JPH09224322A - 電力ケーブルの接続部 - Google Patents
電力ケーブルの接続部Info
- Publication number
- JPH09224322A JPH09224322A JP8052378A JP5237896A JPH09224322A JP H09224322 A JPH09224322 A JP H09224322A JP 8052378 A JP8052378 A JP 8052378A JP 5237896 A JP5237896 A JP 5237896A JP H09224322 A JPH09224322 A JP H09224322A
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- JP
- Japan
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- cable
- sheath
- shrink
- heat
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CVケーブル接続部のケーブルシース14が
シュリンクバックを起すと、33kV以下のケーブルに一般
に用いられている遮蔽銅テープが巻崩れや破断を起し、
ついに地絡事故へとつながる危険がある。 【解決手段】 内面に爪34を有するシュリンクバック
防止材30を用いる。これを、シース14上に装着し、
爪34を食い込ませる。そして、接続した左右両ケーブ
ルの防止材30とその付近のシース14間に、熱収縮チ
ューブ40をかぶせる。これにより、ケーブルシース1
4のシュリンクバックは防止され、ケーブルの地絡事故
を防ぐことができる。シュリンクバック防止材30は終
端接続部の場合にも適用できる。
シュリンクバックを起すと、33kV以下のケーブルに一般
に用いられている遮蔽銅テープが巻崩れや破断を起し、
ついに地絡事故へとつながる危険がある。 【解決手段】 内面に爪34を有するシュリンクバック
防止材30を用いる。これを、シース14上に装着し、
爪34を食い込ませる。そして、接続した左右両ケーブ
ルの防止材30とその付近のシース14間に、熱収縮チ
ューブ40をかぶせる。これにより、ケーブルシース1
4のシュリンクバックは防止され、ケーブルの地絡事故
を防ぐことができる。シュリンクバック防止材30は終
端接続部の場合にも適用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力用CVケー
ブルの接続部(中間接続部と終端接続部)に関し、特に
ケーブルシースのシュリンクバック防止技術に関するも
のである。
ブルの接続部(中間接続部と終端接続部)に関し、特に
ケーブルシースのシュリンクバック防止技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4に、CVケーブルの中間接続部を模
型的に示す。10はケーブルの全体、12はケーブル線
心(ケーブル導体、ケーブル絶縁体、ケーブル遮蔽層等
のケーブルからシースを除いた部分)、14はケーブル
シースである。20は中間接続部の全体、22はテープ
巻き保護層である。
型的に示す。10はケーブルの全体、12はケーブル線
心(ケーブル導体、ケーブル絶縁体、ケーブル遮蔽層等
のケーブルからシースを除いた部分)、14はケーブル
シースである。20は中間接続部の全体、22はテープ
巻き保護層である。
【0003】このような接続部において、ケーブルシー
ス14がシュリンクバックを起すと、33kV以下のケーブ
ルに一般に用いられている遮蔽銅テープは、巻崩れや破
断を起す。すると、破綻部で微小放電が発生し、絶縁体
が熱劣化を起こし、ついに地絡事故へとつながる。
ス14がシュリンクバックを起すと、33kV以下のケーブ
ルに一般に用いられている遮蔽銅テープは、巻崩れや破
断を起す。すると、破綻部で微小放電が発生し、絶縁体
が熱劣化を起こし、ついに地絡事故へとつながる。
【0004】66kV以上のケーブルに多く用いられている
ワイヤーシールドの場合は、銅ワイヤーを折り返して処
理することにより、ケーブルシース14を拘束してい
る。しかし、33kV以下のケーブルの場合は、このような
有効な方法はなく、現在、次のような処理が取られてい
る。 粘着性及び自己融着性テープの巻き付けによるによる
拘束。 熱収縮チューブの面圧及び粘着による拘束。 CVケーブル10自身の支持物であるクリート及びブ
ラケットの締付けによる拘束。
ワイヤーシールドの場合は、銅ワイヤーを折り返して処
理することにより、ケーブルシース14を拘束してい
る。しかし、33kV以下のケーブルの場合は、このような
有効な方法はなく、現在、次のような処理が取られてい
る。 粘着性及び自己融着性テープの巻き付けによるによる
拘束。 熱収縮チューブの面圧及び粘着による拘束。 CVケーブル10自身の支持物であるクリート及びブ
ラケットの締付けによる拘束。
【0005】なお、ケーブルシース14自体を変形させ
る方法もある(特開昭59−222022号公報参
照)。それは、図5のように、ケーブルシース14の端
部に突出部140を形成し、熱収縮チューブ24で押さ
えるというものである。
る方法もある(特開昭59−222022号公報参
照)。それは、図5のように、ケーブルシース14の端
部に突出部140を形成し、熱収縮チューブ24で押さ
えるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の各方法
にはそれぞれ次の問題がある。 のテープ処理法 温度によりテープの粘着力、収縮力に差があり、年間、
日中の温度差によるヒートサンクルによりシュリンクバ
ックを起す。また、テープ自身の巻崩れが起きる場合も
ある。 の熱収縮チューブ 拘束力が弱い。 のクリート、ブラケット ケーブル自身を支持する目的のものであるため、終端部
の距離が大きい場合がある。このとき、終端〜支持部の
ケーブルシース14がシュリンクバックを起す。また、
変圧器、電動機の振動によりクリート、ブラケットのボ
ルトが緩み、拘束力が低下することがある。 のケーブルシース14の突出部140を形成する方法 突出部140を形成する作業(ケーブルシース14の端
部を加熱軟化させておいて、ケーブル軸方向に押し込ん
で形成)が必要であり、その際ケーブル線心12に熱の
影響を与えずにケーブルシース14だけ軟化させる技術
が必要になる。
にはそれぞれ次の問題がある。 のテープ処理法 温度によりテープの粘着力、収縮力に差があり、年間、
日中の温度差によるヒートサンクルによりシュリンクバ
ックを起す。また、テープ自身の巻崩れが起きる場合も
ある。 の熱収縮チューブ 拘束力が弱い。 のクリート、ブラケット ケーブル自身を支持する目的のものであるため、終端部
の距離が大きい場合がある。このとき、終端〜支持部の
ケーブルシース14がシュリンクバックを起す。また、
変圧器、電動機の振動によりクリート、ブラケットのボ
ルトが緩み、拘束力が低下することがある。 のケーブルシース14の突出部140を形成する方法 突出部140を形成する作業(ケーブルシース14の端
部を加熱軟化させておいて、ケーブル軸方向に押し込ん
で形成)が必要であり、その際ケーブル線心12に熱の
影響を与えずにケーブルシース14だけ軟化させる技術
が必要になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1〜3に例示するよう
に、 内面に爪34を有するシュリンクバック防止材30を
用いる。 このシュリンクバック防止材30を、電力ケーブルの
プラスチックシース14上に装着し、かつ爪34をシー
ス14に食い込ませる。 防止材30が装着されている前記シース14上から、
当該シースの端部よりも先に在るケーブル接続部の構成
要素上にかけて、熱収縮チューブ40の収縮層をかぶせ
る。
に、 内面に爪34を有するシュリンクバック防止材30を
用いる。 このシュリンクバック防止材30を、電力ケーブルの
プラスチックシース14上に装着し、かつ爪34をシー
ス14に食い込ませる。 防止材30が装着されている前記シース14上から、
当該シースの端部よりも先に在るケーブル接続部の構成
要素上にかけて、熱収縮チューブ40の収縮層をかぶせ
る。
【0008】[シュリンクバック防止材30について]
図3にシュリンクバック防止材30の一例を示した。同
図の(a)は内面側からみた斜視図、(b)は内面側か
ら見た平面図とその側面図を並べたもの、(c)は
(b)のC断面図、である。このシュリンクバック防止
材30は、耐熱性硬質プラスチック、たとえばポリアミ
ド樹脂等で造られる。その本体32は、たとえば長方形
の薄板で、内面320が凹になるように少し、円筒弧面
状に湾曲している。その内面320に、たとえば2個の
爪34を、一体に設ける。この場合、爪34は前方に少
し傾斜する鉤形をしている。
図3にシュリンクバック防止材30の一例を示した。同
図の(a)は内面側からみた斜視図、(b)は内面側か
ら見た平面図とその側面図を並べたもの、(c)は
(b)のC断面図、である。このシュリンクバック防止
材30は、耐熱性硬質プラスチック、たとえばポリアミ
ド樹脂等で造られる。その本体32は、たとえば長方形
の薄板で、内面320が凹になるように少し、円筒弧面
状に湾曲している。その内面320に、たとえば2個の
爪34を、一体に設ける。この場合、爪34は前方に少
し傾斜する鉤形をしている。
【0009】内面320を湾曲させるのは、ケーブルシ
ースに密着させるためである。
ースに密着させるためである。
【0010】爪34は、内面から直角に突出する構造で
もよいが、軸方向に対し傾斜した鉤状にすると、より効
果が出るやすい。
もよいが、軸方向に対し傾斜した鉤状にすると、より効
果が出るやすい。
【0011】外面322は、熱収縮チューブ40との接
触面になる。そこで、この面は、摩擦抵抗を大きくする
ために、荒らして細かい凹凸を付けるようにする。
触面になる。そこで、この面は、摩擦抵抗を大きくする
ために、荒らして細かい凹凸を付けるようにする。
【0012】特許請求の範囲の記載の中にある「防止材
30が装着されているシース14の端部よりも先に在る
ケーブル接続部の構成要素」というのは、たとえば図1
の中間接続部の場合は、中間接続部20や接続した相手
のCVケーブル10のシース14の端部等であり、図2
の終端接続部の場合は、ストレスコーン本体21等のこ
とである。
30が装着されているシース14の端部よりも先に在る
ケーブル接続部の構成要素」というのは、たとえば図1
の中間接続部の場合は、中間接続部20や接続した相手
のCVケーブル10のシース14の端部等であり、図2
の終端接続部の場合は、ストレスコーン本体21等のこ
とである。
【0013】
[中間接続部の場合(図1)]左右のCVケーブル10
の各ケーブルシース14の端部に、それぞれ180度間隔
に、2個のシュリンクバック防止材30を取り付け、爪
34をケーブルシース14に食い込ませる。両ケーブル
のシュリンクバック防止材30の上にかけて熱収縮チュ
ーブ40をかぶせて、収縮させ、これにより、各シュリ
ンクバック防止材30に径方向内向きの圧力を加え、か
つ両シュリンクバック防止材30間の拘束力を保つ。
の各ケーブルシース14の端部に、それぞれ180度間隔
に、2個のシュリンクバック防止材30を取り付け、爪
34をケーブルシース14に食い込ませる。両ケーブル
のシュリンクバック防止材30の上にかけて熱収縮チュ
ーブ40をかぶせて、収縮させ、これにより、各シュリ
ンクバック防止材30に径方向内向きの圧力を加え、か
つ両シュリンクバック防止材30間の拘束力を保つ。
【0014】ケーブルサイズが変化してシュリンクバッ
ク防止材30による拘束力が過不足する場合は、適宜そ
の数を増減する。
ク防止材30による拘束力が過不足する場合は、適宜そ
の数を増減する。
【0015】[終端接続部の場合(図2)]ケーブルシ
ース14の端部にシュリンクバック防止材30を取り付
け、爪34を食い込ませる。そして、シュリンクバック
防止材30からストトレスコーン本体21にかけて、熱
収縮チューブ40を被せて、収縮させる。なお、120
はケーブル絶縁体、122はケーブル外部半導電層、4
2はブラケット止め金具である。
ース14の端部にシュリンクバック防止材30を取り付
け、爪34を食い込ませる。そして、シュリンクバック
防止材30からストトレスコーン本体21にかけて、熱
収縮チューブ40を被せて、収縮させる。なお、120
はケーブル絶縁体、122はケーブル外部半導電層、4
2はブラケット止め金具である。
【0016】
【発明の効果】ケーブルシースの拘束力が増し、シュリ
ンクバックを防止し、ケーブルの地絡事故を防ぐことが
できる。
ンクバックを防止し、ケーブルの地絡事故を防ぐことが
できる。
【図1】本発明を中間接続部に適用した実施形態例の説
明図。
明図。
【図2】本発明を終端接続部に適用した実施形態例の説
明図。
明図。
【図3】本発明のシュリンクバック防止材30の説明
図。
図。
【図4】CVケーブル中間接続部の一般的説明図。
【図5】従来技術の一例の説明図。
10 CVケーブル 12 ケーブル線心 14 ケーブルシース 140 突出部 20 中間接続部 21 ストレスコーン本体 22 テープ巻き保護層 24 熱収縮チューブ 30 シュリンクバック防止材 32 本体 320 内面 322 外面 34 爪 40 熱収縮チューブ 42 ブラケット止め金具
Claims (1)
- 【請求項1】 電力ケーブルのプラスチックシース上
に、内面に爪を有するシュリンクバック防止材が、当該
爪を前記シースに食い込ませた状態で装着されており、
前記防止材が装着されている前記シース上から、当該シ
ースの端部よりも先に在るケーブル接続部の構成要素上
にかけて、熱収縮チューブの収縮層がかぶせられている
ことを特徴とする、電力ケーブルの接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8052378A JPH09224322A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 電力ケーブルの接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8052378A JPH09224322A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 電力ケーブルの接続部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09224322A true JPH09224322A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12913150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8052378A Pending JPH09224322A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 電力ケーブルの接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09224322A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008237001A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ケーブル接続構造体 |
| JP2009163262A (ja) * | 2009-04-20 | 2009-07-23 | Kyocera Corp | 光源装置、および液晶表示装置 |
| JP2018023264A (ja) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | 住電機器システム株式会社 | ゴムモールド部品、及び電力ケーブルの接続用部品 |
| WO2024210358A3 (ko) * | 2023-04-04 | 2025-06-26 | 엘에스전선 주식회사 | 기중 종단접속체(eb-a) 및 이를 구비하는 전력케이블 종단접속 시스템 |
| US12658610B2 (en) | 2021-06-09 | 2026-06-16 | 3M Innovative Properties Company | Cable connection member and cable connection structure |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP8052378A patent/JPH09224322A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008237001A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ケーブル接続構造体 |
| JP2009163262A (ja) * | 2009-04-20 | 2009-07-23 | Kyocera Corp | 光源装置、および液晶表示装置 |
| JP2018023264A (ja) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | 住電機器システム株式会社 | ゴムモールド部品、及び電力ケーブルの接続用部品 |
| US12658610B2 (en) | 2021-06-09 | 2026-06-16 | 3M Innovative Properties Company | Cable connection member and cable connection structure |
| WO2024210358A3 (ko) * | 2023-04-04 | 2025-06-26 | 엘에스전선 주식회사 | 기중 종단접속체(eb-a) 및 이를 구비하는 전력케이블 종단접속 시스템 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040519 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |