JPH09228214A - 水崩壊性不織布及びその製造方法 - Google Patents
水崩壊性不織布及びその製造方法Info
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- JPH09228214A JPH09228214A JP8142825A JP14282596A JPH09228214A JP H09228214 A JPH09228214 A JP H09228214A JP 8142825 A JP8142825 A JP 8142825A JP 14282596 A JP14282596 A JP 14282596A JP H09228214 A JPH09228214 A JP H09228214A
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Abstract
シート形状を保持し、大量の水と接触させると極めて迅
速に、容易に繊維状に崩壊する水崩壊性不織布及びその
製造方法の提供。 【解決手段】 繊維長4〜20mmの再生セルロース繊
維とパルプ繊維からなる水崩壊性不織布は、高圧水ジェ
ット流処理により繊維同士が交絡しており、JIS P
8135 により測定した湿潤強度が100〜800
gf/25mmである。繊維長4〜20mmの再生セル
ロース繊維40〜85%重量%と、JISP 8121
によるカナダ標準ろ水度が100〜550mlCSFの
パルプ繊維15〜60重量%とを混合し、得られる混合
物を用いてウェブを形成した後、該ウェブを網製の移送
コンベアの上に載置し、次いでウェブの片面に又は両面
に高圧水ジェット流をウェブを通過するように噴射し
て、繊維同士を交絡させ、乾燥する。前記高圧ジェット
流は、片面一回当り0.1〜0.6kWh/kgの範囲
の付加比エネルギーである。
Description
びその製造方法に関する。更に詳しく述べれば、本発明
は、非連続性の再生セルロース繊維とパルプ繊維とから
構成されるウェブにおける繊維同士が水交絡法により交
絡して構成されたシート状不織布であって、使用時には
湿潤状態においても十分な結合強度を有するが、大量の
水流によってはウェブ構成が崩壊し、ウェットティシ
ュ、掃除用ワイパー、おむつ、生理用ナプキン等に好適
で、大量の水でそのシート構造が極めて容易に破壊さ
れ、分散される不織布及びその製造方法に関するもので
ある。
は、使用後はゴミとして廃棄されているのが現状であ
る。特に、紙おむつの場合、使用時の排泄物が便であっ
た時の廃棄処理方法は、使用者から紙おむつをはずし、
紙おむつをトイレットへもって行き、便のみを除去して
廃棄した後に、残りの紙おむつは一般のゴミとして廃棄
処理されるため、非常に面倒で不便である。また、月齢
の小さい子供の場合は、便のほとんどが軟便であるた
め、紙おむつからの便の除去が困難であり、そのため、
便は完全に除去されないまま、一般の可燃ゴミと一緒に
廃棄処理されるので、非常に非衛生的である。また、生
理用品、ウェットティシュ、水洗式トイレット掃除用ワ
イパー等も同様であり、その廃棄方法に難がある。
ェットティシュとして或いは衛生用品のトップシートと
して使用することが提案されている。この時、ウェット
ティシュや紙おむつのトップシートとして使用可能な水
崩壊性不織布は、その使用時は湿潤状態となるため、乾
いた状態では勿論、湿潤状態でもシートライクのウェブ
構成を保持して使用に十分耐え、しかも大量の水で極め
てわずかな力によりウェブ構成が崩壊され元の繊維形状
になる2つの性能が必要となる。今日、水崩壊性不織布
と呼ばれているものは、その多くが不織布の一部に水溶
性物質を接着剤として含有している。しかしながら、こ
のような不織布をウェットティシュや紙おむつのトップ
シートとして使用した場合、湿潤状態で水溶性物質が溶
出し、使用時の感触を著しく損なうだけでなく、シート
ライクのウェブ構成を保持できない。
ボキシメチル基の置換度0.25〜0.4のカルボキシ
メチルセルロースであってアルカリ溶液に可溶性である
繊維30重量%以上から構成される衛生用シートが開示
されている。このシートは使い捨ておむつ、生理用ナプ
キンの表面材、おむつの表面に敷くいわゆるライナー、
ペット用シーツ等の使用に供するもので、この衛生用シ
ートは30重量%未満のポリエステル、ポリプロピレ
ン、レイヨン、ポリエステルーポリエチレンの複合繊維
等からなる第2の繊維を含有するが、使用済みのものは
水酸化ナトリウム、アンモニア、ケイ酸ナトリウム塩等
のアルカリ性溶液とともに水洗便器へ流下処理すること
ができるというものである。しかしながら、一般家庭に
おいて前記アルカリ性溶液のような劇物を常時備えてお
いて、使用することは危険を伴い、流下処理のたびにア
ルカリ性溶液を流すことは不便である。
0.5〜10デニール、繊維長31mm以下の天然繊
維、再生セルロース繊維、合成繊維等の短繊維が、生理
食塩水に対する溶解時間(Y)と上水に対する溶解時間
(X)の比がY/X=0.5〜1.5の溶解特性を有す
るバインダーを前記短繊維当り3〜50重量%で接合し
てある水崩壊性不織布が開示されている。このような水
崩壊性不織布は、上水と体液に対しては溶解しにくく、
下水に対し溶解し易いものであるが、用いたバインダー
の溶解と不織布の崩壊には、1〜30時間を要するの
で、使用済みの不織布を直ちに水洗式トイレットで流下
して処理することはできない。
は、有機溶剤には可溶性で、水には可溶性乃至分散性の
セルロース系誘導体を0.1〜10重量%含有するポリ
エステル又はポリオレフィン繊維シートからなる水崩壊
性不織布、更にはこの水崩壊性を上と下に使用し、その
間に高吸水性ポリマーを含有するパルプ繊維シートから
なる吸収層と熱可塑性の水溶性ポリビニルアルコールか
らなるフィルムを挿入して設けた水崩壊性不織布積層物
が開示されている。しかしながら、ポリエステル又はポ
リオレフィン繊維シートに含有されるセルロース系誘導
体は、液体と接触すると、水可溶性のものは容易に溶け
出し、人体の皮膚と接触し、水分散性のものは繊維シー
トを固定し難いという問題がある。
エステル又はポリオレフィン繊維シートにポリビニルア
ルコールからなるフィルムを加熱、接着させてなる水崩
壊性不織布、並びにこの水崩壊性不織布と全面にピンホ
ールを有する前記水崩壊性不織布の間に高吸収性ポリマ
ーを有するパルプ繊維シートを積層し、周辺を加熱、接
着して得られる水崩壊性不織布積層物が開示されてい
る。更に、特開平6ー134910号公報には、ポリエ
ステル又はポリオレフィン繊維シートに、実質的に全面
に小孔を有するポリビニルアルコールからなるフィルム
を接着させてなる水崩壊性不織布、並びに前記水崩壊性
不織布とポリエステル又はポリオレフィン繊維シートに
実質的に小孔を有しないポリビニルアルコールからなる
フィルムを接着させてなるシートとの間に、高吸収性ポ
リマーを含有するパルプ繊維シートを積層し、周辺を接
着してなる水崩壊性不織布積層物が開示されている。し
かしながら、前記水可溶性のポリビニルアルコールから
なるフィルムをポリエステル又はポリオレフィン繊維の
片面に接着しても、フィルムはシート形状を保持する力
が弱いため、繊維シートが短繊維からなる場合、人体の
皮膚と接触する面で繊維抜けが生じ、逆に繊維シートが
長繊維からなる場合、水洗式トイレットの水流ではシー
トが完全に崩壊し難く、トイレットの流水管を詰まらせ
るという問題がある。
からなるシート状混合物に高圧水ジェット流(水力交
絡)を施す技術は公知である。特開平2―145841
号公報には、坪量が1m2当り100g〜267gの付
加された接合剤を含まない高吸収性の不織布であって、
基本的に、繊維の乾燥重量を基準として、50〜75重
量%の木材パルプと50〜25重量%のステープル合成
繊維とから成り、これらが1つのウェットレイドウェブ
において互いに一様に混合され、圧密で高吸収性の布を
形成するに足るエネルギーの下に水力絡合している高吸
収性の不織布が開示されている。しかしながら、この不
織布は布ライクで水を極めて良く吸収し、湿潤強度も極
めて優れているが、圧密で繊維同士の交絡強度が強く、
大量の水に対してもシート構造が容易に破壊されないの
で、水崩壊性不織布としては使用できない。
状況に鑑み、湿潤状態ではシート形状を維持し、大量の
水と接触させると極めて迅速に、容易に繊維状に崩壊す
る再生セルロース繊維とパルプ繊維とからなる不織布及
びその製造方法について鋭意研究した。その結果、本発
明者等は、不織布を製造する際に接着剤を一切使用せず
にウェブを形成させるため、特定の繊維長を有する非連
続性の再生セルロース繊維と特定の範囲のろ水度を有す
るパルプ繊維とを混合し、この混合物を用い湿式抄紙し
てウェブを形成し、次いで金網、プラスチック製網等か
らなる走行している織物構造を有する移送コンベア上に
前記ウェブを載置し、ウェブの片面に或いは表面と裏面
の両面に、特定の範囲の付加比エネルギーで高圧の水ジ
ェット流を噴射して繊維同士を交絡させた後に得られる
不織布は、湿潤強度に優れ、液体に湿潤された程度では
シート状形態が維持されているが、大量の水に浸漬する
と極めて容易にその構造が破壊され、素早く分散するこ
とを見出し本発明を完成させるに至った。本発明の目的
は、液体による湿潤状態ではシート形状を保持し、大量
の水に浸漬すると極めて容易に、素早く繊維状に崩壊す
る水崩壊性不織布及びその製造方法を提供することにあ
る。
4〜20mmの再生セルロース繊維とパルプ繊維とから
なる水崩壊性不織布であって、該不織布は高圧水ジェッ
ト流処理により繊維同士が交絡しており、JIS P
8135により測定した湿潤強度が100〜800gf
/25mmであることを特徴とする水崩壊性不織布であ
る。本発明の第二は、繊維長4〜20mmの再生セルロ
ース繊維40〜85重量%と、JIS P 8121に
よるカナダ標準ろ水度が100〜550mlCSFの範
囲のパルプ繊維15〜60重量%とを混合し、得られる
混合物を用いて湿式抄紙機でウェブを形成した後、該ウ
ェブを網製の移送コンベアの上に載置し、次いでウェブ
の片面に或いは両面に、高圧水ジェット流を、ウェブを
通過するように噴射して、繊維同士を交絡させ、乾燥す
ることを特徴とする水崩壊性不織布の製造方法である。
本発明の第三は、前記高圧水ジェット流が、下記に示さ
れる(1)式で算出された付加比エネルギーEで、ウェ
ブの表面或いは裏面に高圧水ジェット流を一通り施すこ
とで定義される片面1回当り0.1〜0.6kWh/k
gの範囲でウェブに付与されることを特徴とする本発明
第二に記載の水崩壊性不織布の製造方法である。 E={A×(2/ρ)1/2×(g×P)3/2}/{M×60×S}・・・(1) ただし、E=付加比エネルギー(kWh/kg) A=高圧水ジェット流を処理するウェブ幅1m当りのノ
ズル孔面積和 ρ=水の密度(kg/cm3) g=重力加速度(m/s2) P=ノズル部での水圧(Pa) S=ウェブの通過速度(m/分) M=ウェブの坪量(g/m2)
めには、まず、再生セルロース繊維にパルプ繊維が混合
されているウェブを用意する。ここで使用されるパルプ
繊維は、100〜550mlCSFの範囲のカナダ標準
ろ水度を有するものであれば、どのようなものでも採用
しうる。例えば、針葉樹材や広葉樹材のような木材をク
ラフト法、ソーダ法、ポリサルファイド法等で蒸解した
未漂白の化学パルプ、更にはハンター白色度70〜90
%に漂白した漂白化学パルプを、単独で又は混合して使
用するのが好ましい。
550mlCSFの範囲であれば良いが、100mlC
SF未満のパルプ繊維は、パルプ繊維のフィブリル化が
かなり進んでいて、シート状にした場合、密度が高く強
固なウェブを生じ、再生セルロース繊維が高圧水ジェッ
ト流によって動き難くなるため交絡し難くなる。つま
り、このような原料を用いて湿式抄紙して乾燥されたウ
ェブは、緻密なパルプ繊維によって形成されているた
め、高圧水ジェット流をウェブに噴射しても、ろ水度の
高いパルプ繊維に比べて、再生セルロース繊維が動き難
く、交絡し難くなるため、湿潤強度が弱くなり適さな
い。又、逆に、ろ水度が550mlCSFを超えると湿
式抄紙して得られたウェブは、強度が弱く、更に地合も
悪いために高圧水ジェット流処理を施して得られた不織
布も強度が弱く、地合いの悪いものとなる。
は、セルロースをビスコースの形で溶液とした後、酸の
中でセルロースを再生・紡糸したビスコースレーヨン、
セルロースを銅アンモニア溶液中に溶解した後、酸の中
で再生・紡糸した銅アンモニアレーヨン、N−メチルモ
ルフォリン−N−オキサイドのような非水系セルロース
溶媒にセルロースを溶解した後、紡糸して得られる再生
セルロース等を挙げることができる。又、これらの繊維
は剛性の低いものが好ましい。即ち、剛性が高い繊維
は、高圧水ジェット流によって繊維同士の交絡が困難に
なるため、良好な地合を有するウェブの製造が困難とな
り、不織布としたときの柔軟性に劣るものなる。これら
の繊維の形状はステープル状、パルプ繊維のようにささ
くれだっているもの等、特に制限はない。繊維の断面形
状は、円形だけでなく、中空円形型に代表される、一般
に異型断面といわれる繊維、分割性を有する繊維等でも
良く、特に制限はない。
長さは、4〜20mmの範囲である。繊維の長さが4m
m未満では、水交絡法による再生セルロース繊維の交絡
が弱すぎて、十分な湿潤強度を得ることができない。逆
に、繊維の長さが20mmを超えると再生セルロースの
交絡が強くなりすぎて、大量の水流において不織布のウ
ェブ構成の崩壊が困難となる。又、繊度は、柔軟性を重
視するため0.5〜10デニールの範囲である。繊度が
10デニールを超えると繊維自体が硬くなるために、高
圧水ジェット流を噴射して処理する際に、水ジェット流
によって繊維が動き難くなるので、高いエネルギーが必
要となり、再生セルロースの交絡が困難となると共に不
織布の柔軟性も損なわれる。繊度が0.5デニール未満
の繊維は、製造が困難となり適さない。
5重量%と、ろ水度が100〜550mlCSFの範囲
のパルプ繊維15〜60重量%との混合物を原料として
湿式で円網抄紙機、短網抄紙機、傾斜ワイヤー式抄紙
機、長網抄紙機等で抄紙してウェブとし、乾燥して巻取
った後に或いは乾燥せずに又は乾燥後に卷取らずにウェ
ブを高圧水ジェット流処理装置に送り、その後、高圧水
ジェット流をウェブの表面に、或いはその両面に噴射し
て処理することによって繊維の交絡を行う。この高圧水
ジェット流を噴射処理することにより、再生セルロース
繊維の交絡が生じる。この交絡処理が施されて得られた
シートは、少量の水分による湿潤時には強固にシート形
状を維持しているが、このような繊維交絡は物理的に構
成されたものであるため大量の水に長時間浸すと繊維同
士の交絡がゆるみ、わずかな力でも破壊が生じ、いわゆ
る水崩壊性が極めて優れている。一方、パルプ繊維同士
に生ずる物理的結合は、湿潤時のシート強度は弱いが、
乾燥時の強度が強くなる他、大量の水に長時間浸しても
ゆるむことなく水崩壊性は起こり難い。又、パルプ繊維
を配合して用いることは、再生セルロース繊維の乾燥時
における交絡のゆるみを防止する役割を果たし、接着剤
のような役割をも果たす。
は、ウェブの強度が弱すぎて、高圧水ジェット流の噴射
処理に耐えられるウェブが得られない。又、再生セルロ
ース繊維の交絡のゆるみを防止する役割を果たすには少
なすぎる。逆に、パルプ繊維の割合が60重量%を超え
ると、パルプ繊維が多くなり過ぎて、高圧水ジェット流
による処理の際に、再生セルロース繊維又は合成繊維の
量が少なく、これらの繊維同士の交絡が少なくなるため
に、ウェブ強度は弱くなるとともに、パルプ繊維同士の
水素結合による結合が多くなるため、大量の水と接触し
た時、ウェブが容易に破壊されず、水崩壊性が劣るもの
となる。
範囲である。坪量が15g/m2未満では、ウェブの強
度が弱くなり、高圧水ジェット流に耐えられずシート状
の不織布が得られない。逆に、坪量が200g/m2を
超えると、高圧水ジェット流を高い付加比エネルギーで
施す必要があるだけではなく、得られた不織布は硬くな
り、衛生用品やウェットティシュとしての用途に不適と
なる。湿式法によりウェブが形成された後、オンライン
でそのまま高圧水ジェット流処理も施しても良く、又、
ウェブが形成された後に乾燥させてから、一度卷取って
オフラインで高圧水ジェット流処理を行っても良い。後
者の方法であると、繊維配合の異なるウェブを複数枚重
ねることができ、水崩壊性を損なわない範囲内で、容易
に多種類のシート状不織布を形成することができる。
れた後、ウェブを公知の高圧水ジェット流処理装置がエ
ンドレスに移動している網製のコンベアベルトの上に載
置し、そのウェブ表面から裏面へ通過するように高圧水
ジェット流を噴射し、処理を施す。逆に、ウェブの裏面
に高圧水ジェット流を施す場合は、裏面が上となるよう
にウェブを反転させて、その裏面から表面へ高圧水ジェ
ット流が通過するように水ジェット流を噴射する。この
高圧水ジェット流を、例えば金網のような織物からなる
移送コンベア上のウェブ表面に施すと、高圧水ジェット
流は、まずウェブに衝突し、次いでコンベアを形成して
いる織物の糸の交差部、即ち横糸と縦糸が交差したナッ
クル部において、水ジェット流は通過できずに水平方向
に移動する。この時、水流によってパルプ繊維と、再生
セルロース繊維には曲げやねじれのような変形が生じ、
こうして繊維に十分な運動エネルギ−が付与され、ラン
ダムな運動を生じさせる。その結果、パルプ繊維、再生
セルロース繊維は互いに絡み合って繊維交絡が生じる。
ブに施す際、下記に示される(1)式で算出された付加
比エネルギーが片面1回当り0.1〜0.6kWh/k
gの範囲でウェブに付与される。片面1回当りとは、本
発明ではウェブの表面或いは裏面に高圧水ジェット流を
一通り施すことをいう。 E={A×(2/ρ)1/2×(g×P)3/2}/{M×60×S}・・・(1) ただし、E=付加比エネルギー(kWh/kg) A=高圧水ジェット流を処理するウェブ幅1m当りのノ
ズル孔面積和 ρ=水の密度(kg/cm3) g=重力加速度(m/s2) P=ノズル部での水圧(Pa) S=ウェブの通過速度(m/分) M=ウェブの坪量(g/m2)
の範囲の付加比エネルギーをウェブに付与する条件は、
ウェブの坪量、ノズル孔径、ノズル孔数、ウェブを処理
する際の通過速度等により変わる。付加比エネルギーが
片面1回当り0.6kWh/kgを超えて大きくなる
と、ウェブに付与するエネルギーが強いため、交絡が強
くなりすぎて湿潤強度は強いが水崩壊性に劣るものとな
る。逆に、片面1回当りの付加比エネルギーが0.1k
Wh/kg未満では、ウェブに付与するエネルギーが弱
いため、再生セルロース繊維同士の交絡が弱くなるた
め、水崩壊性に優れた不織布は得られるが、湿潤強度が
弱くなり、湿潤耐久性にも劣るようになる。本発明で
は、以上説明したようにウェブの片面に水ジェット流を
噴射する際には、少なくとも0.1kWh/kgは必要
であり、ウェブの両面に施した水ジェット流の付加比エ
ネルギーの合計が0.1kWh/kgを超えても湿潤強
度の改善には全く効果が得られない。
は、100〜800gf/25mmの範囲である。湿潤
強度が100gf/25mm未満では、不織布は使用に
耐えられずに破れてしまう。例えば、ウェットティシュ
の場合は、入れ物から引っ張り出す時に力がかかるが、
その時に破れてしまい使用不可能となる。又、得られた
不織布を紙おむつのトップシートに使用した場合、使用
中に破れてしまい、使用に耐えられない。逆に、湿潤強
度が800gf/25mmを超えて大きいと、繊維同士
の交絡が強く、水崩壊性に劣り、適さない。
ット流で処理する場合、片面だけでも両面でもどちらで
も構わない。即ち、ここでいう両面の処理とは、最初に
高圧水ジェット流の処理をウェブの表面に施した後、更
に、ウェブを反転させてウェブの裏面を上側にしておい
てその上方から高圧水ジェット流を施すことをいう。両
面に高圧水ジェット流による処理を施す場合は、両面に
0.1〜0.6kWh/kgの範囲で同じ付加比エネル
ギーを付与してもよいし、両面に前記範囲でそれぞれ異
なった付加比エネルギーを付与してもよい。以上に述べ
た方法で高圧水ジェット流による処理によって繊維交絡
が施された不織布の乾燥は、エアースルードライヤーの
ような乾燥機で乾燥される。前記ウェブを2枚以上積層
して用いる場合は、積層体に高圧水ジェット流を施して
もよいが、各ウェブの1枚づつに別々に高圧水ジェット
流処理を施した後に積層して用いても良い。特に後者
は、水崩壊性が良好であり、かつ比較的湿潤強度が弱い
シートでも使用時には十分な強度を有することになり、
更に優れたものとなる。
パーとして使用するためには、所望に応じて、水やプロ
ピレングリコールのような湿潤剤、アルコール類やパラ
安息香酸エステルのような抗菌剤、香料等の薬剤が含有
されていてもよい。又、本発明の不織布を衛生材料のト
ップシートとして使用する場合、そのままでも使用でき
るが、更に、親水性もしくは弱撥水性を高めるような処
理をしてもよい。以上説明したように、本発明の不織布
は、湿潤強度、水崩壊性、地合に優れたものとすること
ができ、ウェットティシュ、掃除用ワイパー、紙おむ
つ、生理用ナプキン等に好適に使用され、その使用済み
のものは水洗式トイレットで流して処理できる。
説明するが、勿論本発明はこれらによって限定されるも
のではない。尚、実施例及び比較例において%とあるの
は特に断わらない限り重量%を示す。
%と、ろ水度200mlCSFの針葉樹晒クラフトパル
プ繊維30%からなる混合物を用いて0.2%濃度で実
験室手抄きマシーンで抄紙して25cm×25cmの坪
量50g/m2のウェブを作製し、水分4%まで乾燥し
た。このウェブを25メッシュの平織金網からなる移送
コンベア上に載置し、ウェブを15m/分の速度で移送
させながら、孔径0.1mmのノズル孔が0.64mm
間隔で千鳥状に並んでいる高圧水ジェット流噴射装置の
3列を用いて、35kg/cm2の水圧で高圧水ジェッ
ト流を、ウェブの表面から裏面へ水ジェット流が貫通す
るように噴射した。付加比エネルギーは、0.3kWh
/kgであった。その後、温度150℃の熱風乾燥機で
乾燥させ、水崩壊性不織布を得た。得られた不織布は次
に示す試験法により湿潤強度、水崩壊性及び地合を測定
し、品質を評価した。
mmに裁断した後、1分間生理食塩水に浸漬した後、取
りだし、軽く濾紙で水を拭き取り、万能圧縮引張試験機
(ストログラフV1−B、東洋精機社製)に取り付け、
引張速度200mm/分、試験片のつかみ間隔80mm
の条件で試験を行い、破断時の荷重指示値を湿潤強度と
した。本発明では不織布の湿潤強度は、100〜800
gf/25mmの範囲内でなければ湿潤時の強度と水崩
壊性のバランスがうまくとれない。 (2)水崩壊性 1リットルのビーカーに500mlの水を入れ、スター
ラーによって500rpmで攪拌しながら50×50m
mに裁断した不織布片を投入して90秒後の崩壊状態を
目視で評価した。この時の判定は以下のとおり4段階と
した。 ◎:シートは完全に崩壊し、繊維状になる。 ○:シートは崩壊しているが、繊維状のものと繊維の塊
の両方が混在する。 △:シート形状は崩れ、繊維の塊となっている。 ×:シート形状が維持されている。 (3)地合 得られた不織布を黒画用紙の上に載せて、その地合を目
視で評価をした。この時の判定は以下のとおり4段階と
した。 ◎:良好。 ○:やや良好。 △:やや不良。 ×:不良。
例1と同様にして坪量50g/m2のウェブを作製し、
乾燥させた後、高圧水ジェット流をウェブの表面に噴射
処理し、乾燥して不織布を得た。付加比エネルギーは
0.3kWh/kgであった。得られた不織布を実施例
1と同様にして試験し、その品質を評価した。
たこと以外は、実施例1と同様にして坪量30g/m2
のウェブを作製し、乾燥させた後、ウェブを15m/分
の速度で移送させながら、20kg/cm2の水圧で高
圧水ジェット流をウェブの表面に噴射処理し、乾燥して
不織布を得た。付加比エネルギーは0.21kWh/k
gであった。得られた不織布を実施例1と同様にして試
験し、その品質を評価した。
なる混合物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして
坪量50g/m2のウェブを作成し、乾燥した後高圧水
ジェット流をウェブの表面に噴射処理し、乾燥して不織
布を得た。付加比エネルギーは0.3kWh/kgであ
った。得られた不織布を実施例1と同様にして試験し、
その品質を評価した。
なる混合物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして
坪量50g/m2のウェブを作成し、乾燥した後高圧水
ジェット流をウェブの表面に噴射処理し、乾燥して不織
布を得た。付加比エネルギーは0.3kWh/kgであ
った。得られた不織布を実施例1と同様にして試験し、
その品質を評価した。
たこと以外は実施例1と同様にして坪量50g/m2の
ウェブを作成し、乾燥した後高圧水ジェット流をウェブ
の表面から噴射し、乾燥して不織布を得た。付加比エネ
ルギーは0.3kWh/kgであった。得られた不織布
を実施例1と同様にして試験し、その品質を評価した。
て処理する際に、ウェブを15m/分の速度で移送させ
ながら、25kg/cm2の水圧で高圧水ジェット流を
ウェブの表面のみに施したこと以外は、実施例1と同様
にして不織布を得た。この時の付加比エネルギーは、
0.18kWh/kgであった。得られた不織布を実施
例1と同様にして試験し、その品質を評価した。
て処理する際に、ウェブの表面に、ウェブを15m/分
の速度で移送させながら、20kg/cm2の水圧で高
圧水ジェット流を処理し、さらにウェブの裏面に、ウェ
ブを15m/分の速度で移送させながら、20kg/c
m2の水圧で高圧水ジェット流を処理したこと以外は、
実施例1と同様にして不織布を得た。この時の付加比エ
ネルギーは、両面の合計で0.26kWh/kgであっ
た。得られた不織布を実施例1と同様にして試験し、そ
の品質を評価した。
て処理する際に、ウェブを15m/分の速度で移送させ
ながら、50kg/cm2の水圧で高圧水ジェット流を
ウェブの表面のみに施したこと以外は、実施例1と同様
にして不織布を得た。この時の付加比エネルギーは、
0.51kWh/kgであった。得られた不織布を実施
例1と同様にして試験し、その品質を評価した。
例1と同様にして、ウェブを15m/分の速度で移送さ
せながら、30kg/cm2の水圧で高圧水ジェット流
をウェブの表面のみに噴射した後、乾燥して不織布を得
た。付加比エネルギーは0.47kWh/kgであっ
た。得られた不織布を実施例1と同様にして試験し、そ
の品質を評価した。
いたこと以外は、実施例1と同様にして坪量が80g/
m2のウェブを作成し、乾燥させた。次いで、このウェ
ブを15m/分の速度で移送させながら、75kg/c
m2の水圧で高圧水ジェット流をウェブの表面のみに噴
射した後乾燥して不織布を得た。付加比エネルギーは、
0.53kWh/kgであった。得られた不織布を実施
例1と同様にして試験し、その品質を評価した。
る混合物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして坪
量50g/m2のウェブを作成し、乾燥した後高圧水ジ
ェット流をウェブの表面に噴射処理し、乾燥して不織布
を得た。付加比エネルギーは0.3kWh/kgであっ
た。得られた不織布を実施例1と同様にして試験し、そ
の品質を評価した。
らなる混合物を用いたこと以外は、実施例1と同様にし
て坪量50g/m2のウェブを作成し、乾燥した後、高
圧水ジェット流をウェブの表面に噴射処理し、乾燥して
不織布を得た。付加比エネルギーは0.3kWh/kg
であった。得られた不織布を実施例1と同様にして試験
し、その品質を評価した。
例1と同様にして坪量50g/m2のウェブを作製し、
乾燥させた後、高圧水ジェット流をウェブの表面に噴射
処理し、乾燥して不織布を得た。付加比エネルギーは
0.3kWh/kgであった。得られた不織布を実施例
1と同様にして試験し、その品質を評価した。
たこと以外は、実施例1と同様にして坪量30g/m2
のウェブを作製し、乾燥させた後、ウェブを15m/分
の速度で移送させながら、20kg/cm2の水圧で高
圧水ジェット流をウェブの表面に噴射処理し、乾燥して
不織布を得た。付加比エネルギーは0.21kWh/k
gであった。得られた不織布を実施例1と同様にして試
験し、その品質を評価した。
たこと以外は実施例1と同様にして坪量50g/m2の
ウェブを作成し、乾燥した後高圧水ジェット流をウェブ
の表面から噴射し、乾燥して不織布を得た。付加比エネ
ルギーは0.3kWh/kgであった。得られた不織布
を実施例1と同様にして試験し、その品質を評価した。
いたこと以外は実施例1と同様にして坪量50g/m2
のウェブを作成し、乾燥した後高圧水ジェット流をウェ
ブの表面から噴射し、乾燥して不織布を得た。付加比エ
ネルギーは0.3kWh/kgであった。得られた不織
布を実施例1と同様にして試験し、その品質を評価し
た。
て処理する際に、ウェブの表面に、ウェブを15m/分
の速度で移送させながら、14kg/cm2の水圧で高
圧水ジェット流を処理し、さらにウェブの裏面に、ウェ
ブを15m/分の速度で移送させながら、14kg/c
m2の水圧で高圧水ジェット流を処理したこと以外は、
実施例1と同様にして不織布を得た。この時の付加比エ
ネルギーは、片面一回当り0.08kWh/kg、両面
の合計で0.16kWh/kgであった。得られた不織
布を実施例1と同様にして試験し、その品質を評価し
た。
て処理する際に、ウェブを15m/分の速度で移送させ
ながら、110kg/cm2の水圧で高圧水ジェット流
をウェブの表面のみに施したこと以外は、実施例1と同
様にして不織布を得た。この時の付加比エネルギーは、
1.66kWh/kgであった。得られた不織布を実施
例1と同様にして試験し、その品質を評価した。
た結果を表1に示す。
れる不織布は湿潤強度が強く、水崩壊性と地合に優れて
いる。これに対し、パルプ繊維の使用割合が少ない場合
(比較例1)は、ウェブを製造する時に、ウェブの地合
が悪く、高圧水ジェット流に耐えられる強度がないため
に、不織布は水崩壊性には優れるが、地合及び湿潤強度
が劣る。パルプ繊維の使用割合が多い場合(比較例2)
は、高圧水ジェット流処理を施すと、水ジェットによ
り、パルプ繊維が流失するために、得られた不織布は、
湿潤強度と水崩壊性には優れるが、地合が劣る。再生セ
ルロース繊維の繊維長が短すぎると(比較例3)、不織
布は水崩壊性には優れるが、湿潤強度と地合が悪くな
り、再生セルロース繊維の繊維長が長すぎると(比較例
4)、湿潤強度と地合には優れるが水崩壊性が悪くな
る。
5)、地合が優れていても、ウェブがパルプ繊維によっ
て固く締まったものとなっているため、高圧水ジェット
流によって再生セルロース繊維同士が交絡しにくくな
り、水崩壊性には優れるが、湿潤強度に劣る。逆に、パ
ルプのろ水度が高すぎると(比較例6)、ウェブを製造
する際に、ウェブの地合が悪くなり、そのため高圧水ジ
ェット流を施して得られた不織布は、水崩壊性には優れ
るが湿潤強度と地合が悪いものとなる。一方、片面一回
当りの付加比エネルギーが低すぎると(比較例7)、再
生セルロース繊維の交絡が不十分になり、水崩壊性には
優れるが、湿潤強度と地合が劣る。逆に、付加比エネル
ギーが高すぎると(比較例8)、高圧水ジェット流によ
り再生セルロース繊維の交絡が強くなり、地合と湿潤強
度には優れているが、水崩壊性に劣る。
ルロース繊維とパルプ繊維の混合物からなるウェブを高
圧水ジェット流によって、再生セルロース繊維同士の交
絡を十分に行ない、それによって接着剤を使用しないで
不織布を形成させ、使用に際して液体による湿潤状態で
の強度が強く、地合にも優れ、更に大量の水で容易にウ
ェブ構成が崩壊する水崩壊性不織布及びその製造方法を
提供するという効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】 繊維長4〜20mmの再生セルロース繊
維とパルプ繊維とからなる水崩壊性不織布であって、該
不織布は高圧水ジェット流処理により繊維同士が交絡し
ており、JIS P 8135により測定した湿潤強度
が100〜800gf/25mmであることを特徴とす
る水崩壊性不織布。 - 【請求項2】 繊維長4〜20mmの再生セルロース繊
維40〜85重量%と、JIS P 8121によるカ
ナダ標準ろ水度が100〜550mlCSFの範囲のパ
ルプ繊維15〜60重量%とを混合し、得られる混合物
を用いて湿式抄紙機でウェブを形成した後、該ウェブを
網製の移送コンベアの上に載置し、次いでウェブの片面
に或いは両面に、高圧水ジェット流を、ウェブを通過す
るように噴射して、繊維同士を交絡させ、乾燥すること
を特徴とする水崩壊性不織布の製造方法。 - 【請求項3】 前記高圧水ジェット流が、下記に示され
る(1)式で算出された付加比エネルギーEで、ウェブ
の表面或いは裏面に高圧水ジェット流を一通り施すこと
で定義される片面1回当り0.1〜0.6kWh/kg
の範囲でウェブに付与されることを特徴とする請求項2
記載の水崩壊性不織布の製造方法。 E={A×(2/ρ)1/2×(g×P)3/2}/{M×60×S}・・・(1) ただし、E=付加比エネルギー(kWh/kg) A=高圧水ジェット流を処理するウェブ幅1m当りのノ
ズル孔面積和 ρ=水の密度(kg/cm3) g=重力加速度(m/s2) P=ノズル部での水圧(Pa) S=ウェブの通過速度(m/分) M=ウェブの坪量(g/m2)
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