JPH09227354A - フッ素変性シリコーンを含有する化粧料 - Google Patents

フッ素変性シリコーンを含有する化粧料

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JPH09227354A
JPH09227354A JP32968896A JP32968896A JPH09227354A JP H09227354 A JPH09227354 A JP H09227354A JP 32968896 A JP32968896 A JP 32968896A JP 32968896 A JP32968896 A JP 32968896A JP H09227354 A JPH09227354 A JP H09227354A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料に配合される多くの成分との相溶性に
優れると共に、化粧料に配合したときに十分な撥水・撥
油効果が得られるフッ素変性シリコーンを含有する、多
様な剤形に対応可能であり、さらに化粧持ちにも優れる
化粧料を提供する。 【解決手段】 パーフルオロアルキル基を有する環状シ
リコーンと、バルキーな炭化水素基を有する環状シリコ
ーンと、必要に応じて添加されるジメチル環状シリコー
ンとの混合物を開環重合することによって製造されるよ
うな、ジメチルポリシロキサン構造の一部に、パーフル
オロアルキル基とバルキーな炭化水素基とが導入された
フッ素変性シリコーンを、化粧料に配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧料に関し、詳し
くは相溶性と撥水・撥油性とを併せ持つフッ素変性シリ
コーンを含有する、化粧持ちのよい化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素変性シリコーン類は、優れた撥水
性を有するために化粧持ちの向上等を目的として種々の
方法で化粧料への配合が検討されてきた。しかしなが
ら、フッ素変性シリコーン類が本質的に持っている撥水
・撥油性という特質のため、他の化粧料原料との相溶性
が悪く、化粧料への配合は思うように行えないのが現状
であった。
【0003】この点を改良するために、シリコーンに導
入するフッ素原子の数を調整する、例えば、フッ素原子
の含有率の少ないアルキル基をシリコーンに導入するな
どの試みがなされたが、相溶性の改善が少ないばかり
か、撥水性等の長所も損ないかねない状況であった。ま
た、上記フッ素化アルキル基に替えて通常のメチル基を
導入し、相溶性を向上しようとする試みも為されたが、
この様なシリコーンについても相溶性を上げれば撥水性
が損なわれ、撥水性を持たせれば相溶性が損なわれると
言う問題があり、化粧料用の原料として適切とは言い難
かった。
【0004】そこで、化粧料に撥水・撥油性を持たせ化
粧持ちを向上させるために、化粧料に配合される多くの
成分との相溶性に優れると共に、化粧料に配合したとき
に十分な撥水・撥油効果が得られるフッ素変性シリコー
ンの研究開発や、この様な特性を有するフッ素変性シリ
コーンを配合した多様な剤形に対応しうる化粧持ちに優
れた化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
下行われたものであり、化粧料に配合される多くの成分
との相溶性に優れると共に、化粧料に配合したときに十
分な撥水・撥油効果が得られるフッ素変性シリコーンを
含有する、多様な剤形に対応可能であり、さらに化粧持
ちにも優れる化粧料を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる状況に鑑みて、本
発明者等は、撥水・撥油性を損なわずにフッ素変性シリ
コーンの相溶性を向上する手段を求めて鋭意検討を重ね
た結果、ジメチルポリシロキサン構造の一部に、パーフ
ルオロアルキル基と共にバルキーな炭化水素基を導入す
ることにより、相溶性と撥水・撥油性とを併せ持つフッ
素変性シリコーンが得られること、さらにこの様なフッ
素変性シリコーンを化粧料に用いれば多様な剤形に対応
できると共に化粧持ちの向上も可能であることを見出
し、本発明を完成させるに至った。
【0007】すなわち本発明は、下記一般式(I)に示
されるフッ素変性シリコーンを含有する化粧料である。
【0008】
【化17】
【0009】(但し、式(I)中、Aは下記一般式(I
I)に表される基を表し、Bは下記一般式(III)に表さ
れる基を表し、lは0〜1500の任意の数値を表す。
また、R1、R3はそれぞれ独立して、炭素数1〜4の直
鎖、分岐、環状のアルキル基を表す。)
【0010】
【化18】
【0011】(但し、式(II)中、R21、R22、R23
・・・・、R2Xは、それぞれ独立してフッ素原子以外の
原子又はフッ素原子を含まない原子団で置換されていて
もよい炭素数2〜24の炭化水素基を表し、m1、m2
3、・・・・、mxは、それぞれ任意の数値を表し、m
1+m2+m3+・・・・+mxは1〜1500である。ま
た、xは1〜10の任意の整数である。)
【0012】
【化19】
【0013】(但し、式(III)中、a1、a2、a3、・
・・・、ayは、それぞれ独立して0〜5の任意の整数
を表し、Rf11、Rf12、Rf13・・・・、Rf1yは、
それぞれ独立して炭素数1〜12の直鎖、分岐、環状の
パーフルオロアルキル基を表し、n1、n2、n3、・・
・・、nyは、それぞれ任意の数値を表し、n1+n2
3+・・・・+nyは1〜1500である。また、yは
1〜5の任意の整数である。)
【0014】また本発明は、下記一般式(IV)に表され
る化合物の少なくとも一種と、一般式(V)に表される
化合物の少なくとも一種と、必要に応じて添加される一
般式(VI)に表される化合物との混合物を開環共重合さ
せた後、得られる開環共重合物に、下記イ群に示す化合
物から選ばれる一種又は二種以上をエンドキャッピング
剤として反応させて、前記開環共重合物をエンドキャッ
ピングして得られるフッ素変性シリコーンを含有する化
粧料を提供する。 (イ)クロロトリアルキルシラン、メトキシトリアルキ
ルシラン、エトキシトリアルキルシラン、ブロモトリア
ルキルシラン、ヘキサアルキルジシロキサン(但し、イ
群の各化合物におけるアルキルは、炭素数1〜4の直
鎖、分岐、環状のアルキルを表す。)
【0015】
【化20】
【0016】(但し、式(IV)中pは3〜6の整数を表
し、R4はフッ素原子以外の原子又はフッ素原子を含ま
ない原子団で置換されていてもよい炭素数2〜24の炭
化水素基を表す。)
【0017】
【化21】
【0018】(但し、式(V)中qは3〜6の整数を表
し、bは0〜5の任意の整数を表し、Rf2は炭素数1
〜12の直鎖、分岐、環状のパーフルオロアルキル基を
表す。)
【0019】
【化22】
【0020】(但し、式(VI)中oは3〜6の整数を表
す。)
【0021】上記本発明の化粧料が含有する上記方法で
得られるフッ素変性シリコーンとして、具体的には、上
記一般式(I)で表されるフッ素変性シリコーンを挙げ
ることができる。
【0022】さらに本発明は、下記一般式(VII)に表
される化合物と、必要に応じて添加される一般式(VI)
に表される化合物との混合物を開環共重合させた後、得
られる開環共重合物に、下記イ群に示す化合物から選ば
れる一種又は二種以上をエンドキャッピング剤として反
応させて、前記開環共重合物をエンドキャッピングし、
これにさらに下記一般式(VIII)に表される化合物の少
なくとも一種および一般式(IX)に表される化合物の少
なくとも一種を付加反応させて得られるフッ素変性シリ
コーンを含有する化粧料を提供する。 (イ)クロロトリアルキルシラン、メトキシトリアルキ
ルシラン、エトキシトリアルキルシラン、ブロモトリア
ルキルシラン、ヘキサアルキルジシロキサン(但し、イ
群の各化合物におけるアルキルは、炭素数1〜4の直
鎖、分岐、環状のアルキルを表す。)
【0023】
【化23】
【0024】(但し、式(VII)中rは3〜6の整数を
表す。)
【0025】
【化24】
【0026】(但し、式(VI)中oは3〜6の整数を表
す。)
【0027】
【化25】
【0028】(但し、式(VIII)中、X1、X2、X
3は、フッ素原子以外の原子を表し、R5はフッ素原子以
外の原子もしくは、フッ素原子以外の原子又はフッ素原
子を含まない原子団で置換されていてもよい炭素数1〜
22の炭化水素基を表す。)
【0029】
【化26】
【0030】(但し、式(IX)中dは0〜3の整数を表
し、Rf3は炭素数1〜12の直鎖、分岐、環状のパー
フルオロアルキル基を表す。)
【0031】この様な本発明の化粧料が含有する上記方
法で得られるフッ素変性シリコーンとして、具体的に
は、上記一般式(I)で表されるフッ素変性シリコーン
のうち、一般式(III)のa1、a2、a3、・・・・、a
yが2〜5の任意の整数であるフッ素変性シリコーンを
挙げることができる。
【0032】これらのフッ素変性シリコーンを含有する
本発明の化粧料は、例えば、メークアップ用、頭髪用、
基礎用又は浴用の化粧料として用いられる。本発明の化
粧料がメークアップ用又は頭髪用の化粧料である場合に
は、前記フッ素変性シリコーンの含有量として具体的に
は、化粧料全量に対して0.1〜70重量%程度の含有
量を挙げることができる。また、本発明の化粧料が基礎
用又は浴用の化粧料である場合には、前記フッ素変性シ
リコーンの含有量として具体的には、化粧料全量に対し
て0.1〜50重量%程度の含有量を挙げることができ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の化粧料が含有するフッ素変性シリコーン
について説明する。 (1)本発明に用いるフッ素変性シリコーン 本発明の化粧料に用いるフッ素変性シリコーンとして、
まず上記一般式(I)に示されるフッ素変性シリコーン
を説明する。
【0034】一般式(I)に示されるフッ素変性シリコ
ーンにおいて、式中のAは上記一般式(II)に示される
ように、末端が封鎖されていないx成分系の共重合体を
表すが、一般式(II)において、共重合体を構成する成
分の数すなわち単量体の種類xは、1〜10の何れかで
あり、好ましくは1〜5である。また、一般式(II)に
おいて、R21、R22、R23、・・・・、R2Xは、それぞ
れ独立してフッ素原子以外の原子又はフッ素原子を含ま
ない原子団で置換されていてもよい炭素数2〜24の炭
化水素基を表すが、前記炭化水素基として、具体的に
は、直鎖、分岐、環状、それらの混合のアルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル基
等が挙げられ、これらのうちでも、アルキル基、アリー
ル基、アラルキル基を本発明に用いるフッ素変性シリコ
ーンにおいて好ましい基として挙げることができる。
【0035】上記炭化水素基を置換する原子又は原子団
として具体的には、フッ素以外のハロゲン原子、アルコ
キシ基、アルキルカルボニル基、アルキルカルボニルオ
キシ基、アルキルアミノ基、アルキルアミノカルボキシ
ル基、アルキルカルボニルアミノ基等を挙げることが可
能である。また、これら置換基における好ましい炭素数
は、1〜20である。
【0036】さらに一般式(II)において、m1、m2
3、・・・・、mxは、それぞれ任意の数値を表し、こ
れらの合計数m1+m2+m3+・・・・+mx(以下、合
計数をmsで表す)、は1〜1500であるが、本発明
に用いるフッ素変性シリコーンにおいては、msが5〜
1000の範囲にあることが好ましく、より好ましいm
sの範囲は10〜500である。
【0037】また、一般式(I)においてBは、上記一
般式(III)に示されるように、末端が封鎖されていな
いパーフルオロアルキル基を有するy成分系の共重合体
を表すが、一般式(III)において、共重合体を構成す
るパーフルオロアルキル基を有する成分の数すなわち単
量体の種類yは、1〜5の何れかであり、好ましくは1
〜3である。一般式(III)において、a1、a2、a3
・・・・、ayは、それぞれ独立して0〜5の任意の整
数を表す。本発明に用いるフッ素変性シリコーンにおい
て、これらはそれぞれ0〜3の範囲にあることが好まし
く、より好ましいこれらの範囲は0〜2である。
【0038】一般式(III)において、Rf11、R
12、Rf13・・・・、Rf1yは、それぞれ独立して炭
素数1〜12の直鎖、分岐、環状のパーフルオロアルキ
ル基を表すが、前記パーフルオロアルキル基の炭素数は
2〜10であることが好ましく、更に3〜9であること
が本発明に用いるフッ素変性シリコーンにおいてより好
ましい。前記パーフルオロアルキル基の炭素数が12よ
り多いと、得られるフッ素変性シリコーンの相溶性が損
われることがある。また、フッ素変性シリコーンがパー
フルオロアルキル基を有さない場合には、撥水・撥油性
の効果が得られないことになる。なお、上述の様に前記
パーフルオロアルキル基は直鎖であっても分岐していて
も、あるいは環状であってもよいが、好ましい構造とし
て、製造のしやすさの点から直鎖構造を挙げることがで
き、物理特性の点からは環状構造を挙げることができ
る。
【0039】さらに、一般式(III)において、n1、n
2、n3、・・・・、nyは、それぞれ任意の数値を表
し、これらの合計数n1+n2+n3+・・・・+ny(以
下、合計数をnsで表す)は1〜1500であるが、本
発明に用いるフッ素変性シリコーンにおいては、ns
5〜1000の範囲にあることが好ましく、より好まし
いnsの範囲は10〜500である。
【0040】また、一般式(I)においてlは、0〜1
500の任意の数値を表すが、本発明に用いるフッ素変
性シリコーンにおいては、lが0〜1000の範囲にあ
ることが好ましく、より好ましいlの範囲は0〜500
である。
【0041】上記一般式(I)で示されるフッ素変性シ
リコーンにおいては、上記l、ms、nsの数値が得られ
るフッ素変性シリコーンの状態に影響を与える。本発明
の化粧料において上記フッ素変性シリコーンをペースト
基剤等のように固体乃至は半固体の性質を生かした状態
で用いたい場合には、上記l、ms、nsがそれぞれ独立
して100〜1500の範囲にあることが好ましい。ま
た、より好ましいl、ms、nsの範囲として200〜1
000を、さらに好ましい範囲として300〜800を
挙げることができる。
【0042】さらに、本発明に用いるフッ素変性シリコ
ーンにおいては、その相溶性と撥水・撥油性のバランス
を取るために(l+ms)/nsの値は、50〜200の
範囲にあることが好ましい。また、より好ましい(l+
s)/nsの値の範囲として75〜175を挙げること
ができ、さらに好ましい範囲として100〜150を挙
げることができる。
【0043】また、一般式(I)において、R1、R3
それぞれ独立して、炭素数1〜4の直鎖、分岐、環状の
アルキル基を表すが、本発明に用いるフッ素変性シリコ
ーンにおいてR1およびR3は、ともにメチル基であるこ
とが好ましい。
【0044】上記本発明に用いるフッ素変性シリコーン
は、一般式(I)に示す通り数種類のモノマーが共重合
して得られる共重合化合物であり、例えば、重縮合反応
により一般式(I)の化合物の各構成単位となる様な各
種モノマーの混合物を、通常の方法により重縮合反応さ
せた後、反応液に一般式(I)に示す末端を構成できる
ような適当なエンドキャッピング剤を添加し、これで共
重合体をエンドキャッピングする等の製造方法により製
造することが可能である。また、パーフルオロアルキル
基を有する環状シリコーンを含む数種のシリコーン環状
化合物を出発物質として開環共重合を行った後、これを
エンドキャッピング剤によりエンドキャッピングする等
の製造方法により製造することも可能である。あるい
は、フッ素原子を含有しないシリコーン環状化合物を出
発物質として開環共重合を行い、これをエンドキャッピ
ング剤によりエンドキャッピングした後、これにパーフ
ルオロアルキル基を有する炭化水素基およびバルキーな
炭化水素基を付加反応等により導入する等の製造方法に
より製造することが可能である。
【0045】また、本発明の化粧料に用いられるフッ素
変性シリコーンとして、上記一般式(IV)に表される化
合物の少なくとも一種と、一般式(V)に表される化合
物の少なくとも一種と、必要に応じて添加される一般式
(VI)に表される化合物との混合物を開環共重合させた
後、得られる開環共重合物に、下記イ群に示す化合物か
ら選ばれる一種又は二種以上をエンドキャッピング剤と
して反応させて、前記開環共重合物をエンドキャッピン
グして得られるフッ素変性シリコーンを挙げることがで
きる。 (イ)クロロトリアルキルシラン、メトキシトリアルキ
ルシラン、エトキシトリアルキルシラン、ブロモトリア
ルキルシラン、ヘキサアルキルジシロキサン(但し、イ
群の各化合物におけるアルキルは、炭素数1〜4の直
鎖、分岐、環状のアルキルを表す。)
【0046】上述の様にして本発明の化粧料に用いるフ
ッ素変性シリコーンを製造する際に、必要に応じて用い
られる一般式(VI)に表される環状シリコーンは、例え
ば、下記反応式1(化27)に示す様にジクロロジメチ
ルシランをアルカリの存在下、縮合することにより得ら
れる。
【0047】
【化27】
【0048】(但し、式中oは3〜6の整数を表す。)
【0049】また、一般式(IV)に表される環状シリコ
ーンは、例えば、下記反応式2(化28)に示す様に、
まずメチルヒドロジェンジクロロシランに、末端に二重
結合を有するフッ素原子以外の原子又はフッ素原子を含
まない原子団で置換されていてもよい炭素数2〜24の
炭化水素化合物を付加することにより炭化水素基置換メ
チルジクロロシランを得、さらにこれをアルカリの存在
下、縮合することによって作製することができる。な
お、反応式2においては、メチルヒドロジェンジクロロ
シランに付加させる化合物としてエチレンの水素原子の
1つがR6で示される炭化水素基に置換された化合物を
用いているが、この様な化合物以外でも上記付加反応に
影響を与えない範囲であれば、前記エチレン誘導体にお
いて他の3つの水素原子がフッ素原子以外の原子又はフ
ッ素原子を含まない原子団で置換されていてる化合物を
用いることも可能である。
【0050】
【化28】
【0051】(但し、式中pは3〜6の整数を表し、R
6はフッ素原子以外の原子もしくは、フッ素原子以外の
原子又はフッ素原子を含まない原子団で置換されていて
もよい炭素数1〜22の炭化水素基を表す。)
【0052】さらに、一般式(V)に表されるパーフル
オロアルキル基を有する環状シリコーンは、例えば、下
記反応式3(化29)に示す様に、まずメチルヒドロジ
ェンジクロロシランに、末端に炭素数1〜12の直鎖、
分岐、環状のパーフルオロアルキル基を有し、前記パー
フルオロアルキル基が結合したのと反対の末端に二重結
合を有する炭化水素化合物を付加することによりパーフ
ルオロアルキル基を有する炭化水素基置換メチルジクロ
ロシランを得、さらにこれをアルカリ存在下、縮合する
ことによって作製することができる。
【0053】
【化29】
【0054】(但し、式中qは3〜6の整数を表し、e
は0〜3の任意の整数を表し、Rf4は炭素数1〜12
の直鎖、分岐、環状のパーフルオロアルキル基を表
す。)
【0055】あるいは、一般式(IV)で表される環状シ
リコーンおよび一般式(V)で表される環状シリコーン
は、それぞれ下記反応式4(化30)および下記反応式
5(化31)に示される通り、トリクロロメチルシラン
と、それぞれ対応する炭化水素基のハロゲン化物あるい
はパーフルオロアルキル基を有する炭化水素基のハロゲ
ン化物から誘導したグリニャール試薬とを反応させて、
前記炭化水素基あるいはパーフルオロアルキル基を有す
る炭化水素基置換のメチルジクロロシラン体とし、これ
をアルカリ存在下で環状化させることによっても製造す
ることが可能である。
【0056】
【化30】
【0057】(但し、式中pは3〜6の整数を表し、X
4はハロゲン原子を表し、R7はフッ素原子以外の原子又
はフッ素原子を含まない原子団で置換されていてもよい
炭素数2〜24の炭化水素基を表す。)
【0058】
【化31】
【0059】(但し、式中qは3〜6の整数を表し、h
は0〜5の任意の整数を表し、X5はハロゲン原子を表
し、Rf5は炭素数1〜12の直鎖、分岐、環状のパー
フルオロアルキル基を表す。)
【0060】本発明の化粧料に用いられる上記フッ素変
性シリコーンを得るためには、まず、この様にして得ら
れる一般式(IV)に表される環状シリコーンの少なくと
も一種と、一般式(V)に表される環状シリコーンの少
なくとも一種とを適当な割合で混合させた混合物を開環
共重合させる。または、一般式(IV)に表される環状シ
リコーンの少なくとも一種と、一般式(V)に表される
環状シリコーンの少なくとも一種と、一般式(VI)に表
される環状シリコーンとを適当な割合で混合させた混合
物を開環共重合させる。ここで、前記開環共重合に用い
る各環状シリコーン化合物の混合割合は、相溶性と共に
撥水・撥油性をも有するフッ素変性シリコーンが得られ
るような混合割合であれば特に制限されないが、上記各
化合物の混合割合として具体的には、一般式(VI)に表
される化合物と一般式(IV)に表される化合物の合計量
と一般式(V)に表される化合物の量の割合がモル比で
50:1〜200:1となるような混合割合を挙げるこ
とができる。また、前記モル比はより好ましくは、7
5:1〜175:1であり、さらに好ましくは100:
1〜150:1である。
【0061】また、開環重合の方法は通常の方法によれ
ばよく、上記混合物を、例えば、トルエン、ベンゼン、
キシレン等の有機溶媒に溶解させ、これに、トリフルオ
ロメチル硫酸、硫酸、硝酸等の触媒を加え、必要に応じ
て加熱しながら、適当な時間反応させる。反応時間につ
いては、目的とする共重合体の分子量あるいは重合度に
より調整する。例えば、上記モル比の混合物を用いて、
使用勝手のよい重合度15〜3000程度の共重合体を
得るには、60〜180℃程度の反応温度で、概ね2〜
24時間反応を行わせればよい。また、上記共重合体の
より好ましい重合度の範囲は20〜2500程度であ
り、さらにに好ましい重合度の範囲として30〜200
0程度を挙げることができる。
【0062】その後、本発明の化粧料に用いられる上記
フッ素変性シリコーンを得るために、前記時間が経過し
たところで、反応を停止させるために反応液に上記イ群
に示す化合物から選ばれる一種又は二種以上をエンドキ
ャッピング剤として添加し反応させて、前記開環共重合
物をエンドキャッピングする。用いられるエンドキャッ
ピング剤は、上記イ群に示す通りであるが、イ群の各化
合物におけるアルキルは、メチルであることが好まし
く、これらのうちでもより好ましいエンドキャッピング
剤として、ヘキサメチルジシロキサン、クロロトリメチ
ルシラン等を挙げることができる。
【0063】反応液から反応生成物である本発明に用い
るフッ素変性シリコーンを精製するには、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー、アルミナカラクロマトガラフ
ィー等や減圧蒸留などの通常の精製方法を用いること可
能である。
【0064】この様にして得られるフッ素変性シリコー
ンは、ブロックコポリマーであるが、この様な製造方法
により得られるフッ素変性シリコーンとして、具体的に
は、上記一般式(I)で表されるようなフッ素変性シリ
コーンを挙げることができる。
【0065】さらに、本発明の化粧料に用いられるフッ
素変性シリコーンとして、上記一般式(VII)に表され
る化合物と、必要に応じて添加される一般式(VI)に表
される化合物との混合物を開環共重合させた後、得られ
る開環共重合物に、下記イ群に示す化合物から選ばれる
一種又は二種以上をエンドキャッピング剤として反応さ
せて、前記開環共重合物をエンドキャッピングし、これ
にさらに下記一般式(VIII)に表される化合物の少なく
とも一種および一般式(IX)に表される化合物の少なく
とも一種を付加反応させて得られるフッ素変性シリコー
ンを挙げることができる。 (イ)クロロトリアルキルシラン、メトキシトリアルキ
ルシラン、エトキシトリアルキルシラン、ブロモトリア
ルキルシラン、ヘキサアルキルジシロキサン(但し、イ
群の各化合物におけるアルキルは、炭素数1〜4の直
鎖、分岐、環状のアルキルを表す。)
【0066】上述の様にして本発明の化粧料に用いるフ
ッ素変性シリコーンを製造する際に用いられる一般式
(VI)に表される環状シリコーンは、上記製造方法1に
おいて説明した通りである。また、一般式(VII)に表
される環状シリコーンも、一般式(VI)に表される環状
シリコーンと同様にして、メチルヒドロジェンジクロロ
シランをアルカリの存在下、縮合することにより得られ
る。
【0067】本発明の化粧料に用いられる上記フッ素変
性シリコーンを得るためには、まず上記一般式(VII)
に表される環状シリコーンを、または一般式(VII)に
表される環状シリコーンと一般式(VI)に表される環状
シリコーンとを適当な割合で混合させた混合物を、開環
共重合させる。開環重合の方法は通常の方法によればよ
く、上記一般式(VII)に表される環状シリコーンや、
これと一般式(VI)に表される環状シリコーンとの混合
物等の重合体原料を、例えば、トルエン、ベンゼン、キ
シレン等の有機溶媒に溶解させ、これに、トリフルオロ
メチル硫酸、硫酸、硝酸等の触媒を加え、必要に応じて
加熱しながら、適当な時間反応させる。
【0068】反応時間については、目的とする共重合体
の重合度により調整する。例えば、上記重合体原料を用
いて、使用勝手のよい重合度15〜3000程度の共重
合体を得るには、60〜180℃程度の反応温度で、概
ね2〜24時間反応を行わせればよい。また、上記共重
合体のより好ましい重合度の範囲は20〜2500程度
であり、さらにに好ましい重合度の範囲として30〜2
000程度を挙げることができる。
【0069】その後、本発明の化粧料に用いられる上記
フッ素変性シリコーンを得るために、前記時間が経過し
たところで、反応を停止させるために反応液に上記イ群
に示す化合物から選ばれる一種又は二種以上をエンドキ
ャッピング剤として添加し反応させて、前記開環共重合
物をエンドキャッピングする。用いられるエンドキャッ
ピング剤は、上記イ群に示す通りであるが、イ群の各化
合物におけるアルキルは、メチルであることが好まし
く、これらのうちでもより好ましいエンドキャッピング
剤として、ヘキサメチルジシロキサン、クロロトリメチ
ルシラン等を挙げることができる。
【0070】次いで、上記の様にして開環共重合物をエ
ンドキャッピングし得られた共重合体に、さらに、一般
式(VIII)に表される化合物の少なくとも一種および一
般式(IX)に表される化合物の少なくとも一種を付加反
応させる。付加反応の方法については、通常の方法に従
えばよく、例えば、上記共重合体と一般式(VIII)に表
される化合物、一般式(IX)に表される化合物を白金塩
酸等の触媒を用いて、加圧加熱条件下で付加反応させれ
ばよい。
【0071】ここで、上記各環状シリコーン化合物の混
合割合および付加反応に用いる各不飽和化合物の混合割
合は、相溶性と共に撥水・撥油性をも有するフッ素変性
シリコーンが得られるような混合割合であれば特に制限
されないが、上記各化合物の混合割合として具体的に
は、一般式(VI)に表される環状シリコーンと一般式
(VII)に表される環状シリコーンの混合割合をモル比
でs:tとし、付加反応に用いる一般式(VIII)に表さ
れる化合物量と一般式(IX)に表される化合物量の割合
をモル比でu:wとした場合、s+(t×u/(u+
w)):t×w/(u+w)の値が50:1〜200:
1、好ましくは75:1〜175:1、より好ましくは
100:1〜150:1となるような混合割合を挙げる
ことが可能である。
【0072】また、反応液から反応生成物である本発明
に用いるフッ素変性シリコーンを精製するには、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー、アルミナカラクロマト
ガラフィー等や減圧蒸留などの通常の精製方法を用いる
こと可能である。
【0073】この様にして得られるフッ素変性シリコー
ンは、共重合体中に炭化水素基とパーフルオロアルキル
基を含む基がアトランダムに配置されたコポリマーであ
るが、この様な製造方法により得られるフッ素変性シリ
コーンとして、具体的には、上記一般式(I)で表され
るフッ素変性シリコーンのうち、一般式(III)のa1
2、a3、・・・・、ayが2〜5の任意の整数である
フッ素変性シリコーンを挙げることができる。
【0074】上記本発明に用いるフッ素変性シリコーン
は、化粧料に配合される成分、例えば、トリグリセリド
などと相溶性がよい上、撥水・撥油性を有しており化粧
料用原料として好適である。以下に、上記フッ素変性シ
リコーンを含有する本発明の化粧料について説明する。
【0075】(2)本発明の化粧料 本発明の化粧料は上記フッ素変性シリコーンの1種又は
2種以上を含有する。上記フッ素変性シリコーンを配合
することにより、本発明の化粧料には、優れた撥水性と
撥油性が付与される。これは、本発明の化粧料に配合す
る上記フッ素変性シリコーンが撥水・撥油性に優れるこ
とによるが、上記フッ素変性シリコーンは、また化粧料
に一般的に配合される多くの原料成分との相溶性にも優
れることから、化粧料の多くの剤形に適用可能であると
いう特徴を有する。本発明に用いるフッ素変性シリコー
ンは、化粧料に配合されて使用される際に、肌や頭髪上
に被膜を形成するが、このシリコーン被膜の優れた撥水
・撥油性が総合的に作用して、本発明の化粧料に化粧持
ちのよさを付与している。
【0076】上記フッ素変性シリコーンを含有する本発
明の化粧料が適用される化粧料としては、特に制限され
るものではないが、具体的には、メークアップ用、頭髪
用、基礎用、浴用等の各化粧料を挙げることが可能であ
る。
【0077】本発明の化粧料における上記フッ素変性シ
リコーンの好適な含有量は、剤形の種類や用途等により
異なり、具体的に剤形・用途毎に見るならば、ファンデ
ーション、アンダーメークアップ、口紅、頬紅、アイカ
ラー、アイライナー、マスカラ等のメークアップ用化粧
料や、ヘアトニック、ヘアリキッド、ポマード、ヘアス
プレー、シャンプー、リンス等の頭髪用化粧料の場合に
は、化粧料全量に対して0.1〜70重量%の含有量が
好ましく、より好ましくは1〜50重量%の含有量であ
り、さらに好ましい含有量は3〜40重量%である。ま
た、クリーム、乳液、化粧水、パック等の基礎用化粧
料、バスエッセンス等の浴用化粧料の場合には、化粧料
全量に対して0.1〜50重量%の含有量であることが
好ましく、より好ましくは1〜30重量%の含有量であ
り、さらに好ましい含有量は3〜15重量%である。
【0078】本発明の化粧料の剤形は、特に限定される
ものではなく、例えば、ローション、乳液、クリーム、
水性ゲル、オイルゲル、軟膏、アンダーメークアップ、
ファンデーション、パウダー、口紅、頬紅、アイカラ
ー、アイライナー、マスカラ、スカルプローション、コ
ーティングエッセンス、ヘアトニック、シャンプー、リ
ンス、ポマード、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘ
アリキッド、ヘアローション、スタイリングフォーム、
ヘアブロースプレー等の通常、皮膚用(浴用を含む)や
頭髪用の化粧料として用いられているものが挙げられ
る。これらの化粧料は、上記フッ素変性シリコーンを、
好ましくは上記配合量の範囲で、配合する以外は、通常
の化粧料と同様の方法で製造することができる。
【0079】また、本発明の化粧料には、上記フッ素変
性シリコーン以外に、通常、化粧料に適用される、流動
パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素類、ミ
リスチン酸イソプロピル(IPM)や合成ゲイロウ、ホ
ホバ油、カルナウバワックス等のエステル類、オリーブ
油、牛脂等の動植物油脂、セタノール、ステアリルアル
コール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン
酸等の高級脂肪酸類、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキ
ルスルホコハク酸エステル等のアニオン界面活性剤、4
級アルキルアミン塩等のカチオン界面活性剤、脂肪酸モ
ノグリセライド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の
ノニオン界面活性剤、アルキルベタイン等の両性界面活
性剤等の界面活性剤類、グリセリンやプロピレングリコ
ール等の多価アルコール類、エタノール、プロパノール
等の低級アルコール類、パラベン類やグルコン酸クロル
ヘキシジン等の防腐剤類、パラアミノ安息香酸誘導体、
ベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤類、ビタミンE
やブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤、アラビア
ゴム、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、ポリエチ
レングリコール等の保湿剤、クエン酸塩、酢酸塩等のp
H調整剤、酸化チタン、シリカゲル、タルク等の粉体
類、香料、色素等、ヒアルロン酸、胎盤抽出物、朝鮮人
参エキス、ステロール配糖体等の各種目的に応じた薬効
成分などが適宜選択されて配合される。また、上記フッ
素変性シリコーン以外の従来から化粧料に配合されてい
るシリコーン類を配合することもできる。
【0080】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、本発明
がこれら実施例のみに限定されることがないことは言う
までもない。まず、本発明の化粧料が含有するフッ素変
性シリコーンの製造例について説明する。
【0081】
【製造例1】300mlのジエチルエーテルに溶解した
1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6
−トリデカフルオロ−8−イオドオクタン50gとマグ
ネシウム3gから誘導したグリニャール試薬に、ドライ
アイスアセトン冷却下で、トリクロロメチルシラン20
gをジエチルエーテル100mlに溶解させた溶液を、
滴下して加えた。この混合液の温度を徐々に室温まで上
げて24時間反応させた。得られた反応液を水500m
l中に滴下し、50℃で1時間加水分解した。加水分解
反応液を冷却した後、これにジエチルエーテル500m
lを加え液液抽出を行い、ジエチルエーテル層を取り出
した。次いで、取り出したジエチルエーテル層を、希塩
酸、水で洗浄した後、硫酸マグネシウムを通して乾燥さ
せた。得られた液体を濃縮し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒;ノルマルヘキサン:ジエチル
エーテル=100:0→50:50)で精製して、下記
式(1a)で表される環状シリコーン1を29g得た。
この化合物の構造は、NMR、IR、質量分析を行うこ
とで確認された。
【0082】
【化32】
【0083】次に、メチルジクロロシラン50gとH2
PtCl6の0.1g、SnCl2・2H2Oの0.5g
を加熱還流させ、さらにこれにスチレン70gを滴下
し、80℃で24時間反応させた。得られた反応液を上
記環状シリコーン1と同様にして加水分解した後、精製
して下記式(2a)で表される環状シリコーン2を43
g得た。
【0084】
【化33】
【0085】また、ジクロロジメチルシラン50gを上
記環状シリコーン1と同様にして加水分解処理した後、
精製して下記式(3a)で表される環状シリコーン3を
24g得た。
【0086】
【化34】
【0087】上記で得られた環状シリコーン1の12
g、環状シリコーン2の5g、および環状シリコーン3
の2gを100mlのトルエンに溶解し80℃に加熱し
た。この混合溶液にトリフルオロメチル硫酸を触媒量加
え、8時間反応させた。その後、この反応液にさらにヘ
キサメチルジシロキサン1gを加え、エンドキャッピン
グした。この反応物を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥させ、溶媒を溜去した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒、ヘキサン:ジエチルエーテル=
100:0→50:50)で精製して、下記式(1B)
で表されるシリコーン1を8g得た。得られたシリコー
ン1の構造の確認は、NMR、IRを測定することによ
り行われた。また、重合度は粘度を測定することにより
求めた。
【0088】
【化35】
【0089】
【製造例2】上記製造例1と同様にして環状シリコーン
1および環状シリコーン3を製造した。さらに、上記製
造例1において環状シリコーン2を製造したのと全く同
様にして、20gのメチルジクロロシランと30gの1
−デセンから下記式(4a)で表される環状シリコーン
4を16g製造した。
【0090】
【化36】
【0091】上記で得られた環状シリコーン1の10
g、環状シリコーン3の2g、環状シリコーン4の5g
を100mlのトルエンに溶解し、製造例1と同様に1
6時間処理した後、ヘキサメチルジシロキサンでエンド
キャッピングした。得られた反応物を水洗し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥させ、溶媒を溜去した後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、ヘキサン:ジエ
チルエーテル=100:0→50:50)で精製し、下
記式(2B)で表されるシリコーン2を5g得た。得ら
れたシリコーン2の構造の確認は、NMR、IRを測定
することにより行われた。また、重合度は粘度を測定す
ることにより求めた。
【0092】
【化37】
【0093】
【製造例3】上記製造例1と同様にして環状シリコーン
1および環状シリコーン3を製造した。さらに、上記製
造例1において環状シリコーン2を製造したのと全く同
様にして、シクロヘキセン10gとメチルジクロロシラ
ン20gより、下記式(5a)で表される環状シリコー
ン5を7g製造した。
【0094】
【化38】
【0095】上記で得られた環状シリコーン1の5g、
環状シリコーン3の1g、環状シリコーン5の7gを5
0mlのトルエンに溶解し、製造例1と同様にして4時
間処理した後、ヘキサメチルジシロキサンでエンドキャ
ッピングした。得られた反応物を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥させ、溶媒を溜去した後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒、ヘキサン:ジエチル
エーテル=100:0→50:50)で精製し、下記式
(3B)で表されるシリコーン3を4g得た。得られた
シリコーン3の構造の確認は、NMR、IRを測定する
ことにより行われた。また、重合度は粘度を測定するこ
とにより求めた。
【0096】
【化39】
【0097】
【製造例4】上記製造例1と同様にして環状シリコーン
3を製造した。また、上記製造例1の環状シリコーン1
の製造において、1,1,1,2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6−トリデカフルオロ−8−イオドオ
クタンの替わりにパーフルオロオクチルブロマイドを用
いた以外は全く同様にして、27gの下記式(6a)で
表される環状シリコーン6を製造した。
【0098】
【化40】
【0099】さらに、上記製造例1において環状シリコ
ーン2を製造したのと全く同様にして、1−テトラデセ
ン20gとメチルジクロロシラン20gより、下記式
(7a)で表される環状シリコーン7を16g製造し
た。
【0100】
【化41】
【0101】上記で得られた環状シリコーン3の2g、
環状シリコーン6の5g、環状シリコーン7の10gを
200mlのトルエンに溶解し、製造例1と同様にして
10時間処理した後、ヘキサメチルジシロキサンでエン
ドキャッピングした。得られた反応物を水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を溜去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、ヘキサン:ジ
エチルエーテル=100:0→50:50)で精製し、
下記式(4B)で表されるシリコーン4を12g得た。
得られたシリコーン4の構造の確認は、NMR、IRを
測定することにより行われた。また、重合度は粘度を測
定することにより求めた。
【0102】
【化42】
【0103】
【製造例5】上記製造例1と同様にして環状シリコーン
1、環状シリコーン2および環状シリコーン3を製造し
た。また、上記製造例4と同様にして環状シリコーン7
を製造した。
【0104】この様にして得られた環状シリコーン1の
7g、環状シリコーン2の5g、環状シリコーン3の2
gおよび環状シリコーン7の10gを100mlのトル
エンに溶解し、製造例1と同様にして6時間処理した
後、ヘキサメチルジシロキサンでエンドキャッピングし
た。得られた反応物を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥させ、溶媒を溜去した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒、ヘキサン:ジエチルエーテル=
100:0→50:50)で精製し、下記式(5B)で
表されるシリコーン5を6g得た。得られたシリコーン
5の構造の確認は、NMR、IRを測定することにより
行われた。また、重合度は粘度を測定することにより求
めた。
【0105】
【化43】
【0106】
【製造例6】上記製造例1と同様にして環状シリコーン
3を製造した。また、上記製造例1において環状シリコ
ーン2を製造したのと全く同様にして、3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,
10,10−ヘプタデカフルオロ−1−デセン50gと
メチルジクロロシラン30gより、下記式(8a)で表
される環状シリコーン8を21g製造した。
【0107】
【化44】
【0108】さらに、上記製造例1の環状シリコーン1
の製造において、1,1,1,2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6−トリデカフルオロ−8−イオドオ
クタン50gの替わりにモノクロロベンゼン30gを用
いた以外は全く同様にして、26gの下記式(9a)で
表される環状シリコーン9を製造した。
【0109】
【化45】
【0110】上記で得られた環状シリコーン3の2g、
環状シリコーン8の5g、環状シリコーン9の7gを5
0mlのトルエンに溶解し、製造例1と同様にして3時
間処理した後、ヘキサメチルジシロキサンでエンドキャ
ッピングした。得られた反応物を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥させ、溶媒を溜去した後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒、ヘキサン:ジエチル
エーテル=100:0→50:50)で精製し、下記式
(6B)で表されるシリコーン6を3g得た。得られた
シリコーン6の構造の確認は、NMR、IRを測定する
ことにより行われた。また、重合度は粘度を測定するこ
とにより求めた。
【0111】
【化46】
【0112】
【比較製造例1】上記製造例1と同様にして環状シリコ
ーン1を製造した。得られた環状シリコーン1の7gを
50mlのトルエンに溶解させ、硫酸を加えて4時間反
応させた後、トリメチルクロロシランを加えて重合反応
を停止させた。得られた反応物を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥させ、溶媒を溜去した後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒、ヘキサン:ジエチル
エーテル=100:0→50:50)で精製して、下記
式(7B)で表される対照シリコーン1を5g得た。
【0113】
【化47】
【0114】次に、上記製造例で得られたフッ素変性シ
リコーンを配合した本発明の化粧料の実施例について説
明する。なお、以下に示す配合量は全て重量部である。
【0115】
【実施例1〜5】 クリーム 表1に示す処方に従ってクリームを作製した。即ち、
ア、イ、ウ、エの各成分をそれぞれ80℃で加熱溶解し
た。前記ア成分にイ成分を加えて混練りし、これをウ成
分で希釈し、さらにエ成分を徐々に加えて乳化した後、
これを撹拌冷却してクリームを得た。
【0116】また、比較のために製造例で得られたフッ
素変性シリコーンをジメチルポリシロキサンに置き換え
たクリームを上記実施例と同様にして作製した。さら
に、製造例で得られたフッ素変性シリコーンを従来のフ
ッ素変性シリコーン(東レシリコーン製のFS126
5)に置き換えたクリームを上記実施例と同様にして作
製しようと試みたが、乳化ができずクリームは得られな
かった。
【0117】
【表1】
【0118】
【実施例6〜10】 ファンデーション 表2に従ってファンデーションを作製した。即ち、ア成
分をヘンシャエルミキサーに秤込み低速混合し、これに
イ成分を徐々に加えて加え終わった後に高速回転に切り
替えコーティングした。これを、1mmヘリングボーン
スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に
充填し加圧成型してファンデーションを得た。
【0119】また、比較のために製造例で得られたフッ
素変性シリコーンをジメチルポリシロキサンに置き換え
たファンデーション(比較例2)、および上記比較製造
例で得られた対照シリコーン1に置き換えたファンデー
ション(比較例3)を上記実施例と同様にして作製し
た。
【0120】
【表2】
【0121】
【実施例11〜15】 口紅 表3の処方に従って口紅を作製した。即ち、ア成分をボ
ールミルで分散し90℃に加熱したものに、これとは別
に予め90℃に加熱溶解しておいたイ成分を加えて良く
混合し、これを型に流し込み冷却して容器に装着し口紅
を作製した。
【0122】また、比較のために製造例で得られたフッ
素変性シリコーンをジメチルポリシロキサンに置き換え
た口紅を作製した。さらに、製造例で得られたフッ素変
性シリコーンを上記比較製造例で得られた対照シリコー
ン1に置き換えた口紅を上記実施例と同様にして作製し
ようと試みたが、相溶性が悪く口紅は製造できなかっ
た。
【0123】
【表3】
【0124】
【実施例16〜20】 リンス 表4の処方に従って、リンスを作製した。即ち、処方成
分を加熱可溶化し冷却してリンスを得た。
【0125】
【表4】
【0126】<本発明の化粧料の評価>上記各実施例お
よび各比較例で得られた化粧料を用いて、以下の実使用
試験を行い、本発明の化粧料を評価した。
【0127】(1)手荒れ改善試験 手荒れのひどいパネラー20名に実施例1〜5及び比較
例1で得られたクリームを実際に使用してもらい、手荒
れ改善効果を調べた。即ち、パネラー20名に実施例1
で得られたクリームを一日一回、通常のクリームと同様
にして手に塗布する方法で、2週間連続して使用しても
らい、2週間後に手荒れの改善度を表5に示す評価分類
の何れかに判定してもらった。これを、順番に他の5つ
のクリームについても行った。なお、試験中には手に他
の処置を行うことは避けてもらった。結果を表5に示
す。
【0128】
【表5】
【0129】この結果より、実施例で得られたクリーム
は何れも、本発明に用いるフッ素変性シリコーンの代わ
りに従来のシリコーンを含有する比較例のクリームに比
べて、保湿効果に優れることがわかる。これは、製造例
のフッ素変性シリコーンを含有する実施例のクリーム
は、比較例のクリームに比べて、水や油で除去されにく
いことによるものと考えられる。
【0130】(2)化粧持ち試験−1 専門パネラー20名に、実施例6〜10及び比較例2、
3で得られたファンデーションを実際に使用してもら
い、各化粧料の化粧持ちについて調査した。即ち、パネ
ラー20名に実施例6で得られたファンデーションを用
いて通常のファンデーションと同様の方法で、朝の化粧
をしてもらい、6時間後に化粧の残り具合を表6に示す
化粧持ちの評価分類のいずれかに判定してもらった。さ
らに、化粧持ち以外に問題となる点を特記してもらっ
た。これと同様の試験を、順番に他の6つのファンデー
ションについても行った。結果を表6に示す。なお、比
較例3のファンデーションのみに化粧持ち以外の問題を
訴えるパネラーが11人いたが、その内容は何れも「ム
ラになる」というものであった。
【0131】
【表6】
【0132】この結果より、実施例で得られたファンデ
ーションは何れも、本発明に用いるフッ素変性シリコー
ンの代わりに従来のシリコーンやフッ素含量の多いフッ
素変性シリコーンを含有する比較例のファンデーション
に比べて、化粧持ちに優れることがわかる。
【0133】(3)化粧持ち試験−2 専門パネラー20名に、実施例11〜15及び比較例4
で得られた口紅を実際に使用してもらい、各口紅の化粧
持ちについて調査した。即ち、パネラー20名に実施例
11で得られた口紅を用いて通常の口紅と同様の方法
で、朝の化粧をしてもらい、6時間後に口紅の残り具合
を表7に示す評価分類のいずれかに判定してもらった。
これと同様の試験を、順番に他の5つの口紅についても
行った。結果を表7に示す。
【0134】
【表7】
【0135】この結果より、実施例で得られた口紅は何
れも、本発明に用いるフッ素変性シリコーンの代わりに
従来のシリコーンを含有する比較例の口紅に比べて、化
粧持ちに優れることがわかる。
【0136】
【発明の効果】本発明化粧料は、化粧料に配合される多
くの成分との相溶性に優れると共に、化粧料に配合した
ときに十分な撥水・撥油効果が得られるフッ素変性シリ
コーンを含有するので、多様な剤形に対応可能であり、
さらに化粧持ちにも優れる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)に示されるフッ素変性
    シリコーンを含有する化粧料。 【化1】 (但し、式(I)中、Aは下記一般式(II)に表される
    基を表し、Bは下記一般式(III)に表される基を表
    し、lは0〜1500の任意の数値を表す。また、
    1、R3はそれぞれ独立して、炭素数1〜4の直鎖、分
    岐、環状のアルキル基を表す。) 【化2】 (但し、式(II)中、R21、R22、R23、・・・・、R
    2Xは、それぞれ独立してフッ素原子以外の原子又はフッ
    素原子を含まない原子団で置換されていてもよい炭素数
    2〜24の炭化水素基を表し、m1、m2、m3、・・・
    ・、mxは、それぞれ任意の数値を表し、m1+m2+m3
    +・・・・+mxは1〜1500である。また、xは1
    〜10の任意の整数である。) 【化3】 (但し、式(III)中、a1、a2、a3、・・・・、ay
    は、それぞれ独立して0〜5の任意の整数を表し、Rf
    11、Rf12、Rf13・・・・、Rf1yは、それぞれ独立
    して炭素数1〜12の直鎖、分岐、環状のパーフルオロ
    アルキル基を表し、n1、n2、n3、・・・・、nyは、
    それぞれ任意の数値を表し、n1+n2+n 3+・・・・
    +nyは1〜1500である。また、yは1〜5の任意
    の整数である。)
  2. 【請求項2】 下記一般式(IV)に表される化合物の少
    なくとも一種と、一般式(V)に表される化合物の少な
    くとも一種と、必要に応じて添加される一般式(VI)に
    表される化合物との混合物を開環共重合させた後、得ら
    れる開環共重合物に、下記イ群に示す化合物から選ばれ
    る一種又は二種以上をエンドキャッピング剤として反応
    させて、前記開環共重合物をエンドキャッピングして得
    られるフッ素変性シリコーンを含有する化粧料。 (イ)クロロトリアルキルシラン、メトキシトリアルキ
    ルシラン、エトキシトリアルキルシラン、ブロモトリア
    ルキルシラン、ヘキサアルキルジシロキサン(但し、イ
    群の各化合物におけるアルキルは、炭素数1〜4の直
    鎖、分岐、環状のアルキルを表す。) 【化4】 (但し、式(IV)中pは3〜6の整数を表し、R4はフ
    ッ素原子以外の原子又はフッ素原子を含まない原子団で
    置換されていてもよい炭素数2〜24の炭化水素基を表
    す。) 【化5】 (但し、式(V)中qは3〜6の整数を表し、bは0〜
    5の任意の整数を表し、Rf2は炭素数1〜12の直
    鎖、分岐、環状のパーフルオロアルキル基を表す。) 【化6】 (但し、式(VI)中oは3〜6の整数を表す。)
  3. 【請求項3】 下記一般式(VII)に表される化合物
    と、必要に応じて添加される一般式(VI)に表される化
    合物との混合物を開環共重合させた後、得られる開環共
    重合物に、下記イ群に示す化合物から選ばれる一種又は
    二種以上をエンドキャッピング剤として反応させて、前
    記開環共重合物をエンドキャッピングし、これにさらに
    下記一般式(VIII)に表される化合物の少なくとも一種
    および一般式(IX)に表される化合物の少なくとも一種
    を付加反応させて得られるフッ素変性シリコーンを含有
    する化粧料。 (イ)クロロトリアルキルシラン、メトキシトリアルキ
    ルシラン、エトキシトリアルキルシラン、ブロモトリア
    ルキルシラン、ヘキサアルキルジシロキサン(但し、イ
    群の各化合物におけるアルキルは、炭素数1〜4の直
    鎖、分岐、環状のアルキルを表す。) 【化7】 (但し、式(VII)中rは3〜6の整数を表す。) 【化8】 (但し、式(VI)中oは3〜6の整数を表す。) 【化9】 (但し、式(VIII)中、X1、X2、X3は、フッ素原子
    以外の原子を表し、R5はフッ素原子以外の原子もしく
    は、フッ素原子以外の原子又はフッ素原子を含まない原
    子団で置換されていてもよい炭素数1〜22の炭化水素
    基を表す。) 【化10】 (但し、式(IX)中dは0〜3の整数を表し、Rf3
    炭素数1〜12の直鎖、分岐、環状のパーフルオロアル
    キル基を表す。)
  4. 【請求項4】 上記一般式(IV)に表される化合物の少
    なくとも一種と、一般式(V)に表される化合物の少な
    くとも一種と、必要に応じて添加される一般式(VI)に
    表される化合物との混合物を開環共重合させた後、得ら
    れる開環共重合物に、上記イ群に示す化合物から選ばれ
    る一種又は二種以上をエンドキャッピング剤として反応
    させて、前記開環共重合物をエンドキャッピングして得
    られるフッ素変性シリコーンが、下記一般式(I)に示
    されるフッ素変性シリコーンである請求項2記載の化粧
    料。 【化11】 (但し、式(I)中、Aは下記一般式(II)に表される
    基を表し、Bは下記一般式(III)に表される基を表
    し、lは0〜1500の任意の数値を表す。また、
    1、R3はそれぞれ独立して、炭素数1〜4の直鎖、分
    岐、環状のアルキル基を表す。) 【化12】 (但し、式(II)中、R21、R22、R23、・・・・、R
    2Xは、それぞれ独立してフッ素原子以外の原子又はフッ
    素原子を含まない原子団で置換されていてもよい炭素数
    2〜24の炭化水素基を表し、m1、m2、m3、・・・
    ・、mxは、それぞれ任意の数値を表し、m1+m2+m3
    +・・・・+mxは1〜1500である。また、xは1
    〜10の任意の整数である。) 【化13】 (但し、式(III)中、a1、a2、a3、・・・・、ay
    は、それぞれ独立して0〜5の任意の整数を表し、Rf
    11、Rf12、Rf13・・・・、Rf1yは、それぞれ独立
    して炭素数1〜12の直鎖、分岐、環状のパーフルオロ
    アルキル基を表し、n1、n2、n3、・・・・、nyは、
    それぞれ任意の数値を表し、n1+n2+n 3+・・・・
    +nyは1〜1500である。また、yは1〜5の任意
    の整数である。)
  5. 【請求項5】 上記一般式(VII)に表される化合物
    と、必要に応じて添加される一般式(VI)に表される化
    合物との混合物を開環共重合させた後、得られる開環共
    重合物に、上記イ群に示す化合物から選ばれる一種又は
    二種以上をエンドキャッピング剤として反応させて、前
    記開環共重合物をエンドキャッピングし、これにさらに
    上記一般式(VIII)に表される化合物の少なくとも一種
    および一般式(IX)に表される化合物の少なくとも一種
    を付加反応させて得られるフッ素変性シリコーンが、下
    記一般式(I)に示されるフッ素変性シリコーンである
    請求項3記載の化粧料。 【化14】 (但し、式(I)中、Aは下記一般式(II)に表される
    基を表し、Bは下記一般式(III)に表される基を表
    し、lは0〜1500の任意の数値を表す。また、
    1、R3はそれぞれ独立して、炭素数1〜4の直鎖、分
    岐、環状のアルキル基を表す。) 【化15】 (但し、式(II)中、R21、R22、R23、・・・・、R
    2Xは、それぞれ独立してフッ素原子以外の原子又はフッ
    素原子を含まない原子団で置換されていてもよい炭素数
    2〜24の炭化水素基を表し、m1、m2、m3、・・・
    ・、mxは、それぞれ任意の数値を表し、m1+m2+m3
    +・・・・+mxは1〜1500である。また、xは1
    〜10の任意の整数である。) 【化16】 (但し、式(III)中、a1、a2、a3、・・・・、ay
    は、それぞれ独立して2〜5の任意の整数を表し、Rf
    11、Rf12、Rf13・・・・、Rf1yは、それぞれ独立
    して炭素数1〜12の直鎖、分岐、環状のパーフルオロ
    アルキル基を表し、n1、n2、n3、・・・・、nyは、
    それぞれ任意の数値を表し、n1+n2+n 3+・・・・
    +nyは1〜1500である。また、yは1〜5の任意
    の整数である。)
  6. 【請求項6】 メークアップ用、頭髪用、基礎用又は浴
    用である請求項1〜5の何れか一項に記載の化粧料。
  7. 【請求項7】 メークアップ用又は頭髪用の化粧料であ
    って、前記フッ素変性シリコーンの含有量が化粧料全量
    に対して0.1〜70重量%である請求項6記載の化粧
    料。
  8. 【請求項8】 基礎用又は浴用の化粧料であって、前記
    フッ素変性シリコーンの含有量が化粧料全量に対して
    0.1〜50重量%である請求項6記載の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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