JPH09224748A - 板状物側面保護カバー - Google Patents
板状物側面保護カバーInfo
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- JPH09224748A JPH09224748A JP3519596A JP3519596A JPH09224748A JP H09224748 A JPH09224748 A JP H09224748A JP 3519596 A JP3519596 A JP 3519596A JP 3519596 A JP3519596 A JP 3519596A JP H09224748 A JPH09224748 A JP H09224748A
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- surface protective
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Abstract
(57)【要約】
【目的】装着が簡単で、長時間装着していてもずり落ち
ることのない保護カバーを提供すること。 【構成】円周の長さが、板状物の側面の長さの合計の6
5〜95%で、円周方向の25%伸長応力が4.0〜
7.0kg、25%残留応力が2.8kg以上である円筒状
フィルムを板状物側面保護カバーとして用いる。
ることのない保護カバーを提供すること。 【構成】円周の長さが、板状物の側面の長さの合計の6
5〜95%で、円周方向の25%伸長応力が4.0〜
7.0kg、25%残留応力が2.8kg以上である円筒状
フィルムを板状物側面保護カバーとして用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、こたつや座卓の天板、
合板、パネル、戸などの板状物の側面が傷つくことを防
止する、板状物側面保護カバーに関する。
合板、パネル、戸などの板状物の側面が傷つくことを防
止する、板状物側面保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】家具の天板や、合板、パネル、戸のよう
な板状物は、生産者から店舗、店舗から消費者といった
流通過程において、傷ついたり破損したりすることを防
止するため、しばしば発泡スチロールや段ボール等の保
護材で包まれていた。しかしながら、従来から用いられ
ている保護材は通常フィルム状であり、そのままの状態
では板状物を十分にくるむことができず、粘着テープで
フィルムの端部を貼り付けたり、結束用のテープでバン
ド掛けしたりする必要があった。また、マスキングテー
プを貼り付けて、板状物を保護することもあったが、テ
ープを剥がしたときに粘着剤が板状物に残ることがあっ
た。
な板状物は、生産者から店舗、店舗から消費者といった
流通過程において、傷ついたり破損したりすることを防
止するため、しばしば発泡スチロールや段ボール等の保
護材で包まれていた。しかしながら、従来から用いられ
ている保護材は通常フィルム状であり、そのままの状態
では板状物を十分にくるむことができず、粘着テープで
フィルムの端部を貼り付けたり、結束用のテープでバン
ド掛けしたりする必要があった。また、マスキングテー
プを貼り付けて、板状物を保護することもあったが、テ
ープを剥がしたときに粘着剤が板状物に残ることがあっ
た。
【0003】また、板状物を複数枚立てた状態で運搬す
る場合、板状物の表裏面(面積が最大となる二面)は隣
接する板状物によって保護されるために傷つきにくいの
に対して、側面(表裏面を除く四面)は傷つきやすい。
よって少量の保護材で効率よく板状物を保護するために
は、板状物の側面のみを保護することが好ましいが、従
来から保護材として用いられている発泡スチロールや段
ボール等で側面のみを保護すると、保護材と板状物の密
着性が不良のためにずれ落ちてしまうことがあった。
る場合、板状物の表裏面(面積が最大となる二面)は隣
接する板状物によって保護されるために傷つきにくいの
に対して、側面(表裏面を除く四面)は傷つきやすい。
よって少量の保護材で効率よく板状物を保護するために
は、板状物の側面のみを保護することが好ましいが、従
来から保護材として用いられている発泡スチロールや段
ボール等で側面のみを保護すると、保護材と板状物の密
着性が不良のためにずれ落ちてしまうことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、装着が簡単な板状物側面保護カバーを提供
することである。特に、長時間装着していてもずり落ち
ることのない保護カバーを提供することである。また、
板状物を衛生的に管理すること、板状物から発生する臭
気を除去することも同時に課題とする。
する課題は、装着が簡単な板状物側面保護カバーを提供
することである。特に、長時間装着していてもずり落ち
ることのない保護カバーを提供することである。また、
板状物を衛生的に管理すること、板状物から発生する臭
気を除去することも同時に課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、円周の長さが、板状物の側面の長さの合
計の65〜95%である合成樹脂製の円筒状フィルムで
あって、該フィルムの円周方向の25%伸長応力が4.
0〜7.0kg、25%残留応力が2.8kg以上であるこ
とを特徴とする板状物側面保護カバーが提供され、さら
に前記円筒状フィルムが、抗菌剤を含有していることを
特徴とする前記板状物側面保護カバーが提供され、さら
にまた、前記円筒状フィルムが、消臭剤を含有している
ことを特徴とする前記板状物側面保護カバーが提供さ
れ、加えて、前記円筒状フィルムが、アイオノマー樹脂
からなる層を少なくとも一層含む多層フィルムであるこ
とを特徴とする前記板状物側面保護カバーが提供され
る。
の手段として、円周の長さが、板状物の側面の長さの合
計の65〜95%である合成樹脂製の円筒状フィルムで
あって、該フィルムの円周方向の25%伸長応力が4.
0〜7.0kg、25%残留応力が2.8kg以上であるこ
とを特徴とする板状物側面保護カバーが提供され、さら
に前記円筒状フィルムが、抗菌剤を含有していることを
特徴とする前記板状物側面保護カバーが提供され、さら
にまた、前記円筒状フィルムが、消臭剤を含有している
ことを特徴とする前記板状物側面保護カバーが提供さ
れ、加えて、前記円筒状フィルムが、アイオノマー樹脂
からなる層を少なくとも一層含む多層フィルムであるこ
とを特徴とする前記板状物側面保護カバーが提供され
る。
【0006】即ち、弾力性に優れ、応力を長時間持続す
るフィルムを保護カバーとして用いることで、上記課題
が解決できることを見いだし本発明に至った。本発明に
よる板状物側面保護カバーは、フィルム自身の弾力性で
板状物を締めつけるため、テープ止めや結束用のバンド
掛け等が不要で装着が簡単であり、また応力が長時間持
続するため保護カバーが板状物からずれ落ちることを防
止できる。
るフィルムを保護カバーとして用いることで、上記課題
が解決できることを見いだし本発明に至った。本発明に
よる板状物側面保護カバーは、フィルム自身の弾力性で
板状物を締めつけるため、テープ止めや結束用のバンド
掛け等が不要で装着が簡単であり、また応力が長時間持
続するため保護カバーが板状物からずれ落ちることを防
止できる。
【0007】以下、本発明を具体的に説明する。
【0008】各種実験の結果、本出願人らは板状物に保
護カバーを装着する際にはフィルムを伸長させることか
ら、伸長時の応力が作業性に大きく影響すること、望ま
しい応力はフィルムを25%伸長するのにかかる応力
(以下、25%伸長応力と称す。)で評価することがで
き、好ましい範囲は4.0〜7.0kgであることが判
明した。装着作業を人手によって行う場合、25%伸長
応力が7.0kgを越えると、装着のために保護カバー
を伸長する際に大きな力が必要になり、作業性が低下す
る。また、応力が4.0kgよりも小さいと作業中に局
所的にフィルムを伸ばしてフィルムに歪みが生じる恐れ
や、あるいは全体に伸ばしすぎて弾力性が失われる恐れ
がある。
護カバーを装着する際にはフィルムを伸長させることか
ら、伸長時の応力が作業性に大きく影響すること、望ま
しい応力はフィルムを25%伸長するのにかかる応力
(以下、25%伸長応力と称す。)で評価することがで
き、好ましい範囲は4.0〜7.0kgであることが判
明した。装着作業を人手によって行う場合、25%伸長
応力が7.0kgを越えると、装着のために保護カバー
を伸長する際に大きな力が必要になり、作業性が低下す
る。また、応力が4.0kgよりも小さいと作業中に局
所的にフィルムを伸ばしてフィルムに歪みが生じる恐れ
や、あるいは全体に伸ばしすぎて弾力性が失われる恐れ
がある。
【0009】また、長時間使用しても外れにくくするに
は、応力緩和の少ないフィルムが好ましく、具体的には
25%伸長して1分間保持した後の応力(以下、25%
残留応力という。)が少なくとも2.8kg程度は必要
であることが判明した。
は、応力緩和の少ないフィルムが好ましく、具体的には
25%伸長して1分間保持した後の応力(以下、25%
残留応力という。)が少なくとも2.8kg程度は必要
であることが判明した。
【0010】本発明による板状物側面保護カバーは、上
述した物性を有するために熱可塑性樹脂から成ることが
好ましく、特にフィルム状に製膜した際に弾力性を有
し、尚かつ時間が経過しても弾力性が低下しない樹脂か
ら成ることが好ましい。このような樹脂として、エチレ
ン−メタクリル酸メチル共重合体、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂、シングルサイト触媒を用いて重合されたポリエ
チレン樹脂を例示することができる。また、板状物側面
保護カバーを薄膜化するためには、円筒状フィルムを多
層フィルムとし、弾力性を有する前記樹脂層の他に、腰
の強い樹脂の層を少なくとも一層設けると良い。このよ
うな腰の強い樹脂の層として、アイオノマー樹脂からな
る層を例示する。
述した物性を有するために熱可塑性樹脂から成ることが
好ましく、特にフィルム状に製膜した際に弾力性を有
し、尚かつ時間が経過しても弾力性が低下しない樹脂か
ら成ることが好ましい。このような樹脂として、エチレ
ン−メタクリル酸メチル共重合体、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂、シングルサイト触媒を用いて重合されたポリエ
チレン樹脂を例示することができる。また、板状物側面
保護カバーを薄膜化するためには、円筒状フィルムを多
層フィルムとし、弾力性を有する前記樹脂層の他に、腰
の強い樹脂の層を少なくとも一層設けると良い。このよ
うな腰の強い樹脂の層として、アイオノマー樹脂からな
る層を例示する。
【0011】本発明の板状物側面保護カバーは、例え
ば、多層ダイスを用いたインフレーション押出成形法に
よって多層のチューブ状フィルムを製造し、これを巻き
取り方向と垂直な方向に切り取り用のミシン目を入れる
か、もしくはそのままカットすることによって得られる
が、これに限定されるものではなく、通常のフィルムを
円筒状に成形して使用することももちろん可能である。
ば、多層ダイスを用いたインフレーション押出成形法に
よって多層のチューブ状フィルムを製造し、これを巻き
取り方向と垂直な方向に切り取り用のミシン目を入れる
か、もしくはそのままカットすることによって得られる
が、これに限定されるものではなく、通常のフィルムを
円筒状に成形して使用することももちろん可能である。
【0012】本発明の板状物側面保護カバーはフィルム
自身の弾力性を利用して板状物に取り付けられるため、
円筒状であって、さらにその円周の長さが板状物の側面
の長さの合計の65〜95%であることが好ましい。内
径が65%未満の場合はカバー装着時にフィルムを降伏
点より大きく越えた状態まで伸ばすようになるため、フ
ィルムが歪んで弾性を失ったり、破れたりするので好ま
しくなく、95%を越えると板状物を締め付ける力が不
十分であるので好ましくない。
自身の弾力性を利用して板状物に取り付けられるため、
円筒状であって、さらにその円周の長さが板状物の側面
の長さの合計の65〜95%であることが好ましい。内
径が65%未満の場合はカバー装着時にフィルムを降伏
点より大きく越えた状態まで伸ばすようになるため、フ
ィルムが歪んで弾性を失ったり、破れたりするので好ま
しくなく、95%を越えると板状物を締め付ける力が不
十分であるので好ましくない。
【0013】また、本発明の側面保護カバーを形成する
樹脂は、滑剤やアンチブロッキング剤等の各種添加剤を
含有することができる。さらに、板状物が医療機関等で
用いられる場合、側面保護カバーを形成する樹脂が抗菌
剤を含有していると、板状物上で細菌類が繁殖すること
を抑えられるので好ましい。このような抗菌剤としては
銀−ゼオライト抗菌剤を例示することができる。
樹脂は、滑剤やアンチブロッキング剤等の各種添加剤を
含有することができる。さらに、板状物が医療機関等で
用いられる場合、側面保護カバーを形成する樹脂が抗菌
剤を含有していると、板状物上で細菌類が繁殖すること
を抑えられるので好ましい。このような抗菌剤としては
銀−ゼオライト抗菌剤を例示することができる。
【0014】さらに、本発明による側面保護カバーを形
成する樹脂が消臭剤を含有していると、板状物から発生
する接着剤等の刺激臭を軽減することができ、また外部
の臭いが板状物に移ることを防止できる。このような消
臭剤としては、例えば無機金属塩及び酸化鉄の混合物を
例示することができる。
成する樹脂が消臭剤を含有していると、板状物から発生
する接着剤等の刺激臭を軽減することができ、また外部
の臭いが板状物に移ることを防止できる。このような消
臭剤としては、例えば無機金属塩及び酸化鉄の混合物を
例示することができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に
説明する。尚、諸特性は以下の方法によって評価した。 <25%伸長応力>JIS L1080に準拠して、伸
び25%におけるモジュラスと同様の方法で、側面保護
カバーの円周方向について測定し、結果を伸長応力の実
測荷重で表した。尚、引張速度は200mm/minで、試験
片の幅は50mmとした。これは、30mm程度の厚み
の板状物に好適に用いられる側面保護カバーの幅と同じ
である。 <25%残留応力>JIS L1080に準拠して、板
状物側面保護カバーの円周方向について測定した。25
%伸長応力を測定した時と同様の条件でフィルムを25
%伸長し、その状態を1分間継続した後、残留応力を測
定して実測荷重で表した。 <抗菌効果>予め滅菌済みのプラスチックシャーレに、
JIS無機塩寒天培地を分注固化させておき、該培地上
に試験片を置き、供試菌の胞子懸濁液をマイクロスプレ
ーにて接種し、28±2℃で7日間培養した後、状態を
観察した。尚、供試菌としては、Aspergillus niger、P
enicillium citrium、Chaetominum globosum、Rhizopus
nigricans、Cladosporium cladosporiodesを用いた。
また、抗菌効果は試験片上のカビの発生面積で評価し、
1〜4の4段階で評価した。4は試験片上にカビの発育
が認められなかったことを表し、3はカビの発育面積が
1/3以下であることを表し、2はカビの発育面積が1
/3〜2/3であることを表し、1はカビの発育面積が
2/3以上であることを示す。
説明する。尚、諸特性は以下の方法によって評価した。 <25%伸長応力>JIS L1080に準拠して、伸
び25%におけるモジュラスと同様の方法で、側面保護
カバーの円周方向について測定し、結果を伸長応力の実
測荷重で表した。尚、引張速度は200mm/minで、試験
片の幅は50mmとした。これは、30mm程度の厚み
の板状物に好適に用いられる側面保護カバーの幅と同じ
である。 <25%残留応力>JIS L1080に準拠して、板
状物側面保護カバーの円周方向について測定した。25
%伸長応力を測定した時と同様の条件でフィルムを25
%伸長し、その状態を1分間継続した後、残留応力を測
定して実測荷重で表した。 <抗菌効果>予め滅菌済みのプラスチックシャーレに、
JIS無機塩寒天培地を分注固化させておき、該培地上
に試験片を置き、供試菌の胞子懸濁液をマイクロスプレ
ーにて接種し、28±2℃で7日間培養した後、状態を
観察した。尚、供試菌としては、Aspergillus niger、P
enicillium citrium、Chaetominum globosum、Rhizopus
nigricans、Cladosporium cladosporiodesを用いた。
また、抗菌効果は試験片上のカビの発生面積で評価し、
1〜4の4段階で評価した。4は試験片上にカビの発育
が認められなかったことを表し、3はカビの発育面積が
1/3以下であることを表し、2はカビの発育面積が1
/3〜2/3であることを表し、1はカビの発育面積が
2/3以上であることを示す。
【0016】実施例1 外層及び内層にエチレン−メタクリル酸メチル共重合体
(以下、EMMAと称す。)(住友化学工業(株)製、
グレード名:CM8014 )に、1wt%の銀−ゼオラ
イト系抗菌剤を混入したものを用い、中間層にエチレン
−メタクリル酸共重合体を金属架橋したアイオノマー
(三井デュポン製、商品名:ハイミラン1856)を用
いて、インフレーション共押出法により、内径が600
mm(フィルム折幅942mm)、厚みが150μmで、外
層:中間層:内層の厚み比が1:1:1の3層の筒状フ
ィルムを製造した後、該筒状フィルムを幅50mmにカッ
トして本発明の板状物側面保護カバーを得た。尚、これ
は周の長さが2400mm、厚みが30mmの板状物用であ
る。得られたカバーの表面は梨地調で高級感があった。
諸性質を表1に示す。また、該保護カバーを実際に板状
物の側面に装着し、作業のやり易さ、また装着して1時
間後のカバーの状態について検討した。
(以下、EMMAと称す。)(住友化学工業(株)製、
グレード名:CM8014 )に、1wt%の銀−ゼオラ
イト系抗菌剤を混入したものを用い、中間層にエチレン
−メタクリル酸共重合体を金属架橋したアイオノマー
(三井デュポン製、商品名:ハイミラン1856)を用
いて、インフレーション共押出法により、内径が600
mm(フィルム折幅942mm)、厚みが150μmで、外
層:中間層:内層の厚み比が1:1:1の3層の筒状フ
ィルムを製造した後、該筒状フィルムを幅50mmにカッ
トして本発明の板状物側面保護カバーを得た。尚、これ
は周の長さが2400mm、厚みが30mmの板状物用であ
る。得られたカバーの表面は梨地調で高級感があった。
諸性質を表1に示す。また、該保護カバーを実際に板状
物の側面に装着し、作業のやり易さ、また装着して1時
間後のカバーの状態について検討した。
【0017】実施例2 中間層に直鎖状低密度ポリエチレン(住友化学工業
(株)製、商品名:EUL430)を用い、全体厚みを
240μmにした以外は実施例1と同様にして板状物側
面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。また、実施
例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後のカバーの
状態について検討した。
(株)製、商品名:EUL430)を用い、全体厚みを
240μmにした以外は実施例1と同様にして板状物側
面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。また、実施
例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後のカバーの
状態について検討した。
【0018】実施例3 1wt%の銀−ゼオライト系抗菌剤を混入した熱可塑性ポ
リウレタンエラストマー(アジペート系)を用いて全体
厚みを200μmにした以外は、実施例1と同様にして
板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。ま
た、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後の
カバーの状態について検討した。
リウレタンエラストマー(アジペート系)を用いて全体
厚みを200μmにした以外は、実施例1と同様にして
板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。ま
た、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後の
カバーの状態について検討した。
【0019】実施例4 1wt%の銀−ゼオライト系抗菌剤を混入したEMMAを
用いて全体厚みを240μmにした以外は実施例1と同
様にして板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に
示す。また、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1
時間後のカバーの状態について検討した。
用いて全体厚みを240μmにした以外は実施例1と同
様にして板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に
示す。また、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1
時間後のカバーの状態について検討した。
【0020】比較例1 外層及び内層にEMMA(住友化学工業(株)製、グレ
ード名:CM8014)を用い、中間層にエチレン系タ
ーポリマー(三井デュポン(株)製、商品名:AN42
13)を用いて、厚みが150μmで、外層:中間層:
内層の厚み比が1:1:1、内径が600mmの3層の筒
状フィルムを製造した後、該筒状フィルムを幅50mmに
カットして本発明の板状物側面保護カバーを得た。諸性
質を表1に示す。また、実施例1同様に、装着作業のや
り易さ、1時間後のカバーの状態について検討した。
ード名:CM8014)を用い、中間層にエチレン系タ
ーポリマー(三井デュポン(株)製、商品名:AN42
13)を用いて、厚みが150μmで、外層:中間層:
内層の厚み比が1:1:1、内径が600mmの3層の筒
状フィルムを製造した後、該筒状フィルムを幅50mmに
カットして本発明の板状物側面保護カバーを得た。諸性
質を表1に示す。また、実施例1同様に、装着作業のや
り易さ、1時間後のカバーの状態について検討した。
【0021】比較例2 全体厚みを240μmにした以外は実施例1と同様にし
て板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。
また、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後
のカバーの状態について検討した。
て板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。
また、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後
のカバーの状態について検討した。
【0022】比較例3 全体厚みを150μmにした以外は実施例3と同様にし
て板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。
また、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後
のカバーの状態について検討した。
て板状物側面保護カバーを得た。諸性質を表1に示す。
また、実施例1同様に、装着作業のやり易さ、1時間後
のカバーの状態について検討した。
【0023】
【表1】
【0024】表1からも明らかなように、実施例1乃至
4の板状物側面保護カバーは25%伸長応力が4〜6kg
であり、人の力でも比較的容易に伸ばして装着すること
ができた。これらのフィルムは、装着後1時間経っても
板状物に良好に密着していた。また、外観も良好で、加
えて抗菌効果も認められた。
4の板状物側面保護カバーは25%伸長応力が4〜6kg
であり、人の力でも比較的容易に伸ばして装着すること
ができた。これらのフィルムは、装着後1時間経っても
板状物に良好に密着していた。また、外観も良好で、加
えて抗菌効果も認められた。
【0025】比較例1、3は、25%伸長応力が小さ
く、板状物にカバーを装着する際にカバーに局部的な歪
みが生じた。また、25%残留応力も小さく、1時間後
にはカバーが伸びて板状物との間に隙間ができていた。
逆に、比較例2は25%伸長応力が大きく、装着作業が
困難であった。また、比較例1に用いたフィルムは抗菌
性が見られなかった。
く、板状物にカバーを装着する際にカバーに局部的な歪
みが生じた。また、25%残留応力も小さく、1時間後
にはカバーが伸びて板状物との間に隙間ができていた。
逆に、比較例2は25%伸長応力が大きく、装着作業が
困難であった。また、比較例1に用いたフィルムは抗菌
性が見られなかった。
【0026】さらにまた、中間層にアイオノマー樹脂層
のある実施例1、比較例2に用いられたフィルムは、他
のフィルムと比較すると、添加剤が表面にブリードアウ
トする量が極めて少なかった。これは、添加剤がアイオ
ノマー樹脂層側に移行するためと推察される。
のある実施例1、比較例2に用いられたフィルムは、他
のフィルムと比較すると、添加剤が表面にブリードアウ
トする量が極めて少なかった。これは、添加剤がアイオ
ノマー樹脂層側に移行するためと推察される。
【0027】
【効果】本発明による板状物側面保護カバーは、カバー
自身の力で板状物に密着するため、粘着テープで保護材
の端部を止めたり、結束用テープでバンド掛けを行った
りする必要がない。また、適度な腰の強さと良好な弾力
性を長時間持続することができるので、運搬途中にカバ
ーが板状物からずれ落ちることがない。
自身の力で板状物に密着するため、粘着テープで保護材
の端部を止めたり、結束用テープでバンド掛けを行った
りする必要がない。また、適度な腰の強さと良好な弾力
性を長時間持続することができるので、運搬途中にカバ
ーが板状物からずれ落ちることがない。
【0028】特に、少なくとも最外層を形成する樹脂が
抗菌剤を含有している場合、汚れた手で板状物を握って
も、細菌が板状物側面保護カバー上で繁殖することを防
止できる。また、消臭剤を含有していると、板状物から
発する臭いを取り除いたり、また、外部の臭いが板状物
に付くことを防止することができる。
抗菌剤を含有している場合、汚れた手で板状物を握って
も、細菌が板状物側面保護カバー上で繁殖することを防
止できる。また、消臭剤を含有していると、板状物から
発する臭いを取り除いたり、また、外部の臭いが板状物
に付くことを防止することができる。
【0029】また該筒状フィルムに、アイオノマー樹脂
層を設けると、適度な腰の強さと良好な弾力性を有し
た、比較的薄手の板状物側面保護カバーが得られる。さ
らにアイオノマー樹脂は容易に配向させることができる
ので、製膜時に筒状フィルムの巻き取り方向と垂直に配
向させておくと、板状物側面保護カバー得るために円筒
状フィルムを一定幅にカットする際に小さな力で方向性
良くカットすることがでる。加えて添加剤が表面にブリ
ードアウトすることを防止する効果も得られる。
層を設けると、適度な腰の強さと良好な弾力性を有し
た、比較的薄手の板状物側面保護カバーが得られる。さ
らにアイオノマー樹脂は容易に配向させることができる
ので、製膜時に筒状フィルムの巻き取り方向と垂直に配
向させておくと、板状物側面保護カバー得るために円筒
状フィルムを一定幅にカットする際に小さな力で方向性
良くカットすることがでる。加えて添加剤が表面にブリ
ードアウトすることを防止する効果も得られる。
【0030】また、本発明による板状物側面保護カバー
は、生産者から店舗、店舗から消費者といった流通過程
において好適に用いることができるが、カバーの装着が
極めて簡単であり、特別な機械を必要としないので、一
般家庭で手軽に取り付けることができる。そのため、例
えば引っ越しの際に、家庭内の傷つきやすい物品の保護
材としてや、家具等を納屋に保管する際の保護材、もし
くは埃除け等としても好適に用いることができる。
は、生産者から店舗、店舗から消費者といった流通過程
において好適に用いることができるが、カバーの装着が
極めて簡単であり、特別な機械を必要としないので、一
般家庭で手軽に取り付けることができる。そのため、例
えば引っ越しの際に、家庭内の傷つきやすい物品の保護
材としてや、家具等を納屋に保管する際の保護材、もし
くは埃除け等としても好適に用いることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 円周の長さが、板状物の側面の長さの合
計の65〜95%である合成樹脂製の円筒状フィルムで
あって、該フィルムの円周方向の25%伸長応力が4.
0〜7.0kg、25%残留応力が2.8kg以上であるこ
とを特徴とする板状物側面保護カバー。 - 【請求項2】 前記円筒状フィルムが、抗菌剤を含有し
ていることを特徴とする請求項1記載の板状物側面保護
カバー。 - 【請求項3】 前記円筒状フィルムが、消臭剤を含有し
ていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記
載の板状物側面保護カバー。 - 【請求項4】 前記円筒状フィルムが、アイオノマー樹
脂からなる層を少なくとも一層含む多層フィルムである
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の板
状物側面保護カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3519596A JPH09224748A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 板状物側面保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3519596A JPH09224748A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 板状物側面保護カバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09224748A true JPH09224748A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12435088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3519596A Pending JPH09224748A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 板状物側面保護カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09224748A (ja) |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP3519596A patent/JPH09224748A/ja active Pending
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