JPH0922800A - 線形加速器 - Google Patents

線形加速器

Info

Publication number
JPH0922800A
JPH0922800A JP16874495A JP16874495A JPH0922800A JP H0922800 A JPH0922800 A JP H0922800A JP 16874495 A JP16874495 A JP 16874495A JP 16874495 A JP16874495 A JP 16874495A JP H0922800 A JPH0922800 A JP H0922800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
irradiation
linear accelerator
target
deflection magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16874495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3098937B2 (ja
Inventor
Takehito Wakatsuki
岳人 若月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07168744A priority Critical patent/JP3098937B2/ja
Publication of JPH0922800A publication Critical patent/JPH0922800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098937B2 publication Critical patent/JP3098937B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Accelerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子線照射用のビーム取出窓がX
線照射用の電子線により破壊されるのを防止するととも
に、X線照射用の電子線がターゲットを通過せずに照射
されるのを防止することを目的とするものである。 【解決手段】 1本の定在波加速管11の両側に、X線
照射用偏向マグネット部15と電子線照射用偏向マグネ
ット部14とを別々に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば放射線治
療等に用いられ、電子線及びX線の照射を行う線形加速
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の放射線治療用の線形加速
器の一例を示す構成図である。図において、1は加速
管、2は加速管1の一端部に設けられている電子銃、3
は加速管1の他端部に設けられ、電子線を偏向(ここで
はほぼ270゜)する偏向マグネット部、4は偏向マグ
ネット部3から電子線を取り出すためのビーム取出窓で
あり、このビーム取出窓4は、電子線の減衰が微弱な金
属製薄膜により構成されており、偏向マグネット部3内
に対して外部の大気圧を支えている。
【0003】5は偏向マグネット部3の外部にビーム取
出窓4に対向して設けられ、電子線の照射によりX線を
発生する金属製のターゲット、6はターゲット5と相互
にその位置を入れ替え可能に設けられているスキャッタ
ラ、7はX線の照射野(照射する領域)を規定するコリ
メータ、8は電子線の照射野を規定する付属品である。
【0004】次に、動作について説明する。加速管1の
一端にある電子銃2から発射された電子は、マイクロ波
の流れる真空の加速管1を通過することにより、そのマ
イクロ波電界によって加速される。加速された電子線
は、加速管1の他端の偏向マグネット部3により使用可
能な方向にその進路を曲げられ、ビーム取出窓4から取
り出される。
【0005】X線照射時には、取り出された電子線をタ
ーゲット5と呼ばれる金属にぶつけて制動X線に変換
し、コリメータ7と呼ばれる絞りによって照射野を規定
して照射する。一方、電子線照射時には、ターゲット5
とスキャッタラ6とを入れ替え、そこを通過させること
によって電子線を適当に散乱させ、専用の付属品8によ
って照射野を規定して照射する。ここで、X線照射時に
は、電子線照射時より遥かに大きいビーム電流が電子銃
2より発射され、ビーム取出窓4から取り出される必要
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の線形加速器においては、偏向マグネット部3内
の真空空間と大気圧の外部とを遮る金属性の薄膜、即ち
ビーム取出窓4をX線用の多大なビーム電流が通過する
ため、ビーム取出窓4が破損し易く、これにより真空が
破れ、場合によってはその他の主要部品も交換が必要と
なることがあるという問題点があった。また、CPUの
不具合によって、X線用のビーム電流が流れているにも
かかわらずビーム線束上にターゲット5が置かれていな
ければ、必要以上の電子線が照射される恐れがあるとい
う問題点もあった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、ビーム取出窓
の破損を防止することができるとともに、ターゲットの
配置ミスをなくすことができる線形加速器を得ることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る線
形加速器は、加速管、この加速管の一端部に設けられて
いる電子線照射用電子銃、加速管の他端部に設けられて
いるX線照射用電子銃、加速管の他端部に設けられ、電
子線照射用電子銃から発射され加速管で加速された電子
線を偏向する電子線照射用偏向マグネット部、加速管の
一端部に設けられ、X線照射用電子銃から発射され加速
管で加速された電子線を偏向するX線照射用偏向マグネ
ット部、このX線照射用偏向マグネット部に設けられて
いるターゲット、電子線照射用偏向マグネット部に設け
られている金属薄膜製のビーム取出窓、及びこのビーム
取出窓に対向しているスキャッタラを有する加速器本体
を備えたものである。
【0009】請求項2の発明に係る線形加速器は、ガン
トリ回転軸を中心として回転可能なガントリ部と、この
ガントリ部に設けられているとともに加速器本体が搭載
さてれおりガントリ回転軸に直交する回転軸を中心に回
動可能なCアーム部とを備えたものである。
【0010】請求項3の発明に係る線形加速器は、X線
照射用偏向マグネット部に、高エネルギー用ターゲット
及び低エネルギー用ターゲットが並べて取り付けられて
いるものである。
【0011】請求項4の発明に係る線形加速器は、高エ
ネルギー用及び低エネルギー用ターゲットに対向して設
けられ、高エネルギー用ターゲットからのX線照射時と
低エネルギー用ターゲットからのX線照射時とで照射野
のずれを合わせるように移動可能なコリメータを備えた
ものである。
【0012】請求項5の発明に係る線形加速器は、X線
照射用偏向マグネット部に、高エネルギー用ターゲット
及び低エネルギー用ターゲットが並べて取り付けられて
おり、ガントリ部には、Cアーム部に対して独立して移
動可能なコリメータが取り付けられているものである。
【0013】請求項6の発明に係る線形加速器は、加速
管の一節の長さが、電子線の向きに応じて調整可能に構
成されているものである。
【0014】請求項7の発明に係る線形加速器は、加速
管の電子の通る通路と空洞との間の出入口の大きさが一
節の長さに応じて調整可能になっているものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明においては、1本の加速管の両
側に、X線照射用偏向マグネット部と電子線照射用偏向
マグネット部とを別々に設けたので、電子線照射用のビ
ーム取出窓がX線照射用の電子線により破壊されるのが
防止され、またX線照射用の電子線がターゲットを通過
せずに照射されるのも防止される。
【0016】請求項2の発明においては、ガントリ部の
駆動とCアーム部の駆動との組み合わせにより、電子線
及びX線の照射部をそれぞれ所定の位置にスムーズに移
動させることができる。
【0017】請求項3の発明においては、X線照射用偏
向マグネット部に、高エネルギー用ターゲット及び低エ
ネルギー用ターゲットを並べて取り付けることにより、
X線のエネルギーを多段に切り替えることができる。
【0018】請求項4の発明においては、コリメータを
移動させることにより、高エネルギー用ターゲットから
のX線照射時と低エネルギー用ターゲットからのX線照
射時とで照射野のずれを合わせることができるととも
に、幾何学的半影を小さくすることができる。
【0019】請求項5の発明においては、X線照射用偏
向マグネット部に、高エネルギー用ターゲット及び低エ
ネルギー用ターゲットを並べて取り付け、ガントリ部に
は、Cアーム部に対して独立して移動可能なコリメータ
を取り付けることにより、高エネルギー用ターゲットか
らのX線照射時と低エネルギー用ターゲットからのX線
照射時とで照射野のずれを合わせることができるととも
に、幾何学的半影を小さくすることができる。
【0020】請求項6の発明においては、加速管の一節
の長さを、電子線の向きに応じて調整することにより、
電子線の向きが変わっても、効率的に電子線を加速する
ことができる。
【0021】請求項7の発明においては、加速管の電子
の通る通路と空洞との間の出入口の大きさを、一節の長
さに応じて調整することにより、空洞の容積が変化して
も容易に共振を保つことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施例1.図1はこの発明の実施例1による線形加速器
の加速器本体を示す構成図である。図において、11は
ガントリ部(図示せず)に搭載されている定在波加速
管、12は加速管11の一端部に設けられている電子線
照射用電子銃、13は加速管11の他端部に設けられて
いるX線照射用電子銃、14は加速管11の他端部に設
けられている電子線照射用偏向マグネット部、15は加
速管11の一端部に設けられているX線照射用偏向マグ
ネット部、16はX線照射用偏向マグネット部15に設
けられているターゲット、17は電子線照射用偏向マグ
ネット部14に設けられている金属薄膜製のビーム取出
窓、18はビーム取出窓17に対向しているスキャッタ
ラ、Cはアイソセンタである。
【0023】また、加速管11は、ガントリ回転軸に対
して垂直であり、かつその中央部がガントリ回転軸に最
も近くなるように配置されている。さらに、各偏向マグ
ネット部14,15は270°より小さい角度だけ電子
線を偏向し、これによってガントリ回転軸上の一点にビ
ームを向かわせることができる。
【0024】このような線形加速器では、X線照射用の
ターゲット16と電子線照射用のビーム取出窓17とを
加速管11の両端部に離して別々に設けたので、X線照
射用の大きいビーム電流がビーム取出窓17の金属薄膜
を通過することはなく、従ってビーム取出窓17の破損
が防止される。また、X線照射用の電子線がターゲット
16を通らずに照射されることも防止される。
【0025】実施例2.図2はこの発明の実施例2によ
る線形加速器を示す構成図、図3は図2の斜視図であ
る。図において、21は内側に円弧状の案内部21aが
形成されているガントリ部、22は案内部21aに沿っ
て回動可能なCアーム部であり、このCアーム部22に
は、上記実施例1と同様の加速器本体が搭載されてい
る。また、図3において、21Aはガントリ部の回転中
心であるガントリ回転軸、22Aは図の位置におけるC
アーム部の回転軸である。
【0026】このような構成により、電子線照射部及び
X線照射部を所定の位置にスムーズに移動させ、電子線
及びX線をそれぞれ所定の方向から被照射体に照射する
ことができる。また、Cアームライナックの機械的技術
の一部を援用することができる。
【0027】実施例3.次に、この発明の実施例3につ
いて説明する。従来、X線のエネルギーを多段とする場
合には、高エネルギー用のターゲットと低エネルギー用
のターゲットとを用意し、照射モードが高エネルギーX
線、低エネルギーX線及び電子線のいずれであるかによ
って、2種のターゲット及びスキャッタラの入れ替えを
行っていたが、上記実施例1のように加速管11に対し
てターゲット16を固定すると、その入れ替えが困難に
なる。
【0028】そこで、この実施例3では、図4に示すよ
うに、X線を多段とするために、高エネルギー用ターゲ
ット16aと低エネルギー用ターゲット16bとを、ガ
ントリ回転軸に垂直な同一平面内のガントリ回転軸から
等距離の点に並べて取り付けている。この場合、X線照
射用偏向マグネット部15の磁界の制御によって、電子
線がそれぞれ所定のターゲット16a,16bに当た
り、しかもそれぞれの延長線がガントリ回転軸上の同じ
点を通るようにすることもできる。
【0029】また、これによる照射野のずれは、図5な
いし図7に示すようなコリメータリーフ24の駆動によ
って合わせることとする。さらに詳しく説明すると、コ
リメータ23は、照射野限定手段であり、その内部に図
5のような鉛のピース、即ちコリメータリーフ24の集
合体を有している。これらのコリメータリーフ24は、
被照射部の形状等に応じて図5(a),(b)のように
開閉(駆動)され、照射野を形作るものである。
【0030】通常、被照射部25は図3のアイソセンタ
Cの位置に固定されるのに対して、この実施例3のよう
にX線の発射位置が変化すれば、照射野にずれが生じて
しまう。従って、この実施例3では、図6及び図7のよ
うに、コリメータリーフ24による開口位置を23A,
23Bのように変化させている。このとき、厳密には、
ターゲット16a,16b側から見た被照射部25の見
え方が異なることから、コリメータリーフ24の開き方
を少し変えている。
【0031】実施例4.なお、上記実施例3ではコリメ
ータリーフ24の駆動により照射野のずれを合わせた
が、例えば図8及び図9に示すように、コリメータ23
全体を移動させて照射野を合わせてもよく、コリメータ
リーフ24による幾何学的半影を小さくすることができ
る。
【0032】ここで、幾何学的半影には、図10に示す
ように、ターゲット16a,16b上のある点から発し
たX線がコリメータリーフ24により遮られてしまうこ
とにより起こるものと、図11に示すように、コリメー
タリーフ24の照射野を決める面が、コリメータリーフ
24の位置に拘わらず常に、ターゲット16a,16b
の中心を通る直線内の線分の集合体となってはいないも
のについて起こるものとがある。即ち、図11に示すよ
うに、駆動や断面のとり方によって、コリメータリーフ
24の端面が一点鎖線の状態となり、ターゲット16
a,16bの中心から発射されたX線が、遮蔽されるに
十分でない距離の鉛内部を通過し減衰して到達するアイ
ソセンタ平面上の点が存在する。幾何学的半影の要素の
うち、図10のような要素は避けるのは困難である。
【0033】通常、図5に示すようなマルチリーフタイ
プのコリメータ23では、図12に示すように、リーフ
相互の接触面24aが中央を除いて円錐面となっている
テーパ方式のコリメータリーフ24を使用し、幾何学的
半影の要素を無くしている。なお、図12において、2
3Aは各リーフ共通のリーフ駆動回転軸である。しか
し、図12のような装置では、上記実施例3のようにX
線の発射位置が変更されると、コリメータリーフ24の
開き方を変えて対応しようとしても、幾何学的半影が現
れてしまう。
【0034】これに対して、この実施例4のように、コ
リメータ23全体を移動させることにより、どちらのタ
ーゲット16a,16bの場合でも、幾何学的半影を小
さくすることができる。
【0035】実施例5.次に、図13はこの発明の実施
例5による線形加速器を示す構成図である。この実施例
5では、X線を多段とするために、高エネルギー用ター
ゲット16aと低エネルギー用ターゲット16bとが、
Cアーム部22の回転面内のアイソセンタCから等距離
の点に並べて配置されている。そして、コリメータ23
は、ガントリ部21に直接取り付けられており、かつC
アーム部22とは独立して移動可能になっている。
【0036】このような構成では、まず低エネルギーX
線照射時には、図13のように、コリメータ23に低エ
ネルギー用ターゲット16bが対向するように、Cアー
ム部22及びコリメータ23が配置される。また、高エ
ネルギーX線照射時には、図14に示すようにCアーム
部22及びコリメータ23が配置される。さらに、電子
線照射時には、図15に示すようにCアーム部22及び
コリメータ23が配置されるとともに、コリメータ23
が全開状態にされ、コリメータ23の下部に付属品8
(図17)が取り付けられる。
【0037】このような線形加速器によっても、上記実
施例4と同様に、コリメータリーフ24による幾何学的
半影を小さくすることができる。
【0038】実施例6.次に、図16はこの発明の実施
例6による線形加速器の加速管の縦断面図である。図に
おいて、31は内部の真空を保持する外筒、32は外筒
31内に複数設けられ、電界を形成する壁部であり、こ
れら壁部33は、互いの間隔が調整可能、即ち一節の長
くが調整可能になっている。33は電子線の通る通路、
34は通路32の周囲に設けられている空洞、35は通
路32と空洞34との間の出入口を開閉する開閉手段、
36は隣接する壁部33間に設けられている駆動の接点
である。
【0039】通常、加速管内の一節が電子の速さに比例
した所定の長さになっているとき、電子線が効率的に加
速される。従って、加速管内の一節の長さは、電子銃に
近い側で短く、照射部に近い側では長くなっている。こ
れに対し、この実施例6では、加速管内の電子線の向き
の変化に対応して、一節の長さを変化させ、空洞34の
容積を変化させる。また、空洞34の容積が変化しても
共振を保つように、通路32と空洞34との間の出入口
の大きさを開閉手段により調整する。従って、電子線の
向きが変わっても効率的に電子線を加速することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
線形加速器は、1本の加速管の両側に、X線照射用偏向
マグネット部と電子線照射用偏向マグネット部とを別々
に設けたので、電子線照射用のビーム取出窓がX線照射
用の電子線により破壊されるのを防止することができ、
またX線照射用の電子線がターゲットを通過せずに照射
されるのを防止することができ、信頼性を向上させるこ
とができるなどの効果を奏する。
【0041】請求項2の発明の線形加速器は、ガントリ
回転軸を中心として回転可能なガントリ部に、ガントリ
回転軸に直交する回転軸を中心に回動可能なCアーム部
を設け、このCアーム部に加速器本体を搭載したので、
上記請求項1の発明と同様の効果に加えて、ガントリ部
の駆動とCアーム部の駆動との組み合わせにより、電子
線及びX線の照射部をそれぞれ所定の位置にスムーズに
移動させることができるという効果を奏する。
【0042】請求項3の発明の線形加速器は、X線照射
用偏向マグネット部に、高エネルギー用ターゲット及び
低エネルギー用ターゲットを並べて取り付けたので、上
記請求項1と同様の効果に加えて、X線のエネルギーを
多段に切り替えることができるという効果を奏する。
【0043】請求項4の発明の線形加速器は、コリメー
タを移動可能としたので、上記請求項3の発明と同様の
効果に加えて、高エネルギー用ターゲットからのX線照
射時と低エネルギー用ターゲットからのX線照射時とで
照射野のずれを合わせることができるとともに、幾何学
的半影を小さくすることができるという効果を奏する。
【0044】請求項5の発明の線形加速器は、X線照射
用偏向マグネット部に、高エネルギー用ターゲット及び
低エネルギー用ターゲットを並べて取り付け、ガントリ
部には、Cアーム部に対して独立して移動可能なコリメ
ータを取り付けたので、上記請求項2の発明と同様の効
果に加えて、高エネルギー用ターゲットからのX線照射
時と低エネルギー用ターゲットからのX線照射時とで照
射野のずれを合わせることができるとともに、幾何学的
半影を小さくすることができるという効果を奏する。
【0045】請求項6の発明の線形加速器は、加速管の
一節の長さを、電子線の向きに応じて調整可能としたの
で、上記請求項1の発明と同様の効果に加えて、電子線
の向きが変わっても、効率的に電子線を加速することが
できるという効果を奏する。
【0046】請求項7の発明の線形加速器は、加速管の
電子の通る通路と空洞との間の出入口の大きさを、一節
の長さに応じて調整可能としたので、上記請求項6の発
明と同様の効果に加えて、空洞の容積が変化しても容易
に共振を保つことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による線形加速器の加速
器本体を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施例2による線形加速器を示す
構成図である。
【図3】 図2の斜視図である。
【図4】 この発明の実施例3による線形加速器の要部
を拡大して示す構成図である。
【図5】 実施例3で使用されるコリメータリーフの開
閉動作を説明するための説明図である。
【図6】 実施例3における照射野のずれの防止方法を
説明するための説明図である。
【図7】 図6のコリメータリーフの状態を示す説明図
である。
【図8】 この発明の実施例4による線形加速器の加速
器本体を示す構成図である。
【図9】 図8の要部を拡大して示す説明図である。
【図10】 一般的な幾何学的半影の発生を示す説明図
である。
【図11】 図5のようなコリメータにおける幾何学的
半影の発生を示す説明図である。
【図12】 一般的なマルチリーフタイプのコリメータ
による幾何学的半影の防止方法を説明するための説明図
である。
【図13】 この発明の実施例5による線形加速器の低
エネルギーX線照射時の状態を示す構成図である。
【図14】 図5の高エネルギーX線照射時の状態を示
す構成図である。
【図15】 図5の電子線照射時の状態を示す構成図で
ある。
【図16】 この発明の実施例6による線形加速器の加
速管の縦断面図である。
【図17】 従来の線形加速器の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
11 定在波加速管、12 電子線照射用電子銃、13
X線照射用電子銃、14 電子線照射用偏向マグネッ
ト部、15 X線照射用偏向マグネット部、16 ター
ゲット、16a 高エネルギー用ターゲット、16b
低エネルギー用ターゲット、17 ビーム取出窓、18
スキャッタラ、21 ガントリ部、22 Cアーム
部、23 コリメータ、33 通路、34 空洞。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速管、この加速管の一端部に設けられ
    ている電子線照射用電子銃、上記加速管の他端部に設け
    られているX線照射用電子銃、上記加速管の他端部に設
    けられ、上記電子線照射用電子銃から発射され上記加速
    管で加速された電子線を偏向する電子線照射用偏向マグ
    ネット部、上記加速管の一端部に設けられ、上記X線照
    射用電子銃から発射され上記加速管で加速された電子線
    を偏向するX線照射用偏向マグネット部、このX線照射
    用偏向マグネット部に設けられているターゲット、上記
    電子線照射用偏向マグネット部に設けられている金属薄
    膜製のビーム取出窓、及びこのビーム取出窓に対向して
    いるスキャッタラを有する加速器本体を備えていること
    を特徴とする線形加速器。
  2. 【請求項2】 ガントリ回転軸を中心として回転可能な
    ガントリ部と、このガントリ部に設けられているととも
    に加速器本体が搭載さてれおり上記ガントリ回転軸に直
    交する回転軸を中心に回動可能なCアーム部とを備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の線形加速器。
  3. 【請求項3】 X線照射用偏向マグネット部には、高エ
    ネルギー用ターゲット及び低エネルギー用ターゲットが
    並べて取り付けられていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の線形加速器。
  4. 【請求項4】 高エネルギー用及び低エネルギー用ター
    ゲットに対向して設けられ、上記高エネルギー用ターゲ
    ットからのX線照射時と上記低エネルギー用ターゲット
    からのX線照射時とで照射野のずれを合わせるように移
    動可能なコリメータを備えていることを特徴とする請求
    項3記載の線形加速器。
  5. 【請求項5】 X線照射用偏向マグネット部には、高エ
    ネルギー用ターゲット及び低エネルギー用ターゲットが
    並べて取り付けられており、ガントリ部には、Cアーム
    部に対して独立して移動可能なコリメータが取り付けら
    れていることを特徴とする請求項2記載の線形加速器。
  6. 【請求項6】 加速管は、電子線の向きに応じて一節の
    長さを調整可能に構成されていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項5のいずれかに記載の線形加速器。
  7. 【請求項7】 加速管は、電子の通る通路と空洞との間
    の出入口の大きさが一節の長さに応じて調整可能になっ
    ていることを特徴とする請求項6記載の線形加速器。
JP07168744A 1995-07-04 1995-07-04 線形加速器 Expired - Fee Related JP3098937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07168744A JP3098937B2 (ja) 1995-07-04 1995-07-04 線形加速器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07168744A JP3098937B2 (ja) 1995-07-04 1995-07-04 線形加速器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0922800A true JPH0922800A (ja) 1997-01-21
JP3098937B2 JP3098937B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=15873617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07168744A Expired - Fee Related JP3098937B2 (ja) 1995-07-04 1995-07-04 線形加速器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3098937B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512613A (ja) * 2006-10-24 2010-04-22 ローレンス リヴァーモア ナショナル セキュリティ,エルエルシー 医療のためのコンパクトな加速器
CN102469677A (zh) * 2010-11-10 2012-05-23 北京大基康明医疗设备有限公司 阶梯式电子束流加速的方法及阶梯式直线加速器
CN105263251A (zh) * 2015-10-13 2016-01-20 上海联影医疗科技有限公司 靶组件以及包括该靶组件的直线加速器
CN112243310A (zh) * 2019-07-16 2021-01-19 清华大学 多射线源加速器和检查方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0551436U (ja) * 1991-12-24 1993-07-09 三井三池化工機株式会社 攪拌羽根の構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512613A (ja) * 2006-10-24 2010-04-22 ローレンス リヴァーモア ナショナル セキュリティ,エルエルシー 医療のためのコンパクトな加速器
CN102469677A (zh) * 2010-11-10 2012-05-23 北京大基康明医疗设备有限公司 阶梯式电子束流加速的方法及阶梯式直线加速器
CN105263251A (zh) * 2015-10-13 2016-01-20 上海联影医疗科技有限公司 靶组件以及包括该靶组件的直线加速器
CN112243310A (zh) * 2019-07-16 2021-01-19 清华大学 多射线源加速器和检查方法
EP3768049A1 (en) * 2019-07-16 2021-01-20 Tsinghua University Multi-ray-source accelerator and inspection method
JP2021018989A (ja) * 2019-07-16 2021-02-15 清華大学Tsinghua University マルチ線源加速器及び検査方法
US11054542B2 (en) 2019-07-16 2021-07-06 Tsinghua University Multi-ray-source accelerator and inspection method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3098937B2 (ja) 2000-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3360647A (en) Electron accelerator with specific deflecting magnet structure and x-ray target
JP6424198B2 (ja) 回転可能な構台の上のエネルギー選択によるコンパクト陽子治療システム
JP4206414B2 (ja) 荷電粒子ビーム出射装置及び荷電粒子ビーム出射方法
CN107789749B (zh) 带电粒子束偏转装置及治疗系统
US12488906B2 (en) Device for concentrating ionizing radiation fluence, which focuses electrons and x-ray photons and is adaptable
CA1104728A (en) Charged particle beam scanning apparatus
CN116020062A (zh) 基于旋转束线的治疗终端
JP2012002772A (ja) 深さ方向線量分布測定装置、粒子線治療装置及び粒子線照射装置
JPH0922800A (ja) 線形加速器
US20210154498A1 (en) Radiotherapy equipment
JP2009207581A (ja) 放射線治療装置
JPH07227435A (ja) 三次元放射線治療装置
US11660470B2 (en) Charged particle irradiation apparatus
CN105555007A (zh) 一种同源双能加速器及加速器治疗装置
TWI814281B (zh) 粒子束治療裝置
CN112439131A (zh) X-射线笔形束扫描调强治疗直线加速器装置
JP2003057397A (ja) ビーム電流減衰器
CN1046860C (zh) 单臂旋转聚焦式放射线治疗装置
US12485294B2 (en) Beam shaping apparatus
CN115569312B (zh) 用于粒子放射治疗装置的束流控制方法及束装置
CN116236708B (zh) 一种多叶准直器
US12505973B2 (en) Compact X-ray electron beam scan tube, system and method
JP2025127296A (ja) 粒子線照射システムおよび粒子線照射方法
JP2838006B2 (ja) 放射線治療装置
JP3541323B2 (ja) 陽子線治療用回転照射装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees