように、他のモ
ジュールに送られ、以降「A−3」とも呼称する。
8Aからの出力信号は、モジュールEのE−5から供給
されるHAS(車軸最高速度)から減算した各車軸の正
規化速度(車軸に関し、この入力信号は、モジュールE
からの信号E−1、E−2、E−3又はE−4である)
差に等しい。この最高車軸速度対車軸速度比較ユニット
8Aからの出力信号は、追って詳述するように、他のモ
ジュールに送られ、以降「A−3」とも呼称する。
【0080】更に、モジュールAには速度差検出ユニッ
ト9Aが設けられ、このユニット9Aには入力信号とし
て下記の信号が印加される。 速度定数信号 − この入力信号は、速度定数ユニット
7Aからの出力信号である。この入力信号は、車軸最高
速度対車軸速度比較のための車軸速度変化比較値を表す
信号である。 車軸最高速度対車軸速度比較信号 − この入力信号
は、最高車軸速度対車軸速度比較ユニット8Aからの出
力信号であり、車両上の各車軸と最高速度の車軸との間
における速度差の値を表す信号である。
ト9Aが設けられ、このユニット9Aには入力信号とし
て下記の信号が印加される。 速度定数信号 − この入力信号は、速度定数ユニット
7Aからの出力信号である。この入力信号は、車軸最高
速度対車軸速度比較のための車軸速度変化比較値を表す
信号である。 車軸最高速度対車軸速度比較信号 − この入力信号
は、最高車軸速度対車軸速度比較ユニット8Aからの出
力信号であり、車両上の各車軸と最高速度の車軸との間
における速度差の値を表す信号である。
【0081】この9Aの機能は、速度変化定数と、それ
ぞれの車軸速度差とを比較することにある。速度変化定
数よりも大きい車軸速度差は、速度差に起因する車輪の
滑りの検出と見做される。
ぞれの車軸速度差とを比較することにある。速度変化定
数よりも大きい車軸速度差は、速度差に起因する車輪の
滑りの検出と見做される。
【0082】車軸最高速度対車軸速度比較ユニット8A
からの入力信号が速度定数ユニット7Aからの入力信号
より大きいか又はそれに等しい場合には、この速度差検
出ユニット9Aからの出力信号は論理“1”である。し
かし、車軸最高速度対車軸速度比較ユニット8Aからの
入力信号が速度定数ユニット7Aからの入力信号より小
さい場合には、この速度差検出ユニット9Aの出力信号
は論理“0”である。
からの入力信号が速度定数ユニット7Aからの入力信号
より大きいか又はそれに等しい場合には、この速度差検
出ユニット9Aからの出力信号は論理“1”である。し
かし、車軸最高速度対車軸速度比較ユニット8Aからの
入力信号が速度定数ユニット7Aからの入力信号より小
さい場合には、この速度差検出ユニット9Aの出力信号
は論理“0”である。
【0083】最後に、モジュールAは参照数字10Aで
示すORゲート検出ユニットを具備する。このORゲー
ト検出ユニット10Aはその入力として下記の信号を受
ける。 エネルギー損失滑り検出信号 − この入力信号は、エ
ネルギー損失滑り検出ユニット4Aの出力信号であり、
その論理“1”は、関連の車軸において滑りが検出され
たことを表し、他方、論理“0”は、エネルギー損失滑
り検出器4Aが関連の車軸における滑りを検出していな
いことを表す。 速度差検出信号 − この入力信号は、速度差検出ユニ
ット9Aの出力信号であり、速度差論理レベル“1”
は、関連の車軸において滑りが検出されたことを表し、
他方、論理“0”は、速度差検出ユニット9Aが関連の
車軸における滑りを検出していないことを表す。
示すORゲート検出ユニットを具備する。このORゲー
ト検出ユニット10Aはその入力として下記の信号を受
ける。 エネルギー損失滑り検出信号 − この入力信号は、エ
ネルギー損失滑り検出ユニット4Aの出力信号であり、
その論理“1”は、関連の車軸において滑りが検出され
たことを表し、他方、論理“0”は、エネルギー損失滑
り検出器4Aが関連の車軸における滑りを検出していな
いことを表す。 速度差検出信号 − この入力信号は、速度差検出ユニ
ット9Aの出力信号であり、速度差論理レベル“1”
は、関連の車軸において滑りが検出されたことを表し、
他方、論理“0”は、速度差検出ユニット9Aが関連の
車軸における滑りを検出していないことを表す。
【0084】このORゲート検出ユニット10Aの機能
は、論理和機能(OR機能とも称する)にある。即ち、
このユニットでは、エネルー損失車輪滑り検出信号と速
度差車輪滑り検出信号との論理和が求められ、それによ
り、各車軸の車輪滑り検出信号が発生される。
は、論理和機能(OR機能とも称する)にある。即ち、
このユニットでは、エネルー損失車輪滑り検出信号と速
度差車輪滑り検出信号との論理和が求められ、それによ
り、各車軸の車輪滑り検出信号が発生される。
【0085】本発明の現在好適と考えられる実施形態に
よれば、このエネルギー損失滑り検出器ユニット4Aか
らの入力信号が論理“1”に等しいか又は速度差検出ユ
ニット9Aからの入力信号が論理“1”に等しい場合に
は、ORゲート検出ユニット10Aの出力は論理“1”
に等しくなる。しかし、エネルギー損失滑り検出ユニッ
ト4Aからの入力が論理“0”に等しく且つ速度差検出
ユニット9Aからの入力が論理“0”に等しい場合に
は、このORゲート検出ユニット10Aの出力は論理
“0”に等しくなる。
よれば、このエネルギー損失滑り検出器ユニット4Aか
らの入力信号が論理“1”に等しいか又は速度差検出ユ
ニット9Aからの入力信号が論理“1”に等しい場合に
は、ORゲート検出ユニット10Aの出力は論理“1”
に等しくなる。しかし、エネルギー損失滑り検出ユニッ
ト4Aからの入力が論理“0”に等しく且つ速度差検出
ユニット9Aからの入力が論理“0”に等しい場合に
は、このORゲート検出ユニット10Aの出力は論理
“0”に等しくなる。
【0086】次に、特に図2を参照し説明する。この図
には、車輪滑り補正及び極性ユニットの現在好適と考え
られる実施形態が示されており、以降、このユニットを
モジュールBとも称することにする。このモジュールB
の機能は、車両に設けられている各個々の車軸毎に行わ
れることを留意されるのが重要である。なお、このモジ
ュールは、米国特許第4,491,920号明細書に記載
の「速度変化率極性遷移車輪滑り制御システム」を備え
ている。
には、車輪滑り補正及び極性ユニットの現在好適と考え
られる実施形態が示されており、以降、このユニットを
モジュールBとも称することにする。このモジュールB
の機能は、車両に設けられている各個々の車軸毎に行わ
れることを留意されるのが重要である。なお、このモジ
ュールは、米国特許第4,491,920号明細書に記載
の「速度変化率極性遷移車輪滑り制御システム」を備え
ている。
【0087】モジュールBは速度変化率極性検出ユニッ
ト1Bを備えており、このユニットは入力信号として下
記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この信号は、滑りに関して監
視されつつある車輪/車軸集合体の加速度/減速度を表
す信号である。この信号は、外部の信号源、(例えば速
度ピックアップ)から、この処理を行う速度変化率極性
検出ユニット1Bに供給される速度信号を微分すること
により発生される。
ト1Bを備えており、このユニットは入力信号として下
記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この信号は、滑りに関して監
視されつつある車輪/車軸集合体の加速度/減速度を表
す信号である。この信号は、外部の信号源、(例えば速
度ピックアップ)から、この処理を行う速度変化率極性
検出ユニット1Bに供給される速度信号を微分すること
により発生される。
【0088】この速度変化率極性検出ユニット1Bは、
車軸の速度変化率が正の極性であるか負の極性であるか
を判定する。この速度変化率極性検出ユニット1Bのヒ
ステレシス帯域は小さく、必ずしも車軸の速度変化率
「0」において遷移が生ずるとは限らない。
車軸の速度変化率が正の極性であるか負の極性であるか
を判定する。この速度変化率極性検出ユニット1Bのヒ
ステレシス帯域は小さく、必ずしも車軸の速度変化率
「0」において遷移が生ずるとは限らない。
【0089】本発明の現在好適と考えられる実施形態に
おいては、各車軸速度変化率を表す入力信号が、0.6
MPHPSよりも大きくなるか又はそれに等しい場合に
は、この速度変化率極性検出ユニット1Bの出力信号は
論理“1”になる。更に、速度変化率極性検出ユニット
1Bの出力信号は、各車軸の速度変化率を表す入力信号
が0.0 MPHPSより小くなるか又は等しくなる時点
で論理“1”に留どまり、この時点では、この速度変化
率極性検出ユニット1Bの出力信号は論理“0”にな
る。
おいては、各車軸速度変化率を表す入力信号が、0.6
MPHPSよりも大きくなるか又はそれに等しい場合に
は、この速度変化率極性検出ユニット1Bの出力信号は
論理“1”になる。更に、速度変化率極性検出ユニット
1Bの出力信号は、各車軸の速度変化率を表す入力信号
が0.0 MPHPSより小くなるか又は等しくなる時点
で論理“1”に留どまり、この時点では、この速度変化
率極性検出ユニット1Bの出力信号は論理“0”にな
る。
【0090】更に、モジュールBは、2Bで表した正極
性検出ユニットを具備する。
性検出ユニットを具備する。
【0091】この正極性検出ユニット2Bに対する入力
信号は次の通りである。 速度変化率極性信号 − この入力信号は、速度変化率
極性検出ユニット1Bからの出力信号である。論理
“1”は、車軸速度が正の範囲内にあることを表し、他
方、論理“0”は車軸速度が正の範囲内にないことを表
す。
信号は次の通りである。 速度変化率極性信号 − この入力信号は、速度変化率
極性検出ユニット1Bからの出力信号である。論理
“1”は、車軸速度が正の範囲内にあることを表し、他
方、論理“0”は車軸速度が正の範囲内にないことを表
す。
【0092】モジュールBに設けられているこの正極性
検出ユニット2Bは、速度変化率極性の変化を確認する
のに2プログラム・サイクルを必要とする。この2プロ
グラム・パターンで、速度変化率信号の雑音作用は最小
限度に抑制される。
検出ユニット2Bは、速度変化率極性の変化を確認する
のに2プログラム・サイクルを必要とする。この2プロ
グラム・パターンで、速度変化率信号の雑音作用は最小
限度に抑制される。
【0093】本発明によれば、上記速度変化率極性検出
ユニット1Bからの入力信号が論理“0”から論理
“1”に移行し、しかも2プログラム・サイクル期間
中、論理“1”に留どまっている場合には、上記速度変
化率極性検出ユニット1Bからの出力信号は論理“1”
となる。更に、この正極性検出ユニット2Bの出力信号
は、速度変化率極性検出ユニット1Bからの入力信号が
2プログラム・サイクルの間論理“0”に留どまるまで
論理“1”に留どまる。正極性検出ユニット2Bの出力
信号は、B−1で示すように、他のモジュールに供給さ
れる。
ユニット1Bからの入力信号が論理“0”から論理
“1”に移行し、しかも2プログラム・サイクル期間
中、論理“1”に留どまっている場合には、上記速度変
化率極性検出ユニット1Bからの出力信号は論理“1”
となる。更に、この正極性検出ユニット2Bの出力信号
は、速度変化率極性検出ユニット1Bからの入力信号が
2プログラム・サイクルの間論理“0”に留どまるまで
論理“1”に留どまる。正極性検出ユニット2Bの出力
信号は、B−1で示すように、他のモジュールに供給さ
れる。
【0094】モジュールBはまた、参照符号3Bで示す
極性遷移検出ユニットをも具備する。この極性遷移検出
ユニット3Bは、入力信号として下記の信号を受ける。 速度変化率極性検出信号 − この入力信号は、正極性
検出ユニット2Bの出力信号である。論理“1”は、車
軸速度変化率が、2プログラム・サイクルの間一貫して
正の範囲にあったことを表し、他方、論理“0”は、車
軸速度変化率が2プログラム・サイクルの間一貫して負
の範囲にあったことを表す。
極性遷移検出ユニットをも具備する。この極性遷移検出
ユニット3Bは、入力信号として下記の信号を受ける。 速度変化率極性検出信号 − この入力信号は、正極性
検出ユニット2Bの出力信号である。論理“1”は、車
軸速度変化率が、2プログラム・サイクルの間一貫して
正の範囲にあったことを表し、他方、論理“0”は、車
軸速度変化率が2プログラム・サイクルの間一貫して負
の範囲にあったことを表す。
【0095】この実施形態において、上記極性遷移検出
ユニット3Bは、車軸速度変化率が正から負に遷移した
ことを判定するのに用いられる。これが、車輪滑り補正
の主たる表示情報である。
ユニット3Bは、車軸速度変化率が正から負に遷移した
ことを判定するのに用いられる。これが、車輪滑り補正
の主たる表示情報である。
【0096】正極性検出ユニット2Bからの入力信号が
論理“1”から論理“0”に遷移すると、この極性遷移
検出ユニット3Bの出力信号は1プログラム・サイクル
の間論理“1”となる。他の総ての入力信号条件に対し
ては、上記極性遷移検出ユニット3Bの出力信号は論理
“0”に留どまる。
論理“1”から論理“0”に遷移すると、この極性遷移
検出ユニット3Bの出力信号は1プログラム・サイクル
の間論理“1”となる。他の総ての入力信号条件に対し
ては、上記極性遷移検出ユニット3Bの出力信号は論理
“0”に留どまる。
【0097】モジュールBの他の構成要素は、4Bで示
す事後エネルギー損失検出ユニットであり、このユニッ
トには下記の信号が入力される。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、滑りに関し
て監視されている車輪/車軸集合体の加速度/減速度を
表す信号である。この信号は、外部の信号源(例えば、
速度ピックアップ)から外部的に供給される速度信号を
微分することにより発生される。 最高車軸速度対車軸速度比較信号 − この入力信号
は、A−3(即ち、最高車軸速度対車軸速度比較ユニッ
ト8Aからの出力信号)である。この入力信号は車両に
おける各車軸と最高車軸速度との間の速度差の値を表
す。 車輪滑り許容信号 − この入力信号は、B−3(即
ち、車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bからの出力
信号)である。この信号が論理“1”である場合には、
車輪滑り制御が可能化、即ち許容されていること、(即
ち、能動的に滑りの制御が行われていること)を表す。
また、論理“0”は、車輪滑り制御が禁止(即ち、滑り
の制御が行われていないこと)を表す。
す事後エネルギー損失検出ユニットであり、このユニッ
トには下記の信号が入力される。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、滑りに関し
て監視されている車輪/車軸集合体の加速度/減速度を
表す信号である。この信号は、外部の信号源(例えば、
速度ピックアップ)から外部的に供給される速度信号を
微分することにより発生される。 最高車軸速度対車軸速度比較信号 − この入力信号
は、A−3(即ち、最高車軸速度対車軸速度比較ユニッ
ト8Aからの出力信号)である。この入力信号は車両に
おける各車軸と最高車軸速度との間の速度差の値を表
す。 車輪滑り許容信号 − この入力信号は、B−3(即
ち、車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bからの出力
信号)である。この信号が論理“1”である場合には、
車輪滑り制御が可能化、即ち許容されていること、(即
ち、能動的に滑りの制御が行われていること)を表す。
また、論理“0”は、車輪滑り制御が禁止(即ち、滑り
の制御が行われていないこと)を表す。
【0098】この事後エネルギー損失検出ユニット4B
は、滑りの検出から、車軸の補正開始時点までの各車軸
のエネルギー損失を(速度に換算して)決定する。この
事後エネルギー損失検出ユニット4Bは、車輪滑り検出
が適切であるか或るいは偽の滑り検出であるかを指示す
るのに用いられる。
は、滑りの検出から、車軸の補正開始時点までの各車軸
のエネルギー損失を(速度に換算して)決定する。この
事後エネルギー損失検出ユニット4Bは、車輪滑り検出
が適切であるか或るいは偽の滑り検出であるかを指示す
るのに用いられる。
【0099】車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bか
らの入力B−3が論理“0”に等しい場合には、上記事
後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号は値
“0”をとる。また、車輪滑り制御イネーブル・ユニッ
ト7Bからの入力信号B−3が論理“1”に等しい場合
には、事後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号
に対して2つの可能性が存在する。そこで各可能性の計
算が実行されて、2つの可能性のうち大きい方の値を有
する可能性が採用される。上記2つの計算は下記のよう
に行われる。 a) 各車軸速度変化率が−5.2 MPHPSより大き
い場合には、この機能部の出力は、前回のプログラム・
サイクルにおいてこの機能部から発生された出力に等し
い。各車軸速度変化率が−5.2 MPHPSより小さい
か又はそれに等しい場合には、事後エネルギー損失検出
ユニット4Bの出力信号は下式で与えられる。 出力=前回の出力 −(0.02×(車軸速度変化率+
5.2 MPHPS)) b) モジュールAのエネルギー定数ユニット3Aから
の入力信号 既述のように、a)がb)より大きいか又はそれに等し
い場合には、出力はa)となる。他方、a)がb)より
も小さい場合には、出力はb)となる。
らの入力B−3が論理“0”に等しい場合には、上記事
後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号は値
“0”をとる。また、車輪滑り制御イネーブル・ユニッ
ト7Bからの入力信号B−3が論理“1”に等しい場合
には、事後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号
に対して2つの可能性が存在する。そこで各可能性の計
算が実行されて、2つの可能性のうち大きい方の値を有
する可能性が採用される。上記2つの計算は下記のよう
に行われる。 a) 各車軸速度変化率が−5.2 MPHPSより大き
い場合には、この機能部の出力は、前回のプログラム・
サイクルにおいてこの機能部から発生された出力に等し
い。各車軸速度変化率が−5.2 MPHPSより小さい
か又はそれに等しい場合には、事後エネルギー損失検出
ユニット4Bの出力信号は下式で与えられる。 出力=前回の出力 −(0.02×(車軸速度変化率+
5.2 MPHPS)) b) モジュールAのエネルギー定数ユニット3Aから
の入力信号 既述のように、a)がb)より大きいか又はそれに等し
い場合には、出力はa)となる。他方、a)がb)より
も小さい場合には、出力はb)となる。
【0100】モジュールBには、参照符号5Bで示した
タイマーテーブルが設けられる。このタイマーテーブル
は、入力信号として下記の信号を受ける。 事後エネルギー損失検出信号 − この入力信号は、事
後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号である。
この入力信号は、滑り検出時から車軸速度の調整もしく
は補正開始時までの各車軸におけるエネルギー損失を
(速度に換算して)表す。
タイマーテーブルが設けられる。このタイマーテーブル
は、入力信号として下記の信号を受ける。 事後エネルギー損失検出信号 − この入力信号は、事
後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号である。
この入力信号は、滑り検出時から車軸速度の調整もしく
は補正開始時までの各車軸におけるエネルギー損失を
(速度に換算して)表す。
【0101】上記タイマーテーブル5Bは、事後エネル
ギー損失検出ユニット4Bの出力信号に基づいて、車輪
滑り許容タイムアウト値を設定する。偽の滑り検出の場
合は、エネルギー損失は低く、従って、短い滑り許容タ
イムアウト値が与えられる。真の滑り検出の場合には、
エネルギー損失は大きく、従って長い滑り許容タイムア
ウト値が与えられる。
ギー損失検出ユニット4Bの出力信号に基づいて、車輪
滑り許容タイムアウト値を設定する。偽の滑り検出の場
合は、エネルギー損失は低く、従って、短い滑り許容タ
イムアウト値が与えられる。真の滑り検出の場合には、
エネルギー損失は大きく、従って長い滑り許容タイムア
ウト値が与えられる。
【0102】このタイマーテーブル5Bからの出力信号
は、事後エネルギー損失検出ユニット4Bからの入力信
号に基づき、ルックアップ・テーブルを参照し決定され
る。
は、事後エネルギー損失検出ユニット4Bからの入力信
号に基づき、ルックアップ・テーブルを参照し決定され
る。
【0103】この機能部で参照される入力対出力表は下
記のように表される。
記のように表される。
【0104】 事後エネルギー損失検出 タイムアウト ≦0.1 0.080秒 0.1乃至0.3 0.280秒 0.3乃至0.5 0.460秒 0.5乃至0.7 0.640秒 0.7乃至0.9 0.820秒 0.9乃至1.1 1.000秒 1.1乃至1.3 1.180秒 1.3乃至1.5 1.360秒 1.5乃至1.7 1.540秒 1.7乃至1.9 1.720秒 1.9乃至2.1 1.900秒 2.1乃至2.3 2.080秒 2.3乃至2.5 2.280秒 >2.5 2.500秒
【0105】モジュールBの別の構成要素として、参照
符号6Bで示したタイマーイネーブル・ユニットがあ
る。該タイマーイネーブル・ユニット6Bは、その入力
として下記の信号を受ける。 タイマーテーブル信号 − この入力信号は、タイマー
テーブル5Bからの出力信号である。この入力信号は、
車輪滑り許容タイムアウト値を与える。 車輪滑り許容信号 − この入力信号は、車輪滑り制御
イネーブル・ユニット7Bの出力信号である。論理
“1”は、車輪滑り制御が許容されいること(即ち、能
動的に滑りの制御が行われていること)を表し、論理
“0”は、車輪滑りの制御が禁止されていること(即
ち、滑りの制御が行われていないこと)を表す。
符号6Bで示したタイマーイネーブル・ユニットがあ
る。該タイマーイネーブル・ユニット6Bは、その入力
として下記の信号を受ける。 タイマーテーブル信号 − この入力信号は、タイマー
テーブル5Bからの出力信号である。この入力信号は、
車輪滑り許容タイムアウト値を与える。 車輪滑り許容信号 − この入力信号は、車輪滑り制御
イネーブル・ユニット7Bの出力信号である。論理
“1”は、車輪滑り制御が許容されいること(即ち、能
動的に滑りの制御が行われていること)を表し、論理
“0”は、車輪滑りの制御が禁止されていること(即
ち、滑りの制御が行われていないこと)を表す。
【0106】上記タイマーイネーブル・ユニット6B
は、各車軸の車輪滑り論理が許容される都度、タイムア
ウト値のカウントダウンを開始する。更に、該タイマー
イネーブル・ユニット6Bは、該タイマーイネーブル・
ユニット6Bがカウントダウンを行っている間、タイム
アウト値の増分を可能にするが、減分をは禁止する。タ
イマーが零までカウントダウンすると、対応の信号が車
輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bに供給される。こ
の出力信号は、車輪滑り補正表示情報として用いられ
る。
は、各車軸の車輪滑り論理が許容される都度、タイムア
ウト値のカウントダウンを開始する。更に、該タイマー
イネーブル・ユニット6Bは、該タイマーイネーブル・
ユニット6Bがカウントダウンを行っている間、タイム
アウト値の増分を可能にするが、減分をは禁止する。タ
イマーが零までカウントダウンすると、対応の信号が車
輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bに供給される。こ
の出力信号は、車輪滑り補正表示情報として用いられ
る。
【0107】車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bか
らの入力信号B−3が論理“0”に等しい場合には、こ
のタイマーイネーブル・ユニット6Bの出力信号は
“0”となる。また、車輪滑り制御イネーブル・ユニッ
ト7Bからの入力信号B−3が論理“1”に等しい場合
には、このタイマーイネーブル・ユニット6Bの動作は
下記のような仕方で制御される。即ち、B−3からの入
力信号が論理“1”に変化すると、タイマーは、上記タ
イマーテーブル・ユニット5Bから入力された数からカ
ウントダウンを開始する。タイマーのカウントダウン
中、タイマーテーブル・ユニット5Bからの入力が増加
すると、タイマー値は、上記増加した値にリセットされ
る。タイマーテーブル・ユニット5Bの出力値が減少す
ると、タイマー値は、該ユニット5Bからの入力される
最大値からカウントダウンを続行する。
らの入力信号B−3が論理“0”に等しい場合には、こ
のタイマーイネーブル・ユニット6Bの出力信号は
“0”となる。また、車輪滑り制御イネーブル・ユニッ
ト7Bからの入力信号B−3が論理“1”に等しい場合
には、このタイマーイネーブル・ユニット6Bの動作は
下記のような仕方で制御される。即ち、B−3からの入
力信号が論理“1”に変化すると、タイマーは、上記タ
イマーテーブル・ユニット5Bから入力された数からカ
ウントダウンを開始する。タイマーのカウントダウン
中、タイマーテーブル・ユニット5Bからの入力が増加
すると、タイマー値は、上記増加した値にリセットされ
る。タイマーテーブル・ユニット5Bの出力値が減少す
ると、タイマー値は、該ユニット5Bからの入力される
最大値からカウントダウンを続行する。
【0108】タイマーの「カウントダウン」動作中、こ
の機能部の出力信号は論理“0”である。タイマーが、
「タイムアウト」に達すると、この機能部は、1つのプ
ログラム・サイクル中、論理“1”の出力信号を送出す
る。
の機能部の出力信号は論理“0”である。タイマーが、
「タイムアウト」に達すると、この機能部は、1つのプ
ログラム・サイクル中、論理“1”の出力信号を送出す
る。
【0109】先に述べたように、モジュールBは車輪滑
り制御イネーブル・ユニット7Bを備える。この車輪滑
り制御イネーブル・ユニット7Bは、その入力として下
記の信号を受ける。 極性遷移検出信号 − この入力信号は、極性遷移検出
ユニット3Bからの出力信号である。各車軸の速度変化
率が正の極性から負の極性に変化すると、この入力信号
は、1つのプログラム・サイクル中、論理“1”とな
り、他の総ての条件下では論理“0”となる。 力行/制動(PWR/BRKとも略称する)信号 −
この入力信号は、追って詳述するモジュールFからの出
力信号であり、車両制動モードにない時に論理“1”
を、そして制御モードにある時には論理“0”となる。 タイマー許容信号 − この入力信号は、タイマーイネ
ーブル・ユニット6Bの出力信号である。許容タイムア
ウト(時間切れ)が生ずると、この入力信号は、1つの
プログラム・サイクル中、論理“1”となるが、他の総
ての条件下では論理“0”である。 零速度判定信号(ZSPD信号) − この入力信号
は、追って詳述するモジュールDからの出力信号D−1
である。この入力信号は、車両が運動していない場合或
るいは運動している場合でも殆ど感知い得ない速度で運
動している場合には、論理“1”となる。他方、車両が
運動している場合には、この入力信号は論理“0”とな
る。 検出信号 − この入力信号は、各車軸と関連して設け
られたモジュールAからの出力信号A−1信号である。
モジュールAにおける各車軸の検出論理部が潜在的滑り
を検出した場合にはこの入力信号は論理“1”となる
が、総ての通常の運転状態下では論理“0”である。 緩め(ブレーキ力指令) − この入力信号は、後に詳
述するモジュールCからの出力信号C−1である。この
入力信号は、モジュールCの滑り制御論理によるブレー
キ力調整指令である。
り制御イネーブル・ユニット7Bを備える。この車輪滑
り制御イネーブル・ユニット7Bは、その入力として下
記の信号を受ける。 極性遷移検出信号 − この入力信号は、極性遷移検出
ユニット3Bからの出力信号である。各車軸の速度変化
率が正の極性から負の極性に変化すると、この入力信号
は、1つのプログラム・サイクル中、論理“1”とな
り、他の総ての条件下では論理“0”となる。 力行/制動(PWR/BRKとも略称する)信号 −
この入力信号は、追って詳述するモジュールFからの出
力信号であり、車両制動モードにない時に論理“1”
を、そして制御モードにある時には論理“0”となる。 タイマー許容信号 − この入力信号は、タイマーイネ
ーブル・ユニット6Bの出力信号である。許容タイムア
ウト(時間切れ)が生ずると、この入力信号は、1つの
プログラム・サイクル中、論理“1”となるが、他の総
ての条件下では論理“0”である。 零速度判定信号(ZSPD信号) − この入力信号
は、追って詳述するモジュールDからの出力信号D−1
である。この入力信号は、車両が運動していない場合或
るいは運動している場合でも殆ど感知い得ない速度で運
動している場合には、論理“1”となる。他方、車両が
運動している場合には、この入力信号は論理“0”とな
る。 検出信号 − この入力信号は、各車軸と関連して設け
られたモジュールAからの出力信号A−1信号である。
モジュールAにおける各車軸の検出論理部が潜在的滑り
を検出した場合にはこの入力信号は論理“1”となる
が、総ての通常の運転状態下では論理“0”である。 緩め(ブレーキ力指令) − この入力信号は、後に詳
述するモジュールCからの出力信号C−1である。この
入力信号は、モジュールCの滑り制御論理によるブレー
キ力調整指令である。
【0110】現在好適と考えられる本発明の実施形態に
おいては、車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bは2
つの一般的なタスクを遂行する。即ち、第1のタスク
は、論理部に対して、各車軸に対し滑り補正が行われつ
つあるか否かの情報を与えることであり、第2のタスク
は各車軸毎に適切なブレーキ力調整指令を送出すること
である。
おいては、車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bは2
つの一般的なタスクを遂行する。即ち、第1のタスク
は、論理部に対して、各車軸に対し滑り補正が行われつ
つあるか否かの情報を与えることであり、第2のタスク
は各車軸毎に適切なブレーキ力調整指令を送出すること
である。
【0111】この車輪滑り制御イネーブル・ユニット7
Bは、モジュールAのA−1からの入力信号が論理
“1”に等しい場合に「可能化(イネーブル)」され
る。また、この車輪滑り制御イネーブル・ユニット7B
は、下記の事象の何れかで「不能化もしくはディスエー
ブル」されるまで「イネーブルされた」状態に留どま
る。即ち、極性遷移検出ユニット3Bからの入力信号が
論理“1”に等しい場合には、この車輪滑り制御イネー
ブル・ユニット7Bは「不能化もしくはディスエーブ
ル」される。モジュールFからの入力信号F−1が論理
“1”に等しい場合には、この車輪滑り制御イネーブル
・ユニット7Bは「不能化もしくはディスエーブル」さ
れる。モジュールDからの入力信号D−1が論理“1”
に等しい場合には、車輪滑り制御イネーブル・ユニット
7Bは「不能化もしくはディスエーブル」される。機能
部2Bからの入力が2.0秒に等しい場合には、この機
能は「不能化もしくはディスエーブル」される。
Bは、モジュールAのA−1からの入力信号が論理
“1”に等しい場合に「可能化(イネーブル)」され
る。また、この車輪滑り制御イネーブル・ユニット7B
は、下記の事象の何れかで「不能化もしくはディスエー
ブル」されるまで「イネーブルされた」状態に留どま
る。即ち、極性遷移検出ユニット3Bからの入力信号が
論理“1”に等しい場合には、この車輪滑り制御イネー
ブル・ユニット7Bは「不能化もしくはディスエーブ
ル」される。モジュールFからの入力信号F−1が論理
“1”に等しい場合には、この車輪滑り制御イネーブル
・ユニット7Bは「不能化もしくはディスエーブル」さ
れる。モジュールDからの入力信号D−1が論理“1”
に等しい場合には、車輪滑り制御イネーブル・ユニット
7Bは「不能化もしくはディスエーブル」される。機能
部2Bからの入力が2.0秒に等しい場合には、この機
能は「不能化もしくはディスエーブル」される。
【0112】車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bが
「不能化もしくはディスエーブル」されると、出力信号
B−2はAPP(即ち、ブレーキ力作用コード)に等化
となり、出力信号B−3は、論理“0”に等しくなる。
この車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bが「可能化
もしくはイネーブル」されると、出力信号B−2はモジ
ュールCからの入力信号に等しくなり、そして出力信号
B−3は論理“1”に等しくなる。出力B−2及びB−
3は、本発明の現在好適と考えられる実施形態で用いら
れている他のモジュールに伝送される。
「不能化もしくはディスエーブル」されると、出力信号
B−2はAPP(即ち、ブレーキ力作用コード)に等化
となり、出力信号B−3は、論理“0”に等しくなる。
この車輪滑り制御イネーブル・ユニット7Bが「可能化
もしくはイネーブル」されると、出力信号B−2はモジ
ュールCからの入力信号に等しくなり、そして出力信号
B−3は論理“1”に等しくなる。出力B−2及びB−
3は、本発明の現在好適と考えられる実施形態で用いら
れている他のモジュールに伝送される。
【0113】次に、特に図3を参照して説明する。図3
には、車輪滑り車軸ブレーキ力指令ユニット(以降、モ
ジュールCと称する)の現在好適と考えられる実施形態
が示してある。
には、車輪滑り車軸ブレーキ力指令ユニット(以降、モ
ジュールCと称する)の現在好適と考えられる実施形態
が示してある。
【0114】このモジュールCの機能は、車両に配設さ
れている個々の各車軸毎に行われる点に注意されたい。
れている個々の各車軸毎に行われる点に注意されたい。
【0115】モジュールCは、速度変化率方向ユニット
1Cを具備する。該速度変化率方向ユニットは、その入
力として下記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の滑り
に関して監視している車輪/車軸集合体の加速度/減速
度を表す信号である。この信号は、外部の信号源(例え
ば、速度ピックアップ)によりこの処理を行う速度変化
率方向ユニット1Cに外部的に供給される速度信号を微
分することにより発生される。
1Cを具備する。該速度変化率方向ユニットは、その入
力として下記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の滑り
に関して監視している車輪/車軸集合体の加速度/減速
度を表す信号である。この信号は、外部の信号源(例え
ば、速度ピックアップ)によりこの処理を行う速度変化
率方向ユニット1Cに外部的に供給される速度信号を微
分することにより発生される。
【0116】該速度変化率方向ユニット1Cは、関連の
車軸速度変化率が正の方向或るいは負の方向のうちのい
ずれの方向で変化しているかを示すのに用いられる。
車軸速度変化率が正の方向或るいは負の方向のうちのい
ずれの方向で変化しているかを示すのに用いられる。
【0117】関連の車軸速度変化率入力信号から前回の
プログラム・サイクルで求められた車軸速度変化率を減
算した差が零より小さいか又は零に等しい場合(即ち、
負の方向にある場合)には、該速度変化率方向ユニット
1C出力信号は論理“0”となる。他方、各関連の車軸
速度変化率入力信号から前回のプログラム・サイクルで
求められた車軸速度変化率を減算した差が零より大きい
場合(即ち、正の方向にある場合)には、この速度変化
率方向ユニット1Cの出力信号は論理“1”となる。
プログラム・サイクルで求められた車軸速度変化率を減
算した差が零より小さいか又は零に等しい場合(即ち、
負の方向にある場合)には、該速度変化率方向ユニット
1C出力信号は論理“0”となる。他方、各関連の車軸
速度変化率入力信号から前回のプログラム・サイクルで
求められた車軸速度変化率を減算した差が零より大きい
場合(即ち、正の方向にある場合)には、この速度変化
率方向ユニット1Cの出力信号は論理“1”となる。
【0118】モジュールC又は、参照符号2Cで示す速
度変化率上限帯ユニットを具備する。該速度変化率上限
帯ユニット2Cは、該ユニットに対する入力信号として
下記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の滑り
に関して監視されている車輪/車軸集合体の加速度/減
速度を表す信号である。この信号は、外部信号源(即
ち、速度ピックアップ)によりこの処理を行う速度変化
率上限帯ユニット2Cに外部的に供給される速度信号を
微分することにより発生される。
度変化率上限帯ユニットを具備する。該速度変化率上限
帯ユニット2Cは、該ユニットに対する入力信号として
下記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の滑り
に関して監視されている車輪/車軸集合体の加速度/減
速度を表す信号である。この信号は、外部信号源(即
ち、速度ピックアップ)によりこの処理を行う速度変化
率上限帯ユニット2Cに外部的に供給される速度信号を
微分することにより発生される。
【0119】車輪滑り制御技術分野の専門家には理解さ
れるように、車輪滑り検出と補正指示との間に介在する
期間中、車輪滑り制御系は、車軸速度変化率を、車軸速
度変化率制御帯内に保持するべく試みる。この制御帯を
越えると、そのことは、より大きな制動力が必要である
ことを意味する。本発明においては、この速度変化率上
限帯ユニット2Cは、各関連の車軸速度変化率が車軸速
度変化率制御帯の上限を越えているか又はそれに等しい
ことを示すのに用いられる。
れるように、車輪滑り検出と補正指示との間に介在する
期間中、車輪滑り制御系は、車軸速度変化率を、車軸速
度変化率制御帯内に保持するべく試みる。この制御帯を
越えると、そのことは、より大きな制動力が必要である
ことを意味する。本発明においては、この速度変化率上
限帯ユニット2Cは、各関連の車軸速度変化率が車軸速
度変化率制御帯の上限を越えているか又はそれに等しい
ことを示すのに用いられる。
【0120】各車軸速度変化率入力信号が、5.0 MP
HPSより大きいか又はそれに等しい場合には、この速
度変化率上限帯ユニット2Cの出力信号は論理“1”に
等しくなるが、しかし、各車軸速度変化率入力信号が
5.0 MPHPSよりちいいさい場合には、該速度変化
率上限帯ユニット2Cの出力信号は論理“1”に等しく
なる。
HPSより大きいか又はそれに等しい場合には、この速
度変化率上限帯ユニット2Cの出力信号は論理“1”に
等しくなるが、しかし、各車軸速度変化率入力信号が
5.0 MPHPSよりちいいさい場合には、該速度変化
率上限帯ユニット2Cの出力信号は論理“1”に等しく
なる。
【0121】モジュールC又は、参照符号3Cで示す速
度変化率下限帯ユニットを具備する。該速度変化率下限
帯ユニット3Cは、該ユニットに対する入力信号として
下記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の滑り
に関して監視されている車輪/車軸集合体の加速度/減
速度を表す信号である。この信号は、外部信号源(即
ち、速度ピックアップ)によりこの処理を行う速度変化
率下限帯ユニット3Cに外部的に供給される速度信号を
微分することにより発生される。 速度変化率下限帯(RLB)定数信号 − この入力信
号は、速度変化率下限帯定数ユニット4Cの出力信号で
ある。この入力信号は各車軸速度変化率値に対する車軸
速度変化比較値を表す。
度変化率下限帯ユニットを具備する。該速度変化率下限
帯ユニット3Cは、該ユニットに対する入力信号として
下記の信号を受ける。 車軸速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の滑り
に関して監視されている車輪/車軸集合体の加速度/減
速度を表す信号である。この信号は、外部信号源(即
ち、速度ピックアップ)によりこの処理を行う速度変化
率下限帯ユニット3Cに外部的に供給される速度信号を
微分することにより発生される。 速度変化率下限帯(RLB)定数信号 − この入力信
号は、速度変化率下限帯定数ユニット4Cの出力信号で
ある。この入力信号は各車軸速度変化率値に対する車軸
速度変化比較値を表す。
【0122】本発明によれば、車軸速度変化率制御帯よ
り低いことは、制動力を減少する必要性があることを意
味する。従って、各関連の車軸速度変化率が、車軸速度
変化率制御帯の関連の車軸速度変化下限値より小さいか
またそれに等しいことを指示するのに速度変化率下限帯
ユニット3Cが用いられる。
り低いことは、制動力を減少する必要性があることを意
味する。従って、各関連の車軸速度変化率が、車軸速度
変化率制御帯の関連の車軸速度変化下限値より小さいか
またそれに等しいことを指示するのに速度変化率下限帯
ユニット3Cが用いられる。
【0123】各車軸速度変化率入力が、速度変化率下限
帯定数ユニット4Cからの入力よりも小さいか又はそれ
に等しい場合には、速度変化率下限帯ユニット3Cの出
力信号は論理“1”に等しくなるが、各車軸速度変化率
入力が速度変化率下限帯定数ユニット4Cからの入力よ
り大きい場合には、上記速度変化率下限帯ユニット3C
の出力信号は論理“0”に等しくなる。
帯定数ユニット4Cからの入力よりも小さいか又はそれ
に等しい場合には、速度変化率下限帯ユニット3Cの出
力信号は論理“1”に等しくなるが、各車軸速度変化率
入力が速度変化率下限帯定数ユニット4Cからの入力よ
り大きい場合には、上記速度変化率下限帯ユニット3C
の出力信号は論理“0”に等しくなる。
【0124】先に述べたように、モジュールCは、更
に、速度変化率下限帯定数ユニット4Cを具備する。該
速度変化率下限帯定数ユニット4Cは、その入力として
下記の信号を受ける。 正規化車軸速度 − この入力信号は、車軸1に対して
は出力信号E−1で、車軸2に対してはE−2で、車軸
3に対してはE−3で、そして車軸4に対してはE−4
で表され、モジュールEから供給される。この入力信号
は、各車軸の正規化された速度信号である。
に、速度変化率下限帯定数ユニット4Cを具備する。該
速度変化率下限帯定数ユニット4Cは、その入力として
下記の信号を受ける。 正規化車軸速度 − この入力信号は、車軸1に対して
は出力信号E−1で、車軸2に対してはE−2で、車軸
3に対してはE−3で、そして車軸4に対してはE−4
で表され、モジュールEから供給される。この入力信号
は、各車軸の正規化された速度信号である。
【0125】速度変化率下限帯定数ユニット4Cは、各
車軸の速度に比例して速度変化率下限帯を調整するのに
用いられる。
車軸の速度に比例して速度変化率下限帯を調整するのに
用いられる。
【0126】速度変化率下限帯定数ユニット4Cからの
出力信号は、各車軸の正規化速度である入力信号に基づ
いてルックアップ・テーブルにより決定される。(車軸
に関連して、この入力信号は、モジュールEのE−1、
E−2、E−3又はE−4から得られる)。
出力信号は、各車軸の正規化速度である入力信号に基づ
いてルックアップ・テーブルにより決定される。(車軸
に関連して、この入力信号は、モジュールEのE−1、
E−2、E−3又はE−4から得られる)。
【0127】このユニットの機能のための入力対出力テ
ーブルは下記の通りである。
ーブルは下記の通りである。
【0128】 正 規 化 速 度 RLB 速度定数 0乃至10 MPH −1 MPHPS 11乃至20 MPH −2 MPHPS 21乃至30 MPH −4 MPHPS 31乃至40 MPH −5 MPHPS 41乃至50 MPH −6 MPHPS 51乃至60 MPH −6 MPHPS 61乃至70 MPH −6 MPHPS 71乃至80 MPH ー6 MPHPS 81乃至90 MPH −5 MPHPS 91乃至100 MPH −5 MPHPS 101乃至110 MPH −5 MPHPS 111乃至120 MPH −4 MPHPS 121乃至130 MPH −4 MPHPS 131乃至140 MPH −4 MPHPS 141乃至150 MPH −2 MPHPS 151乃至160 MPH −2 MPHPS
【0129】モジュールCの更に他の構成要素として、
作用パルス・ユニット5Cが設けられる。該作用パルス
・ユニット5Cは、その入力として下記の信号を受け
る。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 速度変化率上限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率上限帯ユニット2Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上限
を越えているか又はそれに等しいことを意味し、この入
力信号が論理“0”である場合には、これは、プロセス
に対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上
限よりも小さいこと意味する。
作用パルス・ユニット5Cが設けられる。該作用パルス
・ユニット5Cは、その入力として下記の信号を受け
る。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 速度変化率上限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率上限帯ユニット2Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上限
を越えているか又はそれに等しいことを意味し、この入
力信号が論理“0”である場合には、これは、プロセス
に対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上
限よりも小さいこと意味する。
【0130】本発明においては、作用パルス・ユニット
5Cは、プロセスに対し、作用パルス・ブレーキ力調整
指令の必要性を指示するのに用いられる。
5Cは、プロセスに対し、作用パルス・ブレーキ力調整
指令の必要性を指示するのに用いられる。
【0131】速度変化率方向ユニット1Cからの入力信
号並びに速度変化率上限帯ユニット2Cからの入力信号
が論理“1”に等しい場合には、この作用パルス・ユニ
ット5Cの出力信号は“APP PLS”(即ち、作用
パルス)に等しくなる。他方、速度変化率方向ユニット
1Cからの入力信号又は速度変化率上限帯ユニット2C
からの入力信号が論理“0”に等しい場合には、この作
用パルス・ユニット5Cの出力信号は、“APP”(即
ち、作用)に等しくなる。
号並びに速度変化率上限帯ユニット2Cからの入力信号
が論理“1”に等しい場合には、この作用パルス・ユニ
ット5Cの出力信号は“APP PLS”(即ち、作用
パルス)に等しくなる。他方、速度変化率方向ユニット
1Cからの入力信号又は速度変化率上限帯ユニット2C
からの入力信号が論理“0”に等しい場合には、この作
用パルス・ユニット5Cの出力信号は、“APP”(即
ち、作用)に等しくなる。
【0132】モジュールCの他の構成要素として、参照
数字6Cで示すホールド・ユニットが設けられる。該ホ
ールド・ユニット6Cはその入力として下記の信号を受
ける。 作用パルス信号 − この入力信号は、作用パルス・ユ
ニット5Cの出力信号である。この入力信号は、“AP
P”か又は“APP PLS”のいずれかのブレーキ力
調整指令を表す。 速度変化率上限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率上限帯ユニット2Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上限
を越えているか又はそれに等しいことを意味し、この入
力信号が論理“0”である場合には、これはプロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上限
よりも小さいこと意味する。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 速度変化率下限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率下限帯ユニット3Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の各車
軸速度変化下限を下回っているか又はそれに等しいこと
を意味し、この入力信号が論理“0”である場合には、
これはプロセスに対し、各車軸速度変化率が車軸速度変
化率制御帯の各車軸速度変化下限よりも大きいこと意味
する。 正極性検出信号 − この入力信号は、モジュールBか
らの出力信号B−1である。この信号が論理“1”であ
る場合には、このことは、プロセスに対し、車軸速度変
化率が、2つのプログラム・サイクルにわたり一貫して
正の範囲内にあったことを示し、他方、論理“0”にな
ると、このことは、プロセスに対し、車軸速度変化率
が、2つのプログラム・サイクル中、一貫して負の範囲
にあったことを示す。
数字6Cで示すホールド・ユニットが設けられる。該ホ
ールド・ユニット6Cはその入力として下記の信号を受
ける。 作用パルス信号 − この入力信号は、作用パルス・ユ
ニット5Cの出力信号である。この入力信号は、“AP
P”か又は“APP PLS”のいずれかのブレーキ力
調整指令を表す。 速度変化率上限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率上限帯ユニット2Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上限
を越えているか又はそれに等しいことを意味し、この入
力信号が論理“0”である場合には、これはプロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の上限
よりも小さいこと意味する。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 速度変化率下限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率下限帯ユニット3Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の各車
軸速度変化下限を下回っているか又はそれに等しいこと
を意味し、この入力信号が論理“0”である場合には、
これはプロセスに対し、各車軸速度変化率が車軸速度変
化率制御帯の各車軸速度変化下限よりも大きいこと意味
する。 正極性検出信号 − この入力信号は、モジュールBか
らの出力信号B−1である。この信号が論理“1”であ
る場合には、このことは、プロセスに対し、車軸速度変
化率が、2つのプログラム・サイクルにわたり一貫して
正の範囲内にあったことを示し、他方、論理“0”にな
ると、このことは、プロセスに対し、車軸速度変化率
が、2つのプログラム・サイクル中、一貫して負の範囲
にあったことを示す。
【0133】このホールド・ユニット6Cは、プロセス
に対し、保持力調整指令の必要性を指示するのに用いら
れる。
に対し、保持力調整指令の必要性を指示するのに用いら
れる。
【0134】ホールド・ユニット6Cの出力信号は、下
記の条件のいずれかが真である場合には“HOLD(保
持)”となる。即ち、速度変化率上限帯ユニット2Cか
らの入力信号が論理“1”で且つ速度変化率方向ユニッ
ト1Cからの入力信号が論理“0”である場合。モジュ
ールBからの入力信号B−1が論理“1”で且つ速度変
化率上限帯ユニット2Cからの入力信号が論理“0”で
ある場合。モジュールBからの入力信号B−1が論理
“0”で且つ速度変化率下限帯ユニット3Cからの入力
信号が論理“0”で且つ速度変化率方向ユニット1Cか
らの入力信号が論理“1”である場合。
記の条件のいずれかが真である場合には“HOLD(保
持)”となる。即ち、速度変化率上限帯ユニット2Cか
らの入力信号が論理“1”で且つ速度変化率方向ユニッ
ト1Cからの入力信号が論理“0”である場合。モジュ
ールBからの入力信号B−1が論理“1”で且つ速度変
化率上限帯ユニット2Cからの入力信号が論理“0”で
ある場合。モジュールBからの入力信号B−1が論理
“0”で且つ速度変化率下限帯ユニット3Cからの入力
信号が論理“0”で且つ速度変化率方向ユニット1Cか
らの入力信号が論理“1”である場合。
【0135】上記条件以外の場合、ホールド・ユニット
6Cの出力信号は、作用パルス・ユニット5Cからの入
力信号である。
6Cの出力信号は、作用パルス・ユニット5Cからの入
力信号である。
【0136】モジュールCの別の構成要素は、参照符号
7Cで示す緩めパルス・ユニットである。この緩めパル
ス・ユニット7Cは下記の信号を入力として受ける。 ホールド信号 − この入力信号は、ホールド・ユニッ
ト6Cの出力信号である。この入力信号は、“AP
P”、“APP PLS”又は“HOLD(保持)”の
いずれかのブレーキ力調整指令である。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 正極性検出信号 − この入力信号は、モジュールBか
らの出力信号B−1である。この信号が論理“1”であ
る場合には、このことはプロセスに対し、車軸速度変化
率が、2つのプログラム・サイクルにわたり一貫して正
の範囲内にあったことを指示し、他方、論理“0”にな
ると、このことはプロセスに対し、車軸速度変化率が、
2つのプログラム・サイクル中、一貫して負の範囲にあ
ったことを指示する。 速度変化率下限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率下限帯ユニット3Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の各速
度変化下限を下回っているか又はそれに等しいことを意
味し、この入力信号が論理“0”である場合には、これ
はプロセスに対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率
制御帯の下限速度変化下限よりも大きいこと意味する。
7Cで示す緩めパルス・ユニットである。この緩めパル
ス・ユニット7Cは下記の信号を入力として受ける。 ホールド信号 − この入力信号は、ホールド・ユニッ
ト6Cの出力信号である。この入力信号は、“AP
P”、“APP PLS”又は“HOLD(保持)”の
いずれかのブレーキ力調整指令である。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 正極性検出信号 − この入力信号は、モジュールBか
らの出力信号B−1である。この信号が論理“1”であ
る場合には、このことはプロセスに対し、車軸速度変化
率が、2つのプログラム・サイクルにわたり一貫して正
の範囲内にあったことを指示し、他方、論理“0”にな
ると、このことはプロセスに対し、車軸速度変化率が、
2つのプログラム・サイクル中、一貫して負の範囲にあ
ったことを指示する。 速度変化率下限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率下限帯ユニット3Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の各速
度変化下限を下回っているか又はそれに等しいことを意
味し、この入力信号が論理“0”である場合には、これ
はプロセスに対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率
制御帯の下限速度変化下限よりも大きいこと意味する。
【0137】この緩めパルス・ユニット7Cは、プロセ
スに対し、パルス緩め力調整指令の必要性を指示するの
に用いられる。
スに対し、パルス緩め力調整指令の必要性を指示するの
に用いられる。
【0138】この緩めパルス・ユニット7Cの出力信号
は、下記の条件のいずれかが真である場合には、“RE
L PLS”(即ち、緩めパルス)となる。即ち、モジ
ュールBからの入力信号B−1が論理“0”で且つ速度
変化率下限帯ユニット3Cからの入力信号が論理“0”
で且つ速度変化率方向ユニット1Cからの入力信号が論
理“0”である場合。速度変化率下限帯ユニット3Cか
らの入力信号が論理“1”で且つ速度変化率方向ユニッ
ト1Cからの入力信号が論理“1”である場合。
は、下記の条件のいずれかが真である場合には、“RE
L PLS”(即ち、緩めパルス)となる。即ち、モジ
ュールBからの入力信号B−1が論理“0”で且つ速度
変化率下限帯ユニット3Cからの入力信号が論理“0”
で且つ速度変化率方向ユニット1Cからの入力信号が論
理“0”である場合。速度変化率下限帯ユニット3Cか
らの入力信号が論理“1”で且つ速度変化率方向ユニッ
ト1Cからの入力信号が論理“1”である場合。
【0139】上記以外の条件下では、この緩めパルス・
ユニット7Cの出力信号は、ホールド・ユニット6Cか
ら該緩めパルス・ユニット7Cに供給される入力信号で
ある。
ユニット7Cの出力信号は、ホールド・ユニット6Cか
ら該緩めパルス・ユニット7Cに供給される入力信号で
ある。
【0140】モジュールCにおける最後の構成要素は、
参照符号8Cで示す緩めユニットである。この緩めユニ
ット8Cは入力として下記の信号を受ける。 緩めパルス信号 − この入力信号は、緩めパルス・ユ
ニット7Cの出力信号である。この入力信号は、“AP
P"、“APP PLS"、“HOLD(保持)”又は“R
EL PLS”のうちのいずれかのブレーキ力調整指令
である。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 速度変化率下限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率下限帯ユニット3Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の各速
度変化下限を下回っているか又はそれに等しいことを意
味し、この入力信号が論理“0”である場合には、これ
はプロセスに対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率
制御帯の下限速度変化下限よりも大きいこと意味する。
参照符号8Cで示す緩めユニットである。この緩めユニ
ット8Cは入力として下記の信号を受ける。 緩めパルス信号 − この入力信号は、緩めパルス・ユ
ニット7Cの出力信号である。この入力信号は、“AP
P"、“APP PLS"、“HOLD(保持)”又は“R
EL PLS”のうちのいずれかのブレーキ力調整指令
である。 速度変化率方向信号 − この入力信号は、速度変化率
方向ユニット1Cの出力信号である。この入力信号が論
理“1”である場合には、これは、各車軸速度変化率が
正の方向にあることをプロセスに対して指示する。ま
た、この入力信号が論理“0”である場合には、このこ
とは、各車軸速度変化率が負の方向にあるか又は一定に
保持されていることを意味する。 速度変化率下限帯信号 − この入力信号は、速度変化
率下限帯ユニット3Cの出力信号である。この入力信号
が論理“1”である場合には、このことは、プロセスに
対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率制御帯の各速
度変化下限を下回っているか又はそれに等しいことを意
味し、この入力信号が論理“0”である場合には、これ
はプロセスに対し、各車軸速度変化率が車軸速度変化率
制御帯の下限速度変化下限よりも大きいこと意味する。
【0141】この緩めユニット8Cは、本発明におい
て、緩め力調整指令の必要性をプロセスに対して指示す
るのに用いられる。
て、緩め力調整指令の必要性をプロセスに対して指示す
るのに用いられる。
【0142】この緩めユニット8Cの出力信号は、下記
の条件が真である場合、“REL”(即ち、緩め)であ
る。速度変化率下限帯ユニット3Cからの入力信号が論
理“1”で且つ速度変化率方向ユニット1Cからの入力
信号が論理“0”である場合。
の条件が真である場合、“REL”(即ち、緩め)であ
る。速度変化率下限帯ユニット3Cからの入力信号が論
理“1”で且つ速度変化率方向ユニット1Cからの入力
信号が論理“0”である場合。
【0143】他の条件下では、この緩めユニット8Cの
出力信号は、緩めパルス・ユニット7Cから受ける入力
信号と同じである。
出力信号は、緩めパルス・ユニット7Cから受ける入力
信号と同じである。
【0144】次に、特に図4を参照して説明する。図4
には、車輪滑り制御弁指令/零速度ユニット(ZSPD
とも略称する)の現在好適と考えられる実施形態が示し
てある。なお、該ユニットは以降モジュールDとも称す
る。
には、車輪滑り制御弁指令/零速度ユニット(ZSPD
とも略称する)の現在好適と考えられる実施形態が示し
てある。なお、該ユニットは以降モジュールDとも称す
る。
【0145】このモジュールDの機能は、車両毎ベース
で行われる点に注意されたい。
で行われる点に注意されたい。
【0146】本発明の現在好適と考えられる実施形態に
よれば、モジュールDは、台車#1の台車別車軸判別ユ
ニット1Dを具備する。該台車#1の台車別車軸判別ユ
ニット1Dは、その入力として下記の信号を受ける。 車軸#1の車輪滑り制御許容(イネーブル)信号 −
この入力信号は、車軸#1と関連して設けられているモ
ジュールBからの出力信号B−2である。この入力信号
はブレーキ力調整指令を表す。車軸#1の「イネーブル
(許容)」されている場合には、ブレーキ力調整指令
は、車軸#1と関連して設けられているモジュールCか
らの出力信号C−1である。車軸#1が「ディスエーブ
ル(禁止)」されている場合には、ブレーキ力調整指令
は「APP(作用)」である。 車軸#2の車輪滑り許容信号 − この入力信号は、車
軸#1と関連して設けられているモジュールBからの出
力信号B−2である。この入力信号はブレーキ力調整指
令を表す。車軸#2の「イネーブル(許容)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は、車軸#2と関連し
て設けられているモジュールCからの出力信号C−1で
ある。車軸#2が「ディスエーブル(禁止)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は「APP(作用)」
である。
よれば、モジュールDは、台車#1の台車別車軸判別ユ
ニット1Dを具備する。該台車#1の台車別車軸判別ユ
ニット1Dは、その入力として下記の信号を受ける。 車軸#1の車輪滑り制御許容(イネーブル)信号 −
この入力信号は、車軸#1と関連して設けられているモ
ジュールBからの出力信号B−2である。この入力信号
はブレーキ力調整指令を表す。車軸#1の「イネーブル
(許容)」されている場合には、ブレーキ力調整指令
は、車軸#1と関連して設けられているモジュールCか
らの出力信号C−1である。車軸#1が「ディスエーブ
ル(禁止)」されている場合には、ブレーキ力調整指令
は「APP(作用)」である。 車軸#2の車輪滑り許容信号 − この入力信号は、車
軸#1と関連して設けられているモジュールBからの出
力信号B−2である。この入力信号はブレーキ力調整指
令を表す。車軸#2の「イネーブル(許容)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は、車軸#2と関連し
て設けられているモジュールCからの出力信号C−1で
ある。車軸#2が「ディスエーブル(禁止)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は「APP(作用)」
である。
【0147】本発明によれば、この台車#1の台車別車
軸判別ユニット1Dは、最高優先度の車輪滑り制御用ブ
レーキ力調整指令を有する台車#1における車軸を選択
的に判別し、次いで、上記指令を実際のブレーキ力調整
制御論理部に送出するのに用いられる。ここで緩めが最
高の優先度を有する。その理由は、車軸の制御論理は制
御論理が緩めを要求する場合には、滑りの起こり得る可
能性もしくは蓋然性が高いからである。他方、車軸の制
御論理部がブレーキ作用を要求している場合には、この
ような滑りの危険性はない。(註:この台車#1の台車
別車軸判別ユニット1Dは、車軸別ブレーキ力調整方式
を用いるシステムにおいては必要とされないであろ
う。)
軸判別ユニット1Dは、最高優先度の車輪滑り制御用ブ
レーキ力調整指令を有する台車#1における車軸を選択
的に判別し、次いで、上記指令を実際のブレーキ力調整
制御論理部に送出するのに用いられる。ここで緩めが最
高の優先度を有する。その理由は、車軸の制御論理は制
御論理が緩めを要求する場合には、滑りの起こり得る可
能性もしくは蓋然性が高いからである。他方、車軸の制
御論理部がブレーキ作用を要求している場合には、この
ような滑りの危険性はない。(註:この台車#1の台車
別車軸判別ユニット1Dは、車軸別ブレーキ力調整方式
を用いるシステムにおいては必要とされないであろ
う。)
【0148】車軸#1と関連して設けられているモジュ
ールBからの入力信号B−2は、車軸#2と関連して設
けられているモジュールBからの入力信号B−2と比較
される。最高優先度を有する入力信号が、台車#1の台
車別車軸判別ユニット1Dの出力信号となる。優先順位
は、下表に示す通りである。
ールBからの入力信号B−2は、車軸#2と関連して設
けられているモジュールBからの入力信号B−2と比較
される。最高優先度を有する入力信号が、台車#1の台
車別車軸判別ユニット1Dの出力信号となる。優先順位
は、下表に示す通りである。
【0149】 優先順位 ブ レ ー キ 力 指 令 備考 1 “REL” − 全ブレーキ力減少 最高 2 “REL PLS”− パルスブレーキ力減少 3 “HOLD”− 保持ブレーキ力 ↑↓ 4 “APP PLS”− パルスブレーキ力減少 5 “APP” − 全ブレーキ力増加 最低
【0150】モジュールDはまた、台車#2の台車別車
軸判別ユニット2Dを具備する。該台車#2の台車別車
軸判別ユニット2Dは、その入力として下記の信号を受
ける。 車軸#3の車輪滑り制御許容(イネーブル)信号 −
この入力信号は、車軸#3と関連して設けられているモ
ジュールBからの出力信号B−2である。この入力信号
はブレーキ力調整指令を表す。例えば、車軸#3の「イ
ネーブル(許容)」されている場合には、ブレーキ力調
整指令は、車軸#3と関連して設けられているモジュー
ルCからの出力信号C−1である。他方、車軸#3が
「ディスエーブル(禁止)」されている場合には、ブレ
ーキ力調整指令は「APP(作用)」である。 車軸#4の車輪滑り許容信号 − この入力信号は、車
軸#4と関連して設けられているモジュールBからの出
力信号B−2である。この入力信号はブレーキ力調整指
令を表す。車軸#4の「イネーブル(許容)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は、車軸#4と関連し
て設けられているモジュールCからの出力信号C−1で
ある。車軸#4が「ディスエーブル(禁止)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は「APP(作用)」
である。
軸判別ユニット2Dを具備する。該台車#2の台車別車
軸判別ユニット2Dは、その入力として下記の信号を受
ける。 車軸#3の車輪滑り制御許容(イネーブル)信号 −
この入力信号は、車軸#3と関連して設けられているモ
ジュールBからの出力信号B−2である。この入力信号
はブレーキ力調整指令を表す。例えば、車軸#3の「イ
ネーブル(許容)」されている場合には、ブレーキ力調
整指令は、車軸#3と関連して設けられているモジュー
ルCからの出力信号C−1である。他方、車軸#3が
「ディスエーブル(禁止)」されている場合には、ブレ
ーキ力調整指令は「APP(作用)」である。 車軸#4の車輪滑り許容信号 − この入力信号は、車
軸#4と関連して設けられているモジュールBからの出
力信号B−2である。この入力信号はブレーキ力調整指
令を表す。車軸#4の「イネーブル(許容)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は、車軸#4と関連し
て設けられているモジュールCからの出力信号C−1で
ある。車軸#4が「ディスエーブル(禁止)」されてい
る場合には、ブレーキ力調整指令は「APP(作用)」
である。
【0151】本発明によれば、この台車#2の台車別車
軸判別ユニット2Dは、最高優先度の車輪滑り制御用ブ
レーキ力調整指令を有する台車#2における車軸を選択
的に判別し、次いで、上記指令を実際のブレーキ力調整
制御論理部に送出するのに用いられる。ここで緩めが最
高の優先度を有する。その理由は、車軸の制御論理は制
御論理が緩めを要求する場合には、滑りの起こり得る可
能性もしくは蓋然性が高いからである。他方、車軸の制
御論理部がブレーキ作用を要求している場合には、この
ような滑りの危険性はない。(註:この台車#2の台車
別車軸判別ユニット2Dは、車軸別ブレーキ力調整方式
を用いる車輪滑り制御システムにおいては必要とされな
い点を註記しておく。)
軸判別ユニット2Dは、最高優先度の車輪滑り制御用ブ
レーキ力調整指令を有する台車#2における車軸を選択
的に判別し、次いで、上記指令を実際のブレーキ力調整
制御論理部に送出するのに用いられる。ここで緩めが最
高の優先度を有する。その理由は、車軸の制御論理は制
御論理が緩めを要求する場合には、滑りの起こり得る可
能性もしくは蓋然性が高いからである。他方、車軸の制
御論理部がブレーキ作用を要求している場合には、この
ような滑りの危険性はない。(註:この台車#2の台車
別車軸判別ユニット2Dは、車軸別ブレーキ力調整方式
を用いる車輪滑り制御システムにおいては必要とされな
い点を註記しておく。)
【0152】車軸#3と関連して設けられているモジュ
ールBからの入力信号B−2は、車軸#4と関連して設
けられているモジュールBからの入力信号B−2と比較
される。最高優先度を有する入力信号が、台車#2の台
車別車軸判別ユニット2Dの出力信号となる。
ールBからの入力信号B−2は、車軸#4と関連して設
けられているモジュールBからの入力信号B−2と比較
される。最高優先度を有する入力信号が、台車#2の台
車別車軸判別ユニット2Dの出力信号となる。
【0153】優先順位は、下表に示す通りである。
【0154】 優先順位 ブ レ ー キ 力 指 令 備考 1 “REL” − 全ブレーキ力減少 最高 2 “REL PLS”− パルスブレーキ力減少 3 “HOLD”− 保持ブレーキ力 ↑↓ 4 “APP PLS”− パルスブレーキ力減少 5 “APP” − 全ブレーキ力増加 最低
【0155】本発明によれば、モジュールDは零速度判
定(ZSPD)ユニット3Dを具備する。この零速度判
定ユニット3Dは下記の信号を入力信号として受ける。 車軸#1の車輪滑り制御イネーブル信号 − この入力
信号は、車軸#1と関連のモジュールBからの出力信号
B−3である。この信号が論理“1”である場合には、
これは、本プロセルに対して、車輪滑り制御が許容、即
ちイネーブルされていること(即ち、実際に滑りが制御
されていること)を表す。また、論理“0”である場合
には、これは本プロセルに対し、車輪滑り制御が禁止
(ディスエーブル)されていること(即ち、滑りの制御
が行われていないこと)を表す。 車軸#2の車輪滑り制御許容信号 − この入力信号
は、車軸#2と関連のモジュールBからの出力信号B−
3である。この信号が論理“1”である場合には、車輪
滑り制御が許容もしくはイネーブルされていること(即
ち、実際に滑りが制御されていること)を表す。また、
論理“0”である場合には、車輪滑り制御が禁止されて
いること(即ち、滑りの制御が行われていないこと)を
表す。 車軸#3の車輪滑り制御許容信号 − この入力信号
は、車軸3と関連のモジュールBからの出力信号B−3
である。この信号が論理“1”である場合には、車輪滑
り制御が許容もしくはイネーブルされていること(即
ち、実際に滑りが制御されていること)を表す。また、
論理“0”である場合には、車輪滑り制御が禁止されて
いること(即ち、滑りの制御が行われていないこと)を
表す。 車軸#4の車輪滑り制御許容信号 − この入力信号
は、車軸#4と関連のモジュールBからの出力信号B−
3である。この信号が論理“1”である場合には、車輪
滑り制御がイネーブルされていること(即ち、実際に滑
りが制御されていること)を表す。また、論理“0”で
ある場合には、車輪滑り制御がディスエーブルされてい
ること(即ち、滑りの制御が行われていないこと)を表
す。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最も高い車軸速度信号で
ある。
定(ZSPD)ユニット3Dを具備する。この零速度判
定ユニット3Dは下記の信号を入力信号として受ける。 車軸#1の車輪滑り制御イネーブル信号 − この入力
信号は、車軸#1と関連のモジュールBからの出力信号
B−3である。この信号が論理“1”である場合には、
これは、本プロセルに対して、車輪滑り制御が許容、即
ちイネーブルされていること(即ち、実際に滑りが制御
されていること)を表す。また、論理“0”である場合
には、これは本プロセルに対し、車輪滑り制御が禁止
(ディスエーブル)されていること(即ち、滑りの制御
が行われていないこと)を表す。 車軸#2の車輪滑り制御許容信号 − この入力信号
は、車軸#2と関連のモジュールBからの出力信号B−
3である。この信号が論理“1”である場合には、車輪
滑り制御が許容もしくはイネーブルされていること(即
ち、実際に滑りが制御されていること)を表す。また、
論理“0”である場合には、車輪滑り制御が禁止されて
いること(即ち、滑りの制御が行われていないこと)を
表す。 車軸#3の車輪滑り制御許容信号 − この入力信号
は、車軸3と関連のモジュールBからの出力信号B−3
である。この信号が論理“1”である場合には、車輪滑
り制御が許容もしくはイネーブルされていること(即
ち、実際に滑りが制御されていること)を表す。また、
論理“0”である場合には、車輪滑り制御が禁止されて
いること(即ち、滑りの制御が行われていないこと)を
表す。 車軸#4の車輪滑り制御許容信号 − この入力信号
は、車軸#4と関連のモジュールBからの出力信号B−
3である。この信号が論理“1”である場合には、車輪
滑り制御がイネーブルされていること(即ち、実際に滑
りが制御されていること)を表す。また、論理“0”で
ある場合には、車輪滑り制御がディスエーブルされてい
ること(即ち、滑りの制御が行われていないこと)を表
す。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最も高い車軸速度信号で
ある。
【0156】本発明では、車両速度が3MPH以下であ
る場合には、車輪滑り制御は必要とされず、ブレーキ力
低減は不要と仮定している。零速度判定ユニット3D
は、車両速度が3MPHより低いか否か並びにこの速度
が総ての車軸における滑りに起因しないか否かを判定す
るのに用いられる。
る場合には、車輪滑り制御は必要とされず、ブレーキ力
低減は不要と仮定している。零速度判定ユニット3D
は、車両速度が3MPHより低いか否か並びにこの速度
が総ての車軸における滑りに起因しないか否かを判定す
るのに用いられる。
【0157】車軸#1、車軸#2、車軸#3及び車軸#
4と関連のモジュールBからの入力信号B−3が総て論
理“0”であり且つ、モジュールEからの入力信号E−
5が3.5MPHよりも低速であることを示す場合に
は、この零速度判定ユニット3Dの出力信号は論理
“1”となる。他方、車軸#1、車軸#2、車軸#3又
は車軸#4と関連のモジュールからの入力信号B−1が
論理“1”に等しく且つモジュールEからの入力信号E
−5が3.5MPHよりも低い速度を表す場合には、こ
の零速度判定ユニット3Dの出力信号は、2.0秒間論
理“0”となり、次いで論理“1”となる。上記以外の
条件下では、この零速度判定ユニット3Dの出力信号は
論理“0”となる。この零速度判定ユニット3Dの出力
信号はD−1のような他のモジュールもしくは機能部に
送られる。
4と関連のモジュールBからの入力信号B−3が総て論
理“0”であり且つ、モジュールEからの入力信号E−
5が3.5MPHよりも低速であることを示す場合に
は、この零速度判定ユニット3Dの出力信号は論理
“1”となる。他方、車軸#1、車軸#2、車軸#3又
は車軸#4と関連のモジュールからの入力信号B−1が
論理“1”に等しく且つモジュールEからの入力信号E
−5が3.5MPHよりも低い速度を表す場合には、こ
の零速度判定ユニット3Dの出力信号は、2.0秒間論
理“0”となり、次いで論理“1”となる。上記以外の
条件下では、この零速度判定ユニット3Dの出力信号は
論理“0”となる。この零速度判定ユニット3Dの出力
信号はD−1のような他のモジュールもしくは機能部に
送られる。
【0158】モジュールDは更に、台車#1の車輪滑り
制御弁指令ユニット4Dを具備する。該台車#1の車輪
滑り制御弁指令ユニット4Dは、入力として下記の信号
を受ける。 台車#1の台車別車軸判別信号 − この入力信号は、
台車#1の台車別車軸判別ユニット1Dの出力信号であ
る。この入力信号は、台車#1に対し最高優先順位のブ
レーキ力調整指令を表す。 台車#1の可変REL PLS − この入力信号は、
台車#1のモジュールFからの出力信号F−2である。
この入力信号は、緩めパルス駆動弁指令を発生するのに
必要な緩め時間及びラップ時間を表す。 零速度判定(ZSPD)信号 − この入力信号は、モ
ジュールDからの出力信号D−1である。この入力信号
は、車両が運動していないか又は運動していても殆ど感
知し得ない速度で運動している場合には、論理“1”で
ある。他方、車両が運動している場合には、この入力信
号は論理“0”である。
制御弁指令ユニット4Dを具備する。該台車#1の車輪
滑り制御弁指令ユニット4Dは、入力として下記の信号
を受ける。 台車#1の台車別車軸判別信号 − この入力信号は、
台車#1の台車別車軸判別ユニット1Dの出力信号であ
る。この入力信号は、台車#1に対し最高優先順位のブ
レーキ力調整指令を表す。 台車#1の可変REL PLS − この入力信号は、
台車#1のモジュールFからの出力信号F−2である。
この入力信号は、緩めパルス駆動弁指令を発生するのに
必要な緩め時間及びラップ時間を表す。 零速度判定(ZSPD)信号 − この入力信号は、モ
ジュールDからの出力信号D−1である。この入力信号
は、車両が運動していないか又は運動していても殆ど感
知し得ない速度で運動している場合には、論理“1”で
ある。他方、車両が運動している場合には、この入力信
号は論理“0”である。
【0159】本発明によれば、この台車#1の車輪滑り
制御弁指令ユニット4Dは、台車#1に対する全般的ブ
レーキ力調整指令を、実際の車輪滑り制御電磁弁指令に
変換するのに用いられる。(ここで、台車で2つ以上の
形態のブレーキ力が用いられる場合には、同種の2つ以
上の台車#1の車輪滑り制御弁指令ユニット4Dが必要
であろうことを註記しておく。)
制御弁指令ユニット4Dは、台車#1に対する全般的ブ
レーキ力調整指令を、実際の車輪滑り制御電磁弁指令に
変換するのに用いられる。(ここで、台車で2つ以上の
形態のブレーキ力が用いられる場合には、同種の2つ以
上の台車#1の車輪滑り制御弁指令ユニット4Dが必要
であろうことを註記しておく。)
【0160】台車#1と関連のモジュールFからの入力
信号F−1が論理“1”に等しいか又は零速度判定ユニ
ット3Dからの入力信号が論理“1”に等しい場合に
は、この台車#1の車輪滑り制御弁指令ユニット4Dか
らの出力信号は台車#1の車輪滑り制御電磁弁に対する
ブレーキ作用指令となる。モジュールFからの入力F−
1が論理“0”に等しく且つ零速度判定ユニット3Dか
らの入力が論理“0”に等しい場合には、この台車#1
の車輪滑り制御弁指令ユニット4Dの出力信号は、下表
に示すような仕方で決定されて、台車#2の車輪滑り制
御電磁弁に送られる。
信号F−1が論理“1”に等しいか又は零速度判定ユニ
ット3Dからの入力信号が論理“1”に等しい場合に
は、この台車#1の車輪滑り制御弁指令ユニット4Dか
らの出力信号は台車#1の車輪滑り制御電磁弁に対する
ブレーキ作用指令となる。モジュールFからの入力F−
1が論理“0”に等しく且つ零速度判定ユニット3Dか
らの入力が論理“0”に等しい場合には、この台車#1
の車輪滑り制御弁指令ユニット4Dの出力信号は、下表
に示すような仕方で決定されて、台車#2の車輪滑り制
御電磁弁に送られる。
【0161】 1D 出力 “REL” 緩め “REL PLS” 台車#1のモジュールFからの入力F−2 “HOLD” ラップ “APP PLS” 60msecの作用パルス及び80msecのラップ “APP” 作用
【0162】モジュールDの最後の本質的な構成要素
は、台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dであ
る。該台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dは入
力信号として下記の信号を受ける。 台車#2の台車別車軸判別信号 − この入力信号は、
台車#2の台車別車軸判別ユニット2Dの出力信号であ
る。この入力信号は、台車#2に対し最高優先順位のブ
レーキ力調整指令を表す。 台車#2の可変REL PLS − この入力信号は、
台車#2のモジュールFからの出力信号F−3である。
この入力信号は、緩めパルス駆動弁指令を発生するのに
必要な緩め時間及びラップ時間を表す。 零速度判定(ZSPD)信号 − この入力信号は、モ
ジュールDからの出力信号D−1である。この入力信号
は、車両が運動していないか又は運動していても殆ど感
知し得ない速度で運動している場合には、論理“1”で
ある。他方、車両が運動している場合には、この入力信
号は論理“0”である。
は、台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dであ
る。該台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dは入
力信号として下記の信号を受ける。 台車#2の台車別車軸判別信号 − この入力信号は、
台車#2の台車別車軸判別ユニット2Dの出力信号であ
る。この入力信号は、台車#2に対し最高優先順位のブ
レーキ力調整指令を表す。 台車#2の可変REL PLS − この入力信号は、
台車#2のモジュールFからの出力信号F−3である。
この入力信号は、緩めパルス駆動弁指令を発生するのに
必要な緩め時間及びラップ時間を表す。 零速度判定(ZSPD)信号 − この入力信号は、モ
ジュールDからの出力信号D−1である。この入力信号
は、車両が運動していないか又は運動していても殆ど感
知し得ない速度で運動している場合には、論理“1”で
ある。他方、車両が運動している場合には、この入力信
号は論理“0”である。
【0163】本発明のプロセスにおいて、この台車#2
の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dは、台車#2に対す
る全般的ブレーキ力調整指令を、実際の車輪滑り制御電
磁弁指令に変換するのに用いられる。(ここで、台車で
2つ以上の形態のブレーキ力が用いられる場合には、同
種の2つ以上の台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット
5Dが必要であろうことを註記しておく。)
の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dは、台車#2に対す
る全般的ブレーキ力調整指令を、実際の車輪滑り制御電
磁弁指令に変換するのに用いられる。(ここで、台車で
2つ以上の形態のブレーキ力が用いられる場合には、同
種の2つ以上の台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット
5Dが必要であろうことを註記しておく。)
【0164】台車#2と関連のモジュールFからの入力
信号F−1が論理“1”に等しいか又は零速度判定ユニ
ット3Dからの入力信号が論理“1”に等しい場合に
は、この台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dか
らの出力信号は台車#2の車輪滑り制御電磁弁に対する
ブレーキ作用指令となる。しかし、モジュールFからの
入力信号F−1が論理“0”に等しく且つ零速度判定ユ
ニット3Dからの入力信号が論理“0”に等しい場合に
は、この台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dか
らの出力信号は、下表に示すようにして決定されて、台
車#2の車輪滑り制御電磁弁に送られる。
信号F−1が論理“1”に等しいか又は零速度判定ユニ
ット3Dからの入力信号が論理“1”に等しい場合に
は、この台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dか
らの出力信号は台車#2の車輪滑り制御電磁弁に対する
ブレーキ作用指令となる。しかし、モジュールFからの
入力信号F−1が論理“0”に等しく且つ零速度判定ユ
ニット3Dからの入力信号が論理“0”に等しい場合に
は、この台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット5Dか
らの出力信号は、下表に示すようにして決定されて、台
車#2の車輪滑り制御電磁弁に送られる。
【0165】 2D 出力 “REL” 緩め “REL PLS” 台車#2のモジュールFからの入力F−3 “HOLD” ラップ “APP PLS” 60msecの作用パルス及び80msecのラップ “APP” 作用
【0166】次に、図5を参照して説明する。図5に
は、最高車軸速度及び速度正規化装置の現在好適と考え
られる実施形態が示してある。この装置は、以降、モジ
ュールEと称する。(このモジュールEのプロセスは車
両ベースで行われる。)
は、最高車軸速度及び速度正規化装置の現在好適と考え
られる実施形態が示してある。この装置は、以降、モジ
ュールEと称する。(このモジュールEのプロセスは車
両ベースで行われる。)
【0167】上記モジュールEの1つの構成要素は、図
5に参照符号1Eとして示した正規化イネーブル・ユニ
ットである。この正規化イネーブル・ユニット1Eはそ
の入力に下記の信号を受ける。 車軸#1速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源から、このプロセスを実行する正規化イネーブル・ユ
ニット1Eに供給される速度信号を微分することにより
発生される。 車軸#2速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源(速度ピックアップ)から正規化イネーブル・ユニッ
ト1E供給される速度信号を微分することにより発生さ
れる。 車軸#3速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源(速度ピックアップ)から正規化イネーブル・ユニッ
ト1Eに供給される速度信号を微分することにより発生
される。 車軸4速度信号 − この入力信号は、車輪の滑りに関
して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速度/減速
度を表す信号である。この信号は、外部の信号源(例え
ば、速度ピックアップ)によりこのプロセスを行う正規
化イネーブル・ユニット1Eに供給される速度信号を微
分することにより発生される。 力行/制動(PWR/BRK)信号 − この入力信号
はモジュールFからの出力信号F−1であり、車両制動
モードにない時には論理“1”、そして車両が制動モー
ドにある時には論理“0”となる。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大の車軸速度信号に対
応する。
5に参照符号1Eとして示した正規化イネーブル・ユニ
ットである。この正規化イネーブル・ユニット1Eはそ
の入力に下記の信号を受ける。 車軸#1速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源から、このプロセスを実行する正規化イネーブル・ユ
ニット1Eに供給される速度信号を微分することにより
発生される。 車軸#2速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源(速度ピックアップ)から正規化イネーブル・ユニッ
ト1E供給される速度信号を微分することにより発生さ
れる。 車軸#3速度変化率信号 − この入力信号は、車輪の
滑りに関して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速
度/減速度を表す信号である。この信号は、外部の信号
源(速度ピックアップ)から正規化イネーブル・ユニッ
ト1Eに供給される速度信号を微分することにより発生
される。 車軸4速度信号 − この入力信号は、車輪の滑りに関
して監視されつつある車輪/車軸集合体の加速度/減速
度を表す信号である。この信号は、外部の信号源(例え
ば、速度ピックアップ)によりこのプロセスを行う正規
化イネーブル・ユニット1Eに供給される速度信号を微
分することにより発生される。 力行/制動(PWR/BRK)信号 − この入力信号
はモジュールFからの出力信号F−1であり、車両制動
モードにない時には論理“1”、そして車両が制動モー
ドにある時には論理“0”となる。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大の車軸速度信号に対
応する。
【0168】車輪速度正規化もしくは標準化は、車輪の
直径の差に起因し車両の車軸における相対車輪速度差を
無くすのに用いられる。本発明のこの正規化イネーブル
・ユニット1Eは、車輪速度正規化プロセスを遂行する
ための最適時を決定するのに用いられる。車軸のいずれ
にも滑りやスピンが生じていない時点が最適時点であ
る。
直径の差に起因し車両の車軸における相対車輪速度差を
無くすのに用いられる。本発明のこの正規化イネーブル
・ユニット1Eは、車輪速度正規化プロセスを遂行する
ための最適時を決定するのに用いられる。車軸のいずれ
にも滑りやスピンが生じていない時点が最適時点であ
る。
【0169】車軸#1、車軸#2、車軸#3及び車軸#
4から得られる車軸速度変化率入力信号が総て、3.2
MPHPSよりも小さく且つモジュールFからの入力信
号F−1が論理“1”に等しく且つユニット10Eから
の入力信号が35MPHよりも大きく且つ前回のプログ
ラム・サイクルにおいてこの正規化イネーブル・ユニッ
ト1Eの出力信号が論理“0”であった場合には、この
正規化イネーブル・ユニット1Eは論理“1”の出力信
号を発生する。それ以外の条件下では、この正規化イネ
ーブル・ユニットの出力信号は論理“0”となる。
4から得られる車軸速度変化率入力信号が総て、3.2
MPHPSよりも小さく且つモジュールFからの入力信
号F−1が論理“1”に等しく且つユニット10Eから
の入力信号が35MPHよりも大きく且つ前回のプログ
ラム・サイクルにおいてこの正規化イネーブル・ユニッ
ト1Eの出力信号が論理“0”であった場合には、この
正規化イネーブル・ユニット1Eは論理“1”の出力信
号を発生する。それ以外の条件下では、この正規化イネ
ーブル・ユニットの出力信号は論理“0”となる。
【0170】モジュールEの他の構成要素は、参照符号
2Eで示す車軸#1の正規化係数ユニットである。この
車軸#1の正規化係数ユニット2Eは入力として下記の
信号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件に鑑
みて、正規化較正係数を再計算するのが適切である場合
には、この入力信号は論理“1”となる。それ以外は、
この入力信号は論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度1信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表す
信号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度検出センサ)から車軸#1正規化係数ユニット
2Eに供給される信号である。
2Eで示す車軸#1の正規化係数ユニットである。この
車軸#1の正規化係数ユニット2Eは入力として下記の
信号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件に鑑
みて、正規化較正係数を再計算するのが適切である場合
には、この入力信号は論理“1”となる。それ以外は、
この入力信号は論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度1信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表す
信号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度検出センサ)から車軸#1正規化係数ユニット
2Eに供給される信号である。
【0171】本発明によれば、この車軸#1の正規化係
数ユニット2Eは、車軸#1に対する車輪速度正規化係
数を算出するのに用いられる。この係数が一旦算出され
ると、該係数は、計算値から±2%以上変化しないよう
にクランプもしくは固定される。その結果として、係数
の算出時点において異常速度信号の影響を最小に留どめ
ることができる。
数ユニット2Eは、車軸#1に対する車輪速度正規化係
数を算出するのに用いられる。この係数が一旦算出され
ると、該係数は、計算値から±2%以上変化しないよう
にクランプもしくは固定される。その結果として、係数
の算出時点において異常速度信号の影響を最小に留どめ
ることができる。
【0172】正規化イネーブル・ユニット1Eからの入
力信号が論理“0”に等しい場合には、この車軸#1の
正規化係数ユニット2Eからの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおけるこの車軸#1の正規化係数ユ
ニット2Eからの出力と同じである。しかし、上記正規
化イネーブル・ユニット1Eからの入力信号が論理
“1”に等しい場合には、この正規化係数ユニット2E
の出力信号は以下のように算出される。即ち、この車軸
#1正規化係数ユニット2Eの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおける本ユニットの出力からの公差
が±2%以内になるという前提下で、ユニット10Eか
らの入力信号(即ち、最高車軸速度)を車軸#1の実際
の車軸速度、即ち、原車軸速度で除した商に等しくなる
ように算出される。算出結果が、前回のプログラム・サ
イクルにおける車軸#1の正規化係数ユニット2Eの出
力信号に対して±2%以内の公差範囲にない場合には、
前回のプログラム・サイクルにおける車軸#1の正規化
係数ユニット2Eの出力信号が示した値の102%又は
98%のいずれかに制限される。
力信号が論理“0”に等しい場合には、この車軸#1の
正規化係数ユニット2Eからの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおけるこの車軸#1の正規化係数ユ
ニット2Eからの出力と同じである。しかし、上記正規
化イネーブル・ユニット1Eからの入力信号が論理
“1”に等しい場合には、この正規化係数ユニット2E
の出力信号は以下のように算出される。即ち、この車軸
#1正規化係数ユニット2Eの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおける本ユニットの出力からの公差
が±2%以内になるという前提下で、ユニット10Eか
らの入力信号(即ち、最高車軸速度)を車軸#1の実際
の車軸速度、即ち、原車軸速度で除した商に等しくなる
ように算出される。算出結果が、前回のプログラム・サ
イクルにおける車軸#1の正規化係数ユニット2Eの出
力信号に対して±2%以内の公差範囲にない場合には、
前回のプログラム・サイクルにおける車軸#1の正規化
係数ユニット2Eの出力信号が示した値の102%又は
98%のいずれかに制限される。
【0173】モジュールEの更に他の構成要素は、参照
符号3Eで示す車軸#2の正規化係数ユニットである。
この車軸#2の正規化係数ユニット3Eは入力として下
記の信号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件に鑑
みて、正規化較正係数を再計算するのが適切である場合
には、この入力信号は論理“1”となる。それ以外は、
この入力信号は論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度2信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表す
信号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度検出センサ)から車軸#2正規化係数ユニット
3Eに供給される信号である。
符号3Eで示す車軸#2の正規化係数ユニットである。
この車軸#2の正規化係数ユニット3Eは入力として下
記の信号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件に鑑
みて、正規化較正係数を再計算するのが適切である場合
には、この入力信号は論理“1”となる。それ以外は、
この入力信号は論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度2信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表す
信号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度検出センサ)から車軸#2正規化係数ユニット
3Eに供給される信号である。
【0174】本発明によれば、この車軸#2の正規化係
数ユニット3Eは、車軸#2に対する車輪速度正規化係
数を算出するのに用いられる。この係数が一旦算出され
ると、該係数は、計算値から±2%以上変化しないよう
にクランプもしくは固定される。その結果として、係数
の算出時点において異常速度信号の影響を最小に留どめ
ることができる。
数ユニット3Eは、車軸#2に対する車輪速度正規化係
数を算出するのに用いられる。この係数が一旦算出され
ると、該係数は、計算値から±2%以上変化しないよう
にクランプもしくは固定される。その結果として、係数
の算出時点において異常速度信号の影響を最小に留どめ
ることができる。
【0175】本発明によれば、正規化イネーブル・ユニ
ット1Eからの入力信号が論理“0”に等しい場合に
は、この車軸#2の正規化係数ユニット3Eからの出力
信号は、前回のプログラム・サイクルにおけるこの車軸
#2の正規化係数ユニット3Eからの出力と同じであ
る。しかし、上記正規化イネーブル・ユニット1Eから
の入力信号が論理“1”に等しい場合には、この車軸#
2の正規化係数ユニット3Eの出力信号は以下のように
算出される。即ち、この車軸#2正規化係数ユニット3
Eの出力信号は、前回のプログラム・サイクルにおける
本ユニットの出力からの公差が±2%以内になるという
前提下で、ユニット10Eからの入力信号(即ち、最高
車軸速度)を車軸#2の実際の車軸速度、即ち、原車軸
速度で除した商に等しくなるように算出される。他方、
算出結果が、前回のプログラム・サイクルにおける車軸
#2の正規化係数ユニット3Eの出力信号に対して±2
%以内の公差範囲にない場合には、前回のプログラム・
サイクルにおける車軸#2の正規化係数ユニット3Eの
出力信号が示した値の102%又は98%のいずれかに
制限される。
ット1Eからの入力信号が論理“0”に等しい場合に
は、この車軸#2の正規化係数ユニット3Eからの出力
信号は、前回のプログラム・サイクルにおけるこの車軸
#2の正規化係数ユニット3Eからの出力と同じであ
る。しかし、上記正規化イネーブル・ユニット1Eから
の入力信号が論理“1”に等しい場合には、この車軸#
2の正規化係数ユニット3Eの出力信号は以下のように
算出される。即ち、この車軸#2正規化係数ユニット3
Eの出力信号は、前回のプログラム・サイクルにおける
本ユニットの出力からの公差が±2%以内になるという
前提下で、ユニット10Eからの入力信号(即ち、最高
車軸速度)を車軸#2の実際の車軸速度、即ち、原車軸
速度で除した商に等しくなるように算出される。他方、
算出結果が、前回のプログラム・サイクルにおける車軸
#2の正規化係数ユニット3Eの出力信号に対して±2
%以内の公差範囲にない場合には、前回のプログラム・
サイクルにおける車軸#2の正規化係数ユニット3Eの
出力信号が示した値の102%又は98%のいずれかに
制限される。
【0176】モジュールEの更に他の構成要素は、参照
符号4Eで示す車軸#3の正規化係数ユニットである。
この車軸#3の正規化係数ユニット4Eは入力として下
記の信号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件が正
規化較正係数を再計算するのが適切であることを示す場
合には、この入力信号は論理“1”となる。それ以外
は、この入力信号は常に論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度3信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表す
信号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度ピックアップ)から車軸#3正規化係数ユニッ
ト4Eに供給される信号である。
符号4Eで示す車軸#3の正規化係数ユニットである。
この車軸#3の正規化係数ユニット4Eは入力として下
記の信号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件が正
規化較正係数を再計算するのが適切であることを示す場
合には、この入力信号は論理“1”となる。それ以外
は、この入力信号は常に論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度3信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表す
信号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度ピックアップ)から車軸#3正規化係数ユニッ
ト4Eに供給される信号である。
【0177】この車軸#3の正規化係数ユニット4E
は、車軸#3に対する車輪速度正規化係数を算出するの
に用いられる。この係数が算出されると、該係数は、計
算値から±2%以上変化しないようにクランプされる。
その結果として、係数の算出時点において異常速度信号
の影響を最小に留どめることができる。
は、車軸#3に対する車輪速度正規化係数を算出するの
に用いられる。この係数が算出されると、該係数は、計
算値から±2%以上変化しないようにクランプされる。
その結果として、係数の算出時点において異常速度信号
の影響を最小に留どめることができる。
【0178】正規化イネーブル・ユニット1Eからの入
力信号が論理“0”に等しい場合には、この車軸#3の
正規化係数ユニット4Eからの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおけるこの車軸#3の正規化係数ユ
ニット4Eからの出力と同じである。しかし、上記正規
化イネーブル・ユニット1Eからの入力信号が論理
“1”に等しい場合には、この正規化係数ユニット4E
の出力信号は以下のように算出される。即ち、この車軸
#3正規化係数ユニット4Eの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおける本ユニットの出力からの公差
が±2%以内になるという前提下で、ユニット10Eか
らの入力信号(即ち、最高車軸速度)を車軸#3の実際
の車軸速度、即ち、原車軸速度で除した商に等しくなる
ように算出される。算出結果が、前回のプログラム・サ
イクルにおける車軸#3の正規化係数ユニット4Eの出
力信号に対して±2%以内の公差範囲にない場合には、
前回のプログラム・サイクルにおける車軸#3の正規化
係数ユニット4Eの出力信号が示した値の102%又は
98%のいずれかに制限される。
力信号が論理“0”に等しい場合には、この車軸#3の
正規化係数ユニット4Eからの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおけるこの車軸#3の正規化係数ユ
ニット4Eからの出力と同じである。しかし、上記正規
化イネーブル・ユニット1Eからの入力信号が論理
“1”に等しい場合には、この正規化係数ユニット4E
の出力信号は以下のように算出される。即ち、この車軸
#3正規化係数ユニット4Eの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおける本ユニットの出力からの公差
が±2%以内になるという前提下で、ユニット10Eか
らの入力信号(即ち、最高車軸速度)を車軸#3の実際
の車軸速度、即ち、原車軸速度で除した商に等しくなる
ように算出される。算出結果が、前回のプログラム・サ
イクルにおける車軸#3の正規化係数ユニット4Eの出
力信号に対して±2%以内の公差範囲にない場合には、
前回のプログラム・サイクルにおける車軸#3の正規化
係数ユニット4Eの出力信号が示した値の102%又は
98%のいずれかに制限される。
【0179】モジュールEには更に、参照符号5Eで示
す車軸#4の正規化係数ユニットが設けられる。この車
軸#4の正規化係数ユニット5Eは入力として下記の信
号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件から
して正規化較正係数を再計算するのが適切である場合に
は、この入力信号は論理“1”となる。それ以外は、こ
の入力信号は、常に、論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度4信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されている車輪/車軸集合体の速度を表す信
号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度ピックアップ)から車軸#4正規化係数ユニッ
ト5Eに供給される信号である。
す車軸#4の正規化係数ユニットが設けられる。この車
軸#4の正規化係数ユニット5Eは入力として下記の信
号を受ける。 正規化イネーブル信号 − この入力信号は、正規化イ
ネーブル・ユニット1Eの出力信号である。諸条件から
して正規化較正係数を再計算するのが適切である場合に
は、この入力信号は論理“1”となる。それ以外は、こ
の入力信号は、常に、論理“0”である。 最高車軸速度(HAS)信号 − この入力信号は、モ
ジュールEからの出力信号E−5である。この入力信号
は、4つの車軸速度信号のうち最大車軸速度を表す信号
である。 原車軸速度4信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されている車輪/車軸集合体の速度を表す信
号である。この入力信号は、外部の信号発生源(例え
ば、速度ピックアップ)から車軸#4正規化係数ユニッ
ト5Eに供給される信号である。
【0180】上記車軸#4の正規化係数ユニット5E
は、車軸#4に対する車輪速度正規化係数を算出するの
に用いられる。この係数が算出されると、該係数は、計
算値から±2%以上変化しないようにクランプされる。
それにより、係数の算出時点において異常速度信号の影
響を最小に留どめることができる。
は、車軸#4に対する車輪速度正規化係数を算出するの
に用いられる。この係数が算出されると、該係数は、計
算値から±2%以上変化しないようにクランプされる。
それにより、係数の算出時点において異常速度信号の影
響を最小に留どめることができる。
【0181】上記正規化イネーブル・ユニット1Eから
の入力信号が論理“0”に等しい場合には、この車軸#
4の正規化係数ユニット5Eの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおけるこの車軸#4の正規化係数ユ
ニット5Eの出力と同じである。他方、上記正規化イネ
ーブル・ユニット1Eからの入力信号が論理“1”に等
しい場合には、この車軸#4の正規化係数ユニット5E
の出力信号は以下のようにして算出される。即ち、この
車軸#4正規化係数ユニット5Eの出力信号は、前回の
プログラム・サイクルにおける本ユニットの出力からの
公差が±2%以内になるという前提下で、ユニット10
Eからの入力信号(即ち、最高車軸速度)を車軸#4の
実際の車軸速度、即ち、原車軸速度で除した商に等しく
なるように算出される。他方、算出結果が、前回のプロ
グラム・サイクルにおける車軸#4の正規化係数ユニッ
ト5Eの出力信号に対して±2%以内の公差範囲にない
場合には、前回のプログラム・サイクルにおける車軸#
4の正規化係数ユニット5Eの出力信号が示した値の1
02%又は98%のいずれかに制限される。
の入力信号が論理“0”に等しい場合には、この車軸#
4の正規化係数ユニット5Eの出力信号は、前回のプロ
グラム・サイクルにおけるこの車軸#4の正規化係数ユ
ニット5Eの出力と同じである。他方、上記正規化イネ
ーブル・ユニット1Eからの入力信号が論理“1”に等
しい場合には、この車軸#4の正規化係数ユニット5E
の出力信号は以下のようにして算出される。即ち、この
車軸#4正規化係数ユニット5Eの出力信号は、前回の
プログラム・サイクルにおける本ユニットの出力からの
公差が±2%以内になるという前提下で、ユニット10
Eからの入力信号(即ち、最高車軸速度)を車軸#4の
実際の車軸速度、即ち、原車軸速度で除した商に等しく
なるように算出される。他方、算出結果が、前回のプロ
グラム・サイクルにおける車軸#4の正規化係数ユニッ
ト5Eの出力信号に対して±2%以内の公差範囲にない
場合には、前回のプログラム・サイクルにおける車軸#
4の正規化係数ユニット5Eの出力信号が示した値の1
02%又は98%のいずれかに制限される。
【0182】モジュールEの更に他の構成要素は、車軸
#1正規化速度ユニット6Eである。この車軸#1正規
化速度ユニット6Eは入力信号として下記の信号を受け
る。 車軸#1正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
1正規化係数ユニット2Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度1信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#1正規化速度ユニット6Eに外部的に供
給される信号である。
#1正規化速度ユニット6Eである。この車軸#1正規
化速度ユニット6Eは入力信号として下記の信号を受け
る。 車軸#1正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
1正規化係数ユニット2Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度1信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#1正規化速度ユニット6Eに外部的に供
給される信号である。
【0183】上記車軸#1正規化速度ユニット6Eは、
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
1に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
1に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
【0184】車軸#1正規化速度ユニット6Eの出力信
号は、原車軸速度1を表す入力信号に、車軸#1の正規
化係数ユニット2Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#1正規化速度ユニット6Eは、出力信号E
−1を発生し、該出力信号E−1は、本発明の好適な実
施形態において他のモジュールにより利用される。
号は、原車軸速度1を表す入力信号に、車軸#1の正規
化係数ユニット2Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#1正規化速度ユニット6Eは、出力信号E
−1を発生し、該出力信号E−1は、本発明の好適な実
施形態において他のモジュールにより利用される。
【0185】本発明のモジュールEには、車軸#2正規
化速度ユニット7Eが設けられる。この車軸#2正規化
速度ユニット7Eは入力信号として下記の信号を受け
る。 車軸#2正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
2正規化係数ユニット3Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度2信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#2正規化速度ユニット7Eに外部的に供
給される信号である。
化速度ユニット7Eが設けられる。この車軸#2正規化
速度ユニット7Eは入力信号として下記の信号を受け
る。 車軸#2正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
2正規化係数ユニット3Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度2信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#2正規化速度ユニット7Eに外部的に供
給される信号である。
【0186】上記車軸#2正規化速度ユニット7Eは、
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
2に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
2に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
【0187】車軸#2正規化速度ユニット7Eの出力信
号は、原車軸速度2を表す入力信号に、車軸#2の正規
化係数ユニット3Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#2正規化速度ユニット7Eは、出力信号E
−2を発生し、該出力信号E−1は、他のモジュールに
より利用される。
号は、原車軸速度2を表す入力信号に、車軸#2の正規
化係数ユニット3Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#2正規化速度ユニット7Eは、出力信号E
−2を発生し、該出力信号E−1は、他のモジュールに
より利用される。
【0188】加えるに、本発明のモジュールEには、車
軸#3正規化速度ユニット8Eが設けられる。この車軸
#3正規化速度ユニット8Eは入力信号として下記の信
号を受ける。 車軸#3正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
3正規化係数ユニット4Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度3信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#3正規化速度ユニット8Eに外部的に供
給される信号である。
軸#3正規化速度ユニット8Eが設けられる。この車軸
#3正規化速度ユニット8Eは入力信号として下記の信
号を受ける。 車軸#3正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
3正規化係数ユニット4Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度3信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#3正規化速度ユニット8Eに外部的に供
給される信号である。
【0189】上記車軸#3正規化速度ユニット8Eは、
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
3に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
3に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
【0190】車軸#3正規化速度ユニット8Eの出力信
号は、原車軸速度3を表す入力信号に、車軸#3の正規
化係数ユニット4Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#3正規化速度ユニット8Eは、出力信号E
−3を発生し、該出力信号E−1は、他のモジュールに
より利用される。
号は、原車軸速度3を表す入力信号に、車軸#3の正規
化係数ユニット4Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#3正規化速度ユニット8Eは、出力信号E
−3を発生し、該出力信号E−1は、他のモジュールに
より利用される。
【0191】モジュールEの別の構成要素として車軸#
4正規化速度ユニット9Eが設けられる。この車軸#4
正規化速度ユニット9Eは入力信号として下記の信号を
受ける。 車軸#4正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
4正規化係数ユニット5Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度4信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#4正規化速度ユニット9Eに外部的に供
給される信号である。
4正規化速度ユニット9Eが設けられる。この車軸#4
正規化速度ユニット9Eは入力信号として下記の信号を
受ける。 車軸#4正規化係数信号 − この入力信号は、車軸#
4正規化係数ユニット5Eの出力信号である。この入力
信号は、各車軸の速度を正規化するのに用いられる較正
係数を表す。 原車軸速度4信号 − この入力信号は、車輪の滑りに
関して監視されつつある車輪/車軸集合体の速度を表
す。この信号は、外部信号源(例えば、速度ピックアッ
プ)から車軸#4正規化速度ユニット9Eに外部的に供
給される信号である。
【0192】上記車軸#4正規化速度ユニット9Eは、
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
4に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
本発明において、原車軸速度に較正係数を乗じ、車軸#
4に対し正規化された車軸速度を表す信号を発生するの
に用いられる。
【0193】車軸#4正規化速度ユニット9Eの出力信
号は、原車軸速度4を表す入力信号に、車軸#4の正規
化係数ユニット5Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#4正規化速度ユニット9Eは、出力信号E
−4を発生し、該出力信号E−4は、他のモジュールに
より利用される。
号は、原車軸速度4を表す入力信号に、車軸#4の正規
化係数ユニット5Eからの入力信号を乗じた積信号を表
す。該車軸#4正規化速度ユニット9Eは、出力信号E
−4を発生し、該出力信号E−4は、他のモジュールに
より利用される。
【0194】モジュールEは更に、最高車軸速度(HA
S)ユニット10Eを具備する。この最高車軸速度ユニ
ット10Eは、入力信号として下記の信号を受ける。 正規化車軸速度1信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体1の速度
である。 正規化車軸速度2信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体2の速度
である。 正規化車軸速度3信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体3の速度
である。 正規化車軸速度4信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体4の速度
である。
S)ユニット10Eを具備する。この最高車軸速度ユニ
ット10Eは、入力信号として下記の信号を受ける。 正規化車軸速度1信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体1の速度
である。 正規化車軸速度2信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体2の速度
である。 正規化車軸速度3信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体3の速度
である。 正規化車軸速度4信号 − この入力信号は、車輪径の
差を補正し正規化された後の車輪/車軸集合体4の速度
である。
【0195】最高車軸速度ユニット10Eは、本発明に
おいて、車両の正規化車軸速度総てを比較し、出力信号
として最大正規化車軸速度を選択する。
おいて、車両の正規化車軸速度総てを比較し、出力信号
として最大正規化車軸速度を選択する。
【0196】上記最高車軸速度ユニット10Eの出力信
号は、ユニット6E、7E、8E及び9Eからの4つの
入力信号のうち最も大きな信号である。該最高車軸速度
ユニット10Eは、他のモジュールで用いられる出力信
号E−5を発生する。
号は、ユニット6E、7E、8E及び9Eからの4つの
入力信号のうち最も大きな信号である。該最高車軸速度
ユニット10Eは、他のモジュールで用いられる出力信
号E−5を発生する。
【0197】次に、特に図6を参照し説明する。図6に
は、本発明のシステムにおける力行/制動及び緩めパル
ス決定ユニットの現在好適と考えられる実施形態が示し
てある。なお、このユニットは以降、モジュールFと称
する。(モジュールFの機能は、車両ベースで行われる
ことを註記しておく。)
は、本発明のシステムにおける力行/制動及び緩めパル
ス決定ユニットの現在好適と考えられる実施形態が示し
てある。なお、このユニットは以降、モジュールFと称
する。(モジュールFの機能は、車両ベースで行われる
ことを註記しておく。)
【0198】上記モジュールFは、その1つの構成要素
として原力行/制動ユニット1Fを具備する。該原力行
/制動ユニット1Fは、その入力信号として下記の信号
を受ける。 台車#1ブレーキシリンダ圧力(BCP)信号 − こ
の入力信号は、台車#1の車輪滑り制御電磁弁のブレー
キシリンダ圧出力を読み取る空気圧トランスジューサか
ら到来する。 台車#2ブレーキシリンダ圧力(BCP)信号 − こ
の入力信号は、台車#2の車輪滑り制御電磁弁のブレー
キシリンダ圧出力を読み取る空気圧トランスジューサか
ら到来する。
として原力行/制動ユニット1Fを具備する。該原力行
/制動ユニット1Fは、その入力信号として下記の信号
を受ける。 台車#1ブレーキシリンダ圧力(BCP)信号 − こ
の入力信号は、台車#1の車輪滑り制御電磁弁のブレー
キシリンダ圧出力を読み取る空気圧トランスジューサか
ら到来する。 台車#2ブレーキシリンダ圧力(BCP)信号 − こ
の入力信号は、台車#2の車輪滑り制御電磁弁のブレー
キシリンダ圧出力を読み取る空気圧トランスジューサか
ら到来する。
【0199】本発明において、原力行/制動ユニット1
Fは、各台車からのブレーキシリンダ圧力トランスジュ
ーサ信号に基づいて車両が制動モード或るいは非制動モ
ードのいずれに有るかを決定するのに用いられる。
Fは、各台車からのブレーキシリンダ圧力トランスジュ
ーサ信号に基づいて車両が制動モード或るいは非制動モ
ードのいずれに有るかを決定するのに用いられる。
【0200】台車#1からのブレーキシリンダ圧力(B
CP)入力信号が3PSIGよりも小さく且つ台車#2
からのブレーキシリンダ圧力(BCP)入力信号が3P
SIGよりも小さい場合には、上記原力行/制動ユニッ
ト1Fの出力信号は論理“1”となる。しかし、台車#
1からのブレーキシリンダ圧力(BCP)入力信号が3
PSIGより大きいか又はそれに等しい場合、又は台車
#2からのブレーキシリンダ圧力(BCP)入力信号が
3PSIGより大きいか又はそれに等しい場合には、上
記原力行/制動ユニット1Fの出力信号は論理“0”と
なる。
CP)入力信号が3PSIGよりも小さく且つ台車#2
からのブレーキシリンダ圧力(BCP)入力信号が3P
SIGよりも小さい場合には、上記原力行/制動ユニッ
ト1Fの出力信号は論理“1”となる。しかし、台車#
1からのブレーキシリンダ圧力(BCP)入力信号が3
PSIGより大きいか又はそれに等しい場合、又は台車
#2からのブレーキシリンダ圧力(BCP)入力信号が
3PSIGより大きいか又はそれに等しい場合には、上
記原力行/制動ユニット1Fの出力信号は論理“0”と
なる。
【0201】モジュールFの別の構成要素として、力行
/制動ユニット2Fが設けられる。該力行/制動ユニッ
ト2Fはその入力として下記の信号を受ける。 原力行/制動信号 − この入力信号は、原力行/制動
ユニット1Fの出力信号である。この信号が論理“1”
である場合には、これはプロセスに対し、車両が制動モ
ードにないことを指示する。また、論理“0”である場
合には、プロセスに対し、車両が制動モードにあること
を指示する。
/制動ユニット2Fが設けられる。該力行/制動ユニッ
ト2Fはその入力として下記の信号を受ける。 原力行/制動信号 − この入力信号は、原力行/制動
ユニット1Fの出力信号である。この信号が論理“1”
である場合には、これはプロセスに対し、車両が制動モ
ードにないことを指示する。また、論理“0”である場
合には、プロセスに対し、車両が制動モードにあること
を指示する。
【0202】上記2つの台車において、ブレーキシリン
ダ圧力が、車輪滑り制御中、ブレーキ緩め圧力限界値以
下に低減した場合には、偽の非制動モード状態が起こり
得る。(註:これは希な状態であるが、しかし論理的に
は可能である。)上記力行/制動ユニット2Fは、本発
明によれば、上述のような偽の非制動モード判定の可能
性を最小限度に抑止するために、制動モードから非制動
モード判定への変化に対しタイミング・ヒステレシスを
付加するのに用いられる。
ダ圧力が、車輪滑り制御中、ブレーキ緩め圧力限界値以
下に低減した場合には、偽の非制動モード状態が起こり
得る。(註:これは希な状態であるが、しかし論理的に
は可能である。)上記力行/制動ユニット2Fは、本発
明によれば、上述のような偽の非制動モード判定の可能
性を最小限度に抑止するために、制動モードから非制動
モード判定への変化に対しタイミング・ヒステレシスを
付加するのに用いられる。
【0203】原力行/制動ユニット1Fからの入力信号
が、論理“0”から論理“1”に遷移すると、力行/制
動ユニット2Fの出力信号は、5.0秒の遅延期間だけ
論理“0”に等しく、次いで、論理“1”に変化する。
この力行/制動ユニット2Fの出力信号は、原力行/制
動ユニット1Fからの入力信号が論理“1”から論理
“0”に遷移するまで論理“1”に留どまる。上記遷移
が生起すると、力行/制動ユニット2Fの出力信号は直
ちに論理“0”にセットされる。
が、論理“0”から論理“1”に遷移すると、力行/制
動ユニット2Fの出力信号は、5.0秒の遅延期間だけ
論理“0”に等しく、次いで、論理“1”に変化する。
この力行/制動ユニット2Fの出力信号は、原力行/制
動ユニット1Fからの入力信号が論理“1”から論理
“0”に遷移するまで論理“1”に留どまる。上記遷移
が生起すると、力行/制動ユニット2Fの出力信号は直
ちに論理“0”にセットされる。
【0204】更に、モジュールFは、台車#1の車軸緩
めパルス優先比較ユニット3Fを具備し、該台車#1の
車軸緩めパルス優先比較ユニット3Fはその入力として
下記の信号を受ける。 車軸#1REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸1と関連のモジュールAからの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスを決定するため
に各車軸の優先順位を表す信号である。 車軸#2REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸2と関連のモジュールAからの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスを決定するため
に各車軸の優先順位を表す信号である。
めパルス優先比較ユニット3Fを具備し、該台車#1の
車軸緩めパルス優先比較ユニット3Fはその入力として
下記の信号を受ける。 車軸#1REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸1と関連のモジュールAからの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスを決定するため
に各車軸の優先順位を表す信号である。 車軸#2REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸2と関連のモジュールAからの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスを決定するため
に各車軸の優先順位を表す信号である。
【0205】最も高い緩めパルス優先度を有する車軸に
は最も厳しい滑りが生じており、最も迅速なブレーキ力
低減の必要性がある。台車#1の車軸緩めパルス優先比
較ユニット3Fは、台車#1から最高優先順位信号を選
択して、この信号を出力信号として用いる。
は最も厳しい滑りが生じており、最も迅速なブレーキ力
低減の必要性がある。台車#1の車軸緩めパルス優先比
較ユニット3Fは、台車#1から最高優先順位信号を選
択して、この信号を出力信号として用いる。
【0206】車軸#1と関連のモジュールAからの入力
信号A−2が、車軸#2と関連のモジュールAからの入
力信号A−2の優先順位よりも大きい優先順位を有する
場合には、台車#1の車軸緩めパルス優先比較ユニット
3Fの出力信号は、車軸#1と関連のモジュールAから
の入力信号に等しくなる。他方、車軸#2と関連のモジ
ュールAからの入力信号A−2が、車軸#2と関連のモ
ジュールAからの入力信号A−2の優先順位よりも小さ
いか又はそれに等しい優先順位を有する場合には、台車
#1の車軸緩めパルス優先比較ユニット3Fの出力信号
は、車軸#2と関連のモジュールAからの入力信号に等
しくなる。
信号A−2が、車軸#2と関連のモジュールAからの入
力信号A−2の優先順位よりも大きい優先順位を有する
場合には、台車#1の車軸緩めパルス優先比較ユニット
3Fの出力信号は、車軸#1と関連のモジュールAから
の入力信号に等しくなる。他方、車軸#2と関連のモジ
ュールAからの入力信号A−2が、車軸#2と関連のモ
ジュールAからの入力信号A−2の優先順位よりも小さ
いか又はそれに等しい優先順位を有する場合には、台車
#1の車軸緩めパルス優先比較ユニット3Fの出力信号
は、車軸#2と関連のモジュールAからの入力信号に等
しくなる。
【0207】加えるに、モジュールFは、台車#2の車
軸緩めパルス優先比較ユニット4Fを具備する。この台
車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニット4Fは、その
入力として下記の信号を受ける。 車軸#3REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸#3と関連するモジュールAの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスの決定に当たっ
て、各車軸の優先順位を表す。 車軸#4REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸#4と関連するモジュールAの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスの決定に当たっ
て、各車軸の優先順位を表す。
軸緩めパルス優先比較ユニット4Fを具備する。この台
車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニット4Fは、その
入力として下記の信号を受ける。 車軸#3REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸#3と関連するモジュールAの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスの決定に当たっ
て、各車軸の優先順位を表す。 車軸#4REL PLS優先判定信号 − この入力信
号は、車軸#4と関連するモジュールAの出力信号A−
2である。この入力信号は、緩めパルスの決定に当たっ
て、各車軸の優先順位を表す。
【0208】最も高い緩めパルス優先度を有する車軸に
は最も厳しい滑りが生じており、最も迅速なブレーキ力
低減の必要性がある。台車#2の車軸緩めパルス優先比
較ユニット4Fは、台車#2から最高優先順位信号を選
択して、この信号を出力信号として用いる。
は最も厳しい滑りが生じており、最も迅速なブレーキ力
低減の必要性がある。台車#2の車軸緩めパルス優先比
較ユニット4Fは、台車#2から最高優先順位信号を選
択して、この信号を出力信号として用いる。
【0209】車軸#3と関連のモジュールAからの入力
信号A−2が、車軸#4と関連のモジュールAからの入
力信号A−2の優先順位よりも大きい優先順位を有する
場合には、台車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニット
4Fの出力信号は、車軸#3と関連のモジュールAから
の入力信号に等しくなる。しかし、車軸#3と関連のモ
ジュールAからの入力信号A−2が、車軸#4と関連の
モジュールAからの入力信号A−2の優先順位よりも小
さいか又はそれに等しい優先順位を有する場合には、台
車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニット4Fからの出
力信号は、車軸#4と関連のモジュールAからの入力信
号に等しくなる。
信号A−2が、車軸#4と関連のモジュールAからの入
力信号A−2の優先順位よりも大きい優先順位を有する
場合には、台車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニット
4Fの出力信号は、車軸#3と関連のモジュールAから
の入力信号に等しくなる。しかし、車軸#3と関連のモ
ジュールAからの入力信号A−2が、車軸#4と関連の
モジュールAからの入力信号A−2の優先順位よりも小
さいか又はそれに等しい優先順位を有する場合には、台
車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニット4Fからの出
力信号は、車軸#4と関連のモジュールAからの入力信
号に等しくなる。
【0210】モジュールFには、台車#1の可変緩めパ
ルス・ユニット5Fが設けられている。この台車#1の
可変緩めパルス・ユニット5Fは、入力として下記の信
号を受ける。 台車#1の車軸REL PLS優先比較信号 − この
入力信号は、台車#1の車軸緩めパルス優先比較ユニッ
ト3Fからの出力信号である。この入力信号は、台車#
1の緩めパルス弁タイミングを決定するのに用いられる
優先順位信号である。
ルス・ユニット5Fが設けられている。この台車#1の
可変緩めパルス・ユニット5Fは、入力として下記の信
号を受ける。 台車#1の車軸REL PLS優先比較信号 − この
入力信号は、台車#1の車軸緩めパルス優先比較ユニッ
ト3Fからの出力信号である。この入力信号は、台車#
1の緩めパルス弁タイミングを決定するのに用いられる
優先順位信号である。
【0211】台車#1の可変緩めパルス・ユニット5F
は、台車#1の緩めパルス優先信号を受けて、緩め及び
ラップ用の実際の車輪滑り電磁弁制御タイミングを決定
する。高い優先順位信号に対しては、この緩めパルス弁
制御タイミングは、全緩め圧力減少の際のタイミングに
近似する。低い優先信号の場合には、緩めパルス・タイ
ミングは、極めて緩やかな圧力減少を齎らす。
は、台車#1の緩めパルス優先信号を受けて、緩め及び
ラップ用の実際の車輪滑り電磁弁制御タイミングを決定
する。高い優先順位信号に対しては、この緩めパルス弁
制御タイミングは、全緩め圧力減少の際のタイミングに
近似する。低い優先信号の場合には、緩めパルス・タイ
ミングは、極めて緩やかな圧力減少を齎らす。
【0212】台車#1の可変緩めパルス・ユニット5F
からの出力信号は、台車#1の車軸緩めパルス優先比較
ユニット3Fからの入力信号に基づいてルックアップ・
テーブルを参照することにより決定される。台車#1の
可変緩めパルス・ユニット5Fの出力信号は、他のモジ
ュールに伝送され、信号F−2と称する。
からの出力信号は、台車#1の車軸緩めパルス優先比較
ユニット3Fからの入力信号に基づいてルックアップ・
テーブルを参照することにより決定される。台車#1の
可変緩めパルス・ユニット5Fの出力信号は、他のモジ
ュールに伝送され、信号F−2と称する。
【0213】台車#1の可変緩めパルス・ユニット5F
のための入力対出力テーブルの一例を下に示す。
のための入力対出力テーブルの一例を下に示す。
【0214】 優先順位 緩めパルス形態 1 120msecの緩め/40msecのラップ 2 80msecの緩め/40msecのラップ 3 60msecの緩め/60msecのラップ
【0215】モジュールFを構成する最後の構成要素
は、台車#2の可変緩めパルス・ユニット6Fである。
この台車#2の可変緩めパルス・ユニット6Fは、入力
として下記の信号を受ける。 台車#2の車軸REL PLS優先比較信号 − この
入力信号は、台車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニッ
ト4Fからの出力信号である。この入力信号は、台車#
2の緩めパルス弁タイミングを決定するのに用いられる
優先順位信号である。
は、台車#2の可変緩めパルス・ユニット6Fである。
この台車#2の可変緩めパルス・ユニット6Fは、入力
として下記の信号を受ける。 台車#2の車軸REL PLS優先比較信号 − この
入力信号は、台車#2の車軸緩めパルス優先比較ユニッ
ト4Fからの出力信号である。この入力信号は、台車#
2の緩めパルス弁タイミングを決定するのに用いられる
優先順位信号である。
【0216】台車#2の可変緩めパルス・ユニット6F
は、台車#2の緩めパルス優先信号を受けて、緩め及び
ラップ用の実際の車輪滑り電磁弁制御タイミングを決定
する。高い優先順位信号に対しては、この緩めパルス弁
制御タイミングは、全緩め圧力減少の際のタイミングに
近似する。低い優先信号の場合には、緩めパルス・タイ
ミングは、極めて緩やかな圧力減少を齎らす。
は、台車#2の緩めパルス優先信号を受けて、緩め及び
ラップ用の実際の車輪滑り電磁弁制御タイミングを決定
する。高い優先順位信号に対しては、この緩めパルス弁
制御タイミングは、全緩め圧力減少の際のタイミングに
近似する。低い優先信号の場合には、緩めパルス・タイ
ミングは、極めて緩やかな圧力減少を齎らす。
【0217】台車#2の可変緩めパルス・ユニット6F
からの出力信号は、台車#2の車軸緩めパルス優先比較
ユニット4Fからの入力信号に基づいてルックアップ・
テーブルを参照することにより決定される。台車#2の
可変緩めパルス・ユニット6Fの出力信号は、他のモジ
ュールに伝送され、信号F−3と称する。
からの出力信号は、台車#2の車軸緩めパルス優先比較
ユニット4Fからの入力信号に基づいてルックアップ・
テーブルを参照することにより決定される。台車#2の
可変緩めパルス・ユニット6Fの出力信号は、他のモジ
ュールに伝送され、信号F−3と称する。
【0218】台車#2の可変緩めパルス・ユニット6F
のための入力対出力テーブルの一例を下に示す。
のための入力対出力テーブルの一例を下に示す。
【0219】 優先順位 緩めパルス形態 1 120msecの緩め/40msecのラップ 2 80msecの緩め/40msecのラップ 3 60msecの緩め/60msecのラップ
【0220】図1乃至図6で示す通信もしくは伝送線路
は下記のように定義される。
は下記のように定義される。
【0221】L1Aは、速度変化率検出帯ユニット1A
の出力信号のための伝送線路である。L2Aは、エネル
ギー総和ユニット2Aの出力信号のための伝送線路であ
る。L3Aは、エネルギー定数ユニット3Aの出力信号
のための伝送線路である。L4Aは、エネルギー損失滑
り検出ユニット4Aの出力信号のための伝送線路であ
る。L5Aは、車輪滑り強度検出ユニット5Aの出力信
号のための伝送線路である。A−2は、車軸緩めパルス
優先決定ユニット6Aの出力信号のための伝送線路であ
る。L7Aは、速度定数ユニット7Aの出力信号のため
の伝送線路である。L8Aは、最高車軸速度対車軸速度
比較ユニット8Aの出力信号のための伝送線路である。
L9Aは、速度差検出ユニット9Aの出力信号のための
伝送線路である。A−1は、ORゲート検出ユニット1
0Aの出力信号のための伝送線路である。L1Bは、速
度変化率極性検出ユニット1Bの出力信号のための伝送
線路である。L2Bは、正極性検出ユニット2Bの出力
信号のための伝送線路である。L3Bは、極性遷移検出
ユニット3Bの出力信号のための伝送線路である。L4
Bは、事後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号
のための伝送線路である。L5Bは、タイマーテーブル
・ユニット5Bの出力信号のための伝送線路である。L
6Bは、タイマーイネーブル・ユニット6Bの出力信号
のための伝送線路である。B−2は、車輪滑り制御イネ
ーブルユニット7Bの出力信号のための伝送線路であ
る。B−3は、車輪滑り制御イネーブルユニット7Bの
別の出力信号のための伝送線路である。L1Cは、速度
変化率方向ユニット1Cの出力信号のための伝送線路で
ある。L2Cは、速度変化率上限帯ユニット2Cの出力
信号のための伝送線路である。L3Cは、速度変化率下
限帯ユニット3Cの出力信号のための伝送線路である。
L4Cは、速度変化率下限帯定数ユニット4Cの出力信
号のための伝送線路である。L5Cは、作用パルス・ユ
ニット5Cの出力信号のための伝送線路である。L6C
は、ホールド・ユニット6Cの出力信号のための伝送線
路である。L7Cは、緩めパルス・ユニット7Cの出力
信号のための伝送線路である。C−1は、緩めユニット
8Cの出力信号のための伝送線路である。L1Dは、台
車#1の台車別車軸判別ユニット1Dの出力信号のため
の伝送線路である。L2Dは、台車#2の台車別車軸判
別ユニット2Dの出力信号のための伝送線路である。D
−1は、零速度決定(ZSPD)ユニット3Dの出力信
号のための伝送線路である。L4Dは、台車#1の車輪
滑り制御弁指令ユニット4Dの出力信号のための伝送線
路である。L5Dは、台車#2の車輪滑り制御弁指令ユ
ニット5Dの出力信号のための伝送線路である。L1E
は、正規化イネーブル・ユニット1Eの出力信号のため
の伝送線路である。L2Eは、車軸#1の正規化係数ユ
ニット2Eの出力信号のための伝送線路である。L3E
は、車軸#2の正規化係数ユニット3Eの出力信号のた
めの伝送線路である。L4Eは、車軸#3の正規化係数
ユニット4Eの出力信号のための伝送線路である。L5
Eは、車軸#4の正規化係数ユニット5Eの出力信号の
ための伝送線路である。E−1は、車軸#1の正規化速
度ユニット6Eの出力信号のための伝送線路である。E
−2は、車軸#2の正規化速度ユニット7Eの出力信号
のための伝送線路である。E−3は、車軸#3の正規化
速度ユニット8Eの出力信号のための伝送線路である。
E−4は、車軸#4の正規化速度ユニット9Eの出力信
号のための伝送線路である。E−5は、最高車軸速度
(HAS)ユニット10Eの出力信号のための伝送線路
である。L1Fは、原力行/制動ユニット1Fの出力信
号用の通信線である。F−1は、力行/制動ユニット2
Fの出力信号用の通信線である。L3Fは、台車#1の
車軸緩めパルス優先比較ユニット3Fの出力信号用の通
信線である。L4Fは、台車#2の車軸緩めパルス優先
比較ユニット4Fの出力信号用の通信線である。F−2
は、台車#1の可変緩めパルス・ユニット5Fの出力信
号用の通信線である。F−3は、台車#2の可変緩めパ
ルス・ユニット6Fの出力信号用の通信線である。
の出力信号のための伝送線路である。L2Aは、エネル
ギー総和ユニット2Aの出力信号のための伝送線路であ
る。L3Aは、エネルギー定数ユニット3Aの出力信号
のための伝送線路である。L4Aは、エネルギー損失滑
り検出ユニット4Aの出力信号のための伝送線路であ
る。L5Aは、車輪滑り強度検出ユニット5Aの出力信
号のための伝送線路である。A−2は、車軸緩めパルス
優先決定ユニット6Aの出力信号のための伝送線路であ
る。L7Aは、速度定数ユニット7Aの出力信号のため
の伝送線路である。L8Aは、最高車軸速度対車軸速度
比較ユニット8Aの出力信号のための伝送線路である。
L9Aは、速度差検出ユニット9Aの出力信号のための
伝送線路である。A−1は、ORゲート検出ユニット1
0Aの出力信号のための伝送線路である。L1Bは、速
度変化率極性検出ユニット1Bの出力信号のための伝送
線路である。L2Bは、正極性検出ユニット2Bの出力
信号のための伝送線路である。L3Bは、極性遷移検出
ユニット3Bの出力信号のための伝送線路である。L4
Bは、事後エネルギー損失検出ユニット4Bの出力信号
のための伝送線路である。L5Bは、タイマーテーブル
・ユニット5Bの出力信号のための伝送線路である。L
6Bは、タイマーイネーブル・ユニット6Bの出力信号
のための伝送線路である。B−2は、車輪滑り制御イネ
ーブルユニット7Bの出力信号のための伝送線路であ
る。B−3は、車輪滑り制御イネーブルユニット7Bの
別の出力信号のための伝送線路である。L1Cは、速度
変化率方向ユニット1Cの出力信号のための伝送線路で
ある。L2Cは、速度変化率上限帯ユニット2Cの出力
信号のための伝送線路である。L3Cは、速度変化率下
限帯ユニット3Cの出力信号のための伝送線路である。
L4Cは、速度変化率下限帯定数ユニット4Cの出力信
号のための伝送線路である。L5Cは、作用パルス・ユ
ニット5Cの出力信号のための伝送線路である。L6C
は、ホールド・ユニット6Cの出力信号のための伝送線
路である。L7Cは、緩めパルス・ユニット7Cの出力
信号のための伝送線路である。C−1は、緩めユニット
8Cの出力信号のための伝送線路である。L1Dは、台
車#1の台車別車軸判別ユニット1Dの出力信号のため
の伝送線路である。L2Dは、台車#2の台車別車軸判
別ユニット2Dの出力信号のための伝送線路である。D
−1は、零速度決定(ZSPD)ユニット3Dの出力信
号のための伝送線路である。L4Dは、台車#1の車輪
滑り制御弁指令ユニット4Dの出力信号のための伝送線
路である。L5Dは、台車#2の車輪滑り制御弁指令ユ
ニット5Dの出力信号のための伝送線路である。L1E
は、正規化イネーブル・ユニット1Eの出力信号のため
の伝送線路である。L2Eは、車軸#1の正規化係数ユ
ニット2Eの出力信号のための伝送線路である。L3E
は、車軸#2の正規化係数ユニット3Eの出力信号のた
めの伝送線路である。L4Eは、車軸#3の正規化係数
ユニット4Eの出力信号のための伝送線路である。L5
Eは、車軸#4の正規化係数ユニット5Eの出力信号の
ための伝送線路である。E−1は、車軸#1の正規化速
度ユニット6Eの出力信号のための伝送線路である。E
−2は、車軸#2の正規化速度ユニット7Eの出力信号
のための伝送線路である。E−3は、車軸#3の正規化
速度ユニット8Eの出力信号のための伝送線路である。
E−4は、車軸#4の正規化速度ユニット9Eの出力信
号のための伝送線路である。E−5は、最高車軸速度
(HAS)ユニット10Eの出力信号のための伝送線路
である。L1Fは、原力行/制動ユニット1Fの出力信
号用の通信線である。F−1は、力行/制動ユニット2
Fの出力信号用の通信線である。L3Fは、台車#1の
車軸緩めパルス優先比較ユニット3Fの出力信号用の通
信線である。L4Fは、台車#2の車軸緩めパルス優先
比較ユニット4Fの出力信号用の通信線である。F−2
は、台車#1の可変緩めパルス・ユニット5Fの出力信
号用の通信線である。F−3は、台車#2の可変緩めパ
ルス・ユニット6Fの出力信号用の通信線である。
【0222】上に述べた機能を達成するために、本発明
は、離散的な電気もしくは電子回路を用いるシステムで
実現しようとする場合には、上記伝送線路はワイヤ、ワ
イヤ束もしくは同様の接続線から構成することになるで
あろう。例えば、線路L1Aは、単一のワイヤから構成
することができるディジタル線路とすることができる。
L5Aは、アナログ電圧信号とすることができる比例信
号を搬送したり、或るいはまた、ディジタル数を比例信
号として搬送する複数本のワイヤから構成することがで
きよう。更に、A−2は、2本のワイヤを用いてディジ
タル的に実現することができる三値信号を搬送する構成
とすることができよう。また、C−1によって搬送され
る信号は、全ブレーキ作用、パルス・ブレーキ作用、ホ
ールド(保持)、パルス・ブレーキ緩め及び全ブレーキ
緩めの5つの可能な値を有することができる。これは、
3本のワイヤを用いることによりディジタル的に実現す
ることが可能であろう。
は、離散的な電気もしくは電子回路を用いるシステムで
実現しようとする場合には、上記伝送線路はワイヤ、ワ
イヤ束もしくは同様の接続線から構成することになるで
あろう。例えば、線路L1Aは、単一のワイヤから構成
することができるディジタル線路とすることができる。
L5Aは、アナログ電圧信号とすることができる比例信
号を搬送したり、或るいはまた、ディジタル数を比例信
号として搬送する複数本のワイヤから構成することがで
きよう。更に、A−2は、2本のワイヤを用いてディジ
タル的に実現することができる三値信号を搬送する構成
とすることができよう。また、C−1によって搬送され
る信号は、全ブレーキ作用、パルス・ブレーキ作用、ホ
ールド(保持)、パルス・ブレーキ緩め及び全ブレーキ
緩めの5つの可能な値を有することができる。これは、
3本のワイヤを用いることによりディジタル的に実現す
ることが可能であろう。
【0223】他方、本発明は、現在好適と考えられるマ
イクロプロセッサの形態で実現する場合には、1A、2
A等々のようなモジュールとして実現される種々な機能
部は、マイクロプロセッサにおける一連のコンピュータ
・コード(符号)となるであろう。この場合には、L1
A等々のような伝送線路の役割は、マイクロプロセッサ
のメモリに情報を書き込むプログラムの1つの機能部分
及び該メモリから情報を読み出す他のプログラムの他の
機能部分により実現されることになるであろう。
イクロプロセッサの形態で実現する場合には、1A、2
A等々のようなモジュールとして実現される種々な機能
部は、マイクロプロセッサにおける一連のコンピュータ
・コード(符号)となるであろう。この場合には、L1
A等々のような伝送線路の役割は、マイクロプロセッサ
のメモリに情報を書き込むプログラムの1つの機能部分
及び該メモリから情報を読み出す他のプログラムの他の
機能部分により実現されることになるであろう。
【0224】本発明に関する以上の説明は、当業者に本
発明を実施することを可能にする現在好適と考えられる
実施形態について非常に特定的に記述した。しかし、本
発明の範囲を既述のような実施形態に限定する意図はな
い。
発明を実施することを可能にする現在好適と考えられる
実施形態について非常に特定的に記述した。しかし、本
発明の範囲を既述のような実施形態に限定する意図はな
い。
【0225】上に説明した現在好適と考えられる本発明
の実施形態は、高速機関車牽引客車に用いられるもので
ある。この場合、車軸は、電動機によって駆動されるの
ではないので、車軸の慣性は小さい。このことは、ユニ
ット5Bとして示した表に見られるようにタイムアウト
の最大値が2.5秒台のように比較的小さい値であるこ
とからも明らかである。車軸を駆動する電動機を有する
自己推進乗客輸送用車両の場合(従って、比較的高い車
軸慣性値を有する車両の場合)、タイムアウトの最大値
は、例えば、8秒台程に非常に大きくなるであろう。
の実施形態は、高速機関車牽引客車に用いられるもので
ある。この場合、車軸は、電動機によって駆動されるの
ではないので、車軸の慣性は小さい。このことは、ユニ
ット5Bとして示した表に見られるようにタイムアウト
の最大値が2.5秒台のように比較的小さい値であるこ
とからも明らかである。車軸を駆動する電動機を有する
自己推進乗客輸送用車両の場合(従って、比較的高い車
軸慣性値を有する車両の場合)、タイムアウトの最大値
は、例えば、8秒台程に非常に大きくなるであろう。
【0226】本システムを所与の所望の用途に適用する
場合には、先に示したいずれの表における値は総て、本
システムを、企図せる特定の用途に適合可能にするよう
に変更することが可能であろう。
場合には、先に示したいずれの表における値は総て、本
システムを、企図せる特定の用途に適合可能にするよう
に変更することが可能であろう。
【図1】 車軸ベースで車輪のスリップを検出するのに
用いられるモジュールAの構成並びに関連の信号を示す
ブロック図である。
用いられるモジュールAの構成並びに関連の信号を示す
ブロック図である。
【図2】 速度変化率極性遷移検出、エネルギー損失及
びタイマー機能を車軸ベースで行うモジュールBの構成
を示すブロック図である。
びタイマー機能を車軸ベースで行うモジュールBの構成
を示すブロック図である。
【図3】 車軸ベースで、正規化された車軸速度、車軸
加速度及び速度変化率極性遷移を表す信号に基づく一連
のテストによる処理でブレーキ緩め信号を発生するモジ
ュールCの構成を示すブロック図である。
加速度及び速度変化率極性遷移を表す信号に基づく一連
のテストによる処理でブレーキ緩め信号を発生するモジ
ュールCの構成を示すブロック図である。
【図4】 車両ベースで、台車の車軸に対するブレーキ
緩め優先順位を比較し、台車の2つの車軸に対し高い優
先順位に基づきブレーキを緩めるモジュールDの構成を
示すブロック図である。
緩め優先順位を比較し、台車の2つの車軸に対し高い優
先順位に基づきブレーキを緩めるモジュールDの構成を
示すブロック図である。
【図5】 車両ベースで、正規化車軸速度及び最高正規
化車軸速度を得るモジュールEの構成を示すブロック図
である。
化車軸速度を得るモジュールEの構成を示すブロック図
である。
【図6】 車両ベースで、2つの台車に対し個別に、力
行/制動信号並びにパルス・ブレーキ緩めのための保持
もしくはホールド時間及び緩め時間を発生するモジュー
ルFの構成を示すブロック図である。
行/制動信号並びにパルス・ブレーキ緩めのための保持
もしくはホールド時間及び緩め時間を発生するモジュー
ルFの構成を示すブロック図である。
1A…速度変化率検出帯ユニット、2A…エネルギーの
総和ユニット、3A…エネルギー定数ユニット、4A…
エネルギー損失滑り検出ユニット、5A…車輪滑り強度
検出ユニット、6A…車軸緩めパルス優先決定ユニッ
ト、7A…速度定数ユニット、8A…最高車軸速度対車
軸速度比較ユニット、9A…速度差検出ユニット、10
A、ORゲート検出ユニット、1B…速度変化率極性検
出ユニット、2B…正極性検出ユニット、3B…極性遷
移検出ユニット、4B…事後エネルギー損失検出ユニッ
ト、5B…タイマーテーブル・ユニット、6B…タイマ
ーイネーブル・ユニット、7B…車輪滑り制御イネーブ
ル・ユニット、1C…速度変化率方向ユニット、2C…
速度変化率上限帯ユニット、3C…速度変化率下限帯ユ
ニット、4C…速度変化率下限帯定数ユニット、5C…
作用パルス・ユニット、6C…ホールド・ユニット、7
C…緩めパルス・ユニット、8C…緩めユニット、1D
…台車#1の台車別車軸判別ユニット、2D…台車#2
の台車別車軸判別ユニット、3D…零速度判定ユニッ
ト、4D…台車#1の車輪滑り制御弁指令ユニット、5
D…台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット、1E…正
規化イネーブル・ユニット、2E…車軸#1の正規化係
数ユニット、3E…車軸#2の正規化係数ユニット、4
E…車軸#3の正規化係数ユニット、5E…車軸#4の
正規化係数ユニット、6E…車軸#1正規化速度ユニッ
ト、7E…車軸#2正規化速度ユニット、8E…車軸#
3正規化速度ユニット、9E…車軸#4正規化速度ユニ
ット、10E…最高車軸速度ユニット、1F…原力行/
制動ユニット、2F…力行/制動ユニット、3F…台車
#1の車軸緩めパルス優先比較ユニット、4F…台車#
2の車軸緩めパルス優先比較ユニット、5F…台車#1
の可変緩めパルス・ユニット、6F…台車#2の可変緩
めパルス・ユニット。
総和ユニット、3A…エネルギー定数ユニット、4A…
エネルギー損失滑り検出ユニット、5A…車輪滑り強度
検出ユニット、6A…車軸緩めパルス優先決定ユニッ
ト、7A…速度定数ユニット、8A…最高車軸速度対車
軸速度比較ユニット、9A…速度差検出ユニット、10
A、ORゲート検出ユニット、1B…速度変化率極性検
出ユニット、2B…正極性検出ユニット、3B…極性遷
移検出ユニット、4B…事後エネルギー損失検出ユニッ
ト、5B…タイマーテーブル・ユニット、6B…タイマ
ーイネーブル・ユニット、7B…車輪滑り制御イネーブ
ル・ユニット、1C…速度変化率方向ユニット、2C…
速度変化率上限帯ユニット、3C…速度変化率下限帯ユ
ニット、4C…速度変化率下限帯定数ユニット、5C…
作用パルス・ユニット、6C…ホールド・ユニット、7
C…緩めパルス・ユニット、8C…緩めユニット、1D
…台車#1の台車別車軸判別ユニット、2D…台車#2
の台車別車軸判別ユニット、3D…零速度判定ユニッ
ト、4D…台車#1の車輪滑り制御弁指令ユニット、5
D…台車#2の車輪滑り制御弁指令ユニット、1E…正
規化イネーブル・ユニット、2E…車軸#1の正規化係
数ユニット、3E…車軸#2の正規化係数ユニット、4
E…車軸#3の正規化係数ユニット、5E…車軸#4の
正規化係数ユニット、6E…車軸#1正規化速度ユニッ
ト、7E…車軸#2正規化速度ユニット、8E…車軸#
3正規化速度ユニット、9E…車軸#4正規化速度ユニ
ット、10E…最高車軸速度ユニット、1F…原力行/
制動ユニット、2F…力行/制動ユニット、3F…台車
#1の車軸緩めパルス優先比較ユニット、4F…台車#
2の車軸緩めパルス優先比較ユニット、5F…台車#1
の可変緩めパルス・ユニット、6F…台車#2の可変緩
めパルス・ユニット。
フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド・エイ・グリア アメリカ合衆国、サウス・キャロライナ 州、シンプソンビル、ウォーターバリー・ コート 118
Claims (8)
- 【請求項1】 車輪が取り付けられている複数個の車軸
を有する乗客輸送型鉄道車両に加えられているブレーキ
作用力を調整するための車輪滑り制御システムであっ
て、 (a) 前記鉄道車両に配設され、少なくとも、前記総
ての車軸に対する速度を表す第1の信号群と、前記各車
軸毎の加速度を表す第2の信号とを受けて、前記第1の
信号群及び前記第2の信号双方を処理し、前記車輪に滑
りが生じている場合に、前記車軸の各々に対して該車輪
の滑りを表す第3の信号を発生するように接続された第
1の手段と、 (b) 少なくとも、前記総ての車軸に対する前記速度
を表す前記第1の信号群と、前記車軸の各々における加
速度を表す前記第2の信号と、前記車輪に滑りが生じて
いる場合に、前記各車軸毎に該車輪の滑りを表す前記第
3の信号を受けて、前記車軸毎に車輪の滑りに起因する
エネルギー損失を表す第4の信号を発生するように接続
された第2の手段と、 (c) 少なくとも、前記車輪の滑りに起因する前記エ
ネルギー損失を表す前記第4の信号を受けて、前記各車
軸毎に、車輪滑り制御許容タイムアウト値を表す第5の
信号を発生するように接続された第3の手段と、 (d) 少なくとも、前記車輪滑り制御許容タイムアウ
ト値を表す前記第5の信号を受けて、前記各車軸毎に、
車輪滑り補正時間を表す第6の信号を発生すると共に、
前記第6の信号が表す前記車輪滑り補正時間が前記第5
の信号が表す前記車輪滑り制御許容タイムアウト値に達
した時点で車輪滑り補正を終了する第7の信号を発生す
るように接続された第4の手段と、 (e) 少なくとも、前記車輪滑り補正を終了する前記
第7の信号を受けるように接続された第5の手段であっ
て、前記鉄道車両に対する前記ブレーキ作用力を調整し
再作用させる、前記第5の手段と、を備える車輪滑り制
御システム。 - 【請求項2】 前記車軸速度を表す前記第1の信号群及
び前記加速度を表す前記第2の信号を処理して、前記鉄
道車両の各車軸毎に車輪の滑りを表す前記第3の信号を
発生するための前記第1の手段が、更に (i) 前記鉄道車両が運動中の時間を識別し、前記車
輪の滑りが生じていない場合に、複数個の前記車軸に対
し正規化を可能にする信号を発生するための手段と、 (ii) 少なくとも前記正規化を可能にする信号及び前
記車軸の速度を表す前記第1の信号群を受けて、前記車
軸速度を表す前記第1の信号群に基づき、相対車輪径に
依存する正規化係数を表す信号群を発生するように接続
された手段と、 (iii) 少なくとも前記第1の信号群及び前記正規化係
数を表す前記信号群を受けて正規化された車軸速度を表
す信号群を発生するように接続された手段と、 (iv) 少なくとも前記正規化された車軸速度を表す信
号群を受けて、最高の正規化された車軸速度を表す信号
を発生するように接続された手段と、 (v) 少なくとも、前記正規化された車軸速度を表す
信号群及び前記最高正規化車軸速度を表す前記信号を受
けて、前記鉄道車両の各車軸毎に、前記最高の正規化車
軸速度より小さい正規化車軸速度を有する車軸に対し滑
りを表す信号を発生するように接続された手段と、を含
む請求項1に記載の車輪滑り制御システム。 - 【請求項3】 更に、各車軸毎に、前記第2の信号によ
って表される前記加速度における極性の遷移に基づき車
輪の滑りが停止していることを表す信号を発生するため
の手段を含む請求項1に記載の車輪滑り制御システム。 - 【請求項4】 車輪の滑りが停止したことを判定するた
めの前記手段が、前記第2の信号によって表される前記
加速度の正から負への極性の遷移を判断基準として用い
る請求項3に記載の車輪滑り制御システム。 - 【請求項5】 前記車軸速度を表す前記第1の信号群及
び前記加速度を表す前記第2の信号を処理して車輪の滑
りを表す前記信号を発生するための前記手段が、更に、 (i) 前記各車軸毎に速度変化率の極性を表す信号を
発生するための手段と、 (ii) 前記車軸毎に、前記速度変化率極性を表す前記
信号に基づき正の速度変化率極性の検出を表す信号を発
生するための手段と、 (iii) 前記速度変化率(即ち、加速度)における正か
ら負への極性変化を示す極性遷移の検出を表す信号を発
生するための手段と、 (iv) 前記極性遷移の検出を表す前記信号を用いて、
車輪滑り補正を禁止するための信号を発生する手段と、
を含む請求項1に記載の車輪滑り制御システム。 - 【請求項6】 前記鉄道車両が、前記車軸が取り付けら
れている複数個の台車を有し、前記車輪滑り制御システ
ムが、更に、 (i) 少なくとも前記車軸速度を表す前記第1の信号
群及び前記加速度を表す前記第2の信号を受けて、前記
鉄道車両の各車軸毎に車輪滑りの大きさを表す信号を発
生するように接続された手段と、 (ii) 前記車輪滑りの大きさを表す前記信号を受け且
つ該信号を変換して前記鉄道車両の前記各車軸毎に優先
度を表す信号を発生するように接続された手段と、 (iii) 所与の台車の総ての車軸に対する前記優先度表
示信号を比較して、前記台車の前記車軸総てに対し優先
度を表す前記信号によって示される最高の優先度に依存
し作用ブレーキ力の低減を行う手段とを含む請求項1に
記載の車輪滑り制御システム。 - 【請求項7】 車輪が取り付けられている複数個の車軸
を有する乗客輸送型鉄道車両におけるブレーキ作用力を
調整するための車輪滑り制御システムにおいて、 (a) 前記鉄道車両に配設されて、少なくとも、前記
車軸毎に速度を表す第1の信号群と、前記各車軸毎に加
速度を表す第2の信号とを受け、車輪の滑りが生じてい
ない時間を識別すると共に、前記車輪の滑りが生じてい
ない場合に正規化を可能にする第3の信号を発生するよ
うに接続された第1の手段と、 (b) 前記各車軸毎に前記速度を表す前記第1の信号
群及び前記正規化を可能にする前記第3の信号を受け
て、前記正規化を可能にする第3の信号が、前記車輪滑
りが生じていないことを表す前記時間中に、前記鉄道車
両の前記車軸毎に、相対車軸速度に基づき、相対車輪径
に依存する正規化係数を表す第4の信号を発生するよう
に接続された第2の手段と、 (c) 前記車軸速度を表す前記第1の信号群及び前記
正規化係数を表す前記第4の信号を受けて、前記各車軸
毎に、正規化された車軸速度を表す第5の信号を発生す
るように接続された第3の手段と、 (d) 前記加速度を表す前記第2の信号及び前記正規
化車軸速度を表す前記第5の信号を受けて、前記加速度
を表す前記第2の信号及び前記車軸毎に前記正規化車軸
速度を表す前記第5の信号に基づきブレーキ弁制御用の
第6の信号を発生する第4の手段と、 (e) 少なくとも前記加速度を表す前記第2の信号及
び前記正規化車軸速度を表す前記第5の信号に基づく一
連のテストにより前記ブレーキ弁制御用の前記第6の信
号を処理して、ブレーキ作用、ブレーキ保持及びブレー
キ緩めの少なくとも3つの値を有するブレーキ弁制御用
の第6の信号を発生する第5の手段と、を含む車輪滑り
制御システム。 - 【請求項8】 車輪が取り付けられている複数個の車軸
を有する乗客輸送型鉄道車両における車輪の滑りを制御
するためにブレーキ作用力を調整する方法において、 (a) 前記総ての車軸に対する速度を表す第1の信号
群と、前記各車軸毎の加速度を表す第2の信号とを受け
て、前記第1の信号群及び前記第2の信号を処理し、前
記車輪に滑りが生じている場合に、前記車軸の各々に対
して該車輪の滑りを表す第3の信号を発生し、 (b) 少なくとも、前記総ての車軸に対する前記速度
を表す前記第1の信号群、前記車軸の各々における加速
度を表す前記第2の信号及び前記車輪に滑りが生じてい
る場合に、前記各車軸毎に該車輪の滑りを表す前記第3
の信号を処理して前記車軸毎に車輪の滑りに起因するエ
ネルギー損失を表す第4の信号を発生し、 (c) 前記車輪の滑りに起因する前記エネルギー損失
を表す前記第4の信号を処理して、前記各車軸毎に、車
輪滑り制御許容タイムアウト値を表す第5の信号を発生
し、 (d) 前記車輪滑り制御許容タイムアウト値を表す前
記第5の信号を処理して、前記各車軸毎に、車輪滑り補
正時間を表す第6の信号を発生すると共に、前記第6の
信号が表す前記時間が前記第5の信号が表す前記タイム
アウト値に達した時点で車輪滑り補正を終了する第7の
信号を発生し、 (e) 少なくとも、前記車輪滑り補正を終了する前記
第7の信号を処理して、前記ブレーキ作用力を調整し再
作用させる、段階を含むブレーキ作用力の調整方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/460200 | 1995-06-02 | ||
| US08/460,200 US5654889A (en) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | Simplified pattern recognition wheel slide protection |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092237A true JPH092237A (ja) | 1997-01-07 |
| JP3112418B2 JP3112418B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=23827750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08140500A Expired - Fee Related JP3112418B2 (ja) | 1995-06-02 | 1996-06-03 | 車輪滑り制御システム及び方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5654889A (ja) |
| JP (1) | JP3112418B2 (ja) |
| CA (1) | CA2154540C (ja) |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |