JPH09228105A - 椅子装着用のおくるみ及び該おくるみを備えた椅子 - Google Patents

椅子装着用のおくるみ及び該おくるみを備えた椅子

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JPH09228105A
JPH09228105A JP3774496A JP3774496A JPH09228105A JP H09228105 A JPH09228105 A JP H09228105A JP 3774496 A JP3774496 A JP 3774496A JP 3774496 A JP3774496 A JP 3774496A JP H09228105 A JPH09228105 A JP H09228105A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にベビーカーや車椅子等の可動の椅子に幼
児等を乗せて移動する場合に、その椅子への着脱が容易
で、その幼児等の防寒を安全に行うことができるおくる
みを提供する。 【解決手段】 両端をファスナ2で閉じることができる
被覆地1の上端部の2箇所にひも7及び8を挿通し、下
端部に絞り込み用のひも4を挿通しておくるみを構成す
る。そのおくるみをベビーカーのシート15上に載せ
て、ひも7及び8をハンドル12の円筒部12a及び1
2bに結び付けた後、保護対象者をその被覆地1でくる
んでファスナ2を閉めると共に、被覆地1の下端部のひ
も4を絞り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばベビーカ
ー、又は車椅子等の可動の椅子の付属品として使用して
好適な椅子装着用のおくるみ、及びこのおくるみを備え
た椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、まだ歩行できない幼児や歩行
力の弱い幼児を運搬するためにベビーカーが使用されて
いる。ベビーカーにはオプションとして、夏期の日光の
直射を避けるための日除けや、雨を避けるための透明な
ビニール製の覆いが備えられているが、特に春秋の寒風
や冬季の寒さに対処するための付属品はない。
【0003】そこで、例えば冬季にベビーカーで幼児を
移動するような場合、従来はベビーカーに乗せる幼児に
厚手のジャンパを着せると共に、更にその幼児を包むよ
うに毛布、又はショール等をかけていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うにベビーカーに乗せた幼児を包むように毛布、又はシ
ョール等をかけた状態で、そのベビーカーを動かしてい
ると、次第にその毛布等の下端が垂れ下がる恐れがあ
る。そして、このように垂れ下がった部分が道路上でひ
きずられると、不衛生であると共に、その部分がベビー
カーのキャスタに巻き込まれると、ベビーカーがスリッ
プして危険でもあるという不都合があった。
【0005】また、ベビーカーのみならず、例えば車椅
子で人を移動するような場合にも、その人の上に毛布等
をかける場合には、同様な不都合があった。本発明は斯
かる点に鑑み、特にベビーカーや車椅子等の可動の椅子
に幼児等を乗せて移動する場合に、その椅子への着脱が
容易であると共に、その幼児等の防寒を安全に行うこと
ができるおくるみを提供することを目的とする。更に本
発明は、そのような椅子装着用のおくるみを備えた椅子
を提供することをも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による椅子装着用
のおくるみは、例えば図1に示すように、対向する1対
の辺部(1a,1b)を有し被覆対象をくるむための被
覆地(1)と、この被覆地を装着対象の椅子に着脱自在
に取り付けるための係止部材(7,8)と、被覆地
(1)のその対向する1対の辺部(1a,1b)を開閉
するための開閉部材(2a,2b)と、を有するもので
ある。
【0007】斯かる本発明によれば、被覆地(1)を装
着対象の椅子上に載せて、係止部材(7,8)を例えば
その椅子の一部に取り付けて、被覆地(1)で対象者
(幼児等)をくるんだ後、開閉部材(2a,2b)によ
って被覆地(1)のその1対の辺部(1a,1b)を閉
じる。これによって、本発明のおくるみは容易にその椅
子に装着できると共に、その被覆地(1)の一部が次第
に垂れ下がることもなく、安全にその対象者の防寒が行
われる。
【0008】この場合、被覆地(1)のその1対の辺部
(1a,1b)の間の一方の辺部(1d)を絞り込むた
めの絞込部材(3,4)を設けることが望ましい。その
対象者の足部がその一方の辺部(1d)からはみ出さな
いときには、その絞込部材(3,4)を絞り込むことに
よって、防寒性が高まる。また、その係止部材の一例
は、被覆地(1)の絞込部材(3,4)によって絞り込
まれる辺部(1d)に対向する辺部近傍に取り付けられ
た1対の開閉自在のリング状部材(7,8)であり、そ
の開閉部材の一例はファスナ(2a,2b)であり、被
覆地(1)中に装着対象の椅子の保護ベルトを挿通する
ための挿通孔(9〜11)が設けられることが望まし
い。
【0009】つぎに、本発明の椅子は、例えば図1及び
図2に示すように、本発明の椅子装着用のおくるみと、
背もたれ部(12)と、座席部(15)と、脚部(1
3,14)とを有し、そのおくるみの被覆部(1)が座
席部(15)上に載置され、係止部材(7,8)が座席
部(15)又は背もたれ部(12)の一部(12a,1
2b)に取り付けられるものである。本発明の椅子によ
れば、そのおくるみによって、安全に防寒が行われる。
【0010】この場合、更に移動用の車(19)を備え
ていてもよい。移動用の車とはキャスタや車輪を意味
し、これはその椅子がベビーカーや車椅子等の可動の椅
子であることを意味する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
につき図面を参照して説明する。本例はベビーカーに本
発明を適用したものである。図1は本例のおくるみを示
し、この図1において、綿のキルト地より左右の辺部1
a及び1bと、上下の辺部1c及び1dとで囲まれたほ
ぼ矩形状の被覆地1を形成する。左右の辺部1a,1b
のエッジの間隔は約1.1m、上下の辺部1c,1dの
エッジの間隔は約1mであり、上部の辺部1cと左右の
辺部1a,1bとの間にそれぞれ円弧状の切り込み部1
e,1fを形成する。キルト地は軽い上に保温性が良好
であるという利点がある。但し、キルト地の代わりに、
モッサ地、厚手の木綿地、合成皮革、又は毛糸地等を使
用してもよい。
【0012】また、被覆地1の左右の辺部1a及び1b
に沿ってそれぞれ、開閉部材としてのファスナ2(図3
参照)の凸部2b及び凹部2aを縫合し、下部の辺部1
dのエッジ部を内側に折り返して縫合することによっ
て、内部に空洞を有する収納部3を形成する。この収納
部3に絞込部材としての太い紐4を挿通し、この紐4の
両端にこぶ状のストッパを設ける。これによって、紐4
の一端を引いてもその紐4の他端が収納部3を抜けるこ
とはない。
【0013】更に、被覆地1の上側の辺部1cと切り込
み部1f及び1eとの間に、それぞれ三角形状に被覆地
1の一部を内側に折り返して縫合することによって、内
部に空洞を有する収納部5及び6を形成し、これらの収
納部5及び6にそれぞれ係止部材としての所定の長さの
ひも7及び8を挿通する。これらのひも7及び8の中央
部を収納部5及び6の内部に縫い付けてもよい。また、
被覆地1の中央部にベビーカーの安全ベルト及び補助ベ
ルトを通すための3箇所の穴9,10,11を形成す
る。これによって、本例のおくるみが完成したことにな
る。
【0014】次に、本例のおくるみをベビーカーに装着
する方法につき説明する。先ず、図2は装着対象のベビ
ーカーを示し、この図2において、逆U字型のハンドル
12の下に後方の1対の脚部13、及び前方の1対の脚
部14が配置され、脚部13及び14上からハンドル1
2の中間部に沿ってシート15が設置されている。ま
た、ハンドル12と前方の1対の脚部14との間に1対
の肘掛け部16が取り付けられ、これら1対の肘掛け部
16の間に取り外し自在にセイフティガード17が架設
され、1対の脚部14の下方にステップ18が渡され、
1対の脚部14及び1対の脚部13の下端にそれぞれキ
ャスタ19が取り付けられている。
【0015】更に、シート15の底部に幼児の腰回りを
保護する安全ベルト20、及び幼児がずり落ちるのを防
止するための補助ベルト21が着脱自在に取り付けら
れ、ハンドル12中のシート15の上端近傍の円筒部1
2a及び12bに、日除け22の支持部が挿脱自在に差
し込まれている。そして、ハンドル12の上部中央に開
閉レバー28が固定され、この開閉レバー28を操作す
ることによってそのベビーカーを折り畳めるようになっ
ている。また、ハンドル12はリクライニングできるよ
うに構成されているが、その傾斜範囲はあまり広くな
い。このように傾斜範囲が狭く、比較的月齢の大きい幼
児用に構成されたベビーカーはBタイプと呼ばれてい
る。なお、本発明のおくるみは、比較的月齢の若い幼児
用に構成され、リクライングできる範囲の広いAタイプ
等にも同様に装着できる。
【0016】図2のベビーカーに図1のおくるみを装着
する際には、そのおくるみの被覆地1をそのベビーカー
のシート15上に載せて、被覆地1中の3箇所の穴9〜
11にシート15上の安全ベルト20及び補助ベルト2
1を通す。そして、図1の収納部5,6内に挿通された
ひも7及び8をそれぞれ図2のハンドル12の円筒部1
2a及び12bに結びつけてから、被覆地1上に幼児を
載せる。その後、図1の被覆地1の左右のファスナの凹
部2aと凸部2bとを閉じる。
【0017】図3はそのようにベビーカー上に本例のお
くるみを取り付けて、更に幼児を載せた状態を示し、こ
の図3において、そのおくるみの被覆地1中に幼児が包
み込まれ、被覆地1の左右の辺部がファスナ2によって
閉じられている。また、図3の場合には、幼児の足が被
覆地1から突き出ていないため、より防寒性を高めるた
めに、ひも4を絞り込んで、被覆地1の下端部を絞るよ
うにする。その後、幼児を降ろして、そのおくるみをベ
ビーカーから取り外すときには、図1の被覆地1の穴9
〜11より図2の安全ベルト20及び補助ベルト21を
外した後、ハンドル12の円筒部12a,12bからひ
も7,8を外すのみでよい。
【0018】このように本例のおくるみはベビーカーに
容易に着脱できる。また、図3に示すように、そのおく
るみはベビーカーに確実に固定されているため、被覆地
1の下端部が次第に垂れ下がることはなく、常に安全に
幼児の防寒を図ることができる。更に、ひも4を絞って
被覆地1の下端部を絞り込むことによって、防寒性を高
めることができる。また、そのおくるみによって、ベビ
ーカーの汚れが防止できる利点もある。更に、必ずしも
冬季でなくとも、春秋の寒風が吹くときや夏期の横風の
強いときには、本例のおくるみを装着することで、幼児
への風の影響を軽減できる。
【0019】また、本例のおくるみの被覆地1はそれ程
厚い生地でなくともよいため、図2のベビーカーに本例
のおくるみを装着した状態で、開閉レバー28を操作し
てそのベビーカーを折り畳む際にも、そのおくるみは殆
ど邪魔にならないという利点もある。なお、上述の実施
の形態において、係止部材としてのひも7,8の代わり
に、帯状で両端にマジックテープが取り付けられたひも
等を使用してもよい。更にその係止部材は、例えば被覆
地1の上端中央部の1箇所に設けるだけでもよい。ま
た、凹部2a及び凸部2よりなる通常のファスナの代わ
りに、マジックテープ、又は短い間隔で取り付けられた
ボタン等を使用してもよい。但し、通常のファスナを使
用した場合には、開閉を短時間にできると共に、気密性
が高く防寒効果が大きい利点がある。
【0020】また、図4に示すように、被覆地1の左右
に穴26及び23を形成し、この穴26及び23を覆う
ためのカバー25及び27を取り付けるようにしてもよ
い。この場合、右側のカバー25を開けて示すように、
穴23の下側に設けた凹のホック24aとカバー25の
下端部に設けた凸のホック24bとでカバー25を被覆
地1に固定できるようになっている。図4の例では、例
えば内側の幼児が比較的大きい場合等に、カバー25,
27を開くことによって、穴23,26から両腕を出す
ことができる。
【0021】なお、上述の実施の形態は本発明をベビー
カー用のおくるみに適用したものであるが、本発明は車
椅子、又は介護用の椅子等のおくるみとしても使用でき
る。車椅子のように安全ベルト又は補助ベルトが付いて
いない場合には、当然のことながら図1における被覆地
1中の穴9〜11の内で使用しない穴は塞いでおけばよ
い。
【0022】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明の椅子装着用のおくるみによれ
ば、被覆地用の係止部材と、開閉部材とが設けられてい
るため、特にベビーカーや車椅子等の可動の椅子に幼児
等を乗せて移動する場合に、その椅子への着脱が容易で
あると共に、その幼児等の防寒を安全に行うことができ
る利点がある。
【0024】この場合、その被覆地の1対の辺部の間の
一方の辺部を絞り込むための絞込部材を設けたときに
は、その絞込部材を用いることによって防寒性を高める
ことができる。また、その係止部材が、その被覆地の絞
込部材によって絞り込まれる辺部に対向する辺部近傍に
取り付けられた1対の開閉自在のリング状部材であると
きには、構成が簡略で製造コストが低くできる。更に、
その開閉部材がファスナであるときには、被覆地の1対
の辺部を閉じる際の操作性、及び気密性が良好であり、
その被覆地中に装着対象の椅子の保護ベルトを挿通する
ための挿通孔が設けられたときには、本発明のおくるみ
を装着したときでもその保護ベルトを使用できる利点が
ある。
【0025】次に、本発明の椅子によれば、本発明の椅
子装着用のおくるみを用いて、内部の者を安全に防寒で
きる利点がある。更に、その椅子が移動用の車を備えた
可動の椅子(ベビーカー、車椅子等)であるときには、
その椅子が移動してもそのおくるみの下端部が垂れ下が
ることがないため、特に安全に幼児等を防寒できて、本
発明の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のおくるみを示す展
開図である。
【図2】図1のおくるみが装着されるベビーカーを示す
斜視図である。
【図3】図2のベビーカーに図1のおくるみを装着して
内部に幼児をくるんだ状態を示す斜視図である。
【図4】図1のおくるみの変形例の要部を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 被覆地 2a ファスナの凹部 2b ファスナの凸部 3 収納部 4 ひも 5,6 収納部 7,8 ひも 9,10,11 穴 12 ハンドル 13,14 脚部 15 シート 19 キャスタ 20 安全ベルト 21 補助ベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する1対の辺部を有し被覆対象をく
    るむための被覆地と、 該被覆地を装着対象の椅子に着脱自在に取り付けるため
    の係止部材と、 前記被覆地の前記対向する1対の辺部を開閉するための
    開閉部材と、を有することを特徴とする椅子装着用のお
    くるみ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のおくるみであって、 前記被覆地の前記1対の辺部の間の一方の辺部を絞り込
    むための絞込部材が設けられたことを特徴とする椅子装
    着用のおくるみ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のおくるみであって、 前記係止部材は、前記被覆地の前記絞込部材によって絞
    り込まれる辺部に対向する辺部近傍に取り付けられた1
    対の開閉自在のリング状部材であり、 前記開閉部材はファスナであり、 前記被覆地中に装着対象の椅子の保護ベルトを挿通する
    ための挿通孔が設けられたことを特徴とする椅子装着用
    のおくるみ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、又は3記載のおくるみ
    と、背もたれ部と、座席部と、脚部とを有し、 前記おくるみの前記被覆部が前記座席部上に載置され、 前記係止部材が前記座席部又は前記背もたれ部の一部に
    取り付けられることを特徴とする椅子。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の椅子であって、 更に移動用の車を備えたことを特徴とする椅子。
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